JP2019053456A - ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法 - Google Patents

ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019053456A
JP2019053456A JP2017176430A JP2017176430A JP2019053456A JP 2019053456 A JP2019053456 A JP 2019053456A JP 2017176430 A JP2017176430 A JP 2017176430A JP 2017176430 A JP2017176430 A JP 2017176430A JP 2019053456 A JP2019053456 A JP 2019053456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
purchase
customer
information
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017176430A
Other languages
English (en)
Inventor
史生 沖浦
Fumio Okiura
史生 沖浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2017176430A priority Critical patent/JP2019053456A/ja
Priority to PCT/JP2018/029718 priority patent/WO2019054097A1/ja
Publication of JP2019053456A publication Critical patent/JP2019053456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/12Cash registers electronically operated
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/12Cash registers electronically operated
    • G07G1/14Systems including one or more distant stations co-operating with a central processing unit

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

【課題】ポイント事業者が顧客の多様な購買情報を取得することができるポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法を提供すること。【解決手段】顧客1により購入される商品に応じた決済を行うとともに、該決済額に応じたポイントを顧客1に付与するPOSレジ10と、ポイント利用に伴う購買データ40を管理するポイント管理装置30とを通信可能に接続し、ポイント管理装置30は、POSレジ10からポイントAを伴う商品の決済データ20を受信したならば、ポイントAを運営するポイント事業者Aのサーバ装置50aに対して購買関連データ40を送信するとともに、ポイント事業者Bのサーバ装置50b及びポイント事業者Cのサーバ装置50cに対しても購買関連データ40を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、ポイント事業者が顧客の多様な購買情報を取得することができるポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法に関する。
従来、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社により提供される「Tポイント(登録商標)」と呼ばれるポイントサービスのように、ポイント事業者が顧客に対してポイントを付与する各種のポイントサービスが知られている。
例えば、特許文献1には、ポイントサービス対象の店舗から通知された顧客との間の取引情報に基づいて該顧客へ付与するサービスポイントを算出するポイント管理処理手段を備えたポイント管理システムにおいて、顧客から通知された店舗登録情報に基づいて、サービスポイントに係るポイント付与対象店舗を顧客毎に記憶する店舗登録情報データベースを備え、ポイント管理処理手段は、店舗登録情報に基づく顧客毎のポイント付与対象店舗のポイント優遇度に従って、サービスポイントの算出を行う技術が開示されている。
このように、顧客による対価の支払いがなされた場合に、該顧客に対してポイントが付与されるとともに、かかる顧客の購買情報はポイント管理装置に通知され、ポイント事業者においてマーケティング情報等として活用されている。
特開2003−150775号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来のポイントサービスでは、顧客へのポイント付与に伴って取得される購買情報等が、ポイントを付与するポイント事業者のみに対して通知されるため、各ポイント事業者により収集できる購買情報の量及び質に限界がある。
例えば、あるコンビニエンスストアのフランチャイズ店を対象としてポイントサービスを行うポイント事業者の場合は、このフランチャイズ店を利用する顧客の購買情報は入手できるが、他のフランチャイズ店を利用する顧客の購買情報は入手できない。また、コンビニエンスストア以外の店舗を利用する顧客の購買情報についても入手することはできず、入手できる購買情報に偏りが生ずる可能性がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、ポイント事業者が顧客の多様な購買情報を取得することができるポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、顧客により購入される商品又は顧客に対して提供されるサービスに応じた対価の決済を行うとともに、該対価に応じたポイントを前記顧客に付与する決済装置と、前記ポイントの付与に伴う購買情報を管理する管理装置とを通信可能に接続したポイント管理システムであって、前記管理装置は、前記決済装置から所定のポイント事業者が提供するポイントを伴う商品又はサービスの購買情報を含む決済情報を受け付けたならば、該購買情報に関連する購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、前記顧客に関する情報を含む購買関連情報を前記所定のポイント事業者のサーバ装置に対して出力するとともに、前記購買関連情報から顧客に関する情報を除去した匿名加工情報を前記購買関連情報として前記所定のポイント