JP2019065485A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災時に、補強部材が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる建具を提供する。【解決手段】建具は、戸先框23における対向する縦枠13側の端面77,78には、内方に向かって凹み、上下方向に延びるとともに、縦枠13に設けられた突出部50が係合可能な凹溝G3が樹脂部材で形成され、凹溝G3内には、金属製の框補強部材150が設けられるとともに、框補強部材150の屋外側及び屋内側の少なくとも一方に第一加熱発泡材F6が配置され、框補強部材150における対向する縦枠13から離間する側に第二加熱発泡材F4が配置されていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、建具に関するものである。
従来から、樹脂で障子枠や框が形成された樹脂サッシは、断熱性が高く、北海道等の寒冷地で使用されている(例えば、下記の特許文献1参照)。また、樹脂サッシの框には、中空状に形成された樹脂製の部材の内部に金属製の補強部材が設けたものが知られている。
特開2016−44519号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載されたような樹脂サッシは、火災時に高温に晒されると、樹脂製の部材及び金属製の補強部材が高温になってしまう虞がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、火災時に、補強部材が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる建具を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る建具は、上枠、下枠及び左右の縦枠を枠組みして構成される枠体と、該枠体内にスライド可能に配置される障子と、を備え、該障子は、上下方向に延びる戸先框及び召合せ框と、左右方向に延びる上框及び下框と、を有し、四方枠状に形成された框体を備え、前記戸先框における対向する前記縦枠側の端面には、内方に向かって凹み、前記上下方向に延びるとともに、前記縦枠に設けられた突出部が係合可能な凹溝が樹脂部材で形成され、該凹溝内には、金属製の框補強部材が設けられるとともに、該框補強部材の屋外側及び屋内側の少なくとも一方に第一加熱発泡材が配置され、前記框補強部材における対向する前記縦枠から離間する側に第二加熱発泡材が配置されていることを特徴とする。
このように構成された建具では、火災時には、戸先框の樹脂部材で形成された凹溝内に設けられた第一加熱発泡材及び第二加熱発泡材が、発泡する。框補強部材の屋外側及び屋内側の少なくとも一方に、第一加熱発泡材が配置されている。よって、第一加熱発泡材が框補強部材の屋外側に配置されている場合には、屋外側の火災時に発泡した第一加熱発泡材により、火炎の熱が屋内側に移動し、金属製の框補強部材に伝達されることが抑制される。また、第一加熱発泡材が框補強部材の屋内側に配置されている場合には、屋内側の火災時に発泡した第一加熱発泡材により、火炎の熱が屋外側に移動し、框補強部材に伝達されることが抑制される。また、框補強部材は第二加熱発泡材よりも対向する縦枠側に配置されているため、発泡した第二加熱発泡材により、火炎の熱が対向する縦枠側に移動し、框補強部材に伝達されることが抑制される。したがって、框補強部材が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる。
また、本発明に係る建具では、前記框補強部材は、前記突出部の屋外側に配置されるとともに、前記凹溝の前記左右方向に沿う見付け壁部を形成する第一見付け面部と、前記突出部の屋内側に配置されるとともに、前記凹溝の前記左右方向に沿う見付け壁部を形成する第二見付け面部と、前記突出部よりも前記縦枠から離間する側に、屋内外方向に沿って配置される見込み面部と、を有し、前記第一加熱発泡材は、前記第一見付け面部及び前記第二見付け面部の少なくとも一方と対向する前記凹溝の前記見付け壁部に沿って配置され、前記第二加熱発泡材は、前記見込み面部と前記凹溝の前記屋内外方向に沿う見込み壁部との間に配置されていることが好ましい。
このように構成された建具では、火災時には、第一加熱発泡材が、屋内外方向に向かって発泡する。第一加熱発泡材が、框補強部材の第一見付け面部と対向する凹溝の見付け壁部に沿って配置されている場合には、屋外側の火災時に、発泡した第一加熱発泡材により、火炎の熱が屋内側に移動し、框補強部材の第一見付け面部に伝達されることが抑制される。したがって、第一見付け面部と対向する凹溝の見付け壁部に第一見付け面部の温度が伝達され、見付け壁部が溶融することが抑制される。また、第一加熱発泡材が框補強部材の第二見付け面部と対向する凹溝の見付け壁部に沿って配置されている場合には、屋内側の火災時に、発泡した第一加熱発泡材により、火炎の熱が屋外側に移動し、框補強部材の第二見付け面部に伝達されることが抑制される。したがって、第二見付け面部と対向する凹溝の見付け壁部に第二見付け面部の温度が伝達され、見付け壁部が溶融することが抑制される。
