JP2019005540A - ゴルフボール - Google Patents

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耕平 三村
佐嶌 隆弘
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隆弘 佐嶌
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Abstract

【課題】飛行性能に優れたゴルフボール2の提供。【解決手段】ゴルフボール2は、その表面に多数のディンプル10を有している。このゴルフボール2の半球のディンプルパターンは、互いに回転対称である3つのユニット(T1、T2及びT3)からなる。それぞれのユニットのディンプルパターンは、互いに鏡面対称である2つの小ユニット(T1a、T1b)からなる。全てのディンプル10の面積の標準偏差Suは、1.7mm2以下である。全ての近傍ディンプル対の間の距離Lの標準偏差Pdは、0.500mm未満である。ゴルフボール2の仮想球の表面積に対する、ディンプル10の面積の合計の比率Soは、78.0%以上である。【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールのディンプルパターンに関する。
ゴルフクラブのフェースは、ロフト角を有している。このゴルフクラブでゴルフボールが打撃されると、ゴルフボールに、ロフト角に起因するバックスピンが生じる。ゴルフボールは、バックスピンを伴って飛行する。
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。ディンプルは、飛行時のゴルフボール周りの空気の流れを乱し、乱流剥離を起こさせる。この現象は、「乱流化」と称される。乱流化によって空気のゴルフボールからの剥離点が後方にシフトし、抗力が低減される。乱流化によってバックスピンに起因するゴルフボールの上側剥離点と下側剥離点とのズレが助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。抗力の低減及び揚力の向上は、「ディンプル効果」と称される。優れたディンプルは、よりよく空気の流れを乱す。優れたディンプルは、大きな飛距離を生む。
特開昭50−8630号公報には、ディンプルとこのディンプルに隣接する他のディンプルとの距離が0.065インチより小さいディンプル対を多数有するゴルフボールが、開示されている。このゴルフボールでは、多数のディンプルが密に配置されている。
特開2008−389公報には、ディンプルの平均直径との対比において十分に小さな間隔を有するディンプル対を備えたゴルフボールが開示されている。このゴルフボールでは、多数のディンプルが密に配置されている。
特開2013−153966公報には、多数のディンプルが密に配置されており、かつディンプルのサイズのバラツキが小さなゴルフボールが開示されている。同様のゴルフボールは、特開2015−24079公報にも開示されている。
特開昭50−8630号公報 特開2008−389公報 特開2013−153966公報 特開2015−24079公報
密なディンプルは、ゴルフボールの飛行性能に寄与する。しかしゴルフプレーヤーは、さらなる飛距離の向上を望んでいる。飛行性能の観点から、ディンプルには改良の余地がある。
本発明の目的は、飛行性能に優れたゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボールは、その表面に複数のディンプルを備える。全てのディンプルの面積の標準偏差は、1.7mm以下である。全ての近傍ディンプル対の間の距離Lの標準偏差Pdは、0.500mm未満である。
好ましくは、標準偏差Pdは、0.400mm未満である。
好ましくは、このゴルフボールの仮想球の半球のディンプルパターンは、互いに回転対称である3つのユニットからなる。それぞれのユニットのディンプルパターンは、互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなる。
好ましくは、ゴルフボールの仮想球の表面積に対する、ディンプルの面積の合計の比率Soは、78.0%以上である。
好ましくは、全てのディンプルの容積の合計は、450mm以上750mm以下である。
好ましくは、ディンプルの総数は、300個以上390個以下である。
