JP2019031320A - 水を含む食品の包装に用いる包装材料、食品包装体および食品包装体の製造方法 - Google Patents

水を含む食品の包装に用いる包装材料、食品包装体および食品包装体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】水分を含む食品の包装において、ドリップを低減し、かつ、外観の劣化を抑えることを目的とする。【解決手段】水を含む食品の包装に用いる包装材料3であって、食品から滲出する水の一部を透過させることが可能な制限透過層1と、制限透過層を透過した水を保持し蒸発させることが可能な水分保持蒸発層2とを備え、制限透過層1が、エチレン−ビニルアルコール共重合体、2軸延伸ポリプロピレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンからなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層であり、水分保持蒸発層2が、ポリアミド樹脂、ポリ乳酸およびポリ塩化ビニル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層である、包装材料3。【選択図】図2

Description

本発明は、水を含む食品の包装に用いる包装材料、食品包装体および食品包装体の製造方法に関する。
水分を含む食品を包装する技術は、例えば、スーパーマーケット等でカットフルーツ等を陳列・販売する際に重要である。
例えば、特許文献1や特許文献2には、カットスイカに適した形状の包装袋が記載されている。
また、カットフルーツの陳列や販売に際し、2軸延伸ポリプロピレン製の袋でカットフルーツを包装したり、塩化ビニル系の汎用食品ラップをカットフルーツの切り口に密着させたりすることがしばしば行われている。
特開2014−19499号公報 特開2016−172579号公報
上記のように、水分を含む食品を包装する技術は重要である。
しかしながら、カットフルーツ等の水分を含む食品を、従来の包装袋で包装した場合、いわゆるドリップ(食品からの水の滲み出し)が生じやすい。生じたドリップは、袋内に溜まって商品価値が低下したり、袋から漏れ出て衛生的に問題になったりすることがあった。
また、水分を含む食品は、外観の劣化など、商品価値が早く低下してしまうという問題もあった。例えば、カットスイカ等のカットフルーツにおいては、カット面に「水浮き」と言われる外観変化が発生しやすく、商品価値の低下の問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものである。つまり本発明は、水分を含む食品の包装において、ドリップを低減し、かつ、外観の劣化を抑えることを目的とする。
本発明者らは、検討の結果、包装材料の材質や層構成などに着目することにより、以下に提供される発明をなし、上記課題を達成できることを見出した。
本発明によれば、
水を含む食品の包装に用いる包装材料であって、
前記食品から滲出する水の一部を透過させることが可能な制限透過層と、
前記制限透過層を透過した水を保持し蒸発させることが可能な水分保持蒸発層とを備え、
前記制限透過層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体、2軸延伸ポリプロピレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンからなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層であり、
前記水分保持蒸発層が、ポリアミド樹脂、ポリ乳酸およびポリ塩化ビニル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層である包装材料。
が提供される。
また、本発明によれば、
前記包装材料を、水分を含む食品の表面の少なくとも一部に密着させた食品包装体
が提供される。
また、本発明によれば、
水分を含む食品を準備する準備工程と、
前記食品の表面の少なくとも一部に、前記包装材料を密着させて、前記食品を包装する第1包装工程と
を含む食品包装体の製造方法が提供される。
本発明によれば、水分を含む食品の包装において、ドリップを低減し、かつ、外観の劣化を抑えることができる。
