JP2018526854A - 干渉測定リソースの構成 - Google Patents

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Abstract

本開示は、干渉測定リソース(IMR)を計画するための方法および装置を提示する。たとえば、例示的な方法は、ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるステップと、セルに割り当てられた送信グループ識別子を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするステップと、セルにおいて、セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するステップであって、CSI報告は、送信パターンに対応するUEにおけるIMRによって測定された干渉に少なくとも基づいて、UEから受信される、ステップとを含み得る。そのようにして、IMR計画が達成され得る。

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、全体が本明細書に参照により明確に組み込まれる、2016年6月24日に出願された「CONFIGURATION OF INTERFERENCE MEASUREMENT RESOURCES」と題する米国非仮出願第15/192,866号、および2015年6月30日に出願された「INTERFERENCE MEASUREMENT RESOURCE (IMR) PLANNING BASED ON CELL LABELS」と題する米国仮出願第62/187,068号に対する優先権を主張するものである。
本開示は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、多地点協調(CoMP)システムにおける多地点協調スケジューリングに関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。通常のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用することができる。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムがある。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが地方自治体、国家、地域、さらにはグローバルレベルで通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。例示的な電気通信規格はロングタームエボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、ならびに、ダウンリンク(DL)上のOFDMA、アップリンク(UL)上のSC-FDMA、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術におけるさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術、およびこれらの技術を利用する電気通信規格に適用可能であるべきである。たとえば、ワイヤレス通信ネットワークにおける複数の発展型ノードB(eNB)が協調的な方法で動作する事例があり得る。しかしながら、そのような事例では、ネットワークにおけるeNBのうちの1つに関連するセルからのいくつかのリソース(たとえば、送信に関連する送信リソース)が、ネットワークにおけるeNBのうちの別のものに関連する異なるセルからのリソース(たとえば、送信に関連する送信リソース)と一致すること、およびそのようなリソースに干渉することがある。
したがって、そのような出来事から生じ得る問題に対処する機構を実装することが望まれ得る。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての考えられる態様の包括的な概説ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別することも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めることも意図していない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
本開示は、干渉測定リソース(IMR)計画のための例示的な方法および装置を提示する。たとえば、一態様では、本開示は、ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるステップであって、送信グループ識別子は、セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、セルに割り当てられる、ステップと、セルに割り当てられた送信グループ識別子を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするステップと、セルにおいて、セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するステップであって、CSI報告は、送信パターンに対応するUEにおけるIMRによって測定された干渉に少なくとも基づいて、UEから受信される、ステップとを含み得る例示的な方法を提示する。
さらに、本開示は、データを記憶するように構成されたメモリと、メモリと通信可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る干渉測定リソース(IMR)計画のための例示的な装置を提示し、1つまたは複数のプロセッサおよびメモリは、ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てることであって、送信グループ識別子は、セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、セルに割り当てられる、割り当てることと、セルに割り当てられた送信グループ識別子を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングすることと、セルにおいて、セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信することであって、CSI報告は、送信パターンに対応するUEにおけるIMRによって測定された干渉に少なくとも基づいて、UEから受信される、受信することとを行うように構成される。
さらなる態様では、本開示は、ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるための手段であって、送信グループ識別子は、セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、セルに割り当てられる、手段と、セルに割り当てられた送信グループ識別子を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするための手段と、セルにおいて、セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するための手段であって、CSI報告は、送信パターンに対応するUEにおける干渉測定リソース(IMR)によって測定された干渉に少なくとも基づいて、UEから受信される、手段とを含み得るIMR計画のための例示的な装置を提示する。
さらに、本開示は、ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるためのコードであって、送信グループ識別子は、セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、セルに割り当てられる、コードと、セルに割り当てられた送信グループ識別子を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするためのコードと、セルにおいて、セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するためのコードであって、CSI報告は、送信パターンに対応するUEにおける干渉測定リソース(IMR)によって測定された干渉に少なくとも基づいて、UEから受信される、コードとを含み得るIMR計画のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する例示的なコンピュータ可読媒体を提示する。
上述の目的および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面には、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴が詳細に記載されている。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のほんのいくつかを示し、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むことを意図している。
本開示の態様における、例示的なワイヤレスシステムを示すブロック図である。 ワイヤレスネットワークにおける多地点協調スケジューリングの例示的な態様を示すブロック図である。 ワイヤレスネットワークにおける多地点協調スケジューリングに関連する例示的なチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)/干渉測定リソース(IMR)構成または計画を示すブロック図である。 ワイヤレスネットワークにおける多地点協調スケジューリングの態様を示すブロック図である。 ワイヤレスネットワークにおける多地点協調スケジューリングの態様を示すブロック図である。 ワイヤレスネットワークにおける多地点協調スケジューリングの態様を示すブロック図である。 本開示の態様における、例示的な方法の態様を示す流れ図である。 本明細書で説明する1つまたは複数の態様において利用され得る、LTEにおける例示的なDLフレーム構造を示す図である。 2セルCoMPスケジューリングのためのLTEにおける例示的なダウンリンク(DL)リソースグリッドを示す図である。 本開示の態様における、例示的なアクセスネットワークを示す図である。 LTEにおける例示的なダウンリンク(DL)フレーム構造を示す図である。 LTEにおけるアップリンク(UL)フレーム構造の一例を示す図である。 本開示のeNodeBまたはユーザ機器によって使用される場合があるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 電気通信システムにおける、本開示による中央スケジューリングエンティティを含む、NodeBと通信しているUEの一例を概念的に示す図である。 本開示の一態様に従って構成された処理システムを用いる装置のための例示的なハードウェア実装形態を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実践されてよい構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を促すための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践される場合があることは当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示される。一態様では、本明細書で使用する「構成要素」という用語は、システムを構成する部分のうちの1つであってもよく、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアであってもよく、他の構成要素に分割されてもよい。
多地点協調(CoMP)スケジューリングまたは送信は一般に、ワイヤレス通信システムにおける複数の地理的に分離された送信ポイント(たとえば、基地局、アクセスポイント、eNodeB、eNB、セルなどのうちの1つまたは複数)によって使用される送信および/または受信リソースの動的協調を可能にする広範囲の技術を指す。たとえば、eNBは、複数のセクタにサービスすることができ、各セクタがセルとして定義され得る。CoMPスケジューリングは、全体的なシステムパフォーマンスを高め、リソースをより効率的に利用し、エンドユーザ(たとえば、ユーザ機器(「UE」))サービス品質を改善することを目指している。
従来型のCoMPスケジューリング方式は通常、協調を実施するためにセルから中央スケジューリングエンティティへの比較的低いレイテンシバックホールを必要とするが、そのような低レイテンシバックホール条件は、多くの実装形態では可能ではないことがある。言い換えれば、従来型のCoMPスケジューリング方式は、協調的変更が行われ得るように比較的速い方法で受信された干渉状態に関するかなり詳細なフィードバックに依存する。スモールセル(マクロセルよりもかなり小さい、たとえば、数キロメートルに対して数十メートルのカバレージエリアを有するセル)の配置など、いくつかの一般的なネットワーク実装形態は、そのような能力を利用できないことがある。たとえば、ハイグレードファイバーリンクおよび専用バックホールリソースは通常、スモールセル配置では利用可能ではないので、従来型のCoMPスケジューリング方式は適切ではない。
これらの短所に対処するために、本明細書で説明するCoMPスケジューリングの一態様は、ネットワークにおける複数のセルによる送信の中央制御協調を被選択UEへの送信のローカルセル制御スケジューリングと組み合わせる協調スケジューリング(CS)設計を使用することによって、高レイテンシバックホール環境において上述の結果のうちの1つまたは複数を達成し得る。一般に、CSは、1つまたは複数のセルに関連する複数のセルの間の協調の形式であり、複数のセルの少なくとも一部分のカバレージエリア内のUEが、ネットワークベースの中央スケジューリングエンティティがネットワークにおける複数のセルの各々からの送信をオンまたはオフにすることを協調させることに基づいて、低減されたセル間干渉に直面する。したがって、本態様によれば、ネットワークベースの中央スケジューリングエンティティは、広範な干渉状態情報を使用せずに長期ネットワーク公平性を達成し得る方法で、ネットワークにおける各セルにおける送信のオン/オフ状態を制御する。したがって、ネットワークベースの中央スケジューリングエンティティは、バックホールレイテンシおよび/または協調遅延に関連する問題を克服し得る。さらに、本態様によれば、ローカルセル、たとえば、サービングセルは、(サービングセルによってサービスされる1つまたは複数のUEから選択された)被選択UEへの送信を、中央スケジューリングエンティティによってもたらされる協調スケジューリングに関連する送信制約および被選択UEにおける対応する干渉状態に基づいてスケジュールし、それによって、中央スケジューリングエンティティとのバックホールを介した干渉状態に関係するデータの交換を減らす。したがって、本態様は、スモールセル配置に特に適したものであり得る、限られたローカル干渉状態情報に基づく効率的なグローバル協調決定を有するCS設計を提供し得る。
具体的には、本態様は、中央スケジューリングエンティティが、トレーニング段階中の各UEからの測定値に基づいて各セルによって報告された複数のローカル干渉状態に基づいて、被選択グローバル送信構成を決定することを含む。本明細書で使用する、各グローバル送信構成は、ワイヤレス通信ネットワークにおける各eNBの各セルに関するオンまたはオフのコマンドまたは設定のそれぞれのセットである。したがって、それぞれのセルおよび/またはネイバーセルのセットに対応するグローバル送信構成の部分は、(それぞれのセルおよび/または各ネイバーセルによる送信がそれぞれのグローバル送信構成に関してオンに設定されるか、オフに設定されるかにかかわらず)それぞれのセルおよび/またはネイバーセルのセットのためのローカル送信構成と呼ばれ得る。さらに、本明細書で使用する、ローカル干渉状態は、所与のローカル送信構成に関してそれぞれのUEによって測定され、それぞれのセル(たとえば、サービングセル)に報告された干渉特性として定義され得る。したがって、各ローカル干渉状態は、それぞれのグローバル送信構成による、送信している、または送信していないすべてのセルからの、UEが直面する干渉(たとえば、UEのサービングセルおよび1つまたは複数のネイバーセルのためのそれぞれのローカル送信構成)に対応する。一態様では、UEの観点からの各ローカル干渉状態は、ワイヤレスネットワークにおける複数のセルの特定のサブセットに関係し得、複数のセルの特定のサブセットの各々のカバレージエリアにUEがある(たとえば、サブセットは、UEのサービングセルおよび1つまたは複数のネイバーセルを含む)。したがって、たとえば、中央スケジューリングエンティティは、複数のグローバル送信構成の各々に関する、干渉を減らすこととUEへのデータのサービスを可能にすることとのバランスをとることを目指した、複数のローカル干渉状態のうちのどれがネットワーク効用関数を最大化するかの判断に基づいて、被選択グローバル送信構成を識別することができる。たとえば、ネットワーク効用関数は、ネットワーク全体の比例公平性、総スループット最大化などであり得る。一態様では、たとえば、グローバル送信構成の総効用メトリックは、セルにわたってUEからの効用メトリックをスティッチングすること(たとえば、分析すること、組み合わせること、蓄積することなど)によって、ネットワーク効用関数に基づいて計算され得る。
