JP2019034270A - フィルター洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業効率が高く、充分な洗浄効果が得られるフィルター洗浄装置を提供すること。【解決手段】 筒状のフィルターを載置するための載置部と、上記フィルターの外周面にクリーニング材を噴射する噴射部と、を備え、上記噴射部は、上記フィルターの長手方向から見た平面視において、上記フィルターの外周面を囲むように環状に配置された複数の噴射孔を有し、上記複数の噴射孔は、それぞれ、上記平面視において、扇状に上記クリーニング材を噴射し、かつ、上記複数の噴射孔のうち、第1の噴射孔は、上記長手方向に垂直な面に対して第1の角度で上記クリーニング材を噴射し、上記第1の噴射孔に隣り合う第2の噴射孔は、上記長手方向に垂直な面に対して上記第1の角度とは異なる第2の角度で上記クリーニング材を噴射することを特徴とするフィルター洗浄装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、フィルター洗浄装置に関する。
液体製品等の製造時において、原材料の加工段階等で生じる不溶性の固形物は、製造効率を低下させる。また、製造工程中に混入する異物は、製品の品質低下を招く。
上記の問題を解決するために、フィルター(エレメントとも呼ばれる)が用いられることがある。この種のフィルターとしては、筒状のフィルターが知られており、例えば、円筒状のノッチワイヤーフィルター、複数積層した金網を焼結して保形性を高め円筒状に成形した焼結メッシュフィルター及びウェッジワイヤーフィルターエレメント等が挙げられる。
このフィルターは、製造過程で生成又は混入する不溶性の固形物や異物(以下、まとめて「異物等」という)を付着させて除去するものであるため、一度使用すると、付着した異物等の影響を受けて除去能力が低下したり、製品の製造効率が低下したりするおそれがある。
そのため、製造工程に影響を与えることなく、一定の除去能力を継続的に維持するためには、フィルターを使用した後に充分に洗浄する必要がある。従来、フィルターを洗浄する方法としては、フィルターを手で支えた状態で、水等をフィルターの外周面に吹き付けることによって洗浄する方法の他、特許文献1等に記載された洗浄装置を用いて洗浄する方法等が知られていた。
特開平6−262015号公報
しかし、手作業によってフィルターを洗浄する方法では、作業効率が低いことに加えて、作業者の熟練度による洗浄効果のばらつきがあった。さらに、フィルターの形状や濾材の網目構造の大きさによっては、時間をかけても充分に洗浄することが困難であった。
また、洗浄装置を用いた方法では、手作業による方法に比べて作業効率を向上させることができるものの、洗浄効果が充分であるとは言えなかった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、作業効率が高く、充分な洗浄効果が得られるフィルター洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明は、筒状のフィルターを載置するための載置部と、上記フィルターの外周面にクリーニング材を噴射する噴射部と、を備え、上記噴射部は、上記フィルターの長手方向から見た平面視において、上記フィルターの外周面を囲むように環状に配置された複数の噴射孔を有し、上記複数の噴射孔は、それぞれ、上記平面視において、扇状に上記クリーニング材を噴射し、かつ、上記複数の噴射孔のうち、第1の噴射孔は、上記長手方向に垂直な面に対して第1の角度で上記クリーニング材を噴射し、上記第1の噴射孔に隣り合う第2の噴射孔は、上記長手方向に垂直な面に対して上記第1の角度とは異なる第2の角度で上記クリーニング材を噴射することを特徴とするフィルター洗浄装置;筒状のフィルターを載置するための載置部と、上記フィルターの外周面にクリーニング材を噴射する噴射部と、を備え、上記噴射部は、上記フィルターの長手方向から見た平面視において、上記フィルターの外周面を囲むように環状に配置された複数の噴射孔を有し、上記複数の噴射孔は、それぞれ、上記平面視において、扇状に上記クリーニング材を噴射し、かつ、上記複数の噴射孔のうち、第1の噴射孔は、上記長手方向において、上記フィルターの外周面の第1の位置に上記クリーニング材を噴射し、上記第1の噴射孔に隣り合う第2の噴射孔は、上記長手方向において、上記第1の位置とは異なる上記フィルターの外周面の第2の位置に上記クリーニング材を噴射することを特徴とするフィルター洗浄装置である。
