JP2019001488A

JP2019001488A - Cardboard packaging box

Info

Publication number: JP2019001488A
Application number: JP2017116452A
Authority: JP
Inventors: 信一関川; Shinichi Sekikawa
Original assignee: KANEKO HOUSO CO Ltd
Current assignee: KANEKO HOUSO CO Ltd
Priority date: 2017-06-14
Filing date: 2017-06-14
Publication date: 2019-01-10
Anticipated expiration: 2037-06-14
Also published as: JP6849541B2

Abstract

To provide a cardboard packaging box which can satisfy improvement in strength characteristics, suppression of material increase, simplification of production, suppression of cost increase, avoidance of complication in structure, easiness in an assembly operation including a lid closing operation and stability in an assembly state including a lid closed state.SOLUTION: A pressing part A1 of a flap 15A for pressing a part C2 to be pressed of a flap 15C has an inclined edge 17. At the part C2 to be pressed of the flap 15C pressed via the pressing part A1 of the flap 15A, a lock groove 21 and a pair of pinching pieces 22, 23 are provided. Regarding the inclined edge 17 of the flap 15A and the lock groove 21 of the flap 15C when an upper surface opening 13 is brought into a closed state, by the lock groove 21 receiving the inclined edge 17 side, the flap 15A and the flap 15C come into a locked state. The flap inclined edge 17 side received in the lock groove 21 is pinched by both pinching pieces 22, 23.SELECTED DRAWING: Figure 1

Description

本発明は段ボール紙や板紙（ボール紙）のような厚紙材料からなる折り畳み式の包装用箱に関し、とくに濡れ耐性・耐荷重性・耐型崩れ特性などについて、コストアップを抑制しつつこれらの特性を改善した厚紙製包装用箱に関する。 The present invention relates to a foldable packaging box made of a cardboard material such as corrugated paper or paperboard (cardboard), and in particular, with respect to wet resistance, load resistance, deformation resistance, etc., while suppressing the cost increase, these characteristics The present invention relates to a cardboard packaging box with improved quality.

野菜など農産品を出荷する際の包装手段として、段ボール紙で代表される厚紙製の包装用箱が広く採用されている。その採用理由は、応分の強度を有するにもかかわらず低コストであること、ストック時に折り畳み状態にすることで省スペース収納が実現すること、製作が簡単であること、使用の際の組み立てが容易であること、リユースやリサイクルが可能であることなど、多くの利点を有するからである。 As packaging means for shipping agricultural products such as vegetables, cardboard packaging boxes typified by cardboard are widely used. The reason for its adoption is low cost despite having adequate strength, space saving storage by folding in stock, easy manufacture, and easy assembly during use This is because it has many advantages such as being reusable and recyclable.

従来の野菜包装用段ボール箱で典型的なものは、上下両面が開口された角筒状の筒状胴体と、筒状胴体の上面開口部周縁に折り畳み自在に一体形成された四枚の上蓋用フラップと、筒状胴体の下面開口部周縁に折り畳み自在に一体形成された四枚の底蓋用フラップとを備えている。かかる段ボール箱の場合、上蓋用の各フラップを数回となく開閉する必要から、それをステープルやテープで密閉せずに、「たとう式」などと称される重ね折り状態で組み止めるようにしている。すなわち、各上蓋用フラップの被押さえ部（一側部）をそれぞれ隣接する各上蓋用フラップの一側部下に差し込むようにしている。このフラップ操作は、たとえば、時計回り方向に順次行われる。一方、四枚の底蓋用フラップについては、上記と同様にして各フラップを閉じ込んだりするほか、蓋差し込み式と称する方式で各フラップを閉じ込んだりする。 A typical conventional cardboard box for vegetable packaging is a rectangular tubular body that is open on both the top and bottom sides, and four upper lids that are integrally formed to be foldable around the periphery of the top opening of the tubular body. A flap and four bottom lid flaps integrally formed to be foldable on the periphery of the lower surface opening of the cylindrical body are provided. In the case of such a corrugated cardboard box, it is necessary to open and close each flap for the top cover several times. Therefore, the flaps are not sealed with staples or tapes, but are assembled in a folded state called a “tato type”. ing. That is, the pressed portion (one side portion) of each upper lid flap is inserted under one side portion of each adjacent upper lid flap. This flap operation is sequentially performed in the clockwise direction, for example. On the other hand, for the four flaps for the bottom lid, each flap is closed in the same manner as described above, and each flap is closed by a method called a lid insertion type.

上蓋用フラップの蓋閉じ状態において上記ステープルレス方式を採用した場合、被包装物を傷つける原因（金属製のステープル）が箱にないから、被包装物（箱詰め野菜など）が傷つくことはないし、箱自体がステープルで傷つけられることもない。上記テープレス方式の場合も、テープ使用時にみられるフラップ損傷がなく、箱の長期使用が可能になるので望ましい。しかしながら一方では、ステープルレスやテープレスために、蓋閉じ状態を安定に保持するのが困難になる。蓋閉じ状態の安定性が十分でないときは、また、箱詰め野菜（長ネギ）からの滲出液（ヌタ）で箱が湿潤したりすると、それが原因で箱の型崩れが生じたりする。 When the above-mentioned stapleless method is adopted when the lid of the upper lid is closed, the package (such as boxed vegetables) will not be damaged because there is no cause for damage to the package (metal staples) in the box. It is not damaged by staples. The above tapeless method is also preferable because there is no flap damage seen when using the tape, and the box can be used for a long time. However, on the other hand, it is difficult to stably keep the lid closed because of stapleless or tapeless. When the stability in the closed state of the lid is not sufficient, when the box gets wet with exudate from the boxed vegetables (long onion), the box may lose its shape.

下記の特許文献１に開示された段ボール箱は、四枚ある上蓋用フラップのうち、その一部に相対的な掛け止め機能を付加することで、各フラップ相互の閉鎖状態を安定に保持するようにしている。上蓋用の各フラップが安定閉鎖状態を呈するこの段ボール箱の場合、上蓋全体が強度面でしっかりしたものになる。したがって、箱詰め野菜からの滲出液で箱が湿潤したとしても、それが原因で直ちに型崩れをきたすようなことはなく、箱の積み重ねも可能になる。実情に即していうと、特許文献１の段ボール箱は、この種の湿潤に対しても、応分の包装機能を発揮して出荷・搬送・納品を可能にしている。 The corrugated cardboard box disclosed in Patent Document 1 described below stably holds the closed state between the flaps by adding a relative latching function to a part of the four flaps for the upper lid. I have to. In the case of this corrugated cardboard box in which each flap for the upper lid is in a stable closed state, the entire upper lid is solid in strength. Therefore, even if the box is moistened with exudate from the boxed vegetables, it does not immediately cause loss of shape, and the boxes can be stacked. According to the actual situation, the corrugated cardboard box of Patent Document 1 exhibits a proper packaging function even for this kind of wetting and enables shipping, transport and delivery.

しかしながら、特許文献１の段ボール箱にも改善すべき課題が残されている。それは掛止用の両フラップに形成される「掛止片」が大きくて「切り込み」が長いものであるために、掛止構造が大掛かりなることである。ちなみに、大きな掛止片は材料ロスをともなうことが多く、長い切り込みの場合はフラップの強度低下を防止するための技術配慮が要求される。さらに、上蓋用フラップに対し、この種の掛止構造を二箇所以上に設けてフラップ閉鎖状態をより安定化させるというとき、大きな掛止片や長い切り込みに依存するものでは、その実現が困難になる難点もある。 However, the cardboard box of Patent Document 1 still has problems to be improved. This is because the “holding piece” formed on both hooking flaps is large and the “cut” is long, so that the hooking structure becomes large. By the way, a large latching piece often has a material loss, and in the case of a long notch, technical considerations for preventing a decrease in the strength of the flap are required. Furthermore, when this type of latching structure is provided at two or more locations on the flap for the upper lid to stabilize the flap closed state, it is difficult to realize it if it depends on a large latching piece or a long notch. There are also difficulties.

特開２０１１−０９８７７５号公報JP 2011-098775 A

本発明はこのような技術上の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、強度特性の向上・材料増加の抑制・製造の簡易化・コストアップの抑制・構造の複雑化回避・蓋閉じ操作を含めた組み立て操作の容易性・蓋閉じ状態を含めた組み立て状態の安定性などについて、これらを満足させることのできる厚紙製包装用箱を提供することにある。 The present invention has been made to solve such technical problems, and the object of the present invention is to improve strength characteristics, suppress material increase, simplify manufacturing, suppress cost increase, and structure. An object of the present invention is to provide a cardboard packaging box capable of satisfying these in terms of avoiding complication, ease of assembly operation including lid closing operation, stability of assembly state including lid closed state, and the like.

