JP2019001395A - 制音部材付き空気入りタイヤ、タイヤ・リム組立体、及び制音部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制しつつ、低コスト化する。
【解決手段】制音部材付き空気入りタイヤ13は、スチールコードを含んで構成されたベルト層30を有する空気入りタイヤ10と、シート状部材で形成され空気入りタイヤ10の空洞共鳴を抑制するためにタイヤ内面側から空洞内に向けて凸となる凸部16Aを有した制音部材16と、制音部材16に取り付けられ、スチールコードとの間で吸引力を生じさせて制音部材16をタイヤ内面に保持する磁石42とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】制音部材付き空気入りタイヤ13は、スチールコードを含んで構成されたベルト層30を有する空気入りタイヤ10と、シート状部材で形成され空気入りタイヤ10の空洞共鳴を抑制するためにタイヤ内面側から空洞内に向けて凸となる凸部16Aを有した制音部材16と、制音部材16に取り付けられ、スチールコードとの間で吸引力を生じさせて制音部材16をタイヤ内面に保持する磁石42とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、制音部材付き空気入りタイヤ、タイヤ・リム組立体、及び制音部材に関する。
スポンジからなる吸音部材をタイヤ内面に配置し、空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制する構造が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、スポンジは、コスト上の制約から空気入りタイヤへの適用が難しい場合がある。
本発明は、空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制しつつ、低コスト化することを目的とする。
請求項1に記載の制音部材付き空気入りタイヤは、磁性体で形成されたタイヤ構成部材を含んで構成された空気入りタイヤと、シート状部材で形成され前記空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制するためにタイヤ内面側から空洞内に向けて凸となる凸部を有した制音部材と、前記制音部材に取り付けられ、前記磁性体との間で吸引力を生じさせて前記制音部材をタイヤ内面に保持する磁石と、を有する。
請求項1の制音部材付き空気入りタイヤは、空気入りタイヤの内部に制音部材が配置されている。空気入りタイヤの内部に形成される円環状の空間の少なくとも一部が、該制音部材の凸部により仕切られた状態となり、空洞共鳴の発生を阻害することができる。制音部材は、空気入りタイヤの磁性体で形成されたタイヤ構成部材に対して磁石の吸引力を作用させることができ、これにより、制音部材をタイヤ内面に保持することができる。
制音部材は、シート状部材で成形されているので、スポンジよりも材料コスト、及び製造コストを含めた制音部材のトータルコストを低減することが可能となる。さらに、制音部材は、磁性体を練り込んだり、磁石をコーティングする等の特殊な加工を必要とせず、一般的に市販されている磁石を用いてタイヤ内面に保持させることができるため、この点においても制音部材のコストの低減を図ることができる。
さらに、制音部材は、空気入りタイヤに保持させて保管せず、空気入りタイヤと制音部材とを別々に保管し、車両装着時に制音部材を空気入りタイヤに保持させることができるため、制音部材の劣化を抑制することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の制音部材付き空気入りタイヤにおいて、前記タイヤ構成部材は、スチールコードからなる補強層である。
請求項2に記載の制音部材付き空気入りタイヤでは、磁性体からなるタイヤ構成部材がスチールコードからなる補強層である。したがって、スチールコードからなる補強層を備えた空気入りタイヤを用いることで、該補強層を利用して制音部材を容易に取り付けることができる。言い換えれば、空気入りタイヤに、磁石の吸引力を作用させる磁性体を別部材として別途必要としない。
空気入りタイヤの内面に加工を施すことなく制音部材を保持可能となるため、制音部材は、新品の空気入りタイヤのみならず、既存の、または使用中の空気入りタイヤにも容易に保持させることができる。また、制音部材は、製造メーカーのみならず、販売店においても、空気入りタイヤへ保持させることができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の制音部材付き空気入りタイヤにおいて、前記補強層は、ベルトである。
