JP2019008435A - トレンドグラフ表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トレンドグラフとイベント情報とを関連付けて、直感的に理解できるユーザインターフェースを提供する。【解決手段】トレンドグラフ表示装置は、計測データを記憶する記憶部102と、計測データに関連するイベント情報を記憶する記憶部103と、計測データの推移を計測データの種類毎に視覚化したトレンドグラフの表示データを作成する表示データ作成部104と、トレンドグラフで表示する計測データに対応するイベント情報の中にアラーム情報が存在するかどうかを判定するイベント判定部105と、アラーム情報が存在すると判定された場合に、このアラーム情報に基づいて、アラーム発生期間のトレンドグラフがアラーム発生を示す表示形式になるように表示データを設定する表示形式決定部106と、表示データに応じたトレンドグラフの表示を行う表示部107とを備える。【選択図】 図2
Description
本発明は、計測データの推移を視覚化したトレンドグラフを表示するトレンドグラフ表示装置に関するものである。
従来より、圧力、液量、温度など、所定の時間間隔で収集された計測データをグラフ化して表示するトレンドグラフ表示装置が広く用いられている(特許文献1参照)。
他方、計測データの収集中に、計測データの値が何らかの異常と判断される条件を満たした場合に、アラート情報をオペレータに提示すると共に、当該アラート情報を記憶装置内に蓄積することが一般的に行われている(特許文献2参照)。
他方、計測データの収集中に、計測データの値が何らかの異常と判断される条件を満たした場合に、アラート情報をオペレータに提示すると共に、当該アラート情報を記憶装置内に蓄積することが一般的に行われている(特許文献2参照)。
従来、トレンドグラフとイベント情報(アラート情報)とは全く別個の情報として記録・管理されると共に、トレンドグラフ表示画面とイベント情報表示画面とが個別に用意されるのが通常であったため、トレンドグラフとイベント情報の両者を関連付けて比較参照することが難しいという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、トレンドグラフとイベント情報とを関連付けて、直感的に理解できるユーザインターフェースを提供することができるトレンドグラフ表示装置を提供することを目的とする。
本発明のトレンドグラフ表示装置は、計測データを記憶するように構成された第1の記憶部と、前記計測データに関連するイベント情報を記憶するように構成された第2の記憶部と、前記計測データの推移を計測データの種類毎に視覚化したトレンドグラフの表示データを作成するように構成された表示データ作成部と、前記第2の記憶部に記憶されているイベント情報を参照し、前記トレンドグラフで表示する計測データに対応するイベント情報の中にアラーム情報が存在するかどうかを判定するように構成されたイベント判定部と、前記アラーム情報が存在すると判定された場合に、このアラーム情報に基づいて、アラーム発生期間の前記トレンドグラフがアラーム発生を示す表示形式になるように前記表示データを設定するように構成された表示形式決定部と、前記表示形式の設定がなされた表示データに応じたトレンドグラフの表示を行うように構成された表示部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例において、前記アラーム発生を示す表示形式は、アラーム発生期間の前記トレンドグラフの線を点滅表示させる形式である。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例において、前記アラーム発生を示す表示形式は、アラーム発生期間の前記トレンドグラフの線の表示色を、アラームが発生していない期間の前記トレンドグラフの線の表示色と異なる色にする表示形式である。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例において、前記表示形式決定部は、発生したアラームの重要度に応じて、前記アラーム発生を示す表示形式を決定することを特徴とするものである。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例は、アラーム情報の表示をオペレータから要求されたときに、前記トレンドグラフで表示している計測データに対応するアラーム情報が前記トレンドグラフの表示画面に表示されるように前記表示データを変更するように構成されたアラーム情報出力部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例は、イベント情報の表示をオペレータから要求されたときに、前記トレンドグラフで表示している計測データに対応するイベント情報が前記トレンドグラフの表示画面に表示されるように前記表示データを変更するように構成されたイベント情報出力部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例において、前記アラーム発生を示す表示形式は、アラーム発生期間の前記トレンドグラフの線の表示色を、アラームが発生していない期間の前記トレンドグラフの線の表示色と異なる色にする表示形式である。