JP2019046214A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らす。【解決手段】情報処理装置は、時刻を計時する計時手段と、予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶する記憶手段と、計時手段により計時された時刻が予め定められた時間帯に到達すると、関連情報において時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、情報処理装置の電源が投入されたときに、EEPROMに格納されている優先機能情報およびカレンダ情報を参照して、時計部により示されている現在の時間帯において優先して起動することが指定されている機能のアプリケーションプログラムを優先して起動することが開示されている。
特許文献2には、電源スイッチがオンされた時刻によって、予め指定されたアプリケーションを予め指定された起動パラメータで電源スイッチのオン時に初めに起動することが開示されている。
特開2010−79566号公報 特開2004−157781号公報
情報処理装置では、アプリケーションソフトウェアの動作内容を設定するための設定画面を表示することがある。ユーザは、例えば、複数のアプリケーションソフトウェアの中から使用するアプリケーションソフトウェアを選択した後に、選択したアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を操作することで、このアプリケーションソフトウェアを動作させる。
ここで、例えば、特定の時間帯において、特定のアプリケーションソフトウェアの使用頻度が高くなることがあるが、ユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用する度に特定のアプリケーションソフトウェアを選択する操作が必要であると、ユーザが行う操作の数が増える。
本発明の目的は、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことにある。
請求項1に記載の発明は、時刻を計時する計時手段と、予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶する記憶手段と、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯に到達すると、前記関連情報において当該時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、を備えた情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記関連情報には、複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた情報が含まれ、前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの一の時間帯に到達すると、前記関連情報において当該一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記表示手段は、前記設定画面を表示してから第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記表示手段は、前記一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作をされない時間が第2時間を経過していない場合、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの他の時間帯に属しても、当該他の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しないことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記表示手段は、前記アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作が行われた場合、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示する請求項2記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記表示手段は、設定画面の表示を抑制する設定を受け付ける抑制受付部を表示可能であり、当該抑制受付部が設定を受け付けると、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属することに起因する設定画面の表示を抑制することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記抑制受付部は、設定画面にてアプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後に表示され、前記表示手段は、前記抑制受付部が設定を受け付けると、複数のアプリケーションソフトウェアの中から一のアプリケーションソフトウェアを選択可能な選択画面を表示することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯を過ぎると、前記設定画面の表示の抑制を解除することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、時刻を計時する計時手段と、を備え、前記表示手段は、第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える、情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた関連情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記表示手段は、前記第1のアプリケーションソフトウェアに係る前記設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が前記関連情報において前記第2のアプリケーションソフトウェアが関連付けられた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から当該第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替えることを特徴とする請求項9記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記表示手段は、表示する設定画面を切り替えてから予め定められた第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項10記載の情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