JP2019039908A - 等時性で、姿勢に影響されない回転共振器を有する機械式ムーブメント - Google Patents

等時性で、姿勢に影響されない回転共振器を有する機械式ムーブメント Download PDF

Info

Publication number
JP2019039908A
JP2019039908A JP2018133946A JP2018133946A JP2019039908A JP 2019039908 A JP2019039908 A JP 2019039908A JP 2018133946 A JP2018133946 A JP 2018133946A JP 2018133946 A JP2018133946 A JP 2018133946A JP 2019039908 A JP2019039908 A JP 2019039908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
axis
pivot
inertial
central
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018133946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6676708B2 (ja
Inventor
パスカル・ウィンクレ
Winkler Pascal
ジャン−リュック・エルフェ
Helfer Jean-Luc
ドメニコ ジャンニ・ディ
Di Domenico Gianni
ドメニコ ジャンニ・ディ
イヴ−アラン・コサンディエ
Cosandier Yves-Alain
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ETA SA Manufacture Horlogere Suisse
Original Assignee
ETA SA Manufacture Horlogere Suisse
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ETA SA Manufacture Horlogere Suisse filed Critical ETA SA Manufacture Horlogere Suisse
Publication of JP2019039908A publication Critical patent/JP2019039908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6676708B2 publication Critical patent/JP6676708B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03GSPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03G7/00Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
    • F03G7/08Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for recovering energy derived from swinging, rolling, pitching or like movements, e.g. from the vibrations of a machine
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/26Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of variations of the impulses
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/28Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of imbalance of the weights, e.g. tourbillon
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/30Rotating governors, e.g. centrifugal governors, fan governors
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • G04B17/045Oscillators acting by spring tension with oscillating blade springs

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

【課題】共振器の軸に直接印加されるトルクを使用して、回転を持続可能にし、レバー式脱進機の動力損失を防ぐことが可能な回転共振器を提供する。