本発明に係るゴルフボールが飛行するときの揚力係数及び抗力係数は、適正である。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された模式的断面図である。 図2は、図1のゴルフボールが示された拡大平面図である。 図3は、図2のゴルフボールが示された正面図である。 図4は、図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図5は、図2及び3のゴルフボールの一部が示された拡大図である。 図6は、図2及び3のゴルフボールにおける近傍ディンプルの定義のための説明図である。 図7は、図2及び3のゴルフボールにおける近傍ディンプルの定義のための説明図である。 図8は、図2及び3のゴルフボールにおける近傍ディンプルの定義のための説明図である。 図9は、図2及び3のゴルフボールにおける近傍ディンプルの定義のための説明図である。 図10は、本発明の実施例2に係るゴルフボールが示された平面図である。 図11は、図10のゴルフボールが示された正面図である。 図12は、本発明の実施例3に係るゴルフボールが示された平面図である。 図13は、図12のゴルフボールが示された正面図である。 図14は、本発明の実施例4に係るゴルフボールが示された平面図である。 図15は、図14のゴルフボールが示された正面図である。 図16は、比較例1に係るゴルフボールが示された平面図である。 図17は、図16のゴルフボールが示された正面図である。 図18は、比較例2に係るゴルフボールが示された平面図である。 図19は、図18のゴルフボールが示された正面図である。 図20は、実施例5に係るゴルフボールが示された平面図である。 図21は、図20のゴルフボールが示された正面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示されたゴルフボール2は、球状のコア4と、このコア4の外側に位置する中間層6と、この中間層6の外側に位置するカバー8とを備えている。このゴルフボール2は、その表面に多数のディンプル10を有している。ゴルフボール2の表面のうちディンプル10以外の部分は、ランド12である。このゴルフボール2は、カバー8の外側にペイント層及びマーク層を備えているが、これらの層の図示は省略されている。
このゴルフボール2の直径は、40mm以上45mm以下が好ましい。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされるとの観点から、直径は42.67mm以上が特に好ましい。空気抵抗抑制の観点から、直径は44mm以下がより好ましく、42.80mm以下が特に好ましい。
このゴルフボール2の質量は、40g以上50g以下が好ましい。大きな慣性が得られるとの観点から、質量は44g以上がより好ましく、45.00g以上が特に好ましい。USGAの規格が満たされるとの観点から、質量は45.93g以下が特に好ましい。
コア4は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。ゴム組成物の基材ゴムとして、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。反発性能の観点から、ポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
コア4のゴム組成物は、共架橋剤を含んでいる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物が、共架橋剤と共に有機過酸化物を含むことが好ましい。好ましい有機過酸化物として、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ−t−ブチルパーオキサイドが挙げられる。
コア4のゴム組成物が、充填剤、硫黄、加硫促進剤、硫黄化合物、老化防止剤、着色剤、可塑剤及び分散剤のような添加剤を含んでもよい。ゴム組成物が、カルボン酸又はカルボン酸塩を含んでもよい。ゴム組成物が、合成樹脂粉末又は架橋されたゴム粉末を含んでもよい。
コア4の直径は30.0mm以上が好ましく、38.0mm以上が特に好ましい。コア4の直径は42.0mm以下が好ましく、41.5mm以下が特に好ましい。コア4が、2以上の層を有してもよい。コア4が、その表面にリブを有してもよい。コア4が中空であってもよい。
中間層6は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の好ましい基材ポリマーは、アイオノマー樹脂である。好ましいアイオノマー樹脂として、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸との二元共重合体が挙げられる。好ましい他のアイオノマー樹脂として、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸と炭素数が2以上22以下のα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体が挙げられる。この二元共重合体及び三元共重合体において、好ましいα−オレフィンはエチレン及びプロピレンであり、好ましいα,β−不飽和カルボン酸はアクリル酸及びメタクリル酸である。この二元共重合体及び三元共重合体において、カルボキシル基の一部は金属イオンで中和されている。中和のための金属イオンとして、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。
