JP2019027497A - Vehicle control apparatus - Google Patents
Vehicle control apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019027497A JP2019027497A JP2017146529A JP2017146529A JP2019027497A JP 2019027497 A JP2019027497 A JP 2019027497A JP 2017146529 A JP2017146529 A JP 2017146529A JP 2017146529 A JP2017146529 A JP 2017146529A JP 2019027497 A JP2019027497 A JP 2019027497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- transmission mechanism
- sheave
- engine
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
Description
本発明は、車両制御装置に関する。 The present invention relates to a vehicle control device.
従来、無段変速機構と有段変速機構とが並列に配置された車両制御装置が知られている。例えば特許文献1には、無段変速機構であるCVTと有段変速機構であるギヤ列とが並列に配置されており、CVTのプライマリシーブおよびセカンダリシーブを制御する油圧回路の供給源としてメカオイルポンプおよび電動オイルポンプを備えた車両制御装置が開示されている。この車両制御装置は、車両が惰性走行(フリーラン走行)から通常走行に復帰する際のエンジン再始動時に、ベルト滑りを防止するためにプライマリシーブおよびセカンダリシーブへのベルト挟圧を上昇させる。
Conventionally, a vehicle control device in which a continuously variable transmission mechanism and a stepped transmission mechanism are arranged in parallel is known. For example, in
ここで、特許文献1に示した車両制御装置では、有段変速機構としてのギヤ列を備えているため、例えば惰性走行から通常走行に復帰する際のエンジン再始動時は、CVTのベルトが最ロー位置にあるか否か、すなわちCVTが最小変速比であるか否かにかかわらず、ギヤ列による発進を行う。
Here, since the vehicle control device disclosed in
また、特許文献1に示したような従来の車両制御装置では、メカオイルポンプが駆動しない惰性走行中は、電動オイルポンプによって油圧を供給するが、その際に、電動オイルポンプによってセカンダリシーブ側にのみ油圧を供給し、プライマリシーブ側には油圧を供給しない場合がある。
Moreover, in the conventional vehicle control apparatus as shown in
このような場合、車両が惰性走行から復帰すると、プライマリシーブ側への油圧が不足してベルト滑りが発生しやすくなるが、惰性走行からの復帰時はプライマリシーブ側への油圧供給が遅れるため、プライマリシーブのベルト挟圧を上昇させることが困難となる。従って、従来の車両制御装置では、CVTが最小変速比となっていない状態、かつベルト滑りが発生している状態で通常走行(CVT走行)に移行することにより、トルク容量が小さくなってドライバビリティが低下する可能性がある。 In such a case, when the vehicle returns from inertia traveling, the hydraulic pressure to the primary sheave side becomes insufficient and belt slippage is likely to occur, but when returning from inertia traveling, the hydraulic pressure supply to the primary sheave side is delayed, It becomes difficult to increase the belt clamping pressure of the primary sheave. Therefore, in the conventional vehicle control apparatus, the torque capacity is reduced and the drivability is reduced by shifting to the normal traveling (CVT traveling) in a state where the CVT is not at the minimum speed ratio and the belt slip occurs. May be reduced.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両が惰性走行から通常走行に復帰する際のドライバビリティの低下を抑制することができる車両制御装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide a vehicle control device that can suppress a decrease in drivability when the vehicle returns from inertial traveling to normal traveling.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両制御装置は、エンジンと、プライマリシーブ、セカンダリシーブおよびベルトを備える無段変速機構と、有段変速機構と、前記エンジンによって駆動され、かつ前記プライマリシーブを制御する油圧回路および前記セカンダリシーブを制御する油圧回路に対してそれぞれ油圧を供給するメカオイルポンプと、前記セカンダリシーブを制御する油圧回路に対して油圧を供給する電動オイルポンプと、走行中に所定の実行条件が成立した場合に前記エンジンを停止させて車両を惰性走行させる制御部と、を備える車両制御装置において、前記無段変速機構を介する動力伝達経路と、前記有段変速機構を介する動力伝達経路とは、並列に配置されており、前記制御部は、前記惰性走行から通常走行に復帰する場合における前記エンジンの再始動時であって、前記メカオイルポンプによって所定値以上の油圧を確保できないエンジン回転数である状態が所定時間以上継続しており、かつ前記無段変速機構が最小変速比ではない場合、前記無段変速機構が最小変速比となるまで、あるいは所定時間が経過するまで、前記プライマリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧および前記セカンダリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧を、前記無段変速機構が最小変速比となるような指示圧とし、同時に、前記プライマリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧を、予め設定された最低圧とすることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, a vehicle control device according to the present invention includes an engine, a continuously variable transmission mechanism including a primary sheave, a secondary sheave, and a belt, a stepped transmission mechanism, and the engine. A mechanical oil pump that is driven and supplies hydraulic pressure to the hydraulic circuit that controls the primary sheave and the hydraulic circuit that controls the secondary sheave, and an electric motor that supplies hydraulic pressure to the hydraulic circuit that controls the secondary sheave In a vehicle control device comprising: an oil pump; and a control unit that causes the vehicle to coast by inertia when a predetermined execution condition is established during traveling, a power transmission path through the continuously variable transmission mechanism; The power transmission path via the stepped transmission mechanism is arranged in parallel, and the control unit When the engine is restarted when returning to normal running from the above, a state where the engine speed is such that the hydraulic pressure higher than a predetermined value cannot be secured by the mechanical oil pump continues for a predetermined time and the steplessly When the transmission mechanism is not at the minimum transmission ratio, the command pressure for the hydraulic circuit that controls the primary sheave and the hydraulic pressure that controls the secondary sheave until the continuously variable transmission mechanism reaches the minimum transmission ratio or until a predetermined time has elapsed. The command pressure for the circuit is set to a command pressure such that the continuously variable transmission mechanism has a minimum gear ratio, and at the same time, the command pressure for the hydraulic circuit that controls the primary sheave is set to a preset minimum pressure. To do.
