JP2019053437A - 受信装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
受信装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】同一時間帯に送信された2つの信号の両方を適切に処理することができる車載装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】信号処理部40は第1モード又は第2モードで動作する。第1モードは、M(M:自然数)個の受信アンテナR41,R41,・・・から入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、N(N:自然数)個の受信アンテナR42,R42,・・・から入力された信号に関連する第2関連信号に第2処理を施すモードである。第2モードは、第1関連信号に第2処理を施し、第2関連信号に第1処理を施すモードである。出力部92は、信号処理部40の動作モードを第1モードから第2モードに変更する。【選択図】図6
Description
本発明は、受信装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
タイヤの空気圧を検出する検出装置と車載装置とが無線で相互に通信する通信システムが提案されている。この通信システムでは、検出装置は、タイヤの空気圧を示す空気圧信号を車載装置に送信し、タイヤの空気圧を車載装置に通知する。
また、携帯機、例えば、電子キーと、車載装置とが通信する通信システムが普及している。この通信システムでは、例えば、車両のドアノブに設けられた押ボタンが押された場合、車載装置は、応答信号の送信を要求する要求信号を携帯機に送信する。携帯機は、要求信号を受信した場合、応答信号を送信する。車載装置が応答信号を受信した場合、例えば、ドアのロック又はアンロックが行われる。
特許文献1には、検出装置から送信される空気圧信号と、携帯機から送信される応答信号を、共通の受信アンテナを介して受信する車載装置が開示されている。この車載装置では、受信アンテナに入力された信号に施す信号処理を、車両の状況に応じて、空気圧信号又は応答信号に対応する処理に変更する。
しかしながら、特許文献1に記載の車載装置では、信号処理が空気圧信号に対応する処理である場合において、携帯機が応答信号を送信したとき、信号処理によって誤ったデータが出力される。この場合、例えば、ドアのロック又はアンロックが適切に実行されないという問題がある。
同様に、信号処理が応答信号に対応する処理である場合において、検出装置が空気圧信号を送信したとき、信号処理によって誤ったデータが出力される。この場合、タイヤの空気圧が適切に通知されないという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、同一時間帯に送信された2つの信号の両方を適切に処理することができる車載装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係る受信装置は、K(K:2以上の整数)個の受信アンテナを備える車両用の受信装置であって、M(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モード、又は、前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードで動作する信号処理部と、該信号処理部の動作モードを前記第1モードから前記第2モードに変更する変更部とを備える。
本発明の一態様に係る通信システムは、前述した受信装置と、該受信装置に前記車両のタイヤの空気圧を示す信号を無線で送信する送信装置と、前記受信装置に信号を無線で送信する携帯機とを備える。
本発明の一態様に係る処理方法は、K(K:2以上の整数)個の受信アンテナ中のM(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モードで動作するステップと、前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードで動作するステップとを含む。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、K(K:2以上の整数)個の受信アンテナ中のM(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に、前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モードでの動作を指示するステップと、前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードでの動作を指示するステップとを実行させる。
なお、本発明を、このような特徴的な処理部を備える受信装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする受信方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして実現したりすることができる。また、本発明を、受信装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、受信装置を含む受信システムとして実現したりすることができる。
上記の態様によれば、同一時間帯に送信された2つの信号の両方を適切に処理することができる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列挙して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
最初に本発明の実施態様を列挙して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る受信装置は、K(K:2以上の整数)個の受信アンテナを備える車両用の受信装置であって、M(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モード、又は、前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードで動作する信号処理部と、該信号処理部の動作モードを前記第1モードから前記第2モードに変更する変更部とを備える。
(2)本発明の一態様に係る受信装置は、前記信号処理部が前記第1関連信号に前記第1処理を施すことによって得られた処理データが特定データであるか否かを判定する判定部を備え、前記変更部は、該判定部によって、前記処理データが前記特定データではないと判定された場合、前記動作モードを前記第2モードに変更する。
(3)本発明の一態様に係る受信装置では、前記信号処理部は、前記第1モード、前記第2モード、又は、前記K個の受信アンテナから入力された信号に関連する第3関連信号に前記第1処理を施す第3モードで動作し、前記変更部は、前記動作モードを前記第3モードに変更する。
(4)本発明の一態様に係る受信装置は、前記第1処理が施される信号の受信アンテナの周波数帯域を第1周波数帯域に調整し、前記第2処理が施される信号の受信アンテナの周波数帯域を前記第1周波数帯域とは異なる第2周波数帯域に調整する調整部を備える。
(5)本発明の一態様に係る通信システムは、前述した受信装置と、該受信装置に前記車両のタイヤの空気圧を示す信号を無線で送信する送信装置と、前記受信装置に信号を無線で送信する携帯機とを備える。
(6)本発明の一態様に係る処理方法は、K(K:2以上の整数)個の受信アンテナ中のM(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モードで動作するステップと、前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードで動作するステップとを含む。