包装材料の層構成を説明するための図である。 食品包装体の一態様を説明するための図である。 食品包装体の別の態様を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
煩雑さを避けるため、(i)同一図面内に同一の構成要素が複数ある場合には、その1つのみに符号を付し、全てには符号を付さない場合や、(ii)特に図2以降において、図1と同様の構成要素に改めては符号を付さない場合がある。
すべての図面はあくまで説明用のものであり、図面中の各部材の形状や寸法比などは、必ずしも現実の物品と対応するものではない。
本明細書中、数値範囲の説明における「a〜b」との表記は、特に断らない限り、a以上b以下のことを表す。
本明細書における基(原子団)の表記において、置換か無置換かを記していない表記は、置換基を有しないものと置換基を有するものの両方を包含するものである。例えば「アルキル基」とは、置換基を有しないアルキル基(無置換アルキル基)のみならず、置換基を有するアルキル基(置換アルキル基)をも包含するものである。
本明細書における「(メタ)アクリル」との表記は、アクリルとメタアクリルの両方を包含する概念を表す。「(メタ)アクリレート」等の類似の表記についても同様である。
<包装材料>
図1は、本実施形態の包装材料(包装材料3)の層構成を示したものである。
この包装材料は、水を含む食品の包装に用いられ、食品から滲出する水の一部を透過させることが可能な制限透過層(制限透過層1)と、その片面に、制限透過層を透過した水を保持し蒸発させることが可能な水分保持蒸発層(水分保持蒸発層2)とを備える。
ここで、制限透過層1は、エチレン−ビニルアルコール共重合体、2軸延伸ポリプロピレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンからなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層である。
また、水分保持蒸発層2は、ポリアミド樹脂、ポリ乳酸およびポリ塩化ビニル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層である。
なお、図1においては、制限透過層1と水分保持蒸発層2は、直接に接しており、これら層の間に介在する層は無い。
このような包装材料により、水分を含む食品の包装において、ドリップを低減し、外観の劣化を抑えることが可能となるメカニズムは必ずしも明らかではないが、以下のように推測される。
食品から滲出したドリップは、まず、制限透過層1に接する。制限透過層1に接したドリップは、制限透過層1を透過する。制限透過層1を透過したドリップは、水分保持蒸発層2において保持され、その一部は蒸発する。結果、ドリップが軽減される。また、食品と水分保持蒸発層2との間に制限透過層1というある種の「クッション」があるため、ドリップが包装材料の側に「吸収されすぎる」ことがない。結果、食品の水分が適度に保たれ、食品の外観劣化を防げると考えられる。
別の表現をするならば、制限透過層1が、「適量」のドリップを水分保持蒸発層2に送ることで、ドリップの低減とともに食品の外観劣化も抑えられるというダブルの効果が得られると考えられる。
以下、包装材料3についてより具体的に説明する。
・制限透過層1
制限透過層1は、エチレン−ビニルアルコール共重合体、2軸延伸ポリプロピレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンからなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層である。これらは、ポリオレフィン系の樹脂という点で共通し、また、水を適度に透過させるミクロな隙間を有する。よって、上記のメカニズム(適量のドリップが水分保持蒸発層2に送られる等)の観点で好ましいと考えられる。
エチレン−ビニルアルコール共重合体は特に限定されないが、性能最適化の観点から、エチレン含有量は25〜45モル%であることが好ましい。
2軸延伸ポリプロピレンについては、例えば、原料のポリプロピレンを、後述の共押出の際に延伸する方法により制限透過層1とすることができる。また、まず2軸延伸ポリプロピレン単層の制限透過層1を形成しておき、その後に塗布法や各種ラミネート法により水分保持蒸発層2を形成してもよい。
