JP2019018236A - 曲げ加工システム及び位置決め方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図3に示すように、制御装置56のCPUは、各X軸モータ40を制御して各Y軸ポテンショメータ44をX軸方向へ移動させると共に、一対のY軸モータ26を制御して一対のY軸ポテンショメータ44をY軸方向へ移動させる。すると、各Y軸ポテンショメータ44のY軸接触子44aが曲げ加工位置BPに応じた位置に位置する。また、制御装置56のCPUは、揺動シリンダ52を制御して揺動アーム50を上方向へ揺動させて、鉛直姿勢から水平姿勢に切り替える。これにより、ワークWを曲げ加工位置BPに対してX軸方向及びY軸方向に位置決めするための準備を行うことができる。
第1工程の終了後に、図3及び図4に示すように、ロボット制御部58は、ワークWの被曲げ部Waが曲げ加工位置BPに対して平行になってY軸方向の所定位置PPに位置したことが一対のY軸ポテンショメータ44によって検出されるまで、ワークWを曲げ加工位置BP側へ移動させるように移動指令に基づいて曲げロボット14を制御する。続いて、図3及び図5に示すように、ロボット制御部58は、ワークWの姿勢を保持した状態で、ワークWの被曲げ部Waが他のY軸方向の所定位置PP’(BP)に位置したことが一対のY軸ポテンショメータ44によって検出されるまで、ワークWをY軸方向の一方側(前方向)へ移動させるように移動指令に基づいて曲げロボット14を制御する。
第2工程の終了後に、図3及び図6に示すように、ロボット制御部58は、ワークWの姿勢を保持した状態で、ワークW(ワークWの側面Ws)がX軸方向の基準位置CPに位置したことがX軸ポテンショメータ54によって検出されるまで、ワークWをX軸ポテンショメータ54側へ移動させる。また、動作情報補正部60は、ワークWの被曲げ部WaがX軸方向の基準位置CPに位置したときにおける曲げロボット14のX軸方向の位置に基づいて、位置決め動作情報(位置決め動作指令)を補正する。
第3工程の終了後に、図3及び図5に示すように、ロボット制御部58は、補正済みの位置決め動作情報に基づいて曲げロボット14を制御してワークWをX軸方向及びY軸方向へ移動させる。そして、ロボット制御部58は、一対のY軸ポテンショメータ44によってワークWの被曲げ部Waが曲げ加工位置BPと同じY軸方向の位置に位置したことが検出されると、曲げロボット14によるワークWの移動(Y軸方向の移動)を停止する。
14 曲げロボット
14s 制御軸
16 ロボットハンド
18 バックゲージ機構
20 本体フレーム
22 Y軸サポータ
24 Y軸スライダ
26 Y軸モータ
28 Z軸スライダ
30 Z軸ガイド
32 Z軸モータ
34 ストレッチ(X軸サポータ)
36 X軸スライダ
38 X軸ガイド
40 X軸モータ
42 センサ取付部材
44 Y軸ポテンショメータ
44a Y軸接触子
46 サイドゲージ機構
48 サイドフレーム
50 揺動アーム
52 揺動シリンダ
54 X軸ポテンショメータ
54a X軸接触子
56 制御装置
58 ロボット制御部
60 動作情報補正部
BP 曲げ加工位置
PP Y軸方向の所定位置
PP’ 他のY軸方向の所定位置(曲げ加工位置)
W ワーク(板金)
Wa 被曲げ部(曲げ線)
We 端面(後端面)
Ws 側面
Claims (6)
- 板状のワークの被曲げ部がプレスブレーキにおける曲げ加工位置に位置するように、ワークを曲げ加工位置に対してX軸方向及びY軸方向に位置決めする曲げ加工システムにおいて、
ワークを保持した状態でX軸方向及びY軸方向へ移動させる曲げロボットと、
曲げ加工位置の後方にX軸方向に間隔を置いて設けられ、ワークの被曲げ部が曲げ加工位置と同じY軸方向の位置を含むY軸方向の所定位置に位置したか否かを検出する一対のY軸センサと、
曲げ加工位置から離隔した位置に設けられ、ワークがX軸方向の基準位置に位置したか否かを検出するX軸センサと、
ワークをX軸方向及びY軸方向に位置決めするための位置決め動作情報に基づいて前記曲げロボットを制御し、かつワークの被曲げ部が曲げ加工位置に対して平行になってY軸方向の所定位置に位置したことが一対の前記Y軸センサによって検出されるまで、ワークを曲げ加工位置側へ移動させると共に、続いてワークの被曲げ部がY軸方向の所定位置の近傍であって他のY軸方向の所定位置に位置したことが一対の前記Y軸センサによって検出されるまで、ワークをY軸方向へ移動させるように前記曲げロボットを制御するロボット制御部と、