アイオノマー樹脂に代えて、中間層6の樹脂組成物が他のポリマーを含んでもよい。他のポリマーとして、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン及びポリウレタンが例示される。樹脂組成物が、2種以上のポリマーを含んでもよい。
中間層6の樹脂組成物が、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等を含んでもよい。比重調整の目的で、この樹脂組成物がタングステン、モリブデン等の高比重金属の粉末を含んでもよい。
中間層6の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上が特に好ましい。中間層6の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。中間層6の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。中間層6の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。中間層6が、2以上の層を有してもよい。
カバー8は、樹脂組成物からなる。この樹脂組成物の好ましい基材ポリマーは、ポリウレタンである。樹脂組成物が、熱可塑性ポリウレタンを含んでもよく、熱硬化性ポリウレタンを含んでもよい。生産性の観点から、熱可塑性ポリウレタンが好ましい。熱可塑性ポリウレタンは、ハードセグメントとしてのポリウレタン成分と、ソフトセグメントとしてのポリエステル成分又はポリエーテル成分とを含む。
ポリウレタンは、分子内にウレタン結合を有する。このウレタン結合は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって形成されうる。
ウレタン結合の原料であるポリオールは、複数のヒドロキシル基を有する。低分子量ポリオール及び高分子量ポリオールが用いられうる。
ポリウレタン成分のイソシアネートとして、脂環式ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート及び脂肪族ジイソシアネートが例示される。特に、脂環式ジイソシアネートが好ましい。脂環式ジイソシアネートは主鎖に二重結合を有さないので、カバー8の黄変が抑制される。脂環式ジイソシアネートとして、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(HXDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)及びトランス−1,4−シクロヘキサンジイソシアネート(CHDI)が例示される。汎用性及び加工性の観点から、H12MDIが好ましい。
ポリウレタンに代えて、カバー8の樹脂組成物が他のポリマーを含んでもよい。他のポリマーとして、アイオノマー樹脂、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル及びポリオレフィンが例示される。樹脂組成物が、2種以上のポリマーを含んでもよい。
カバー8の樹脂組成物が、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等を含んでもよい。
カバー8の厚みは0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上が特に好ましい。カバー8の厚みは2.5mm以下が好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。カバー8の比重は0.90以上が好ましく、0.95以上が特に好ましい。カバー8の比重は1.10以下が好ましく、1.05以下が特に好ましい。カバー8が、2以上の層を有してもよい。
ゴルフボール2が、中間層6とカバー8との間に、補強層を備えてもよい。補強層は、中間層6と堅固に密着し、カバー8とも堅固に密着する。補強層は、中間層6からのカバー8の剥離を抑制する。補強層は、ポリマー組成物からなる。補強層の基材ポリマーとして、二液硬化型エポキシ樹脂及び二液硬化型ウレタン樹脂が例示される。
図2及び3に示されるように、それぞれのディンプル10の輪郭は円である。このゴルフボール2は、直径が4.40mmであるディンプルAと、直径が4.30mmであるディンプルBと、直径が4.15mmであるディンプルCと、直径が3.90mmであるディンプルDと、直径が3.00mmであるディンプルEとを備えている。ディンプル10の種類数は、5である。
ディンプルAの数は60個であり、ディンプルBの数は158個であり、ディンプルCの数は72個であり、ディンプルDの数は36個であり、ディンプルEの数は12個である。ディンプル10の総数は、338個である。これらのディンプル10とランド12とにより、ディンプルパターンが形成されている。