また、第二加熱発泡材が、框補強部材の見込み面部と凹溝の屋内外方向に沿う見込み壁部との間に配置されている。よって、凹溝の見込み壁部が框補強部材と直接接触することが抑制される。したがって、框体の凹溝の見込み壁部が高温になって、溶融することが抑制される。
このように、框補強部材、凹溝の見付け壁部及び見込み壁部が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる。
また、本発明に係る建具では、前記凹溝における前記縦枠から離間する側には、該凹溝と連通して、前記屋外側及び前記屋内側の少なくとも一方に凹む段状凹部が形成され、該段状凹部内には、前記第一加熱発泡材が配置されていてもよい。
このように構成された建具では、凹溝における縦枠から離間する側には、凹溝と連通して、屋外側及び屋内側の少なくとも一方に凹むように段状凹部が形成されている。段状凹部内に第一加熱発泡材が納まるため、第一加熱発泡材が框補強部材の取り付けの支障となることがない。
本発明に係る建具によれば、火災時に、補強部材が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる。
本発明の一実施形態に係る引き違い窓を屋内側から見た正面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図3のC部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る引き違い窓の戸先框側を上方且つ屋内側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る引き違い窓の戸先框側の上端部の水平断面図であり、図3のC部拡大図に相当する図である。 図3のC部の拡大図の一部であり、火災時に、加熱発泡材が発泡した状態を示している。
以下、本発明の一実施形態による建築物の開口部に設けられる建具の一例として、引き違い窓を図1から図4に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る引き違い窓を屋内側から見た正面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。図3は、図1のB−B線断面図である。
図1から図3に示すように、引き違い窓(建具)100は、建築物の開口部に設けられ、四角形枠状に形成された枠体1と、枠体1に対して左右方向にスライド可能に設けられた一対の障子2と、を備えている。
なお、以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を屋内外方向と称し、障子2の上下方向と交差して障子2に沿う方向を左右方向と称する。
枠体1は、左右方向に延在する上枠11及び下枠12と、上枠11の両端部と下枠12の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する縦枠13と、を有している。本実施形態では、枠体1は、合成樹脂製の押出成形部材で構成されている。上枠11、下枠12及び縦枠13は、両端部が斜め45°に切断されて、互いの切断面が突き付けられて溶着されて枠体1が構成されている。
一対の障子2は、枠体1の屋外側及び屋内側にそれぞれ設けられている。一対の障子2は、障子2が閉じた状態で、枠体1内を閉塞するように配置されている。障子2は、四方枠状に形成された框体20と、框体20内に納められた複層ガラス30と、を有している。
框体20は、左右方向に延在する上框21及び下框22と、上框21の両端部と下框22の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する戸先框23及び召合せ框24(なお、上框21、下框22、戸先框23及び召合せ框24のそれぞれを単に「框」と称することがある。)と、を有している。本実施形態では、框体20は、合成樹脂製の押出成形部材で構成されている。上框21、下框22、戸先框23及び召合せ框24は、同じ断面で形成されている。上框21、下框22、戸先框23及び召合せ框24は、両端部が斜め45°に切断されて、互いの切断面が突き付けられて溶着されて框体20が構成されている。下框22には、下枠12に沿って左右方向に走行可能な戸車(不図示)が設けられている。
