JP2019037557A - 手押し車 - Google Patents

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弘一 吉川
Koichi Yoshikawa
弘一 吉川
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Abstract

【課題】咄嗟に停止させたい場合や手押し車を片手で走行させている場合においても、簡単に制動力を付与し停車させることができる手押し車を提供する。【解決手段】ハンドル8,8に引き寄せられるよう操作レバー10,10を設けた手押し車であって、車輪の近傍にバネの弾性により車輪を圧着するストッパ手段と、操作レバーとストッパ手段とを連結し操作レバーの操作によりストッパ手段を牽引可能に設けた牽引手段とを備え、ストッパ手段が車輪を圧着し該車輪の回転を制動している状態において、操作レバーをハンドルに引き寄せると、ストッパ手段が牽引手段によって牽引されると共にバネの弾性に抗して車輪から離間するようになっている。【選択図】図2

Description

本発明は、車椅子等といった手押し車に関するものである。
車椅子などの手押し車には、そのフレームの後側上部に押し引きするためのハンドルが設けられており、ここに手押し車の車輪を制動するためのブレーキが設けられているものがある。こうした手押し車のブレーキは、ハンドルに平行するように操作レバーが設けられており、操作レバーをハンドルに引き寄せることによって車輪に制動力がかかるように構成されているものが多い(例えば、特許文献1)。
特開2015−128671号公報
しかしながら、上述のように、操作レバーをハンドルに引き寄せて手押し車を止めようとすると、例えば、手押し車の前方に自動車や人が急に飛び出してきたような場合、咄嗟にブレーキを掛けることが困難な場合がある。また、例えば、押引者が2台の手押し車を同時に走行させる場合や、あるいは、押引者が一方の手に荷物を持ち、片方の手で手押し車を走行させなければならないような場合、操作レバーをハンドルに引き寄せることが困難な場合がある。
そこで、本発明は、前記課題に鑑みて、手押し車を咄嗟に停止させたい場合や手押し車を片手で走行させている場合に簡単に制動力を付与させて停車させることができる手押し車を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するため本発明に係る手押し車は、フレームと、前記フレームの下端部に回転自在に支持された複数の車輪と、前記フレームの後側上部に設けられ押し引き用に手動操作される一対のハンドルと、前記一対のハンドルの少なくとも一方のハンドルに引き寄せられるように該ハンドルに並設させた操作レバーと、前記車輪のうちの少なくとも1つの近傍に設けられバネの弾性により該車輪を圧着するストッパ手段と、前記操作レバーと前記ストッパ手段とを連結し該操作レバーの操作により該ストッパ手段を牽引可能に設けた牽引手段とを備え、前記ストッパ手段が前記車輪を圧着し該車輪の回転を制動している状態において、前記操作レバーを前記ハンドルに引き寄せると、前記ストッパ手段が前記牽引手段によって牽引されると共に前記バネの弾性に抗して前記車輪から離間するようにしたことを特徴としている。
また、本発明に係る手押し車は、フレームと、前記フレームの下端部に回転自在に支持された複数の車輪と、前記フレームの後側上部に設けられ押し引き用に手動操作される一対のハンドルと、前記一対のハンドル間の略中央に位置するように設けられ左右方向に所定の長さを有するグリップ部材を備えた補助ハンドルと、前記補助ハンドルのグリップ部材に引き寄せられるように該グリップ部材に並設させた操作レバーと、前記車輪のうちの少なくとも1つの近傍に設けられバネの弾性により該車輪を圧着するストッパ手段と、前記操作レバーと前記ストッパ手段とを連結し該操作レバーの操作により該ストッパ手段を牽引可能に設けた牽引手段とを備え、前記ストッパ手段が前記車輪を圧着し該車輪の回転を制動している状態において、前記操作レバーを前記グリップ部材に引き寄せると、前記ストッパ手段が前記牽引手段によって牽引されると共に前記バネの弾性に抗して前記車輪から離間するようにしたことを特徴としている。
さらに、前記牽引手段は、アウターケーブル内にインナーケーブルを移動自在に設けたケーブルであることを特徴としている。