本発明によれば、それぞれの噴射孔が、フィルターの長手方向から見た平面視において、扇状にクリーニング材を噴射し、かつ、隣り合う噴射孔が、フィルターの長手方向に垂直な面に対して異なる角度でクリーニング材を噴射するように構成された洗浄装置を用いることにより、効率良くフィルターを洗浄することができ、かつ、充分な洗浄効果を得ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るフィルター洗浄装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示すフィルター洗浄装置の特徴部分を模式的に示す斜視図である。 図3は、噴射部の一部を拡大した斜視図である。 図4は、フィルターの外周面にクリーニング材が噴射される状態を模式的に示す平面図である。 図5(a)は、第1の噴射孔からクリーニング材が噴射される状態を模式的に示す側面図であり、図5(b)は、第2の噴射孔からクリーニング材が噴射される状態を模式的に示す側面図である。 図6(a)は、ノッチワイヤーフィルターの一例を模式的に示す斜視図であり、図6(b)は、図6(a)に示すノッチワイヤーフィルターの分解斜視図である。
以下、本発明のフィルター洗浄装置について具体的に説明する。
しかしながら、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。なお、以下に記載する個々の実施形態の望ましい構成を2つ以上組み合わせたものもまた本発明である。
以下に示す各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせが可能である。第2実施形態以降では、第1実施形態と共通の事項についての記述は省略し、異なる点についてのみ説明する。なお、各実施形態を特に区別しない場合、単に「本発明のフィルター洗浄装置」という。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るフィルター洗浄装置の一例を模式的に示す斜視図である。図1には、フィルターが載置された状態が示されている。図2は、図1に示すフィルター洗浄装置の特徴部分を模式的に示す斜視図である。
図1及び図2に示すフィルター洗浄装置1は、筒状のフィルターFを載置するための載置部10と、フィルターFの外周面にクリーニング材C(図4参照)を噴射する噴射部20(図2参照)と、を備えている。
フィルター洗浄装置1は、噴射部20をフィルターFの長手方向(図1及び図2では上下方向)に移動可能な移動機構30を備えている。クリーニング材を噴射する噴射部20がフィルターFの長手方向に移動することによって、フィルターFの外周面を均一に洗浄することができる。
図1に示すように、フィルター洗浄装置1は、さらに、載置部10及び噴射部20を収納する洗浄室40を備えている。洗浄室40の正面には扉41が設けられている。したがって、洗浄室40内に収納されたフィルターFの外周面にクリーニング材が噴射される。
また、フィルター洗浄装置1は、洗浄室40の外側に油分離槽50を備えている。フィルターFを洗浄した後のクリーニング材が油分離槽50に入ると、比重の違いによって油分が分離されるため、環境負荷の低い排水を排出することができる。
その他、フィルター洗浄装置1は、図示しない高圧ポンプ、コントロールボックス等を備えている。
図2に示すように、載置部10は、その下部に載置台11を有している。フィルターFは、載置台11上に載置されて保持される。フィルターFは、縦向き、すなわち、フィルターFの長手方向が鉛直方向と平行になるように載置される。
