JP2019017133A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】交流電源をインダクタを介して短絡するPFC回路における、半導体スイッチ素子からなる短絡スイッチのオン時に発生する過電流を低減できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置は、第一のインダクタ20−1、第二のインダクタ20−2、整流回路30、平滑コンデンサ40、短絡スイッチ50、逆流防止部60及びPFC制御部70を備える。PFC回路における第一のインダクタ20−1、第二のインダクタ20−2に、基々中間タップ2C、2Dを設け、短絡スイッチ50の一端を逆流防止部60を介して中間タップ2C、2Dに接続する。
【選択図】図1
【解決手段】電力変換装置は、第一のインダクタ20−1、第二のインダクタ20−2、整流回路30、平滑コンデンサ40、短絡スイッチ50、逆流防止部60及びPFC制御部70を備える。PFC回路における第一のインダクタ20−1、第二のインダクタ20−2に、基々中間タップ2C、2Dを設け、短絡スイッチ50の一端を逆流防止部60を介して中間タップ2C、2Dに接続する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、電力変換装置に関する。
従来、交流電源の交流を直流に変換する電力変換を行う電力変換装置では、ダイオードブリッジによる全波整流回路が用いられる。このような電力変換装置では、直流負荷側の消費電力が大きい場合、交流電源の正弦波電圧波形に対して電流波形が崩れてしまい、力率が低下する問題があった。
そこで、力率を改善するために、全波整流回路の前段にPFC(Power Factor Correction)回路を備えた電力変換装置が用いられてきた。半導体のスイッチ素子と、交流電源の入力側のいずれか一方の配線上に挿入されたインダクタ(リアクタ)とを備えるPFC回路は、半導体のスイッチ素子である短絡スイッチのオン・オフによって出力電流を交流電源の電圧の波形である正弦波に近づけて力率を改善する。
このようなPFC回路では、正弦波電圧の半周期中のスイッチング回数は多い方がよい。しかしながら、短絡スイッチのオン、オフ時にはスイッチングロスが発生する。このことから、力率向上と電力ロス低減のバランスを考慮して従来のPFC回路におけるスイッチング回数は、1回から5回程度の少ない回数に設定されている。
一方、近年、オフ状態からオン状態、オン状態からオフ状態への切り替わりが高速で、かつオン時の抵抗が小さく、スイッチングに伴う損失が少ない高性能な半導体スイッチ素子であるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が開発されてきた。そのため、PFC回路のスイッチ素子としてこの半導体スイッチ素子を用いて、消費電力の低減やスイッチング回数増加による力率改善が検討されてきた。
ところが、このような高速のスイッチ素子を用いた場合、短絡スイッチのオフ状態からオン状態への切り替わり動作時に、短絡スイッチに瞬間的に過電流が流れてしまう場合があり、回路が壊れてしまう等の不具合が生じることが見いだされた。
この現象は、短絡スイッチである半導体スイッチ素子がオフ状態からオン状態に移行した場合、それまで流れていた全波整流回路のダイオードに逆電圧がかかり、ダイオードのリカバリ時間中に本来ダイオードに流れるべきではない逆方向へリカバリ電流が流れてしまうことが原因で生じる。なお、リカバリ時間は、整流回路のダイオードに印加されていた電圧が印加されなくなってから当該ダイオードの電荷分布が平衡状態に達するまでの時間である。
リカバリ電流は、短時間ではあるが、高速のスイッチ素子のオン時の抵抗が小さいために、そのピーク電流は非常に大きくなる。この大きなリカバリ電流が、オン状態の短絡スイッチに加わることで、短絡スイッチの半導体スイッチ素子を破壊する場合があった。
なお、従来のオン状態とオフ状態との切換えのスピードが遅いスイッチ素子では、オフ状態からオン状態への移行中の能動領域の期間にリカバリ時間が収まっていた。そのため、能動動作期間中のスイッチ素子自らの導体抵抗によって電流のピーク値が下がり、素子が壊れることはなかった。
そこで、力率を改善するために、全波整流回路の前段にPFC(Power Factor Correction)回路を備えた電力変換装置が用いられてきた。半導体のスイッチ素子と、交流電源の入力側のいずれか一方の配線上に挿入されたインダクタ(リアクタ)とを備えるPFC回路は、半導体のスイッチ素子である短絡スイッチのオン・オフによって出力電流を交流電源の電圧の波形である正弦波に近づけて力率を改善する。