事業者以外の他のポイント事業者のサーバ装置に対して出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、前記顧客に関する情報を含む購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、前記所定のポイント事業者以外の他のポイント事業者のサーバ装置に対して、前記所定のポイント事業者に関する情報を含む購買関連情報を出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、前記所定のポイント事業者以外の他のポイント事業者のサーバ装置に対して、前記所定のポイント事業者に関する情報を含まない購買関連情報を出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、複数のポイント事業者の間で定められた所定のルールに基づいて、前記所定のポイント事業者以外の他の複数のポイント事業者のいずれのポイント事業者のサーバ装置に対して前記購買関連情報を出力するかを判定し、出力先として判定されたポイント事業者のサーバ装置に対して前記購買関連情報を出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記購買関連情報には、前記決済装置において前記ポイントを伴う決済がされた際の決済種別に関する情報が含まれることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理装置は、出力先のポイント事業者の出力形式に適合した形式で前記購買関連情報を出力することを特徴とする。
また、本発明は、顧客により購入される商品又は顧客に対して提供されるサービスに応じた対価の決済を行うとともに、該対価に応じたポイントを前記顧客に付与する決済装置と通信可能に接続され、前記ポイントの付与に伴う購買情報を管理する管理装置であって、前記決済装置から所定のポイント事業者が提供するポイントを伴う商品又はサービスの購買情報を含む決済情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記購買情報に関連する購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力する出力処理部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、顧客により購入される商品又は顧客に対して提供されるサービスに応じた対価の決済を行うとともに、該対価に応じたポイントを前記顧客に付与する決済装置と、前記ポイントの付与に伴う購買情報を管理する管理装置とを通信可能に接続したポイント管理システムにおけるポイント管理方法であって、前記管理装置が、前記決済装置から所定のポイント事業者が提供するポイントを伴う商品又はサービスの購買情報を含む決済情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信された該購買情報に関連する購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力する出力処理ステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、ポイント事業者が顧客の多様な購買情報を取得することができ、もって多様な顧客情報をマーケティング情報として効率的に活用することが可能となる。
図1は、本実施例に係るポイント管理システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、図1に示したPOSレジの外観構成を示す図である。 図3は、図1に示したPOSレジの内部構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図1に示した決済データの一例を示す図である。 図5は、図1に示したポイント管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図6は、図5に示した購買関連データ生成部により生成される購買関連データ40の一例を示す図である。 図7は、図5に示したデータ形式変換処理部によるデータ形式変換の一例を示す図である。 図8は、図1に示したサーバ装置の構成を示す機能ブロック図である。 図9は、図3に示したPOSレジの処理手順を示すフローチャートである。 図10は、図5に示したポイント管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、図8に示したサーバ装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係るポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。以下に示す実施例では、店舗に配設された金銭登録機(以下、「POSレジ」と言う)を用いて商品の決済を行う場合を中心に説明することとする。
<ポイント管理システムの概念>
まず、本実施例に係るポイント管理システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係るポイント管理システムの概念を説明するための説明図である。同図に示すように、このポイント管理システムは、顧客による商品の購入時に該商品の決済を行うPOSレジ10と、POSレジ10から受信した決済データに含まれる購買データ(特許請求の範囲の「購買情報」を含むデータ)に関連する購買関連データ(特許請求の範囲の「購買関連情報」を含むデータ)をサーバ装置50に通知するポイント管理装置30と、ポイントA〜Cを運営する各ポイント事業者a〜cのサーバ装置50a〜50cとを有する。以下、サーバ装置50a〜50cの全て又は一部を「サーバ装置50」と言う。以下、「ABCデータ(ABCは任意)」との記載には、ABCの情報が含まれるものとする。
ここで、この購買関連データとは、決済データに含まれる購買データそのものでも良いが、かかる購買データから顧客1に関する情報を除いた匿名加工情報、購買データからポイント種別に関する情報を除いたデータ、決済種別を含めたデータ等の購買データに関連するデータである。
コンビニエンスストア等の店舗に顧客1が来店し、貨幣で商品を購入する場合には、顧客1がレジ担当の店員(以下、「レジ係員」と言う。)に対して、購入する商品、ポイントカード及び貨幣を受け渡す。レジ係員は、POSレジ10のバーコードリーダを用いて商品に付されたバーコードからデータを読み取って決済金額を算出し、POSレジ10のICカード端末を用いてポイントカードのデータを読み取り、POSレジ10を用いて顧客1から受け取った貨幣による決済処理を行う(ステップS1)。そして、POSレジ10からポイント管理装置30に決済データ20が送信される。なお、決済額に所定の比率(例えば、2/100)を掛けたポイント数が顧客1のポイントカードに付与される。