また、特に、本態様は、たとえば、被選択グローバル送信構成(ひいては対応するローカル送信構成)および被選択グローバル送信構成において考慮されていないサービングセルによってサービスされる1つまたは複数のUEが直面するローカル干渉状態に関する更新された情報に基づいて、UEへのデータの送信をスケジュールするための、ローカルスケジューリング決定をサービングセルが行うことを含む。すなわち、本態様は、被選択グローバル送信構成およびセルによってサービスされるUEから受信されたローカル干渉状態に関係するより最近の情報(たとえば、CSI報告)に基づいて、どのUEの送信をスケジュールすべきかをサービングセルが判断することを含み、そのようなより最近の情報は、中央スケジューリングエンティティにおいて被選択グローバル送信構成が決定されるときに中央スケジューリングエンティティが入手できるものではない。
上述のように、中央スケジューリングエンティティは、複数のグローバル送信構成の各々に関する、複数のローカル干渉状態のうちのどれがネットワーク効用関数を最大化するかの判断に基づいて、被選択グローバル送信構成を識別することができる。より具体的な態様では、本CoMP設計は、被選択グローバル送信構成を、複数のUEから受信された複数の送信仮説を最適化することに基づかせ得る。この場合、各送信仮説は、信号仮説とも呼ばれるローカル送信構成、および干渉仮説と呼ばれる対応するローカル干渉状態を含む。一態様では、UEは、各チャネル状態情報(CSI)プロセスに関するCSI報告を送り得る。本態様の目的で、CSI報告は、UEが直面するチャネル品質に関する情報を含み得るが、使用すべきプリコーディング行列のネットワークへのUE勧告などの他の情報も含み得る。たとえば、CSI報告は、限定はしないが、チャネル品質インジケータ(チャネルの品質のレベルを表す値であるCQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、プリコーディングタイプインジケータ(PTI)、ランクインジケータ(RI)などの情報を含み得る。
CSIプロセスは、ローカル送信構成(たとえば、信号仮説)および対応するローカル干渉状態(たとえば、干渉仮説)の関連性によって決定され、ローカル送信構成が、1つまたは複数のセルによって送信されるチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)に対応し、ローカル干渉状態が、たとえば、干渉測定のためのリソース要素(RE)である1つまたは複数の干渉測定リソース(IMR)において受信される、1つまたは複数の受信CSI-RSの1つまたは複数の特性の測定値に対応する。したがって、一態様では、UEは、各CSIプロセスにおいてUEによって受信される各CSI-RSに対応する干渉、たとえば、ローカル干渉状態を測定し得る。
たとえば、一態様では、CSIプロセスは、構成されたCSI-RSおよび構成されたIMRによって表され得る。たとえば、3GPP仕様のリリース11では、以下で図3を参照して詳細に説明するように、UEにおける干渉状態を測定するために、サブフレームごとに4つのCSIプロセスおよび3つのIMRがサポートされる。UEにおける干渉状態は、複数の協調(または協働)セルにわたってセルによって送信されるゼロ電力(ZP)CSI-RSおよび非ゼロ電力(NZP)CSI-RSの組合せを介して作られ得る。たとえば、セルからのZP CSI-RSが、対応するセルからのCSI-RSの「送信なし」と定義され得、セルからのNZP CSI-RSが、対応するセルからのCSI-RSの「送信」と定義され得る。本明細書で説明するように、どのセルがZP CSI-RSおよびNZP CSI-RSを送信しているかを中央スケジューリングエンティティが注意深く計画することによって、UEは、望ましい干渉状態を観測する確率を高めることができる。
一態様では、UEは、各CSIプロセスにおいてローカル干渉状態に対応する干渉を測定し、対応するCSI報告を生成し得る。たとえば、UEにおける干渉は、干渉測定リソース(IMR)とも呼ばれるリソース要素(RE)を使用して測定され得る。すなわち、各CSIプロセスは、UEにおける干渉を測定するための構成されたIMRとリンクされる。UEにおける干渉を測定するために使用されるREは、図6Aおよび図6Bを参照して詳細に説明され、CSI-RSおよびIMRの構成は、図3および図4A〜図4Cを参照して詳細に説明される。一態様では、いくつかのセル上で意図的にミュートされた(たとえば、送信なしまたはZP送信)いくつかのREによってIMRが定義されて、IMRのために構成されたREにおいてそれらのセルから送信されるCSI-RS信号がないようにする。すなわち、UEは、ミュートされていないセルからCSI-RS信号を受信する。さらに、UEは、データを送信するためではなく、干渉推定のみのために、RE上でNZP CSI-RSを受信する。いずれの場合も、上記に基づいて、各UEは、1つまたは複数のCSI報告を生成し得る。
一態様では、1つまたは複数のセルは、1つまたは複数のUEから複数のCSI報告を受信することができ、各CSI報告は、それぞれのグローバル送信構成に対応するそれぞれのローカル送信構成に関してそれぞれのUEによって測定されたローカル干渉状態情報を含む。セルは、これらの報告を中央スケジューリングエンティティにセル報告の形で渡し、中央スケジューリングエンティティは、ネットワーク効用関数を最大化する被選択グローバル送信構成を決定するために、上述したようにセル報告を検討する。各セルまたはeNBは、次いで、被選択グローバル送信構成を受信し、ローカル動作および新しいCSI報告の考慮に基づいて、ローカル送信構成への被選択グローバル送信構成のマッピングおよびどのUEが最も少ない干渉に直面しているかの判断に基づいて、グローバル送信構成に対応するローカル送信構成の制約内で、サービスする(たとえば、データの送信先となる)UEを(たとえば、セルによってサービスされる1つまたは複数のUEから)選択する。
言い換えれば、本態様は、中央スケジューリングエンティティとサービングセルとの間で目的を分割することによって、理想的でないバックホール条件下での協調を可能にする。たとえば、ローカル干渉状態を収集すること、CSI報告の受信、およびUEの選択などの機能は、セルレベルでローカルに管理され、CSI報告のアグリゲーション、グローバル送信構成の生成、理想的な(または被選択)グローバル送信構成を決定することなどの機能は、中央スケジューリングエンティティにおいて集中的レベルで処理される。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム100は、ユーザ機器(UE)102と通信しているセル112を含む。セル114、116、および118は、セル112とUE102との間の通信に干渉し得るセル112のネイバーである。一態様では、セル114、116、および/または118からの干渉は、セル112とUE102との間のダウンリンク通信またはアップリンク通信に対するものであり得る。ワイヤレス通信システム100は、セル112がそれの送信をセル114、116、および/または118の送信と協調させるCoMPシステムであり得る。セル112、114、116、および/または118はまた、それらの送信を協調させるために中央スケジューリングエンティティ(CSE)150と通信し得る。一態様では、中央スケジューリングエンティティ150は、セル112、114、116、もしくは118のうちの1つに、またはコアネットワークエンティティ170に位置し得る。
一態様では、セル112は、UE102のサービングセルであり得る。サービングセルは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)などの無線リソース監視測定値および無線リンク監視測定値を含む様々な基準に基づいて選択され得る。いくつかの態様では、UE102などのUEは、セル114、116、および/または118を含む、1つまたは複数のセルとの通信カバレージにあり得るが、UEは、所与の時間に1つのセルによってサービスされ得る。
UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントと呼ばれるか、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UE102は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)ステーション、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、ウェアラブルコンピューティングデバイス(たとえば、スマートウォッチ、スマートグラス、健康もしくはフィットネストラッカーなど)、電化製品、センサー、車両通信システム、医療デバイス、自動販売機、モノのインターネット(Internet-of-Things)のためのデバイス、または任意の他の同様の機能デバイスであってもよい。UE102は、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。
セル112は、マクロセル、スモールセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルのための通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービス契約を持つUE102による無制限のアクセスを許可し得る。本明細書で使用する「スモールセル」という用語は、マクロセルの送信電力および/またはカバレージエリアと比較して、相対的に低い送信電力および/または相対的に小さいカバレージエリアのセルを指す。さらに、「スモールセル」という用語は、限定はしないが、フェムトセル、ピコセル、アクセスポイント基地局、ホームNodeB、フェムトアクセスポイント、またはフェムトセルなどのセルを含んでもよい。たとえば、マクロセルは、限定はしないが、半径数キロメートルなどの比較的大きい地理的エリアをカバーすることができる。対照的に、ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービス契約を持つUE102による無制限のアクセスを許可し得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば家)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連を持つUE102による制限されたアクセスを許可し得る(たとえば、UE102は、家の中などのユーザに対して、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)に契約している場合がある)。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれ得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。
一態様では、ワイヤレス通信システム100ならびに/またはセル112、114、116、および/もしくは118は、CoMP送信決定を行うために、UEによって報告されたチャネル状態情報(CSI)報告(たとえば、CSI報告と呼ばれる)を使用し得る。たとえば、UEは、複数のCSI報告を送ることができ、協働セルの送信決定を協調させるために、ローカル干渉状態、ローカル送信構成、および/またはグローバル送信構成に各CSI報告が対応する。UEは、それのサービングセルにCSI報告を送る、または送信するようにCSIプロセスにより構成される。CSIプロセスは、CSI基準信号(CSI-RS)リソースおよびCSI干渉測定リソース(CSI-IMR)に関連付けられる。CSI報告を送るために、セルは、最大4つのCSIプロセスによりUEを構成し得る。CSIプロセスごとに、UEは、ネットワークによって要求される計算されたCSIインジケータである、チャネル品質インジケータ(CQI)、ランクインジケータ(RI)、プリコーダ行列インジケータ(PMI)などを報告する。
一態様では、セル112は、UE102にCSI基準信号(CSI-RS)132を送信/ブロードキャストすることがあり、UE102からチャネル状態情報(CSI)報告142を受信することがある。さらに、UE102は、セル112からCSI-RS132を受信するのと同じ時間または重複する時間に、いくつかの場合に、かつ/またはいくつかの組合せにおいて、セル114からのCSI-RS134、セル116からのCSI-RS136、および/またはセル118からのCSI-RS138を受信することがある。たとえば、UE102は、CSI-RS134、136、および/または138を、それらがセル114、116、および/または118によってそれぞれブロードキャストされたときに受信し得る。したがって、セル114、116、および/または118から送信されたCSI-RSは、UE102における干渉物(たとえば、CSI-RS132の受信に干渉する信号)と見なされ得る。追加の態様では、セル114および116は、UE102により近く、それによって、UE102におけるCSI-RS132の受信に干渉する最強信号を送信していることがあるので、UE102における最強干渉物と見なされ得る。セル118は、UE102からより遠くにあり得るので、干渉物(またはより強い干渉物のうちの1つ)と見なされないことがある。
同様のシナリオがUE104および/またはUE106および/またはUE108に当てはまり得る。たとえば、追加の態様では、セル114は、UE104にCSI-RS134を送信することがあり、UE104からCSI報告144を受信することがあり、セル116は、UE106にCSI-RS136を送信することがあり、UE106からCSI報告146を受信することがあり、セル118は、UE108にCSI-RS138を送信することがあり、UE108からCSI報告148を受信することがある。各場合において、他のセルからのいずれのCSI-RS送信も、上述のCSI-RS送信に関して干渉信号と見なされ得る。
例示のために図1にCSI-RS132、134、136、および/または138が示されているが、場合によっては、それらのすべてが同時に(たとえば、サブフレームにおいて)送信されるわけではない。代わりに、協調送信のために、ローカル干渉状態、ローカル送信構成、またはグローバル送信構成に基づいて、セル112、114、116、および/または118から1つまたは複数のCSI-RS132、134、136、および/または138の組合せが送信される。たとえば、本明細書で説明するように協調スケジューリングを実行する中央スケジューリングエンティティ150は、ゼロ電力リソース(たとえば、送信なし)または非ゼロ電力リソース(たとえば、送信される)として各セルまたはeNBにおいてCSI-RSを構成し得る。すなわち、NZP信号またはZP信号としてセル112、114、116、および/または118からCSI-RSが送信され得る。セル112、114、116、および/または118からのCSI-RSが(たとえば、ZP/NZP構成を使用して)送信されるとき、UE102は、対応するIMRリソース、たとえば、図3を参照して以下で説明するIMR1、IMR2またはIMR3を使用することによって、干渉測定のためにセル114、116、および/または118からの送信されたCSI-RSを測定/推定し得る。たとえば、一態様では、CSI-RSは、セルからCSI-RSを送信するための構成された時間、周波数、およびコードリソースを含むことができ、IMRは、たとえば、図6Aおよび図6Bを参照して詳細に説明するように、ワイヤレスネットワークにおいていくつかのセル上でミュートされたリソース要素(RE)のサブセットを含み得る。
一態様では、中央スケジューリングエンティティ150は、セルにおいて、セルによってサービスされる1つまたは複数のユーザ機器(UE)から複数のチャネル状態情報(CSI)報告を受信することであって、複数のCSI報告の各CSI報告が1つまたは複数のUEのうちのUEにおけるローカル干渉状態に関係する情報を含む、受信することと、セルにおいて、1つまたは複数のUEから受信された複数のCSI報告に少なくとも基づいて、複数のセル報告を生成することと、中央スケジューリングエンティティに生成されたセル報告を送信することと、中央スケジューリングエンティティから、被選択グローバル干渉状態を受信することであって、被選択グローバル干渉状態は、セルから送信されたセル報告およびセルのネイバーから送信された他のセル報告に少なくとも基づいて中央スケジューリングエンティティにおいて計算された複数のグローバル干渉状態のうちの1つである、受信することと、セルにおいて、被選択グローバル干渉状態および1つまたは複数のUEから受信された複数のCSI報告に少なくとも基づいて、サービスする1つまたは複数のUEのうちのUEを識別することとによって、セルにおける協調スケジューリングのためにプロセッサによって実行可能なハードウェアおよび/またはソフトウェアコードを含み得る。追加の態様では、たとえば、中央スケジューリングエンティティ150は、所与のローカル送信構成に関するUEが直面する干渉に関係するCSI報告および/もしくはセル報告を受信するためのCSI受信構成要素154、複数のセル報告を生成および/もしくは送信するためのセル報告構成要素156、被選択グローバル送信構成を受信するためのグローバル送信構成構成要素158、サービスするUEを識別するためのUE識別構成要素160、ならびに/またはセルにおける送信リソースの協調スケジューリングのためにCSI-RS/IMRリソースを構成するためのリソース構成構成要素162を含み得る。中央スケジューリングエンティティ150は、以下でより詳細に説明するように、本態様を実行するためのこれらの構成要素のうちの1つまたは複数を実行し得る。
