JP2019010987A - 車体後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高め、さらに、リアフェンダの変形を抑えることができる車体後部構造を提供する。【解決手段】車体後部構造は、リアエンドパネル18と、リアサイドフレーム16と、リアエンドクロスメンバ19と、第1ガセット54と、第2ガセット55とを備える。リアエンドクロスメンバ19は、リアエンドパネル18に沿って車幅方向に延び、かつ、リアサイドフレーム16に対して上方に離間して配置されている。第1ガセット54は、リアサイドフレーム16とリアエンドパネル18とを接続する。第2ガセット55は、第1ガセット54の上方でリアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19とを接続する。【選択図】図4

Description

本発明は、車体後部構造に関するものである。
車体後部構造として、左右のリアサイドフレームが車体前後方向に延出され、左右のリアサイドフレームの後端部にリアエンドパネルが設けられ、リアサイドフレームの後端部とリアエンドパネルとの接合部にガセットが設けられたものが知られている。リアサイドフレームの後端部とリアエンドパネルとの接合部にガセットが設けられることにより、接合部がガセットで補強される。(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−88886号公報
ところで、車体後部構造のなかには、リアエンドパネルに車幅方向へ延びる閉断面が形成されたものがある。リアエンドパネルの閉断面はリアフェンダの近傍まで延びている。この場合、ガセットをリアエンドパネルの閉断面に接続することが考えられる。ガセットをリアエンドパネルの閉断面に接続することにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高めることが可能になる。
一方、軽衝突により車体後方からリアサイドフレームに荷重が入力された場合には、リアサイドフレームに入力した荷重が、リアサイドフレームの閉断面を経てリアフェンダに伝えられる。このため、アフェンダに伝えられた荷重で、リアフェンダの表面が変形することが考えられる。
リアフェンダの表面の変形を回避する手段として、リアサイドフレームの閉断面をガセットに接続しないことが考えられる。しかし、リアサイドフレームの閉断面をガセットに接続しない場合には、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高める工夫が必要となる。
そこで、この発明は、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高め、さらに、リアフェンダの変形を抑えることができる車体後部構造を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明の車体後部構造は、リアエンドパネル(例えば、実施形態のリアエンドパネル18)と、該リアエンドパネルから車体前方に向かって延びるリアサイドフレーム(例えば、実施形態のリアサイドフレーム16)と、前記リアエンドパネルに沿って車幅方向に延びるとともに前記リアサイドフレームに対して上方に離間して配置されるリアエンドクロスメンバ(例えば、実施形態のリアエンドクロスメンバ19)と、を備え、前記リアサイドフレームと前記リアエンドパネルとを接続する第1ガセット(例えば、実施形態の第1ガセット54)と、前記第1ガセットの上方で前記リアサイドフレームと前記リアエンドクロスメンバとを接続する第2ガセット(例えば、実施形態の第2ガセット55)と、を設けることを特徴とする。
このように、第1ガセットと第2ガセットを別部材とすることで、第1ガセットと第2ガセットとの役割を分けることができる。
すなわち、第1ガセットをリアサイドフレームとリアエンドパネルとに接続することにより、軽衝突によりリアサイドフレームに入力する衝撃荷重が第1ガセットを介してリアエンドクロスメンバに伝達されることを抑制できる。したがって、軽衝突の荷重がリアエンドクロスメンバに入力されることでリアフェンダが変形することを抑えることができる。
すなわち、第1ガセットは、後突により入力する衝撃荷重に対して主に寄与させることができる。
また、第2ガセットをリアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとに接続することにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の車体剛性を高めることができる。さらに、第2ブラケットの前後方向の剛性を弱くすることで、リアサイドフレームに入力する衝撃荷重で第2ガセットを車体前後方向に撓ませることができ、リアサイドフレームに入力した衝撃荷重がリアエンドクロスメンバに沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