請求項3に記載の制音部材付き空気入りタイヤでは、スチールコードからなるベルトを利用して、制音部材を容易に取り付けることができる。また、ベルトは、空気入りタイヤのトレッド部に配置されているため、空気入りタイヤが回転して制音部材に遠心力が作用すると、制音部材はトレッド部の裏側の面に押し付けられることになり、制音部材には遠心力による押し付け力と、磁石による吸引力とによってトレッド部の裏側の面に押し付けられるため、空気入りタイヤの内面からの制音部材の剥離を効果的に抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の制音部材付き空気入りタイヤにおいて、前記タイヤ構成部材は、前記空気入りタイヤの内周面に設けられている。
請求項4に記載の制音部材付き空気入りタイヤでは、空気入りタイヤの内周面に磁性体で形成されたタイヤ構成部材が設けられているため、磁性体で形成されたタイヤ構成部材に制音部材を直接的に保持させることができ、例えば、トレッド内部に埋設された磁性体に磁石の吸引力を作用させる場合に比較して、大きな吸引力を作用させることができる。
請求項5に記載のタイヤ・リム組立体は、リムと、前記リムに装着された請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の制音部材付き空気入りタイヤと、を有する。
請求項5に記載のタイヤ・リム組立体は、リムと、リムに装着された請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の制音部材付き空気入りタイヤとで構成されているため、空気入りタイヤタイヤとリムとの間に円環状の空間が形成される。しかしながら、該空間の少なくとも一部を、制音部材の凸部により仕切ることができるので、タイヤとリムとの間での空洞共鳴の発生を阻害することができる。また、空洞共鳴の発生を阻害することができるタイヤ・リム組立体を容易に得ることができ、スポンジを用いた場合に比較してコストを低減することができる。
請求項6に記載の制音部材は、シート状部材で形成され、空気入りタイヤの内部に配置されて前記空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制するためのタイヤ内面側からタイヤ径方向内側に凸となる凸部を有した制音部材本体と、前記制音部材本体に設けられ、前記空気入りタイヤに設けられた磁性体に対して吸引力を生じる磁石と、を有する。
請求項6の制音部材は、磁性体を有する空気入りタイヤの内面に、磁石の吸引力を用いて、接着剤等を用いることなく容易に保持することができる。また、制音部材はシート状部材で形成されているので、スポンジよりも材料コスト、及び製造コストを含めたトータルコストを低減することが可能となる。
本発明に係る制音部材付き空気入りタイヤ、タイヤ・リム組立体、及び制音部材によれば、スポンジよりも低コストで、空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制できる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図面において、矢印C方向は空気入りタイヤ周方向を示し、矢印R方向は空気入りタイヤ半径方向を示し、矢印W方向は空気入りタイヤ幅方向を示す。空気入りタイヤ半径方向とは、空気入りタイヤ回転軸(図示せず)と直交する方向を意味する。空気入りタイヤ幅方向とは、空気入りタイヤ回転軸と平行な方向を意味する。空気入りタイヤ幅方向を空気入りタイヤ軸方向と言い換えることもできる。各部の寸法測定方法は、JATMA(日本自動車空気入りタイヤ協会)が発行する2017年度版YEAR BOOKに記載の方法による。
図1において、タイヤ・リム組立体14は、空気入りタイヤ10、空気入りタイヤ10を装着するリム12、及び空気入りタイヤ10の内部に配置される制音部材16を含んで構成されている。また、本実施形態では、制音部材16が内部に保持された空気入りタイヤ10を制音部材付き空気入りタイヤ13と呼ぶ。
空気入りタイヤ10のトレッド裏面側のタイヤ内面10Aには、空洞共鳴を抑制するための制音部材16が配置されている。これにより、空気入りタイヤ10内に形成される円環状の空間SAの少なくとも一部が、制音部材16により仕切られた状態となっている。制音部材16は、一旦生じた空洞共鳴を吸音するための部材ではなく、空洞共鳴自体を生じさせないための部材である。
(タイヤ骨格部材)
