JP2019009526A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿と用紙とのサイズが異なる場合に、表裏の位置を合わせた両面コピーを容易に行う手段を提供する。【解決手段】表示部と、第1の面とする原稿および第2の面とする原稿をそれぞれ載置する載置部と、前記載置部に載置された原稿を読取る読取部と、前記第1の面と前記第2の面を両面コピーするための用紙のサイズの入力を受付ける操作部と、前記読取部で読取った読取データに基づいて画像データを形成する画像処理部を有する制御部と、を備え、前記制御部は、前記操作部により受付けた入力に基づいて、前記第1の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きと、前記第2の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きを前記表示部に表示する。【選択図】 図3

Description

本発明は、原稿をコピーする機能を有する複合機等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、原稿をコピーする場合に、利用者が載置台に載置した原稿を読取って印刷している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平09−258612号公報(段落0006、0011、第1図)
しかしながら、従来の技術においては、コピーする原稿と用紙のサイズが異なる場合に、表裏の位置を合わせて両面コピーすることが困難になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、原稿と用紙とのサイズが異なる場合に、表裏の位置を合わせた両面コピーを容易に行う手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、画像形成装置が、表示部と、第1の面とする原稿および第2の面とする原稿をそれぞれ載置する載置部と、前記載置部に載置された原稿を読取る読取部と、前記第1の面と前記第2の面を両面コピーするための用紙のサイズの入力を受付ける操作部と、前記読取部で読取った読取データに基づいて画像データを形成する画像処理部を有する制御部と、を備え、前記制御部は、前記操作部により受付けた入力に基づいて、前記第1の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きと、前記第2の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きを前記表示部に表示することを特徴とする。
これにより、本発明は、原稿と用紙とのサイズが異なる場合であっても、表裏の位置を合わせた両面コピーを容易に行うことができるという効果が得られる。
実施例1の複合機を示すブロック図 実施例1の載置台を示す説明図 実施例1の両面表裏一体コピー処理を示すフローチャート図 実施例1の処理選択画面の表示例を示す説明図 実施例1の原稿サイズ等入力依頼画面の表示例を示す説明図 実施例1の原稿サイズ等入力画面の表示例を示す説明図 実施例1の長辺綴じおもて面載置位置案内画面の表示例を示す説明図 実施例1の長辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示例を示す説明図 実施例1の短辺綴じおもて面載置位置案内画面の表示例を示す説明図 実施例1の短辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示例を示す説明図 実施例2の複合機を示すブロック図 実施例2の両面表裏一体コピー処理を示すフローチャート図 実施例2の長辺綴じおもて面載置位置案内画面の表示例を示す説明図 実施例2の長辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示例を示す説明図 実施例2の短辺綴じおもて面載置位置案内画面の表示例を示す説明図 実施例2の短辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示例を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例について説明する。
以下に、図1ないし図10を用いて本実施例の複合機について説明する。
画像形成装置としての複合機1は、コピーを行う原稿を読取り、読取った原稿の画像データを印刷用の媒体としての用紙に印刷する機能等を有しており、図1に示す構成を備えている。
複合機1の制御部3は、複合機1内の各部を制御して、コピー処理等を実行する機能等を有している。
記憶部4は、制御部3が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部3による処理結果等が格納される。
読取部5は、載置台6(図2参照)上に載置された原稿の原稿面を、イメージセンサ等の読取センサ5aで、読取データとしてのライン状データを読取り、読取ったライン状データを制御部3へ送出する機能等を有している。
また、読取センサ5aは、センサ搬送部5bによって一方向に往復移動される。
表示部7は、LCD等の表示画面を備えており、表示画面に処理選択画面や各種の入力画面、利用者に対する情報等を表示する機能を有している。
操作部8は、カーソルキー、カーソルキーの中央に設けられた「確認」キー、複合機1へ供給する電源の電源スイッチ、「モノクロ」キー、「カラー」キー等の選択キー等の各種の操作キーを備えており、利用者からの操作入力を受付ける機能を有している。
印刷部9は、制御部3から送出された印刷データを用紙の片面および両面に印刷する機能等を有している。