これにより、車両制御装置は、車両が惰性走行から通常走行に復帰する際のエンジンの再始動時に、プライマリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧およびセカンダリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧を制御することにより、無段変速機構の変速比が最小変速比となるように制御することができる。 Thus, the vehicle control device controls the command pressure for the hydraulic circuit that controls the primary sheave and the command pressure for the hydraulic circuit that controls the secondary sheave when the engine is restarted when the vehicle returns from inertial running to normal running. Thus, it is possible to control the continuously variable transmission mechanism so that the transmission gear ratio becomes the minimum transmission gear ratio.
本発明に係る車両制御装置によれば、無段変速機構の変速比が最小変速比となるように制御することにより、車両が惰性走行から通常走行に移行した際に、プライマリシーブの反力により所定のトルク容量を確保することができるため、ドライバビリティの低下を抑制することができる。 According to the vehicle control apparatus of the present invention, by controlling the continuously variable transmission mechanism so that the transmission gear ratio becomes the minimum transmission gear ratio, when the vehicle shifts from inertia traveling to normal traveling, the reaction force of the primary sheave Since a predetermined torque capacity can be ensured, a decrease in drivability can be suppressed.
本発明の実施形態に係る車両制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。 A vehicle control device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, this invention is not limited to the following embodiment. In addition, constituent elements in the following embodiments include those that can be easily replaced by those skilled in the art or those that are substantially the same.
図1は、本実施形態で対象とする車両の一例を示すスケルトン図である。車両Veは、動力源としてエンジン1を備えている。エンジン1から出力された動力は、流体伝動装置であるトルクコンバータ2、入力軸3、前後進切替機構4、ベルト式の無段変速機(以下「CVT」という)5あるいはギヤ列6、出力軸7、カウンタギヤ機構8、デファレンシャルギヤ9、車軸10、を介して駆動輪11に伝達される。また、CVT5の下流側には、エンジン1を駆動輪11から切り離すための第2クラッチC2が設けられている。第2クラッチC2を開放させることによって、CVT5と出力軸7との間がトルク伝達不能に遮断され、エンジン1に加えCVT5が駆動輪11から切り離される。
FIG. 1 is a skeleton diagram showing an example of a target vehicle in the present embodiment. The vehicle Ve includes an
トルクコンバータ2は、ポンプインペラ2aと、タービンランナ2bと、ステータ2cと、を備えている。トルクコンバータ2の内部は作動流体(オイル)で満たされている。ポンプインペラ2aはエンジン1のクランクシャフト1aと一体回転する。タービンランナ2bには、入力軸3が一体回転するように連結されている。
The torque converter 2 includes a
また、ポンプインペラ2aには、ベルト機構等の伝動機構を介して、メカオイルポンプ(MOP)41が連結されている。メカオイルポンプ41は、ポンプインペラ2aを介してクランクシャフト1aに連結されているため、エンジン1によって駆動される。
A mechanical oil pump (MOP) 41 is connected to the
入力軸3は、前後進切替機構4に連結されている。前後進切替機構4は、エンジントルクを駆動輪11へ伝達する際、駆動輪11に作用するトルクの方向を前進方向と後進方向とに切り替える。前後進切替機構4は、差動機構からなり、図1に示す例ではダブルピニオン型の遊星歯車機構によって構成されている。