タイヤ骨格部材18は、例えば樹脂材料で構成されている。具体的には、タイヤ骨格部材18は、樹脂材料で構成された一対のタイヤ片(図示せず)を、タイヤ赤道面CLにおいてタイヤ軸方向に接合することにより、タイヤ周方向に環状とされている。なお、タイヤ骨格部材18は、3つ以上のタイヤ片を接合することにより形成されていてもよい。
タイヤ骨格部材18は、例えば樹脂材料で構成されている。具体的には、タイヤ骨格部材18は、樹脂材料で構成された一対のタイヤ片(図示せず)を、タイヤ赤道面CLにおいてタイヤ軸方向に接合することにより、タイヤ周方向に環状とされている。なお、タイヤ骨格部材18は、3つ以上のタイヤ片を接合することにより形成されていてもよい。
また、タイヤ骨格部材18は、一対のビード部20と、一対のビード部20からそれぞれタイヤ半径方向外側に延びる一対のサイド部22と、サイド部22からタイヤ幅方向内側に延びるクラウン部24と、を有している。
なお、本実施形態のタイヤ骨格部材18では、タイヤ半径方向内側端から断面高さSHの30%までの部分をビード部20といい、トレッド26が配置される部分をクラウン部24という。
タイヤ骨格部材18を構成する樹脂材料としては、ゴムと同等の弾性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)、及び熱硬化性樹脂等を用いることができる。走行時の弾性と製造時の成形性を考慮すると、熱可塑性エラストマーを用いることが望ましい。なお、タイヤ骨格部材18の全てを上記樹脂材料で形成してもよく、一部のみを上記樹脂材料で形成してもよい。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)等が挙げられる。
また、熱可塑性樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。さらに、熱可塑性材料としては、例えば、ISO75−2又はASTM D648に規定されている荷重たわみ温度(0.45MPa荷重時)が78℃以上、JIS K7113に規定される引張降伏強さが10MPa以上、同じくJIS K7113に規定される引張破壊伸び(JIS K7113)が50%以上、JIS K7206に規定されるビカット軟化温度(A法)が130°C以上であるものを用いることができる。
タイヤ骨格部材18のビード部20には、ビードコア28が埋設されている。ビードコア28を構成する材料としては、金属、有機繊維、有機繊維を樹脂で被覆したもの、又は硬質樹脂等を用いることができる。なお、ビード部20の剛性が確保され、リム12との嵌合に問題がなければ、ビードコア28を省略してもよい。
(ベルト層)
クラウン部24の外周面には、タイヤ構成部材の一例としてのベルト層30が設けられている。このベルト層30は、例えば、樹脂被覆された磁性体としてのスチールコード30A(図1(B)参照)をタイヤ周方向に螺旋状に巻いて構成されている。
クラウン部24の外周面には、タイヤ構成部材の一例としてのベルト層30が設けられている。このベルト層30は、例えば、樹脂被覆された磁性体としてのスチールコード30A(図1(B)参照)をタイヤ周方向に螺旋状に巻いて構成されている。
(ベルト上補強層)
ベルト層30のタイヤ径方向外側には、ベルト層30を覆うベルト補強層32が配置されている。ベルト補強層32は、タイヤ赤道面CL側からベルト層30の端部30Eをタイヤ幅方向外側へ越えて延び、サイド部22とクラウン部24との境界付近で終端している。
ベルト層30のタイヤ径方向外側には、ベルト層30を覆うベルト補強層32が配置されている。ベルト補強層32は、タイヤ赤道面CL側からベルト層30の端部30Eをタイヤ幅方向外側へ越えて延び、サイド部22とクラウン部24との境界付近で終端している。
ベルト補強層32は、ゴムで被覆された複数の補強コード(図示せず)を備えている。ベルト補強層32の補強コードは、有機繊維のモノフィラメント(単線)、又は有機繊維を撚ったマルチフィラメント(撚り線)であり、タイヤ幅方向に延びてタイヤ周方向に並列されている。なお、ベルト補強層32の補強コードは、タイヤ幅方向に対して10°以内の角度で傾斜していてもよい。
有機繊維としては、脂肪族ポリアミドやPET(ポリエチレンテレフタレート)、ガラス、アラミド等の材料を用いることができる。なお、補強コードの材料として、磁性体としてのスチール等の金属を用いてもよい。また、ベルト補強層32は、補強コードをゴムではなく樹脂で被覆したものであってもよい。
(サイド補強層)