また、本発明に係る手押し車は、前記車輪のうちの少なくとも1つの近傍に、前記アウターケーブルの端部を連結する第1の支持部と、前記ストッパ手段を支持する第2の支持部を設け、前記ストッパ手段は前記インナーケーブルにより牽引される摺動軸の先端に前記車輪を圧着するパット部を形成してなり、前記第2の支持部に前記摺動軸を進退動可能に支持する支持筒を形成し、前記摺動軸と前記第1の支持部との間に前記パット部が前記車輪を圧着する方向へ付勢するバネを設けて構成することが好ましい。
さらに、本発明に係る手押し車は、前記摺動軸の外周面を凹凸状に形成すると共に、前記支持筒の内径を前記摺動軸の外径よりも大きく形成することが好ましい。
本発明に係る手押し車は、手押し車を咄嗟に停止させたい場合や、手押し車を片手で走行させている場合に、手押し車に制動力を簡単に付与し停車させることができる。
車椅子の斜視図。 (a)車椅子の押引者用ブレーキの側面図。(b)押引者用ブレーキの要部断面図。 車椅子の押引者用ブレーキの側面図。 (a)車椅子の押引者用ブレーキの分解斜視図。(b)押引者用ブレーキの要部断面図。 (a)車椅子の斜視図。(b)押引者用ブレーキの分配機構の正面図。 補助ハンドルを備えた車椅子の斜視図。 (a)(b)補助ハンドルの平面図。 補助ハンドルの縦断面図。 補助ハンドルを折り畳んだ状態を示す平面図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明に係る手押し車とは、例えば、車椅子、ベビーカーなど種々のものを含むが、本実施の形態では、車椅子を例として説明する。図1は車椅子の斜視図、図2は折り畳んだ状態の車椅子の斜視図である。車椅子は、中空パイプ状の部材等によって骨組み形成されたフレームに種々の部品を装着して構成されている。なお、以下の説明において、「前」とは車椅子に着座した利用者の正面側、「後」とは車椅子に着座した利用者の背面側を指すこととする。
前記フレームは、水平方向に所定の長さを有し上下に並ぶ中空パイプ状の3本の横杆部1a,1b,1cと、鉛直方向に所定の長さを有し前後に並ぶ中空パイプ状の2本の縦杆2a,2bとから成る右側フレーム及び左側フレームを左右に略対称に配置して車椅子の骨組みとしたものである。また、右側フレームと左側フレームの間にX字状のクロスフレーム3a,3bが前後に並設されており、フレームは、収納時等において、車椅子の幅方向、換言すれば、右側フレームと左側フレームとが互いに接近するように折り畳み可能に構成されている。さらに、中間に位置する横杆1b,1bは、その前端部が斜め下方に屈曲しており、その屈曲部分の略先端に利用者の足を置くための一対のフットプレート4,4が設けられている。また、中間に位置する横杆1b,1bの間には、フレキシブルなシート状の座部5が設けられている。さらに、上側の横杆1c,1cの上部には肘掛部6,6が形成されている。また、後側の縦杆2b,2bの間には、フレキシブルなシート状の背もたれ部7が設けられていると共に、後側の縦杆2b,2bの上端部は、後方へ略直角に屈曲しており、当該屈曲部分2c,2cに押し引き用に手動操作される一対のハンドル8,8が形成されている。すなわち、フレームの後側上部が一対のハンドル8,8となっている。
前記一対のハンドル8,8の下方には、図2及び図3に示されているように、ブラケット9,9を介して操作レバー10,10が設けられている。ブラケット9は、縦杆2bの屈曲部分2cでありハンドル8の前端に装着される取付部9aと、取付部9aから下方に垂下状に延設するレバー保持部9bとから構成されている。そして、操作レバー10,10の基端部がブラケット9,9のレバー保持部9b,9bの後側からその内部に挿入されピン11,11によって回動自在に枢着されている。従って、操作レバー10,10は、ハンドル8,8を掴んでいる手でハンドル8,8側へ引き寄せ可能になっている。また、図示はしないが、ブラケット9,9の内部であり、操作レバー10,10の基端部に捩りバネが設けられており、操作レバー10,10は捩りバネのバネ力によってハンドル8,8から離反する方向に付勢されている。さらに、ブラケット9,9のレバー保持部9b,9bの前側には、ブレーキケーブル12,12が装着されている。このブレーキケーブル12は、アウターケーブル12aの内部にインナーケーブル12bを挿通してなり、インナーケーブル12bはアウターケーブル12a内を自在に移動可能になっている。そして、アウターケーブル12a端部がレバー保持部9b,9bの前側に固着され、インナーケーブル12bがレバー保持部9b,9b内に挿入され、図示はしないが、操作レバー10,10をハンドル8,8側へ引き寄せると、インナーケーブル12bがレバー保持部9b,9b内へ引っ張られるようになっている。なお、ブレーキケーブル12の他方の端部は後述する押引者用ブレーキ21に連結されている。