すなわち、第2ガセットは、走行時の車両剛性に第2ガセットを主に寄与させることができる。
このように、第1ガセットと第2ガセットとの役割を分けることにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高め、さらに、リアフェンダ(の表面)の変形を抑えることができる。
請求項2に記載した発明は、前記第2ガセットは、車幅方向に間隔をおいて配置されて上下方向に延びる2つの縦ビード(例えば、実施形態の縦ビード76)と、前記縦ビード間に設けられた開口部(例えば、実施形態の開口部78)と、を備えることを特徴とする。
このように、2つの縦ビードを車幅方向に間隔をおいて配置して上下方向に延出させた。縦ビードは車幅方向への曲げに対して剛性が確保されている。よって、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を抑制できる。
また、縦ビード間に開口部を設けた。よって、縦ビード間の剛性が開口部で抑えられている。すなわち、リアエンドクロスメンバに入力する衝撃荷重で第2ガセットを車体前後方向に撓ませることができる。これにより、リアエンドクロスメンバに入力した衝撃荷重がリアエンドクロスメンバに沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
請求項3に記載した発明は、前記第2ガセットは、前記縦ビード間を連結するフランジ(例えば、実施形態の第2フランジ82)を備えることを特徴とする。
このように、縦ビード間をフランジで連結することにより、車幅方向へのねじり変形に対して第2ガセットの剛性をより高めることができる。これにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を一層抑制できる。
請求項4に記載した発明は、前記第2ガセットは、前記第1ガセットと車幅方向で接合される一対の第1接合部(例えば、実施形態の第1接合部83)を備え、前記フランジは、前記一対の第1接合部に接続されることを特徴とする。
このように、第2ガセットの一対の第1接合部が車体前後方向で接合され、一対の第1接合部にフランジが接続されている。よって、一対の第1接合部でフランジの剛性を高めることができる。すなわち、車幅方向へのねじり変形に対して第2ガセットの剛性をより高めることができる。これにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を一層抑制できる。
請求項5に記載した発明は、前記フランジは、前記開口部の縁部(例えば、実施形態の下縁部85)を形成し、該開口部の縁部のみで前記第1ガセットに上下方向から接合されることを特徴とする。
このように、フランジのうち、開口部の縁部のみを第1ガセットに接合させた。よって、軽衝突によりリアサイドフレームに入力する衝撃荷重に対して、第2ガセットの車体前後方向の剛性を抑えることができる。すなわち、リアサイドフレームに入力する衝撃荷重で第2ガセットを車体前後方向に撓ませることができる。これにより、リアサイドフレームに入力した衝撃荷重がリアエンドクロスメンバに沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
また、開口部の縁部を第1ガセットに接合させることにより、フランジの剛性を高めることができる。よって、車幅方向へのねじり変形に対して第2ガセットの剛性をより高めることができる。これにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を一層抑制できる。
請求項6に記載した発明は、リアエンドパネル(例えば、実施形態のリアエンドパネル18)と、該リアエンドパネルから車体前方に向かって延びるリアサイドフレーム(例えば、実施形態のリアサイドフレーム16)と、前記リアエンドパネルに沿って車幅方向に延びるとともに前記リアサイドフレームに対して上方に離間して配置されるリアエンドクロスメンバ(例えば、実施形態のリアエンドクロスメンバ19)と、を備え、前記リアサイドフレームと前記リアエンドクロスメンバとを接続するガセット(例えば、実施形態のガセット102)を設け、前記ガセットは、上下方向に延びる2つの縦ビード(例えば、実施形態の縦ビード76)と、車幅方向の縦ビード間に設けられた開口部(例えば、実施形態の開口部78)を備えることを特徴とする。
このように、2つの縦ビードを車幅方向に間隔をおいて配置して上下方向に延出させた。縦ビードは車幅方向への曲げに対して剛性が確保されている。よって、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を第2ガセットで抑制できる。
また、縦ビード間に開口部を設けた。縦ビード間の剛性が開口部で抑えられている。よって、軽衝突によりリアサイドフレームに入力する衝撃荷重に対して、第2ガセットの車体前後方向の剛性を抑えることができる。すなわち、リアサイドフレームに入力する衝撃荷重で第2ガセットを車体前後方向に撓ませることができる。