直鎖状低密度ポリエチレンとしては、通常、エチレンと、α−オレフィン(炭素数4〜8が好ましい)との共重合体が用いられる。このα−オレフィンとしては1−オクテンが好ましい。直鎖状低密度ポリエチレンの密度は好ましくは0.910〜0.920、メルトフローレートは好ましくは3〜100である。
制限透過層1は、上記3種類の樹脂(エチレン−ビニルアルコール共重合体、2軸延伸ポリプロピレンおよび直鎖状低密度ポリエチレン)の少なくとも1種を含めばよく、その他の樹脂を含んでもよい。しかし、制限透過層1の機能を十二分に発現される観点からは、制限透過層1を構成する樹脂全量のうち、好ましくは50質量%以上が上記3種類の樹脂のいずれかで構成され、より好ましくは80質量%以上が上記3種類の樹脂のいずれかで構成される。特に好ましくは、制限透過層1は、樹脂としては上記3種類の樹脂以外の樹脂を含まない。
制限透過層1の厚みは、0.5〜10μmであることが好ましく、0.5〜7μmであることがより好ましく、0.5〜5μmであることがさらに好ましい。この厚みとすることで、制限透過層1が、水分保持蒸発層2に送るドリップの量が最適化され、ドリップの低減と食品の外観劣化抑制の効果を一層得ることができると考えられる。
制限透過層1の水分の透過性について補足する。
水分の透過性の指標として、水蒸気透過率を用いることができる。上記厚み程度の膜を、エチレン−ビニルアルコール共重合体、2軸延伸ポリプロピレンまたは直鎖状低密度ポリエチレンで形成する場合、その水蒸気透過率の上限は、特に限定されないが、通常30g/(m・day)、具体的には29g/(m・day)、より具体的には20g/(m・day)とすることができる。下限は特に限定されないが、通常1g/(m・day)、具体的には2g/(m・day)とすることができる。
制限透過層1の水蒸気透過率を、水分保持蒸発層2の水蒸気透過率よりも小さく設計することで、前述のドリップ抑制の推定メカニズムが働きやすくなると考えられる。包装材料3の設計において、制限透過層1の水蒸気透過率と、水分保持蒸発層2の水蒸気透過率の差の絶対値は、好ましくは1〜200g/(m・day)、より好ましくは2〜190g/(m・day)である。
ちなみに、水蒸気透過率の具体的な値としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体の場合は29g/(m・day)程度、2軸延伸ポリプロピレンの場合は4g/(m・day)程度、直鎖状低密度ポリエチレンの場合は15g/(m・day)程度である。制限透過層1についてはこれら材料を用い、そして水分保持蒸発層2については後述の材料を用いれば、おのずと、制限透過層1の水蒸気透過率を水分保持蒸発層2の水蒸気透過率よりも小さく設計することができる。
・水分保持蒸発層2
水分保持蒸発層2は、ポリアミド樹脂、ポリ乳酸およびポリ塩化ビニル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層である。
これら素材は、フィルムにしたときの水蒸気透過性が比較的高いものである。本発明者は、これら「水蒸気透過性」が高い素材が、「液体の水(ドリップ)」を保持し、そして蒸発させやすい傾向にもあるということを知得し、水分保持蒸発層2の素材として採用した。
ポリアミド樹脂として具体的には、脂肪族ポリアミド樹脂、非晶質芳香族ポリアミド系樹脂等を挙げることができる。
脂肪族ポリアミド樹脂としては、ナイロン6重合体、ナイロン6−66共重合体、ナイロン6−12共重合体、ナイロン6−66−12共重合体などを挙げることができる。
非晶質芳香族ポリアミドとしては、例えば、イソフタル酸および/またはテレフタル酸を主たる酸成分と、脂肪族ジアミンとの重縮合物が挙げられる。特に汎用性の観点から、脂肪族ジアミンがヘキサメチレン単独からなり、ナイロン6I−6T(Ny6I−6T)と通称される非晶質ナイロン共重合体が挙げられる。
ポリアミド樹脂は、延伸されたものでも未延伸のものであってもよいが、包装材料の作製のしやすさ(フィルム作製時の寸法調整の容易性など)の観点から、二軸延伸ナイロンであることが好ましいと考えられる。
ポリ乳酸は、L−乳酸、D−乳酸またはDL乳酸単位を主成分とする重合体、またはこれらの重合体の混合物であるが、乳酸の光学異性体を共重合することができる。ポリ乳酸は、共重合成分として他のヒドロキシカルボン酸等を含んでもよく、また、鎖延長剤残基などを含んでもよい。