各框21〜24には、それぞれ断面略コの字状のガラス保持溝G2(図4参照)が形成されている。複層ガラス30の四辺の端部は、ガラス保持溝G2内に嵌め込まれている。複層ガラス30の周縁部において、屋内側の面は、框に係止された押縁36で押さえられている(図4参照)。また、複層ガラス30の周縁部において、屋外側の面と框との間には、ガラスパッキン37が嵌め込まれている。
次に、上記の引き違い窓100の主に縦枠13及び障子2の戸先框23に設けられた芯材及び加熱発泡材について説明する。図4は、図3のC部拡大図である。
まず、縦枠13について説明する。
図4に示すように、縦枠13には、中空状に形成され、上下方向にのびる縦枠ホロー部S1が形成されている。縦枠ホロー部S1は、外見込み枠壁部41と、内見込み枠壁部42と、屋外側区画枠壁部43と、屋内側区画枠壁部44(図3参照)とにより形成されている。
外見込み枠壁部41は、屋内外方向に沿って配置されている。内見込み枠壁部42は、屋内外方向に配置され、外見込み枠壁部41よりも障子2側に配置されている。屋外側区画枠壁部43は、外見込み枠壁部41と内見込み枠壁部42とを連結するように配置されている。屋外側区画枠壁部43は、左右方向に沿って配置されている。屋内側区画枠壁部44は、外見込み枠壁部41と内見込み枠壁部42とを連結するように配置されている。屋内側区画枠壁部44は、左右方向に沿って配置され、屋外側区画枠壁部43よりも屋内側に配置されている。
縦枠ホロー部S1内には、枠芯材110が設けられている。枠芯材110は、水平断面略矩形状をなし、縦枠13の延在方向(上下方向)にわたって配置されている。枠芯材110の障子2側には、屋外側及び屋内側に延びる延出面部111が設けられている(屋内側に延びる延出面部111は図3参照)。枠芯材110は、スチール等の金属により構成されている。
縦枠13には、縦枠ホロー部S1よりも障子2側に、後述する障子2の戸先框23を係合する突出部50が設けられている。
突出部50は、屋外側突出枠壁部51と、屋内側突出枠壁部52と、を有している。屋外側突出枠壁部51及び屋内側突出枠壁部52は、内見込み枠壁部42から障子2側に延びている。屋外側突出枠壁部51は、屋内側突出枠壁部52よりも屋外側に配置されている。屋外側突出枠壁部51と屋内側突出枠壁部52とは、平行に配置されている。
屋外側突出枠壁部51の障子2側と、屋内側突出枠壁部52の障子2側とは、連結枠壁部53により連結されている。内見込み枠壁部42と、屋外側突出枠壁部51と、屋内側突出枠壁部52と、連結枠壁部53とにより、突出部ホロー部S2が形成されている。
突出部ホロー部S2には、突出部芯材120が設けられている。突出部芯材120は、水平断面略コ字状をなし、屋内側に向かって開口するように配置されている。突出部芯材120は、縦枠13の延在方向(上下方向)にわたって配置されている。突出部芯材120は、スチール等の金属により構成されている。
屋外側突出枠壁部51の障子2側の端部と、連結枠壁部53と、屋内側突出枠壁部52の障子2側の端部により、アタッチメント支持溝G1が形成されている。屋外側突出枠壁部51には、屋内側に向かって突出する係止片51aが設けられている。屋内側突出枠壁部52には、屋外側に向かって突出する係止片52aが設けられている。
アタッチメント支持溝G1には、突出部アタッチメント(突出部補強部材)130が設けられている。突出部アタッチメント130は、縦枠13の延在方向(上下方向)にわたって配置されている。突出部アタッチメント130は、スチール等の金属により構成されている。
突出部アタッチメント130は、基部131と、一対の外側突出片132と、一対の内側突出片133と、を有している。基部131は、屋内外方向に沿って配置されている。各外側突出片132は、基部131の屋内外方向の両端部から障子2から離間する側に向かって延びている。各内側突出片133は、基部131の屋内外方向の両端部から障子2側に向かって延びている。
アタッチメント支持溝G1の係止片51a,52aは、突出部アタッチメント130の外側突出片132と内側突出片133とにより挟み込まれている。これにより、突出部アタッチメント130は、アタッチメント支持溝G1に係止して取り付けられている。
取付ネジ136が、突出部アタッチメント130、縦枠13の連結枠壁部53、突出部芯材120、縦枠13の内見込み枠壁部42に挿通されて、枠芯材110の延出面部111に螺合されている。このようにして、金属製の突出部アタッチメント130、金属製の突出部芯材120、金属製の枠芯材110が連結されている。
次に、戸先框23について説明する。
戸先框23は、左右方向に沿って配置され屋外側に配置される外框壁部66が屋外側の面をなし、左右方向に沿って配置され屋内側に配置される内框壁部69により屋内側の面をなしている。
