JP2019050318A - ドラム状コアおよびコイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】金型のキャビティ形状の不具合等が影響して、ドラム状コアの鍔部の稜線部分に膨れ形状部分が生じることがあるが、膨れ形状部分が発生しても、ドラム状コアの損傷を低減できるようにする。【解決手段】鍔部35における側面39の中央領域56において、ストレート面57が形成され、外側領域55においては、外側勾配面59が形成される。また、外側領域55において、外側勾配面59と外側端面38とが交わる稜線部分が、外側第1アール面60によって面取りされる。このようにして、外側第1アール面60を超えた位置に膨れ形状部分が発生したとしても、ストレート面57よりも鍔部35内側に後退した外側勾配面59に膨れ形状部分が発生することになり、膨れ形状部分が突出する度合および確率を低減できる。【選択図】図4

Description

この発明は、コイル部品において巻線を配置するための巻芯部を備えるドラム状コア、および当該ドラム状コアを用いて構成されるコイル部品に関するもので、特に、ドラム状コアにおいて巻芯部の互いに逆の端部にそれぞれ設けられた鍔部の形態についての改良に関するものである。
この発明にとって興味ある技術として、たとえば特開2011−223025号公報(特許文献1)に記載されたものがある。特許文献1には、以下のような構成を備えるドラム状コアが記載されている。
ドラム状コアは、セラミックからなり、巻線を配置するための巻芯部と、巻芯部の互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部と、を備えている。また、このドラム状コアの平面寸法は、長手方向において1.1mm以下であり、短手方向において0.6mm以下である。
このようなドラム状コアにおいて、鍔部の稜線を跨ぐように端子電極を形成したとき、端子電極の厚みが鍔部の稜線および角の部分で薄くなってしまうという課題に遭遇する。また、巻線の端部を熱圧着によって端子電極に接続しようとしたとき、鍔部の稜線が形成するエッジが巻線の端部に食い込み、巻線がエッジによって切断されてしまうという課題にも遭遇する。
そこで、これらの課題を解決するため、特許文献1では、鍔部の角および稜線に曲率半径5μm以上かつ25μm以下の曲面を付与することが提案されている。
特開2011−223025号公報
本件発明者は、特許文献1に記載のように、鍔部の角および稜線に曲面(アール面)を付与した設計を行なった場合であっても、成形後のドラム状コアが意図した形状とならない場合があることを発見した。
このことを、図5を参照して具体的に説明する。図5には、ドラム状コア1の一部、すなわち、軸線方向に延びる形状の巻芯部2の一部、ならびに巻芯部2の軸線方向の互いに逆の端部にそれぞれ設けられた2つの鍔部のうちの一方の鍔部3の一部が断面図で示されている。
成形後のドラム状コア1には、図5に示されるように、膨れ形状部分4が鍔部3の側面5と外側端面6とが交わる稜線のアール部分を越えた領域に形成される場合がある。このような膨れ形状部分4は、ドラム状コア1の外形から突出するため、コイル部品の製造工程でのドラム状コア1の取り回し時や、コイル部品製造後の実装工程などにおいて、ここに外力が集中しやすく、そのため、ドラム状コア1が損傷する可能性がある。
そこで、この発明の目的は、上記のような膨れ形状部分が発生しても、損傷を低減できるドラム状コアおよび当該ドラム状コアを用いて構成されるコイル部品を提供しようとすることである。
この発明は、軸線方向に延びる形状であって、巻線を配置するための巻芯部と、巻芯部の軸線方向の互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部と、を備える、コイル部品において用いられるドラム状コアにまず向けられる。
上記第1および第2の鍔部の各々は、巻芯部側に向きかつ巻芯部の各端部を位置させる内側端面と、内側端面の反対側の外側に向く外側端面と、内側端面と外側端面とを連結し、かつ互いに逆方向に向く第1および第2の側面と、を有している。
