JP2019023687A - 撮像装置 - Google Patents

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Yoichi Arakawa
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Abstract

【課題】同一の撮像光学系と2つの撮像手段を持った撮像装置において、より広い範囲の画角での撮影が可能となると共に、撮像素子の切り替えを行っても、画角変動の違和感を生じにくくすることを可能にした撮像装置を提供する。【解決手段】第1撮像手段4と第1撮像手段4よりも撮像素子の大きさが大きい第2撮像手段5と焦点距離可変のレンズユニット2とレンズユニット2を通過した被写体光を、ミラー面において透過光と反射光に分離する半透過ミラー3とを備え、第1撮像手段4を使用中に、レンズユニット2が広角端に達した、または、第2撮像手段5を使用中に、レンズユニット2が望遠端に達した場合に、使用する撮像手段を、使用していない一方の撮像手段に変更すると共に、撮像手段変更後に、レンズユニット2を駆動させ、撮像手段変更前の画角に合わせる。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に複数の撮像素子を備える撮像装置に関する。
被写体像を電気信号に変換して撮影するデジタルカメラ等の撮像装置では、光束を撮像素子で受光し、その撮像素子から出力される光電変換信号を画像データに変換して、メモリカード等の記録媒体に記録する。撮像素子としては、CCD(Charge Coupled Device)やCMOSセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等が用いられる。
近年、動画撮影中に静止画を撮影するという使われ方が広まってきている。1つの撮像素子を用いて、静止画像および動画像の撮影を行うことは可能であるが、両画像を同時に得たい場合、画素読み出し処理の違いや最適な撮影条件が異なるため、静止画像の撮影中は動画像を一時的に中断する必要があった。それを解決するために、第1の撮像素子と第2の撮像素子をもち、ハーフミラーで被写体像を分割し、第1の撮像素子で静止画撮影、第2の撮像素子で動画撮影を行うという手法がある。
一方、ユーザにとっては一般的に、限定されたズーム範囲よりも大きなズーム範囲が好ましい。デジタル一眼レフカメラのような高価なカメラにおいては、例えば焦点距離24〜70ミリズームレンズと、70〜200ミリズームレンズのような複数の交換レンズを用いれば、幅広いズーム範囲を使用可能だが、持ち運び等に不便を伴う事がある。
そこで、例えば特許文献1では、互いに画素数が同一で画素サイズが異なる複数の撮像素子を有する構成が開示されている。この技術では、第1の撮像素子でワイド画像を得、第2の撮像素子でテレ画像を得ることが出来、撮像素子の切り替えによってズーム操作を高速に行うことが出来る。
また、特許文献2では、広角用の第1の撮像素子と、ズーム用の第2の撮像素子を備え、第1の撮像素子により動体が検出されると、予想位置座標を求め、第2の撮像素子の位置を決定して移動させる構成が開示されている。これは、広角用の第1の撮像素子にて被写***置を捉え、予想してズームを行うため、動体を安定した見易い画像で追尾できる利点がある。
特開2007−221386号公報 特許第4228391号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、複数の撮像素子の画素数が同じである為、低画素の場合は、第2の撮像素子(画素サイズ小)のクロップ耐性が、逆に高画素の場合は、第1の撮像素子(画素サイズ大)の高感度耐性が弱くなってしまう。加えて、撮像素子の切り替えによって高速ズームが可能となる一方で、動画撮影中に撮像素子の切り替えを行うと、急な画角変動によってユーザ-が違和感を持つ恐れがある。
また、特許文献2に開示された従来技術では、被写体の動きに応じて第2の撮像素子を移動させるための移動手段が必要となる為、複雑な構成となってしまう。
そこで、本発明の目的は、同一の撮像光学系において2つの撮像手段を持った撮像装置において、より広い画角での撮影が可能となると共に、撮像素子の切り替えを行っても、画角変動の違和感を生じにくくすることを可能にした撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、
