JP2019068326A - 周辺監視装置 - Google Patents

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Itsuko Fukushima
いつ子 福島
渡邊 一矢
Kazuya Watanabe
一矢 渡邊
欣司 山本
Kinji Yamamoto
欣司 山本
哲也 丸岡
Tetsuya Maruoka
哲也 丸岡
孝之 中所
Takayuki Nakadokoro
孝之 中所
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Abstract

【課題】撮像部の撮像により得られる撮像画像に基づいて、被牽引車両の車長を求めることができない場合でも、表示用画像から、被牽引車両をイメージし易くする。【解決手段】実施形態の周辺監視装置は、一例として、牽引車両の周囲を撮像部によって撮像して得られる撮像画像に基づいて、牽引車両および当該牽引車両の周囲を含む車両周辺画像に、牽引車両に連結される被牽引車両を示す指標が重畳された表示用画像を表示装置に表示させ、被牽引車両に関する被牽引車両情報を取得し、被牽引車両情報に基づいて、指標の表示態様を変更する制御部、を備える。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、周辺監視装置に関する。
撮像部によって牽引車両の周囲を撮像して得られる撮像画像に基づいて、牽引車両と被牽引車両とを上方から見た俯瞰画像を表示装置に表示させる技術が開発されている。
特開2008−149764号公報
しかしながら、撮像画像に基づいて、被牽引車両の車長を高精度に求めることが困難なため、俯瞰画像に含まれる被牽引車両の車長を、当該被牽引車両の実際の車長を反映した長さとすることが難しく、俯瞰画像から、被牽引車両の車長をイメージし難い場合がある。
実施形態の周辺監視装置は、一例として、牽引車両の周囲を撮像部によって撮像して得られる撮像画像に基づいて、牽引車両および当該牽引車両の周囲を含む車両周辺画像に、牽引車両に連結される被牽引車両を示す指標が重畳された表示用画像を表示装置に表示させ、被牽引車両に関する被牽引車両情報を取得し、被牽引車両情報に基づいて、指標の表示態様を変更する制御部を備える。よって、本実施形態の周辺監視装置は、一例として、表示用画像から、被牽引車両をイメージし易くすることができる。
また、実施形態の周辺監視装置は、一例として、制御部は、被牽引車両情報に基づいて、指標が示す被牽引車両の車長方向の長さを変更する。よって、本実施形態の周辺監視装置は、一例として、表示用画像から、被牽引車両をイメージし易くすることができる。
また、実施形態の周辺監視装置は、一例として、制御部は、被牽引車両情報に基づいて、指標が示す被牽引車両の車輪の大きさおよび当該車輪の表示位置の少なくとも一方を変更する。よって、本実施形態の周辺監視装置は、一例として、表示用画像から、被牽引車両をよりイメージし易くすることができる。
また、実施形態の周辺監視装置は、一例として、指標は、牽引車両と被牽引車両とを連結する連結部を含み、制御部は、被牽引車両情報に基づいて、指標における連結部の長さを変更する。よって、本実施形態の周辺監視装置は、一例として、撮像部の撮像により得られる撮像画像に基づいて、連結部の長さを求めることができない場合でも、指標に含まれる連結部の長さを、実際の連結部の長さを反映した長さとすることができるので、表示用画像から、被牽引車両をイメージし易くすることができる。
また、実施形態の周辺監視装置は、一例として、被牽引車両情報は、表示用画像を表示する処理とは異なる処理で用いられる情報であり、牽引車両の後端と被牽引車両の車軸との間の長さから、牽引車両と被牽引車両の連結位置と、牽引車両の後端と、の間の長さを減算した長さである。よって、本実施形態の周辺監視装置は、一例として、牽引車両および被牽引車両の旋回を制御する処理などの他の処理で使用される長さを用いて指標の表示態様を変更することで、表示用画像を表示する際に、牽引車両の運転者等にかかる操作による負担を軽減できる。
また、実施形態の周辺監視装置は、一例として、制御部は、被牽引車両の車軸から当該被牽引車両の後端までの表示態様を、被牽引車両の車軸から当該被牽引車両の前端までの表示態様とは異ならせる。よって、本実施形態の周辺監視装置は、一例として、牽引車両の運転手等が表示用画像のみを見て当該牽引車両を運転して、被牽引車両の周囲に存在する障害物に衝突することを防止できる。
図1は、第1の実施形態の周辺監視装置を搭載する牽引車両および当該牽引車両に牽引される被牽引車両が示された側面図である。 図2は、第1の実施形態にかかる牽引車両および被牽引車両の上面図である。 図3は、第1の実施形態にかかる牽引車両の車室内の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態にかかる車両の機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態にかかる車両が有するECUの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態にかかる周辺監視システムによる表示用画像の表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態にかかる車両において表示装置に表示させる画面の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態にかかる車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。 図9は、第1の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。 