、時刻を計時させる機能と、予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶させる機能と、計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属する場合、前記関連情報において当該時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項13に記載の発明は、コンピュータに、アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、時刻を計時させる機能と、第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されているときに、計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示される設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことができる。
請求項2の発明によれば、時間帯に応じて、各時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することができる。
請求項3の発明によれば、一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示された以降は時間帯に応じた設定画面の表示がされない場合に比べて、時刻が他の一の時間帯に到達しても他の一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されないことを抑制できる。
請求項4の発明によれば、時刻が予め定められた時間帯に到達するとこの時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を必ず表示する場合に比べて、ユーザが一のアプリケーションソフトウェアを使用しているにも関わらず他のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されることを抑制できる。
請求項5の発明によれば、一のユーザがアプリケーションソフトウェアの使用を終了した後、他のユーザが特定のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示させる操作を行う必要がなくなる。
請求項6の発明によれば、時刻が予め定められた時間帯に属しているとこの時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を必ず表示する場合に比べて、設定画面が表示されることをユーザが必要としない場合であってもこの設定画面が表示されることを抑制できる。
請求項7の発明によれば、ユーザがアプリケーションソフトウェアを使用し終えた後に設定画面の表示を抑制したい場合に、抑制受付部を表示させる操作をユーザが別途行う必要がなくなる。
請求項8の発明によれば、設定画面の表示の抑制が解除されない場合に比べて、一の設定画面の表示が抑制された後、他の設定画面が表示される時間帯に到達しても他の設定画面が表示されないことが抑制される。
請求項9の発明によれば、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことができる。
請求項10の発明によれば、時間帯に応じて、各時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することができる。
請求項11の発明によれば、一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示された以降は時間帯に応じた設定画面の表示がされない場合に比べて、時刻が他の一の時間帯に到達しても他の一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されないことを抑制できる。
請求項12の発明によれば、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことができる。
請求項13の発明によれば、表示手段における表示内容が時間帯に関わらず一定である場合に比べて、予め定められた時間帯においてユーザが特定のアプリケーションソフトウェアを使用するために要する操作の数を減らすことができる。
画像処理装置のハードウェア構成を例示したブロック図である。 表示部に表示されたメニュー画面を示した図である。 表示部に表示された設定画面を示した図である。 画面表示処理を実現するための制御部の機能構成例を示した図である。 アプリ情報テーブルの構成例を示した図である。 ユーザにより電源が投入されてから電源が切れるまでの間に指示部が行う処理の流れを示したフローチャートである。 画面表示処理の流れを示したフローチャートである。 アプリ制御部が行う処理の流れを示したフローチャートである。 (A)〜(D)は、月曜日の各時間帯における表示部の表示例を示した図である。 (E)〜(G)は、月曜日の各時間帯における表示部の表示例を示した図である。 変形例としての設定画面の表示態様の説明図である。 本実施形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<画像処理装置10のハードウェア構成>
図1は、本実施形態が適用される画像処理装置10のハードウェア構成を例示したブロック図である。本実施形態の画像処理装置10は、例えば、スキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能等を備えた装置である。
図1に示すように、情報処理装置の一例としての画像処理装置10は、制御部100、記憶部105、表示部107、画像読み取り部108、画像形成部109、通信部110、画像処理部111を備える。なお、これらの各機能部は、バス101に接続され、このバス101を介してデータの授受を行う。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104を有する。
CPU102は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種プログラムを実行する。また、ROM103は、CPU102により実行される制御プログラムを記憶するメモリである。RAM104は、CPU102の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
そして、CPU102は、ROM103に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM104を作業エリアにして制御プログラムを実行する。CPU102により制御プログラムが実行されると、画像処理装置10における各機能が実現される。