The
前後進切替機構4は、サンギヤ4Sと、リングギヤ4Rと、第1ピニオンギヤ4P1と、第2ピニオンギヤ4P2と、キャリヤ4Cと、を備えている。サンギヤ4Sには、ギヤ列6の駆動ギヤ61が一体回転するように連結されている。キャリヤ4Cには、入力軸3が一体回転するように連結されている。また、サンギヤ4Sとキャリヤ4Cとを選択的に一体回転させる油圧式の第1クラッチC1が設けられている。第1クラッチC1を係合させることによって、前後進切替機構4全体が一体回転する。さらに、リングギヤ4Rを選択的に回転不能に固定する油圧式のブレーキB1が設けられている。
Reverse switching mechanism 4 includes a
車両Veでは、無段変速機構であるCVT5と、有段変速機構であるギヤ列6とが、並列に配置されている。すなわち、入力軸3と出力軸7との間の動力伝達経路として、CVT5を介する動力伝達経路(以下「第1経路」という)と、ギヤ列6を介する動力伝達経路(以下「第2経路」という)とが、並列に配置されている。
In the vehicle Ve, a continuously variable transmission mechanism CVT5 and a stepped transmission mechanism gear train 6 are arranged in parallel. That is, as a power transmission path between the
CVT5は、入力軸3と一体回転するプライマリシーブ51と、セカンダリシャフト54と一体回転するセカンダリシーブ52と、一対のシーブ51,52に形成されたV溝に巻き掛けられたベルト53と、を備えている。各シーブ51,52のV溝幅を変化させることによってベルト53の巻き掛け径が変化するので、CVT5の変速比を連続的に変化させることができる。CVT5の変速比は、最大変速比から最小変速比の範囲内で連続的に変化する。
The CVT 5 includes a
プライマリシーブ51は、入力軸3と一体化された固定シーブ51aと、入力軸3上で軸線方向に移動可能な可動シーブ51bと、可動シーブ51bに推力を付与するプライマリ油圧シリンダ51cと、を備えている。固定シーブ51aのシーブ面と可動シーブ51bのシーブ面とが対向して、プライマリシーブ51のV溝を形成する。プライマリ油圧シリンダ51cは、可動シーブ51bの背面側に配置されている。プライマリ油圧シリンダ51c内の油圧(以下「プライマリ指示圧」という)Pinによって、可動シーブ51bを固定シーブ51a側へ移動させる推力が発生する。
The
セカンダリシーブ52は、セカンダリシャフト54と一体化された固定シーブ52aと、セカンダリシャフト54上で軸線方向に移動可能な可動シーブ52bと、可動シーブ52bに推力を付与するセカンダリ油圧シリンダ52cと、を備えている。固定シーブ52aのシーブ面と可動シーブ52bのシーブ面とが対向して、セカンダリシーブ52のV溝を形成する。セカンダリ油圧シリンダ52cは、可動シーブ52bの背面側に配置されている。セカンダリ油圧シリンダ52c内の油圧(以下「セカンダリ指示圧」という)Poutによって、可動シーブ52bを固定シーブ52a側へ移動させる推力が発生する。
The
第2クラッチC2は、セカンダリシャフト54と出力軸7との間に設けられており、出力軸7からCVT5を選択的に切り離すことができる。第2クラッチC2は油圧式であり、油圧アクチュエータによって第2クラッチC2の係合要素同士が摩擦係合するように構成されている。
The second clutch C <b> 2 is provided between the
出力軸7には、出力ギヤ7aと従動ギヤ63とが一体回転するように取り付けられている。出力ギヤ7aは、減速機構であるカウンタギヤ機構8のカウンタドリブンギヤ8aと噛み合っている。カウンタギヤ機構8のカウンタドライブギヤ8bは、デファレンシャルギヤ9のリングギヤ9aと噛み合っている。デファレンシャルギヤ9には、左右の車軸10,10を介して左右の駆動輪11,11が連結されている。
An
ギヤ列6は、前後進切替機構4のサンギヤ4Sと一体回転する駆動ギヤ61と、カウンタギヤ機構62と、出力軸7と一体回転する従動ギヤ63と、を含む。ギヤ列6は減速機構であって、ギヤ列6の変速比(ギヤ比)は、CVT5の最大変速比よりも大きい所定値に設定されている。ギヤ列6の変速比は固定変速比である。車両Veでは、発進時に、エンジン1からギヤ列6を介して駆動輪11にトルクを伝達させるように構成されている。ギヤ列6は発進ギヤとして機能する。
The gear train 6 includes a
駆動ギヤ61は、カウンタギヤ機構62のカウンタドリブンギヤ62aと噛み合っている。カウンタギヤ機構62は、カウンタドリブンギヤ62aと、カウンタシャフト62bと、従動ギヤ63に噛み合っているカウンタドライブギヤ62cと、を含む。カウンタシャフト62bには、カウンタドリブンギヤ62aが一体回転するように取り付けられている。カウンタシャフト62bは入力軸3および出力軸7と平行に配置されている。カウンタドライブギヤ62cは、カウンタシャフト62bに対して相対回転可能に構成されている。また、カウンタシャフト62bとカウンタドライブギヤ62cとを選択的に一体回転させる噛合式の係合装置(以下「ドグクラッチ」という)S1が設けられている。
The