外框壁部66と内框壁部69との間において、中空状に形成され、上下方向にのびる框ホロー部S11が形成されている。框ホロー部S11は、屋外側框壁部61と、屋内側框壁部62と、外見込み框壁部(見込み壁部)63と、内見込み框壁部64とにより形成されている。
屋外側框壁部61は、左右方向に沿って配置されている。屋内側框壁部62は、左右方向に沿って配置され、屋外側框壁部61よりも屋内側に配置されている。外見込み框壁部63は、屋外側框壁部61と屋内側框壁部62とを連結している。外見込み框壁部63は、屋内外方向に沿って配置されている。内見込み框壁部64は、屋外側框壁部61と屋内側框壁部62とを連結している。内見込み框壁部64は、屋内外方向に沿って配置され、外見込み框壁部63よりも対向する縦枠13から離間する側に配置されている。
内見込み框壁部64における対向する縦枠13から離間する側に沿って、ガラス保持溝G2が形成されている。換言すると、内見込み框壁部64では、対向する縦枠13から離間する側を向く面に沿ってガラス保持溝G2を形成されるとともに、対向する縦枠13側を向く面に沿って框ホロー部S11が形成されている。
屋外側框壁部61における屋内側を向く面には、加熱発泡材F1が設けられている。加熱発泡材F1は、長尺状に形成され、厚さ方向(発泡する方向)を屋内外方向に向けて配置されている。加熱発泡材F1は、戸先框23の延在方向(上下方向)の両端部を除いて略全長にわたって配置されている。
加熱発泡材F1に沿って、框芯材140が設けられている。框芯材140は、戸先框23の延在方向(上下方向)にわたって長尺状に形成されている。
框芯材140は、水平断面略コ字状をなし、屋内側に向かって開口するように配置されている。框芯材140は、スチール等の金属により構成されている。框芯材140は、底面部141と、側面部142,143と、を有する。
底面部141は、加熱発泡材F1における屋内側を向く面に当接するように配置されている。側面部142,143は、底面部141の左右方向の両端部からそれぞれ屋内側に向かって延びている。側面部142は、外見込み框壁部63における対向する縦枠13から離間する側を向く面に沿って配置されている。側面部143は、内見込み框壁部64における対向する縦枠13側を向く面に沿って配置されている。
なお、上框21、下22及び召合せ框24は、戸先框23と同様に框芯材140が設けられている。各框芯材140の長手方向の端部は、隣接する框芯材の長手方向の端部と不図示の連結具で連結されている。これにより、框体20の框芯材140は連結具を介して四方枠状をなし、剛性が高められている。
框芯材140の底面部141における屋内側を向く面には、加熱発泡材F2が設けられている。加熱発泡材F2は、長尺状に形成され、厚さ方向(発泡する方向)を屋内外方向に向けて配置されている。加熱発泡材F2は、戸先框23の延在方向(上下方向)の両端部を除いて略全長にわたって配置されている。
戸先框23には、屋外側框壁部61における屋外側を向く面に沿って、中空状に形成され、上下方向にのびる框ホロー部S12が形成されている。框ホロー部S12は、屋外側框壁部61と、外框壁部66と、外見込み框壁部67と、内見込み框壁部68とにより形成されている。
外見込み框壁部67は、屋外側框壁部61と外框壁部66とを連結している。外見込み框壁部67は、外見込み框壁部63の屋外側の端部から屋外側に向かって延びている。内見込み框壁部68は、屋外側框壁部61と外框壁部66とを連結している。内見込み框壁部68は、内見込み框壁部64の屋外側の端部から屋外側に向かって延びている。
屋外側框壁部61における屋外側を向く面には、加熱発泡材F3が設けられている。加熱発泡材F3は、長尺状に形成され、厚さ方向(発泡する方向)を屋内外方向に向けて配置されている。加熱発泡材F3は、戸先框23の延在方向(上下方向)の両端部を除いて略全長にわたって配置されている。
外見込み框壁部63における対向する縦枠13側を向く面に沿って、係合溝(凹溝)G3が形成されている。係合溝G3は、戸先框23の延在方向(上下方向)にわたって形成されている。
係合溝G3は、外見込み框壁部63と、第一屋外側框壁部(見付け壁部)71と、屋外側段框壁部72と、第二屋外側框壁部73と、第一屋内側框壁部74と、屋内側段框壁部75と、第二屋内側框壁部76とにより形成されている。
第一屋外側框壁部71は、屋外側框壁部61における対向する縦枠13側の端部から、対向する縦枠13側に延びている。屋外側段框壁部72は、第一屋外側框壁部71における対向する縦枠13側の端部から屋内側に向かって延びている。第二屋外側框壁部73は、屋外側段框壁部72の屋内側の端部から対向する縦枠13側に向かって延びている。このように、外見込み框壁部63、第一屋外側框壁部71及び屋外側段框壁部72により、屋外側に凹む凹部(段状凹部)G4が形成されている。