図11は、第1の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。 図12は、第1の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。 図13は、第1の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。 図14は、第2の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。 図15は、第2の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用、結果、および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によって実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうち、少なくとも1つを得ることが可能である。
本実施形態にかかる周辺監視装置を搭載する牽引車両は、内燃機関(エンジン)を駆動源とする自動車(内燃機関自動車)であっても良いし、電動機(モータ)を駆動源とする自動車(電気自動車、燃料電池自動車等)であっても良いし、それらの双方を駆動源とする自動車(ハイブリッド自動車)であっても良い。牽引車両は、スポーツ用多目的車両(Sport Utility Vehicle:SUV)であっても良いし、車両の後側に荷台が設けられている、所謂「ピックアップトラック」であっても良い。また、牽引車両は、一般的な乗用車であっても良い。また、牽引車両は、種々の変速装置、内燃機関や電動機の駆動に必要な種々の装置(システム、部品等)を搭載可能である。また、牽引車両における車輪の駆動に関わる装置の方式、個数、レイアウト等は、種々に設定可能である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の周辺監視装置を搭載する牽引車両および当該牽引車両に牽引される被牽引車両が示された側面図である。図1では、紙面左方向を、牽引車両10を基準とする前方(前進走行方向)とし、紙面右方向を、牽引車両10を基準とする後方(後退走行方向)とする。図2は、第1の実施形態にかかる牽引車両および被牽引車両の上面図である。図3は、第1の実施形態にかかる牽引車両の車室内の一例を示す図である。図4は、第1の実施形態にかかる車両の機能構成の一例を示すブロック図である。
牽引車両10のリヤバンパ16の車幅方向の中央部の下部からは、被牽引車両12を牽引するための牽引装置18(ヒッチ)が突出している。牽引装置18は、牽引車両10のフレームに固定されている。牽引装置18は、一例として、垂直方向(牽引車両10の上下方向)に立設された先端部が球状のヒッチボールを備え、このヒッチボールに、被牽引車両12に固定された連結部材20の先端部に設けられたカプラが覆い被さる。その結果、牽引車両10と被牽引車両12とが連結されるとともに、牽引車両10に対して被牽引車両12が車幅方向に揺動(旋回)可能となっている。つまり、ヒッチボールが、被牽引車両12(連結部材20)に前後左右の動きを伝え、また加速や減速のパワーを受け止める。
被牽引車両12は、図1に示すように、搭乗空間、居住区間、収納空間等のうち少なくとも1つを含む箱形タイプであってもよいし、荷物(例えば、コンテナやボート)を搭載する荷台タイプであってもよい。また、被牽引車両12は、一例として一対のトレーラー車輪22を備える。被牽引車両12は、駆動輪や操舵輪を含まない従動輪を備える従動車両である。
牽引車両10の後側のリヤハッチ10aの下方の壁部には、撮像部24が設けられている。撮像部24は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(CMOS Image Sensor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラであり、牽引車両10の周囲を撮像可能に設けられている。撮像部24は、所定のフレームレートで動画データ(撮像画像)を出力する。撮像部24は、広角レンズまたは魚眼レンズを有し、水平方向には例えば140°〜220°の範囲を撮影することができる。また、撮像部24の光軸は斜め下方に向けて設定されている。よって、撮像部24は、牽引車両10の後端部、連結部材20、および被牽引車両12の少なくとも前端部を含む領域(例えば、二点鎖線で示す範囲、図1参照)を逐次撮像する。撮像部24の撮像により得られる撮像画像は、牽引車両10と被牽引車両12の連結姿勢の検出、牽引車両10と被牽引車両12を上方から見た俯瞰画像の表示等に用いられる。牽引車両10は、当該牽引車両10の周囲の環境を認識するために、牽引車両10の側方や前方を撮像する撮像部を複数備えてもよい。また、被牽引車両12の側方や後方に撮像部を備えてもよい。そして、複数の撮像部で得られた撮像画像に基づいて演算処理や画像処理を実行することによって、より広い視野角の俯瞰画像を生成できる。