本発明に係る厚紙製包装用箱は、所期の目的を達成するための課題解決手段として、下記複数の技術内容、すなわち、下記の第１項ないし第６項に記載された技術内容を特徴とするものである。
［第１項］
四角形の上面開口部や四角形の下面開口部をもつ四角筒状の筒状胴体と、その筒状胴体の上面開口部を覆い閉じるための上蓋と、その筒状胴体の下面開口部を覆い閉じるための底蓋とを有するものであること、および、
前記上蓋用のフラップとして第１のフラップと第２のフラップと第３のフラップと第４のフラップとを備え、かつ、第１のフラップと第３のフラップとが前後一対をなし、第２のフラップと第４のフラップとが左右一対をなしていること、および、
前記第１と第３の両フラップが前記筒状胴体における前後両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第１と第３の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっており、かつ、前記第２と第４の両フラップが前記筒状胴体における左右両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第２と第４の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっていること、および、
前記四つのフラップの各一側端部が押さえ部になっており、かつ、前記四つのフラップの各他側端部が被押さえ部になっていること、および、
前記四つのフラップをそれぞれ前記筒状胴体の上面開口部側へ折り込んで当該上面開口部をその四つのフラップで覆い閉じ状態にしたときに、当該上面開口部の四隅領域でそれぞれ交差するフラップ相互の前記押さえ部と前記被押さえ部とが、押さえ部を上かつ被押さえ部を下にして互いに重なり合うものであること
を前提とする厚紙製包装用箱において、
前記四つのフラップのうちの二つのフラップであって、前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときに前記上面開口部の一隅領域で押さえ部と被押さえ部とが交差状態で重なり合う二つのフラップについて、その一方を一方フラップとし、その他方を他方フラップとした場合、他方プラップの被押さえ部を押さえ込む一方フラップの押さえ部が、そのフラップ側縁に、一方フラップ基端部側から一方フラップ先端部側に向けて傾斜する傾斜縁を有しており、かつ、一方プラップの押さえ部を介して押さえ込まれる他方フラップの被押さえ部には、その被押さえ部領域にあって他方フラップ先端部側から他方フラップ基端部方向に向けて切り込まれたロック溝が形成されているとともに、他方フラップの被押さえ部におけるロック溝の両側部位が一対の挟み片になっていること、および、
前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときの前記一方プラップの傾斜縁と前記他方フラップのロック溝について、他方フラップのロック溝が一方プラップのフラップ傾斜縁側を受け入れることにより一方プラップと他方フラップとがロック状態になるものであり、かつ、他方フラップのロック溝内に受け入れられた一方プラップのフラップ傾斜縁側が、他方フラップの被押さえ部にある一対の挟み片で挟み込まれるものであること
を特徴とする厚紙製包装用箱。
［第２項］
四角形の上面開口部や四角形の下面開口部をもつ四角筒状の筒状胴体と、その筒状胴体の上面開口部を覆い閉じるための上蓋と、その筒状胴体の下面開口部を覆い閉じるための底蓋とを有するものであること、および、
前記上蓋用のフラップとして第１のフラップと第２のフラップと第３のフラップと第４のフラップとを備え、かつ、第１のフラップと第３のフラップとが前後一対をなし、第２のフラップと第４のフラップとが左右一対をなしていること、および、
前記第１と第３の両フラップが前記筒状胴体における前後両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第１と第３の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっており、かつ、前記第２と第４の両フラップが前記筒状胴体における左右両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第２と第４の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっていること、および、
前記四つのフラップの各一側端部が押さえ部になっており、かつ、前記四つのフラップの各他側端部が被押さえ部になっていること、および、
前記四つのフラップをそれぞれ前記筒状胴体の上面開口部側へ折り込んで当該上面開口部をその四つのフラップで覆い閉じ状態にしたときに、当該上面開口部の四隅内でそれぞれ交差するフラップ相互の前記押さえ部と前記被押さえ部とが、押さえ部を上かつ被押さえ部を下にして互いに重なり合うものであること
を前提とする厚紙製包装用箱において、
前記四つのフラップのうちの二つのフラップであって、前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときに前記上面開口部の一隅領域で押さえ部と被押さえ部とが交差状態で重なり合う二つのフラップについて、その一方を一方フラップとし、その他方を他方フラップとした場合、一方プラップの押さえ部で押さえ込まれる他方フラップの被押さえ部が、そのフラップ側縁に、他方フラップ基端部側から他方フラップ先端部側に向けて傾斜する傾斜縁を有しており、かつ、他方プラップの被押さえ部を押さえ込む一方フラップの押さえ部には、その押さえ部領域にあって一方フラップ先端部側から一方フラップ基端部方向に向けて切り込まれたロック溝が形成されているとともに、一方フラップの押さえ部におけるロック溝の両側部位が一対の挟み片になっていること、および、
前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときの前記一方プラップのロック溝と前記他方フラップの傾斜縁について、一方フラップのロック溝が他方プラップのフラップ傾斜縁側を受け入れることにより一方プラップと他方フラップとがロック状態になるものであり、かつ、一方フラップのロック溝内に受け入れられた他方プラップのプラップ傾斜縁側が、一方フラップの押さえ部にある一対の挟み片で挟み込まれるものであること
を特徴とする厚紙製包装用箱。
［第３項］
前記傾斜縁をフラップ側縁に有する上蓋用フラップが複数あるとともに、前記ロック溝および一対の前記挟み片を有する上蓋用フラップが複数あり、かつ、前記傾斜縁を有する上蓋用フラップと、前記ロック溝および一対の前記挟み片を有する上蓋用フラップとが、それぞれロック状態になるものである第１項または第２項に記載された厚紙製包装用箱。［第４項］
前記ロック片の先端部側にある角部が丸みを帯びたものとなっており、かつ、前記ロック溝がその入口側に広い導入部を有している第１項ないし第３項のいずれかに記載された厚紙製包装用箱。
［第５項］
前記挟み片がその先端部側へ向かうにしたがい次第に薄くなっている第１項ないし第４項のいずれかに記載された厚紙製包装用箱。
［第６項］
フラップ面について、前記挟み片が重なる部位の面が凹んでいる第１項ないし第５項のいずれかに記載された厚紙製包装用箱。 The cardboard packaging box according to the present invention is characterized by the following technical contents, that is, the technical contents described in the following items 1 to 6, as means for solving the problems to achieve the intended purpose. It is what.
[Section 1]
A rectangular cylindrical tubular body having a rectangular upper surface opening and a rectangular lower surface opening, an upper lid for covering and closing the upper surface opening of the cylindrical body, and for covering and closing the lower surface opening of the cylindrical body Having a bottom lid of, and
As the flap for the upper lid, a first flap, a second flap, a third flap, and a fourth flap are provided, and the first flap and the third flap form a pair of front and rear, The flap and the fourth flap form a pair of left and right, and
The first and third flaps are respectively integrated with upper ends of both front and rear side walls of the cylindrical body, and the first and third flaps are directed toward the upper surface opening of the cylindrical body. The second and fourth flaps are foldable and integrated with the upper ends of the left and right side walls of the cylindrical body, and the second and fourth flaps are integrated into the cylindrical shape. It can be folded toward the upper surface opening side of the fuselage, and
Each one side end of the four flaps is a pressing part, and each other side end of the four flaps is a pressed part, and
When the four flaps are folded to the upper surface opening side of the cylindrical body and the upper surface opening is covered with the four flaps, the flaps intersect each other at the four corner regions of the upper surface opening. In the cardboard packaging box on the premise that the pressing part and the pressed part overlap with each other with the pressing part up and the pressed part down,
Two flaps out of the four flaps, and when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the pressing portion and the pressed portion overlap each other in a corner area of the upper surface opening. When one of the two flaps is one flap and the other is the other flap, the flap holding part that holds down the pressed part of the other flap is on one side from the flap base end to the flap side edge. The other end of the flap has an inclined edge that is inclined toward the front end of the flap, and the pressed portion of the other flap that is pressed through the holding portion of the one flap is in the pressed portion region. A lock groove cut from the side toward the other flap base end is formed, and the lock groove in the pressed portion of the other flap is formed. The side portion is in a pair of clamping pieces, and,
With respect to the inclined edge of the one flap and the lock groove of the other flap when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the other flap lock groove accepts the flap inclined edge side of the one flap and the one flap. The other flap is in a locked state, and the flap inclined edge side of one flap received in the lock groove of the other flap is sandwiched between a pair of sandwiching pieces in the pressed portion of the other flap. A cardboard packaging box characterized by this.
[Section 2]
A rectangular cylindrical tubular body having a rectangular upper surface opening and a rectangular lower surface opening, an upper lid for covering and closing the upper surface opening of the cylindrical body, and for covering and closing the lower surface opening of the cylindrical body Having a bottom lid of, and
As the flap for the upper lid, a first flap, a second flap, a third flap, and a fourth flap are provided, and the first flap and the third flap form a pair of front and rear, The flap and the fourth flap form a pair of left and right, and
The first and third flaps are respectively integrated with upper ends of both front and rear side walls of the cylindrical body, and the first and third flaps are directed toward the upper surface opening of the cylindrical body. The second and fourth flaps are foldable and integrated with the upper ends of the left and right side walls of the cylindrical body, and the second and fourth flaps are integrated into the cylindrical shape. It can be folded toward the upper surface opening side of the fuselage, and
Each one side end of the four flaps is a pressing part, and each other side end of the four flaps is a pressed part, and
When the four flaps are folded to the upper surface opening side of the cylindrical body and the upper surface opening is covered with the four flaps and closed, the flaps intersecting each other in the four corners of the upper surface opening, respectively. In the cardboard packaging box on the premise that the pressing part and the pressed part overlap with each other with the pressing part up and the pressed part down,
Two flaps out of the four flaps, and when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the pressing portion and the pressed portion overlap each other in a corner area of the upper surface opening. When one of the two flaps is one flap and the other is the other flap, the pressed portion of the other flap pressed by the holding portion of the one flap is on the flap side edge from the other flap base end side. The flap has a sloping edge that slopes toward the front end of the flap, and holds down the pressed portion of the other flap. A lock groove cut toward the flap base end is formed, and both sides of the lock groove in the flap holding part are It is a hot tongs part pair, and,
With respect to the locking groove of the one flap and the inclined edge of the other flap when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the one flap and the one side of the flap by receiving the flap inclined edge side of the other flap. The other flap is in a locked state, and the flap inclined edge side of the other flap received in the lock groove of the one flap is sandwiched between a pair of clip pieces on the pressing portion of the one flap. Cardboard packaging box characterized by
[Section 3]
There are a plurality of flaps for the upper lid having the inclined edge on the flap side edge, a plurality of flaps for the upper lid having the locking groove and a pair of the sandwiching pieces, and the flap for the upper lid having the inclined edge, and the locking groove The cardboard packaging box according to claim 1 or 2, wherein the upper lid flap having the pair of clip pieces is in a locked state. [Section 4]
Any one of the first to third aspects, wherein a corner portion on the tip end side of the lock piece is rounded, and the lock groove has a wide introduction portion on the inlet side. Cardboard packaging box as described in 1.
[Section 5]
The cardboard packaging box according to any one of claims 1 to 4, wherein the sandwich piece is gradually thinner as it goes toward the tip.
[Section 6]
The cardboard packaging box according to any one of claims 1 to 5, wherein the surface of the portion where the clip pieces overlap is recessed on the flap surface.

