JP2019059456A - 飛行体 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行効率を向上し得る新たな形状を有する飛行体を提供する。【解決手段】飛行体1は、球状又は円盤状の本体部10と、初期状態において本体部の内部に格納される動力部30及び32と、落下状態を検知するセンサとを備えている。飛行体は操作者によって投げ放たれ、センサにより落下状態を検知すると、動力部を少なくとも部分的に本体部の外へ位置させて当該飛行体を浮上させる飛行状態に移行させる制御部を更に備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行体に関する。
近年、様々な用途に利用されるドローン(Drone)や無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)などの飛行体(以下、単に「飛行体」と総称する)を利用した様々なサービスが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−15697号公報
本発明は、新しい形状の飛行体を提供することを一つの目的とする。
本発明によれば、
球状の本体部と、初期状態において前記本体部の内部に格納される動力部と、落下状態を検知するセンサとを備える飛行体であって、
前記センサによる前記検知に応じて、前記動力部を少なくとも部分的に前記本体部の外へ位置させて当該飛行体を浮上させる飛行状態に移行させる制御部を更に備える、飛行体が得られる。
また、本発明によれば、球状の本体部と、
初期状態において前記本体部の内部に格納される揚力発生部と、
ユーザの操作に応じて前記揚力発生部を少なくとも部分的に前記本体部の外へ位置させて当該飛行体を浮上させる飛行状態に移行させる制御部と、
を備える、飛行体が得られる。
本発明によれば、飛行効率を向上し得る飛行体を提供し得る。
本発明による第1の実施の形態による飛行体の図である。 図1の飛行体が初期状態から飛行状態へ移行する様子を示す部分透視図である。 本発明による第2の実施の形態による飛行体の図である。 図3の飛行体が初期状態から飛行状態へ移行する様子を示す部分透視図である。 図3の飛行体が初期状態から飛行状態へ移行する様子を示す他の図である。 本発明による第3の実施の形態による飛行体の図である。 本発明による第4の実施の形態による飛行体の図である。 本発明による第5の実施の形態による飛行体の図である。 図8に示される飛行体の横断面図である。 図8の飛行体を情報から見た図である。 本発明による第5の実施の形態による飛行体の機能ブロック図である。 本発明による第5の実施の形態による飛行体のスピーカの指向性を示すイメージ図てある。 本発明による第5の実施の形態による飛行体のプロペラから発生する音と、逆位相音との関係を示すイメージ図である。 本発明による飛行体の機能ブロックを示す図である。 本発明による飛行体の機能ブロックを示す図である。 本発明による飛行体の機能ブロックを示す図である。 本発明による飛行体の機能ブロックを示す図である。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の実施の形態による飛行体は、以下のような構成を備える。
[項目1]
球状の本体部と、初期状態において前記本体部の内部に格納される動力部と、落下状態を検知するセンサとを備える飛行体であって、
前記センサによる前記検知に応じて、前記動力部を少なくとも部分的に前記本体部の外へ位置させて当該飛行体を浮上させる飛行状態に移行させる制御部を更に備える、飛行体。
[項目2]
請求項1に記載の飛行体であって、
前記動力部は、モータと当該モータに取り付けられたプロペラであって2枚以上のブレードを有するプロペラを含んでおり、
前記初期状態においては、前記ブレードは、重ねられた状態で格納されており、前記飛行状態においては、モータの回転によって得られる遠心力によって前記ブレードが開く、
飛行体。
[項目3]
請求項1に記載の飛行体であって、
前記動力部は、2枚以上の羽根と当該羽根を羽ばたかせる機構とを含んでおり、
前記初期状態においては、前記羽根は、折りたたまれた状態で格納されており、前記飛行状態においては、弾性力によって当該羽根が開く、
飛行体。
[項目4]
円盤状の本体部と、前記本体部を貫通する貫通孔と、前記貫通孔内に設けられた動力部とを備える飛行体。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の実施の形態による飛行体は、以下のような構成を備える。
