JP2019043468A - 車載用収納装置 - Google Patents

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【課題】グローブボックスにより隠蔽されるトレイを設けても、グローブボックスの上方の空間がトレイによって制約を受けることがない車載用収納装置の提供にある。【解決手段】車室側に開口を有するインストルメントパネル11と、開口を開閉するグローブボックス13と、を備え、グローブボックス13は、ヒンジ部16を介してインストルメントパネル11と連結され、インストルメントパネル11に対して回動する車載用収納装置10において、グローブボックス13の上縁部19Cは、インストルメントパネル11の車室側の後面の一部を覆い、グローブボックス13に設けられ、グローブボックス13が開口を閉じたときグローブボックス13とインストルメントパネル11の後面との間に収容される可動式のトレイ35が設けられ、トレイ35は、開状態にあるグローブボックス13の上縁部19Cとインストルメントパネル11との間にて横架される。【選択図】 図3

Description

この発明は、車載用収納装置に関する。
車載用収納装置の従来技術としては、例えば、特許文献1に開示されたグローブボックス構造が知られている。特許文献1に開示されたグローブボックス構造では、インストルメントパネルの助手席側に設けたグローブボックスの上側部内に、テーブルを引き出し、格納自在に配設している。このテーブルは、上部開放のボックス状のテーブル本体と、テーブル本体の開口部前縁部に開閉自在に装着されて、該テーブル本体の開口部を閉塞するリッドとで構成している。
別の従来技術としては、特許文献2に開示された支持装置が知られている。特許文献2に開示された支持装置は、トレイアセンブリと、グローブボックスアセンブリとより少なくとも構成されている。トレイアセンブリは本体に対して出没自在であり、グローブボックスアセンブリは、本体に対して開閉自在なると共にトレイアセンブリが本体内に没したときにトレイアセンブリを覆うことが可能である。
特許文献1のグローブボックス構造、特許文献2の支持装置では、グローブボックスの上方の空間に引き出し式のトレイが設置され、トレイが引き出されない状態では、閉じた状態のグローブボックスがトレイを覆うことができる。このため、未使用時のトレイは、グローブボックスにより隠蔽されて意匠上の美観を損なうことはない。
特開平7−112643号公報 特開2003−175756号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示されているように、引き出し式のトレイをグローブボックスが覆う構造では、トレイの設置スペースがインストルメントパネル内におけるグローブボックスの上方に必要となる。このため、グローブボックスの上方の空間がトレイによって制約を受けるという問題がある。グローブボックスの上方の空間には、例えば、前方衝突時に乗員の膝を保護するためニーブラケット等の部品やETC(Electronic Toll Collection System;自動料金徴収システム)車載器等の機器が配置される場合があるが、トレイの設置スペースを確保することは、こうした部品および機器の配置に対する設計自由度を損なう。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、グローブボックスにより隠蔽されるトレイを設けても、グローブボックスの上方の空間がトレイによって制約を受けることがない車載用収納装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、車室側に開口を有するインストルメントパネルと、前記開口を開閉するグローブボックスと、を備え、前記グローブボックスは、ヒンジ部を介して前記インストルメントパネルと連結され、前記インストルメントパネルに対して回動する車載用収納装置において、前記グローブボックスの上縁部は、閉状態において前記インストルメントパネルの車室側の後面の一部を覆い、前記グローブボックス又は前記インストルメントパネルに設けられ、前記グローブボックスが前記開口を閉じたとき前記グローブボックスと前記後面との間に収容される可動式のトレイが設けられ、前記トレイは、開状態にある前記グローブボックスの前記上縁部と前記インストルメントパネルとの間にて横架されることを特徴とする。
本発明では、グローブボックスが開状態であるとき、トレイを操作してグローブボックスの上縁部とインストルメントパネルとの間に横架されるので、トレイ上面に、物品を置くことができる。また、トレイはグローブボックスが閉状態のときにグローブボックスとインストルメントパネルの車室側の後面との間に収容される。このため、グローブボックスの上方のインストルメントパネル内の空間がトレイにより制約を受けることがない。