このようなPFC回路では、正弦波電圧の半周期中のスイッチング回数は多い方がよい。しかしながら、短絡スイッチのオン、オフ時にはスイッチングロスが発生する。このことから、力率向上と電力ロス低減のバランスを考慮して従来のPFC回路におけるスイッチング回数は、1回から5回程度の少ない回数に設定されている。
一方、近年、オフ状態からオン状態、オン状態からオフ状態への切り替わりが高速で、かつオン時の抵抗が小さく、スイッチングに伴う損失が少ない高性能な半導体スイッチ素子であるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が開発されてきた。そのため、PFC回路のスイッチ素子としてこの半導体スイッチ素子を用いて、消費電力の低減やスイッチング回数増加による力率改善が検討されてきた。
ところが、このような高速のスイッチ素子を用いた場合、短絡スイッチのオフ状態からオン状態への切り替わり動作時に、短絡スイッチに瞬間的に過電流が流れてしまう場合があり、回路が壊れてしまう等の不具合が生じることが見いだされた。
この現象は、短絡スイッチである半導体スイッチ素子がオフ状態からオン状態に移行した場合、それまで流れていた全波整流回路のダイオードに逆電圧がかかり、ダイオードのリカバリ時間中に本来ダイオードに流れるべきではない逆方向へリカバリ電流が流れてしまうことが原因で生じる。なお、リカバリ時間は、整流回路のダイオードに印加されていた電圧が印加されなくなってから当該ダイオードの電荷分布が平衡状態に達するまでの時間である。
リカバリ電流は、短時間ではあるが、高速のスイッチ素子のオン時の抵抗が小さいために、そのピーク電流は非常に大きくなる。この大きなリカバリ電流が、オン状態の短絡スイッチに加わることで、短絡スイッチの半導体スイッチ素子を破壊する場合があった。
なお、従来のオン状態とオフ状態との切換えのスピードが遅いスイッチ素子では、オフ状態からオン状態への移行中の能動領域の期間にリカバリ時間が収まっていた。そのため、能動動作期間中のスイッチ素子自らの導体抵抗によって電流のピーク値が下がり、素子が壊れることはなかった。
本発明が解決しようとする課題は、PFC回路の半導体スイッチ素子からなる短絡スイッチのオン時に発生する過電流を低減することができる電力変換装置を提供することである。
実施形態の電力変換装置は、整流回路と、平滑コンデンサと、インダクタと、半導体スイッチと、制御部と、第一の整流素子と、第二の整流素子とを持つ。整流回路は、ダイオードブリッジ回路を有し、交流電源によって生じる交流を直流に整流する。平滑コンデンサは、前記整流回路の出力に接続される。インダクタは、第一のインダクタと第二のインダクタとを持つ。第一のインダクタは、中間タップを有し、前記交流電源の一方の端子に接続されている。第二のインダクタは、中間タップを有し、前記交流電源の他方の端子に接続されている。前記整流回路の交流入力側に直列に接続され、中間タップを有する。インダクタは、前記半導体スイッチは、前記ダイオードブリッジ回路と前記平滑コンデンサとの接続点に一端が接続され、他端が前記中間タップに接続されている。制御部は、前記半導体スイッチの動作を制御することで前記インダクタを介して前記交流電源を短絡する。第一の整流素子は、カソード側が、前記半導体スイッチの他端に接続され、アノード側が、前記第一のインダクタの前記中間タップに接続されている。第二の整流素子は、カソード側が、前記半導体スイッチの他端に接続され、アノード側が、前記第二のインダクタの前記中間タップに接続されている。
(実施形態)
図1は、実施形態の電力変換装置の回路1の具体例を示す図である。回路1は、回路1の入力端子10−1及び10−2間に印加された単相商用交流電圧を直流電圧に変換して回路1の出力端子80−1及び80−2間に印加する回路である。回路1は、第一のインダクタ20−1、第二のインダクタ20−2、整流回路30、平滑コンデンサ40、短絡スイッチ50、逆流防止部60及びPFC制御部70を備える。回路1の出力端子80−1及び80−2間には負荷92が接続される。図面上は簡略化しているが、負荷92は、例えば、運転中は一定電流を流す必要があるモータを駆動するインバータ装置である。
図1は、実施形態の電力変換装置の回路1の具体例を示す図である。回路1は、回路1の入力端子10−1及び10−2間に印加された単相商用交流電圧を直流電圧に変換して回路1の出力端子80−1及び80−2間に印加する回路である。回路1は、第一のインダクタ20−1、第二のインダクタ20−2、整流回路30、平滑コンデンサ40、短絡スイッチ50、逆流防止部60及びPFC制御部70を備える。回路1の出力端子80−1及び80−2間には負荷92が接続される。図面上は簡略化しているが、負荷92は、例えば、運転中は一定電流を流す必要があるモータを駆動するインバータ装置である。