【解決手段】出力可動部品を駆動軸周りに枢動するように設計した歯車列を駆動するように設計した少なくとも1つのエネルギ蓄積手段を含み、中心軸A周りに枢動するように設計した少なくとも1つの中心可動部品1を含む回転共振器10を含み、出力可動部品と協働するように設計した入力可動部品2を含む機械式時計ムーブメントであって、回転共振器10は、複数の慣性要素3を含み、各慣性要素3を、中心可動部品1に対して、中心軸Aに垂直な副軸B周りに枢動し、少なくとも1つの弾性復帰要素4によって、中心可動部品1に対して相対的に、休止位置に向けて其々復帰するように設計し、各副軸Bは、副軸Bに関連する慣性要素3の重心を通過する。
【選択図】図3

Description

本発明は、出力可動部品を駆動軸周りに枢動するように設計した歯車列を駆動するように設計した少なくとも1つのエネルギ蓄積手段を含み、中心軸周りに枢動するように設計した少なくとも1つの中心可動部品を含む回転共振器を含み、出力可動部品と協働するように設計した入力可動部品を含む機械式時計ムーブメントに関する。
また、本発明は、かかるムーブメントを含む腕時計にも関する。
本発明は、機械式時計ムーブメント用タイムベースの分野に関する。
殆どの現代の機械式腕時計は、ヒゲゼンマイ及びスイスレバー脱進機を備えている。ヒゲゼンマイは、腕時計のタイムベースを構成する。また、ヒゲゼンマイは、共振器とも呼ばれる。脱進機としては、2つの重要な機能:
−共振器の往復サイクルを維持する機能;
−これらのサイクルを計数する機能
を実行する。
これらの2つの重要な機能を実行することに加えて、脱進機は、堅牢で、耐衝撃性があり、ムーブメントのジャミング(オーバーバンク)を防ぎ、時間経過と共にその設定が遅れないようにする必要がある。
最も一般的に使用されているスイスレバー脱進機は、約30%という低エネルギ効率である。この低効率は、脱進機の動きが断続的である(jerky)こと、工作誤差に対応するために必要な無駄な経路や落差(fall)があることに起因し、また、数個の部品が互いに擦れる斜面を介して動きを伝達することにも起因する。
欧州特許出願第16195399号
本発明の目的は、脱進機の効率を高めるために、脱進機の断続性(jerkiness)を解消することである。この目的を達成するために、共振器の軸に直接印加されるトルクを使用して、回転を持続可能にし、その結果、従来のレバー式脱進機の動力損失を防ぐことを、とりわけ特徴とする回転共振器を提案する。
歴史的に、時計技師らは、回転共振器を腕時計用のタイムベースとして見なしてこなかったが、これは、回転共振器が、一般的に等時性がなく、その上、重力、従って、重力場における腕時計の姿勢の影響を受けるためである。
ワット調速機等の機構は、回転共振器の基礎を構成することがあるが、その際には、改造して、等時性にし、且つ重力の影響を受けないようにする。具体的には、ワット調速機は、重力場において該調速機の方位の影響を受けるが、これは、2つの調速機錘(flyweight)全体の重心が、振幅が変化すると移動する:調速機錘は、振幅が増大すると軸に沿って上昇するためである。その結果、重力による復帰力に対する貢献度は、方位と共に変動する。その上、ワット調速機は、非等時性であり、これは、バネを使用する及び/又は重力を使用する調速機錘の復帰力が、特定の条件を満たさないためである。
従って、本発明は、計時機器におけるタイムベースとして使用できる回転共振器を備えられる条件:
−等時性の条件:半アームの回転軸と重心との距離に比例する強度の中心力を各半アームの重心に付与する弾性(又は、弾性ポテンシャル)復帰力を、存在させる;
−姿勢の影響を受けない条件:ガイドする少なくとも2本の半アームを使用して、それにより該半アームの重心を、回転軸から離隔できるようにするのと同時に、共振器全体の重心を固定位置に維持するようにする;
−支持体における反力をゼロにする条件:全振幅でピボットにおける反応を相殺するために軸に関して対称的に分布させたアームを使用する
を満たすことを目標とする。
このために、本発明は、請求項1に記載の機械式時計ムーブメントに関する。
また、本発明は、かかるムーブメントを含む腕時計にも関する。
本発明の更なる特徴及び利点は、以下の詳細な記述を、添付図を参照して、読むと明白になるであろう。
同じ出願人による欧州特許出願第16195399号(特許文献1)によるパンタグラフ式共振器機構に基づいて作製した、本発明による共振器機構の第1の他の形態の概略斜視図であるが、該共振器機構では、慣性要素の枢動を、駆動部の枢動と直交して行っている。 関節型動的連結部を省略することで簡素化した、本発明による共振器機構の別の他の形態について、図1と同様な方法で、表している。 図2と同様な回転共振器機構の詳細について表しており、該回転共振器機構は、中心可動部品を含み、該中心可動部品を、中心軸周りに枢動するように設計し、該中心可動部品に対して、2枚の平坦な慣性要素を、ここでは微細ブレードの弾性V字形体から成る弾性復帰手段によって中心可動部品に向けて復帰させるが、直交軸周りに移動できる。 弾性復帰手段が、交差ブレードの可撓性ガイドから成る他の形態であり、各可撓性ガイドは、2レベルで、各レベルに1枚のブレードを含み、これら2枚のブレードは、両レベルに平行な一平面上で投影交差している。 枢動角度の2倍の正弦に比例する復帰トルクを生成するように設計した特定の配置において2枚のかかる非対称の交差ブレードを含む第1配置の平面投影図である。 枢動角度の2倍の正弦に比例する復帰トルクを生成するように設計した特定の配置において、回転中心をオフセットしてRCCピボットを形成する2枚のブレードを含む第2配置の平面投影図である。 かかる回転共振器を含むムーブメントの概略斜視図であり、中心軸を、ムーブメントの主な表示軸に平行にしている。 かかる回転共振器を含むムーブメントの概略斜視図であり、中心軸を、ムーブメントの主な表示軸に垂直にしている。
