JP2018520572A - 低エネルギーワイヤレスネットワークアプリケーション - Google Patents

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Abstract

ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための方法は、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するためのステップを含む。アクセスポイントは、第1のプロトコルに従って、ダウンリンクデータをワイヤレスネットワークの局に通信するように構成される。本方法はまた、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報を局に送信するステップを含む。

Description

優先権の主張
本出願は、2015年5月27日に出願された共通所有の米国仮特許出願第62/167,170号「LOW ENERGY POWER MANAGEMENT FOR A WIRELESS NETWORK」、2015年5月27日に出願された米国仮特許出願第62/167,183号「LOW ENERGY ACCESS POINT DISCOVERY」、および2016年5月25日に出願された米国非仮特許出願第15/164,668号「LOW ENERGY WIRELESS NETWORK APPLICATIONS」の優先権を主張し、前述の出願の各々の内容は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる。
本開示は、一般に、ワイヤレスネットワークの電力管理、およびワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見に関する。
ワイヤレスネットワークにおける局(たとえば、ワイヤレス電話)は、2つの電力モードで動作することができる。たとえば、電気電子技術者協会(IEEE)802.11(たとえば、「Wi-Fi」)ワイヤレスネットワークにおける局は、「アウェイク」モード(たとえば、完全に電力供給された動作モード)および「スリープ」モードで動作することができる。アウェイクモードでの動作中、局は、IEEE802.11ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントにデータを送信する(および、そこからデータを受信する)ことができる。スリープモードでの動作中、局の無線周波数能力は、電力を節約するために大幅に低減され、局はアクセスポイントにデータを送信する(または、そこからデータを受信する)ことができない場合がある。
局がスリープモードにあるとき、アクセスポイントは、局用に指定されたダウンリンクデータをバッファリングすることができ、保留中のダウンリンクデータが利用可能であることを局に示すことができる。たとえば、アクセスポイントは、約100ミリ秒(ms)ごとにビーコンを局に送信することができる。ビーコンは、保留中のダウンリンクデータが利用可能であることを示すトラフィック表示マップを含むことができる。局は、ビーコン内のトラフィック表示マップを受信し、保留中のダウンリンクデータをチェックするために、定期的(たとえば、約100msごとに1回)に「起動」する(たとえば、アウェイクモードに入る)ことができる。トラフィック表示マップが、利用可能な保留中のダウンリンクデータがあることを示す場合、局は、保留中のダウンリンクデータを受信するためにアクセスポイントと通信することができる。トラフィック表示マップが、利用可能な保留中のダウンリンクデータがないことを示す場合、局はスリープモードに再び入ることができる。トラフィック表示マップを受信するために定期的に起動することによって、局におけるバッテリ寿命を低下させる可能性がある(たとえば、局における無線周波数通信回路の電源を繰り返し入れたり切ったりすることに伴うオーバーヘッドのため)。しかしながら、トラフィック表示マップを受信するために定期的に起動しないと、アプリケーション遅延が増加する場合がある。たとえば、アクセスポイントにおいて大量の保留中のダウンリンクデータがバッファリングされる場合がある。
さらに、Wi-Fiネットワーク内のWi-Fiアクセスポイントから近隣のアクセスポイント情報を受信するために、局(たとえば、ワイヤレス電話)は、アクセスポイント情報(たとえば、ビーコン、近隣レポートなど)のためにランダムに選択されたWi-Fiチャネルをスキャンする場合がある。しかしながら、Wi-Fiアクセスポイントがランダムに選択されたWi-Fiチャネル上で動作していない場合、局は、アクセスポイント情報を受信するために別のWi-Fiチャネルをスキャンしなければならない場合がある。アクセスポイント情報のために複数のWi-Fiチャネルをスキャンすると、「好ましい」アクセスポイントとのリンクを確立するための時間の量が長くなる可能性がある。たとえば、Wi-Fiネットワークにおけるアクセスポイントは、2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域または5GHzの周波数帯域で動作することができる。2.4GHzの周波数帯域には、3つの非重複Wi-Fiチャネルが含まれ得、5GHzの周波数帯域には、23個の非重複Wi-Fiチャネルが含まれ得る。したがって、場合によっては、局は、Wi-Fiアクセスポイントからアクセスポイント情報を受信する前に、最大26個のWi-Fiチャネルをスキャンすることができる。複数のWi-Fiチャネルをスキャンすると、初期リンクセットアップ時間が長くなる。
本明細書に開示される技法の一例によれば、ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための方法は、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。アクセスポイントは、第1のプロトコルに従って、ダウンリンクデータをワイヤレスネットワークの局に通信するように構成される。本方法はまた、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、局がスリープモードにある間に、ビーコン情報を局に送信(たとえば、ブロードキャスト)するステップを含む。特定の例では、第1のプロトコルはIEEE802.11プロトコルであり、低エネルギープロトコルはBLEプロトコルまたはIEEE802.11ahプロトコルである。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、動作を実行するためにプロセッサによって実行可能な命令を記憶するプロセッサおよびメモリを含む。本動作は、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。アクセスポイントは、第1のプロトコルに従って、ダウンリンクデータをワイヤレスネットワークの局に通信するように構成される。本動作はまた、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、局がスリープモードにある間に、ビーコン情報全体またはビーコン情報の一部を局に送信(たとえば、ブロードキャスト)するステップを含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための命令を含む。本命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに動作を実行させる。本動作は、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。アクセスポイントは、第1のプロトコルに従って、ダウンリンクデータをワイヤレスネットワークの局に通信するように構成される。本動作はまた、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、局がスリープモードにある間に、ビーコン情報を局に送信(たとえば、ブロードキャスト)するステップを含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するための手段を含む。アクセスポイントは、第1のプロトコルに従って、ダウンリンクデータをワイヤレスネットワークの局に通信するように構成される。本装置はまた、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、局がスリープモードにある間に、ビーコン情報を局に送信(たとえば、ブロードキャスト)するための手段を含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための方法は、ワイヤレスネットワークの局において、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントからビーコン情報を受信するステップを含む。ビーコン情報は、局がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコルに従って受信される。本方法はまた、低エネルギープロトコルとは異なる第1のプロトコルに従って、ビーコン情報に基づいてアクセスポイントと通信するためにアウェイクモードに入るステップを含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、動作を実行するためにプロセッサによって実行可能な命令を記憶するプロセッサおよびメモリを含む。本動作は、ワイヤレスネットワークの局において、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントからビーコン情報を受信するステップを含む。ビーコン情報は、局がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコルに従って受信される。本動作はまた、低エネルギープロトコルとは異なる第1のプロトコルに従って、ビーコン情報に基づいてアクセスポイントと通信するためにアウェイクモードに入るステップを含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための命令を含む。本命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに動作を実行させる。本動作は、ワイヤレスネットワークの局において、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントからビーコン情報を受信するステップを含む。ビーコン情報は、局がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコルに従って受信される。本動作はまた、低エネルギープロトコルとは異なる第1のプロトコルに従って、ビーコン情報に基づいてアクセスポイントと通信するためにアウェイクモードに入るステップを含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、ワイヤレスネットワークの局において、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントからビーコン情報を受信するための手段を含む。