JP2018534816A - フィードバック送信のタイミングを制御するための方法および装置 - Google Patents

フィードバック送信のタイミングを制御するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

通信リンク(70)を介して通信している通信デバイス(80)によるフィードバック送信のタイミングを制御するための方法が開示されており、その通信リンクは、再送信スキームをサポートする。この方法は、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信すること(42)を含み、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
【選択図】図5a

Description

本明細書における実施形態は、全般的にはテレコミュニケーションおよび/またはデータ通信に関し、詳細には、自動再送要求(ARQ)および/またはハイブリッド自動再送要求(HARQ)再送信スキームが使用される場合にフィードバック送信のタイミングを制御するための方法および装置に関する。
現代のワイヤレス通信システムは、再送信スキームを使用しており、その再送信スキームは、しばしば自動再送要求(ARQ)と呼ばれている。ARQスキームにおいては、送信機から送信されるデータパケットは、CRCを添付される。受信機が、そのデータパケットをデコードし、CRCを再計算し、得られたCRCを、送信されたCRCと比較する。CRCがマッチしている場合には、対応するデータパケットが正しく受信されたということを示すために肯定応答(ACK)がフィードバックとして送信機へ送信され、CRCがマッチしていない場合には、データパケットが正しく受信されなかったということを示すために否定応答(NACK)がフィードバックとして送信機へ送信される。そのようなフィードバック(ACKまたはNACK)に基づいて、送信機は、フィードバックがNACKだった場合には、対応するデータパケットを再送信することができる。
フィードバックがNACKであるケースにおいては、データ送信の成功のための時間は、少なくとも、フィードバックを提供することおよび送信機からデータを再送信することのために必要とされる時間である。送信と、続く再送信との間における持続時間は、再送信ラウンドトリップタイムと呼ばれる場合がある。
LTEおよびその他のワイヤレス通信システムにおいては、FEC(前方誤り訂正)エンコーディングおよびARQの両方が適用されることが可能であり、これは、ハイブリッドARQ(HARQ)としても知られている。HARQは、UMTSなどのモバイル電話ネットワークのための高速データ送信を(それぞれダウンリンクおよびアップリンクで)提供するHSDPAおよびHSUPAにおいて、ならびに「モバイルWiMAX」としても知られている、モバイルブロードバンドワイヤレスアクセスのためのIEEE802.16−2005標準において使用されている。HARQは、EVDOおよびLTEワイヤレスネットワークにおいても使用されている。
タイプIハイブリッドARQは、既存の家庭用配線(電力線、電話回線、および同軸ケーブル)を介して最大で1Gbit/sのデータレートで機能することができる高速ローカルエリアネットワーク標準であるITU−T G.hnにおいて使用されている。G.hnは、エラー検知のためにCRC−32Cを、前方誤り訂正のためにLDPCを、およびARQのために選択再送を使用している。LTEに勝る改良領域のうちの1つは、5G通信システムにおいては、レイテンシであろう。LTEにおいては、HARQフィードバックが、数サブフレーム後に受信機から送信機へ送信される。LTEにおいては、1つのサブフレームが1msにわたり、その結果、より低いレイヤの再送信プロトコルのレイテンシが数msになる。この持続時間を低減するために、5G通信システムは、フィードバックが、対応するデータが送信されるサブフレームの終わりに送信されることが可能であるフレーム構造を有することができる。図1は、そのようなフィードバック送信を可能にする例示的なTDDフレーム構造を示している。全複信が未だ実行可能なソリューションではないので、ダウンリンク(DL)送信は、しばらく停止しなければならず、その後にアップリンク(UL)送信が開始して、送信から受信へ受信機が切り替わることを可能にすることができ、その逆もまた同様である。DL送信を停止してからUL送信が開始するまでのこの時間は、ガードピリオドと呼ばれる場合がある。ガードピリオドは、可能なタイミングアドバンスを含むこともでき、そのタイミングアドバンスを使用して、伝搬遅延を補い、それによって、たとえばワイヤレスデバイスまたはUEのための適切なタイミングを提供して、たとえばeNBまたは基地局における同期化を可能にすることができる。
FDDに関しては、システム全複信オペレーションが実現可能であり、したがって、図2において示されているようにUL送信およびDL送信が重なることがある。この重なりは、たとえばULおよびDL上で同時送信があり得るということを意味することが可能である。一例として、ULサブフレームにおける再送信フィードバックが、対応するDLサブフレームにおいてデータパケットが送信されている間に送信される可能性がある。しかしながら、ULサブフレームにおけるフィードバック信号を送信することが可能であるためには、DLサブフレームの終了前にまたはDLサブフレームの終わりに、FDDに関してさえ、ダウンリンク送信が早くに停止しなければならないことになり、それによって、送信されているサブフレームの終わりにDLリソースが無駄になる。これらの「無駄になる」DLリソースを次のDLサブフレームのために使用することは、望ましくない。なぜなら、これによってサブフレーム同士の間における依存関係が生じるからである。
上で概説されて図1において示されているフレーム構造は、サブフレームごとにTDDに関する複信方向切り替えを必要とする。複信方向切り替えごとに、対応するガードピリオドに伴って、あらゆるDLサブフレームにおいていくつかのシンボルが使用されることが不可能である結果となる。同様の影響は、図2に関連して記述されているように、FDDに関しても予想される。なぜなら、DLサブフレームにおける最後のシンボルが使用されないからであり、それは、その使用によってDLサブフレーム同士の間における望ましくない相互依存関係が生じることになるからである。
したがって、TDDおよびFDDの両方に関して、チャネルの全キャパシティを効率よく利用しないリスクがある。なぜなら、フィードバックが、対応するデータパケットが送信されるサブフレームの終わりに送信されることが可能であるフレーム構造を伴う通信システムにおいては、あらゆるサブフレームにおいて、割り当てられているリソースのうちの一部が使用できないからである。
同じサブフレームにおいて再送信フィードバックを提供することは、デコーダの実施態様によっては、より多くバッテリーを消費する可能性がある。なぜなら、端末は、受信されたデータをデコードするのに非常に短い時間しか有していないからである。短いレイテンシをアプリケーションが必要とする場合には、これは許容可能であるが、低いレイテンシをアプリケーションが必要としない場合には、デコーディングのためにより多くの時間を端末に提供して、ひいては潜在的なエネルギー節約を可能にすることが有益である可能性がある。
したがって、フィードバックがすぐに提供される場合には、チャネルが十分に利用されずにUEの電力消費が増大するリスクがある。
上で概説されている問題および論点のうちの少なくともいくつかに対処することが、本明細書において記述されている実施形態の目的である。添付の独立請求項において規定されている方法および通信デバイス、たとえば送信デバイスおよび受信デバイスを使用することによって、この目的およびその他の目的を達成することが可能である。
一態様による、通信リンクを介して通信している通信デバイスによるフィードバック送信のタイミングを制御するための方法であって、その通信リンクが、再送信スキームをサポートし、この方法が、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信することを含み、そのインジケータが、インジケータのセットから選択される、方法。
別の態様による、プロセッサとメモリとを含む通信デバイスであって、そのメモリが、そのプロセッサによって実行可能な命令を含み、それによってこの通信デバイスが、通信リンクを介した通信に関するフィードバック送信のタイミングを制御するように機能し、および/または適合されており、その通信リンクが、再送信スキームをサポートし、この通信デバイスが、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信するようにさらに適合されており、そのインジケータが、インジケータのセットから選択される、通信デバイス。
別の態様による、通信リンクを介して通信している通信デバイスによって再送信フィードバックを送信するための方法であって、その通信リンクが、再送信スキームをサポートし、この方法が、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、およびそのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信することを含む、方法。
