JP2019046214A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
特許文献2には、電源スイッチがオンされた時刻によって、予め指定されたアプリケーションを予め指定された起動パラメータで電源スイッチのオン時に初めに起動することが開示されている。
ここで、例えば、特定の時間帯において、特定のアプリケーションソフトウェアの使用頻度が高くなることがあるが、ユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用する度に特定のアプリケーションソフトウェアを選択する操作が必要であると、ユーザが行う操作の数が増える。
請求項2に記載の発明は、前記関連情報には、複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた情報が含まれ、前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの一の時間帯に到達すると、前記関連情報において当該一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記表示手段は、前記設定画面を表示してから第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記表示手段は、前記一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作をされない時間が第2時間を経過していない場合、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの他の時間帯に属しても、当該他の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しないことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記表示手段は、前記アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作が行われた場合、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示する請求項2記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記表示手段は、設定画面の表示を抑制する設定を受け付ける抑制受付部を表示可能であり、当該抑制受付部が設定を受け付けると、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属することに起因する設定画面の表示を抑制することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記抑制受付部は、設定画面にてアプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後に表示され、前記表示手段は、前記抑制受付部が設定を受け付けると、複数のアプリケーションソフトウェアの中から一のアプリケーションソフトウェアを選択可能な選択画面を表示することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯を過ぎると、前記設定画面の表示の抑制を解除することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、時刻を計時する計時手段と、を備え、前記表示手段は、第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える、情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた関連情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記表示手段は、前記第1のアプリケーションソフトウェアに係る前記設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が前記関連情報において前記第2のアプリケーションソフトウェアが関連付けられた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から当該第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替えることを特徴とする請求項9記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記表示手段は、表示する設定画面を切り替えてから予め定められた第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項10記載の情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、時刻を計時させる機能と、予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶させる機能と、計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属する場合、前記関連情報において当該時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項13に記載の発明は、コンピュータに、アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、時刻を計時させる機能と、第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されているときに、計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示される設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項2の発明によれば、時間帯に応じて、各時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することができる。
請求項3の発明によれば、一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示された以降は時間帯に応じた設定画面の表示がされない場合に比べて、時刻が他の一の時間帯に到達しても他の一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されないことを抑制できる。