これにより、リアサイドフレームに入力した衝撃荷重がリアエンドクロスメンバに沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
この結果、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高め、さらに、リアフェンダ(の表面)の変形を抑えることができる。
請求項7に記載した発明は、前記ガセットは、前記縦ビード間を連結するフランジ(例えば、実施形態の第2フランジ82)を備えることを特徴とする。
このように、縦ビード間をフランジで連結することにより、車幅方向へのねじり変形に対してガセットの剛性をより高めることができる。これにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を一層抑制できる。
請求項8に記載した発明は、前記ガセットは、前記リアエンドパネルと車幅方向で接合される一対の第1接合部(例えば、実施形態の第1接合部83)を備え、前記フランジは、前記一対の第1接合部に接続されることを特徴とする。
このように、ガセットの一対の第1接合部が車体前後方向で接合され、一対の第1接合部にフランジが接続されている。よって、一対の第1接合部でフランジの剛性を高めることができる。すなわち、車幅方向へのねじり変形に対してガセットの剛性をより高めることができる。これにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を一層抑制できる。
請求項9に記載した発明は、前記フランジは、前記開口部の縁部(例えば、実施形態の下縁部85)を形成し、該開口部の縁部のみで前記リアサイドフレームに上下方向から接合されることを特徴とする。
このように、フランジのうち、開口部の縁部のみをリアサイドフレームに接合させた。よって、軽衝突によりリアサイドフレームに入力する衝撃荷重に対して、ガセットの車体前後方向の剛性を抑えることができる。すなわち、リアサイドフレームに入力する衝撃荷重でガセットを車体前後方向に撓ませることができる。これにより、リアサイドフレームに入力した衝撃荷重がリアエンドクロスメンバに沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
また、開口部の縁部をリアサイドフレームに接合させることにより、フランジの剛性を高めることができる。よって、車幅方向へのねじり変形に対してガセットの剛性をより高めることができる。これにより、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレームとリアエンドクロスメンバとの相対変位を一層抑制できる。
この発明によれば、車両の走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高め、さらに、リアフェンダの変形を抑えることができる。
本発明の第1実施形態における車体後部構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における図1のII−II線で破断した状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における図2のIII−III線で破断した状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における図1のIV部を拡大した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体後部構造の図4の第1ガセットから第2ガセットを分解した状態を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態における図2のVI−VI線で破断した状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における図2のVII部を拡大した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における車体後部構造を示す斜視図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を指すものとする。
なお、車体後部構造12は略左右対称の構成である。よって、左側の構成部材と右側の構成部材とに同じ符号を付し、左側の構成について説明して右側の構成の説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示すように、車体10は、車体10の後部を構成する車体後部構造12を備えている。車体後部構造12は、リアバルクヘッド14と、リアサイドフレーム16と、リアエンドパネル18と、リアエンドクロスメンバ19と、リアガセット20とを備えている。
リアバルクヘッド14は、左側のリアバンパハウジング22と右側のリアバンパハウジング22とに連結されている。リアバルクヘッド14は、左下端部14aが左側のサイドシル23に取り付けられ、右下端部が右側のサイドシルに取り付けられている。リアバルクヘッド14の車体前方に車室25が形成される。また、リアバルクヘッド14の車体前方に荷室26が形成される。
