JP2019052035A - 洗浄布の巻取り軸 - Google Patents

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Nobutaka Tsuchida
宣孝 土田
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Abstract

【課題】部品点数を少なくして、構造を簡単にし、かつ洗浄布の取付と取り外しを容易にした洗浄布の巻取り軸を提供する。
【解決手段】主軸2及び主軸2と組み合わされる布押さえ3からなる、洗浄布を巻き取るための洗浄布の巻取り軸1において、主軸2は、布押さえ3を収容する収容溝4を備えており、収容溝4の第1の端5には、布押さえ3の第1の端6を差し込むための差し込み穴7が設けられ、収容溝4の第2の端8には、布押さえ3の第2の端10を係止するための係止機構9が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷機のシリンダなどを自動的に洗浄布によって洗浄する自動洗浄装置などに使用して有用な洗浄布の巻取り軸に関する。
商業印刷で使用されるオフセット印刷機は、版胴、ブランケット胴、圧胴などのいくつかの胴を含んでいる。このうち、ブランケット胴は、比較的頻繁に洗浄が要求される。ブランケット胴の洗浄は、印刷機に組み込まれた自動洗浄装置によって行われる。
自動洗浄装置は、ブランケット胴の表面に洗浄布を押し当てて、洗浄布によって拭き取る。その構造は、供給軸に巻いた未使用の洗浄布を、巻取り軸で巻き取るようになっており、供給軸と巻取り軸との間に洗浄パッドを備えている。そして、必要に応じて、洗浄パッドによって洗浄布をブランケット胴の表面に押し付ける。
このような自動洗浄装置において、洗浄布の取付と取り外しは、なるべく簡単に行えるのが望ましい。
特許文献1には、自動洗浄装置の洗浄布の巻取り軸について、さまざまな提案が記載されている。この文献では、巻取り軸に洗浄布を巻き取った後、巻取り軸から洗浄布を容易に抜き取るための構造が示されている。洗浄布の巻取り軸には、使用済みの洗浄布が固く巻き付く。その結果、巻取り軸から使用済みの洗浄布を取り外すのは容易ではない。
特許文献1に記載された巻取り軸は、洗浄布を巻き取る時と洗浄布を取り外す時では、巻取り軸の外周を変化させるようにしている。その結果、洗浄布の幅が広い場合(例えば新聞印刷機では、1600mm以上)でも、巻取り軸から使用済みの洗浄布を抜き取るのは容易である。
特許文献2には、同様に、巻取り軸の外周を変化させて、使用済の洗浄布を抜き取りやすくした構造が示されている。
また、特許文献3には、特許文献1、2と同様に、使用済の洗浄布を抜き取りしやすくした構造が示されている。特許文献3に記載の巻取り軸は、特許文献1に記載の巻取り軸と同様に、洗浄布の取り外しのときに、巻取り軸の太さを変化させるようになっている。そのため、洗浄布の幅が広い場合でも、洗浄布の取り外しを容易に行うことができる。
特開平10−180993号公報 特開2007−283769号公報 特開2016−210545号公報
従来の洗浄布の巻取り軸は、構造が複雑で、取り扱いが難しいという課題があった。この原因は、洗浄布を巻き取るときの巻取り軸の外周と、使用済の洗浄布を巻取り軸から取り外す時の巻取り軸の外周を大きく変化させるようにしたためである。
このように、従来の洗浄布の巻取り軸は、外周の変化を大きくするために、部品点数が多く、構造が複雑であるという課題があった。
本発明は、部品点数を少なくして、構造を簡単にし、かつ洗浄布の取付と取り外しを容易にした洗浄布の巻取り軸としたものである。
本発明は、主軸2及び前記主軸2と組み合わされる布押さえ3からなる、洗浄布18を巻き取るための洗浄布の巻取り軸において、前記主軸2は、前記布押さえ3を収容する収容溝4を備えており、前記収容溝4の第1の端5には、前記布押さえ3の第1の端6を差し込むための差し込み穴7が設けられ、前記収容溝4の第2の端8には、前記布押さえ3の第2の端10を係止するための係止機構9が設けられているとともに、前記係止機構9は、前記主軸2の外周上に設けた案内溝11と、前記案内溝11の中で回転可能に案内される係止リング12から構成され、前記係止リング12は、回転角度によって前記収容溝4において、前記布押さえ3の第2の端10を係止したり、解放したりする切れ目13を備えていることを特徴とする洗浄布の巻取り軸としたものである。
