JP2018526856A - サービスディスカバリおよびトポロジー管理 - Google Patents

Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスが説明される。ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスは、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクおよび第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別することができる。１つまたは複数の属性は、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較されることができる。ソースデバイスは、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することができる。

Description

関連出願の相互参照

[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、２０１５年７月２日に出願された、「Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｄｉｓｃｏｖｅｒｙ ａｎｄ Ｔｏｐｏｌｏｇｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ ｆｏｒ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｓｔｒｅａｍｉｎｇ Ｏｖｅｒ Ｗｉ−Ｆｉ Ｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｓ」と題する、Ｋａｆｌｅらによる米国仮特許出願第６２／１８８，３６９号、および２０１６年６月３０日に出願された、「Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｄｉｓｃｏｖｅｒｙ ａｎｄ Ｔｏｐｏｌｏｇｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ」と題する、Ｋａｆｌｅらによる米国特許出願第１５／１９８，２４６号の優先権を主張する。

[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリ(discovery)およびトポロジー(topology)を管理することに関する。

[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々なタイプの通信内容を提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース（たとえば、時間、周波数、および電力）を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）（たとえば、ＩＥＥＥ８０２．１１）ネットワークなど、ＷＬＡＮは、１つまたは複数の局（ＳＴＡ）またはモバイルデバイスと通信することができるアクセスポイント（ＡＰ）を含むことができる。ＡＰは、インターネットなど、ネットワークに結合され、モバイルデバイスがネットワークを介して通信すること（またはＡＰに結合された他のデバイスと通信すること）を可能にすることができる。ワイヤレスデバイスはネットワークデバイスと双方向に通信することができる。たとえば、ＷＬＡＮでは、ＳＴＡは、ダウンリンク（ＤＬ）およびアップリンク（ＵＬ）を介して関連するＡＰと通信することができる。ＤＬ（または順方向リンク）はＡＰからＳＴＡへの通信リンクを指すことがあり、ＵＬ（または逆方向リンク）はＳＴＡからＡＰへの通信リンクを指すことがある。

[0004]オーディオ、ビデオまたはマルチメディアのようなコンテンツを取り込むか、または生成するためにモバイルデバイスが使用されるとき、ユーザは、モバイルデバイスと、ＴＶ、コンピュータ、オーディオシステムなどの他のデバイスとの間でコンテンツを共有することを望む場合がある。１つの手法は、あるデバイス（たとえば、シンクデバイス）が別のデバイス（たとえば、ソースデバイス）上に表示されているものをミラーリングすることである。ソースデバイスの例としては、スマートフォン、タブレットを含むことができる。シンクデバイスの例としては、ＴＶ、コンピュータスクリーンなどを含むことができる。いくつかの適用例では、ソースデバイスは、ワイヤレスリンクを介してメディアストリームを送信することができる。たとえば、ＡＰに各々接続されたソースデバイスおよびシンクデバイスは、ＡＰを介して相互に通信することができる。別の例では、Ｗｉ−Ｆｉダイレクトとしても知られるＷｉ−Ｆｉピアツーピアネットワークは、ワイヤレスデバイスが互いに直接通信することを可能にする。互いの範囲内のデバイスは、中央アクセスポイントに関与することなしにディスカバー(discover)し、直接通信したり、ＡＰを介して互いにディスカバーしたりすることができる。いくつかの場合には、代替の接続トポロジーが通信の品質を改善することができるとしても、ソースデバイスまたはシンクデバイスは、直接（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉダイレクトを使用して）または間接的に（たとえばＡＰを介して）通信するように制限されることができる。したがって、ワイヤレスデバイスは、代替接続トポロジーを探索することができない、または代替接続トポロジーに切り替えることができない、あるいは、どのような状況下である接続トポロジーから別の接続トポロジーに切り替えるべきかを決定することができない場合がある。

[0005]Ｗｉ−ＦｉピアツーピアおよびインフラストラクチャＷｉ−Ｆｉ接続を含むワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）上のマルチメディアストリーミングのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するためのシステム、方法、および装置が説明される。ＷＬＡＮのソースデバイスは、ＷＬＡＮのシンクデバイスとソースデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性、および第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別することができる。次いで、ソースデバイスは、第１および第２のワイヤレスリンクの属性をソースデバイスに関連付けられた接続ポリシーと比較することができ、ここで、接続ポリシーはストリーミングプロトコルについてのものである。次いで、比較の結果に基づいて、ソースデバイスは、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、または第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することができる。ソースデバイスは、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立することができる。第１のワイヤレスリンクは、ソースデバイスとシンクデバイスとが、両方のデバイスが接続されているアクセスポイント（ＡＰ）を介して通信しているインフラストラクチャワイヤレスリンクであることができる。第２のワイヤレスリンクは、ソースデバイスとシンクデバイスが、たとえば、ストリーミングセッションのために、ＡＰを介してデータを渡すことなく直接通信しているピアツーピアワイヤレスリンクであることができる。ソースデバイスはまた、第１のワイヤレスリンク上でのストリーミングと第２のワイヤレスリンク上でのストリーミングとの間でストリーミングセッションを切り替えることもできる。切り替えるかどうかは、決定に少なくとも部分的に基づくことができる。ソースデバイス接続ポリシーの変更も行われることができ、ストリーミングセッションは、変更された接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて切り替えられることができる。ソースデバイスは、スループットテストを実行する、またはストリーミングセッションのリンク品質および／もしくはフィードバックを監視する、またはそのような情報もしくはメトリックをシンクデバイスから受信することができる。ソースデバイスは、この情報に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクと第２のワイヤレスリンクとの間のストリーミングセッションを切り替えることができる。

[0006]ソースデバイスはまた、接続を確立するためにディスカバリを実行することができる。実行すべきサービスディスカバリプロトコルは、サポートされたディスカバリプロトコルパラメータおよび好ましいディスカバリプロトコルパラメータを含むことができる、ソースデバイスディスカバリポリシーに少なくとも部分的に基づいて決定されることができる。次いで、第１のワイヤレスリンクを介して、ソースデバイスとシンクデバイスとの間にアプリケーションサービスプラットフォーム（ＡＳＰ）セッションが確立されることができる。ソースデバイスは、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立するために、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスにストリーミングセッション要求メッセージを送信することができる。要求メッセージは、次いでソースデバイスとシンクデバイスとの間の接続をセットアップするために使用されることができる、ソースデバイスについての接続ポリシーを含むことができる。

[0007]ワイヤレス通信の方法が説明される。この方法は、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、ソースデバイスとシンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別することと、第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続プロトコルと比較することと、ソースデバイスにおいて、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することとを含むことができる。

[0008]ワイヤレス通信のための装置が説明される。この装置は、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、ソースデバイスとシンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別するためのリンクモニタと、第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較するための接続マネージャと、ソースデバイスにおいて、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定するためのストリーミングセッションマネージャとを含むことができる。

[0009]ワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。この装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、命令は、プロセッサによって実行されると、装置に、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、ソースデバイスとシンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別させ、第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較させ、第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較させ、ソースデバイスにおいて、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定させるように動作可能である。

[0010]ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、ソースデバイスとシンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別し、第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、ソースデバイスにおいて、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定するよう実行可能な命令を含むことができる。

[0011]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立し、少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを第２のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションに切り替えるためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。追加または代替として、いくつかの例は、第１のワイヤレスリンクを介して、ソースデバイスとシンクデバイスとの間にＡＳＰセッションを確立し、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスにストリーミングセッション要求メッセージを送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含むことができる。

[0012]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、ソースデバイスからソースデバイス接続ポリシーを送信し、シンクデバイスからシンクデバイス接続ポリシーを受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。追加または代替として、いくつかの例は、ソースデバイスにおいて、ソースデバイス接続ポリシーを変更し、ソースデバイスから、変更されたソースデバイス接続ポリシーをシンクデバイスに送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含むことができる。

[0013]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立し、ソースデバイスにおいて、ソースデバイス接続ポリシーを変更し、変更されたソースデバイス接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを第２のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションに切り替えるためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。追加または代替として、いくつかの例は、ストリーミングセッションを確立する前に、第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストを実行するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含むことができる。

[0014]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、シンクデバイスから、第１のワイヤレスリンクに関連付けられた１つまたは複数のリンク品質メトリックを受信するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。

追加または代替として、いくつかの例は、ストリーミングセッションに関連付けられたリンク品質テストを実行するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含むことができる。

[0015]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ソースデバイス接続ポリシーは、既存の接続パラメータ、コンカレンシー(concurrency)サポートパラメータ、マルチキャストサポートパラメータ、サポートされている周波数帯域パラメータ、または最小リンクスループットパラメータを備える。追加または代替として、いくつかの例は、ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得、１つまたは複数のサービス広告主がシンクデバイスを含む。

[0016]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性をソースデバイス接続ポリシーと比較し、第１のワイヤレスリンクの識別された１つまたは複数の属性に対応するソースデバイス接続ポリシーのプリファレンス(preference)を識別し、第１のワイヤレスリンクの識別された１つまたは複数の属性がソースデバイス接続ポリシーのプリファレンスを満たすかどうかを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。

[0017]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性をソースデバイス接続ポリシーと比較し、第２のワイヤレスリンクの識別された１つまたは複数の属性に対応するソースデバイス接続ポリシーのプリファレンスを識別し、第２のワイヤレスリンクの識別された１つまたは複数の属性がソースデバイス接続ポリシーのプリファレンスを満たすかどうかを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。

[0018]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第１のワイヤレスリンクまたは第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性は、サポートされている周波数帯域、リンクスループット、または受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）を含む。ソースデバイス接続ポリシーのプリファレンスは、サポートされている周波数帯域、リンクスループット、またはＲＳＳＩに対応する所定のしきい値を含むことができる。

[0019]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、サポートされている周波数帯域、リンクスループット、またはＲＳＳＩが所定のしきい値を超えているかどうかを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。

[0020]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、ソースデバイスのアプリケーションから第１のストリーミングセッションを確立する旨の要求を受信し、ここにおいて、要求はソースデバイスディスカバリポリシーを備える、ソースデバイスディスカバリポリシーに少なくとも部分的に基づいて実行するためのサービスディスカバリプロトコルを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことができる。追加または代替として、いくつかの例では、ソースデバイスディスカバリポリシーは、サポートされているディスカバリプロトコルパラメータおよび好ましいディスカバリプロトコルパラメータのうちの１つまたは複数を備える。

[0021]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、サービスディスカバリプロトコルを実行するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得、マルチキャストドメインネームシステム（ｍＤＮＳ）サービスディスカバリプロトコル、またはユニバーサルプラグアンドプレイ（ＵＰｎＰ）プロトコルにおけるシンプルサービスディスカバリプロトコル（ＳＳＤＰ）のうちの１つもしくは複数を使用した事後関連付けディスカバリ（post association discovery）、あるいはワイヤレスピアツーピア（Ｐ２Ｐ）ディスカバリ手順を使用した事前関連付けディスカバリ（pre-association discovery）を実行することを備える。追加または代替として、いくつかの例では、第１のワイヤレスリンクは、ＷＬＡＮのアクセスポイントを介したソースデバイスとシンクデバイスとの間のインフラストラクチャリンクを備える。

[0022]本明細書で説明される方法、装置、または非一時的なコンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第１のストリーミングセッションは、ソースデバイスとシンクデバイスとの間の第２のワイヤレス接続を介し、ここにおいて、第２のワイヤレス接続が、ソースデバイスとシンクデバイスとの間のワイヤレスピアツーピア接続を備える。

[0023]本開示の態様は、以下の図を参照して説明される。
[0024]本開示の様々な態様による、ビデオおよび／またはオーディオコンテンツストリームによって、あるデバイスからのコンテンツを別のデバイスのディスプレイ上に表示するためのシステムの概略図。 [0025]本開示の様々な態様による、ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）におけるインフラストラクチャワイヤレス接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための例示的なプロセスを示す図。 [0026]本開示の様々な態様による、Ｗｉ−Ｆｉ Ｐ２Ｐワイヤレス接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための例示的なプロセスを示す図。 [0027]本開示の様々な態様による、シークサービスプリミティブの一例を示す図。 本開示の様々な態様による、シークサービスプリミティブの一例を示す図。 [0028]本開示の様々な態様による、広告サービスプリミティブの一例を示す図。 [0029]本開示の様々な態様による、Ｌ３表示サービスディスカバリ情報の一例を示す図。 [0030]本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するためのプロセスフローの一例を示す図。 [0031]本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理をサポートするワイヤレスデバイスのブロック図。 本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理をサポートするワイヤレスデバイスのブロック図。 本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理をサポートするワイヤレスデバイスのブロック図。 [0032]本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理をサポートするソースデバイスを含むシステムのブロック図。 [0033]本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための方法を示す図。

[0034]最初に、本開示の態様がワイヤレス通信システムのコンテキストにおいて説明される。次いで、ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための特定の例について説明する。本開示のこれらおよび他の態様について、マルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理に関連する装置図、システム図およびフローチャートによって示し、それらを参照して説明する。

[0035]本明細書では、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するためのシステム、方法、および装置について説明する。マルチメディアストリーミングサービスディスカバリおよび接続セットアップは、ピアツーピア（Ｐ２Ｐ）接続または既存のインフラストラクチャ接続の両方で可能であり得、特定のサービスによって課せられることができる要件は、特定の手法を必要とすることができる。本明細書で説明するサービスディスカバリおよびトポロジー管理方法は、利用可能な接続トポロジーをディスカバーし、接続トポロジーを選択し、および／または利用可能なリソースに基づいて接続トポロジー間を動的に切り替えるための手順、またはさもなければ特定のサービスのスループット、品質、レイテンシ要件を満たすための手順を提供することができる。様々な使用事例または適用例のために接続トポロジーを選択し、または切り替えるためにマルチメディアストリーミングサービスディスカバリおよびポリシーのインフラストラクチャ接続を使用することができる手法について、以下で考察する。これらの手法は、アプリケーションサービスプラットフォーム（ＡＳＰ）による好ましいディスカバリプロトコルの使用を容易にするために、デバイスリソースまたはサービス要件の状態に基づいて、ディスカバリおよび接続ポリシーを設定することができる。これらの手法は、事前接続リンク監視または測定に基づいて、または既存のインフラストラクチャ接続の監視に基づいて、接続のタイプおよび関連のパラメータを示すためにサービスによって設定された接続ポリシーを含むために接続能力交換を使用することができる。データセッションを開始する前、または進行中のデータセッション中に、サービスパラメータまたは使用可能な接続タイプの特定のいくつかの属性に基づいて、接続を選択する、または切り替えるための基準について記載される。以下の手法は、同じサービスセッションについてのサービスの必要性に少なくとも部分的に基づいて動的に接続の切替えを管理するために、１つまたは複数のＡＳＰ協調プロトコルを使用することができる。さらに、これらの手法は、既存のインフラストラクチャ接続を介した事後関連付けディスカバリを実行するときにマルチメディアストリーミング固有のサービスディスカバリ情報を提供することができる。