このようなドラム状コアにおいて、前述した技術的課題を解決するため、第1および第2の側面の各々について、内側端面側の内側領域と、外側端面側の外側領域と、内側領域および外側領域間に挟まれた中央領域と、に3分割したとき、中央領域においては、巻芯部の軸線方向と平行な方向に延びるストレート面が形成され、外側領域においては、ストレート面の外側端面側の端縁またはその近傍から外側端面の中心部に近づく方向に傾斜する外側勾配面と、外側勾配面から続き外側端面に接続する曲面状の外側第1アール面と、が形成されていることを特徴としている。
上記構成により、外側第1アール面を超えた位置に膨れ形状部分が発生したとしても、ストレート面よりも鍔部内側に後退した外側勾配面に膨れ形状部分が発生することになるため、膨れ形状部分がストレート面(コア外形)よりも突出する度合および確率を低減できる。
この発明において、巻芯部の軸線方向に測定した、ストレート面の外側領域側の端縁と外側端面との間の最小寸法は、0.10mm以上であったり、外側端面と内側端面との間の寸法の30%以上かつ50%以下であったりすることが好ましい。このように寸法が選ばれることにより、巻芯部の軸線方向に測定した外側勾配面の寸法がより大きくなるので、膨れ形状部分がストレート面(コア外形)よりも突出する度合および確率をより確実に低減できる。
また、この発明において、巻芯部の軸線方向に直交する方向であって、第1および第2の側面間を結ぶ方向にそれぞれ測定した、ストレート面から外側勾配面の外側端面側の端縁までの最小寸法は、0.004mm以上であったり、第1および第2の側面間の寸法の0.4%以上であったり、ストレート面から外側第1アール面の外側端面側の端縁までの最小寸法は、0.06mm以上であったり、第1および第2の側面間の寸法の5%以上かつ1/3以下であったりすることがより好ましい。このように寸法が選ばれることにより、外側勾配面の傾斜がより大きくなるので、膨れ形状部分がストレート面(コア外形)よりも突出する度合および確率をより確実に低減できる。
また、この発明において、好ましくは、外側領域において、外側勾配面から続きストレート面に接続する曲面状の外側第2アール面が形成される。この構成によれば、外側勾配面とストレート面とが交わる部分が鋭利となることを抑制でき、ドラム状コアの損傷をより低減できる。
この発明において、第1および第2の側面の各々は、内側領域において、ストレート面の内側端面側の端縁またはその近傍から内側端面の中心部に近づく方向に傾斜する内側勾配面と、内側勾配面から続き内側端面に接続する曲面状の内側第1アール面とを形成していることが好ましい。この構成によれば、仮に内側にも膨れ形状部分が発生しても、膨れ形状部分がストレート面(コア外形)より突出する度合および確率を低減できる。
また、この発明に係るドラム状コアはセラミックからなることが好ましい。セラミックからなるドラム状コアは、たとえば樹脂からなるドラム状コアに比べて、損傷がより生じやすいため、この発明による効果がより顕著に発揮される。
好ましくは、この発明に係るドラム状コアに備える第1および第2の鍔部の各々は、内側端面と外側端面とを連結するとともに、第1の側面と第2の側面とを連結する、実装時において実装基板側に向けられる底面と、底面の反対側の天面と、をさらに有し、第1および第2の鍔部の各々の底面に端子電極がそれぞれ設けられる。このように、端子電極が底面に設けられることにより、電極形成面は電極に覆われるため、コア(コイル部品)取り回し時に直接外部に触れないので、ここで多少突出部分が生じても問題はない。また、外側勾配面を形成しストレート面が小さくなると、コイル部品の実装性などに影響が出るが、端子電極が底面に設けられると、このような問題を回避できる。
この発明は、上述したドラム状コアを用いて構成されたコイル部品にも向けられる。すなわち、この発明に係るコイル部品は、上述したドラム状コアと、巻芯部に巻回され、かつ端子電極に接続された、少なくとも1本の巻線と、を備えることを特徴としている。