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例において、前記表示形式決定部は、発生したアラームの重要度に応じて、前記アラーム発生を示す表示形式を決定することを特徴とするものである。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例は、アラーム情報の表示をオペレータから要求されたときに、前記トレンドグラフで表示している計測データに対応するアラーム情報が前記トレンドグラフの表示画面に表示されるように前記表示データを変更するように構成されたアラーム情報出力部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明のトレンドグラフ表示装置の1構成例は、イベント情報の表示をオペレータから要求されたときに、前記トレンドグラフで表示している計測データに対応するイベント情報が前記トレンドグラフの表示画面に表示されるように前記表示データを変更するように構成されたイベント情報出力部をさらに備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、トレンドグラフで表示する計測データに対応するイベント情報の中にアラーム情報が存在すると判定した場合に、アラーム発生期間のトレンドグラフが、アラーム発生を示す表示形式になるようにしたので、オペレータはトレンドグラフとアラーム情報とを関連付けて、直感的に理解することができる。
また、本発明では、アラーム情報の表示をオペレータから要求されたときに、トレンドグラフで表示している計測データに対応するアラーム情報をトレンドグラフの表示画面に表示するようにしたので、オペレータはアラームの詳細を確認することができる。
また、本発明では、イベント情報の表示をオペレータから要求されたときに、トレンドグラフで表示している計測データに対応するイベント情報をトレンドグラフの表示画面に表示するようにしたので、オペレータは関連するイベントの詳細を確認することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係るトレンドグラフ表示装置を適用する制御システムの構成を示すブロック図である。制御システムは、流量計1と、圧力計2と、流量計1や圧力計2で得られた計測データを基に流量や圧力等のプロセス変数を制御すると共に、計測データとイベント情報とを制御システムネットワーク4に送信する制御装置3と、制御装置3から送信された計測データとイベント情報とを上位システムネットワーク6に送る制御システムゲートウェイ(GW)5と、制御装置3による制御を監視したり制御装置3に指示を与えたりするための制御マンマシン装置7と、制御装置3から送信された計測データとイベント情報とを収集するサーバコンピュータ8と、計測データのトレンドグラフ表示とイベント情報表示とを行うトレンドグラフ表示装置10とから構成される。
本発明は、収集した計測データとイベント情報の表示を対象とするものなので、制御方法やプロセス変数の種類によらず適用が可能である。したがって、図1では、流量計1や圧力計2等の代表的なセンサのみを記載し、制御装置3によって制御されるバルブやヒータ等については記載を省略している。
図2はサーバコンピュータ8とトレンドグラフ表示装置10の構成を示すブロック図である。サーバコンピュータ8は、計測データとイベント情報とを収集する収集部80と、収集された計測データを記憶する記憶部81と、収集されたイベント情報を記憶する記憶部82(イベントデータベース)と、トレンドグラフ表示装置10から要求された計測データとこれに対応するイベント情報とを検索する検索部83と、検索した計測データとイベント情報とをトレンドグラフ表示装置10に送信する送信部84とから構成される。