タイヤ骨格部材18のタイヤ外側面側には、サイド補強層34が配置されている。サイド補強層34は、タイヤ骨格部材18の外面に沿ってビードコア28のタイヤ径方向内側からタイヤ径方向外側へ向けて延びている。サイド補強層34は、更にベルト補強層32の外面に沿ってタイヤ赤道面CL側へ延び、ベルト補強層32の端部32E、及びベルト層30の端部30Eを越えて該端部30E付近で終端している。
タイヤ骨格部材18のタイヤ外側面側には、サイド補強層34が配置されている。サイド補強層34は、タイヤ骨格部材18の外面に沿ってビードコア28のタイヤ径方向内側からタイヤ径方向外側へ向けて延びている。サイド補強層34は、更にベルト補強層32の外面に沿ってタイヤ赤道面CL側へ延び、ベルト補強層32の端部32E、及びベルト層30の端部30Eを越えて該端部30E付近で終端している。
サイド補強層34は、ゴムで被覆された複数の補強コードを備えている。サイド補強層34の補強コードは、有機繊維のモノフィラメント(単線)、又は有機繊維を撚ったマルチフィラメント(撚り線)であり、それぞれラジアル方向(タイヤ径方向)に延びてタイヤ周方向に並列されている。なお、サイド補強層34の補強コードは、タイヤ径方向に対して10°以内の角度で傾斜していてもよい。
有機繊維としては、脂肪族ポリアミドやPET、ガラス、アラミド等の材料を用いることができる。なお、補強コードの材料として、磁性体としてのスチール等の金属を用いてもよい。また、サイド補強層34は、補強コードをゴムではなく樹脂で被覆したものであってもよい。
(制音部材)
制音部材16は、空洞共鳴を抑制するための部材であり、例えばシート状の樹脂からなる。制音部材16は、空洞共鳴制音部材、消音部材、仕切り部材等と言い換えることもできる。制音部材16を構成する樹脂は、例えば熱可塑性樹脂である。制音部材16は、真空成形、圧空成形、ブロー成形、プレス成形等、公知の成形方法を用いて、スポンジよりも容易、かつ低コストで製造することができる。制音部材16を構成する熱可塑性樹脂としては、例えば、柔軟性を有する塩化ビニル樹脂(PVC)、PET樹脂等を用いることができるが、他の熱可塑性樹脂を用いることもできる。なお、制音部材16を構成する樹脂は、熱可塑性樹脂以外の、例えば、熱硬化性樹脂等であってもよい。
制音部材16は、空洞共鳴を抑制するための部材であり、例えばシート状の樹脂からなる。制音部材16は、空洞共鳴制音部材、消音部材、仕切り部材等と言い換えることもできる。制音部材16を構成する樹脂は、例えば熱可塑性樹脂である。制音部材16は、真空成形、圧空成形、ブロー成形、プレス成形等、公知の成形方法を用いて、スポンジよりも容易、かつ低コストで製造することができる。制音部材16を構成する熱可塑性樹脂としては、例えば、柔軟性を有する塩化ビニル樹脂(PVC)、PET樹脂等を用いることができるが、他の熱可塑性樹脂を用いることもできる。なお、制音部材16を構成する樹脂は、熱可塑性樹脂以外の、例えば、熱硬化性樹脂等であってもよい。
図1、及び図2に示すように、制音部材16は、タイヤ内面10Aに接触させる基部16Bを有している。一例として、制音部材16を成形する際は、図2に示すように、基部16Bを平面状とするが、空気入りタイヤ10の内部に配置する際は、基部16Bを湾曲させる。基部16Bはシート状の樹脂であるため、容易に湾曲させることができる。
基部16Bの幅は、ベルト層30の幅と同等に設定することが好ましい。これは、ベルト層30が形成されている範囲であれば、タイヤ変形が小さくなるので、基部16Bの耐久性が高まるためである。基部16Bには、円錐台形状とされた複数の凸部16Aが、タイヤ周方向、及びタイヤ幅方向に間隔を開けてマトリクス状に形成されている。なお、凸部16Aのタイヤ径方向外側の面は、凹形状となっている。なお、凸部16Aは、突出部、張出し部等と言い換えることもできる。
図1、及び図2に示すように、タイヤ径方向に沿って計測する制音部材16の凸部16Aの最大高さ寸法H(図1、図2参照)は、タイヤ断面高さSHの50%以上であることが望ましい。最大高さ寸法Hは、制音部材16をタイヤ内面に接触させた状態での高さである。最大高さ寸法Hが0.5SHよりも小さいと、空洞共鳴の抑制効果が減少するためである。
図1、及び図4に示すように、基部16Bの幅方向の両端付近には、複数の磁石取付部36がタイヤ周方向に沿って間隔を開けて形成されている。磁石取付部36は、タイヤ径方向内側、言い換えれば、タイヤ内面とは反対側へ突出する円環状の凸部38を備えており、凸部38の内側の凹部40には円板状の磁石42が嵌められて接着剤等で固定されている。磁石42としては、ネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石等の磁力の大きい希土類磁石が好ましく、一般に市販されている汎用品を用いることができる。