請求項4の発明によれば、時刻が予め定められた時間帯に到達するとこの時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を必ず表示する場合に比べて、ユーザが一のアプリケーションソフトウェアを使用しているにも関わらず他のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されることを抑制できる。
請求項5の発明によれば、一のユーザがアプリケーションソフトウェアの使用を終了した後、他のユーザが特定のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示させる操作を行う必要がなくなる。
請求項6の発明によれば、時刻が予め定められた時間帯に属しているとこの時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を必ず表示する場合に比べて、設定画面が表示されることをユーザが必要としない場合であってもこの設定画面が表示されることを抑制できる。
請求項7の発明によれば、ユーザがアプリケーションソフトウェアを使用し終えた後に設定画面の表示を抑制したい場合に、抑制受付部を表示させる操作をユーザが別途行う必要がなくなる。
請求項8の発明によれば、設定画面の表示の抑制が解除されない場合に比べて、一の設定画面の表示が抑制された後、他の設定画面が表示される時間帯に到達しても他の設定画面が表示されないことが抑制される。
請求項9の発明によれば、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことができる。
請求項10の発明によれば、時間帯に応じて、各時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することができる。
請求項11の発明によれば、一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示された以降は時間帯に応じた設定画面の表示がされない場合に比べて、時刻が他の一の時間帯に到達しても他の一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されないことを抑制できる。
請求項12の発明によれば、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことができる。
請求項13の発明によれば、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことができる。
<画像処理装置10のハードウェア構成>
図1は、本実施形態が適用される画像処理装置10のハードウェア構成を例示したブロック図である。本実施形態の画像処理装置10は、例えば、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能等を備えた装置である。
図1に示すように、情報処理装置の一例としての画像処理装置10は、制御部100、記憶部105、表示部107、画像読み取り部108、画像形成部109、通信部110、画像処理部111を備える。なお、これらの各機能部は、バス101に接続され、このバス101を介してデータの授受を行う。
CPU102は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種プログラムを実行する。また、ROM103は、CPU102により実行される制御プログラムを記憶するメモリである。RAM104は、CPU102の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
そして、CPU102は、ROM103に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM104を作業エリアにして制御プログラムを実行する。CPU102により制御プログラムが実行されると、画像処理装置10における各機能が実現される。
また、表示部107は、CPU102の制御の下、画像処理装置10に関するデータを表示する。さらに、表示部107は、ユーザからの操作を受け付ける画面を表示する。
画像読み取り部108は、いわゆるスキャナ装置により構成され、セットされた原稿上の画像を読み取り、読み取り画像(画像データ)を生成する。
通信部110は、図示しない通信回線に接続されており、通信回線に接続されている他の装置と通信を行う通信インタフェースとして機能する。
記憶部105は、ハードディスク装置などの記憶装置により構成され、例えば、通信部110で受信したデータや、画像読み取り部108にて生成された読み取り画像を記憶する。
次に、表示部107における表示例について説明する。図2は、表示部107に表示されたメニュー画面11を示した図である。
図2に示すように、選択画面の一例としてのメニュー画面11には、アイコンで表された複数の選択用ボタン15が表示されている。具体的には、メニュー画面11には、「コピー」、「ファクス」、「スキャナ」の各処理に対応する選択用ボタン15が表示されている。
なお、本実施形態では、メニュー画面11に表示された選択用ボタン15が選択されることで起動するソフトウェアをアプリケーションソフトウェアと称する。
また、メニュー画面11は、画像処理装置10に設けられたメニューボタン(不図示)を選択すると表示される画面であってもよい。
図2に示した「コピー」の選択用ボタン15がユーザにより選択されると、図3に示すように、コピー用の設定画面12が表示される。コピー用の設定画面12には、複数の設定ボタンが表示されている。具体的には、コピー用の設定画面12には、倍率の設定ボタン、用紙サイズの設定ボタン、カラーモードの有無の設定ボタン等が表示されている。
これらの設定ボタンの何れかがユーザにより選択されることで、選択された設定ボタンに関連付けられている機能が設定される。また、設定画面が表示されているときに、不図示のスタートボタンがユーザにより選択されることで、コピー機能が実行される。
言い換えると、設定画面は、メニュー画面11において何れのアプリケーションソフトウェアを動作させるか選択された場合に表示される画面である。
さらに言い換えると、設定画面は、アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための画面である。
また、処理内容とは、画像処理装置10の各機能部(図1参照)に対してアプリケーションソフトウェアが指示する内容である。具体的には、処理内容とは、例えばコピー機能における倍率、用紙サイズ、カラーモードの有無など、画像処理装置10の機能を実現させるために各機能部に対してアプリケーションソフトウェアが指示する内容である。
具体的には、メニュー画面11に「プリンタ」の選択用ボタン15が表示されてもよい。