また、図3に示されるように、牽引車両10の車室10b内には、表示装置26や、音声出力装置28等が設けられている。表示装置26は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や、OELD(Organic Electroluminescent Display)等である。音声出力装置28は、一例として、スピーカである。また、本実施形態では、一例として、表示装置26は、透明な操作入力部30(例えば、タッチパネル)で覆われている。運転者(利用者)は、操作入力部30を介して表示装置26の画面26aに表示される映像(画像)を視認できる。また、運転者は、表示装置26の画面26aに表示される映像(画像)に対応した位置で手指等により操作入力部30を触れたり押したり動かしたりすることで、操作入力(指示入力)を実行できる。また、本実施形態では、一例として、表示装置26や、音声出力装置28、操作入力部30等は、ダッシュボードの車幅方向(左右方向)の中央部に位置されたモニタ装置32に設けられている。モニタ装置32は、スイッチや、ダイヤル、ジョイスティック、押しボタン等の操作入力部(図示されず)を有することができる。また、モニタ装置32とは異なる車室10b内の他の位置に音声出力装置(図示されず)を設けることができるし、モニタ装置32の音声出力装置28と他の音声出力装置から、音声を出力できる。また、本実施形態では、一例として、モニタ装置32は、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと兼用されているが、牽引支援装置用のモニタ装置を、これらシステムとは別に設けてもよい。
車室10b内には、表示装置26とは別の表示装置34が設けられていてもよい。図3に例示されるように、表示装置34は、例えば、ダッシュボードの計器盤部36に設けられ、計器盤部36の略中央で、速度表示部36aと回転数表示部36bとの間に位置されている。表示装置34の画面34aの大きさは、表示装置26の画面26aの大きさよりも小さい。この表示装置34は、例えば牽引車両10に対して被牽引車両12の旋回する方向や旋回に伴うメッセージを簡易的に示すことができる。例えば、表示装置34には、将来の被牽引車両12の旋回方向等を補助的に示すインジケータやマーク、文字情報等を示す画像が表示されうる。表示装置34で表示される情報量は、表示装置26で表示される情報量より少なくてもよい。表示装置34は、例えば、LCDや、OELD等である。なお、表示装置26に、表示装置34で表示される情報が表示されてもよい。
また、図1、図2に例示されるように、牽引車両10は、例えば、四輪自動車であり、左右二つの前輪14Fと、左右二つの後輪14Rとを有する。これら四つの車輪14は、いずれも転舵可能に構成されうる。図4に例示されるように、牽引車両10は、少なくとも二つの車輪14を操舵する操舵システム38を有している。操舵システム38は、アクチュエータ38a、トルクセンサ38bを有する。操舵システム38は、ECU40(Electronic Control Unit)等によって電気的に制御されて、アクチュエータ38aを動作させる。操舵システム38は、例えば、電動パワーステアリングシステムや、SBW(Steer By Wire)システム等である。操舵システム38は、アクチュエータ38aによって操舵部42(ステアリングホイール、図3参照)にトルク、すなわちアシストトルクを付加して操舵力を補ったり、アクチュエータ38aによって車輪14を転舵したりする。この場合、アクチュエータ38aは、一つの車輪14を転舵してもよいし、複数の車輪14を転舵してもよい。また、トルクセンサ38bは、例えば、運転者が操舵部42に与えるトルクを検出する。
また、図4に例示されるように、周辺監視システム100(周辺監視装置)では、ECU40や、モニタ装置32、操舵システム38の他、舵角センサ44、シフトセンサ46、車輪速センサ48等が、電気通信回線としての車内ネットワーク50を介して電気的に接続されている。車内ネットワーク50は、例えば、CAN(Controller Area Network)として構成されている。ECU40は、車内ネットワーク50を通じて制御信号を送ることで、操舵システム38等を制御できる。また、ECU40は、車内ネットワーク50を介して、トルクセンサ38b、舵角センサ44、シフトセンサ46、車輪速センサ48等の検出結果や、操作入力部30等の操作信号等を受け取ることができる。
ECU40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)40aや、ROM(Read Only Memory)40b、RAM(Random Access Memory)40c、SSD(Solid State Drive、フラッシュメモリ)40d、表示制御部40e、音声制御部40f等を有している。CPU40aは、例えば、表示装置26,34で表示される画像に関連した画像処理や、牽引車両10と被牽引車両12との連結姿勢の検出処理等、各種の演算処理を実行する。CPU40aは、ROM40b等の不揮発性の記憶装置にインストールされ記憶されたプログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行することができる。RAM40cは、CPU40aでの演算で用いられる各種のデータを一時的に記憶する。また、表示制御部40eは、ECU40での演算処理のうち、主として、表示装置26,34で表示される画像データの合成等を実行する。また、音声制御部40fは、ECU40での演算処理のうち、主として、音声出力装置28で出力される音声データの処理を実行する。また、SSD40dは、書き換え可能な不揮発性の記憶部であって、ECU40の電源がオフされた場合にあってもデータを記憶することができる。なお、CPU40aや、ROM40b、RAM40c等は、同一パッケージ内に集積されうる。また、ECU40は、CPU40aに替えて、DSP(Digital Signal Processor)等の他の論理演算プロセッサや論理回路等が用いられる構成であってもよい。また、SSD40dに替えてHDD(Hard Disk Drive)が設けられてもよいし、SSD40dやHDDは、ECU40とは別に設けられてもよい。