ビーコン情報は、局がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコルに従って受信される。本装置はまた、低エネルギープロトコルとは異なる第1のプロトコルに従って、ビーコン情報に基づいてアクセスポイントと通信するためにアウェイクモードに入るための手段を含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための方法は、第1のプロトコルを使用してワイヤレスネットワークを介してデータを通信するように構成されたアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。本方法はまた、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報を少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストするステップを含む。低エネルギープロトコルは第1のプロトコルとは異なる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、動作を実行するためにプロセッサによって実行可能な命令を記憶するプロセッサおよびメモリを含む。本動作は、第1のプロトコルを使用してワイヤレスネットワークを介してデータを通信するように構成されたアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。本動作はまた、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報を少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストするステップを含む。低エネルギープロトコルは第1のプロトコルとは異なる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための命令を含む。本命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに動作を実行させる。本動作は、第1のプロトコルを使用してワイヤレスネットワークを介してデータを通信するように構成されたアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。本動作はまた、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報を少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストするステップを含む。低エネルギープロトコルは第1のプロトコルとは異なる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、第1のプロトコルを使用してワイヤレスネットワークを介してデータを通信するように構成されたアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するための手段を含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。本装置はまた、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報を少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストするための手段を含む。低エネルギープロトコルは第1のプロトコルとは異なる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための方法は、アクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。低エネルギープロトコル広告チャネルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、動作を実行するためにプロセッサによって実行可能な命令を記憶するプロセッサおよびメモリを含む。本動作は、アクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。低エネルギープロトコル広告チャネルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための命令を含む。本命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに動作を実行させる。本動作は、アクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。低エネルギープロトコル広告チャネルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、アクセスポイントにおいてビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするための手段を含む。ビーコン情報は第2のアクセスポイントからブロードキャストされ、低エネルギープロトコル広告チャネルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。本装置はまた、ビーコン情報に基づいて、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルを異なるチャネルに変更するための手段を含む。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための方法は、局において、アクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。低エネルギープロトコル広告チャネルは、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。第1のプロトコルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、動作を実行するためにプロセッサによって実行可能な命令を記憶するプロセッサおよびメモリを含む。本動作は、局において、アクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。低エネルギープロトコル広告チャネルは、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。第1のプロトコルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための命令を含む。本命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサに動作を実行させる。本動作は、局において、アクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。低エネルギープロトコル広告チャネルは、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。第1のプロトコルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる。
本明細書に開示される技法の別の例によれば、装置は、局において、ビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするための手段を含む。ビーコン情報がアクセスポイントからブロードキャストされ、ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられる。低エネルギープロトコル広告チャネルは、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる。第1のプロトコルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる。本装置はまた、ビーコン情報に基づいて特定の識別可能なアクセスポイントに関する識別情報を取得するための手段を含む。
開示された技法のうちの少なくとも1つによって提供される1つの利点は、ワイヤレスネットワークにおける局における電力節約である。たとえば、局は、電力を節約するために低エネルギープロトコルに従って動作することができ、バッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイントにおいて利用可能であるかどうかを示す広告パケット(たとえば、ビーコン情報)を受信することができる。低エネルギープロトコルに従って広告パケットを受信することによって、たとえ局のダウンリンクデータがアクセスポイントにおいてバッファリングされ得ない場合でも、Wi-Fiチャネルを介してビーコンを受信するために局が定期的にアウェイクモード(たとえば、ハイパワーモード)に入ることを義務づける要件を低減することができる。本開示の他の実装形態、利点、および特徴は、以下のセクション:図面の簡単な説明、発明を実施するための形態、および特許請求の範囲を含む、本出願全体を検討した後に明らかになるであろう。
ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための低エネルギープロトコルをサポートするように動作可能なシステムの図である。 図1の低エネルギープロトコルに従って送信されるビーコン情報を含む広告パケットの図である。 ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための例示的な方法の流れ図である。 ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための別の例示的な方法の流れ図である。 ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見のための低エネルギープロトコルをサポートするように動作可能なシステムの図である。 ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見のための低エネルギープロトコルをサポートするように動作可能な別のシステムの図である。 低エネルギープロトコルに従って、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための例示的な方法の流れ図である。 低エネルギープロトコルに従って、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための別の例示的な方法の流れ図である。 低エネルギープロトコルに従って、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための別の例示的な方法の流れ図である。 本明細書に開示される1つまたは複数の方法、システム、装置、および/またはコンピュータ可読媒体の様々な実装形態をサポートするように動作可能な局の図である。