また、印刷部9は、両面印刷を行うときに用紙の表裏を反転させる、スイッチバック式等の用紙反転機構を備えている。
画像処理部11は、読取部3から受取ったライン状データを基に画像データを形成し、形成した画像データを印刷データに変換する機能を有するソフトウェアと制御部3により形成された機能手段である。
原稿位置算出部12は、両面コピーを行うときに、原稿サイズと用紙サイズと綴じ位置から、載置台6上に置く原稿の原稿面の載置位置と向きを算出する機能を有するソフトウェアと制御部3により形成された機能手段である。
本実施例の載置台6は、図2に示すように、原稿の原稿面を接触させて載置する、載置部としての原稿ガラス14が設けられ、原稿ガラス14の一隅は、原稿を載置するときの基準位置15として設定されている。
また、原稿ガラス14には、その短辺に沿って、基準位置15を起点として各用紙サイズの短辺の長さに相当する位置に、それぞれの用紙の名称を付した縦目盛16が設けられると共に、長辺に沿って、基準位置15を起点として各用紙サイズの長辺の長さに相当する位置に、それぞれの用紙の名称を付した横目盛17が設けられている。
なお、本実施例の用紙サイズにおける縦方向は、用紙の短辺に沿った方向である短手方向のことをいい、横方向は、縦方向の直交方向、つまり用紙の長辺に沿った方向である長手方向のことをいう。
また、原稿サイズにおける縦方向は、原稿の原稿面に文字列や記号列が存在する場合は、文字または記号の上下方向をいい、原稿面に文字等が存在しない風景等の場合は天地方向、幾何学模様等の場合は利用者が設定した上下方向をいうこととし、横方向は、縦方向の直交方向のことをいう。
上記の複合機1の記憶部4には、コピー機能やファックス機能、スキャンデータの作成機能、ファックス通信や通信ケーブルを介して受信した画像データを用紙に印刷するプリント機能を有する通常の印刷処理プログラムに、利用者による原稿サイズ、用紙サイズ、綴じ位置の入力を受付け、これを基に、両面コピーの、第1の面としてのおもて面とする原稿の原稿面の載置位置および向きを算出して表示部7に表示し、第2の面としての裏面とする原稿の原稿面の載置位置および向きを算出して表示部7に表示する両面表裏一体コピー処理を行う機能を有するアプリケーションプログラムが追加された業務処理プログラムが予め格納されており、制御部3が実行する業務処理プログラムのステップにより本実施例の複合機1の各機能手段が形成される。
以下に、図3のフローチャートにSで示すステップに従って本実施例の複合機1による両面表裏一体コピー処理について説明する。
S1:利用者が、操作部8の電源スイッチを押下して複合機1へ電源を投入すると、複合機1の記憶部4に格納されている業務処理プログラムが自動的に起動され、複合機1の制御部3は、表示部7の表示画面に、図4に示す初期画面としての処理選択画面が表示しながら利用者による処理の選択を待って待機し、処理が選択されたときにステップS2へ移行する。
処理選択画面には、読取部5で読取った原稿の画像データの用紙への印刷を選択するための「コピー」ボタン、読取った原稿の画像データの送信を選択するための「ファックス」ボタン、読取った原稿の画像データのデータファイルの作成を選択するための「スキャン」ボタン、通信ケーブル等を介して受信した画像データの用紙への印刷を選択するための「プリント」ボタン、原稿と用紙サイズが相違する場合に用紙の表裏の対応する位置に位置を合わせて表裏一体コピー行う原稿・用紙サイズ違い両面表裏一体コピーを選択するための「特殊コピー」ボタン等の各種の選択ボタンが表示される。
本実施例では、利用者は原稿・用紙サイズ違い両面表裏一体コピーを選択し、操作部8のカーソルキー等によって「特殊コピー」ボタンを押下する。
「特殊コピー」ボタンが選択されると、制御部3は、両面表裏一体コピー処理を開始し、原稿サイズ、用紙サイズ、綴じ位置等の入力を促すために、次画面として、原稿や用紙のサイズおよび綴じ位置を入力するための「原稿、用紙サイズ入力」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等を表示した、図5に示す原稿サイズ等入力依頼画面を表示する。
利用者は、表示された画面から操作部8のカーソルキー等によって「原稿、用紙サイズ入力」ボタンを押下する。
S2:「原稿、用紙サイズ入力」ボタンの選択を認識した制御部3は、表示部7の表示画面に、図6に示す原稿サイズ等入力画面を表示する。
原稿サイズ等入力画面には、原稿サイズ、用紙トレイ、綴じ位置の入力欄、入力終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、操作部8のカーソルキー等により各入力欄を選択して両面表裏一体コピーを行う原稿サイズ、用紙サイズ、綴じ位置を入力する。
例えば、原稿サイズの入力を行う場合、利用者が、カーソルキー等によって原稿サイズの入力欄を選択すると、次画面として、原稿サイズの縦長さ、横長さの入力欄等が表示され、利用者が、テンキー等によって原稿の縦横の長さを入力して確定操作を行うと、制御部3は、画面を原稿サイズ等入力画面に切替え、原稿サイズの入力欄の下方に入力された縦横の長さを表示する。
なお、図6に示すハッチング部は、利用者による入力結果を表している。
また、本実施例の長辺綴じは、おもて面を印刷した用紙の長辺を上下方向とし、用紙に向かって左側の長辺を綴じることをいい、短辺綴じは、おもて面を印刷した用紙の短辺を上下方向とし、用紙に向かって右側の短辺を綴じることをいう。
S3:操作部8により原稿サイズ、用紙サイズ、綴じ位置の入力を受付けた制御部3は、入力された原稿サイズと用紙サイズの縦長さおよび横長さをそれぞれ比較し、原稿サイズの縦横の長さのいずれもが、用紙サイズの縦横の長さ以下の場合はステップS6へ移行する。