[0036]図１は、ソースデバイス１１５およびシンクデバイス１３５を含み、１つまたは複数のアクセスポイント（ＡＰ）１０５を含むことができるＷＬＡＮ１００を示す。ソースデバイス１１５の例は、限定はしないが、スマートフォン、携帯電話、ワイヤレスヘッドフォン、ウェアラブルコンピューティングデバイス、スマートウォッチ、タブレット、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ラップトップ、または接続（たとえば、有線、セルラーワイヤレス、Ｗｉ−Ｆｉ、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）など）を介してシンクデバイス１３５と通信することができる任意の他のデバイスを含むことができる。シンクデバイス１３５の例は、限定はしないが、車載インフォテイメントデバイス、ＴＶ、コンピュータ、ラップトップ、プロジェクタ、カメラ、スマートフォン、ウェアラブルコンピューティングデバイス、またはソースデバイス１１５と通信し、ソースデバイス１１５から受信されたコンテンツをレンダリングし、または表示することができる任意の他のデバイスを含むことができる。シンクデバイス１３５は、デバイスの組合せとすることができる。たとえば、シンクデバイス１３５は、ディスプレイデバイスと、ディスプレイデバイス上に表示するためにコンテンツを受信し、バッファリングし、復号し、処理するための別のデバイスとを含むことができる。

[0037]ソースデバイス１１５は、ワイヤレスリンク１２５を介してシンクデバイス１３５に接続されることができる。ワイヤレスリンク１２５は図１においてワイヤレスリンクとして示されるが、いくつかの例では、有線リンクまたはワイヤレスリンクとすることができる。シンクデバイス１３５においてソースデバイス１１５のコンテンツを遠隔でレンダリングするために、ワイヤレスピアツーピア接続を介して接続されるソースデバイス１１５とシンクデバイス１３５との間の通信が実施されることができる。ＷＬＡＮリモートディスプレイは、限定はしないが、Ｗｉ−Ｆｉ Ａｌｌｉａｎｃｅ（登録商標）のＭｉｒａｃａｓｔ（登録商標）としても知られるＷｉ−Ｆｉディスプレイ仕様、ディスカバリーアンドローンチ（ＤＩＡＬ）、Ｄｉｇｉｔａｌ Ｌｉｖｉｎｇ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ａｌｌｉａｎｃｅ（登録商標）（ＤＬＮＡ（登録商標））、エアプレイ、ＷｉｒｅｌｅｓｓＨＤ（登録商標）、ワイヤレスホームデジタルインターフェース（ＷＨＤＩ）、インテル（登録商標）のワイヤレスディスプレイ（ＷｉＤｉ）技術、および超広帯域（ＵＷＢ）接続を含む。以下の技法は、図１に示されるワイヤレスネットワーキングアーキテクチャを用いて説明されるが、説明される技法は、任意の適切な有線またはワイヤレス通信技術に適用可能である。

[0038]一例では、ソースデバイス１１５は、Ｗｉ−Ｆｉディスプレイ接続を介してシンクデバイス１３５に接続される。その変形形態がＭｉｒａｃａｓｔ（登録商標）として知られることができるＷｉ−Ｆｉディスプレイプロトコルは、ポータブルデバイスまたはコンピュータがメディアコンテンツ（たとえば、ビデオ、オーディオ、画像など）を互換性のあるディスプレイにワイヤレスに送信することを可能にし、ワイヤレスリンク１２５を介して圧縮された規格または高精細または超高精細ビデオの配信を可能にすることができる。それによって、ユーザは、あるデバイスからの表示を別のデバイスのディスプレイ上にエコーすることもできるようになり得る。ワイヤレスリンク１２５は、直接ピアツーピアワイヤレスリンク（たとえば、ワイヤレスリンク１２５−ａ）、またはＷＬＡＮ ＡＰを介する間接ワイヤレスリンク（たとえば、ワイヤレスリンク１２５−ｂ）とすることができる。直接ワイヤレスリンクの例は、Ｗｉ−Ｆｉダイレクト接続、およびＷｉ−Ｆｉトンネルダイレクトリンク設定（ＴＤＬＳ）リンクを用いることによって確立される接続を含む。

[0039]Ｗｉ−Ｆｉディスプレイは、ユーザが、ビデオおよび／またはオーディオコンテンツストリーミングによって、あるデバイスからの表示を別のデバイスのディスプレイ上にエコーすることを可能にする。ソースデバイス１１５とシンクデバイス１３５との間のワイヤレスリンク１２５は双方向であり得る。１つの構成では、ソースデバイス１１５とシンクデバイス１３５との間の接続はまた、ユーザが、ソースデバイス１１５上に記憶されるアプリケーションをシンクデバイス１３５を介して起動することを可能にする。たとえば、シンクデバイス１３５は、種々の入力制御（たとえば、マウス、キーボード、ノブ、キー、ユーザインターフェースボタン）を含むことができる。これらの制御は、ソースデバイス１１５上に記憶されたメディアアプリケーションを介して、ソースからのオーディオ／ビデオストリーミング中に初期化し、対話するために、シンクデバイス１３５において用いられる場合がある。ソースデバイス１１５とシンクデバイス１３５との間の接続によって、ユーザは、テキスト、ファイル、および／または他のデータをシンクデバイスからソースデバイスに転送することも可能であり得る。

[0040]ワイヤレスデバイス１３０−ａおよびワイヤレスデバイス１３０−ｂは、ワイヤードまたはワイヤレスリンク１２５を用いてＡＰ１０５に接続されることができる。シンクデバイス１３５のようなワイヤレスデバイス１３０は、限定はしないが、車載インフォテイメントデバイス、ＴＶ、コンピュータ、ラップトップ、プロジェクタ、カメラ、スマートフォン、ウェアラブルコンピューティングデバイス、またはソースデバイス１１５と通信し、ソースデバイス１１５から受信されたコンテンツを表示することができる任意の他のデバイスがあり得る。ディスカバリの間、以下でさらに説明するように、ソースデバイス１１５は、ストリーミングセッションを形成するためのワイヤレスデバイス１３０およびシンクデバイス１３５を含むワイヤレスデバイスを検索することができる。ここでは、シンクデバイス１３５は選択されたシンクデバイスであるが、ワイヤレスデバイス１３０のうちの１つまたは複数は、潜在的なシンクデバイスとして識別され、拒絶されている可能性がある。代わりに、ソースデバイス１１５がシンクデバイス１３５とのストリーミングセッションを確立する間、それらはＡＰ１０５にワイヤレスに接続されたままである。

[0041]図１には示されていないが、ソースデバイス１１５は、２つ以上のカバレージエリア１１０の共通部分に位置されることができ、２つ以上のＡＰ１０５に関連することができる。単一のＡＰ１０５、ならびにソースデバイス１１５、シンクデバイス１３５、および／またはワイヤレスデバイス１３０を含むことができる関連するステーション（ＳＴＡ）のセットは、基本サービスセット（ＢＳＳ）と呼ばれることができる。拡張サービスセット（ＥＳＳ：extended service set）は接続されたＢＳＳのセットである。ＥＳＳ中のＡＰ１０５を接続するために、配信システム（ＤＳ：distribution system）（図示せず）が使用されることができる。場合によっては、ＡＰ１０５のカバレージエリア１１０は、セクタ（同じく図示せず）に分割されることができる。ＷＬＡＮ１００は、様々な重なり合うカバレッジエリア１１０を含む、（たとえば、メトロポリタンエリア、ホームネットワークなど）様々なタイプのＡＰ１０５を含むことができる。ソースデバイス１１５、シンクデバイス１３５、および／またはワイヤレスデバイス１３０、ならびにＡＰ１０５は、ＩＥＥＥ８０２．１１、および限定はしないが８０２．１１ｂ、８０２．１１ｇ、８０２．１１ａ、８０２．１１ｎ、８０２．１１ａｃ、８０２．１１ａｄ、８０２．１１ａｈ、８０２．１１ａｘなどを含むバージョンからの物理（ＰＨＹ）および媒体アクセス制御（ＭＡＣ）層のＷＬＡＮ無線およびベースバンドプロトコルに従って通信することができる。

[0042]以下でさらに説明するように、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ１４０は、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理する。たとえば、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ１４０は、ソースデバイス１１５がワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立することができ、１つまたは複数のシンクデバイス、たとえばシンクデバイス１３５、との接続をディスカバーし、確立するプロセスを管理することができる。そのようなワイヤレスリンクは、ＡＰ１０５を介したワイヤレスリンク１２５−ｂ−１およびワイヤレスリンク１２５−ｂ−２を含むインフラストラクチャワイヤレスリンク、または直接的にソースデバイス１１５とシンクデバイス１３５との間のワイヤレスリンク１２５−ａを含むピアツーピア（Ｐ２Ｐ）ワイヤレスリンクであり得る。サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ１４０は、ソースデバイス１１５とシンクデバイス１３５との間のストリーミングセッションのための接続、それらの間のワイヤレスリンクを監視すること、およびワイヤレスリンクおよびソースデバイスの接続ポリシーに関する観察を含む様々な基準に従ってインフラストラクチャ接続とＰ２Ｐ接続との間のストリームセッションを切り替えることも管理することができる。

[0043]ソースデバイス１１５からシンクデバイス１３５にマルチメディアをストリーミングするために、Ｐ２Ｐ接続が使用されることができる。Ｐ２Ｐ接続を確立するために、それらを接続し、デバイス間のマルチメディアストリーミングを可能にするために、ディスカバリプロトコルおよび接続プロトコルがワイヤレスリンク１２５−ａを介して実行されることができる。これらのプロトコルは、ソース、プライマリシンク、セカンダリシンク、または二重の役割（たとえば、ソースとシンクの両方として動作する）を含むデバイスのカテゴリを識別し、オプションのディスカバリ情報（たとえば、サポートされているオーディオおよび／またはビデオフォーマットなどの機能）を識別するために、Ｐ２Ｐ接続を介してデバイスおよびサービスディスカバリを指定することができる。Ｐ２Ｐ上の共通のサービスディスカバリフレームワークの一例は、Ｗｉ−Ｆｉダイレクトサービス（ＷＦＤＳ）の一部である表示サービスを含む。

[0044]しかしながら、ソースデバイス１１５が、ＡＰ１０５、ワイヤレスリンク１２５−ｂ−１、およびワイヤレスリンク１２５−ｂ−２とのそれぞれのワイヤレス接続を介して、シンクデバイス１３５をディスカバーすることを可能にすることが望ましい場合がある。ワイヤレスデバイス１３０−ａおよびワイヤレスデバイス１３０−ｂを含む、ＡＰ１０５に接続された他のワイヤレスデバイスは、ディスカバリプロセス中の接続について評価されることができる。評価されたデバイスの各々は、ＡＳＰフレームワークの態様を展開することができ、その詳細について、以下でさらに説明する。サービスおよび接続トポロジー管理技法を実施するために、ＡＳＰフレームワークが使用されることができる。サービス要件に基づいて接続トポロジーを選択し、切り替えるための選択肢とともに、ディスカバリを介してマルチメディアストリーミングサービスを広告または探索するためにＡＳＰサービスプリミティブを処理する手順は、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ１４０によって実行されることができる。ＡＳＰフレームワークは、いくつかのディスカバリプロトコルを含むことができる。そのようなディスカバリプロトコルは、たとえば、インフラストラクチャ接続、ニアフィールド通信（ＮＦＣ）、近隣認識ネットワーキング（ＮＡＮ）、またはＢｌｕｅｔｏｏｔｈ低エネルギー（ＢＴＬＥ）を使用することができる。共通のサービスディスカバリおよび接続トポロジー管理が使用されることができるが、ＡＳＰフレームワークを使用して所望のディスカバリプロトコルを呼び出し、特定のマルチメディアストリーミングサービスの接続トポロジーを選択するための特定のポリシーがある。

[0045]シンクデバイスまたはソースデバイスがＰ２Ｐリンクおよびインフラストラクチャリンクを使用してディスカバー可能であるとしても、複数のマルチメディアストリーミングサービスのコンカレント接続は可能でない場合がある。ソースデバイスおよびシンクデバイスのための接続ポリシーは、Ｐ２Ｐおよびインフラストラクチャリンクに基づく、様々な使用事例、様々な可能性のあるシナリオについてのサービスディスカバリポリシーのセットが指定され得ることを確実にするために望ましい場合がある。ディスカバリ後、Ｐ２Ｐを介するかインフラストラクチャ接続を介するかにかかわらず、マルチメディアストリーミングセッションのための正しい接続トポロジー（たとえば、Ｐ２Ｐまたはインフラストラクチャ）のさらなる選択、またはＰ２Ｐもしくはインフラストラクチャリンクを介するマルチメディアストリーミング間の切替えは、スループットテストもしくは監視されたリンク品質もしくはレイテンシ、および／またはストリーミングセッションのリンク品質メトリックのフィードバックに基づいて実行されることができる。ソースデバイスは、この情報に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクと第２のワイヤレスリンクとの間のストリーミングセッションを切り替えることができる。ソースデバイス接続ポリシーの変更も行われ得、ストリーミングセッションは、変更された接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて切り替えられることができる。

[0046]図２Ａは、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮにおけるインフラストラクチャワイヤレス接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための例示的なプロセス２０１を示す。例示的なプロセス２０１では、ストリーミングセッションがディスカバーされ、インフラストラクチャ接続モードで確立され、ここで、ソースデバイスは、たとえばＡＰ１０５などのＡＰを介してシンクデバイスに接続されることができる。ディスカバリフェーズ２７２、接続能力交換フェーズ２７４、接続およびＡＳＰセッションフェーズ２７６、ならびにＷｉ−Ｆｉ表示能力ネゴシエーションおよびセッションフェーズ２７８など、サービスセッションの確立のためのいくつかのフェーズが時間に応じて示されている。