第1撮像手段(4)と
前記第1撮像手段(4)よりも撮像素子の大きさが大きい第2撮像手段(5)と
焦点距離可変のレンズユニット(2)
前記レンズユニット(2)を通過した被写体光を、ミラー面において透過光と反射光に分離する半透過ミラー(3)と
を備え、
前記第1撮像手段(4)を使用中に、前記レンズユニット(2)が広角端に達した、
または、
前記第2撮像手段(5)を使用中に、前記レンズユニット(2)が望遠端に達した場合に、
使用する撮像手段を、使用していない一方の撮像手段に変更すると共に、
撮像手段変更後に、
前記レンズユニット(2)を駆動させ、撮像手段変更前の画角に合わせる
ことを特徴とする。
本発明によれば、同一の撮像光学系と2つの撮像手段を持った撮像装置において、より広い範囲の画角での撮影が可能となると共に、撮像素子の切り替えを行っても、画角変動の違和感を生じにくくすることを可能にした撮像装置、を提供することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の主要部電気回路構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る基本的動作手順を示すフローチャートである。 第1撮像手段から第2撮像手段への切替動作手順を示すフローチャートである。 第1撮像手段から第2撮像手段への切替前後に表示装置に表示される画像である。 第1撮像手段から第2撮像手段への切替と焦点距離の関係を示す概念図である。 第2撮像手段から第1撮像手段への切替動作手順を示すフローチャートである。 第2撮像手段から第1撮像手段への切替前後に表示装置に表示される画像である。 第2撮像手段から第1撮像手段への切替と焦点距離の関係を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像手段の切替と焦点距離の関係を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態に係る基本的動作手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。また、各図面において共通する部分には同一の符号を付す。図1は本実施形態における撮像装置の主要部電気回路構成を示すブロック図である。
カメラ1には着脱可能なレンズユニット2が取り付けられており、レンズユニット2内にはピントを調節するフォーカスレンズ30、焦点距離を変更する変倍レンズ32、フォーカスレンズ30および変倍レンズ32を駆動するためのレンズ駆動回路31、を有する。変倍レンズの駆動源に特に制限は無く、パワーズームアダプター等を利用しても良い。
ミラー3は、入射する光の一部を反射し、一部を透過する半透過ミラーである。ミラー3によって反射した光束が第2撮像手段5側に、透過した光束が第1撮像手段4側に分割されるように配される。第1撮像手段4と第2撮像手段5は例えばCCD、CMOS等で構成される。また、本実施例においては、第1撮像手段4はAPS−Cサイズセンサー(画面サイズであり、第2撮像手段5は35ミリフルサイズセンサー(以下、フルサイズと呼ぶ)である。
ミラー3は、フルサイズである第2撮像手段5の有効撮影部全体に光束を反射するのに必要な大きさを持つ。
第1撮像手段4には第1焦点検出センサ22、第2撮像手段5には第2焦点検出センサ24が内蔵されており、第1焦点検出センサ22、第2焦点検出センサ24は位相差方式の焦点検出を行う。なお、焦点検出の方式は位相差方式に限定されない。第1焦点検出センサ22、第2焦点検出センサ24から出力される信号は、それぞれ第1焦点駆動回路23、第2焦点駆動回路25に供給され、被写体像信号に換算された後、カメラ回路制御マイコン15に送信される。
そして、カメラ回路制御マイコン15は、被写体像信号に基づいて位相差検出法による焦点検出演算を行う。具体的には、カメラ回路制御マイコン15は、被写体像信号を用いてデフォーカス量および方向を算出し、それに従いレンズ制御回路19およびレンズ駆動回路31を介してレンズユニット2内のフォーカスレンズ30を合焦位置に駆動させる。