また、上記の車載用収納装置において、前記グローブボックスは、前記トレイが前記上縁部と前記インストルメントパネルとの間に横架されることにより、最大開度以外の開度で開かれた状態が維持される構成としてもよい。
この場合、グローブボックスは、トレイがグローブボックスの上縁部とインストルメントパネルとの間にて横架されるので、最大開度以外の開度で開かれた状態が維持され、開状態であっても乗員に干渉し難くい。
また、上記の車載用収納装置において、前記トレイは、平坦な上面を有する平坦部と、前記平坦部から前記上縁部へ向けて延在するとともに、前記平坦部に対して傾斜する傾斜部と、を備えている構成としてもよい。
この場合、グローブボックスの上縁部とインストルメントパネルとの間にて横架されるトレイでは、傾斜部が平坦部からグローブボックスの上縁部へ向けて斜め上方へ傾斜している。このため、傾斜部はトレイの上面に載置した物品の乗員側への転落を抑制できる。
また、上記の車載用収納装置において、前記トレイは、前記トレイの幅方向の側縁部に沿うとともに、前記トレイの上面から突出して形成される側壁部を備える構成としてもよい。
この場合、トレイの上面から突出して形成されている側壁部は、トレイの上面に載置した物品のトレイの側縁部からの転落を抑制できる。
本発明によれば、グローブボックスにより隠蔽されるトレイを設けても、グローブボックスの上方の空間がトレイによって制約を受けることがない車載用収納装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る車載用収納装置の斜視図である。 第1の実施形態に係る車載用収納装置の縦断面図である。 第1の実施形態に係る車載用収納装置の要部の縦断面図である。 トレイを使用状態としたときの車載用収納装置の斜視図である。 第2の実施形態に係る車載用収納装置の要部の縦断面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る車載用収納装置について図面を参照して説明する。本実施形態の車載用収納装置は、自動車の車室前部の助手席側に備えられている例である。「前後」、「左右」については、運転者が着座した状態を基準としている。
本実施形態の車載用収納装置10は、図1に示すように、車室側に開口12を有するインストルメントパネル11と、開口12を開閉するグローブボックス13と、を備えている。インストルメントパネル11は、車室の前部において運転席から助手席へ左右方向にわたって延在するパネルである。図2に示すように、インストルメントパネル11はフロントウインドウ14に近接しており、前後方向においてフロントウインドウ14付近から後方へ向けて延在しつつ下方へ向けて回り込むように設けられている。図2では、助手席側の乗員を模した脚部Mを二点鎖線にて示す。運転席と助手席との間にはセンターコンソール15が設けられている(図1を参照)。
インストルメントパネル11の助手席側には略矩形の開口12が形成されている。インストルメントパネル11には、開口12を開閉するグローブボックス13が設けられている。図2、図3に示すように、グローブボックス13はヒンジ部16を備える底板部17と、底板部17の前縁から立ち上がって形成された前板部18と、底板部17の後縁から立ち上がって形成される後板部19と、を備えている。後板部19の車室側には表皮材19Aが備えられており、後板部19と表皮材19Aの間にはクッション材19Bが設けられている。図4に示すように、グローブボックス13の左右方向の端部付近は、底板部17、前板部18および後板部19を接続する側板部20を備えている。グローブボックス13内には、車検証や取扱説明書といった書類などの収納を可能とする収納空間が確保されている。
ヒンジ部16は、グローブボックス13の下部とインストルメントパネル11を連結し、グローブボックス13をインストルメントパネル11に対して回動可能とする。グローブボックス13はヒンジ部16を支点として回動され、グローブボックス13が閉状態では、後板部19が開口12を塞ぎ、後板部19以外はインストルメントパネル11内に収容される。グローブボックス13の開閉時には、後板部19の上縁部19Cは、円弧を描くように、上下に変位する。
グローブボックス13は、ロック機構(図示せず)によりインストルメントパネル11に閉状態にて保持される。グローブボックス13が開状態では、グローブボックス13が車室側に回動し、後板部19は開口12を開く。後板部19には、グローブボックス13を操作する開閉ノブ21が備えられている。閉状態のグローブボックス13を開く際には開閉ノブ21を操作することにより、グローブボックス13のロック機構によるロックが解除される。