この発明に係るコイル部品において、第1および第2の鍔部の各々の天面間に渡された板状コアをさらに備えていてもよい。
この発明に係るドラム状コアによれば、膨れ形状部分がストレート面(コア外形)よりも突出する度合および確率を低減でき、コイル部品の製造工程でのドラム状コアの取り回し時や、コイル部品製造後の実装工程などにおける、ドラム状コアの損傷を低減することができる。
この発明の一実施形態によるドラム状コア30を備えるコイル部品31の外観を、実装基板に向けられる面を上方にして示す斜視図である。 図1に示したコイル部品31に備えるドラム状コア30を単独で示す斜視図である。 図2に示したドラム状コア30の縦断面図である。 図2に示したドラム状コア30における第1の鍔部35の第1の側面39側の断面形状を拡大して示す模式図である。 従来のドラム状コア1の一部を示す断面図である。
まず、図1ないし図3を参照して、この発明の一実施形態によるドラム状コア30を備えるコイル部品31について説明する。図1および図2では、コイル部品31またはドラム状コア30が、実装基板に向けられる面を上方にして示されている。図示したコイル部品31は、たとえばコモンモードチョークコイルを構成するものである。
コイル部品31に備えるドラム状コア30は、軸線48(図3参照)方向に延びる形状であって、巻線32および33を配置した巻芯部34と、巻芯部34の軸線48方向の互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部35および36と、を備える。ドラム状コア30は、電気絶縁性材料、より具体的には、アルミナのような非磁性体、フェライトのような磁性体、または樹脂などから構成され得るが、好ましくは、アルミナまたはフェライトのようなセラミックから構成される。
ドラム状コア30に備える巻芯部34ならびに第1および第2の鍔部35および36は、たとえば四角形の断面形状を有する四角柱形状をなしている。また、四角柱形状の巻芯部34ならびに鍔部35および36の各々の稜線部分には、好ましくは、アール面取りが施される。
第1および第2の鍔部35および36の各々は、巻芯部34側に向きかつ巻芯部34の各端部を位置させる内側端面37と、内側端面37の反対側の外側に向く外側端面38と、を有している。また、第1および第2の鍔部35および36の各々は、内側端面37と外側端面38とを連結し、かつ互いに逆方向に向く第1および第2の側面39および40を有している。さらに、第1および第2の鍔部35および36の各々は、内側端面37と外側端面38とを連結するとともに、第1の側面39と第2の側面40とを連結するものであって、実装時において実装基板側に向けられる底面41と、底面41の反対側の天面42と、を有している。
第1の鍔部35における底面41には、端子電極43および44が設けられる。第2の鍔部36における底面41には、端子電極45および46が設けられる。鍔部35および36の各々の底面41は、端子電極43〜46が設けられた位置において凸状の段部を形成している。通常、端子電極43〜46は、たとえば銀を導電成分とする導電性ペーストの焼付けによって形成され、その上に、必要に応じて、Ni、Cu、Snなどのめっきが施されてもよい。これに代えて、端子電極43〜46は、導電性金属からなる端子金具を鍔部35および36に接着することによって設けられてもよい。
前述した巻線32および33は、たとえば、ポリウレタンやポリイミドなどの樹脂で絶縁被覆された銅線からなる。巻線32および33は、巻芯部34上に螺旋状に巻回された状態とされる。第1の巻線32の第1端32aは端子電極43に接続され、第1の巻線32の第1端32aとは逆の第2端32bは端子電極45に接続される。第2の巻線33の第1端33aは端子電極44に接続され、第2の巻線33の第1端33aとは逆の第2端33bは端子電極46に接続される。これら端子電極43〜46と巻線32および33との接続には、たとえば熱圧着が適用される。