[0047]図２Ｂは、本開示の様々な態様による、Ｗｉ−Ｆｉ Ｐ２Ｐワイヤレス接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための例示的なプロセス２０２を示す。例示のプロセス２０２では、ストリーミングセッションがディスカバーされ、Ｐ２Ｐ接続モードで確立され、ここで、ソースデバイスは、たとえばＡＰ１０５などのＡＰを介してではなく、シンクデバイスに直接接続されることができる。それぞれ図２Ａを参照しながら示される、ディスカバリフェーズ２７２、接続能力交換フェーズ２７４、接続およびＡＳＰセッションフェーズ２７６、ならびにＷｉ−Ｆｉ表示能力ネゴシエーションおよびセッションフェーズ２７８に対応することができる、ディスカバリフェーズ２７２−ａ、接続能力交換フェーズ２７４−ａ、接続およびＡＳＰセッションフェーズ２７６−ａ、ならびにＷｉ−Ｆｉ表示能力ネゴシエーションおよびセッションフェーズ２７８−ａなど、サービスセッションの確立のためのいくつかのフェーズが時間に応じて示されている。

[0048]次に図２Ａと図２Ｂの両方を参照すると、ソースデバイス１１５またはシンクデバイス１３５は、特定のサービスをサービスシーカーに提供することが可能な他のデバイスを見つけるためにサービスシーカーの役割を担うことができる。ソースデバイス１１５またはシンクデバイス１３５上で動作するアプリケーションは、サービスシーカーとして機能し、マルチメディアストリーミングセッションを要求することができる。この要求は、マルチメディアストリーミングセッションのためにサービスを探索することをトリガすることができる。ソースデバイス１１５またはシンクデバイス１３５はまた、そのサービス情報に関する情報を提供するサービス広告主の役割も担うことができる。

[0049]サービスシーカーは、アプリケーション、表示サービス、およびＡＳＰを有することができる。上述のように、アプリケーションは、マルチメディアストリーミングセッションについてのサービスを探索するために表示サービスをトリガすることができる。次いで、表示サービス（または表示サービススタック）は、ＡＳＰにシークサービスプリミティブを発行することができる（たとえば、以下の図３Ａ〜図３Ｂを参照して説明するように）。複数のサービスが探索されているとき、たとえば、ソースデバイスが、プライマリシンクサービスおよびセカンダリシンクサービスなど複数のシンクデバイスを探している場合、シークサービスプリミティブは、複数回、たとえば、複数のシンクデバイスのシンクデバイスごとに１回呼び出されることができる。次いで、ＡＳＰは、表示サービスからシークサービス要求を受信することができる。シークサービス要求を受信すると、ＡＳＰは、複数のディスカバリ検索が要求された場合、ディスカバリの順序をスケジューリングし、そのようなディスカバリ要求の優先順位を設定することができる。

[0050]図２Ａを参照すると、インフラストラクチャモードのディスカバリフェーズ２７２の間、サービスシーカーのＡＳＰは、ブロック２２０において、デバイスディスカバリポリシー２０５またはデバイス接続ポリシー２１０に示されたプロトコルのうちの１つまたは複数を用いたサービス広告主についての検索（たとえば、ディスカバリクエリ）をスケジューリングするために、デバイスディスカバリポリシー２０５およびデバイス接続ポリシー２１０を使用することができる。例示的なディスカバリポリシー２０５の詳細については、以下に図３Ａを参照しながらより詳細に説明し、例示的な接続ポリシー２１０の詳細については、図３Ａ〜図３Ｂを参照しながらより詳細に説明する。

[0051]図２Ｂを参照すると、Ｐ２Ｐ接続モードのディスカバリフェーズ２７２−ａの間、サービスシーカーのＡＳＰは、ブロック２２０−ａにおいて、デバイスディスカバリポリシー２０５−ａまたはデバイス接続ポリシー２１０−ａで示された１つまたは複数のプロトコルを用いてサービス広告主について検索するための検索をスケジューリングすることができる。ブロック２２０−ａでの検索は、プローブ要求／応答手順および／またはサービスディスカバリ手順を含むことができる。


検索は、サービスシーカーのプリファレンスに従って、特定の順序で、または並行して、実行されることができる。

[0052]図２Ａと図２Ｂの両方を参照すると、検索広告主２１５は、異なるディスカバリプロトコルの複数の検索から戻され、複数の検索結果に同じサービス広告主を含むことができる。サービスシーカーのＡＳＰは、ブロック２２５、２２５−ａで、検索されたサービス広告主２１５から戻された検索広告主のうちの１つを選択することができる。ディスカバリ検索でディスカバーされたサービス広告主が接続のために受け入れられた場合、ＡＳＰは、残りのディスカバリプロトコル上のディスカバリ検索を中止し、選択されたサービス広告主とのＡＳＰセッションの接続セットアップを続行することができる。

[0053]ディスカバリポリシー２０５および／または接続ポリシー２１０に基づいてひとたびサービス広告主が選択されると、ＡＳＰは、デバイスおよびサービスディスカバリフェーズ２７２、２７２−ａが完了した後に、どのように接続能力交換（たとえば、接続能力交換フェーズ２７４、２７４−ａ）をデバイスに対して実行すべきかを決定することができる。決定は、たとえば、サービスシーカーが通信を望む好ましい／サポートされた周波数スペクトル帯域、現在のインフラストラクチャの接続ステータスなどに基づいて、サービスシーカーについてのディスカバリポリシー２０５および／または接続ポリシー２１０に含まれる参照情報に少なくとも部分的に基づくことができる。
さらに、接続ポリシー２１０が、たとえば、最低限必要なリンクスループット、最小リンクＲＳＳＩ、好ましい接続モードなど、接続トポロジーを選択するために使用される基準を含む場合、ＡＳＰは、接続ポリシー２１０に従って好ましい接続モードで接続をセットアップしようと試みることができる。

[0054]サービスシーカーデバイスは、シークサービス要求に含めるための表１〜表４および図３Ａ〜図３Ｂを参照しながら本明細書でさらに説明する、ディスカバリポリシー情報および接続ポリシー情報を指定するとき、いくつかのルールに従うことができる。サービスシーカーは、インフラストラクチャネットワークにすでに関連付けられており、Ｐ２Ｐコンカレンシーをサポートしていない場合、インフラストラクチャネットワーク上でのディスカバリの要求を示す。インフラストラクチャネットワークを介した検索が成功しなかった場合、ユーザが好む場合、サービスシーカーはインフラストラクチャネットワークから関連付けを解除し、Ｐ２Ｐディスカバリプロトコルに従って、またはサービスシーカーがサポートすることができる任意の他のディスカバリプロトコルに従って、シークサービスプロセスを再開することができる。サービスシーカーは、複数のディスカバリプロトコルの要求をサービスシーカーが示すとき、ディスカバリプロトコルの順序にプリファレンスを提供することができる。シーカーは、帯域が２．４ＧＨｚ、５ＧＨｚ、または６０ＧＨｚであるかどうか、既存の接続、およびチャネル情報を含む、サポートでき得る帯域およびチャネル情報も示すことができる。これらの周波数帯域は、一例を記載するだけであり、他の周波数帯域にも適用可能である。

[0055]ディスカバリフェーズ２７２、２７２−ａの上述の態様は、ソースデバイス１１５であってもよいが、シンクデバイス１３５であってもよいサービスシーカーを参照しながら説明した。シンクデバイス１３５であってもよいが、ソースデバイス１１５であってもよいサービス広告主は、そのＡＳＰを介したサービスとしてマルチメディアストリーミングセッションをサポートすることができることを広告するサービス広告主の役割を引き受けることができる。サービスの広告は、たとえばシンクデバイス１３５など、マルチメディアストリーミングをサポートするサービス広告主のアプリケーションによってトリガされることができる。サービス広告主の表示サービス（または表示サービススタック）は、広告サービスプリミティブをＡＳＰに発行する（図３Ｃ参照）。

[0056]図２Ａを参照すると、デバイスおよびサービスディスカバリフェーズ２７２が成功した後、サービスネットワーク接続を確立するためにＡＳＰプラットフォームを介して接続能力交換が実行されることができる。インフラストラクチャモードの接続能力交換フェーズ２７４の間に、サービスシーカーメイのＡＳＰは、ブロック２３０において、接続トポロジーを決定するために、ディスカバリフェーズ２７２中にサービス広告主（たとえば、サービス広告２１５）から受信された情報の一部または全部を含むことができる。ＡＳＰは、ディスカバリを実行するためにＰ２Ｐネットワーク接続、インフラストラクチャネットワーク接続、またはその両方を使用する可能性に基づいて、サービスシーカーから接続セッションメソッド（ＣｏｎｎｅｃｔＳｅｓｓｉｏｎ（）など）を受信した後に接続能力交換を実行する。

[0057]接続ポリシー２１０からの情報は、サービスシーカーからの接続セッションメソッドに含められていてもよい。そのような情報は、サービスＭＡＣアドレスと、広告識別子と、セッション情報と、ネットワーク役割と、ネットワーク構成情報と、接続ポリシーとを含むことができる。

[0058]ＡＰ１０５を介してソースデバイス１１５とシンクデバイス１３５との間に接続がすでに存在する場合（たとえば、インフラストラクチャ接続）、たとえば、この目的のために、接続ポリシー情報を、たとえばサービスシーカーのＡＳＰとサービス広告主のＡＳＰとの間など、ピアＡＳＰ間で使用される専用のデータフレームに含めることによって、サービスシーカーとサービス広告主との間の接続能力およびプリファレンスを交換するために、既存のＬ３接続を使用することができる。そのような場合、実現可能な接続を決定するために、別の接続およびＡＳＰセッションフェーズを開始する代わりに、既存のＬ３接続が使用されることができる。

[0059]図２Ｂを参照すると、接続能力交換フェーズ２７４−ａの間、インフラストラクチャまたはＰ２Ｐ接続がまだ存在しない場合、どのＰ２Ｐ接続が実現可能であるかを決定するために、ブロック２４５におけるＰ２Ｐプロビジョンディスカバリ(provision discovery)要求／応答手順が、サービスシーカーとサービス広告主との間で開始されることができる。次いで、接続およびＡＳＰセッションフェーズ２７６−ａの間、サービスシーカーおよび／またはサービス広告主は、ブロック２５０でＰ２Ｐグループ化に参加することができ、ここで、あるＰ２Ｐグループが形成されることができ、または既存のＰ２Ｐグループが参加することができる。Ｐ２Ｐグループの形成は、ネゴシエーションを開始すること、またはその好ましい接続として自律グループオーナー（ＧＯ）の役割を有するデバイスからＧＯを開始することを含むことができる。接続ポリシー情報は、新しい属性としてプロビジョンディスカバリ(provision discovery)要求／応答に含まれることができる。

[0060]事前接続ステータスにある間、接続トポロジーは、いくつかの基準に従って決定されることができる。Ｐ２Ｐディスカバリフェーズ２７２−ａにおいて、ピアソースおよびシンクデバイスは、接続ポリシーを設定するためにＰ２Ｐフレーム交換に使用されるチャネルのＲＳＳＩおよび帯域情報を決定することができる。既存のインフラストラクチャネットワークのディスカバリフェーズ２７２において、ソースおよびシンクデバイスは、接続ポリシーでパラメータを設定するために、ＰＨＹ／ＭＡＣ統計に基づいてリンク品質を監視することができる。

[0061]可能な接続オプション（Ｐ２Ｐのみ、インフラストラクチャのみ、またはＰ２Ｐとインフラストラクチャの両方）に基づいて接続能力情報を交換し、マルチキャストサポートについて示すことによって、ピアＡＳＰエンティティ（ソースデバイスＡＳＰおよびシンクデバイスＡＳＰ）がいくつかの項目を決定することができる。第１に、Ｐ２Ｐ接続とインフラストラクチャ接続の間のどの接続が初期接続およびＡＳＰセッションに最適であり得るか。第２に、ＡＳＰセッションが稼働している接続（接続タイプ、帯域およびチャネル、可能なデータレートなど）を切り替える必要がある場合、候補となる接続トポロジーは何か。そのような切替えは、Ｐ２Ｐ接続またはインフラストラクチャ接続の間であり得る。第３に、利用可能な各接続について既存のインフラストラクチャ接続におけるサポートされたリンクスループット、たとえば、変調およびコーディング方式（ＭＣＳ）は何か。接続能力交換の後、接続能力交換に基づいて複数の接続タイプが可能である場合、ソースおよび／またはシンクデバイスは、インプリメンテーション固有テストをアクティブにするか、または接続リンクの監視を開始してデータセッションの最適なリンクの選択を容易にすることができる。そのようなインプリメンテーション固有テストは、たとえば、スループットテスト、パケットエラーに関するリンク統計などを含むことができる。

[0062]図２Ａと図２Ｂの両方を参照すると、Ｗｉ−Ｆｉディスプレイ（ＷＦＤ）能力ネゴシエーションおよびセッションフェーズ２７８、２７８−ａの間、新しいまたは既存の接続を介してデバイス間でＡＳＰセッションが確立された後、ＡＳＰセッション情報を交換するために、ＡＳＰ調整プロトコルが開始されることができる。接続されたデバイス間で使用できるピアデバイスからのリンク品質表示またはメトリックを受信するためのフィードバック機構、または様々なテストおよび測定に基づいて、ピアソースおよびシンクデバイス間の表示サービスは、表示サービスによって設定された接続ポリシー情報に基づいて接続ポリシーを交渉する、または接続を切り替える。好ましい接続トポロジーを決定するために、またはある接続から別の接続にいつ切り替えるかを評価または決定するために、いくつかの基準が使用されることができる。

[0063]ブロック２３５、２３５−ａにおいて、マルチメディアストリーミングセッションを使用してマルチメディアコンテンツをストリーミングし始める前に、データセッションに使用される接続の品質を決定するために様々なテストが展開されることができる。たとえば、ひとたびリアルタイムストリーミングプロトコル（ＲＴＳＰ）についてＬ３接続が確立されると、テストを展開するデバイス、たとえばソースデバイスは、マルチメディアストリーミングセッションを確立するためにどれが好ましい可能性があるかを決定するために、複数の可能な接続を介してテストをアクティブにすることができる。そのようなテストは、たとえば、スループットテストまたはリンク品質測定を含むことができる。さらに、利用可能な接続についてのリンク品質メトリックのフィードバックは、ＲＴＳＰメッセージ（たとえば、インフラストラクチャモードにおけるＲＴＳＰネゴシエーションおよびＷｉ−Ｆｉ直接セッション手順、またはＰ２ＰモードにおけるＲＴＳＰネゴシエーション手順）または下位レイヤ方法、たとえば８０２．１１ｋ測定によって交換されることができる。ソースデバイスまたはシンクデバイスにおける表示サービスは、必要な場合にＡＳＰが接続を切り替えることができるように、予想されるリンクスループット、マルチキャストまたはユニキャストトランスポートの使用、省電力オプション、およびＡＳＰへの利用可能な接続を提供することができる。