サイドシル23の後端部23aからリアサイドフレーム16が車体後方に向けて延出されている。
図2に示すように、リアサイドフレーム16は、アッパメンバ31と、ロアメンバ32とを有する。リアサイドフレーム16は、ロアメンバ32にアッパメンバ31が上方から接合されることにより閉断面に形成されている。リアサイドフレーム16の内部にはバルクヘッド33が取り付けられている。バルクヘッド33によりリアサイドフレーム16が補強されている。リアサイドフレーム16は、車体後部構造12の骨格を形成する剛性の高い部材である。
図1に戻って、左側のリアサイドフレーム16と右側のリアサイドフレーム16との間にリアフロア35が接合されている。リアフロア35の後端部35aにリアエンドパネル18の下端部18aが接合されている。リアエンドパネル18は、左側のリアサイドフレーム16と右側のリアサイドフレーム16とに架け渡されている。換言すれば、リアサイドフレーム16は、リアエンドパネル18から車体前方に向けて延出されている。
リアエンドパネル18の左端部18bは、リアサイドフレーム16の後端部16a(図3参照)に接合されている。
リアエンドパネル18の左端部18bにリアフェンダ39の後端部が接合されている。
図3に示すように、リアエンドパネル18の上部(以下、エンドパネル上部という)38にリアエンドクロスメンバ19が接合されている。エンドパネル上部38は、膨出部41と、下側接合部42と、上側接合部43とを有する。膨出部41は、傾斜壁部44と、縦壁部45とを有する。
傾斜壁部44は、下側接合部42から車体後方へ向けて上り勾配で傾斜されている。縦壁部45は、傾斜壁部44の上端部から上側接合部43まで上方へ向けて延出されている。エンドパネル上部38は、車体後方へ向けて膨出されている。
エンドパネル上部38の下側接合部42と上側接合部43とにリアエンドクロスメンバ19が接合されている。
図1に示すように、リアエンドクロスメンバ19は、リアエンドパネル18の内面に沿って車幅方向に延び、かつ、左側のリアサイドフレーム16および左側のリアサイドフレーム16に対して上方に離間して配置されている(図3も参照)。
すなわち、左側のリアサイドフレーム16に対して、リアエンドクロスメンバ19の左端部19aが上方に離間して配置されている。右側のリアサイドフレーム16の上方に対して、リアエンドクロスメンバ19の右端部19bが配置されている。
図3に戻って、リアエンドクロスメンバ19は、第1メンバ46と、第2メンバ47と、第1メンバフランジ48と、第2メンバフランジ49とを有する。第1メンバ46は、下側接合部42の上方において、縦壁部45に対向するように鉛直に配置されている。第1メンバ46の下端部に第1メンバフランジ48が形成されている。第1メンバフランジ48が下側接合部42に車体前方側から接合されている。
第1メンバ46の上端部から車体後方へ第2メンバ47が水平に折り曲げられている。第2メンバ47の後端部から上方へ向けて第2メンバフランジ49が上側接合部43に沿って張り出されている。第2メンバフランジ49が上側接合部43に車体前方側から接合されている。リアエンドクロスメンバ19は、第1メンバ46および第2メンバ47で断面L字状に形成されている。
よって、エンドパネル上部38にリアエンドクロスメンバ19が接合されることにより、エンドパネル上部38およびリアエンドクロスメンバ19で閉断面が形成されている。閉断面で内部空間52が形成されている。
リアエンドクロスメンバ19およびエンドパネル上部38が閉断面に形成されることにより、リアエンドクロスメンバ19の剛性が確保されている。
図3、図4に示すように、リアサイドフレーム16、リアエンドパネル18、およびリアエンドクロスメンバ19がリアガセット20で接続されている。リアガセット20は、
第1ガセット54と、第2ガセット55とを備えている。
第1ガセット54は、リアサイドフレーム16とリアエンドパネル18とに接続されている。第1ガセット54は、第1ガセット水平部57と、第1ガセット鉛直部58と、第1ガセット連結部59とを有する。第1ガセット水平部57の後端部に、第1ガセット連結部59を介して第1ガセット鉛直部58が連結されている。第1ガセット54は、第1ガセット水平部57、第1ガセット鉛直部58、および第1ガセット連結部59で断面L字状に形成されている。
第1ガセット水平部57は、リアサイドフレーム16のアッパメンバ31の後端部31aに沿って水平に配置されている。第1ガセット水平部57は、例えばアッパメンバ31の後端部31aにスポット溶接で接合されている。第1ガセット水平部57の両側部には車幅方向に間隔をおいて一対の水平ビード62(図5も参照)が形成されている。水平ビード62は、上方に***され、第1ガセット水平部57に沿って車体前後方向に延出されている。