舵角センサ44は、例えば、ステアリングホイール等の操舵部42の操舵量(牽引車両10の舵角)を検出するセンサである。舵角センサ44は、例えば、ホール素子などを用いて構成される。ECU40は、運転者による操舵部42の操舵量や、自動操舵時の各車輪14の操舵量等を、舵角センサ44から取得して各種制御を実行する。舵角センサ44は、操舵部42に含まれる回転部分の回転角度を検出する。
シフトセンサ46は、例えば、変速操作部52(シフトレバー、図3参照)の可動部の位置を検出するセンサである。シフトセンサ46は、可動部としての、レバーや、アーム、ボタン等の位置を検出することができる。シフトセンサ46は、変位センサを含んでもよいし、スイッチとして構成されてもよい。
車輪速センサ48は、車輪14の回転量や単位時間当たりの回転数を検出するセンサである。車輪速センサ48は、各車輪14に配置され、各車輪14で検出した回転数を示す車輪速パルス数をセンサ値として出力する。車輪速センサ48は、例えば、ホール素子などを用いて構成されうる。ECU40は、車輪速センサ48から取得したセンサ値に基づいて牽引車両10の移動量などを演算し、各種制御を実行する。CPU40aは、各車輪速センサ48のセンサ値に基づいて牽引車両10の車速を算出する場合、四輪のうち最も小さなセンサ値の車輪14の速度に基づき牽引車両10の車速を決定し、各種制御を実行する。また、CPU40aは、四輪の中で他の車輪14に比べてセンサ値が大きな車輪14が存在する場合、例えば、他の車輪14に比べて単位期間(単位時間や単位距離)の回転数が所定数以上多い車輪14が存在する場合、その車輪14はスリップ状態(空転状態)であると見なし、各種制御を実行する。車輪速センサ48は、図示を省略したブレーキシステムに設けられている場合もある。その場合、CPU40aは、車輪速センサ48の検出結果をブレーキシステムを介して取得してもよい。上述した各種センサやアクチュエータの構成や、配置、電気的な接続形態等は、一例であって、種々に設定(変更)することができる。
図5は、第1の実施形態にかかる車両が有するECUの機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、ECU40は、連結情報取得部501、および画像出力制御部502を備える。例えば、回路基板に搭載されたCPU40a等のプロセッサが、ROM40bまたはSSD40d等の記憶媒体内に格納された周辺監視用のプログラムを実行することにより、ECU40は、連結情報取得部501、および画像出力制御部502を実現する。連結情報取得部501および画像出力制御部502の一部または全部を回路等のハードウェアによって構成しても良い。
連結情報取得部501は、牽引車両10に対する被牽引車両12の現在の連結姿勢を示す連結角度を取得する。本実施形態では、連結情報取得部501は、撮像部24の撮像により得られる撮像画像を画像解析して、被牽引車両12の連結角度を取得する。
画像出力制御部502は、牽引車両10の後方を撮像部24により撮像して得られる撮像画像に基づいて、表示用画像を表示装置26に出力して、当該表示用画像を表示装置26に表示させる。ここで、表示用画像は、牽引車両10および当該牽引車両10の周囲を含む画像である車両周辺画像に、被牽引車両12を示す指標(以下、トレーラーアイコンと言う)が重畳された画像である。また、表示用画像は、牽引車両10と被牽引車両12との連結姿勢が視認態様な画像であっても良い。
本実施形態では、画像出力制御部502は、撮像画像に基づいて、牽引車両画像と周囲画像とを含む車両周辺画像を生成する。ここで、牽引車両画像は、牽引車両10の画像である。本実施形態では、牽引車両画像は、牽引車両10を上方から見た画像である。本実施形態では、牽引車両10を上方から見た画像を牽引車両画像としているが、牽引車両10を模した三次元のモデル画像を上方から見た画像(所謂、アイコン)を牽引車両画像としても良い。車両周辺画像は、牽引車両10およびその周囲の画像である。本実施形態では、車両周辺画像は、牽引車両10の周囲を、当該牽引車両10の上方から見た画像である。次いで、画像出力制御部502は、車両周辺画像に対して、トレーラーアイコンを重畳した表示用画像を、表示装置26に表示させる。トレーラーアイコンは、被牽引車両12の指標である。本実施形態では、トレーラーアイコンは、被牽引車両12を模した三次元のモデル画像を上方から見た画像である。本実施形態では、トレーラーアイコンを、被牽引車両12を模した三次元のモデル画像を上方から見た画像としているが、被牽引車両12の画像を取得可能な場合には、当該画像をトレーラーアイコンとしても良い。また、本実施形態では、画像出力制御部502は、車両周辺画像に対してトレーラーアイコンを重畳する際、牽引車両画像に対して、連結情報取得部501により取得される連結角度でトレーラーアイコンを連結する。また、トレーラーアイコンは、例えば、被牽引車両12の車体を示す部分と、被牽引車両12の車輪を示す部分と、牽引車両10と被牽引車両12とを連結する連結部を示す部分と、を含む。本実施形態では、画像出力制御部502は、牽引車両10および当該牽引車両10の周囲を、牽引車両10の上方から見た俯瞰画像である車両周辺画像に対して、トレーラーアイコンを重畳した画像を表示用画像として表示装置26に表示させるが、牽引車両10および当該牽引車両10の周囲を含む車両周辺画像に対して、トレーラーアイコンを重畳した画像を表示用画像として表示装置26に表示させるものであれば、これに限定するものではない。例えば、画像出力制御部502は、牽引車両10および当該牽引車両10の周囲を、牽引車両10の側方から見た側面図である車両周辺画像に対して、トレーラーアイコンを重畳した画像を表示用画像として表示装置26に表示させても良い。また、画像出力制御部502は、牽引車両10および当該牽引車両10の周囲を含む3Dモデル(車両周辺画像の一例)の仮想空間に対して、例えば、3Dで表示されるトレーラーアイコンを重畳し、かつトレーラーアイコンが重畳された仮想空間を、仮想視点から見た画像を表示用画像として表示装置26に表示させても良い。なお、ここでいう3Dモデルとは、例えば、三次元の仮想投影面(例えば、お椀型の投影面)に、撮像部24により撮像して得られる撮像画像を投影したものである。