表示部107は、例えば液晶のタッチパネルディスプレイにより構成される。この表示部107は、押圧された位置に応じた制御信号を出力する。
また、表示部107は、CPU102の制御の下、画像処理装置10に関するデータを表示する。さらに、表示部107は、ユーザからの操作を受け付ける画面を表示する。
画像読み取り部108は、いわゆるスキャナ装置により構成され、セットされた原稿上の画像を読み取り、読み取り画像(画像データ)を生成する。
画像形成部109は、例えば電子写真方式を用い、画像データに応じてトナー像を用紙上に形成する。なお、画像形成部109では、インクジェット方式などの他の方式を用いて画像形成を行うこともできる。
通信部110は、図示しない通信回線に接続されており、通信回線に接続されている他の装置と通信を行う通信インタフェースとして機能する。
画像処理部111は、画像データが表す画像に色補正や階調補正等の画像処理を施す。
記憶部105は、ハードディスク装置などの記憶装置により構成され、例えば、通信部110で受信したデータや、画像読み取り部108にて生成された読み取り画像を記憶する。
<表示部107における表示例>
次に、表示部107における表示例について説明する。図2は、表示部107に表示されたメニュー画面11を示した図である。
図2に示すように、選択画面の一例としてのメニュー画面11には、アイコンで表された複数の選択用ボタン15が表示されている。具体的には、メニュー画面11には、「コピー」、「ファクス」、「スキャナ」の各処理に対応する選択用ボタン15が表示されている。
これらの選択用ボタン15の何れかがユーザにより選択されることで、選択された選択用ボタン15に対応するアプリケーションソフトウェアを起動させる指示が受け付けられる。
なお、本実施形態では、メニュー画面11に表示された選択用ボタン15が選択されることで起動するソフトウェアをアプリケーションソフトウェアと称する。
メニュー画面11は、複数のアプリケーションソフトウェアのうち、利用するアプリケーションソフトウェアをユーザが選択可能な画面である。具体的には、メニュー画面11は、このメニュー画面11に表示されている選択用ボタン15に係るアプリケーションソフトウェアのうち、何れのアプリケーションソフトウェアを利用するか選択可能な画面である。
また、メニュー画面11は、画像処理装置10が節電モードから復帰した場合に表示される画面である。本実施形態の画像処理装置10は、消費電力量の異なる複数の電力モードとして、通常の動作状態で動作する通常モードと、通常モードよりも消費電力量が少ない節電モードとがある。画像処理装置10は、検知センサ(不図示)が人を検知しなくなったことや、節電ボタン(不図示)がユーザにより操作されることにより、節電モードに移行する。
また、メニュー画面11は、画像処理装置10に設けられたメニューボタン(不図示)を選択すると表示される画面であってもよい。
本実施形態では、メニュー画面11に表示されている選択用ボタン15のうち何れかがユーザにより選択されると、選択された選択用ボタン15に対応するアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面が表示される。そのため、メニュー画面11は、複数の設定画面のうち、表示させる設定画面をユーザが選択可能な画面である。具体的には、メニュー画面11は、このメニュー画面11に表示されている選択用ボタン15に係るアプリケーションソフトウェア用の設定画面のうち、何れのアプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示させるか選択可能な画面である。
図3は、表示部107に表示された設定画面を示した図である。
図2に示した「コピー」の選択用ボタン15がユーザにより選択されると、図3に示すように、コピー用の設定画面12が表示される。コピー用の設定画面12には、複数の設定ボタンが表示されている。具体的には、コピー用の設定画面12には、倍率の設定ボタン、用紙サイズの設定ボタン、カラーモードの有無の設定ボタン等が表示されている。
これらの設定ボタンの何れかがユーザにより選択されることで、選択された設定ボタンに関連付けられている機能が設定される。また、設定画面が表示されているときに、不図示のスタートボタンがユーザにより選択されることで、コピー機能が実行される。
設定画面は、メニュー画面11において選択用ボタン15が押された場合に表示される画面である。
言い換えると、設定画面は、メニュー画面11において何れのアプリケーションソフトウェアを動作させるか選択された場合に表示される画面である。
さらに言い換えると、設定画面は、アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための画面である。
また、処理内容とは、画像処理装置10の各機能部(図1参照)に対してアプリケーションソフトウェアが指示する内容である。具体的には、処理内容とは、例えばコピー機能における倍率、用紙サイズ、カラーモードの有無など、画像処理装置10の機能を実現させるために各機能部に対してアプリケーションソフトウェアが指示する内容である。
なお、図2に示した例では、画像処理装置10のメニュー画面11に「コピー」、「ファクス」、「スキャナ」の選択用ボタン15が表示される例を示したが、メニュー画面11に表示される選択用ボタン15の種類は、上記のものに限られない。
具体的には、メニュー画面11に「プリンタ」の選択用ボタン15が表示されてもよい。
また、ユーザが独自にインストールしたアプリケーションソフトウェアに係る選択用ボタン15が表示されてもよい。例えば、プリンタ機能に関するアプリケーションソフトウェアとして、「在宅医療用のカルテのデータを出力するプリンタ」の選択用ボタン15が表示されてもよい。この選択用ボタン15を選択すると、設定画面には、出力するカルテの対象者リストや、出力するデータのリスト等が表示される。
さらに、「記入済カルテの内容を保存するスキャナ」の選択用ボタン15が表示されてもよい。この選択用ボタン15を選択すると、設定画面には、保存するカルテの対象者リスト等が表示される。
本実施形態の画像処理装置10は、時刻が特定の時間帯に到達すると、この特定の時間帯において使用頻度が高いアプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示する。
より具体的には、本実施形態の画像処理装置10においては、特定の時間帯と特定のアプリケーションソフトウェアとが関連付けられており、時刻が特定の時間帯に到達すると、画像処理装置10はこの特定の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示する処理を行う(以下、画面表示処理と称する)。なお、画面表示処理の内容については、後に詳述する。
<画像処理装置10の機能構成>
次に、画像処理装置10の機能構成について説明する。