ポイント管理装置30は、POSレジ10から決済データ20を受信したならば、購買関連データ40の送信先となるサーバ装置50を特定し(ステップS2)、該当するサーバ装置50に対して購買関連データ40を送信する(ステップS3)。ここでは、顧客1が利用したポイントAのポイント事業者aにより運営されるサーバ装置50aと、ポイント事業者aとの間で購買データの共有に関する契約を締結したポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに購買関連データ40を送信する場合を示している。
なお、本実施例では、ポイント事業者a及びポイント事業者b、ポイント事業者a及びポイント事業者cの間で購買関連データの共有に関する契約が締結され、ポイント事業者bとポイント事業者cとの間では購買関連データの共有に関する契約が締結されていないものとする。
このように、本実施例では、顧客1により購入される商品に応じた決済を行うとともに、該決済額に応じたポイントを顧客1に付与するPOSレジ10と、ポイント利用に伴う購買関連データ40を管理するポイント管理装置30とを通信可能に接続し、ポイント管理装置30は、POSレジ10からポイントAを伴う商品の決済データ20を受信したならば、ポイントAを運営するポイント事業者aのサーバ装置50aに対して購買関連データ40を送信するとともに、ポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに対しても購買関連データ40を送信するよう構成したので、各ポイント事業者a〜cは、多くの購買関連データ40をマーケティング情報として効率的に活用することができる。
また、ポイント管理装置30は、顧客1に関する情報を含む購買関連データ40を各サーバ装置50a〜50cに対して送信する場合を図示したが、ポイント管理装置30は、顧客1に関する情報を含む購買関連データ40をポイント事業者aのサーバ装置50aに対して送信するとともに、顧客に関する情報を除去した匿名加工情報を購買関連データ40としてポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに対して出力することもできる。
また、ポイント管理装置30は、他のポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに対して、ポイントAに伴う決済である旨を含む購買関連データ40を送信するよう構成することもできる。なお、ポイントAに伴う決済である旨を含まない購買関連データ40を送信するよう構成することもできる。
また、ポイント管理装置30は、ポイント事業者a〜cの間で定められた所定のルールに基づいて、購買関連データ40の送信先となるサーバ装置50を判定し、送信先として判定されたサーバ装置50に対して購買関連データ40を送信する。ここでは、ポイント事業者a以外の他のポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに購買関連データ40を送信した状況を示している。なお、顧客1にポイントCを伴う決済が行われた場合には、ポイント事業者c及びポイント事業者bの間で購買関連データの共有に関する契約が締結されていないため、他のポイント事業者bのサーバ装置50cには購買関連データ40が送信されない。
また、POSレジ10では、貨幣による決済だけではなく、ポイント、電子マネー、クレジットカード、デビットカード等を用いた決済を行うことができ、決済データ20及び購買関連データ40には、決済種別に関する情報を含めることもできる。また、ポイント管理装置30は、他のポイント事業者bが運営するサーバ装置50bに購買関連データ40を送信する場合に、購買関連データ40のフォーマット(データ形式)がサーバ装置50aのものと異なる場合には、データ形式の変換を行う。
<POSレジ10の構成>
次に、図1に示したPOSレジ10の構成について説明する。図2は、図1に示したPOSレジ10の外観構成を示す図であり、図3は、図1に示したPOSレジ10の内部構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すPOSレジ10は、顧客による商品の購入に伴って、その商品データが入力される金銭登録機であり、操作者用の表示部13、顧客用の表示部13a、操作キー等の操作部14、バーコードリーダ17を有する。なお、図示省略したが、操作者(レジ担当者)のIDカードの読み取るカードリーダや、取引内容を印字したレシートの発行に用いられる印字部等が設けられている。
表示部13は、操作者が視認可能な表示部であり、商品情報の読み取り結果、購入に係る各種情報、釣銭機19の処理状況や在高等の情報の表示に用いられる。表示部13aは、顧客が視認可能な表示部であり、商品情報の読取結果、合計金額や釣銭金額等の購入に係る各種情報に用いられる。操作部14は、操作者による各種操作入力に用いられる。バーコードリーダ17は、商品に付されたバーコードを読み取って復号することで商品に係る情報の取得を行う。
かかるPOSレジ10には、ICカード端末18及び釣銭機19が接続されている。ICカード端末18は、ICカード型のポイントカードや、銀行カード又はクレジットカードの読み取り等に用いられる。顧客がポイント付与を伴う商品購入を行う場合には、かかるICカード端末18にポイントカードを挿入することで、ポイントカードに記憶された顧客IDなどが読み取られる。また、銀行カードを用いたデビット決済又はクレジットカードを用いたクレジット決済を行う場合には、顧客が銀行カード又はクレジットカードをICカード端末18を挿入して暗証番号入力等を行うことにより、デビット決済又はクレジット決済が行われる。なお、ここでは説明の便宜上、ICカード型のポイントカードを対象とする場合を示したが、磁気カード型のポイントカードを利用可能とする場合には、磁気カードを読み取り可能なリーダ装置を設ければよい。
釣銭機19は、顧客から店員が受け取った現金に応じた釣銭を出金すると共に受け取った現金を収納する貨幣処理装置である。ここでは、その詳細な説明を省略するが、かかる釣銭機19は、硬貨の入出金処理を行う硬貨処理ユニットと、紙幣の入出金処理を行う紙幣処理ユニットとを有する。
次に、POSレジ10の内部構成について説明する。図3に示すように、POSレジ10には、すでに説明したバーコードリーダ17及びICカード端末18が接続されるとともに、釣銭機19及びポイント管理装置30と通信可能に構成されている。
また、POSレジ10は、POS制御部11、印字部12、表示部13,13a、操作部14、記憶部15及び通信部16を有する。記憶部15は、不揮発性メモリ又はハードディスク装置等からなる記憶デバイスであり、通信部16は、釣銭機19及びポイント管理装置30と通信するためのインタフェース部である。なお、印字部12、表示部13,13a、操作部14については、すでに説明したため、その説明を省略する。