別の態様による、プロセッサとメモリとを含む通信デバイスであって、そのメモリが、そのプロセッサによって実行可能な命令を含み、それによってこの通信デバイスが、通信リンクを介した通信に関する再送信フィードバックを送信するように機能し、および/または適合されており、その通信リンクが、再送信スキームをサポートし、この通信デバイスが、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、およびそのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信するようにさらに適合されている、通信デバイス。
上述の通信デバイスおよびそこにおける方法は、さまざまな任意選択の実施形態に従って、以降で記述されることになるさらなる特徴および利点を達成するように実施および設定されることが可能である。
これらの方法ならびに対応する無線ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスによって達成される利点のうちのいくつかは、下記のようにまとめられることが可能である。
再送信フィードバックのフレキシブルなタイミングを可能にすること、
レイテンシとキャパシティとの間におけるトレードオフを可能にすること、
負荷が低い場合に、短いレイテンシを可能にすること、
サブフレーム同士の間における相互依存関係を回避すること、
貧弱な無線カバレッジのケースにおいて、レイテンシ要件を満たすことと、バッテリーを節約することとの間におけるトレードオフを最適化すること。
次いで、例示的な実施形態を用いて、添付の図面を参照しながら、より詳細にソリューションについて記述する。
低いレイテンシのフィードバックシグナリングを伴う5G TDDシステムのためのフレーム構造の一例を示す図である。 低いレイテンシのフィードバックシグナリングを伴う5G FDDシステムのためのフレーム構造の一例を示す図である。 複信方向切り替えの回数を低減するさらに低い頻度のおよび/またはアグリゲートされたフィードバックが使用されることが可能であるということを意味する遅延耐性のあるトラフィックを伴うダウンリンクの大量の送信を伴う一例を示す図である。 カバレッジの限られている通信デバイスは、長いフィードバック信号を使用してカバレッジを確保しなければならないということを示す図である。 再送信フィードバックがいつ要求されるかをフィードバックタイミングインジケータ(FTI)がどのようにして示すことができるかの一例を示す図である。 同じフィードバック送信においてデータサブフレームのバンドルに関して再送信フィードバックがどのようにして提供されることが可能であるかの一例を示す図である。この図はまた、FTIが送信されるサブフレームと相対的なサブフレームを示すことができるフィードバックタイミングインジケータ(FTI)の一例を示している。 フィードバックを求める要求が後のサブフレームにおいて来ることになるということを示す、送信デバイスの一例を示す図である。 eNBにおいて同期化される複数のサブフレームを伴う一例を示す図である。 本明細書における実施形態が適用および/または実施されることが可能である例示的な通信ネットワークを示す図である。 本明細書における実施形態が適用および/または実施されることが可能である例示的な通信システムを示す図である。 対応するULサブフレームおよびDLサブフレームを示す図である。 本明細書における実施形態による、通信デバイス80において実行される方法を示す図である。 本明細書における実施形態による、通信デバイス90において実行される方法を示す図である。 本明細書における例示的な実施形態による通信デバイス80を示すブロック図である。 本明細書における例示的な実施形態による通信デバイス90を示すブロック図である。
本明細書における実施形態が適用される通信システムは、データストリームが、送信中に発生する可能性があるエラーにもかかわらずにユーザへ正確に配信されることを確実にするために再送信スキームを使用することができる。そのような再送信スキームの例は、たとえば3GPPにおいてUMTSおよび/またはLTEに関して規定されているARQおよび/またはHARQであり得る。
上で概説されているフレーム構造によってもたらされる1つの特徴として、再送信フィードバックが受信デバイスによって送信されることが可能であり、それによって送信デバイスは、特定のサブフレームにおいて送信されているデータパケットに関連した再送信フィードバックを、前記サブフレームが終了またはタイムアウトしてしまう前に受信することができる。このフィードバックに関する可能性を提供するフレーム構造は、たとえばTDDに関して、あらゆるサブフレームにおいて複信方向切り替えを必要とし、それによって、あらゆるサブフレームにおいて、対応するガードピリオドオーバーヘッドをもたらす可能性がある。これは、あらゆるサブフレームに関するガードピリオドに対応する、通信リンクの過小利用を意味することになる。同様に、前述のようにFDDに関しては、サブフレーム同士の間における相互依存関係を回避するために、サブフレームの最後のシンボルは、サブフレームにおいては、同じおよび/または対応するサブフレームにおいて再送信フィードバックが要求される場合には使用されるべきではない。
しかしながら、いくつかのアプリケーションにおいては、すべての使用事例において低いレイテンシが重要であるとは予想されないので、いくらか多くのレイテンシが与えられることが可能である。このアプリケーションにおいては、5G通信システムは、低いレイテンシが必要とされるトラフィックケースにおいては低いレイテンシを可能にすべきであるが、低いレイテンシに関連してコストがあるが利益がほとんどない場合には、すべてのトラフィックシナリオに関して低いレイテンシを不必要に強制すべきではないと予想される。たとえば、厳密なレイテンシ要件を伴わないDLの大量の送信に関しては、いくつかのサブフレームに関するアグリゲートされたフィードバックが送信されることが可能である。この方法においては、切り替え時間の量が低減され、オーバーヘッドも低減される。2つのDLサブフレームのフィードバックがアグリゲートされる一例に関して図3を参照されたい。
このアプリケーションにおいては、2つのトラフィックタイプは、遅延耐性のないトラフィック(たとえば、音声、ビデオ、および/またはタイムクリティカルなMTC)、ならびに遅延耐性のあるトラフィック(たとえば、バックグラウンドデータ、および/またはベストエフォートデータ)と呼ばれる。
次いで図7を参照すると、図7は、2つの通信デバイス80および90を含む通信システム100を示している。これらの通信デバイスは、通信リンク70を介して通信している。通信リンクは、図8において示されているように、アップリンク(UL)60およびダウンリンク(DL)50を含むことができる。本開示においては、ULサブフレーム(再送信フィードバックを含むということを意味している)は、通信デバイス90が送信デバイスの役割を有しているケースにおいてはDL50上で実行されることが可能であるということに留意されたい。
同じサブフレームにおいてフィードバックを提供することは、デコーダの実施態様によっては、より多くバッテリーを消費する可能性がある。なぜなら、端末は、受信されたデータをデコードするのに非常に短い時間しか有していないからである。短いレイテンシをアプリケーションが必要とする場合には、これは許容可能であるが、低いレイテンシをアプリケーションが必要としない場合には、デコーディングのためにより多くの時間を端末に提供して、ひいては潜在的なエネルギー節約を可能にすることが有益である可能性がある。
フィードバック信号のカバレッジは、フィードバック信号が送信される際に用いるエネルギーによって特定される。既に最大の出力で送信している、カバレッジの限られている端末は、より長いフィードバック信号持続時間によって、自分の送信エネルギーを、ひいてはカバレッジを増大させることのみが可能である。一定のサブフレーム長を前提として、あらゆるサブフレームにおいて長いフィードバックを提供すると、DL送信のための時間は、わずかしか残らない。図4を参照されたい。図4は、カバレッジの限られている端末が、どのようにして長いフィードバック信号を使用してカバレッジを確保しなければならないかを示している。したがって、あらゆるサブフレームにおいてフィードバックが送信される場合には、DL送信のために残される時間は多くない。フィードバックを送信する頻度を下げることが、通信チャネルおよび/または通信リンク70のさらに効率的な利用であろう。
簡単に記述すると、低い遅延の再送信フィードバックをサポートする通信システム100が、上述のように低い遅延のフィードバックに伴ってもたらされるDLリソースの過小利用の問題を緩和するための機構を提供することもできることを確実にするためのソリューションが提供される。
再び図7を参照すると、本明細書における実施形態が採用または適用されることが可能である通信システム100が示されている。2つの通信デバイスが示されており、80および90と表示されている。再送信スキームをサポートする通信リンク70も示されている。簡単にするために、再送信スキームに関連して、通信デバイス80は、eNBであることが可能であり、送信デバイスの役割を有することになり、その一方で通信デバイス90は、UEであることが可能であり、受信デバイスの役割を有することになる。
送信デバイス80はスケジューリングコマンドを送信することができるということが言及されるべきである。スケジューリングコマンドは、データパケットとともに送信されることが可能である。スケジューリングコマンドは、再送信フィードバック(たとえば、HARQ ACK/NACK)が受信デバイス90によっていつ送信されることになるかについての情報を含むことができる。