前記フレームの前側の縦杆2a,2aの下端部左右両側には小径の前側車輪15,15が回転自在に支持されており、これら一対の前側車輪15,15は車椅子の進行方向を決定し得るように全方位に回転可能となっている。一方、前記フレームの後側の縦杆2b,2bの下端部左右両側には大径の後側車輪16,16が回転自在に支持されており、後側車輪16,16は前後方向にのみ回転可能になっている。この後側車輪16,16は、複数のスポーク16aを備えた金属製のリム部16bにゴム製のタイヤ16cを装着して構成されている。また、後側車輪16,16の外方には、車椅子を前後進する際に車椅子に乗車している利用者が手動操作する環状のハンドリム部17,17が装着されている。このハンドリム部17,17は、その内側部分に間隔を離して複数設けられた取付片17a,17a・・・をリム部16bに螺着することで後側車輪16,16に装着されている。
なお、車椅子には、後側車輪16を制動する手段として、車椅子に乗車する利用者が使用する利用者用ブレーキ20と、介助者など車椅子を押し引きする者が使用する押引者用ブレーキ21が装着されている。このうち、利用者用ブレーキ20は、車椅子一般に広く使用されているブレーキで、車椅子左側の後側車輪16の前側に位置するようにフレームに装着されている。この利用者用ブレーキ20は、フレームの左側フレームに取り付けられた矩形状の取付基板22にいわゆるトグル機構を利用したリンク片23を装着し、該リンク片23の一方端に手動レバー24を設けると共に、リンク片23の他方端に押圧片25を設けて構成している。なお、この利用者用ブレーキ20を使用するにあたっては、車椅子に乗車している利用者が手動レバー24を手前側に引けばよい。これにより、リンク片23が回動すると共に押圧片25が後側車輪16のタイヤ16cの前方から押圧することになるので、後側車輪16に制動力が付与されて後側車輪16が回転不能となる。
前記押引者用ブレーキ21は、車椅子の左右両側の後側車輪16,16の近傍、具体的には、後側車輪16,16の上方に位置するようにフレームに装着されており、図4(a)に示されているように、車椅子のフレームに装着するための取付部材30と、各種部品を集約させた支持部材31とによって形成されている。このうち、取付部材30は、縦長矩形状の平板部35の一側にコ字型の嵌合部36を設けて形成されている。そして、平板部35には、上下に一定間隔をもって3つのネジ孔37,37,37が穿設されており、嵌合部36の上側板部36aと下側板部36bの先端部のそれぞれに2つずつネジ孔38,38・・が穿設されている。他方、支持部材31は、取付部材30の平板部35と連結する縦長矩形状のベース板部40と、ベース板部40の上端から垂直に延出する略正方形状の上側支持板部41と、ベース板部40の下端から垂直に延出する略正方形状の下側支持板部42と、ベース板部40の両側縁のそれぞれから垂直に延出する補強板部43,43とによって形成されている。そして、ベース板部40には、上下に一定間隔をもって3つのネジ孔44,44,44が穿設されている。また、上側支持板部41には、挿通孔45が穿設されており、ここに所定の長さを有し外周にネジが螺刻された中空状の雄螺子部材46がナット47,48によって取り付けられている。すなわち、上側支持板部41の挿通孔45に雄螺子部材46を挿通し、上側支持板部41の上方に突出する雄螺子部材46に上側からナット47を螺進させて上側支持板部41に締結し、上側支持板部41の下方に突出する雄螺子部材46に下側からナット48を螺進させて上側支持板部41に締結することで雄螺子部材46が上側支持板部41に取着されている。また、雄螺子部材46の上端には、先述したブレーキケーブル12のアウターケーブル12aの端部が螺着されていると共に、雄螺子部材46内にインナーケーブル12bが挿通されている。なお、この実施形態における上側支持板部41と雄螺子部材46が第1の支持部に該当する。