同じ出願人による欧州特許出願第16195399号(特許文献1)は、時計ムーブメント用共振器機構に関し、該機構は、回転軸周りに枢動するよう取付け、駆動トルクを受ける入力可動部品を含み、該入力可動部品と一体化して回転軸周りに回転し、連続的に回動するよう設計される中心可動部品を含む。この共振器機構は、複数であるN個の慣性要素を含み、各慣性要素は、中心可動部品に対して少なくとも1自由度で動作可能であり、慣性要素の重心に対して復帰力を付与するように設計した弾性復帰手段によって、回転軸の方へ復帰される。この共振器機構は、N次の回転対称性を有する。この共振器機構は、全慣性要素間の動的接続手段であって、慣性要素の全重心を常に、回転軸から同じ距離に維持するよう設計される動的接続手段、及び特定の関係式を特徴とする、弾性ポテンシャルを付与する弾性復帰手段を含む。特に、この共振器機構は、パンタグラフ式構造を有する。
本明細書での課題は、かかる機構を改良するというものである。具体的には、駆動トルクと空力抵抗トルクは、弾性ポテンシャルと合わさり、等時性を損なう径方向の力を発生する。
本発明は、駆動部によって又は接線方向の空気力によって等時性を損なうことがないように、慣性要素を異なる向きに枢動させることを提案する。図1は、本発明による共振器機構の他の形態について示しており、慣性要素の枢動を、駆動部の枢動と直交して行っている。
図2は、欧州特許出願第16195399号(特許文献1)に直接由来する図1の機構の複雑な多関節型連結部を無くすことができ、極めて単純な構造という効果を得られることを示している:本発明には、駆動可動部品と共振器を組合せて、極めて簡単に生産できる単一体になるという利点がある。
この機構は、調節が不十分な溝付き又は棒クランク駆動機構につきものの衝撃や摩擦を防げる。
本発明は、一方では、プレートと慣性要素の間にある弾性要素、また他方では、駆動可動部品と慣性要素の間にある弾性要素を不必要に増殖するのを防げる。
従って、本発明は、出力可動部品を駆動軸周りに枢動するように設計した歯車列300を駆動するように設計した、香箱等の、少なくとも1つのエネルギ蓄積手段200を含む機械式時計ムーブメント100に関する。
このムーブメント100は、中心軸A周りに枢動するように設計した少なくとも1つの中心可動部品1を含む回転共振器10を含む。
特に、この中心軸Aは、駆動軸に平行又は垂直である。
中心可動部品1は、出力可動部品と協働するように設計した入力可動部品2を含む。
本発明によると、回転共振器10は、少なくとも1つの慣性要素3を含み、該慣性要素3を、中心可動部品1に対して、中心軸Aと垂直で、割線となる副軸B周りに枢動するように設計し、少なくとも1つの弾性復帰要素4によって中心可動部品1に対して相対的に、休止位置へと復帰させ、この副軸Bは、該副軸と関連する慣性要素3の重心を通過する。
特に、回転共振器10は、複数の慣性要素3を含み、各慣性要素3を、中心軸Aと垂直で、割線となる副軸B周りに、中心可動部品1に対して枢動するように設計し、各慣性要素3を、少なくとも1つの弾性復帰要素4によって、中心可動部品1に対して相対的に、休止位置へと復帰させる。
更に、各副軸Bは、該副軸と関連する慣性要素3の重心を通過する。
特に、この少なくとも1つの弾性復帰要素4を、各慣性要素3に、弾性復帰モーメントを有するトルクを、以下の関係式に従い、印加するように設計する。
M(θ1)=1/2.ω3 2 .(I2−I3).sin(2θ1
式中、θ1は、静止時の慣性要素3の平衡位置である上記休止位置に対する慣性要素3の傾斜角度であり、ω3は、中心可動部品1の角速度であって、従って共振器のパルス繰返し周波数であり、I2は、中心軸Aと上記副軸Bの両方に垂直な、横軸Eに対する慣性要素3の慣性であり、I3は、中心軸Aに対する慣性要素3の慣性である。
特に、この回転共振器10は、休止位置において、中心軸A周りに、Nが整数で、2以上であるN次の回転対称性を示す。
特に、回転共振器10が含む上記慣性要素3は、休止位置において、中心軸A周りに、Nが整数で、2以上であるN次の回転対称性を有する。
また、特に、各慣性要素3は、副軸B周りに2次の回転対称性を示す。
他の形態では、少なくとも1つの弾性復帰要素4を、第1端部で、中心可動部品1に、及び第2端部で、慣性要素3に固定する。
当然前の形態と組合せてもよい別の他の形態では、少なくとも1つの弾性復帰要素4を、第1端部で、1つの慣性要素3に、及び第2端部で、別の慣性要素3に固定する。
特に図3及び図4で視認可能な更に別の他の形態では各弾性復帰要素4を、第1端部で、中心可動部品1に、及び第2端部で慣性要素3に固定する。