第1ガセット鉛直部58は、リアエンドパネル18のうち、リアエンドクロスメンバ19の下側のパネル下方部位18cに沿って配置されている。第1ガセット鉛直部58は、例えばパネル下方部位18cにスポット溶接や、ボルト64、ナット65で接合されている。第1ガセット鉛直部58と第1ガセット水平部57とが第1ガセット連結部59で連結されている。
第1ガセット54は、リアサイドフレーム16とリアエンドパネル18とに接続されている。すなわち、リアサイドフレーム16のアッパメンバ31の後端部31aとリアエンドパネル18とが第1ガセット54により補強されている。
ここで、第1ガセット鉛直部58はパネル下方部位18cに接合されている。パネル下方部位18cは、リアエンドクロスメンバ19の下側の部位である。第1ガセット54は、リアエンドクロスメンバ19を避けて接合されている。よって、軽衝突によりリアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F1が第1ガセット54を経てリアエンドクロスメンバ19に伝達されることを抑制できる。
これにより、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力した衝撃荷重F1が第1ガセット54およびリアエンドクロスメンバ19を経てリアフェンダ39(図1参照)に伝達することを抑えることができる。
したがって、軽衝突によりリアサイドフレーム16の後端部16aに入力した衝撃荷重F1でリアフェンダ39が変形することを抑えることができる。このように、第1ガセット54は、後突により入力する衝撃荷重F1に対して主に寄与させることができる。
第1ガセット54の上方に第2ガセット55が設けられている。第2ガセット55は、第1ガセット水平部57と、リアエンドクロスメンバ19の第1メンバ46とに接続されている。具体的には、第2ガセット55は、ガセット傾斜部71と、ガセット内壁部72と、ガセット外壁部73と、ガセットフランジ74とを備えている。
ガセット傾斜部71は、リアエンドクロスメンバ19の第1メンバ46から第1ガセット水平部57まで車体前方に向けて下り勾配に形成されている。ガセット傾斜部71は、傾斜上辺71aと、傾斜下辺71bと、傾斜内辺71cと、傾斜外辺71dとを有し、各辺71a〜71dで平面視矩形状に形成されている。
図5、図6に示すように、ガセット傾斜部71は、2つの縦ビード76と、開口部78とを有する。縦ビード76は、車体前方で、かつ上方に膨出され、傾斜内辺71cおよび傾斜外辺71dに沿って形成されている。すなわち、縦ビード76は、車幅方向に間隔L1をおいて配置されて、上下方向に傾斜状に延出されている。縦ビード76は、車幅方向への曲げに対して剛性が確保されている。
開口部78は、ガセット傾斜部71において、2つの縦ビード76間で、かつ、下半部71eに設けられている。開口部78は、例えば縦長の穴に形成されている。
ガセット傾斜部71の傾斜内辺71cからガセット内壁部72が車体後方へ向けて折り曲げられている。ガセット内壁部72は、ガセット傾斜部71の傾斜内辺71c、第1内辺72a、第2内辺72bで側面視三角形状に形成されている。
ガセット傾斜部71の傾斜外辺71dからガセット外壁部73が車体後方へ向けて折り曲げられている。ガセット外壁部73は、ガセット傾斜部71の傾斜外辺71d、第1外辺73a、第2外辺73bで側面視三角形状に形成されている。
ガセット傾斜部71の傾斜上辺71aおよび傾斜下辺71b、ガセット内壁部72の第1内辺72aおよび第2内辺72b、ガセット外壁部73の第1外辺73aおよび第2外辺73bにガセットフランジ74が形成されている。
ガセットフランジ74は、第1フランジ81と、第2フランジ(フランジ)82とを有する。
第1フランジ81は、ガセット内壁部72の第2内辺72b、ガセット傾斜部71の傾斜上辺71a、ガセット外壁部73の第2外辺73bに沿って側面視U字状に形成されている。第1フランジ81は、ガセット傾斜部71の傾斜上辺71aに沿って形成されることにより、2つの縦ビード76の上端部76aを連結している。第1フランジ81は、一対の第1接合部83と、一対の第2接合部84とを有する。
一対の第1接合部83の一方は、第1フランジ81の車幅方向内側の下部で、縦ビード76の車体後方側に形成されている。一対の第1接合部83の他方は、第1フランジ81の車幅方向外側の下部で、縦ビード76の車体後方側に形成されている。すなわち、一対の第1接合部83は、車幅方向に間隔をおいて形成されている。
一対の第1接合部83は、第1ガセット鉛直部58に車体前方から重ねられている。一対の第1接合部83は、第1ガセット鉛直部58およびパネル下方部位18cに車幅方向へ間隔をおいて、例えばスポット溶接で接合されている。
一対の第2接合部84の一方は、第1フランジ81の車幅方向内側の上部に形成されている。一対の第2接合部84の他方は、第1フランジ81の車幅方向外側の上部に形成されている。
一対の第2接合部84は、リアエンドクロスメンバ19の左端部19aのうち、第1メンバ46に車体前方から重ねられている。一対の第2接合部84は、リアエンドクロスメンバ19の第1メンバ46に車体前後方向へ間隔をおいて、例えばスポット溶接で接合されている。