POS制御部11は、POSレジ10を全体制御する制御部であり、決済金額算出部11a、決済処理部11b、ポイントデータ読書部11c及び決済データ通知部11dを有する。なお、実際には、CPU(Central Processing Unit)が、記憶部15から精算処理プログラムをロードして実行することで、決済金額算出部11a、決済処理部11b、ポイントデータ読書部11c及び決済データ通知部11dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
決済金額算出部11aは、バーコードリーダ17が取得した商品の情報や、操作部14により入力された商品の情報に基づいて、顧客により購入された商品の決済金額を算出する処理部である。
決済処理部11bは、決済金額算出部11aにより決済金額が算出された場合に、商品の決済処理を行う処理部である。具体的には、決済処理部11bは、釣銭機19に入金要求を送信し、釣銭機19に投入された投入貨幣の金額情報を取得する。そして、決済金額と投入貨幣金額の差分を釣銭金額として算出し、釣銭の出金要求を釣銭機19に送信することで、釣銭機19に貨幣の払い出しを行わせる。また、デビット決済又はクレジット決済を行う場合には、ICカード端末18を用いて決済金額の決済処理を行う。
ポイントデータ読書部11cは、ICカード端末18を用いてICカード型のポイントカードに記憶された顧客ID及びポイント数などのデータを読み取るとともに、決済金額に所定の比率(例えば、2%)を掛けたポイント数を加算したデータ等を書き込むリーダライタ部である。なお、本実施例では、ポイントデータ読書部11c及びICカード端末18を用いて、ポイント事業者aにより運営されるポイントAに対応するポイントカード、ポイント事業者bにより運営されるポイントBに対応するポイントカード、ポイント事業者cにより運営されるポイントCに対応するポイントカードとの間でデータの受け渡しを行うものとする。ただし、ポイントカードが磁気カード型のものである場合には、図示しない磁気カードリーダライタにより同様の処理を行う。
決済データ通知部11dは、ポイントカードの利用を伴う決済データ20をポイント管理装置30に通知する処理部である。図4は、図1に示した決済データ20の一例を示す図である。同図に示すように、この決済データ20には、ポイント種別コード21、顧客ID22、取引日時23、店舗コード24、商品コード25、数量データ26、決済金額データ27及び決済方式コード28が含まれる。なお、購買データは、顧客ID22、取引日時23、店舗コード24、商品コード25及び数量データ26等からなり、決済データは、決済金額データ27及び決済方式コード28等からなる。
ポイント種別コード21は、ポイントの種別を示すコードであり、例えば、ポイント事業者aのポイントAに「001」が付与され、ポイント事業者bのポイントBに「010」が付与され、ポイント事業者cのポイントCに「100」が付与される。顧客ID22は、各ポイント事業者が提供するポイントにおける顧客IDである。同一の顧客であっても、ポイント事業者aのポイントAの場合には例えば「A12345」という顧客IDが付与され、ポイント事業者bのポイントBの場合には例えば「B54321」という顧客IDが付与される。
取引日時23は、顧客により商品が購入された日時を示すデータであり、店舗コード24は、顧客により商品が購入された店舗のコードであり、商品コード25は、顧客により購入された商品を識別するためコードであり、数量データ26は、顧客により購入された商品の数量を示すデータである。決済金額データ27は、決済金額算出部11aにより算定された決済金額を示すデータであり、決済方式コード28は、決済方式の種別を示すコードである。例えば、現金決済の場合には「001」、デビット決済の場合には「010」、クレジット決済の場合には「100」、電子マネー決済の場合には「101」、ポイントによる決済の場合には「111」が付与される。
なお、ここでは説明の便宜上、顧客が一種類の商品のみを購入する場合を示したが、複数の異なる商品を購入する場合には、商品コード25、数量データ26を商品ごとに増やせばよい。また、複数の決済方式を併用する場合には、それぞれの決済方式コード28を付与すればよい。
<ポイント管理装置の構成>
次に、図1に示したポイント管理装置30の構成について説明する。図5は、図1に示したポイント管理装置30の構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、ポイント管理装置30は、入力部31、表示部32、通信インタフェース部33、記憶部34及び制御部35を有する。
入力部31は、キーワード及びマウス等の入力デバイスであり、表示部32は、液晶パネル又はディスプレイ等の表示デバイスである。通信インタフェース部33は、POSレジ10又はサーバ装置50と通信するためのインタフェース部である。
記憶部34は、不揮発性メモリ又はハードディスク装置等からなる記憶デバイスであり、管理テーブル34a、商品データ34b、顧客データ34c及び変換テーブル34dを記憶する。なお、ここでは説明の便宜上、その詳細な説明を省略するが、店舗を多面的に特定する店舗データを設けることもできる。
管理テーブル34aは、ポイント事業者間の購買関連データ40の共有に関する契約締結関係に基づいて生成された管理テーブルであり、例えば、ポイント事業者a及びポイント事業者b、ポイント事業者a及びポイント事業者cの間で購買関連データの共有に関する契約が締結され、ポイント事業者bとポイント事業者cとの間では購買関連データの共有に関する契約が締結されていない点が含まれる。この管理テーブル34aを参照することにより、顧客1がポイントAを伴う商品の購入を行った場合には、ポイント事業者aのサーバ装置50a、ポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cが購買関連データの送信先として特定される。一方、顧客1がポイントCを伴う商品の購入を行った場合には、ポイント事業者cのサーバ装置50c、ポイント事業者aのサーバ装置50aが購買関連データの送信先として特定されるが、ポイント事業者bのサーバ装置50bは購買関連データの送信先として特定されない。ポイント事業者bとポイント事業者cとの間では購買関連データの共有に関する契約が締結されていないからである。なお、この管理テーブル34aに含まれる具体的なテーブル構成は、いかなるものであってもよい。