図4は、画面表示処理を実現するための制御部100の機能構成例を示した図である。
図4に示すように、制御部100は、時刻を計測する計時手段の一例としての計時部21と、時間帯と動作させるアプリケーションソフトウェアとが関連付けられたアプリ情報テーブルを格納する記憶手段の一例としてのテーブル格納部22とを備える。また、制御部100は、画面表示処理として行う内容を指示する指示部23と、アプリケーションソフトウェアの動作を制御するアプリ制御部24と、表示部107に表示する画像を制御する画面制御部25とを備える。
計時部21は、例えばリアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)を有し、曜日および日時を計測する。
テーブル格納部22に格納されているアプリ情報テーブルには、1日における各時間帯と、動作させるアプリケーションソフトウェアとが関連付けられている。なお、アプリ情報テーブルの内容については、後に詳述する。
指示部23は、時刻やアプリ情報テーブルに記載されている内容に基づいて、画面表示処理として実行する内容を決定する。そして、アプリ制御部24および画面制御部25に対して、画面表示処理を実行するために必要な指示を送信する。
また、指示部23は、画像処理装置10の電源の入り切りを制御する。
アプリ制御部24は、指示部23からの指示に基づいて、アプリケーションソフトウェアを動作させる。また、アプリ制御部24は、アプリケーションソフトウェアの起動を抑制する場合、抑制フラグをオンにする。ここで、抑制フラグとは、アプリケーションソフトウェアの起動を抑制するか否かを指示部23に判断させるために、アプリ制御部24が生成する情報である。
画面制御部25は、指示部23からの指示に基づいて、表示部107に設定画面を表示する。なお、指示部23および画面制御部25は、画像を表示する表示手段として機能する。
<アプリ情報テーブル>
次に、テーブル格納部22に格納されているアプリ情報テーブルの内容について説明する。
図5は、アプリ情報テーブルの構成例を示した図である。
図5に示すアプリ情報テーブルでは、「曜日」に、月曜日から日曜日までのそれぞれの曜日が示されている。また、「時刻」に、1日における時刻(0時00分から23時59分までの時刻)が示されている。
そして、各曜日における各時刻に、動作させるアプリケーションソフトウェアが示されている。ユーザが特定の曜日における特定の時刻に動作させたいアプリケーションソフトウェアを設定することで、アプリ情報テーブルには、ユーザが設定した特定の曜日における特定の時刻に特定のアプリケーションソフトウェアが関連付けられる。ここで、特定の時刻に関連付けられる特定のアプリケーションソフトウェアは、例えば、この特定の時刻において使用頻度が高いアプリケーションソフトウェアである。
なお、アプリ情報テーブルは、特定の時間帯と特定のアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報の一例である。
アプリ情報テーブルの構成についてさらに詳しく説明する。
月曜日において、0時00分から6時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
また、月曜日において7時00分から11時59分までの時間帯には、ファクスのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
また、月曜日において12時00分から12時59分までの時間帯には、コピーのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
また、月曜日において13時00分から17時59分までの時間帯には、スキャナのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
また、月曜日において18時00分から23時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
また、火曜日、木曜日、および金曜日においては、動作させるアプリケーションソフトウェアの種類と、各アプリケーションソフトウェアを動作させる時間帯とが、月曜日と同じである。
また、土曜日において、0時00分から6時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。そして、7時00分から11時59分までの時間帯には、コピーのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。さらに、12時00分から23時59分までの時間帯には、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
また、水曜日および日曜日には、何れの時刻にも、動作させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。
このように、本実施形態のアプリ情報テーブルには、異なる曜日の同じ時間帯(例えば月曜日と火曜日の7時00分から17時59分)に、同じアプリケーションソフトウェアを関連付けられる。また、異なる曜日の同じ時間帯(例えば月曜日および土曜日の7時00分から11時59分)に、異なるアプリケーションソフトウェアを関連付けられる。
また、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日のように、1日における時間帯によって異なるアプリケーションソフトウェアを関連付けられる。また、アプリケーションソフトウェアが関連付けられる時間の長さを変えられる。
また、水曜日、日曜日のように、何れの時間帯にもアプリケーションソフトウェアが関連付けられていないよう設定してもよい。
なお、複数の曜日にわたってアプリケーションソフトウェアが関連付けられてもよい。例えば、月曜日の21時00分から火曜日の2時59分までの時間帯に、特定のアプリケーションソフトウェアが関連付けられてもよい。
また、例えば、特定の日にち(毎月20日など)における各時間帯と、動作させるアプリケーションソフトウェアとを関連付けてもよい。
<指示部23が行う処理>
次に、指示部23が行う処理の内容について説明する。
図6は、ユーザにより電源が投入されてから電源が切れるまでの間に指示部23が行う処理の流れを示したフローチャートである。
まず、ユーザが画像処理装置10の電源を入れる操作を行う。ユーザが電源を入れる操作を行うと、指示部23は、画像処理装置10の電源を入れる(S(ステップ)101)。
続いて、指示部23は、画面表示処理を行う(S102)。なお、画面表示処理の内容については後に詳述する。
そして、指示部23は、アプリケーションソフトウェアが起動しているか否かを判断する(S103)。
ここで、アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作が行われた場合、アプリケーションソフトウェアは起動を停止する。この場合、指示部23は、アプリケーションソフトウェアが起動していないものと判断する。
アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作には、設定画面の表示を終了する操作が含まれる。設定画面の表示を終了する操作とは、例えば、メニューボタン(不図示)を選択する操作である。
アプリケーションソフトウェアが起動していない場合には(S103にてNO)、指示部23は、再び画面表示処理を行う(S102)。
その一方で、アプリケーションソフトウェアが起動している場合には(S103にてYES)、指示部23は、画面表示処理が行われてから第1時間が経過したか否かを判断する(S104)。ここで、第1時間は、指示部23が画面表示処理を行ってから再び画面表示処理を行うまでの間隔として設定された時間である。言い換えると、第1時間は、画面表示処理を行う必要がない時間の限度として設定された時間である。第1時間は、例えば、60秒である。
なお、ステップ103において、何れのアプリケーションソフトウェアも動作していない場合、ステップ104に進む。
そして、第1時間が経過したと判断された場合には(S104にてYES)、指示部23は、再び画面表示処理を行う(S102)。
その一方で、第1時間が経過していないと判断された場合には(S104にてNO)、指示部23は、画像処理装置10の電源を切る操作がユーザにより行われたか否かを判断する(S105)。
電源を切る操作が行われていない場合(S105にてNO)、ステップ103の処理が行われる。また、電源を切る操作が行われた場合(S105にてYES)、指示部23は、画像処理装置10の電源を切り、処理を終了する。
<画面表示処理>
次に、画面表示処理の内容について説明する。
図7は、画面表示処理の流れを示したフローチャートである。
先ず、指示部23は、起動済のアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する(S201)。具体的には、指示部23は、起動済であって動作が終了していないアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する。
起動済のアプリケーションソフトウェアが存在しない場合、ステップ203に進む。その一方で、起動済のアプリケーションソフトウェアが存在する場合、指示部23は、ユーザに操作されない時間が第2時間を経過したか否かを判断する(S202)。具体的には、指示部23は、起動済のアプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作をされない時間が第2時間を経過したか否かを判断する。
ここで、アプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作には、設定画面上で入力する操作のみならず、設定画面とは異なる部分の操作であってアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定する操作も含まれる。設定画面とは異なる部分の操作であってアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定する操作とは、例えば、表示部107とは異なる箇所に設けられた数字ボタン(不図示)を選択して、設定画面に数字を入力する操作である。
また、第2時間は、起動済のアプリケーションソフトウェアをユーザが使用しているか否かを判断するために設定された時間である。言い換えると、第2時間は、起動済のアプリケーションソフトウェアがユーザにより使用されていると判断される時間の限度として設定された時間である。ユーザに操作されない時間が第2時間を経過した場合、指示部23は、ユーザが起動済のアプリケーションソフトウェアを使用していないと判断する。第2時間は、例えば、10秒である。
第2時間を経過していない場合(S202にてNO)、画面表示処理を終了する。その一方で、第2時間を経過した場合(S202にてYES)、指示部23は、計時部21により計測された現在の曜日および時刻、およびテーブル格納部22に格納されているアプリ情報テーブルを参照する(S203)。
そして、指示部23は、現在の時刻に起動させるアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する(S204)。具体的には、指示部23は、現在の曜日および時刻、およびアプリ情報テーブルを参照した結果、現在の曜日および時刻に関連付けられたアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する。
起動させるアプリケーションソフトウェアが存在しない場合(S204にてNO)、画面表示処理を終了する。その一方で、起動させるアプリケーションソフトウェアが存在する場合(S204にてYES)、このアプリケーションソフトウェアの起動を抑制するか否かを判断する(S205)。具体的には、抑制フラグがオンであるかオフであるかによって、アプリケーションソフトウェアの起動を抑制するか否かを判断する。
アプリケーションソフトウェアの起動を抑制する場合(S205にてYES)、画面表示処理を終了する。その一方で、アプリケーションソフトウェアの起動を抑制しない場合(S205にてNO)、指示部23は、アプリケーションソフトウェアを起動させる指示およびこのアプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示させる指示を送信する(S206)。具体的には、指示部23は、アプリケーションソフトウェアを起動させる指示をアプリ制御部24に対して送信し、アプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示させる指示を画面制御部25に対して送信する。
これにより、画面表示処理が終了する。
<アプリ制御部24が行う処理>
次に、アプリ制御部24が行う処理の内容について説明する。
図8は、アプリ制御部24が行う処理の流れを示したフローチャートである。アプリ制御部24による処理は、予め定められた第3時間(例えば1秒)が経過する度に行われる。
まず、アプリ制御部24は、起動済のアプリケーションソフトウェアが存在するか否かを判断する(S301)。
起動済のアプリケーションソフトウェアが存在する場合(S301にてYES)、ステップ303に進む。その一方で、起動済のアプリケーションソフトウェアが存在しない場合(S301にてNO)、アプリ制御部24は、特定のアプリケーションソフトウェアを起動させる指示を指示部23から受けて、このアプリケーションソフトウェアを起動する(S302)。ここで、特定のアプリケーションソフトウェアとは、画面表示処理にて起動することが決定されたアプリケーションソフトウェアである。