トレンドグラフ表示装置10は、オペレータからの操作を受け付ける操作受付部100と、サーバコンピュータ8に対して計測データを要求するデータ要求部101と、サーバコンピュータ8から取得した計測データを記憶する記憶部102と、計測データと共にサーバコンピュータ8から送られたイベント情報を記憶する記憶部103と、計測データの推移を計測データの種類毎に視覚化したトレンドグラフの表示データを作成する表示データ作成部104と、トレンドグラフで表示する計測データに対応するイベント情報の中にアラーム情報が存在するかどうかを判定するイベント判定部105と、アラーム情報が存在すると判定された場合に、アラーム発生期間のトレンドグラフがアラーム発生を示す表示形式になるように表示データを設定する表示形式決定部106と、液晶パネル等の表示デバイスからなる表示部107と、アラーム情報の表示をオペレータから要求されたときに、トレンドグラフで表示している計測データに対応するアラーム情報がトレンドグラフの表示画面に表示されるように表示データを変更するアラーム情報出力部108と、イベント情報の表示をオペレータから要求されたときに、トレンドグラフで表示している計測データに対応するイベント情報がトレンドグラフの表示画面に表示されるように表示データを変更するイベント情報出力部109とから構成される。
図3はサーバコンピュータ8の動作を説明するフローチャートである。サーバコンピュータ8の収集部80は、制御システムGW5を通じて制御装置3から計測データを収集する(図3ステップS100)。収集部80は、収集した計測データをサーバコンピュータ8の記憶部81に記憶させる(図3ステップS101)。
また、収集部80は、制御装置3でイベントが発生したときに(図3ステップS102においてYES)、このイベントの内容を表すイベント情報を制御装置3から受け取ってサーバコンピュータ8の記憶部82に記憶させる(図3ステップS103)。イベントの例としては、例えば計測データの値が所定の上下限値に達したことを示すアラーム、制御システムに故障が発生したことを示すアラーム、計測データの値と目標値との偏差が所定の上下限値に達したことを示すアラーム、制御システムの状態を報告するシステムステータス、制御装置3に対する制御マンマシン装置7のオペレータの操作(例えば目標値の変更等)、制御システムの保守・点検などがある。イベント情報には、イベントの発生日時の情報とイベントの終了日時の情報とイベントの内容を表す情報とが含まれる。
サーバコンピュータ8の検索部83は、後述のようにトレンドグラフ表示装置10からデータ要求があったときに(図3ステップS104においてYES)、このデータ要求と合致する計測データを、記憶部81に記憶されている計測データの中から検索する(図3ステップS105)。また、検索部83は、検索した計測データに関連するイベント情報を、記憶部82に記憶されているイベント情報の中から検索する(図3ステップS106)。
サーバコンピュータ8の送信部84は、検索部83が検索した計測データとイベント情報とを上位システムネットワーク6を介してトレンドグラフ表示装置10に送信する(図3ステップS107)。
サーバコンピュータ8は、以上のようなステップS100〜S107の処理を制御システムの動作が終了するまで(図3ステップS108においてYES)、繰り返し行う。
次に、トレンドグラフ表示装置10の動作を図4を参照して説明する。トレンドグラフ表示装置10の操作受付部100は、トレンドグラフ表示装置10を使用するオペレータからの操作をマウスやキーボード等の入力装置(不図示)を介して受け付ける。
トレンドグラフ表示装置10のデータ要求部101は、操作受付部100がオペレータからトレンドグラフの表示要求を受けると(図4ステップS200においてYES)、この表示要求に対応する計測データをサーバコンピュータ8に対して要求する(図4ステップS201)。データ要求部101が送る要求の情報の中には、オペレータがトレンドグラフ表示を要求した計測データの種類、計測データの表示対象期間(計測日時)等を指定する情報が含まれる。
データ要求部101からのデータ要求に応じたサーバコンピュータ8の動作は、図3のステップS104〜S107で説明したとおりである。
データ要求部101は、自身の要求に応じてサーバコンピュータ8から送信された計測データをトレンドグラフ表示装置10の記憶部102に記憶させる(図4ステップS202)。また、データ要求部101は、サーバコンピュータ8から送信されたイベント情報をトレンドグラフ表示装置10の記憶部103に記憶させる(図4ステップS203)。
データ要求部101は、自身の要求に応じてサーバコンピュータ8から送信された計測データをトレンドグラフ表示装置10の記憶部102に記憶させる(図4ステップS202)。また、データ要求部101は、サーバコンピュータ8から送信されたイベント情報をトレンドグラフ表示装置10の記憶部103に記憶させる(図4ステップS203)。
次に、トレンドグラフ表示装置10の表示データ作成部104は、記憶部102に記憶された計測データの推移を計測データの種類毎に視覚化したトレンドグラフ(折れ線グラフ)の表示データを作成する(図4ステップS204)。このとき、表示データ作成部104は、時間軸上で離散した計測データを補間して計測データ間を直線または曲線でつなぐ。補間処理としては、例えば線形補間、スプライン補間などがある。