図2は、本態様のうちの1つまたは複数による、3つのセル(たとえば、セル112、114、および116)を有するワイヤレスネットワークにおける多地点協調スケジューリングの一例を示すブロック図200である。
240において、一態様では、各セルは、セルによってサービスされるUEからCSI報告を受信し、各CSI報告は、チャネル品質情報、たとえば、それぞれのUEによって測定される、UEの近くのセル(たとえば、サービングセルおよび1つまたは複数のネイバーセル)のローカル送信構成に対応するローカル干渉状態を含む。たとえば、セル112はUE102からCSI報告(たとえば、242、243)を受信することがあり、セル114はUE104からCSI報告(たとえば、244、245)を受信することがあり、かつ/またはセル116はUE106からCSI報告(たとえば、246、247)を受信することがある。一態様では、各セルは、セルによってサービスされるUEから、UEの各々において測定されたローカル干渉状態に少なくとも基づくCSI報告を受信し得る。一態様では、UEから受信されるCSI報告は、たとえば、UEの近くのセル(たとえば、サービングセルおよび1つまたは複数のネイバーセル)の所与のローカル送信構成に関するUEが直面する関係ある(たとえば、強い干渉物)と見なされるローカル干渉状態に基づく、CSI報告の選択または限定されたセットであり得る。言い換えれば、各セルは、対応するセルによってサービスされるUEから、UEが直面するローカル干渉状態に基づくCSI報告を受信し得る。
たとえば、UE102は、たとえば、セル114がUE102に近いことがあり、セル116がUE102から遠いことがあるので、セル114からの干渉を関係ある(たとえば、UEが4つのCSIプロセスに限定されるときの上位2つの干渉物のうちの1つなど、設定された数の最強干渉物のうちの1つ)と見なすことがあり、セル116からの干渉を関係ない(たとえば、設定された数の強い干渉物のうちの1つではないか、またはまったく干渉しておらず、「X」によって表される)と見なすことがある。結果として、セル112は、UE102において直面する、それぞれローカル送信構成「11X」および「10X」に対応するローカル干渉状態を表すCSI報告R1 242およびR2 243を受信し得る。一態様では、たとえば、「11X」の第1のビット「1」は、第1のセル、たとえば、セル112の「送信オン」状態に対応するローカル送信構成を表し、第2のビット「1」は、第2のセル、たとえば、セル114の「送信オン」状態に対応するローカル送信構成を表し、かつ/または第3のビット「X」は、UE102の観点から、第3のセル、たとえば、セル116の「関係ない」送信状態に対応するローカル送信構成を表す。この場合に、「1」のビット値は「送信オン」状態に対応することができ、「0」のビット値は「送信オフ」状態に対応することができるが、値およびそれらの対応する状態は入れ替えられてよいことを理解されたい。さらに、たとえば、「1」の値を有するセルのためのローカル送信構成は、セルが非サービングセルに関して非ゼロ電力(NZP)信号を送信していることを表し、「0」の値を有するセルのためのローカル送信構成は、セルが送信していないか、もしくはゼロ電力(ZP)信号を送信していることを表し、または「X」の値を有するセルのためのローカル送信構成は、セルの送信ステータスが関係ないと見なされること、たとえば、UEがそれぞれのセルのカバレージエリアの外にあり得ること、および/もしくはそれぞれのセルがUEの観点から干渉信号を送信していない場合があることを表す。さらに、IMRによる測定のためのローカル干渉状態を作るために、サービングセルは、ZP信号を送信すべきである。しかしながら、ローカル送信構成および/またはグローバル送信構成の文脈では、サービングセルに対応するビットがオンにされる。それ以外は、それは、サービングセルがオフであること、およびUEの報告が関係ないことを意味する。
上述のように、UE102から受信されるCSI報告は、UEの近くのセル(たとえば、サービングセルおよび1つまたは複数のネイバーセル)のための対応するローカル送信構成に関するUE102によって測定されるローカル干渉状態に基づき得る。一態様では、たとえば、UE102におけるローカル送信構成「11X」は、セル112をサービングセルとして、セル114をNZP信号を送信するものとして、またセル116を関係ないもの(または無関係)として示す。上記で説明したように、セル116の信号がUE102によって受信されるには、またはセル116の信号がUE102において(他の受信信号と比較して)相対的に多くの量の干渉を生成するには、セル116はあまりにも遠くにあり得るので、セル116からの送信は、無関係と見なされる。信号の関係性または干渉レベルは、UE102における受信信号の基準信号受信電力(RSRP)に基づき得る。たとえば、UE102は、それの干渉物(たとえば、セル114、116など)を識別することができ、それらの基準信号受信機電力(RSRP)値に基づいてそれらをランク付けすることができる。基準信号(RS)のRSRP値が低い(たとえば、UE102に干渉しないことに関連する受信電力レベルしきい値を下回る)場合、UEはセルを関係ないものとし得る。したがって、セル116が送信しているかどうかは問題ではないので、ローカル送信構成「11X」は、ローカル送信構成「111」に、またはローカル送信構成「110」にマッピングされ得る。したがって、他の近隣セルが2つだけあるこの場合、またはUE102が4つのCSI報告を送ることに限定される(したがって、一方がオンで他方がオフである別個の報告を有し得るように、2つの最強干渉物を選ばなければならない)場合、UE102は、たとえば、ローカル送信構成「110」および「111」に対応する被選択ローカル送信構成「11X」に関するCSI報告242を送信し得る。
追加の態様では、たとえば、UE102におけるローカル送信構成「10X」は、セル112をサービングセルとして、セル114を送信しないもの(たとえば、ZP信号)として、またセル116を関係ないもの(または無関係)として示す。たとえば、UE102におけるローカル送信構成「10X」では、セル116からの送信は、上記のようにあまりにも遠くにあり得るので無関係と見なされる。したがって、セル116が送信しているかどうかは問題ではないので、ローカル送信構成「10X」は、ローカル送信構成「101」に、またはローカル送信構成「100」にマッピングされ得る。したがって、他の近隣セルが2つだけあるこの場合、またはUE102が4つのCSI報告を送ることに限定される(したがって、一方がオンで他方がオフである別個の報告を有し得るように、2つの最強干渉物を選ばなければならない)場合、UE102は、たとえば、ローカル送信構成「101」および「100」に対応するローカル送信構成の被選択セット「10X」に関するCSI報告243を送信し得る。
さらに、セル114は、UE104からCSI報告R3 244およびR4 245を受信し得る。UE104から受信されるCSI報告は、図2に示すように、ローカル送信構成またはローカル干渉状態「01X」および「11X」に基づき得る。さらに、セル116は、UE106からCSI報告R5 246およびR6 247を受信し得る。UE106から受信されるCSI報告は、図2に示すように、ローカル干渉状態「X01」および「X11」に基づき得る。
250において、各セルは、セル報告を生成するために、セルによってサービスされるUEから受信された(たとえば、ローカル干渉状態の)CSI報告をそれぞれのローカル送信構成にマッピングし得る。たとえば、一態様では、セル112は、CSI報告R1 242およびR2 243を受信することができ、これらは、報告R1A、R2A、R1B、および/またはR2Bを含み得るセル報告252にマッピングされ得る。たとえば、セル112は、ローカル干渉状態またはローカル送信構成、たとえば、「11X」に基づいて、セル116がNZP信号を送信していると見なされるときには「X」を「1」に置き換え、セル116がZP信号を送信していると見なされるときには「X」を「0」に置き換えて、CSI報告R1 242をセル報告R1AおよびR1Bにマッピングし得る。したがって、セル報告R1Aは、グローバル送信構成「111」およびCSI報告R1 242に対応し、セル報告R1Bは、グローバル送信構成「110」およびCSI報告R1 242に対応する。一般に、252、254によって表される送信構成は、グローバル送信構成に対応し、UEによって報告されるCSI報告は、ローカル干渉状態またはローカル送信構成に対応する。さらに、セル112は、ローカル干渉状態またはローカル送信構成、たとえば、「10X」に基づいて、セル116がNZP信号を送信していると見なされるときには「X」を「1」に置き換え、セル116がZP信号を送信していると見なされるときには「X」を「0」に置き換えて、CSI報告R2 243をセル報告R2AおよびR2Bにマッピングし得る。したがって、セル報告R2Aはローカル送信構成「101」に対応し、セル報告R2Bはローカル送信構成「100」に対応する。同様に、セル114および/または116は、セル報告254および256を生成し得る。
図2は、各セル(たとえば、セル112)によってサービスされるたった1つのUE(たとえば、UE102)を示すが、一般には、ワイヤレスネットワークにおける各セルによって複数のUEがサービスされ、各セルは、複数のUEからCSI報告を受信することができ、各セルは、対応するローカル干渉状態またはローカル送信構成に関する複数のUEのセル報告を生成することができる。セルによってサービスされるUEからセル報告を受信すると、各セルは、中央スケジューリングエンティティ(CSE)150にセル報告を送信する。
260において、CSE150は、様々なセル(たとえば、セル112、114、および/または116)からセル報告252、254、および/または256を受信し、セル報告252、254、および/または256に含まれる複数のグローバル送信構成262から最適グローバル送信構成272を決定する(たとえば、グローバル送信構成を選択する)。たとえば、CSE150は、複数のグローバル送信構成262を定義するために異なるセルからのセル報告(たとえば、セル報告252、254、および/または256)におけるローカル送信構成および対応するローカル干渉状態を配列し、整合させ、またはさもなければ関連付ける。したがって、複数のグローバル送信構成262は、ネットワークにおけるセルの送信のオン状態およびオフ状態の異なる組合せに関連するそれぞれの干渉状態に関連付けられる。ネットワークにおけるセルのすべてのためのグローバル送信構成が、一般に、複数のそのようなローカル送信構成を含むものとして定義され得、複数のローカル送信構成は、ネットワークにおけるセルの異なるセットに対応する。たとえば、互いに極近傍にあり、互いの送信に干渉し得るネットワークにおけるネイバーセルの異なるグループのために、異なるローカル送信構成が定義され得る。
さらに、グローバル送信構成は、ネットワークにおけるどのセルが送信しているか(たとえば、構成において「1」のビット値を有するような、NZP信号)、およびネットワークにおけるどのセルが送信していないか(たとえば、構成において「0」のビット値を有するような、ZP信号)を定義するビット値を有する構成であり得る。この特定の例では、セル112、114および116は示されているたった3つのセルであるので、グローバル送信構成は3ビットを有することになるが、グローバル送信構成のビット長は(たとえば、ネットワークにおける任意の他のそれぞれのセルにそれぞれの送信構成値を提供するために)3ビットよりも大きくてよいことを理解されたい。また、この特定の例では、グローバル送信構成はセル112、114および116のためのローカル送信構成と同じビット長を有するが、実際の実装形態では、一般に、ネットワークにおいて協調されているセルのサブセットに対応するローカル送信構成よりもかなり大きいビット長をグローバル送信構成が有することが予想される。
たとえば、一態様では、CSE150は、UEが直面する異なるローカル送信構成に関係する(たとえば、それぞれのローカル干渉状態を含む)受信されたセル報告252、254、および/または256の部分を編成し(たとえば、整合させ)、複数のグローバル送信構成262のうちのどれがネットワーク効用関数を最大化するかを計算し、またはさもなければ決定する。たとえば、複数のグローバル送信構成262の各々はそれぞれのローカル送信構成および対応するローカル干渉状態に関係するので、CSE150は、最良チャネル品質インジケータ、または言い換えれば最低レベルの干渉を有する複数のグローバル送信構成262のうちの1つを選択し得る。
たとえば、CSE150は、セル報告252、254、および/または256をそれぞれセル112、114および/または116から受信し、それらを、同じグローバル送信構成に対応するセル報告が(たとえば、列に沿って)整合されるように編成する。本例では、たとえば、合計で7つの異なるグローバル送信構成が3つのセルに基づいて計算され(たとえば、識別され、決定され、など)、各セルが1つのUEをサポートし、各UEが2つのCSI報告を生成する。
さらに、CSE150は、最適(たとえば、被選択、最良、好ましい、など)グローバル送信構成272を決定するために複数のグローバル送信構成262の検索を実行し得る。一態様では、最適グローバル送信構成272は、効用関数に従ってグローバル送信構成の総効用メトリクスに少なくとも基づいて、複数のグローバル送信構成から決定され得る。一態様では、たとえば、グローバル送信構成の総効用メトリックは、図5を参照して詳細に説明するように、セルにわたってUEからの効用メトリクスをスティッチングする(たとえば、分析する、組み合わせる、蓄積するなど)プロセスをスティッチングすることによって計算され得る。たとえば、最適グローバル送信構成272のための総効用メトリックは、この場合には「101」のビット値に対応することができ、セル112および116がNZP信号を送信していて、セル114がZP信号を送信しているような、UE102、104、および106からの効用メトリクスをスティッチングすることによって計算され得る。
最適グローバル送信構成272を決定する例示的な一実装形態では、CSE150は、最初に、可能な各グローバル送信構成(たとえば、「111」、「101」など)のうちの最良の1つを決定し、最良(たとえば、理想的、最適、など)グローバル送信構成のセット270を生成することができ、次いでCSE150は、最良グローバル送信構成のセット270から最適グローバル送信構成272を選択し得る。この実装形態では、最良グローバル送信構成のセット270は、ビット値「111」(271)、「101」(272)、「011」(273)、「110」(274)、「100」(275)、「010」(276)、および/または「001」(277)を有するそれぞれのグローバル送信構成によって表され得る。その上、最良グローバル送信構成のセット270を取得するために、CSE150は、各それぞれのグローバル送信構成に関連するローカル干渉状態の各々を分析し(たとえば、図2における複数のグローバル送信構成262の各列に関連する報告を分析し)、ネットワーク効用関数を最大化するそれぞれの1つを選択することができる。CSE150は、たとえば、最良のネットワーク全体の公平性を有する状態、最低レベルの干渉および最大数のセルを有する状態、効用関数に応じて総スループットを最大化する状態、任意の他の適切な状態、またはそれらの任意の組合せなど、任意の適切な特徴に基づいて、ローカル干渉状態を選択することができる。次いで、同様に、CSE150は、最良グローバル送信構成のセット270に含まれる構成の各々を分析し、最適グローバル送信構成272、たとえば、この場合、ビット値「101」を有するグローバル送信構成を選択することができる。図2に示す例では、最適グローバル送信構成272は、いくつかのUEがサービスされることを許容することと組み合わせて、ネットワーク効用関数を最大化する。
たとえば、この例では、「101」のビット値は、CSE150によって最適グローバル送信構成272を定義し得る。言い換えれば、CSEは、干渉を減らすこととUEへのデータサービスを可能にすることとのバランスをとることに関して、この構成が最適なまたは最高の効用を有すると判断し得る。特に、送信構成のための「101」のビット値を使用することで、2つの送信セル、たとえば、第1の位置における「1」のビット値に対応するセル112および第3の位置における「1」のビット値に対応するセル116が間隔をあけ、それらの間に非送信セル、たとえば、セル114を有し、それによって互いに比較的低い干渉が生じる。同時に、送信構成のための「101」のビット値はまた、2つのUEが、たとえば1つがセル112によって、1つがセル116によってサービスされることを可能にする。対照的に、たとえば、他の構成(たとえば、「100」、「010」、および「001」)はより低い干渉レベルを有し得るが、それらはまた、サービスされるべきUEの数を単一のUEに限定し、それによって「101」構成と比較してそれらの効用が低くなる。同様に、他の構成(たとえば、「111」)は、より多くのUEにサービスすることを可能にし得るが、干渉の増大も引き起こし、それによって「101」構成と比較してそれらの効用が低くなる。さらに、さらに他の構成(たとえば、「011」および「110」)は、同じ数のUEがサービスされることを可能にし得るが、送信セルが互いに隣接することに起因して比較的高いレベルの干渉を有し、それによって「101」構成と比較してそれらの効用が低くなる。