[構成1]
球状の本体部と、
初期状態において前記本体部の内部に格納される揚力発生部と、
ユーザの操作に応じて前記揚力発生部を少なくとも部分的に前記本体部の外へ位置させて当該飛行体を浮上させる飛行状態に移行させる制御部と、
を備える、
飛行体。
[構成2]
構成1に記載の飛行体であって、
前記本体部は、少なくとも2つ以上の開閉可能な開閉部を有しており、
前記開閉部は、前記初期状態において前記本体部の内側に位置する内側面と、前記初期状態において前記本体部の外側に位置する外側面とを有しており、
前記揚力発生部は、前記開閉部の夫々の前記内側面に設けられている、
飛行体。
[構成3]
構成2に記載の飛行体であって、
前記開閉部は、飛行状態において前記内側面が上方を向くように、垂直方向に開閉可能に構成されており、
前記揚力発生部は、飛行状態において少なくとも前記上方に向けて揚力が発生する方向に取り付けられている、
飛行体。
[構成4]
構成2又は構成3に記載の飛行体であって、
前記開閉部は、略五角形の形状を有しており、飛行状態においては前記開閉部の底辺を構成する一辺が前記本体部と接続されるように開閉可能に構成されている、
飛行体。
[構成5]
構成2乃至構成4のいずれかに記載の飛行体であって、
前記開閉部及び対応する前記揚力発生部は4つである、
飛行体。
[構成6]
構成1乃至構成5のいずれかに記載の飛行体であって、
少なくとも前記開閉部は、複数の貫通孔が形成され、略メッシュ状に構成されている、
飛行体。
[構成7]
構成1乃至構成6のいずれかに記載の飛行体であって、
前記揚力発生部は、モータと当該モータに取り付けられたプロペラとを有する、
飛行体。
[構成8]
構成1乃至構成7のいずれかに記載の飛行体であって、
落下状態を検知する落下センサ部を更に備えており、
前記飛行状態において落下を検知した場合に、前記揚力発生部を起動して飛行する、
飛行体。
[構成9]
構成1乃至構成8のいずれかに記載の飛行体であって、
前記揚力発生部生じる稼働音と逆の位相を有する逆位相音を記憶した記憶部と、
前記逆位相音を出力可能なスピーカ部とを更に備え、
前記制御部は、前記揚力発生部の稼働中に、前記逆位相音を前記スピーカ部から出力する、
飛行体。
[構成10]
構成9に記載の飛行体であって、
前記スピーカ部は、無指向性スピーカであり
当該無指向性スピーカは、前記逆位相音を再生する第1領域と、他の音声を再生するための第2領域とを有している、
飛行体。
[構成11]
構成1乃至構成10のいずれかに記載の飛行体であって、
所定の映像を映写面に映写可能なプロジェクタ部を更に備えている、
飛行体。
[構成12]
構成1乃至構成8のいずれかに記載の飛行体であって、
外部の音声を入力するマイク部を更に備えている、
飛行体。
[構成13]
構成1に記載の飛行体であって、
前記揚力発生部は、モータと当該モータに取り付けられたプロペラであって2枚以上のブレードを有するプロペラを含んでおり、
前記初期状態においては、前記ブレードは、重ねられた状態で格納されており、前記飛行状態においては、モータの回転によって得られる遠心力によって前記ブレードが開く、
飛行体。
[構成14]
構成1に記載の飛行体であって、
前記揚力発生部は、2枚以上の羽根と当該羽根を羽ばたかせる機構とを含んでおり、
前記初期状態においては、前記羽根は、折りたたまれた状態で格納されており、前記飛行状態においては、当該羽根の弾性力によって当該羽根が開く、
飛行体。
[構成15]
円盤状の本体部と、前記本体部を貫通する貫通孔と、前記貫通孔内に設けられた揚力発生部とを備える飛行体。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態による飛行体について、図面を参照しながら説明する。図1(a)は、第1の実施の形態による飛行体1の初期状態を示す図である。図1(b)は、飛行体1の飛行状態の図である。
飛行体1は、球状の本体部10と、モータ30と当該モータに取り付けられた2枚のブレードからなるプロペラ32を有している(図1(a))。ブレードはの枚数は1枚以上あれば、何枚でもよい。
本実施の形態による飛行体1は、例えば、操作者による手投げなどによって空中に投げ放たれた際、その落下中に図1(a)に示す初期状態から図1(b)に示す飛行状態に瞬時に移行し、モータ30の回転によってプロペラ32が回転し、飛行を開始するものである。