ドグクラッチS1は、噛合式の一対の係合要素64a,64bと、軸線方向に移動可能なスリーブ64cと、を備えている。第1係合要素64aは、カウンタシャフト62bにスプライン嵌合されたハブである。第1係合要素64aとカウンタシャフト62bとは一体回転する。第2係合要素64bは、カウンタドライブギヤ62cと一体回転するように連結されている。つまり、第2係合要素64bはカウンタシャフト62bに対して相対回転する。スリーブ64cの内周面に形成されたスプライン歯が、各係合要素64a,64bの外周面に形成されたスプライン歯と噛み合うことによって、ドグクラッチS1は係合状態となる。ドグクラッチS1を係合させることによって、駆動ギヤ61と従動ギヤ63との間(第2経路)がトルク伝達可能に接続される。第2係合要素64bとスリーブ64cとの噛み合いが解除されることによって、ドグクラッチS1は開放状態となる。ドグクラッチS1を開放させることによって、駆動ギヤ61と従動ギヤ63との間(第2経路)はトルク伝達不能に遮断される。また、ドグクラッチS1は、油圧式であり、油圧アクチュエータによってスリーブ64cが軸線方向に移動する。
The dog clutch S1 includes a pair of meshing
図2は、本実施形態に係る車両制御装置を模式的に示す機能ブロック図である。車両制御装置は、車両Veを制御する制御部として機能する電子制御装置(以下「ECU」という)100によって構成されている。ECU100は、マイクロコンピュータを主体にして構成され、入力されたデータおよび予め記憶させられているデータを使用して演算を行い、その演算結果を指令信号として出力する。
FIG. 2 is a functional block diagram schematically showing the vehicle control device according to the present embodiment. The vehicle control device includes an electronic control device (hereinafter referred to as “ECU”) 100 that functions as a control unit that controls the vehicle Ve. The
ECU100には、各種センサ31〜38からの信号が入力される。車速センサ31は、車速Vを検出する。入力軸回転数センサ32は、入力軸3の回転数(入力軸回転数)を検出する。入力軸3とタービンランナ2bとが一体回転するため、入力軸回転数センサ32は、タービンランナ2bの回転数(タービン回転数)を検出していることになる。第1出力軸回転数センサ33は、セカンダリシャフト54の回転数(第1出力軸回転数)を検出する。第2出力軸回転数センサ34は、出力軸7の回転数(第2出力軸回転数)を検出する。エンジン回転数センサ35は、クランクシャフト1aの回転数(以下「エンジン回転数」という)を検出する。アクセル開度センサ36は、図示しないアクセルペダルの操作量を検出する。ブレーキストロークセンサ37は、図示しないブレーキペダルの操作量を検出する。シフトポジションセンサ38は、図示しないシフトレバーのポジションを検出する。
The
ECU100は、車両Veを複数の走行モードに制御する。走行モードの一例として、惰性走行(以下、「フリーラン」という)がある。フリーランとは、エンジン切り離しクラッチである第2クラッチC2を開放させ、かつエンジン1を自動停止させて、車両Veを惰性走行させる走行モードのことである。ECU100は、所定の実行条件が成立した場合にフリーラン制御を実行し、車両Veを通常走行からフリーランに移行させる。また、フリーラン中に所定の復帰条件が成立した場合、復帰制御部102はフリーランから通常走行に復帰させる制御(復帰制御)を実行する。通常走行に復帰することにより、エンジン1が出力した動力で走行可能になる。
The
ECU100は、エンジン1に指令信号を出力して、燃料供給量や吸入空気量や燃料噴射や点火時期等を制御する。また、ECU100は、油圧制御装置200に油圧指令信号を出力して、CVT5の変速動作や、第1クラッチC1等の各係合装置の動作を制御する。油圧制御装置200は、CVT5の各油圧シリンダ51c,52cや、各係合装置C1,C2,B1,S1の油圧アクチュエータに油圧を供給する。ECU100は、油圧制御装置200を制御することによって、動力伝達経路を第1経路と第2経路とに切り替える制御や、CVT5の変速制御や、各種の走行モードに切り替える制御等を実行する。
The
図3は、油圧制御装置200の一例を示す油圧回路図である。油圧制御装置200は、油圧供給源として、エンジン(Eng)1によって駆動するメカオイルポンプ41と、電動モータ(M)42によって駆動する電動オイルポンプ43と、を備えている。各ポンプ41,43は、オイルパンに貯留されているオイルを吸引して第1油路201に圧送する。電動オイルポンプ43から吐出されたオイルは第2油路202を介して第1油路201に供給される。第1油路201と第2油路202とは、逆止弁を介して接続されている。第1油路201の油圧が第2油路202の油圧よりも高い場合に逆止弁が閉じる。第1油路201の油圧が第2油路202の油圧よりも低い場合に逆止弁が開く。
FIG. 3 is a hydraulic circuit diagram illustrating an example of the
ここで、車両のフリーラン中は、エンジン1が停止してメカオイルポンプ41が駆動できない。この場合、ECU100は、油圧制御装置200を制御し、電動オイルポンプ43を駆動させて第1油路201内に圧油を供給する。またその際、ECU100は、電動オイルポンプ43によってセカンダリシーブ52の側にのみ油圧を供給し、プライマリシーブ51の側には油圧を供給しない。すなわち、フリーラン中において、メカオイルポンプ41は、プライマリシーブ51を制御する油圧回路およびセカンダリシーブ52を制御する油圧回路に対してそれぞれ油圧を供給し、セカンダリシーブ52は、セカンダリシーブ52を制御する油圧回路に対してのみ油圧を供給する。