第1フランジ81の一対の第1接合部83に第2フランジ82が接続されている。第2フランジ82は、ガセット内壁部72の第1内辺72a、ガセット傾斜部71の傾斜下辺71b、ガセット外壁部73の第1外辺73aに沿って平面視U字状に形成されている。第2フランジ82は、ガセット傾斜部71の傾斜下辺71bに沿って形成されることにより、2つの縦ビード76の下端部76bを連結している。
図5、図7に示すように、第2フランジ82は、開口部78の下縁部(縁部)85を形成する。第2フランジ82は、開口部78の下縁部85の部位のみが第1ガセット水平部57に接触されている。第2フランジ82のうち、下縁部85を除いた離隔部位86は第1ガセット水平部57に対して上方に離隔されている。
第2フランジ82のうち、下縁部85は、第1ガセット水平部57およびリアサイドフレーム16のアッパメンバ31の後端部31aに、例えばスポット溶接で接合されている。
また、一対の第2接合部84は、リアエンドクロスメンバ19の第1メンバ46に車幅方向へ間隔をおいて、例えばスポット溶接で接合されている。
すなわち、第1ガセット54の上方に第2ガセット55が配置され、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19とが第2ガセット55で接続されている。
さらに、2つの縦ビード76が車幅方向に間隔をおいて配置して上下方向に傾斜状に延出されている。縦ビード76は車幅方向への曲げに対して剛性が確保されている。
よって、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を第2ガセット55で抑制できる。
加えて、一対の第1接合部83は、第1ガセット鉛直部58およびパネル下方部位18cに車幅方向へ間隔をおいて、例えばスポット溶接で接合されている。よって、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を第2ガセット55で一層良好に抑制できる。
このように、第2ガセット55は、車両Veの走行中の車両剛性に対して主に寄与させることができる。
また、2つの縦ビード76間に開口部78が設けられている。第2ガセット55は、2つの縦ビード76間の剛性が開口部78で抑えられている。よって、車両Veの軽衝突によりリアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F1(図4参照)に対して、第2ガセット55の車体前後方向の剛性を抑えることができる。すなわち、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F1で第2ガセット55を車体前後方向に撓ませることができる。
これにより、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力した衝撃荷重F1がリアエンドクロスメンバ19に沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
このように、第1ガセット54と第2ガセット55とを別部材とすることで、第1ガセット54と第2ガセット55との役割を分けることができる。これにより、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際の剛性を高めることができ、さらに、リアフェンダ39(図1参照)の変形を抑えることができる。
また、2つの縦ビード76の下端部76b間が第2フランジ82で連結されている。よって、車幅方向へのねじり変形に対して第2ガセット55の剛性をより高めることができる。これにより、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を一層抑制できる。
さらに、第2ガセット55の一対の第1接合部83が車幅方向で第1ガセット鉛直部58およびリアエンドパネル18に接合されている。また、一対の第1接合部83に第2フランジ82が接続されている。
よって、一対の第1接合部83で第2フランジ82の剛性が高められている。すなわち、車幅方向へのねじり変形に対して第2ガセット55の剛性がより高められている。これにより、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を一層抑制できる。
加えて、第2フランジ82のうち、開口部78の下縁部85のみが第1ガセット水平部57およびリアサイドフレーム16のアッパメンバ31に接合されている。よって、車両Veの軽衝突によりリアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F1(図4参照)に対して、第2ガセット55の車体前後方向の剛性が抑えられている。すなわち、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F1で第2ガセット55を車体前後方向に撓ませることができる。