さらに、載置部10は、その上部に押圧板12を有している。押圧板12は、その上部に設けられた操作棒13によって操作され、フィルターFの長手方向の端部を押圧してフィルターFを固定する。したがって、フィルターFの長手方向のばたつき(揺れ)を抑制することができる。ただし、押圧板12によって押圧されたフィルターFは、多少回転してもよい。なお、フィルターの端部を押圧することができる限り、フィルターを固定する手段は、押圧板に限定されない。
図3は、噴射部の一部を拡大した斜視図である。
噴射部20は、複数の噴射孔21(21a、21b、21c及び21d)を有している。フィルター洗浄装置1では、噴射部20は、1本の環状パイプ22を有し、フィルターの外周面と対向する環状パイプ22の内周面には、噴射孔21をそれぞれ有する複数の噴射ノズル23が設けられている。
図4は、フィルターの外周面にクリーニング材が噴射される状態を模式的に示す平面図である。
図4に示すように、フィルターFの長手方向(図4では紙面に対して垂直な方向)から見た平面視において、複数の噴射孔21は、フィルターFの外周面を囲むように環状に配置されており、それぞれ、扇状にクリーニング材Cを噴射する。
図5(a)は、第1の噴射孔からクリーニング材が噴射される状態を模式的に示す側面図であり、図5(b)は、第2の噴射孔からクリーニング材が噴射される状態を模式的に示す側面図である。
図3に示す複数の噴射孔21のうち、第1の噴射孔21aは、フィルターの長手方向に垂直な面に対して第1の角度α(図5(a)参照)でクリーニング材Cを噴射する。一方、複数の噴射孔21のうち、第1の噴射孔21aに隣り合う第2の噴射孔21bは、フィルターの長手方向に垂直な面に対して第1の角度αとは異なる第2の角度β(図5(b)参照)でクリーニング材Cを噴射する。
また、図3に示す複数の噴射孔21のうち、第1の噴射孔21aと反対側で第2の噴射孔21bに隣り合う第3の噴射孔21cは、第1の角度αでクリーニング材を噴射し、第2の噴射孔21bと反対側で第3の噴射孔21cに隣り合う第4の噴射孔21dは、第2の角度βでクリーニング材を噴射することが望ましい。
本発明のフィルター洗浄装置においては、それぞれの噴射孔が、フィルターの長手方向から見た平面視において、扇状にクリーニング材を噴射し、かつ、隣り合う噴射孔が、フィルターの長手方向に垂直な面に対して異なる角度でクリーニング材を噴射するように構成されている。したがって、隣り合う噴射孔から噴射されるクリーニング材が衝突することを防止することができる。その結果、効率良くフィルターを洗浄することができ、かつ、充分な洗浄効果を得ることができる。
本発明のフィルター洗浄装置において、噴射部が有する噴射孔は、それぞれ、噴射ノズルに設けられていることが望ましい。特に、噴射部が環状パイプを有し、フィルターの外周面と対向する環状パイプの内周面に、噴射孔をそれぞれ有する複数の噴射ノズルが設けられていることが望ましい。環状パイプの形状は特に限定されず、円環状や楕円環状であってもよいし、四角環状等の角環状であってもよい。
本発明のフィルター洗浄装置においては、フィルターの外周面を均一に洗浄することができる限り、噴射孔の形状、数、間隔等は特に限定されず、それぞれ同じであってもよいし、異なっていてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置においては、フィルターの長手方向から見たとき、フィルターの外周面の全体にクリーニング材が当たるように、それぞれの噴射孔からクリーニング材が噴射されることが望ましい。上記のとおり、隣り合う噴射孔は異なる角度でクリーニング材を噴射するため、フィルターの長手方向から見たとき、隣り合う噴射孔から噴射されるクリーニング材は重なってもよいし、重ならなくてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置において、それぞれの噴射孔から噴射されるクリーニング材の形状は、フィルターの長手方向から見た平面視において扇状であれば特に限定されない。例えば、図4に示すように左右で均等に広がる扇状であってもよいし、左右で不均等に広がる扇状であってもよい。