Here, during the free run of the vehicle, the
油圧制御装置200は、第1油路201の油圧を第1ライン圧PL1に調圧する第1調圧弁211と、第1調圧弁211から排出されたオイルを第2ライン圧PL2に調圧する第2調圧弁212と、第1ライン圧PL1を元圧として所定のモジュレータ圧PMに調圧する第1減圧弁(モジュレータバルブ)213と、第1ライン圧PL1を元圧としてプライマリ指示圧Pinを調圧する第2減圧弁(変速比制御弁)214と、第1ライン圧PL1を元圧としてセカンダリ指示圧Poutを調圧する第3減圧弁(挟圧力制御弁)215とを備える。また、第2調圧弁212によって第2ライン圧PL2に調圧されたオイルはトルクコンバータ2に供給される。その第2調圧弁212から排出されたオイルは、ギヤ同士の噛合い部等の潤滑系に供給される。
The
第1減圧弁213には、第3油路203を介して、複数のリニアソレノイドバルブSL1,SL2,SL3,SLP,SLSが接続されている。各リニアソレノイドバルブSL1,SL2,SL3,SLP,SLSは、ECU100によってそれぞれ独立に励磁、非励磁や電流が制御されて、油圧指令信号に応じた油圧を調圧する。
A plurality of linear solenoid valves SL1, SL2, SL3, SLP, and SLS are connected to the first pressure reducing valve 213 through a
リニアソレノイドバルブSL1は、モジュレータ圧PMを油圧指令信号に応じた第1クラッチ圧PC1に調圧して、第1クラッチC1に供給する。リニアソレノイドバルブSL2は、モジュレータ圧PMを油圧指令信号に応じた第2クラッチ圧PC2に調圧して、第2クラッチC2に供給する。リニアソレノイドバルブSL3は、モジュレータ圧PMを油圧指令信号に応じた供給油圧Pbsに調圧して、ドグクラッチS1とブレーキB1に供給する。リニアソレノイドバルブSL3は切替弁206を介して、ドグクラッチS1とブレーキB1とに接続されている。切替弁206は、シフトレバーの操作に基づいて、機械的あるいは電気的に動作して油路を切り替える。 The linear solenoid valve SL1 is pressed first clutch pressure P C1 two tone corresponding the modulator pressure P M in the hydraulic pressure command signal is supplied to the first clutch C1. The linear solenoid valve SL2 is pressed a second clutch pressure P C2 two tone corresponding the modulator pressure P M in the hydraulic pressure command signal is supplied to the second clutch C2. The linear solenoid valve SL3 is by regulating the hydraulic supply pressure P bs corresponding to the modulator pressure P M in the hydraulic pressure command signal is supplied to the dog clutch S1 and the brake B1. The linear solenoid valve SL3 is connected to the dog clutch S1 and the brake B1 via the switching valve 206. The switching valve 206 operates mechanically or electrically to switch the oil path based on the operation of the shift lever.
リニアソレノイドバルブSLPは、モジュレータ圧PMを元圧として信号圧PSLPを調圧し、その信号圧PSLPを第2減圧弁214へ出力する。リニアソレノイドバルブSLSは、モジュレータ圧PMを元圧として信号圧PSLSを調圧し、その信号圧PSLSを第3減圧弁215へ出力する。 Linear solenoid valve SLP is by regulating the signal pressure P SLP as source pressure modulator pressure P M, and outputs the signal pressure P SLP to the second pressure reducing valve 214. The linear solenoid valve SLS is by regulating the signal pressure P SLS as source pressure modulator pressure P M, and outputs the signal pressure P SLS to the third pressure reducing valve 215.