第一のインダクタ20−1及び第二のインダクタ20−2は、短絡スイッチ50の動作により交流電源91の電流流通角を拡大するためのものである。第一のインダクタ20−1は、中間タップ2Cを有する。第一のインダクタ20−1の一端は第一の入力端子10−1に接続され、他端は整流回路30に接続される。以下、この第一のインダクタ20−1の他端と整流回路30との接続点を接続点2Aという。第一のインダクタ20−1の中間タップ2Cは、整流ダイオード61−1を介して、短絡スイッチ50に接続されている。第一のインダクタ20−1の中間タップ2Cは、第一のインダクタ20−1のコイル上の中心よりも接続点2A側に設けられている。回路1において、中間タップ2Cから整流ダイオード61−1に流れる電流を電流I1とする。
第二のインダクタ20−2は、第一のインダクタ20−1と同様に、その巻線途中から引き出された端子である中間タップ2Dを有する。第二のインダクタ20−2の一端は第二の入力端子10−2に接続され、他端は整流回路30に接続される。以下、この第二のインダクタ20−2の他端と整流回路30との接続点を接続点2Bという。第二のインダクタ20−2の中間タップ2Dは、整流ダイオード61−2を介して、短絡スイッチ50に接続される。第二のインダクタ20−2の中間タップ2Dは、第二のインダクタ20−2のコイル上の中心(巻線コイルの中間位置)よりも接続点2B寄りの位置に設けられている。ここで、第二のインダクタ20−2の中間タップ2Dから、整流ダイオード61−2に流れる電流を電流I2とする。
整流回路30は、入力電圧Vinの印加によって生じる交流電流(以下「入力電流Iin」という。)を整流し、直流電流に変換する全波整流回路である。整流回路30は、整流ダイオード31−1〜31−4を備える。整流ダイオード31−1〜31−4は、いわゆるダイオードブリッジ回路を構成し、入力電流Iinを整流する。整流ダイオード31−1のアノードと整流ダイオード31−3のカソードとの接続点3Aには、接続点2Aを介して第一のインダクタ20−1が接続される。また、整流ダイオード31−2のアノードと整流ダイオード31−4のカソードとの接続点3Bには、接続点2Bを介して第二のインダクタ20−2が接続される。尚、以下では整流ダイオード31−1〜31−4をそれぞれ区別しない場合、整流ダイオード31という。整流回路30の整流出力は、その両端間に跨って接続された平滑コンデンサ40を介して出力端子80−1及び80−2に接続される。
平滑コンデンサ40は、整流回路30によって整流された電流を電荷として蓄積し、両端間電圧の大きさの時間変化をなだらかにし、整流回路30によって整流された電流を、時間に極力依存しない安定した直流電流にして、出力端子80−1及び80−2に供給可能とする。
短絡スイッチ50は、オンからオフ及びオフからオンへの動作時間が早く、オン時の抵抗が小さい、高速動作可能なIGBTからなる半導体スイッチ素子が用いられ、PFC制御部70によって制御され、回路1の電流の流れを制御する。 ここで高速動作とは、IGBTのオフからオンへの遷移時間が、整流ダイオード31のリカバリ時間よりも短いことを意味している。短絡スイッチ50の一端は、平滑コンデンサ40の負側端子、すなわち出力端80−2、と整流ダイオード31−3のアノード及び整流ダイオード31−4のアノードとの接続点4Aに接続される。短絡スイッチ50の他端は、逆流防止部60を介して、接続点2A及び接続点2Bに接続される。短絡スイッチ50は、PFC制御部70によってONを示す信号(以下「ON信号」という。)が入力された時に導通状態となり、中間タップ2C又は2Dから接続点4Aまで電流I1又はI2を流す。短絡スイッチ50は、PFC制御部70によってOFFを示す信号(以下「OFF信号」という。)が入力された時には、非導通状態となり電流を流さない。
逆流防止部60は、電流I1、I2が中間タップ2Cと中間タップ2Dの間を流れること。すなわち逆流、を防止する。逆流防止部60は、整流ダイオード61−1と61−2とを備える。整流ダイオード61−1と整流ダイオード61−2とは、それぞれ電流を一方向にのみ流すことで、逆流を防止する。整流ダイオード61−1及び61−2は整流素子の一例である。
