JP2019014011A - ロボットの教示位置補正方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロボットの複数の教示位置を高精度かつ容易に補正することを目的とする。【解決手段】第1のロボットのアーム先端部に保持された位置計測手段にて、相互に位置が異なる少なくとも2ヶ所以上の教示位置に対応した位置にそれぞれ配置した複数の被計測治具のそれぞれの計測により、当該第1のロボットの座標系に対するそれぞれの被計測治具の第1群の被計測治具座標系を演算するステップと、第2のロボットのアーム先端部に保持された位置計測手段にて前記それぞれの被計測治具の位置を計測することで当該第2のロボット座標系に対する第2群の被計測治具座標系を演算するステップとを有し、前記第1群と第2群の被計測治具座標系のズレから第2のロボットの教示位置を補正することを特徴とする。【選択図】 図2
Description
本発明は、ロボットの動作点となる教示位置の補正方法に関する。
ロボットが設置された生産ラインにおいて、例えば、生産ラインの移設によって、ロボットに有する動作プログラム上の教示位置と実際の生産ライン上の対象位置とに相対的なズレが生じる場合がある。
また、ロボットもしくはロボットの部品を交換した場合に、ロボットの再設置による設置位置の誤差や、ロボット各アーム長さの差異によるロボットの固体差、及び各関節に備わっている角度計測手段の原点位置の誤差の影響で、ロボット先端位置がズレてしまい、ロボットと教示対象物(生産ライン)との相対位置がズレてしまう場合がある。
そのため、ロボットの動作プログラムをそのまま使用することはできず、教示位置の修正が必要となる。スマートフォン等の電子機器の製造ラインでは、数多くのロボットが設置されているため、教示位置の修正に多大な時間がかかってしまう課題があった。
また、ロボットもしくはロボットの部品を交換した場合に、ロボットの再設置による設置位置の誤差や、ロボット各アーム長さの差異によるロボットの固体差、及び各関節に備わっている角度計測手段の原点位置の誤差の影響で、ロボット先端位置がズレてしまい、ロボットと教示対象物(生産ライン)との相対位置がズレてしまう場合がある。
そのため、ロボットの動作プログラムをそのまま使用することはできず、教示位置の修正が必要となる。スマートフォン等の電子機器の製造ラインでは、数多くのロボットが設置されているため、教示位置の修正に多大な時間がかかってしまう課題があった。
特許文献1には、ロボットの手先に取り付けたカメラにより3点のマーカを計測し、第1のロボットを第2のロボットに置換する教示点変換方法を開示する。
しかし、ロボットの固体差は、ロボットの姿勢によってズレ量が異なるため、複数の教示位置があった場合に、上記の方法では、すべての教示位置において精度よく位置補正することができない。
しかし、ロボットの固体差は、ロボットの姿勢によってズレ量が異なるため、複数の教示位置があった場合に、上記の方法では、すべての教示位置において精度よく位置補正することができない。
本発明は、ロボットの複数の教示位置を高精度かつ容易に補正することを目的とする。
本発明に係るロボットの教示位置補正方法は、第1のロボットのアーム先端部に保持された位置計測手段にて、相互に位置が異なる少なくとも2ヶ所以上の教示位置に対応した位置にそれぞれ配置した複数の被計測治具のそれぞれの計測により、当該第1のロボットの座標系に対するそれぞれの被計測治具の第1群の被計測治具座標系を演算するステップと、第2のロボットのアーム先端部に保持された位置計測手段にて前記それぞれの被計測治具の位置を計測することで当該第2のロボット座標系に対する第2群の被計測治具座標系を演算するステップとを有し、前記第1群と第2群の被計測治具座標系のズレから第2のロボットの教示位置を補正することを特徴とする。
ここで第1群の被計測治具座標系とは、例えばワーク台上の相互に異なる位置に、被計測治具Aと被計測治具Bとの2つの被計測治具を配置した場合には、第1のロボットのアーム先端部に保持させた位置計測手段にて計測して、それぞれ得られた被計測治具Aの座標系Aと、被計測治具Bの座標系Bのことを意味する。