また、画像出力制御部502は、被牽引車両12に関する被牽引車両情報を取得する。被牽引車両情報は、被牽引車両12の車長を特定可能とする情報である。本実施形態では、画像出力制御部502は、表示用画像の表示処理以外の処理(例えば、牽引車両10および被牽引車両12の旋回を制御する処理)で用いられかつ被牽引車両12の車長を推定可能とする情報を、被牽引車両情報として取得する。これにより、表示用画像を表示する際に、表示用画像の表示に用いる情報を運転手等に入力させることなく、表示用画像を表示することができるので、牽引車両10の運転手等にかかる操作による負担を軽減できる。そして、画像出力制御部502は、取得した被牽引車両情報に基づいて、トレーラーアイコンの表示態様を変更する。具体的には、画像出力制御部502は、被牽引車両情報に基づいて、トレーラーアイコンの形状を変更することにより、当該トレーラーアイコンの表示態様を変更するものとする。本実施形態では、画像出力制御部502は、被牽引車両情報に基づいて、トレーラーアイコンにおける被牽引車両12の車長方向の長さを変更する。これにより、撮像部24の撮像により得られる撮像画像に基づいて、被牽引車両12の車長を求めることができない場合でも、トレーラーアイコンの車長を、実際の被牽引車両12の車長を反映させた長さとすることができる。その結果、表示用画像から、被牽引車両12をイメージし易くすることができる。また、表示用画像から、牽引車両10および被牽引車両12の周囲に存在する障害物との位置関係を分かり易くすることができる。
次に、図6を用いて、本実施形態にかかる周辺監視システム100による表示用画像の表示処理の流れの一例について説明する。図6は、第1の実施形態にかかる周辺監視システムによる表示用画像の表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施形態では、連結情報取得部501は、操作入力部30等から、表示用画像の表示を指示する表示指示を取得する(ステップS601)。表示用画像の表示指示を取得した場合(ステップS602:Yes)、連結情報取得部501は、撮像部24から、牽引車両10の後方を撮像して得られる撮像画像を取得する。また、連結情報取得部501は、取得した撮像画像に基づいて、牽引車両10に対する被牽引車両12の現在の連結姿勢を示す連結角度を取得する(ステップS603)。
次に、画像出力制御部502は、撮像部24から取得した撮像画像に基づいて、車両周辺画像に対してトレーラーアイコンを重畳した表示用画像を生成する(ステップS604)。本実施形態では、画像出力制御部502は、ROM40bから、トレーラーアイコンを読み出す。そして、画像出力制御部502は、牽引車両画像の後方であり、牽引車両画像の車幅方向の中央(言い換えると、車両前後方向における中心軸、本実施形態では、ヒッチボール)を中心にして、取得した連結角度だけ、牽引車両画像の車幅方向に搖動(旋回)させた位置にトレーラーアイコンを配置した表示用画像を生成する。本実施形態では、画像出力制御部502は、牽引車両10および被牽引車両12を上方から俯瞰した表示用画像を生成しているが、牽引車両10と被牽引車両12との連結姿勢を視認可能な表示態様の画像を表示するものであれば、これに限定するものではない。例えば、画像出力制御部502は、牽引車両10および被牽引車両12の側面図を生成しても良い。
また、画像出力制御部502は、被牽引車両情報を取得する(ステップS605)。そして、画像出力制御部502は、表示用画像に含まれるトレーラーアイコンの車長が、取得した被牽引車両情報により特定される被牽引車両12の車長を反映した長さとなっているか否かを判断する(ステップS606)。具体的には、画像出力制御部502は、被牽引車両情報により特定される被牽引車両12の車長を、牽引車両画像の縮尺と同じ縮尺で縮小した長さを求める。そして、画像出力制御部502は、トレーラーアイコンの車長が、求めた長さとなっている場合には、トレーラーアイコンの車長が、被牽引車両12の車長を反映した長さとなっていると判断する。一方、画像出力制御部502は、トレーラーアイコンの車長が、求めた長さとなっていない場合には、トレーラーアイコンの車長が、被牽引車両12の車長を反映した長さとなっていないと判断する。
トレーラーアイコンの車長が被牽引車両12の車長を反映した長さとなっている場合(ステップS606:Yes)、画像出力制御部502は、生成した表示用画像に含まれるトレーラーアイコンの車長を変更せずに、当該表示用画像を表示装置26に出力して、当該表示用画像を表示装置26に表示させる(ステップS607)。一方、トレーラーアイコンの車長が被牽引車両12の車長を反映した長さとなっていない場合(ステップS606:No)、画像出力制御部502は、被牽引車両情報に基づいて、表示用画像に含まれるトレーラーアイコンの車長を変更する(ステップS608)。具体的には、画像出力制御部502は、被牽引車両情報により特定される被牽引車両12の車長を牽引車両画像の縮尺で縮小した長さを求め、トレーラーアイコンの車長を、当該求めた長さに変更する。
その後、画像出力制御部502は、トレーラーアイコンの車長を変更した表示用画像を表示装置26に出力して、当該表示用画像を表示装置26に表示させる(ステップS607)。これにより、撮像部24の撮像により得られる撮像画像に基づいて、被牽引車両12の車長を求めることができない場合でも、表示用画像に含まれるトレーラーアイコンの車長を、実際の被牽引車両12の車長を反映した長さとすることができるので、表示用画像から、被牽引車両12をイメージし易くすることができる。また、表示用画像から、牽引車両10および被牽引車両12の周囲に存在する障害物との位置関係を分かり易くすることができる。