ポリ乳酸に共重合されうる共重合成分等のモノマーとしては、グリコール酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、2−ヒドロキシ−n−酪酸、2−ヒドロキシ−3、3−ジメチル酪酸、2−ヒドロキシ−3−メチル酪酸、2−メチル乳酸、2−ヒドロキシカプロン酸等の2官能脂肪族とヒドロキシカルボン酸やカプロラクトン、ブチロラクトン、バレロラクトン等のラクトン類が挙げられる。
ポリ塩化ビニル樹脂は、塩化ビニルの単独重合体のほか、塩化ビニルと共重合可能な単量体との共重合体(以下、「塩化ビニル系共重合体」ともいう)、この塩化ビニル系共重合体以外の重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させたグラフト共重合体(以下、「塩化ビニル系グラフト共重合体」ともいう)などを挙げることができる。
塩化ビニルと共重合可能な単量体としては、分子中に反応性二重結合を有するものであればよい。例えばエチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、酢酸ビニルなどのビニルエステル類、ブチルビニルエーテルなどのビニルエーテル類;アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カルボン酸類、アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸フェニルなどの(メタ)アクリル酸エステル類、スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビニル類、塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニル類、N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのN−置換マレイミド類などが挙げられる。これらは単独、または、2種以上の組み合わせで用いることができる。
塩化ビニル系共重合体以外の重合体としては、塩化ビニルをグラフト共重合できるものであればよい。例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル・一酸化炭素共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、エチレン・エチルアクリレート・一酸化炭素共重合体、エチレン・メチルメタクリレート共重合体、エチレン・プロピレン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体、ポリウレタン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレンなどを挙げることができ、これらを単独、または、2種以上の組み合わせで用いることができる。
水分保持蒸発層2は、上記3種類の樹脂(ポリアミド樹脂、ポリ乳酸およびポリ塩化ビニル樹脂)の少なくとも1種を含めばよく、その他の樹脂を含んでもよい。しかし、水分保持蒸発層2の機能を十二分に発現させる観点からは、水分保持蒸発層2を構成する樹脂全量のうち、好ましくは50質量%以上が上記3種類の樹脂のいずれかで構成され、より好ましくは80質量%以上が上記3種類の樹脂のいずれかで構成される。特に好ましくは、水分保持蒸発層2は、樹脂としては上記3種類の樹脂以外の樹脂を含まない。
水分保持蒸発層2の厚みは、好ましくは15〜80μm、より好ましくは15〜60μm、さらに好ましくは15〜40μmである。この厚みとすることで、必要かつ十分な量のドリップを保持することができると考えられる。
水分保持蒸発層2の水分の保持性について補足する。
水分の保持性の指標として、水蒸気透過率を用いることができる(水蒸気透過率が大きいということは、水との親和性が大きく、水を保持しやすい傾向にあると言える)。上記厚み程度の膜を、ポリアミド樹脂、ポリ乳酸またはポリ塩化ビニル樹脂で形成する場合、その水蒸気透過率の下限は、特に限定されないが、通常30g/(m・day)、具体的には31g/(m・day)、より具体的には100g/(m・day)とすることができる。また、上限は、特に限定されないが、例えば500g/(m・day)、具体的には300g/(m・day)、より具体的には250g/(m・day)である。