ここで被計測治具は、2つ以上であればその数に制限はない。
これに対して第2群の被計測治具座標系は、上記被計測治具Aを第2のロボットの計測手段にて計測し得られた座標系A’と、上記被計測治具Bを第2のロボットの計測手段にて計測し得られた座標系B’をいう。
これにより、上記座標系Aに対する座標系A’とのズレ量から第2のロボットのアーム先端の被計測治具Aに対する教示位置を補正することができ、ロボットの姿勢が上記とは異なる上記座標系Bに対する座標系B’とのズレ量から、被計測治具Bに対する第2のロボットのアーム先端の教示位置を補正することができる。
ここで被計測治具は、2つ以上であればその数に制限はない。
これに対して第2群の被計測治具座標系は、上記被計測治具Aを第2のロボットの計測手段にて計測し得られた座標系A’と、上記被計測治具Bを第2のロボットの計測手段にて計測し得られた座標系B’をいう。
これにより、上記座標系Aに対する座標系A’とのズレ量から第2のロボットのアーム先端の被計測治具Aに対する教示位置を補正することができ、ロボットの姿勢が上記とは異なる上記座標系Bに対する座標系B’とのズレ量から、被計測治具Bに対する第2のロボットのアーム先端の教示位置を補正することができる。
本発明において、被計測治具は前記位置計測手段にて3次元座標を計測するためのものが好ましく、これによりロボット座標系(例えばロボットベース中心を原点にした座標系)に対する被計測治具のX,Y,Z軸及びロール,ピッチ,ヨーの6軸方向の位置を特定することができる。
本発明にて、被計測治具は直角に交差する2つ稜線部からなる例や、被計測治具は3ヶ所以上の球状突起部からなる例が挙げられる。
本発明に用いる計測手段は、CCDカメラ等の視覚センサー,レーザ変位計等、その手段に制限はない。
構造が簡単で計測が容易な点で、レーザ変位計が好ましい。
構造が簡単で計測が容易な点で、レーザ変位計が好ましい。
本発明において、第1のロボットと第2のロボットの関係は、ロボットの移設前と移設後,ロボットの交換,ロボットの部品の交換等、何らかの理由により教示位置の補正が必要になった関係をいう。
本発明によれば、2ヶ所以上の被計測治具により、第1のロボットに対する第2のロボットの教示位置を補正できるので、複数の教示位置を有するロボットの教示位置を簡便で高精度に補正することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。
また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決のために必須のものであるとは限らない。
なお、各図において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。
また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決のために必須のものであるとは限らない。
なお、各図において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明に基づく生産ライン上に設置されるロボット生産システムの一つの例を示す図である。
ロボット生産システム1では、ロボット2はロボット制御装置3とケーブルで接続された状態で、ロボット用架台4上に設置されている。
ロボット2のアームの先端部には、ロボットハンド5が装着される。
生産ライン6では、教示対象物であるワーク7は土台8の上に設置されている。
図1ではワーク7(7a,7b,7c,7d)が土台8の上に設置されている様子を記載したが、初めはワーク7が設置されておらず、他のロボットより土台8の特定の位置に搬送、設置される場合もある。
ロボット生産システム1及び生産ライン6内の構成、配置はこれに限定されるものではない。
なお、図1に示すロボット2は、垂直多関節ロボットのように図示されているが、これに限定されるものではなく、産業用ロボットに属する水平多関節ロボット,パラレルリンクロボット,直交ロボット等でもよい。
ロボット2は、ロボット制御装置3からの指令によって、複数の関節が個別に回転する機構(不図示)を備えている。
ロボット2に装着されたロボットハンド5は、ワーク7を保持する機構(不図示)を備える。