280において、CSE150は、最適グローバル送信構成272(被選択グローバル送信構成272とも呼ばれる)をセルに送る、または送信する。たとえば、CSE150は、この場合には「101」によって表される被選択グローバル送信構成272を送信し、「101」は、セル112、114および116のためのオン/オフパターンを示すビット値パターンである。たとえば、被選択グローバル送信構成272は、NZP信号を送信することをセル112および116に指示するために既知の位置に「1」のビット値を含むことができ、ZP信号を送信することをセル114に指示するために既知の位置に「0」のビット値を含むことができる。
290において、セル112、114、および/または116は、CSE150から最適または被選択グローバル送信構成272を受信し得る。CSE150から最適または被選択グローバル送信構成272を受信すると、各セル(たとえば、セル112、114、および/または116)は、この場合に「101」のビット値パターンによって表される最適または被選択グローバル送信構成272を使用することができ、それの送信をしかるべく調整することができる。たとえば、CSE150から受信されたビット値パターン「101」を有するグローバル送信構成272に基づいて、セル112および116はそれらの送信をオンにすることができ、セル114はそれの送信をオフにすることができる。
さらに、290において、各セルはまた、UEから受信された1つまたは複数の最近受信された(たとえば、240においてCSE150にセル報告を送った後に受信された)CSI報告を利用し、CSE150から受信された最適または被選択グローバル送信構成272に基づいて、それぞれのセルにおいてどのUEにサービスすべきかを決定することができる。たとえば、一態様では、図2に示すように、「101」のビット値パターンを有する最適または被選択グローバル送信構成272に従って、セル112および116はオンにされてよく、セル114はオフにされて(たとえば、ZP信号を送信して)よい。
セル112が複数のUEにサービスする場合、セル112はさらに、どのUEにサービスすべきかを決定するために、UEから受信された1つまたは複数の最近のCSI報告に依拠し得る。たとえば、セル112が複数のUEにサービスする場合、セル112は、UEから受信されたCSI報告に基づいて、どのUEにサービスすべきかを決定し得る。また、一態様では、セル112は、たとえば、この場合には「101」によって表される、最適または被選択グローバル送信構成272と合致するか、あるいはそれに最も近い送信構成に関連するCSI報告をどのUEが送ったかを判断し得る。たとえば、セル112が、CSE150から受信された最適または被選択グローバル送信構成272に基づいて、どのUEにサービスすべきかを決定する場合、セル112は、CSE150に以前報告された(ひいては、最適または被選択グローバル送信構成272を決定するために使用された)CSI報告よりも新しいCSI報告を考慮し得る。言い換えれば、UEは、それらのそれぞれのセルに、UEが直面する(ローカル送信構成に対応する)ローカル干渉状態に基づくCSI報告を送信し続ける。
したがって、セルは、たとえば、どのUEが最も少ない量の干渉に直面しているかを識別するために、これらの比較的最近のCSI報告を利用し、どのUEにサービスすべきかを決定するために(たとえば、送信することが許容されるセルにおいて最も少ない干渉を有するUEを選択するために)この情報を最適または被選択グローバル送信構成272と組み合わせて利用することができる。どのUEにサービスすべきかをセルが決定すると、サービングセルは、次のサブフレームにおいてUEにデータを送信することができる。たとえば、セル112はUE102を選択することができ、次のサブフレームにおいてUE102にデータを送信することができる。さらに、被選択グローバル送信構成272に基づいて、セル116の送信がオンにされると、セル116はUE106を選択することができ、UE106にデータを送信することができる。一方、セル114は、CSE150から受信されたビット値パターン「101」を有する最適または被選択グローバル送信構成272に基づいて、セルがオフにされると、UE104にデータを送信しない。
したがって、上記で説明したように、上述の協調スケジューリングは、ワイヤレスネットワークにおけるパフォーマンスを改善するために、セル間の干渉を減らすこととUEにデータをサービスすることとのバランスをとる。
図3は、ワイヤレスネットワークにおける多地点協調スケジューリングに関連する例示的なチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)/干渉測定リソース(IMR)構成または計画を示すブロック図である。
図3に示すCSI-RS/IMR構成300では、CSE150は、限られた数の送信グループ、たとえば、CSE150が同時に(たとえば、同じサブフレーム中に)送信をオンにし、送信をオフにするように構成し得る非隣接(たとえば、ネイバーではない)ひいては非干渉(または低レベルの干渉)セルのグループを識別し得る。そのような非干渉セルを識別し、各々が異なる送信グループ識別子を有する異なる送信グループにそれらをカテゴリー化することによって、CSE150は、本明細書で説明するように、ワイヤレスネットワークにおけるすべてのセルにわたって協調スケジューリングを実行する複雑性を低減することができる。
たとえば、一態様では、CSE150および/または送信グループ識別子構成要素162は、ワイヤレスネットワークにおけるセルに割り当てるための固定数の送信グループ識別子を決定し得る。送信グループ識別子は、限定はしないが、たとえば、色、アルファベット値、数値、文字など、それぞれの送信グループに関連付けられ得る任意の値であり得る。一態様では、ワイヤレスネットワークにおけるセルに割り当てるための送信グループ識別子の数は、技術者が対象カバレージエリア内を歩行すること(またはドライブテストすること)によって収集され得るRFデータ(たとえば、経路損失データ、RSRP値など)を使用してネットワーク展開の前に決定され得る。
追加の態様では、CSE150および/または送信グループ識別子構成要素162は、ワイヤレスネットワークにおける同じ送信グループ識別子のネイバーセルに関連する総干渉コストを最小化することに基づいて、ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てることができる。すなわち、セルと同じ送信グループ識別子を有する(セルの)ネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、セルに送信グループ識別子が割り当てられ得る。たとえば、セル112に割り当てられる送信グループ識別子は、同じ送信グループ識別子を有し得るネイバーセルに関連する総干渉コストに基づき得る。すなわち、たとえば、セル112は、ワイヤレス通信システム100(図1)におけるセル112およびセル112のネイバーセル(たとえば、セル114、116および118)に同じ送信グループ識別子(たとえば、送信グループ識別子「A」)を割り当てることに関連する総干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、送信グループ識別子(たとえば、送信グループ識別子「A」)を割り当てられ得る。
追加の態様では、CSE150および/またはリソース構成構成要素162は、セルに割り当てられた送信グループ識別子がネイバーセルに割り当てられた送信グループ識別子とは異なるように、セルに送信グループ識別子を割り当て得る。すなわち、CSE150および/またはリソース構成構成要素162は、送信グループ識別子「A」をセル112に割り当て、「A」とは異なる送信グループ識別子、たとえば、B、C、またはDをセル114、116、および/または118に割り当てることができる。さらなる追加の態様では、CSE150および/またはリソース構成構成要素162は、送信グループ識別子「A」をセル112に割り当て、異なる送信グループ識別子B、C、およびDをそれぞれセル114、116、および/または118に割り当てることができる。すなわち、異なる(たとえば、一意の)送信グループ識別子がセル112、114、116、および/または118に割り当てられる。たとえば、図3に示すように、送信グループ識別子A、B、C、およびDがそれぞれセル112、114、116、および118に割り当てられる。送信グループ識別子のそのような割当ては、UEのセル112(たとえば、サービングセル)とセル112のネイバーセル(たとえば、セル114、116、および/または118)との間の干渉コストを最小化する。
上記の機構は、(たとえば、セル送信がオンにされるか、オフにされるかにかかわらず)個々のセルの送信を追跡することに関連する複雑性を低減し、代わりに、同じ送信グループ識別子を有するすべてのセルが、一緒にオン/オフされる送信を有する。これはまた、最適または被選択グローバル送信構成272を決定するときのスティッチングプロセス中のさほど複雑ではない(たとえば、さほど時間がかからない、リソースがより少ない、など)分析を可能にし得る。4つの送信グループ識別子を有する図3に示すCSI-RS/IMR構成300は単に例示的なものであり、より多いもしくは少ない数の送信グループ識別子を有し、かつ/またはより多いもしくは少ない数のセルのためのIMR構成を、CSE150は実装し得る。例示的な態様では、たとえば、より少ない数の送信グループ識別子を有し、かつ/またはより多い数のセルのためのCSI-RS/IMR構成を、CSE150および/またはリソース構成構成要素162は実装し得る。
一態様では、CSE150および/またはマッピング構成要素164は、セルに割り当てられた送信グループ識別子を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ゼロ電力(NZP)CSI-RSの組合せにマッピングし得る。たとえば、一態様では、CSE150、セル112、および/またはマッピング構成要素164は、サブフレームセット(たとえば、サブフレームセット1 302およびサブフレームセット2 304)ごとに4つのCSIプロセスおよび3つのIMRを有するUE102のためのCSI-RS/IMR構成300を決定することができ、各CSIプロセスが、少なくとも1つのNZP CSI-RSを受信したことに基づいてチャネル推定を実行する。たとえば、サブフレームセット1 302の場合、セル112および/またはCSE150は、3つのIMR(たとえば、IMR1、IMR2、およびIMR3)によりUE102を構成することができ、サブフレームセット2 304の場合、セル112および/またはCSE150は、1つのIMR(たとえば、IMR1)によりUE102を構成することができる。したがって、セル112によってサービスされるUE(たとえば、UE102)は、CSI-RSおよびIMRリソースの構成された組合せを使用して、サブフレームセットごとに最大4つのCSI報告(たとえば、CSIプロセスごとに1つのCSI-RS報告)をセル112に送信し得る。図3に示すように、セル112は、UE102から4つのCSI報告を受信することができ、各CSI報告が、UEにおける異なるローカル干渉状態に対応する。たとえば、各ローカル干渉状態は、少なくとも1つの干渉ネイバーセル(たとえば、セル114、116、もしくは118)がNZP CSI-RSを送信していること、および/またはすべての3つの干渉セル(たとえば、セル114、116、もしくは118)がNZP CSI-RSを送信していることを含み得る。
たとえば、CSE150および/またはセル112は、各列によって図3に表されている異なるローカル干渉状態のセットを測定するようにUEを構成し得る。たとえば、セル112は、第1のサブフレームセット302においてIMR1 313を使用してUE102における干渉を測定するためのUE102における第1のCSIプロセス312、第1のサブフレームセット302においてIMR2 315を使用してUE102における干渉を測定するための第2のCSIプロセス314、第1のサブフレームセット302においてIMR3 317を使用してUE102における干渉を測定するための第3のCSIプロセス316、および第2のサブフレームセット304において(IMR1 313と同じであり得る)IMR1 319を使用してUE102における干渉を測定するための第4のCSIプロセス318を構成し得る。言い換えれば、セル112は、送信オンまたはオフ設定、たとえばCSI-RSを異なる干渉測定リソース、たとえばIMRと選択的に組み合わせることに基づいて、異なるセルからの異なる干渉信号を測定するために、異なるCSI-RS/IMR構成を決定し得る。そのため、たとえば、この例では、UE102が各ネイバーセル(たとえば、セル114、116、および118)からの干渉を、各セルが唯一の送信セルである間に(たとえば、第1のサブフレームセット302における第1のCSIプロセス312、第2のCSIプロセス314、および第3のCSIプロセス316)、またすべてのネイバーセルが同時に送信している場合に(たとえば、第2のサブフレーム304における第4のCSIプロセス318)測定できるように、セル112は4つのCSIプロセスを構成している。したがって、セル112は、UE102が様々なローカル干渉状態を測定できるようにCSI-RS/IMR構成300をセットアップしている。
第1のCSIプロセス312の構成では、セル112、114、および116は、ZP CSI-RS323、325、および327を送信している(すなわち、セル112、114、および116は、「0」の送信構成ビット値によって表されるように、CSI-RSを送信していない)。さらに、セル118は、NZP CSI-RS321を送信しており、NZP CSI-RS321が「1」の送信構成ビット値によって表されている。したがって、UE102は、セル118によって送信されたNZP CSI-RS321に起因する干渉を測定することを含む、IMR1 313を使用したUE102において受信された信号の干渉測定を含むチャネル推定を実行することができ、測定された干渉をそれのサービングセル(セル112)に報告する。
追加または随意の態様では、同時に、セル114と通信している(たとえば、セル114によってサービスされる)UE104も、IMR1 329を使用して、セル118によるNZP CSI-RS321ならびにセル112、114および116からのZP(たとえば、「0」のビット値)CSI-RS323、325、および327の送信に起因するUE104における干渉を測定し得る。さらに、同時に、セル116によってサービスされるUE106も、IMR1 331を使用して、セル118によるNZP CSI-RS321ならびにセル112、114および116からのZP(たとえば、「0」のビット値)CSI-RS323、325、および327の送信に起因するUE106における干渉を測定し得る。さらに、同時に、セル118によってサービスされるUE108は、この時にセル118が送信しているので、干渉を測定するようにセットアップされなくてよい。異なるリソースにおいて干渉を測定するために様々なUEによってIMR1が説明されているが、図4A〜図4Cを参照して詳細に説明される異なるリソース要素(RE)が、UEの各々に関してIMRの各々に関連付けられ得る。したがって、上記は、UE104および106の各々に関する第1のCSIプロセスの協調スケジューリングを表し、UE108に関するこの時のCSIプロセスなしを表しており、追加の協調CSIプロセスは、UE102に関して上述したのと同じ方法で構成され得る。
このIMR構成の結果として、各セルから送信グループ識別子へのマッピングは、各セルからNZP/ZPパターンへのマッピングと比較してはるかに効率的に行われ得る。これはまた、協調スケジューリングを改善することができ、各それぞれのセル112、114、116、および118は、干渉状態の評価および最適または被選択グローバル送信構成272の決定において使用するために、セルによってサービスされる各それぞれのUE(たとえば、UE102、104、106、および108)から最大4つのCSI報告を受信する。その上、ワイヤレスネットワークにおけるセルのすべてを限られた数の送信グループにカテゴリー化した結果として、協調スケジューリングに関係する本明細書で説明する動作の複雑性および数は、それぞれ簡素化され、減らされ得、それによって、動作の効率性が向上する。
図4Aは、3つのセル、セルごとに1つのUE、およびUEごとに生成される2つのCSI報告による例示的な構成を示す。すなわち、セル112、114、および/または116、UE102、104、および/または106、ならびにUEごとに2つのCSI報告(たとえば、UE102からのCSI報告R41、R42、UE104からのR44、R46、および/またはUE106からのR48、R49)による例示的な構成が示され、セル112がUE102のサービングセルであり、セル114がUE104のサービングセルであり、かつ/またはセル116がUE106のサービングセルである。