PFC制御部70は、短絡スイッチ50を制御する。PFC制御部70は、MCU(Micro Control Unit)を備えており、短絡スイッチ50に適切なタイミングでON信号又はOFF信号を入力する。回路1が、このPFC制御によって電圧又は電流を変換(以下「電力変換」という。)する動作について説明する。PFC制御部70は、従来と同様に、交流電源91の電圧ゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路(図示しない)からの、ゼロクロス信号を受け取り、そのゼロクロス時点もしくはゼロクロス点から極わずかに遅延した時点でオン信号を短絡スイッチ50に供給する。そして、ON信号を出力してから所定の短期間が経過した時点でOFF信号を短絡スイッチ50に供給する。さらに、短期間が経過した時点で再びON信号、その後OFF信号を所定の回数だけ出力する。これを交流電源91の4分の一周期の間に出力し、続く4分の半周期はオフ出力を継続する。すなわち、PFC制御部70は、交流電源91の電圧の半周期の前半に複数回のオン・オフパルス出力を短絡スイッチ50に供給する。なお、交流電源91の電圧の後縁における電流を増加させるために、交流電源91の電圧の半周期の後半に単発もしくは複数回のオン・オフパルス出力を短絡スイッチ50に供給しても良い。
回路1の動作を説明する。まず、短絡スイッチ50にOFF信号が入力された時に回路1を流れる電流の流れと、短絡スイッチ50にON信号が入力された時に回路1を流れる電流の流れを説明する。
図2は、実施形態の電力変換装置の回路1の短絡スイッチ50にOFF信号が入力された時に回路1における電流の流れを表す図である。図2は、交流電源91によって第一の入力端子10−1と第二の入力端子10−2とに印加される入力電圧Vinについて第一の入力端子10−1に印加される電圧の方が第二の入力端子10−2に印加される電圧よりも高い場合に回路1に流れる電流を表す図である。図2において、黒矢印は電流が流れる方向を表す。なお、回路1は、第一の入力端子10−1から第一の出力端子80−1までと、第二の入力端子10−2から第二の出力端子80−2までとが同じ構成を備えている対称な回路である。そのため、電流経路は異なるが、第一の入力端子10−1に印加される電圧の方が第二の入力端子10−2に印加される電圧よりも低い場合にも、第一の入力端子10−1に印加される電圧の方が第二の入力端子10−2に印加される電圧よりも高い場合と同様の電流が流れる。
短絡スイッチ50にOFF信号が入力されることで、短絡スイッチ50は非導通状態になる。これにより、交流電源91、第一のインダクタ20−1、整流ダイオード31−1、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2による閉回路C1が形成される。
閉回路C1は、交流電源91の高電圧側の端子から交流電源91の低電圧側の端子までが、第一のインダクタ20−1、整流ダイオード31−1、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2を介して通電されている。そのため、交流電源91の高電圧側の端子から交流電源91の低電圧側の端子まで、第一のインダクタ20−1、整流ダイオード31−1、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2を経由する電流が流れる。閉回路C2を流れる電流によって、平滑コンデンサ40には、電荷が蓄えられる。そして、蓄えられた電荷が電流として負荷92に供給される。
閉回路C1は、交流電源91の高電圧側の端子から交流電源91の低電圧側の端子までが、第一のインダクタ20−1、整流ダイオード31−1、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2を介して通電されている。そのため、交流電源91の高電圧側の端子から交流電源91の低電圧側の端子まで、第一のインダクタ20−1、整流ダイオード31−1、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2を経由する電流が流れる。閉回路C2を流れる電流によって、平滑コンデンサ40には、電荷が蓄えられる。そして、蓄えられた電荷が電流として負荷92に供給される。
図3は、実施形態の電力変換装置の回路1の短絡スイッチ50にON信号が入力された時に回路1に流れる電流の流れを表す図である。図3は、交流電源91によって第一の入力端子10−1と第二の入力端子10−2とに印加される入力電圧Vinについて第一の入力端子10−1に印加される電圧の方が第二の入力端子10−2に印加される電圧よりも高い場合に回路1に流れる電流を表す図である。図3においても、黒矢印は電流が流れる方向を表す。図2の場合と同様に、回路1は、対称な回路であるため、第一の入力端子10−1に印加される電圧の方が第二の入力端子10−2に印加される電圧よりも低い場合にも、電流経路は異なるが、第一の入力端子10−1に印加される電圧の方が第二の入力端子10−2に印加される電圧よりも高い場合と同様の電流が流れる。