ワークがX軸方向の基準位置に位置したときにおける前記曲げロボットのX軸方向の位置に基づいて、前記位置決め動作情報を補正する動作情報補正部と、を具備したことを特徴とする曲げ加工システム。 - 前記ロボット制御部は、前記位置決め動作情報を補正した後に、一対の前記Y軸センサによってワークの被曲げ部が曲げ加工位置と同じY軸方向の位置に位置したことが検出されると、前記曲げロボットによるワークの移動を停止することを特徴とする請求項1に記載の曲げ加工システム。
- Y軸方向の所定位置は、曲げ加工位置の後側近傍のY軸方向の位置であって、他のY軸方向の所定位置は、曲げ加工位置と同じY軸方向の位置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の曲げ加工システム。
- 各Y軸センサは、ワークの端面に接触可能でかつY軸方向へ伸縮可能なY軸接触子を有したY軸ポテンショメータであり、前記X軸センサは、ワークの側面に接触可能でかつX軸方向へ伸縮可能なX軸接触子を有したX軸ポテンショメータであることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の曲げ加工システム。
- 板状のワークの被曲げ部がプレスブレーキにおける曲げ加工位置に位置するように、ワークをX軸方向及びY軸方向に位置決めする位置決め方法において、
ワークを保持した状態でX軸方向及びY軸方向へ移動させる曲げロボット、曲げ加工位置の後方にX軸方向に間隔を置いて設けられかつワークの被曲げ部が曲げ加工位置と同じY軸方向の位置を含むY軸方向の所定位置に位置したか否かを検出する一対のY軸センサ、及び曲げ加工位置から離隔した位置に設けられかつワークがX軸方向の基準位置に位置したか否かを検出するX軸センサを用い、
ワークの被曲げ部が曲げ加工位置に対して平行になってY軸方向の所定位置に位置したことが一対の前記Y軸センサによって検出されるまで、ワークを曲げ加工位置側へ移動させるように前記曲げロボットを制御し、
ワークの被曲げ部がY軸方向の所定位置の近傍であって他のY軸方向の所定位置に位置したことが一対の前記Y軸センサによって検出されるまで、ワークをY軸方向へ移動させるように前記曲げロボットを制御し、
ワークがX軸方向の基準位置に位置したことが前記X軸センサによって検出されるまで、ワークを前記X軸センサ側へ移動させると共に、ワークがX軸方向の基準位置に位置したときにおける前記曲げロボットのX軸方向の位置に基づいて、ワークをX軸方向及びY軸方向に位置決めするための位置決め動作情報を補正し、
補正済みの前記位置決め動作情報に基づいて前記曲げロボットを制御してワークをX軸方向及びY軸方向へ移動させて、一対の前記Y軸センサによってワークの被曲げ部が曲げ加工位置と同じY軸方向の位置に位置したことが検出されると、前記曲げロボットによるワークの移動を停止することを特徴とする位置決め方法。 - Y軸方向の所定位置は、曲げ加工位置の後側近傍のY軸方向位置であって、他のY軸方向の所定位置は、曲げ加工位置と同じY軸方向の位置であることを特徴とする請求項5に記載の位置決め方法。
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JP2017140711A JP2019018236A (ja) | 2017-07-20 | 2017-07-20 | 曲げ加工システム及び位置決め方法 |
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JP2017140711A Pending JP2019018236A (ja) | 2017-07-20 | 2017-07-20 | 曲げ加工システム及び位置決め方法 |
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2017
- 2017-07-20 JP JP2017140711A patent/JP2019018236A/ja active Pending
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