コイル部品31は、第1および第2の鍔部35および36の各々の天面42間に渡された板状コア47をさらに備えていてもよい。板状コア47についても、ドラム状コア30の場合と同様、電気絶縁性材料、より具体的には、アルミナのような非磁性体、フェライトのような磁性体、または樹脂などから構成される。板状コア47は、ドラム状コア30に対して接着剤によって固定される。
なお、板状コア47に代えて、鍔部35および36の、端子電極43〜46が設けられた側とは反対側、すなわち天面42側において、1対の鍔部35および36間を連結するように、樹脂によるコーティングが施されてもよい。このような樹脂によるコーティングは、天面42側だけでなく、側面39および40側や底面41側に施されてもよい。
次に、ドラム状コア30における鍔部35および36の特徴的構成について説明する。
図5を参照して前述したように、従来のドラム状コア1において、膨れ形状部分4が鍔部3の側面5と外側端面6とが交わる稜線のアール部分を越えた領域に形成される場合がある。このような膨れ形状部分4は、ドラム状コア1の損傷を引き起こす原因となり得る。そこで、このような不都合を生じにくくするため、以下のような構成が採用される。
第1および第2の鍔部35および36の各々における第1および第2の側面39および40の各々について、説明のため、図1および図2に示すように、内側端面37側の内側領域54と、外側端面38側の外側領域55と、内側領域54および外側領域55間に挟まれた中央領域56と、に3分割する。
図3には、図2に示したドラム状コア30の縦断面図が示され、図4には、ドラム状コア30における第1の鍔部35の第1の側面39側の断面形状が拡大されて模式的に示されている。
代表して、図4に示した第1の鍔部35の第1の側面39について説明すると、中央領域56においては、巻芯部34の軸線48方向と平行な方向に延びるストレート面57が形成され、外側領域55においては、ストレート面57の外側端面38側の端縁58またはその近傍から外側端面38の中心部に近づく方向に傾斜する外側勾配面59と、外側勾配面59から続き外側端面38に接続する曲面状の外側第1アール面60と、が形成される。なお、図4に示した第1の側面39の形状は、実際のものに比べて、図による上下方向に寸法が誇張されて図示されている。
上記構成により、外側第1アール面60を超えた位置に膨れ形状部分が発生したとしても、ストレート面57よりも鍔部35内側に後退した外側勾配面59に膨れ形状部分が発生することになるため、膨れ形状部分がストレート面57(コア外形)よりも突出する度合および確率を低減できる。
このような実施形態において、巻芯部34の軸線48方向に測定した、ストレート面57の外側領域55側の端縁58と外側端面38との間の最小寸法L1は、0.10mm以上であったり、外側端面38と内側端面37との間の寸法L0(図2参照)の30%以上かつ50%以下であったりすることが好ましい。このように寸法が選ばれることにより、巻芯部34の軸線48(図3参照)方向に測定した外側勾配面59の寸法を大きくすることができるので、膨れ形状部分がストレート面57(コア外形)よりも突出する度合および確率をより確実に低減できる。
また、この実施形態において、巻芯部34の軸線48方向に直交する方向であって、第1および第2の側面39および40間を結ぶ方向にそれぞれ測定した、ストレート面57から外側勾配面59の外側端面38側の端縁61までの最小寸法W1は、0.004mm以上であったり、第1および第2の側面39および40間の寸法W0(図2参照)の0.4%以上であったり、ストレート面57から外側第1アール面60の外側端面38側の端縁62までの最小寸法W2は、0.06mm以上であったり、第1および第2の側面39および40間の寸法W0の5%以上かつ1/3以下であったりすることがより好ましい。このように寸法が選ばれることにより、外側勾配面59の傾斜をより大きくすることができるので、膨れ形状部分がストレート面(コア外形)57よりも突出する度合および確率をより確実に低減できる。