表示データ作成部104は、トレンドグラフの縦軸を計測データの値、横軸を時間とする。このとき、表示データ作成部104は、縦軸の目盛りの範囲および目盛りの間隔を計測データの最小値と最大値に基づいて計測データの種類毎に自動的に決定すると共に、全計測データに共通の横軸の目盛りの範囲および目盛りの間隔を全ての計測データ中の最小値と最大値に基づいて自動的に決定すればよい。また、表示データ作成部104は、縦軸と横軸の目盛りの範囲および目盛りの間隔をオペレータからの指定に従って決定してもよい。
表示データ作成部104は、オペレータが複数種類の計測データのトレンドグラフ表示を要求した場合、以上のような処理を計測データの種類毎に行う。
表示データ作成部104は、オペレータが複数種類の計測データのトレンドグラフ表示を要求した場合、以上のような処理を計測データの種類毎に行う。
続いて、トレンドグラフ表示装置10のイベント判定部105は、記憶部103に記憶されているイベント情報を参照し、トレンドグラフで表示する計測データに対応するイベント情報の中にアラーム情報が存在するかどうかを判定する(図4ステップS205)。
トレンドグラフ表示装置10の表示形式決定部106は、トレンドグラフの表示色が計測データの種類毎に異なる色になるように表示データの色設定を行う(図4ステップS206)。表示色は、予め規定された配色ルールに従って自動的に決定してもよいし、オペレータからの指定に従って決定してもよい。
また、表示形式決定部106は、トレンドグラフで表示する計測データに対応するアラーム情報があると判定された場合(ステップS205においてYES)、ステップS206で説明した表示データの色設定を行うと共に、上記の計測データに対応するアラーム情報を基に、アラームが発生している期間のトレンドグラフがアラーム発生を示す表示形式になるように表示データの表示形式設定を行う(図4ステップS207)。アラーム情報(イベント情報)には、アラームの発生日時の情報とアラームの終了日時の情報のうち少なくとも一方が含まれるので、表示形式決定部106がアラーム発生期間を特定することが可能である。
アラーム発生を示す表示形式の例としては、アラームが発生している期間のトレンドグラフの線の点滅表示などがある。また、表示形式決定部106には、アラームの種別ごとに重要度の情報が予め登録されている。表示形式決定部106は、計測データに対応するアラーム情報と表示形式決定部106に予め登録されているアラーム種別ごとの重要度の情報を基に、発生したアラームの重要度を判定し、判定した重要度に応じてトレンドグラフの線の点滅色を変えるようにしてもよい。
表示形式決定部106によって表示色設定および表示形式設定がなされた表示データを受け取った表示部107内のドライバ(不図示)は、表示データを基に液晶パネル等の表示デバイスを駆動する。こうして、表示データに応じた内容の情報が表示部107の画面に表示される(図4ステップS208)。
図5は本実施例のトレンドグラフ表示の1例を示す図である。図5の例では、表示部107の画面1070にトレンドグラフGが例えば青色で表示されている。図5では、表示形式の違いを分かり易くするために、トレンドグラフGの全体を実線、計測データに対応するアラームが発生している期間AのトレンドグラフGの線を点線で表している。上記のとおり、発生したアラームの重要度に応じて点滅色を変え、最重要のアラームについてはトレンドグラフの線を例えば赤色で点滅させ、重要度が低いアラームについては例えば黄色で点滅させる。
本実施例では、アラーム発生を示す表示形式として、点滅表示の例を挙げて説明したが、表示形式決定部106は、アラーム発生期間のトレンドグラフの線の表示色が、アラームが発生していない期間のトレンドグラフの線の表示色と異なる色になるように表示データを設定してもよい。この場合においても、アラームの重要度に応じて、アラーム発生期間のトレンドグラフの線の表示色を変更すればよい。
なお、表示形式決定部106は、重要度が異なるアラームが同時に発生している場合、同時に発生しているアラームのうち、最も重要度が高いアラームに応じて表示形式(点滅色または表示色)を決定すればよい。
また、本実施例では、オペレータの指示に応じてアラーム情報を表示することが可能である。トレンドグラフ表示装置10のアラーム情報出力部108は、アラーム情報の表示を要求する操作(例えばトレンドグラフの線の点滅箇所をマウスによってダブルクリックする操作)がオペレータによってなされると(図4ステップS209においてYES)、トレンドグラフで表示している計測データに対応するアラーム情報を記憶部103から取得し、取得したアラーム情報の内容がトレンドグラフの表示画面に時系列に表示されるように表示データを変更する(図4ステップS210)。