本発明に係る厚紙製包装用箱は下記の効果１〜効果１０を有するものである。なお、下記の効果において、一方プラップを他方プラップと読み替え、かつ、他方プラップを一方プラップと読み替えても、効果上の実質的意味合いは変わらない。
［効果１：上蓋閉鎖状態の安定性］
四つの各フラップで筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときに相対ロックされる特定のフラップ、すなわち、フラップ側縁に傾斜縁のある一方プラップと、ロック溝を有する他方フラップとの場合、他方フラップのロック溝が他方プラップのフラップ傾斜縁を受け入れることでこの両プラップがロック状態となり、それによって、この両フラップの閉鎖状態が安定する。このように両フラップの閉鎖状態が安定するときは、また、それに依拠して上蓋（四つの各フラップ）も安定した閉鎖状態となる。
［効果２：上蓋閉鎖状態の安定性］
上記のごとく筒状胴体の上面開口部を覆い閉じて一方と他方の両プラップをロック状態にしたとき、他方プラップにある一対の挟み片は一方プラップのプラップ傾斜縁側をしっかりと挟み込むようになる。このような挟み込み状態のとき、当該両プラップのロック状態が自然に解除されるようなことはまずない。その理由の一つは、ロック溝内にあるプラップ傾斜縁の上下動を一対の挟み片が抑制するからであり、他の理由の一つは、一対の挟み片がその挟み保持力を発揮してプラップ傾斜縁がロック溝から外れるのを防止するからである。したがって、上蓋閉鎖状態でのプラップロック状態は、ロック安定性とかロック保持性とかが、きわめて高いものとなる。また、かかるロック箇所が複数箇所で生じるような実施形態の場合は、プラップロック状態の確実性がさらに増す。
［効果３：上蓋閉鎖状態における箱の強度向上］
上蓋用の各フラップで筒状胴体の上面開口部を覆い閉じるという上蓋閉鎖状態は、単なる覆い閉じでなく、一方プラップと他方プラップ（一組のフラップ）あるいは複数組のフラップがロック状態となる上蓋閉鎖状態であるから、そのロック状態によって、上蓋用フラップ全体が型崩れしがたい堅固な構造に組み上がり、それが上蓋閉鎖状態における箱の上部構造を強度面で安定させる。上蓋閉鎖状態において上部構造がこのような安定強度を発揮する包装用箱の場合、被包装物を詰め込んだ状態での積み重ね荷重に耐えることができるし、箱が少々湿気を帯びたり湿潤したりしても、それが原因で極度に変形するようなことがない。すなわち包装用箱は、箱詰め・搬入・搬出・輸送など、実用上の取り扱いに十分耐えるものとなる。
［効果４：上蓋用フラップの簡潔なロック構造］
上蓋用の各フラップの基本的な構成としては、一つのフラップに既述の傾斜縁があればよく、他のフラップなどは長方形や正方形のような四角形でよいのである。上蓋用の各フラップがこのような簡潔形状であることに加え、フラップ傾斜縁に対応して関連フラップに形成されるロック溝や一対の挟み片も、そのフラップ所定部に切り込みを入れるだけで一挙に形成できるという簡潔形状（構造）である。ゆえに、上蓋用フラップのロック構造が総じて簡潔なものとなる。もちろん、このロック構造の場合、既存の構成部材を一部有効活用して形成するものであるから、各別な構造部材を追加する必要がない。
［効果５：上蓋の強度低下防止］
上記ロック溝と上記挟み片（一対）とを主体にしたロック構造は、既述のように一部フラップの所定部に切り込みを入れるだけのものであり、しかも、その切り込みは、フラップ傾斜縁側を単純に受け入れるだけでよいから小さなサイズで足りる。すなわちロック構造は、わずかな切り込みを一部フラップに入れるだけのものであるから、小さなサイズで足りるのである。小サイズの切り込みであれば、上蓋の実用強度が低下するようなことはない。それよりも大きななメリットは、このロック構造で上蓋閉鎖状態を安定に確保したときに、その安定した蓋閉じによって、包装用箱が堅固な組み立て状態を呈するようになることである。かくて、上蓋の安定閉鎖状態や包装用箱の堅固な組み立て状態が得られるとき、軽度の湿潤や濡れがあるとしても、上蓋用フラップが極度に変形したり箱上部が型崩れしたりすることが起こりがたいものとなる。
［効果６：簡易なロック操作性］
上蓋用フラップによって包装用箱の上面開口部を覆い閉じるとき、たとえば従来方式にならい「たとう式」で各フラップを折り込めばよい。その際、フラップ傾斜縁やロック溝のあるロック自在な両フラップにおいて、フラップ傾斜縁側をロック溝内に嵌め込こんだ後、ロック溝のあるフラップを若干上下動させることで所定のロック状態になる。ロック操作はこのようにきわめて簡単である。
［効果７：簡易なロック解除操作性］
上述のロック状態にある上蓋を開けるときも、たとえば従来操作と同様に各フラップを順次開放方向へ引き上げるだけでよい。この際、ロック状態の両フラップは、一対ある挟み片の少なくとも一方が弾性変形し、それによってフラップ傾斜縁側がロック溝内から脱出するので、両フラップのロック状態が解除される。ロック解除操作もこのようにきわめて簡単である。
［効果８：ロックとロック解除の円滑性］
ロック溝の入り口側が広いものであるときは、自明のとおり、フラップ傾斜縁側をロック溝内に入れやすくなるので、既述のロック操作がより円滑に行えることとなる。また、一対の挟み片について、その一方または両方が撓みやすいものであるときも、既述のロック操作とロック解除操作が円滑に行えることとなる。
［効果９：製作（製造）の容易性］
フラップ傾斜縁は単純なプレス加工で形成することができる。ロック溝や一対の挟み片も単純なプレス加工で形成することができ、とくに一対の挟み片は、ロック溝を形成することで同時形成できるものである。しかも、フラップ傾斜縁・ロック溝・一対の挟み片などは、包装用箱の展開状物（包装用箱の前駆体）をプレス加工で作製するときに一挙に形成できるものであるから、上蓋閉鎖保持用のロック構造を具備する包装用箱といえども、製作工程数が増加したりすることがない。したがって、所要のロック機能を有する包装用箱を容易に製作することができる。
［効果１０：コストアップの抑制ないし防止］
既述のロック構造（ロック機能）を具備する包装用箱の場合、製作工程数を増加させたり、加工技術の難易度を高めたり、材料の増加や材料ロスをきたしたりすることがない。すなわち、コストアップを惹き起こすところの上記各要因がないので、目的とする包装用箱が低廉な価格で提供できるようになる。 The cardboard packaging box according to the present invention has the following effects 1 to 10. In the following effects, even if one side flap is read as the other side flap and the other side flap is read as the one side flap, the substantial meaning in effect does not change.
[Effect 1: Stability when the upper lid is closed]
A specific flap which is relatively locked when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed by each of the four flaps, that is, one flap having an inclined edge on the side edge of the flap and the other flap having a lock groove. In this case, the lock groove of the other flap receives the flap inclined edge of the other flap, so that both the flaps are locked, and the closed state of both the flaps is stabilized. Thus, when the closed state of both flaps is stabilized, the upper lid (each of the four flaps) is also stably closed depending on the closed state.
[Effect 2: Stability when the upper lid is closed]
As described above, when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed so that one and the other flaps are in the locked state, the pair of sandwiching pieces on the other flap firmly sandwich the flap inclined edge side of the one flap. In such a sandwiched state, the locked state of both the flaps is unlikely to be released naturally. One of the reasons is that the pair of pinching pieces suppress the vertical movement of the slanted edge of the flap in the lock groove, and one of the other reasons is that the pair of pinching pieces exhibits the pinching holding force. This is because the inclination angle of the flap is prevented from coming off the lock groove. Therefore, the lock lock state and the lock holding property are extremely high in the flap lock state when the upper lid is closed. Further, in the case of an embodiment in which such a lock location occurs at a plurality of locations, the reliability of the flap lock state is further increased.
[Effect 3: Strengthening of box in closed state of upper lid]
The upper lid closed state of covering and closing the upper surface opening of the cylindrical body with each flap for the upper lid is not just a cover closure, but an upper lid in which one flap and the other flap (one set of flaps) or multiple sets of flaps are locked Since it is in the closed state, the entire upper lid flap is assembled into a solid structure that is not easily deformed by the locked state, which stabilizes the upper structure of the box in the closed state in terms of strength. In the case of a packaging box in which the upper structure exhibits such a stable strength when the upper lid is closed, it can withstand the stacking load when the package is packed, and the box is slightly wet or wet. However, there is no such thing as extreme deformation. That is, the packaging box can withstand practical handling such as boxing, carrying in, carrying out, and transportation.
[Effect 4: Simple lock structure of flap for upper lid]
As a basic configuration of each flap for the upper lid, it is sufficient that one flap has the above-described inclined edge, and the other flaps may be a rectangle such as a rectangle or a square. In addition to the simple shape of the flaps for the top lid, the lock grooves and the pair of clip pieces formed on the associated flaps corresponding to the flap inclined edges can also be cut at once by cutting the predetermined portions of the flaps. It is a concise shape (structure) that can be formed. Therefore, the lock structure of the flap for the upper lid is generally simplified. Of course, in the case of this lock structure, since existing constituent members are partly used effectively, it is not necessary to add separate structural members.
[Effect 5: Prevention of strength reduction of upper lid]
As described above, the lock structure mainly composed of the lock groove and the sandwiching piece (a pair) is to cut a predetermined part of the flap as described above, and the cut is made on the flap inclined edge side. Small size is enough because you only need to accept it. In other words, the lock structure only needs to have a small cut in the flap, so a small size is sufficient. If the cut is small, the practical strength of the upper lid will not be reduced. A larger merit is that when the upper lid closed state is stably secured by this lock structure, the packaging box comes to exhibit a solid assembled state by the stable lid closing. Thus, when a stable closed state of the top lid or a solid assembly state of the packaging box is obtained, the flap for the top lid may be extremely deformed or the upper part of the box may be out of shape, even if there is mild wetting or wetting. Is difficult to happen.
[Effect 6: Simple lock operability]
When covering the upper opening of the packaging box with the flap for the upper lid, each flap may be folded, for example, according to the “tat type” according to the conventional method. At that time, in both lockable flaps with flap inclined edges and lock grooves, after the flap inclined edge side is fitted into the lock grooves, the flaps with the lock grooves are slightly moved up and down to achieve a predetermined locked state. . The locking operation is thus very simple.
[Effect 7: Simple unlocking operability]
When opening the upper lid in the above-described locked state, it is only necessary to sequentially pull up the flaps in the opening direction as in the conventional operation. At this time, in the both flaps in the locked state, at least one of the pair of sandwiching pieces is elastically deformed, so that the flap inclined edge side escapes from the inside of the lock groove. The unlocking operation is very simple as described above.
[Effect 8: Smoothness of locking and unlocking]
When the entrance side of the lock groove is wide, it is easy to put the flap inclined edge side into the lock groove, as will be apparent, so that the above-described locking operation can be performed more smoothly. Further, even when one or both of the pair of sandwich pieces are easily bent, the above-described locking operation and unlocking operation can be performed smoothly.
[Effect 9: Ease of production]
The flap inclined edge can be formed by simple pressing. The lock groove and the pair of sandwich pieces can also be formed by a simple press process, and in particular, the pair of sandwich pieces can be formed simultaneously by forming the lock groove. Moreover, the flap slant edge, lock groove, and a pair of pinching pieces can be formed all at once when the unfolded product of the packaging box (precursor of the packaging box) is produced by pressing. Even in a packaging box having a holding lock structure, the number of manufacturing steps does not increase. Therefore, a packaging box having a required locking function can be easily manufactured.
[Effect 10: Suppression or prevention of cost increase]
In the case of a packaging box having the above-described lock structure (lock function), the number of manufacturing steps is not increased, the difficulty of processing techniques is not increased, and an increase in material and material loss are not caused. That is, since there is no each of the above factors that cause an increase in cost, the intended packaging box can be provided at a low price.