次に、図7および図8を用いて、本実施形態にかかる牽引車両10において表示用画像の表示する処理の一例について説明する。図7は、第1の実施形態にかかる車両において表示装置に表示させる画面の一例を示す図である。図8は、第1の実施形態にかかる車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。
例えば、表示装置26に表示されるトレーラー情報設定画面を用いて入力される、被牽引車両12の車長を特定可能とする情報を被牽引車両情報として取得する。具体的には、ECU40は、牽引車両10および被牽引車両12の旋回を制御する場合、図7に示すように、被牽引車両12の仕様書等に基づいて当該被牽引車両12の旋回制御に必要な諸元を運転手等が入力可能なトレーラー情報設定画面Gを表示装置26に表示させる。トレーラー情報設定画面Gは、図7に示すように、牽引車両10の後端から牽引装置18(牽引車両10と被牽引車両の連結位置)までの長さA(例えば、163mm)の入力結果を表示する第1入力欄N1、長さAを長くすることを指示可能なプラスボタンB1、および長さAを短くすることを指示可能なマイナスボタンB2を含む。
また、トレーラー情報設定画面Gは、図7に示すように、撮像部24から牽引装置18までの長さB(例えば、662mm)の入力結果を表示する第2入力欄N2、長さBを長くすることを指示可能なプラスボタンB3、および長さBを短くすることを指示可能なマイナスボタンB4を含む。また、トレーラー情報設定画面Gは、図7に示すように、牽引車両10の後端からトレーラー車輪22の車軸までの長さC(例えば、3000mm)の入力結果を表示する第3入力欄N3、長さCを長くすることを指示可能なプラスボタンB5、および長さCを短くすることを指示可能なマイナスボタンB6を含む。さらに、トレーラー情報設定画面Gは、図7に示すように、牽引車両12の後部および被牽引車両12を模した画像でありかつ長さA〜Cの位置を視認可能なモデル画像G1を含む。
本実施形態では、画像出力制御部502は、長さCから長さAを減算した長さを被牽引車両情報として取得する。これにより、牽引車両10および被牽引車両12の旋回を制御する処理などの他の処理で使用される長さを用いてトレーラーアイコンI2の表示態様を変更することで、表示用画像を表示する際に、牽引車両10の運転者等にかかる操作による負担を軽減できる。そして、画像出力制御部502は、取得した被牽引車両情報に基づいて、表示用画像が含むトレーラーアイコンの車長を変更する。具体的には、画像出力制御部502は、長さCから長さAを減算した値に対して、予め設定された係数(例えば、1.4)を乗算した長さを求める。次いで、画像出力制御部502は、求めた長さを、牽引車両画像の縮尺と同じ縮尺で縮小し、当該縮小した長さになるように、表示用画像が含むトレーラーアイコンの車長を変更する。
例えば、長さAが163mmでありかつ長さCが3000mmである場合、画像出力制御部502は、図8に示すように、長さ:(C−A)×1.4=3971.8mmを、牽引車両画像I1の縮尺で縮小した車長を求め、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を、当該求めた長さに変更する。本実施形態では、画像出力制御部502は、長さCから長さAを減算した値に対して、予め設定された係数を乗算した長さを、牽引車両画像I1の縮尺で縮小した車長を、トレーラーアイコンI2の車長としているが、被牽引車両情報に基づいて、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を変更するものであれば、これに限定するものではない。例えば、画像出力制御部502は、長さCを反映した車長(例えば、長さCを牽引車両画像I1の縮尺で縮小した車長)を、トレーラーアイコンI2の車長としても良い。
また、本実施形態では、画像出力制御部502は、表示用画像Zの表示処理以外の処理に用いる画面(例えば、トレーラー情報設定画面G)において入力されかつ被牽引車両12の車長を推定可能とする情報を、被牽引車両情報として取得しているが、表示用画像Zの表示に用いる画面において入力された情報を被牽引車両情報として取得しても良い。その場合、画像出力制御部502は、表示用画像Zの表示に用いる画面において入力されかつ被牽引車両12の車長を示す情報(すなわち、長さCから長さAを減算した長さ)を被牽引車両情報として取得しても良い。そして、画像出力制御部502は、取得した被牽引車両情報が示す長さを牽引車両画像I1の縮尺で縮小した長さになるように、トレーラーアイコンI2の長さを変更する。
また、本実施形態では、トレーラーアイコンI2は、牽引車両画像I1とトレーラーアイコンI2とを連結する連結部を含む。そして、画像出力制御部502は、被牽引車両情報に基づいて、トレーラーアイコンI2における当該連結部の長さを変更する。これにより、撮像部24の撮像により得られる撮像画像に基づいて、連結部の長さを求めることができない場合でも、トレーラーアイコンI2に含まれる連結部の長さを、実際の連結部の長さを反映した長さとすることができるので、表示用画像から、被牽引車両12をイメージし易くすることができる。具体的には、画像出力制御部502は、被牽引車両情報に基づいて、トレーラーアイコンI2における、牽引車両画像I1とトレーラーアイコンI2との連結位置から、トレーラーアイコンI2の先端までの長さを変更することも可能である。より具体的には、画像出力制御部502は、長さCから長さAを減算した値に対して、予め設定された係数(例えば、0.4)を乗算した値を求める。そして、画像出力制御部502は、牽引車両画像I1とトレーラーアイコンI2の連結位置から、トレーラーアイコンI2の先端までの長さを、求めた長さを反映した長さとする。例えば、長さAが163mmでありかつ長さCが3000mmである場合、画像出力制御部502は、図8に示すように、牽引車両画像I1とトレーラーアイコンI2の連結位置から、トレーラーアイコンI2の先端までの長さを、長さ:(C−A)×0.4=1134.8mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した長さに変更する。