アラーム情報出力部108によって変更された表示データを受け取った表示部107の動作はステップS208と同様である。こうして、表示の切り替えが行われ、トレンドグラフと共にアラーム情報が表示される(図4ステップS211)。
図6はアラーム情報表示要求操作が行われた後のトレンドグラフ表示の1例を示す図である。図6の例では、トレンドグラフGの点滅している期間Aの箇所をオペレータがダブルクリックした結果、画面1070の右上の箇所にアラーム情報が表示されている。このアラーム情報によれば、12時20分に「AI0001」という監視ポイントで計測値(PV)が上限に達するアラームが発生し、12時30分に同アラームが解除されたことが分かる。
また、本実施例では、オペレータの指示に応じてイベント情報を表示することも可能である。トレンドグラフ表示装置10のイベント情報出力部109は、イベント情報の表示を要求する操作(例えばトレンドグラフの線の点滅していない箇所をマウスによってダブルクリックする操作)がオペレータによってなされると(図4ステップS212においてYES)、トレンドグラフで表示している計測データに対応する全てのイベント情報(アラーム情報を含む)を記憶部103から取得し、取得したイベント情報の内容がトレンドグラフの表示画面に時系列に表示されるように表示データを変更する(図4ステップS213)。
イベント情報出力部109によって変更された表示データを受け取った表示部107の動作はステップS208と同様である。こうして、表示の切り替えが行われ、トレンドグラフと共にイベント情報が表示される(図4ステップS214)。
図7はイベント情報表示要求操作が行われた後のトレンドグラフ表示の1例を示す図である。図7の例では、トレンドグラフGの点滅していない箇所をオペレータがダブルクリックした結果、画面1070の右上の箇所にイベント情報が表示されている。このイベント情報によれば、12時30分に「AI0001」という監視ポイントの計測値(PV)が6.0から5.0に変化したことが分かる。
トレンドグラフ表示装置10は、以上のようなステップS200〜S214の処理を制御システムの動作が終了するまで(図4ステップS215においてYES)、繰り返し行う。
トレンドグラフ表示装置10を使って制御システムの監視を行うオペレータには、異常が発生した場合に素早く簡単に原因を確認したいという要求がある。本実施例では、トレンドグラフで表示する計測データに対応するイベント情報の中にアラーム情報が存在すると判定した場合に、アラーム発生期間のトレンドグラフが、アラーム発生を示す表示形式になるようにしたので、オペレータはトレンドグラフとアラーム情報とを関連付けて、直感的に理解することができる。近年OPC Foundationが規定した新しい仕様OPC UA(OPC Unified Architecture)が浸透しつつある。OPC UAでは、1つのオブジェクトに連続データの履歴、アラーム/イベントの履歴が含まれており、連続データとアラーム/イベントデータが統合されている。そのようなインフラストラクチャーが整っていることで、連続データとアラーム/イベントデータの連携機能が提供し易い環境が整いつつある。
また、本実施例では、アラーム情報の表示をオペレータから要求されたときに、トレンドグラフで表示している計測データに対応するアラーム情報をトレンドグラフの表示画面に表示するようにしたので、オペレータはアラームの詳細を確認することができる。また、本実施例では、イベント情報の表示をオペレータから要求されたときに、トレンドグラフで表示している計測データに対応するイベント情報をトレンドグラフの表示画面に表示するようにしたので、オペレータは関連するイベントの詳細を確認することができる。
本実施例のサーバコンピュータ8とトレンドグラフ表示装置10の各々は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。各装置のCPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、計測データをグラフ化して表示する技術に適用することができる。
1…流量計、2…圧力計、3…制御装置、4…制御システムネットワーク、5…制御システムゲートウェイ、6…上位システムネットワーク、7…制御マンマシン装置、8…サーバコンピュータ、10…トレンドグラフ表示装置、80…収集部、81,82…記憶部、83…検索部、84…送信部、100…操作受付部、101…データ要求部、102,103…記憶部、104…表示データ作成部、105…イベント判定部、106…表示形式決定部、107…表示部、108…アラーム情報出力部、109…イベント情報出力部。
Claims (6)
- 計測データを記憶するように構成された第1の記憶部と、
前記計測データに関連するイベント情報を記憶するように構成された第2の記憶部と、
