JP2019028141A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置において、レンズに対する撮像素子の回転を抑制し、撮像された画像が回転した画像となってしまうことを防止する。【解決手段】撮像装置において、レンズを保持するレンズ鏡筒と、前記レンズを透過した光を受光して撮像する撮像素子を搭載した基板と、前記レンズ鏡筒及び前記基板を保持するケースと、を備え、前記レンズ鏡筒と前記ケースとが径嵌合し、前記ケースは、第1回転規制部を有しており、前記基板は、前記第1回転規制部とともに、前記ケースに対する前記基板の回転を規制する第2回転規制部を有する構成とする。【選択図】図5

Description

本発明の一態様は、撮像装置等に関する。
レンズ鏡筒と、撮像素子が搭載された基板とがケースに収容された撮像装置では、光軸位置の精度を高めるため、ケースに対するレンズ鏡筒の位置を精度良く固定する必要がある。このように、ケースに対してレンズ鏡筒を固定する構成として、特許文献1には、フロントケースに設けられた開口部に、レンズバレルが嵌合された構成を採用している。
特開2011−164461号公報
車載カメラなど、近年の撮像装置では、従来よりもさらに精度良く光軸の位置を調整することが要求されている。しかし、従来のように、単にケースとレンズ鏡筒とを嵌合することで位置固定する構成では、回転方向の位置固定がなされておらず、撮影された画像では、光軸の中心は一致しているものの、回転してしまった画像となることがあった。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
レンズを保持するレンズ鏡筒(3)と、
前記レンズを透過した光を受光して撮像する撮像素子を搭載した基板(41)と、
前記レンズ鏡筒及び前記基板を保持するケース(1、8)と、を備え、
前記レンズ鏡筒と前記ケースとが径嵌合し、
前記ケースは、第1回転規制部(1b)を有しており、
前記基板は、前記第1回転規制部とともに、前記ケースに対する前記基板の回転を規制する第2回転規制部(41a)を有している、
撮像装置である。
上記構成の撮像装置では、第1回転規制部及び第2回転規制部により、ケースに対して基板及び撮像素子が光軸を軸として回転することを防止する構成とすることができる。これにより、撮像部で撮像された画像が光軸を軸として回転した画像となってしまうことを防止することができる。また、ケースを基準として、レンズ鏡筒で光軸に垂直な平面における光軸ずれを調整し、基板で光軸を軸とする回転方向の光軸ずれを調整する構成としているため、光軸ずれを効果的に抑制することができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記第1回転規制部は、前記ケースから前記基板に対して突出する回転規制凸部(1b)であり、
前記第2回転規制部は、光軸を中心とする回転方向において前記回転規制凸部と当接する回転規制面(41a)である。
または、上記撮像装置において、好ましくは、
前記第2回転規制部は、前記ケースから前記基板に対して突出する回転規制凸部であり、
前記第1回転規制部は、光軸を中心とする回転方向において前記回転規制凸部と当接する回転規制面である。
上記構成の撮像装置によれば、凸部と回転規制面との簡易な構成によって、ケースに対して基板及び撮像素子が回転することを抑制する構成にすることができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記レンズ鏡筒は、前記ケースと光軸方向において当接している(E)。
上記構成の撮像装置によれば、光軸方向におけるレンズ鏡筒とケースとの相対位置を固定することができるため、ピント調整を比較的容易に行うことが可能な構成にすることができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記レンズ鏡筒は、第1レンズ鏡筒及び第2レンズ鏡筒を含んでおり、
前記第1レンズ鏡筒は、前記レンズを保持し、
前記第2レンズ鏡筒(3b)は、前記ケースと光軸方向において当接するとともに、前記第1レンズ鏡筒を光軸方向に移動自在に保持する。
上記構成の撮像装置によれば、レンズ鏡筒においてレンズの光軸方向の位置を移動させることができるため、ピント調整を比較的容易に行うことが可能な構成にすることができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