また、本実施形態では、画像出力制御部502は、被牽引車両情報に応じて、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車輪の大きさおよび当該車輪の表示位置の少なくとも1つを変更する。これにより、トレーラーアイコンI2に加えて、トレーラーアイコンI2の車輪および当該車輪の表示位置を、実際の被牽引車両I2のトレーラー車輪22の大きさおよび表示位置を反映したものにできるので、表示用画像Zから、被牽引車両I2をよりイメージし易くすることができる。
具体的には、画像出力制御部502は、長さCから長さAを減算した値に対して、予め設定された係数(例えば、0.9)を乗算した長さを求める。そして、画像出力制御部502は、トレーラーアイコンI2の車輪の前端を、表示用画像Zが含む連結位置から、当該求めた長さを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した長さだけ離れた位置に変更する。また、画像出力制御部502は、長さCから長さAを減算した値に対して、予め設定された係数(例えば、1.1)を乗算した長さを求める。そして、画像出力制御部502は、トレーラーアイコンI2の車輪の後端を、表示用画像Zが含む連結位置から、当該求めた長さを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した長さだけ離れた位置に変更する。
例えば、長さAが163mmでありかつ長さCが3000mmである場合、画像出力制御部502は、図8に示すように、表示用画像Zが含む連結位置からトレーラーアイコンI2の車輪の先端までの長さを、長さ:(C−A)×0.9=2553.3mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した長さに変更する。また、長さAが163mmでありかつ長さCが3000mmである場合、画像出力制御部502は、図8に示すように、表示用画像Zにおける連結位置からトレーラーアイコンI2の車輪の後端までの長さを、長さ:(C−A)×1.1=3120.7mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した長さに変更する。
次に、図9〜13を用いて、本実施形態にかかる牽引車両10において表示される表示用画像の一例について説明する。図9〜13は、第1の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。
例えば、牽引車両10の後端からトレーラー車輪22の車軸までの長さCが1000mmであり、牽引車両10の後端から牽引装置18までの長さAが163mmである場合、画像出力制御部502は、図9に示すように、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を、長さ:(C−A)×1.4=1171.8mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した車長に変更する。
また、牽引車両10の後端からトレーラー車輪22の車軸までの長さCが2000mmであり、牽引車両10の後端から牽引装置18までの長さAが163mmである場合、画像出力制御部502は、図10に示すように、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を、長さ:(C−A)×1.4=2571.8mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した車長に変更する。
また、牽引車両10の後端からトレーラー車輪22の車軸までの長さCが3000mmであり、牽引車両10の後端から牽引装置18までの長さAが163mmである場合、画像出力制御部502は、図11に示すように、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を、長さ:(C−A)×1.4=3971.8mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した車長に変更する。
また、牽引車両10の後端からトレーラー車輪22の車軸までの長さCが4000mmであり、牽引車両10の後端から牽引装置18までの長さAが163mmである場合、画像出力制御部502は、図12に示すように、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を、長さ:(C−A)×1.4=5371.8mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した車長に変更する。
また、牽引車両10の後端からトレーラー車輪22の車軸までの長さCが5000mmであり、牽引車両10の後端から牽引装置18までの長さAが163mmである場合、画像出力制御部502は、図13に示すように、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を、長さ:(C−A)×1.4=6771.8mmを牽引車両画像I1と同じ縮尺で縮小した車長に変更する。