図4には、ディンプル10の中心及びゴルフボール2の中心を通過する平面に沿った、ゴルフボール2の断面が示されている。図4における上下方向は、ディンプル10の深さ方向である。図4において二点鎖線14で示されているのは、仮想球である。仮想球14の表面は、ディンプル10が存在しないと仮定されたときのゴルフボール2の表面である。仮想球14の直径は、ゴルフボール2の直径と同一である。ディンプル10は、仮想球14の表面から凹陥している。ランド12は、仮想球14の表面と一致している。本実施形態では、ディンプル10の断面形状は、実質的に円弧である。この円弧の曲率半径が、図4において符号CRで示されている。
図4において矢印Dmで示されているのは、ディンプル10の直径である。この直径Dmは、ディンプル10の両側に共通する接線Tgが画かれたときの、一方の接点Edと他方の接点Edとの距離である。接点Edは、ディンプル10のエッジでもある。エッジEdは、ディンプル10の輪郭を画定する。
それぞれのディンプル10の直径Dmは、2.0mm以上6.0mm以下が好ましい。直径Dmが2.0mm以上であるディンプル10は、乱流化に寄与する。この観点から、直径Dmは2.5mm以上がより好ましく、2.8mm以上が特に好ましい。直径Dmが6.0mm以下であるディンプル10は、実質的に球であるというゴルフボール2の本質を損ねない。この観点から、直径Dmは5.5mm以下がより好ましく、5.0mm以下が特に好ましい。
図4において両矢印Dp1で示されているのは、ディンプル10の第一深さである。この第一深さDp1は、ディンプル10の最深部と仮想球14の表面との距離である。図4において両矢印Dp2で示されているのは、ディンプル10の第二深さである。この第二深さDp2は、ディンプル10の最深部と接線Tgとの距離である。
ゴルフボール2のホップが抑制されるとの観点から、ディンプル10の第一深さDp1は0.10mm以上が好ましく、0.13mm以上がより好ましく、0.15mm以上が特に好ましい。ゴルフボール2のドロップが抑制されるとの観点から、第一深さDp1は0.65mm以下が好ましく、0.60mm以下がより好ましく、0.55mm以下が特に好ましい。
ディンプル10の面積Sは、無限遠からゴルフボール2の中心を見た場合の、ディンプル10の輪郭に囲まれた領域の面積である。円形ディンプル10の場合、面積Sは下記数式によって算出される。
S = (Dm / 2) * π
図2及び3に示されたゴルフボール2では、ディンプルAの面積は15.21mmであり、ディンプルBの面積は14.52mmであり、ディンプルCの面積は13.53mmであり、ディンプルDの面積は11.95mmであり、ディンプルEの面積は7.07mmである。
本発明では、全てのディンプル10の面積Sの合計の、仮想球14の表面積に対する比率は、占有率Soと称される。十分な乱流化が得られるとの観点から、占有率Soは78%以上が好ましく、80%以上がより好ましく、82%以上が特に好ましい。占有率Soは、95%以下が好ましい。図2及び3に示されたゴルフボール2では、ディンプル10の合計面積は4695.6mmである。このゴルフボール2の仮想球14の表面積は5728mmなので、占有率Soは82.0%である。
全てのディンプル10の面積の標準偏差Suは、1.7mm以下が好ましい。Suが1.7mm以下であるゴルフボール2は、飛行性能に優れる。この観点から、標準偏差Suは、1.61mm以下がより好ましく、1.44mm以下が特に好ましい。標準偏差Suは、1.2mm以上が好ましい。本実施形態では、全てのディンプル10の面積の平均値は、13.89mmである。従ってこれらの面積の標準偏差Suは、下記の数式によって算出される。
Su = (((15.20- 13.89)* 60 + (14.52- 13.89)* 158 + (13.53 - 13.89)* 72
+ (11.95- 13.89) * 36 + (7.07- 13.89) * 12)) / 338)1/2
= 1.61
十分な占有率Soが達成されるとの観点から、ディンプル10の総数は250個以上が好ましく、280個以上がより好ましく、300個以上が特に好ましい。個々のディンプル10が乱流化に寄与しうるとの観点から、総数は450個以下が好ましく、410個以下がより好ましく、390個以下が特に好ましい。
本発明において「ディンプルの容積V」とは、仮想球14の表面とディンプル10の表面とに囲まれた部分の容積を意味する。ディンプル10の総容積TVは、450mm以上750mm以下が好ましい。総容積TVが450mm以上であるゴルフボール2では、飛行中のホップが抑制される。この観点から、総容積TVは480mm以上がより好ましく、500mm以上が特に好ましい。総容積TVが750mm以下であるゴルフボール2では、飛行中のドロップが抑制される。この観点から、総容積TVは730mm以下がより好ましく、710mm以下が特に好ましい。