原稿サイズの縦横の長さの少なくとも一方が、用紙サイズの当該長さを超えている場合はステップS4へ移行する。
S4:原稿の一部または全部が用紙サイズを超えていると判定した制御部3は、表示部7の表示画面に、原稿サイズが用紙サイズを超えている旨の文言、はみ出しを許容して印刷の継続を指示するための「継続」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等を表示した、はみ出し印刷可否選択画面を表示する。
利用者は、はみ出しを許容する場合は「継続」ボタンを、印刷を取止める場合は「キャンセル」ボタンを、操作部8のカーソルキー等によって押下する。
S5:利用者による選択を受付けた制御部3は、「継続」ボタンが選択された場合はステップS6へ移行する。「キャンセル」ボタンが選択された場合は、今回の両面表裏一体コピー処理を終了させてステップS1へ戻り、表示部7の表示画面に処理選択画面を表示して待機する。
なお、本実施例において表示される各画面から「キャンセル」ボタンが押下された場合も同様である。
S6:ステップS4において、原稿サイズが用紙サイズ以下と判定した、またはステップS5においてはみ出し印刷を実行すると判定した制御部3は、入力された綴じ位置が長辺綴じの場合はステップS7へ移行する。入力された綴じ位置が短辺綴じの場合はステップS18へ移行する。
S7:入力された綴じ位置が長辺綴じと認識した制御部3は、原稿位置算出部12によって、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、長辺綴じにおけるおもて面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の上辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の長辺に沿う向きとするために、載置台6の原稿ガラス14の基準位置15に、コピー後におもて面となる原稿の上隅の一方を合わせ、原稿の縦方向の上辺を原稿ガラス14の横目盛17の方向に沿わせ、一方の側辺を縦目盛16の方向に沿わせた、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「表」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
S8:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図7に示す長辺綴じおもて面載置位置案内画面を表示してステップS9へ移行する。
長辺綴じおもて面載置位置案内画面には、おもて面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップS2で入力された原稿サイズ(縦9cm、横5.5cm)の形状が、用紙サイズ(A6)の形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、おもて面とする原稿の原稿面を原稿ガラス14に接触させて載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
S9:長辺綴じおもて面載置位置案内画面の表示後に「OK」ボタンの押下を待って待機していた制御部3は、「OK」ボタンが押下されたときにステップS9へ移行する。「OK」ボタンが押下されない場合は、長辺綴じおもて面載置位置案内画面を表示しながら「OK」ボタンの押下を待って待機する。
S10:「OK」ボタンの押下を認識した制御部3は、読取部5に読取指令を送出し、読取部5は、読取センサ5aをセンサ搬送部6bにより移動させて原稿ガラス14上のおもて面とする原稿を読取り、読取ったライン状データを制御部3へ送出する。
S11:読取部5から原稿のライン状データを受取った制御部3は、画像処理部11によって、受取ったライン状データを基に、おもて面とする原稿の印刷データを生成する。
すなわち、画像処理部11は、ライン状データを繋ぎ合わせて画像データを形成し、形成した画像データを、印刷部9の図示しない画像形成ユニット別に振分けたおもて面の印刷データを生成し、その印刷データを制御部3へ送出する。
印刷データ受取った制御部3は、受取ったおもて面の印刷データを記憶部4に保存してステップS12へ移行する。
S12:おもて面の印刷データを保存した制御部3は、原稿位置算出部12によって、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、長辺綴じにおける裏面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の上辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の長辺に沿う向きとするために、載置台6の原稿ガラス14の縦目盛16の用紙サイズ(本説明ではA6)の位置に、コピー後に裏面となる原稿の上隅の一方を合わせ、原稿の縦方向の上辺を原稿ガラス14の横目盛17に沿った方向に伸張させ、一方の側辺を基準位置15に向かって縦目盛16の方向に沿わせた、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「180度回転させた裏」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
S13:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図8に示す長辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示してステップS9へ移行する。