第1撮像手段4は第1撮像手段駆動/制御回路6により駆動/制御され、第1撮像手段4から出力されたアナログ信号は第1A/D変換回路7によりデジタル信号に変換される。また、第2撮像手段5は第2撮像手段駆動/制御回路8により駆動/制御され、第2撮像手段5から出力されたアナログ信号は第2A/D変換回路9によりデジタル信号に変換される。
第1A/D変換回路7および、第2A/D変換回路9から出力されたデジタル信号は画像処理回路10で処理を行い、画像データとして生成される。この画像データはバッファメモリ11へ保存されたり、表示部材駆動回路12により液晶等で構成された表示装置13およびファインダー内表示装置50に表示される。また表示装置13およびファインダー内表示装置50には、撮影モードやレンズの絞り値、シャッタスピード値、ISO感度などの各種情報を表示することができる。
また、本実施形態のカメラ1は、デジタル回路制御マイコン14、カメラ回路制御マイコン15を有する。デジタル回路制御マイコン14はCPUバスを介して画像処理回路10、及び表示部材駆動回路12と通信、データの授受を行い、これらを統括的に制御している。カメラ回路制御マイコン15は、スイッチや釦などの状態の検知や、焦点駆動回路等の各種演算処理を統括的に行う。また、カメラ回路制御マイコン15内にはEEPROM18からなるカメラ内設定記憶手段を有し、カメラ1の各種設定値が記録されている。
また、カメラ回路制御マイコン15は、レンズユニット2内のレンズ制御回路19と、マウント接点20を介して通信を行っている。マウント接点20は、レンズユニット2が接続されるとカメラ回路制御マイコン15へ信号を送信する機能も有する。レンズユニット2内のレンズ内メモリ21には、レンズの固有情報が記録されており、レンズの焦点距離や画角、絞り量に関する情報等も含まれる。なお、デジタル回路制御マイコン14とカメラ回路制御マイコン15は互いに通信を行っており、協調してカメラ1全体の制御を行っている。
また、スイッチセンス回路16は、各スイッチの操作状態に応じて入力信号をカメラ回路制御マイコン15に送信する。カメラ1には静止画撮影ボタン71、動画撮影ボタン72、撮影モード設定ダイヤル70が配置されており、スイッチセンス回路16に接続されている。撮影モード設定ダイヤル70は、カメラ1の各種の撮影モードを設定することができるダイヤルである。
以上が本実施形態におけるカメラ1の主要部電気回路構成の概要である。
[実施例1]
次に図2〜8を参照して、本発明の第1の実施例によるカメラ1の基本的な動作について説明する。
図2のフローチャートは、本実施例に係るサイズの異なる2つの撮像手段を持つ撮像装置において、撮影動作を行う際の制御プログラムに基づいて実行する基本的動作手順を示す。
カメラ1は、ステップS101の電源ON動作によって起動する。ステップS102では、マウント接点20を介したカメラ1とレンズユニット2の通信によって、レンズユニット2が、一定の範囲で焦点距離を可変することが出来るズームレンズか否かを判定する。ズームレンズではないと判定された場合、即ち、単焦点レンズが装着されている場合は、ステップS128の焦点距離決定処理に進む。ステップS102で、レンズユニット2がズームレンズであると判定された場合は、ステップS103に進み、前回電源OFF時に使用していた撮像手段が、第1撮像手段4か、あるいは第2撮像手段5かを判別する。
前回電源OFF時に使用していた撮像手段が、第1撮像手段4の場合はステップS104に進み、第2撮像手段5の場合は、ステップS120に進む。ステップS104では、使用する撮像手段が第1の撮像手段4で良いか、表示装置13あるいはファインダー内表示装置50にメッセージを出すなどして、ユーザに確認を行う。使用する撮像手段が第1撮像手段4で良い場合は、ステップS105に進み、使用する撮像手段が第1撮像手段4に決定される。
次にステップS106では、ユーザがズーム操作、すなわち焦点距離を変更する操作を行えば、ステップS107に進む。一方、焦点距離変更を行わない場合には、ステップS128に進み、焦点距離の決定処理に進む。
ステップS107では、広角側あるいは望遠側にズームしたのかをカメラ回路制御マイコン15が判別する。ステップS107にて広角側に操作されている場合は、ステップS108に進み、ズーム操作が、広角側の限界に突き当たったかどうかを判断する。具体的にはレンズユニット2内の変倍レンズ32が、可動範囲の広角側の端まで移動したかどうかをレンズ制御回路19よりマウント接点20を介し、カメラ回路制御マイコン15に伝達する。広角側の限界に突き当らない場合は、ステップS128に進み、焦点距離の決定処理に進む。