本開示は、ワイヤレスネットワークにおける低エネルギー電力管理のための技法およびプロトコルを提示する。電気電子技術者協会(IEEE)802.11ネットワーク(たとえば、「Wi-Fi」ネットワーク)におけるアクセスポイントは、第1の周波数帯域(たとえば、2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域)で動作することができる。第1の周波数帯域は、Wi-Fiプロトコル(たとえば、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなど)に従って通信するためのチャネルの第1のセット(たとえば、Wi-Fiチャネル)を含むことができる。周波数帯域はまた、低エネルギープロトコルに従って通信するためのチャネルの第1のセットと重複しないチャネルの第2のセットを含むことができる。低エネルギープロトコルは、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)プロトコル(Bluetooth(登録商標)は米国ワシントン州カークランドのBluetooth(登録商標) Special Interest Group(SIG)社の登録商標である)、または802.11ahであり得る。BLEは、代わりにBluetooth(登録商標) Smartと呼ばれ得る。
アクセスポイントおよびWi-Fiネットワーク内の1つまたは複数の局は、低エネルギープロトコルに従って動作するように可能にされ得る。たとえば、Wi-Fiネットワーク内の各局は、アウェイクモード(たとえば、ハイパワーモード)およびスリープモード(たとえば、ローパワーモード)で動作することができる。アウェイクモードの間に、局は、Wi-Fiプロトコルを使用してチャネルの第1のセットを介して、および低エネルギープロトコルを使用してチャネルの第2のセットを介して通信するように動作可能であり得る。スリープモードの間に、局は、プロトコルの第1のセットに従ってデータを送信または受信するように構成されていないかもしれないが(たとえば、関連付けられる無線周波数回路がパワーダウンすることがあるため)、局は、低エネルギープロトコルに従ってチャネルの第2のセットを介してデータを送信または受信する能力を保持することができる。アクセスポイントは、局がスリープモードにある間に、チャネルの第2のセット内の特定のチャネル(たとえば、低エネルギープロトコル広告チャネル)を介して局に広告パケット(たとえば、ビーコン情報)をブロードキャストすることができる。各広告パケットは、特定の局がアクセスポイントにおいて利用可能なバッファリングされたダウンリンクデータを有するかどうかを示すトラフィック表示マップを含むことができる。バッファリングされたダウンリンクデータが利用可能であることを示す広告パケットを受信すると、特定の局は、スリープモードからアウェイクモードに移行し(たとえば、「起動」)、Wi-Fiプロトコルに従ってバッファリングされたダウンリンクデータを受信するためにチャネルの第1のセット内のチャネルを使用してアクセスポイントと通信することができる。低エネルギープロトコルに従ってチャネルの第2のセットを介して広告パケットを通信することによって、局が、バッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイントにおいて利用可能であるという通知(たとえば、トラフィック表示マップ)を受信するまで、スリープモードに留まることを可能にし得る。したがって、(よりハイパワーの)第1のプロトコルに従ってチャネルの第1のセットを介してビーコン内のそのようなトラフィック表示マップを受信するために局がアウェイクモードに切り替わる頻度を少なくすることによって、局において電力が節約され得る。
たとえば、局は、電力を節約するために低エネルギープロトコルに従って動作することができ、バッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイントにおいて利用可能であるかどうかを示す広告パケット(たとえば、ビーコン情報)を受信することができる。低エネルギープロトコルに従って広告パケットを受信することによって、たとえ局のダウンリンクデータがアクセスポイントにおいてバッファリングされ得ない場合でも、Wi-Fiチャネルを介してビーコンを受信するために局が定期的にアウェイクモード(たとえば、ハイパワーモード)に入ることを義務づける要件を低減することができる。
さらに、本開示は、ワイヤレスネットワークにおける低エネルギーアクセスポイント発見のための技法およびプロトコルを提示する。Wi-Fiネットワークにおけるアクセスポイントは、低エネルギープロトコルに従って低エネルギープロトコル広告チャネルを介してビーコン情報(たとえば、「基本」ビーコン情報)を広告することができる。低エネルギープロトコルは、BLEプロトコルであり得る。ビーコン情報は、Wi-Fiプロトコル(たとえば、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなど)に従ってWi-Fiチャネルを介して広告される「従来の」ビーコンに含まれる情報のサブセットを含むことができる。たとえば、ビーコン情報は、基本サービスセット(BSS)動作、無線リソース管理(別名802.11k)などのための情報要素(IE)を含むことができる。IEは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネル番号、動作チャネルのチャネル幅、アクセスポイントの多入力多出力(MIMO)能力などを示すことができる。IEはまた、アクセスポイントのBSS負荷、およびアクセスポイントのBSSアクセス遅延を示すことができる。一例では、ビーコン情報はまた、他のワイヤレスネットワークの一部であり得る他の近隣のアクセスポイントについての高速初期リンクセットアップ(FILS)情報を含むことができる。
上述の開示された技法によって提供される1つの利点は、アクセスポイントを見つけるための局(たとえば、モバイルデバイス)の初期スキャン時間が短縮されることである。たとえば、局は、1つまたは複数のアクセスポイントに関する情報を有していてもいなくてもよいランダムWi-Fiチャネルをスキャンすることとは対照的に、低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンすることによって、1つまたは複数のアクセスポイントに関する情報を取得することができる。Wi-Fiネットワークにおける局は、低エネルギープロトコル広告チャネルを介して広告されたビーコン情報を受信し、ビーコン情報に基づいて広告アクセスポイントとの(または、別の近隣のアクセスポイントとの)リンクを確立することができる。さらに、近隣のアクセスポイント(たとえば、第2のアクセスポイント、第3のアクセスポイントなど)は、低エネルギープロトコル広告チャネルを介して広告されたビーコン情報を受信することができる。広告されたビーコン情報に基づいて、近隣のアクセスポイントは、広告アクセスポイントのプライマリ動作帯域/チャネル上の輻輳を低減するために、広告アクセスポイントのプライマリ動作帯域/チャネルとは異なる動作帯域/チャネルを選択することができる。たとえば、広告アクセスポイントが第1の動作帯域/チャネル上で動作しているという決定に応答して、近隣のアクセスポイントは、近隣のアクセスポイントが関連付けられる局と通信する際に使用するための第2の動作帯域/チャネルを選択していることを示すメッセージを関連付けられる局に送信することができる。関連付けられる局は、第2の動作帯域/チャネルに同調することができ、近隣のアクセスポイントは、第2の動作帯域/チャネルを介して関連付けられる局とデータを通信することができる。その結果、第1の動作帯域/チャネル、第2の動作帯域/チャネル、またはその両方において、干渉および/または媒体輻輳が低減され得る。
本開示の特定の実装形態を、図面を参照して説明する。説明において、共通の特徴は図面を通して共通の参照番号によって示されている。
図1を参照すると、ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための低エネルギープロトコルをサポートするように動作可能なシステム100が示されている。システム100は、アクセスポイント102および局122(たとえば、モバイルデバイス)を含む。追加の(またはより少ない)アクセスポイントがシステム100に存在し得る点に留意されたい。さらに、図1は単一のモバイルデバイス(たとえば、局122)を示しているが、任意の数のモバイルデバイスがシステム100に存在し得る点に留意されたい。アクセスポイント102および局122は、1つまたは複数の電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格に準拠して動作することができる。本明細書で使用されるように、「IEEE802.11」は、「Wi-Fi」と互換的に使用され得る。
アクセスポイント102は、ワイヤレスネットワーク190(たとえば、IEEE802.11ワイヤレスネットワーク)のノードであり得る。たとえば、アクセスポイント102は、ワイヤレスネットワーク190をサポートする(たとえば、管理する)IEEE802.11アクセスポイントであり得る。アクセスポイント102は、メモリ104、プロセッサ106、トランシーバ108、およびトランシーバ109を含む。メモリ104は、プロセッサ106によって実行可能な命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。
プロセッサ106は、低エネルギープロトコルデータ生成モジュール110およびWi-Fiデータ生成モジュール112を含むことができる。低エネルギープロトコルデータ生成モジュール110は、低エネルギープロトコルに従ってビーコン情報144を生成するように構成され得る。低エネルギープロトコルは、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)プロトコル(Bluetooth(登録商標)は米国ワシントン州カークランドのBluetooth(登録商標) Special Interest Group(SIG)社の登録商標である)を含むことができる。BLEは、代わりにBluetooth(登録商標) Smartと呼ばれ得る。
図2に関してさらに説明されるように、プロトコルの第1のセットのビーコン情報144は、低エネルギープロトコルで送信された広告パケットに含まれ得る。ビーコン情報144は、以下に説明するように、アクセスポイント102がビーコン154を使用して送信するように追加的または代替的に構成されているという情報のサブセットを含むことができる。ビーコン情報144は、局122用に指定されたバッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイント102において利用可能であるかどうかを示すトラフィック表示マップを含むことができる。たとえば、アクセスポイント102は、局122がスリープモード(たとえば、ローパワーモード)にある間に、局122のダウンリンクデータを記憶するように構成されたバッファ(図示せず)を含むことができる。ビーコン情報144は、ダウンリンクデータがバッファに記憶されている(たとえば、ダウンリンクデータが利用可能である)ことを局122に示すことができる。たとえば、ビーコン情報144に含まれるトラフィック表示マップの特定のビットが、局122に割り当てられ得る。アクセスポイント102は、局122のバッファリングされたダウンリンクデータが利用可能であることを示すために特定のビットを第1の値(たとえば1)に設定することができ、局122のバッファリングされたダウンリンクデータが利用可能でないことを示すために特定のビットを第2の値(たとえば、0)に設定することができる。