(7)本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、K(K:2以上の整数)個の受信アンテナ中のM(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に、前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モードでの動作を指示するステップと、前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードでの動作を指示するステップとを実行させる。
上記の一態様に係る受信装置、処理方法及びコンピュータプログラムにあっては、Mが1である場合、第1関連信号は、例えば、1つの受信アンテナから入力された信号である。Mが2以上である場合、第1関連信号は、M個の受信アンテナから入力され複数の信号の中から選択された1つの信号、又は、M個の受信アンテナから入力された複数の信号を合成することによって得られた信号等である。第2関連信号の例も第1関連信号の例と同様である。
第1モードでは、第1関連信号及び第2関連信号夫々に第1処理及び第2処理を施す。また、第2モードでは、第1関連信号及び第2関連信号夫々に第2処理及び第1処理を施す。従って、2つの信号が送信された場合であっても、これらの信号の両方は適切に処理される。
また、K個の受信アンテナについて、配置場所が相互に異なるので、1つの信号に関する受信感度も相互に異なる。例えば、受信の強度が弱いために適切な信号が得られなかった場合に動作モードを変更する。動作モードが変更された状態で、適切なデータを得られなかった信号と同様の信号が再び送信された場合、受信の強度が強くなり、送信された信号から適切なデータを得ることができる可能性がある。
また、K個の受信アンテナについて、配置場所が相互に異なるので、1つの信号に関する受信感度も相互に異なる。例えば、受信の強度が弱いために適切な信号が得られなかった場合に動作モードを変更する。動作モードが変更された状態で、適切なデータを得られなかった信号と同様の信号が再び送信された場合、受信の強度が強くなり、送信された信号から適切なデータを得ることができる可能性がある。
上記の一態様に係る受信装置にあっては、第1処理は、特定データを得るための処理である。第1関連信号に第1処理を施すことによって得られた処理データが特定データではないと判定した場合、動作モードを第1モードから第2モードに変更する。同様の信号が再び送信された場合、第2関連信号に第1処理を施すことによって、特定データを得ることができる可能性がある。
上記の一態様に係る受信装置にあっては、第3関連信号は、K個の受信アンテナから入力され複数の信号の中から選択された1つの信号、又は、K個の受信アンテナから入力された複数の信号を合成することによって得られた信号等である。同一時間帯に2つの信号が送信される可能性がない場合、動作モードを第3モードに変更し、第3関連信号に第1処理を施す。これにより、適切なデータをより確実に得ることが可能である。
上記の一態様に係る受信装置にあっては、2つの信号中の一方の信号の周波数帯域が第1周波数帯域に含まれ、他方の信号の周波数帯域が第2周波数帯域に含まれる場合、1つの受信アンテナに2つの信号が同時に入力されることはない。
上記の一態様に係る通信システムにあっては、受信装置は、送信装置及び携帯機が送信した信号に処理を施す。例えば、第1処理は、送信装置が送信した信号に対応する処理であり、第2処理は、携帯機が送信した信号に対応する処理である。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る通信システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る通信システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は本実施形態における通信システム1の概略図である。通信システム1は、4つの検出装置2,2,2,2、携帯機3、車載装置4及び4つの送信アンテナ5,5,5,5,5を備える。4つの検出装置2,2,2,2、車載装置4及び4つの送信アンテナ5,5,5,5,5は車両6に搭載されている。車両6は4つのタイヤ60,60,60,60を備える。4つの検出装置2,2,2,2夫々は、4つのタイヤ60,60,60,60のホイールに設置されている。4つの送信アンテナ5,5,5,5夫々は、4つの検出装置2,2,2,2の近傍に配置され、車載装置4に接続されている。携帯機3は、電子キー又はスマートフォン等である。
車載装置4は、4つの送信アンテナ5,5,5,5を介して、空気圧を示す空気圧信号の送信を要求する空気圧要求信号を無線で4つの検出装置2,2,2,2に送信する。各送信アンテナ5は、自身の近傍に配置された検出装置2に空気圧要求信号を出力する。各検出装置2は、自身に対応するタイヤ60の空気圧を検出する。各検出装置2は、空気圧要求信号を受信した場合、自身に対応するタイヤ60の空気圧を示す空気圧信号を車載装置4に無線で一定期間繰り返し送信する。検出装置2は送信装置として機能し、車載装置4は受信装置として機能する。
各検出装置2は、自身に対応するタイヤ60の回転数も検出する。各検出装置2は、検出した回転数が基準回転数以上である場合、自身に対応するタイヤ60の空気圧を示す空気圧情報を含む空気圧信号を車載装置4に一定期間繰り返し送信する。車載装置4は、4つの空気圧信号を受信した場合、各タイヤ60の空気圧が正常であるか否かを判定する。車載装置4はタイヤ60の空気圧が一定値未満である場合、例えば、報知を行う。
車載装置4は、信号の送信を要求する応答要求信号を、無線で携帯機3に送信する。携帯機3は、応答要求信号を受信した場合、機器信号を車載装置4に無線で一定期間繰り返し送信する。機器信号は、例えば、携帯機3が受信した応答要求信号の受信強度を示す。車載装置4は、機器信号を受信した場合、受信した機器信号の内容に基づいて、携帯機3の位置を検知する。検知される携帯機3の位置は、車両6内の位置、車両6の外側近傍の位置、又は、車両6から十分に離れた位置等である。車載装置4が検知した携帯機3の位置に応じて、ドアのロック若しくはアンロック、又は、エンジンの始動等の車両動作が行われる。
各検出装置2が送信する空気圧信号の周波数帯域と、携帯機3が送信する機器信号の周波数帯域とは相互に異なっている。
各検出装置2が送信する空気圧信号の周波数帯域と、携帯機3が送信する機器信号の周波数帯域とは相互に異なっている。
図2は、検出装置2の要部構成を示すブロック図である。検出装置2は、センサ受信部20、センサ送信部21、空気圧検出部22、回転数検出部23、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)24、受信アンテナR2及び送信アンテナT2を有する。マイコン24は、3つの入力部70,71,72、出力部73、記憶部74及び制御部75を有する。
受信アンテナR2はセンサ受信部20に接続されている。センサ受信部20は、更に、マイコン24の入力部70に接続されている。送信アンテナT2はセンサ送信部21に接続されている。センサ送信部21は、更に、マイコン24の出力部73に接続されている。空気圧検出部22は、マイコン24の入力部71に接続されている。回転数検出部23は、マイコン24の入力部72に接続されている。マイコン24内において、入力部70,71,72、出力部73、記憶部74及び制御部75はバス76に接続されている。