さらに、「記入済カルテの内容を保存するスキャナ」の選択用ボタン15が表示されてもよい。この選択用ボタン15を選択すると、設定画面には、保存するカルテの対象者リスト等が表示される。
より具体的には、本実施形態の画像処理装置10においては、特定の時間帯と特定のアプリケーションソフトウェアとが関連付けられており、時刻が特定の時間帯に到達すると、画像処理装置10はこの特定の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示する処理を行う(以下、画面表示処理と称する)。なお、画面表示処理の内容については、後に詳述する。
次に、画像処理装置10の機能構成について説明する。
図4は、画面表示処理を実現するための制御部100の機能構成例を示した図である。
図4に示すように、制御部100は、時刻を計測する計時手段の一例としての計時部21と、時間帯と動作させるアプリケーションソフトウェアとが関連付けられたアプリ情報テーブルを格納する記憶手段の一例としてのテーブル格納部22とを備える。また、制御部100は、画面表示処理として行う内容を指示する指示部23と、アプリケーションソフトウェアの動作を制御するアプリ制御部24と、表示部107に表示する画像を制御する画面制御部25とを備える。
テーブル格納部22に格納されているアプリ情報テーブルには、1日における各時間帯と、動作させるアプリケーションソフトウェアとが関連付けられている。なお、アプリ情報テーブルの内容については、後に詳述する。
また、指示部23は、画像処理装置10の電源の入り切りを制御する。
画面制御部25は、指示部23からの指示に基づいて、表示部107に設定画面を表示する。なお、指示部23および画面制御部25は、画像を表示する表示手段として機能する。
次に、テーブル格納部22に格納されているアプリ情報テーブルの内容について説明する。
図5は、アプリ情報テーブルの構成例を示した図である。
図5に示すアプリ情報テーブルでは、「曜日」に、月曜日から日曜日までのそれぞれの曜日が示されている。また、「時刻」に、1日における時刻(0時00分から23時59分までの時刻)が示されている。
なお、アプリ情報テーブルは、特定の時間帯と特定のアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報の一例である。
月曜日において、0時00分から6時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
また、月曜日において7時00分から11時59分までの時間帯には、ファクスのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
また、月曜日において12時00分から12時59分までの時間帯には、コピーのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
また、月曜日において13時00分から17時59分までの時間帯には、スキャナのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
また、月曜日において18時00分から23時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
また、土曜日において、0時00分から6時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。そして、7時00分から11時59分までの時間帯には、コピーのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。さらに、12時00分から23時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
また、水曜日および日曜日には、何れの時刻にも、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
また、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日のように、1日における時間帯によって異なるアプリケーションソフトウェアを関連付けられる。また、アプリケーションソフトウェアが関連付けられる時間の長さを変えられる。
また、水曜日、日曜日のように、何れの時間帯にもアプリケーションソフトウェアが関連付けられていないよう設定してもよい。
また、例えば、特定の日にち(毎月20日など)における各時間帯と、動作させるアプリケーションソフトウェアとを関連付けてもよい。
次に、指示部23が行う処理の内容について説明する。
図6は、ユーザにより電源が投入されてから電源が切れるまでの間に指示部23が行う処理の流れを示したフローチャートである。
まず、ユーザが画像処理装置10の電源を入れる操作を行う。ユーザが電源を入れる操作を行うと、指示部23は、画像処理装置10の電源を入れる(S(ステップ)101)。
続いて、指示部23は、画面表示処理を行う(S102)。なお、画面表示処理の内容については後に詳述する。
ここで、アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作が行われた場合、アプリケーションソフトウェアは起動を停止する。この場合、指示部23は、アプリケーションソフトウェアが起動していないものと判断する。
アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作には、設定画面の表示を終了する操作が含まれる。設定画面の表示を終了する操作とは、例えば、メニューボタン(不図示)を選択する操作である。
その一方で、アプリケーションソフトウェアが起動している場合には(S103にてYES)、指示部23は、画面表示処理が行われてから第1時間が経過したか否かを判断する(S104)。ここで、第1時間は、指示部23が画面表示処理を行ってから再び画面表示処理を行うまでの間隔として設定された時間である。言い換えると、第1時間は、画面表示処理を行う必要がない時間の限度として設定された時間である。第1時間は、例えば、60秒である。
なお、ステップ103において、何れのアプリケーションソフトウェアも動作していない場合、ステップ104に進む。
その一方で、第1時間が経過していないと判断された場合には(S104にてNO)、指示部23は、画像処理装置10の電源を切る操作がユーザにより行われたか否かを判断する(S105)。
電源を切る操作が行われていない場合(S105にてNO)、ステップ103の処理が行われる。また、電源を切る操作が行われた場合(S105にてYES)、指示部23は、画像処理装置10の電源を切り、処理を終了する。
次に、画面表示処理の内容について説明する。
図7は、画面表示処理の流れを示したフローチャートである。