水分保持蒸発層2の水蒸気透過率を、制限透過層1の水蒸気透過率よりも大きく設計することで、前述のドリップ抑制の推定メカニズムが働きやすくなると考えられる。なお、制限透過層1の水蒸気透過率と、水分保持蒸発層2の水蒸気透過率の差の絶対値については、前述のとおりである。
本実施形態では、制限透過層1および水分保持蒸発層2について、挙げられた材料を用いて設計すれば、おのずと、制限透過層1の水蒸気透過率を水分保持蒸発層2の水蒸気透過率よりも小さく設計することができる。
ちなみに、水蒸気透過率の具体的な値としては、ポリアミド樹脂の場合は170〜190g/(m・day)程度、ポリ塩化ビニルの場合は31g/(m・day)程度である。
・添加成分
制限透過層1および/または水分保持蒸発層2は、上記で列挙した樹脂以外の添加成分を含んでいてもよい。
例えば、制限透過層1および/または水分保持蒸発層2は、防曇剤を含んでいてもよい。防曇剤の具体例としては、グリセリンラウレート、ジグリセリンラウレート、デカグリセリンラウレートおよびグリセリンモノステアレート及びソルビタンステアレート等が挙げられる。
特に、水分保持蒸発層2が防曇剤を含むことで、ドリップの低減のみならず結露の低減等も期待できることとなり、包装した食品の劣化を一層低減できると考えられる。水分保持蒸発層2が防曇剤を含む場合、その量は、水分保持蒸発層2の樹脂100質量部に対して、通常0.2〜10質量部であり、好ましくは0.5〜5質量部である。
制限透過層1が防曇剤を含む場合、その量は、上記と同様である。
また、制限透過層1および/または水分保持蒸発層2は、公知の可塑剤などを含んでいてもよい。
・その他の層
包装材料3は、少なくとも制限透過層1および水分保持蒸発層2を含むが、それ以外の層を含むことは排除されない。例えば、シーラント層や、インキ印刷適性/ラベル貼り付け適性を向上させるための層などの追加の層があってもよい。
なお、上述の推定メカニズムの観点からは、制限透過層1と水分保持蒸発層2は直接接している(制限透過層1と水分保持蒸発層2との間に他の層が介在しない)ことが好ましい。
・食品
包装材料3の包装対象である食品は、水を含む食品である限り、特に限定されない。
包装材料3により得られる効果を最大限利用する観点からは、食品は、ドリップが滲出する性質のものが好ましい。そのような食品として典型的にはカットフルーツが挙げられる。カットフルーツとしては、カットスイカ、カットメロン、カットパイナップル等がある。特に、カットスイカの包装に包装材料3を用いると、ドリップの低減や、外観劣化抑制に効果的である。
また、肉や魚からもドリップが発生するから、包装材料3の包装対象として、肉や魚も好ましく挙げられる。
・包装材料3の形状など
包装材料3の形状は、水を含む食品を包装可能である限り、特に限定されない。
一態様として、包装材料3は、1枚のフィルム状であってよい。フィルム状の包装材料3で食品を包むことで、ドリップ軽減や、外観劣化抑制の効果が得られる。
このとき、必ずしも食品の全体が包装材料3により包まれる必要はなく、食品の表面の一部が外気に直接触れるようになっていてもよい。しかし、例えば食品がカットフルーツである場合は、少なくともそのカット面の一部(好ましくはカット面の全部)については、フィルム状の包装材料3で包まれている(フィルム状の包装材料3が、カット面に接している)ことが好ましい。
また、別の態様として、包装材料3は、開口部を有した袋体であってもよい。この袋体の大きさに特に制限は無く、包装しようとする食品の分量や体積に基づき適宜設定可能である。あくまで一例であるが、袋体は、その内表面積が200〜2000cm、好ましくは300〜1750cmとなるように設計することができる。
なお、前述のメカニズムの観点から、包装材料3が袋体である場合、袋の内側に制限透過層1があり、袋の外側に水分保持蒸発層2があることが好ましい。より具体的には、袋の内表面が好ましくは制限透過層1で構成される。
包装材料3は、前述のメカニズムを十分に発現させ、効果を最大限得る観点から、制限透過層1の側が食品に接するようにして用いられることが好ましい。さらに言うと、制限透過層1が、食品の一部(例えば、カットフルーツの切断面)と密着するようにして用いられることがより好ましい。
包装材料3は、孔や切り込みを有していても有していなくてもよい。これは、包装材料3で包装する食品の呼吸の有無等により適宜選択される。例えば、包装材料3が開口部を有した袋体の場合であって、開口部をヒートシールですき間なく閉じる場合などには、包装される食品の呼吸量により、孔および/または切り込みを設けてもよい。このような孔および/または切り込みの数は、典型的には、一袋あたり1〜20個である。