また、本発明は、前記布押さえ3は、断面が扁平であり、前記収容溝4内で回転可能であって、前記係止機構9で係止されているときに、巻かれた洗浄布18が膨らんだ状態であり、前記係止機構9で係止されていないときに、巻かれた洗浄布18が緩むようになっていることを特徴とする洗浄布の巻取り軸としたものである。
更に、本発明は、前記布押さえ3は、断面が扁平である扁平部分19を有し、前記収容溝4内で回転可能であって、前記扁平部分19を回転させて、巻かれた前記洗浄布18に対向する向きにすることにより、前記扁平部分19と巻かれた前記洗浄布18との間に空間を形成し、巻かれた前記洗浄布18を緩めるようになっていることを特徴とする洗浄布の巻取り軸としたものである。
更にまた、本発明は、前記係止リング12は、前記案内溝11の中にあるときに、前記主軸2の外周から突出しないようになっていることを特徴とする洗浄布の巻取り軸としたものである。
本発明は、以上のように、主軸2及び前記主軸2と組み合わされる布押さえ3の2つの部分から構成され、部品点数が少なくても、洗浄布の巻取り軸として機能する。さらに、巻取り軸に対して洗浄布の先導端の係止が極めて容易である。
また、布押さえ3の断面の形状を扁平としたので、巻取り軸に布が巻かれた状態でも、布押さえ3を主軸2から抜き取ることができ、巻取り軸から使用済の布を取り外すのが容易である。
発明の要部を示した斜視図 主軸2に布押さえ3を係止した説明図 洗浄布の巻取り軸1の全体図 主軸2に、洗浄布18を、布押さえ3で取り付けるときの説明図 係止機構9の説明図 主軸2に洗浄布18を取り付けた状態の説明図 洗浄布18の巻取り状態での布押さえ3の状態の説明図 洗浄布18を抜き取る状態での布押さえ3の状態の説明図
本発明の実施の形態について以下に詳細に説明する。
本発明にかかる洗浄布の巻取り軸は、印刷機の自動洗浄装置の洗浄布を巻き取るための巻取り軸としての使用に適したものである。自動洗浄装置は、洗浄布の供給機構と巻取り機構とを備えており、供給機構と巻取り機構の間で、印刷機のシリンダの洗浄を行う。
このとき、自動洗浄装置の巻取り機構の一部であって、使用済の洗浄布を巻き取るのが洗浄布の巻取り軸である。洗浄布の巻取り軸に求められる機能は、巻き始めのときに、洗浄布の先導端を取り付けやすくすることと、洗浄布を交換するときに、巻取り軸から容易に洗浄布を除去できることである。
図1において、1は、本発明を実施した洗浄布の巻取り軸である。巻取り軸1は、洗浄布を巻き取るための主軸2及び布押さえ3から構成されている。主軸2には、布押さえ3を収容する収容溝4を備えている。収容溝4の第1の端5には、布押さえ3の第1の端6を差し込むための差し込み穴7が設けられている。
収容溝4の第2の端8には、係止機構9が設けられている。係止機構9は、布押さえ3の第2の端10を係止して、布押さえ3を収容溝4に固定する機構である。係止機構9は、主軸2の外周上に設けられた案内溝11と、係止リング12とから構成される。係止リング12は、案内溝11に収容されるリングであって、案内溝11の中で回転することができる。係止リング12は、一部に切れ目13が設けられている。係止リング12は、回転位置によって、切れ目13が、収容溝4と一致したり、係止リング12の一部が、収容溝4を横切ったりする。切れ目13が、収容溝4と一致していると、布押さえ3の第2の端10は、自由に収容溝4に出入りできる。係止リング12が、収容溝4を横切る位置では、収容溝4に収容された布押さえ3の第2の端10と係合して、布押さえ3を収容溝4に固定する。
図2は、係止機構9の拡大図である。収容溝4には、布押さえ3が収容されている。係止リング12は、収容溝4を横切っている。このとき、布押さえ3は、第2の端10が係止リング12によって、収容溝4に係止されることにより、収容溝4に収容される。係止リング12は、案内溝11の中で回転し回転角度を変えることができる。ここで、回転角度を変えるとは、係止リング12を係止リング12の周方向に回転させることである。よって、回転角度とは、係止リング12の周方向の回転度合いであり、ある回転角度では切れ目13が収容溝4と一致することになる。
係止リング12は、案内溝11に案内されているときに、15で示すように、主軸2の外周14より突出しないようになっている。16は、係止リング12のレバーである。レバー16は、主軸2に洗浄布が巻かれていても主軸2の端面17側から操作可能である。
図3は、本発明にかかる巻取り軸1の全体の構成の例である。巻取り軸1の長さは、ほぼ洗浄布の幅と同じである。