[0064]再び図２Ａおよび図２Ｂを参照すると、ブロック２４０、２４０−ａにおいて、マルチメディアストリーミングセッションを使用してマルチメディアコンテンツをストリーミングし始めた後、好ましい接続トポロジーを決定する、またはある接続を別の接続にいつ切り替えるかを評価したり決定したりするために、他のまたは追加の基準が使用されることができる。これらの基準は各々、この決定を行うために、単独でまたは組み合わせて評価されることができる。

[0065]第１に、サポートされているリンクスループット（たとえば、ＭＣＳ）が考慮されることができる。リンクスループットは、たとえばビデオデータレートまたはオーディオデータレートなど、必要なアプリケーション層のスループットを比較するテストおよび／または測定に少なくとも部分的に基づいて、現在の既存の接続について考慮され、代替の接続についても考慮されることができる。

[0066]第２に、インフラストラクチャ接続の信号強度がＰ２Ｐ接続と比較されることができる。信号強度測定は、受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）、受信チャネル電力インジケータ（ＲＣＰＩ）、または受信信号対雑音表示インジケータ（ＲＳＮＩ）であり得る。いくつかの例では、インフラストラクチャ接続の信号強度が接続ポリシーの最低限必要なＲＳＳＩと比較され、Ｐ２Ｐ接続の信号強度が接続ポリシーの最低限必要なＲＳＳＩと比較されることができる。

[0067]第３の基準は、範囲外またはドロップされた接続である。たとえば、欠落したＲＴＳＰキープアライブメッセージのタイムアウトによって示されるように、既存の接続では不十分な場合がある。しかしながら、代替接続が依然として範囲内にある可能性がある。

[0068]好ましい接続トポロジーを決定するため、またはある接続から別の接続にいつ切り替えるかを評価もしくは決定するための第４の基準は、レイテンシ統計の評価である。レイテンシ統計は、レイテンシクリティカルリアルタイム（たとえば、オーディオについてはｅ２ｅ ４０ｍｓ、ビデオについては１００ｍｓ、またはビデオ再生など）非リアルタイムトラフィックなど、必要なレイテンシ値と比較されることができる。レイテンシ統計は、リンクレイヤから表示サービスに提供することができる。たとえば、リアルタイムトランスポートプロトコル（ＲＴＰ）データパケットのタイムスタンプ、またはｍｏｖｉｎｇ ｐｉｃｔｕｒｅｓ ｅｘｐｅｒｔ ｇｒｏｕｐ−２トランスポートストリーム（ＭＰＥＧ２−ＴＳ）の提示タイムスタンプ（ＰＴＳ）および／またはプログラムクロックリファレンス（ＰＣＲ）を監視することは、リアルタイムレイテンシ推定を提供することができる。

[0069]第５の基準は、必要な送信方法（たとえば、マルチキャストまたはユニキャスト送信）がサポートされているかどうかの評価であり得る。

[0070]第６の基準は、リンク統計フィードバックまたはリンク品質の表示を評価することであり得る。一例は、上位レイヤリンク統計フィードバック、たとえば、ＲＴＣＰ送信機報告（ＳＲ）またはＲＴＣＰ受信機報告（ＲＲ）またはパケット損失統計である。別の例は、レイヤ２（Ｌ２）リンク品質表示である。Ｌ２リンク品質表示は、たとえば８０２．１１ｋカウンタなど、別のデバイスまたはそれ自体のＷＬＡＮレイヤ統計情報からのフィードバックに基づくことができる。

[0071]第７の基準は、ソースデバイスまたはシンクデバイスの省電力ポリシーの評価を含む。いくつかの省電力機能は、インフラストラクチャ接続とのより良い相互運用性を提供する。したがって、スケジュールされていない自動省電力配信（Ｕ−ＡＰＳＤ）または他の省電力など、いくつかの省電力機能を使用するとき、インフラストラクチャ接続が使用されることができる。しかしながら、省電力モードのとき、何らかの遅延が生じることがある。

[0072]（たとえば、ブロック２２５、２２５−ａでサービス広告主を選択するための）事前接続評価または（たとえば、ブロック２４０、２４０−ａを参照しながら説明したように接続を切り替えるための）事後接続評価のいずれかについて上記の基準を検討し、評価し、ＡＳＰは、好ましい接続トポロジー、または、サービスシーカーおよびサービス広告主によって設定された接続ポリシーに基づいて、ある接続タイプから別の接続タイプにいつ切り替えるかを決定することができる。サービスシーカーまたはサービス広告主は、いくつかの基準が既存の接続によってサポートされているとサービスが決定した場合、接続を切り替える旨の要求をＡＳＰに送ることができる。また、接続を切り替える旨の要求は、接続を切り替えようとするユーザ介入によってトリガされてもよい。接続がインフラストラクチャ接続からＰ２Ｐ接続に切り替えられるべき場合、接続セッションメソッドがサービスシーカーから呼び出される。接続がインフラストラクチャ接続からＰ２Ｐ接続に切り替えられるべき場合、事後関連付けＡＳＰプリミティブが呼び出されることができる。接続タイプがあるタイプから別のタイプに切り替えられることができるが、たとえばＲＴＳＰセッションなど、インフラストラクチャ接続上のストリーミングセッション、またはたとえばマルチメディアストリーミングセッションなど、Ｐ２Ｐ接続上のストリーミングセッションは、他の接続タイプに切り替えるために分解される必要はない。

[0073]接続をインフラストラクチャ接続からＰ２Ｐ接続に切り替えることに加えて、必要な場合、サービスシーカーによって１つまたは複数のインフラストラクチャ接続を含むように接続スイッチを開始するように、接続セッションメソッドが拡張されることができる。上記で説明したように、接続セッションメソッドは、接続ポリシーを含むことができる。接続ステータスおよびプリファレンスビットマップ（たとえば、表４参照）を含むように、またはインフラストラクチャ接続またはＰ２Ｐ接続などの好ましい接続モードを示すように、接続ポリシーのネットワーク役割パラメータが拡張されることができる。

[0074]ソースデバイスとシンクデバイスとの間でＡＳＰ調整プロトコルが稼働しているとき、表示サービスは、セッションを代替接続タイプに切り替えるために、接続パラメータの詳細を含む要求セッションメッセージを送ることができる。既存の接続を代替接続タイプに切り替えるのと同じ目的のために、新しいメッセージ、たとえば要求接続切替えメッセージが使用されることができる。新しい接続に切り替えた後、マルチメディアストリーミングセッションが続行することができるように、同じセッション識別子（ＩＤ）が使用されることができる。

[0075]要求セッションメッセージは、セッションＭＡＣフィールド、セッションＩＤフィールド、広告ＩＤフィールド、およびセッション情報フィールドを含むいくつかのフィールドを含むことができる。要求セッションメッセージのセッション情報フィールドは、サービスセッションの好ましい接続に関する詳細を含むことができる。

[0076]上記で説明したいくつかのサービスシーカーおよび広告主は、特定のタイプの接続に関してのみマルチメディアストリーミングセッションを確立することを好む場合がある。そのようなプリファレンスは、接続ポリシー、および具体的には、サービスシーカーおよび／またはサービス広告主のための接続に示されることができる。たとえば、ＡＰにすでに関連付けられている可能性があり、１つまたは複数の他のデバイスとのアクティブセッション中であり得るシンクデバイスは、現在のアクティブセッションと同じチャネルでのみ接続できるように可用性を設定することができる。このシンクデバイスは、イーサネット（登録商標）接続を介してデバイスサーバ（ＤＳ）に接続されることができる。さらに、マルチメディアストリーミングセッションのためにセットアップされたインフラストラクチャ接続におけるデータスループットおよびレイテンシは、ＡＰのタイプおよびチャネル利用率に依存することができる。

[0077]マルチメディアストリーミングセッションのためにセットアップされたリンクの品質を評価するとき、インフラストラクチャ接続上でのソースデバイスおよびシンクデバイスのディスカバリが成功したときでも、いくつかのシナリオでは、Ｐ２Ｐ上のマルチメディアストリーミングセッションが好ましい場合がある。第１の例では、インフラストラクチャ接続を介したリンクスループットは、ストリーミングセッションのビットレートを満たすには不十分である可能性がある。第２の例では、レイテンシクリティカルなアプリケーションは、２ホップ以上のインフラストラクチャリンクより１ホップＰ２Ｐリンクを好む場合がある。最後に、いくつかの例では、ＡＰを含む、インフラストラクチャ接続での輻輳が高くなる可能性がある。別のチャネルにおけるＰ２Ｐ接続がソースデバイスとシンクデバイスの両方によってサポートされている場合、マルチメディアストリーミングセッションは、接続を確立してＰ２Ｐ接続を確立するために、インフラストラクチャネットワークから分離されたマルチメディアストリーミングセッション、または確立されたインフラストラクチャ接続をコンカレントに有するＰ２Ｐ接続にオフチャネルで切り替えられることができる。

[0078]いくつかのシナリオでは、Ｐ２Ｐ接続ではなく、インフラストラクチャ接続を介したマルチメディアストリーミングセッションをサポートすることが好ましい場合がある。そのような状況は、シンクデバイスとソースデバイスの両方がすでにＡＰに関連付けられており、コンカレント
Ｐ２Ｐおよびインフラストラクチャ接続をサポートしていない場合を含むことができる。シンクデバイスおよびソースデバイスは、Ｐ２Ｐ接続では互いに遠く離れている場合もあるが、各々はＡＰとのインフラストラクチャ接続をサポートするのにＡＰ１０５に依然として十分に近い。最後に、ユーザは、単に、接続セットアップ時間を短縮したり、Ｐ２Ｐ接続の開始に関連する他の問題を軽減したりするために、マルチメディアストリーミングセッションをインフラストラクチャネットワークに制限することを望む場合がある。

[0079]図３Ａを参照すると、本開示の様々な態様に従って、シークサービスプリミティブ３０１−ａの一例が示されている。サービスシーカーの表示サービスは、サービスディスカバリプロセスを容易にするために、シークサービスプリミティブ３０１−ａをサービスシーカーのＡＳＰに発行することができる。シークサービスプリミティブ３０１−ａは、サービス名フィールド３０４、正確検索フィールド３０６、ＭＡＣアドレスフィールド３０８、サービス情報要求フィールド３１０、ディスカバリポリシーフィールド３１２、および接続ポリシーフィールド３１４を有し、含むことができる。

[0080]サービス名フィールド３０４は、サービスディスカバリクエリにおいて検索される特定のサービスを指定する。そのようなサービスクエリは、たとえばマルチキャストドメインネームシステム（ｍＤＮＳ）サービスディスカバリプロトコル（たとえばＡｐｐｌｅ（登録商標）Ｂｏｎｊｏｕｒ（登録商標））、ユニバーサルプラグアンドプレイ（ＵＰｎＰ）プロトコルにおけるシンプルサービスディスカバリプロトコル、または別のレイヤ３（Ｌ３）ディスカバリ手順などを使用することによって実行されることができる。

[0081]正確検索フィールド３０６は、正確な検索を要求するためにＴＲＵＥに設定されることができる。ＭＡＣアドレスフィールド３０８は、サービスシーカーのＭＡＣアドレスを含む。サービス情報要求フィールド３１０は、サービス要求の性質に関する情報を含む。

[0082]ディスカバリポリシーフィールド３１２は、表示サービスによってサポートされているディスカバリプロトコル、ならびにディスカバリのためのプリファレンスおよび／または優先順位を示す。いくつかの例では、ディスカバリポリシーフィールド３１２は、能力ＩＤフィールド３１６、長さフィールド３１８、およびディスカバリ能力およびプリファレンスフィールド３２０を含むディスカバリポリシー情報を含むことができる。能力ＩＤフィールド３１６は、サービスシーカーのＷＦＤ能力のタイプを識別し、１オクテットのサイズを有することができる。長さフィールド３１８は、ディスカバリポリシーの長さを示し、２オクテットのサイズを有することができる。ディスカバリ能力およびプリファレンスフィールド３２０は、サポートされているディスカバリプロトコルと、もしあれば、プリファレンスとを指定し、２オクテットの長さを有することができる。いくつかの例では、プリファレンス設定はサービスシーカーには適用可能であるが、サービス広告主には適用されない場合があり、またはその逆もあり得る。ディスカバリポリシーフィールド３１２および以下の表１に提供されるフィールドサイズは例であり、他の例では、フィールドのサイズが増減されたり、並べ替えられたりしてもよいことを理解されよう。いくつかの例では、１つまたは複数のフィールドが省略されてもよく、または追加のフィールドが追加されてもよい。

[0083]以下の表１および表２は、ディスカバーポリシーフィールド３１２に含まれることができるディスカバーポリシー情報の例を示す。

[0084]ディスカバリ能力およびプリファレンスフィールド３２０は、図３Ａ、および以下の表２にさらに詳細に示されるようなビットマップとして表されることができる。ビットマップのいくつかのビットは、Ｐ２Ｐ接続、インフラストラクチャ接続、またはニアフィールド通信（ＮＦＣ）接続を介したディスカバリがサポートされているかどうかを示すことができる。ビットマップのいくつかの他のビットは、Ｐ２Ｐ、インフラストラクチャ、またはＮＦＣ接続を介したディスカバリのプリファレンスを含む、好ましいディスカバリプロトコルを示すことができる。たとえば、Ｐ２Ｐフィールド上のディスカバリ３２２、インフラストラクチャフィールド上のディスカバリ３２４、およびＮＦＣフィールド上のディスカバリ３２６は、Ｐ２Ｐ、インフラストラクチャ、またはＮＦＣ上のディスカバリがサポートされているかどうかを各々１ビットで示すことができる。予約済みフィールド３２８は、追加情報のために予約された５ビットを含むことができる。好ましいディスカバリプロトコルフィールド３３０は、３ビットで、Ｐ２Ｐ、インフラストラクチャ、またはＮＦＣ接続が好ましいこと、または接続のプリファレンスがないことを示すことができる。予約済みフィールド３３２は、追加情報のために予約された５ビットを含むことができる。ディスカバリ能力およびプリファレンスフィールド３２０ならびに以下の表２に提供されるフィールドサイズおよびビット値は例であり、他の例では、フィールドサイズおよびビット値が増減されたり、並べ替えられたりしてもよいことを理解されよう。さらに、以下の表２に提供される例示的なビットマップ解釈について、各ビットフィールドについて異なるオプションを示すために、ビットの他の組合せが使用されることができる。いくつかの例では、１つまたは複数のフィールドが省略されてもよく、または追加のフィールドが追加されてもよい。