本発明に係る厚紙製包装用箱の一実施形態について、上蓋閉鎖状態を示した平面図と蓋閉鎖状態を示した底面図である。It is the top view which showed the upper cover closed state, and the bottom view which showed the cover closed state about one Embodiment of the cardboard packaging boxes which concern on this invention. 図１に例示された厚紙製包装用箱について、底蓋閉鎖状態を段階的に示した斜視図である。It is the perspective view which showed the bottom cover closed state in steps about the cardboard packaging box illustrated in FIG. 図１に例示された厚紙製包装用箱について、上蓋閉鎖状態を段階的に示した斜視図である。It is the perspective view which showed the upper cover closed state in steps about the cardboard packaging box illustrated in FIG. 図１に例示された厚紙製包装用箱の展開図である。FIG. 2 is a development view of the cardboard packaging box illustrated in FIG. 1. 本発明に係る厚紙製包装用箱の他実施形態について、上蓋閉鎖状態を段階的に示した平面図である。It is the top view which showed the upper cover closed state in steps about other embodiment of the cardboard packaging boxes which concern on this invention. 本発明に係る厚紙製包装用箱について、部分的な変形例を示すものである。このうちで、図６（Ｉ）（II）はロック構造を有するフラップの平面図、図６（III）は図１（Ａ）のIII−III線に沿う断面図、図６（IV）は図５（Ｄ）のIV−IV線に沿う断面図である。A partial modification of the cardboard packaging box according to the present invention is shown. 6 (I) and (II) are plan views of a flap having a lock structure, FIG. 6 (III) is a sectional view taken along line III-III in FIG. 1 (A), and FIG. 6 (IV) is a diagram. It is sectional drawing which follows the IV-IV line of 5 (D).

はじめに、本発明に係る厚紙製包装用箱の実施形態について図１〜図４に例示されたものを説明する。 First, what was illustrated by FIGS. 1-4 about embodiment of the cardboard packaging box which concerns on this invention is demonstrated.

図１〜図４に例示された包装用箱１１の場合、折り込み可能ないし折り畳み可能な厚紙たとえば周知の段ボール紙または周知の板紙（ボール紙）からなるものである。典型的一例として包装用箱１１は、ライナーと中芯原紙（波状板紙）とで構成された段ボール紙からなる。 In the case of the packaging box 11 illustrated in FIGS. 1 to 4, it is made of a cardboard that can be folded or folded, such as a well-known cardboard paper or a well-known paperboard (cardboard). As a typical example, the packaging box 11 is made of corrugated paper made up of a liner and a core base paper (corrugated paperboard).

図１〜図４を参照して明らかなとおり、厚紙製とした包装用箱１１の筒状胴体１２は四角形の角筒状からなる。したがって、この筒状胴体１２の上下両面にはそれぞれ四角形をした開口部１３・１４がある。 As is apparent with reference to FIGS. 1 to 4, the cylindrical body 12 of the packaging box 11 made of cardboard has a rectangular prismatic shape. Therefore, the cylindrical body 12 has opening portions 13 and 14 each having a rectangular shape on both upper and lower surfaces.

包装用箱１１の筒状胴体１２において、その上面開口部１３の周縁には、左右一対のフラップ１５Ａ・１５Ｂと前後一対のフラップ１５Ｃ・１５Ｄとが折り畳み自在に一体形成されており、その下面開口部１４の周縁には、左右一対のフラップ１６Ｅ・１６Ｆと前後一対のフラップ１６Ｇ・１６Ｈとが折り畳み自在に一体形成されている。 In the cylindrical body 12 of the packaging box 11, a pair of left and right flaps 15A and 15B and a pair of front and rear flaps 15C and 15D are integrally formed on the periphery of the upper opening 13 so as to be foldable. A pair of left and right flaps 16E and 16F and a pair of front and rear flaps 16G and 16H are integrally formed on the periphery of the portion 14 so as to be foldable.

自明のとおり、包装用箱１１は箱の向きが変わることで、両フラップ１５Ｃ・１５Ｄが左右一対となったり、両フラップ１５Ａ・１５Ｂが前後一対となったりすることがある。したがって、包装用箱１１について上述した「前後一対」や「左右一対」は、限定的（固定的）なものでなく、各フラップ１５Ａ〜１５Ｄを区別していうときの便宜的表現にすぎない。 As obvious, the packaging box 11 may change the direction of the box so that both the flaps 15C and 15D form a pair of left and right or both the flaps 15A and 15B form a pair of front and rear. Therefore, the “front-rear pair” and “left-right pair” described above for the packaging box 11 are not restrictive (fixed), and are merely a convenient expression for distinguishing the flaps 15A to 15D.

包装用箱１１において、左右一対の両フラップ１５Ａ・１５Ｂと前後一対の両フラップ１５Ｃ・１５Ｄは当該包装用箱１１の上蓋をなすものであり、かつ、左右一対の両フラップ１６Ｅ・１６Ｆと前後一対の両フラップ１６Ｇ・１６Ｈは当該包装用箱１１の底蓋をなすものである。 In the packaging box 11, the pair of left and right flaps 15A and 15B and the pair of front and rear flaps 15C and 15D form the upper lid of the packaging box 11, and the pair of left and right flaps 16E and 16F and the pair of front and rear Both flaps 16G and 16H form a bottom lid of the packaging box 11.

各フラップ１５Ａ〜１５Ｄにおいて、フラップ１５Ａはその一側部を押さえ部Ａ１、その他側部を被押さえ部Ａ２とするものである。同様に、フラップ１５Ｂもその一側部を押さえ部Ｂ１、その他側部を被押さえ部Ｂ２とし、かつ、フラップ１５Ｃもその一側部を押さえ部Ｃ１、その他側部を被押さえ部Ｃ２とする。さらに、フラップ１５Ｄもその一側部を押さえ部Ｄ１、その他側部を被押さえ部Ｄ２とする。 In each of the flaps 15A to 15D, the flap 15A has one side as a pressing part A1, and the other side as a pressed part A2. Similarly, the flap 15B has one side as a pressing part B1, the other side as a pressed part B2, and the flap 15C has one side as a pressing part C1 and the other side as a pressed part C2. Further, the flap 15D has a pressing portion D1 on one side and a pressed portion D2 on the other side.

フラップ１５Ａの押さえ部Ａ１は傾斜状のフラップ側縁を有している。より具体的にいうと、フラップ基端部側からフラップ先端部側にわたり内向きに傾斜した傾斜縁１７を有している。フラップ１５Ｂの押さえ部Ｂ１や被押さえ部Ｂ２も、それぞれ、内向きに傾斜した同様の傾斜縁１８・１９を有している。また、フラップ１５Ｄの押さえ部Ｄ１にも、フラップ基端部側からフラップ先端部側にわたり内向きに傾斜した傾斜縁２０がある。 The pressing portion A1 of the flap 15A has an inclined flap side edge. More specifically, it has an inclined edge 17 inclined inward from the flap base end side to the flap tip end side. The pressing portion B1 and the pressed portion B2 of the flap 15B also have similar inclined edges 18 and 19 that are inclined inwardly, respectively. Further, the pressing portion D1 of the flap 15D also has an inclined edge 20 inclined inward from the flap proximal end side to the flap distal end side.

フラップ１５Ｃの詳細な構成はつぎのとおりである。フラップ１５Ｃの基本形状は長方形である。フラップ１５Ｃの被押さえ部Ｃ２は、線状・スリット状・細幅状などのうちから選択されたいずれかの形状からなるロック溝２１を有している。このロック溝２１は、フラップ１５Ｃにおける被押さえ部Ｃ２の領域において、フラップ先端部側からラップ基端部側に向けて切り込み形成されたものである。フラップ１５Ｃにおいて、ロック溝２１の端末側には、そのロック溝２１と交差状態で連通する補助的な切り込み線２１ａが形成されている。フラップ１５Ｃの被押さえ部Ｃ２には、ロック溝２１の両側に一対の挟み片２２・２３がみられる。この両挟み片２２・２３は、被押さえ部Ｃ２にロック溝２１を形成したことで生じたものである。両挟み片２２・２３の一方（２２）には、その先端部側の角部に丸みが付されている。これにともない、ロック溝２１の入口側には広幅の導入部２４が生じている。フラップ１５Ｃには、さらに、手先（指先）を掛けるための凹部２５がフラップ先端側の中央領域に形成されている。 The detailed configuration of the flap 15C is as follows. The basic shape of the flap 15C is a rectangle. The pressed portion C2 of the flap 15C has a lock groove 21 having any shape selected from a linear shape, a slit shape, a narrow width shape, and the like. The lock groove 21 is formed by cutting from the flap front end side toward the wrap base end side in the region of the pressed portion C2 in the flap 15C. In the flap 15 C, an auxiliary cut line 21 a communicating with the lock groove 21 in an intersecting state is formed on the terminal side of the lock groove 21. A pair of sandwiching pieces 22 and 23 are seen on both sides of the lock groove 21 in the pressed portion C2 of the flap 15C. Both the sandwiching pieces 22 and 23 are produced by forming the lock groove 21 in the pressed portion C2. One end (22) of both sandwich pieces 22 and 23 is rounded at the corner on the tip side. Accordingly, a wide introduction portion 24 is formed on the entrance side of the lock groove 21. The flap 15C is further formed with a recess 25 in the central region on the front end side of the flap for hooking the hand (fingertip).