ビーコン情報144はまた、ワイヤレスネットワーク190の基本サービスセット(BSS)への動作パラメータの変更が生じたかどうかを示すシーケンス番号を含むことができる。たとえば、アクセスポイント102および局122は、BSSに含まれ得る。BSSにおける任意の変更(たとえば、新しいプライマリ動作チャネル、より高い動作帯域幅など)は、シーケンス番号の変更によって示され得る。
Wi-Fiデータ生成モジュール112は、ビーコン154を生成するように構成され得る。ビーコン154は、タイムスタンプ情報、ビーコン間隔情報、ネットワーク能力情報、サービスセット識別(SSID)、サポートされるデータレートに関連付けられる情報、周波数ホッピングパラメータセット、ダイレクトシーケンスパラメータセット、無競合パラメータセット、トラフィック表示マップなどを含むことができる。したがって、特定の実装形態では、ビーコン情報144は、ビーコン154に含まれる情報のいずれかを含むことができる。
アクセスポイント102は、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報144を局122(および、アクセスポイント102のブロードキャスト範囲内の他の局)に送信(たとえば、ブロードキャスト)するように構成され得る。例示のために、トランシーバ108は、低エネルギープロトコルに従ってビーコン情報144を局122に送信(たとえば、ブロードキャスト)するように動作可能な低エネルギープロトコルトランシーバであり得る。トランシーバ108は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報144を局122に送信(たとえば、ブロードキャスト)することができる。低エネルギープロトコル広告チャネル142は、2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域に含まれ得る。たとえば、低エネルギープロトコル広告チャネル142は、2.4GHzの周波数帯域内のWi-Fiチャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル152)に関して非重複チャネルであり得る。
アクセスポイント102はまた、Wi-Fiプロトコルに従って、ビーコン154を局122(および、アクセスポイント102のブロードキャスト範囲内の他の局)に送信(たとえば、ブロードキャスト)するように構成され得る。例示のために、トランシーバ109は、Wi-Fiプロトコルに従ってビーコン154を局122に送信(たとえば、ブロードキャスト)するように動作可能なWi-Fiプロトコルトランシーバであり得る。トランシーバ109は、ビーコン154をWi-Fiチャネル152を介して局122に送信(たとえば、ブロードキャスト)することができる。Wi-Fiチャネル152はまた、2.4GHzの周波数帯域に(たとえば、低エネルギープロトコル広告チャネル142と同じ周波数帯域に)含まれ得る。ビーコン154などのビーコンは、規則的な間隔で局122に送信され得る。たとえば、アクセスポイント102は、約100ミリ秒(ms)ごとに、ビーコン154を局122(および、アクセスポイント102のブロードキャスト範囲内の他の局)に送信(たとえば、ブロードキャスト)することができる。ビーコン情報144は、ビーコン154がWi-Fiチャネル152を介してアクセスポイント102によって広告される間隔と実質的に同期した間隔で送信され得る。たとえば、アクセスポイント102は、約100msごとにビーコン情報144を局122に送信(たとえば、ブロードキャスト)することができる。一例では、ビーコン情報144およびビーコン154は、ほぼ同時に送信され得る。例示のために、ビーコン情報144およびビーコン154は、第1の時間(t=0)、第2の時間(t=100)、第3の時間(t=200)などにおいて送信され得る。別の例では、ビーコン情報144およびビーコン154は、少しずらした時間間隔で送信され得る。例示のために、ビーコン情報144は、第1の時間(t=0)、第2の時間(t=100)、第3の時間(t=200)などにおいて送信され得、ビーコン154は、第4の時間(t=50)、第5の時間(t=150)、第6の時間(t=250)などにおいて送信され得る。
局122は、ワイヤレスネットワーク190を介してデータを送受信するように動作可能な電子デバイスであり得る。たとえば、局122は、ワイヤレス電話、携帯情報端末(PDA)、ポータブルコンピューティングデバイス、タブレットコンピューティングデバイス、ポータブルメディアプレーヤ、またはそれらの組合せであり得る。局122は、メモリ124、プロセッサ126、トランシーバ128、およびトランシーバ129を含む。メモリ124は、プロセッサ126によって実行可能な命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。
プロセッサ126は、低エネルギープロトコルモジュール130およびWi-Fiモジュール132を含むことができる。本明細書に記載の技法によれば、局122は、アウェイクモード(たとえば、ハイパワーモード)で動作することができ、スリープモード(たとえば、ローパワーモード)で動作することができる。アウェイクモードでは、低エネルギープロトコルモジュール130、トランシーバ128、Wi-Fiモジュール132、およびトランシーバ129が動作可能であり得る。たとえば、低エネルギープロトコルモジュール130は、アウェイクモードでアクセスポイント102から受信したデータ(たとえば、ビーコン情報144)を処理するように動作可能であり得、Wi-Fiモジュール132は、アウェイクモードでアクセスポイント102から受信したデータ(たとえば、ビーコン154)を処理するように動作可能であり得る。スリープモードでは、低エネルギープロトコルモジュール130およびトランシーバ128が動作可能であり得、Wi-Fiモジュール132およびトランシーバ129は局122におけるバッテリ電力を節約するためにローパワー状態(たとえば、非動作状態)であり得る。たとえば、低エネルギープロトコルモジュール130は、スリープモードではアクセスポイント102から受信したビーコン情報144を処理するように動作可能であり得、またWi-Fiモジュール132は、スリープモードではアクセスポイント102から受信したビーコン154を処理するように動作可能ではない場合がある。
したがって、局122がスリープモードにある間に、トランシーバ128は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102からビーコン情報144を受信することができる。この例では、トランシーバ128は、局122がスリープモードにある間に、ビーコン情報144を受信するように動作可能な低エネルギープロトコルトランシーバであり得る。たとえば、局122は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102からのBLEブロードキャスト(たとえば、ビーコン情報144のブロードキャスト)を監視することができる。局は、低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調し、規則的にスケジューリングされた間隔(たとえば、Wi-Fiビーコン間隔と実質的に同期した間隔)でビーコン情報144を「探す」ことができる。したがって、複数のチャネルをランダムにスキャンする代わりに、規則的にスケジューリングされた間隔で低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調することによって、BLEプロトコル通信のための局122における電力効率が改善され得る。
低エネルギープロトコルモジュール130は、局122がスリープモードにある間に、ビーコン情報144を処理することができる。たとえば、低エネルギープロトコルモジュール130は、ビーコン情報144内のトラフィック表示マップが、局122のバッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイント102において利用可能であることを示すかどうかを決定することができる。バッファリングされたダウンリンクデータが局122にとって利用可能である場合、低エネルギープロトコルモジュール130は、局122をスリープモードからアウェイクモードに移行させる(たとえば、Wi-Fiモジュール132およびトランシーバ129を「電源投入する」または「起動する」)ことができ、局122は、あたかもトラフィック表示マップがWi-Fiビーコン(たとえば、ビーコン154)において受信されたかのように、(たとえば、バッファリングされたダウンリンクデータを要求する、および/または取り出すために)Wi-Fi動作を実行することができる。たとえば、局122がアウェイクモードにあるとき、Wi-Fiモジュール132は、局122にバッファリングされたデータを送信するようにアクセスポイント102に指示するコマンドを生成することができ、トランシーバ129を介してWi-Fiチャネル152を介してアクセスポイント102にコマンドを送信することができる。たとえば、トランシーバ129は、Wi-Fiチャネル152を介してアクセスポイント102にデータを送信(および、そこからデータを受信)するように動作可能なWi-Fiプロトコルトランシーバであり得る。アクセスポイント102は、コマンドに応答してWi-Fiチャネル152を介してバッファリングされたダウンリンクデータを局122に送信することができ、Wi-Fiモジュール132は、バッファリングされたダウンリンクデータを処理することができる。アウェイクモードにある間に、局122はまた、(たとえば、ワイヤレスネットワーク190の他の局および/またはワイヤレスネットワーク190の外部のデバイスに転送するために)アップリンクデータをアクセスポイント102に送信することができる。
さらに、低エネルギープロトコルモジュール130は、ビーコン情報144内のシーケンス番号が、局122がスリープモードに入ってからBSSへの変更が生じたことを示すかどうかを決定することができる。たとえば、局122は、「最後に知られている」シーケンス番号を記憶することができ、受信されたビーコン情報144におけるシーケンス番号が「最後に知られている」シーケンス番号よりも新しい(たとえば、より大きい)場合、局122は、BSS変更が生じたと決定することができる。BSSへの変更が生じた場合、低エネルギープロトコルモジュール130は、局122をスリープモードからアウェイクモードに移行させることができる。局122がアウェイクモードにあるとき、トランシーバ129はWi-Fiチャネル152を介してアクセスポイント102からビーコン154を受信することができ、Wi-Fiモジュール132はビーコン154を処理することができる。ビーコン154は、局122がBSSへの変更を処理することを可能にするために、追加情報(ビーコン情報144内の情報と比較して)を含むことができる。