また、それぞれの噴射孔から噴射されるクリーニング材の形状は、噴射孔ごとに異なっていてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置において、第1の角度は特に限定されないが、0〜2度であることが望ましく、0〜1度であることがより望ましい。なお、第1の角度が0度以外である場合、図5(a)において、フィルターの長手方向に垂直な面に対して上側、下側のどちらに傾いていてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置において、第2の角度は第1の角度と異なる限り特に限定されないが、3〜45度であることが望ましく、5〜30度であることがより望ましく、8〜15度であることがさらに望ましい。なお、第2の角度が0度以外である場合、図5(b)において、フィルターの長手方向に垂直な面に対して上側、下側のどちらに傾いていてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置においては、第1の噴射孔が第1の角度でクリーニング材を噴射し、第1の噴射孔に隣り合う第2の噴射孔が第2の角度でクリーニング材を噴射する限り、残りの噴射孔から噴射されるクリーニング材の角度は特に限定されないが、隣り合う噴射孔が第1の角度と第2の角度で交互にクリーニング材を噴射することが望ましい。すなわち、第1の噴射孔と反対側で第2の噴射孔に隣り合う第3の噴射孔が第1の角度でクリーニング材を噴射し、第2の噴射孔と反対側で第3の噴射孔に隣り合う第4の噴射孔が第2の角度でクリーニング材を噴射することが望ましい。
本発明のフィルター洗浄装置において、クリーニング材は、水又は洗浄液であることが望ましい。洗浄液としては、例えば、アルコール水溶液等の水溶性溶剤、水又は水溶性溶剤に洗剤を添加したもの、有機溶剤等を用いることができる。
本発明のフィルター洗浄装置により洗浄されるフィルターは、液体等の流体を濾過するものであり、筒状、例えば円筒状に形成されている。本発明のフィルター洗浄装置においては、筒状のフィルターであれば、どのような種類のフィルターも洗浄することができる。筒状のフィルターとしては、例えば、複数積層した金網を焼結して保形性を高め円筒状に成形した焼結メッシュフィルターや、円筒状のノッチワイヤーフィルター、ウェッジワイヤーフィルター等が挙げられる。中でも、本発明のフィルター洗浄装置により洗浄されるフィルターは、外周面にノッチワイヤーが巻き付けられたノッチワイヤーフィルターであることが望ましい。
図6(a)は、ノッチワイヤーフィルターの一例を模式的に示す斜視図であり、図6(b)は、図6(a)に示すノッチワイヤーフィルターの分解斜視図である。
図6(a)に示すノッチワイヤーフィルター100は、図6(b)に示すように、所定の間隔をあけて配置された上板101及び下板102と、上板101及び下板102の間に配置された内筒103と、内筒103に螺旋状に巻き付けられたノッチワイヤー104と、を備えている。
上記の構成を有するフィルター洗浄装置を用いたフィルターの洗浄方法について、以下に説明する。
フィルターFを載置部10の載置台11上に載置し、さらに、押圧板12によってフィルターFの端部を押圧してフィルターFを固定する。扉41を閉めてフィルターFを洗浄室40内に収納した後、噴射部20からクリーニング材Cを噴射し、洗浄を開始する。移動機構30により、噴射部20をフィルターFの長手方向に移動させることにより、フィルターFの外周面を逐次洗浄する。噴射部20の移動は、適宜繰り返してもよい。
[第2実施形態]
本発明の第1実施形態では、噴射部は、1本の環状パイプを有するのに対し、本発明の第2実施形態では、噴射部は、複数本の環状パイプを有する。各環状パイプの内周面には、噴射孔をそれぞれ有する複数の噴射ノズルが設けられていることが望ましい。
本発明の第2実施形態において、複数本の環状パイプは、フィルターの長手方向に所定の間隔をあけて配置される。なお、環状パイプの構成は、それぞれ同じであってもよいし、異なっていてもよい。
本発明の第2実施形態に係るフィルター洗浄装置は、本発明の第1実施形態と同様、噴射部をフィルターの長手方向に移動可能な移動機構を備えることが望ましいが、上記移動機構を備えなくてもよい。
