JP2008254801A - 包装機へのカバーフイルム供給装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】包装機においてフイルムのラミネート作業を行い、フイルムコストを下げる。
【構成】メインフイルム10と、同他側の軸が支持するサブフイルム11とを、回転する外側一対のテンションローラ15、16の周面摩擦で引き出しかつこれら各テンションローラ周面の対称方向の螺旋溝21,22でもって両側方向に引き伸ばしながら内側一対の挟圧ローラ17、18間に送り込み、これら両挟圧ローラの挟圧力でもって前記メインフイルムとサブフイルムを張り合わせてカバーフイルム30を形成したあと、前記サブフイルムにおける熱溶融接着剤が被包装物32をカバーする方向になるように前記カバーフイルム30を、前記被包装物を包装するための包装機40に向けて送り出す。
【選択図】図1
【構成】メインフイルム10と、同他側の軸が支持するサブフイルム11とを、回転する外側一対のテンションローラ15、16の周面摩擦で引き出しかつこれら各テンションローラ周面の対称方向の螺旋溝21,22でもって両側方向に引き伸ばしながら内側一対の挟圧ローラ17、18間に送り込み、これら両挟圧ローラの挟圧力でもって前記メインフイルムとサブフイルムを張り合わせてカバーフイルム30を形成したあと、前記サブフイルムにおける熱溶融接着剤が被包装物32をカバーする方向になるように前記カバーフイルム30を、前記被包装物を包装するための包装機40に向けて送り出す。
【選択図】図1
Description
本発明は、製袋充填包装に使用する製袋用のカバーフイルム或いは、被包装物を収容する容器の封かん用のカバーフイルム等を、それぞれの包装機に向けて送り出す供給装置に関し、商標などの意匠印刷をしたメインフイルムに対して、加熱溶融接着剤を施したサブフイルムを貼り付ける装置を備えたことを特徴とする。
例えば下記の特許文献1 には、印刷をしたフイルムが示されるが、この種フイルムを包装用のカバーフイルムとして使用する場合、フイルムに施した印刷のインクが被包装物と接触を起こすため、特に包装用のフイルムは、そのフイルムの製造工程で前記フイルムに保護フイルムをラミネートして印刷のインクと被包装物との接触を避けるべき対策を講じている。なお包装用のカバーフイルムは、内部に収容する被包装物を気密あるいはそれに近い状態で覆う必要があるため、前記の保護フイルムに加熱接着剤を施し、熱を加えて同フイルム自体を気密な袋状に、また容器の開口面に気密に貼りつけることを、それぞれ可能にしている。
しかし、このような製造工程での、印刷を施したメインフイルムに対して、加熱接着剤を施したサブフイルムを貼り付けるのでは、市場において大量のフイルムがストックされる状態が起こり、末端の消費者にとってはフイルム価格が上がって不経済である。つまり被包装物の大きさに応じて使用するフイルムは厚み変更をしなければならず、またこのフイルムの厚みの変更に応じて加熱温度の温度を調整する必要があり、同時にこの温度調整にサブフイルムの溶融特性を一致させなければならないから、多種それぞれの特性フイルムを市場に保管するにはそれなりの経費が嵩み不経済というわけである。
そこで、本願発明は、平行配置した一側の軸に支持するメインフイルムと、同他側の軸が支持するサブフイルムとを、回転する外側一対のテンションローラの周面摩擦で引き出しかつこれら各テンションローラ周面の対称方向の螺旋溝でもって両側方向に引き伸ばしながら内側一対の挟圧ローラ間に送り込み、これら両挟圧ローラの挟圧力でもって前記メインフイルムとサブフイルムを張り合わせてカバーフイルムを形成したあと、前記サブフイルムにおける熱溶融接着剤が被包装物をカバーする方向になるように前記カバーフイルムを、前記被包装物を包装するための包装機に向けて送り出すごとく構成する。
包装物を前記のカバーフイルムによって密封包装する包装機では、被包装物からにじみ出る油脂によってカバーフイルムの溶着度が落ちる問題があり、その油脂の種類に応じて被包装物に面するサブフイルムの種類を変更させる必要があるが、市場に保管されているカバーフイルムは既に複数フイルムのラミネートが完了していて価格自体も高価である上に、フイルムの変更対応にはそれ相応数の保管数が必要となるが、この発明では、被包装物の種類に応じて選択したサブフイルムを、メインフイルムに貼りつけながら包装機に供給することになるので、その分経済的な効果がある。
装置の全体図である図1は、一側の軸12に支持したロール状のメインフイルム10と、他側の軸13に支持したサブフイルム11とを包装機40に供給する側面であって、これらのフイルム供給軌道には、一対の、金属製のテンションローラ15、16と、相互に密着する一対の挟圧ローラ17、18とが備わる。