受信アンテナR2には、車載装置4が送信アンテナ5を介して送信した空気圧要求信号が入力される。センサ受信部20は、受信アンテナR2に入力された空気圧要求信号を受信する。センサ受信部20は、空気圧要求信号を受信した場合、受信した空気圧要求信号の内容を示す空気圧要求データをマイコン24の入力部70に出力する。入力部70は、センサ受信部20から空気圧要求データが入力された場合、入力された空気圧要求データの内容を制御部75に通知する。
出力部73は、制御部75の指示に従って、タイヤ60の空気圧を示す空気圧データをセンサ送信部21に出力する。センサ送信部21は、出力部73から空気圧データが入力された場合、入力された空気圧データの内容、即ち、タイヤ60の空気圧を示す空気圧信号を、送信アンテナT2を介して車載装置4に無線で一定期間繰り返し送信する。
空気圧検出部22は、タイヤ60の空気圧を検出し、検出した空気圧を示す空気圧データを入力部72に出力する。制御部75は、入力部72から空気圧データを取得する。制御部75が取得する空気圧データが示す空気圧は、取得時点に検出されたタイヤ60の空気圧と略一致している。
回転数検出部23は、単位時間当たりのタイヤ60の回転数を検出し、検出した回転数を示す回転数データを入力部72に出力する。制御部75は、入力部72から回転数データを取得する。制御部75が取得した回転数データが示す回転数は、取得時点に検出されたタイヤ60の回転数と略一致する。
記憶部74は不揮発性メモリである。記憶部74には、コンピュータプログラムP2が記憶されている。制御部75はCPU(Central Processing Unit)を有する。制御部75のCPUは、コンピュータプログラムP2を実行することによって、空気圧信号を送信する空気圧送信処理を実行する。コンピュータプログラムP2は、制御部75のCPUに空気圧送信処理を実行させるために用いられる。
図3は、空気圧送信処理の手順を示すフローチャートである。制御部75は、空気圧送信処理を周期的に実行する。空気圧送信処理では、まず、制御部75は、入力部70に空気圧要求データが入力されたか否かを判定する(ステップS1)。制御部75は、空気圧要求データが入力されていないと判定した場合(S1:NO)、入力部72から、回転数検出部23が検出した回転数を示す回転数データを取得し(ステップS2)、取得した回転数データが示す回転数が基準回転数以上であるか否かを判定する(ステップS3)。基準回転数は、一定であり、予め設定されている。
制御部75は、空気圧要求データが入力されたと判定した場合(S1:YES)、又は、回転数が基準回転数以上であると判定した場合(S3:YES)、入力部71から、空気圧検出部22が検出した空気圧を示す空気圧データを取得する(ステップS4)。次に、制御部75は、出力部73に指示して、ステップS4で取得した空気圧データをセンサ送信部21に出力させる(ステップS5)。これにより、センサ送信部21は、空気圧検出部22が検出した空気圧を示す空気圧信号を、送信アンテナT2を介して車載装置4に一定期間繰り返し送信する。
制御部75は、回転数が基準回転数未満であると判定した場合(S3:NO)、又は、ステップS5を実行した後、空気圧送信処理を終了する。
制御部75は、回転数が基準回転数未満であると判定した場合(S3:NO)、又は、ステップS5を実行した後、空気圧送信処理を終了する。
以上のように、検出装置2は、センサ受信部20が受信アンテナR2を介して空気圧要求信号を受信した場合、又は、タイヤ60の回転数が基準回転数以上である場合に空気圧信号を車載装置4に送信する。
図4は、携帯機3の要部構成を示すブロック図である。携帯機3は、機器受信部30、機器送信部31、マイコン32、受信アンテナR3及び送信アンテナT3を有する。マイコン32は、入力部80、出力部81、受付部82、記憶部83及び制御部84を有する。
受信アンテナR3は機器受信部30に接続されている。機器受信部30は、更に、マイコン32の入力部80に接続されている。送信アンテナT3は機器送信部31に接続されている。機器送信部31は、更に、マイコン32の出力部81に接続されている。マイコン32内において、入力部80、出力部81、受付部82、記憶部83及び制御部84はバス85に接続されている。
受信アンテナR3には、応答要求信号が入力される。機器受信部30は、受信アンテナR3に入力された応答要求信号を受信する。機器受信部30は、応答要求信号を受信した場合、受信した応答要求信号の内容を示す応答要求データをマイコン32の入力部80に出力する。入力部80は、機器受信部30から応答要求データが入力された場合、入力された応答要求データの内容を制御部84に通知する。
出力部81は、制御部84の指示に従って、携帯機3に係る機器データを機器送信部31に出力する。機器送信部31は、出力部81から機器データが入力された場合、入力された機器データの内容を示す機器信号を、送信アンテナT3を介して車載装置4に無線で一定期間繰り返し送信する。
受付部82は、例えば、使用者が車両6のドアのロック又はアンロックを行う場合に、使用者から機器信号の送信指示を受け付ける。受付部82は、送信指示を受け付けた場合、その旨を制御部84に通知する。
記憶部83は不揮発性メモリである。記憶部83には、コンピュータプログラムP3が記憶されている。制御部84はCPUを有する。制御部84のCPUは、コンピュータプログラムP3を実行することによって、機器信号を送信する機器送信処理を実行する。コンピュータプログラムP3は、制御部84のCPUに機器送信処理を実行させるために用いられる。
図5は機器送信処理の手順を示すフローチャートである。制御部84は、機器送信処理を周期的に実行する。制御部84は、入力部80に応答要求データが入力されたか否かを判定する(ステップS11)。制御部84は、応答要求データが入力されていないと判定した場合(S11:NO)、受付部82が機器信号の送信指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。
制御部84は、応答要求データが入力されたと判定した場合(S11:YES)、又は、受付部82が送信指示を受け付けたと判定した場合(S12:YES)、出力部81に指示して、機器データを機器送信部31に出力させる(ステップS13)。応答要求データが入力されている場合、機器データは、例えば、応答要求信号の受信強度を示す。この場合、携帯機3は、受信強度を検出する強度検出部を有する。受付部82が送信指示を受け付けている場合、機器データは、例えば、ドアのロック又はアンロックを示す。
出力部81が機器データを機器送信部31に出力した場合、機器送信部31は、機器データと同様の内容を示す機器信号を、送信アンテナT3を介して車載装置4に一定期間繰り返し送信する。
制御部84は、受付部82が送信指示を受け付けていないと判定した場合(S12:NO)、又は、ステップS13を実行した後、機器送信処理を終了する。
制御部84は、受付部82が送信指示を受け付けていないと判定した場合(S12:NO)、又は、ステップS13を実行した後、機器送信処理を終了する。
以上のように、携帯機3は、機器受信部30が受信アンテナR3を介して応答要求信号を受信した場合、又は、受付部82が機器信号の送信指示を受け付けた場合に機器信号を車載装置4に送信する。
図6は、車載装置4の要部構成を示すブロック図である。車載装置4は、信号処理部40、調整部41、第1送信部42、第2送信部43、マイコン44、K(K:2以上の整数)個の可変キャパシタC41,C41,・・・,C42,C42,・・・、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・及び送信アンテナT4を有する。可変キャパシタC41及び受信アンテナR41夫々の数は、M(M:K未満の自然数)個であり、可変キャパシタC42及び受信アンテナR42夫々の数はN(=K−M)個である。マイコン44は、入力部90,91、出力部92,93,94、記憶部95及び制御部96を有する。