なお、ここでの「孔」や「切り込み」は、目視で確認可能な程度の大きさのものをいう。孔は、例えば直径2〜6mmのパンチ孔である。
また、孔については、いわゆるMA包装(Modified Atomosphere Packaging)と呼ばれる、食品の呼吸作用を利用して包装系内を高二酸化炭素・低酸素状態とする技術を応用してもよい。具体的には、例えば直径20〜600μmの細孔を、1〜2000個/m程度の密度で設けることが考ええられる。
・包装材料3の製造方法
包装材料3は、任意の方法で製造することができる。
例えば、水分保持蒸発層2の単層フィルムをまず準備し、その片面に、適当な液状の樹脂原料(樹脂組成物)をコーティングすることで制限透過層1を形成し、包装材料3を製造する方法が挙げられる。
上記とは逆に、制限透過層1の単層フィルムをまず準備し、その片面に、適当な液状の樹脂原料(樹脂組成物)をコーティングすることで水分保持蒸発層2を形成し、包装材料3を製造してもよい。
また、共押出、インフレーション、カレンダーリング等の公知の製膜方法を適用することで、フィルム状の包装材料3を製造(成膜)することができる。この中では共押出による製造が好ましい。
製膜の際、前述の添加成分(防曇剤)等を原料の樹脂に添加してもよいし、原料として2種以上の樹脂を混合して用いてもよい。また、製膜の際には、延伸処理やアニーリング処理などを施してもよい。また、表面に何らかの印刷がされてもよい。
さらには、包装材料3は、各種のラミネート法を適用することで製造してもよい。
例えば、ドライラミネート法を適用することができる。具体的には、制限透過層1と水分保持蒸発層2を別々に製膜しておき、それらを、接着剤薄層を挟んで熱圧着することで製造してもよい。
また、押出ラミネート法を適用することもできる。具体的には、(1)制限透過層1または水分保持蒸発層2の一方を予め製膜しておき、(2)その製膜された表面をアンカー処理(接着助剤をコーティング)し、(3)そのアンカー処理された面に、溶融素材を押出して、制限透過層1または水分保持蒸発層2の他方を製膜する、という工程で製造してもよい。
袋体の包装材料3は、上記の製造方法等によって製造されたフィルム状の包装材料3を用いて、公知の適当な方法(例えばインパルスシーラーを用いたヒートシール加工など)により製造することができる。この場合、前述のメカニズムの観点から、袋の内側に制限透過層1が、袋の外側に水分保持蒸発層2が来るように製造することが好ましい。
<食品包装体およびその製造方法>
本実施形態の食品包装体は、上記の包装材料3で、水分を含む食品を包装することで製造することができる。より具体的には、例えば、水分を含む食品を準備する準備工程と、その食品の表面の少なくとも一部に包装材料3を密着させて食品を包装する第1包装工程と、により得ることができる。
食品包装体は、包装材料3を、水分を含む食品の表面の少なくとも一部に密着させたものであることが好ましい。また、このとき、包装材料3の制限透過層1の面を、食品の表面に密着させることが好ましい。さらに言うと、例えば食品がカットスイカ等のカットフルーツである場合、食品包装体は、食品のカットされた面の少なくとも一部と、包装材料3の制限透過層1の少なくとも一部とが、密着したものであることが好ましい。
このように包装することで、前述のメカニズムによる、ドリップ抑制および外観の劣化抑制の効果をより一層得ることができると考えられる。
食品包装体がカットスイカの包装体である場合の態様(2例)を図2および図3に示す。
図2は、カットスイカ10を、フィルム状の包装材料3で包装した食品包装体である。図2Aはこの食品包装体を俯瞰した図であり、図2Bは図2Aの平面Pにおける断面図である。
図2Bに示されるように、カットスイカ10の切断面(果肉が露出している面)と制限透過層1とが密着するように、包装材料3はカットスイカ10に巻かれている。
図3は、カットスイカ10を、袋体の包装材料3で包装した食品包装体である。図3Aはこの食品包装体を俯瞰した図であり、図3Bは図3Aの平面Pにおける断面図である。
袋体の包装材料3の開口部は、結束部材15で閉じられている。