[0085]表２は、ビットマップのレベルでのディスカバリ能力およびプリファレンスフィールド３２０のさらなる詳細を示す。

[0086]ソースデバイス１１５またはシンクデバイス１３５のいずれかまたは両方の表示サービスは、すべてのソースおよびシンクデバイスによってサポートされるようにディスカバリプロトコルを設定することができる。ディスカバリポリシーについて表２に示される好ましいディスカバリプロトコルは、たとえばＰ２Ｐディスカバリプロトコルなど、表示サービスがすべてのデバイスのために必要とする任意のディスカバリプロトコルに少なくとも部分的に基づくことができる。ディスカバリポリシーのための好ましいディスカバリプロトコルは、さらに、所与の時間におけるソースおよび／またはシンクデバイスの能力またはリソースステータスに少なくとも部分的に基づくことができる。たとえば、ＮＦＣインターフェースが有効になっているデバイスは、ＮＦＣのディスカバリを好む場合がある。別の例では、インフラストラクチャネットワークに接続されたデバイスは、インフラストラクチャネットワークを介してディスカバリプロトコルを実行することを好む場合がある。

[0087]図３Ｂを参照すると、本開示の様々な態様に従って、シークサービスプリミティブ３０１−ｂの一例が示されている。シークサービスプリミティブ３０１−ｂは、図３Ａを参照しながら説明され、接続ポリシーフィールド３１４の追加の詳細を示すために示されているシークサービスプリミティブ３０１−ａの態様を含むことができる。接続ポリシーフィールド３１４は、様々なトポロジーの接続プリファレンスおよび／または優先順位を示す。たとえば、接続ポリシーフィールド３１４は、サービスシーカーのＷＦＤ能力のタイプを識別する能力ＩＤフィールド３３４と、接続ポリシーの長さを示す長さフィールド３３６と、もしあれば、様々な接続モードについての接続ステータスおよびプリファレンスを指定する接続ステータスおよびプリファレンスフィールド３３８とを含むことができる。関連するＢＳＳ識別子（ＢＳＳＩＤ）フィールド３４０は、デバイスがインフラストラクチャネットワークに関連付けられているとき、デバイス（ここではサービスシーカー）が関連付けられるインフラストラクチャＡＰ１０５のアドレスを提供する。さらに、動作チャネルフィールド３４２は、デバイスがインフラストラクチャネットワークに関連付けられているとき、ＢＳＳの動作チャネルを提供する。関連するインターネットプロトコル（ＩＰ）アドレスタイプフィールド３４４は、デバイスがインフラストラクチャネットワークに関連付けられているとき、ＩＰアドレスバージョンを提供する。最後に、関連するＩＰサブネットフィールド３４６は、デバイスがインフラストラクチャネットワークに関連付けられているとき、示されたネットワークプレフィックス情報を提供する。

[0088]以下の表３は、接続ポリシーフィールド３１４に含まれることができる接続ポリシー情報の例を示す。接続ポリシーフィールド３１４および以下の表３に提供されるフィールドサイズは例であり、他の例では、フィールドのサイズが増減されたり、並べ替えられたりしてもよいことを理解されよう。いくつかの例では、１つまたは複数のフィールドが省略されてもよく、または追加のフィールドが追加されてもよい。

[0089]接続ステータスおよびプリファレンスフィールド３３８は、図３Ｂ、および以下の表４により詳細に示されるようなビットマップとして表されることができる。インフラストラクチャ接続ステータスフィールド３４８は、たとえば、インフラストラクチャネットワーク接続が存在するかどうかなど、インフラストラクチャ接続ステータスを１ビットで示すことができる。Ｐ２Ｐコンカレンシーフィールド３５０は、インフラストラクチャ接続とＰ２Ｐ接続との間で様々なコンカレンシーモードがサポートされているかどうかを２ビットで示すことができる。マルチキャストサポートフィールド３５２は、デバイスについてマルチキャストがサポートされているかどうかを１ビットで示すことができる。好ましい接続フィールド３５４は、インフラストラクチャ接続が好ましいか、Ｐ２Ｐ接続が好ましいか、および一方が他方より優先する条件を４ビットで示すことができる。好ましい／サポートされている帯域フィールド３５６は、２．４ＧＨｚ、５ＧＨｚ、および６０ＧＨｚを含む、サービスシーカーが通信したいと望む好ましい周波数を８ビットで示すことができる。これらの周波数帯域は、一例を記載するだけであり、他の周波数帯域にも適用可能である。最低限必要なリンクスループットフィールド３５８は、サービスのための最小ＷＬＡＮリンクスループットを１Ｍｂｐｓの単位で８ビットで示すことができる。最小リンク受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）フィールド３６０は、接続のための最小ＲＳＳＩ（ｄＢｍ）を８ビットで示すことができる。最小リンクＲＳＳＩの有効範囲は、０．５ｄＢの増分で、−１００ｄＢｍから４０ｄＢｍであり得、ここで、−１００ｄＢｍは「０」の値を有する。最小リンクＲＳＳＩのこの範囲は、一例を記載しているにすぎず、ＲＳＳＩの他の範囲および増分が使用されてもよい。

[0090]表４は、ビットマップのレベルでの接続ステータスおよびプリファレンスフィールド３３８のさらなる詳細を示す。接続ステータスおよびプリファレンスフィールド３３８ならびに以下の表４に提供されるフィールドサイズおよびビット値は例であり、他の例では、フィールドサイズおよびビット値が増減されたり、並べ替えられたりしてもよいことを理解されよう。また、以下の表４に提供される例示的なビットマップ解釈について、各ビットフィールドについて異なるオプションを示すために、ビットの他の組合せが使用されることができる。いくつかの例では、１つまたは複数のフィールドが省略されてもよく、または追加のフィールドが追加されてもよい。

[0091]図３Ｃを参照すると、本開示の様々な態様に従って、広告サービスプリミティブ３０２の一例が示されている。サービス広告主の表示サービスは、サービスの広告を容易にするために、広告サービスプリミティブ３０２をサービス広告主のＡＳＰに発行することができる。広告サービスプリミティブ３０２は、サービス名フィールド３６４と、自動受付フィールド３６６と、サービス情報フィールド３６８と、サービスステータスフィールド３７０と、ネットワーク役割フィールド３７２と、ネットワーク構成フィールド３７４と、遅延セッション応答フィールド３７６と、ディスカバリポリシーフィールド３７８と、接続ポリシーフィールド３８０とを含む、いくつかのフィールドを含むことができる。サービス名フィールド３６４は、広告されるべきサービスに対応し、サービス広告主がソースデバイス１１５であるかシンクデバイス１３５であるかに応じて決まる。ディスカバリポリシーフィールド３７８は、どのディスカバリ方法がサービス広告主の表示サービスによってサポートされているかを示すように設定される。しかしながら、ディスカバリポリシーフィールド３７８の優先順位は、サービス広告主には適用されず、無視されるものとする。接続ポリシーフィールド３８０は、セッションの接続トポロジーのプリファレンスまたは優先順位を示す。ディスカバリポリシーフィールド３７８および接続ポリシーフィールド３８０は、図３Ａ〜図３Ｂおよび表１〜表４を参照して上述した追加情報を含むことができる。たとえば、ディスカバリポリシーフィールド３７８および接続ポリシーフィールド３８０は、上述したディスカバリポリシーフィールド３１２および接続ポリシーフィールド３１４の例であり得る。表３〜表４には示されていないが、広告サービスプリミティブ３０２内の既存のネットワーク役割フィールド３７２およびネットワーク構成フィールド３７４のパラメータを拡張することによって、サービス広告主のための接続ポリシー情報の全部または一部が含まれることができる。

[0092]たとえばＬ３接続など、既存のインフラストラクチャ接続のためのサービスシークまたはサービス広告方法を呼び出すために、特定のＬ３表示サービスディスカバリ情報がサービスに含まれることができる。

[0093]図３Ｄは、本開示の様々な態様による、Ｌ３表示サービスディスカバリ情報３０３の一例を示す。能力ＩＤフィールド３８４は、サポートされているＷＦＤ能力のタイプを識別し、サービスタイプフィールド３８８は、ＷＦＤを示す。長さフィールド３８６は、Ｌ３表示サービスディスカバリ情報３０３の長さを示す。Ｌ３表示サービスディスカバリ情報３０３を表示するデバイスは、デバイスタイプフィールド３９０によって示される。デバイスは、ソース、プライマリシンク、またはセカンダリシンクデバイスであり得る。ＲＴＳＰポート情報フィールド３９２は、デバイスにおけるＲＴＳＰの送信制御プロトコル（ＴＣＰ）ポートを識別する。ホスト名／ＩＰアドレスフィールド３９４は、デバイスのホスト名またはローカルＩＰアドレスを提供する。セッション可用性情報フィールド３９６は、デバイスで利用可能なセッションの数を示す。セッション情報フィールド３９８は、リモートユーザが、識別文字列を含むことができるセッション名と、デバイスの動作モードを含むことができるモードとを含む、あるセッション情報を提供するために示されることができるオプションのフィールドである。

[0094]例示的なＬ３表示サービスディスカバリ情報３０３が以下の表５に要約されている。Ｌ３表示サービスディスカバリ情報３０３および以下の表５に提供されるフィールドサイズは例であり、他の例では、フィールドサイズが増減されたり、並べ替えられたりしてもよいことを理解されよう。いくつかの例では、１つまたは複数のフィールドが省略されてもよく、または追加のフィールドが追加されてもよい。

[0095]表５に示されるＬ３表示サービスディスカバリ情報は、示されたビットマップ以外の他のフォーマットで提供されてもよい。たとえば、インフラストラクチャネットワークを介したサービスディスカバリが、Ｂｏｎｊｏｕｒ（登録商標）またはＢｏｎｊｏｕｒ（登録商標）様の手順を使用して実行される場合など、テキストレコードフォーマットがサービスパラメータに使用されることができる。また、ＵＰｎＰ ＳＳＤＰを使用してインフラストラクチャネットワークを介したサービスディスカバリが実行される場合、サービス情報に拡張可能マークアップ言語（ＸＭＬ）フォーマットが使用されることができる。

[0096]図４は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するためのプロセスフロー４００の一例を示す。プロセスフロー４００は、ソースデバイス１１５−ａと、シンクデバイス１３５−ａと、ＡＰ１０５−ａとを含み得、これらは、図１〜図３を参照しながら説明したソースデバイス１１５、シンクデバイス１３５、およびＡＰ１０５の例であり得る。

[0097]シンクデバイス１３５−ａは、それがサポートするサービスを他のデバイスに広告することができる。シンクデバイス１３５−ａは、マルチメディアストリーミングを使用するアプリケーション４０５−ａと、表示サービス４１０−ａと、ＡＳＰ４１５−ａとを含み得、これらは互いに通信することができる。同様に、ソースデバイス１１５−ａは、マルチメディアストリーミングを使用するアプリケーション４０５−ｂと、表示サービス４１０−ｂと、ＡＳＰ４１５−ｂとを含み得、これらは互いに通信することができる。シングルシンクデバイス１３５−ａを参照しながら説明したが、プロセスフロー４００のステップは、複数のシンクデバイス１３５とともに使用されることができる。

[0098]サービスディスカバリ４２０の前に、ソースデバイス１１５−ａおよびシンクデバイス１３５−ａの各々は、ＡＰ１０５−ａとのワイヤードまたはワイヤレスのインフラストラクチャ接続を確立している。したがって、プロセスフロー４００は、ＡＰ１０５−ａを介したソースデバイス１１５−ａとシンクデバイス１３５−ａによる、およびその間のメッセージおよび他の通信の交換を含む。

[0099]サービスディスカバリ４２０は、同じＩＰサブネット上のＬ３接続であり得る、既存のインフラストラクチャ接続を介して実行されることができる。サービスディスカバリ４２０は、他の機構およびプロトコルに従い得、図２Ａのディスカバリフェーズ２７２および／または図２Ｂのディスカバリフェーズ２７２−ａを参照することを含めて、本開示全体にわたって説明する。

[0100]第１に、ソースデバイス１１５−ａのアプリケーション４０５−ｂにおいて、ユーザ入力４２２が、表示サービス４１０−ｂに対して選択されたデバイス４２４を識別するメッセージをトリガする。たとえば、ユーザ入力４２２は、ソースデバイス１１５−ａからあるシンクデバイス１３５−ａに、たとえばオーディオ、ビデオ、画像など、マルチメディアコンテンツの１つまたは複数の部分をストリーミングする旨の要求であり得る。次いで、表示サービス４１０−ｂは、中でも、ソースデバイス１１５−ａの接続ポリシーを含む接続セッションメソッド４２６を呼び出す。次いで、接続セッションメソッド４２６がＡＳＰ４１５−ｂに送られることができる。次いで、ＡＳＰ４１５−ｂは、ＡＳＰ４１５−ａによって受信されたシンクデバイス１３５−ａに要求セッションメッセージ４２８を送る。要求セッションメッセージ４２８は、中でも、サービスセッションのための好ましい接続に関係する少なくともＡＳＰセッション情報フィールドを含む、上記により詳細に説明した情報を含むことができる。ＡＳＰ４１５−ｂは、ＡＳＰ４１５−ａからの追加のセッション応答４４２を待つようにタイマー４８５を設定する。

[0101]要求セッションメッセージ４２８を受信すると、ＡＳＰ４１５−ａは、シンクデバイス１３５−ａの表示サービス４１０−ａにセッション要求４３０を送る。同時に、ＡＳＰ４１５−ａは、表示サービス４１０−ａからの設定セッション準備完了メッセージ（set session ready message）４４０を待つためにタイマー４８０を設定する。表示サービス４１０−ａは、シンクデバイス１３５−ａのアプリケーション４０５−ａにセッション情報４３２を含むメッセージを送る。ユーザ入力４３４は、ユーザ受入メッセージ４３６がアプリケーション４０５−ａから表示サービス４１０−ａに送られるように、セッション要求を受け入れることができる。表示サービス４１０−ａは、確認セッションメッセージ４３８をシンクデバイス１３５−ａのＡＳＰ４１５−ａに送り、タイマー４８０をリセットする。ＡＳＰ４１５−ａは、表示サービス４１０−ａからの設定セッション準備完了メッセージ４４０に応答して、ソースデバイス１１５−ａのＡＳＰ４１５−ｂに追加セッション応答４４２を送り、タイマー４８５をリセットする。ＡＳＰ４１５−ｂは肯定応答４４４を送る。表示サービス４１０−ａは、バウンドされるべきポート４４６を要求し、ＡＳＰ４１５−ａは、ポート４４８を許可し、ポートステータス４５０は、表示サービス４１０−ａに戻される。ＡＳＰ４１５−ａは、ＡＳＰ４１５−ｂに許可されたポート４５２を通知する。表示サービス４１０−ｂは、ポートステータスメッセージ４５４を受信し、バウンドされるべきポート４５８を要求し、ポートは、４６０で、ポートステータス４６２を表示サービス４１０−ｂに報告するＡＳＰ４１５−ｂによって許可される。ＡＳＰ４１５−ｂは、表示サービス４１０−ａにポートステータス４６６を報告するＡＳＰ４１５−ａに許可されたポートメッセージ４６４を送り、肯定応答４７０をＡＳＰ４１５−ｂに戻す。