一態様では、たとえば、ブロック441は、UE102からセル112に送信されるCSI報告R41(441)を表す。たとえば、CSI報告R41(441)は、セル112および114がZP CSI-RSを送信しており(すなわち、セル112および114はCSI-RSを送信していない)、セル116がNZP CSI-RSを送信している、UE102が遭遇するローカル干渉状態を測定することに基づき得る。すなわち、UE102において測定されるローカル干渉状態は、サービングセルおよびネイバーセルのローカル送信構成に基づく。たとえば、一態様では、UE102は、セル112に報告するために、ローカル送信構成「001」に関連するUE102が遭遇するローカル干渉を測定するためにIMR1を使用し得る。追加の態様では、ブロック442は、UE102によってセル112に送信されるCSI報告R42(442)を表し、CSI報告R42(442)は、セル112および116がZP CSI-RSを送信しており(すなわち、セル112および114はCSI-RSを送信していない)、セル114がNZP CSI-RSを送信している、UE102が遭遇するローカル干渉状態を測定することに基づく。たとえば、一態様では、UE102は、セル112に報告するために、ローカル送信構成「010」に関連するUE102が遭遇するローカル干渉を測定するためにIMR2を使用し得る。追加の態様では、セル112(たとえば、UE102のサービングセル)のみがNZP-RSを送信しており、セル114および116がZP-RSを送信している(たとえば、測定および/または報告する干渉なし)ので、UE102がセル112にCSI報告を送信していないことを、ブロック443は表している。
さらに、追加の態様では、たとえば、ブロック444は、UE104によってセル114に送信されるCSI報告R44(444)を表す。CSI報告R44(444)は、セル112および114がZP CSI-RSを送信しており(すなわち、セル112および114はCSI-RSを送信していない)、セル116がNZP CSI-RSを送信している、UE104が遭遇するローカル干渉状態を測定することに基づき得る。すなわち、UE104において測定されるローカル干渉状態は、サービングセルおよびネイバーセルのローカル送信構成に基づく。たとえば、一態様では、UE104は、セル114に報告するために、ローカル送信構成「001」に関連するUE104が遭遇するローカル干渉を測定するためにIMR1を使用し得る。追加の態様では、ブロック446は、UE104によってセル114に送信されるCSI報告R46(446)を表し、CSI報告R46(446)は、セル114および116がZP CSI-RSを送信しており(すなわち、セル114および116はCSI-RSを送信していない)、セル112がNZP CSI-RSを送信している、UE104が遭遇するローカル干渉状態を測定することに基づく。たとえば、一態様では、UE104は、セル114に報告するために、ローカル送信構成「100」に関連するUE104が遭遇するローカル干渉を測定するためにIMR3を使用し得る。追加の態様では、セル114(たとえば、UE104のサービングセル)のみがNZP-RSを送信しており、セル112および116がZP-RSを送信している(たとえば、測定および/または報告する干渉なし)ので、UE104がセル114にCSI報告を送信していないことを、ブロック445は表している。
さらに、一態様では、たとえば、ブロック448は、UE106によってセル116に送信されるCSI報告R48(448)を表す。CSI報告R48(448)は、セル112および116がZP CSI-RSを送信しており(すなわち、セル112および116はCSI-RSを送信していない)、セル114がNZP CSI-RSを送信している、UE106が遭遇するローカル干渉状態を測定することに基づき得る。すなわち、UE106において測定されるローカル干渉状態は、サービングセルおよびネイバーセルのローカル送信構成に基づく。たとえば、一態様では、UE106は、セル116に報告するために、ローカル送信構成「010」に関連するUE106が遭遇するローカル干渉を測定するためにIMR2を使用し得る。追加の態様では、ブロック449は、UE106によってセル116に送信されるCSI報告R49(449)を表し、CSI報告R49(449)は、セル114および116がZP CSI-RSを送信しており(すなわち、セル114および116はCSI-RSを送信していない)、セル112がNZP CSI-RSを送信している、UE106が遭遇するローカル干渉状態を測定することに基づく。たとえば、一態様では、UE106は、セル116に報告するために、ローカル送信構成「100」に関連するUE106が遭遇するローカル干渉を測定するためにIMR3を使用し得る。追加の態様では、セル116(たとえば、UE106のサービングセル)のみがNZP-RSを送信しており、セル112および114がZP-RSを送信していないので、UE106がセル116にCSI報告を送信していないことを、ブロック447は表している。
図4Bは、図4Aの追加または代替の図であり、「S」がサービングセルを示し、「0」または「1」が、それぞれZP CSI-RSまたはNZP CSI-RSを送信しているネイバーセルを表す。
一態様では、たとえば、ブロック451は、図4Aに示すCSI報告R41(441)に関連するローカル送信構成「S01」を表し、セル112がサービングセルであり(たとえば、「S01」の第1のビット「S」)、セル114がZP CSI-RSを送信しており(たとえば、「S01」の第2のビット「0」)、セル116がNZP CSI_RSを送信している(たとえば、「S01」の第3のビット「1」)。さらに、ブロック452は、図4Aに示すCSI報告R42(442)に関連するローカル送信構成「S10」を表し、セル112がサービングセルであり(たとえば、「S10」の第0のビット「S」)、セル114がNZP CSI-RSを送信しており(たとえば、「S10」の第2のビット「1」)、セル116がZP CSI_RSを送信している(たとえば、「S10」の第3のビット「0」)。
追加の態様では、たとえば、ブロック454は、図4Aに示すCSI報告R44(444)に関連するローカル送信構成「0S1」を表し、セル114がサービングセルであり、セル112がZP CSI-RSを送信しており(たとえば、「0S1」の第1のビット「0」)、セル116がNZP CSI_RSを送信している(たとえば、「0S1」の第3のビット「1」)。さらに、ブロック456は、図4Aに示すCSI報告R46(446)に関連するローカル送信構成「1S0」を表し、セル114がサービングセルであり、セル112がNZP CSI-RSを送信しており(たとえば、「1S0」の第1のビット「1」)、セル116がZP CSI_RSを送信している(たとえば、「1S0」の第3のビット「0」)。
さらなる追加の態様では、たとえば、ブロック458は、図4Aに示すCSI報告R48(448)に関連するローカル送信構成「01S」を表し、セル116がサービングセルであり、セル112がZP CSI-RSを送信しており(たとえば、「01S」の第1のビット「0」)、セル114がNZP CSI_RSを送信している(たとえば、「01S」の第2のビット「1」)。さらに、ブロック459は、図4Aに示すCSI報告R49(449)に関連するローカル送信構成「10S」を表し、セル116がサービングセルであり、セル112がNZP CSI-RSを送信しており(たとえば、「10S」の第1のビット「1」)、セル114がZP CSI_RSを送信している(たとえば、「10S」の第2のビット「0」)。図4Bにおいて提供される図は、図4Cを参照して以下で説明するように、UEによって報告されないローカル干渉状態を推定するためのローカル送信構成および/またはローカル干渉状態の説明を与えている。
図4Cは、協調スケジューリングに使用され得る、図4Bに示すようにUEによって報告されないローカル干渉状態を推定する例示的な態様を示す。たとえば、421によって表される図4Cの最初の3つの列は、UEによって報告されるCSI報告に関連するローカル送信構成および/またはローカル干渉状態を示す。しかしながら、一態様では、UE106に関連するローカル送信構成および/またはローカル干渉状態、たとえば、「00S」(422)は、UEによって報告されない。しかしながら、下記のように、「最も近い」構成が推定または近似され得る。
たとえば、一態様では、「00S」に関連するローカル干渉状態が、受信されたCSI報告に基づいて推定または近似され得る。たとえば、推定は、最も関係ある(たとえば、最強の)干渉物を見つけ出すために、各UEにおいて入手可能なRSRP情報に基づき、それらのセルのオン/オフ状態に焦点を当て得る。たとえば、セル114の方が(セル112と比較して)UE106に近く、セル114のオン/オフ状態は、セル112のオン/オフ状態よりも関係あるものになるので、「00S」に類似する2つの入手可能なCSI報告(「10S」および「01S」)の中で、「10S」に関連するCSI報告が選択される。相対的関係性を判断するための情報が、UE106においてRSRP情報によって取得され得る。たとえば、第2のセル(たとえば、「00S」の第2のビット)は「00S」構成において送信していないので、「00S」に最も近い構成は(「01S」ではなく)「10S」である。この例では、第2のセルは「01S」構成においてNZP信号を送信しているので、「01S」は(「10S」と比較して)「00S」の報告されていない構成に最も近い構成とは見なされない。
したがって、そのような欠落した構成(たとえば、ローカル干渉状態)は、干渉測定のために最も関係あるかまたは最も近い構成を推定することに基づいて、他の受信された報告を使用して近似され得る。
図5は、セルにおけるIMR計画のための例示的な方法500を示す。
一態様では、ブロック510において、方法500は、ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるステップを含むことができ、送信グループ識別子は、セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、セルに割り当てられる。たとえば、一態様では、CSE150および/またはセル112は、ワイヤレスネットワークにおけるセル112に送信グループ識別子、たとえば、図3に示す「A」を割り当てるための、特別にプログラムされたプロセッサモジュール、またはメモリに記憶された特別にプログラムされたコードを実行するプロセッサなどの送信グループ識別子割当て構成要素162を含むことができ、送信グループ識別子(「A」)は、セル112と同じ送信グループ識別子を有するネイバーセル、たとえば、114、116、および/または118との間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいてセル112に割り当てられる。
たとえば、一態様では、セルのペア関するコストメトリック、たとえば、セル「i」および「j」(たとえば、セル112および114)に関するCi,jが、セル「i」および「j」が送信グループ識別子、たとえば、「A」を割り当てられていることに基づいて定められ得る。コストメトリックは、たとえば、ワイヤレスネットワーク100を展開するときに決定された、技術者歩行経路損失(PL)行列に基づいて定められ得る。コストメトリックデータは、技術者がワイヤレスネットワークの対象カバレージエリアを歩行またはドライブテストすることによって収集されたワイヤレスネットワークの無線周波数(RF)データ(たとえば、各セルの経路損失、基準信号受信電力(RSRP)値)を使用して計算され得る。PL行列におけるUE位置ごとに、セルiおよびj(たとえば、セル112および114)が異なる送信グループ識別子を有することをUE(たとえば、UE102)が選好する場合に、「1」の値がCi,jに追加される。一態様では、UEは、サービングセル(たとえば、セル112)ならびにそれの強い干渉物(たとえば、セル114、116、および/または118)が異なる送信グループ識別子を有することを選好し得る。セルに割り当てる最良(たとえば、最適)送信グループ識別子は、たとえば、以下の式に基づいて、同じ送信グループ識別子を有するセル間の総コストが最小化されるように決定され、Wi,jは、2つのセル(たとえば、セル「i」および「j」)が同じ送信グループ識別子を有する場合に要するコストであり得る。
一態様では、ブロック520において、方法500は、セルに割り当てられた送信グループ識別子を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするステップを含み得る。たとえば、一態様では、CSE150および/またはセル112は、セル112に割り当てられた送信グループ識別子「A」を、セルおよびセルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするための、特別にプログラムされたプロセッサモジュール、またはメモリに記憶された特別にプログラムされたコードを実行するプロセッサなどのマッピング構成要素164を含み得る。すなわち、セル112に割り当てられた送信グループ識別子「A」は、図3に示すようにセル112およびセル114、116、および/または118から送信されるZP CSI-RSおよびNZP CSI-RSの組合せにマッピングされる。たとえば、図3の列312において、IMR1は、ZP CSI-RSを送信しているセル114および116ならびにNZP CSI-RSを送信しているセル118からの送信に基づいて、セル112と通信しているUE102において生成された干渉を測定する。
一態様では、ブロック530において、方法500は、セルにおいて、セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するステップを含むことができ、CSI報告は、送信パターンに対応するUEにおけるIMRによって測定された干渉に少なくとも基づいて、UEから受信される。たとえば、一態様では、CSEおよび/またはセル112は、特別にプログラムされたプロセッサモジュール、またはメモリに記憶された特別にプログラムされたコードを実行するプロセッサなどのCSI報告受信構成要素154を含むことができ、CSI報告受信構成要素154は、セル112において、セルと通信しているユーザ機器(UE)、たとえば、UE102からCSI報告を受信するための受信機またはトランシーバを含むことができ、CSI報告は、UE102から、送信パターンに対応するUE(たとえば、UE102)におけるIMR(たとえば、IMR1)によって測定された干渉に少なくとも基づいて受信される。たとえば、送信パターンは、セル114および116がNZP CSI-RSを送信し、セル118がNZP信号CSI-RSを送信することであり得る。
図6Aは、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図650である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含むことができる。リソースグリッドが、2つのタイムスロットを表すために使用されてよく、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEにおいて、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計で84個のリソース要素に対して、周波数領域での12個の連続するサブキャリア、および時間領域での7個の連続するOFDMシンボルを含む。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計で72個のリソース要素に対して、周波数領域での12個の連続するサブキャリア、および時間領域での6個の連続するOFDMシンボルを含む。R652、R654として示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL-RS)を含む。DL-RSは、たとえば、CSI-RS、およびUE固有RS(UE-RS)654を含み得る。CSI-RSは、一般にアンテナポート15〜22上で送信され、UE-RS654は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)のマッピング先であるリソースブロック上で送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式によって決まる。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、かつ変調方式が高いほど、UEのためのデータレートは高くなる。
図6Bは、CoMPスケジューリングを使用する2つのセル(たとえば、セル112、114、116、および/または118)のためのLTEにおけるDLリソースグリッドの一例を示す図600である。図600は、異なるセルのための異なる送信グループ識別子の使用がどのように、図1〜図5に関して上記で説明したように、UE102によって測定される干渉状態の組合せをもたらし得るかの一例である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含むことができる。リソースグリッドが、2つのタイムスロットを表すために使用されてよく、各タイムスロットはリソースブロックを含む。各リソースグリッド602、604は、異なるセルによって使用されるリソースを表し得る。たとえば、リソースグリッド602はセル112によって送信され得る一方、リソースグリッド604はセル114によって送信され得る。リソースグリッド602および604の各々は、複数のリソース要素に分割される。Rとして示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL-RS)を含む。DL-RSは、セル固有RS(CRS)(共通RSと呼ばれることもある)、たとえば、CSI-RS、およびUE固有RS(UE-RS)を含む。UE-RSは、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)のマッピング先であるリソースブロック上で送信される。