図示されるように、初期状態においてはモータ30が格納されている部分は蓋20が取り付けられている。飛行状態においては当該蓋20が開き、開口部21から内部からアーム40と当該アームに支持されたモータ30及びプロペラ32が現れる。
飛行体1には図示しないセンサ(図8参照)を備えており、当該センサが飛行体1の落下を検知する。
本実施の形態による飛行体は、カメラ5を備えており、当該カメラによって、空撮することが可能となる。カメラは飛行状態になると起動されるようにすることが好ましい。
飛行体1は、上方向(+Z方向)に上昇することができ、↓方向(−Z方向)に下降することができる。その他、所謂ラジオコントロール型の飛行体と同様に、任意の方向に操縦することができる。なお、飛行を実現する構成についての説明は省略する。
図2(a)は、初期状態における特にモータ30付近を部分的に透視した図である。図2(b)は、飛行状態における特にモータ30付近を部分的に透視した図である。図2(c)は、初期状態から飛行状態に移行するときの様子をモータ30付近について部分的に透視した図である。
図2(a)に示されるように、初期状態においては、ブレードが重ねられた状態で本体部10に格納される。アーム30は、軸50より下方に向けられた状態となっている。なお、図においては蓋20は図示していない。
図2(b)に示されるように、飛行状態においては、アーム40は、水平方向に延びており、モータ30とプロペラ32は、開口部よりも外に露出する。開口部21は、モータ30とプロペラ32が開口部21を通じて外部に現れるために十分な大きさとなっている。
図2(c)に示されるように、飛行体1に下向きの力が加わわると(即ち、落下状態を検知すると)アーム40が瞬時に変位して飛行を開始する。
ブレードは、初期状態においては重ねられた状態で格納されているが、飛行状態においては、モータ30の回転によって得られる遠心力によって一直線上に開く(即ち、2枚のブレードのなす角は180度となる)。
飛行体。
(第2実施の形態)
続いて本発明の第2の実施の形態による飛行体1を図3乃至図5を参照して説明する。
図3(a)は、初期状態における飛行体1aである。図3(b)は飛行状態における飛行体1aである。本実施の形態による飛行体1aは、羽根72を動力源としている。
飛行体1aは、羽根72が羽ばたくことにより飛行する。羽ばたきの機構は、例えば、クランクとリンクロッドを用いることにより羽根の上げ下げの往復運動を高速で行うこととしてもよい。
羽根72は、飛行状態においては、球状の本体部10に設けられた孔70から外部に露出している。
図4(a)乃至(c)は、初期状態から飛行状態に移行するときの様子を表した図である。本実施の形態による飛行体1aも操作者によって投げ放たれたときの落下を検知し羽根72が内部から現れる。
図5(a)乃至(c)は、初期状態から飛行状態に移行するときの様子を表した他の図である。説明を容易にするため、羽根のフレーム部分のみ示している。
図5(a)に示されるように、初期状態においては、羽根72は、折りたたまれた状態で格納されている。落下状態を検知した際には、図(b)に示されるように、羽根72のフレームが折りたたまれた状態のまま孔70から外部に押し出される。フレームは例えば、形状記憶ポリマーのように、羽根が開いた状態を記憶できる素材で構成されている。
図5(c)に示されるように、フレームは弾性力によって元の形(開いた状態)に変形し、図5(d)に示される飛行状態となる。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明の第3の実施の形態による飛行体1bを図6を参照して説明する。
図6(a)は、飛行体1bの斜視図である。図6(b)は、飛行体1bのxz平面の断面図である。
飛行体1bは、円盤状の本体部11を有している。本体部11には、当該本体部11を貫通する貫通孔が設けられている。貫通孔内には、モータ31と当該モータ31に取り付けられたプロペラファン35と、モータ31を貫通孔の内壁に固定するフレーム36が設けられている。
本実施の形態による飛行体1bは、モータ31の回転によってプロペラファン35が回転して上向き(+z方向)の推力が生じ上昇する。なお、適宜、フラップ等を設けることによって、水平方向に移動可能としてもよい。
(第4の実施の形態)
続いて、本発明の第4の実施の形態による飛行体1cを図7を参照して説明する。
図7(a)は、飛行体1cの斜視図である。図7(b)は、飛行体1cのxz平面の断面図である。