また、この実施形態において、好ましくは、外側領域55において、外側勾配面59から続きストレート面57に接続する曲面状の外側第2アール面63が形成される。この構成によれば、外側勾配面59とストレート面57とが交わる部分が鋭利となることを抑制でき、ドラム状コア30の損傷をより低減できる。
この実施形態は、さらに、第1および第2の側面39および40の各々が、内側領域54において、ストレート面57の内側端面37側の端縁またはその近傍から内側端面37の中心部に近づく方向に傾斜する内側勾配面65と、内側勾配面65から続き内側端面37に接続する曲面状の内側第1アール面66とを形成している。この構成によれば、仮に内側にも膨れ形状部分が発生しても、膨れ形状部分がストレート面57(コア外形)より突出する度合および確率を低減できる。
また、この実施形態において、好ましくは、内側領域54において、内側勾配面65から続きストレート面57に接続する曲面状の内側第2アール面66が形成される。この構成によれば、内側勾配面65とストレート面57とが交わる部分が鋭利となることを抑制でき、ドラム状コア30の損傷をより低減できる。
以上説明したような側面39および40に実現される特徴的な形態は、たとえば、ドラム状コア30を成形する際に付与される。言い換えると、上記特徴的な形態は、基本的には、たとえばバレル研磨のような成形後の後処理によって付与されるものではない。ドラム状コア1の成形後にバレル研磨が施されている場合、ドラム状コア1全体に外側第1アール面60や内側第1アール面66などのアール面取りが施されるが、側面39および40に実現される外側勾配面59や内側勾配面65などの勾配面を有する特徴的な形態は、バレル研磨によって得られるものではない。したがって、勾配面を有するか否かによって、この発明による特徴的な形態であるか否かを判別することができる。
なお、図5を参照して前述した膨れ形状部分4は、バレル研磨処理によって除去することも考えられるが、その効果は十分ではない。もしバレル研磨処理によって膨れ形状部分4を十分除去しようとすれば、他の除去不要な部分にまで研磨が及んでしまうばかりでなく、ドラム状コア1にマイクロクラックが生じるという問題を引き起こすこともあり得る。
また、上記膨れ形状部分4が生じたドラム状コア1を取り扱う場合、膨れ形状部分4に外力がかからないように、製造設備側に工夫を施すことも考えられるが、そのためには専用の設備を導入することになり、工程の複雑化やコスト増を招くので好ましくない。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の実施形態が可能である。
たとえば、上述した実施形態における外側第2アール面63、内側第2アール面67、内側勾配面65、内側第1アール面66などは必須の構成ではない。また、外側第1アール面60と外側勾配面59とは、第1および第2の側面39および40の双方に形成される必要はなく、いずれか一方の側面に形成されればよい。
また、上述した実施形態は、コモンモードチョークコイルを構成するコイル部品に関するものであったが、その他、トランスを構成するものであっても、単一のコイルを構成するものであってもよい。したがって、巻線の数は、コイル部品の機能に応じて変更されるものであり、たとえば、単に1本であっても、3本以上であってもよい。また、それに応じて、各鍔部に設けられる端子電極の数も、単に1個であっても、3個以上であってもよい。
30 ドラム状コア
31 コイル部品
32,33 巻線
34 巻芯部
35,36 鍔部
37 内側端面
38 外側端面
39,40 側面
41 底面
42 天面
43〜46 端子電極
47 板状コア
48 (中心)軸線
54 内側領域
55 外側領域
56 中央領域
57 ストレート面
58,61,62 端縁
59 外側勾配面
60 外側第1アール面
63 外側第2アール面
65 内側勾配面
66 内側第1アール面
67 内側第2アール面

Claims (13)

  1. 軸線方向に延びる形状であって、巻線を配置するための巻芯部と、