図5は、DL送信を示している。ULにおいては、さまざまなサブフレームおよび/または時間インスタンスおよび/またはシンボルが、DL送信に関連した潜在的な再送信フィードバック機会として示されている。この例においては、スケジューリングコマンドにおいて提供される情報は、表1においてリストアップされている解釈を伴う2ビットワードであることが可能である。
言い換えれば、スケジューリングコマンドは、再送信フィードバックが受信デバイス90によっていつ送信されることになるかを示すタイミングインジケータを含むことができると言うことができる。そのようなタイミングインジケータは、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)と呼ばれる。FTIの一例が、表1において示されており、FTIの別の例が、表2において示されている。
もちろん、別の粒度が適切であるケースにおいては、再送信フィードバックのためのタイミングを示すために、表1におけるような2ビット(4つの可能性)および表2におけるような1ビット(2つの可能性)とは異なる任意の数のビットが使用されることが可能である。FTIは、たとえば、サブフレーム内のシンボル、サブフレーム、またはそれらの組合せを示すことができるということに言及しておかなければならない。
これらの表におけるさまざまなコードワードの解釈は、たとえば、スケジュールされたデータレート、および/またはMIMOストリーム、および/またはMIMOストリームの数、および/またはトランスポートブロックサイズ、および/または通信リンク上の利用可能なリソース、および/または再送信バッファフィルレベル等などのその他のスケジューリング情報に応じて設定可能であることまたはそれらのスケジューリング情報に依存することが可能である。
フィードバックを送信するためのデフォルトの方法もあり得る。再送信フィードバックを送信するデフォルトの方法の一例は、たとえば、再送信フィードバックを、たとえば図2において示されているように現在のサブフレームの終わりに送信することであり得る。このケースにおいては、明示的な再送信フィードバックタイミング情報は提供されない。そのような情報は、デフォルトのオプションとは異なるタイミングで再送信フィードバックが送信されるべきである場合に、たとえばスケジューリングコマンド内に含まれるだけとなる。
シグナリングされるタイミング(すなわち、フィードバックをいつ送信すべきか)は、サブフレーム全体がデータのために使用されるか否かも特定し得る。一例として表1を使用すると、コードワード00は、このサブフレームにおいてフィードバックが必要とされているということ、および対応するDLデータパケット送信が1ビット早く終了される必要があるということを意味することになる。図2において示されているように、ダウンリンクサブフレームの最後の部分は使用されない。その一方で、コードワード01は、次の連続したサブフレームまでフィードバックは来ないはずなのでサブフレーム全体がデータ送信のために使用されることが可能であるということを意味することになる。コードワード10および11に関しても同様である。
上述の例は、eNBとUEとの間におけるDLに限定されないということに言及しておくべきである。上述の例は、通信のためにARQおよび/またはHARQなどの再送信スキームを使用する通信システムにおいて、たとえばeNB同士の間における、またはUE同士の間における、または任意の2つのデバイスの間における任意の通信リンク上で使用されることが可能である。
上述の問題は、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信することによってフィードバック送信のタイミングを制御するための、通信デバイス80に関する、およびフィードバックタイミングインジケータを受信してそのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信することによって再送信フィードバックを送信するための、通信デバイス90に関する方法および装置を提供する本明細書における例示的な実施形態によって対処される。
このソリューションは、添付の特許請求の範囲によって規定されている。
再び図7を参照すると、本明細書における実施形態が採用または適用されることが可能である通信ネットワーク100が示されている。2つの通信デバイスが示されており、80および90と表示されている。通信リンク70も示されている。
以降では、本明細書における実施形態に従って、ARQおよび/またはHARQに関連したフィードバック送信のタイミングを制御するための、通信システム100の通信デバイス80によって/において実行される方法が提供されている。
この方法は、図10において示されており、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信すること42を含み、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
この方法は、上述の通信デバイス80によって/において実施および実行される。次いで、通信デバイス80によって実行されるアクションが、図10に関連して記述され、下記を含む。
アクション42において、通信デバイス80は、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信するように設定および/または適合されている。フィードバックは、通信デバイス80からのデータ送信に関連しており、通信デバイス80は、図7における他方の通信デバイス90との通信のために再送信スキームを使用する。FTIは、さまざまなインジケータのセットから選択されることが可能である。それぞれのFTIは、通信デバイス80によって再送信フィードバックが要求される時間構造、たとえば、特定のサブフレームおよび/またはスロットおよび/または無線フレームおよび/または送信時間間隔(TTI)などを表すことができる。FTIは、どの時間構造においてFTIが送信されるかに関連した相対的な時間構造を表すこともできる。たとえば、FTIがサブフレームnにおいて送信される場合には、FTIは、サブフレームn+kを示すことができ、サブフレームnは、FTIが送信されるサブフレームである。FTIは、たとえばLTEにおいて規定されているように、ダウンリンク制御情報(DCI)内に含めて送信されることが可能である。DCIは、いくつかのDLサブフレームの間、たとえば、次のDCIが送信されるまで有効であることが可能であるFTIを含むことができる。FTIは、必ずしもあらゆるDLサブフレームにおいて送信されるわけではないということに言及しておかなければならない。いくつかの実施形態においては、通信デバイスは、事前に設定されるFTIを伴って半静的に構成されることが可能であり、事前に設定されるFTIは、たとえば3GPPに従ったたとえばRRCシグナリングなどのL3シグナリングを伴って設定されることが可能である。DCIは、サブフレームのバンドルをスケジュールすることもでき、完全なバンドルのフィードバックが、同じフィードバック送信において提供される。このケースにおいては、FTIは、バンドルに関するフィードバックを搬送するフィードバック送信のタイミングを指す。たとえば図5bを参照されたい。図5bにおいては、サブフレームのバンドルは、サブフレームnおよびサブフレームn+1であり、完全なバンドルの再送信フィードバックが、サブフレームn+kにおいて受信される。別の例においては、FTIは、再送信フィードバックが要求される特定のフレームおよび/またはサブフレームを示さない場合があり、代わりに将来のFTIおよび/またはDCIが、送信デバイスによって送信されることになる。将来のFTIおよび/またはDCIは、フィードバックがいつ要求されるかを示すことになる。このシナリオは、図5cにおいて示されており、図5cでは、送信デバイス80が、「ポーリングされる」フィードバックを示すFTIをDLサブフレームnにおいて送信することができる。将来のDLサブフレームにおいては、ULグラントを伴うDCIが、送信デバイス80によって送信され、このDCIは、特定の将来のULサブフレームn+k+4において再送信フィードバックが要求されるということを示す。しかしながら、このDCIは、将来のULサブフレームn+k+4を示すことに限定されず、任意の適切な将来のULサブフレームが示されることが可能であるということに留意されたい。「ポーリングされる」フィードバックを示すFTIは、上記の表1に関連して記述されている。