平面を示す図2において、所定間隔の両サイド壁板19それぞれの内面に固定する軸受け20は、上記の4本のローラを支持するが、外側の両テンションローラ15、16は、軸26、27を介して外部からの動力でもって回転し、一定の延伸性のあるメインフイルム10と、同じく延伸性のあるサブフイルム11とを、それぞれ矢印20の如く一対の挟圧ローラ17、18に向けて送り込む。この場合、両テンションローラ15、16の周面に形成した両側対称向きの螺旋溝21、22は、各フイルムを両側方向に向けて緊張させ一対の挟圧ローラ17、18に向けて送り込むのである。
相互に周面を接触させる一対の挟圧ローラ17、18は、それぞれの軸に固定する一対の歯車23、24の係合でもって連動し、一側のローラをモータ25の動力でもって駆動することにより、これら両ローラ17、18は相反する方向に回転してメインフイルム10と、サブフイルム11とを挟圧して下方に搬出する。この場合、少なくとも片側のローラをゴム製のものにして両ローラの密着性を高めるのが望ましく、前記両挟圧ローラ17、18の挟圧でもって両フイルム10、11間の空気排除を行なって、図3のごとくメインフイルム10と、サブフイルム11とを密着して送り出すことになる。なおメインフイルム10の印刷面30をサブフイルム11が覆うことになり、メインフイルム10の透明特性は、印刷面29の微粒子による乱反射をなくして印刷効果を向上させることになる。
図1において2枚のフイルムを張り合わせて形成したカバーフイルム30は、ガイドローラ28でもってサブフイルム11が下向きになるように包装機40に向けて搬送する。要するにサブフイルム11は、被包装物34をカバーする方向つまりした向きである。一方この包装機は、上部のシール枠31と、同下域において被包装物32を収容するトレイ33のフランジ34を下から支える枠型のシール台35とからなり、前記のシール台35でもってトレイ33をシール枠31に向けて押し上げ、トレイのフランジ34に密着するカバーフイルム30を、シール枠31と、シール台35とで挟圧して溶着し、カット刃36でもってカバーフイルム30を、フランジ34の周りでカットする構成である。
なおこの包装機において延伸特性のカバーフイルム30は、被包装物32による突き上げ作用により緊張した状態でフランジ34に溶着することになり、同フイルムの収縮による反動作用は、前記フランジ34からこのカバーフイルム30を剥離させる方向に働く。これは、被包装物32からにじみ出る油脂膜がフランジ34の表面に付着することでより顕著になる。この対策としては、被包装物が含む油脂の種類に対応してトレイ33に対してフイルムが効果的に接着するように、サブフイルム11の種類選択が必要となるので、この発明では、被包装物の種類に応じて選択したサブフイルム11を、メインフイルム10に貼りつけながら包装機40に供給することになるのである。
図1において両挟圧ローラ17、18は両フイルム10、11間の空気排除を行なうが、より効果的な空気排除のために、図4に示すごとく4本のローラを気密チャンバー60内に配置する。このチャンバーはその両側それぞれに、フイルム10、11が進入する細幅のフイルム進入間隙51と、下面にカバーフイルム30を導き出す細幅のフイルム進出間隙52とを形成し、これら各間隙それぞれに、差圧でもって各フイルムを挟むように閉鎖する、ゴムなど弾力材によって形成した唇型閉鎖弁53を備える。つまり上部のポート54からチャンバー60内を減圧したときに発生するチャンバー内外の圧力差でもって、前記の唇型閉鎖弁53はフイルムを挟んでチャンバー内の気密を保持するのであり、かかる作用によりメインフイルム10とサブフイルム11との間での空気残留は排除できるものと期待するものである。
図5に示す包装機50は、カバーフイルム30をフオーマ41で丸め、その両側の合掌縁をセンターシーラ42でもって溶着したチューブフイルム43を、形成する一方、コンベヤ44でもって各被包装物45前記チューブフイルム43 内に等間隔で搬入すると共に、上下一対のクロスシーラ46により各被包装物 を隔離シールする構成である。かかる包装機の場合、チューブフイルム43はその内側の面に接着効果が要求されるので、接着効果のあるサブフイルムは被包装物45をカバーする内側に配置する。同包装機にあってもフイルムにおける接着効果に対する要求度がしばしば変更され、サブフイルム11の種類選択が必要となるので、この発明では、各種包装条件に応じて選択したサブフイルム11を、メインフイルム10に貼りつけながら包装機40に供給することになるのである。
