JP2019055114A - シューズ着用バンド - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、従来、特許文献1に記載されているように、輪状とされ、全体又は一部を伸縮性を有する部材をもって構成した靴着用補助具が提案されている。
すなわち、上記従来の技術では、靴着用補助具がシューズの外側から締め付けるだけであり、足自体はサポートされておらず、やはりシューズ内の足がズレてしまう不都合があった。特に、踊り等の激しい動きを伴うダンスシューズを着用した場合には、シューズだけを外側から締め付ける靴着用補助具では、足のズレを抑制する効果が不十分であった。また、靴着用補助具がシューズを締め付けているだけであるため、装着時間が長い場合に足のむくみを抑制することができなかった。
また、足自体が内側帯体で締め付けられているので、装着時間が長い場合でも、足のむくみを抑制することができる。このように、シューズと足とをそれぞれ外側帯体と内側帯体とで締め付けることで、二重にサポートされ、シューズ内の足のズレとむくみとを抑制することが可能になる。
すなわち、このシューズ着用バンドでは、内側帯体及び外側帯体が、ブラジャーの肩紐等に採用されているサテン生地製の伸縮性バインダーテープで形成されているので、肌触りも良く、また光沢もあって高いデザイン性も得ることができる。
すなわち、このシューズ着用バンドでは、外側帯体の外周面であって接合部の直上又はその周囲に、装飾物が取り付けられているので、様々な装飾物を選択可能であり、装飾物による高いデザイン性と美観とが得られだけでなく、接合部によって装着時に足の甲上に装飾物を位置決めすることができる。例えば、凸部となる装飾物がシューズ内側に配されてしまい、シューズと足との間にあって装着時に装飾物が足を圧迫して不快感を生じさせることが無い。
すなわち、このシューズ着用バンドでは、内側帯体及び外側帯体が挿通されていると共に接合部を覆う環状のタグ部を備えているので、接合部をタグ部で覆って隠すことができると共に、タグ部に文字、記号、絵又は模様等を付けることで、デザイン性も向上する。
すなわち、このシューズ着用バンドでは、内側帯体及び外側帯体の少なくとも一方が、両端部を有すると共に前記両端部を連結可能なバックル部を備えているので、両端部を着脱自在なバックル部で両端部を連結して環状とすることができ、バンドの着脱が容易になる。
すなわち、このシューズ着用バンドでは、シューズが、ダンスシューズであるので、踊り等の激しい動きがあっても足がズレ難く、常にシューズが足にフィットした状態でダンスを行うことができる。
すなわち、本発明に係るシューズ着用バンドによれば、足にシューズを装着する際に足の甲から足の裏まで巻回されて装着される内側帯体と、足にシューズを装着した状態で足の甲からシューズの裏まで巻回されて装着される外側帯体とを備え、足にシューズを装着した状態で足の甲上に配される部分に、内側帯体と外側帯体とを互いに接合した接合部を有しているので、激しい動きを伴ってもシューズ内の足のズレを抑制できると共に、足のむくみも抑制可能である。
特に、本発明のシューズ着用バンドでは、激しい動きを伴うダンスシューズを装着する際に好適である。
上記内側帯体2は、全体又は一部が伸縮性材料で形成されている。
上記外側帯体3は、全体又は一部が伸縮性材料で形成されていると共に内側帯体2の外周に沿って環状に延在している。
本実施形態では、上記内側帯体2及び外側帯体3は、全体がサテン生地製の伸縮性バインダーテープで形成されている。
上記接合部4は、内側帯体2と外側帯体3とを縫合して連結した部分である。なお、内側帯体2及び外側帯体3を環状に縫合する際に、同時に内側帯体2と外側帯体3とを縫合して接合部4としてもよい。
このシューズSは、ヒール部S1が有しており、外側帯体3が足Fの甲からヒール部S1と先端部との間にある土踏まず部S2まで取り巻かれて外側帯体3の弾性力により締め付けている。
まず、シューズ着用バンド1の使用する際には、図3に示すように、シューズSに外側帯体3を巻回する。このとき、接合部4をシューズSの上側に配するようにセットすることで、内側帯体2がシューズS内に配された状態となる。
なお、実際にシューズ着用バンド1を装着した状態の写真を図4に示す。
特に、シューズSが、ダンスシューズである場合、踊り等の激しい動きがあっても足Fがズレ難く、常にシューズSが足Fにフィットした状態でダンスを行うことができる。