M個の受信アンテナR41,R41,・・・夫々の一端は、M個の可変キャパシタC41,C41,・・・の一端に接続されている。N個の受信アンテナR42,R42,・・・夫々の一端は、N個の可変キャパシタC42,C42,・・・の一端に接続されている。K個の可変キャパシタC41,C41,・・・,C42,C42,・・・夫々の他端は接地されている。K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々の一端は、更に、信号処理部40に接続されている。信号処理部40及び調整部41は、マイコン44の出力部92の出力端に接続されている。信号処理部40は、更に、マイコン44の入力部90に接続されている。
第1送信部42は、4つの送信アンテナ5,5,5,5に各別に接続されると共に、マイコン44の出力部93に接続されている。送信アンテナT4は第2送信部43に接続されている。第2送信部43は、更に、マイコン44の出力部94に接続されている。マイコン44内においては、入力部90,91、出力部92,93,94、記憶部95及び制御部96はバス97に接続されている。
受信アンテナR41の周波数帯域は、この受信アンテナR41に接続されている可変キャパシタC41の容量に依存する。可変キャパシタC41の容量が変更された場合、受信アンテナR41に係る共振周波数が変更され、受信アンテナR41の周波数帯域が変更される。
同様に、受信アンテナR42の周波数帯域は、この受信アンテナR42に接続されている可変キャパシタC42の容量に依存する。可変キャパシタC42の容量が変更された場合、受信アンテナR42に係る共振周波数が変更され、受信アンテナR42の周波数帯域が変更される。
同様に、受信アンテナR42の周波数帯域は、この受信アンテナR42に接続されている可変キャパシタC42の容量に依存する。可変キャパシタC42の容量が変更された場合、受信アンテナR42に係る共振周波数が変更され、受信アンテナR42の周波数帯域が変更される。
調整部41は、例えば、可変キャパシタC41,C42に印加されている電圧の値を変更することによって、可変キャパシタC41,C42夫々の容量を変更し、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域を調整する。具体的には、調整部41は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々の周波数帯域を、空気圧信号の周波数帯域を含む空気圧信号帯域、又は、機器信号の周波数帯域を含む機器信号帯域に調整する。空気圧信号帯域は、機器信号帯域と異なっている。調整部41は、M個の受信アンテナR41,R41,・・・の周波数帯域を略同一の周波数帯域に調整し、N個の受信アンテナR42,R42,・・・の周波数帯域も略同一の周波数帯域に調整する。
K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々について、周波数帯域が空気圧信号帯域である場合、空気圧信号が入力され、機器信号が入力されることはない。また、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々について、周波数帯域が機器信号帯域である場合、機器信号が入力され、空気圧信号が入力されることはない。
K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々に入力された信号は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・から信号処理部40に入力される。
信号処理部40は、M個の受信アンテナR41,R41,・・・から入力された信号に関連する第1関連信号に空気圧信号処理又は機器信号処理を施す。
Mが1である場合、第1関連信号は、例えば、1つの受信アンテナR41から入力された信号である。Mが2以上である場合、第1関連信号は、例えば、M個の受信アンテナR41,R41,・・・から入力された複数の信号の中で、強度が最大である信号、又は、M個の受信アンテナR41,R41,・・・から入力された複数の信号を合成することによって得られる信号である。
Mが1である場合、第1関連信号は、例えば、1つの受信アンテナR41から入力された信号である。Mが2以上である場合、第1関連信号は、例えば、M個の受信アンテナR41,R41,・・・から入力された複数の信号の中で、強度が最大である信号、又は、M個の受信アンテナR41,R41,・・・から入力された複数の信号を合成することによって得られる信号である。
空気圧信号処理は、信号から空気圧データを抽出する処理である。空気圧信号に空気圧信号処理を施すことによって得られる処理データは空気圧データである。機器信号処理は、信号から機器データを抽出する処理であり、空気圧信号処理と異なる。機器信号に機器信号処理を施すことによって得られる処理データは機器データである。処理対象の信号の強度が弱い場合、空気圧信号処理又は機器信号処理を施すことによって得られる処理データが空気圧データ及び機器データのいずれとも異なる可能性がある。
空気圧信号及び機器信号に含まれるデータのビットレートは互いに異なり、空気圧信号及び機器信号に含まれるデータのフォーマットも互いに異なる。このため、空気圧信号には空気圧信号処理を施す必要があり、機器信号には機器信号処理を施す必要がある。
信号処理部40は、N個の受信アンテナR42,R42,・・・から入力された信号に関連する第2関連信号に空気圧信号処理又は機器信号処理を施す。
Nが1である場合、第2関連信号は、例えば、1つの受信アンテナR42から入力された信号である。Nが2以上である場合、第2関連信号は、例えば、N個の受信アンテナR42,R42,・・・から入力された複数の信号の中で、強度が最大である信号、又は、N個の受信アンテナR42,R42,・・・から入力された複数の信号を合成することによって得られた信号である。
Nが1である場合、第2関連信号は、例えば、1つの受信アンテナR42から入力された信号である。Nが2以上である場合、第2関連信号は、例えば、N個の受信アンテナR42,R42,・・・から入力された複数の信号の中で、強度が最大である信号、又は、N個の受信アンテナR42,R42,・・・から入力された複数の信号を合成することによって得られた信号である。
更に、調整部41がK個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・の周波数帯域を略同一の周波数帯域に調整している場合、信号処理部40は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・から入力された信号に関連する第3関連信号に空気圧信号処理又は機器信号処理を施す。
第3関連信号は、例えば、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・から入力された複数の信号の中で、強度が最大である信号、又は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・から入力された複数の信号を合成することによって得られた信号である。
第3関連信号は、例えば、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・から入力された複数の信号の中で、強度が最大である信号、又は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・から入力された複数の信号を合成することによって得られた信号である。