長辺綴じ裏面載置位置案内画面には、裏面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップS2で入力された原稿サイズの形状が、用紙サイズの形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、裏面とする原稿の原稿面を180度回転させて、おもて面の載置位置から離間した位置の原稿ガラス14上の載置位置に載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
S14:長辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示後に「OK」ボタンの押下を待って待機していた制御部3は、「OK」ボタンが押下されたときにステップS15へ移行する。「OK」ボタンが押下されない場合は、長辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示しながら「OK」ボタンの押下を待って待機する。
S15:「OK」ボタンの押下を認識した制御部3は、読取部5に読取指令を送出し、読取部5は、読取センサ5aをセンサ搬送部6bにより移動させて原稿ガラス14上の裏面とする原稿を読取り、読取ったライン状データを制御部3へ送出する。
S16:読取部5から原稿のライン状データを受取った制御部3は、画像処理部11によって、受取ったライン状データを基に、裏面とする原稿の印刷データを生成する。
すなわち、画像処理部11は、ライン状データを繋ぎ合わせて画像データを形成し、形成した画像データを、印刷部9の図示しない画像形成ユニット別に振分けた裏面の印刷データを生成し、その印刷データを制御部3へ送出する。
S17:印刷データを受取った制御部3は、記憶部4に保存したおもて面の印刷データを読出し、受取った裏面の印刷データと読出したおもて面の印刷データを付した印刷指令を印刷部9へ送出し、印刷部9からの印刷終了通知を待って待機する。
印刷指令を受取った印刷部9は、内蔵している用紙(トレイ1のA6)を1枚繰出してそのおもて面に、印刷指令のおもて面の印刷データを印刷し、その後に図示しない反転機構によりおもて面の印刷を終えた用紙の表裏を反転させ、反転させた裏面に印刷指令の裏面の印刷データを印刷して両面印刷を終えた用紙を排出し、その後に制御部3へ印刷終了通知を送出する。
なお、本実施例の印刷部9における用紙の搬送方向は、用紙の縦方向、つまり短手方向である。
印刷終了通知を受取った制御部3は、今回の両面表裏一体コピー処理を終了させてステップS1へ戻り、表示部7の表示画面に処理選択画面を表示して待機する。
S18:一方、上記ステップS6において、入力された綴じ位置が短辺綴じと認識した制御部3は、原稿位置算出部12によって、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、短辺綴じにおけるおもて面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の縦方向の一方の側辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の短辺に沿う向きとするために、上記ステップS7と同様にして、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「表」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
S19:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図9に示す短辺綴じおもて面載置位置案内画面を表示してステップS20へ移行する。
短辺綴じおもて面載置位置案内画面には、おもて面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップS2で入力された原稿サイズの形状が、用紙サイズの形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、おもて面とする原稿の原稿面を原稿ガラス14に接触させて載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
S20:短辺綴じおもて面載置位置案内画面の表示後に「OK」ボタンの押下を待って待機していた制御部3は、「OK」ボタンが押下されたときにステップS21へ移行する。「OK」ボタンが押下されない場合は、短辺綴じおもて面載置位置案内画面を表示しながら「OK」ボタンの押下を待って待機する。
S21:「OK」ボタンの押下を認識した制御部3は、読取部5に読取指令を送出し、読取部5は、読取センサ5aをセンサ搬送部6bにより移動させて原稿ガラス14上のおもて面とする原稿を読取り、読取ったライン状データを制御部3へ送出する。
S22:読取部5から原稿のライン状データを受取った制御部3は、画像処理部11によって、受取ったライン状データを基に、おもて面とする原稿の印刷データを生成する。
すなわち、画像処理部11は、上記ステップS11と同様にしておもて面の印刷データを生成し、その印刷データを制御部3へ送出する。
印刷データを受取った制御部3は、受取ったおもて面の印刷データを記憶部4に保存してステップS23へ移行する。
S23:おもて面の印刷データを保存した制御部3は、原稿位置算出部12によって、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、短辺綴じにおける裏面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の縦方向の一方の側辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の短辺に沿う向きとするために、載置台6の原稿ガラス14の横目盛17の用紙サイズ(本説明ではA6)の位置に、コピー後に裏面となる原稿の上隅の一方を合わせ、原稿の縦方向の上辺を基準位置15に向かって横目盛17に沿わせ、一方の側辺を縦目盛16の方向に沿わせて伸張させた、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「裏」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