[0102]次いで、アプリケーションソケット４７４は、ソースデバイス１１５−ａの表示サービス４１０−ｂからシンクデバイス１３５−ａの表示サービス４１０−ａに接続され、ソースデバイス１１５−ａからシンクデバイス１３５−ａへのマルチメディアストリーミングセッションが開始することができる。

[0103]図５は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するために構成されたワイヤレスデバイス５００のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス５００は、図１〜図４を参照しながら説明したソースデバイス１１５の態様の一例であることができる。ワイヤレスデバイス５００は、受信機５０５、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０、または送信機５１５を含むことができる。ワイヤレスデバイス５００はプロセッサおよびメモリをも含むことができる。これらの構成要素の各々は、互いと通信していることがある。

[0104]受信機５０５は、通信リンク５２０を介して、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連する制御情報（たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理に関係する情報など）などの情報を受信することができる。受信機５０５で受信された情報は、通信リンク５２５を介してサービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０に、およびワイヤレスデバイス５００の他の構成要素に渡されることができる。いくつかの例では、受信機５０５は、通信リンク５２０を介して情報を受信するための回路または回路要素を含むことができる。

[0105]サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０は、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクおよび第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別し、１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、ソースデバイスにおいて、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することができる。いくつかの例では、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０は、ワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別または比較し、および／あるいはストリーミングセッションを確立するかどうかを決定するための回路または回路網を含むことができる。

[0106]送信機５１５は、通信リンク５３０を介してサービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０から受信された情報、および通信リンク５３５を介してワイヤレスデバイス５００の他の構成要素から受信された情報を含む、ワイヤレスデバイス５００の他の構成要素から受信された情報および信号を送信することができる。そのような情報および信号は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連する制御情報（たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理に関係する情報など）などの情報を含むことができる。いくつかの例では、送信機５１５は、トランシーバ構成要素において受信機５０５とコロケートされることができる。送信機５１５は単一のアンテナを含むことがあり、または送信機５１５は複数のアンテナを含むことがある。いくつかの例では、送信機５１５は、通信リンク５３０を介してサービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０から情報を受信し、通信リンク５３５を介して信号を送信するための回路または回路網を含むことができる。

[0107]図６は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するためのワイヤレスデバイス６００のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス６００は、図１〜図５を参照しながら説明したワイヤレスデバイス５００またはソースデバイス１１５の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス６００は、受信機５０５−ａ、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ａ、または送信機５１５−ａを含むことができる。ワイヤレスデバイス６００はプロセッサおよびメモリをも含むことができる。これらの構成要素の各々は、互いと通信していることがある。サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ａは、リンクモニタ６０５と、接続マネージャ６１０と、ストリーミングセッションマネージャ６１５とをも含むことができる。

[0108]受信機５０５−ａは、通信リンク５２０−ａを介して情報（例えば、制御チャネル、データチャネル、およびＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理することに関連した情報）を受信することができ、それは通信リンク５２５−ａを介して、リンクモニタ６０５、接続マネージャ６１０、およびストリーミングセッションマネージャ６１５を含むサービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ａおよびワイヤレスデバイス６００の他のコンポーネントに伝達されることができる。サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ａは、図５を参照しながら説明した動作を実施することができる。送信機５１５−ａは、通信リンク５３０−ａを介して、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ａから、ならびにワイヤレスデバイス６００の他の構成要素から受信された信号を、通信リンク５３５−ａを介して送信することができる。

[0109]リンクモニタ６０５は、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクおよび第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別することができる。リンクモニタ６０５は、ストリーミングセッションを確立する前に、第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストも実行することができる。リンクモニタ６０５はまた、シンクデバイスから、第１のワイヤレスリンクに関連付けられた１つまたは複数のリンク品質メトリックを受信することができる。リンクモニタ６０５はまた、ストリーミングセッションに関連付けられたリンク品質テストも実行することができる。いくつかの例では、リンクモニタ６０５は、ワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別し、リンク品質テストを実行し、あるいは１つまたは複数のリンク品質メトリックを受信するための回路または回路網を含むことができる。

[0110]接続マネージャ６１０は、図２〜図４を参照しながら説明したように、１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較することができる。接続マネージャ６１０はまた、ソースデバイスにおいて、ソースデバイス接続ポリシーを変更することができる。いくつかの例では、ソースデバイス接続ポリシーは、既存の接続パラメータ、コンカレンシーサポートパラメータ、マルチキャストサポートパラメータ、サポートされている周波数帯域パラメータ、または最小リンクスループットパラメータのうちの１つもしくは複数を備える。いくつかの例では、第１のワイヤレスリンクは、ＷＬＡＮのアクセスポイントを介したソースデバイスとシンクデバイスとの間のインフラストラクチャリンクを備える。いくつかの例では、第１のストリーミングセッションは、ソースデバイスとシンクデバイスとの間の第２のワイヤレス接続を介し得、第２のワイヤレス接続は、ソースデバイスとシンクデバイスとの間のワイヤレスピアツーピア接続を備える。いくつかの例では、接続マネージャ６１０は、１つまたは複数の属性を比較する、あるいは接続ポリシーを変更するための回路または回路網を含むことができる。

[0111]ストリーミングセッションマネージャ６１５は、ソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することができる。ストリーミングセッションマネージャ６１５はまた、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立することができる。ストリーミングセッションマネージャ６１５はまた、決定に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを第２のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションに切り替えることができる。ストリーミングセッションマネージャ６１５はまた、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立することができる。ストリーミングセッションマネージャ６１５はまた、変更されたソースデバイス接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを第２のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションに切り替えることができる。いくつかの例では、ストリーミングセッションマネージャ６１５は、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立するか、または第２のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立するかを決定する、ワイヤレスリンク上でストリーミング接続を確立する、あるいはあるワイヤレスリンクから別のワイヤレスリンクにストリーミング接続を切り替えるための回路または回路網を含むことができる。

[0112]図７は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するためのワイヤレスデバイス５００またはワイヤレスデバイス６００の構成要素であり得る、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ｂのブロック図７００を示す。サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ｂは、図５〜図６を参照しながら説明したサービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０の態様の一例であり得る。サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ｂは、リンクモニタ６０５−ａと、接続マネージャ６１０−ａと、ストリーミングセッションマネージャ６１５−ａとをも含むことができる。これらの構成要素の各々は、図６を参照しながら説明した機能を実行することができる。サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０−ｂは、アプリケーションサービスプラットフォーム７０５と、ディスカバリマネージャ７１０とをも含むことができる。

[0113]アプリケーションサービスプラットフォーム７０５は、図２〜図４を参照しながら説明したように、第１のワイヤレスリンクを介してソースデバイスとシンクデバイスとの間にＡＳＰセッションを確立することができる。アプリケーションサービスプラットフォーム７０５はまた、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスにストリーミングセッション要求メッセージを送信することができる。アプリケーションサービスプラットフォーム７０５はまた、ソースデバイスからソースデバイス接続ポリシーを送信することができる。アプリケーションサービスプラットフォーム７０５はまた、シンクデバイスからシンクデバイス接続ポリシーを受信することができる。アプリケーションサービスプラットフォーム７０５はまた、ソースデバイスから変更されたソースデバイス接続ポリシーをシンクデバイスに送信することができる。いくつかの例では、アプリケーションサービスプラットフォーム７０５は、ＡＳＰセッションを確立する、ストリーミングセッションを送信する、デバイス接続ポリシーを送信する、デバイス接続ポリシーを受信する、あるいは変更されたデバイス接続を送信するための回路または回路網を含むことができる。

[0114]ディスカバリマネージャ７１０は、ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行し得、ここにおいて、１つまたは複数のサービス広告主は、図２〜図４を参照しながら説明したように、シンクデバイスを含む。ディスカバリマネージャ７１０は、ソースデバイスのアプリケーションから第１のストリーミングセッションを確立する旨の要求を受信し得、ここにおいて、要求はソースデバイスディスカバリポリシーを備える。ディスカバリマネージャ７１０はまた、ソースデバイスディスカバリポリシーに少なくとも部分的に基づいて実行するためのサービスディスカバリプロトコルを決定することができる。いくつかの例では、ソースデバイスディスカバリポリシーは、サポートされているディスカバリプロトコルパラメータおよび好ましいディスカバリプロトコルパラメータのうちの１つまたは複数を備える。ディスカバリマネージャ７１０はまた、サービスディスカバリプロトコルを実行し得、ｍＤＮＳサービスディスカバリプロトコル、またはＵＰｎＰプロトコルにおけるＳＳＤＰのうちの１つもしくは複数を使用した事後関連付けディスカバリを実行すること、あるいはワイヤレスＰ２Ｐディスカバリ手順を使用した事前関連付けディスカバリを実行することを備える。いくつかの例では、ディスカバリマネージャ７１０は、サービスディスカバリプロトコルを実行する、ストリーミングセッションを確立する旨の要求を受信する、あるいは説明したように実行するためのサービスディスカバリプロトコルを決定するための回路または回路網を含むことができる。

[0115]図８は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するために構成されたソースデバイス１１５−ｂを含むシステム８００の図を示す。システム８００は、図１、図２、および図５〜図７を参照しながら説明したワイヤレスデバイス５００、ワイヤレスデバイス６００、またはソースデバイス１１５の一例であり得る、ソースデバイス１１５−ｂを含むことができる。ソースデバイス１１５−ｂは、図５〜図７を参照しながら説明したサービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０の一例であり得る、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ８１０を含むことができる。サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ８１０は、図６〜図７を参照しながら説明した、リンクモニタ６０５、接続マネージャ６１０、およびストリーミングセッションマネージャ６１５の一例であり得る、リンクモニタ６０５−ｂと、接続マネージャ６１０−ｂと、ストリーミングセッションマネージャ６１５−ｂとを含むことができる。ソースデバイス１１５−ｂは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素をも含むことができる。たとえば、ソースデバイス１１５−ｂは、ＡＰ１０５−ｂまたはシンクデバイス１３５−ｂと双方向に通信することができる。

[0116]ソースデバイス１１５−ｂは、プロセッサ８０５と、（ソフトウェア（ＳＷ）８２０を含む）メモリ８１５と、トランシーバ８３５と、１つまたは複数のアンテナ８４０とをも含み得、その各々は、（たとえば、バス８４５を介して）互いと直接または間接的に通信することができる。トランシーバ８３５は、上記で説明されたように、（１つまたは複数の）アンテナ８４０あるいはワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、１つまたは複数のネットワークと双方向に通信することができる。たとえば、トランシーバ８３５は、ＡＰ１０５または別のソースデバイス１１５と双方向に通信することができる。トランシーバ８３５は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために（１つまたは複数の）アンテナ８４０に与え、（１つまたは複数の）アンテナ８４０から受信されたパケットを復調するためのモデムを含むことができる。ソースデバイス１１５−ｂは、単一のアンテナ８４０を含むことができるが、ソースデバイス１１５−ｂはまた、複数のワイヤレス送信をコンカレントに送信または受信することが可能な複数のアンテナ８４０を有することができる。

[0117]メモリ８１５は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）と、読取り専用メモリ（ＲＯＭ）とを含むことができる。メモリ８１５は、実行されたとき、プロセッサ８０５に本明細書で説明される様々な機能（たとえば、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーの管理など）を実行させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア／ファームウェアコード８２０を記憶することができる。代替的に、ソフトウェア／ファームウェアコード８２０は、プロセッサ８０５によって直接的に実行可能でないことがあるが、（たとえば、コンパイルされ実行されたとき）コンピュータに本明細書で説明される機能を実行させることができる。プロセッサ８０５は、適用可能な機能の一部または全部を実行するように適合されたインテリジェントハードウェアデバイス、（たとえば、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、別の回路または回路網の集合など）を含むことができる。

[0118]ワイヤレスデバイス５００、ワイヤレスデバイス６００、およびサービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ８１０の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで、または別の回路または回路網の集合を使用して実行するように適応された少なくとも１つのＡＳＩＣを用いて、個々にまたはまとめてインプリメントされることができる。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、または少なくとも１つの集積回路（ＩＣ）上で実施されることができる。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされることができる、他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、または別のセミカスタムＩＣ）が使用されることができる。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、１つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いてインプリメントされることができる。

[0119]図９は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための方法９００のフローチャートを示す。方法９００の動作は、図１〜図８を参照しながら説明したように、ソースデバイス１１５またはそれの構成要素によってインプリメントされることができる。たとえば、方法９００の動作は、図５〜図８を参照しながら説明したように、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０によって実行されることができる。いくつかの例では、ソースデバイス１１５は、以下で説明する機能を実施するようにソースデバイス１１５の機能要素を制御するためのコードのセットを実行することができる。追加または代替として、ソースデバイス１１５は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能態様を実行することができる。

[0120]ブロック９０５において、ソースデバイス１１５は、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクおよび第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別することができる。いくつかの例では、ブロック９０５の動作は、図６を参照しながら説明したように、リンクモニタ６０５によって実行されることができる。

[0121]ブロック９１０において、ソースデバイス１１５は、図２〜図４を参照ながら説明したように、１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較することができる。たとえば、第１のワイヤレスリンクの識別された１つまたは複数の属性は、コンカレンシーサポートパラメータ、マルチキャストサポートパラメータ、サポートされた周波数帯域パラメータ、または最小リンクスループットパラメータに関連付けられた第１のワイヤレスリンクの値に関連付けられることができる。第１のワイヤレスリンクの識別された１つまたは複数の属性に関連付けられた値は、ソースデバイス接続ポリシーと比較されることができる。同様に、第２のワイヤレスリンクの識別された１つまたは複数の属性は、第２のワイヤレスリンクの値に関連付けられてもよく、コンカレンシーサポートパラメータ、マルチキャストサポートパラメータ、サポートされている周波数帯域パラメータ、または最小リンクスループットパラメータであり得、ソースデバイス接続ポリシーと比較されることができる。ソースデバイス１１５は、第１のワイヤレスリンクまたは第２のワイヤレスリンクのうちの１つがソースデバイス接続ポリシーの要件を満たしていると決定し、要件が満たされるワイヤレスリンクを選択することができる。ソースデバイス１１５は、第１のワイヤレスリンクまたは第２のワイヤレスリンクの一方または両方がソースデバイス接続ポリシーの要件を満たしていると決定することができ、たとえば、図３Ｂを参照しながら説明した接続ステータスおよびプリファレンスビットマップフィールド３３８の好ましい接続サブフィールドに従って、両方がソースデバイス接続ポリシーの要件を満たすときに好ましいワイヤレスリンクを選択することができる。いくつかの例では、ブロック９１０の動作は、図６を参照しながら説明したように、接続マネージャ６１０によって実行されることができる。

