JP2019054552A - 撮像装置 - Google Patents

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一磨 細井
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Abstract

【課題】適切な露出制御が可能な撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置1は、光学系による像を撮像する撮像部7と、前記光学系に関するデータを取得する取得部10と、撮像部7による第1の撮影において、取得部10で取得した第1のデータを用いて露出制御を行い、前記第1のデータの後に取得部10が第2のデータを取得しても前記第1のデータを用いて露出制御を行う制御部10と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像を取得する撮像装置に関する。
従来、撮像素子で受光した光の量を元に露出制御を行うカメラにおいて、撮影レンズの絞り値等の光学データを、露出制御値を決める演算に用いるものが知られている(特許文献1参照)。
特開2011−61659号公報
撮影レンズからカメラ本体に送られる光学データを元に周辺減光の補正を行うと、ズーム操作等により光学データが変化した場合に、スルー画像や動画像の露出制御が適切に出来ないことがあった。
本発明の目的は、適切な露出制御が可能な撮像装置を提供することにある。
本発明は、光学系による像を撮像する撮像部と、前記光学系に関するデータを取得する取得部と、前記撮像部による第1の撮影において、前記取得部で取得した第1のデータを用いて露出制御を行い、前記第1のデータの後に前記取得部が第2のデータを取得しても前記第1のデータを用いて露出制御を行う制御部と、を備える撮像装置に関する。
本発明によれば、適切な露出制御が可能な撮像装置を提供することができる。
実施形態におけるカメラ100の構成図である。 カメラ100における静止画及び動画の撮影処理の基本動作を示す流れ図である。 カメラ100における静止画及び動画の撮影処理の基本動作を示す流れ図である。 撮像素子7の分割領域を説明するための概念図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る撮像装置の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるデジタル一眼レフレックスカメラ(以下、「カメラ」ともいう)100の構成図である。
カメラ100は、カメラ本体1と、レンズユニット2と、から構成される。
レンズユニット2は、カメラ本体1のマウント部18に対して交換可能に装着される交換レンズである。レンズユニット2は、結像光学系としての撮像光学系3や絞り4等を含む。レンズユニット2は、レンズ制御部(不図示)を有する。このレンズ制御部は、光学データ(後述)として、絞り4の絞り量に対応するデータを、レンズ通信部(不図示)を介してカメラ本体1の制御部10(後述)に送信する。なお、光学データには、撮像光学系3の焦点距離等に関するデータが含まれていてもよい。
撮像光学系3は、複数のレンズ群を含む(図1では2つのレンズのみ図示)。複数のレンズ群は、ズーム光学系としてのズームレンズ群、フォーカス光学系としてのフォーカスレンズ群を含む。
絞り4は、撮像光学系3を通過して、カメラ本体1に備えられた後述の撮像素子7に至る光束の光量を制限する。
カメラ本体1は、クイックリターンミラー5と、フォーカルプレーンシャッター6と、被写体像を光電変換する撮像部としての撮像素子7と、撮像素子7で撮像された画像として、動画像(スルー画像を含む)及び静止画像を表示する表示部8と、を備えている。また、カメラ本体1は、レンズユニット2の前記レンズ通信部と通信を行うカメラ通信部(不図示)を備える。
またカメラ本体1は、ファインダ光学系20と、被写体像を光電変換するエリアセンサ16と、制御部10と、記憶部9と、を有する。
クイックリターンミラー5、フォーカルプレーンシャッター6及び撮像素子7は、撮像光学系3の光軸OAに沿って配置され、ファインダ光学系20はクイックリターンミラー5の上部領域に配置されている。