広角側に突き当った場合は、さらに広角側へ焦点距離を変更可能にするため、ステップS109に進み、撮像手段の切り替え処理に移行する。ステップS109の詳細については後述する。なお、本実施例においては、広角端において撮像手段の切替処理に移行するようにしているが、広角端近傍にて同様の処理を行っても良い。
ステップS120で、使用する撮像手段を、第2撮像手段5から第1撮像手段4へ変更する場合は、ステップS105へ進む為、ステップS105からステップS109までは、上述した通りである。ステップS120で、使用する撮像手段を第2撮像手段5から変更しない場合には、ステップS121に進み、使用する撮像手段が第2撮像手段5に決定される。次にステップS122では、ユーザがズーム操作を行えば、ステップS123に進み、一方、ズーム操作を行わない場合には、ステップS128に進み、焦点距離の決定処理を行う。
ステップS123では、ズーム操作が望遠端(以下、望遠端)に突き当たったかどうかを判断する。望遠端に突き当らない場合は、ステップS128に進み、焦点距離の決定処理を行う。望遠端に突き当った場合は、さらに望遠側へ焦点距離を変更可能にするため、ステップS124に進み、撮像手段の切り替え処理(第2撮像手段5から第1撮像手段4への)に移行する。ステップS124の詳細については後述する。なお、本実施例においては、望遠端において撮像手段の切替処理に移行するようにしているが、望遠端近傍にて同様の処理を行っても良い。
ステップS107にて、望遠側へズーム操作していると判定された場合、およびステップS124にて撮像手段切替処理がなされると、ステップS111に移行する。ステップS111では、ズーム操作が望遠端に突き当たったかどうかを判断する。望遠端に突き当らない場合は、ステップS128に進み、焦点距離の決定処理を行う。望遠側に突き当った場合は、さらに望遠側へ焦点距離を変更可能にするため、ステップS113に進み、電子ズームによってさらに望遠側へ焦点距離を変更することが可能となる。
ステップS109における撮像手段の切り替え処理について、図3、4、5を用いて詳細に説明する。図3は、撮像手段の切り替え処理の順序を示すフローチャート、図4は、撮像手段の切替前後に表示装置13に表示される画像を示す。図5は、撮像手段の切替と焦点距離の関係を示す概念図であり、Xはズームレンズの広角端、Yは望遠端の焦点距離を示している。
図4(a)は、図2のステップS109で広角端に突き当った際の画像例であるが、被写体の一部のみが表示された画像となっている。まず、ステップS201ではこの時点での焦点距離を取得する。次にステップS202で、撮像手段の変更を行う。具体的には、第1撮像手段4から、第1撮像手段4よりも撮像素子の大きさが大きい第2撮像手段5へ、撮像手段の変更を行う。本実施例においては、第1撮像手段4はAPS-Cサイズ、第2撮像手段5はフルサイズの撮像センサーである。
ここで、ステップS202にて撮像手段の変更処理を行うと、表示装置13には、例えば図4(b)に示すような画像が表示される。これは、図5の点Maから点Mbに移ることによって焦点距離が1.6XからXになる為である。
表示装置13に表示される画像が、図4の(a)から(b)に急に変わると、画角が大きく変更されてしまったことによってユーザに違和感を与えるおそれがある。そこで、本実施例では、ステップS203にて、ステップS201にて取得した焦点距離情報を元に電子ズームを行う事によって、図4(c)に示すように、撮像手段変更前の画角にした画像を表示装置13に表示する。その後、ステップS204にて、ステップS201にて取得した焦点距離まで、レンズユニット2の変倍レンズ32を駆動すると共に、電子ズームの使用を解除する。
次に、ステップS124における撮像手段の切り替え処理について、図6、7、8を用いて詳細に説明する。図6は、撮像手段の切り替え処理の順序を示すフローチャート、図7は、撮像手段の切替前後に表示装置13に表示される画像を示す。図8は、撮像手段の切替と焦点距離の関係を示す、図5と同様の概念図である。本実施例では、第2撮像手段5をフルサイズセンサー、第1撮像手段4をAPS-Cサイズセンサーとしているので、図8に示す焦点距離Y、WはY=1.6Wを満たす関係にある。図8(a)は、