上記における両フラップ１５Ａ・１５Ｃの相対関係はつぎのようなものである。すなわち、フラップ１５Ａの押さえ部Ａ１でフラップ１５Ｃの被押さえ部Ｃ２を押さえ込んでいるときのフラップ１５Ｃ側のロック溝２１は、フラップ１５Ａ側の傾斜縁１７を受け入れることができ、かつ、このときの両挟み片２２・２３は、ロック溝２１内のフラップ傾斜縁１７を挟み込むことができるものである。 The relative relationship between the flaps 15A and 15C in the above is as follows. That is, the locking groove 21 on the flap 15C side when the pressed portion C2 of the flap 15C is pressed by the pressing portion A1 of the flap 15A can receive the inclined edge 17 on the flap 15A side, and both The sandwiching pieces 22 and 23 can sandwich the flap inclined edge 17 in the lock groove 21.

上記における両フラップ１５Ｂ・１５Ｃには、特許文献１に開示されてたものと同様のロック構造も設けられている。すなわち、一方のフラップ１５Ｃには、ロック溝２６とその端末部に交差する補助的な切り込み線２７とが形成されており、他方のフラップ１５Ｂには、ロック溝２６と相対掛止自在に対応するロック片２８が突出形成されている。さらに、フラップ１５Ｃには、凹形の指掛け部２９も形成されている。 Both the flaps 15B and 15C are provided with a lock structure similar to that disclosed in Patent Document 1. That is, one of the flaps 15C is formed with a lock groove 26 and an auxiliary cut line 27 that intersects the terminal portion thereof, and the other flap 15B corresponds to the lock groove 26 so as to be freely latched. A lock piece 28 is formed to protrude. Furthermore, a concave finger-hanging portion 29 is also formed on the flap 15C.

底蓋用の各フラップ１６Ｅ〜１６Ｈでは、筒状動体１２の下面開口部１４を覆い閉じるときの閉じ込み方式として、周知の「差し込み式」を採用する。この各フラップ１６Ｅ〜１６Ｈも、二つのフラップ１６Ｅ・１６Ｆが左右一対をなし他の二つのフラップ１６Ｇ・１６Ｈが前後一対をなす。けれども、各フラップ１６Ｅ〜１６Ｈの押さえ部や被押さえ部については、底蓋用フラップ１５Ａ〜１５Ｄのそれと態様が異なり以下のようになる。左右対称形をなす両フラップ１６Ｅ・１６Ｆの場合、その一側部を押さえ部Ｅ１・Ｆ１、その他側部を被押さえ部Ｅ２・Ｆ２とするものである。各押さえ部Ｅ１・Ｆ１のフラップ縁は、いずれも傾斜縁３０・３１となっており、各押さえ部Ｅ１・Ｆ１の先端部側には、角形の切欠部３２・３３が形成されている。また、両側部を押さえ部Ｇ１・Ｇ２とするほぼ台形状のフラップ１６Ｇは、その先端部側に差し込み片３４を有する。さらに、両側部を被押さえ部Ｈ１・Ｈ２とする長方形状のフラップ１６Ｈは、その先端部側の中央に指挿入用の小さな凹部３５を有するものである。 In each of the flaps 16E to 16H for the bottom cover, a well-known “insertion type” is adopted as a closing method when covering and closing the lower surface opening 14 of the cylindrical moving body 12. In each of the flaps 16E to 16H, the two flaps 16E and 16F form a pair of left and right, and the other two flaps 16G and 16H form a pair of front and rear. However, the pressing portions and pressed portions of the flaps 16E to 16H are different from those of the bottom lid flaps 15A to 15D and are as follows. In the case of the two symmetrical flaps 16E and 16F, the one side is the pressing part E1 and F1, and the other side is the pressed part E2 and F2. The flap edges of the pressing portions E1 and F1 are both inclined edges 30 and 31, and square cutout portions 32 and 33 are formed on the distal end side of the pressing portions E1 and F1. Further, the substantially trapezoidal flap 16G having both side portions as the pressing portions G1 and G2 has an insertion piece 34 on the tip side. Further, the rectangular flap 16H having the pressed portions H1 and H2 on both sides has a small concave portion 35 for inserting a finger at the center on the tip side.

図１〜図３に例示された包装用箱１１の場合、図４の展開状物を筒状化したのち、それを扁平に折り畳んで収納しておく。一方、使用に際しては、扁平な包装用箱１１を取り出し、それを立体的な箱状に折り込んだり組み立てたりする。 In the case of the packaging box 11 illustrated in FIGS. 1 to 3, the unfolded product of FIG. 4 is formed into a cylinder, and then folded flat and stored. On the other hand, in use, the flat packaging box 11 is taken out and folded into a three-dimensional box or assembled.

包装用箱１１の筒状胴体１２は、図４から理解できるように、四つの胴壁面部１２Ｗ・１２Ｘ・１２Ｙ・１２Ｚを構成要素とするものである。そのうちで、胴壁面部１２Ｙの端縁部には連結片３６が一体形成されている。したがって、図４の展開状物の場合、胴壁面部１２Ｙの連結片３６を胴壁面部１２Ｙの端縁部内面に止着することで筒状化され、それにより包装用箱１１の筒状胴体１２が形成される。この筒状化を具体的にいうと、ステープル止め・テープ止め・接着剤止めなどのうちのいずれか一つ以上の止着手段で、連結片３６が胴壁面部１２Ｙの端縁部内面に止着される。 As can be understood from FIG. 4, the cylindrical body 12 of the packaging box 11 includes four body wall surface portions 12 W, 12 X, 12 Y, and 12 Z as constituent elements. Among them, the connecting piece 36 is integrally formed at the end edge portion of the trunk wall surface portion 12Y. Therefore, in the case of the developed product of FIG. 4, the connecting piece 36 of the body wall surface portion 12 Y is secured to the inner surface of the end edge portion of the body wall surface portion 12 Y, thereby forming the cylinder body. 12 is formed. More specifically, the cylindrical shape is fixed to the inner surface of the end surface of the barrel wall surface portion 12Y by any one or more fastening means such as staple fastening, tape fastening, adhesive fastening, and the like. Worn.

折り畳み状態にある包装用箱１１を包装可能な箱形の形態にするときは、第一段階において図２（Ａ）のように扁平な筒状胴体１２を角筒状に立体化した後、第二段階において図２（Ｂ）（Ｃ）のように筒状胴体１２の下面開口部１４を底蓋用の各フラップ１６Ｅ〜１６Ｈで覆い閉じる。第二段階の各操作は以下のようなものである。はじめは、後側のフラップ１６Ｈを折り込む。つぎに、左右両側のフラップ１６Ｅ・１６Ｆを折り込みつつ、その左右両側フラップ１６Ｅ・１６Ｆの押さえ部Ｅ１・Ｆ１で後側のフラップ１６Ｈの被押さえ部Ｈ１・Ｈ２を押さえ込む。この後は、前側のフラップ１６Ｇを折り込み、かつ、その前側フラップ１６Ｇの押さえ部Ｇ１・Ｇ２で左右両側フラップ１６Ｅ・１６Ｆの被押さえ部Ｅ２・Ｆ２を押さえ込みつつ、当該前側フラップ１６Ｇの差し込み片３４を後側フラップ１６Ｈ下に差し込む。 When the packaging box 11 in the folded state is made into a box-like form that can be packaged, the flat cylindrical body 12 is three-dimensionalized into a rectangular tube shape as shown in FIG. In two stages, as shown in FIGS. 2B and 2C, the lower surface opening 14 of the cylindrical body 12 is covered with the flaps 16E to 16H for the bottom lid. Each operation in the second stage is as follows. First, the rear flap 16H is folded. Next, while pressing the flaps 16E and 16F on the left and right sides, the pressed portions H1 and H2 of the rear flap 16H are pressed by the pressing portions E1 and F1 of the left and right flaps 16E and 16F. Thereafter, the front flap 16G is folded, and the pressed portions E2 and F2 of the left and right flaps 16E and 16F are pressed by the pressing portions G1 and G2 of the front flap 16G, and the insertion piece 34 of the front flap 16G is pressed. Insert under the rear flap 16H.

包装可能な箱形状態となった包装用箱１１内には、たとえば、野菜などの被包装物が詰め込まれる。この詰め込み後は、周知の「たとう式」にしたがい、筒状胴体１２の上面開口部１３が上蓋用の各フラップ１５Ａ〜１５Ｄで覆い閉じられる。それは図３を参照して以下のようなものである。 In the packaging box 11 in a wrappable box state, for example, an object to be packaged such as vegetables is packed. After this stuffing, the upper surface opening 13 of the cylindrical body 12 is covered and closed by the flaps 15A to 15D for the upper lid in accordance with a well-known “tattoo type”. It is as follows with reference to FIG.