一実施形態によれば、FTIは、通信デバイス80内のスケジューリング情報に基づいて選択されることが可能である。たとえば、通信が進行中である通信リンク70が、低い負荷を経験しており、したがって多くの空いているリソースがある場合には、通信リンクの過小利用は、高い負荷がある場合ほど重大ではないと想定することができる。したがって、トラフィックに関するサービス品質を満たすのにキャパシティとレイテンシとの間におけるトレードオフが必要とされない場合があり、したがって、提供されるトラフィックに対していかなる制約も課すことなく、より短いレイテンシが提供されることが可能である。FTIを選択する際に有用である場合があるその他のスケジューリング情報は、トラフィックタイプであり得る。通信デバイス80が、遅延耐性のあるデータをスケジュールしている場合には、FTIは、再送信フィードバックをあまりにも早く要求しないように、ひいては通信リンクの過小利用の望ましくない影響をもたらさないように選択されることが可能である。スケジューリング情報は、たとえば、MIMOストリームの数、データパケットのトランスポートブロック(TB)サイズ、通信デバイス80の再送信バッファサイズ、通信リンクの利用可能なリソースブロックおよび/もしくはキャパシティ、ならびに/または通信リンクの周波数帯域幅を含むことができる。上述のスケジューリング情報は、送信されるデータのサイズおよび/もしくは量ならびに/または送信されるデータビットレートに関連する場合があるということに言及しておかなければならない。たとえば、利用可能なMIMOストリームの数が多ければ多いほど、TBサイズもそれだけ大きく、利用可能なリソースが多ければ多いほど、送信されるデータの量および/または送信されるデータのビットレートもそれだけ多大であることを意味する。したがって、受信デバイス90に関するデコーディングは、それだけ複雑になる。したがって、受信デバイス90のための促進を行うために、送信デバイス80は、送信されるデータの量が少なく、および/または送信されるデータレートが低く、それによって受信デバイス90上の処理要件および/またはデコーディング要件を緩和する場合と比較して、さらに後の段階でフィードバックを要求することができる。たとえば、受信デバイス90上の処理要件および/またはデコーディング要件を緩和することは、FTIを用いてさらに後のサブフレームを示すことによって行われることが可能である。たとえば、送信デバイス80は、受信デバイス90におけるデコーディング要件および/または処理要件を緩和するために、たとえば「00=このサブフレーム」とは対照的に、たとえば表1および図5に従って「10=次の次のサブフレーム」において再送信フィードバックが要求されるということを示すことができる。
例示的な一実施形態においては、この方法はまた、フィードバックタイミングインジケータに従って、再送信スキームに関連して、再送信フィードバックを受信する任意選択のステップ44を含む。たとえば、サブフレームnにおいて、通信デバイス80によってFTIが送信され、そのFTIが、たとえばサブフレームn+1において、他方の通信デバイス90によって再送信フィードバックが送信されることになるということを示す場合には、通信デバイス80は、その再送信フィードバックをサブフレームn+1において受信する。
別の例示的な実施形態においては、この方法はまた、FTIとともにデータを送信することを含む。たとえば、サブフレームnにおいて、通信デバイス80によってFTIが送信される場合には、サブフレームnにおいて送信されるDLデータもある。この例示的な実施形態においては、FTIがたとえば、サブフレームn(同じサブフレーム)において通信デバイス80が再送信フィードバックを要求するということを示す場合には、送信されるDLデータは、サブフレーム全体を占めることのないようにアレンジおよび/またはフォーマット設定および/またはスケジュールされることが可能である。なぜなら、再送信フィードバックは、たとえば図1および図2において示されているようにDLサブフレームnの終わりよりも前である可能性がある再送信フィードバックの送信よりも前に通信デバイス90によって受信されるデータのみに関連し得るからである。これは、上述のようなサブフレーム同士の間における相互依存関係を回避することをサポートすることになる。したがって、時間構造、たとえばサブフレームは、FTIに基づいて再フォーマットおよび/またはアレンジおよび/またはスケジュールされることが可能である。
別の例示的な実施形態においては、FTIは、たとえばサブフレームnにおいて、データとともに送信されることが可能である。FTIは、FTIが送信されるサブフレームと相対的な将来のサブフレームを示すことができる。たとえば図5bを参照されたい。図5bでは、サブフレームnにおいておよび/またはサブフレームnの後に送信されたデータに関してサブフレームn+kにおいて再送信フィードバックが要求されるということをFTIが示しているということが示されている。この特定の例においては、FTIは、FTIが送信されたサブフレームと相対的なサブフレームにおいて再送信フィードバックが要求されるということを示している。その他の例示的な実施形態においては、FTIは、データが送信された時点と相対的なサブフレームを示すことができる。
上記によれば、フィードバック送信のタイミングを制御するための、通信デバイス80によって実行される主要なステップは、下記のように要約されることが可能であり、図10において示されている。
フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信すること42、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
上で開示されているように、この方法を実行することによって達成されるいくつかの利点がある。たとえば、
再送信フィードバックのフレキシブルなタイミングを可能にすること、
レイテンシとキャパシティとの間におけるトレードオフを可能にすること、
負荷が低い場合に、短いレイテンシを可能にすること、
サブフレーム同士の間における相互依存関係を回避すること、
貧弱な無線カバレッジのケースにおいて、レイテンシ要件を満たすことと、バッテリーを節約することとの間におけるトレードオフを最適化することである。
本明細書における実施形態によれば、通信リンク70を介した通信に関するフィードバック送信のタイミングを制御するように適合されている通信デバイス80がさらに提供されており、その通信リンクは、再送信スキームをサポートし、通信デバイス80は、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信するようにさらに適合されており、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
対応する方法実施形態の特徴に関する詳細は、既に上で提供されており、したがって、そのような詳細を繰り返すことは不要と思われる。これは、以降で開示されることになる通信デバイス80に関連したすべての実施形態に当てはまる。
例示的な一実施形態においては、FTIの選択がスケジューリング情報に基づく通信デバイス80が開示される。
別の例示的な実施形態においては、第1の時間間隔および第2の時間間隔が別々の長さである通信デバイス80が開示される。
別の例示的な実施形態においては、スケジューリング情報が、MIMOストリームの数、データパケットのトランスポートブロック(TB)サイズ、再送信バッファサイズ、通信リンクの利用可能なリソースブロック、通信リンクの周波数帯域幅、トラフィックタイプのうちの少なくとも1つを含む通信デバイス80が開示される。
さらなる例示的な実施形態においては、フィードバックタイミングインジケータが時間構造を示す通信デバイス80が開示される。さらに別の例示的な実施形態においては、時間構造が、送信時間間隔、サブフレーム、無線フレーム、シンボル時間長、シンボルのうちの1つを含む通信デバイス80が開示される。
例示的な一実施形態においては、通信デバイス80は、フィードバックタイミングインジケータに従って、再送信スキームに関連して、再送信フィードバックを受信するようにさらに適合されている。
別の例示的な実施形態においては、FTIを送信することが、データを送信することをさらに含む通信デバイス80が開示される。
別の例示的な実施形態においては、データのフォーマットおよび/またはスケジューリングおよび/またはアレンジがFTIに基づく通信デバイス80が開示される。
さらに別の例示的な実施形態においては、データが、少なくとも1つのデータパケットを含む通信デバイス80が開示される。
本明細書における実施形態によれば、上で開示されているように、プロセッサとメモリとを含む通信デバイス80がさらに提供されており、そのメモリは、そのプロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって通信デバイス80は、フィードバック送信のタイミングを制御するための主要なステップを実行するように機能し、および/または適合されており、したがって下記のように要約されることが可能であり、図10において示されている。
フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信すること、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
上で開示されているように、通信デバイス80によって/において実行される方法に関連して前に開示されているのと同じ利点が、これによっても達成される。
以降では、本明細書における実施形態に従って、通信リンク70を介して通信している通信デバイス90によって/において実行される方法が提供されている。この方法は、図11において示されており、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、およびそのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信することを含む。
この方法は、上述の通信デバイス90によって/において実施および実行される。次いで、通信デバイス90によって実行されるアクションが、図11に関連して記述され、下記を含む。
アクション52において、通信デバイス90は、通信デバイス80からフィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信するように設定および/または適合されている。FTIは、たとえば、サブフレームまたは送信時間間隔またはシンボルまたは無線フレームなどの時間構造において受信されることが可能である。