グローブボックス13の上方には、インストルメントパネル11およびグローブボックス13に囲まれた空間Sが形成されている。空間Sには、左右方向に延在するステアリングビーム22が設けられている。ステアリングビーム22から前方へ向けて延在するブラケット23が設けられている。
図2に示すように、インストルメントパネル11は、パネル本体25、パッド材26、ブラケット27およびロアインナパネル28を有している。パネル本体25は、左右方向において車室の前部において運転席から助手席にわたって延在し、フロントウインドウ14付近から後方へ向けて延在しつつ下方へ向けて回り込むように設けられている。パネル本体25の車室側には意匠性を高めたパッド材26が貼着されている。パネル本体25には、前方のブラケット23へ向けて延在するブラケット27が設けられている。ブラケット23、27の先端部は互いに付き合わされ、締結部材29により締結されている。締結部材29はボルトおよびナットである。
ロアインナパネル28は、パネル本体25におけるブラケット27の基端部付近から下方前方へ延在する傾斜部28Aと、傾斜部28Aの下端から向きを前方に変えて延びる水平部28Bと、を有する。ロアインナパネル28の左右方向の長さは開口12に対応するように設定されている。傾斜部28Aは、開口12の上部に位置するインストルメントパネル11の一部であり、閉じた状態のグローブボックス13に覆われて隠蔽される隠蔽部に相当する。傾斜部28Aの後面は、インストルメントパネル11の車室側の後面の一部に相当する。水平部28Bの前端は、グローブボックス13の前板部18と対向する。傾斜部28Aと水平部28Bとの境界付近には、後述する可動式のトレイ35を係止する係止溝30がロアインナパネル28の幅にわたって形成されている。本実施形態では、グローブボックス13が閉じている状態では、グローブボックス13の後板部19は、開口12の上部に位置する傾斜部28Aを覆う。このように、後板部19が上方へ長く延在するため、グローブボックス13がある程度開かれても、グローブボックス13の上縁部19Cは、開口12の上部と同じ高さに維持することが可能である。
ステアリングビーム22の上方であってパネル本体25の下面には、助手席用のエアバッグ装置31が固定されている。ブラケット23、27とロアインナパネル28との間には、ニーブラケット32が設けられている。ニーブラケット32は前面衝突時に助手席側の乗員の膝を保護するための部材である。
ところで、本実施形態では、グローブボックス13に可動式のトレイ35が設けられている。トレイ35は、開状態にあるグローブボックス13の上縁部19Cとインストルメントパネル11との間にて横架され、グローブボックス13が開口12を閉じたときグローブボックス13とインストルメントパネル11との間に収容される。従って、閉状態にあるグローブボックス13とインストルメントパネル11におけるロアインナパネル28との間には、トレイ35の収容を可能とする空間が形成されている。
図3に示すように、トレイ35は、略矩形のトレイ本体36と、トレイ本体36に設けられ、グローブボックス13における後板部19の上縁部19Cに連結されるヒンジ部37を備えている。トレイ本体36は、平坦な上面を有する平坦部38と、平坦部38から上縁部19Cへ向けて延在するとともに、平坦部38に対して傾斜する傾斜部39と、を備えている。平坦部38は前方側に位置し、傾斜部39は後方側に位置する。平坦部38の前端部には、係止爪40が形成されている。係止爪40は、ロアインナパネル28に設けられた係止溝30に係止可能である。グローブボックス13を開き、係止爪40を係止溝30に係止させることにより、平坦部38には物品の載置が可能となる。
トレイ35に物品が載置可能な状態では、傾斜部39はグローブボックス13における後板部19の上縁部19Cへ向かって上向きの傾斜面を形成する。従って、傾斜部39は、車室側への物品の転落を抑制する。図4に示すように、トレイ本体36の幅方向の両側の側縁部には、側壁部41がトレイ本体36の上面からそれぞれ突出して形成されている。側壁部41はトレイ本体36の側縁部からの物品の転落を防止する。
次に、本実施形態に係る車載用収納装置10が備えるトレイ35の使用について説明する。図2に示すように、グローブボックス13が開口12を閉じる閉状態のとき、トレイ35は、グローブボックス13における後板部19に沿うように位置し、トレイ35の前方にはロアインナパネル28が位置する。つまり、トレイ35は、グローブボックス13とインストルメントパネル11との間に収容され、グローブボックス13により隠蔽されている。