制音部材16は、図3(A)に示されるように、タイヤ周方向の全体に配置されていてもよく、また、図3(B)に示されるように、タイヤ周方向に離散的に配置されていてもよい。離散配置の場合、空気入りタイヤ10のユニフォーミティ等を考慮して、素数個の制音部材16をタイヤ周方向に非均等に配置することが望ましい。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係る空気入りタイヤ10では、タイヤ内面10Aに、凸部16Aを有する制音部材16が磁石42の吸引力(言い換えれば磁力)で保持されている。即ち、空気入りタイヤ10のベルト層30が樹脂被覆されたスチールコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻いて構成されているため、トレッド裏面側のタイヤ内面10Aに制音部材16を配置すると、基部16Bに取り付けられた磁石42とスチールコード30Aとの間に吸引力が生じ、制音部材16がタイヤ内面10Aに押し付けられて保持される。なお、空気入りタイヤ10が回転している際は、制音部材16に遠心力が作用してタイヤ内周面に押し付けられる。
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係る空気入りタイヤ10では、タイヤ内面10Aに、凸部16Aを有する制音部材16が磁石42の吸引力(言い換えれば磁力)で保持されている。即ち、空気入りタイヤ10のベルト層30が樹脂被覆されたスチールコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻いて構成されているため、トレッド裏面側のタイヤ内面10Aに制音部材16を配置すると、基部16Bに取り付けられた磁石42とスチールコード30Aとの間に吸引力が生じ、制音部材16がタイヤ内面10Aに押し付けられて保持される。なお、空気入りタイヤ10が回転している際は、制音部材16に遠心力が作用してタイヤ内周面に押し付けられる。
制音部材16は、接着剤等を用いてタイヤ内面10Aに保持しないので、タイヤ内面10Aに容易に保持させることができ、また、取り外しも容易である。
また、制音部材16は、トレッド内にスチールコード等の磁性体がタイヤ構成部材として含まれた空気入りタイヤであれば、容易に保持させることができ、制音部材16をタイヤに保持させるための特別な磁性体を別途用意してタイヤに取り付ける必要がない。したがって、制音部材16は、スチールコード等の磁性体がタイヤ構成部材として含まれた既存の一般的な空気入りタイヤに対しても、容易に保持させることができる。したがって、制音部材16は、タイヤ製造メーカーのみならず、タイヤ販売店等においても空気入りタイヤ10に容易に保持させることができる。また、制音部材16は、新品の空気入りタイヤ10のみならず、使用中の空気入りタイヤ10に対しても、後付けで保持させることができる。
タイヤ・リム組立体14においては、空気入りタイヤ10とリム12との間に円環状の空間SAが形成されるが、空間SAの少なくとも一部が、該制音部材16の凸部16Aによりタイヤ周方向に仕切られた状態となり、これにより、空気入りタイヤ10内での空洞共鳴の発生を阻害することができる。換言すれば、空洞共鳴を生じさせるような音響空間を空気入りタイヤ10内に作らないようにすることができる。
制音部材16は、樹脂のシート状の部材から構成されているので、材料費をスポンジよりも少なくできると共に、成形や取り付けが容易となり、低コスト化が可能となる。したがって、本実施形態に係る空気入りタイヤ10によれば、スポンジよりも低コストで、空洞共鳴を抑制することができる。
また、制音部材16を保持させるための磁石42は、市販されている汎用品を用いることができ、低コストで制音部材16を提供できる。
さらに、本実施形態では、制音部材16の最大高さ寸法Hを、タイヤ断面高さSHの50%以上に設定しているので、高い空洞共鳴の抑制効果が得られる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
空気入りタイヤ10のタイヤ骨格部材が樹脂材料で構成されるものとしたが、空気入りタイヤ10は、カーカスプライ(図示せず)を用いたゴムタイヤであってもよい。この場合、タイヤ内面10Aのインナーライナーは、公知とされた合成樹脂製の薄いフィルムインナーライナーとすることが好ましい。合成樹脂製のフィルムインナーライナーは、ゴム製のインナーライナーよりも薄く形成することができる。これにより、スチールコード30Aと磁石42とを近づけることができ、吸引力を確保することができる。