図7は、信号処理部40の動作モードを説明するための図表である。信号処理部40の動作モードとして、第1モード、第2モード、空気圧モード及び機器モードがある。
図7に示すように、動作モードが第1モードである場合、信号処理部40は、第1関連信号に空気圧信号処理を施し、第2関連信号に機器信号処理を施し、第3関連信号は存在しない。動作モードが第2モードである場合、信号処理部40は、第1関連信号に機器信号処理を施し、第2関連信号に空気圧信号処理を施し、第3関連信号は存在しない。空気圧信号処理は第1処理に相当し、機器信号処理は第2処理に相当する。
図7に示すように、動作モードが第1モードである場合、信号処理部40は、第1関連信号に空気圧信号処理を施し、第2関連信号に機器信号処理を施し、第3関連信号は存在しない。動作モードが第2モードである場合、信号処理部40は、第1関連信号に機器信号処理を施し、第2関連信号に空気圧信号処理を施し、第3関連信号は存在しない。空気圧信号処理は第1処理に相当し、機器信号処理は第2処理に相当する。
動作モードが空気圧モードである場合、信号処理部40は、第3関連信号に空気圧信号処理を施し、第1関連信号及び第2関連信号は存在しない。動作モードが機器モードである場合、信号処理部40は第3関連信号に機器信号処理を施し、第1関連信号及び第2関連信号は存在しない。
図6に示す信号処理部40は、第1関連信号、第2関連信号又は第3関連信号に空気圧信号処理を施した場合、空気圧信号処理を施すことによって得られた処理データを入力部90に出力する。また、信号処理部40は、第1関連信号、第2関連信号又は第3関連信号に機器信号処理を施した場合、機器信号処理を施すことによって得られた処理データを入力部90に出力する。
出力部92は、制御部96の指示に従って、第1切替えデータ、第2切替えデータ、空気圧切替えデータ及び機器切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力する。第1切替えデータは、動作モードを第1モードに切替えることを指示するデータである。第2切替えデータは、動作モードを第2モードに切替えることを指示するデータである。空気圧切替えデータは、動作モードを空気圧モードに切替えることを指示するデータである。機器切替えデータは、動作モードを機器モードに切替えることを指示するデータである。
出力部92が第1切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力した場合、信号処理部40の動作モードは第1モードに切替わる。更に、調整部41は、M個の受信アンテナR41,R41,・・・夫々の周波数帯域を空気圧信号帯域に調整し、N個の受信アンテナR42,R42,・・・夫々の周波数帯域を機器信号帯域に調整する。
出力部92が第2切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力した場合、信号処理部40の動作モードは第2モードに切替わる。更に、調整部41は、M個の受信アンテナR41,R41,・・・夫々の周波数帯域を機器信号帯域に調整し、N個の受信アンテナR42,R42,・・・夫々の周波数帯域を空気圧信号帯域に調整する。
出力部92が空気圧切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力した場合、信号処理部40の動作モードは空気圧モードに切替わる。更に、調整部41は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々の周波数帯域を空気圧信号帯域に調整する。
出力部92が機器切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力した場合、信号処理部40の動作モードは機器モードに切替わる。更に、調整部41は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々の周波数帯域を機器信号帯域に調整する。
出力部92が機器切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力した場合、信号処理部40の動作モードは機器モードに切替わる。更に、調整部41は、K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・夫々の周波数帯域を機器信号帯域に調整する。
出力部93は、制御部96の指示に従って、空気圧信号の送信を要求する空気圧要求データを第1送信部42に出力する。第1送信部42は、出力部93から空気圧要求データが入力された場合、入力された空気圧要求データの内容を示す空気圧要求信号を、4つの送信アンテナ5,5,5,5を介して、4つの検出装置2,2,2,2に無線で送信する。
出力部94は、制御部96の指示に従って、端末信号の送信を要求する応答要求データを第2送信部43に出力する。第2送信部43は、出力部94から応答要求データが入力された場合、入力された応答要求データの内容を示す応答要求信号を、送信アンテナT4を介して、携帯機3に無線で送信する。
入力部91には、車両6の車速を示す車速データが入力される。制御部96は、入力部91から車速データを取得する。制御部96が取得した車速データが示す車速は、取得時点の車両6の車速と略一致する。
記憶部95は不揮発性メモリである。記憶部95には、コンピュータプログラムP4が記憶されている。制御部96はCPUを有する。制御部96のCPUは、コンピュータプログラムP4を実行することによって、通常受信処理、空気圧確認処理及び機器位置確認処理を実行する。通常受信処理は、空気圧要求信号又は応答要求信号を送信していないにも関わらず、検出装置2及び携帯機3から一方的に送信された空気圧信号及び機器信号を受信する処理である。空気圧確認処理は、空気圧要求信号を送信することによって、タイヤ60の空気圧を確認する処理である。機器位置確認処理は、応答要求信号を送信することによって、携帯機3の位置を確認する処理である。コンピュータプログラムP4は、制御部96のCPUに通常受信処理、空気圧確認処理及び機器位置確認処理を実行させるために用いられる。
なお、コンピュータプログラムP4は、制御部96のCPUが読み取り可能に、記憶媒体E4に記憶されていてもよい。この場合、図示しない読み出し装置によって記憶媒体E4から読み出されたコンピュータプログラムP4が記憶部95に記憶される。記憶媒体E4は、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気ディスク、磁気光ディスク又は半導体メモリ等である。光ディスクは、CD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、又は、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)等である。磁気ディスクは、例えばハードディスクである。また、図示しない通信網に接続されている図示しない外部装置からコンピュータプログラムP4をダウンロードし、ダウンロードしたコンピュータプログラムP4を記憶部95に記憶してもよい。
図8は、通常受信処理の手順を示すフローチャートである。制御部96は、空気圧確認処理及び機器位置確認処理を実行していない場合において、信号処理部40から入力部90に処理データが入力されたときに、通常受信処理を実行する。また、通常受信処理が実行される時点では、信号処理部40の動作モードが第1モード又は第2モードである。信号処理部40から入力部90に入力される処理データは、信号処理部40が第1関連信号に空気圧信号処理若しくは機器信号処理を施すことによって得られたデータか、又は、第2関連信号に空気圧信号処理若しくは機器信号処理を施すことによって得られたデータである。