第2減圧弁214には、第4油路204を介して、プライマリ油圧シリンダ51cが接続されている。第2減圧弁214はCVT5の変速比を制御するためのバルブである。第2減圧弁214はプライマリ油圧シリンダ51cへ供給する油量(油圧)を制御する。第2減圧弁214は、第1ライン圧PL1を元圧としてプライマリ指示圧Pinを調圧して、プライマリ油圧シリンダ51cに供給する。第2減圧弁214は、リニアソレノイドバルブSLPから入力された信号圧PSLPに基づいてプライマリ指示圧Pinを調圧する。
A primary
ECU100は、リニアソレノイドバルブSLPに出力する油圧指令信号を制御することによってプライマリ指示圧Pinを調節する。プライマリ指示圧Pinが変化することにより、プライマリシーブ51のV溝幅が変化する。ECU100は、プライマリ指示圧Pinを制御することによって、CVT5の変速比を制御する。なお、ECU100は、フリーラン中は前記したプライマリ指示圧Pinの調節は行わず、プライマリ指示圧Pinをプライマリ油圧シリンダ51cに供給しない。
ECU100 regulates primary command pressure P in by controlling the hydraulic pressure command signal to be output to the linear solenoid valve SLP. By primary command pressure P in changes, V groove width of the
第3減圧弁215には、第5油路205を介して、セカンダリ油圧シリンダ52cが接続されている。第3減圧弁215と第5油路205とが、CVT5の挟圧力制御回路を形成する。第3減圧弁215はベルト挟圧力を制御するバルブである。第3減圧弁215はセカンダリ油圧シリンダ52cへ供給する油量(油圧)を制御する。第3減圧弁215は、第1ライン圧PL1を元圧としてセカンダリ指示圧Poutを調圧して、セカンダリ油圧シリンダ52cに供給する。第3減圧弁215は、リニアソレノイドバルブSLSから入力された信号圧PSLSに基づいて、セカンダリ指示圧Poutを調圧する。
A secondary
ECU100は、リニアソレノイドバルブSLSに出力する油圧指令信号を制御することによってセカンダリ指示圧Poutを調節する。セカンダリ指示圧Poutが変化することにより、CVT5のベルト挟圧力が変化する。ECU100は、セカンダリ指示圧Poutを制御することによって、CVT5のベルト挟圧力を制御する。
The
ベルト挟圧力は、各シーブ51,52のV溝でベルト53を挟みつける力である。ベルト挟圧力によって、回転中のCVT5で両シーブ51,52とベルト53との間の摩擦力が生じる。すなわち、ベルト挟圧力によって、各シーブ51,52のV溝に巻き掛けられた状態のベルト53に張力が生じることになる。従って、セカンダリ油圧シリンダ52cでは、両シーブ51,52でベルト53が滑らないようなベルト挟圧力を発生させる必要がある。必要なベルト挟圧力が生じるように、第3減圧弁215によりセカンダリ指示圧Poutを調圧制御する。CVT5が回転停止する場合等でベルト滑りが発生しない場合には、必要なベルト挟圧力は小さくなる。この場合には、セカンダリ油圧シリンダ52c内のオイルを第3減圧弁215のドレーンポートから排出させて、セカンダリ指示圧Poutを低下させる。
The belt clamping pressure is a force for clamping the
ここで、前記したように、従来の車両制御装置では、フリーラン中に電動オイルポンプによってセカンダリシーブの側にのみ油圧を供給する場合、車両がフリーランから復帰すると、プライマリシーブの側への油圧供給が遅れ、プライマリシーブのベルト挟圧を上昇させることが困難となる。従って、CVTのベルトが最ロー位置まで戻っていない状態、すなわちCVTが最小変速比となっていない状態、かつベルト滑りが発生している状態で通常走行(CVT走行)に移行することにより、トルク容量が小さくなってドライバビリティが低下する可能性があった。なお、ベルトが「最ロー位置」にある状態とは、具体的には、CVTを側面側から断面視した場合において、ベルトがプライマリシーブの最も中心寄りに位置している状態のことを意味している。 Here, as described above, in the conventional vehicle control device, when the hydraulic pressure is supplied only to the secondary sheave side by the electric oil pump during the free run, when the vehicle returns from the free run, the hydraulic pressure to the primary sheave side is restored. The supply is delayed, and it becomes difficult to increase the belt clamping pressure of the primary sheave. Therefore, when the CVT belt is not returned to the lowest position, that is, the CVT is not at the minimum gear ratio, and the belt slips, the transition to the normal running (CVT running) causes the torque. There was a possibility that drivability would be reduced due to the small capacity. The state in which the belt is in the “lowest position” specifically means a state in which the belt is located closest to the center of the primary sheave when the CVT is viewed from the side. ing.