図1ではワーク7を挟み込んで保持する方法を図示しているが、真空吸着による保持方法でもよい。
ロボット生産システム1では、ロボット2はロボット制御装置3とケーブルで接続された状態で、ロボット用架台4上に設置されている。
ロボット2のアームの先端部には、ロボットハンド5が装着される。
生産ライン6では、教示対象物であるワーク7は土台8の上に設置されている。
図1ではワーク7(7a,7b,7c,7d)が土台8の上に設置されている様子を記載したが、初めはワーク7が設置されておらず、他のロボットより土台8の特定の位置に搬送、設置される場合もある。
ロボット生産システム1及び生産ライン6内の構成、配置はこれに限定されるものではない。
なお、図1に示すロボット2は、垂直多関節ロボットのように図示されているが、これに限定されるものではなく、産業用ロボットに属する水平多関節ロボット,パラレルリンクロボット,直交ロボット等でもよい。
ロボット2は、ロボット制御装置3からの指令によって、複数の関節が個別に回転する機構(不図示)を備えている。
ロボット2に装着されたロボットハンド5は、ワーク7を保持する機構(不図示)を備える。
図1ではワーク7を挟み込んで保持する方法を図示しているが、真空吸着による保持方法でもよい。
実際の生産ライン6は、自動車分野,電子部品分野、医療分野、食品分野等、産業分野で用途や構成、配置が異なる場合が多い。
図1では、土台8の上に複数のワーク7が設置されている生産ライン6の様子を簡易的に記載している。
ワーク7は土台8から取り外しが容易にできる。
図1に示すように、ワーク7が4箇所配置されている場合、少なくともこの4箇所の位置に、ロボット2のアームの先端部(ロボットハンド5)を移動させ、その位置(動作点)を教示する必要がある。
ロボット2と生産ライン6との相対位置が変化した場合は、少なくともこの4箇所の教示位置を修正しなければいけない。
図1では、土台8の上に複数のワーク7が設置されている生産ライン6の様子を簡易的に記載している。
ワーク7は土台8から取り外しが容易にできる。
図1に示すように、ワーク7が4箇所配置されている場合、少なくともこの4箇所の位置に、ロボット2のアームの先端部(ロボットハンド5)を移動させ、その位置(動作点)を教示する必要がある。
ロボット2と生産ライン6との相対位置が変化した場合は、少なくともこの4箇所の教示位置を修正しなければいけない。
図2は、教示位置を補正するときのロボット生産システムの一つの例を示す図である。
ロボット2のアーム先端部に、固定治具9を介して位置計測手段10が固定される。
ロボットハンド5を装着した状態で、ロボット2のアーム先端部に固定治具9を固定することが可能である。
ロボット2の各関節には、各関節の角度を計測可能な角度計測手段(例えばロータリーエンコーダ、不図示)が備えており、角関節の角度と各アーム,固定治具9,位置計測手段10の寸法、及び位置計測手段10の計測値より、ロボット座標系30(ロボットベース中心を原点とした座標系)に対する位置計測手段10の焦点位置の座標及び姿勢を特定することができる。
位置計測手段10で取得した計測データは教示位置補正装置11に出力される。
教示位置補正装置11は、ロボット制御装置3の中に含まれてもよい。
ロボット2を交換する場合は、位置計測手段10を一度取外し再度固定する必要がある。
位置計測手段10の固定誤差が教示位置補正精度に影響してしまうため、位置計測手段10はロボット2のアーム先端部に精度よく固定される必要がある。
図2では、ロボット2のアーム先端部に位置計測手段10を固定することを示しているが、ロボットハンド5に直接固定してもよい。
ロボット2のアーム先端部に、固定治具9を介して位置計測手段10が固定される。
ロボットハンド5を装着した状態で、ロボット2のアーム先端部に固定治具9を固定することが可能である。
ロボット2の各関節には、各関節の角度を計測可能な角度計測手段(例えばロータリーエンコーダ、不図示)が備えており、角関節の角度と各アーム,固定治具9,位置計測手段10の寸法、及び位置計測手段10の計測値より、ロボット座標系30(ロボットベース中心を原点とした座標系)に対する位置計測手段10の焦点位置の座標及び姿勢を特定することができる。