特定の実装形態では、局122は、局122がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102に信号(たとえば、「ハートビート」信号146)を送信することができる。ハートビート信号146は、局122がアクセスポイント102に「関連付けられた」ままであることをアクセスポイント102に示すことができる。たとえば、ハートビート信号146を受信すると、アクセスポイント102は、局122とのWi-Fi接続(たとえば、IEEE802.11アソシエーション)、および/または関連付けられる接続状態(たとえば、ルーティングテーブル情報、インターネットプロトコル(IP)アドレス割当て、セキュリティ/暗号化情報、リソース予約情報など)を維持することができる。したがって、たとえ本開示の技法が、局122がWi-Fiビーコンを受信するために起動する頻度を少なくすることが可能であっても、局122は、アクセスポイント102とのアソシエーションを維持するために「ハートビート」信号146を使用し、アクセスポイント102が、局122からのWi-Fi通信の欠如を、局122がオフにされたか、またはワイヤレスネットワーク190のカバレッジエリアを出たかの表示として解釈することを防止することができる。
図1のシステム100は、局122がスリープモードにより長時間留まることを可能にすることができ、ひいては局122における電力消費を低減することができる。たとえば、局122がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコルモジュール130は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102からのBLEブロードキャストを監視することができる。BLEブロードキャスト(たとえば、ビーコン情報144)に基づいて、低エネルギープロトコルモジュール130は、Wi-Fiチャネル152を介してアクセスポイント102と通信するために局122をアウェイクモードに移行させることができる。したがって、局122におけるWi-Fi動作(たとえば、ハイパワー動作)は、局122におけるBLE動作(たとえば、ローパワー動作)に基づいて延期/スケジューリングされ得、ひいては局122における電力消費を低減することができる。
図2を参照すると、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介して送信されるビーコン情報144の特定の例示的な例が示されている。ビーコン情報144は、広告パケット200に含まれ得る。たとえば、図1のアクセスポイント102は、低エネルギープロトコル(たとえば、BLEプロトコル)に従って、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介して広告パケット200を局122(および、アクセスポイント102のブロードキャスト範囲内の他の局)に送信(たとえば、ブロードキャスト)することができる。
ビーコン情報144は、サービスセット識別(SSID)フィールド202、タイミング同期機能(TSF)フィールド204、トラフィック表示マップ(TIM)フィールド206、およびシーケンス番号フィールド208を含むことができる。SSIDフィールド202は6バイトのフィールドであり得、TSFフィールド204は4バイトのフィールドであり得、TIMフィールド206は20バイトのフィールドであり得、シーケンス番号フィールド208は1バイトのフィールドであり得る。しかしながら、代替的な実装形態では、ビーコン情報144は、図2に示されているものよりも長い、より短い、より多くの、より少ない、および/または異なるフィールドを有することができることを理解されたい。さらに、広告パケット200は、ビーコン情報の他に、ヘッダ、トレーニングフィールドなどの追加のデータを含むことができる。
SSIDフィールド202は、アクセスポイント102のBSSを識別する情報を含むことができ、TSFフィールド204は、BSS内の異なるノードを同期させるためのタイミング情報を含むことができる。たとえば、TSFフィールド204は、局122がアクセスポイント102と同期することを可能にするタイミング同期機能情報を含むことができる。TIMフィールド206は、1つまたは複数の局(たとえば、局122を含む)用に指定されたバッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイント102において利用可能であるかどうかを示すことができる。特定の実装形態では、アクセスポイント102は、BLE対応の局(たとえば、局122)についてのTIM情報を含むことができるが、BLE対応ではない局についてのTIM情報は含まない。なぜなら、そのような局は、ビーコン情報144を受信および処理することができない可能性があるからである。したがって、特定の実装形態では、アクセスポイントは、BLE対応の関連付けられる局のリストを維持することができる(たとえば、局は、アクセスポイントとのアソシエーションプロセス中に局がBLE対応であることをアクセスポイントに通知することができる)。
シーケンス番号フィールド208は、ワイヤレスネットワーク190のBSSへの変更が生じたかどうかを示すことができる。たとえば、シーケンス番号フィールド208内のシーケンス番号はゼロに初期化され得、ビーコンフレーム(たとえば、ビーコン154)の内部の要素に「重大な」更新が生じたときに増分され得る。したがって、シーケンス番号が増分すると、局122は、Wi-Fiチャネル152上のビーコン154を受信し、更新に関連付けられる情報を処理するために、アウェイクモードに移行することができる。
図2のビーコン情報144は、図1の局122がスリープモードに比較的長時間留まることを可能にすることができ、ひいては局122における電力消費を低減することができる。たとえば、ビーコン情報144は、局122がスリープモードにある間に、BLEプロトコル(たとえば、低エネルギープロトコル)に従って局122において処理され得る。ビーコン情報144が局122におけるWi-Fi処理のシナリオを示す場合、局122はアウェイクモードに入ることができる。そうではない場合、局122は電力を節約するためにスリープモードに留まることができる。
図3を参照すると、ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための方法300が示されている。例示的な実装形態では、方法300は、図1のアクセスポイント102を使用して実行され得る。
方法300は、302において、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。アクセスポイントは、第1のプロトコルに従ってワイヤレスネットワークの局にダウンリンクデータを通信するように構成され得る。たとえば、図1を参照すると、低エネルギープロトコルデータ生成モジュール110は、低エネルギープロトコル(たとえば、BLEプロトコル)に従ってビーコン情報144を生成するように構成され得る。ビーコン情報144は、ビーコン154内の情報のサブセットを含むことができる。図2に関連して説明されるように、ビーコン情報144は、局122用に指定されたバッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイント102において利用可能であるかどうかを示すトラフィック表示マップを含むことができる。ビーコン情報144はまた、ワイヤレスネットワーク190のBSSに対する変更が生じたかどうかを示すシーケンス番号を含むことができる。
304において、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、局がスリープモードにある間に、ビーコン情報が局に送信され得る。たとえば、図1を参照すると、アクセスポイント102は、局122がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報144を局122に送信(たとえば、ブロードキャスト)することができる。局122は、BLEプロトコルに従って、局122がスリープモードにある間に、ビーコン情報144を受信(トランシーバ128を介して)および処理するように動作可能であり得る。
方法300はまた、306において、局からメッセージを受信するステップを含むことができる。このメッセージは、局がスリープモードからアウェイクモードに移行したことを示すことができる。たとえば、図1を参照すると、アクセスポイント102は、局122から、低エネルギーチャネル142を介して、および/またはWi-Fiチャネル152を介して、局122がスリープモードからアウェイクモードに移行したことを示すメッセージ(たとえば、PS-Pollフレーム、Nullフレーム、またはU-APSDトリガフレームなどのスケジューリングされていない自動省電力配信(U-APSD)動作に基づくデータフレーム)を受信することができる。
方法300はまた、308において、メッセージの受信に応答して、バッファリングされたダウンリンクデータを局に送信するステップを含むことができる。たとえば、図1を参照すると、アクセスポイント102は、局122がスリープモードからアウェイクモードに移行したことを示すメッセージの受信に応答して、Wi-Fiチャネル152を介して、バッファリングされたダウンリンクデータを局122に送信(たとえば、ブロードキャスト)することができる。
図3の方法300は、アクセスポイント102が低エネルギープロトコルを介してトラフィックおよびBSS更新情報を通信することを可能にし、ひいては局122が起動してよりハイパワーのプロトコル動作を実行する頻度を少なくすることを可能にし得る。たとえば、たとえ局122のバッファリングされたダウンリンクデータがアクセスポイント102において利用可能でなくても、既存の実装形態は、トラフィック表示マップを受信および処理するために、局122が定期的に起動してよりハイパワーのプロトコル動作を実行することを要求することができる。説明された技法によれば、トラフィック表示マップはより低電力のプロトコルを介して受信され得、局122は、トラフィック表示マップが、バッファリングされたダウンリンクデータが利用可能であることを示すまで(または、局122が、局122がスリープモードにあった間に「重大な」更新が生じたと決定するまで)、よりハイパワーの動作の起動および実行を延期し得る。
図4を参照すると、ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための別の方法400が示されている。例示的な実装形態では、方法400は、図1の局122を使用して実行され得る。