径方向において、前記ケースと前記レンズ鏡筒との間に配置された防水シール(2)をさらに備える。
上記構成の撮像装置によれば、防水シールの圧縮率を略均等にすることができ、優れた防水性能を得る構成にすることができる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記ケースは、フロントケースと、前記フロントケースよりも光軸方向後方に配置されたリアケースとを含み、
前記フロントケースまたは前記リアケースが、前記第1回転規制部を有する。
上記構成の撮像装置によれば、ケースがフロントケースとリアケースとに分解可能であり、いずれか一方の第1回転規制部により基板の回転を抑制する構成としているため、比較的組立容易な構成にすることができる。
図1は、実施形態の撮像装置をフロント側から見た外観斜視図である。 図2は、実施形態の撮像装置をリア側から見た外観斜視図である。 図3は、実施形態の撮像装置をフロント側から見た分解斜視図である。 図4は、実施形態の撮像装置をリア側から見た分解斜視図である。 図5は、実施形態の撮像装置において、フロントケース、防水シール、レンズ鏡筒、及び撮像素子基板を連結させた状態をリア側から見た平面図である。 図6は、図5のC−Cの位置における断面図である。
本発明の撮像装置は、フロントケースに対して、撮像素子を搭載した撮像素子基板が光軸に垂直な平面で回転することを防止するための回転規制部を備える構成としている点を特徴の一つとしている。
なお、本明細書では、レンズの中心位置であって、撮像素子に入射する光の中心位置を「光軸」と称する。レンズに対して撮像素子とは反対側に位置する撮像対象を「被写体」と称する。撮像素子に対して被写体が位置する方向を「フロント側」または「光軸方向前方」と称し、被写体に対して撮像素子が位置する方向を「リア側」または「光軸方向後方」と称する。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.補足事項
<1.実施形態>
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1及び図2は、本実施形態の撮像装置の外観斜視図であり、図1はフロント側から見た図、図2はリア側から見た図である。図3及び図4は、本実施形態の撮像装置の分解斜視図であり、図3はフロント側から見た図、図4はリア側から見た図である。図5は、本実施形態の撮像装置において、フロントケース、防水シール、レンズ鏡筒、及び撮像素子基板を連結させた状態をリア側から見た平面図である。図6は、図5のC−Cの位置における断面図である。
図1〜図6に示されるように、本実施形態の撮像装置は、フロントケース1、防水シール2、レンズ鏡筒3、撮像素子基板41、電子部品基板42、シールドプレート6、防水シール7、リアケース8、コネクタ9、並びに連結具51、52、及び53を含んで構成される。
<フロントケース1>
フロントケース1は、リアケース8と共に撮像装置の筐体(ケース)を形成する部材であって、樹脂などで形成される。フロントケース1は、光軸方向前方に、光軸を中心とする開口部1aを有し、光軸方向後方はリアケース8と連結可能に開放されており、光軸を覆うよう形成された略矩形状の側面を有している。フロントケース1とリアケース8とが連結されることで、防水シール2、レンズ鏡筒3、撮像素子基板41、及び電子部品基板42、シールドプレート6、及び防水シール7などを収容する空間が形成される。図1に示されるように、フロントケース1の光軸方向前方の開口部1aには、レンズ鏡筒3により保持されたレンズ3aが位置する。図6に示されるように、フロントケース1とレンズ鏡筒3とは、フロントケース1の開口部1aの位置で当接することで径嵌合している。開口部1aの位置でフロントケース1とレンズ鏡筒3とが径嵌合することで、レンズ3aの中心である光軸が決定される。なお、本明細書において「径嵌合」とは、径方向に略隙間なく配置されることで嵌め合わされていることを指す。
<回転規制凸部1b>
図4〜図6に示されるように、フロントケース1は、光軸方向前方の面から光軸方向後方に軸状に突出した回転規制凸部1bを有する。回転規制凸部1bは円筒状である。図5及び図6に示されるように、回転規制凸部1bは、組み立て状態において、撮像素子基板41の切欠部41aに当接する。より具体的には、回転規制凸部1bの外周面が、切欠部41aの縁部に当接する。回転規制凸部1bは、光軸方向において、切欠部41aに対向する位置に形成されている。