その他、本発明の第2実施形態に係るフィルター洗浄装置は、環状パイプの本数が異なることを除いて、本発明の第1実施形態に係るフィルター洗浄装置と共通の構成を有している。
[第3実施形態]
本発明の第1実施形態では、フィルター洗浄装置が、噴射部をフィルターの長手方向に移動可能な移動機構を備えるのに対し、本発明の第3実施形態では、フィルター洗浄装置が、フィルターを上記長手方向に移動可能な移動機構を備える。
本発明の第3実施形態において、噴射部は、環状パイプを有し、フィルターの外周面と対向する環状パイプの内周面には、噴射孔をそれぞれ有する複数の噴射ノズルが設けられていることが望ましい。環状パイプは、1本でもよいし、複数本でもよい。
その他、本発明の第3実施形態に係るフィルター洗浄装置は、フィルターが移動することを除いて、本発明の第1実施形態に係るフィルター洗浄装置と共通の構成を有している。
[その他の実施形態]
本発明のフィルター洗浄装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、フィルター洗浄装置の構成等に関し、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
例えば、本発明のフィルター洗浄装置は、噴射部をフィルターの長手方向に移動可能な移動機構、及び、フィルターを上記長手方向に移動可能な移動機構の両方を備えてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置において、フィルターが載置される向きは特に限定されない。例えば、フィルターは、縦向き、すなわち、フィルターの長手方向が鉛直方向と平行になるように載置されてもよいし、横向き、すなわち、フィルターの長手方向が水平方向と平行になるように載置されてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置は、載置部及び噴射部を収納する洗浄室を備えていなくてもよい。また、本発明のフィルター洗浄装置は、油分離槽を備えていなくてもよい。
本発明のフィルター洗浄装置においては、筒状のフィルターを載置することができる限り、載置部の構成は特に限定されない。また、載置部は、フィルターの長手方向の端部を押圧してフィルターを固定する手段を有していなくてもよい。
これまでの実施形態では、第1の噴射孔が第1の角度でクリーニング材を噴射し、第2の噴射孔が第2の角度でクリーニング材を噴射するものであったが、例えば、隣り合う噴射孔から噴射されるクリーニング材の角度が同じであっても、フィルターの長手方向において異なる位置に隣り合う噴射孔が設けられていれば、上記と同様の効果を得ることができる。したがって、以下の構成を有するフィルター洗浄装置もまた、本発明の1つである。
筒状のフィルターを載置するための載置部と、上記フィルターの外周面にクリーニング材を噴射する噴射部と、を備え、上記噴射部は、上記フィルターの長手方向から見た平面視において、上記フィルターの外周面を囲むように環状に配置された複数の噴射孔を有し、上記複数の噴射孔は、それぞれ、上記平面視において、扇状に上記クリーニング材を噴射し、かつ、上記複数の噴射孔のうち、第1の噴射孔は、上記長手方向において、上記フィルターの外周面の第1の位置に上記クリーニング材を噴射し、上記第1の噴射孔に隣り合う第2の噴射孔は、上記長手方向において、上記第1の位置とは異なる上記フィルターの外周面の第2の位置に上記クリーニング材を噴射することを特徴とするフィルター洗浄装置。
これまでの実施形態では、1個のフィルターを洗浄する装置について説明してきたが、本発明のフィルター洗浄装置は、2個以上のフィルターを洗浄する装置であってもよい。この場合、同じ種類のフィルターを洗浄する装置であってもよいし、異なる種類のフィルターを洗浄する装置であってもよい。なお、異なる種類のフィルターを洗浄する構成は、本発明の範囲に含まれない構成であってもよい。
本発明のフィルター洗浄装置が2個以上のフィルターを洗浄する装置である場合、個々のフィルターをそれぞれ収納する洗浄室を備えていてもよいし、複数個のフィルターを収納する洗浄室を備えていてもよいし、全てのフィルターを収納する洗浄室を備えていてもよい。