アクション54において、通信デバイスは、指定された時間構造をデコードし、その時間構造において受信されたFTIおよび/またはデータを入手することができる。FTIに基づいて、通信デバイスは、どの時間構造において、たとえば、どのサブフレームにおいて、フィードバックが要求されるかを特定する。この特定の例は、図5a〜cおよび上記の表1または表2の記述に関連して見つけることができる。時間構造がデータを含むケースにおいては、通信デバイス90は、データに関するCRCを計算して、関連した再送信フィードバックを入手することができる。次いで通信デバイス90は、関連したフィードバックを、特定されたおよび/または示された時間構造、たとえばサブフレーム、とりわけULサブフレームにおいて送信する。
例示的な一実施形態においては、FTIは、上述のような時間構造を示す。時間構造は、
送信時間間隔、
サブフレーム、
無線フレーム、
シンボル時間長、
シンボル
のうちの1つであることが可能である。
例示的な一実施形態においては、この方法はまた、再送信スキームに関連したデータを受信することを含む。そのデータは、データパケットを含むことができる。このケースにおいては、通信デバイス90は、データパケットに関するCRCを計算して、関連した再送信フィードバック(すなわち、ACKまたはNACK)を入手し、その関連した再送信フィードバックを、受信されたFTIに従って送信する。受信されたFTIで示された時間構造、たとえばサブフレームに従って再送信フィードバックを送信する。
この方法の別の例示的な実施形態においては、FTIインジケータが、FTIが受信された時間構造と相対的な時間構造を示すことができる。一例として、再送信フィードバックが、たとえば「次の次の」サブフレームにおいて要求されるということをFTIが示す場合には、それは、どのサブフレームにおいてFTIが受信されたかに関連した「次の次の」サブフレームに関連し得る。
この方法の別の例示的な実施形態においては、FTIインジケータは、データが受信された時間構造と相対的な時間構造を示すことができる。たとえば、再送信フィードバックが、たとえば「次の次の」サブフレームにおいて要求されるということをFTIが示す場合には、それは、データが受信された時間構造に関連した「次の次の」サブフレーム、とりわけ、データ、たとえば再送信スキームに関連したデータを含むサブフレームのバンドルの最後のDLサブフレームに関連し得る。
この方法の別の例示的な実施形態においては、受信されるデータのフォーマットがFTIに基づく。たとえば、「このサブフレーム」において再送信フィードバックが要求されるということをFTIが示している場合には、受信されたデータは、図1において示されているようにDLサブフレーム全体を完全に占めることはできない。たとえば、「次のサブフレーム」において再送信フィードバックが要求されるということをFTIが示している場合には、DLサブフレームは、図2において示されているようにDLデータで完全に占められることが可能であり、図2では、第1のDLサブフレームは、データで完全に占められている。受信されるデータのフォーマットはしたがって、FTIに基づくことが可能である。
FTIは、たとえばLTEにおいて規定されているように、ダウンリンク制御情報(DCI)内に含めて受信されることが可能である。DCIは、1つまたはいくつかのDLサブフレームの間、たとえば、次のDCIが受信されるまで有効であることが可能であるFTIを含むことができる。FTIは、必ずしもあらゆるDLサブフレームにおいて受信されるわけではないということに言及しておかなければならない。FTIは、時間構造においてデータとともに受信されることが可能である。
上記によれば、再送信フィードバックを送信するための、通信デバイス90によって実行される主要なステップは、下記のように要約されることが可能であり、図11において示されている。
フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること52、および
そのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信すること54。
通信デバイス90における方法は、通信デバイス80における方法に関連して、上述の方法と相補的なステップを実行することができるので、通信デバイス90における方法を実行することによって、たとえば下記と同じ利点が達成される。
再送信フィードバックのフレキシブルなタイミングを可能にすること、
レイテンシとキャパシティとの間におけるトレードオフを可能にすること、
負荷が低い場合に、短いレイテンシを可能にすること、
サブフレーム同士の間における相互依存関係を回避すること、
貧弱な無線カバレッジのケースにおいて、レイテンシ要件を満たすことと、バッテリーを節約することとの間におけるトレードオフを最適化すること。
本明細書における実施形態によれば、通信リンク70を介した通信に関する再送信フィードバックを送信するように適合されている通信デバイス90がさらに提供されており、その通信リンクは、再送信スキームをサポートし、通信デバイス90は、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、およびそのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信するようにさらに適合されている。
対応する方法実施形態の特徴に関する詳細は、既に上で提供されており、したがって、そのような詳細を繰り返すことは不要と思われる。これは、以降で開示されることになる通信デバイス90に関連したすべての実施形態に当てはまる。
例示的な一実施形態においては、FTIが時間構造において受信される通信デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態においては、FTIが時間構造を示す通信デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態においては、時間構造が、
送信時間間隔、
サブフレーム、
無線フレーム、
シンボル時間長、
シンボル
のうちの少なくとも1つを含む通信デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態においては、再送信スキームに関連したデータを受信するようにさらに適合されている通信デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態においては、FTIが、FTIが受信される時間構造に関連した時間構造を示す通信デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態においては、FTIが、データが受信される時間構造に関連した時間構造を示す通信デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態においては、再送信フィードバックが再送信スキームに関連している通信デバイス90が開示される。
別の例示的な実施形態においては、再送信スキームに関連した受信されるデータのフォーマットがFTIに基づく通信デバイス90が開示される。
本明細書における実施形態によれば、上で開示されているように、プロセッサとメモリとを含む通信デバイス90がさらに提供されており、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって通信デバイス90は、再送信フィードバックを送信するための主要なステップを実行するように機能し、および/または適合されており、したがって下記のように要約されることが可能であり、図11において示されている。
フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、および
そのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信すること。
上で開示されているように、通信デバイス90によって/において実行される方法に関連して前に開示されているのと同じ利点が、これによっても達成される。
本明細書における実施形態によれば、フィードバックのためのタイミングを制御するように適合されている通信デバイス80がさらに提供されており、通信デバイス80は、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信するための送信機モジュール82を含み、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
本明細書における実施形態によれば、再送信フィードバックを送信するように適合されている通信デバイス90がさらに提供されており、通信デバイス90は、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信する受信機モジュール92と、そのフィードバックタイミングインジケータ(FTI)に基づいて再送信フィードバックを送信するための送信機モジュール93とを含む。
本明細書における実施形態によれば、通信リンク70を介した通信に関するフィードバック送信のタイミングを制御するように適合されている通信デバイス80が開示されており、その通信リンクは、再送信スキームをサポートし、通信デバイス80は、処理回路およびメモリを含み、前記メモリは、前記プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって前記通信デバイスは、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信するように機能し、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