回路1の短絡スイッチ50は、短絡スイッチ50にON信号が入力されることで導通状態となる。そのため、交流電源91の第一の入力端子10−1、第一のインダクタ20−1、整流ダイオード61−1、短絡スイッチ50、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2による閉回路C2が形成される。閉回路C2は、交流電源91の高電圧側の端子から交流電源91の低電圧側の端子までが第一のインダクタ20−1、整流ダイオード61−1、ON状態の短絡スイッチ50、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2を介して導通されている。そのため、交流電源91の高電圧側の端子である第一の入力端子10−1から交流電源91の低い電圧側の端子である第二の入力端子10−2まで、第一のインダクタ20−1、整流ダイオード61−1、短絡スイッチ50、整流ダイオード31−4及び第二のインダクタ20−2を経由する電流が流れる。
次に、短絡スイッチ50が非導通状態(オフ)にある時と導通状態(オン)にある時との回路1の動作の詳細を説明する。まず、短絡スイッチ50が非導通状態にある時の回路1の動作の詳細を説明する。入力電圧Vinが、短絡スイッチ50が非導通状態にある回路1に印加されると、回路1に入力電流Iinが流れる。この時、第一のインダクタ20−1と第二のインダクタ20−2とが、入力電圧Vinの印加開始時に生じる突入電流を抑制する。入力電流Iinは、整流回路30によって交流電流から直流電流に整流される。ただし、直流電流は整流される前が交流電流であったことに起因して、整流後の直流電流の振幅は大きさが安定せずに電源周期に依存した脈動する振幅になる。入力電圧Vinが平滑コンデンサ40に保持されている電圧よりも大きい場合、整流回路30によって、脈動する直流電流に変換された入力電流Iinは、平滑コンデンサ40に流れ込む。平滑コンデンサ40に流れ込んだ電流によって、平滑コンデンサ40には電荷が蓄積される。一般に、平滑コンデンサ40に蓄積された電荷は、直流電流の振幅の変化に応じて電荷を放出し、直流電流の振幅の脈動を抑制する。その結果、振幅の大きさの変化が抑制された理想に近い直流電流が負荷92に流れる。オームの法則によれば、このことは、振幅の大きさが安定した直流電圧が負荷92に印加されていることを意味する。
入力電圧Vinが平滑コンデンサ40に印加されている電圧よりも小さい場合には、整流ダイオード31−1〜31−4があるために、回路1には平滑コンデンサ40から交流電源91に向かう電流が流れない。すなわち、入力電圧Vinが平滑コンデンサ40に印加されている電圧よりも小さい場合には、回路1に入力電流Iinは流れない。以下、この回路の状態を状態Aという。
また、第一のインダクタ20−1と第二のインダクタ20−2とは、自身に流れる電流の変化を抑制する方向に電流を流す性質を有するために、入力電流の変化の抑制に寄与し、整流回路30と平滑コンデンサ40とだけの回路で得られる直流電流出力よりも、より安定した直流電流出力を得ることができる。
図4は、実施形態の電力変換装置の回路1によるPFC制御の具体例を示す図である。図4は、PFCパルス出力に基づく短絡スイッチ50の動作によって得られた入力電圧Vin、入力電流Iin、電流I1及び電流I2の時間変化を表した図である。PFCパルス出力は、電圧の高低によって短絡スイッチ50に命令を伝える信号であってMCUによって生成される。PFCパルス出力の電圧が高い状態が前述のOFF信号を示す状態であり、短絡スイッチ50は非導通状態になる。PFCパルス出力の電圧が低いときが前述のON信号を示す状態であり、短絡スイッチ50は導通状態になる。図4において、入力電圧Vinは第一の入力端子10−1に対する第二の入力端子10−2の電圧で表される。入力電流Iinは、第一の入力端子10−1を流れる電流である。
図4の期間Bにおける入力電流Iinの値は0である。この状態は前述した入力電圧Vinが平滑コンデンサ40の電圧よりも低く電流が流れていない状態Aである。この状態では、電流が0であるために、電圧と電流との積である回路の電力効率が悪くなる。回路の電力効率改善のためには、電流の振幅の値を大きくするとともに、電流と電圧との位相差を無くすことが好ましい。すなわち、電流の位相変化が入力電圧である交流電圧の位相変化と同じ正弦波に近づくことが好ましい。PFC制御は、次のようにして力率を改善することで、状態Aの期間を減らすことで回路1の電力効率を上げる。以下、図4を用いてPFC制御による力率改善を説明する。