図3に示されるように、ゴルフボール2(又は仮想球14)の表面は、赤道Eqにより、2つの半球HEに区画されうる。具体的には、表面は、北半球NHと南半球SHとに区画されうる。それぞれの半球HEは、ポールPを有している。ポールPは、ゴルフボール2のための成形型の、最も深い点に対応する。
図2の平面図には、北半球が示されている。南半球(底面図に相当)は、図2のディンプルパターンがポールPを中心として回転させられたパターンを有する。図2に示された線分S1、S2及びS3のそれぞれは、ポールPから延びている。線分S1と線分S2との、ポールPにおける角度は、120°である。線分S2と線分S3との、ポールPにおける角度は、120°である。線分S3と線分S1との、ポールPにおける角度は、120°である。
ゴルフボール2(又は仮想球14)の表面のうち、線分S1、線分S2及び赤道Eq(図3参照)で囲まれたゾーンは、第一球面三角形T1である。ゴルフボール2(又は仮想球14)の表面のうち、線分S2、線分S3及び赤道Eqで囲まれたゾーンは、第二球面三角形T2である。ゴルフボール2(又は仮想球14)の表面のうち、線分S3、線分S1及び赤道Eqで囲まれたゾーンは、第三球面三角形T3である。それぞれの球面三角形は、ユニットである。この半球HEは、3つのユニットに区画されうる。
第一球面三角形T1のディンプルパターンが、2つのポールPを結ぶ直線を軸として120°回転させられると、第二球面三角形T2のディンプルパターンと、実質的に重なる。第二球面三角形T2のディンプルパターンが、2つのポールPを結ぶ直線を軸として120°回転させられると、第三球面三角形T3のディンプルパターンと、実質的に重なる。第三球面三角形T3のディンプルパターンが、2つのポールPを結ぶ直線を軸として120°回転させられると、第一球面三角形T1のディンプルパターンと、実質的に重なる。換言すれば、半球のディンプルパターンは、互いに回転対称である3つのユニットからなる。
半球HEのディンプルパターンが、2つのポールPを結ぶ直線を軸として120°回転させられたパターンは、回転前のディンプルパターンと実質的に重なる。半球HEのディンプルパターンは、120°回転対称である。
図2に示された線分S4は、ポールPから延びている。線分S4と線分S1との、ポールPにおける角度は、60°である。線分S4と線分S2との、ポールPにおける角度は、60°である。線分S4により、第一球面三角形T1(ユニット)は、小さな球面三角形T1a及び他の小さな球面三角形T1bに区画されうる。球面三角形T1a及び球面三角形T1bは、小ユニットである。
両ポールPを結ぶ直線及び線分S4を含む平面に対して、球面三角形T1aのディンプルパターンが反転させられたパターンは、球面三角形T1bのディンプルパターンと実質的に重なる。換言すれば、第一球面三角形T1(ユニット)のディンプルパターンは、互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなる。
図示はされていないが、第一球面三角形T1同様に、第二球面三角形T2のディンプルパターンも、互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなる。第三球面三角形T3のディンプルパターンも、互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなる。この半球HEのディンプルパターンは、6個の小ユニットからなる。
本発明者が得た知見によれば、半球のディンプルパターンが互いに120°回転対称である3つのユニットからなり、それぞれのユニットのディンプルパターンが互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなるゴルフボール2では、乱流化が促進される。このゴルフボール2は、飛行性能に優れる。
ユニットが互いに鏡面対称である2つの小ユニットに区画されないディンプルパターンを、ゴルフボールが有してもよい。半球が互いに120°回転対称である3つのユニットに区画されないディンプルパターンを、ゴルフボールが有してもよい。
図5は、図2のゴルフボール2の一部が示された拡大図である。図5には、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bが示されている。第一ディンプル10aにとって、第二ディンプル10bは近傍ディンプルである。第二ディンプル10bにとって、第一ディンプル10aは、近傍ディンプルである。第一ディンプル10aと第二ディンプル10bとは、1つの近傍ディンプル対16を形成する。
図5において符号CLで示されているのは、第一ディンプル10aの中心と第二ディンプル10bの中心とを結ぶ線分である。図5において符号Lで示されているのは、近傍ディンプル対16の間の距離である。距離Lは、線分CLに沿って測定される。
