JP2019038611A - 包装袋及びその搬送方法 - Google Patents

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Atsuki Kikuchi
篤樹 菊地
晴道 菊地
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晴道 菊地
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Abstract

【課題】 吸着パッドによる包装袋の搬送の作業性を向上する。【解決手段】 開口部を構成する一対のフィルムの内側の対向する面に、接合可能な接着層を備えた包装袋の、開口部で対向するフィルムの何れか一方に、接着層の幅よりも小さな貫通孔を設け、貫通孔が設けられた側のフィルムの貫通孔に、吸着パッドを当接し、貫通孔を介して、貫通孔が設けられていない側のフィルムを吸着することにより、開口部を構成する一対のフィルムが離間しない状態で搬送する。これによって、熱融着などの方法で、接着する一対のフィルムの位置ズレが極めて少なくなり、シール不良を減少できるとともに、シールの信頼性が向上する。【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋に関するもので、特に自動包装工程のおける搬送に、吸着パッドを用いる場合に有用な包装袋に関するものである。
近年のスーパマーケットなどの小売店における、加工食品の販売形態は、水産品、畜産品、あるいは惣菜品であれ、その殆どがポリエチレンなどからなるプラスチックフィルム製の包装袋で包装され、熱融着などの方法で、製品の挿入に使用した開口部を閉塞した状態で、陳亮されている。
これは、近年の核家族化による、家庭の少人数化に伴うもので、包装内容量の少量化、また、各食品メーカーのプライベートブランド製品の開発と発売により、プラスチックフィルム包装製品が著しい増加傾向にあり、この膨大な需要に対処をするために、大企業や中小企業を問わず、自動包装装置を導入している。自動包装装置による生産のメリットは、主に、人権費の削減を筆頭に、包装処理数の増加及び、人手が触れないことによる衛生管理にある。
一般に自動包装装置における包装袋の搬送は、先端に吸着パッドを備えたスイングアームが稼働し、層状に積載された状態で保持してある包装袋の最上層の包装袋を吸着し、包装袋に製品を挿入する製品充填部まで搬送して、クランプ装置に装着する、という方法で行われることが多い。
この際に、包装袋を吸着パッドで吸着すると、包装袋の上側のプラスチックフィルムのみを吸着して持ち上げてしまい、包装袋が開口することがある。この現象は、包装袋の開口部が長い場合や、包装袋を構成するプラスチックフィルムが薄くて剛性が小さい場合に顕著となり、包装袋をシールする際に対向すべき面にズレが生じ、シール不良の原因となる。
特に真空包装の場合、熱融着により包装容器内の気密を確保しているため、このようなズレは、いわゆる真空漏れ発生の原因となり、再包装の対象となり企業の利益を大きく損じている。また、真空漏れに至らないまでも、シール面に微細な皺などの発生が見られる場合にも、包装見栄えに拘泥する国内の消費者心理に配慮して、再包装の対象にしているのが現状である。
包装袋を所定の位置に正確に搬送する技術として、特許文献1には、送り方向後方へ傾倒するように縦列に並べた包装袋を載置するベルトコンベアと、前記ベルトコンベアに載置された包装袋を繰り出しベルトで押圧しながら搬送する繰り出し装置と、前記ベルトコンベアの送り方向前方に、包装袋を当接させて当該包装袋を定められた所定位置に停止させるストッパと、前記ストッパに当接した包装袋を吸着する下降位置と吸着した前記包装袋を持ち上げた上昇位置とを上下動する吸着手段とを備えた包装袋供給装置が開示されている。
しかしながら、ここに開示されている包装袋供給装置は、多くの部材を必要とし、動作が複雑で、前記の課題解決には十分に対応したものではない。
特開2014−008972号公報
本発明は、前記の課題に鑑み、吸着パッドによる包装袋の搬送の作業性を向上することを、目的とするものである。
本発明者は、前記課題の解決のため、搬送の際に吸着パッドが当接する部分の包装袋の構造を、鋭意検討した結果なされたものである。
即ち、本発明は、開口部を構成する一対のフィルムの内側の対向する面に、接合可能な接着層を備えた包装袋において、前記一対フィルムの一方に、前記接着層の幅よりも径の小さな貫通孔が設けられてなることを特徴とする包装袋である。
また、本発明は、前記包装袋の貫通孔が設けられた側のフィルムの前記貫通孔に、吸着パッドを当接し、前記貫通孔を介して、貫通孔が設けられていない側のフィルムを吸着することにより、前記開口部を構成する一対のフィルムが離間しない状態で、搬送することを特徴とする、前記の包装袋の搬送方法である。