そこで、本実施形態に係る車両制御装置では、図4に示すような制御を行うこととした。以下、同図を参照しながら本実施形態に係る車両制御装置による制御方法について説明する。 Therefore, the vehicle control apparatus according to the present embodiment performs the control as shown in FIG. Hereinafter, a control method by the vehicle control device according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
まず、ECU100は、フリーランから通常走行に復帰する場合におけるエンジン1の再始動時であるか否かを判定する(ステップS1)。フリーランから通常走行に復帰する場合におけるエンジン1の再始動時である場合(ステップS1でYes)、ECU100は、エンジン回転数が所定値未満である状態が所定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS2)。なお、前記した「エンジン回転数が所定値未満」とは、メカオイルポンプ41によって所定値以上の油圧を確保できないエンジン回転数のことを意味している。
First, the
エンジン回転数が所定値未満である状態が所定時間以上継続している場合(ステップS2でYes)、ECU100は、CVT5のベルト53が最ロー位置ではないか否かを判定する(ステップS3)。なお、前記した「CVT5のベルト53が最ロー位置ではない」とは、CVT5が最小変速比ではないことを意味している。
When the state where the engine speed is less than the predetermined value continues for a predetermined time or longer (Yes in step S2), the
CVT5のベルト53が最ロー位置ではない場合(ステップS3でYes)、ECU100は、油圧制御装置200を制御することにより、プライマリ指示圧Pin(プライマリシーブ51を制御する油圧回路に対する指示圧)を最低圧である0MPaに設定し、セカンダリ指示圧Pout(セカンダリシーブ52を制御する油圧回路に対する指示圧)を所定値に設定する(ステップS4)。なお、前記した「所定値」は、オイルの油温に応じて予め設定される。また、ステップS4において、プライマリ指示圧Pinを最低圧(0MPa)とするのは、ベルト滑りが発生している状態で、例えばプライマリ指示圧Pinをセカンダリ指示圧Poutに応じた指示圧とすると、ベルト滑りを急激に止めることになり、ショックロードによってプライマリシーブ51にダメージが加わるおそれがあるためである。
When the
続いて、ECU100は、ステップS4の制御を開始してから所定時間が経過しているか否かを判定する(ステップS5)。なお、前記した「所定時間」は、オイルの油温に応じて予め設定される。そして、制御開始から所定時間が経過している場合(ステップS5でYes)、ECU100は、エンジン1の始動時ではないか否かを判定する(ステップS6)。そして、エンジン1の始動時ではない場合(ステップS6でYes)、本制御を終了する。
Subsequently, the
ステップS5において、制御開始から所定時間が経過していない場合(ステップS5でNo)、および、ステップS6において、エンジン1の始動時である場合(ステップS6でNo)、ECU100は、CVT5のベルト53が最ロー位置であるか否かを判定する(ステップS7)。そして、CVT5のベルト53が最ロー位置である場合(ステップS7でYes)、本制御を終了する。一方、CVT5のベルト53が最ロー位置ではない場合(ステップS7でNo)、ステップS4の処理に戻る。
In step S5, when the predetermined time has not elapsed since the start of control (No in step S5), and in step S6, when the
なお、前記したステップS1,S2,S3において、否定的な判定がなされた場合は、本制御を終了する。 In addition, this control is complete | finished when negative determination is made in above-mentioned step S1, S2, S3.