ゴルフボール2の表面は曲面であるが、ディンプル10のサイズはゴルフボール2のサイズに比べて十分小さいので、図5では曲面が平面に近似されて線分CLが画かれ、距離Lが測定される。以下の図6−9においても、同様に、曲面が平面に近似される。
以下、近傍ディンプルの定義が説明される。図6には、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bが示されている。第一ディンプル10aの中心と第二ディンプル10bの中心とを結ぶ線分CLは、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10b以外のディンプル10と交差していない。
図6において、符号Tg1で示されているのは、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bの第一共通内接線である。この第一共通内接線Tg1では、一端は第一ディンプル10aの円周上にあり、他端は第二ディンプル10bの円周上にある。この第一共通内接線Tg1は、いずれのディンプル10とも交差していない。
図6において、符号Tg2で示されているのは、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bの第二共通内接線である。この第二共通内接線Tg2では、一端は第一ディンプル10aの円周上にあり、他端は第二ディンプル10bの円周上にある。この第二共通内接線Tg2は、いずれのディンプル10とも交差していない。
本発明では、2つのディンプル10が下記の条件(1)及び(2)の両方を満たすとき、これらのディンプル10は、「近傍ディンプル対」と称される。
(1)これらのディンプルの中心を結ぶ直線が、他のディンプルと交差しない。
(2)これらのディンプルの2つの共通内接線が、それぞれ、いずれのディンプルとも交差しない。
近傍ディンプル対16が存在するとき、この近傍ディンプル対16の一方のディンプル10は、他方のディンプル10に対して近傍ディンプルであり、他方のディンプル10は、一方のディンプル10に対して近傍ディンプルである。
図6に示された第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bは、近傍ディンプル対16を形成する。第一ディンプル10aは第二ディンプル10bに対して近傍ディンプルであり、第二ディンプル10bは第一ディンプル10aに対して近傍ディンプルである。
図7には、第一ディンプル10a、第二ディンプル10b及び第三ディンプル10cが示されている。第一ディンプル10aの中心と第二ディンプル10bの中心とを結ぶ線分CLは、第三ディンプル10cと交差している。従って、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bの対は、近傍ディンプル対16ではない。第一ディンプル10aは第二ディンプル10bに対して近傍ディンプルでなく、第二ディンプル10bは第一ディンプル10aに対して近傍ディンプルでない。
図8には、第一ディンプル10a、第二ディンプル10b及び第三ディンプル10cが示されている。第一ディンプル10aの中心と第二ディンプル10bの中心とを結ぶ線分CLは、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10b以外のディンプル10と交差していない。第一共通内接線Tg1は、いずれのディンプル10とも交差していない。しかし、第二共通内接線Tg2は、第三ディンプル10cと交差している。従って、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bの対は、近傍ディンプル対16ではない。第一ディンプル10aは第二ディンプル10bに対して近傍ディンプルでなく、第二ディンプル10bは第一ディンプル10aに対して近傍ディンプルでない。
図9には、第一ディンプル10a、第二ディンプル10b、第三ディンプル10c、第四ディンプル10d及び第五ディンプル10eが示されている。
第一ディンプル10aの中心と第二ディンプル10bの中心とを結ぶ線分は、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10b以外のディンプル10と交差していない。さらに、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bの2つの共通内接線は、それぞれ、いずれのディンプル10とも交差していない。第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bは、近傍ディンプル対16を形成する。
第一ディンプル10aの中心と第三ディンプル10cの中心とを結ぶ線分は、第一ディンプル10a及び第三ディンプル10c以外のディンプル10と交差していない。さらに、第一ディンプル10a及び第三ディンプル10cの2つの共通内接線は、それぞれ、いずれのディンプル10とも交差していない。第一ディンプル10a及び第三ディンプル10cは、近傍ディンプル対16を形成する。