商品データ34bは、多面的に商品を特定するためのデータである。この点を具体的に説明すると、決済データ20に含まれる商品コード25が「X社が製造したあるチョコレートX1」である場合に、このチョコレートX1は、製造会社名を除外した「チョコレート」として上位概念化することができる。また、このチョコレートX1は、単に「菓子」としてさらに上位概念化することもできる。顧客1がポイントAを伴う商品の購入を行った場合に、ポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに対して上位概念化した商品名を通知する場合には、この商品データ34bを参照して、「チョコレート」又は「菓子」を商品コードとする購買関連データ40を生成することができる。
顧客データ34cは、多面的に商品を特定するためのデータである。この点を具体的に説明すると、顧客1がポイントAを伴う商品の購入を行った場合に、ポイント事業者aは顧客の属性を特定することができるが、他のポイント事業者b及びcは、顧客情報を有さないため、顧客の属性を特定することができない。このような場合に、この顧客データ34cにおいて、顧客の情報と顧客の属性(例えば、20代男性)という情報とが対応付けられていれば、他のポイント事業者b及びcに「20台男性」という顧客情報を含む購買関連データ40を提供することができる。このような目的で、顧客データ34cが参照される。
変換テーブル34dは、購買関連データ40のデータフォーマットを変換する際に用いられる変換テーブルである。ポイント事業者bのサーバ装置50bが受け付ける購買関連データ40のデータフォーマットと、ポイント事業者cのサーバ装置50cが受け付ける購買関連データ40のデータフォーマットが異なる場合には、かかる変換テーブル34dを参照しつつフォーマット変換が行われる。
制御部35は、ポイント管理装置30の全体制御を行う制御部であり、決済データ受信処理部35a、サーバ特定処理部35b、購買関連データ生成部35c、データ形式変換処理部35d及び購買関連データ送信処理部35eを有する。なお、実際には、CPUが、記憶部34からポイント管理プログラムをロードして実行することで、決済データ受信処理部35a、サーバ特定処理部35b、購買関連データ生成部35c、データ形式変換処理部35d及び購買関連データ送信処理部35eにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
決済データ受信処理部35aは、POSレジ10から決済データ20を受信する処理部である。
サーバ特定処理部35bは、管理テーブル34aを参照しつつ、決済データ20に対応する購買関連データ40の送信先となるサーバ装置を特定する処理部である。例えば、決済データ20のポイント種別が「ポイントA」である場合には、ポイント事業者aのサーバ装置50a、ポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cが購買関連データ40の送信先として特定される。一方、決済データ20のポイント種別が「ポイントC」である場合には、ポイント事業者cのサーバ装置50c、ポイント事業者aのサーバ装置50aが購買関連データ40の送信先として特定される。
購買関連データ生成部35cは、商品データ34b及び顧客データ34c等を参照して、サーバ装置50に送信する購買関連データ40を生成する処理部である。例えば、決済データ20のポイント種別が「ポイントA」である場合には、ポイント事業者aのサーバ装置50aに対しては、決済データ20そのもの又は決済データ20に含まれる購買データを購買関連データ40とすることができる。これに対して、ポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに対して送信する場合には、顧客IDから顧客の属性を導くことができず、また商品コードから商品の属性を特定することができないため、商品データ34b及び顧客データ34c等を参照して、サーバ装置50b及び50cに送信する購買関連データ40を生成する。
図6は、図5に示した購買関連データ生成部35cにより生成される購買関連データ40の一例を示す図である。図6(a)には、ポイント種別コード21が「001(ポイントA)」、顧客ID22が「A12345」、取引日時23が「2017年8月1日13時2分」、店舗コード24が「ABC−123(東京都港区赤坂xx-xx-xx)」、商品コード25が「Z0001(○○社製チョコレート)」、数量データ26が「2」、決済金額データ27が「560円」、決済方式コード28が「001(現金)」からなる決済データ20を示している。
図6(b)には、購買関連データ生成部35cにより決済データ20に基づいて生成されたポイント事業者aのサーバ装置50a向けの購買関連データ40aを示している。この購買関連データ40aでは、決済データ20のポイント種別コード21が「0(自社)」に置き換えられている。
図6(c)には、購買関連データ生成部35cにより決済データ20に基づいて生成されたポイント事業者bのサーバ装置50b向けの購買関連データ40bを示している。この購買関連データ40bでは、決済データ20のポイント種別コード21が「1(他社)」に、顧客ID22が「01(20台男性)」に、店舗コード24が「X123(東京23区内)」に、商品コード25が「Y789(菓子)」に変更されるとともに、決済金額データ27が削除されている。顧客ID22、店舗コード24及び商品コード25を荒い指標に置換するとともに、決済金額データ27を削除した理由は、他のポイント事業者b向けには、自社のポイント事業者aほどの詳細なデータを開示する必要がないためである。ただし、ポイント事業者間の契約内容によっては、他のポイント事業者b向けにも、自社のポイント事業者aと同等の質を持つ詳細なデータを開示される。
データ形式変換処理部35dは、変換テーブル34dを用いて購買関連データ40のデータフォーマットを変換する処理部である。ポイント事業者bのサーバ装置50bが受け付ける購買関連データ40のデータフォーマットと、ポイント事業者cのサーバ装置50cが受け付ける購買関連データ40のデータフォーマットが異なる場合があるためである。
図7は、図5に示したデータ形式変換処理部35dによるデータ形式変換の一例を示す図である。図7(a)に示すポイント事業者bのサーバ装置50bが受け付け可能なデータフォーマットの購買関連データ40bが存在する場合に、各項目の位置の入れ替え、不要な項目の削除等を行うことにより、図7(b)に示すポイント事業者cのサーバ装置50cが受け付け可能なデータフォーマットの購買関連データ40cにデータ形式の変換が行われる。
購買関連データ送信処理部35eは、購買関連データ生成部35cにより生成され、必要に応じてデータ形式変換処理部35dによりデータ形式が変換された購買関連データ40を、サーバ特定処理部35bにより特定されたサーバ装置50向けに送信処理する処理部である。
<サーバ装置の構成>