トレイ35を使用する場合、まず、乗員は、グローブボックス13の開閉ノブ21を操作して、グローブボックス13とインストルメントパネル11とのロックを解除する。次に、図3に示すように、解除されたグローブボックス13を手前に引き降し、グローブボックス13を全開しない状態にて、トレイ35を持ち上げるように操作してヒンジ部37を中心にトレイ35を回動させる。そして、乗員は、トレイ35の係止爪40がロアインナパネル28の係止溝30に係止されるように、グローブボックス13の開度を調整する。
トレイ35の係止爪40がロアインナパネル28の係止溝30に係止されると、トレイ35は、ロアインナパネル28の後面とグローブボックス13の上縁部19Cとの間に横架され、物品の載置を可能とする状態となる。トレイ35が物品の載置を可能な状態では、グローブボックス13は全開状態ではないため、乗員とグローブボックス13との干渉が抑制される。トレイ35の上面に物品を置いた場合、物品は、主にほぼ水平に保たれる平坦部38に置かれることになるが、傾斜部39により乗員側への物品の転落は抑制される。トレイ35が備える側壁部41はトレイ35における幅方向の側縁部からの物品の転落を抑制する。従って、走行中の加減速や左右方向の加速度が発生しても、物品のトレイ35からの転落は抑制される。なお、グローブボックス13は、トレイ35を使用しない場合でも自由に開閉できる。
本実施形態の車載用収納装置10は以下の作用効果を奏する。
(1)グローブボックス13が開状態であるとき、トレイ35を操作してグローブボックス13の上縁部19Cとロアインナパネル28の後面との間に横架されるので、トレイ35上面に、物品を置くことができる。また、トレイ35はグローブボックス13が閉状態のときにグローブボックス13とロアインナパネル28との間に収容される。このため、グローブボックス13の上方のインストルメントパネル11内の空間Sがトレイ35により制約を受けることがない。
(2)グローブボックス13は、トレイ35が上縁部19Cとロアインナパネル28との間にて横架されているので、最大開度以外の開度で開かれた状態が維持され、開状態であっても乗員に干渉し難くい。
(3)トレイ35は、平坦な上面を有する平坦部38と、平坦部38から上縁部19Cへ向けて延在するとともに、平坦部38に対して傾斜する傾斜部39と、を備えている。このため、傾斜部39はトレイ35の上面に載置した物品の乗員側への転落を抑制できる。
(4)トレイ35は、トレイ35の幅方向の側縁部に沿うとともに、トレイ35の上面から突出して形成される側壁部41を備える。このため、側壁部41は、トレイ35の上面に載置した物品のトレイ35の側縁部からの転落を抑制できる。
(5)グローブボックス13が開口12を閉じている状態では、トレイ35がグローブボックス13により隠蔽されるため、フロントウインドウ14からグローブボックス13側への回り込むインストルメントパネル11を段差の少ない高級感のある意匠を採用することができる。つまり、本実施形態によれば、トレイ35の利便性とインストルメントパネル11の意匠の高級感の訴求を両立することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、インストルメントパネルにトレイが備えられている例である。第1の実施形態と同じ構成ついては第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
図5に示す車載用収納装置50は、可動式のトレイ51がインストルメントパネル11に設けられている。トレイ51は、トレイ本体52と、トレイ51をロアインナパネル28と連結するヒンジ部53とを備えている。トレイ本体52の殆どは平坦な上面を有する。トレイ本体52の先端部は、ロアインナパネル28の傾斜部28Aの形状に沿うように屈曲している。トレイ本体52の先端部には、係止孔54が形成されている。ヒンジ部53は、傾斜部28Aと水平部28Bとの境界付近に位置するようにトレイ本体52の基端部に設けられている。トレイ51はヒンジ部53を中心にロアインナパネル28に対して上下に回動する。図示はされないが、トレイ51を傾斜部28Aに保持させる保持手段を備えている。保持手段は、例えば、磁石を用いればよい。