特に、図示した非限定的な実施形態で視認できるように、同一の回転共振器10の慣性要素3全てを、共通の副軸B周りに枢動するように設計する。
特に、図3及び図4で特に視認可能な他の形態では、少なくとも1つの上記慣性要素3を、該要素の幅より少なくとも5倍長くし、該要素の厚さより少なくとも5倍幅広にする。
有利な一実施形態では、回転共振器10は、中心可動部品1に対する少なくとも1つの慣性要素3の枢動及び弾性復帰を提供するために、少なくとも1つの可撓性ガイドを含む。
この可撓性ガイドを、様々な方法で作製してもよい:可撓性ブレード又は括れたブレードを、該ブレードが、一平面で交差するように、又は平行な複数の平面で交差するが、これらの平行な平面の一平面上で投影交差するように配設する、或いは、リモートセンタコンプライアンス(RCC:Remote Centre Compliance)構成、つまりオフセットした回転中心で、両ブレードが共にV字形を形成する構成で、又は他の構成で配設する。
回転ガイド及び弾性復帰の機能を実行するためにかかる可撓性ガイドを使用することで、軸受又は同様のタイプの従来のピボットにつきものの摩擦を排除可能になる。
同実施形態によると、これらの可撓性ガイドを、中心可動部品1に、及び/又は慣性要素3に、或いはこれら2つの中少なくとも1つ又は両方を有する1片体に取着してもよい。該1片体の実施形態は、「Liga」又は「Mems」又は同様のプロセスを使用して加工した微細機械加工可能な材料から作製してもよい、「DLC」(diamond like carbon:ダイヤモンド様炭素膜)等の、ケイ素及び酸化ケイ素の、少なくとも部分的に非晶質材料等から作製してもよい。
特に、この可撓性ガイドは、ブレード付きピボットであり、該ブレードは、同一平面上で交差する、又は図4の実施形態におけるように、中心軸Aと垂直な投影面上で投影交差する。この構成は、優れた運転性能を保証するという利点を提供する。
重心全体を固定した状態に保つこと、及び、枢動時に、慣性要素の個々の重心の不所望な移動が組合さって生じる作用を、互いに相殺することは、有利である。つまり、回転共振器10全体の重心全体は、振幅とは無関係に、固定した状態に保たれる。これは、とりわけ、幾何学的な回転対称と、回転共振器10全体に対して同一の複数の可撓性ガイドを選択することを組合せること:回転共振器を構成する各慣性要素3を、同じ可撓性ガイドによって復帰させることによって、得られる。
特定の幾何学的配置で、交差ブレードを使用することで、確実に、可撓性ガイドによって各慣性要素に付与される復帰トルクを、この慣性要素3の枢動角度の2倍の正弦に比例させることが、更に可能になる。
2つの特別な完全に非限定的な配置について、これを達成する方法を説明するために、以下で記述する。
図5は、非対称に交差したブレードのピボットを示している:この可撓性ガイドは、慣性要素3に、該慣性要素3の枢動角度の2倍の正弦と比例する復帰トルクを付与するよう設計されている。この可撓性ガイドは、2枚の非対称的な可撓性ブレード31、32を含み、各ブレードは、中心可動部品1の第1組込み拘束装置(in−built restraint)41、42を、慣性要素3の第2組込み拘束装置51、52に繋ぐ。これらの第1組込み拘束装置41、42は、第2組込み拘束装置51、52と共に、2主ブレード方向DL1、DL2を画定する。中心可動部品1と慣性要素3は其々、可撓性ブレード31、32其々より剛性である。2つの主なブレード方向DL1、DL2は、理論上の枢動軸Dを画定するが、該枢動軸Dでは、2枚の可撓性ブレード31、32が同一平面上にある際に、交差する、又は図4の場合のように、2枚の可撓性ブレード31、32が、投影面に平行な2レベルで延在するが、同一平面上にはなく、頂角αが112.5°と等しい際に、投影面への投影が、交差する。これらブレードの中第2ブレード32は、対向する組込み拘束装置間に、第2全長L2を有し、該全長は、ブレード中第1ブレード31の第1全長L1の3倍である。更に、第1組込み拘束装置41、42と理論上の枢動軸Dとの距離は、第2ブレード32に関しては、第2全長L2の0.875倍と等しい第2軸距離D2であり、第1ブレード31に関しては、第1全長L1の0.175倍と等しい第1軸距離D1である。
図6は、オフセットした回転中心を有し、一片体の形状で作製していないが、ブレードを、該ブレード端部の少なくとも1つ付近で、例えば、理論上のブレード方向に対して横方向にオフセットする長孔の導入部付近で、僅かな角度だけ、角度的に応力を印加する形で作製する、RCC構成を示している。この特別なRCCピボットによって作製する可撓性ガイドは、従って、角度の2倍の正弦に比例するトルクを生成可能にし、上記可撓性ガイドを、仮想ピボットを成すリモートセンタコンプライアンスのブレードピボットによって作製し、該ピボットでは、ブレード31、32を、上記中心可動部品1及び/又は上記慣性要素3が含むハウジング51、52に嵌入する結果、組込み拘束装置での捩れで、0.15ラジアンの角度与圧が生じ、上記仮想ピボットでの上記ブレード31、32の嵌入方向によって形成する頂角は、52.642°であり、上記仮想ピボットと最も近い組込み拘束装置との間の距離は、上記ブレード31、32其々の長さの0.268864倍と等しくなるが、この場合、該長さは、上記ブレード端部に与圧する前の無負荷状態で、上記ブレードの組込み拘束装置間で、同一である。