本明細書における実施形態によれば、通信リンク70を介した通信に関する再送信フィードバックを送信するように適合されている通信デバイス90が開示されており、その通信リンクは、再送信スキームをサポートし、通信デバイス90は、処理回路およびメモリを含み、前記メモリは、前記プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって前記通信デバイスは、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、およびそのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信するように機能する。
図12を参照すると、前に開示されている実施形態による通信デバイス80の例示的なコンポーネントのブロック図が示されている。通信デバイス80は、送信機回路または送信機モジュール82、受信機回路または受信機モジュール83、プロセッサ84または処理モジュールまたは処理回路、メモリまたはメモリモジュール81、および任意選択でアンテナ85を含むことができる。
アンテナ85は、エアインターフェースを介して無線周波数(RF)信号を送信および/または受信するための1つまたは複数のアンテナを含むことができる。アンテナ85は、たとえば、送信機回路82からRF信号を受信すること、およびそれらのRF信号を、エアインターフェースを介して1つまたは複数のワイヤレスデバイス、たとえばUEまたはSTAへ送信すること、ならびに1つまたは複数のワイヤレスデバイス、たとえばUEまたはSTAからエアインターフェースを介してRF信号を受信すること、およびそれらのRF信号を受信機回路83に提供することが可能である。
処理モジュール/回路84は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを含む。プロセッサ84は、通信デバイス80およびそのコンポーネントのオペレーションを制御する。メモリ(回路またはモジュール)85は、プロセッサ84によって使用されることが可能であるデータおよび命令を格納するために、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、および/または別のタイプのメモリを含む。通信デバイス80は、図12において示されていないさらなるコンポーネントを含むことができる。
メモリ81は、プロセッサ84によって実行可能な命令を含むことができ、それによって通信デバイス80は、前述の方法ステップを実行するように機能する。コンピュータ可読コード手段を含むコンピュータプログラムも提供されており、そのコンピュータ可読コード手段は、たとえばプロセッサ84を用いて、通信デバイス80において実行されたときに、上述の方法ステップを通信デバイス80に実行させ、上述の方法ステップは、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信することを含み、そのインジケータは、インジケータのセットから選択される。
図13を参照すると、前に開示されている実施形態による通信デバイス90の例示的なコンポーネントのブロック図が示されている。通信デバイス90は、送信機回路または送信機モジュール93、受信機回路または受信機モジュール92、プロセッサ94または処理モジュールまたは処理回路、メモリまたはメモリモジュール91を含むことができ、任意選択で1つのアンテナ95を含むこともできる。
アンテナ95は、エアインターフェースを介して無線周波数(RF)信号を送信および/または受信するための1つまたは複数のアンテナを含むことができる。アンテナ95は、たとえば、送信機回路93からRF信号を受信すること、およびそれらのRF信号を、エアインターフェースを介して1つまたは複数の無線ネットワークノード、すなわち無線基地局、たとえばeNodeBまたはeNBまたはAPへ送信すること、ならびに1つまたは複数の無線基地局、たとえばeNodeBまたはeNBまたはAPからエアインターフェースを介してRF信号を受信すること、およびそれらのRF信号を受信機回路92に提供することが可能である。
処理モジュール/回路94は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを含む。プロセッサ94は、通信デバイス90およびそのコンポーネントのオペレーションを制御する。メモリ(回路またはモジュール)91は、プロセッサ94によって使用されることが可能であるデータおよび命令を格納するために、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、および/または別のタイプのメモリを含む。通信デバイス90は、図13において示されていないさらなるコンポーネントを含むことができる。
メモリ91は、プロセッサ94によって実行可能な命令を含むことができ、それによって通信デバイス90は、前述の方法ステップを実行するように機能する。コンピュータ可読コード手段を含むコンピュータプログラムも提供されており、そのコンピュータ可読コード手段は、たとえばプロセッサ94を用いて、通信デバイス90において実行されたときに、上述の方法ステップを通信デバイス90に実行させ、上述の方法ステップは、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、およびそのフィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信することを含む。これは、処理モジュール94、受信機モジュール92、および送信機モジュール93を用いて行われることが可能である。
フィードバックは、たとえばARQおよび/またはHARQなどの再送信スキームを使用して送信されたデータパケットに関連した再送信フィードバックであることが可能であり、フィードバックは、関連したデータパケットが正しく受信されたか否かを示す。
通信デバイスは、送信デバイスおよび/または受信デバイスの役割を担うことおよび/または有することが可能である。
送信デバイスは、データパケットをDLサブフレームおよび/またはDLサブフレームの一部の中に含めて送信することができ、送信されたデータパケットに関連した再送信フィードバックをULサブフレームおよび/またはULサブフレームの一部の中に含めて受信することができる。
受信デバイスは、データパケットをDLサブフレームおよび/またはDLサブフレームの一部の中に含めて受信することができ、送信されたデータパケットに関連した再送信フィードバックをULサブフレームおよび/またはULサブフレームの一部の中に含めて送信することができる。
ULサブフレームまたはDLサブフレームの一部は、たとえばシンボルであることが可能である。シンボルは、サブフレームよりも短い時間構造であることが可能である。より短い時間構造とは、シンボルの時間長がサブフレームの間よりも短いということを意味すると言える。シンボルは一般に、1つまたは複数のガードインターバル、とりわけサイクリックプレフィックスを含むことができる。シンボルは、シンボル時間長を有することができ、シンボル時間長は、たとえば基準によって事前に特定されること、および/またはシンボル時間間隔に関連付けられることが可能である。事前に規定された別々のシンボル時間長があることが可能であり、それらの別々のシンボル時間長は、別々のシンボルまたは別々のタイプのシンボルに関連付けられることが可能である。シンボルは、(たとえば、エラー訂正のために)変調および/またはエンコードされたデータのブロック(たとえば、変調またはエンコーディングに応じた所与の数のビット)を含む信号が送信される(または受信される)時間間隔を表すことおよび/または指すことが可能である。サブフレームはシンボルを含むことができるということに言及しておく。1つのサブフレームに含まれるシンボルの数は、たとえばシンボル時間間隔に依存することが可能である。シンボルとともに送信されるビットの数は、変調に依存することが可能であり、変調およびコード化されたビットの最小のレゾリューションを含むことができる。
このアプリケーションにおけるサブフレームがULサブフレームとして規定されるか、またはDLサブフレームとして規定されるかは、そのサブフレームの内容に関連して特定されることが可能である。DLサブフレームは、送信デバイスによって送信されるサブフレームであることが可能であり、そのサブフレームは、データパケットを含む。
ULサブフレームは、受信デバイスによって送信されるサブフレームであることが可能であり、そのサブフレームは、送信デバイスによってDLサブフレームにおいて送信されたデータパケットに関連した再送信フィードバックを含む。
データストリームは、たとえば、通信システム内の複数の通信デバイスの間におけるデータパケットのシーケンスであることが可能である。
データストリームのそれぞれの終わりにおいて、通信デバイスが存在することが可能である。このコンテキストにおける通信デバイスが、たとえばDLサブフレーム上でデータパケットを送信し、送信されたデータパケットに関連した再送信フィードバックをULサブフレーム上で受信する場合には、その通信デバイスは、送信デバイスであることが可能である。通信デバイスが、DLサブフレーム上でデータパケットを受信し、送信されたデータパケットに関連した再送信フィードバックをULサブフレーム上で送信する場合には、その通信デバイスは、受信デバイスと呼ばれることが可能である。上記の規定によって、ULおよびDLは、送信の内容に基づいて規定されるということに留意されたい。従来の規定によれば、ダウンリンクは、基地局からUEまたはモバイル電話への送信を搬送する。しかしながら本開示においては、従来のDLサブフレームは、ULサブフレームと呼ばれることが可能である。たとえば、あるUEが送信デバイスの役割を有するとみなされ、したがってそのUEは、基地局からの再送信フィードバックを受信する。再送信フィードバックは、ULサブフレーム上で送信され、この例においては、基地局が再送信フィードバックを送信することになる。これは、基地局が、通常は基地局からUEへの方向として特定される従来の「ダウンリンク」方向とは対照的にULサブフレーム上で再送信フィードバックを送信するということを意味する。