位置計測手段10で取得した計測データは教示位置補正装置11に出力される。
教示位置補正装置11は、ロボット制御装置3の中に含まれてもよい。
ロボット2を交換する場合は、位置計測手段10を一度取外し再度固定する必要がある。
位置計測手段10の固定誤差が教示位置補正精度に影響してしまうため、位置計測手段10はロボット2のアーム先端部に精度よく固定される必要がある。
図2では、ロボット2のアーム先端部に位置計測手段10を固定することを示しているが、ロボットハンド5に直接固定してもよい。
被計測治具12(12a,12b)は、ワーク7が設置される教示対象箇所に設置する。
もし、図1に示したようにワーク7がすでに設置されている場合は、ワーク7を一度取外して被計測治具12を設置してもよいし、ワーク7の横に設置してもよい。
ただし、ワーク7と被計測治具12の距離が近いほど、教示位置補正精度がよくなるため、ワーク7を一度取外して、同位置に被計測治具12を設置するほうが望ましい。
図1に示すように、ワーク7が4箇所配置されている場合、図2に示すように、少なくとも2箇所の位置に、被計測治具12を設置する。ワーク7の4箇所の位置が近い場合は、被計測治具12をどれか1箇所に設置するだけで、要求される教示位置補正精度を満たす場合もある。
教示位置補正精度をよりよくするために、4箇所すべての位置に被計測治具12を設置してもよい。
もし、図1に示したようにワーク7がすでに設置されている場合は、ワーク7を一度取外して被計測治具12を設置してもよいし、ワーク7の横に設置してもよい。
ただし、ワーク7と被計測治具12の距離が近いほど、教示位置補正精度がよくなるため、ワーク7を一度取外して、同位置に被計測治具12を設置するほうが望ましい。
図1に示すように、ワーク7が4箇所配置されている場合、図2に示すように、少なくとも2箇所の位置に、被計測治具12を設置する。ワーク7の4箇所の位置が近い場合は、被計測治具12をどれか1箇所に設置するだけで、要求される教示位置補正精度を満たす場合もある。
教示位置補正精度をよりよくするために、4箇所すべての位置に被計測治具12を設置してもよい。
図3は被計測治具12のひとつの例を示す概略図である。
被計測治具12は、直角に隣接する2平面が成す角(稜線部)を少なくとも2箇所備え、前記角の辺同士(稜線部同士)が直角を成す形状を有している。
図3に示すように、被計測治具12の一部が直方体を成していれば、直角を成す2箇所の角13(13a,13b)を有することができる。
位置計測手段10を用いて、角13を検出し、その角13の辺上にある1直線上にない3点以上の任意の点14(以下、エッジポイントという)の3次元座標が計測される。
この3点以上のエッジポイント(14a,14b,14c)の3次元座標より所定の座標系31(以下、被計測治具座標系という)を算出する。
この被計測治具座標系31から、ロボット2(ロボット座標系30)に対する被計測治具12のX,Y,Z及びロール、ピッチ、ヨーの6軸方向の位置がわかる。
図3では、後述する理由で被計測治具12を段付き形状にしたが、角13を検出できるのであれば、単純なブロック形状の直方体でもよい。
また、角13を検出できるのであれば、生産ライン6の土台8上にある角でもよい。
角を精度よく形成するためには、機械加工で製作することが望ましく、被計測治具12の材質は、鋼材,アルミ材等がよい。
ただし、角を精度よく形成できるのであれば、プラスチック材、セラミックス材等でもよく、これに限定されない。
被計測治具12は、直角に隣接する2平面が成す角(稜線部)を少なくとも2箇所備え、前記角の辺同士(稜線部同士)が直角を成す形状を有している。
図3に示すように、被計測治具12の一部が直方体を成していれば、直角を成す2箇所の角13(13a,13b)を有することができる。
位置計測手段10を用いて、角13を検出し、その角13の辺上にある1直線上にない3点以上の任意の点14(以下、エッジポイントという)の3次元座標が計測される。
この3点以上のエッジポイント(14a,14b,14c)の3次元座標より所定の座標系31(以下、被計測治具座標系という)を算出する。