第一ディンプル10aと第四ディンプル10dとの2つの共通内接線のうちの1つは、第二ディンプル10bと交差している。従って、第一ディンプル10a及び第四ディンプル10dは、近傍ディンプル対16を形成しない。
第一ディンプル10aの中心と第五ディンプル10eの中心とを結ぶ線分は、第三ディンプル10cと交差している。従って、第一ディンプル10a及び第五ディンプル10eは、近傍ディンプル対16を形成しない。
前述の通り、第一ディンプル10a及び第二ディンプル10bは近傍ディンプル対16を形成し、第一ディンプル10a及び第三ディンプル10cも近傍ディンプル対16を形成する。図9には、少なくとも2つの近傍ディンプル対16が存在する。
前述の通り、第一ディンプル10aにとって、第二ディンプル10bは近傍ディンプルであり、第三ディンプル10cも近傍ディンプルである。第一ディンプル10aは、少なくとも2つの近傍ディンプルを有する。従って第一ディンプル10aは、少なくとも2つの距離L(図5参照)を有する。第一ディンプル10aは、さらに別の近傍ディンプルを有するかもしれない。ゴルフボール2の全体では、それぞれのディンプル10が、近傍ディンプルを有しうる。このゴルフボール2には、多数の近傍ディンプル対16が存在する。
全ての近傍ディンプル対16の間の距離Lの標準偏差Pdは、0.500mm未満が好ましい。換言すれば、小さな標準偏差Pdが好ましい。前述の通り、このゴルフボール2では、ディンプル10の面積の標準偏差Suは、小さい。標準偏差Suが小さくかつ標準偏差Pdが小さなゴルフボール2では、サイズのバラツキの小さなディンプル10が、均一に配置されている。このゴルフボール2は、飛行性能に優れる。飛行性能の観点から、標準偏差Pdは0.458mm以下がより好ましく、0.317mm以下が特に好ましい。
全ての近傍ディンプル対16の間の距離Lの平均は、1.0mm以下が好ましく、0.7mm以下がより好ましく、0.5mm以下が特に好ましい。平均は、0.0mm以上が好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
100質量部のハイシスポリブタジエン(JSR社の商品名「BR−730」)、22.5質量部のアクリル酸亜鉛、5質量部の酸化亜鉛、5質量部の硫酸バリウム、0.5質量部のジフェニルジスルフィド及び0.6質量部のジクミルパーオキサイドを混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃で18分間加熱して、直径が38.5mmであるコアを得た。
50質量部のアイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1605」)、50質量部の他のアイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミランAM7329」)及び4質量部の二酸化チタンを二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を射出成形法にてコアの周りに被覆し、中間層を形成した。この中間層の厚みは、1.6mmであった。
二液硬化型エポキシ樹脂を基材ポリマーとする塗料組成物(神東塗料社の商品名「ポリン750LE)を調製した。この塗料組成物の主剤液は、30質量部のビスフェノールA型固形エポキシ樹脂と、70質量部の溶剤とからなる。この塗料組成物の硬化剤液は、40質量部の変性ポリアミドアミンと、55質量部の溶剤と、5質量部の二酸化チタンとからなる。主剤液と硬化剤液との質量比は、1/1である。この塗料組成物を中間層の表面にスプレーガンで塗布し、23℃の雰囲気下で6時間保持して、補強層を得た。この補強層の厚みは、10μmであった。
100質量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(BASFジャパン社の商品名「エラストランXNY85A」)及び4質量部の二酸化チタンを二軸混練押出機で混練し、樹脂組成物を得た。この樹脂組成物から、圧縮成形法にて、ハーフシェルを得た。2枚のハーフシェルで、コア、中間層及び補強層からなる球体を被覆した。これらのハーフシェル及び球体を、共に半球状キャビティを備え、キャビティ面に多数のピンプルを備えた上型及び下型からなるファイナル金型に投入し、圧縮成形法にてカバーを得た。カバーの厚みは、0.5mmであった。カバーには、ピンプルの形状が反転した形状を有するディンプルが形成された。このカバーの周りに二液硬化型ポリウレタンを基材とするクリアー塗料を塗装し、直径が約42.7mmであり質量が約45.6gである実施例1のゴルフボールを得た。このゴルフボールのディンプルパターンが、図2及び3に示されている。このゴルフボールのディンプルの仕様が、下記の表1に示されている。このゴルフボールの半球のディンプルパターンは、互いに回転対称である3つのユニットからなる。それぞれのユニットのディンプルパターンは、互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなる。