S24:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図10に示す短辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示してステップS25へ移行する。
短辺綴じ裏面載置位置案内画面には、裏面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップS2で入力された原稿サイズの形状が、用紙サイズの形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、裏面とする原稿の原稿面をおもて面と同じ向きにして、おもて面の載置位置から離間した位置の原稿ガラス14上に載置位置に載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
S25:短辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示後に、「OK」ボタンの押下を待って待機していた制御部3は、「OK」ボタンが押下されたときにステップS26へ移行する。「OK」ボタンが押下されない場合は、短辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示しながら「OK」ボタンの押下を待って待機する。
S26:「OK」ボタンの押下を認識した制御部3は、読取部5に読取指令を送出し、読取部5は、読取センサ5aをセンサ搬送部6bにより移動させて原稿ガラス14上の裏面とする原稿を読取り、読取ったライン状データを制御部3へ送出する。
S27:読取部5から原稿のライン状データを受取った制御部3は、画像処理部11によって、受取ったライン状データを基に、裏面とする原稿の印刷データを生成する。
すなわち、画像処理部11は、上記ステップS16と同様にして裏面の印刷データを生成し、その印刷データを制御部3へ送出する。
S28:印刷データ受取った制御部3は、記憶部4に保存したおもて面の印刷データを読出し、受取った裏面の印刷データと読出したおもて面の印刷データを付した印刷指令を印刷部9へ送出し、印刷部9からの印刷終了通知を待って待機する。
印刷指令を受取った印刷部9は、上記ステップS17と同様にして、両面印刷を終えた用紙を排出し、その後に制御部3へ印刷終了通知を送出する。
印刷終了通知を受取った制御部3は、今回の両面表裏一体コピー処理を終了させてステップS1へ戻り、表示部7の表示画面に処理選択画面を表示して待機する。
このようにして、本実施例の複合機1による両面表裏一体コピー処理の処理動作が実行される。
以上説明したように、本実施例では、原稿サイズと用紙サイズが相違する場合において両面コピーを行うときに、原稿サイズと用紙サイズと綴じ位置を基に、おもて面とする原稿の載置位置と向き、および裏面とする原稿の載置位置と向きを算出して、利用者に案内するので、原稿と用紙とのサイズが異なる場合であっても、表裏の位置を合わせた両面コピーを容易に行うことができる。
このことは、名刺の表裏、運転免許証等の表裏に情報が記された原稿の表裏の位置を合わせてコピーする場合に、特に有効である
以下に、図11ないし図16を用いて本実施例の複合機について説明する。なお上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の制御部3には、原稿サイズと用紙サイズと綴じ位置から原稿位置算出部12により算出され、表示部7により利用者に案内した載置位置を基に、画像処理部11で形成した画像データの表裏の位置を合わせるための移動量を算出する機能を有するソフトウェアにより形成された機能手段である原稿移動量算出部21が形成されている。
本実施例の複合機1の記憶部4には、上記実施例1と同様の通常の印刷処理プログラムに、利用者による原稿サイズ、用紙サイズ、綴じ位置の入力を受付け、これを基に、両面コピーのおもて面とする原稿の原稿面の載置位置および向きを算出して表示部7に表示し、裏面とする原稿の原稿面の載置位置および向きを算出して表示部7に表示し、表示した載置位置を基に読取った画像の位置を移動させて両面表裏一体コピー処理を行う機能を有するアプリケーションプログラムが追加された業務処理プログラムが予め格納されており、制御部3が実行する業務処理プログラムのステップにより本実施例の複合機1の各機能手段が形成される。
以下に、図12のフローチャートにSAで示すステップに従って本実施例の複合機1による両面表裏一体コピー処理について説明する。
本実施例のステップSA1〜SA6の処理動作は、上記実施例1のステップS1〜S6の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
SA7:入力された綴じ位置が長辺綴じと認識した制御部3は、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、原稿位置算出部12によって、長辺綴じにおけるおもて面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の上辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の長辺に沿う向きとするために、上記実施例1のステップS7と同様にして、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「表」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