第一屋内側框壁部74は、屋内側框壁部62における対向する縦枠13側の端部から、対向する縦枠13側に延びている。屋内側段框壁部75は、第一屋内側框壁部74における対向する縦枠13側の端部から屋外側に向かって延びている。第二屋内側框壁部76は、屋内側段框壁部75の屋外側の端部から対向する縦枠13側に向かって延びている。このように、外見込み框壁部63、第一屋内側框壁部74及び屋内側段框壁部75により、屋内側に凹む凹部(段状凹部)G5が形成されている。
外見込み框壁部63における対向する縦枠13側を向く面には、加熱発泡材(第二加熱発泡材)F4が配置されている。加熱発泡材F4は、後述する框芯材150に貼り付けられている。加熱発泡材F4は、長尺状に形成され、厚さ方向(発泡する方向)を左右方向に向けて配置されている。
外見込み框壁部63には、上下方向に離間して複数のストッパユニット82が設けられている(図2参照)。ストッパユニット82は、係合溝G3内に配置され、凹部G4,G5側に突出した形状をなしている。ストッパユニット82は、縦枠13の突出部50に当接可能とされている。外見込み框壁部63に設けられた加熱発泡材F4は、外見込み框壁部63におけるストッパユニット82が配置される箇所以外の箇所において、外見込み框壁部63の延在方向(上下方向)にわたって配置されている。
加熱発泡材F4に沿って、框芯材(框補強部材)150が設けられている。框芯材150は、外見込み框壁部63におけるストッパユニット82が配置される箇所及び両端部を除いて、加熱発泡材F4の延在方向(上下方向)の略全長にわたって配置されている。
框芯材150は、水平断面略コ字状をなし、対向する縦枠13側に向かって開口するように配置されている。框芯材150は、スチール等の金属により構成されている。框芯材150は、底面部(見込み面部)151と、側面部(第一見付け面部)152及び側面部(第二見付け面部)153と、を有する。框芯材150は、框芯材140よりも薄板の鋼板で形成されている。
底面部151は、加熱発泡材F4における対向する縦枠13側を向く面に当接するように配置されている。側面部152,153は、底面部151の屋内外方向の両端部からそれぞれ対向する縦枠13側に向かって延びている。側面部152は、第一屋外側框壁部71、屋外側段框壁部72及び第二屋外側框壁部73における屋内側を向く面に沿って配置されている。側面部152における対向する縦枠13側の端部は、第二屋外側框壁部73に当接している。側面部153は、第一屋内側框壁部74、屋内側段框壁部75及び第二屋内側框壁部76における屋外側を向く面に沿って配置されている。側面部153における対向する縦枠13側の端部は、第二屋内側框壁部76に当接している。
框芯材150の底面部151における対向する縦枠13側を向く面には、加熱発泡材F5が設けられている。加熱発泡材F5は、長尺状に形成され、厚さ方向(発泡する方向)を左右方向に向けて配置されている。加熱発泡材F5は、外見込み框壁部63におけるストッパユニット82が配置される箇所及び両端部を除いて、框芯材150の底面部151の延在方向(上下方向)の略全長にわたって配置されている。
螺子156が、加熱発泡材F5、框芯材150の底面部151、加熱発泡材F4及び外見込み框壁部63に挿通され、框芯材140の側面部142に螺合されている。螺子156は、框芯材150の上下両端部近傍に設けられている(図2参照)。
係合溝G3の凹部G4には、第一屋外側框壁部71における屋内側を向く面に当接するように加熱発泡材F6が配置されている。加熱発泡材(第一加熱発泡材)F6は、長尺状に形成され、厚さ方向(発泡する方向)を屋内外方向に向けて配置されている。加熱発泡材F6は、第一屋外側框壁部71におけるストッパユニット82が配置される箇所及び両端部を除いて、第一屋外側框壁部71の延在方向(上下方向)の略全長にわたって配置されている。
障子2が閉じられた状態において、障子2の戸先框23に形成された係合溝G3内には、縦枠13の突出部50の先端部側が挿入されている。縦枠13の突出部アタッチメント130の内側突出片133の先端部と、戸先框23の框芯材150の側面部152,153における対向する縦枠13側の端部とは、屋内外方向に沿う略同一平面上にある。換言すると、突出部アタッチメント130と框芯材150とは、屋内外方向に重なっていない。
第二屋外側框壁部73における対向する縦枠13側の端部には、屋外側に延びる端面框壁部77が設けられている。外框壁部66における対向する縦枠13側の端部には、屋内側に延びる端面框壁部79が設けられている。端面框壁部77の屋外側の端部と、端面框壁部79の屋内側の端部との間は、上下方向に延びるスリットT1とされている。スリットT1には、気密材166が嵌め込まれている。気密材166の屋内側の先端部は、障子2が閉じられた状態にで、突出部50の屋外側突出枠壁部51に当接されている。