これにより、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力した衝撃荷重F1がリアエンドクロスメンバ19に沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
また、開口部78の下縁部85が第1ガセット54に接合されている。よって、第2フランジ82の剛性が高められている。すなわち、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形に対して第2ガセット55の剛性がより高められている。これにより、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を一層抑制できる。
つぎに、第2実施形態の車体後部構造100を図8に基づいて説明する。第2実施形態の車体後部構造100において第1実施形態の車体後部構造12を同一、類似の構成部材については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
(第2実施形態)
図8に示すように、車体後部構造100は、第1実施形態の車体後部構造12から第1ガセット54を除去してガセット102を備えたもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
車体後部構造100は、リアエンドパネル18と、リアサイドフレーム16と、リアエンドクロスメンバ19と、ガセット102とを備えている。
リアサイドフレーム16とリアエンドパネル18とがガセット102で接続されている。また、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19とがガセット102で接続されている。
ガセット102は、第1実施形態の第2ガセット55と同様に、ガセット傾斜部71と、ガセット内壁部72と、ガセット外壁部73と、ガセットフランジ74とを備えている。ガセットフランジ74は、第1フランジ81と、第2フランジ82とを有する。
第1フランジ81の一対の第1接合部83は、パネル下方部位18cに車幅方向へ間隔をおいて、例えばスポット溶接で接合されている。第1フランジ81の一対の第2接合部84は、リアエンドクロスメンバ19の第1メンバ46に車体前後方向へ間隔をおいて、例えばスポット溶接で接合されている。
第2フランジ82は、開口部78の下縁部85のみがリアサイドフレーム16のアッパメンバ31(具体的には、後端部31a)に、例えばスポット溶接で接合されている。
また、ガセット102は、第1実施形態の第2ガセット55と同様に、2つの縦ビード76が車幅方向に間隔をおいて配置され、上下方向に傾斜状に延出されている。
2つの縦ビード76は、車幅方向への曲げに対して剛性が確保されている。よって、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を抑制できる。
また、ガセット102は、第1実施形態の第2ガセット55と同様に、2つの縦ビード76間に開口部78が設けられている。よって、2つの縦ビード76間の剛性が開口部78で抑えられている。すなわち、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F2でガセット102を車体前後方向に撓ませることができる。
これにより、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力した衝撃荷重F2がリアエンドクロスメンバ19に沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。車両Veによる軽衝突によりリアサイドフレーム16の後端部16aに入力した衝撃荷重F2でリアフェンダ39(図2参照)が変形することを抑えることができる。
また、2つの縦ビード76の下端部76b間が第2フランジ82で連結されている。よって、車幅方向へのねじり変形に対してガセット102の剛性をより高めることができる。これにより、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を一層抑制できる。
さらに、ガセット102の一対の第1接合部83が車幅方向でリアエンドパネル18に接合されている。また、一対の第1接合部83に第2フランジ82が接続されている。
よって、一対の第1接合部83で第2フランジ82の剛性が高められている。すなわち、車幅方向へのねじり変形に対してガセット102の剛性がより高められている。これにより、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を一層抑制できる。
加えて、第2フランジ82のうち、開口部78の下縁部85のみがリアサイドフレーム16のアッパメンバ31に接合されている。よって、車両Veの軽衝突によりリアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F2に対して、ガセット102の車体前後方向の剛性が抑えられている。すなわち、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力する衝撃荷重F2でガセット102を車体前後方向に撓ませることができる。
