JP2019014461A - 車両用バンパー - Google Patents

車両用バンパー Download PDF

Info

Publication number
JP2019014461A
JP2019014461A JP2017135339A JP2017135339A JP2019014461A JP 2019014461 A JP2019014461 A JP 2019014461A JP 2017135339 A JP2017135339 A JP 2017135339A JP 2017135339 A JP2017135339 A JP 2017135339A JP 2019014461 A JP2019014461 A JP 2019014461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
absorber
vehicle
bumper absorber
collision load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017135339A
Other languages
English (en)
Inventor
明俊 金
Meishun Kin
明俊 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2017135339A priority Critical patent/JP2019014461A/ja
Publication of JP2019014461A publication Critical patent/JP2019014461A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

【課題】衝突荷重を受けたときのバンパーアブソーバの車両前後方向の変形ストローク量を大きくできるようにする。【解決手段】バンパーリインフォース40と、バンパーアブソーバ30と、バンパーカバー21とを備える車両用バンパー20であって、バンパーアブソーバ30には、バンパーカバー21に対して衝突荷重が加わったときに、衝突荷重を受けて潰れる部位Hと、衝突荷重を受け難く潰れ難い部位とが車幅方向に交互に設けられており、衝突荷重により潰れる部位Hと潰れ難い部位との間が破断するように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両ボディに支持されるバンパーリインフォースと、緩衝材のバンパーアブソーバと、バンパーカバーとを備える車両用バンパーに関する。
従来の車両用バンパーに関する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1の車両用バンパーは、車両のフロントバンパー100である。フロントバンパー100は、図10、図11に示すように、車両ボディに支持されるバンパーリインフォース102と、衝突荷重を吸収するバンパーアブソーバ104と、バンパーアブソーバ104等を覆うバンパーカバー106とを備えている。
特開2007−216804号公報
上記したフロントバンパー100では、衝突荷重を受けてバンパーカバー106が後方に窪むと、バンパーカバー106と共にバンパーアブソーバ104の前面が窪むようになる。ここで、バンパーカバー106はバンパーアブソーバ104と比較して硬く、変形し難いため、衝突荷重を受けると、その衝突荷重が加わる範囲よりも広い範囲が窪むようになる。この結果、衝突荷重がバンパーカバー106とバンパーアブソーバ104との比較的広い範囲で受けられるようになる。このため、バンパーアブソーバ104における車両前後方向の変形ストローク量が小さく、衝突荷重の吸収効率が低い。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、衝突荷重を受けたときのバンパーアブソーバの車両前後方向の変形ストローク量を大きくできるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。請求項1の発明は、車両ボディに連結されるバンパーリインフォースと、前記バンパーリインフォースの前方に設けられる緩衝材のバンパーアブソーバと、前記バンパーアブソーバ、前記バンパーリインフォースを覆うバンパーカバーとを備える車両用バンパーであって、前記バンパーアブソーバには、前記バンパーカバーに対して衝突荷重が加わったときに、前記衝突荷重を受けて潰れる部位と、前記衝突荷重を受け難く潰れ難い部位とが車幅方向に交互に設けられており、前記衝突荷重により前記潰れる部位と潰れ難い部位との間が破断するように構成されている。
本発明によると、バンパーアブソーバには、潰れる部位と潰れ難い部位とが車幅方向に交互に設けられている。そして、バンパーカバーに対して衝突荷重が加わると、バンパーアブソーバの前記潰れる部位が衝突荷重を集中的に受けて潰れるようになる。また、前記衝突荷重により前記潰れる部位と潰れ難い部位との間が破断するようになる。このため、前記バンパーアブソーバの広い範囲が潰れる場合と比較して、バンパーアブソーバの車両前後方向における変形ストローク量を大きくできる。
請求項2の発明によると、バンパーカバーとバンパーアブソーバ間には、前記バンパーアブソーバよりも硬い押圧部が車幅方向に間隔をおいて複数設けられ、前記バンパーカバーに対して衝突荷重が加わったときに、前記押圧部が前記バンパーアブソーバの表面の被押圧部位を押圧する構成であり、前記押圧部側、あるいは前記バンパーアブソーバの表面には、前記衝突荷重により前記バンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間を破断させる破断手段が設けられている。