SA8:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図13に示す長辺綴じおもて面載置位置案内画面を表示してステップSA9へ移行する。
長辺綴じおもて面載置位置案内画面には、おもて面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップSA2で入力された原稿サイズ(縦9cm、横5.5cm)の形状が、用紙サイズ(A6)の形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、おもて面とする原稿の原稿面を原稿ガラス14に接触させて載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
その後のステップSA9〜SA11の処理動作は、上記実施例1のステップS9〜S11の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
SA12:おもて面の印刷データを保存した制御部3は、原稿位置算出部12によって、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、長辺綴じにおける裏面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の上辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の長辺に沿う向きとする基データを取得するために、載置台6の原稿ガラス14の基準位置15に、コピー後におもて面となる原稿の下隅の一方を合わせ、原稿の縦方向の下辺を原稿ガラス14の横目盛17の方向に沿わせ、一方の側辺を縦目盛16の方向に沿わせた、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「180度回転させた裏」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
SA13:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図14に示す長辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示してステップSA9へ移行する。
長辺綴じ裏面載置位置案内画面には、裏面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップSA2で入力された原稿サイズの形状が、用紙サイズの形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、裏面とする原稿の原稿面を180度回転させて、おもて面と同じ載置位置に載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
SA14:長辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示後に、「OK」ボタンの押下を待って待機していた制御部3は、「OK」ボタンが押下されたときにステップSA15へ移行する。「OK」ボタンが押下されない場合は、長辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示しながら「OK」ボタンの押下を待って待機する。
SA15:「OK」ボタンの押下を認識した制御部3は、読取部5に読取指令を送出し、読取部5は、読取センサ5aをセンサ搬送部6bにより移動させて原稿ガラス14上の裏面とする原稿を読取り、読取ったライン状データを制御部3へ送出する。
SA16:読取部5から原稿のライン状データを受取った制御部3は、そのライン状データを記憶部4に保存し、原稿移動量算出部21によって、裏面の画像データを、上記ステップSA12で生成したおもて面の印刷データと表裏の位置を合わせて印刷するための移動量を算出する。
すなわち、原稿移動量算出部21は、上記ステップSA13で表示した裏面とする原稿の載置位置の座標位置を、原稿の上辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の長辺に沿う向きとなる座標位置にするために、載置位置の縦方向の基準位置15の反対側の角の縦方向の座標位置(縦座標という。)から、縦目盛16の用紙サイズ(本説明ではA6)の位置の縦座標を減じて縦方向の座標差を求め、この縦方向の座標差を原稿移動量として制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
SA17:原稿移動量を受取った制御部3は、記憶部4に保存したライン状データを読出し、画像処理部11によって、読出した裏面のライン状データと受取った原稿移動量を基に、裏面とする原稿の印刷データを生成する。
すなわち、画像処理部11は、ライン状データを繋ぎ合わせて画像データを形成し、形成した画像データの各縦座標位置から原稿移動量を減じ、画像データの座標位置を縦方向に平行移動させて上記実施例1の図8に示した載置位置から読取った画像データと同等の画像データとし、移動させた画像データを、印刷部9の図示しない画像形成ユニット別に振分けた裏面の印刷データを生成し、その印刷データを制御部3へ送出する。
SA18:印刷データ受取った制御部3は、記憶部4に保存したおもて面の印刷データを読出し、受取った裏面の印刷データと読出したおもて面の印刷データを付した印刷指令を印刷部9へ送出し、印刷部9からの印刷終了通知を待って待機する。