    前記巻芯部の軸線方向の互いに逆の端部にそれぞれ設けられた第1および第2の鍔部と、
    を備える、コイル部品において用いられるドラム状コアであって、
    前記第1および第2の鍔部の各々は、前記巻芯部側に向きかつ前記巻芯部の各端部を位置させる内側端面と、前記内側端面の反対側の外側に向く外側端面と、前記内側端面と前記外側端面とを連結し、かつ互いに逆方向に向く第1および第2の側面と、を有し、
    前記第1および第2の側面の各々について、前記内側端面側の内側領域と、前記外側端面側の外側領域と、前記内側領域および前記外側領域間に挟まれた中央領域と、に3分割したとき、前記中央領域においては、前記巻芯部の軸線方向と平行な方向に延びるストレート面が形成され、前記外側領域においては、前記ストレート面の前記外側端面側の端縁またはその近傍から前記外側端面の中心部に近づく方向に傾斜する外側勾配面と、前記外側勾配面から続き前記外側端面に接続する曲面状の外側第1アール面とが形成されている、
    ドラム状コア。
  2. 前記巻芯部の軸線方向に測定した、前記ストレート面の前記外側領域側の端縁と前記外側端面との間の最小寸法は、0.10mm以上である、請求項1に記載のドラム状コア。
  3. 前記巻芯部の軸線方向に測定した、前記ストレート面の前記外側領域側の端縁と前記外側端面との間の最小寸法は、前記外側端面と前記内側端面との間の寸法の30%以上かつ50%以下である、請求項1または2に記載のドラム状コア。
  4. 前記巻芯部の軸線方向に直交する方向であって、前記第1および第2の側面間を結ぶ方向にそれぞれ測定した、前記ストレート面から前記外側勾配面の前記外側端面側の端縁までの最小寸法は、0.004mm以上である、請求項1ないし3のいずれかに記載のドラム状コア。
  5. 前記巻芯部の軸線方向に直交する方向であって、前記第1および第2の側面間を結ぶ方向にそれぞれ測定した、前記ストレート面から前記外側勾配面の前記外側端面側の端縁までの最小寸法は、前記第1および第2の側面間の寸法の0.4%以上である、請求項1ないし4のいずれかに記載のドラム状コア。
  6. 前記ストレート面から前記外側第1アール面の前記外側端面側の端縁までの最小寸法は、0.06mm以上である、請求項1ないし5のいずれかに記載のドラム状コア。
  7. 前記ストレート面から前記外側第1アール面の前記外側端面側の端縁までの最小寸法は、前記第1および第2の側面間の寸法の5%以上かつ1/3以下である、請求項1ないし6のいずれかに記載のドラム状コア。
  8. 前記外側領域において、前記外側勾配面から続き前記ストレート面に接続する曲面状の外側第2アール面が形成されている、請求項1ないし7のいずれかに記載のドラム状コア。
  9. 前記第1および第2の側面の各々は、前記内側領域において、前記ストレート面の前記内側端面側の端縁またはその近傍から前記内側端面の中心部に近づく方向に傾斜する内側勾配面と、前記内側勾配面から続き前記内側端面に接続する曲面状の内側第1アール面とを形成している、請求項1ないし8のいずれかに記載のドラム状コア。
  10. セラミックからなる、請求項1ないし9のいずれかに記載のドラム状コア。
  11. 前記第1および第2の鍔部の各々は、前記内側端面と前記外側端面とを連結するとともに、前記第1の側面と前記第2の側面とを連結する、実装時において実装基板側に向けられる底面と、前記底面の反対側の天面と、をさらに有し、
    前記第1および第2の鍔部の各々の前記底面にそれぞれ設けられた、端子電極をさらに備える、
    請求項1ないし10のいずれかに記載のドラム状コア。
  12. 請求項11に記載のドラム状コアと、
    前記巻芯部に巻回され、かつ前記端子電極に接続された、少なくとも1本の巻線と、
    を備える、コイル部品。
  13. 前記第1および第2の鍔部の各々の前記天面間に渡された板状コアをさらに備える、請求項12に記載のコイル部品。
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