まずPFC制御による入力電流Iinの振幅および導通角の大きさについて説明する。回路1では、PFCパルス出力の電圧が低い状態であるON信号が短絡スイッチ50に入力されると、交流電源91の出力を短絡する閉回路C2が形成される。そのため、入力電圧Vinが平滑コンデンサ40が保持している電圧よりも小さくとも、入力電流Iinが回路1を流れる。
図4の期間Cは、交流電源91のゼロクロス直後の回路1の入力電圧Vinが平滑コンデンサ40の両端間電圧よりも小さい期間で、PFCパルス出力がON信号となっている期間である。期間Cでは、回路1の入力電圧Vinが平滑コンデンサ40に印加されている電圧よりも小さいため、もしも、PFC制御がなければ期間Cにおける入力電流Iinの振幅の大きさは0である。しかし、図4の例では、期間Cにおいて、PFCパルス出力はON信号であって、短絡スイッチ50が導通状態である。そのため、入力電流Iinの大きさは時間が経つにつれて大きくなっている。
次に、PFC制御による電圧と電流との位相差の制御を説明する。前述したように、電圧と電流との位相差を無くすためには、電流の位相の変化を正弦波に近づけることがよい。そのため回路1による電力変換においては、常に短絡スイッチ50を導通状態にするのではなく、短絡スイッチ50の導通状態と非導通状態とを入力電圧Vinの位相変化の周期よりも短い間隔(μsのオーダー)で切換えることで、電流の位相の変化を正弦波に近づける。電流の位相変化を正弦波に近づけることで力率を改善することができる。
このようにして、PFC制御は力率を改善する。
このようにして、PFC制御は力率を改善する。
図5は、図4の期間Aにおける入力電圧Vin、入力電流Iin、PFCパルス出力及び電流I1の時間変化の詳細を表した図である。PFC信号がON信号である時(期間C)には、入力電流Iinが増加し正弦波に近づいていることがわかる。PFCパルス出力がOFF信号を示す期間では、閉回路C2が形成されないために、入力電流Iinが時間とともに減衰している。図5の電流I1は、ゼロクロス直後以外の時にPFCパルス出力の示す信号がON信号からOFF信号に切換わる場合に、振幅が時間に対して急峻に変化する電流I1が流れることを示している。ゼロクロスとは、入力電圧Vinの位相が正から負に変わる時及び負から正に変わる時である。この急峻な電流I1(図5中のH)は、整流ダイオード31−1のリカバリ時間に整流ダイオード31−1にリカバリ電流が流れることで生じる過電流である。本実施形態によって、この過電流の値は抑制されている。リカバリ時間は、整流ダイオードに印加されていた電圧が印加されなくなってから整流ダイオードの電荷分布が平衡状態に達するまでの時間である。
図6は、実施形態の電力変換装置の回路1に生じる過電流Hの流れを示す図である。この図は、短絡スイッチ50が、交流電源の半周期中の2回目以降にオフからオンとなったタイミングを示す。図6の黒矢印は過電流が流れる方向を表す。整流ダイオード31−1は、この図の直前の短絡スイッチ50が、オフの状態にある時には、前述の図2に示すように平滑コンデンサ40に向けて正方向に電流を流している。ここで、短絡スイッチ50がオン(導通状態)すると、今まで正方向に電流Iinが流れていた整流回路30の整流ダイオード31−1には、瞬時的に逆電圧となる平滑コンデンサ40からの電圧が加わり、素子自身のリカバリ時間の間だけ、自身のカソード側から自身のアノード側にかけてリカバリ電流を流すことになる。そのため、回路1には、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−1、整流ダイオード61−1及び短絡スイッチ50による閉回路C3が形成される。したがって、電荷が蓄えられた平滑コンデンサ40が閉回路C3の電圧源となって閉回路C3に電流I1が流れる。この電流経路において、電流を抑制する素子がなければ、大きな過電流が生じることになる。
なお、回路1は対称な回路であるため、閉回路C3に相当する回路として、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−2、整流ダイオード61−2及び短絡スイッチ50による閉回路も形成され、交流電源の別の半周期の期間は、この閉回路にも閉回路C3に流れるのと同様の大きな過電流が電流I2として流れる。
なお、交流電源の半周期中のゼロクロス直後の短絡スイッチ50が最初にオフからオンとなったタイミングにおいては、整流ダイオード31−1に正方向の電流が流れていないため、リカバリ電流は発生していないことが図5から分かる。要するにリカバリ電流による過電流は、整流回路30中の整流ダイオード31に正方向の電流が流れている状態から瞬時的に逆電圧が印加される際に発生する。