さらに、支持部材31の下側支持板部42には、軸孔49が穿設されており、この軸孔49を囲うように上方へ突出する支持筒50が形成されている。そして、この支持筒50に摺動軸51が摺動自在に支持されている。この摺動軸51は、大径部51aと該大径部51aの上側の小径部51bとからなっており、大径部51aの外周全体は、いわゆるローレット加工により細かい凹凸が付けられている。また、摺動軸51の中心にはインナーケーブル12bを挿通するための貫通孔52が形成されている。ちなみに、摺動軸51は、支持筒50内を摺動することになるが、支持筒50の内径は摺動軸51の外径よりも若干大きくなっている。なお、この実施形態における下側支持板部42と支持筒50が第2の支持部に該当する。さらに、摺動軸51の下側(先端)には、摺動軸51の大径部51aよりもさらに大径の円柱形状のパット部53が設けられている。なお、このパット部53の直径は、後側車輪16の幅よりも大きく、具体的には、30%以上大きくなるように設定しておくことが好ましい。また、パット部53の中心には、図4(b)に示されているように、摺動軸51の貫通孔52と連通する貫通孔54が穿設されており、さらに、貫通孔54の下端は、貫通孔54よりも大径の凹窪部55になっている。また、支持部材31の上側支持板部41に固着された雄螺子部材46と、支持部材31の下側支持板部42の支持筒50に支持された摺動軸51の間にコイルバネ56が介装されている。具体的には、雄螺子部材46の下端からナット57を適当な位置まで螺進させた後、ナット57から下側に突出する雄螺子部材46にワッシャー58を挿入すると共に、コイルバネ56の上端部を挿入させる一方、摺動軸51の小径部51bにワッシャー59を挿入して大径部51aの上端部に支持させると共に、コイルバネ56の下端部を小径部51bに挿入することにより、コイルバネ56が雄螺子部材46と摺動軸51の間に位置するように装着されている。そして、先述のブレーキケーブル12のインナーケーブル12bが雄螺子部材46の中空部、摺動軸51の貫通孔52及びパット部53の貫通孔54に挿通されている。さらに、インナーケーブル12bの先端に掛止駒60が固着されており、この掛止駒60がパット部53の凹窪部55に掛止されるようになっている。
なお、押引者用ブレーキ21を車椅子に装着するにあたっては、取付部材30の平板部35と支持部材31のベース板部40を重合させ両者のネジ孔37,37・・・、44,44・・・にボルト61を挿通しナット62によって連結する。さらに、取付部材30の嵌合部36の上側板部36aと下側板部36b間を車椅子の左右両フレームの横杆1b,1bの後端部に挿入し、ボルト63,63をネジ孔38,38に挿通しナット64によって螺着する。
次に、上記のように構成された本実施形態における車椅子の押引者用ブレーキ21の作用について説明する。この押引者用ブレーキ21は、常態、すなわち、押引者が車椅子のハンドル8,8を掴んでいる手で操作レバー10,10をハンドル8,8に引き寄せいていない状態においては、図2(a)(b)に示されているように押引者用ブレーキ21,21のパット部53,53がコイルバネ56,56の付勢力によって後側車輪16,16を上方から圧着している。従って、後側車輪16,16は、押引者用ブレーキ21,21のパット部53,53の押圧力によって制動力が付与されて回転不能な状態になっている。そして、押引者が車椅子を移動する必要が生じた時は、図3に示されているように、車椅子のハンドル8,8を掴んでいる手で操作レバー10,10をハンドル8,8に引き寄せる。こうすると、操作レバー10,10によってブレーキケーブル12,12のインナーケーブル12b,12bが引っ張られる。ここで、インナーケーブル12b,12bは、係止部材31,31の上側支持板部41,41に固着された雄螺子部材46,46の中空部、下側支持板部42,42の摺動軸51,51の貫通孔52,52及びパット部53,53の貫通孔54,54を通ってパット部53,53の凹窪部55,55に至り、その先端部の掛止駒60,60が凹窪部55,55に掛止されるようになっている。従って、インナーケーブル12b,12bが引っ張られると、コイルバネ56,56によって付勢され後側車輪16,16を押圧していたパット部53,53が引き上げられて後側車輪16,16との接触が解除される。すなわち、後側車輪16,16の制動力が解除されて、後側車輪16,16は回転可能な状態となる。