続いて、アプリ制御部24は、起動しているアプリケーションソフトウェアが使用された後に、このアプリケーションソフトウェアの再度の起動を抑制するか否かを判断する(S303)。具体的には、アプリ制御部24は、アプリケーションソフトウェアが使用された後に、アプリケーションソフトウェアの再度の起動を抑制するための操作がユーザにより行われたか否かによって、アプリケーションソフトウェアの起動を抑制するか否かを判断する。より具体的には、アプリ制御部24は、抑制受付部がユーザの指示を受け付けたか否かによって、アプリケーションソフトウェアの再度の起動を抑制するか否かを判断する。なお、抑制受付部の内容については、後に詳述する。
アプリケーションソフトウェアの再度の起動を抑制しない場合(S303にてNO)、アプリ制御部24の処理を終了する。その一方で、アプリケーションソフトウェアの再度の起動を抑制する場合(S303にてYES)、アプリ制御部24は、抑制フラグをオンにする(S304)。
その後、時刻が、起動が抑制されたアプリケーションソフトウェアが関連付けられた時間帯を経過する(S305)。この時間帯を経過すると、アプリ制御部24は、抑制フラグをオフにする(S306)。
これにより、アプリ制御部24が行う処理が終了する。
<月曜日の各時間帯における表示部107の表示例>
次に、各時間帯における表示部107の表示例について説明する。
図9(A)〜(D)、図10(E)〜(G)は、月曜日の各時間帯における表示部107の表示例を示した図である。なお、画面表示処理は、図5に示したアプリ情報テーブルの内容を参照して行われるものとする。
図9(A)に示すように、時刻が6時59分である場合、アプリ情報テーブル(図5参照)には、この時刻に起動させるアプリケーションソフトウェアが関連付けられていない。この場合、表示部107は、メニュー画面11を表示する。
続いて、時刻が7時00分に到達する。ここで、アプリ情報テーブルには、この時刻にファクスのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
この場合、最後に画面表示処理が行われてから第1時間が経過して再び画面表示処理が行われると、図9(B)に示すように、表示部107には、ファクス用の設定画面13が表示される(図7のS206参照)。
その後、時刻が12時00分に到達する。ここで、アプリ情報テーブルには、この時刻にコピーのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。その一方で、図9(C)に示すように、この時刻において、ファクス用の設定画面13のユーザによる操作がなされており、ユーザに操作されない時間が第2時間を経過していない(図7のS202参照)。
この場合、最後に画面表示処理が行われてから第1時間が経過して再び画面表示処理が行われても、コピー用の設定画面12が表示されずに、ファクス用の設定画面13が表示され続ける。そして、ファクス用の設定画面13のユーザによる操作が終了し、ユーザに操作されない時間が第2時間を経過すると、再度の画面表示処理により、図9(D)に示すように、コピー用の設定画面12が表示される。
なお、図9(C)、(D)に示すように、一の設定画面から他の設定画面に切り替わる場合、切り替わる前の設定画面に係るアプリケーションソフトウェアは動作を終了してもよいし、バックグラウンドで動作可能であってもよい。ここで、バックグラウンドとは、切り替わる前の設定画面が表示部107に表示されていない状態である。
続いて、時刻が12時40分に到達する。このとき、ユーザの操作によりコピー機能の実行が指示されると、図10(E)に示すように、表示部107には、コピー中を表す実行中画面16が表示される。
また、実行中画面16には、コピーのアプリケーションソフトウェアの動作を終了するか否かをユーザに選択させる終了選択画面17が表示されている。さらに、終了選択画面17には、設定画面の表示の抑制を受け付ける抑制受付部18が表示されている。抑制受付部18には、「このアプリの自動起動を停止」というメッセージと、チェックボックスが表示されている。
そして、ユーザが抑制受付部18におけるチェックボックスにチェックを入れ、アプリケーションソフトウェアの動作の終了を選択すると、再度のコピーのアプリケーションソフトウェアの起動が抑制される(図8のS303参照)この場合、コピー用の設定画面12は表示されず、図10(F)に示すように、メニュー画面11が表示される。ユーザが何れのアプリケーションソフトウェアも利用しない場合、このメニュー画面11は、12時59分まで表示される。すなわち、メニュー画面11が表示されてから12時59分までの間に画面表示処理が行われても、コピーのアプリケーションソフトウェアの起動が抑制されているため、コピー用の設定画面12は表示されない。
続いて、表示が抑制されている設定画面に係るアプリケーションソフトウェア(コピー)が関連付けられた時間帯を経過し(図8のS305参照)、時刻が13時00分に到達する。ここで、アプリ情報テーブルには、この時刻にスキャナのアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。
この場合、最後に画面表示処理が行われてから第1時間が経過して再び画面表示処理が行われると、図10(G)に示すように、スキャナ用の設定画面14が表示される。
このように、本実施形態では、特定の時間帯と特定のアプリケーションソフトウェアとが関連付けられており、時刻がこの特定の時間帯に到達すると、画面表示処理によって特定のアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示される。
ここで、特定の時間帯において、特定のアプリケーションソフトウェアの使用頻度が高くなることがあるが、画面表示処理が行われない場合、この特定のアプリケーションソフトウェアを使用するためにユーザが行う操作の数が増えることがある。
具体例として、コピー機能が頻繁に使用される時間帯においてユーザが行う操作について説明する。
一のユーザは、先ず、メニュー画面11(図2参照)において「コピー」の選択用ボタン15を選択してコピー用の設定画面12を表示させてから、コピー機能を実行させる。そして、一のユーザがコピー機能の使用を終了してから画像処理装置10の検知センサが一定時間人を検知しない場合、画像処理装置10は節電モードに移行する。
次に、他のユーザが画像処理装置10に近付くと、画像処理装置10の節電モードが解除され、メニュー画面11が表示される。そして、他のユーザは、コピーの選択用ボタン15を選択してコピー用の設定画面12を表示させてから、コピー機能を実行させる。
上記の場合、ユーザが画像処理装置10を使用する度にコピーの選択用ボタン15を押す操作が必要になる。そのため、ユーザが行う操作の数が増え、ユーザの操作が煩雑になりやすい。