飛行体1cは、円盤状の本体部11を有している。本体部11には、当該本体部11を貫通する貫通孔が4か所に設けられている。それぞれの貫通孔内には、モータ31と当該モータ31に取り付けられたプロペラファン35と、モータ31を貫通孔の内壁に固定するフレーム36が設けられている。
本実施の形態による飛行体1cは、モータ31の回転によってプロペラファン35が回転して上向き(+z方向)の推力が生じ上昇する。なお、適宜、フラップ等を設けることによって、水平方向に移動可能としてもよい。
(第5の実施の形態)
続いて、本発明の第5の実施の形態による飛行体1dを図8乃至図10を参照して説明する。
図8(a)(b)は、飛行体1dの斜視図である。図8(a)は、初期状態における飛行体1dを示しており、図8(b)は飛行可能状態における図である。
図示されるように、飛行体1dは、球状の本体部10と、初期状態において本体部10の内部に格納される4つのモータ30(うち、2つは図示せず)及びモータ30の夫々に取りつけられたプロペラ32(うち、2つは図示せず)を有している。
図8及び図10に示されるように、本体部10には垂直方向に開閉可能な4つの開閉部50が設けられている。図10に詳しく示されるように開閉部50は、同一直線状に互いに対向するように設けられている。
図8(a)及び図10によく示されるように、本実施の形態における開閉部50は、略五角形の形状を有しており、開閉部の底辺を構成する一辺は蝶番構造となっている。飛行状態においては開閉部の底辺を構成する一辺が本体部10と接続されるように開閉可能に構成されている。
図9に示されるように、開閉部50は、初期状態において本体部10の内側に位置する内側面12inと、初期状態において本体部の外側に位置する外側面12exとを有している。モータ30は、各開閉部50の内側面12inに設けられている。開閉部50は、飛行状態において内側面12inが上方を向くように、垂直方向に開閉可能に構成されている。
かかる構成によって、飛行状態においては、モータ30及びプロペラ32は、上方に向けて揚力(推力)を発生させることができる。
図10に示されるように、飛行体1dの頂部には、開閉スイッチ70が設けられている。開閉スイッチ70が押下されると、図示しないスプリングによって全ての開閉部50が開く。スプリングは、例えば、開閉部50の蝶番構造にばねを設けることとしてもよい。
飛行体1dは、落下を検知するセンサ部を更に備えている。ユーザによって開閉スイッチ70が操作されて開閉部50が開き飛行体1dが空中に投げ出されると、センサ部は、即座に落下状態を検知し、モータを稼働させて飛行体1dを浮上させる。
本実施の遺体による本体部10(開閉部50を含む)は、複数の小さな貫通孔11が形成された略メッシュ状に構成されている。これにより、軽量化が図れ、かつ、空気の流れを妨げることなく飛行可能となる。
本実施の形態による飛行体1dは、プロペラの回転音と逆の位相を有する逆位相音のサウンドデータを記憶した記憶部と、当該サウンドデータを再生するスピーカ部とを更に備えている。
スピーカ部は無指向性スピーカ(360度スピーカ)である。図12に示されるように、スピーカ部は、通常の音声やアナウンス等を出力するための領域62と、上記サウンドデータを再生するための領域64を有している。本実施の形態による飛行体1dは、飛行中(プロペラ32の回転を開始した以降、プロペラ32の回転を停止するまでを含む。)に、逆位相音をスピーカ部から出力する。
図13に示されるように、飛行体1のプロペラ32によって発生する音の位相が(a)に示されるものである場合、あらかじめこの音を記憶しておき、これと逆の位相を生成する。生成した位相は(b)に示されるようなものとなる。飛行体1の飛行中は、スピーカ部から(b)の位相を有する音が再生される。音源が同一地点に存在することから、(a)と(b)との位相を重ね合わせると(c)のように互いに打ち消しあうこととなり、消音される。
本実施の形態による飛行体1dは、所定の映像を映写面に映写可能なプロジェクタ部を更に備えている。映写する内容は、送受信部によって受信した静止画、動画等どのようなフォーマットであってもよい。
また、本実施の形態による飛行体1は、人の声等の外部の音声を入力するマイク部を更に備えている、マイク部に入力された音声は、ネットワークを介して接続された他のコンピュータ端末に送信され、音声認識アルゴリズムを利用して音声解析される。