通信デバイスは、一般には無線基地局であり、当技術分野においては、マクロ基地局、ノードB、またはBノード、eNodeB(eNB)と呼ばれる場合もあり、また当技術分野においては、マイクロ/フェムト/ピコ基地局、マイクロ/フェムト/ピコノードB、またはマイクロ/フェムト/ピコBノード、マイクロ/フェムト/ピコeNodeB(eNB)、アクセスノードまたはアクセスポイントまたは中継ノードと呼ばれる場合もある。その上、通信デバイスは、通信システムにおけるその他の任意のデバイス、たとえば、通信システムを介して通信することを可能にされている任意の形態のデバイス、たとえば、モバイル電話(「セルラー」電話)、およびモバイルターミネーションを有するラップトップであることも可能であり、ひいては、たとえば、ポータブルデバイス、ポケットデバイス、ハンドヘルドデバイス、たとえば、モバイル電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、コンピュータが含まれているデバイス、たとえば、デスクトップ、ラップトップ、車両、またはその他のデバイス、たとえば、メーター、家庭用機器、医療機器、マルチメディアデバイス、または、音声および/もしくはデータ通信、とりわけ、遅延耐性のない通信を提供する任意のマシン型通信(MTC)デバイス、たとえば、センサ、アクチュエータなどであることが可能である。
時間構造に関連しているフィードバックタイミングインジケータ(FTI)は、そのFTIが時間構造における規定された位置を示すということを意味することが可能である。それは、サブフレーム番号もしくはサブフレーム内のシンボル位置によって識別されるサブフレームなどの時間構造の絶対的なインスタンスを、ならびに/またはFTIが、時間構造の絶対的なおよび/もしくは特定のインスタンスに関連した時間構造を示すということを示している可能性がある。後者の例は、FTIが時間構造における相対的な位置を示すかどうかと言うことができる。
通信システムは、3GPPによって規定されているような任意の通信システム、たとえば、UMTS、LTE、GSM、CDMA2000、またはコアネットワーク、たとえばEPS、またはそれらの任意の組合せであることが可能である。
通信リンクは、複数の通信デバイスを接続する通信チャネルである。通信リンクは、実際の物理的なリンクであることが可能であり、または1つもしくは複数の実際の物理的なリンクを使用する論理的なリンクであることが可能である。物理的なリンクの例は、たとえば、たとえばUEとeNBとの間における無線リンク、通信システム内のノード同士の間における光ファイバ、または銅ケーブル、または同軸ケーブル、またはその他の任意の情報搬送手段、またはそれらの任意の組合せであることが可能である。
通信リンクは、ARQおよび/またはHARQなどの再送信スキームをサポートすることができる。通信リンクが再送信スキームをサポートしている場合には、通信デバイスおよび/または受信デバイスは、データパケットが正しく受信されているか否かを通信デバイスおよび/または送信デバイスに示すために、通信リンクの終わりにおいて再送信フィードバックを使用することができる。
次いで図9を参照する。この図においては、対応するULサブフレームおよびDLサブフレームが示されている。簡単にするために、伝搬遅延または関連したタイムシフトの影響は考慮されていない。現在の絶対時間が時間軸上のt0とt1との間にあると想定される場合には、現在のサブフレームはサブフレームnであると言うことができる。現在のサブフレームに関連して、同じサブフレームにおいて再送信フィードバックが要求される場合には、それは、受信デバイスによってULサブフレームnにおいて送信されることを要求される。現在のサブフレームに関連して、次のサブフレームにおいてフィードバックが要求されることが可能であり、次いでフィードバックは、ULサブフレームn+1において送信されることになり、同様に、次の次のサブフレームにおいてフィードバックが要求される場合には、それは、ULサブフレームn+2において送信されることを要求されることになる。
同じサブフレームにおいて再送信フィードバックを受信することは、DLサブフレームがタイムアウトしてしまう前に送信デバイスによって再送信フィードバックが受信されるということ、および/またはDLサブフレームが終了してしまう前に受信デバイスによってフィードバックが送信されるということ、および/または対応するULサブフレームが終了してしまう前に受信デバイスによってフィードバックが送信されるということを意味することが可能である。
同じサブフレームにおいて再送信フィードバックを受信することは、再送信フィードバックが関連しているデータパケットを含むDLサブフレームに対応するULサブフレームにおいて送信通信デバイスによって再送信フィードバックが受信されるということを意味することが可能である。
次のサブフレームにおいて再送信フィードバックを受信することは、次のDLサブフレームがタイムアウトしてしまう前に送信デバイスによって再送信フィードバックが受信されるということ、および/または次のDLサブフレームが終了してしまう前に受信デバイスによってフィードバックが送信されるということ、および/または対応する次のULサブフレームが終了してしまう前に受信デバイスによってフィードバックが送信されるということを意味することが可能である。
次の次のサブフレームにおいて再送信フィードバックを受信することは、再送信フィードバックが関連しているデータパケットを含む次の次のDLサブフレームに対応するULサブフレームにおいて送信通信デバイスによって再送信フィードバックが受信されるということを意味することが可能である。
次のサブフレームおよび次の次のサブフレームは、現在のサブフレームに関連しており、それは、フィードバックタイミングインジケータ(FTI)が送信デバイスから送信されるサブフレームであることが可能である。すなわち、次のサブフレームは、一連のサブフレームの中で時間において次の連続したおよび/または次の隣接したサブフレームであることが可能である。
再送信フィードバックは、ARQフィードバックまたはHARQフィードバックと呼ばれることが可能である。
対応するサブフレームは、ULサブフレームとDLサブフレームとの間におけるタイミングに関連している。ULサブフレームおよびDLサブフレームは、それらのタイミングが互いにとって特定のタイミング関係にある場合に、対応している。
特定のタイミング関係は、伝搬遅延および/またはその他の遅延および/またはタイムシフト、たとえば、設定された遅延および/またはタイムシフト、ならびに/または類似の、伝搬遅延によってもたらされる影響への適合、および通信システムにおける時間構造への適合に関連することが可能である。
特定のタイミング関係の一例が、図6において示されており、図6は、送信されたDLサブフレームおよび受信されたULサブフレームがeNBにおいて同期化される一例を示している。特定のタイミング関係の別の例は、送信されたDLサブフレームおよび受信されたULサブフレームが同じタイミングを有していないが特定のタイムシフトおよび/または遅延だけずれているタイミングを有している場合であろう。
図6を参照すると、受信デバイス(Rx)における対応するULサブフレームおよびDLサブフレームのタイミングを見ることができる。この図においては、UEは受信デバイスの役割を有しており、eNBは送信デバイスの役割を有している。eNBが、この例においてDLサブフレーム#n上でデータパケットを送信する場合には、送信はt1において開始する。このDLサブフレーム#nの始まりは、伝搬遅延に起因してt2においてUEに到着することになる。概して、UEからeNBへ送信する場合にも同じ伝搬遅延が予想されることが可能である。したがってUEは、ULサブフレーム#nがeNBにおいてDLサブフレーム#nと同期化されるためには、その対応するULサブフレーム(DLサブフレーム#nに対応する)をt0において送信しなければならない。通信デバイス同士の間における、伝搬遅延に関する同期化は、タイミングアドバンス(TA)を用いて制御されることが可能である。伝搬遅延の量は、送信デバイスと受信デバイスとの間における距離に関連している。タイミングアドバンスの構成は、ULサブフレームの送信開始時間に影響を与えることが可能である。
対応するサブフレームは、ULサブフレームとDLサブフレームとの間におけるタイミングに関連している。ULサブフレームおよびDLサブフレームが、同じサブフレーム番号を割り振られている場合には、それらは対応していると言える。
サブフレームのバンドルは、再送信スキームに関連したデータを含むことができる複数の連続しているおよび/または連続していないサブフレームを含むことができる。
データおよび/またはFTIおよび/またはDCIが時間構造において受信されることは、送信された対応する時間構造に含まれていることに関連することが可能であり、情報は、その情報、たとえば、FTIおよび/またはデータおよび/またはDCIが通信デバイス80と通信デバイス90との間において伝達されることを可能にするために基準に従ってコード化および/または変調されている。