図3Bに示されるように、カットスイカ10の切断面(果肉が露出している面)と制限透過層1とは密着している。このように密着させるには、一つには、袋体の包装材料3の立体形状をカットスイカ10に合わせて形成する方法がある。また、別の方法として、形状については通常の長方形状の袋体の包装材料3を用い、カットスイカ10を包んで開口部を閉じた後、包装材料3の余剰部分を一か所にまとめ、粘着テープで固定する等の方法も可能である。こうすれば、袋体の包装材料3を、カットスイカ10だけでなく他の形状のカットフルーツ等にも用いることができる。
結束部材15は、開口部を閉じることができるものであれば何でもよい。例えば、バックシーリングテープ、結束帯、輪ゴム、かしめ等を挙げることができる。これらの中でもバックシーリングテープが、簡便性や、確実な結束性などの観点で好ましい。
なお、袋の開口部を閉じる方法は、結束部材15による方法ではなく、ヒートシールによる方法であってもよい。この方法は、特に、密封性が要求される場合に好ましい。
本実施形態の食品包装体は、例えば図2や図3のような食品包装体を、さらに別の包装材料を用いて包装したものであってもよい。言い換えると、本実施形態の食品包装体は、前述の第1包装工程で得られた食品包装体を、別の包装材料を用いて包装する第2包装工程により二重に包装することで製造されてもよい。二重に包装することで、ドリップ量が多い場合にもドリップが外部に漏出することを抑えることができたり、購買者が食品包装体を持ち運びやすくなったりという効果が期待できる。
第2包装工程で用いられる別の包装材料は、第1包装工程で用いられる包装材料と同様の(同一素材の)ものであってもよいが、コスト等の観点から異なるものであることが好ましい。例えば、2軸延伸ポリプロピレン等のフィルムで構成された袋などが挙げられる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することができる。また、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
本発明の実施態様を、実施例および比較例に基づき詳細に説明する。なお、本発明は実施例に限定されるものではない。
<包装材料の製造>
[包装材料の準備]
実施例1および2の包装材料については、以下のようにして準備した。
まず、水分保持蒸発層の材料として、ユニチカ社製の厚み25μmの二軸延伸ナイロンフィルム「エンブレムONBC−25」(商品名)を準備した。このフィルムの片面に、日本合成化学工業社製のエチレン−ビニルアルコール共重合体「ソアノール」シリーズの溶液タイプ(品番16DX)を、グラビアコーターを用いて均一に塗布した。その後、100℃で15秒間乾燥して、エチレン−ビニルアルコール共重合体からなる制限透過層(厚み1μm)を形成した。以上の工程により、ポリアミド樹脂を含む水分保持蒸発層と、エチレン−ビニルアルコール共重合体を含む制限透過層を有するフィルムを得た。
比較例1の包装材料としては、リケンファブロ社から販売されている塩化ビニル樹脂単層フィルム「リケンラップ」(商品名)をそのまま用いた。
比較例2の包装材料としては、グンゼ社から販売されている2軸延伸ポリプロピレン樹脂単層フィルム「MV2」(商品名)をそのまま用いた。
<カットスイカの包装>
熊本県産のスイカを1/8にカットしたカットスイカを準備した。このカットスイカを、各実施例および比較例の包装材料で、表1に「包装形態」として記載した方法で包装した。このとき、制限透過層の側がカットスイカのカット面と接するようにした。
そして、その包装されたカットスイカを、外包装としてさらに大きさ310×200mmの二軸延伸ポリプロピレン製の袋(パンチ穴8つ)に入れ、表1に記載した方法で開口部を閉じることで、カットスイカの包装体を作製した。
各実施例および比較例において、包装材料も含めた包装体の重さは、800g前後であった。
各種評価実施のため、各実施例および比較例において、包装体は3個以上作成した。
<保存試験>
上記で得た各包装体を、温度10℃、湿度約78%の条件で最大3日間保存した。そして以下を評価した。
[ドリップ量]
3日間保存後に、カットスイカのカット面から流れ落ちてしまったドリップの量を評価した。
[包装材料の重量変化]
保存試験前と、3日間の保存試験後で、各包装材料の重量変化を評価した。数値が100%を超える場合、包装材料(特に水分保持蒸発層)が、ドリップを保持し、流れ落ちるのを抑えていることが推認される。