第二屋内側框壁部76における対向する縦枠13側の端部には、屋内側に延びる端面框壁部78が設けられている。内框壁部69における対向する縦枠13側の端部には、屋外側に延びる端面框壁部80が設けられている。端面框壁部78の屋内側の端部と、端面框壁部80の屋外側の端部との間は、上下方向に延びるスリットT2とされている。スリットT2には、気密材167が嵌め込まれている。気密材167の屋外側の先端部は、障子2が閉じられた状態にで、突出部50の屋内側突出枠壁部52に当接されている。
端面框壁部77,78,79,80は、戸先框23における対向する縦枠13側の端面とされている。つまり、係合溝G3は、端面框壁部(端面)77,78,79,80から対向する縦枠13から離間する側に向かって凹むように形成されている。
図5は、障子2の戸先框23側を上方且つ屋内側から見た斜視図である。
図5に示すように、上框21にも、戸先框23と同様に、下方に向かって凹む係合溝G3が形成されている。上框21の係合溝G3内には、加熱発泡材F4(不図示)が配置され、加熱発泡材F4の上方に框芯材150が配置され、框芯材150の上方に加熱発泡材F5が配置されている。これら加熱発泡材F5、框芯材150及び加熱発泡材F4は、上框21内に設けられた框芯材140に螺子156に固定されている。
戸先框23の上端部から上框21における対向する縦枠13(図1参照、以下同じ。)側(障子2の上端部且つ対向する縦枠13側の端部)には、係合溝G3が連続して形成されている。障子2の上端部且つ対向する縦枠13側の端部において、係合溝G3には、コーナー部材160が設けられている。
図6は、障子2の戸先框23側の上端部の水平断面図であり、図3のC部拡大図に相当する図である。
図5及び図6に示すように、コーナー部材160は、スチール等の金属により構成されている。コーナー部材160は、左右方向に沿って配置される一対のコーナー見付け面部161,162と、コーナー見付け面部161,162を連結する複数のコーナー連結部163と、を有している。
コーナー見付け面部161は、コーナー見付け面部162よりも屋外側に配置されている。コーナー見付け面部161,162の下部(下部見付け面部)161b,162bは、戸先框23側に配置されている。コーナー見付け面部161,162の上部(上部見付け面部)161u,162uは、上框21側に配置されている。
下部見付け面部161bは、戸先框23の第一屋外側框壁部71よりも屋内側に配置されている。下部見付け面部161bにおける対向する縦枠13から離間する側の端部は、外見込み框壁部63に当接している。下部見付け面部161bにおける対向する縦枠13側の端部には、対向する縦枠13側に向かうにしたがって次第に屋外側に向かう傾斜片部161cが設けられている。
傾斜片部161cの先端部(対向する縦枠13側の端部)は、第一屋外側框壁部71と屋外側段框壁部72とにより形成される角部に配置されている。
下部見付け面部162bは、戸先框23の第一屋内側框壁部74よりも屋外側に配置されている。下部見付け面部162bにおける対向する縦枠13から離間する側の端部は、外見込み框壁部63に当接している。下部見付け面部162bにおける対向する縦枠13側の端部には、対向する縦枠13側に向かうにしたがって次第に屋内側に向かう傾斜片部162cが設けられている。
傾斜片部162cの先端部(対向する縦枠13側の端部)は、第一屋内側框壁部74と屋内側段框壁部75とにより形成される角部に配置されている。
コーナー連結部163は、下部見付け面部161bにおける対向する縦枠13から離間する側の部分と下部見付け面部162bにおける対向する縦枠13から離間する側の部分とを連結している。コーナー連結部163は、上下方向に離間して2箇所に設けられている。
なお、下框22には、上框21を上下反転させた形状で係合溝G3が形成され、上框21側と同様に、障子2の下端部且つ対向する縦枠13側の端部には、コーナー部材160が設けられている。
本実施形態に係る引き違い窓100において、火災が発生した場合には、各加熱発泡材が発泡する。具体的には、加熱発泡材F1は屋内外方向に発泡して、戸先框23の屋外側框壁部61と框芯材140の底面部141との間の隙間を塞ぐ。加熱発泡材F2は屋内側に発泡して、戸先框23の框ホロー部S11を塞ぐ。加熱発泡材F3は屋外側に発泡して、戸先框23の框ホロー部S12を塞ぐ。