グローブボックス13の後板部19には、係止爪55が設けられている。係止爪55はトレイ51の係止孔54に挿入可能である。乗員の操作により係止爪55が係止孔54に挿入されると、トレイ51は、開状態のグローブボックス13の上縁部19Cとロアインナパネル28における傾斜部28Aの後面との間にて横架される。グローブボックス13が開口12を閉じている状態では、トレイ51はロアインナパネル28に沿って収容され、グローブボックス13により覆われ隠蔽される。なお、トレイ51は、第1の実施形態のトレイ35のように傾斜部39、側壁部41は備えていないが、トレイ51の上面に物品を載置することは可能である。
本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果(1)、(2)、(5)と同等の効果を奏する。また、本実施形態では、グローブボックス13にトレイを設けることができない場合でも、トレイ51をロアインナパネル28に設けることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、助手席側のグローブボックスを全開しない状態(最大開度で開いた状態ではない状態)にてトレイをインストルメントパネルとグローブボックスとの間にて横架させるとしたが、この限りではない。例えば、グローブボックスを最大開度で開いた状態にてトレイをインストルメントパネルとグローブボックスとの間にて横架させてもよい。この場合、例えば、助手席に乗員が搭乗していない状態でトレイを利用することが好ましい。
○ 上記の実施形態では、車載用収納装置は助手席側に設けられたが、この限りではない。車載用収納装置は、運転席側に設けられてよく、具体的には、インストルメントパネルにおけるステアリングホイールコラムの近傍に車載用収納装置を設けてもよい。
○ 上記の実施形態では、係止爪と係止溝、あるいは係止爪と係止孔との組み合わせにより、トレイをインストルメントパネル又はグローブボックスに係止するとしたが、この限りではない。トレイのインストルメントパネル又はグローブボックスへの係止は、磁石を用いた係止手段としてもよく、例えば、グローブボックスに磁石を設け、インストルメントパネルに磁性体を設けてもよい。
○ 上記の実施形態では、トレイの上面に物品を載置する例を説明したが、この限りではない。トレイに凹部や貫通孔を設け、トレイの上面に物品を載置可能とするだけでなく、トレイをカップホルダとして機能させてもよい。
○ 上記の実施形態では、グローブボックスの幅にわたって延在するトレイとしたが、これに限定されない。例えば、グローブボックスの幅の半分程度に設定されたトレイとしてもよい。この場合、トレイを利用しつつグローブボックス内の収容物を確認したり、取出したりすることも可能である。
10、50 車載用収納装置
11 インストルメントパネル
12 開口
13 グローブボックス
16 ヒンジ部
28 ロアインナパネル
30 係止溝
32 ニーブラケット
35、51 トレイ
36、52 トレイ本体
37、53 ヒンジ部
38 平坦部
39 傾斜部
40、55 係止爪
41 側壁部
54 係止孔
M 脚部(乗員)
S 空間

Claims (4)

  1. 車室側に開口を有するインストルメントパネルと、
    前記開口を開閉するグローブボックスと、を備え、
    前記グローブボックスは、ヒンジ部を介して前記インストルメントパネルと連結され、前記インストルメントパネルに対して回動する車載用収納装置において、
    前記グローブボックスの上縁部は、閉状態において前記インストルメントパネルの車室側の後面の一部を覆い、
    前記グローブボックス又は前記インストルメントパネルに設けられ、前記グローブボックスが前記開口を閉じたとき前記グローブボックスと前記後面との間に収容される可動式のトレイが設けられ、
    前記トレイは、開状態にある前記グローブボックスの前記上縁部と前記インストルメントパネルとの間にて横架されることを特徴とする車載用収納装置。
  2. 前記グローブボックスは、前記トレイが前記上縁部と前記インストルメントパネルとの間に横架されることにより、最大開度以外の開度で開かれた状態が維持されることを特徴とする請求項1記載の車載用収納装置。
  3. 前記トレイは、
    平坦な上面を有する平坦部と、
    前記平坦部から前記上縁部へ向けて延在するとともに、前記平坦部に対して傾斜する傾斜部と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の車載用収納装置。
  4. 前記トレイは、前記トレイの幅方向の側縁部に沿うとともに、前記トレイの上面から突出して形成される側壁部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の車載用収納装置。
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