一態様では、NおよびZとして示される他のリソース要素は、CSIリソース、たとえば、上記で説明したCSI-RSであり得る。Nとして示されるリソースは、非ゼロ電力リソース(NZP-RS)であり得る。Zとして示されるリソースは、セル送信がオフにされるゼロ電力リソース(ZP-RS)であり得る。セルA(たとえば、セル112)およびセルB(たとえば、セル114)は、異なるチャネル状態をもたらすようにゼロ電力信号および非ゼロ電力信号の異なる組合せを作るために協調し得る。たとえば、リソース要素606(たとえば、破線の囲みによって表される、サブキャリア1でのOFDMシンボル5および6)において、セルAとセルBとの両方がNZP-RS送信を送信し得る。UE(たとえば、UE102)は、干渉状態を含むチャネル状態を推定することが可能であり得、セルAとセルBとの両方がリソース要素606に基づいて送信している。別の例として、UE102は、セルAがNZP-RS信号を送信し、セルBがZP-RS信号を送信するリソース要素608(たとえば、破線の囲みによって表される、サブキャリア5でのOFDMシンボル5および6)上で別のCSIプロセスを測定するように構成され得る。したがって、リソース要素608は、セルAがオンであり、セルBがオフである干渉状態を推定するために使用され得る。逆に、UE102は、セルAがZP-RS信号を送信し、セルBがNZP-RS信号を送信するリソース要素610(たとえば、破線の囲みによって表される、サブキャリア8でのOFDMシンボル5および6)上で別のCSIプロセスを測定するように構成され得る。したがって、リソース要素610は、セルAがオフであり、セルBがオンである干渉状態を推定するために使用され得る。
図7は、セルにおける協調スケジューリングのための1つまたは複数のeNBを含むLTEネットワークアーキテクチャ700を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ700は、発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)700と呼ばれることがある。EPS700は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)702、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)704、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)710、および事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス722を含むことができる。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、説明を単純にするために、それらのエンティティ/インターフェースは図示しない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張される場合がある。
E-UTRANは、発展型NodeB(eNB)706(たとえば、中央スケジューリングエンティティ150を含み得るセル112)および他のeNB708(たとえば、図1および図2のセル114および/または116)を含む。E-UTRANは、CoMP技法に基づいてeNBの間でスケジューリングを協調させるための中央スケジューリングエンティティ150をさらに含み得る。eNB706は、UE702に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB706は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB708に接続されてよい。eNB706は、基地局、NodeB、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)と呼ばれるか、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。eNB706は、UE702のためにEPC710へのアクセスポイントを与える。UE702の例としては、セルラー電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、電化製品、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE702は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントと呼ばれるか、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。
eNB706は、EPC710に接続される。EPC710は、モビリティ管理エンティティ(MME)712、ホーム加入者サーバ(HSS)720、他のMME714、サービングゲートウェイ716、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ724、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)726、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ718を含むことができる。MME712は、UE702とEPC710との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME712は、ベアラおよび接続の管理を行う。すべてのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ716を通じて転送され、サービングゲートウェイ716自体は、PDNゲートウェイ718に接続される。PDNゲートウェイ718は、UE IPアドレス割振り、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ718およびBM-SC726は、IPサービス722に接続される。IPサービス722は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含む場合がある。BM-SC726は、MBMSユーザサービスのプロビジョニングおよび配信のための機能を提供することができる。BM-SC726は、コンテンツプロバイダMBMS送信に対するエントリポイントとしてサービスし得、PLMN内のMBMSベアラサービスを認可して初期化するために使用され得、MBMS送信をスケジュールして配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ724は、特定のサービスをブロードキャストしているマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、706、708)にMBMSトラフィックを分散するために使用されてよく、セッション管理(開始/停止)、およびeMBMS関連の課金情報の収集を担ってよい。
図8は、本明細書で説明するように、協調スケジューリングのための中央スケジューリングエンティティ150の一態様を含むLTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク800の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク800は、いくつかのセルラー領域(セル)802に分割されている。1つまたは複数の低電力クラスeNB808は、セル802のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域810を有し得る。低電力クラスeNB808は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモート無線ヘッド(RRH)とすることができる。マクロeNB804は各々、それぞれのセル802に割り当てられ、セル802中のすべてのUE806のためにEPC710へのアクセスポイントを提供するように構成される。マクロeNB804および低電力クラスeNB808の各々は、セル112、114、116、および/または118の一例であってよく、たとえば、セル808に関連するものとして本明細書で示す、セルにおける協調スケジューリングのための中央スケジューリングエンティティ150を含み得る。中央スケジューリングエンティティ150は、eNBのいずれかに存在し得る。eNB804は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ716への接続を含む、すべての無線関連機能を担う。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)をサポートすることができる。「セル」という用語は、特定のカバレージエリアにサービスするeNBおよび/またはeNBサブシステムの最小カバレージエリアを指すことができる。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用される場合がある。
アクセスネットワーク800によって用いられる変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なる場合がある。LTEの適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC-FDMAがUL上で使用される。当業者が以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示される様々な概念は、LTEの適用例に好適である。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を用いる他の電気通信規格に容易に拡張されてもよい。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張されてもよい。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局へのブロードバンドインターネットアクセスを可能にする。これらの概念はまた、Wideband-CDMA(W-CDMA)、およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変種を利用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを利用するGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを利用する発展型UTRA(E-UTRA:Evolved UTRA)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMに拡張され得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記載されている。利用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
eNB804は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術を使用することにより、eNB804は、空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートできるようになる。空間多重化は、同じ周波数上で異なるデータストリームを同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増大させるために単一のUE806に送信されてもよく、または全体的なシステム容量を増大させるために複数のUE806に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(たとえば、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いで、空間的にプリコーディングされた各ストリームをDL上で複数の送信アンテナを介して送信することによって、達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE806に到達し、これにより、UE806の各々は、そのUE806に向けられた1つまたは複数のデータストリームを復元することができる。UL上では、各UE806は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB804は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、一般に、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり好ましくない場合、1つまたは複数の方向に送信エネルギーを集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。このことは、複数のアンテナを通じた送信向けにデータを空間的にプリコーディングすることによって実現され得る。セルのエッジで良好なカバレージを実現するために、送信ダイバーシティと組み合わせて単一のストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
以下の詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様について、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながら説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、正確な周波数で離間されている。この離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」をもたらす。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、各OFDMシンボルにガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が追加されてもよい。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC-FDMAを使用してもよい。
図9は、セルにCSI報告を送信するためにUEによって使用され得る1つまたは複数のリソースブロックを有するLTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図900である。ULにとって利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造により、データセクションは連続的なサブキャリアを含むことになり、これにより、単一のUEが、データセクション中の連続的なサブキャリアのすべてを割り当てられることが可能になり得る。
UEは、制御情報をeNBに送信するために、制御セクション中のリソースブロック910a、910bを割り当てられ得る。UEは、データをeNBに送信するために、データセクション中のリソースブロック920a、920bを割り当てられる場合もある。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)において、制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)において、データ、またはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがる場合があり、周波数にわたってホッピングする場合がある。
リソースブロックのセットは、初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)930におけるUL同期を実現するために使用され得る。PRACH930は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送できない。各ランダムアクセスプリアンブルは、連続する6個のリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、いくつかの時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHの場合、周波数ホッピングは存在しない。PRACHの試行は、単一のサブフレーム(1ms)内で、または少数の連続するサブフレームのシーケンス内で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACHの試行を行うことができる。
図10は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図1000である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤによって示される。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ1006と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)1008は、物理レイヤ1006の上にあり、物理レイヤ1006を介してUEとeNBとの間のリンクを担う。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ1008は、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ1010と、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ1012と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ1014とを含み、それらはネットワーク側のeNBにおいて終端される。図示されていないが、UEは、L2レイヤ1008上にいくつかの上位レイヤを有することがあり、それらは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ718において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)、および接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤを含む。