そして、再び、後側車輪16,16を回転不能とするには、ハンドル8,8に引き寄せていた操作レバー10,10を離せば、操作レバー10,10が捩りバネの付勢力よって戻されると共に、係止部材31,31のコイルバネ56,56の付勢力によってパット部53,53が後側車輪16,16を押圧することになるため、後側車輪16,16が即座に回転不能となる。このため、車椅子を移動させている押引者が危険を感じた時、例えば、車や人が急に車椅子の前方に飛び出てきた場合などにおいて、操作レバー10,10を離すだけで、車椅子を急停止させることができる。なお、押引者用ブレーキ21は、パット部53が後側車輪16を押圧している時、比較的弱い力で制動し得るような工夫がなされている。その1つとして、摺動軸51は、パット部53が後側車輪16を圧着している状態において、摺動軸51の中心線を仮に後側車輪16まで延長させたとすると、その仮想中心線が後側車輪16の略中心にくるように配置されている。そのため、コイルバネ56の付勢力を効率よく使うことができ、ひいては、コイルバネ56の力がそれ程強くなくても、パット部53は後側車輪16を強固に圧着することができる。また、もう1つとして、係止部材31の下側支持板部42に形成されている支持筒50の内径が摺動軸51の外径よりも若干大きく形成されているため、図2(b)(c)に示されているように、摺動軸51が支持筒50にやや斜めに傾いた状態で支持されることになる。従って、後側車輪16から受ける力は、図2(b)(c)の矢印で示した箇所で受けることになり、摺動軸51が支持筒50に強固に支持されることになる。また、摺動軸51の外周にローレット加工により細かい凹凸が形成されていることから、これが滑り止めとなり、さらに摺動軸51が支持筒50により強固に支持されることになる。すなわち、コイルバネ56の付勢力によりパット部53が後側車輪16に圧着している際、例えば、後側車輪16が強制的に回されて摺動軸51を後退させるような力が働いたとしても、摺動軸51が傾斜し摺動軸51の外周面が支持筒50の内周縁に係合することにより、摺動軸51の後退が防止される。そして、このような構成を採用したことにより、押引者用ブレーキ21に装着するコイルバネ56の付勢力を弱めに設定したとしても、後側車輪16に対する圧着状態を確実に保持することができ、ひいては、押引者が操作レバー10をハンドル8に軽い力で引き寄せることが可能になる。ちなみに、図2(c)に示したパット部53は、図2(b)ものと若干構成が異なる実施形態を示している。すなわち、図2(c)に示したパット部53は、その底面が外周縁から内側へ若干の幅を残し、円弧状にくり抜かれている。そのため、パット部53が後側車輪16により強固に圧着することになる。
なお、図示はしないが、例えば、ハンドル等にフック等を設け、該フック等をハンドル8,8に引き寄せた状態の操作レバー10,10に係止させることができるようにしても良い。こうすることで、押引者は、車椅子を動かしている時に、操作レバー10,10を常に引き寄せている必要がなくなる。もっとも、危険を感じた際、咄嗟に急停止させることができるようにするためには、該フック等の係止状態を即座に解除できるようにしておくことが望ましい。
図5は他の実施形態に係る車椅子を示すものである。なお、この実施形態のものは、前記実施形態のものと種々の点で構成が共通しているため、共通部分については同一符号を付して説明する。この実施形態に係る車椅子においては、左右一対のハンドル8,8のうち、片方(図5(a)では左側)のハンドル8のみに操作レバー10を設けている。もっとも、押引者用ブレーキ21,21については、左右一対の後側車輪16,16双方の上方に位置するように設けられている。このように、1つの操作レバー10で左右両側の押引者用ブレーキ21,21を操作できるように本実施形態では、操作レバー10と押引者用ブレーキ21,21の間に1つの操作レバー10の操作によるインナーケーブル73bの引張力を左右両側の押引者用ブレーキ21,21の双方に伝達させるための分配機構70を設けている。この分配機構70は、図5(b)に示されているように、車椅子のフレームの左側に位置する縦杆2bの後側に装着される取付基板71と、取付基板71に設けられた移動板72とによって構成されており、このうち、取付基板71は、平板状の取付部71aと、その上下両側縁に垂直に延出させたケーブル支持部71b,71cとによって側面視コ字型に形成されている。