[0122]いくつかの例では、第１または第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性は、サポートされている周波数帯域値（たとえば、２．４ＧＨｚ、５ＧＨｚ、または６０ＧＨｚ）を含む。すなわち、デバイス（たとえば、接続マネージャ６１０）のＡＳＰは、第１または第２のワイヤレスリンクが特定の周波数帯域をサポートしているかどうかを測定またはさもなければ評価することができる。接続ポリシー（たとえば、表４に記載されている接続ポリシー）は、接続についてどの帯域が好ましいおよび／またはサポートされているかを示すプリファレンスを含むことができる。たとえば、接続ポリシーは、６０ＧＨｚ帯域がサポートされていないこと、５ＧＨｚ帯域がサポートされていること、および２．４ＧＨｚ帯域が好ましくないことを示すことができる。そのような例では、第１のワイヤレスリンクが５ＧＨｚ帯域をサポートし、第２のワイヤレスリンクが６０ＧＨｚまたは２．４ＧＨｚ帯域のいずれかをサポートする場合、デバイスは、接続を確立するために第１のワイヤレスリンクを選択することができる。両方のワイヤレスリンクが接続ポリシーによって好ましい帯域をサポートする場合、デバイスは、接続ポリシーの何らかの他の基準（たとえば、好ましい接続トポロジー）に基づいて、第１または第２のワイヤレスリンクを選択することができる。

[0123]いくつかの例では、第１または第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性は、測定されたスループットを含む。第１または第２のワイヤレスリンクの測定されたスループットは、Ｍｂｐｓの単位で測定されることができる。いくつかの例では、デバイス接続ポリシー（たとえば、表４に記載された接続ポリシー）は、特定のデバイスまたはサービスに必要とされるリンクのための最低限必要なスループットを示す最低限必要なリンクスループット値を含むことができる。したがって、デバイス（たとえば、接続マネージャ６１０）のＡＳＰは、第１のワイヤレスリンクのリンクスループットおよび第２のワイヤレスリンクのリンクスループットを測定し、これらの値を接続ポリシーの最低限必要なリンクスループットと比較することができる。第１および第２のワイヤレスリンクのうちの一方のみが最低限必要なリンクスループットを満たす場合、デバイスは、しきい値を満たすワイヤレスリンクを選択することができる。両方のワイヤレスリンクがしきい値を満たす場合、デバイスは、（たとえば好ましい接続トポロジーなど）接続ポリシーの何らかの他の基準に基づいて、第１または第２のワイヤレスリンクを選択することができる。

[0124]いくつかの例では、第１または第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性は、ＲＳＳＩ値を含む。ワイヤレスリンクのＲＳＳＩ値はｄＢｍで測定されることができる。いくつかの例では、デバイス接続ポリシー（たとえば、表４に記載された接続ポリシー）は、特定のデバイスまたはサービスに必要とされるリンクのための最低限必要なＲＳＳＩを示す最低限必要なリンクＲＳＳＩ値を含むことができる。したがって、デバイス（たとえば、接続マネージャ６１０）のＡＳＰは、第１のワイヤレスリンクのリンクＲＳＳＩ値および第２のワイヤレスリンクのリンクＲＳＳＩを測定し、これらの値を接続ポリシーの最低限必要なＲＳＳＩと比較することができる。第１および第２のワイヤレスリンクのうちの一方のみが最低限必要なＲＳＳＩを満たす場合、デバイスは、しきい値を満たすワイヤレスリンクを選択することができる。両方のワイヤレスリンクがしきい値を満たす場合、デバイスは、（たとえば好ましい接続トポロジーなど）接続ポリシーの何らかの他の基準に基づいて、第１または第２のワイヤレスリンクを選択することができる。

[0125]ブロック９１５において、ソースデバイス１１５は、ソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することができる。いくつかの例では、ブロック９１５の動作は、図６を参照しながら説明したように、ストリーミングセッションマネージャ６１５によって実行されることができる。

[0126]図１０は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための方法１０００を示すフローチャートを示す。方法１０００の動作は、図１〜図８を参照しながら説明したように、ソースデバイス１１５またはそれの構成要素によってインプリメントされることができる。たとえば、方法１０００の動作は、図５〜図８を参照しながら説明したように、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０によって実行されることができる。いくつかの例では、ソースデバイス１１５は、以下で説明する機能を実施するようにソースデバイス１１５の機能要素を制御するためのコードのセットを実行することができる。追加または代替として、ソースデバイス１１５は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能態様を実行することができる。方法１０００はまた、図９の方法９００の態様を組み込むことができる。

[0127]ブロック１００５において、ソースデバイス１１５は、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクおよび第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別することができる。いくつかの例では、ブロック１００５の動作は、図６を参照しながら説明したように、リンクモニタ６０５によって実行されることができる。

[0128]ブロック１０１０において、ソースデバイス１１５は、図２〜図４を参照ながら説明したように、１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較することができる。いくつかの例では、ブロック１０１０の動作は、図６を参照しながら説明したように、接続マネージャ６１０によって実行されることができる。

[0129]ブロック１０１５において、ソースデバイス１１５は、ソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することができる。いくつかの例では、ブロック１０１５の動作は、図６を参照しながら説明したように、ストリーミングセッションマネージャ６１５によって実行されることができる。

[0130]ブロック１０２０において、ソースデバイス１１５は、図２〜図４を参照しながら説明したように、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを確立することができる。いくつかの例では、ブロック１０２０の動作は、図６を参照しながら説明したように、ストリーミングセッションマネージャ６１５によって実行されることができる。

[0131]ブロック１０２５において、ソースデバイス１１５は、ソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、ソースデバイス接続ポリシーを変更することができる。いくつかの例では、ブロック１０２５の動作は、図６を参照しながら説明したように、接続マネージャ６１０によって実行されることができる。

[0132]ブロック１０３０において、ソースデバイス１１５は、図２〜図４を参照しながら説明したように、変更されたソースデバイス接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションを第２のワイヤレスリンクを介したストリーミングセッションに切り替えることができる。いくつかの例では、ブロック１０３０の動作は、図６を参照しながら説明したように、ストリーミングセッションマネージャ６１５によって実行されることができる。

[0133]図１１は、本開示の様々な態様による、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理するための方法１１００のフローチャートを示す。方法１１００の動作は、図１〜図８を参照しながら説明したように、ソースデバイス１１５またはそれの構成要素によってインプリメントされることができる。たとえば、方法１１００の動作は、図５〜図８を参照しながら説明したように、サービスディスカバリおよびトポロジーマネージャ５１０によって実行されることができる。いくつかの例では、ソースデバイス１１５は、以下で説明する機能を実施するようにソースデバイス１１５の機能要素を制御するためのコードのセットを実行することができる。追加または代替として、ソースデバイス１１５は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能態様を実行することができる。方法１１００はまた、図９〜図１０の方法９００、および１０００の態様を組み込むことができる。

[0134]ブロック１１０５において、ソースデバイス１１５は、ソースデバイスのアプリケーションから第１のストリーミングセッションを確立する旨の要求を受信し得、ここにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、要求はソースデバイスディスカバリポリシーを備える。いくつかの例では、ブロック１１０５の動作は、図７を参照しながら説明したように、ディスカバリマネージャ７１０によって実行されることができる。

[0135]ブロック１１１０において、ソースデバイス１１５は、図２〜図４を参照しながら説明したように、ソースデバイスディスカバリポリシーに少なくとも部分的に基づいて実行するためのサービスディスカバリプロトコルを決定することができる。いくつかの例では、ブロック１１１０の動作は、図７を参照しながら説明したように、ディスカバリマネージャ７１０によって実行されることができる。

[0136]ブロック１１１５において、ソースデバイス１１５は、ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行し得、ここにおいて、１つまたは複数のサービス広告主は、図２〜図４を参照しながら説明したように、シンクデバイスを含む。いくつかの例では、ブロック１１１５の動作は、図７を参照しながら説明したように、ディスカバリマネージャ７１０によって実行されることができる。

[0137]ブロック１１２０において、ソースデバイス１１５は、ＷＬＡＮのソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、ソースデバイスとＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクおよび第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性を識別することができる。いくつかの例では、ブロック１１２０の動作は、図６を参照しながら説明したように、リンクモニタ６０５によって実行されることができる。

[0138]ブロック１１２５において、ソースデバイス１１５は、図２〜図４を参照ながら説明したように、１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較することができる。いくつかの例では、ブロック１１２５の動作は、図６を参照しながら説明したように、接続マネージャ６１０によって実行されることができる。

[0139]ブロック１１３０において、ソースデバイス１１５は、ソースデバイスにおいて、図２〜図４を参照しながら説明したように、比較に少なくとも部分的に基づいて、第１のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、第２のワイヤレスリンクを介してシンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することができる。いくつかの例では、ブロック１１３０の動作は、図６を参照しながら説明したように、ストリーミングセッションマネージャ６１５によって実行されることができる。

[0140]したがって、方法９００、１０００、および１１００は、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのサービスディスカバリおよびトポロジーを管理することを提供することができる。方法９００、１０００、および１１００は可能なインプリメンテーションを表すこと、ならびに動作およびステップは、他のインプリメンテーションが可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更されることができることに留意されたい。いくつかの例では、方法９００、１０００、および１１００のうちの２つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられることができる。

[0141]以下の例は、ＷＬＡＮ接続を介したマルチメディアストリーミングのためのマルチメディアサービスディスカバリおよびトポロジーの本明細書で説明される管理が使用されることができるいくつかの状況を記述する。１つには、シンクデバイスとして動作するテレビ（ＴＶ）と、ソース機器として動作するセットトップボックスとが家庭内で家庭用ＡＰに接続されることができる。この例では、マルチメディアストリーミングセッションは、ＴＶとセットトップボックスとの間のインフラストラクチャ接続を介してすでに確立されている。たとえば、インフラストラクチャ接続上の品質やスループットが低いために、デバイスは、Ｐ２Ｐモードに切り替わる必要がある。

[0142]第２の例では、スマートフォンまたは他のワイヤレスデバイスのユーザは、記憶されたピクチャまたはムービークリップをＴＶに表示することを望む場合がある。この例では、ディスカバリおよびマルチメディアストリーミングセッションは、Ｐ２Ｐ接続を介して実行されることができる。ＡＰへの証明がスマートフォンまたは他のワイヤレスデバイスでも利用可能である場合、Ｐ２Ｐ接続は、ユーザの指示およびプリファレンスでインフラストラクチャモードに切り替えられることができる。

[0143]第３の例では、ソースデバイス１１５は、コンカレントＰ２Ｐおよびインフラストラクチャ接続を可能にすることができ、シンクデバイス１３５は、Ｐ２Ｐモードまたはインフラストラクチャモードのうちの１つのみで動作することができる。そのような場合、ソースデバイスがインフラストラクチャモードでＡＰにすでに接続されているとき、ソースデバイス１１５は、Ｐ２Ｐディスカバリを通じてシンクデバイス１３５をディスカバリすることができないことがある。同様に、ソースデバイス１１５は、シンクデバイス１３５がＰ２Ｐ接続を介してソースデバイス１１５にすでに接続されているときに、インフラストラクチャディスカバリを介してシンクデバイス１３５をディスカバリすることができない場合がある。

[0144]第４の例では、ソースデバイス１１５またはシンクデバイス１３５を含む１つまたは複数のデバイスが、同じＩＰサブネット内のイーサネットを介してＡＰに接続されることができる。しかしながら、ＷＬＡＮが無効になっている場合がある。ＩＰサブネット上のディスカバリは、インフラストラクチャ接続を介したマルチメディアストリーミングセッションの接続を見つけ、再利用することができる。ＩＰサブネット上でのディスカバリ中にデバイスが見つけられた場合、Ｐ２Ｐのディスカバリはスキップされることができる。

[0145]第５の例では、ソースデバイス１１５およびシンクデバイス１３５は、インフラストラクチャ接続を介して互いにディスカバーすることができる。しかしながら、たとえば、ソースデバイス１１５およびシンクデバイス１３５がそれを介して接続されるＡＰが適切なデータレートをサポートしていない、またはＢＳＳがオーバーロードされているので、データレートは、マルチメディアストリーミングセッションでは不十分である。この例では、ソースデバイス１１５およびシンクデバイス１３５は、マルチメディアストリーミングセッションに使用するためにＰ２Ｐ接続を確立するために、ディスカバリ後に接続プリファレンスパラメータを交換することができる。

[0146]本明細書での説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明された要素の機能および構成において変更が行われることができる。様々な例は、適宜に、様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加することができる。また、いくつかの例に関して説明された特徴は、他の例において組み合わせられることができる。

[0147]添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成について説明しており、インプリメントされることができるまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施されることができる。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造とデバイスとをブロック図の形式で示す。

[0148]添付の図では、同様の構成要素または特徴は、同一の参照ラベルを有することができる。さらに、同じタイプの様々な構成要素が、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素を区別する第２のラベルとを続けることによって区別されることができる。第１の参照ラベルだけが本明細書において使用される場合、その説明は、第２の参照ラベルにかかわらず、同じ第１の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。

[0149]本明細書で説明された情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表されることができる。たとえば、上の説明全体にわたって参照されることができるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表されることができる。

[0150]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実施または実行されることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ（たとえば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと連携する１つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成）としてインプリメントされることができる。さらに、一例では、本開示に関して説明した様々な例示的なブロック、構成要素、またはマネージャは、本明細書で説明した機能を実行するための回路または回路網を使用して実施または実行されることができる。

[0151]本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいてインプリメントされることができる。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいてインプリメントされる場合、機能は、１つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されることができる。他の例およびインプリメンテーションは、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用してインプリメントされることができる。機能を実施する特徴はまた、異なる物理的位置において機能の部分がインプリメントされるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置されることができる。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙（たとえば、「のうちの少なくとも１つ」あるいは「のうちの１つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙）中で使用される「または」は、たとえば、Ａ、Ｂ、またはＣのうちの少なくとも１つの列挙が、ＡまたはＢまたはＣまたはＡＢまたはＡＣまたはＢＣまたはＡＢＣ（すなわち、ＡおよびＢおよびＣ）を意味するような包括的列挙を示す。