<リアケース8>
リアケース8は、上記のように、フロントケース1と連結されることで、レンズ鏡筒3、撮像素子基板41、及び電子部品基板42などを収容する空間を形成する。リアケース8は、光軸に対して略垂直な面を有する板状の部材である。リアケース8は、光軸方向後方に開口部を有する。リアケース8の開口部には、コネクタ9の突出部が挿入される。リアケース8は、連結具52によりフロントケース1と連結され、連結具53によりコネクタ9と連結される。
<防水シール2>
防水シール2は、ゴムなどの弾性部材により形成された円環状の部材であって、フロントケース1とレンズ鏡筒3との間に配置されることで、フロントケース1とレンズ鏡筒3とを隙間無く連結させるよう作用する。防水シール2は、レンズ鏡筒3の径方向外側であって、フロントケース1の径方向内側に配置されている(図6参照)。つまり、防水シール2は、光軸に垂直な方向(径方向)において、レンズ鏡筒3とフロントケース1との間に配置される。防水シール2は、レンズ鏡筒3の外周部に沿った円環状になっている。防水シール2は、レンズ鏡筒3とフロントケース1とが径嵌合する開口部1aの位置の光軸方向後方の位置であって、開口部1aの近傍に配置される(図6参照)。
<レンズ鏡筒3>
レンズ鏡筒3は、光軸方向に伸びる円筒状の鏡筒部と、レンズホルダ3bとを含んで構成される。レンズ鏡筒3の鏡筒部は、レンズ3aを含む1以上の光学部材を保持する。レンズ鏡筒3に保持される光学部材には、レンズ3aの他に、レンズ、スペーサ、口径板、及び光学フィルタなどが含まれる。レンズ3aを含むレンズは、ガラスまたはプラスチック等の透過性を有する素材で形成され、光軸方向前方からの光を屈折させながら光軸方向後方に透過させる。スペーサは、光軸方向に適度な厚みを有する板状で円環状の部材であり、各レンズの光軸方向の位置を調整する。スペーサは、光軸を含む中心部に開口部を有する。口径板は、通過する光の最外位置を決める。光学フィルタは、所定の波長の光を抑制または遮蔽する。光学フィルタは、例えば、通過する赤外線を抑制する赤外線カットフィルタなどが含まれる。これらの光学部材の数は、任意に変更可能である。
レンズホルダ3bは、レンズ鏡筒3における鏡筒部の光軸方向後方に配置された板状の部材である。図6に示されるように、レンズホルダ3bの光軸方向前方の面は、図6の「E」の位置でフロントケース1の光軸方向後方の面と当接しており、これによってレンズ鏡筒3の光軸方向の位置が固定されている。レンズホルダ3bは、径方向内側にねじ山を有しており、図6の「D」の位置で鏡筒部とねじ嵌合している。鏡筒部を回転させることで、レンズホルダ3bに対する鏡筒部のねじ込み量が変化し、これによってレンズホルダ3bと鏡筒部及びレンズ3aを含む光学部材との位置が変化する。レンズホルダ3bに対する鏡筒部のねじ込み量を変化させることで、撮像素子44に対するレンズ3aを含む光学部材との位置を変化させることができ、これによりピント調整をすることができる。
なお、鏡筒部は本発明の「第1レンズ鏡筒」の一例であり、レンズホルダ3bは本発明の「第2レンズ鏡筒」の一例である。
<撮像素子基板41及び電子部品基板42>
撮像素子基板41は、撮像素子44を含む電子部品が搭載されたリジッド基板である。なお、撮像素子基板41には、撮像素子44のみが搭載されていても良い。電子部品基板42は、電子部品が搭載されたリジッド基板である。撮像素子44により取得された電気信号は、撮像素子基板41、及び電子部品基板42に搭載された電子部品により所定の電気処理または信号処理が施された後、撮像装置の外部に画像データとして出力される。撮像素子基板41は、フレキシブル基板43によって、電子部品基板42と電気的に接続される。撮像素子基板41、電子部品基板42、及びフレキシブル基板43は、シールドプレート6によって周囲を覆われている。なお、撮像素子基板41は、本発明の「基板」の一例である。
フレキシブル基板43は、可撓性を有する基板であって、撮像素子基板41と電子部品基板42とを電気的に接続するための導線を含んで構成される。フレキシブル基板43は、FPCと称されることがある。
撮像素子基板41及び電子部品基板42は、それぞれ複数の連結具51によって、レンズ鏡筒3のレンズホルダ3bに連結されることで固定される。