制音部材16の構成は、上記のものに限定されない。凸部16Aの形状は、円錐台形状に限らず、空洞共鳴を抑制できれば他の形状であってもよく、各々の高さが異なっていてもよい。
凸部16Aの配置は、上記実施形態のものに限らず、図5に示すように、複数の凸部16Aを千鳥状に配置したものであってもよく、図示は省略するが、複数の凸部16Aをランダムに配置したものであってもよい。
上記実施形態では、磁石取付部36が円環状の凸部38を有し、凸部38の内側の凹部40に円板状の磁石42を嵌めて接着したが、図6に示すように、円環状の凸部38の内側の凹部40の中心に円形の凸部44を形成し、円環状の凸部38と円形の凸部44との間にドーナツ状の磁石46を嵌めて接着するようにしてもよい。また、図示は省略するが、磁石取付部36、磁石42、及び磁石46の形状は、矩形等であってもよい。
上記実施形態の凸部16Aでは、凸部16Aの内外を貫通する孔が形成されていなかったが、凸部16Aの内外を貫通する孔が形成されていてもよい。
図7に示す他の実施形態に係る制音部材16は、基部16Bに形成された凹部40に円板状の磁石42が嵌められて接着剤等で固定されており、凹部40の反対側の凸部分が、タイヤ骨格部材18の内周面に形成した凹部48に嵌め込まれるようになっている。これにより、磁石42がスチールコード30Aに接近し、吸引力を増大させることができる。また、凹部40の反対側の凸部分が、タイヤ骨格部材18の凹部48に嵌め込まれるので、制音部材16のズレも抑制できる。凹部48の代わりに、タイヤ骨格部材18の一部分が薄く形成されていてもよい。
上記実施形態の空気入りタイヤ10は、磁性体がベルト層30を構成するスチールコードであったが、磁性体は、ベルト層30を構成するスチールコードに限らず、ベルト層30とは異なる補強層のスチールベルト(一例として、上記実施形のベルト補強層の補強コードをスチールコードとする)であってもよい。
磁性体は、磁石42、または磁石46との間で吸引力を生ずるものであればスチールコード以外のタイヤ構成部材であってもよい。例えば、空気入りタイヤ10の内周面に、薄い鋼板、鉄粉等の強磁性体の粉末を練りこんだ薄いシート状の樹脂層を貼り付けておいてもよく、タイヤ骨格部材18に鉄粉等の強磁性体の粉末を練り込んでおいてもよく、タイヤ骨格部材18を成形する際に鉄粉等の強磁性体の含まれた樹脂シートまたは樹脂材料と共にタイヤ骨格部材18を成形してもよい。また、これらの鋼板、強磁性体の粉末に対して着磁を行ってもよい。
10…空気入りタイヤ、10A…タイヤ内面、12…リム、13…制音部材付き空気入りタイヤ、14…タイヤ・リム組立体、16…制音部材(制音部材本体)、16A…凸部、30…ベルト層(補強層、磁性体)、30A…スチールコード、42…磁石、46…磁石
Claims (6)
- 磁性体で形成されたタイヤ構成部材を含んで構成された空気入りタイヤと、
シート状部材で形成され前記空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制するためにタイヤ内面側から空洞内に向けて凸となる凸部を有した制音部材と、
前記制音部材に取り付けられ、前記磁性体との間で吸引力を生じさせて前記制音部材をタイヤ内面に保持する磁石と、
を有する制音部材付き空気入りタイヤ。 - 前記タイヤ構成部材は、スチールコードからなる補強層である、請求項1に記載の制音部材付き空気入りタイヤ。
- 前記補強層は、ベルトである、請求項2に記載の制音部材付き空気入りタイヤ。
- 前記タイヤ構成部材は、前記空気入りタイヤの内周面に設けられている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の制音部材付き空気入りタイヤ。
- リムと、
前記リムに装着された請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の制音部材付き空気入りタイヤと、
を有するタイヤ・リム組立体。 - シート状部材で形成され、空気入りタイヤの内部に配置されて前記空気入りタイヤの空洞共鳴を抑制するためのタイヤ内面側からタイヤ径方向内側に凸となる凸部を有した制音部材本体と、
前記制音部材本体に設けられ、前記空気入りタイヤに設けられた磁性体に対して吸引力を生じる磁石と、
を有する制音部材。
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