この被計測治具座標系31から、ロボット2(ロボット座標系30)に対する被計測治具12のX,Y,Z及びロール、ピッチ、ヨーの6軸方向の位置がわかる。
図3では、後述する理由で被計測治具12を段付き形状にしたが、角13を検出できるのであれば、単純なブロック形状の直方体でもよい。
また、角13を検出できるのであれば、生産ライン6の土台8上にある角でもよい。
角を精度よく形成するためには、機械加工で製作することが望ましく、被計測治具12の材質は、鋼材,アルミ材等がよい。
ただし、角を精度よく形成できるのであれば、プラスチック材、セラミックス材等でもよく、これに限定されない。
本実施例では、位置計測手段10は1次元の非接触式レーザ変位計である。
図4にレーザ変位計で角13を計測した波形を示す。
ロボット2にレーザ変位計を固定した状態で、ロボット2のアーム先端部を駆動させることで、被計測治具12の角13を検出する。
図4に示すように、計測値に極端な変化があった位置(図4のXa)を角と認識し、エッジポイント14のX座標とする。
図3では、計測値の極端な変化を正しく計測するために、被計測治具12を段付き形状にしている。
レーザ変位計の計測原理は、三角距離方式,共焦点方式,分光干渉方式のどれでもよく計測原理に限定されない。
角13を検出できる接触式変位計でもよく、接触有無に限定されない。
図4にレーザ変位計で角13を計測した波形を示す。
ロボット2にレーザ変位計を固定した状態で、ロボット2のアーム先端部を駆動させることで、被計測治具12の角13を検出する。
図4に示すように、計測値に極端な変化があった位置(図4のXa)を角と認識し、エッジポイント14のX座標とする。
図3では、計測値の極端な変化を正しく計測するために、被計測治具12を段付き形状にしている。
レーザ変位計の計測原理は、三角距離方式,共焦点方式,分光干渉方式のどれでもよく計測原理に限定されない。
角13を検出できる接触式変位計でもよく、接触有無に限定されない。
図5は、ロボット交換時において、教示位置補正方法の具体的な流れを示すフローチャートである。
このフローチャートは、ロボット交換前の計測作業(ステップ50〜59)、ロボット交換作業(ステップ70)、ロボット交換後の計測作業(ステップ80〜88)、教示位置補正作業(ステップ90〜93)に大別される。
(ステップ50)
ロボット交換前の計測作業では、始めに、ロボット2を作業しやすい姿勢にする。
ロボット2のアーム先端部にレーザ変位計(位置計測手段10)を取り付ける。
(ステップ51)
次に、被計測治具12を教示対象位置に設置する。
ここでは図1に示す4箇所の教示対象物であるワーク7のうち、ワーク7aの位置に被計測治具12aを、ワーク7bの位置に被計測治具12bを設置する(図2参照)。
被計測治具12は、ロボット交換後の計測が完了するまで、位置がズレないように固定される必要がある。
固定方法はテープ、ボルト、位置決めピン等位置がズレない固定方法であればよい。
(ステップ52〜54)
アーム先端部に装着されたレーザ変位計のレーザ光が、被計測治具12aの任意の位置に照射されるように、ロボット2を駆動させる。そこから、ロボット2を駆動させ、図3のように被計測治具12a上の角を検出し、同一直線上にない3点のエッジポイント(14a,14b,14c)の3次元座標を取得する。
(ステップ55)
3点のエッジポイントの3次元座標値より、被計測治具12aの被計測治具座標系31aを算出する。
(ステップ56〜58)
被計測治具12bに対して、同様に3点のエッジポイント14の3次元座標を取得する。
(ステップ59)
3点のエッジポイント14の3次元座標値より、被計測治具12bの被計測治具座標系31bを算出する。
(ステップ70)
ロボット2を架台4から取り外す。
ロボット2からレーザ変位計及びロボットハンド5を取外す。新しいロボット2に精度よくロボットハンドを取り付ける。
新しいロボット2を架台4に取り付ける。
(ステップ80)
新しいロボット2のアーム先端部に精度よくレーザ変位計を取り付ける。
(ステップ81〜83)
アーム先端部に装着されたレーザ変位計のレーザ光が、被計測治具12aの任意の位置に照射されるように、新しいロボット2を駆動させる。