なお、回路1は対称な回路であるため、閉回路C3に相当する回路として、平滑コンデンサ40、整流ダイオード31−2、整流ダイオード61−2及び短絡スイッチ50による閉回路も形成され、交流電源の別の半周期の期間は、この閉回路にも閉回路C3に流れるのと同様の大きな過電流が電流I2として流れる。
なお、交流電源の半周期中のゼロクロス直後の短絡スイッチ50が最初にオフからオンとなったタイミングにおいては、整流ダイオード31−1に正方向の電流が流れていないため、リカバリ電流は発生していないことが図5から分かる。要するにリカバリ電流による過電流は、整流回路30中の整流ダイオード31に正方向の電流が流れている状態から瞬時的に逆電圧が印加される際に発生する。
図6に示されるように、実施形態の閉回路C3は、第一のインダクタ20−1の中間タップ2Cが整流ダイオード61−1に接続されている。そのため、第一のインダクタ20−1には、リカバリ電流が流れ込む。インダクタ20は、電流の変化を打ち消す方向に電流を流す性質を有するため、第一のインダクタ20−1は、過電流を打ち消す方向に流れる電流を抑制する。そのため、実施形態の回路1に生じる過電流(図5中H)は、第一のインダクタ20−1を備えない回路(以下「従来の回路」という。)と比較して、その大きさを抑制することができる。このことは、回路1は対称な回路であるため、第二のインダクタ20−2を備えない回路と実施形態の回路1とを比較した場合でも、同様である。
なお、従来のPFC回路は、一方の電源ラインにしかインダクタが挿入されていない。上述した過電流は交流電源91の別の半周期の期間、すなわち電源端子10−2が10-1より高電圧となる周期においては、上記したリカバリ電流は、第一のインダクタ20−1を経由して流れない。このため、第二のインダクタ20−2を備えないと、交流電源の半周期で発生するリカバリ電流による過電流は低減できるが、他の半周期で発生する過電流は抑制できなくなる。
そこで、本実施形態では、単相の交流電源91の上下の相の両方にインダクタ20−1、20−2を挿入することで、いずれの周期で発生するリカバリ電流に対しても、その大きさを抑制できるようにしている。
なお、従来のPFC回路は、一方の電源ラインにしかインダクタが挿入されていない。上述した過電流は交流電源91の別の半周期の期間、すなわち電源端子10−2が10-1より高電圧となる周期においては、上記したリカバリ電流は、第一のインダクタ20−1を経由して流れない。このため、第二のインダクタ20−2を備えないと、交流電源の半周期で発生するリカバリ電流による過電流は低減できるが、他の半周期で発生する過電流は抑制できなくなる。
そこで、本実施形態では、単相の交流電源91の上下の相の両方にインダクタ20−1、20−2を挿入することで、いずれの周期で発生するリカバリ電流に対しても、その大きさを抑制できるようにしている。
また、中間タップ2C、2Dは、例えば、回路1の使用目的といった所望の目的に応じて、その位置を任意に設定可能である。そして、コイル上の中間タップ2C、2Dの位置に応じて、電流流通角の大きさと過電流の大きさとが変化する。具体的には、中間タップ2C、2Dの位置が整流回路30側に近い程、電流流通角の大きさを大きくすることができる一方、過電流の抑制効果が低くなり、中間タップ2C、2Dの位置が交流電源91側に近い程、過電流の抑制効果が高めることができる一方、電流流通角の大きさを広げる効果が低くなる。したがって、所望の目的に応じて、換言すれば、どの程度の電流流通角の大きさが必要であるか、あるいは、どの程度の過電流の抑制効果が必要であるかに応じて、中間タップ2C、2Dの位置を決定すればよい。
例えば、コイル長の半分の位置よりも整流回路30側に近い位置に中間タップ2C,2Dを決定すればよい。一例として、コイルの巻き数が40巻とする場合には、整流回路30側に近い側から、コイル長の5%程度の位置である2巻目の位置に中間タップ2C,2Dを決定すればよい。
例えば、コイル長の半分の位置よりも整流回路30側に近い位置に中間タップ2C,2Dを決定すればよい。一例として、コイルの巻き数が40巻とする場合には、整流回路30側に近い側から、コイル長の5%程度の位置である2巻目の位置に中間タップ2C,2Dを決定すればよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、インダクタを備えるPFC回路のインダクタ20の中間タップ部分に短絡スイッチ50を接続したことにより、短絡スイッチを非導通状態から導通状態に切換える時に発生する過電流の電流値の大きさを小さくすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…回路、20…インダクタ、30…整流回路、40…平滑コンデンサ、50…短絡スイッチ、60…逆流防止部、70…PFC制御部、2C,2D…中間タップ