これに対し、本実施形態では、例えば、特定の時間帯と、この特定の時間帯において使用頻度が高い特定のアプリケーションソフトウェアとを関連付けられる。そして、時刻が特定の時間帯に到達すると、この特定の時間帯に関連付けられた特定のアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示される。
言い換えると、本実施形態では、一のアプリケーションソフトウェア用の設定画面を表示しているときに、時刻が特定の時間帯に属すると、この特定の時間帯において使用頻度が高い他のアプリケーションソフトウェア用の設定画面に切り替わる。
この場合、特定の時間帯において、ユーザは、メニュー画面11にて選択用ボタン15を選択する操作が不要になる。そのため、特定のアプリケーションソフトウェアのユーザによる使用がより簡易になる。
また、本実施形態では、1日の中の複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられている。そして、時刻が複数の時間帯のうちの一の時間帯に到達すると、この一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示される。
この場合、時間帯に応じて、利用頻度が高いアプリケーションソフトウェア用の設定画面に切り替えられる。
また、本実施形態では、第1時間が経過する度に画面表示処理が行われ(図6のS104参照)、その都度、時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示される。
この場合、画面表示処理が一度行われた以降は画面表示処理が行われない構成に比べて、時刻が特定の時間帯に到達しても、この特定の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示されないことが抑制される。
また、本実施形態では、アプリケーションソフトウェアの動作が終了すると、画面表示処理が行われる(図6のS103参照)。具体的には、アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作として、メニューボタン(不図示)が選択された場合、画面表示処理が行われる。
この場合、一のユーザが使用したアプリケーションソフトウェアの動作を終了させた後、この一のユーザが使用したものと同じアプリケーションソフトウェアを他のユーザが使用する場合に、他のユーザがメニュー画面11にてアプリケーションソフトウェアを選択する操作が必要なくなる。
また、本実施形態では、ユーザがアプリケーションソフトウェアを使用している場合、他のアプリケーションソフトウェア用の設定画面は表示されない。具体的には、起動済のアプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作をされない時間が第2時間を経過していない場合、他のアプリケーションソフトウェア用の設定画面は表示されない(図7のS202、図9(C)参照)。
この場合、ユーザが一のアプリケーションソフトウェアを使用しているにも関わらず他のアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示されることが抑制される。
また、本実施形態では、抑制受付部18が設定画面表示の抑制の設定を受け付けると、時刻が特定の時間帯に属していてもこの特定の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェア用の設定画面が表示されない(図10(E)参照)。
この場合、設定画面が表示されることをユーザが必要としない場合にこの設定画面が表示されることが抑制される。
また、本実施形態では、抑制受付部18は、アプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後に表示される。
この場合、ユーザがアプリケーションソフトウェアを使用し終えた後に設定画面の表示を抑制したい場合に、抑制受付部を表示させる操作をユーザが別途行う必要がなくなる。
なお、図10(E)に示した例では、抑制受付部18は、アプリケーションソフトウェアの機能の実行中に表示されている。ここで、抑制受付部18は、アプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後に表示されれば、アプリケーションソフトウェアの機能の実行中に表示されなくてもよい。
例えば、アプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後、このアプリケーションソフトウェアの機能の実行が完了してから抑制受付部18が表示されてもよい。
また、本実施形態では、表示が抑制された設定画面に係るアプリケーションソフトウェアが関連付けられた時間帯が過ぎると、設定画面の表示の抑制が解除される(図8のS305、S306、図10(G)参照)。
この場合、設定画面の表示の抑制が解除されない場合に比べて、一の設定画面の表示が抑制された後、他の設定画面が表示される時間帯に到達しても他の設定画面が表示されないことが抑制される。
なお、本実施形態の画面表示処理は、特定のユーザによるログイン(ユーザ認証)がされているか否かに関わらず行われる。言い換えると、画像処理装置10に対してユーザ認証を行うことは、画面表示処理を行うための条件ではない。
<変形例>
続いて、設定画面の表示態様の変形例について説明する。
図11は、変形例としての設定画面の表示態様の説明図である。なお、上記と同様の構成については、同一の符号を用いる。
上述した本実施形態では、画面表示処理により、一の設定画面が表示される。しかしながら、設定画面の表示態様は上記のものに限られない。
図11に示すように、表示部107には、コピー用の設定画面12およびスキャナ用の設定画面14の両方が表示されている。このように、画面表示処理により、複数の設定画面(複数のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面)が同時に表示されてもよい。
上記の場合、アプリ情報テーブルには、一の時間帯に、複数のアプリケーションソフトウェアが関連付けられる。そして、時刻が一の時間帯に到達すると、画面表示処理により、各アプリケーションソフトウェア用の設定画面が同時に表示される。
<適用可能なコンピュータの説明>
ところで、本実施形態における画像処理装置10によるアプリケーションソフトウェアの動作処理および画像処理は、汎用のコンピュータにおいて実現してもよい。そこで、この画像処理をコンピュータ200で実現するものとして、そのハードウェア構成について説明する。図12は、本実施形態を適用可能なコンピュータ200のハードウェア構成例を示した図である。
コンピュータ200は、演算手段であるCPU201と、記憶手段であるメインメモリ202及び磁気ディスク装置(HDD)203とを備える。さらに、コンピュータ200は、外部との通信を行うための通信インタフェース(I/F)204と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構205と、キーボードやマウス等の入力デバイス206とを備える。