先ず、指示部23は、起動済のアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する(S201)。具体的には、指示部23は、起動済であって動作が終了していないアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する。
ここで、アプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作には、設定画面上で入力する操作のみならず、設定画面とは異なる部分の操作であってアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定する操作も含まれる。設定画面とは異なる部分の操作であってアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定する操作とは、例えば、表示部107とは異なる箇所に設けられた数字ボタン(不図示)を選択して、設定画面に数字を入力する操作である。
これにより、画面表示処理が終了する。
次に、アプリ制御部24が行う処理の内容について説明する。
図8は、アプリ制御部24が行う処理の流れを示したフローチャートである。アプリ制御部24による処理は、予め定められた第3時間(例えば1秒)が経過する度に行われる。
まず、アプリ制御部24は、起動済のアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する(S301)。
その後、時刻が、起動が抑制されたアプリケーションソフトウェアが関連付けられた時間帯を経過する(S305)。この時間帯を経過すると、アプリ制御部24は、抑制フラグをオフにする(S306)。
これにより、アプリ制御部24が行う処理が終了する。
次に、各時間帯における表示部107の表示例について説明する。
図9(A)〜(D)、図10(E)〜(G)は、月曜日の各時間帯における表示部107の表示例を示した図である。なお、画面表示処理は、図5に示したアプリ情報テーブルの内容を参照して行われるものとする。
図9(A)に示すように、時刻が6時59分である場合、アプリ情報テーブル(図5参照)には、この時刻に起動させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。この場合、表示部107は、メニュー画面11を表示する。
この場合、最後に画面表示処理が行われてから第1時間が経過して再び画面表示処理が行われると、図9(B)に示すように、表示部107には、ファクス用の設定画面13が表示される(図7のS206参照)。
この場合、最後に画面表示処理が行われてから第1時間が経過して再び画面表示処理が行われても、コピー用の設定画面12が表示されずに、ファクス用の設定画面13が表示され続ける。そして、ファクス用の設定画面13のユーザによる操作が終了し、ユーザに操作されない時間が第2時間を経過すると、再度の画面表示処理により、図9(D)に示すように、コピー用の設定画面12が表示される。
また、実行中画面16には、コピーのアプリケーションソフトウェアの動作を終了するか否かをユーザに選択させる終了選択画面17が表示されている。さらに、終了選択画面17には、設定画面の表示の抑制を受け付ける抑制受付部18が表示されている。抑制受付部18には、「このアプリの自動起動を停止」というメッセージと、チェックボックスが表示されている。
この場合、最後に画面表示処理が行われてから第1時間が経過して再び画面表示処理が行われると、図10(G)に示すように、スキャナ用の設定画面14が表示される。
ここで、特定の時間帯において、特定のアプリケーションソフトウェアの使用頻度が高くなることがあるが、画面表示処理が行われない場合、この特定のアプリケーションソフトウェアを使用するためにユーザが行う操作の数が増えることがある。
一のユーザは、先ず、メニュー画面11(図2参照)において「コピー」の選択用ボタン15を選択してコピー用の設定画面12を表示させてから、コピー機能を実行させる。そして、一のユーザがコピー機能の使用を終了してから画像処理装置10の検知センサが一定時間人を検知しない場合、画像処理装置10は節電モードに移行する。
次に、他のユーザが画像処理装置10に近付くと、画像処理装置10の節電モードが解除され、メニュー画面11が表示される。そして、他のユーザは、コピーの選択用ボタン15を選択してコピー用の設定画面12を表示させてから、コピー機能を実行させる。
上記の場合、ユーザが画像処理装置10を使用する度にコピーの選択用ボタン15を押す操作が必要になる。そのため、ユーザが行う操作の数が増え、ユーザの操作が煩雑になりやすい。
言い換えると、本実施形態では、一のアプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示しているときに、時刻が特定の時間帯に属すると、この特定の時間帯において使用頻度が高い他のアプリケーションソフトウェア用の設定画面に切り替わる。
この場合、特定の時間帯において、ユーザは、メニュー画面11にて選択用ボタン15を選択する操作が不要になる。そのため、特定のアプリケーションソフトウェアのユーザによる使用がより簡易になる。
この場合、時間帯に応じて、利用頻度が高いアプリケーションソフトウェア用の設定画面に切り替えられる。
この場合、画面表示処理が一度行われた以降は画面表示処理が行われない構成に比べて、時刻が特定の時間帯に到達しても、この特定の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示されないことが抑制される。
この場合、一のユーザが使用したアプリケーションソフトウェアの動作を終了させた後、この一のユーザが使用したものと同じアプリケーションソフトウェアを他のユーザが使用する場合に、他のユーザがメニュー画面11にてアプリケーションソフトウェアを選択する操作が必要なくなる。
この場合、ユーザが一のアプリケーションソフトウェアを使用しているにも関わらず他のアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示されることが抑制される。
この場合、設定画面が表示されることをユーザが必要としない場合にこの設定画面が表示されることが抑制される。
この場合、ユーザがアプリケーションソフトウェアを使用し終えた後に設定画面の表示を抑制したい場合に、抑制受付部を表示させる操作をユーザが別途行う必要がなくなる。
例えば、アプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後、このアプリケーションソフトウェアの機能の実行が完了してから抑制受付部18が表示されてもよい。