特に、可撓性ガイドを、熱的に補償する。
また特に、この可撓性ガイドは、酸化ケイ素製ブレードを含み、該ブレード上での、熱処理中の二酸化ケイ素の差成長により、一体形組立体内のブレード等、小断面の要素に、高予応力を印加可能になる。
図1の他の形態では、回転共振器10は、慣性要素3の幾つかに関節結合された、更なる動的連結要素5を含み、該要素5は、これらの慣性要素3と共に、パンタグラフ式の多関節構造体を成し、上記回転共振器10の中心軸Aに沿った高さを限定することによって、回転共振器10の径方向の展開を増大するように設計する。
図7の他の形態では、ムーブメント100は、針又は円板を使用して表示する少なくとも1つの主表示軸Pを含み、中心軸Aは、この主軸Pに平行である。
図8の他の形態では、中心軸Aは、この時、主軸Pに垂直である。
例えば、歯車列300の出力可動部品は、入力可動部品2を成す歯車と協働するように設計したウォームである。
特に、回転共振器10は、単に2又は3つの慣性要素3を含む。具体的には、性能と大量生産との間で妥協点を見出す必要があるものの、回転対称性を示す2慣性要素を有する共振器は、要求される性能を達成する。
実施形態の有利な他の形態では、中心可動部品1の枢動は、最高効率を得るために、少なくとも1つの磁気ピボット上で行われる。
また、本発明は、少なくとも1つのかかるムーブメントを含む機械式腕時計1000にも関する。
本発明は、次の重要な利点を提供する:
−共振器の品質係数を増大するために、従来のヒゲゼンマイのピボットの摩擦作用を排除する;
−脱進機の効率を高めるために、脱進機の断続性を解消する;
−現代の機械式腕時計の稼働蓄積量(run reserve)を向上させる;
−現代の機械式腕時計の精度を向上させる。
所与の大きさのムーブメントに対して、腕時計の自律性は、5倍になると期待でき、腕時計の調整力は、2倍になると期待できる。これは、本発明により、ムーブメントの性能が10倍向上可能になるということを意味する。
1 中心可動部品
2 入力可動部品
3 慣性要素
4 弾性復帰要素
10 回転共振器
31、32 可撓性ブレード
41、42 第1組込み拘束装置
51、52 第2組込み拘束装置
100 ムーブメント
200 エネルギ蓄積手段
300 歯車列
1000 機械式腕時計

Claims (25)

  1. 出力可動部品を駆動軸周りに枢動するように設計した歯車列(300)を駆動するように設計した少なくとも1つのエネルギ蓄積手段(200)を含み、中心軸(A)周りに枢動するように設計した少なくとも1つの中心可動部品(1)を含む回転共振器(10)を含み、前記出力可動部品と協働するように設計した入力可動部品(2)を含む機械式時計ムーブメント(100)であって、
    前記回転共振器(10)は、少なくとも1つの慣性要素(3)を含み、該慣性要素(3)を、前記中心可動部品(1)に対して、前記中心軸(A)と垂直で、割線となる副軸(B)周りに枢動するように設計し、少なくとも1つの弾性復帰要素(4)によって、前記中心可動部品(1)に対して相対的に、休止位置に向けて復帰させることを特徴とし、前記副軸(B)は、該副軸に関連する前記慣性要素(3)の重心を通過することを更なる特徴とする、ムーブメント(100)。
  2. 前記回転共振器(10)は、複数の慣性要素(3)を含み、該慣性要素其々を、前記中心可動部品(1)に対して、前記中心軸(A)と垂直で、割線となる副軸(B)周りに枢動するように設計し、前記慣性要素其々を、少なくとも1つの弾性復帰要素(4)によって、前記中心可動部品(1)に対して相対的に、休止位置に向けて復帰させることを特徴とし、各前記副軸(B)は、該副軸に関連する前記慣性要素(3)の重心を通過することを更なる特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  3. 前記少なくとも1つの弾性復帰要素(4)を、弾性復帰モーメントを有するトルクを、前記慣性要素(3)に、以下の関係式:
    M(θ1)=1/2. ω3 2.(I2−I3).sin(2θ1
    式中、θ1は、静止時の前記慣性要素(3)の平衡位置である前記休止位置に対する前記慣性要素(3)の傾斜角度であり、ω3は、前記中心可動部品(1)の角速度であり、I2は、前記中心軸(A)と、前記副軸(B)の両方に垂直な、横軸(E)に対する前記慣性要素(3)の慣性であり、I3は、前記中心軸(A)に対する前記慣性要素(3)の慣性である
    式に従い印加するように設計することを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  4. 前記回転共振器(10)は、休止位置で、前記中心軸(A)周りに、Nが2以上であるN次の回転対称性を示すことを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  5. 前記回転共振器(10)が含む前記慣性要素(3)は、休止位置で、前記回転軸(A)周りに、Nが2以上であるN次の回転対称性を有することを特徴とする、請求項2に記載のムーブメント(100)。