普通のDCIは、受信デバイス90のために、コードレート、ならびに/または変調およびコーディングスキーム(MCS)、ならびに/またはメッセージサイズ、ならびに/またはトランスポートブロックサイズ、ならびに/または使用するための搬送手段、ならびに/または送信する際の周波数を制御するための構成情報を含むことができ、それは、要求されている再送信フィードバックおよび/またはULデータを送信する際に使用されることが可能である。これは、現在のチャネル状況に対する、ULサブフレーム内の送信フォーマットの採用を可能にすることができ、したがってUL送信の信頼性を改善することができる。
本開示を通じて、「comprise(含む)」または「comprising(含む)」という言葉は、非限定的な意味で使用されており、すなわち「consist at least of(少なくとも〜から構成される)」を意味する。特定の用語が本明細書において採用されているかもしれないが、それらは、一般的および説明的な意味でのみ使用されており、限定を目的として使用されているものではない。とりわけ、本発明を例示するために3GPPおよびIEEE802.11EEEからの用語が本開示において使用されているが、これは、本発明の範囲を上述のシステムのみに限定するものとみなされるべきではないということに留意されたい。LTEまたはLTE−A(LTEアドバンスト)およびWiMaxを含むその他の通信システムも、本開示内でカバーされているアイディアを活用することから利益を享受することができる。

Claims (35)

  1. 通信リンク(70)を介して通信している通信デバイス(80)によるフィードバック送信のタイミングを制御するための方法であって、前記通信リンクが、再送信スキームをサポートし、前記方法が、
    フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信すること(42)を含み、前記インジケータが、インジケータのセットから選択される、方法。
  2. 前記FTIの前記選択がスケジューリング情報に基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケジューリング情報が、
    MIMOストリーム、
    MIMOストリームの数、
    データパケットのトランスポートブロックサイズ、
    再送信バッファサイズ、
    前記通信リンクの利用可能なリソースブロック、
    前記通信リンクの周波数帯域幅、
    前記スケジュールされた送信の周波数帯域幅、
    前記送信のチャネルコーディング構成、
    トラフィックタイプ
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記フィードバックタイミングインジケータが時間構造を示す、請求項1に記載の方法。
  5. 前記時間構造が、
    送信時間間隔、
    サブフレーム、
    無線フレーム、
    シンボル時間長、
    シンボル
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記フィードバックタイミングインジケータに従って、前記再送信スキームに関連して、再送信フィードバックを受信すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記FTIを送信することが、データを送信することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記データのフォーマットが前記FTIに基づく、請求項7に記載の方法。
  9. 前記データが、少なくとも1つのデータパケットを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 通信リンク(70)を介した通信に関するフィードバック送信のタイミングを制御するように適合されている通信デバイス(80)であって、前記通信リンクが、再送信スキームをサポートし、前記通信デバイス(80)が、
    フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を送信するようにさらに適合されており、前記インジケータが、インジケータのセットから選択される、通信デバイス(80)。
  11. 前記FTIの前記選択がスケジューリング情報に基づく、請求項10に記載の通信デバイス(80)。
  12. 前記スケジューリング情報が、
    MIMOストリームの数、
    データパケットのトランスポートブロックサイズ、
    再送信バッファサイズ、
    前記通信リンクの利用可能なリソースブロック、
    前記通信リンクの周波数帯域幅、
    前記スケジュールされた送信の周波数帯域幅、
    前記送信のチャネルコーディング構成、
    トラフィックタイプ
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の通信デバイス(80)。
  13. 前記フィードバックタイミングインジケータが時間構造を示す、請求項10に記載の通信デバイス(80)。
  14. 前記時間構造が、
    送信時間間隔、
    サブフレーム、
    無線フレーム、
    シンボル時間長、
    シンボル
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載の通信デバイス(80)。
  15. 前記通信デバイス(80)が、
    前記フィードバックタイミングインジケータに従って、前記再送信スキームに関連して、再送信フィードバックを受信するようにさらに適合されている、請求項10に記載の通信デバイス(80)。
  16. データを送信するようにさらに適合されている、請求項10に記載の通信デバイス(80)。
  17. 前記データのフォーマットが前記FTIに基づく、請求項16に記載の通信デバイス(80)。
  18. 前記データが、少なくとも1つのデータパケットを含む、請求項16に記載の通信デバイス(80)。
  19. 通信リンク(70)を介して通信している通信デバイス(90)によって再送信フィードバックを送信するための方法であって、前記通信リンクが、再送信スキームをサポートし、前記方法が、
    フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること(52)、および
    前記フィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信すること(54)を含む方法。
  20. 前記FTIが時間構造を示す、請求項19に記載の方法。
  21. 前記時間構造が、
    送信時間間隔、
    サブフレーム、
    無線フレーム、
    シンボル時間長、
    シンボル
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 受信すること(52)が、前記再送信スキームに関連したデータを受信することを含む、請求項19から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記インジケータが、前記FTIが受信された前記時間構造に関連した時間構造を示す、請求項20から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記インジケータが、前記データが受信される前記時間構造に関連した時間構造を示す、請求項22または23に記載の方法。
  25. 再送信フィードバックが前記再送信スキームに関連している、請求項19から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記受信された前記再送信スキームに関連したデータのフォーマットが前記FTIに基づく、請求項22に記載の方法。
  27. 通信リンク(70)を介した通信に関する再送信フィードバックを送信するように適合されている通信デバイス(90)であって、前記通信リンクが、再送信スキームをサポートし、前記通信デバイス(90)が、
    フィードバックタイミングインジケータ(FTI)を受信すること、および
    前記フィードバックタイミングインジケータに基づいて再送信フィードバックを送信するようにさらに適合されている通信デバイス(90)。
  28. 前記FTIが時間構造において受信される、請求項27に記載の通信デバイス(90)。
  29. 前記FTIが時間構造を示す、請求項27に記載の通信デバイス(90)。
  30. 前記時間構造が、
    送信時間間隔、
    サブフレーム、
    無線フレーム、
    シンボル時間長、
    シンボル
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項27から29のいずれか一項に記載の通信デバイス(90)。
  31. 前記再送信スキームに関連したデータを受信するようにさらに適合されている、請求項27から30のいずれか一項に記載の通信デバイス(90)。
  32. 前記FTIが、前記FTIが受信される前記時間構造に関連した時間構造を示す、請求項28から31のいずれか一項に記載の通信デバイス(90)。
  33. 前記FTIが、前記データが受信される前記時間構造に関連した時間構造を示す、請求項28から31のいずれか一項に記載の通信デバイス(90)。
  34. 再送信フィードバックが再送信スキームに関連している、請求項27から33のいずれか一項に記載の通信デバイス(90)。
  35. 前記受信された前記再送信スキームに関連したデータのフォーマットが前記FTIに基づく、請求項31に記載の通信デバイス(90)。
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