そこから、ロボット2を駆動させ、図3のように被計測治具12a上の角を検出し、同一直線上にない3点のエッジポイント(14a’,14b’,14c’)の3次元座標を取得する。
(ステップ84)
3点のエッジポイント14の3次元座標値より、被計測治具12aの被計測治具座標系a’を算出する。
(ステップ85〜87)
被計測治具12bに対して、同様に3点のエッジポイント14の3次元座標を取得する。
(ステップ88)
3点のエッジポイントの3次元座標値より、被計測治具12bの被計測治具座標系b’を算出する。
(ステップ90、91)
図6にロボット交換前後の教示位置の誤差を示す概略図を示す。
ロボット交換前のロボット座標系30に対して、ロボット交換前に計測したエッジポイント(14a,14b,14c)の3次元座標値から算出した座標系を被計測治具座標系31とする。
ロボット交換作業により、ロボットの個体差及びロボット据付誤差、各関節の角度計測手段の原点位置の誤差の影響で、ロボット座標系30からロボット座標系30’に位置ズレしたとする。
そのため、新しいロボット2は、ロボット自身が位置ズレしたことは認識できないため、被計測治具座標系31は被計測治具座標系31‘に位置していると誤認識している。
ロボット交換後に再度、被計測治具12を計測し、ロボット座標系30’に対する被計測治具座標系31を算出する。
これにより、ロボット座標系30’に対する被計測治具座標系31と、被計測治具座標系31’の相対位置関係がわかるため、座標変換行列を算出することができる。
被計測治具12aから算出した座標変換行列を座標変換行列aとする。
被計測治具12bから算出した座標変換行列を座標変換行列bとする。
座標変換行列の算出に関しては、周知されているため、詳細な説明は省略する(例えば、特許第3733364号を参照)。
(ステップ92、93)
それぞれの座標変換行列を用いて、新しいロボット2の教示位置をそれぞれ補正する。
教示位置7aは座標変換行列aを用いて補正する。
教示位置7bは座標変換行列bを用いて補正する。
被計測治具12を設置しなかった教示位置7cは、比較的距離が近い箇所で算出された座標変換行列aを用いて補正する。
一方、被計測治具12を設置しなかった教示位置7dは、比較的距離が近い箇所で算出された座標変換行列bを用いて補正する。
また、座標変換行列aと座標変換行列bの値より、教示位置7aと教示位置7dの間に位置する教示位置7c,7dの座標変換行列を、教示位置間の距離をパラメータに最適化してもよい。
このフローチャートは、ロボット交換前の計測作業(ステップ50〜59)、ロボット交換作業(ステップ70)、ロボット交換後の計測作業(ステップ80〜88)、教示位置補正作業(ステップ90〜93)に大別される。
(ステップ50)
ロボット交換前の計測作業では、始めに、ロボット2を作業しやすい姿勢にする。
ロボット2のアーム先端部にレーザ変位計(位置計測手段10)を取り付ける。
(ステップ51)
次に、被計測治具12を教示対象位置に設置する。
ここでは図1に示す4箇所の教示対象物であるワーク7のうち、ワーク7aの位置に被計測治具12aを、ワーク7bの位置に被計測治具12bを設置する(図2参照)。
被計測治具12は、ロボット交換後の計測が完了するまで、位置がズレないように固定される必要がある。
固定方法はテープ、ボルト、位置決めピン等位置がズレない固定方法であればよい。
(ステップ52〜54)
アーム先端部に装着されたレーザ変位計のレーザ光が、被計測治具12aの任意の位置に照射されるように、ロボット2を駆動させる。そこから、ロボット2を駆動させ、図3のように被計測治具12a上の角を検出し、同一直線上にない3点のエッジポイント(14a,14b,14c)の3次元座標を取得する。
(ステップ55)
3点のエッジポイントの3次元座標値より、被計測治具12aの被計測治具座標系31aを算出する。
(ステップ56〜58)
被計測治具12bに対して、同様に3点のエッジポイント14の3次元座標を取得する。
(ステップ59)
3点のエッジポイント14の3次元座標値より、被計測治具12bの被計測治具座標系31bを算出する。
(ステップ70)
ロボット2を架台4から取り外す。