前記計測データの推移を計測データの種類毎に視覚化したトレンドグラフの表示データを作成するように構成された表示データ作成部と、
前記第2の記憶部に記憶されているイベント情報を参照し、前記トレンドグラフで表示する計測データに対応するイベント情報の中にアラーム情報が存在するかどうかを判定するように構成されたイベント判定部と、
前記アラーム情報が存在すると判定された場合に、このアラーム情報に基づいて、アラーム発生期間の前記トレンドグラフがアラーム発生を示す表示形式になるように前記表示データを設定するように構成された表示形式決定部と、
前記表示形式の設定がなされた表示データに応じたトレンドグラフの表示を行うように構成された表示部とを備えることを特徴とするトレンドグラフ表示装置。 - 請求項1記載のトレンドグラフ表示装置において、
前記アラーム発生を示す表示形式は、アラーム発生期間の前記トレンドグラフの線を点滅表示させる形式であることを特徴とするトレンドグラフ表示装置。 - 請求項1記載のトレンドグラフ表示装置において、
前記アラーム発生を示す表示形式は、アラーム発生期間の前記トレンドグラフの線の表示色を、アラームが発生していない期間の前記トレンドグラフの線の表示色と異なる色にする表示形式であることを特徴とするトレンドグラフ表示装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のトレンドグラフ表示装置において、
前記表示形式決定部は、発生したアラームの重要度に応じて、前記アラーム発生を示す表示形式を決定することを特徴とするトレンドグラフ表示装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のトレンドグラフ表示装置において、
アラーム情報の表示をオペレータから要求されたときに、前記トレンドグラフで表示している計測データに対応するアラーム情報が前記トレンドグラフの表示画面に表示されるように前記表示データを変更するように構成されたアラーム情報出力部をさらに備えることを特徴とするトレンドグラフ表示装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のトレンドグラフ表示装置において、
イベント情報の表示をオペレータから要求されたときに、前記トレンドグラフで表示している計測データに対応するイベント情報が前記トレンドグラフの表示画面に表示されるように前記表示データを変更するように構成されたイベント情報出力部をさらに備えることを特徴とするトレンドグラフ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017121958A JP2019008435A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | トレンドグラフ表示装置 |
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JP2017121958A JP2019008435A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | トレンドグラフ表示装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2019008435A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI739391B (zh) * | 2019-06-25 | 2021-09-11 | 日商東芝三菱電機產業系統股份有限公司 | 資料收集裝置、設備監視系統及資料收集方法 |
US20210364993A1 (en) * | 2020-05-20 | 2021-11-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Control System and Method for Representing Alarm-Driven Trend Progression Diagrams During Operator Control and Monitoring of a Technical Installation |
-
2017
- 2017-06-22 JP JP2017121958A patent/JP2019008435A/ja active Pending
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TWI739391B (zh) * | 2019-06-25 | 2021-09-11 | 日商東芝三菱電機產業系統股份有限公司 | 資料收集裝置、設備監視系統及資料收集方法 |
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