本発明に係る、包装袋は、開口部近傍のフィルムに貫通孔が設けられていることから、貫通孔を介して、貫通孔が設けられていない側のフィルムも、吸着パッドに吸着できるので、開口部が開かない状態で搬送できる。包装袋の開口部が広い場合は、貫通孔を複数設けて、それぞれの貫通孔に吸着パッドを当接させて搬送できる。
このような特長により、本発明にかかる包装袋では前記のように2枚に重ね合わされたフィルムが密着効果により熱融着によりシールされる面に、ズレが極めて生じ難いため、失敗による包装袋の破棄を減少し、再包装に掛かる手間を解消し作業効率を向上できる。また、これまでは不可能であった開口部の長い包装袋や、特に剛性の無い薄い包装袋の自動給袋も可能となる。
しかも、貫通孔を、包装袋の開口部近傍の製品を挿入した後に熱融着などの方法で接着・封止される部分に設けることで、包装袋の開口部を封止した後は、貫通孔の周囲が対向する側のプラスチックフィルムで閉塞されるので、包装袋内の気密性が保持され、真空包装にも対応可能である。
本発明に係る包装袋の一例を示す斜視図。 本発明に係る包装袋を吸着パッドに吸着させて持ち上げた状態の一例を示す模式図。 本発明の包装袋に製品を封入した状態の一例を示す斜視図。
次に、本発明の実施の形態について、具体的な図を参照しながら、説明する。
図1は、本発明に係る包装袋の一例を示す斜視図である。図1において、1は包装袋、2は開口部、3は貫通孔、4aは底シール部である。この例は、ボトムシール袋と称される構造で、インフレーション法により、筒状に成形されたプラスチックフィルムを適当な長さに切断し、開口部の図におけるハッチングを施した側を熱融着によりシールしたものである。
一般にインフレーション法で成形されるのは、熱可塑性の高分子材料なので、適当な温度に加熱すると溶融状態となり、2枚の溶融状態のフィルムを重ねて加圧することで、容易に接着できる。つまり、この場合は、袋を構成するフォルム自体が接着層として機能する。また、袋全体が接着性に乏しい材料であっても、シールする部分のみの接着性に富む材料を塗布や積層しておくことで、本発明を適用できる。
アルミニウム箔とプラスチックフィルムを積層した、いわゆるラミネートフィルムでも同様である。また、ここでは、ボトムシール袋の例を示したが、開口部の対向する面に接着層を備えていれば、二方袋、三方袋、合掌袋、ガゼット袋、底ガゼット袋、四方柱平底ガゼット袋、サイドシール袋、その他の構造の袋にも適用できる。
図2は、本発明に係る包装袋を吸着パッドに吸着させて持ち上げた状態の一例を示す模式図である。図2において1aは包装袋、1bは包装袋の積層体、5は吸着パッドである。ここに示したように、本発明に係る包装袋は、貫通孔側に吸着パッドを当接させることで、反対側のフィルムを一緒に吸着できるので、開口部が開かない状態で搬送できる。
図3は、本発明の包装袋に製品を封入した状態の一例を示す斜視図である。図3において、1cは包装袋、4bは開口部を接着したシール部、6は製品である。ここに示したように貫通孔3の周囲は、開口部を接着したシール部4bにより閉塞されているので、貫通孔3を介して気密性を損なうことが極めて少ないのは、前述のとおりである。
以上に、説明したように本発明のよれば、搬送の際に、開口部が開かず、接着面のズレが極めて少ない包装袋とその搬送方法を提供できる。なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る、各種変形、修正を含む、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1,1a,1c ・・・ 包装袋 1b ・・・ 包装袋の積層体
2 ・・・ 開口部 3 ・・・ 貫通孔 4a ・・・ 底シール部
5 ・・・ 吸着パッド 6 ・・・ 製品

Claims (2)

  1. 開口部を構成する一対のフィルムの内側の対向する面に、接合可能な接着層を備えた包装袋において、前記一対フィルムの一方に、前記接着層の幅よりも径の小さな貫通孔が設けられてなることを特徴とする包装袋。
  2. 前記包装袋の貫通孔が設けられた側のフィルムの前記貫通孔に、吸着パッドを当接し、前記貫通孔を介して、貫通孔が設けられていない側のフィルムを吸着することにより、前記開口部を構成する一対のフィルムが離間しない状態で、搬送することを特徴とする、請求項1に記載の包装袋の搬送方法。
JP2017174385A 2017-08-24 2017-08-24 包装袋及びその搬送方法 Pending JP2019038611A (ja)

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