方法400は、402において、ワイヤレスネットワークの局において、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントからビーコン情報を受信するステップを含む。ビーコン情報は、局がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコルに従って受信され得る。たとえば、図1を参照すると、局122がスリープモードにある間に、トランシーバ128は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102からビーコン情報144を受信することができる。たとえば、局122は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102からのBLEブロードキャスト(たとえば、ビーコン情報144のブロードキャスト)を監視することができる。したがって、局は、低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調し、規則的にスケジューリングされた間隔(たとえば、Wi-Fiビーコン間隔と実質的に同期した間隔)でビーコン情報144を「探す」ことができる。
404において、本局は、低エネルギープロトコルとは異なる第1のプロトコルに従って、ビーコン情報に基づいてアクセスポイントと通信するためにアウェイクモードに入ることができる。たとえば、図1を参照すると、ビーコン情報144は、局122がスリープモードにある間に、BLEプロトコル(たとえば、低エネルギープロトコル)に従って局122において処理され得る。ビーコン情報144が局122におけるWi-Fi処理(たとえば、第1のプロトコルによる処理)のシナリオを示す場合、局122はアウェイクモードに入ることができる。
方法400はまた、406において、アウェイクモードに入ることに応答して、バッファリングされたダウンリンクデータを取り出すステップ、ビーコンを受信するステップ、またはそれらの組合せを含むことができる。たとえば、図2のTIMフィールド206が、アクセスポイント102において記憶された局122のバッファリングされたダウンリンクデータがあることを示す場合、局は、Wi-Fiチャネル152を介してバッファリングされたダウンリンクデータを取り出すためにアウェイクモードに入る。別の例として、図2のシーケンス番号フィールド208が、ビーコン154内部の要素に「重大な」更新が生じたことを示す場合、局122は、Wi-Fiチャネル152上のビーコン154を受信し、更新に関連付けられる情報を処理するために、アウェイクモードに入ることができる。別の例では、シーケンス番号フィールド208が、ビーコン154内部の要素に「重大な」更新が生じたことを示す場合、局122は、BLEプロトコルに従って、BLEデータチャネル(図示せず)上でビーコン154を受信することができる。
図4の方法400は、図1の局122がスリープモードに比較的長時間留まることを可能にすることができ、ひいては局122における電力消費を低減することができる。たとえば、ビーコン情報144は、局122がスリープモードにある間に、BLEプロトコル(たとえば、低エネルギープロトコル)に従って局122において処理され得る。ビーコン情報144が局122におけるWi-Fi処理のシナリオを示す場合、局122はアウェイクモードに入ることができる。そうではない場合、局122は電力を節約するためにスリープモードに留まることができる。
図5を参照すると、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするように動作可能なシステム500が示されている。システム500は、アクセスポイント102および局122を含む。追加のアクセスポイントがシステム500に存在し得る点に留意されたい。さらに、図5は単一のモバイルデバイス(たとえば、局122)を示しているが、任意の数のモバイルデバイスがシステム500に存在し得る点に留意されたい。
低エネルギープロトコルデータ生成モジュール110は、低エネルギープロトコルに従ってビーコン情報544を生成するように構成され得る。ビーコン情報544は、第1のプロトコル(たとえば、Wi-Fiプロトコル)に従ってWi-Fiチャネル152を介して広告される「従来の」ビーコンに含まれる情報のサブセットを含むことができる。1つの非限定的な例において、ビーコン情報544は、基本サービスセット(BSS)動作のための情報要素(IE)、および/または電気電子技術者協会(IEEE)802.11k無線リソース管理のためのIE、あるいはそれらの組合せを含むことができる。IEは、アクセスポイント102のプライマリ動作チャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル152)、動作チャネルのチャネル幅(たとえば、20メガヘルツ(MHz)のチャネル幅、40MHzのチャネル幅など)、アクセスポイント102の多入力多出力(MIMO)能力(たとえば、2×2 MIMO、3×3 MIMOなど)、またはそれらの組合せを示すことができる。IEはまた、アクセスポイント102に関連付けられるBSS負荷、アクセスポイント102に関連付けられるBSSアクセス遅延、またはそれらの組合せを示すことができる。BSS負荷は、プライマリ動作チャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル152)におけるトラフィックの量に対応し得、BSSアクセス遅延は、プライマリ動作チャネルを介してアクセスポイント102から少なくとも1つの他のデバイス(たとえば、局122)へのデータパケットの送信に関連付けられる時間の量に対応し得る。したがって、特定の実装形態では、ビーコン情報544は、これに限定されないが、局(たとえば、局122)がアクセスポイント102に関連付けするのを支援することができる「発見」情報を含む、アクセスポイント102のWi-Fi動作に関連付けられる情報を含むことができる。代替的に、またはそれに加えて、ビーコン情報544は、ワイヤレスネットワーク190の一部および/または他のワイヤレスネットワークの一部である他のアクセスポイントなどの、他の近隣のアクセスポイント(図示せず)についての同様の情報(たとえば、「近隣情報」)を含むことができる。近隣情報は、図6を参照してさらに説明されるように、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102によって以前に受信されたものであってもよい。したがって、特定の実装形態では、ビーコン情報544は、局122が、近隣のアクセスポイントからビーコンまたは他の発見メッセージを受信するのを待つことなしに近隣のアクセスポイントとのリンクセットアップを開始することを可能にするために、アクセスポイント102についての発見情報を含むだけでなく、1つまたは複数の近隣のアクセスポイントについての発見情報も含むことができる。
Wi-Fiデータ生成モジュール112は、第1のプロトコルに従って、データフレーム556などの1つまたは複数のデータフレームを生成するように構成され得る。以下に説明するように、1つの非限定的な例において、データフレーム556は、アクセスポイント102と局122との間の通信リンクを確立するために使用される確認応答フレームを含むことができる。
アクセスポイント102は、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報544を局122にブロードキャスト(たとえば、送信)するように構成され得る。本明細書における1つまたは複数の動作は、ビーコン情報544を局122に「送信すること」を含むものとして説明され得るが、ビーコン情報544は、ユニキャストである必要はなく、特に局122に宛てられる必要はないことを理解されたい。ビーコン情報544は、局122がビーコン情報544のブロードキャストを受信することによって局122に「送信」され得る。したがって、そのようなブロードキャストされたビーコン情報544はまた、アクセスポイント102の通信範囲内にあり、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してデータを受信するように装備されている他のデバイス(図示せず)によって受信され得ることを理解されたい。
特定の実装形態では、トランシーバ108は、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報544を局122にブロードキャストするように動作可能な低エネルギープロトコルトランシーバであり得る。トランシーバ108は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報544を局122に送信することができる。低エネルギープロトコル広告チャネル142は、2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域に含まれ得る。たとえば、低エネルギープロトコル広告チャネル142は、2.4GHzの周波数帯域内のWi-Fiチャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル152)に関して非重複チャネルであり得る。ビーコン情報544は、規則的な間隔で局122にブロードキャストされ得る。たとえば、アクセスポイント102は、約500msごとにビーコン情報544を局122に送信することができる。
アクセスポイント102はまた、Wi-Fiプロトコルに従って、データフレーム556を局122に送信するように構成され得る。例示のために、トランシーバ109は、Wi-Fiプロトコルに従って、データフレーム556を局122に送信するように動作可能なWi-Fiプロトコルトランシーバであり得る。トランシーバ109は、データフレーム556をWi-Fiチャネル152を介して局122に送信することができる。Wi-Fiチャネル152はまた、2.4GHzの周波数帯域(たとえば、低エネルギープロトコル広告チャネル142と同じ周波数帯域)に含まれ得る。
したがって、本明細書に記載の技法は、低エネルギープロトコル(たとえば、BLEプロトコル)に従って、ビーコン情報544をワイヤレスネットワーク190の少なくとも1つの他のデバイス(たとえば、局122)にブロードキャストすることをサポートする。低エネルギープロトコルは、少なくとも1つの他のデバイスにデータ(たとえば、データフレーム556)を通信するために使用される第1のプロトコル(たとえば、Wi-Fiプロトコル)とは異なる。
局122は、アクセスポイント102からブロードキャストされたビーコン情報544のために、ワイヤレスネットワーク190の低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンするように構成され得る。例示のために、トランシーバ128は、アクセスポイント102からビーコン情報544を受信するために低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることができる。この例では、トランシーバ128は、ビーコン情報544を受信するように動作可能な低エネルギープロトコルトランシーバであり得る。たとえば、局122は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してアクセスポイント102からのBLEブロードキャスト(たとえば、ビーコン情報544のブロードキャスト)を監視することができる。局は、低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調し、規則的にスケジューリングされた間隔でビーコン情報544を「探す」ことができる。したがって、ビーコンのための複数のWi-Fiチャネルをランダムにスキャンする代わりに、ビーコン情報544の低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調することによって、アクセスポイント接続性情報を発見するための時間およびエネルギーの量が改善(たとえば、低減)され得る。