[外観]
2日間の保存試験後、各実施例および比較例のカットスイカのカット面を観察し、水浮きなど、カットスイカの商品価値に影響を与える外観変化の有無を評価した。
評価は、以下の4点評価で行った。そして、各実施例および比較例で3つのスイカの外観を評価したときの平均点を、最終的な評価結果とした。
4:良好
3:やや劣化しているが、商品価値あり
2:明らかに劣化し、商品価値なし
1:著しく劣化し、廃棄が相当
以上の結果を表1に示す。なお、比較例1の包装材料の重量変化については、保存試験前の包装材料の重量測定を失念したため、記載していない。
Figure 2019031320
実施例および比較例の対比からわかるように、本実施形態の包装材料(制限透過層と水分保持蒸発層を含む)で水分を含む食品を包装した場合、ドリップ発生が抑えられ(ドリップの流れ落ちが抑制され)、かつ、外観の変化を抑えることができた。
1 制限透過層
2 水分保持蒸発層
3 包装材料
10 カットスイカ
15 結束部材

Claims (12)

  1. 水を含む食品の包装に用いる包装材料であって、
    前記食品から滲出する水の一部を透過させることが可能な制限透過層と、
    前記制限透過層を透過した水を保持し蒸発させることが可能な水分保持蒸発層とを備え、
    前記制限透過層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体、2軸延伸ポリプロピレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンからなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層であり、
    前記水分保持蒸発層が、ポリアミド樹脂、ポリ乳酸およびポリ塩化ビニル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種または2種以上を含む層である包装材料。
  2. 請求項1に記載の包装材料であって、
    前記制限透過層の厚みが、0.5〜10μmである包装材料。
  3. 請求項1または2に記載の包装材料であって、
    前記水分保持蒸発層の厚みが15〜80μmである包装材料。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装材料であって、
    カットフルーツの包装に用いる包装材料。
  5. 請求項4に記載の包装材料であって、
    前記カットフルーツがカットスイカである包装材料。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装材料を、水分を含む食品の表面の少なくとも一部に密着させた食品包装体。
  7. 請求項6に記載の食品包装体であって、
    前記包装材料が、開口部を有した袋体であり、
    前記食品は前記袋体内に収容され、かつ、前記開口部はバックシーリングテープまたはヒートシールにより閉じられている食品包装体。
  8. 請求項6または7に記載の食品包装体を、さらに、請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装材料とは異なる包装材料を用いて包装した食品包装体。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の食品包装体であって、
    前記食品がカットフルーツである食品包装体。
  10. 請求項9に記載の食品包装体であって、
    前記カットフルーツがカットスイカである食品包装体。
  11. 水分を含む食品を準備する準備工程と、
    前記食品の表面の少なくとも一部に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装材料を密着させて、前記食品を包装する第1包装工程と、
    を含む食品包装体の製造方法。
  12. 請求項11に記載の食品包装体の製造方法であって、
    前記第1包装工程で得られた食品包装体を、請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装材料とは異なる包装材料を用いて包装する第2包装工程を含む食品包装体の製造方法。
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