図7(a)は、図2のステップS123で、変倍レンズ32が望遠端に突き当った際の画像例である。まず、ステップS301では、この時点での焦点距離を取得する。図8の点Naが望遠端を示すので、焦点距離Yを取得することになる。この時、表示装置13に表示される画像は図7(a)である。
次にステップS302にて、変倍レンズ32の広角側への駆動を開始する(図8中の矢印Z1)。続いてステップS303では、デジタル回路制御マイコン14が表示装置13に表示する画像の画角が一定になるような画像処理を行う。
これによって、ステップS304で変倍レンズ32の駆動が完了し、焦点距離がWになっても表示装置13に表示される画像の画角は図7(a)の状態が保たれる。図7(c)は焦点距離W時の本来の画角と、図8に示す焦点距離Y時(点Naまたは点Nc)の画面表示範囲の関係を示している。図7(d)は、さらに焦点距離1.6Y時(点Nd)も加えた表示範囲の関係図である。
ここで、ステップS302〜304の処理を行わずに撮像手段の切替を行うと、模式的には図8の点NaからNdに移る(矢印Z)ことになって、表示装置13に表示される画像は、図7(a)から図(b)に突然変わる為、ユーザに与える違和感が大きい。これを回避するため、本実施例においては、ステップS302〜304の処理を行っている。
続いて、ステップS305に移行し、第2撮像手段5から第1撮像手段4へ、撮像手段を切り替えを行う。つまり、ステップS123では、図8に示す点Naから点Nb(矢印Z1)を経て点Ncへ(矢印Z2)、撮像手段と焦点距離の変更が行われるものの、その間に表示装置13に表示される画像の画角は、図7(b)に示す大きさに保たれるため、ユーザに与える違和感が低減可能である。
以上述べたように、ステップS128で焦点距離が決定されると、ステップS129に進み、撮影を行う。ステップS130では、既に述べたような撮像処理が行われる。ステップS131にて電源がOFFされれば、実施例1に係る本処理は終了、OFFされない場合は、ステップS102に移行し、以下同様の処理が繰り返される。
[実施例2]
以下、図9.10を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。
本発明において、第1撮像手段4はAPS-Cサイズで高画素(例えば、3000万画素)、第2撮像手段5はフルサイズで比較的低画素(例えば、2000万画素)としている。これは、フルサイズに比べ望遠側に強いAPS-Cサイズセンサーを高画素にすれば、画像の切り出し(いわゆるクロップ)を行っても高解像度の画像が取得できる為である。
一方、第2撮像手段5については、1画素の大きさが大きいほど受光量が増え、高感度に強いことから、1画素の大きさを大きくする為に、フルサイズセンサーを低画素としている。
以下、図9、図10を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。図9は、撮像手段変更前後の、撮像手段と焦点距離の関係を示す概念図であり、図9(a)は、第1の撮像手段4から第2の撮像手段5に変更する場合を、図9(b)は、その逆である。図10は、第2の実施例の処理の順序を示すフローチャートである。
まず、ステップS401にて、第1撮像手段4を使用しているか否かを判定する。第1撮像手段4を使用している場合はステップS402に進み、使用していない場合はステップS405に進む。ステップS402では、第1撮像手段4に内蔵されている測光手段によって測光値が閾値以下かどうか、判定する。測光値が閾値以下の場合は、ステップS403に進む。ステップS403にて、焦点距離が図9に示すYmm以下であれば、図9(a)矢印A1が示すように第1撮像手段4から第2撮像手段5に変更された後、矢印A2が示すように、変倍レンズ32を駆動すれば焦点距離を元に戻すことが可能である。
よって、ステップS109に進み、撮像手段の変更動作を行う。この動作によって、第1撮像手段4よりも、高感度撮影に有利な第2撮像手段5に切り替わったので、例えばISO感度の設定を必要最小限にすることが出来、低ノイズで高画質な画像を得ることが可能となる。