ロボット2からレーザ変位計及びロボットハンド5を取外す。新しいロボット2に精度よくロボットハンドを取り付ける。
新しいロボット2を架台4に取り付ける。
(ステップ80)
新しいロボット2のアーム先端部に精度よくレーザ変位計を取り付ける。
(ステップ81〜83)
アーム先端部に装着されたレーザ変位計のレーザ光が、被計測治具12aの任意の位置に照射されるように、新しいロボット2を駆動させる。
そこから、ロボット2を駆動させ、図3のように被計測治具12a上の角を検出し、同一直線上にない3点のエッジポイント(14a’,14b’,14c’)の3次元座標を取得する。
(ステップ84)
3点のエッジポイント14の3次元座標値より、被計測治具12aの被計測治具座標系a’を算出する。
(ステップ85〜87)
被計測治具12bに対して、同様に3点のエッジポイント14の3次元座標を取得する。
(ステップ88)
3点のエッジポイントの3次元座標値より、被計測治具12bの被計測治具座標系b’を算出する。
(ステップ90、91)
図6にロボット交換前後の教示位置の誤差を示す概略図を示す。
ロボット交換前のロボット座標系30に対して、ロボット交換前に計測したエッジポイント(14a,14b,14c)の3次元座標値から算出した座標系を被計測治具座標系31とする。
ロボット交換作業により、ロボットの個体差及びロボット据付誤差、各関節の角度計測手段の原点位置の誤差の影響で、ロボット座標系30からロボット座標系30’に位置ズレしたとする。
そのため、新しいロボット2は、ロボット自身が位置ズレしたことは認識できないため、被計測治具座標系31は被計測治具座標系31‘に位置していると誤認識している。
ロボット交換後に再度、被計測治具12を計測し、ロボット座標系30’に対する被計測治具座標系31を算出する。
これにより、ロボット座標系30’に対する被計測治具座標系31と、被計測治具座標系31’の相対位置関係がわかるため、座標変換行列を算出することができる。
被計測治具12aから算出した座標変換行列を座標変換行列aとする。
被計測治具12bから算出した座標変換行列を座標変換行列bとする。
座標変換行列の算出に関しては、周知されているため、詳細な説明は省略する(例えば、特許第3733364号を参照)。
(ステップ92、93)
それぞれの座標変換行列を用いて、新しいロボット2の教示位置をそれぞれ補正する。
教示位置7aは座標変換行列aを用いて補正する。
教示位置7bは座標変換行列bを用いて補正する。
被計測治具12を設置しなかった教示位置7cは、比較的距離が近い箇所で算出された座標変換行列aを用いて補正する。
一方、被計測治具12を設置しなかった教示位置7dは、比較的距離が近い箇所で算出された座標変換行列bを用いて補正する。
また、座標変換行列aと座標変換行列bの値より、教示位置7aと教示位置7dの間に位置する教示位置7c,7dの座標変換行列を、教示位置間の距離をパラメータに最適化してもよい。
実施例1では、被計測治具12の角13を検出していたが、図7に示すように、球状の突起の形状を成す被計測治具15を用いて、その球状の頂点16を検出してもよい。
位置計測手段10を1次元のレーザ変位計としたが、例えば、2次元のレーザ変位計や、視覚カメラを用いてもよい。
図8に2次元レーザ変位計で球状の頂点16を計測した波形を示す。
ロボット2にレーザ変位計を固定した状態で、ロボット2のアーム先端部を駆動させることで、被計測治具15の球状の頂点16を検出する。
位置計測手段10を1次元のレーザ変位計としたが、例えば、2次元のレーザ変位計や、視覚カメラを用いてもよい。
図8に2次元レーザ変位計で球状の頂点16を計測した波形を示す。
ロボット2にレーザ変位計を固定した状態で、ロボット2のアーム先端部を駆動させることで、被計測治具15の球状の頂点16を検出する。
実施例1,2では、レーザ変位計などの位置計測手段10を用いて、教示位置の3次元座標を計測したが、位置計測手段で計測するのではなく、ロボット交換後に、ロボットコントローラを用いて教示修正する。
少なくとも2箇所以上の教示位置に対して、相対位置を変化させる前に、教示位置の3次元座標と、相対位置を変化させた後に、修正した教示位置の3次元座標に基づいて、ロボット2の残りの教示位置を補正してもよい。