図３（Ａ）は筒状胴体１２の上面開口部１３が開放された状態を示すものである。この状態のときの上蓋用の各フラップ１５Ａ〜１５Ｄは、多くの場合、外向きに倒れていたり起立していたりする。上蓋用の各フラップ１５Ａ〜１５Ｄについては、一番目にフラップ１５Ｃ、二番目にフラップ１５Ａ、三番目にフラップ１５Ｄ、四番目にフラップ１５Ｂというように、各フラップが時計回り順に折り込まれる。図３（Ｂ）はフラップ１５Ｃが一番目に折り込まれ、かつ、フラップ１５Ａが二番目に折り込まれた状態を示している。この段階のときは、筒状胴体１２の上面開口部１３がほぼ半分閉じられ、フラップ１５Ｃの被押さえ部Ｃ２がフラップ１５Ａの押さえ部Ａ１で押さえ込まれている。図３（Ｃ）はフラップ１５Ｄが三番目に折り込まれた後、フラップ１５Ｂが四番目に折り込まれた状態を示している。この段階に至ると、筒状胴体１２の上面開口部１３は全面的に閉じられる。そしてフラップ１５Ａの被押さえ部Ａ２がフラップ１５Ｄの押さえ部Ｄ１で押さえ込まれたり、フラップ１５Ｄの被押さえ部Ｄ２がフラップ１５Ｂの押さえ部Ｂ１で押さえ込まれたりするほか、フラップ１５Ｂの被押さえ部Ｂ２がフラップ１５Ｃの押さえ部Ｃ１で押さえ込まれたりする。このときの両フラップ１５Ｂ・１５Ｃについては、押さえ部Ｃ１を上向きに撓ませたり被押さえ部Ｂ２を下向きに撓ませたりしながら、被押さえ部Ｂ２を押さえ部Ｃ１下へくぐらせる。このくぐらせる際、フラップ１５Ｂのロック片２８とフラップ１５Ｃのロック溝２６とを相対掛止させるのである。図３（Ｃ）の段階では、さらに、フラップ１５Ｂ側の傾斜縁１７をフラップ１５Ｃのロック溝２１内に嵌め込むことで、その傾斜縁１７をフラップ１５Ｃの両挟み片２２・２３で挟み込み、これによって両フラップ１５Ａ・１５Ｃをロック状態にする。かかるロック操作としては、両挟み片２２・２３がフラップ１５Ａの押さえ部Ａ１下にある状態においてフラップ１５Ｃの先端部側を若干持ち上げる。すなわち、一方の挟み片２２のみを撓み変形させながら当該挟み片２２を傾斜縁１７上に乗り上がらせるのである。かくて傾斜縁１７は、その上位の挟み片２２とその下位の挟み片２３との間に挟まれた状態になるので、両フラップ１５Ａ・１５Ｃが相対的なロック状態となる。 FIG. 3A shows a state where the upper surface opening 13 of the cylindrical body 12 is opened. In this state, the flaps 15A to 15D for the upper lid often fall outward or stand up. As for the flaps 15A to 15D for the upper lid, the flaps are folded in the clockwise order, such as the flap 15C first, the flap 15A second, the flap 15D third, and the flap 15B fourth. FIG. 3B shows a state in which the flap 15C is folded first and the flap 15A is folded second. At this stage, the upper surface opening 13 of the cylindrical body 12 is almost half closed, and the pressed part C2 of the flap 15C is pressed by the pressing part A1 of the flap 15A. FIG. 3C shows a state in which the flap 15B is folded fourth after the flap 15D is folded third. At this stage, the upper surface opening 13 of the cylindrical body 12 is completely closed. The pressed portion A2 of the flap 15A is pressed by the pressing portion D1 of the flap 15D, the pressed portion D2 of the flap 15D is pressed by the pressing portion B1 of the flap 15B, and the pressed portion B2 of the flap 15B is flapped. It is pressed down by the pressing part C1 of 15C. About both the flaps 15B and 15C at this time, the to-be-pressed part B2 is passed under the pressing part C1 while the pressing part C1 is bent upward or the to-be-pressed part B2 is bent downward. When passing through, the lock piece 28 of the flap 15B and the lock groove 26 of the flap 15C are relatively latched. In the stage of FIG. 3C, the inclined edge 17 on the flap 15B side is further fitted into the lock groove 21 of the flap 15C, so that the inclined edge 17 is sandwiched between the two sandwiching pieces 22 and 23 of the flap 15C. To lock both flaps 15A and 15C. As such a locking operation, the front end portion side of the flap 15C is slightly lifted in a state where both the sandwich pieces 22 and 23 are below the pressing portion A1 of the flap 15A. That is, the clip piece 22 is ridden on the inclined edge 17 while only one clip piece 22 is bent and deformed. Thus, since the inclined edge 17 is sandwiched between the upper sandwiching piece 22 and the lower sandwiching piece 23, both the flaps 15A and 15C are in a relative locked state.

上蓋閉鎖状態がロックされた上記包装用箱１１の場合、各フラップ１５Ａ〜１５Ｄが不本意に開放される事態が起こりがたいだけでなく、そのロック効果によって箱が全体的にしっかりした立体構造物になる。よって、蓋閉鎖状態がロックされた上記包装用箱１１の場合、被包装物に対する保護機能も高まることとなる。 In the case of the packaging box 11 in which the closed state of the upper lid is locked, not only is it difficult for the flaps 15A to 15D to be opened unintentionally, but also the three-dimensional structure in which the box is firmly secured by the locking effect. become. Therefore, in the case of the packaging box 11 in which the lid closed state is locked, the protection function for the article to be packaged is also enhanced.

つぎに、包装用箱１１に関する他の実施形態について、図５を参照して説明する。 Next, another embodiment related to the packaging box 11 will be described with reference to FIG.

図５に例示された包装用箱１１の場合、基本構成は図１〜図４の前例で示されたものと共通するが、一部の構成ないし事項に関しては前例と異なる。その相違点の一つは、筒状胴体１２の上面開口部１３を覆い閉じるときの上蓋用フラップ１５Ａ〜１５Ｄが、反時計回り方向の順に閉じられることである。他の一つは、各フラップ１５Ａ〜１５Ｄの両側部にある押さえ部Ａ１・Ｂ１・Ｃ１・Ｄ１と被押さえ部Ａ２・Ｂ２・Ｃ２・Ｄ２が、前例との比較で逆位になっていることである。このほか、上蓋用の各フラップについても、一部フラップの形状ないし構造が前例と相違する。たとえば、フラップ１５Ｂの場合、ロック片２８や指掛け部２９が省略されている。また、フラップ１５Ｂの場合、フラップ一側端縁は傾斜縁となっているが、フラップ他側端縁は傾斜していない。フラップ１５Ｃの場合も、ロック溝２６や切り込み線２７が省略されていて、フラップ一側端縁は傾斜縁となっている。一方で、図５における底蓋用フラップ１６Ｅ〜１６Ｈの場合、フラップ用のロック構造はないが、その形状構造は、この図５における上蓋用フラップ１５Ａ〜１５Ｄに準じたものとなっている。 In the case of the packaging box 11 illustrated in FIG. 5, the basic configuration is the same as that shown in the previous examples of FIGS. 1 to 4, but some configurations or matters are different from the previous examples. One of the differences is that the upper lid flaps 15A to 15D are closed in the counterclockwise direction when the upper surface opening 13 of the cylindrical body 12 is covered and closed. The other is that the holding parts A1, B1, C1, and D1 and the pressed parts A2, B2, C2, and D2 on both sides of each of the flaps 15A to 15D are inverted in comparison with the previous example. It is. In addition, for the flaps for the upper lid, the shape or structure of some of the flaps is different from the previous example. For example, in the case of the flap 15B, the lock piece 28 and the finger hook portion 29 are omitted. In the case of the flap 15B, the flap one side edge is an inclined edge, but the flap other side edge is not inclined. Also in the case of the flap 15C, the lock groove 26 and the cut line 27 are omitted, and the one end edge of the flap is an inclined edge. On the other hand, in the case of the bottom cover flaps 16E to 16H in FIG. 5, there is no lock structure for the flaps, but the shape structure conforms to the top cover flaps 15A to 15D in FIG.

図５においても、筒状胴体１２の下面開口部１４が底蓋用の各フラップ１６Ｅ〜１６Ｈで閉鎖され、かつ、筒状胴体１２の上面開口部１３が開放されている包装用箱１１内に野菜などの被包装物を詰め込む。被包装物詰め込み後の包装用箱１１については、筒状胴体１２の上面開口部１３を上蓋用の各フラップ１５Ａ〜１５Ｄで覆い閉じる。すなわち、各上蓋用フラップ中の任意一つを折り込みの第一番目に選定し、図５（Ａ）〜図５（Ｄ）のごとく各フラップ１５Ａ〜１５Ｄを反時計回り方向順に筒状胴体１２の上面開口部１３側へ折り込んでいくものである。これに際しては「たとう式」にしたがい、フラップ１５Ａの被押さえ部Ａ２をフラップ１５Ｃの押さえ部Ｃ１でさえ込み、フラップ１５Ｃの被押さえ部Ｃ２をフラップ１５Ｂの押さえ部Ｂ１で押さえ込み、かつ、フラップ１５Ｂの被押さえ部Ｂ２をフラップ１５Ｄの押さえ部Ｄ１で押さえ込み、さらに、フラップ１５Ｄの被押さえ部Ｄ２をフラップ１５Ａの押さえ部Ａ１押さえ込む。この後、フラップ１５Ｂ側の傾斜縁１７をフラップ１５Ｃのロック溝２１内に嵌め込むことで、その傾斜縁１７をフラップ１５Ｃの両挟み片２２・２３で挟み込み、これによって、両フラップ１５Ａ・１５Ｃをロック状態にする。このロック操作のときは、両挟み片２２・２３がフラップ１５Ａの押さえ部Ａ１上にある状態において、フラップ１５Ｃの先端部側を若干押し下げる。すなわち、一方の挟み片２２のみを撓み変形させながら当該挟み片２２を傾斜縁１７下にくぐらせる。かくて傾斜縁１７は、その下位の挟み片２２とその上位の挟み片２３との間に挟まれた状態になるので、両フラップ１５Ａ・１５Ｃが相対的なロック状態となる。 Also in FIG. 5, the lower surface opening 14 of the cylindrical body 12 is closed by the flaps 16E to 16H for the bottom cover, and the upper surface opening 13 of the cylindrical body 12 is opened. Packs vegetables and other items to be packaged. About the packaging box 11 after stuffing with the to-be-packaged object, the upper surface opening part 13 of the cylindrical trunk | drum 12 is covered with each flap 15A-15D for upper lids. That is, any one of the flaps for the upper lid is selected as the first one to be folded, and the flaps 15A to 15D are arranged in the counterclockwise direction in the order of the cylindrical body 12 as shown in FIGS. 5 (A) to 5 (D). It folds to the upper surface opening 13 side. In this case, in accordance with the “tat type”, the pressed portion A2 of the flap 15A is even pushed by the holding portion C1 of the flap 15C, the pressed portion C2 of the flap 15C is pushed by the holding portion B1 of the flap 15B, and the flap 15B The pressed portion B2 is pressed by the pressing portion D1 of the flap 15D, and the pressed portion D2 of the flap 15D is pressed by the pressing portion A1 of the flap 15A. Thereafter, the inclined edge 17 on the side of the flap 15B is fitted into the lock groove 21 of the flap 15C, so that the inclined edge 17 is sandwiched between the two sandwiching pieces 22 and 23 of the flap 15C. Set to locked state. At the time of this locking operation, the front end portion side of the flap 15C is slightly pushed down in a state where both the sandwiching pieces 22 and 23 are on the pressing portion A1 of the flap 15A. That is, the pinching piece 22 is passed under the inclined edge 17 while only one pinching piece 22 is bent and deformed. Thus, since the inclined edge 17 is sandwiched between the lower sandwiching piece 22 and the upper sandwiching piece 23, both the flaps 15A and 15C are in a relative locked state.