また、加熱発泡材F4は、対向する縦枠13から離間する側に発泡する。外見込み框壁部63が溶融して、発泡した加熱発泡材F4の対向する縦枠13から離間する側の部分が框芯材140の側面部142に当接する。框芯材140は、上框21の框芯材140及び下框22の框芯材140と連結され全体として四方枠状をなし剛性が高いため、框芯材140自体が変形や変位しにくい。よって、加熱発泡材F4は対向する縦枠13から離間する側へこれ以上発泡できない。この状態で、加熱発泡材F4の左右方向への発泡する力により、框芯材140よりも強度が弱い(薄板の)框芯材150が対向する縦枠13側に変形する。具体的には、框芯材150は上下両端部近傍で螺子156により框芯材140の側面部142に固定されているため、框芯材150は上下方向の中央では対向する縦枠13側に大きく膨らむ(対向する縦枠13側に変位する)とともに、上下両端部ではあまり膨らまない(対向する縦枠13側に変位しない)。
図7は、図3のC部の拡大図の一部であり、火災時に、加熱発泡材F4,F5,F6が発泡した状態を示している。なお、図7において、縦枠13及び戸先框23の樹脂部材が溶融していないものとして示している。
通常の状態で、框芯材150の側面部152,153における対向する縦枠13側の端部と縦枠13の突出部アタッチメント130の内側突出片133の先端部とは、屋内外方向に沿う同一平面上にあるため、図7に示すように、火災時に框芯材150が対向する縦枠13側に変位すると、框芯材150の側面部152,153における対向する縦枠13側の端部152a,153aと突出部アタッチメント130とは屋内外方向に重なる。
さらに、加熱発泡材F4が発泡することで、火炎の熱が金属製の框芯材150の底面部151に伝達されることが抑制される。
また、加熱発泡材F5は、対向する縦枠13側に発泡して、戸先框23の係合溝G3を塞ぐ。図7に示すように、加熱発泡材F5は、係合溝G3からはみ出るまで発泡する。
また、加熱発泡材F6は、屋内側に発泡して、戸先框23の第一屋外側框壁部71と框芯材150の側面部152との間の隙間を塞ぐ。なお、発泡した加熱発泡材F6は、加熱した加熱発泡材F4と一体となることもある(図7参照)。さらに、加熱発泡材F6が発泡することで、火炎の熱が金属製の框芯材150の側面部152に伝達されることが抑制される。
また、障子2における対向する縦枠13側の端部において、上下端部では、発泡した加熱発泡材F4により、コーナー部材160のコーナー連結部163が、対向する縦枠13側に押される。戸先框23の樹脂部材が溶融して、屋外側段框壁部72、第二屋外側框壁部73、第一屋内側框壁部74及び屋内側段框壁部75が変形すると、コーナー部材160の傾斜片部161c,162cは、それぞれ屋外側段框壁部72と第二屋外側框壁部73とにより形成される角部及びと屋内側段框壁部75と第二屋内側框壁部76とにより形成される角部を乗り越える。そして、コーナー部材160は、対向する縦枠13側に変位する。そして、コーナー部材160のコーナー見付け面部161,162における対向する縦枠13側の端部152a,153aと突出部アタッチメント130とは屋内外方向に重なる。
このように構成された引き違い窓100では、火災時には、加熱発泡材F6が、屋内側に発泡する。框芯材150の側面部152は加熱発泡材F6よりも屋内側に配置されているため、発泡した加熱発泡材F6により、屋外側の火災時に火炎の熱が屋内側に移動して、框芯材150の側面部152に伝達されることが抑制される。よって、側面部152と対向する係合溝G3の第一屋外側框壁部71に側面部152の温度が伝達され、第一屋外側框壁部71が溶融することが抑制される。よって、框芯材150の側面部152及び戸先框の第一屋外側框壁部71が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる。
また、火災時には、加熱発泡材F4が、対向する縦枠13から離間する側に発泡する。
框芯材150の底面部151は加熱発泡材F4よりも対向する縦枠13側に配置されているため、発泡した加熱発泡材F4により、火炎の熱が対向する縦枠13側に移動して、框芯材150の底面部151に伝達されることが抑制される。よって、框芯材150の底面部151が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる。
さらに、樹脂製の戸先框23の係合溝G3において、屋内外方向に沿って配置される外見込み框壁部63(係合溝G3の底部)と框芯材150の底面部151との間には、加熱発泡材F4が配置されている。よって、戸先框23の外見込み框壁部63が金属製の框芯材150の底面部151と直接接触することが抑制されるため、戸先框23の係合溝G3の外見込み框壁部63が高温になることが抑制される。
また、係合溝G3における対向する縦枠13から離間する側には、係合溝G3と連通して、屋外側及び屋内側に凹むように形成された凹部G4が形成されている。凹部G4内に加熱発泡材F6が納まるため、加熱発泡材F6が框芯材150の取り付けの支障となることがない。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、戸先框23の第一屋外側框壁部71の屋外側(加熱発泡材F6側と反対側)にも加熱発泡材を設けて、第一屋外側框壁部71が高温になることを抑制してもよい。