局122は、ビーコン情報544に基づいて、特定の識別可能なアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント102または別の近隣のアクセスポイント)に関する識別情報を取得するように動作可能であり得る。非限定的な例として、識別情報は、特定の識別可能なアクセスポイントのプライマリ動作チャネルを含むことができる。例示のために、低エネルギープロトコルモジュール130は、特定の識別可能なアクセスポイントのプライマリ動作チャネルを決定するために、ビーコン情報544を処理することができる。
プライマリ動作チャネルの決定に基づいて、Wi-Fiモジュール132は、特定の識別可能なアクセスポイントとの通信リンクを確立することができる。たとえば、アクセスポイント102が特定の識別可能なアクセスポイントである場合、Wi-Fiモジュールは認証フレーム(たとえば、データフレーム554)を生成し得、トランシーバ129は、第1のプロトコル(たとえば、Wi-Fiプロトコル)に従って、アクセスポイント102のプライマリ動作チャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル152)を介して認証フレームをアクセスポイント102に送信し得る。例示のために、トランシーバ129は、Wi-Fiチャネル152を介してアクセスポイント102にデータフレーム554を送信する(および、そこからデータフレーム556を受信する)ように動作可能なWi-Fiプロトコルトランシーバであり得る。この例では、データフレーム554は、「ハンドシェイク」ルーチン内の認証フレームであり得、データフレーム556は、ハンドシェイクルーチン内の応答フレームまたは確認応答フレームであってもよい。ハンドシェイクルーチンの完了後(たとえば、アクセスポイント102と局122との間の通信リンクが確立された後)、データはWi-Fiチャネル152を介してアクセスポイント102と局122との間で通信され得る。
したがって、図5のシステム500は、局122においてBLE支援型アクセスポイントの帯域外発見を可能にすることができる。たとえば、局122は、ビーコンのための複数のWi-Fiチャネルをランダムにスキャンする代わりに、ビーコン情報544の低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調することによってアクセスポイント102を「発見」することができる。したがって、図5において、局122はワイヤレスネットワーク190「内」にあるものとして示されているが、ビーコン情報544が受信された時点で、局122はアクセスポイント102とのWi-Fiアソシエーションを実行していてもしていなくてもよいことを理解されたい。局122がアクセスポイント102に「関連付けられていない」場合、ビーコン情報544のための低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることにより、能動型スキャン(複数のWi-Fiチャネル上のアクセスポイントをプロービングすること)なしで、および受動型スキャン(たとえば、複数のWi-Fiチャネル上のビーコンを「リッスンすること」)なしで、BLE支援型アクセスポイント(たとえば、アクセスポイント102)の高速発見を可能にすることができる。いくつかの実装形態では、能動型スキャン技法および/または受動型スキャン技法を使用して「好ましい」アクセスポイントを見つけるために数秒かかることがある。たとえば、ビーコン/プローブ応答のために、2.4GHzの周波数帯域内の各Wi-Fiチャネルをスキャンするために、および5GHzの周波数帯域内の各Wi-Fiチャネルをスキャンするために、数秒かかることがある。低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることによって、2.4GHzの周波数帯域内のWi-Fiチャネルおよび5GHzの周波数帯域内のWi-Fiチャネルにわたるプロービングを低減(たとえば、排除)することができる。たとえば、ワイヤレスネットワーク190のアクセスポイントに関する情報を取り出すために、低エネルギープロトコル広告チャネル142上でプローブ要求を送信することによって、ターゲットとされたプロービングが実行され得る。さらに、BLEは、通常、局122において(たとえば、ピアツーピア(P2P)動作のために)アクティブ状態にあり得るので、Wi-Fi上のさらなる電力節約が実現され得る。したがって、ワイヤレスネットワーク190の一部ではない局(たとえば、アクセスポイント102とのWi-Fiリンクセットアップをまだ実行していない局)は、局が低エネルギープロトコルと互換性がある場合(たとえば、局がBLEトランシーバを含む場合)は、ブロードキャストされたビーコン情報544を受信することができる。そのような局は、アクセスポイント102とのリンクセットアップを開始するためにビーコン情報544を使用し、(たとえば、アクセスポイント102によってブロードキャストされる発見情報のためにWi-Fiチャネルをスキャンする必要なしに)ワイヤレスネットワーク190に参加することができる。代替的に、またはそれに加えて、ビーコン情報544が近隣のアクセスポイントについての発見情報を含む場合、局は、近隣のアクセスポイントとのリンクセットアップを開始するためにビーコン情報544を使用することができる。
局122がアクセスポイントと「関連付けられる」(たとえば、Wi-Fiチャネル上のアクセスポイントと通信する)または別の局とのP2Pモードである場合、低エネルギープロトコル広告チャネル142を使用することによって、複数のWi-Fiチャネルをプロービングすることに関連付けられるスキャンオーバーヘッドおよび遅延を低減することができる。たとえば、アクセスポイント発見のために低エネルギープロトコル広告チャネル142を使用することによって、BLEプロトコルに従ってビーコン情報544をスキャンする間、進行中の通信に対する中断がほとんどまたはまったくないことが実現され得る。さらに、シームレスなハンドオフ(たとえば、アクセスポイント102から別のアクセスポイントへの局122のハンドオフ)は、通常であれば複数のWi-Fiチャネルをスキャンすることに関連付けられるスキャン遅延を低減することによって促進され得る。
図6を参照すると、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするように動作可能な別のシステム600が示されている。システム600は、アクセスポイント102、アクセスポイント602、および局622(たとえば、モバイルデバイス)を含む。追加のアクセスポイントがシステム600に存在し得る点に留意されたい。さらに、図6は単一のモバイルデバイス(たとえば、局622)を示しているが、任意の数のモバイルデバイスがシステム600に存在し得る点に留意されたい。アクセスポイント102、602、および局622は、1つまたは複数のIEEE802.11規格に準拠して動作することができる。
図5に関連して説明されるように、アクセスポイント602は、アクセスポイント102と実質的に同様の構成要素を含むことができる。たとえば、アクセスポイント602は、メモリ(図示せず)、低エネルギー(たとえば、BLE)プロトコルモジュールおよびWi-Fiモジュールを有するプロセッサ(図示せず)、低エネルギープロトコルトランシーバ(図示せず)、ならびにWi-Fiトランシーバを含むことができる。図示される例では、アクセスポイント602は、デュアルバンドアクセスポイントであり得る。たとえば、アクセスポイント602は、第1の周波数帯域(たとえば、2.4GHzの周波数帯域)、および第2の周波数帯域(たとえば、5GHzの周波数帯域)で動作することができる。図5に関連して説明されるように、局622は、局122と実質的に同様の構成要素を含むことができる。たとえば、局622は、メモリ(図示せず)、低エネルギープロトコルモジュールおよびWi-Fiモジュールを有するプロセッサ(図示せず)、低エネルギープロトコルトランシーバ(図示せず)、ならびにWi-Fiトランシーバを含むことができる。
アクセスポイント102は、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報544をアクセスポイント602にブロードキャスト(たとえば、送信)するように構成され得る。例示のために、アクセスポイント102は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報544をアクセスポイント602に「送信する」ことができる。図5を参照して上述したように、ビーコン情報544は、アクセスポイント602が低エネルギープロトコルトランシーバを有し、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報544を受信することによって、アクセスポイント602に「送信」されたとみなされ得ることを理解されたい。低エネルギープロトコル広告チャネル142は、第1の周波数帯域(たとえば、2.4GHzの周波数帯域)に含まれ得る。
アクセスポイント602は、アクセスポイント102からブロードキャストされたビーコン情報544のために、ワイヤレスネットワーク190の低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることができる。したがって、本明細書で説明する技法は、第1のアクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップをサポートする。第1および第2のアクセスポイントは、同じワイヤレスネットワーク(たとえば、ワイヤレスネットワーク190)の一部であってもよく、異なるワイヤレスネットワークの一部であってもよい。アクセスポイント602は、プライマリ動作チャネル上で動作することができる。プライマリ動作チャネルは、第1の周波数帯域内のWi-Fiチャネル652でもよく、第2の周波数帯域内のWi-Fiチャネル662であってもよい。低エネルギープロトコル広告チャネル142は、低エネルギープロトコル(たとえば、BLEプロトコル)に関連付けられ、低エネルギープロトコルは、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコル(たとえば、Wi-Fiプロトコル)とは異なり得る。
低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報544を受信すると、アクセスポイント602は、帯域選択および/またはチャネル選択を支援するために、ビーコン情報544内の近隣のアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント102)に関する情報を使用することができる。アクセスポイント602はまた、そのような近隣情報を記憶することができるので、近隣情報は、アクセスポイント602によってブロードキャストされる後続のBLEに含まれ得る。一例では、アクセスポイント602は、ビーコン情報544に基づいて、近隣のアクセスポイントがどの周波数帯域およびどの周波数チャネルで動作しているかを決定することができる。アクセスポイント602は、それ自体のプライマリ動作帯域および/またはプライマリ動作周波数チャネルを、動作帯域とは異なる周波数帯域および/または近隣のアクセスポイントの動作周波数チャネルとは異なる周波数チャネルに変更するように構成され得る。