ここで、CPU201は、OSやアプリケーション等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ202は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置203は、図4に示す各機能を実現するためのプログラムを格納する。そして、このプログラムがメインメモリ202にロードされ、このプログラムに基づく処理がCPU201により実行されることで、各機能が実現される。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…画像処理装置、21…計時部、22…テーブル格納部、23…指示部、24…アプリ制御部、25…画面制御部

Claims (13)

  1. 時刻を計時する計時手段と、
    予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶する記憶手段と、
    前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯に到達すると、前記関連情報において当該時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記関連情報には、複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた情報が含まれ、
    前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの一の時間帯に到達すると、前記関連情報において当該一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記設定画面を表示してから第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記一の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容に係る操作をされない時間が第2時間を経過していない場合、前記計時手段により計時された時刻が前記複数の時間帯のうちの他の時間帯に属しても、当該他の時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しないことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記表示手段は、前記アプリケーションソフトウェアの動作を終了させる操作が行われた場合、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示する請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記表示手段は、設定画面の表示を抑制する設定を受け付ける抑制受付部を表示可能であり、当該抑制受付部が設定を受け付けると、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属することに起因する設定画面の表示を抑制することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記抑制受付部は、設定画面にてアプリケーションソフトウェアを動作させる指示が受け付けられた後に表示され、
    前記表示手段は、前記抑制受付部が設定を受け付けると、複数のアプリケーションソフトウェアの中から一のアプリケーションソフトウェアを選択可能な選択画面を表示することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記表示手段は、前記計時手段により計時された時刻が前記予め定められた時間帯を過ぎると、前記設定画面の表示の抑制を解除することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示する表示手段と、
    時刻を計時する計時手段と、
    を備え、
    前記表示手段は、第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える、情報処理装置。
  10. 複数の時間帯のそれぞれに対してアプリケーションソフトウェアが関連付けられた関連情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記第1のアプリケーションソフトウェアに係る前記設定画面を表示しているときに、前記計時手段により計時された時刻が前記関連情報において前記第2のアプリケーションソフトウェアが関連付けられた時間帯に属する場合、表示する設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から当該第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替えることを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記表示手段は、表示する設定画面を切り替えてから予め定められた第1時間が経過すると、前記計時手段により計時された時刻を参照し、前記複数の時間帯のうち当該時刻が属する時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアに係る設定画面を表示することを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
  12. コンピュータに、
    時刻を計時させる機能と、
    予め定められた時間帯と予め定められたアプリケーションソフトウェアとを関連付けた関連情報を記憶させる機能と、
    計時された時刻が前記予め定められた時間帯に属する場合、前記関連情報において当該時間帯に関連付けられたアプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. コンピュータに、
    アプリケーションソフトウェアの処理内容を設定するための設定画面を表示させる機能と、
    時刻を計時させる機能と、
    第1のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面が表示されているときに、計時された時刻が予め定められた時間帯に属する場合、表示される設定画面を、当該第1のアプリケーションソフトウェアに係る当該設定画面から第2のアプリケーションソフトウェアに係る設定画面に切り替える機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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