撮像素子44は、照射された光を電気信号に変換する光電変換素子であり、例えばC−MOSセンサやCCDなどであるが、これらに限定されるものではない。また、撮像装置においては、撮像素子44以外の撮像機能を要する撮像部を採用してもよい。撮像素子は、本発明の「撮像部」の一例である。
撮像素子基板41は、光軸に垂直な平面において矩形状に形成されており、角部の近傍に、光軸方向内側に向かって切り欠くよう形成された切欠部41aを有する。切欠部41aは、光軸方向において、フロントケース1の回転規制凸部1bに対向する位置に形成されている。図5及び図6に示されるように、組み立て状態では、切欠部41aと回転規制凸部1bとが、光軸に垂直な平面において、光軸を中心軸とする回転方向で当接する。これによって、フロントケース1に対して撮像素子基板41が回転方向に変位することが規制される。
<シールドプレート6>
シールドプレート6は、導電性を有する板状の部材により形成され、組み立てられた状態で、撮像素子基板41、電子部品基板42、及びフレキシブル基板43を覆うように配置される。これによって、外部から与えられる電磁ノイズをシールドプレート6によって遮蔽することができ、撮像素子基板41、電子部品基板42、及びフレキシブル基板43が電磁ノイズの影響により誤動作することなどを防止することができる。また、撮像素子基板41、電子部品基板42、及びフレキシブル基板43から外部に電磁ノイズを放出されることを抑制することができる。
<防水シール7>
防水シール7は、防水シール2と同様にゴムなどの弾性部材により形成された部材であって、フロントケース1とリアケース8との間に配置されることで、フロントケース1とリアケース8とを隙間無く連結させるよう作用する。防水シール7は、フロントケース1とリアケース8との連結面に対応した形状となっており、本実施形態の防水シール7は、角部が切り欠かれた矩形状となっている。
<コネクタ9>
コネクタ9は、リアケース8の光軸方向後方に配置され、連結具53によってリアケース8と連結される。コネクタ9は、撮像装置と外部機器とを電気的に接続させつつ、撮像装置を取り付け対象の機器に対して取り付けるための取付具として利用される。コネクタ9は、電子部品基板42から光軸方向後方に突出した端子42a(図4参照)と接続される。
本実施形態の撮像装置は、上記のように、回転規制部として機能する回転規制凸部1b及び切欠部41aを有する構成としていることで、フロントケース1に対して撮像素子基板41及び撮像素子44が光軸に対して回転することを防止することができる。これにより、撮像素子44で撮像された画像が、回転した画像となってしまうことを防止することができる。また、フロントケース1を基準として、レンズ鏡筒3で光軸に垂直な平面における光軸ずれを調整し、撮像素子基板41で光軸を中心軸とする回転方向の光軸ずれを調整する構成としているため、光軸ずれを効果的に抑制することができる。
なお、回転規制部として機能する構成は、必ずしも回転規制凸部1bと切欠部41aとからなる必要はなく、フロントケース1に対して撮像素子基板41の回転を規制する構成であれば、別の構成を採用可能である。例えば、撮像素子基板41が凸部を有し、フロントケース1が切欠部を有するような構成であっても良い。また、撮像素子基板41が切欠部41aに代えて貫通孔または溝部を有し、貫通孔または溝部に回転規制凸部1bが挿入される構成を採用しても良い。つまり、フロントケース1の一部と撮像素子基板41の一部とが、光軸に対する回転方向の双方に当接する構成を採用することで、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態の撮像装置では、レンズ鏡筒3のレンズホルダ3bの光軸方向前方の面と、フロントケース1の光軸方向後方の面とが当接しているため、光軸方向におけるレンズ鏡筒3とフロントケース1との相対位置を固定することができ、ピント調整を比較的容易に行うことが可能な構成にすることができる。
また、本実施形態の撮像装置では、レンズ鏡筒3が鏡筒部とレンズホルダ3bとを含んでおり、レンズホルダ3bが、フロントケース1に当接するとともに鏡筒部とねじ嵌合しているため、レンズ3aを保持する鏡筒部がレンズホルダ3bに対して光軸方向に移動自在な構成となっている。この構成により、レンズ鏡筒3においてレンズ3aの光軸方向の位置を移動させることができるため、ピント調整を比較的容易に行うことが可能な構成にすることができる。