これにより、リアサイドフレーム16の後端部16aに入力した衝撃荷重F2がリアエンドクロスメンバ19に沿って車幅方向に伝わることを抑制できる。
また、開口部78の下縁部85がガセット102に接合されている。よって、第2フランジ82の剛性が高められている。すなわち、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形に対してガセット102の剛性がより高められている。これにより、車両Veの走行中に車幅方向へのねじり変形などが発生した際に、リアサイドフレーム16とリアエンドクロスメンバ19との相対変位を一層抑制できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、ガセット傾斜部71の開口部78を縦ビード76間の下半部71eに形成した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、開口部78を縦ビード76間の全域に形成することも可能である。また、開口部78を縦ビード76間の上半部に形成することも可能である。
また、前記実施形態では、開口部78を縦長の穴に形成した例について説明したが、開口部78の形状は任意に選択が可能である。また、開口部78を複数形成することも可能である。
さらに、前記実施形態では、第2ガセット55の2つの縦ビード76を車体前方で、かつ上方に膨出する例について説明したが、これに限定しない。その他の例として、縦ビード76を車体後方で、かつ下方に膨出させることも可能である。
10……車体
12,100…車体後部構造
16……リアサイドフレーム
18……リアエンドパネル
19……リアエンドクロスメンバ
20……リアガセット
54……第1ガセット
55……第2ガセット
76……縦ビード
78……開口部
82……第2フランジ(フランジ)
83……第1接合部
84……第2接合部
85……下縁部(縁部)
102…ガセット

Claims (9)

  1. リアエンドパネルと、該リアエンドパネルから車体前方に向かって延びるリアサイドフレームと、前記リアエンドパネルに沿って車幅方向に延びるとともに前記リアサイドフレームに対して上方に離間して配置されるリアエンドクロスメンバと、を備え、
    前記リアサイドフレームと前記リアエンドパネルとを接続する第1ガセットと、
    前記第1ガセットの上方で前記リアサイドフレームと前記リアエンドクロスメンバとを接続する第2ガセットと、
    を設けることを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記第2ガセットは、
    車幅方向に間隔をおいて配置されて上下方向に延びる2つの縦ビードと、
    前記縦ビード間に設けられた開口部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。
  3. 前記第2ガセットは、
    前記縦ビード間を連結するフランジを備えることを特徴とする請求項2に記載の車体後部構造。
  4. 前記第2ガセットは、
    前記第1ガセットと車幅方向で接合される一対の第1接合部を備え、
    前記フランジは、前記一対の第1接合部に接続されることを特徴とする請求項3に記載の車体後部構造。
  5. 前記フランジは、
    前記開口部の縁部を形成し、
    該開口部の縁部のみで前記第1ガセットに上下方向から接合されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車体後部構造。
  6. リアエンドパネルと、該リアエンドパネルから車体前方に向かって延びるリアサイドフレームと、前記リアエンドパネルに沿って車幅方向に延びるとともに前記リアサイドフレームに対して上方に離間して配置されるリアエンドクロスメンバと、を備え、
    前記リアサイドフレームと前記リアエンドクロスメンバとを接続するガセットを設け、
    前記ガセットは、上下方向に延びる2つの縦ビードと、車幅方向の縦ビード間に設けられた開口部を備えることを特徴とする車体後部構造。
  7. 前記ガセットは、
    前記縦ビード間を連結するフランジを備えることを特徴とする請求項6に記載の車体後部構造。
  8. 前記ガセットは、
    前記リアエンドパネルと車幅方向で接合される一対の第1接合部を備え、
    前記フランジは、前記一対の第1接合部に接続されることを特徴とする請求項7に記載の車体後部構造。
  9. 前記フランジは、
    前記開口部の縁部を形成し、
    該開口部の縁部のみで前記リアサイドフレームに上下方向から接合されることを特徴とする請求項3または請求項7または請求項8に記載の車体後部構造。
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