通常受信処理では、制御部96は、まず、信号処理部40から入力部90に入力された処理データが空気圧データであるか否かを判定する(ステップS21)。空気圧データは特定データに相当し、制御部96は判定部として機能する。
制御部96は、処理データが空気圧データであると判定した場合(S21:YES)、空気圧データが示す空気圧に関する空気圧データ処理を実行し(ステップS22)、通常受信処理を終了する。ステップS22の空気圧データ処理は、例えば、入力部90に入力された空気圧データが示す空気圧が一定値未満である場合に、空気圧が低い旨を通知する処理である。
制御部96は、処理データが空気圧データであると判定した場合(S21:YES)、空気圧データが示す空気圧に関する空気圧データ処理を実行し(ステップS22)、通常受信処理を終了する。ステップS22の空気圧データ処理は、例えば、入力部90に入力された空気圧データが示す空気圧が一定値未満である場合に、空気圧が低い旨を通知する処理である。
制御部96は、処理データが空気圧データではないと判定した場合(S21:NO)、処理データが機器データであるか否かを判定する(ステップS23)。制御部96は、処理データが機器データであると判定した場合(S23:YES)、機器データが示す内容に関する機器データ処理を実行し(ステップS24)、通常受信処理を終了する。処理データが、ドアのロック又はアンロックを指示する機器データである場合、機器データ処理では、例えば、制御部96は、図示しない出力部に指示して、ドアのロック又はアンロックを指示する指示信号を出力させる。これにより、ドアのロック又はアンロックが行われる。
制御部96は、処理データが機器データではないと判定した場合(S23:NO)、受信の強度が弱いために空気圧データ又は機器データが得られなかったとして、出力部92に指示して、第1切替えデータ又は第2切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させ(ステップS25)、通常受信処理を終了する。
信号処理部40の動作モードが第1モードである場合、ステップS25では、制御部96は、出力部92に指示して、第2切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる。これにより、動作モードが第2モードに切替わり、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域が機器信号帯域及び空気圧信号帯域に調整される。
また、信号処理部40の動作モードが第2モードである場合、ステップS25では、制御部96は、出力部92に指示して、第1切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる。これにより、動作モードが第1モードに切替わり、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域が空気圧信号帯域及び機器信号帯域に調整される。
また、信号処理部40の動作モードが第2モードである場合、ステップS25では、制御部96は、出力部92に指示して、第1切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる。これにより、動作モードが第1モードに切替わり、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域が空気圧信号帯域及び機器信号帯域に調整される。
以上のように、制御部96がステップS25を実行した場合、出力部92は、第2切替えデータを出力することによって、信号処理部40の動作モードを第1モードから第2モードに変更するか、又は、第1切替えデータを出力することによって、第2モードから第1モードに変更する。出力部92は変更部として機能する。
また、制御部96がステップS25を実行することは、信号処理部40に、第2モードでの動作、又は、第1モードでの動作を指示していることに相当する。
また、制御部96がステップS25を実行することは、信号処理部40に、第2モードでの動作、又は、第1モードでの動作を指示していることに相当する。
適切なデータを得られなかった場合、ステップS25が実行され、動作モードと受信アンテナR41,R42の周波数帯域とが変更される。例えば、受信の強度が弱いために適切なデータが得られなかった信号と同様の信号が再び送信された場合、動作モードの変更によって、受信の強度が強くなり、送信された信号から適切なデータを得ることができる可能性がある。
図9は空気圧確認処理の手順を示すフローチャートである。制御部96は、例えば、車両6の図示しないシフトレバーの位置が、ドライブ又はパーキングの位置に切替わった場合、空気圧確認処理を実行する。制御部96は、機器位置確認処理と並行して空気圧確認処理を実行することはない。
空気圧確認処理では、まず、制御部96は、出力部92に指示して、空気圧切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる(ステップS31)。これにより、信号処理部40の動作モードが空気圧モードに切替わり、調整部41は、受信アンテナR41,R42の周波数帯域を空気圧信号帯域に調整する。出力部92は、空気圧切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力することによって、動作モードを空気圧モードに変更する。
次に、制御部96は、出力部93に指示して、空気圧要求データを第1送信部42に出力させる(ステップS32)。これにより、第1送信部42は、空気圧要求信号を、4つの送信アンテナ5,5,5,5を介して、4つの検出装置2,2,2,2に送信する。制御部96は、ステップS32を実行した後、4つの検出装置2,2,2,2に対応する4つの空気圧データが、入力部90に入力されたか否かを判定する(ステップS33)。制御部96は、4つの空気圧データ中の少なくとも1つが入力されていないと判定した場合(S33:NO)、ステップS33を再び実行し、入力部90に4つの空気圧データの全てが入力されるまで待機する。
制御部96は、4つの空気圧データが入力されたと判定した場合(S33:YES)、空気圧データ処理を実行する(ステップS34)。ステップS34の空気圧データ処理は、例えば、入力部90に入力された4つの空気圧データが示す4つの空気圧中の少なくとも1つが一定値未満である場合に、空気圧が低いタイヤ60を通知する処理である。
制御部96は、ステップS34を実行した後、出力部92に指示して、第1切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる(ステップS35)。これにより、動作モードが第1モードに切替わり、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域が空気圧信号帯域及び機器信号帯域に調整される。
制御部96は、ステップS35を実行した後、空気圧確認処理を終了する。
制御部96は、ステップS35を実行した後、空気圧確認処理を終了する。
図10及び図11は、機器位置確認処理の手順を示すフローチャートである。制御部96は、ドアをロック又はアンロックさせるためにドアノブに設けられた押ボタンが押された場合、又は、エンジンを作動させるためにエンジンの始動ボタンが押された場合等に機器確認処理を実行する。更に、制御部96は、例えば、エンジンが始動している場合に機器位置確認処理を周期的に実行する。また、制御部96は、空気圧確認処理と並行して機器位置確認処理を実行することはない。更に、機器位置確認処理が実行された時点では、信号処理部40の動作モードは第1モード又は第2モードである。