[実施例2−4並びに比較例1及び2]
ファイナル金型を変更し、ディンプルの仕様を下記の表1及び2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−4並びに比較例1及び2のゴルフボールを得た。それぞれのゴルフボールのディンプルの仕様が、下記の表1及び2に示されている。このゴルフボールの半球のディンプルパターンは、互いに回転対称である3つのユニットからなる。それぞれのユニットのディンプルパターンは、互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなる。
[実施例5]
ファイナル金型を変更し、ディンプルの仕様を下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例5のゴルフボールを得た。このゴルフボールのディンプルの仕様が、下記の表2に示されている。このゴルフボールの半球のディンプルパターンは、互いに回転対称である3つのユニットに区画され得ない。
[フライトテスト#1]
ゴルフラボラトリー社のスイングマシンに、チタン合金製のヘッドを備えたドライバー(住友ゴム工業社の商品名「XXIO 10」、シャフト硬度:R、ロフト角:10.5°)を装着した。このゴルフボールを、ヘッド速度が40m/secであり、打ち出し角度が約12°であり、バックスピン速度が約2300rpmである条件で打撃して、発射地点から静止地点までの距離を測定した。テスト時は、ほぼ無風であった。20回の測定で得られたデータの平均値が、下記の表3−4に示されている。
[フライトテスト#2]
ゴルフラボラトリー社のスイングマシンに、チタン合金製のヘッドを備えたドライバー(住友ゴム工業社の商品名「SRIXON Z−TX」、シャフト硬度:X、ロフト角:8.5°)を装着した。このゴルフボールを、ヘッド速度が50m/secであり、打ち出し角度が約10°であり、バックスピン速度が約2500rpmである条件で打撃して、発射地点から静止地点までの距離を測定した。テスト時は、ほぼ無風であった。20回の測定で得られたデータの平均値が、下記の表3−4に示されている。
Figure 2019005540
Figure 2019005540
Figure 2019005540
Figure 2019005540
表3−4に示されるように、各実施例のゴルフボールは、ヘッド速度が40m/secである条件での飛行性能に優れている。換言すれば、各実施例のゴルフボールは、平均的なヘッド速度を有するゴルフプレーヤーに適している。さらに、実施例1−4に係るゴルフボールは、ヘッド速度が50m/secである条件での飛行性能にも優れている。これらの評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
前述のディンプルパターンは、スリーピースゴルフボールのみならず、ワンピースゴルフボール、ツーピースゴルフボール、フォーピースゴルフボール、ファイブピースゴルフボール、シックスピースゴルフボール、糸巻きゴルフボール等、様々な構造を有するゴルフボールに適用されうる。
2・・・ゴルフボール
4・・・コア
6・・・中間層
8・・・カバー
10・・・ディンプル
12・・・ランド
14・・・仮想球
16・・・近傍ディンプル対

Claims (6)

  1. その表面に複数のディンプルを備えたゴルフボールであって、
    全てのディンプルの面積の標準偏差が1.7mm以下であり、
    全ての近傍ディンプル対の間の距離Lの標準偏差Pdが0.500mm未満であるゴルフボール。
  2. 上記標準偏差Pdが0.400mm未満である請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 上記ゴルフボールの仮想球の半球のディンプルパターンが、互いに回転対称である3つのユニットからなり、
    それぞれのユニットのディンプルパターンが、互いに鏡面対称である2つの小ユニットからなる請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 上記仮想球の表面積に対する、上記ディンプルの面積の合計の比率Soが、78.0%以上である請求項1から3のいずれかに記載のゴルフボール。
  5. 全てのディンプルの容積の合計が450mm以上750mm以下である請求項1から4のいずれかに記載のゴルフボール。
  6. ディンプルの総数が300個以上390個以下である請求項1から5のいずれかに記載のゴルフボール。
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