上述した包装用箱１１の部分的な変形例について、図６（Ｉ）〜（IV）を参照して以下に説明する。 A partial modification of the packaging box 11 described above will be described below with reference to FIGS.

傾斜縁１７・ロック溝２１・一対の挟み片２２・２３などを主体にした上蓋用のロック構造については、直角に交差するフラップ相互であれば、両フラップ１５Ａ・１５Ｃ以外のフラップにも設けることができる。ちなみに図６（Ｉ）の場合、傾斜縁１７・ロック溝２１・一対の挟み片２２・２３を主体にしたロック構造が、両フラップ１５Ｂ・１５Ｃに設けられている。この場合の二つのフラップはフラップ１５Ｂとフラップ１５Ｄや、図６（II）のごとく、フラップ１５Ａとフラップ１５Ｄであってもよい。この上蓋用ロック構造は、また、両フラップ１５Ａ・１５Ｃ、両フラップ１５Ａ・１５Ｄ、１５Ｂ・１５Ｄ、１５Ａ・１５Ｄなどすべてに設けられてもよいし、また、そのうちの二組の両フラップに当該上蓋用ロック構造が設けられてもよいものである。したがって、包装用箱１１については、複数の上蓋用ロック構造を具備する例もある。一方、ロック溝２６とロック片２８とを主体にしたロック構造については、これが傾斜縁１７・ロック溝２１・一対の挟み片２２・２３を主体にしたロック構造に変更されたり省略されたりすることがある。 As for the lock structure for the upper lid mainly composed of the inclined edge 17, the lock groove 21, the pair of sandwiching pieces 22, 23, etc., if the flaps intersect each other at right angles, they should be provided on the flaps other than the flaps 15 A, 15 C. Can do. Incidentally, in the case of FIG. 6 (I), a lock structure mainly composed of the inclined edge 17, the lock groove 21, and the pair of sandwiching pieces 22 and 23 is provided in both the flaps 15 B and 15 C. The two flaps in this case may be a flap 15B and a flap 15D, or a flap 15A and a flap 15D as shown in FIG. 6 (II). The upper lid lock structure may be provided on all the flaps 15A and 15C, both the flaps 15A and 15D, 15B and 15D, 15A and 15D, etc. A lock structure may be provided. Therefore, the packaging box 11 may include a plurality of upper lid lock structures. On the other hand, the lock structure mainly composed of the lock groove 26 and the lock piece 28 may be changed or omitted to the lock structure mainly composed of the inclined edge 17, the lock groove 21, and the pair of sandwiching pieces 22 and 23. There is.

傾斜縁１７・ロック溝２１・一対の挟み片２２・２３を主体にした上蓋用ロック構造の場合、傾斜縁１７がロック溝２１内に嵌まり込んで両挟み片２２・２３により挟まれたとき、フラップ１５Ａの傾斜縁１７側と両挟み片２２・２３とが上下に重なり、その重なり合う部分が分厚くなる。これを解消するために、図６（III）（IV）に例示するような手段が講じられる。その一つは、挟み片２２および／または２３がその先端部側へ向かうにしたがい次第に薄くなるような形状に加圧成形されることである。他の一つは、フラップ１５Ａの面について、挟み片２２および／または２３の重なる部位の面が加圧成形されて凹んでいることである。このようにすることで、既述の分厚さがかなり解消されることとなり、また、挟み片２２・２３も撓みやすくなる。 In the case of the upper lid lock structure mainly composed of the inclined edge 17, the lock groove 21, and the pair of sandwiching pieces 22, 23, when the inclined edge 17 is fitted into the lock groove 21 and is sandwiched between the sandwiching pieces 22, 23. The inclined edge 17 side of the flap 15A and the sandwiching pieces 22 and 23 overlap vertically, and the overlapping portion becomes thicker. In order to solve this problem, the means illustrated in FIGS. 6 (III) and (IV) are taken. One of them is that the sandwich pieces 22 and / or 23 are pressure-molded into a shape that gradually becomes thinner toward the tip end side. The other is that the surface of the flap 15A where the sandwiching pieces 22 and / or 23 overlap is pressed and recessed. By doing so, the above-described thickness is considerably eliminated, and the sandwich pieces 22 and 23 are also easily bent.

底蓋用の各フラップ１６Ｅ〜１６Ｈについては、長方形のもの、一側縁または両側縁に傾斜縁１７を有する台形のものなど、適当な形状のものを自由に採用することができる。再開閉を要しない底蓋用の各フラップ１６Ｅ〜１６Ｈの場合、ステープル・テープ・接着剤などで底蓋閉鎖状態が固定されることもある。 About each flap 16E-16H for bottom covers, the thing of suitable shapes, such as a rectangular thing and a trapezoid thing which has the inclined edge 17 in one side edge or both-sides edge, can be employ | adopted freely. In the case of the flaps 16E to 16H for the bottom lid that do not require reopening and closing, the bottom lid closed state may be fixed by staples, tapes, adhesives, or the like.

本発明に係る厚紙製包装用箱は、上蓋閉鎖状態をロックするための手段を具備する。その手段は、材料増加の抑制・製造の簡易化・コストアップの抑制・構造の複雑化回避などを満足させるのみならず、強度特性の向上させたり、包装機能を充実させたりするものである。したがって、本発明に係る厚紙製包装用箱は産業上の利用可能性が十分にある。 The cardboard packaging box according to the present invention comprises means for locking the upper lid closed state. The means not only satisfies the suppression of material increase, simplification of manufacturing, suppression of cost increase, avoidance of complicated structure, etc., but also improves strength characteristics and enhances the packaging function. Therefore, the cardboard packaging box according to the present invention has sufficient industrial applicability.

１１包装用箱
１２筒状胴体
１２Ｗ胴壁面部
１２Ｘ胴壁面部
１２Ｙ胴壁面部
１２Ｚ胴壁面部
１３上面開口部
１４下面開口部
１５Ａ上蓋用のフラップ
Ａ１押さえ部
Ａ２被押さえ部
１５Ｂ上蓋用のフラップ
Ｂ１押さえ部
Ｂ２被押さえ部
１５Ｃ上蓋用のフラップ
Ｃ１押さえ部
Ｃ２被押さえ部
１５Ｄ上蓋用のフラップ
Ｄ１押さえ部
Ｄ２被押さえ部
１６Ｅ底蓋用のフラップ
Ｅ１押さえ部
Ｅ２被押さえ部
１６Ｆ底蓋用のフラップ
Ｆ１押さえ部
Ｆ２被押さえ部
１６Ｇ底蓋用のフラップ
Ｇ１押さえ部
Ｇ２押さえ部
１６Ｈ底蓋用のフラップ
Ｈ１被押さえ部
Ｈ２被押さえ部
１７傾斜縁
１８傾斜縁
１９傾斜縁
２０傾斜縁
２１ロック溝
２２挟み片
２３挟み片
２４導入部
２５凹部
２６ロック溝
２７切り込み線
２８ロック片
２９指掛け部
３０傾斜縁
３１傾斜縁
３２切欠部
３３切欠部
３４差し込み片
３５凹部
３６連結片 DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 Packaging box 12 Cylindrical trunk | drum 12W Trunk wall surface part 12X Trunk wall surface part 12Y Trunk wall surface part 12Z Trunk wall surface part 13 Upper surface opening part 14 Lower surface opening part 15A Upper cover flap A1 Holding part A2 Pressed part 15B Upper cover flap B1 Press part B2 Pressed part 15C Upper cover flap C1 Presser part C2 Pressed part 15D Upper cover flap D1 Presser part D2 Pressed part 16E Bottom cover flap E1 Presser part E2 Pressed part 16F Bottom cover flap F1 Holding part F2 Pressed part 16G Flap for bottom cover G1 Pressing part G2 Holding part 16H Flap for bottom cover H1 Pressed part H2 Pressed part 17 Inclined edge 18 Inclined edge 19 Inclined edge 20 Inclined edge 21 Lock groove 22 23 Clamping piece 24 Introduction part 25 Recessed part 26 Locking groove 27 Cut line 8 lock piece 29 finger grips 30 inclined edges 31 inclined edge 32 notch 33 notch 34 merge piece 35 recess 36 connecting piece