このため、バンパーカバーに対して衝突荷重が加わると、車幅方向に間隔をおいて複数設けられた押圧部がバンパーアブソーバの被押圧部位を押圧する。即ち、バンパーアブソーバの被押圧部位に衝突荷重が集中して加わるようになり、バンパーアブソーバの被押圧部位が潰れ易くなる。これに対し、バンパーアブソーバの被押圧部位以外の部位は潰れ難くなる。そして、破断手段の働きにより、前記バンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間が破断するようになる。
請求項3の発明によると、押圧部は、バンパーアブソーバの前方に設けられた凸部であり、破断手段は、前記バンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間に形成された溝部である。このため、バンパーカバーに対して衝突荷重が加わると凸部が確実にバンパーアブソーバの被押圧部位を押圧するようになる。そして、前記溝部が起点となってバンパーアブソーバが車両前後方向に破断することで、被押圧部位のみが車両前後方向に潰れるようになる。
請求項4の発明によると、押圧部は、バンパーアブソーバの表面の被押圧部位にある凸部であり、破断手段は、前記バンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間に形成された溝部である。このため、バンパーカバーに対して衝突荷重が加わると凸部が確実にバンパーアブソーバの被押圧部位を押圧するようになる。そして、前記溝部が起点となってバンパーアブソーバが車両前後方向に破断することで、被押圧部位のみが車両前後方向に潰れるようになる。
請求項5の発明によると、押圧部は、バンパーアブソーバの前方に設けられた凸部であり、前記破断手段は、前記凸部の車幅方向における両側で、前記凸部の先端より突出するように設けられた楔状部材である。このため、バンパーカバーに対して衝突荷重が加わると、前記バンパーカバーの楔状部材がバンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間を破断させながら、凸部が確実にバンパーアブソーバの被押圧部位を押圧するようになる。
本発明によると、衝突荷重を受けたときのバンパーアブソーバの車両前後方向の変形ストローク量を大きくできる。
本発明の実施形態1に係る車両用バンパー(フロントバンパー)を備える車両の側面図である。 本実施形態に係る車両用バンパーの模式縦断面図である。 車両用バンパーの平断面図(図2のIII-III矢視断面図)である。 図3のIV部拡大図である。 バンパーアブソーバを左前方から見た斜視図である。 歩行者の脚部が衝突したときのバンパーカバー及びバンパーアブソーバの動作を表す平断面図である。 変更例1に係る車両用バンパーの平断面図である。 変更例2に係る車両用バンパーのバンパーアブソーバを表す斜視図である。 変更例3に係る車両用バンパーの平断面図である。 従来の車両用バンパーの平断面図である。 従来の車両用バンパーの縦断面図である。
〔実施形態1〕
以下、図1〜図9に基づいて本発明の実施形態1に係る車両用バンパーについて説明する。本実施形態に係る車両用バンパーは、図1に示す乗用車10のフロントバンパー20である。ここで、図中に示す前後左右、及び上下は、本実施形態に係るフロントバンパー20を備える乗用車10の前後左右、及び上下に対応している。
<乗用車10の前部構造の概要について>
フロントバンパー20について説明する前に乗用車10の前部構造について簡単に説明する。乗用車10の車体前部には、図3に示すように、エンジンルーム12の左右両側に車両前後方向に延びる一対のフロントサイドメンバ14が設けられている。左右のフロントサイドメンバ14の前端位置には、それぞれクラッシュボックス16がほぼ同軸に取付けられている。そして、左右のクラッシュボックス16には、フロントバンパー20の左右端部が連結されている。クラッシュボックス16は、乗用車10の前方衝突時にフロントバンパー20とサイドメンバ14間で潰れることにより、衝突荷重を吸収できるように構成されている。
<フロントバンパー20の構成について>
フロントバンパー20は、図2に示すように、バンパーリインフォース40と、バンパーアブソーバ30と、バンパーカバー21、及びバンパーグリル23と、歩行者衝突検出装置のチューブセンサ50とを備えている。バンパーリインフォース40は、図3に示すように、車幅方向に延びる梁状部材であり、そのバンパーリインフォース40の左右両端部が左右のクラッシュボックス16に連結されている。バンパーリインフォース40は、例えば、アルミ合金製で、図2に示すように、上下に設けられた上段角筒部41と下段角筒部43とを備えている。
バンパーリインフォース40の上段角筒部41の前面には、図2、図3に示すように、バンパーアブソーバ30が取付けられている。バンパーアブソーバ30は、例えば、発泡スチロール製の緩衝材であり、図2に示すように、断面略角形の梁状に形成されている。そして、バンパーアブソーバ30が車幅方向に延びるように配置されることで、バンパーアブソーバ30はバンパーリインフォース40の上段角筒部41の前面を車幅方向全体に亘って覆っている。また、バンパーアブソーバ30の後端面には、チューブセンサ50を収納する収納溝32が車幅方向に延びるように形成されている。
チューブセンサ50は、バンパーアブソーバ30の収納溝32に収納されることで、バンパーアブソーバ30とバンパーリインフォース40間で車幅方向に延びるように配置される。チューブセンサ50には、そのチューブセンサ50の内部圧力を検出する圧力センサ(図示省略)の接続されている。即ち、前記圧力センサは、衝突荷重を受けてチューブセンサ50が潰れる際の圧力変化を検知できるように構成されている。そして、圧力センサの圧力信号値により、前記歩行者衝突検出装置はフロントバンパー20に対して歩行者の脚部が衝突したか否かを判定できるように構成されている。