また、本実施形態の撮像装置では、径方向においてフロントケース1とレンズ鏡筒3との間に防水シール2が配置されているため、防水シール2に与えられる力が均等となり、防水シール2の圧縮率を略均等にすることができ、優れた防水性能が得られる構成にすることができる。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
実施形態の撮像装置では、撮像素子基板41及び電子部品基板42を有する構成例について説明したが、基板の数は任意に変更可能である。例えば、撮像素子44及び電子部品を搭載する1枚の基板のみを有する構成としても良いし、3枚以上の基板を有する構成としても良い。
また、フロントケース1及びリアケース8は、実施形態のような構成に限定されるものではない。例えば、フロントケース1が光軸方向に略垂直な平面を形成する板状部材で、リアケース8が光軸方向に略垂直な平面を形成する板状部材と、板状部材の外縁部から光軸方向前方に突出した側面を有するなどの形状であっても良い。つまり、フロントケース1とリアケース8とは、連結されることで筐体(ケース)を形成する任意の形状を採用可能である。また、フロントケース1及びリアケース8は、樹脂以外の素材で形成されても良い。
また、レンズ鏡筒3は、必ずしもレンズホルダ3bを有する構成とする必要はない。つまり、レンズ鏡筒3とレンズホルダ3bとが一体的に形成された構成を採用してもよいし、レンズ鏡筒3のみからなる構成を採用してもよい。
本発明は、高い精度で光軸を調整する必要がある車載用の撮像装置などとして好適に利用される。
1…フロントケース
1a…開口部
1b…回転規制凸部
2…防水シール
3…レンズ鏡筒
3a…レンズ
3b…レンズホルダ
41…撮像素子基板
41a…切欠部
42…電子部品基板
42a…端子
43…フレキシブル基板
44…撮像素子
51、52、53…連結具
6…シールドプレート
7…防水シール
8…リアケース
9…コネクタ

Claims (7)

  1. レンズを保持するレンズ鏡筒と、
    前記レンズを透過した光を受光して撮像する撮像素子を搭載した基板と、
    前記レンズ鏡筒及び前記基板を保持するケースと、を備え、
    前記レンズ鏡筒と前記ケースとが径嵌合し、
    前記ケースは、第1回転規制部を有しており、
    前記基板は、前記第1回転規制部とともに、前記ケースに対する前記基板の回転を規制する第2回転規制部を有している、
    撮像装置。
  2. 前記第1回転規制部は、前記ケースから前記基板に対して突出する回転規制凸部であり、
    前記第2回転規制部は、光軸を中心とする回転方向において前記回転規制凸部と当接する回転規制面である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2回転規制部は、前記ケースから前記基板に対して突出する回転規制凸部であり、
    前記第1回転規制部は、光軸を中心とする回転方向において前記回転規制凸部と当接する回転規制面である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記レンズ鏡筒は、前記ケースと光軸方向において当接している、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記レンズ鏡筒は、第1レンズ鏡筒及び第2レンズ鏡筒を含んでおり、
    前記第1レンズ鏡筒は、前記レンズを保持し、
    前記第2レンズ鏡筒は、前記ケースと光軸方向において当接するとともに、前記第1レンズ鏡筒を光軸方向に移動自在に保持する、
    請求項4に記載の撮像装置。
  6. 径方向において、前記ケースと前記レンズ鏡筒との間に配置された防水シールをさらに備える、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記ケースは、フロントケースと、前記フロントケースよりも光軸方向後方に配置されたリアケースとを含み、
    前記フロントケースまたは前記リアケースが、前記第1回転規制部を有する、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。





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