さらに、内側帯体2及び外側帯体3が、ブラジャーの肩紐等に採用されているサテン生地製の伸縮性バインダーテープで形成されているので、肌触りも良く、また光沢もあって高いデザイン性も得ることができる。
すなわち、第2実施形態では、外側帯体23の外周面に装飾物25として複数のイミテーションの宝石が並べられて貼り付けられている。
すなわち、第3実施形態のシューズ着用バンド31は、内側帯体2及び外側帯体3が挿通されていると共に接合部4を覆う環状のタグ部36を備えている。
なお、上記タグ部36も、内側帯体2及び外側帯体3と同様の伸縮性バインダーテープを用いてもよいが、異なる材質のテープを用いることも可能である。また、タグ部36は、内側帯体2及び外側帯体3と異なる色や模様のテープを用いても構わない。さらに、タグ部36の表面には、文字、記号、絵又は模様等を付けても構わない。
上記バックル部47は、例えば樹脂で形成され、雌部47aと、雌部47aに着脱可能に嵌め込み可能な雄部47bとで構成されている。すなわち、内側帯体42と外側帯体43との一方の端部は、雌部47aに固定されていると共に、内側帯体42と外側帯体43との他方の端部は、雄部47bに固定されている。
第4実施形態のシューズ着用バンド41を装着する場合、例えば、バックル部47の連結を外した状態で、外側帯体43の中央部をシューズSの裏側に配すると共に、内側帯体42の中央部をシューズSの内部に配した状態で、足FをシューズSに挿入する。
次に、バックル部47を足Fの甲上で連結すると、外側帯体43がシューズSの外周に取り巻かれて環状となると共に、内側帯体42がシューズS内の足Fを取り巻いて環状となり、シューズ着用バンド41が装着される。
また、第2実施形態では、装飾物として複数のイミテーションの宝石を接着したが、他の装飾物を取り付けても構わない。例えば、小さなマークや絵が施されたものや、小型のリボン等を取り付けてもよい。
さらに、第4実施形態では、内側帯体と外側帯体との両方を1つのバックル部で連結しているが、内側帯体の両端部だけを連結するバックル部や、外側帯体の両端部だけを連結するバックル部を設けても構わない。
Claims (6)
- 足にシューズを装着する際に前記足の甲から前記足の裏まで巻回されて装着される内側帯体と、
前記足に前記シューズを装着した状態で前記足の甲から前記シューズの裏まで巻回されて装着される外側帯体とを備え、
前記内側帯体が、全体又は一部が伸縮性材料で形成され、
前記外側帯体が、全体又は一部が伸縮性材料で形成されていると共に内側帯体の外周に沿って環状に延在し、
前記足に前記シューズを装着した状態で前記足の甲上に配される部分に、前記内側帯体と前記外側帯体とを互いに接合した接合部を有していることを特徴とするシューズ着用バンド。 - 請求項1に記載のシューズ着用バンドにおいて、
前記内側帯体及び前記外側帯体が、サテン生地製の伸縮性バインダーテープで形成されていることを特徴とするシューズ着用バンド。 - 請求項1又は2に記載のシューズ着用バンドにおいて、
前記外側帯体の外周面であって前記接合部の直上又はその周囲に、装飾物が取り付けられていることを特徴とするシューズ着用バンド。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のシューズ着用バンドにおいて、
前記内側帯体及び前記外側帯体が挿通されていると共に前記接合部を覆う環状のタグ部を備えていることを特徴とするシューズ着用バンド。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のシューズ着用バンドにおいて、
前記内側帯体及び前記外側帯体の少なくとも一方が、両端部を有すると共に前記両端部を連結可能なバックル部を備えていることを特徴とするシューズ着用バンド。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のシューズ着用バンドにおいて、
前記シューズが、ダンスシューズであることを特徴とするシューズ着用バンド。
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Citations (6)
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