バンパーカバー21は、図1、図2等に示すように、フロントバンパー20の外形意匠を構成する部材であり、バンパーアブソーバ30、及びバンパーリインフォース40を覆えるように構成されている。また、バンパーカバー21の下端部内側は下部アブソーバ35により支持されている。さらに、バンパーカバー21の中央位置には、空気取入れ口として働くとともに、装飾部材であるバンパーグリル23が取付けられている。ここで、バンパーカバー21、バンパーグリル23は樹脂製であり、緩衝材であるバンパーアブソーバ30に対して十分硬く構成されている。
<フロントバンパー20の衝突荷重吸収構造について>
フロントバンパー20のバンパーカバー21とバンパーグリル23の内壁面には、バンパーアブソーバ30と等しい高さ位置に、図2、図3に示すように、バンパーカバー21とバンパーアブソーバ30との隙間、及びバンパーグリル23とバンパーアブソーバ30との隙間を埋める隙づめ材22が設けられている。隙づめ材22は、車幅方向に等間隔で多数の凸部220を備えている。凸部220は、平断面形状が台形状の角形突起であり、図2に示すように、上下方向の厚み寸法がバンパーアブソーバ30の上下方向の厚み寸法よりも大きくなるように設定されている。また、バンパーアブソーバ30の前面31には、図3、図4に示すように、隙づめ材22の各々の凸部220に対応する位置に被押圧部位Hが設けられている。これにより、バンパーカバー21、あるいはバンパーグリル23に対して衝突荷重が加わると、隙づめ材22の凸部220の先端面223が対応するバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hを押圧するようになる。なお、図4ではバンパーカバー21等は省略されている。
また、バンパーアブソーバ30の前面31には、被押圧部位Hとそれ以外の部位との間に、図4、図5に示すように、上下方向に延びる縦溝部311が形成されている。即ち、縦溝部311は、被押圧部位Hを車幅方向両側から挟む位置に形成されている。縦溝部311は断面三角形に形成されており、縦溝部311の底部、即ち、三角形の頂点に相当する部位が凸部220の先端面223の角部224の位置に合わせられている。このため、衝突荷重を受けてバンパーカバー21、あるいはバンパーグリル23(以下、単にバンパーカバー21と記載する)が隙づめ材22の凸部220を介してバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hを押圧すると、バンパーアブソーバ30は縦溝部311を起点として車両前後方向に破断するようになる。
ここで、隙づめ材22の凸部220(先端面223)の幅寸法と、隣合う凸部220の間隙寸法とは、図4に示すように、幅寸法W1、間隙寸法W0に設定されている。ここで、幅寸法W1と間隙寸法W0とは、例えば、猫等の小動物(kg)が所定速度で衝突したときの衝突荷重が凸部220を介してバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hに加わってもその被押圧部位Hが潰れないような値に設定されている。また、幅寸法W1と間隙寸法W0とは、例えば、6歳児のダミー人形の脚部(膝下の質量=8.5kg)が所定速度で衝突したときの衝突荷重Fが凸部220を介してバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hに加わったときに、被押圧部位Hが車両後方に良好に潰れるような値に設定されている。そして、被押圧部位Hが車両後方に潰れることで、バンパーアブソーバ30は縦溝部311を起点として車両前後方向に破断するようになる。即ち、前記バンパーカバー21とバンパーグリル23とが本発明のバンパーカバーに相当し、前記隙づめ材22が本発明の押圧部に相当する。また、バンパーアブソーバ30の前面31の縦溝部311が本発明の破断手段に相当する。
フロントバンパー20に対して衝突荷重が加わると、バンパーアブソーバ30とバンパーリインフォース40間に設けられたチューブセンサ50が潰れ、このときの圧力が圧力センサにより検出される。前記歩行者衝突検出装置では、小動物が衝突したときの圧力センサの圧力信号値よりも大きい値で、6歳児のダミー人形の脚部が衝突したときの圧力センサの圧力信号値よりも小さい値を基準圧力値として設定している。そして、歩行者衝突検出装置は、圧力センサの圧力信号値が基準圧力値よりも大きくなった場合に歩行者の衝突と判定し、エンジンフード18(図2参照)を持ち上げるアクチュエータに対して動作信号を出力する。
<フロントバンパー20の動作について>
次に、フロントバンパー20に対して歩行者の脚部が衝突した場合のフロントバンパー20の動作について、図6に基づいて説明する。歩行者の脚部が衝突したことによる衝突荷重Fがフロントバンパー20に加わると、バンパーカバー21が隙づめ材22の凸部220の先端面223を介してバンパーアブソーバ30の前面31の被押圧部位Hを押圧する。これにより、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hが車両後方に潰れ、バンパーアブソーバ30が縦溝部311を起点として被押圧部位Hとそれ以外の部位間で車両前後方向に破断する。即ち、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hのみがそれ以外の部位から切り離された状態で車両後方に潰れるようになる。