PDCPサブレイヤ1014は、様々な無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を実現する。PDCPサブレイヤ1014はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位レイヤのデータパケット用のヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびeNB間でのUEのためのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ1012は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再アセンブリ、紛失したデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が原因で順序が乱れた受信を補償するためのデータパケットの並べ替えを実現する。MACサブレイヤ1010は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を実現する。MACサブレイヤ1010はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)をUEの間で割り振ることを担う。MACサブレイヤ1010は、HARQ動作も担う。
制御プレーンでは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、物理レイヤ1006およびL2レイヤ1008について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)内に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ1016を含む。RRCサブレイヤ1016は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得すること、および、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することを担う。
図11は、(たとえば、メモリ1176中および/またはコントローラ/プロセッサ1175中の)中央スケジューリングエンティティ150を含むか、または中央スケジューリングエンティティ150と通信しており、さらにアクセスネットワークにおけるUE1150と通信しているeNB1110のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ1175に提供される。コントローラ/プロセッサ1175は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ1175は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびに、様々な優先度メトリックに基づくUE1150への無線リソース割振りを実現する。コントローラ/プロセッサ1175はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびUE1150へのシグナリングを担う。
送信(TX)プロセッサ1116は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE1150における前方誤り訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインターリービング、ならびに様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、多値直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを含む。次いで、コーディングされ変調されたシンボルが、並列ストリームに分割される。次いで、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に結合されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。上記で説明したように、中央スケジューリングエンティティ150は、CSIのためのリソースとして様々なOFDMシンボルを指定し得る。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器1174からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用される場合がある。チャネル推定値は、UE1150によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出される場合がある。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機1118TXを介して異なるアンテナ1120に提供される場合がある。各送信機1118TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調することができる。
UE1150において、各受信機1154RXは、それぞれのアンテナ1152を通じて信号を受信する。各受信機1154RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ1156に与える。RXプロセッサ1156は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ1156は、UE1150に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行することができる。複数の空間ストリームがUE1150に向けられた場合、それらは、RXプロセッサ1156によって単一のOFDMシンボルストリームに結合され得る。次いで、RXプロセッサ1156は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルおよび基準信号は、eNB1110によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟決定は、チャネル推定器1158によって算出されたチャネル推定値に基づく場合がある。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB1110によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号およびデインターリーブされる。次いで、データおよび制御信号は、コントローラ/プロセッサ1159に与えられる。
コントローラ/プロセッサ1159は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ1160に関連付けられ得る。メモリ1160は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ1159は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行って、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元する。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク1162に与えられ、データシンク1162はL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号も、L3処理のためにデータシンク1162に与えられる場合がある。コントローラ/プロセッサ1159はまた、HARQ動作をサポートするために、確認応答(ACK)および/または否定応答(NACK)のプロトコルを使用する誤り検出を担う。
ULでは、データソース1167は、上位レイヤパケットをコントローラ/プロセッサ1159に提供するために使用される。データソース1167は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB1110によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ1159は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、eNB1110による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ1159はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびeNB1110へのシグナリングを担う。
eNB1110によって送信された基準信号またはフィードバックから、チャネル推定器1158によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択するとともに空間処理を容易にするために、TXプロセッサ1168によって使用され得る。TXプロセッサ1168によって生成された空間ストリームは、別々の送信機1154TXを介して異なるアンテナ1152に提供される場合がある。各送信機1154TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調することができる。
UL送信は、eNB1110において、UE1150における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法で処理される。各受信機1118RXは、それぞれのアンテナ1120を通じて信号を受信する。各受信機1118RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ1170に与える。RXプロセッサ1170は、L1レイヤを実装し得る。
コントローラ/プロセッサ1175は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ1175は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ1176に関連付けられ得る。メモリ1176は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ1175は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行って、UE1150からの上位レイヤパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ1175からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに与えられる場合がある。コントローラ/プロセッサ1175はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
図12は、本開示の一態様に従って構成された処理システム1214を用いる装置1200のための例示的なハードウェア実装形態を概念的に示すブロック図である。処理システム1214は、図1、図2、図7、および図8の中央スケジューリングエンティティ150の一例であり得る中央スケジューリングエンティティ1240を含む。一例では、装置1200は、セルのうちの1つ、図1および図2のセル112と同一もしくは同様であること、またはその中に含まれることがある。この例において、処理システム1214は、バス1202によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1202は、処理システム1214の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含むことができる。バス1202は、プロセッサ1204によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ(たとえば、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA))、およびコンピュータ可読媒体1206によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を様々な回路を一緒にリンクする。バス1202はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの、様々な他の回路をリンクする場合があるが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。バスインターフェース1208は、バス1202とトランシーバ1210との間のインターフェースを提供し、トランシーバ1210は、信号を受信または送信するために1つまたは複数のアンテナ1220に結合される。トランシーバ1210および1つまたは複数のアンテナ1220は、送信媒体を介して(たとえば、オーバージエアで)様々な他の装置と通信するための機構を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース(UI)1212(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)を設けることもできる。
プロセッサ1204は、バス1202を管理することを担うとともに、コンピュータ可読媒体1206上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、全般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1204によって実行されるとき、処理システム1214に、任意の特定の装置(たとえば、中央スケジューリングエンティティ150およびセル112)について本明細書で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1206はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1204によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。上述の中央スケジューリングエンティティ1240は、プロセッサ1204によって、もしくはコンピュータ可読媒体1206によって、またはプロセッサ1204とコンピュータ可読媒体1206の何らかの組合せによって、全部または部分的に実装されてもよい。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、幅広い種類の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実現されてもよい。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装される場合があることを、当業者はさらに諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明瞭に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、上では全般的にその機能に関して説明された。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、上記の機能を特定の適用例ごとに様々な方法において実装する場合があるが、そのような実装形態の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明した機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せを用いて、実装または実行される場合がある。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替的に、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装されてもよい。
本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接具現化されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて具現化されるか、またはその2つの組合せにおいて具現化される場合がある。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野において知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在する場合がある。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ること、および記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替形態において、記憶媒体はプロセッサと一体である場合がある。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在し得る。ASICはユーザ端末に存在し得る。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、個別構成要素としてユーザ端末に存在し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装され得る。ソフトウェアにおいて実装される場合、それらの機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続も正しくはコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるものとする。