撮影者がファインダ光学系20を通して被写界を観察する時、つまり静止画撮影、及び動画撮影(スルー画像の撮影を含む)以外の時に、クイックリターンミラー5は、撮像光学系3から撮像素子7までの撮影光路と交差し、撮像光学系3を通過した光束を上方に反射させてファインダ光学系20に導く(実線の位置)。
一方、静止画撮影、及び動画撮影(スルー画像の撮影を含む)時、クイックリターンミラー5は上方に跳ね上げられ、撮像光学系3を通過した光束は、フォーカルプレーンシャッター6及び撮像素子7に導かれる。これにより、撮像素子7の撮像信号に基づいて被写体の画像データを生成することができる(点線の位置)。
ファインダ光学系20は、ファインダスクリーン11、ペンタダハプリズム12、接眼レンズ14を含む。
被写体からの光束は、カメラ100の撮像光学系3及び絞り4を通過した後、クイックリターンミラー5によって上部に反射される。そして、クイックリターンミラー5で反射された被写体からの光束は、撮像素子7と光学的に等価な面に配置されたファインダスクリーン11に結像する。結像した被写体からの光束は、ペンタダハプリズム12を経て、接眼レンズ14を通った後、ファインダ17へと向かう。
また、ペンタダハプリズム12を通った光束の一部は、エリアセンサ用再結像光学系13を通って、エリアセンサ16に結像する。
エリアセンサ16は、CMOSイメージセンサ等で構成される。エリアセンサ16は、撮影の際の露出値を演算するため、撮影画面を複数の領域に分割して領域ごとの輝度に応じた出力信号を出力する。
撮像素子7は、カメラ本体1の、光軸OA上であって、撮像光学系3の予定焦点面となる位置に設けられる。フォーカルプレーンシャッター6は、その前面に設けられている。撮像素子7は、複数の光電変換素子が二次元に配列されたものであり、二次元CCDセンサ、CMOSセンサ等で構成される。
撮像素子7で光電変換された画像信号は、画像データとして制御部10に送信される。この画像データは、制御部10で画像処理され、内部のメモリ(不図示)に保存される。なお、撮影された画像データを保存するメモリは、内蔵型メモリやカード型メモリ等で構成される。
記憶部9は、制御プログラムを含む各種のデータを記憶する。
制御部10は、マイクロプロセッサにより構成され、記憶部9に記憶された動作制御プログラムに基づいて、レンズユニット2、ファインダ光学系20、エリアセンサ16等の動作を統括的に制御する。また、制御部10は、記憶部9に記憶された露出制御プログラムに基づいて、撮像素子7で撮影された画像に対して、露出制御を行う。
制御部10は、レンズユニット2から送信された第1光学データを取得した後、第2光学データを取得する取得部としての機能を備える。
第1光学データは、動画撮影(スルー画像の撮影を含む)を開始した際に最初に取得するデータである。制御部10は、後述する第1撮影及び第2撮影の少なくとも一方が開始された後に、第1光学データを取得する。また、第2光学データは、第1光学データを取得した以後に取得する静止画用のデータであり、所定の周期で更新される(後述する図3のS111参照)。
本実施形態において、第1光学データ及び第2光学データは、絞り4の絞り量に対応するデータである(以下、単に「光学データ」ともいう)。光学データは、ズームレンズ群の移動、フォーカスレンズ群の移動、及び絞り4の開口の変化のうち少なくとも1つに応じて変化する。なお、絞り4の開口は、使用者による絞り4の手動操作、又はオートアイリス(自動絞り制御)機能により変化する。
制御部10は、第1光学データ及び第2光学データを、カメラ通信部(不図示)を介してレンズユニット2から取得する。
また、制御部10は、第1撮影に用いられる第1露出制御、及び第2撮影に用いられる第2露出制御を行う露出制御部としての機能を備える。
制御部10は、第1露出制御において、第1光学データを取得した後、この第1光学データを用いて露出制御を行うと共に、第2光学データを取得した後、この第2光学データを用いて露出制御を行う。また、制御部10は、第2露出制御においては、第1光学データを取得した後、この第1光学データを用いて露出制御を行うと共に、第2光学データを取得した後も、第1光学データを用いて露出制御を行う。
本実施形態において、第1撮影は、静止画像の撮影である。第2撮影は、動画像の撮影及びスルー画像の撮影の少なくとも一方である。
また、制御部10は、絞り4の絞り値、撮像素子7のゲイン及び蓄積時間のうち少なくとも1つを決定する。