印刷指令を受取った印刷部9は、上記実施例1のステップS17と同様にして、両面印刷を終えた用紙を排出し、その後に制御部3へ印刷終了通知を送出する。
印刷終了通知を受取った制御部3は、今回の両面表裏一体コピー処理を終了させてステップSA1へ戻り、表示部7の表示画面に処理選択画面を表示して待機する。
SA19:一方、上記ステップSA6において、入力された綴じ位置が短辺綴じと認識した制御部3は、原稿位置算出部12によって、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、短辺綴じにおけるおもて面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の縦方向の一方の側辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の短辺に沿う向きとするために、上記ステップSA8と同様にして、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「表」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
SA20:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図15に示す短辺綴じおもて面載置位置案内画面を表示してステップSA21へ移行する。
短辺綴じおもて面載置位置案内画面には、おもて面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップSA2で入力された原稿サイズの形状が、用紙サイズの形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、おもて面とする原稿の原稿面を原稿ガラス14に接触させて載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
その後のステップSA21〜SA23の処理動作は、上記実施例1のステップS20〜S22の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
SA24:おもて面の印刷データを保存した制御部3は、原稿位置算出部12によって、入力された用紙サイズ、原稿サイズを基に、短辺綴じにおける裏面の載置位置および向きを算出する。
すなわち、原稿位置算出部12は、原稿の縦方向の一方の側辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の短辺に沿う向きとする基データを取得するために、載置台6の原稿ガラス14の基準位置15に、コピー後に裏面となる原稿の上隅の一方を合わせ、原稿の縦方向の上辺を原稿ガラス14の横目盛17の方向に沿わせ、一方の側辺を縦目盛16の方向に沿わせた、原稿の形状を原稿ガラス14の形状内に配置した載置位置の座標、原稿の向きを示す文字(本説明では「裏」)からなる表示データを生成し、その表示データを制御部3へ送出する。
SA25:載置位置の表示データを受取った制御部3は、その表示データを基に、表示部7の表示画面に、図16に示す短辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示してステップSA26へ移行する。
短辺綴じ裏面載置位置案内画面には、裏面とする原稿の載置を促す旨の文言、上記ステップSA2で入力された原稿サイズの形状が、用紙サイズの形状内に配置され、原稿の向きを示す文字を原稿形状の中央部に配置した案内図、原稿の載置終了を指示するための「OK」ボタン、処理の取止めを指示するための「キャンセル」ボタン等が表示される。
利用者は、表示された案内図に従って、裏面とする原稿の原稿面をおもて面と同じ向きにして、おもて面と同じ載置位置に載置し、操作部8のカーソルキー等によって「OK」ボタンを押下する。
SA26:短辺綴じ裏面載置位置案内画面の表示後に「OK」ボタンの押下を待って待機していた制御部3は、「OK」ボタンが押下されたときにステップSA27へ移行する。「OK」ボタンが押下されない場合は、短辺綴じ裏面載置位置案内画面を表示しながら「OK」ボタンの押下を待って待機する。
SA27:「OK」ボタンの押下を認識した制御部3は、読取部5に読取指令を送出し、読取部5は、読取センサ5aをセンサ搬送部6bにより移動させて原稿ガラス14上の裏面とする原稿を読取り、読取ったライン状データを制御部3へ送出する。
SA28:読取部5から原稿のライン状データを受取った制御部3は、そのライン状データを記憶部4に保存し、原稿移動量算出部21によって、裏面の画像データを、上記ステップSA23で生成したおもて面の印刷データと表裏の位置を合わせて印刷するための移動量を算出する。
すなわち、原稿移動量算出部21は、上記ステップSA25で表示した裏面とする原稿の載置位置の座標位置を、原稿の縦方向の一方の側辺がコピー後に用紙の綴じ位置の反対側の短辺に沿う向きとなる座標位置にするために、載置位置の横方向の基準位置15の反対側の角の横方向の座標位置(横座標という。)から、横目盛17の用紙サイズ(本説明ではA6)の位置の横座標を減じて横方向の座標差を求め、この横方向の座標差を原稿移動量として制御部3へ送出する。はみ出し印刷が許容されている場合も同様である。
SA29:原稿移動量を受取った制御部3は、記憶部4に保存したライン状データを読出し、画像処理部11によって、読出したライン状データと受取った原稿移動量を基に、裏面とする原稿の印刷データを生成する。