Claims

四角形の上面開口部や四角形の下面開口部をもつ四角筒状の筒状胴体と、その筒状胴体の上面開口部を覆い閉じるための上蓋と、その筒状胴体の下面開口部を覆い閉じるための底蓋とを有するものであること、および、
前記上蓋用のフラップとして第１のフラップと第２のフラップと第３のフラップと第４のフラップとを備え、かつ、第１のフラップと第３のフラップとが前後一対をなし、第２のフラップと第４のフラップとが左右一対をなしていること、および、
前記第１と第３の両フラップが前記筒状胴体における前後両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第１と第３の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっており、かつ、前記第２と第４の両フラップが前記筒状胴体における左右両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第２と第４の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっていること、および、
前記四つのフラップの各一側端部が押さえ部になっており、かつ、前記四つのフラップの各他側端部が被押さえ部になっていること、および、
前記四つのフラップをそれぞれ前記筒状胴体の上面開口部側へ折り込んで当該上面開口部をその四つのフラップで覆い閉じ状態にしたときに、当該上面開口部の四隅領域でそれぞれ交差するフラップ相互の前記押さえ部と前記被押さえ部とが、押さえ部を上かつ被押さえ部を下にして互いに重なり合うものであること
を前提とする厚紙製包装用箱において、
前記四つのフラップのうちの二つのフラップであって、前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときに前記上面開口部の一隅領域で押さえ部と被押さえ部とが交差状態で重なり合う二つのフラップについて、その一方を一方フラップとし、その他方を他方フラップとした場合、他方プラップの被押さえ部を押さえ込む一方フラップの押さえ部が、そのフラップ側縁に、一方フラップ基端部側から一方フラップ先端部側に向けて傾斜する傾斜縁を有しており、かつ、一方プラップの押さえ部を介して押さえ込まれる他方フラップの被押さえ部には、その被押さえ部領域にあって他方フラップ先端部側から他方フラップ基端部方向に向けて切り込まれたロック溝が形成されているとともに、他方フラップの被押さえ部におけるロック溝の両側部位が一対の挟み片になっていること、および、
前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときの前記一方プラップの傾斜縁と前記他方フラップのロック溝について、他方フラップのロック溝が一方プラップのプラップ傾斜縁側を受け入れることにより一方プラップと他方フラップとがロック状態になるものであり、かつ、他方フラップのロック溝内に受け入れられた一方プラップのフラップ傾斜縁側が、他方フラップの被押さえ部にある一対の挟み片で挟み込まれるものであること
を特徴とする厚紙製包装用箱。 A rectangular cylindrical tubular body having a rectangular upper surface opening and a rectangular lower surface opening, an upper lid for covering and closing the upper surface opening of the cylindrical body, and for covering and closing the lower surface opening of the cylindrical body Having a bottom lid of, and
As the flap for the upper lid, a first flap, a second flap, a third flap, and a fourth flap are provided, and the first flap and the third flap form a pair of front and rear, The flap and the fourth flap form a pair of left and right, and
The first and third flaps are respectively integrated with upper ends of both front and rear side walls of the cylindrical body, and the first and third flaps are directed toward the upper surface opening of the cylindrical body. The second and fourth flaps are foldable and integrated with the upper ends of the left and right side walls of the cylindrical body, and the second and fourth flaps are integrated into the cylindrical shape. It can be folded toward the upper surface opening side of the fuselage, and
Each one side end of the four flaps is a pressing part, and each other side end of the four flaps is a pressed part, and
When the four flaps are folded to the upper surface opening side of the cylindrical body and the upper surface opening is covered with the four flaps, the flaps intersect each other at the four corner regions of the upper surface opening. In the cardboard packaging box on the premise that the pressing part and the pressed part overlap with each other with the pressing part up and the pressed part down,
Two flaps out of the four flaps, and when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the pressing portion and the pressed portion overlap each other in a corner area of the upper surface opening. When one of the two flaps is one flap and the other is the other flap, the flap holding part that holds down the pressed part of the other flap is on one side from the flap base end to the flap side edge. The other end of the flap has an inclined edge that is inclined toward the front end of the flap, and the pressed portion of the other flap that is pressed through the holding portion of the one flap is in the pressed portion region. A lock groove cut from the side toward the other flap base end is formed, and the lock groove in the pressed portion of the other flap is formed. The side portion is in a pair of clamping pieces, and,
With respect to the inclined edge of the one flap and the lock groove of the other flap when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the lock groove of the other flap receives one of the flaps by receiving the side of the flap inclined edge of the one flap. The other flap is in a locked state, and the flap inclined edge side of one flap received in the lock groove of the other flap is sandwiched between a pair of sandwiching pieces in the pressed portion of the other flap. A cardboard packaging box characterized by this.

四角形の上面開口部や四角形の下面開口部をもつ四角筒状の筒状胴体と、その筒状胴体の上面開口部を覆い閉じるための上蓋と、その筒状胴体の下面開口部を覆い閉じるための底蓋とを有するものであること、および、
前記上蓋用のフラップとして第１のフラップと第２のフラップと第３のフラップと第４のフラップとを備え、かつ、第１のフラップと第３のフラップとが前後一対をなし、第２のフラップと第４のフラップとが左右一対をなしていること、および、
前記第１と第３の両フラップが前記筒状胴体における前後両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第１と第３の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっており、かつ、前記第２と第４の両フラップが前記筒状胴体における左右両側壁の各上端部にそれぞれ一体化されてこの第２と第４の両フラップが前記筒状胴体の上面開口部側に向けて折り込み自在となっていること、および、
前記四つのフラップの各一側端部が押さえ部になっており、かつ、前記四つのフラップの各他側端部が被押さえ部になっていること、および、
前記四つのフラップをそれぞれ前記筒状胴体の上面開口部側へ折り込んで当該上面開口部をその四つのフラップで覆い閉じ状態にしたときに、当該上面開口部の四隅内でそれぞれ交差するフラップ相互の前記押さえ部と前記被押さえ部とが、押さえ部を上かつ被押さえ部を下にして互いに重なり合うものであること
を前提とする厚紙製包装用箱において、
前記四つのフラップのうちの二つのフラップであって、前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときに前記上面開口部の一隅領域で押さえ部と被押さえ部とが交差状態で重なり合う二つのフラップについて、その一方を一方フラップとし、その他方を他方フラップとした場合、一方プラップの押さえ部で押さえ込まれる他方フラップの被押さえ部が、そのフラップ側縁に、他方フラップ基端部側から他方フラップ先端部側に向けて傾斜する傾斜縁を有しており、かつ、他方プラップの被押さえ部を押さえ込む一方フラップの押さえ部には、その押さえ部領域にあって一方フラップ先端部側から一方フラップ基端部方向に向けて切り込まれたロック溝が形成されているとともに、一方フラップの押さえ部におけるロック溝の両側部位が一対の挟み片になっていること、および、
前記筒状胴体の上面開口部を覆い閉じ状態にしたときの前記一方プラップのロック溝と前記他方フラップの傾斜縁について、一方フラップのロック溝が他方プラップのフラップ傾斜縁側を受け入れることにより一方プラップと他方フラップとがロック状態になるものであり、かつ、一方フラップのロック溝内に受け入れられた他方プラップのフラップ傾斜縁側が、一方フラップの押さえ部にある一対の挟み片で挟み込まれるものであること
を特徴とする厚紙製包装用箱。 A rectangular cylindrical tubular body having a rectangular upper surface opening and a rectangular lower surface opening, an upper lid for covering and closing the upper surface opening of the cylindrical body, and for covering and closing the lower surface opening of the cylindrical body Having a bottom lid of, and
As the flap for the upper lid, a first flap, a second flap, a third flap, and a fourth flap are provided, and the first flap and the third flap form a pair of front and rear, The flap and the fourth flap form a pair of left and right, and
The first and third flaps are respectively integrated with upper ends of both front and rear side walls of the cylindrical body, and the first and third flaps are directed toward the upper surface opening of the cylindrical body. The second and fourth flaps are foldable and integrated with the upper ends of the left and right side walls of the cylindrical body, and the second and fourth flaps are integrated into the cylindrical shape. It can be folded toward the upper surface opening side of the fuselage, and
Each one side end of the four flaps is a pressing part, and each other side end of the four flaps is a pressed part, and
When the four flaps are folded to the upper surface opening side of the cylindrical body and the upper surface opening is covered with the four flaps and closed, the flaps intersecting each other in the four corners of the upper surface opening, respectively. In the cardboard packaging box on the premise that the pressing part and the pressed part overlap with each other with the pressing part up and the pressed part down,
Two flaps out of the four flaps, and when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the pressing portion and the pressed portion overlap each other in a corner area of the upper surface opening. When one of the two flaps is one flap and the other is the other flap, the pressed portion of the other flap pressed by the holding portion of the one flap is on the flap side edge from the other flap base end side. The flap has a sloping edge that slopes toward the front end of the flap, and holds down the pressed portion of the other flap. A lock groove cut toward the flap base end is formed, and both sides of the lock groove in the flap holding part are It is a hot tongs part pair, and,
With respect to the locking groove of the one flap and the inclined edge of the other flap when the upper surface opening of the cylindrical body is covered and closed, the one flap and the one side of the flap by receiving the flap inclined edge side of the other flap. The other flap is in a locked state, and the flap inclined edge side of the other flap received in the lock groove of the one flap is sandwiched between a pair of clip pieces on the pressing portion of the one flap. Cardboard packaging box characterized by

前記傾斜縁をフラップ側縁に有する上蓋用フラップが複数あるとともに、前記ロック溝および一対の前記挟み片を有する上蓋用フラップが複数あり、かつ、前記傾斜縁を有する上蓋用フラップと、前記ロック溝および一対の前記挟み片を有する上蓋用フラップとが、それぞれロック状態になるものである請求項１または２に記載された厚紙製包装用箱。 There are a plurality of flaps for the upper lid having the inclined edge on the flap side edge, a plurality of flaps for the upper lid having the locking groove and a pair of the sandwiching pieces, and the flap for the upper lid having the inclined edge, and the locking groove The cardboard packaging box according to claim 1 or 2, wherein the upper lid flap having the pair of clip pieces is in a locked state.

前記ロック片の先端部側にある角部が丸みを帯びたものとなっており、かつ、前記ロック溝がその入口側に広い導入部を有している請求項１ないし３のいずれかに記載された厚紙製包装用箱。 4. A corner portion on a tip end side of the lock piece is rounded, and the lock groove has a wide introduction portion on an inlet side thereof. Cardboard packaging box.

前記挟み片がその先端部側へ向かうにしたがい次第に薄くなっている請求項１ないし４のいずれかに記載された厚紙製包装用箱。 The cardboard packaging box according to any one of claims 1 to 4, wherein the clip pieces are gradually thinner toward the tip end side.

フラップ面について、前記挟み片が重なる部位の面が凹んでいる請求項１ないし４のいずれかに記載された厚紙製包装用箱。 The cardboard packaging box according to any one of claims 1 to 4, wherein the flap surface has a concave surface where the clip pieces overlap.