少なくとも2箇所以上の教示位置に対して、相対位置を変化させる前に、教示位置の3次元座標と、相対位置を変化させた後に、修正した教示位置の3次元座標に基づいて、ロボット2の残りの教示位置を補正してもよい。
位置計測手段10を精度よく固定できなかった場合、その固定誤差が教示位置補正の精度に影響してしまう。
位置計測手段10の固定誤差を補正するために、ロボット2もしくは架台4上に、補正用の被計測治具12あるいは専用の治具を設置してもよい。
ロボット2の据付誤差を低減するために、架台4に対してロボット2は、位置決めピンで位置決めされる固定方法にしてもよい。
あるいは、ロボット2のベースの直角に位置する2側面を架台4に突き当てて固定する方法でもよい。
本実施例では、ロボット2側に位置計測手段10を設置し、生産ライン6側に被計測治具12を設置したが、生産ライン6側の教示位置にそれぞれ位置計測手段10を設置し、ロボット2(もしくはロボットハンド5)側に被計測治具12を設置してもよい。
位置計測手段10の固定誤差を補正するために、ロボット2もしくは架台4上に、補正用の被計測治具12あるいは専用の治具を設置してもよい。
ロボット2の据付誤差を低減するために、架台4に対してロボット2は、位置決めピンで位置決めされる固定方法にしてもよい。
あるいは、ロボット2のベースの直角に位置する2側面を架台4に突き当てて固定する方法でもよい。
本実施例では、ロボット2側に位置計測手段10を設置し、生産ライン6側に被計測治具12を設置したが、生産ライン6側の教示位置にそれぞれ位置計測手段10を設置し、ロボット2(もしくはロボットハンド5)側に被計測治具12を設置してもよい。
1 ロボット生産システム
2 ロボット
3 ロボット制御装置
4 架台
5 ロボットハンド
6 生産ライン
7 ワーク(教示対象物)
8 土台
9 固定治具
10 位置計測手段
11 教示位置補正装置
12 被計測治具
13 角
14 エッジポイント
15 被計測治具(球突起)
16 球状の頂点
30 ロボット座標系
31 被計測治具座標系
2 ロボット
3 ロボット制御装置
4 架台
5 ロボットハンド
6 生産ライン
7 ワーク(教示対象物)
8 土台
9 固定治具
10 位置計測手段
11 教示位置補正装置
12 被計測治具
13 角
14 エッジポイント
15 被計測治具(球突起)
16 球状の頂点
30 ロボット座標系
31 被計測治具座標系
Claims (6)
- 第1のロボットのアーム先端部に保持された位置計測手段にて、相互に位置が異なる少なくとも2ヶ所以上の教示位置に対応した位置にそれぞれ配置した複数の被計測治具のそれぞれの計測により、当該第1のロボットの座標系に対するそれぞれの被計測治具の第1群の被計測治具座標系を演算するステップと、
第2のロボットのアーム先端部に保持された位置計測手段にて前記それぞれの被計測治具の位置を計測することで当該第2のロボット座標系に対する第2群の被計測治具座標系を演算するステップとを有し、前記第1群と第2群の被計測治具座標系のズレから第2のロボットの教示位置を補正することを特徴とするロボットの教示位置補正方法。 - 前記被計測治具は前記位置計測手段にて3次元座標を計測するためのものであることを特徴とする請求項1記載のロボットの教示位置補正方法。
- 前記被計測治具は直角に交差する2つ稜線部からなることを特徴とする請求項2記載のロボットの教示位置補正方法。
- 前記被計測治具は3ヶ所以上の球状突起部からなることを特徴とする請求項2記載のロボットの教示位置補正方法。
- 前記計測手段はレーザ変位計であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロボットの教示位置補正方法。
- 前記第1及び第2ロボットは前記計測対象以外の残りの教示位置を有し、
前記第1群及び第2群の被計測治具座標系による補正に基づいて前記残りの教示位置を補正することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のロボットの教示位置補正方法。
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