次に、図1に示したサーバ装置50の構成について説明する。図8は、図1に示したサーバ装置50の構成を示す機能ブロック図である。ここでは、図1に示すサーバ装置50a〜50cをサーバ装置50と総称しており、各サーバ装置50a〜50cが同一の構成を採用した場合を示している。
図8に示すように、サーバ装置50は、入力部51と、表示部52と、通信インタフェース部53と、記憶部54と、制御部55とを有する。入力部51は、キーワード及びマウス等の入力デバイスであり、表示部52は、液晶パネル又はディスプレイ等の表示デバイスである。通信インタフェース部53は、ポイント管理装置30と通信するためのインタフェース部である。
記憶部54は、不揮発性メモリ又はハードディスク装置等からなる記憶デバイスであり、購買関連データ54a及び解析データ54bを記憶する。購買関連データ54aは、ポイント管理装置30から受信した解析に利用するための入力データであり、解析データ54bは、解析結果を示すデータである。
制御部55は、サーバ装置50の全体制御を行う制御部であり、購買関連データ受信処理部55a、解析処理部55b及び解析結果出力部55cを有する。なお、実際には、CPUが、記憶部54からサーバ処理プログラムをロードして実行することで、購買関連データ受信処理部55a、解析処理部55b及び解析結果出力部55cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
購買関連データ受信処理部55aは、ポイント管理装置30から受信した購買関連データ40を記憶部54に蓄積する処理部である。解析処理部55bは、記憶部54に蓄積した購買関連データ54aを用いて所定の解析処理を行って、解析結果を記憶部54に格納する処理部である。かかる解析処理部55bは、マーケティング情報として利用するための統計的な解析(多変量解析等)を行うが、具体的な解析手法はいかなるものであってもよい。解析結果出力部55cは、記憶部54に格納された解析データ54bに基づいて解析結果の表示等の出力を行う処理部である。
<POSレジの処理手順>
次に、図3に示したPOSレジ10の処理手順について説明する。図9は、図3に示したPOSレジ10の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、POSレジ10は、バーコードリーダ17により商品に付されたバーコードを読み取り(ステップS101)、ICカード端末18からポイントカードに記憶された情報を読み取って(ステップS102)、決済金額を算出し(ステップS103)、決済処理を行う(ステップS104)。
その後、決済データ20を生成し(ステップS105)、生成された決済データをポイント管理装置30に送信する(ステップS106)。かかる一連の処理を行うことで、ポイント管理装置30に決済データ20が通知されることになる。
<ポイント管理装置の処理手順>
次に、図5に示したポイント管理装置30の処理手順について説明する。図10は、図5に示したポイント管理装置30の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、ポイント管理装置30は、決済データ20の受信待ちの状態にあり(ステップS201;No)、決済データ20を受信したならば(ステップS201;Yes)、購買関連データ40の送信先となるサーバ装置50を特定するサーバ特定処理を行う(ステップS202)。
その後、購買関連データ40の生成処理を行い(ステップS203)、必要に応じてデータ形式変換処理を行い(ステップS204)、特定されたサーバ装置50に対して購買関連データ40を送信する(ステップS205)。そして、一連の処理を終了する所定の操作を受け付けない場合には(ステップS206;No)、ステップS201に移行して決済データ20の受信待ちの状態となる。なお、所定の終了操作を受け付けたならば(ステップS206;Yes)、上記一連の処理を終了する。
<サーバ装置の処理手順>
次に、図8に示したサーバ装置50の処理手順について説明する。図11は、図8に示したサーバ装置50の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、サーバ装置50は、購買関連データ40の受信待ちの状態にあり(ステップS301)、購買関連データ40を受信したならば(ステップS301;Yes)、記憶部54に購買関連データ40を記憶して(ステップS302)、ステップS301に移行する。
これに対して、購買関連データ40を受信せず(ステップS301;No)、所定の解析操作を受け付けたならば(ステップS303;Yes)、記憶部54に記憶された購買関連データ54aを読み出し(ステップS304)、解析処理を行う(ステップS305)。なお、購買関連データ40を受信せず(ステップS301;No)、所定の解析操作も受け付けない場合には(ステップS303;No)、購買関連データ40又は解析操作の受付待ちの状態となる。
かかる処理を所定の終了操作が行われるまで繰り返し(ステップS306;No)、所定の終了操作が行われたならば(ステップS306;Yes)、上記一連の処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、顧客1により購入される商品に応じた決済を行うとともに、該決済額に応じたポイントを顧客1に付与するPOSレジ10と、ポイント利用に伴う購買関連データ40を管理するポイント管理装置30とを通信可能に接続し、ポイント管理装置30は、POSレジ10からポイントAを伴う商品の決済データ20を受信したならば、ポイントAを運営するポイント事業者aのサーバ装置50aに対して購買関連データ40を送信するとともに、ポイント事業者bのサーバ装置50b及びポイント事業者cのサーバ装置50cに対しても購買関連データ40を送信するよう構成したので、各ポイント事業者a〜cは、多くの購買関連データ40をマーケティング情報として効率的に活用することができる。
なお、上記の実施例では、顧客1が商品を購入する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、有償のサービス(マッサージ、美容院等)の提供を受ける場合に適用することもできる。
また、上記の実施例では、顧客1がポイントカードを利用して商品の購入を行う場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、顧客1がポイントカードを利用しない場合に適用することもできる。かかる場合に、POSレジ10は、商品の購入に伴って疑似ポイントが発生したものとみなして、決済データ20をポイント管理装置30に送信するよう構成すれば、各ポイント事業者a〜cのサーバ装置50a〜50cは、購買関連データ40を同様に取得することができる。