機器位置確認処理では、制御部96は、まず、入力部91から車速データを取得し(ステップS41)、取得した車速データが示す車両6の車速がゼロであるか否かを判定する(ステップS42)。車速がゼロである場合、4つのタイヤ60,60,60,60は回転していないので、4つの検出装置2,2,2,2が一方的に空気圧信号を車載装置4に送信することはない。
制御部96は、車速がゼロであると判定した場合(S42:YES)、出力部92に指示して、機器切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる(ステップS43)。これにより、信号処理部40の動作モードは機器モードに切替わり、受信アンテナR41,R42の周波数帯域は機器信号帯域に調整される。
制御部96は、ステップS43を実行した後、出力部94に指示して、応答要求データを第2送信部43に出力させる(ステップS44)。これにより、第2送信部43は、応答要求信号を、送信アンテナT4を介して、携帯機3に送信する。次に、制御部96は、信号処理部40から入力部90に機器データが入力されたか否かを判定する(ステップS45)。制御部96は、機器データが入力されていないと判定した場合(S45:NO)、ステップS45を実行し、機器データが入力されるまで待機する。
制御部96は、機器データが入力されたと判定した場合(S45:YES)、機器データ処理を実行する(ステップS46)。ここで、機器データ処理では、制御部96は、機器データが示す内容に基づいて、携帯機3の位置を検知し、検知結果に応じた処理を実行する。例えば、エンジンの始動ボタンが押された場合において、検知結果が車両6内の位置を示すとき、エンジンの始動を指示する指示信号を図示しない出力部に出力させ、エンジンを始動させる。
制御部96は、ステップS46を実行した後、出力部92に指示して、第1切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる(ステップS47)。これにより、動作モードが第1モードに切替わり、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域が空気圧信号帯域及び機器信号帯域に調整される。
制御部96は、ステップS47を実行した後、機器位置確認処理を終了する。
制御部96は、ステップS47を実行した後、機器位置確認処理を終了する。
制御部96は、車速がゼロではないと判定した場合(S42:NO)、出力部94に指示して、応答要求データを第2送信部43に出力させる(ステップS48)。これにより、第2送信部43は、応答要求信号を、送信アンテナT4を介して、携帯機3に送信する。次に、制御部96は、信号処理部40から入力部90に機器データが入力されたか否かを判定する(ステップS49)。
制御部96は、機器データが入力されていないと判定した場合(S49:NO)、信号処理部40から入力部90に空気圧データが入力されたか否かを判定する(ステップS50)。車両6は走行しているので、タイヤ60の回転数が基準回転数以上となり、検出装置2が空気圧信号を一方的に送信している可能性がある。制御部96は、空気圧データが入力されたと判定した場合(S50:YES)、空気圧データ処理を実行する(ステップS51)。ステップS51の空気圧データ処理は、例えば、入力部90に入力された空気圧データが示す空気圧が一定値未満である場合に、空気圧が低い旨を通知する処理である。
制御部96は、空気圧データが入力されなかったと判定した場合(S50:NO)、又は、ステップS51を実行した後、信号処理部40から入力部90に、機器データ及び空気圧データのいずれとも異なる処理データが入力されたか否かを判定する(ステップS52)。制御部96は、処理データが入力されていないと判定した場合(S52:NO)、ステップS49を実行し、入力部90に機器データが入力されるまで待機する。制御部96は、処理データが入力されたと判定した場合(S52:YES)、受信の強度が弱いために空気圧データ又は機器データが得られなかったとして、通常受信処理のステップS25と同様に、出力部92に指示して、第1切替えデータ又は第2切替えデータを信号処理部40及び調整部41に出力させる(ステップS53)。これにより、動作モードと受信アンテナR41,R42の周波数帯域とが切替わる。制御部96は、ステップS53を実行した後、ステップS49を実行し、入力部90に機器データが入力されるまで待機する。
制御部96は、機器データが入力されたと判定した場合(S49:YES)、機器データ処理を実行する(ステップS54)。ここで、機器データ処理では、制御部96は、機器データが示す内容に基づいて、携帯機3の位置を検知し、検知結果に応じた処理を実行する。ステップS54が実行された時点では車両6は走行しているので、例えば、検知結果が車両6の外側の位置である場合、携帯機3が車両6内に存在しないことを示す報知信号を図示しない出力部に出力させる。
制御部96は、ステップS54を実行した後、機器位置確認処理を終了する。
制御部96は、ステップS54を実行した後、機器位置確認処理を終了する。
以上のように、空気圧信号及び機器信号が送信される可能性がある期間では、信号処理部40の動作モードが第1モード又は第2モードであり、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域は動作モードに応じて調整されている。このため、同一時間帯に空気圧信号及び機器信号が送信された場合であっても、これらの信号の両方は適切に処理され、空気圧データ及び機器データが得られる。
K個の受信アンテナR41,R41,・・・,R42,R42,・・・について、配置場所が相互に異なるので、1つの信号に関する受信感度も相互に異なる。通常受信処理において、例えば、受信の強度が弱いため、入力部90に入力された処理データが空気圧データ及び機器データのいずれでもないと制御部96が判定した場合、動作モードを、第1モードから第2モードに変更するか、又は、第2モードから第1モードに変更する。受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域は動作モードに応じて調整される。適切なデータを得られなかった信号と同様の信号が再び送信された場合、動作モード及び周波数帯域の変更によって受信の強度が強くなり、送信された信号から適切なデータ、即ち、空気圧データ又は機器データを得ることができる可能性がある。
更に、機器信号が送信される可能性がない場合、動作モードは空気圧モードに変更され、受信アンテナR41,R42の周波数帯域は空気圧信号帯域に変更される。また、空気圧信号が送信される可能性がない場合、動作モードは機器モードに変更され、受信アンテナR41,R42の周波数帯域は機器信号帯域に変更される。これにより、適切なデータをより確実に得ることができる。
更に、空気圧信号帯域及び機器信号帯域は相互に異なっているため、1つの受信アンテナR41又は1つの受信アンテナR42に空気圧信号及び機器信号が同時に入力されることはない。
更に、空気圧信号帯域及び機器信号帯域は相互に異なっているため、1つの受信アンテナR41又は1つの受信アンテナR42に空気圧信号及び機器信号が同時に入力されることはない。
なお、第1モード及び第2モードの内容は逆であってもよい。即ち、信号処理部40は、動作モードが第1モードである場合、第1関連信号及び第2関連信号夫々に機器信号処理及び空気圧信号処理を施し、動作モードが第2モードである場合、第1関連信号及び第2関連信号夫々に空気圧信号処理及び機器信号処理を施してもよい。この場合においては、調整部41は、出力部92から第1切替えデータが入力されたとき、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域を機器信号帯域及び空気圧信号帯域に調整する。また、調整部41は、出力部92から第2切替えデータが入力されたとき、受信アンテナR41,R42夫々の周波数帯域を空気圧信号帯域及び機器信号帯域に調整する。第1モード及び第2モードの内容が逆である場合、機器信号処理、空気圧信号処理及び機器データ夫々が、第1処理、第2処理及び特定データに相当する。