その他、飛行体1dには、USBメモリ機能、音声認識AIアシスタンス、Wi−Fi機能、カメラ機能、顔認証機能などを搭載することも可能である。
以上説明したすべての実施の形態による飛行体は、例えば、送信機の操作によって、飛行体を上昇させる操作を行うと、この操作に応じた制御装置の制御によって、モータの回転数(羽ばたきの回数)が増加し、モータに取り付けられたプロペラの回転数も増加する。これにより、プロペラは飛行体の上昇に必要な揚力を徐々に生じさせる。揚力が飛行体にかかる重力を超えると、飛行体は空中に浮き始め、浮上する。
そして、飛行体が所望の高度に到着すると、操縦者は送信機を操作して、飛行体が空中停止(ホバリング)するように、の回転数を調整する。つまり、このときの回転数は、各プロペラの回転による揚力と飛行体にかかる重力とが釣り合う程度の回転数である。
次に飛行体が水平方向に移動する場合には、操縦者は送信機を操作して、進行方向に向かって後方にあるプロペラの回転数を、進行方向に向かって前方にあるプロペラの回転数よりも多くする。これにより、後方にあるプロペラによる揚力が前方にあるプロペラによる揚力に比べて大きくなり、プロペラの位置がプロペラの位置よりも高くなる。よって、飛行体の機体が進行方向に向かって前下がりに傾いた姿勢となる。
上述した飛行体は、例えば、図14乃至図17に示される機能ブロックを有している。なお、図8の機能ブロックは最低限の参考構成である。
フライトコントローラは、プログラマブルプロセッサ(例えば、中央演算処理装置(CPU))などの1つ以上のプロセッサを有することができる。
フライトコントローラは、図示しないメモリを有しており、当該メモリにアクセス可能である。メモリは、1つ以上のステップを行うためにフライトコントローラが実行可能であるロジック、コード、および/またはプログラム命令を記憶している。
メモリは、例えば、SDカードやランダムアクセスメモリ(RAM)などの分離可能な媒体または外部の記憶装置を含んでいてもよい。カメラやセンサ類から取得したデータは、メモリに直接に伝達されかつ記憶されてもよい。例えば、カメラ等で撮影した静止画・動画データが内蔵メモリ又は外部メモリに記録される。
フライトコントローラは、飛行体の状態を制御するように構成された制御モジュールを含んでいる。例えば、制御モジュールは、6自由度(並進運動x、y及びz、並びに回転運動θ、θ及びθ)を有する飛行体の空間的配置、速度、および/または加速度を調整するために飛行体の推進機構(モータ等)を制御する。制御モジュールは、搭載部、センサ類の状態のうちの1つ以上を制御することができる。
フライトコントローラは、1つ以上の外部のデバイス(例えば、端末、表示装置、または他の遠隔の制御器)からのデータを送信および/または受け取るように構成された送受信部と通信可能である。送受信機は、有線通信または無線通信などの任意の適当な通信手段を使用することができる。
例えば、送受信部は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、赤外線、無線、WiFi、ポイントツーポイント(P2P)ネットワーク、電気通信ネットワーク、クラウド通信などのうちの1つ以上を利用することができる。
送受信部は、センサ類で取得したデータ、フライトコントローラが生成した処理結果、所定の制御データ、端末または遠隔の制御器からのユーザコマンドなどのうちの1つ以上を送信および/または受け取ることができる。
本実施の形態によるセンサ類は、慣性センサ(加速度センサ、ジャイロセンサ)、GPSセンサ、近接センサ(例えば、ライダー)、またはビジョン/イメージセンサ(例えば、カメラ)を含み得る。
本発明の飛行体は、調査、測量、観察等における産業用の飛行体としての利用が期待できる。また、本発明の飛行体は、マルチコプター・ドローン等の飛行機関連産業において利用することができ、さらに、本発明は、カメラ等を搭載した空撮用の飛行体としても好適に使用することができる他、セキュリティ分野、農業、インフラ監視等の様々な産業にも利用することができる。
上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
1、1a〜1c、1d 飛行体
10 本体部
11 貫通孔
30、31 モータ
32 プロペラ
35 プロペラファン
40 アーム
50 開閉部
70 開閉スイッチ
72 羽根

Claims (15)

  1. 球状の本体部と、
    初期状態において前記本体部の内部に格納される揚力発生部と、