そして、上側のケーブル支持部71bには、図示はしないが、ブレーキケーブル73のインナーケーブル73bを挿通するための貫通孔が1つ穿設されており、ここにブレーキケーブル73のアウターケーブル73aの端部が取着されている。下側のケーブル支持部71cには、ブレーキケーブル74,74のインナーケーブ74b,74bを挿通するための貫通孔が2つ穿設されており、ここにブレーキケーブル74のアウターケーブル74a,74aの端部が取着されている。一方、移動板72は、平板状の部材であり、取付基板71のケーブル支持部71b,71c間に移動自在に配置されている。また、移動板72には、図示はしないが、3つの透孔が穿設されていて、これら透孔にボルト75a,75b,75cが螺着されている。そして、操作レバー10に繋がるブレーキケーブル73のインナーケーブル73bの端部が上側のケーブル支持部71bから引き出されてボルト75aに共締めされており、左右両側の押引者用ブレーキ21,21に繋がるブレーキケーブル74,74のインナーケーブル74b,74bのそれぞれの端部が下側のケーブル支持部71cの2つの貫通孔の各々から引き出されてボルト75b,75cに共締めされている。このように本実施形態において、分配機構70を設けたことにより、1つの操作レバー10をハンドル8側へ引き寄せてインナーケーブル73bが引っ張られると、インナーケーブル73bの端部が共締めされた移動板72を取付基板71内で上方へと移動させ、同時に、移動板72の移動によってインナーケーブル74b,74bが引っ張られ、インナーケーブル74b,74bの先端に位置している左右両側の押引者用ブレーキ21,21のパット部53,53が引き上げられる。これによって、パット部53,53による後側車輪16,16の押圧が解除されて後側車輪16,16が回転可能になる。
図6乃至図9は、左右一対のハンドル間に別途補助ハンドルを設け、ここに操作レバーを設けた他の実施形態に係る車椅子を示している。すなわち、この実施形態の車椅子は、左右のハンドル間に架設したアーム部材79にグリップ部材91を設けて構成した補助ハンドルを備えている。なお、この実施形態のものは、前記実施形態のものと種々の点で構成が共通しているため、共通部分については同一符号を付して説明する。
前記アーム部材79は、一対の等長アーム80a,80bの内端部を互いに第一支軸81によって軸着した連結アーム80と、一対の等長リンク82a,82bの内端部を互いに第二支軸83によって軸着すると共に外端部のそれぞれを各等長アーム80a,80bに軸着した補助アーム82とによって概略構成されている。
前記等長アーム80a,80bは、所定の長さを有する金属製のパイプ状の部材で、両等長アーム80a,80bのそれぞれの内端部は平板状にプレスされて第一軸支部が形成されている。そして、等長アーム80a,80bの第一軸支部を互いに重ね合わせ、第一軸支部に開設された軸孔に第一支軸81を軸着することで連結アーム80が形成されている。なお、連結アーム80を構成する等長アーム80aと等長アーム80bは互いに開閉回動するように軸着されている。また、等長アーム80a,80bのそれぞれの外端部にはU字状の装着部材85,85が固設されており、この装着部材85,85を縦杆2b,2bの屈曲部分2c,2cでありハンドル8,8の前端に嵌合することにより、アーム部材79とグリップ部材91からなる補助ハンドルが車椅子に取り付けられることになる。
前記等長リンク82a,82bは、前述した等長アーム80a,80bよりも長さが短い金属製のパイプからなり、両等長リンク82a,82bのそれぞれの両端部は平板状にプレスされ、このうち、両内端部に第二軸支部が、両外端部に第三軸支部が形成されている。そして、等長リンク82a,82bの第二軸支部を互いに重ね合わせ、第二軸支部に開設された軸孔に第二支軸83を軸着することで等長リンク82aと等長リンク82bは互いに開閉回動するようになっている。また、第二支軸83は、図8に示されているように、一対の等長リンク82a,82bの上方に突出し、その上部外周面には、係合溝89aが周設されている。なお、常態において、この第二支軸83は、後述するグリップ部材91の取付杆部91aの係合孔92に挿入されている。さらに、両等長リンク82a,82bの外端の第三軸支部は、それぞれ第三支軸90a,90bにより各等長アーム80a,80bに軸着されている。なお、第三支軸90aから第一支軸81までの寸法と、第三支軸90bから第一支軸81までの寸法は、同寸法になっている。すなわち、各等長リンク82a,82bは、等長アーム80a,80bに対し第一支軸81を挟んだ等位置に軸着されている。