更に、検出装置2、送信アンテナ5及びタイヤ60夫々の数は、4に限定されず、3又は5以上であってもよい。
更に、検出装置2、送信アンテナ5及びタイヤ60夫々の数は、4に限定されず、3又は5以上であってもよい。
開示された本実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信システム
2 検出装置(送信装置)
20 センサ受信部
21 センサ送信部
22 空気圧検出部
23 回転数検出部
24,32,44 マイコン
3 携帯機
30 機器受信部
31 機器送信部
4 車載装置(受信装置)
40 信号処理部
41 調整部
42 第1送信部
43 第2送信部
5 送信アンテナ
6 車両
60 タイヤ
70,71,72,80,90,91 入力部
73,81,93,94 出力部
74,83,95 記憶部
75,84 制御部
76,85,97 バス
82 受付部
92 出力部(変更部)
96 制御部(判定部)
C41,C42 可変キャパシタ
E4 記憶媒体
P2,P3,P4 コンピュータプログラム
R2,R3,R41,R42 受信アンテナ
T2,T3,T4 送信アンテナ
2 検出装置(送信装置)
20 センサ受信部
21 センサ送信部
22 空気圧検出部
23 回転数検出部
24,32,44 マイコン
3 携帯機
30 機器受信部
31 機器送信部
4 車載装置(受信装置)
40 信号処理部
41 調整部
42 第1送信部
43 第2送信部
5 送信アンテナ
6 車両
60 タイヤ
70,71,72,80,90,91 入力部
73,81,93,94 出力部
74,83,95 記憶部
75,84 制御部
76,85,97 バス
82 受付部
92 出力部(変更部)
96 制御部(判定部)
C41,C42 可変キャパシタ
E4 記憶媒体
P2,P3,P4 コンピュータプログラム
R2,R3,R41,R42 受信アンテナ
T2,T3,T4 送信アンテナ
Claims (7)
- K(K:2以上の整数)個の受信アンテナを備える車両用の受信装置であって、
M(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モード、又は、前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードで動作する信号処理部と、
該信号処理部の動作モードを前記第1モードから前記第2モードに変更する変更部と
を備える受信装置。 - 前記信号処理部が前記第1関連信号に前記第1処理を施すことによって得られた処理データが特定データであるか否かを判定する判定部を備え、
前記変更部は、該判定部によって、前記処理データが前記特定データではないと判定された場合、前記動作モードを前記第2モードに変更する
請求項1に記載の受信装置。 - 前記信号処理部は、前記第1モード、前記第2モード、又は、前記K個の受信アンテナから入力された信号に関連する第3関連信号に前記第1処理を施す第3モードで動作し、
前記変更部は、前記動作モードを前記第3モードに変更する
請求項1又は請求項2に記載の受信装置。 - 前記第1処理が施される信号の受信アンテナの周波数帯域を第1周波数帯域に調整し、前記第2処理が施される信号の受信アンテナの周波数帯域を前記第1周波数帯域とは異なる第2周波数帯域に調整する調整部を備える
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の受信装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の受信装置と、
該受信装置に前記車両のタイヤの空気圧を示す信号を無線で送信する送信装置と、
前記受信装置に信号を無線で送信する携帯機と
を備える通信システム。 - K(K:2以上の整数)個の受信アンテナ中のM(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モードで動作するステップと、
前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードで動作するステップと
を含む処理方法。 - コンピュータに、
K(K:2以上の整数)個の受信アンテナ中のM(M:K未満の自然数)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第1関連信号に第1処理を施し、残りのN(=K−M)個の受信アンテナから入力された信号に関連する第2関連信号に、前記第1処理とは異なる第2処理を施す第1モードでの動作を指示するステップと、
前記第1関連信号に前記第2処理を施し、前記第2関連信号に前記第1処理を施す第2モードでの動作を指示するステップと
を実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017176118A JP2019053437A (ja) | 2017-09-13 | 2017-09-13 | 受信装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラム |
PCT/JP2018/031504 WO2019054164A1 (ja) | 2017-09-13 | 2018-08-27 | 受信装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017176118A JP2019053437A (ja) | 2017-09-13 | 2017-09-13 | 受信装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019053437A true JP2019053437A (ja) | 2019-04-04 |
Family
ID=65722739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017176118A Pending JP2019053437A (ja) | 2017-09-13 | 2017-09-13 | 受信装置、通信システム、処理方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (2)
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WO (1) | WO2019054164A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
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JP2017074880A (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車載機及び車載システム |
-
2017
- 2017-09-13 JP JP2017176118A patent/JP2019053437A/ja active Pending
-
2018
- 2018-08-27 WO PCT/JP2018/031504 patent/WO2019054164A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2019054164A1 (ja) | 2019-03-21 |
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