一方、ステップS403において、焦点距離がYmmより大きい場合は、鎖線矢印B2が示すように、撮像手段を第2撮像手段5に変更後、焦点距離を元に戻すことが出来ず、ユーザは画角の変化から違和感を感じる事となる。そこで、ステップS404においては、焦点距離がYmmより大きい場合は、撮像手段変更処理を行わない。
ステップS405では、主要被写体(主に人物)の顔等の大きさが閾値に達しているかどうかを判定する。閾値以下の場合には、ステップS406に移行し、望遠側へのズーム操作がなされるか、判定する。望遠側へズーム操作が行われる場合は、ステップS124に移行し、より望遠側に焦点距離が変更出来る、第1撮像手段4への撮像手段変更動作を行う(図9(b)の矢印C)。主要被写体の大きさが閾値以下で、且つ、望遠側へズーム操作を行うという事は、望遠側へのズーム量(焦点距離の変更量)が大きいと予想されるため、図9(a)のA2に相当する焦点距離を戻す処理は行わず、より早く望遠側への焦点距離変更が可能となるようにしている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1:カメラ
2:レンズユニット
3:半透過ミラー
4:第1撮像手段
5:第2撮像手段
6:第1撮像手段駆動/制御回路
7:アナログ信号は第1A/D変換回路
8:第2撮像手段駆動/制御回路
9:第2A/D変換回路
10:画像処理回路
11:バッファメモリ
12:表示部材駆動回路
13:表示装置
14:デジタル回路制御マイコン
15:カメラ回路制御マイコン
16:スイッチセンス回路
18:EEPROM
19:レンズ制御回路
20:マウント接点
21:レンズ内メモリ
22:第1焦点検出センサ
23:第1焦点駆動回路
24:第2焦点検出センサ
25:第2焦点駆動回路
30:フォーカスレンズ
31:レンズ駆動回路
32:変倍レンズ
50:ファインダー内表示装置
51:接眼レンズ
70:撮影モード設定ダイヤル
71:静止画撮影ボタン
72:動画撮影ボタン

Claims (4)

  1. 第1撮像手段(4)と
    前記第1撮像手段(4)よりも撮像素子の大きさが大きい第2撮像手段(5)と
    焦点距離可変のレンズユニット(2)
    前記レンズユニット(2)を通過した被写体光を、ミラー面において透過光と反射光に分離する半透過ミラー(3)と
    を備え、
    前記第1撮像手段(4)を使用中に、前記レンズユニット(2)が広角端近傍に達した、
    または、
    前記第2撮像手段(5)を使用中に、前記レンズユニット(2)が望遠端近傍に達した場合に、
    使用する撮像手段を、使用していない一方の撮像手段に変更すると共に、
    撮像手段変更後に、
    前記レンズユニット(2)を駆動させ、撮像手段変更前の画角に合わせること
    を特徴とする撮像装置(1)。
  2. 前記第1撮像手段(4)から前記第2撮像手段(5)に変更した後に、
    表示装置(13)には、画像処理によって撮像手段変更前と同等の焦点距離の画像を表示する
    とともに、
    撮像手段変更後の焦点距離が、撮像手段変更前と同等となるように前記レンズユニット(2)を駆動すること
    を特徴とする、請求項1に記載の撮像装置(1)。
  3. 前記第2撮像手段(5)から前記第1撮像手段(4)に変更する前に、
    表示装置(13)には、画像処理によって撮像手段変更前と同等の焦点距離の画像を表示する
    とともに、
    撮像手段変更後の焦点距離が、撮像手段変更前と同等となるように前記レンズユニット(2)を駆動すること
    を特徴とする、請求項1または2に記載の撮像装置(1)。
  4. 前記第1撮像手段(4)による測光値および焦点距離がそれぞれ一定値以下のときに
    撮像手段を前記第1撮像手段(4)から前記第2撮像手段(5)に変更し、
    主要被写体の大きさが一定値以下、且つ、前記レンズユニット(2)に対して望遠側へのズーム操作が行われたときに
    撮像手段を前記第2撮像手段(5)から前記第1撮像手段(4)に変更する
    を特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置(1)。
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