このように、第1の実施形態にかかる周辺監視システム100によれば、撮像部24の撮像により得られる撮像画像に基づいて、被牽引車両12の車長を求めることができない場合でも、表示用画像に含まれるトレーラーアイコンの車長を、実際の被牽引車両12の車長を反映した長さとすることができるので、表示用画像から、被牽引車両12をイメージし易くすることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、表示用画像において、トレーラーアイコンの車輪の車軸から当該トレーラーアイコンの後端までの表示態様を、トレーラーアイコンの車輪の車軸から当該トレーラーアイコンの前端までの表示態様とは異ならせる例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略する。
図14および図15は、第2の実施形態にかかる牽引車両において表示される表示用画像の一例を示す図である。本実施形態では、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長を変更した場合、画像出力制御部502は、図14および図15に示すように、表示用画像Zにおいて、トレーラーアイコンI2の車輪の車軸から当該トレーラーアイコンI2の後端までの表示態様を、トレーラーアイコンI2の車輪の車軸から当該トレーラーアイコンI2の前端までの表示態様とは異ならせる。これにより、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長が正確でないことを牽引車両10の運転手等に報知することができるので、牽引車両10の運転手等が表示用画像Zのみを見て当該牽引車両10を運転して、被牽引車両12の周囲に存在する障害物に衝突することを防止できる。
例えば、画像出力制御部502は、図14に示すように、表示用画像Zにおいて、トレーラーアイコンI2の車輪の車軸から当該トレーラーアイコンI2の後端までの間に、トレーラーアイコンI2の車幅方向に向かって延在する省略線(例えば、波線)を含める。または、画像出力制御部502は、図15に示すように、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車輪の車軸から当該トレーラーアイコンI2の後端までの画像の透過率を、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車輪の車軸から当該トレーラーアイコンI2の前端までの画像の透過率よりも高くする。さらに、画像出力制御部502は、図15に示すように、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車輪の車軸から当該トレーラーアイコンI2の後端までの画像の透過率を、トレーラーアイコンI2の後端に近づくに従って、高くしても良い。これにより、表示用画像Zが含むトレーラーアイコンI2の車長が正確でないことが牽引車両10の運転手等に対して分かり易くすることができるので、牽引車両10の運転手等が表示用画像Zのみを見て当該牽引車両10を運転することを防止できる。
このように、第2の実施形態にかかる周辺監視システム100によれば、表示用画像が含むトレーラーアイコンの車長が正確でないことを牽引車両10の運転手等に報知することができるので、牽引車両10の運転手等が表示用画像のみを見て当該牽引車両10を運転して、被牽引車両12の周囲に存在する障害物に衝突することを防止できる。
10…牽引車両、12…被牽引車両、18…牽引装置、22…トレーラー車輪、24…撮像部、26,34…表示装置、40…ECU、40a…CPU、40b…ROM、40c…RAM、40d…SSD、40e…表示制御部、501…連結情報取得部、502…画像出力制御部、G…トレーラー情報設定画面、I1…牽引車両画像、I2…トレーラーアイコン、Z…表示用画像。

Claims (6)

  1. 牽引車両の周囲を撮像部によって撮像して得られる撮像画像に基づいて、前記牽引車両および当該牽引車両の周囲を含む車両周辺画像に、前記牽引車両に連結される被牽引車両を示す指標が重畳された表示用画像を表示装置に表示させ、前記被牽引車両に関する被牽引車両情報を取得し、前記被牽引車両情報に基づいて、前記指標の表示態様を変更する制御部、
    を備える周辺監視装置。
  2. 前記制御部は、前記被牽引車両情報に基づいて、前記指標における前記被牽引車両の車長方向の長さを変更する請求項1に記載の周辺監視装置。
  3. 前記制御部は、前記被牽引車両情報に基づいて、前記指標における前記被牽引車両の車輪の大きさおよび当該車輪の表示位置の少なくとも一方を変更する請求項1または2に記載の周辺監視装置。
  4. 前記指標は、前記牽引車両と前記被牽引車両とを連結する連結部を含み、
    前記制御部は、前記被牽引車両情報に基づいて、前記指標における前記連結部の長さを変更する請求項1から3のいずれか一に記載の周辺監視装置。
  5. 前記被牽引車両情報は、前記表示用画像を表示する処理とは異なる処理で用いられる情報であり、前記牽引車両の後端と前記被牽引車両の車軸との間の長さから、前記牽引車両と前記被牽引車両の連結位置と、前記牽引車両の後端と、の間の長さを減算した長さである請求項1から4のいずれか一に記載の周辺監視装置。
  6. 前記制御部は、前記被牽引車両の車軸から当該被牽引車両の後端までの表示態様を、前記被牽引車両の車軸から当該被牽引車両の前端までの表示態様とは異ならせる請求項1から5のいずれか一に記載の周辺監視装置。




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