    ユーザの操作に応じて前記揚力発生部を少なくとも部分的に前記本体部の外へ位置させて当該飛行体を浮上させる飛行状態に移行させる制御部と、
    を備える、
    飛行体。
  2. 請求項1に記載の飛行体であって、
    前記本体部は、少なくとも2つ以上の開閉可能な開閉部を有しており、
    前記開閉部は、前記初期状態において前記本体部の内側に位置する内側面と、前記初期状態において前記本体部の外側に位置する外側面とを有しており、
    前記揚力発生部は、前記開閉部の夫々の前記内側面に設けられている、
    飛行体。
  3. 請求項2に記載の飛行体であって、
    前記開閉部は、飛行状態において前記内側面が上方を向くように、垂直方向に開閉可能に構成されており、
    前記揚力発生部は、飛行状態において少なくとも前記上方に向けて揚力が発生する方向に取り付けられている、
    飛行体。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の飛行体であって、
    前記開閉部は、略五角形の形状を有しており、飛行状態においては前記開閉部の底辺を構成する一辺が前記本体部と接続されるように開閉可能に構成されている、
    飛行体。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の飛行体であって、
    前記開閉部及び対応する前記揚力発生部は4つである、
    飛行体。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の飛行体であって、
    少なくとも前記開閉部は、複数の貫通孔が形成され、略メッシュ状に構成されている、
    飛行体。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の飛行体であって、
    前記揚力発生部は、モータと当該モータに取り付けられたプロペラとを有する、
    飛行体。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の飛行体であって、
    落下状態を検知する落下センサ部を更に備えており、
    前記飛行状態において落下を検知した場合に、前記揚力発生部を起動して飛行する、
    飛行体。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の飛行体であって、
    前記揚力発生部生じる稼働音と逆の位相を有する逆位相音を記憶した記憶部と、
    前記逆位相音を出力可能なスピーカ部とを更に備え、
    前記制御部は、前記揚力発生部の稼働中に、前記逆位相音を前記スピーカ部から出力する、
    飛行体。
  10. 請求項9に記載の飛行体であって、
    前記スピーカ部は、無指向性スピーカであり
    当該無指向性スピーカは、前記逆位相音を再生する第1領域と、他の音声を再生するための第2領域とを有している、
    飛行体。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の飛行体であって、
    所定の映像を映写面に映写可能なプロジェクタ部を更に備えている、
    飛行体。
  12. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の飛行体であって、
    外部の音声を入力するマイク部を更に備えている、
    飛行体。
  13. 請求項1に記載の飛行体であって、
    前記揚力発生部は、モータと当該モータに取り付けられたプロペラであって2枚以上のブレードを有するプロペラを含んでおり、
    前記初期状態においては、前記ブレードは、重ねられた状態で格納されており、前記飛行状態においては、モータの回転によって得られる遠心力によって前記ブレードが開く、
    飛行体。
  14. 請求項1に記載の飛行体であって、
    前記揚力発生部は、2枚以上の羽根と当該羽根を羽ばたかせる機構とを含んでおり、
    前記初期状態においては、前記羽根は、折りたたまれた状態で格納されており、前記飛行状態においては、当該羽根の弾性力によって当該羽根が開く、
    飛行体。
  15. 円盤状の本体部と、前記本体部を貫通する貫通孔と、前記貫通孔内に設けられた揚力発生部とを備える飛行体。

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