前記グリップ部材91は、縦長の平板を上方へ屈曲させたL字形の取付杆部91aとパイプ状の握り部91bによって形成されている。そして、取付杆部91aの基端部が等長アーム80a,80bの第一支軸81に軸着されている。また、取付杆部91aには、その長手方向の略中央に係合孔92が貫設されていると共に、取付杆部91aの左側側部の前よりの位置に分配機構70が固着されている。なお、この分配機構70は、前記実施形態で説明したものと同一構成である。さらに、取付杆部91aには、図8に示されているように、グリップ部材91のロック機構が設けられている。すなわち、取付杆部91aの上面にコイルバネ93(付勢手段)によって取付杆部91aの基端部側に付勢されている薄板状のロック部材94が摺動自在に配設されている。そして、このロック部材94には、取付杆部91aの係合孔92と同径の係止孔95が穿設されており、また、ロック部材94の握り部91b側の一端に摘片96が設けられている。一方、握り部91bは、左右方向に所定長さを有しており、その下端中央部分に前述の取付杆部91aの上端部が固着されている。また、握り部91bの左側端部には、操作レバー100を装着するためのブラケット101が握り部91bと直交状であり、且つ握り部91bの前方へ張り出すように設けられている。そして、ブラケット101の張出部分に図示はしないが、操作レバー100を回動自在に軸支する軸孔が穿設されている。なお、握り部91bの右側端部には、鉤状のフック102が回動自在に装着されている。
前記操作レバー100は、先端側が前方へ向かって湾曲していく形状になっており、握り部91bの前方に位置するように設けられている。具体的には、操作レバー100の基端(左側)に操作レバー100と直交状であり、且つ操作レバー100の後方へ延出する矩形板103が取り付けられており、この矩形板103の前寄りの位置に内側へ延出する軸支片103aが形成されている。そして、この軸支片103aがブラケット101内に挿入されて、ボルト104によってブラケット101の軸孔に螺着されている。これにより、操作レバー100は、ボルト104を支点として握り部91bへ引き寄せ可能になっている。なお、矩形板103には、その後ろ寄りの位置に貫通孔が穿設されており、この貫通孔にブレーキケーブル105のインナーケーブル105bが引き出され、インナーケーブル105bの先端に設けられた掛止駒106が矩形板103に掛止されている。
次に上記のように構成された本実施形態の作用効果について説明する。補助ハンドルを使用するに当たっては、まず、図8(a)に示されているように、グリップ部材91の取付杆部91aに穿設されている係合孔92に補助アーム82の第二支軸83を挿通して、グリップ部材91を補助アーム82に固定(ロック)しておく。このとき、図7に示されているように、グリップ部材91の取付杆部91aが、車椅子の前進方向に沿った中心線O上、すなわち、第一支軸81と第二支軸83を結ぶ直線上に配置される。そのため、使用者が片手でグリップ部材91の握り部91bを握り、車椅子を前へ押したり後ろに引くと、車椅子は、その中心軸Oに沿って押し引きされるため、その前後進方向に沿って常にぶれることなく真直ぐに走行することになる。そのため、例えば、2台の車椅子を使用者の前方両側に1台ずつ配置し、使用者が左右の手でそれぞれの補助ハンドルのグリップ部材91,91を握り、同時にこれら2台の車椅子を押した場合でも、2台の車椅子は、ぶれることなくまっすぐ安定した状態を保ちながら走行することになる。また、例えば、一方の手に荷物を持ち、片手で車椅子を走行させなければならない場合でも、車椅子は、まっすぐ安定した状態を保ちながら走行させることができる。さらに、本実施形態の車椅子は、走行させる際にグリップ部材91の握り部91bと操作レバー100の双方を握り、車椅子を停止させたい時は、操作レバー100を離すのみで足りる。従って、車椅子の前方に自動車や人が急に飛び出してきても、即座に急停止させることができる。特に、2台の車椅子を同時に押している場合や片方の手で車椅子を押している場合であっても、操作レバー100を離すのみでブレーキを簡単にかけることができる。なお、車椅子の走行中に操作レバー100を常に握り部91bに引き寄せていることが面倒な場合には、握り部91bの右端部に設けられているフック102を操作レバー100に係止しておくことも可能である。