そして、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hが潰れることで、バンパーアブソーバ30とバンパーリインフォース40間に設けられたチューブセンサ50が潰れ、このときの圧力が圧力センサにより検出される。この場合、圧力センサの圧力信号値は基準圧力値よりも大きくなるため、歩行者衝突検出装置はアクチュエータを動作させてエンジンフード18を持ち上げる。これにより、歩行者の頭部がエンジンルーム12内のエンジン等に当たり難くなる。なお、フロントバンパー20に対して小動物が衝突したときには、バンパーアブソーバ30が潰れず、圧力センサの圧力信号値も基準圧力値より小さくなるため、前記アクチュエータが動作することはない。
<本実施形態に係るフロントバンパー20の長所について>
本実施形態に係るフロントバンパー20によると、バンパーカバー21に対して衝突荷重Fが加わると、車幅方向に間隔をおいて複数設けられた凸部220(押圧部)がバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hを押圧する。さらに、バンパーアブソーバ30の縦溝部311(破断手段)働きで、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hとそれ以外の部位間が切断されるように破断する。即ち、バンパーカバー21に対して衝突荷重Fが加わると、衝突荷重Fがバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hに集中して加わるようになり、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hのみが車両後方向に潰れるようになる。このため、バンパーアブソーバ30の広い範囲、即ち、被押圧部位H、およびその周辺が潰れる場合と比較して、バンパーアブソーバ30の車両後方向における変形ストローク量を大きくできる。これにより、フロントバンパー20の衝突荷重の吸収効率が向上する。
〔変更例〕
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、図3、図4に示すように、バンパーカバー21の内側に隙づめ材22を設け、前記隙づめ材22にバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hを押圧する凸部220を設ける例を示した。しかし、隙づめ材22を省略して、図7に示すように、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hに硬い押圧樹脂板34を接着することも可能である。これにより、フロントバンパー20に対して衝突荷重が加わると、衝突荷重がバンパーカバー21、押圧樹脂板34を介してバンパーアブソーバ30の被押圧部位Hに加わるようになる。なお、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hに硬い押圧樹脂板34を接着する代わりに、押圧樹脂板34に相当する部分をバンパーアブソーバ30の本体よりも硬い発泡倍率の発泡スチロールで形成しても良い。即ち、前記押圧樹脂板34が本発明の押圧部、及び凸部に相当する。
また、本実施形態では、図5に示すように、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hと、それ以外の部位間に上下方向に延びる縦溝部311を形成する例を示した。しかし、図8に示すように、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hとそれ以外の部位間の上面と下面とに車両前後方向に延びる横溝部315を形成することも可能である。また、本実施形態では、前記縦溝部311をバンパーアブソーバ30の上端縁と下端縁とを除く部分に形成する例を示したが、バンパーアブソーバ30の上端から下端まで形成することも可能である。また、図8では、横溝部315をバンパーアブソーバ30の前端縁と後端縁とを除く部分に形成する例を示したが、バンパーアブソーバ30の前端から後端まで形成することも可能である。
また、本実施形態では、図5、図8に示すように、バンパーアブソーバ30の被押圧部位Hとそれ以外の部位間に溝部311,315を設ける例を示した。しかし、図9に示すように、バンパーアブソーバ30の溝部311,315を省略し、隙づめ材22の凸部220の車幅方向における両側に、前記凸部220の先端より突出する楔状部材226を設けることも可能である。また、本実施形態では、チューブセンサ50を備える車両用バンパーを例示したが、チューブセンサ50を備えない車両用バンパーに本発明を適用することも可能である。
20・・・・フロントバンパー(車両用バンパー)
21・・・・バンパーカバー
23・・・・バンパーグリル(バンパーカバー)
22・・・・隙づめ材(押圧部)
220・・・凸部(押圧部)
223・・・先端面
224・・・角部
226・・・楔状部材(破断手段)
30・・・・バンパーアブソーバ
31・・・・前面
311・・・縦溝部(破断手段)
315・・・横溝部(破断手段)
34・・・・押圧樹脂板(押圧部、凸部)
H・・・・・被押圧部位
40・・・・バンパーリインフォース
50・・・・チューブセンサ

Claims (5)

  1. 車両ボディに連結されるバンパーリインフォースと、前記バンパーリインフォースの前方に設けられる緩衝材のバンパーアブソーバと、前記バンパーアブソーバ、前記バンパーリインフォースを覆うバンパーカバーとを備える車両用バンパーであって、
    前記バンパーアブソーバには、前記バンパーカバーに対して衝突荷重が加わったときに、前記衝突荷重を受けて潰れる部位と、前記衝突荷重を受け難く潰れ難い部位とが車幅方向に交互に設けられており、前記衝突荷重により前記潰れる部位と潰れ難い部位との間が破断するように構成されている車両用バンパー。
  2. 請求項1に記載された車両用バンパーであって、