  6. 少なくとも1つの前記慣性要素(3)は、前記副軸(B)周りに2次の回転対称性を示すことを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  7. 各前記慣性要素(3)は、前記副軸(B)周りに2次の回転対称性を示すことを特徴とする、請求項6に記載のムーブメント(100)。
  8. 少なくとも1つの前記弾性復帰要素(4)を、第1端部で、前記中心可動部品(1)に、及び第2端部で、前記慣性要素(3)に固定することを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  9. 少なくとも1つの前記弾性復帰要素(4)を、第1端部で、1つの前記慣性要素(3)に、及び第2端部で、別の慣性要素(3)に固定することを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  10. 各前記弾性復帰要素(4)を、第1端部で、前記中心可動部品(1)に、及び第2端部で、前記慣性要素(3)に固定することを特徴とする、請求項8に記載のムーブメント(100)。
  11. 全ての前記慣性要素(3)を、共通の副軸(B)周りに枢動するように設計することを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  12. 少なくとも1つの前記慣性要素(3)を、該要素の幅より少なくとも5倍長くし、該要素の厚さより少なくとも5倍幅広にすることを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  13. 前記回転共振器(10)は、前記中心可動部品(1)に対して少なくとも1つの前記慣性要素(3)の枢動及び弾性復帰を提供するために、少なくとも1つの可撓性ガイドを含むことを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  14. 前記可撓性ガイドは、ブレードが、同一平面上で交差する、又は前記中心軸(A)と垂直な投影面上で投影交差するブレード付きピボット、或いはオフセットした回転中心を有するリモートセンサコンプライアンス式のブレード付きピボットであることを特徴とする、請求項13に記載のムーブメント(100)。
  15. 前記可撓性ガイドを、前記慣性要素(3)の枢動角度の2倍の正弦に比例する復帰トルクを前記慣性要素(3)に付与するように設計することを特徴とする、請求項13に記載のムーブメント(100)。
  16. 前記可撓性ガイドを、前記慣性要素(3)の枢動角度の2倍の正弦に比例する復帰トルクを前記慣性要素(3)に付与するように設計することを特徴とし、前記可撓性ガイドは、2枚の非対称的な可撓性ブレード(31、32)を含み、各ブレードは、前記中心可動部品(1)の第1組込み拘束装置(41、42)を、前記慣性要素(3)の第2組込み拘束装置(51、52)に繋ぎ、前記第1組込み拘束装置(41、42)は、前記第2組込み拘束装置(51、52)と共に、2主ブレード方向(DL1、DL2)を画定し、前記中心可動部品(1)と前記慣性要素(3)は其々、前記可撓性ブレード(31、32)其々より剛性であり、前記2つの主なブレード方向(DL1、DL2)は、理論上の枢動軸(D)を画定するが、該枢動軸(D)では、前記2枚の可撓性ブレード(31、32)が同一平面上にある際に、交差する、又は前記2枚の可撓性ブレード(31、32)が、前記投影面に平行な2レベルで延在するが、同一平面上にはなく、頂角(α)が112.5°と等しい際に、前記投影面への投影が、交差すること、前記ブレードの中前記第2ブレード(32)は、対向する組込み拘束装置間に、第2全長(L2)を有し、該全長は、前記ブレード中前記第1ブレード(31)の前記第1全長(L1)の3倍であること、前記第1組込み拘束装置(41、42)と前記理論上の枢動軸(D)との距離は、前記ブレード中の前記第2ブレード(32)に関しては、前記第2全長(L2)の0.875倍と等しい第2軸距離(D2)であり、前記ブレードの前記第1ブレード(31)に関しては、前記第1全長(L1)の0.175倍と等しい第1軸距離(D1)であることを特徴とする、請求項14に記載のムーブメント(100)。
  17. 前記可撓性ガイドを、仮想ピボットを成すリモートセンタコンプライアンスのブレードピボットによって作製し、該ピボットでは、前記ブレード(31、32)を、前記中心可動部品(1)又は前記慣性要素(3)が含むハウジング(51、52)に嵌入する結果、0.15ラジアンの角度与圧が生じること、前記仮想ピボットでの前記ブレード(31、32)の嵌入方向によって形成する頂角は、52.642°であること、及び前記仮想ピボットと前記最も近い組込み拘束装置との間の距離は、前記ブレードの端部に与圧する前の無負荷状態で、前記ブレードの組込み拘束装置間の前記ブレード(31、32)其々の長さの0.268864倍と等しくなることを特徴とする、請求項13に記載のムーブメント(100)。