ちなみに、車椅子を使用しない時に車椅子を折り畳む場合であっても、補助ハンドルをそのまま取着しておくことができる。すなわち、図8(b)に示されているように、グリップ部材91の取付杆部91aの係合孔92に挿入されている第二支軸83を抜いた後、図9に示すように、車椅子を折り畳むと、車椅子の両ハンドル8,8が近づくにつれ、一対の等長アーム80a,80b及び一対の等長リンク82a,82bも回動して閉じ、補助ハンドルがコンパクトになって折り畳まれた状態のハンドル8,8内に収まることになる。
8 ハンドル
10 操作レバー
12 ブレーキケーブル
12a アウターケーブル
12b インナーケーブル
16 後側車輪
31 支持部材
41 上側支持板部(第1の支持部)
42 下側支持板部(第2の支持部)
46 雄螺子部材(第1の支持部)
50 支持筒(第2の支持部)
51 摺動軸(ストッパ手段)
53 パット部(ストッパ手段)
56 コイルバネ
91 グリップ部材
93 コイルバネ
100 操作レバー
105 ブレーキケーブル
105b インナーケーブル

Claims (5)

  1. フレームと、
    前記フレームの下端部に回転自在に支持された複数の車輪と、
    前記フレームの後側上部に設けられ押し引き用に手動操作される一対のハンドルと、
    前記一対のハンドルの少なくとも一方のハンドルに引き寄せられるように該ハンドルに並設させた操作レバーと、
    前記車輪のうちの少なくとも1つの近傍に設けられバネの弾性により該車輪を圧着するストッパ手段と、
    前記操作レバーと前記ストッパ手段とを連結し該操作レバーの操作により該ストッパ手段を牽引可能に設けた牽引手段とを備え、
    前記ストッパ手段が前記車輪を圧着し該車輪の回転を制動している状態において、前記操作レバーを前記ハンドルに引き寄せると、前記ストッパ手段が前記牽引手段によって牽引されると共に前記バネの弾性に抗して前記車輪から離間するようにしたことを特徴とする手押し車。
  2. フレームと、
    前記フレームの下端部に回転自在に支持された複数の車輪と、
    前記フレームの後側上部に設けられ押し引き用に手動操作される一対のハンドルと、
    前記一対のハンドル間の略中央に位置するように設けられ左右方向に所定の長さを有するグリップ部材を備えた補助ハンドルと、
    前記補助ハンドルのグリップ部材に引き寄せられるように該グリップ部材に並設させた操作レバーと、
    前記車輪のうちの少なくとも1つの近傍に設けられバネの弾性により該車輪を圧着するストッパ手段と、
    前記操作レバーと前記ストッパ手段とを連結し該操作レバーの操作により該ストッパ手段を牽引可能に設けた牽引手段とを備え、
    前記ストッパ手段が前記車輪を圧着し該車輪の回転を制動している状態において、前記操作レバーを前記補助ハンドルのグリップ部材に引き寄せると、前記ストッパ手段が前記牽引手段によって牽引されると共に前記バネの弾性に抗して前記車輪から離間するようにしたことを特徴とする手押し車。
  3. 前記牽引手段は、アウターケーブル内にインナーケーブルを移動自在に設けたケーブルであることを特徴とする請求項1又は2記載の手押し車。
  4. 前記車輪のうちの少なくとも1つの近傍に、前記アウターケーブルの端部を連結する第1の支持部と、前記ストッパ手段を支持する第2の支持部を設け、
    前記ストッパ手段は前記インナーケーブルにより牽引される摺動軸の先端に前記車輪を圧着するパット部を形成してなり、
    前記第2の支持部に前記摺動軸を進退動可能に支持する支持筒を形成し、
    前記摺動軸と前記第1の支持部との間に前記パット部が前記車輪を圧着する方向へ付勢するバネを設けたことを特徴とする請求項3記載の手押し車。
  5. 前記摺動軸の外周面を凹凸状に形成すると共に、前記支持筒の内径を前記摺動軸の外径よりも大きく形成したことを特徴とする請求項4記載の手押し車。
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