なお、制御部10による静止画及び動画(スルー画像の撮影を含む)の撮影処理については後に詳述する。
カメラ本体1は、操作部21を備える。操作部21は、レリーズスイッチ、ズームボタン、及び撮影者がカメラ本体1の各種動作モードを設定するための入力スイッチ等である。
例えば、使用者がレリーズスイッチを押下すると、カメラ100は、静止画の撮影動作を開始する。また、使用者がライブビュースイッチ(不図示)操作すると、カメラ100は、スルー画像の表示を開始する。そして、スルー画像の表示中に、使用者がレリーズスイッチを半押してピントを合わせ、更に動画撮影ボタン(不図示)を操作すると、カメラ100は、動画撮影を開始する。
撮影動作において、まず、クイックリターンミラー5が上部(点線)へ跳ね上がる。カメラ100は、フォーカルプレーンシャッター6のシャッター幕を開き、撮像素子7で光束を受光し、撮像信号を出力する。
撮像信号は、エリアセンサ16の出力と同様に制御部10で処理される。そして、撮影された画像は、表示部8に表示される。
スルー画像の表示モード(動画撮影も含む)の場合も、カメラ100は、クイックリターンミラー5を上部に跳ね上げる。そしてカメラ100は、フォーカルプレーンシャッター6を開き、撮像素子7で被写体からの光束を受光する。撮像素子7の出力は、制御部10で処理され、表示部8にスルー画として表示される。
次に、本実施形態における静止画及び動画(スルー画像を含む)の撮影処理の流れについて説明する。図2及び図3は、カメラ100における静止画及び動画の撮影処理の基本動作を示す流れ図である。また、図4は、撮像素子7の分割領域を説明するための概念図である。
電源ONとなったカメラ100において、使用者がライブビュースイッチ(不図示)を操作すると、クイックリターンミラー5が上部に跳ね上がり、フォーカルプレーンシャッター6が開いて、撮像光学系3から入射した被写体からの光束が撮像素子7に導かれる。
図2に示すS101において、制御部10は、レンズユニット2から第1光学データを取得する。この第1光学データは、電源ONの後に最初に取得するデータである。
S102において、制御部10は、撮像素子7を制御して、画像を蓄積させる。電源ON時の初回蓄積では、露出制御に用いるAV(撮像光学系3の絞り値のAPEX値)、TV(シャッター秒時のAPEX値)、SV(撮像感度のAPEX値)は固定値とする。例えば、AV=5、TV=6、SV=5とする。S102で蓄積された画像は、画像データとして制御部10に送信される。
S103において、制御部10は、S102で取得した画像データに基づいて、測光用の評価値を算出する。本実施形態において、撮像素子7の評価領域は、図4に示すように、横5×縦5のブロック(分割領域)に分けられる。
各分割領域の出力は、座標(i,j)を用いて、Y[i][j]として表される。各分割領域の評価値は、分割領域の範囲内における撮像素子7の各画素のY出力を加算したものである。
YC[i][j]=ΣΣY[X][Y] ・・・(式1)
式(1)において、YC[i][j]は、図4の各分割領域における評価値の出力である。Y[X][Y]は、撮像素子7の座標X、YにおけるY出力値であり、例えば、0〜4095の値をとる。2つのΣの範囲は、1つの評価値を構成する画素すべての座標範囲である。例えば、撮像素子7の画素数が横2400×縦1600の場合に、1つの評価値は、横480×縦320画素となる。iが0、jが0であれば、Σの範囲は、Xが0〜479、Yが0〜319となる。
S104において、制御部10は、測光用の評価値に対して、撮像光学系3で発生する周辺減光(光量低下)を補正する。
YCZ[i][j]=YC[i][j]×Z[r] ・・・(式2)
式2において、Z[r]は、S101で取得した第1光学データを元に決められる補正値である。rは、i、jの座標で特定される評価値の中心と撮像面上の光軸中心との距離である。
S105において、制御部10は、動画像用の測光演算として、周辺減光を補正した測光用の評価値の出力を元に、動画像制御用測光値BVThを算出する。
BVTh=Log2((ΣΣYC[i][j])/24)+
BVCONST−AV ・・・(式3)
式3において、Log2( )は、底を2とした引数の対数値を返す関数である。BVCONSTは、蓄積時間、撮像感度により決まる値である。AVは、S101で取得した第1光学データ(APEX値)であり、撮像光学系3の実制御絞り値である。