  18. 前記可撓性ガイドは、熱的に補償され、酸化ケイ素製のブレードを含むことを特徴とする、請求項13に記載のムーブメント(100)。
  19. 前記回転共振器(10)は、前記慣性要素(3)の幾つかに関節結合された、更なる動的連結要素(5)を含み、該連結要素は、前記慣性要素(3)と共に、パンタグラフ式の構造体を成し、前記回転共振器(10)の前記中心軸(A)に沿った高さを限定することによって、前記回転共振器(10)の径方向の展開を増大するように設計することを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  20. 前記ムーブメント(100)は、針又は円板を使用して表示する少なくとも1つの主表示軸(P)を含むこと、及び前記中心軸(A)は、前記主軸(P)に平行であることを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  21. 前記ムーブメント(100)は、針又は円板を使用して表示する少なくとも1つの主表示軸(P)を含むこと、及び前記中心軸(A)は、前記主軸(P)と垂直であることを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  22. 前記歯車列(300)の前記出力可動部品は、ウォームであることを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  23. 前記回転共振器(10)は、単に2又は3つの前記慣性要素(3)を含むことを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  24. 前記中心可動部品(1)の枢動は、少なくとも1つの磁気ピボット上で行われることを特徴とする、請求項1に記載のムーブメント(100)。
  25. 請求項1に記載の少なくとも1つのムーブメント(100)を含む機械式腕時計(1000)。
JP2018133946A 2017-07-26 2018-07-17 等時性で、姿勢に影響されない回転共振器を有する機械式ムーブメント Active JP6676708B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17183211.6 2017-07-26
EP17183211.6A EP3435173B1 (fr) 2017-07-26 2017-07-26 Mouvement mécanique avec résonateur rotatif, isochrone, insensible aux positions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019039908A true JP2019039908A (ja) 2019-03-14
JP6676708B2 JP6676708B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=59409238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018133946A Active JP6676708B2 (ja) 2017-07-26 2018-07-17 等時性で、姿勢に影響されない回転共振器を有する機械式ムーブメント

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10927824B2 (ja)
EP (1) EP3435173B1 (ja)
JP (1) JP6676708B2 (ja)
CN (1) CN109307998B (ja)
CH (1) CH714019A2 (ja)
RU (1) RU2687510C1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021067675A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 特に時計のムーブメントの回転共振器機構用の可撓性ガイド、および1セットの重ね合わせた可撓性ガイド

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4009113A1 (fr) * 2020-12-02 2022-06-08 The Swatch Group Research and Development Ltd Ensemble de guidages flexibles pour mécanisme résonateur rotatif, notamment d'un mouvement d horlogerie

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH113025A (de) 1924-04-28 1925-12-16 Heinrich Schieferstein Georg Verfahren zur Steuerung eines Drehbewegungen ausführenden Mechanismus.