1 フィルター洗浄装置
10 載置部
11 載置台
12 押圧板
13 操作棒
20 噴射部
21 噴射孔
21a 第1の噴射孔
21b 第2の噴射孔
21c 第3の噴射孔
21d 第4の噴射孔
22 環状パイプ
23 噴射ノズル
30 移動機構
40 洗浄室
41 扉
50 油分離槽
100 ノッチワイヤーフィルター
101 上板
102 下板
103 内筒
104 ノッチワイヤー
C クリーニング材
F フィルター
α 第1の角度
β 第2の角度

Claims (10)

  1. 筒状のフィルターを載置するための載置部と、
    前記フィルターの外周面にクリーニング材を噴射する噴射部と、を備え、
    前記噴射部は、前記フィルターの長手方向から見た平面視において、前記フィルターの外周面を囲むように環状に配置された複数の噴射孔を有し、
    前記複数の噴射孔は、それぞれ、前記平面視において、扇状に前記クリーニング材を噴射し、かつ、
    前記複数の噴射孔のうち、第1の噴射孔は、前記長手方向に垂直な面に対して第1の角度で前記クリーニング材を噴射し、前記第1の噴射孔に隣り合う第2の噴射孔は、前記長手方向に垂直な面に対して前記第1の角度とは異なる第2の角度で前記クリーニング材を噴射することを特徴とするフィルター洗浄装置。
  2. 前記複数の噴射孔のうち、前記第1の噴射孔と反対側で前記第2の噴射孔に隣り合う第3の噴射孔は、前記第1の角度で前記クリーニング材を噴射し、前記第2の噴射孔と反対側で前記第3の噴射孔に隣り合う第4の噴射孔は、前記第2の角度で前記クリーニング材を噴射する請求項1に記載のフィルター洗浄装置。
  3. 前記第1の角度は、0〜2度であり、
    前記第2の角度は、3〜45度である請求項1又は2に記載のフィルター洗浄装置。
  4. 前記噴射部は、環状パイプを有し、
    前記フィルターの外周面と対向する前記環状パイプの内周面には、前記噴射孔をそれぞれ有する複数の噴射ノズルが設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルター洗浄装置。
  5. 前記クリーニング材は、水又は洗浄液である請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルター洗浄装置。
  6. 前記載置部及び前記噴射部を収納する洗浄室をさらに備え、
    前記洗浄室内に収納された前記フィルターの外周面に前記クリーニング材が噴射される請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィルター洗浄装置。
  7. 前記噴射部を前記長手方向に移動可能な移動機構をさらに備える請求項1〜6のいずれか1項に記載のフィルター洗浄装置。
  8. 前記載置部は、前記フィルターの長手方向の端部を押圧して前記フィルターを固定する手段を有する請求項1〜7のいずれか1項に記載のフィルター洗浄装置。
  9. 前記フィルターは、外周面にノッチワイヤーが巻き付けられたノッチワイヤーフィルターである請求項1〜8のいずれか1項に記載のフィルター洗浄装置。
  10. 筒状のフィルターを載置するための載置部と、
    前記フィルターの外周面にクリーニング材を噴射する噴射部と、を備え、
    前記噴射部は、前記フィルターの長手方向から見た平面視において、前記フィルターの外周面を囲むように環状に配置された複数の噴射孔を有し、
    前記複数の噴射孔は、それぞれ、前記平面視において、扇状に前記クリーニング材を噴射し、かつ、
    前記複数の噴射孔のうち、第1の噴射孔は、前記長手方向において、前記フィルターの外周面の第1の位置に前記クリーニング材を噴射し、前記第1の噴射孔に隣り合う第2の噴射孔は、前記長手方向において、前記第1の位置とは異なる前記フィルターの外周面の第2の位置に前記クリーニング材を噴射することを特徴とするフィルター洗浄装置。
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