本開示の上記の説明は、任意の当業者が本開示を作製または使用できるようにするために提供される。本開示に対する様々な変更は、当業者には容易に明らかになり、本明細書において規定される一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用してもよい。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信システム、ワイヤレスネットワーク
102 ユーザ機器(UE)
104 UE
106 UE
108 UE
112 セル
114 セル
116 セル
118 セル
132 CSI基準信号(CSI-RS)
134 CSI-RS
136 CSI-RS
138 CSI-RS
142 チャネル状態情報(CSI)報告
144 CSI報告
146 CSI報告
148 CSI報告
150 中央スケジューリングエンティティ(CSE)
154 CSI受信構成要素、CSI報告受信構成要素
156 セル報告構成要素
158 グローバル送信構成構成要素
160 UE識別構成要素
162 リソース構成構成要素、送信グループ識別子構成要素、送信グループ識別子割当て構成要素
164 マッピング構成要素
170 コアネットワークエンティティ
200 ブロック図
242 CSI報告R1 CSI報告R1
243 CSI報告R2 CSI報告R2
244 CSI報告R3
245 CSI報告R4
246 CSI報告R5
247 CSI報告R6
252 セル報告
254 セル報告
256 セル報告
262 複数のグローバル送信構成
270 最良(たとえば、理想的、最適、など)グローバル送信構成のセット
272 最適グローバル送信構成、被選択グローバル送信構成、グローバル送信構成
300 CSI-RS/IMR構成
302 セブフレームセット1、第1のサブフレームセット
304 サブフレームセット2、第2のサブフレームセット
312 第1のCSIプロセス、列
313 IMR1
314 第2のCSIプロセス
315 IMR2
316 第3のCSIプロセス
317 IMR3
318 第4のCSIプロセス
319 IMR1
321 NZP CSI-RS
323 ZP CSI-RS
325 ZP CSI-RS
327 ZP CSI-RS
329 IMR1
331 IMR1
441 ブロック
442 ブロック
444 ブロック
446 ブロック
448 ブロック
449 ブロック
451 ブロック
452 ブロック
454 ブロック
456 ブロック
458 ブロック
459 ブロック
500 方法
600 図
602 リソースグリッド
604 リソースグリッド
606 リソース要素
608 リソース要素
610 リソース要素
650 図
654 UE固有RS(UE-RS)
700 LTEネットワークアーキテクチャ、発展型パケットシステム(EPS)
702 ユーザ機器(UE)
704 発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)
706 発展型NodeB(eNB)
708 他のeNB
710 発展型パケットコア(EPC)
712 モビリティ管理エンティティ(MME)
714 他のMME
716 サービングゲートウェイ
718 パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ
720 ホーム加入者サーバ(HSS)
722 事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス、IPサービス
724 マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ
726 ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)
800 アクセスネットワーク
802 セルラー領域(セル)
804 マクロeNB、eNB
806 UE
808 低電力クラスeNB、セル
810 セルラー領域
900 図
910a リソースブロック
910b リソースブロック
920a リソースブロック
920b リソースブロック
930 物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
1000 図
1006 レイヤ1(L1レイヤ)、物理レイヤ
1008 レイヤ2(L2レイヤ)
1010 メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ
1012 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
1014 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ
1016 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
1110 eNB
1116 送信(TX)プロセッサ
1118 送信機、受信機
1120 アンテナ
1150 UE
1152 アンテナ
1154 受信機、送信機
1156 受信(RX)プロセッサ
1158 チャネル推定器
1159 コントローラ/プロセッサ
1160 メモリ
1162 データシンク
1167 データソース
1168 TXプロセッサ
1170 RXプロセッサ
1174 チャネル推定器
1175 コントローラ/プロセッサ
1176 メモリ
1200 装置
1202 バス
1204 プロセッサ
1206 コンピュータ可読媒体
1208 バスインターフェース
1210 トランシーバ
1212 ユーザインターフェース
1214 処理システム
1220 アンテナ
1240 中央スケジューリングエンティティ

Claims (24)

  1. 干渉測定リソース(IMR)計画のための方法であって、
    ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるステップであって、前記送信グループ識別子は、前記セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、前記セルに割り当てられる、ステップと、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子を、前記セルおよび前記セルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするステップと、
    前記セルにおいて、前記セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するステップであって、前記CSI報告は、前記送信パターンに対応する前記UEにおけるIMRによって測定された干渉に少なくとも基づいて、前記UEから受信される、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記送信グループ識別子は、固定数の送信グループ識別子から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記固定数の送信グループ識別子の各送信グループ識別子に対応するZPおよびNZPパターンを決定するステップであって、各送信グループ識別子に対応する前記ZPおよびNZPパターンは異なる、ステップ
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記割り当てるステップは、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子が前記ネイバーセルに割り当てられた送信グループ識別子とは異なるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てるステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記割り当てるステップは、
    異なる送信グループ識別子が前記ネイバーセルの各々に割り当てられるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てるステップ
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記送信グループ識別子は、色、アルファベット値、数値、文字、またはそれらの任意の組合せのうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  7. 干渉測定リソース(IMR)計画のための装置であって、
    データを記憶するように構成されたメモリと、
    前記メモリと通信可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサおよび前記メモリは、
    ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てることであって、前記送信グループ識別子は、前記セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、前記セルに割り当てられる、割り当てることと、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子を、前記セルおよび前記セルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングすることと、
    前記セルにおいて、前記セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信することであって、前記CSI報告は、前記送信パターンに対応する前記UEにおけるIMRによって測定された干渉に少なくとも基づいて、前記UEから受信される、受信することと
    を行うように構成される、装置。
  8. 前記送信グループ識別子は、固定数の送信グループ識別子から選択される、請求項7に記載の装置。
  9. 前記1つまたは複数のプロセッサおよび前記メモリは、
    前記固定数の送信グループ識別子の各送信グループ識別子に対応するZPおよびNZPパターンを決定することであって、各送信グループ識別子に対応する前記ZPおよびNZPパターンは異なる、決定すること
    を行うようにさらに構成される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記1つまたは複数のプロセッサおよび前記メモリは、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子が前記ネイバーセルに割り当てられた送信グループ識別子とは異なるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てる
    ようにさらに構成される、請求項7に記載の装置。
  11. 前記1つまたは複数のプロセッサおよび前記メモリは、
    異なる送信グループ識別子が前記ネイバーセルの各々に割り当てられるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てる
    ようにさらに構成される、請求項9に記載の装置。
  12. 前記送信グループ識別子は、色、アルファベット値、数値、文字、またはそれらの任意の組合せのうちの1つである、請求項7に記載の装置。
  13. 干渉測定リソース(IMR)計画のための装置であって、
    ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるための手段であって、前記送信グループ識別子は、前記セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、前記セルに割り当てられる、手段と、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子を、前記セルおよび前記セルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするための手段と、
    前記セルにおいて、前記セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するための手段であって、前記CSI報告は、前記送信パターンに対応する前記UEにおけるIMRによって測定された干渉に少なくとも基づいて、前記UEから受信される、手段と
    を含む装置。
  14. 前記送信グループ識別子は、固定数の送信グループ識別子から選択される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記固定数の送信グループ識別子の各送信グループ識別子に対応するZPおよびNZPパターンを決定するための手段であって、各送信グループ識別子に対応する前記ZPおよびNZPパターンは異なる、手段
    をさらに含む、請求項14に記載の装置。
  16. 割り当てるための前記手段は、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子が前記ネイバーセルに割り当てられた送信グループ識別子とは異なるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てるための手段
    をさらに含む、請求項13に記載の装置。
  17. 割り当てるための前記手段は、
    異なる送信グループ識別子が前記ネイバーセルの各々に割り当てられるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てるための手段
    をさらに含む、請求項15に記載の装置。
  18. 前記送信グループ識別子は、色、アルファベット値、数値、文字、またはそれらの任意の組合せのうちの1つである、請求項13に記載の装置。
  19. ワイヤレスネットワークにおけるセルに送信グループ識別子を割り当てるためのコードであって、前記送信グループ識別子は、前記セルと同じ送信グループ識別子を有するネイバーセルとの間の干渉コストを最小化することに少なくとも基づいて、前記セルに割り当てられる、コードと、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子を、前記セルおよび前記セルのネイバーから送信されるゼロ電力(ZP)チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)および非ZP(NZP)CSI-RSの組合せの対応する送信パターンにマッピングするためのコードと、
    前記セルにおいて、前記セルと通信しているユーザ機器(UE)からCSI報告を受信するためのコードであって、前記CSI報告は、前記送信パターンに対応する前記UEにおける干渉測定リソース(IMR)によって測定された干渉に少なくとも基づいて、前記UEから受信される、コードと
    を含む、IMR計画のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体。
  20. 前記送信グループ識別子は、固定数の送信グループ識別子から選択される、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
  21. 前記固定数の送信グループ識別子の各送信グループ識別子に対応するZPおよびNZPパターンを決定するためのコードであって、各送信グループ識別子に対応する前記ZPおよびNZPパターンは異なる、コード
    をさらに含む、請求項20に記載のコンピュータ可読媒体。
  22. 割り当てるための前記コードは、
    前記セルに割り当てられた前記送信グループ識別子が前記ネイバーセルに割り当てられた送信グループ識別子とは異なるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てるためのコード
    をさらに含む、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
  23. 割り当てるための前記コードは、
    異なる送信グループ識別子が前記ネイバーセルの各々に割り当てられるように、前記セルに前記送信グループ識別子を割り当てるためのコード
    をさらに含む、請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  24. 前記送信グループ識別子は、色、アルファベット値、数値、文字、またはそれらの任意の組合せのうちの1つである、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
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