CH293180A (fr) * 1951-08-18 1953-09-15 Martenet Louis Régulateur centrifuge pour pièce d'horlogerie.
CH421827A (de) * 1964-07-31 1967-04-15 Centre Electron Horloger Mechanischer Resonator für Normalfrequenzoszillatoren in Zeitmessgeräten
DE602008006057D1 (de) * 2008-07-04 2011-05-19 Swatch Group Res & Dev Ltd Gekoppelte Resonatoren für Uhr
CH699081A2 (fr) * 2008-07-04 2010-01-15 Swatch Group Res & Dev Ltd Résonateurs couplés pour pièce d'horlogerie.
CH702843B1 (fr) * 2010-03-17 2014-08-29 Complitime Sa Mouvement pour pièce d'horlogerie à remontoir d'égalité.
JP2015143673A (ja) * 2013-12-27 2015-08-06 セイコーインスツル株式会社 てんぷ、ムーブメント、および時計
CH710115A2 (fr) * 2014-09-09 2016-03-15 Swatch Group Res & Dev Ltd Mobile coupleur pour la synchronisation de résonateurs d'horlogerie de même fréquence.
CH710691A2 (fr) * 2015-02-03 2016-08-15 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Résonateur isochrone d'horlogerie.
CH710692B1 (fr) * 2015-02-03 2021-09-15 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Mécanisme oscillateur d'horlogerie.
EP3254158B1 (fr) * 2015-02-03 2023-07-05 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Resonateur isochrone d'horlogerie
CH713069A2 (fr) * 2016-10-25 2018-04-30 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Montre mécanique avec résonateur rotatif isochrone, insensible aux positions.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021067675A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 特に時計のムーブメントの回転共振器機構用の可撓性ガイド、および1セットの重ね合わせた可撓性ガイド

Also Published As

Publication number Publication date
EP3435173A1 (fr) 2019-01-30
JP6676708B2 (ja) 2020-04-08
EP3435173B1 (fr) 2020-04-29
US20190032644A1 (en) 2019-01-31
US10927824B2 (en) 2021-02-23
CN109307998A (zh) 2019-02-05
CH714019A2 (fr) 2019-01-31
RU2687510C1 (ru) 2019-05-14
CN109307998B (zh) 2020-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106662839B (zh) 等时钟表谐振器
KR101897870B1 (ko) 기계적 타임피스 무브먼트용 피드백 시스템을 구비하는 기계적 타임피스 무브먼트
JP6661543B2 (ja) 脱進機のない、または簡易脱進機を有する一般2自由度等方性調和振動子および関連するタイムベース
CN109983410A (zh) 由自由式擒纵机构维持的具有柔性轴承的旋转谐振器
US9128465B2 (en) Balance with hairspring, movement, and timepiece
JP2018537684A (ja) クロックムーブメント内の平均速度調節機およびクロックムーブメント
CN107463083B (zh) 具有可调节惯性摆轮的钟表机构
CN107957671B (zh) 用于机械表的高品质因数谐振器
TW201830175A (zh) 用於時計的裝置與包含此裝置的時計機芯及時計
JP6476255B2 (ja) 等時性があり姿勢に依存しないロータリー共振器を備える機械式腕時計
JP2019039908A (ja) 等時性で、姿勢に影響されない回転共振器を有する機械式ムーブメント
JP2020016644A (ja) 長い角ストロークを有するフレクシャーベアリングを備えた計時器用発振器
CN109478035A (zh) 用于钟表的机构以及包括这种机构的钟表
US9568887B2 (en) Operation stabilizing mechanism, movement, and mechanical timepiece
JP6386631B2 (ja) ハイブリッド計時器発振器
JP2020502547A (ja) 同一平面において振動するように配置された2つのバランスを含むタイムピース用の共振器
JP6828073B2 (ja) 関節連結された振動子を有する計時器用調速機構
US5140565A (en) Cycloidal pendulum
JP6923684B2 (ja) 大きな角ストロークがあるたわみガイドメンバーを備える計時器用発振器
JP2010230384A (ja) 機械式時計用調速装置
JP7038491B2 (ja) 緩急針、ムーブメント、及び時計
CN218350720U (zh) 惯性质量体、调速机构和钟表机芯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6676708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250