以上のように、本実施形態に係る車両制御装置では、フリーランから通常走行に復帰する場合におけるエンジン1の再始動時であって、メカオイルポンプ41によって所定値以上の油圧を確保できないエンジン回転数である状態が所定時間以上継続しており、かつCVT5が最小変速比ではない場合、CVT5が最小変速比となるまで、あるいは所定時間が経過するまで、プライマリ指示圧Pinおよびセカンダリ指示圧Poutを、CVT5が最小変速比となるような指示圧とし、同時に、プライマリ指示圧Pinを、予め設定された最低圧(0MPa)とする。
As described above, in the vehicle control device according to the present embodiment, the engine rotation at which the
従って、本実施形態に係る車両制御装置によれば、車両Veが惰性走行から通常走行に復帰する際のエンジン1の再始動時に、プライマリ指示圧Pinおよびセカンダリ指示圧Poutを制御することにより、CVT5の変速比が最小変速比となるように制御することができる。これにより、車両Veが惰性走行から通常走行に移行した際に、プライマリシーブ51の反力により所定のトルク容量を確保することができるため、ドライバビリティの低下を抑制することができる。
Therefore, according to the vehicle control apparatus according to the present embodiment, a restart at the time of the
1 エンジン
3 入力軸
4 前後進切替機構
5 ベルト式の無段変速機(CVT)
6 ギヤ列
7 出力軸
C1 第1クラッチ
C2 第2クラッチ
S1 ドグクラッチ
100 電子制御装置(ECU)
Ve 車両
1
6 Gear train 7 Output shaft C1 First clutch C2 Second clutch S1 Dog clutch 100 Electronic control unit (ECU)
Ve vehicle
Claims (1)
前記無段変速機構を介する動力伝達経路と、前記有段変速機構を介する動力伝達経路とは、並列に配置されており、
前記制御部は、
前記惰性走行から通常走行に復帰する場合における前記エンジンの再始動時であって、前記メカオイルポンプによって所定値以上の油圧を確保できないエンジン回転数である状態が所定時間以上継続しており、かつ前記無段変速機構が最小変速比ではない場合、前記無段変速機構が最小変速比となるまで、あるいは所定時間が経過するまで、前記プライマリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧および前記セカンダリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧を、前記無段変速機構が最小変速比となるような指示圧とし、
同時に、前記プライマリシーブを制御する油圧回路に対する指示圧を、予め設定された最低圧とすることを特徴とする車両制御装置。 An engine, a continuously variable transmission mechanism including a primary sheave, a secondary sheave and a belt, a stepped transmission mechanism, a hydraulic circuit driven by the engine and controlling the primary sheave and a hydraulic circuit controlling the secondary sheave A mechanical oil pump that supplies hydraulic pressure, an electric oil pump that supplies hydraulic pressure to a hydraulic circuit that controls the secondary sheave, and a vehicle that stops the engine when a predetermined execution condition is satisfied during traveling. A vehicle control device comprising:
The power transmission path through the continuously variable transmission mechanism and the power transmission path through the stepped transmission mechanism are arranged in parallel.
The controller is
When the engine is restarted when returning from the inertia traveling to the normal traveling, the state where the engine rotational speed at which the hydraulic pressure higher than a predetermined value cannot be secured by the mechanical oil pump continues for a predetermined time and If the continuously variable transmission mechanism is not at the minimum transmission ratio, the command pressure for the hydraulic circuit that controls the primary sheave and the secondary sheave are reduced until the continuously variable transmission mechanism reaches the minimum transmission ratio or until a predetermined time has elapsed. The command pressure for the hydraulic circuit to be controlled is set to a command pressure such that the continuously variable transmission mechanism has a minimum gear ratio,
At the same time, the vehicle control device is characterized in that the command pressure for the hydraulic circuit for controlling the primary sheave is set to a preset minimum pressure.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017146529A JP2019027497A (en) | 2017-07-28 | 2017-07-28 | Vehicle control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017146529A JP2019027497A (en) | 2017-07-28 | 2017-07-28 | Vehicle control apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019027497A true JP2019027497A (en) | 2019-02-21 |
Family
ID=65477964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017146529A Pending JP2019027497A (en) | 2017-07-28 | 2017-07-28 | Vehicle control apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019027497A (en) |
-
2017
- 2017-07-28 JP JP2017146529A patent/JP2019027497A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6361590B2 (en) | Vehicle control device | |
JP5983466B2 (en) | Vehicle hydraulic control device | |
JP6252505B2 (en) | Vehicle drive device | |
US9765886B2 (en) | Control system and control method for vehicle | |
JP5983857B2 (en) | Transmission control apparatus and control method | |
JP6176197B2 (en) | Vehicle control device | |
US20170159729A1 (en) | Control apparatus for vehicle | |
CN110388433B (en) | Control device for vehicle power transmission device | |
WO2017051678A1 (en) | Vehicle sailing stop control method and control device | |
JP6197842B2 (en) | Vehicle control device | |
JP2017026008A (en) | Vehicle control device | |
JP6187548B2 (en) | Vehicle control device | |
WO2019167508A1 (en) | Lock-up control device and control method for automatic transmission | |
CN108603590B (en) | Vehicle control device | |
JP7169457B2 (en) | VEHICLE CONTROL DEVICE AND VEHICLE CONTROL METHOD | |
JP2019027497A (en) | Vehicle control apparatus | |
JP2017078492A (en) | Vehicular power transmission apparatus | |
JP2017096404A (en) | Control device of power transmission device for vehicle | |
JP7006427B2 (en) | Vehicle control device | |
JP6907955B2 (en) | Control device for continuously variable transmission | |
JP6107704B2 (en) | Hydraulic control device for continuously variable transmission | |
JP6973096B2 (en) | Power transmission device control device | |
JP6394531B2 (en) | Vehicle control device | |
JP6973168B2 (en) | Vehicle power transmission device | |
JP2015232380A (en) | Vehicle drive controller |