    前記バンパーカバーと前記バンパーアブソーバ間には、前記バンパーアブソーバよりも硬い押圧部が車幅方向に間隔をおいて複数設けられ、前記バンパーカバーに対して衝突荷重が加わったときに、前記押圧部が前記バンパーアブソーバの表面の被押圧部位を押圧する構成であり、
    前記押圧部側、あるいは前記バンパーアブソーバの表面には、前記衝突荷重により前記バンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間を破断させる破断手段が設けられている車両用バンパー。
  3. 請求項2記載された車両用バンパーであって、
    前記押圧部は、前記バンパーアブソーバの前方に設けられた凸部であり、
    前記破断手段は、前記バンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間に形成された溝部である車両用バンパー。
  4. 請求項2に記載された車両用バンパーであって、
    前記押圧部は、前記バンパーアブソーバの表面の被押圧部位にある凸部であり、
    前記破断手段は、前記バンパーアブソーバの被押圧部位とそれ以外の部位間に形成された溝部である車両用バンパー。
  5. 請求項2に記載された車両用バンパーであって、
    前記押圧部は、前記バンパーアブソーバの前方に設けられた凸部であり、
    前記破断手段は、前記凸部の車幅方向における両側で、前記凸部の先端より突出するように設けられた楔状部材である車両用バンパー。
JP2017135339A 2017-07-11 2017-07-11 車両用バンパー Pending JP2019014461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017135339A JP2019014461A (ja) 2017-07-11 2017-07-11 車両用バンパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017135339A JP2019014461A (ja) 2017-07-11 2017-07-11 車両用バンパー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019014461A true JP2019014461A (ja) 2019-01-31

Family

ID=65357162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017135339A Pending JP2019014461A (ja) 2017-07-11 2017-07-11 車両用バンパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019014461A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020158624A1 (ja) 2019-01-30 2020-08-06 住友電気工業株式会社 電池セル、セルスタック、及びレドックスフロー電池
WO2021220546A1 (ja) * 2020-04-27 2021-11-04 住友重機械工業株式会社 車両用構造体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020158624A1 (ja) 2019-01-30 2020-08-06 住友電気工業株式会社 電池セル、セルスタック、及びレドックスフロー電池
WO2021220546A1 (ja) * 2020-04-27 2021-11-04 住友重機械工業株式会社 車両用構造体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5749959B2 (ja) 車体前部構造
JP5871983B2 (ja) 車体の後部に搭載されるバッテリモジュールの保護構造
JP5494229B2 (ja) 歩行者衝突検知装置
JP4518061B2 (ja) 車両の前部衝撃緩衝構造
JP4492823B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP4512870B2 (ja) 自動車のフード構造
JP5249723B2 (ja) 車両用バンパ構造
JP5657705B2 (ja) 自動車のフロントフード構造
JP2012148613A (ja) 自動車のバンパーフェース構造
JP5170140B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP7473361B2 (ja) 衝突検知装置
JP2008195261A (ja) 車両の衝撃吸収構造
JP2019014461A (ja) 車両用バンパー
JP2014184857A (ja) 車両前部構造
JP2014104805A (ja) 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ
JP2011126399A (ja) 自動車のフロントバンパ
JP2010173596A (ja) 衝撃吸収部材及び車両用バンパ構造
JP5136433B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP2009126411A (ja) 車両用バンパ構造
JP6187427B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP2005178417A (ja) バンパ構造
JP7431060B2 (ja) 衝突検知装置
JP2007168648A (ja) 自動車用内装部品
JP2004210075A (ja) 車両の端部構造
JP2007203773A (ja) 車体のバンパー装置