この場合、設定画面の表示の抑制が解除されない場合に比べて、一の設定画面の表示が抑制された後、他の設定画面が表示される時間帯に到達しても他の設定画面が表示されないことが抑制される。
続いて、設定画面の表示態様の変形例について説明する。
図11は、変形例としての設定画面の表示態様の説明図である。なお、上記と同様の構成については、同一の符号を用いる。
上述した本実施形態では、画面表示処理により、一の設定画面が表示される。しかしながら、設定画面の表示態様は上記のものに限られない。
上記の場合、アプリ情報テーブルには、一の時間帯に、複数のアプリケーションソフトウェアが関連付けられる。そして、時刻が一の時間帯に到達すると、画面表示処理により、各アプリケーションソフトウェア用の設定画面が同時に表示される。
ところで、本実施形態における画像処理装置10によるアプリケーションソフトウェアの動作処理および画像処理は、汎用のコンピュータにおいて実現してもよい。そこで、この画像処理をコンピュータ200で実現するものとして、そのハードウェア構成について説明する。図12は、本実施形態を適用可能なコンピュータ200のハードウェア構成例を示した図である。
Claims (13)
- 時刻を計時する計時手段と、
予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶する記憶手段と、
前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯に到達すると、前記関連情報において当該時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、
を備えた情報処理装置。 - 前記関連情報には、複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた情報が含まれ、
前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの一の時間帯に到達すると、前記関連情報において当該一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記設定画面を表示してから第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 前記表示手段は、前記一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作をされない時間が第2時間を経過していない場合、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの他の時間帯に属しても、当該他の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しないことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
- 前記表示手段は、前記アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作が行われた場合、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示する請求項2記載の情報処理装置。
- 前記表示手段は、設定画面の表示を抑制する設定を受け付ける抑制受付部を表示可能であり、当該抑制受付部が設定を受け付けると、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属することに起因する設定画面の表示を抑制することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記抑制受付部は、設定画面にてアプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後に表示され、
前記表示手段は、前記抑制受付部が設定を受け付けると、複数のアプリケーションソフトウェアの中から一のアプリケーションソフトウェアを選択可能な選択画面を表示することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯を過ぎると、前記設定画面の表示の抑制を解除することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、
時刻を計時する計時手段と、
を備え、
前記表示手段は、第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える、情報処理装置。 - 複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた関連情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記第1のアプリケーションソフトウェアに係る前記設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が前記関連情報において前記第2のアプリケーションソフトウェアが関連付けられた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から当該第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替えることを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、表示する設定画面を切り替えてから予め定められた第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
- コンピュータに、
時刻を計時させる機能と、
予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶させる機能と、
計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属する場合、前記関連情報において当該時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、
時刻を計時させる機能と、
第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されているときに、計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示される設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える機能と、
を実現させるためのプログラム。
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