図4、図5及び図6は、洗浄布18の係止の手順の例である。まず、図4に示すように、主軸2と布押さえ3の間に、洗浄布18の先導端を配置する。次に、布押さえ3の第1の端6を、主軸2の収容溝4の第1の端5に設けた差し込み穴7に挿入する。
次に図5に示すように、係止リング12を回転させて、係止リング12の切れ目13が、収容溝4と一致するようにする。係止リング12の操作にはレバー16を使用することができる。
そのあと、図6のように、係止リング12を回転させ、布押さえ3の第2の端10を、収容溝4に係止させる。
図7及び図8は、図3のSの位置の断面図である。布押さえ3は、第1の端6の部分と第2の端10の部分とを除くと、その間の断面は扁平になっている。図7は、布押さえ3の第1の端6が、差し込み穴7に差し込まれ、第2の端10が、係止リング12で係止された状態である。このときには、布押さえ3の扁平部分19は図面視垂直に立っている(言い換えると、扁平部分19が洗浄布18に対向した向きから90度回転した向きになっている)ので扁平部分19は洗浄布18に対向しておらず、頂上部20が、洗浄布18と対向し接している。この状態では、洗浄布18は、巻取り軸1に強くまかれている。
一方図8では、布押さえ3を、反時計方向に90度回転させた状態である。布押さえ3を、収容溝4の中で回転させるには、第1の端6を差し込み穴7から抜き取り、かつ係止リング12を回転させて、第2の端10と係止リング12の係合を解除した状態でなければならない。布押さえ3を図8のように90度回転させた状態であれば、扁平部分19は洗浄布18と対向する向きになり、扁平部分19と洗浄布18の間に空間21が生じる。このことによって、洗浄布18の巻き固さが緩む。図8の状態であれば、主軸2に布が巻かれた状態であっても、容易に布押さえ3を、収容溝4から抜き取ることができる。
1 巻取り軸
2 主軸
3 布押さえ
4 収容溝
5 収容溝4の第1の端
6 布押さえ3の第1の端
7 差し込み穴
8 収容溝4の第2の端
9 係止機構
10 布押さえ3の第2の端
11 案内溝
12 係止リング
13 係止リング12の切れ目
14 主軸2の外周
15 主軸2の外周と係止リング12との寸法差
16 係止リング12のレバー
17 主軸2の端面
18 洗浄布
19 布押さえ3の扁平部分
20 頂上部
21 空間

Claims (4)

  1. 主軸2及び前記主軸2と組み合わされる布押さえ3からなる、洗浄布18を巻き取るための洗浄布の巻取り軸において、
    前記主軸2は、前記布押さえ3を収容する収容溝4を備えており、
    前記収容溝4の第1の端5には、前記布押さえ3の第1の端6を差し込むための差し込み穴7が設けられ、
    前記収容溝4の第2の端8には、前記布押さえ3の第2の端10を係止するための係止機構9が設けられているとともに、
    前記係止機構9は、前記主軸2の外周上に設けた案内溝11と、前記案内溝11の中で回転可能に案内される係止リング12とから構成され、
    前記係止リング12は、回転角度によって前記収容溝4において、前記布押さえ3の第2の端10を係止したり、解放したりする切れ目13を備えていることを特徴とする洗浄布の巻取り軸。
  2. 前記布押さえ3は、断面が扁平であり、前記収容溝4内で回転可能であって、前記係止機構9で係止されているときに、巻かれた洗浄布18が膨らんだ状態であり、前記係止機構9で係止されていないときに、巻かれた洗浄布18が緩むようになっていることを特徴とする請求項1に記載の洗浄布の巻取り軸。
  3. 前記布押さえ3は、断面が扁平である扁平部分19を有し、前記収容溝4内で回転可能であって、
    前記扁平部分19を回転させて、巻かれた前記洗浄布18に対向する向きにすることにより、前記扁平部分19と巻かれた前記洗浄布18との間に空間を形成し、巻かれた前記洗浄布18を緩めるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の洗浄布の巻取り軸。
  4. 前記係止リング12は、前記案内溝11の中にあるときに、前記主軸2の外周から突出しないようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄布の巻取り軸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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