S106において、制御部10は、静止画用の測光演算として、周辺減光を補正した測光用の評価値の出力を元に、静止画像制御用測光値BVIMGを算出する。
BVIMG=
Log2((ΣΣYCZ[i][j])/24)+
BVCONSTIMG−AVREAL ・・・(式4)
式4において、BVCONSTIMGは、画像データの取得時における絞り値、蓄積時間、撮像感度により決まる値である。AVREALは、S101で取得した第1光学データ又はS111(後述)で更新された第2光学データ(APEX値)であり、撮像光学系3の実制御絞り値である。
S107において、制御部10は、スルー画像用の露出条件として、S105で算出した動画像制御用測光値BVThを元に、撮像素子7の蓄積時間TV(APEX値)、ゲインSV(APEX値)を決定する。
TV= 6 ・・・(式5)
SV= AV+TV−BVTh ・・・(式6)
式5、6により決定された蓄積時間TV、ゲインSVに基づいて、スルー画像の露出制御が行われる。スルー画像の露出制御では、レンズユニット2の絞り4を動かすことはなく、電源ON時の絞り値のままとなる。
S108において、制御部10は、S107で露出制御されたスルー画像を、表示部8に表示させる。
図3に示すS109において、制御部10は、使用者が動画撮影の開始操作を行ったか否かを判定し、NOであれば、S110の処理へ移行する。また、制御部10は、S109の判定がYESであれば、S117の処理へ移行する。
S110において、制御部10は、光学データの変化が生じたか否かを判定する。光学データは、先に説明したように、ズームレンズ群の移動、フォーカスレンズ群の移動、及び絞り4の開口の変化のうち少なくとも1つにより変化する。制御部10は、S110の判定がYESであれば、S111の処理へ移行する。また、制御部10は、S110の判定がNOであれば、S112の処理へ移行する。
S111において、制御部10は、レンズユニット2から第2光学データを再取得し、式4で用いるAVREAL(実制御絞り値)を更新する。
S112において、制御部10は、レリーズスイッチが押下(ON)された否かを判定し、YESであれば、S113の処理へ移行する。また、制御部10は、S112の判定がNOであれば、S116の処理へ移行する。
S113において、制御部10は、静止画像用の露出条件として、撮像素子7の蓄積時間TV(APEX値)、ゲインSV(APEX値)を決定する。
AV=撮像光学系3の実制御絞り値(APEX値) ・・・(式7)
TV= 6 ・・・(式8)
SV= AV+TV−BVIMG ・・・(式9)
S114において、制御部10は、S113で決定した静止画用の露出条件に基づいて、撮像素子7による静止画像の蓄積を行う。
S115において、制御部10は、S113で蓄積した静止画像を撮像素子7から読み出し、画像処理を施した後、画像データとして出力する。この静止画像の画像データは、内部のメモリ(不図示)に保存される。
S116において、制御部10は、カメラ100が電源OFFとなったか否かを判定し、YESであれば、処理を終了する。また、制御部10は、S116の判定がNOであれば、S102(図2参照)にリターンする。このように、S116でカメラ100が電源OFFとならない限り、S102〜S115の処理が繰り返し実行される。
一方、S117(S109でYES)において、制御部10は、S107で決定したスルー画像用の露出条件に基づいて、撮像素子7による動画像の撮影を開始する。
S118において、制御部10は、使用者が動画撮影の終了操作を行ったか否かを判定し、YESであれば、S119の処理へ移行する。また、制御部10は、S118の判定がNOであれば、S118の処理へリターンする。
なお、図3には示していないが、本実施形態において、動画像の撮影中にレリーズスイッチが押下された場合に、静止画像の撮影を行うようにしてもよい。すなわち、S117で動画像の撮影が開始された後、S118でYESの判定となるまでの間、S112と同じくレリーズスイッチが押下された否かの判定を行い、YESとなった場合には、S113以降と同じ処理を行い、静止画像の撮影、蓄積を行う。
S119において、制御部10は、撮影した動画像に記録用処理を施した後、動画像の画像データとして出力する。この動画像の画像データは、内部のメモリ(不図示)に保存される。S119の終了後、制御部10は、S116の処理へ移行する。