また、上記の実施例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明に係るポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法は、ポイント事業者が顧客の多様な購買情報を取得する場合に有用である。
1 顧客
10POSレジ
11 POS制御部
11a 決済金額算出部
11b 決済処理部
11c ポイントデータ読書部
11d 決済データ通知部
12 印字部
13,13a 表示部
14 操作部
15 記憶部
16 通信部
17 バーコードリーダ
18 ICカード端末
19 釣銭機
20 決済データ
30 ポイント管理装置
31 入力部
32 表示部
33 通信インタフェース部
34 記憶部
34a 管理テーブル
34b 商品データ
34c 顧客データ
34d 変換テーブル
35 制御部
35a 決済データ受信処理部
35b サーバ特定処理部
35c 購買関連データ生成部
35d データ形式変換処理部
35e 購買関連データ送信処理部
40,40a,40b,40c 購買関連データ
50,50a,50b,50c サーバ装置
51 入力部
52 表示部
53 通信インタフェース部
54 記憶部
54a 購買関連データ
54b 解析データ
55 制御部
55a 購買関連データ受信処理部
55b 解析処理部
55c 解析結果出力部

Claims (10)

  1. 顧客により購入される商品又は顧客に対して提供されるサービスに応じた対価の決済を行うとともに、該対価に応じたポイントを前記顧客に付与する決済装置と、前記ポイントの付与に伴う購買情報を管理する管理装置とを通信可能に接続したポイント管理システムであって、
    前記管理装置は、
    前記決済装置から所定のポイント事業者が提供するポイントを伴う商品又はサービスの購買情報を含む決済情報を受け付けたならば、該購買情報に関連する購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力する
    ことを特徴とするポイント管理システム。
  2. 前記管理装置は、
    前記顧客に関する情報を含む購買関連情報を前記所定のポイント事業者のサーバ装置に対して出力するとともに、前記購買関連情報から顧客に関する情報を除去した匿名加工情報を前記購買関連情報として前記所定のポイント事業者以外の他のポイント事業者のサーバ装置に対して出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
  3. 前記管理装置は、
    前記顧客に関する情報を含む購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
  4. 前記管理装置は、
    前記所定のポイント事業者以外の他のポイント事業者のサーバ装置に対して、前記所定のポイント事業者に関する情報を含む購買関連情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のポイント管理システム。
  5. 前記管理装置は、
    前記所定のポイント事業者以外の他のポイント事業者のサーバ装置に対して、前記所定のポイント事業者に関する情報を含まない購買関連情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のポイント管理システム。
  6. 前記管理装置は、
    複数のポイント事業者の間で定められた所定のルールに基づいて、前記所定のポイント事業者以外の他の複数のポイント事業者のいずれのポイント事業者のサーバ装置に対して前記購買関連情報を出力するかを判定し、出力先として判定されたポイント事業者のサーバ装置に対して前記購買関連情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のポイント管理システム。
  7. 前記購買関連情報には、前記決済装置において前記ポイントを伴う決済がされた際の決済種別に関する情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載のポイント管理システム。
  8. 前記管理装置は、
    出力先のポイント事業者の出力形式に適合した形式で前記購買関連情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載のポイント管理システム。
  9. 顧客により購入される商品又は顧客に対して提供されるサービスに応じた対価の決済を行うとともに、該対価に応じたポイントを前記顧客に付与する決済装置と通信可能に接続され、前記ポイントの付与に伴う購買情報を管理する管理装置であって、
    前記決済装置から所定のポイント事業者が提供するポイントを伴う商品又はサービスの購買情報を含む決済情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記購買情報に関連する購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力する出力処理部と
    を備えたことを特徴とする管理装置。
  10. 顧客により購入される商品又は顧客に対して提供されるサービスに応じた対価の決済を行うとともに、該対価に応じたポイントを前記顧客に付与する決済装置と、前記ポイントの付与に伴う購買情報を管理する管理装置とを通信可能に接続したポイント管理システムにおけるポイント管理方法であって、
    前記管理装置が、前記決済装置から所定のポイント事業者が提供するポイントを伴う商品又はサービスの購買情報を含む決済情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信された該購買情報に関連する購買関連情報を前記所定のポイント事業者を含む複数のポイント事業者のサーバ装置に対して出力する出力処理ステップと
    を含んだことを特徴とするポイント管理方法。
JP2017176430A 2017-09-14 2017-09-14 ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法 Pending JP2019053456A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017176430A JP2019053456A (ja) 2017-09-14 2017-09-14 ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法
PCT/JP2018/029718 WO2019054097A1 (ja) 2017-09-14 2018-08-08 ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017176430A JP2019053456A (ja) 2017-09-14 2017-09-14 ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019053456A true JP2019053456A (ja) 2019-04-04