また、上記に示す実施形態では、枠体1及び框体20は樹脂製であるが、本発明はこれに限られない框体20では、戸先框23の少なくとも係合溝G3(外見込み框壁部63、第一屋外側框壁部71、屋外側段框壁部72、第二屋外側框壁部73、第一屋内側框壁部74、屋内側段框壁部75及び第二屋内側框壁部76)が樹脂部材で成形されていればよい。例えば、框体20の最も屋外側の面や最も屋内側の面に、アルミニウム等の金属部材が設けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、加熱発泡材F6は、係合溝G3に連通して形成された凹部G3内に配置されているが、本発明はこれに限られない。凹部G4に加熱発泡材が配置されていてもよい。この場合には、凹部G4に設けられた加熱発泡材が框芯材150の取り付けの支障となることがない。また、発泡した加熱発泡材により、屋内側の火災時に火炎の熱が屋外側に移動して、框芯材150の側面部153に伝達されることが抑制される。よって、側面部153と対向する係合溝G3の第一屋内側框壁部74に側面部153の温度が伝達され、第一屋内側框壁部74が溶融することが抑制される。したがって、框芯材150の側面部153及び戸先框の第一屋内側框壁部74が高温になることが抑制され、高い防火性能を有することができる。さらには、係合溝G3には凹部G4,G5が形成されていなくて、係合溝G3内に框芯材150の屋外側及び屋内側の少なくとも一方に加熱発泡材が配置されていればよい。
1…枠体
2…障子
11…上枠
12…下枠
13…縦枠
20…框体
21…上框
22…下框
23…戸先框
24…召合せ框
30…複層ガラス
50…突出部
61…屋外側框壁部
62…屋内側框壁部
63…外見込み框壁部(見込み壁部)
64…内見込み框壁部
66…外框壁部
67…外見込み框壁部
68…内見込み框壁部
71…第一屋外側框壁部(見付け壁部)
72…屋外側段框壁部
73…第二屋外側框壁部
74…第一屋内側框壁部
75…屋内側段框壁部
76…第二屋内側框壁部
77,78,79,80…端面框壁部(端面)
82…ストッパユニット
100…引き違い窓(建具)
110…枠芯材
120…突出部芯材
130…突出部アタッチメント
140…框芯材
150…框芯材(框補強部材)
151…底面部(見込み面部)
152…側面部(第一見付け面部)
153…側面部(第二見付け面部)
F1,F2,F3,F5…加熱発泡材
F4…加熱発泡材(第二加熱発泡材)
F6…加熱発泡材(第一加熱発泡材)
G1…アタッチメント支持溝
G2…ガラス保持溝
G3…係合溝(凹溝)
G4,G5…凹部(段状凹部)
S1…縦枠ホロー部
S2…突出部ホロー部
S11,S12…框ホロー部

Claims (3)

  1. 上枠、下枠及び左右の縦枠を枠組みして構成される枠体と、
    該枠体内にスライド可能に配置される障子と、を備え、
    該障子は、上下方向に延びる戸先框及び召合せ框と、左右方向に延びる上框及び下框と、を有し、四方枠状に形成された框体を備え、
    前記戸先框における対向する前記縦枠側の端面には、内方に向かって凹み、前記上下方向に延びるとともに、前記縦枠に設けられた突出部が係合可能な凹溝が樹脂部材で形成され、
    該凹溝内には、金属製の框補強部材が設けられるとともに、該框補強部材の屋外側及び屋内側の少なくとも一方に第一加熱発泡材が配置され、前記框補強部材における対向する前記縦枠から離間する側に第二加熱発泡材が配置されていることを特徴とする建具。
  2. 前記框補強部材は、
    前記突出部の屋外側に配置されるとともに、前記凹溝の前記左右方向に沿う見付け壁部を形成する第一見付け面部と、
    前記突出部の屋内側に配置されるとともに、前記凹溝の前記左右方向に沿う見付け壁部を形成する第二見付け面部と、
    前記突出部よりも前記縦枠から離間する側に、屋内外方向に沿って配置される見込み面部と、を有し、
    前記第一加熱発泡材は、前記第一見付け面部及び前記第二見付け面部の少なくとも一方と対向する前記凹溝の前記見付け壁部に沿って配置され、
    前記第二加熱発泡材は、前記見込み面部と前記凹溝の前記屋内外方向に沿う見込み壁部との間に配置されている請求項1に記載の建具。
  3. 前記凹溝における前記縦枠から離間する側には、該凹溝と連通して、前記屋外側及び前記屋内側の少なくとも一方に凹む段状凹部が形成され、
    該段状凹部内には、前記第一加熱発泡材が配置されている請求項1または2に記載の建具。
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