[0152]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ（登録商標））、コンパクトディスク（ＣＤ）ＲＯＭまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされることができる任意の他の非一時的媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線（ＤＳＬ）、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、ＤＳＬ、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク（disk）およびディスク（disc）は、ＣＤ、レーザーディスク（登録商標）（disc）、光ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）およびＢｌｕ−ｒａｙ（登録商標）ディスク（disc）を含み、ここで、ディスク（disk）は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク（disc）は、データをレーザーで光学的に再生する。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。

[0153]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられた。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

[0153]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられた。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［Ｃ１］
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記装置に、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別させ、
前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較させ、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較させ、
前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定させる
ように動作可能である、
装置。
［Ｃ２］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立させ、
前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えさせる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ３］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記第１のワイヤレスリンクを介して、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間にアプリケーションサービスプラットフォーム（ＡＳＰ）セッションを確立させ、
前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスにストリーミングセッション要求メッセージを送信させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ４］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記ソースデバイスから前記ソースデバイス接続ポリシーを送信させ、
前記シンクデバイスからシンクデバイス接続ポリシーを受信させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ５］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更させ、
前記ソースデバイスから、前記変更されたソースデバイス接続ポリシーを前記シンクデバイスに送信させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ６］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立させ、
前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更させ、
前記変更されたソースデバイス接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えさせる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ７］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記ストリーミングセッションを確立する前に、前記第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストを実行させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ８］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記シンクデバイスから、前記第１のワイヤレスリンクに関連付けられた１つまたは複数のリンク品質メトリックを受信させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ９］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記ストリーミングセッションに関連付けられたリンク品質テストを実行させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ１０］
前記ソースデバイス接続ポリシーが、既存の接続パラメータ、コンカレンシーサポートパラメータ、マルチキャストサポートパラメータ、サポートされている周波数帯域パラメータ、または最小リンクスループットパラメータのうちの１つもしくは複数を備える、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ１１］
前記プロセッサに、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を前記ソースデバイス接続ポリシーと比較させるように動作可能な前記命令が、前記プロセッサに、
前記第１のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性に対応する前記ソースデバイス接続ポリシーのプリファレンスを識別させ、
前記第１のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性が前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを満たすかどうかを決定させる
ように動作可能な命令を備え、
前記プロセッサに、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を前記ソースデバイス接続ポリシーと比較させるように動作可能な前記命令が、前記プロセッサに、
前記第２のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性に対応する前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを識別させ、
前記第２のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性が前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを満たすかどうかを決定させる
ように動作可能な命令を備える、
Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ１２］
前記第１のワイヤレスリンクまたは前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性が、サポートされている周波数帯域、リンクスループット、または受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）を備え、
前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスが、前記サポートされている周波数帯域、前記リンクスループット、または前記ＲＳＳＩに関連付けられた所定のしきい値を備え、
前記プロセッサに、前記第１のワイヤレスリンクまたは前記第２のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性が前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを満たすかどうかを決定させるように動作可能な前記命令が、前記プロセッサに、 前記サポートされている周波数帯域、前記リンクスループット、または前記ＲＳＳＩが前記所定のしきい値を超えているかどうかを決定させる
ように動作可能な命令を備える、
Ｃ１１に記載の装置。
［Ｃ１３］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行させる、ここにおいて、前記１つまたは複数のサービス広告主が前記シンクデバイスを含む、
ようにさらに動作可能である、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ１４］
前記命令が、前記プロセッサに、
前記ソースデバイスのアプリケーションから前記第１のストリーミングセッションを確立する旨の要求を受信させ、ここにおいて、前記要求が、ソースデバイスディスカバリポリシーを備える、
前記ソースデバイスディスカバリポリシーに少なくとも部分的に基づいて実行するための前記サービスディスカバリプロトコルを決定させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１３に記載の装置。
［Ｃ１５］
前記ソースデバイスディスカバリポリシーが、サポートされているディスカバリプロトコルパラメータおよび好ましいディスカバリプロトコルパラメータのうちの１つまたは複数を備える、Ｃ１４に記載の装置。
［Ｃ１６］
前記命令が、前記プロセッサに、
マルチキャストドメインネームシステム（ｍＤＮＳ）サービスディスカバリプロトコル、またはユニバーサルプラグアンドプレイ（ＵＰｎＰ）プロトコルにおけるシンプルサービスディスカバリプロトコル（ＳＳＤＰ）のうちの１つもしくは複数を使用した事後関連付けディスカバリ、あるいはワイヤレスピアツーピア（Ｐ２Ｐ）ディスカバリ手順を使用した事前関連付けディスカバリを実行させる
ようにさらに動作可能である、Ｃ１３に記載の装置。
［Ｃ１７］
前記第１のワイヤレスリンクが、前記ＷＬＡＮのアクセスポイントを介した前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間のインフラストラクチャリンクを備える、Ｃ１３に記載の装置。
［Ｃ１８］
前記第１のストリーミングセッションが、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレス接続を介し、前記第２のワイヤレス接続が、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間のワイヤレスピアツーピア接続を備える、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ１９］
ワイヤレス通信のための装置であって、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別するためのリンクモニタと、
前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較するための接続マネージャと、
前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定するためのストリーミングセッションマネージャと
を備える装置。
［Ｃ２０］
前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立するためのストリーミングセッションマネージャと、
前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えるためのストリーミングセッションマネージャと
をさらに備えるＣ１９に記載の装置。
［Ｃ２１］
前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立するためのストリーミングセッションマネージャと、
前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更するための接続マネージャと、
前記変更されたソースデバイス接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えるためのストリーミングセッションマネージャと
をさらに備えるＣ１９に記載の装置。
［Ｃ２２］
前記ストリーミングセッションを確立する前に、前記第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストを実行するためのリンクモニタ
をさらに備えるＣ１９に記載の装置。
［Ｃ２３］
前記ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行するためのディスカバリマネージャ、ここにおいて、前記１つまたは複数のサービス広告主が前記シンクデバイスを含む
をさらに備えるＣ１９に記載の装置。
［Ｃ２４］
ワイヤレス通信の方法であって、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別することと、
前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較することと、
前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することと
を備える方法。
［Ｃ２５］
前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立することと、
前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えることと
をさらに備えるＣ２４に記載の方法。
［Ｃ２６］
前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更することと、
前記ソースデバイスから、前記変更されたソースデバイス接続ポリシーを前記シンクデバイスに送信することと
をさらに備えるＣ２４に記載の方法。
［Ｃ２７］
前記ストリーミングセッションを確立する前に、前記第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストを実行すること
をさらに備えるＣ２４に記載の方法。
［Ｃ２８］
前記ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行すること、ここにおいて、前記１つまたは複数のサービス広告主が前記シンクデバイスを含む、
をさらに備えるＣ２４に記載の方法。
［Ｃ２９］
ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別し、
前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較し、
前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定する、
ように実行可能な命令を備える、
非一時的コンピュータ可読媒体。
［Ｃ３０］
前記命令が、
前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立し、
前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替える
ようにさらに実行可能である、Ｃ２９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (30)

1. ワイヤレス通信のための装置であって、
   プロセッサと、
   前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
   前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、前記プロセッサによって実行されたとき、前記装置に、
   ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別させ、
   前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較させ、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較させ、
   前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定させる
   ように動作可能である、
   装置。
2. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立させ、
   前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えさせる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
3. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記第１のワイヤレスリンクを介して、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間にアプリケーションサービスプラットフォーム（ＡＳＰ）セッションを確立させ、
   前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスにストリーミングセッション要求メッセージを送信させる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
4. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記ソースデバイスから前記ソースデバイス接続ポリシーを送信させ、
   前記シンクデバイスからシンクデバイス接続ポリシーを受信させる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
5. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更させ、
   前記ソースデバイスから、前記変更されたソースデバイス接続ポリシーを前記シンクデバイスに送信させる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
6. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立させ、
   前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更させ、
   前記変更されたソースデバイス接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えさせる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
7. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記ストリーミングセッションを確立する前に、前記第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストを実行させる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
8. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記シンクデバイスから、前記第１のワイヤレスリンクに関連付けられた１つまたは複数のリンク品質メトリックを受信させる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
9. 前記命令が、前記プロセッサに、
   前記ストリーミングセッションに関連付けられたリンク品質テストを実行させる
   ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
10. 前記ソースデバイス接続ポリシーが、既存の接続パラメータ、コンカレンシーサポートパラメータ、マルチキャストサポートパラメータ、サポートされている周波数帯域パラメータ、または最小リンクスループットパラメータのうちの１つもしくは複数を備える、請求項１に記載の装置。
11. 前記プロセッサに、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を前記ソースデバイス接続ポリシーと比較させるように動作可能な前記命令が、前記プロセッサに、
    前記第１のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性に対応する前記ソースデバイス接続ポリシーのプリファレンスを識別させ、
    前記第１のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性が前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを満たすかどうかを決定させる
    ように動作可能な命令を備え、
    前記プロセッサに、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を前記ソースデバイス接続ポリシーと比較させるように動作可能な前記命令が、前記プロセッサに、
    前記第２のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性に対応する前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを識別させ、
    前記第２のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性が前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを満たすかどうかを決定させる
    ように動作可能な命令を備える、
    請求項１に記載の装置。
12. 
    前記第１のワイヤレスリンクまたは前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性が、サポートされている周波数帯域、リンクスループット、または受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）を備え、
    前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスが、前記サポートされている周波数帯域、前記リンクスループット、または前記ＲＳＳＩに関連付けられた所定のしきい値を備え、
    前記プロセッサに、前記第１のワイヤレスリンクまたは前記第２のワイヤレスリンクの前記識別された１つまたは複数の属性が前記ソースデバイス接続ポリシーの前記プリファレンスを満たすかどうかを決定させるように動作可能な前記命令が、前記プロセッサに、
    前記サポートされている周波数帯域、前記リンクスループット、または前記ＲＳＳＩが前記所定のしきい値を超えているかどうかを決定させる
    ように動作可能な命令を備える、
    請求項１１に記載の装置。
13. 前記命令が、前記プロセッサに、
    前記ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行させる、ここにおいて、前記１つまたは複数のサービス広告主が前記シンクデバイスを含む、
    ようにさらに動作可能である、請求項１に記載の装置。
14. 前記命令が、前記プロセッサに、
    前記ソースデバイスのアプリケーションから前記第１のストリーミングセッションを確立する旨の要求を受信させ、ここにおいて、前記要求が、ソースデバイスディスカバリポリシーを備える、
    前記ソースデバイスディスカバリポリシーに少なくとも部分的に基づいて実行するための前記サービスディスカバリプロトコルを決定させる
    ようにさらに動作可能である、請求項１３に記載の装置。
15. 前記ソースデバイスディスカバリポリシーが、サポートされているディスカバリプロトコルパラメータおよび好ましいディスカバリプロトコルパラメータのうちの１つまたは複数を備える、請求項１４に記載の装置。
16. 前記命令が、前記プロセッサに、
    マルチキャストドメインネームシステム（ｍＤＮＳ）サービスディスカバリプロトコル、またはユニバーサルプラグアンドプレイ（ＵＰｎＰ）プロトコルにおけるシンプルサービスディスカバリプロトコル（ＳＳＤＰ）のうちの１つもしくは複数を使用した事後関連付けディスカバリ、あるいはワイヤレスピアツーピア（Ｐ２Ｐ）ディスカバリ手順を使用した事前関連付けディスカバリを実行させる
    ようにさらに動作可能である、請求項１３に記載の装置。
17. 前記第１のワイヤレスリンクが、前記ＷＬＡＮのアクセスポイントを介した前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間のインフラストラクチャリンクを備える、請求項１３に記載の装置。
18. 前記第１のストリーミングセッションが、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレス接続を介し、前記第２のワイヤレス接続が、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間のワイヤレスピアツーピア接続を備える、請求項１に記載の装置。
19. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別するためのリンクモニタと、
    前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較するための接続マネージャと、
    前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定するためのストリーミングセッションマネージャと
    を備える装置。
20. 前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立するためのストリーミングセッションマネージャと、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えるためのストリーミングセッションマネージャと
    をさらに備える請求項１９に記載の装置。
21. 前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立するためのストリーミングセッションマネージャと、
    前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更するための接続マネージャと、
    前記変更されたソースデバイス接続ポリシーに少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えるためのストリーミングセッションマネージャと
    をさらに備える請求項１９に記載の装置。
22. 前記ストリーミングセッションを確立する前に、前記第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストを実行するためのリンクモニタ
    をさらに備える請求項１９に記載の装置。
23. 前記ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行するためのディスカバリマネージャ、ここにおいて、前記１つまたは複数のサービス広告主が前記シンクデバイスを含む
    をさらに備える請求項１９に記載の装置。
24. ワイヤレス通信の方法であって、
    ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別することと、
    前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較することと、
    前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定することと
    を備える方法。
25. 前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立することと、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替えることと
    をさらに備える請求項２４に記載の方法。
26. 前記ソースデバイスにおいて、前記ソースデバイス接続ポリシーを変更することと、
    前記ソースデバイスから、前記変更されたソースデバイス接続ポリシーを前記シンクデバイスに送信することと
    をさらに備える請求項２４に記載の方法。
27. 前記ストリーミングセッションを確立する前に、前記第１のワイヤレスリンクのリンク品質を決定するために、前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性に関連付けられたリンク品質テストを実行すること
    をさらに備える請求項２４に記載の方法。
28. 前記ストリーミングプロトコルをサポートする１つまたは複数のサービス広告主を識別するためにサービスディスカバリプロトコルを実行すること、ここにおいて、前記１つまたは複数のサービス広告主が前記シンクデバイスを含む、
    をさらに備える請求項２４に記載の方法。
29. ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
    ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）のソースデバイスにおいて、前記ソースデバイスと前記ＷＬＡＮのシンクデバイスとの間の第１のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性と、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスとの間の第２のワイヤレスリンクの１つまたは複数の属性とを識別し、
    前記第１のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、ストリーミングプロトコルに関連付けられたソースデバイス接続ポリシーと比較し、前記第２のワイヤレスリンクの前記１つまたは複数の属性を、前記ストリーミングプロトコルに関連付けられた前記ソースデバイス接続ポリシーと比較し、
    前記ソースデバイスにおいて、前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するか、前記第２のワイヤレスリンクを介して前記シンクデバイスとのストリーミングセッションを確立するかを決定する、
    ように実行可能な命令を備える、
    非一時的コンピュータ可読媒体。
30. 前記命令が、
    前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを確立し、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第１のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションを前記第２のワイヤレスリンクを介した前記ストリーミングセッションに切り替える
    ようにさらに実行可能である、請求項２９に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。

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