Family

ID=65723264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017176430A Pending JP2019053456A (ja) 2017-09-14 2017-09-14 ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019053456A (ja)
WO (1) WO2019054097A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7204975B1 (ja) 2022-03-25 2023-01-16 株式会社博報堂 情報処理システム、コンピュータプログラム、及び情報処理方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10970419B1 (en) * 2020-07-31 2021-04-06 Snowflake Inc. Data clean room

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083114A (ja) * 2000-09-05 2002-03-22 Toshiba Eng Co Ltd 顧客情報管理運用システム
JP2004302623A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Sony Corp 顧客情報管理システム及び顧客情報管理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2015232834A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 東芝テック株式会社 情報処理装置、携帯端末装置およびプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083114A (ja) * 2000-09-05 2002-03-22 Toshiba Eng Co Ltd 顧客情報管理運用システム
JP2004302623A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Sony Corp 顧客情報管理システム及び顧客情報管理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2015232834A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 東芝テック株式会社 情報処理装置、携帯端末装置およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7204975B1 (ja) 2022-03-25 2023-01-16 株式会社博報堂 情報処理システム、コンピュータプログラム、及び情報処理方法
WO2023182486A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 株式会社博報堂 情報処理システム及び情報処理方法
JP2023142490A (ja) * 2022-03-25 2023-10-05 株式会社博報堂 情報処理システム、コンピュータプログラム、及び情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019054097A1 (ja) 2019-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10546287B2 (en) Closed system processing connection
US20090024471A1 (en) System, method and computer program product for processing payments
JP2002024668A (ja) ポイント取引サービスの方法及びそのサービスシステム
WO2016098774A1 (ja) 店舗端末装置、会員管理サーバー、決済代行サーバー、および決済方法
JP5139000B2 (ja) 決済支援方法、決済支援プログラム、および決済支援装置
KR102127431B1 (ko) 배달 주문 매출 정산 방법 및 그를 수행하기 위한 결제 단말 장치
JP7346650B2 (ja) 取得装置、取得方法及び取得プログラム
JP2014137811A (ja) ポイントサービス装置、ポイントサービスシステム及びポイントサービス方法
JP7358432B2 (ja) 生成装置、生成方法及び生成プログラム
CN109559114B (zh) 结算***及利用者管理装置
JP2019053456A (ja) ポイント管理システム、管理装置及びポイント管理方法
JP2002109237A (ja) カード取引用icカード
JP6495090B2 (ja) 電子決済ツール発行処理システム
JP2018045446A (ja) 決済システム、方法およびプログラム
KR20080085104A (ko) 결제금액 별로 상이한 신용결제수단을 제공하는 신용카드결제시스템 및 방법
KR20110093288A (ko) 소상공인의 신용매출 바로입금 시스템 및 그 방법
JP2008262476A (ja) おつり情報処理端末装置、おつり情報処理装置、おつり情報処理方法、おつり情報処理プログラム、およびおつり貯蓄システム
JP7363097B2 (ja) 販売システム、ゲート装置、サーバ、レジ端末、及び販売方法
JP7330722B2 (ja) 情報処理装置、端末装置、情報処理方法およびプログラム
JP7465326B1 (ja) 決済システム、処理実行方法、及びプログラム
JP7402369B2 (ja) 付与装置、付与方法及び付与プログラム
JP7516479B2 (ja) 提供装置、提供方法および提供プログラム
KR101015046B1 (ko) 자동화기기 또는 밴 단말기를 이용한 전자 가치권 판매 시스템 및 그 방법
JP7213708B2 (ja) 取引管理システム、取引管理方法、および取引管理プログラム
TW578110B (en) On-board wireless transaction system and method thereof and recording medium used in the system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220208