上述した本実施形態のカメラ100によれば、以下のような効果を奏する。
カメラ100では、動画像の撮影及びスルー画像の撮影時において、最初に取得した第1光学データに基づいて露出制御が行われる。そのため、動画像やスルー画像の撮影中に、ズームレンズ群の移動等により撮像光学系3の実制御絞り値が変化しても、動画像やスルー画像の露出が変動することがない。
例えば、ズームレンズ群の移動に伴って実制御絞り値が変化するレンズの場合、スルー画像を撮像しながらズーム操作を行うと、表示部6に表示されるスルー画像や撮像された動画像に露出のちらつきが生じ、画像品質が低下する。これは、ズーム操作により撮像光学系3の焦点距離が連続的に変化するのに対して、レンズユニット2からカメラ本体1に送信される第2光学データが、所定の制御周期で更新されるためである。すなわち、第2光学データが更新されてから次の更新までの間、撮像光学系3の実制御絞り値が変化するのに対して、露出制御は前回の第2光学データに基づいて行われるため、第2光学データが更新される度に、その時点での実制御絞り値との誤差が、表示部6に表示されるスルー画像や撮像された動画像の明暗の変化として認識されるためである。
これに対して、本実施形態のカメラ100では、ズームレンズ群の移動等により撮像光学系3の実制御絞り値が変化しても、最初に取得した第1光学データ(固定値)に基づいて露出制御が行われるため、第2光学データが更新されても、動画像やスルー画像の露出が変動することがない。そのため、表示部6に表示されるスルー画像や撮像された動画像に明暗の変化が生じることがなく、安定した露出の画像を撮影(表示)することができる。
このように、本実施形態のカメラ100によれば、光学データの変化に係わらず、スルー画像及び動画像の適切な露出制御が可能となる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
本実施形態では、本発明に係る撮像装置を、デジタル一眼レフレックスカメラに適用した例について説明した。これに限らず、本発明に係る撮像装置は、クイックリターンミラー、ファインダ光学系等を備えていないミラーレス一眼カメラにも適用することができる。
また、上記実施形態及び変形形態は適宜に組み合わせて用いることができるが、各実施形態の構成は図示と説明により明らかであるため、詳細な説明を省略する。更に、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ本体、2:レンズユニット、3:撮像光学系、4:絞り、7:撮像素子、8:表示部、9:記憶部、10:制御部、18:マウント部、100:カメラ

Claims (6)

  1. 光学系による像を撮像する撮像部と、
    前記光学系に関するデータを取得する取得部と、
    前記撮像部による第1の撮影において、前記取得部で取得した第1のデータを用いて露出制御を行い、前記第1のデータの後に前記取得部が第2のデータを取得しても前記第1のデータを用いて露出制御を行う制御部と、
    を備える撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記制御部は、前記撮像部による第2の撮影において、前記第1のデータを取得した後に前記第2のデータを取得すると、前記第2のデータに基づいて露出演算を行う撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置において、
    前記第1の撮影は動画撮影であり、前記第2の撮影は静止画撮影である撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第1のデータ及び前記第2のデータは、前記光学系の絞り値に関する情報を有する撮像装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第1のデータは、前記光学系の周辺減光に関するデータを有する撮像装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記光学系を備える鏡筒を着脱するマウント部を有し、
    前記取得部は、前記マウント部を介して前記鏡筒から前記データを周期的に受信する撮像装置。
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