Claims (7)
- ダイオードブリッジ回路を有し、交流電源によって生じる交流を直流に整流する整流回路と、
前記整流回路の出力に接続された平滑コンデンサと、
前記整流回路の交流入力側に直列に接続され、中間タップを有するインダクタと、
前記ダイオードブリッジ回路と前記平滑コンデンサとの接続点に一端が接続され、他端が前記中間タップに接続されている半導体スイッチと、
前記半導体スイッチの動作を制御することで前記インダクタを介して前記交流電源を短絡する制御部と、
を備える電力変換装置。 - ダイオードブリッジ回路を有し、交流電源によって生じる交流を直流に整流する整流回路と、
前記整流回路の出力に接続された平滑コンデンサと、
前記交流電源の一方の端子と前記整流回路との間に接続された中間タップを有す第一のインダクタと、
前記交流電源の他方の端子と前記整流回路との間に接続された中間タップを有す第二のインダクタと、
前記ダイオードブリッジ回路と前記平滑コンデンサとの接続点に一端が接続された半導体スイッチと、
アノード側が、前記第一のインダクタの前記中間タップに接続され、カソード側が、前記半導体スイッチの他端に接続された第一の整流素子と、
アノード側が、前記第二のインダクタの前記中間タップに接続され、カソード側が、前記半導体スイッチの他端に接続された第二の整流素子と、
前記半導体スイッチの動作を制御することで前記第一又は第二のインダクタを介して前記交流電源を短絡する制御部と、
を備える電力変換装置。 - 前記中間タップは、前記インダクタのコイル上で、前記整流回路が接続されたコイルの端からコイル長の半分の位置までに接続される、
請求項1又は2に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記交流電源の半周期中に、前記半導体スイッチを複数回オン、オフさせることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
- 前記制御部は、前記整流回路に正方向に電流が流れている状態で前記半導体スイッチをオフからオンさせることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
- 前記平滑コンデンサの両端間が直流負荷となるインバータ装置に接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
- 前記半導体スイッチは、オフからオンへ高速動作可能なIGBTであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017130595A JP2019017133A (ja) | 2017-07-03 | 2017-07-03 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017130595A JP2019017133A (ja) | 2017-07-03 | 2017-07-03 | 電力変換装置 |
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JP2019017133A true JP2019017133A (ja) | 2019-01-31 |
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ID=65357321
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JP2017130595A Pending JP2019017133A (ja) | 2017-07-03 | 2017-07-03 | 電力変換装置 |
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JP (1) | JP2019017133A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021125586A (ja) * | 2020-02-06 | 2021-08-30 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 回路基板、回路および空気調和装置 |
-
2017
- 2017-07-03 JP JP2017130595A patent/JP2019017133A/ja active Pending
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