図1及び図5のいずれもが、サブフイルム11が下向きになるようにカバーフイルム30を包装機に向けて供給するが、仮に図5のフオーマ41を逆さに向けて配置し、カバーフイルム30を下側からフオーマ41に向けて供給する包装機の場合、サブフイルムを、被包装物をカバーする上向きに配置して送り出しかつチューブ化することになる。
10‥‥メインフイルム
11‥‥サブフイルム
15、16‥‥テンションローラ
17、18‥‥挟圧ローラ
21,22‥‥螺旋溝
30‥‥カバーフイルム
32、45‥‥被包装物
40、50‥‥包装機
51‥‥進入間隙
52‥‥進出間隙
53‥‥唇型閉鎖弁
54‥‥真空ポ―ト
60‥‥チャンバー
11‥‥サブフイルム
15、16‥‥テンションローラ
17、18‥‥挟圧ローラ
21,22‥‥螺旋溝
30‥‥カバーフイルム
32、45‥‥被包装物
40、50‥‥包装機
51‥‥進入間隙
52‥‥進出間隙
53‥‥唇型閉鎖弁
54‥‥真空ポ―ト
60‥‥チャンバー
Claims (2)
- 平行配置した一側の軸に支持するメインフイルムと、同他側の軸が支持するサブフイルムとを、回転する外側一対のテンションローラの周面摩擦で引き出しかつこれら各テンションローラ周面の対称方向の螺旋溝でもって両側方向に引き伸ばしながら内側一対の挟圧ローラ間に送り込み、これら両挟圧ローラの挟圧力でもって前記メインフイルムとサブフイルムを張り合わせてカバーフイルムを形成したあと、前記サブフイルムにおける熱溶融接着剤が被包装物をカバーする方向になるように前記カバーフイルムを、前記被包装物を包装するための包装機に向けて送り出すフイルム供給装置
- 外側一対のテンションローラと、内側一対の挟圧ローラとをチャンバーで覆う一方、該チャンバー両側それぞれに、フイルムが進入する細幅のフイルム進入間隙を、また同チャンバー下面にカバーフイルムを導き出す細幅のフイルム進出間隙とをそれぞれ形成すると共に、これら各間隙それぞれに弾力材により形成する唇型閉鎖弁を配置し、前記チャンバー内を減圧したときに発生するチャンバー内外の圧力差でもって各フイルムを挟むように、前記各唇型閉鎖弁を閉鎖するようにした請求項1に記載のフイルム供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007101445A JP2008254801A (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 包装機へのカバーフイルム供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007101445A JP2008254801A (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 包装機へのカバーフイルム供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008254801A true JP2008254801A (ja) | 2008-10-23 |
Family
ID=39978777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007101445A Pending JP2008254801A (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 包装機へのカバーフイルム供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008254801A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2168781A1 (en) | 2008-09-30 | 2010-03-31 | Fujifilm Corporation | Heat-sensitive transfer sheet |
JP2012126447A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Kawashima Packaging Mach Ltd | 縦型製袋充填包装機の紙送り装置 |
CN105416687A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-23 | 佛山市博维环保材料有限公司 | 一种水溶性薄膜包装机的放卷结构 |
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2007
- 2007-04-09 JP JP2007101445A patent/JP2008254801A/ja active Pending
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