すなわち、画像処理部11は、ライン状データを繋ぎ合わせて画像データを形成し、形成した画像データの各横座標位置から原稿移動量を減じ、画像データの座標位置を横方向に平行移動させて上記実施例1の図10に示した載置位置から読取った画像データと同等の画像データとし、移動させた画像データを、印刷部9の図示しない画像形成ユニット別に振分けた裏面の印刷データを生成し、その印刷データを制御部3へ送出する。
SA30:印刷データ受取った制御部3は、記憶部4に保存したおもて面の印刷データを読出し、受取った裏面の印刷データと読出したおもて面の印刷データを付した印刷指令を印刷部9へ送出し、印刷部9からの印刷終了通知を待って待機する。
印刷指令を受取った印刷部9は、上記ステップSA18と同様にして、両面印刷を終えた用紙を排出し、その後に制御部3へ印刷終了通知を送出する。
印刷終了通知を受取った制御部3は、今回の両面表裏一体コピー処理を終了させてステップSA1へ戻り、表示部7の表示画面に処理選択画面を表示して待機する。
このようにして、本実施例の複合機1による両面表裏一体コピー処理の処理動作が実行される。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、表裏とする原稿を同じ載置位置においても、両面コピーを行うときに、原稿サイズと用紙サイズと綴じ位置を基に、裏面とする原稿の座標位置を移動させるので、表裏の位置を合わせた両面コピーをより容易に行うことができる。
なお、上記各実施例においては、裏面とする原稿を利用者が180度回転させて載置するとして説明したが、形成した裏面の画像データを制御部3により180度回転させるようにしてもよい。このようにすれば、利用者は表裏とする原稿を常に同じ位置に載置すること可能になる。
また、上記各実施例においては、原稿サイズを入力するとして説明したが、おもて面とする原稿を読取ったときに、読取った原稿の形状と文字等の方向に基づいて、原稿サイズと原稿の向きを検出し、その検出結果に基づいて、裏面の載置位置を算出して表示するようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、原稿サイズを入力するとして説明したが、読取った表裏の原稿の形状と文字等の方向に基づいて、原稿サイズとそれぞれの原稿の向きを検出し、その検出結果に基づいて、画像データを移動および/もしくは回転させることで、表裏の位置を合わせた両面コピーを行うようにしてもよい。
1 複合機
3 制御部
4 記憶部
5 読取部
5a 読取センサ
5b センサ搬送部
6 載置台
7 表示部
8 操作部
9 印刷部
11 画像処理部
12 原稿位置算出部
14 原稿ガラス
15 原稿基準位置
16 縦目盛
17 横目盛
21 原稿移動量算出部

Claims (6)

  1. 表示部と、
    第1の面とする原稿および第2の面とする原稿をそれぞれ載置する載置部と、
    前記載置部に載置された原稿を読取る読取部と、
    前記第1の面と前記第2の面を両面コピーするための用紙のサイズの入力を受付ける操作部と、
    前記読取部で読取った読取データに基づいて画像データを形成する画像処理部を有する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部により受付けた入力に基づいて、前記第1の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きと、前記第2の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きを前記表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記操作部により、前記第1の面および第2の面の原稿のサイズの入力を受付け、
    前記制御部は、
    前記操作部により受付けた用紙および原稿のサイズに基づいて、前記第1の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きと、前記第2の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きを前記表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記操作部により受付けた用紙のサイズと、前記第1の面とする原稿の読取結果に基づいて、前記第2の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きを前記表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記載置台の一隅を基準位置として設定し、
    前記基準位置に合わせて前記第1の面とする原稿を載置し、
    前記第2の面とする原稿は、前記基準位置から離間した位置に載置することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記載置台の一隅を基準位置として設定し、
    前記基準位置に合わせて前記第1の面とする原稿および前記第2の面とする原稿を載置し、
    前記制御部の画像処理部は、
    前記読取部で読取った読取データを移動させて、両面コピーの表裏の位置を合わせることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、
    表裏の位置を合わせる両面コピーが選択されたときに、前記第1の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きと、前記第2の面とする原稿の前記載置部への載置位置および向きを前記表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
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