例示のために、第1の周波数帯域(たとえば2.4GHzの周波数帯域)内のWi-Fiチャネル652がアクセスポイント602のプライマリ動作チャネルであると仮定する。アクセスポイント602が、ビーコン情報544に基づいて、近隣のアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント102)もWi-Fiチャネル652上で動作していると決定した場合、アクセスポイント602は、そのプライマリ動作チャネルを異なるチャネルに変更し得る。たとえば、アクセスポイント602は、プライマリ動作チャネルを第1の周波数帯域内の異なるチャネルに変更してもよく、プライマリ動作チャネルを第2の周波数帯域内のチャネル(たとえば、5GHzの周波数帯域内のWi-Fiチャネル662)に変更してもよい。さらに、または代替として、アクセスポイント602が、近隣のアクセスポイントが第1の周波数帯域上で(ただし、Wi-Fiチャネル652とは異なるチャネル上で)動作していると決定した場合、アクセスポイント602は、プライマリ動作帯域を第2の周波数帯域に変更することができる。
低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報544を受信すると、アクセスポイント602はまた、局のステアリング(station steering)を支援するために、ビーコン情報544内の近隣のアクセスポイントに関する情報を使用することができる。たとえば、局622がアクセスポイント602に関連付けられる場合、アクセスポイント602は、ビーコン情報544の受信に応答して、局622にメッセージを送信することができる。このメッセージは、局622により良好に「サービスする」ことができるアクセスポイント102などの異なるアクセスポイントに関連付けするように局622に指示することができる。たとえば、アクセスポイント102は、そのプライマリ動作チャネル上の輻輳がより少なくてもよく、これによって、局622が、比較的「飽和した」アクセスポイント602との通信と比較して改善されたデータレートで通信することを可能にすることができる。
例示のために、局622がアクセスポイント602に関連付けられ、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネルがWi-Fiチャネル652である場合、アクセスポイント602はデータフレーム654を局622に送信することができる。データフレーム654は、アクセスポイント102またはビーコン情報544によって識別される別のアクセスポイントなどの、異なるアクセスポイントに関連付けするように局622に指示するメッセージを含むことができる。局622がアクセスポイント602に関連付けられ、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネルがWi-Fiチャネル662である場合、アクセスポイント602はデータフレーム664を局に送信することができる。データフレーム664は、アクセスポイント102またはビーコン情報544によって識別される別のアクセスポイントなどの、異なるアクセスポイントに関連付けするように局に指示するメッセージ(たとえば、802.11vに基づく)を含むことができる。
局のステアリングの別の非限定的な例として、アクセスポイント602は、アクセスポイント602の異なる周波数帯域上で動作するために、局622を操作(steer)することができる。たとえば、アクセスポイント602は、第1の周波数帯域(たとえば、2.4GHzの周波数帯域)上、および第2の周波数帯域(たとえば、5GHzの周波数帯域)上で動作するデュアルバンド同時アクセスポイントであり得る。局622がアクセスポイント602に関連付けられ、第1の周波数帯域を介してアクセスポイント602と通信している場合、ビーコン情報544に基づいて、アクセスポイント602は、第1の周波数帯域が「ビジー」であるため、第2の周波数帯域上で動作するように局622を操作することができる。たとえば、アクセスポイント602は、ビーコン情報544に基づいて動作帯域を切り替えるために、局622にメッセージを送信することができる。
図6のシステム600は、アクセスポイント602においてBLE支援型アクセスポイントの帯域外発見を可能にすることができる。たとえば、アクセスポイント602は、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル652またはWi-Fiチャネル662)上での動作を維持しながら、(低エネルギープロトコル広告チャネル142上で送信されるビーコン情報544を介して)近隣のアクセスポイントに関する情報を受信することができる。したがって、アクセスポイント602は、低エネルギープロトコル広告チャネル142上でブロードキャストされたビーコン情報544を受信することによって、Wi-Fiチャネルをスキャンすることなしに、アクセスポイント102および/または他の近隣のアクセスポイントを「発見」することができる。バックホール技法を介するアクセスポイント調整へのアクセスポイントは、帯域外発見に基づいて低減され得る。たとえば、たとえアクセスポイント102が第1の企業またはベンダーに関連付けられていて、アクセスポイント602が第2の企業またはベンダーに関連付けられていても、アクセスポイント102、602はBLEプロトコルを介して互いに「発見」することができ、これによりバックホール制約を実質的に低減することができる。一例では、アクセスポイント602は、アクセスポイント102に関する追加情報を取り出すために、Wi-Fiプロトコルを介してアクセスポイント102に接続することができる。たとえば、アクセスポイント602は、(ビーコン情報544内のデータに基づいて)アクセスポイント102のプライマリ動作チャネルに同調することができ、アクセスポイント102のプライマリ動作チャネルを介してアクセスポイント102から追加のブロードキャストを取り出すことができる。したがって、記載された技法は、低エネルギープロトコルチャネル(たとえば、BLEチャネル)を介してアクセスポイント間の情報共有を可能にする。
図7を参照すると、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための方法700が示されている。例示的な実装形態では、方法700は、図5〜図6のアクセスポイント102を使用して実行され得る。
方法700は、702において、第1のプロトコルを使用してワイヤレスネットワークを介してデータを通信するように構成されたアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられ得る。たとえば、図5を参照すると、低エネルギープロトコルデータ生成モジュール110は、低エネルギープロトコル(たとえば、BLEプロトコル)に従ってビーコン情報544を生成するように構成され得る。ビーコン情報544は、「従来の」ビーコンに含まれる情報のサブセットを含むことができる。したがって、ビーコン情報544は、1つのプロトコル(たとえば、BLE)を使用してアクセスポイント102によって通信されるが、ビーコン情報は、別のプロトコル(たとえば、Wi-Fiプロトコル)に従ってアクセスポイント102の動作に関連付けられ得る。一例として、ビーコン情報544は、アクセスポイント102および1つまたは複数の近隣のアクセスポイントに関連付けられるWi-Fi発見情報を含むことができる。
一例では、ビーコン情報は、基本サービスセット(BSS)動作のための情報要素(IE)、電気電子技術者協会(IEEE)802.11k無線リソース管理のためのIE、またはそれらの組合せを含む。第1のIEは、アクセスポイント102のプライマリ動作チャネル、プライマリ動作チャネルのチャネル幅、アクセスポイント102の多入力多出力(MIMO)能力、またはそれらの組合せを示すことができる。第2のIEは、アクセスポイント102に関連付けられるBSS負荷、アクセスポイント102に関連付けられるBSSアクセス遅延、またはそれらの組合せを示すことができる。BSS負荷は、プライマリ動作チャネルにおけるトラフィックの量に対応し、BSSアクセス遅延は、アクセスポイントから少なくとも1つの他のデバイスへのデータパケットの送信に関連付けられる時間の量に対応する。
704において、ビーコン情報は、低エネルギープロトコルに従って少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストされ得る。低エネルギープロトコルは、第1のプロトコルとは異なる場合がある。第1のプロトコルは、電気電子技術者協会(IEEE)802.11プロトコルを備えることができ、低エネルギープロトコルはBluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)プロトコルを備えることができる。たとえば、図5を参照すると、アクセスポイント102は、BLEプロトコルに従ってビーコン情報544を局122にブロードキャストすることができる。例示のために、アクセスポイント102は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報544を局122に送信することができる。局122はワイヤレスネットワーク190内にある(たとえば、アクセスポイント102に「関連付けられている」)ものとして示されているが、他の実装形態では、局122は、ビーコン情報544が受信されるときにワイヤレスネットワーク190の外部にあってもよい(たとえば、アクセスポイント102に「関連付けられていない」)。したがって、方法700によれば、ビーコン情報を受信する少なくとも1つの他のデバイスは、ワイヤレスネットワークの局またはワイヤレスネットワークの外部の局を備えることができる。
別の例として、図6を参照すると、アクセスポイント102は、BLEプロトコルに従ってビーコン情報をアクセスポイント602にブロードキャストすることができる。例示のために、アクセスポイント102は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してビーコン情報544をアクセスポイント602に送信することができる。アクセスポイント602はアクセスポイント102と同じワイヤレスネットワーク190の一部として示されているが、他の実装形態では、アクセスポイント602はワイヤレスネットワーク190の外部にあってもよい(たとえば、異なるワイヤレスネットワークの一部であってもよい)。したがって、方法700によれば、ビーコン情報を受信する少なくとも1つの他のデバイスは、ワイヤレスネットワークの第2のアクセスポイントまたは異なるワイヤレスネットワークに関連付けられる第2のアクセスポイントを備えることができる。
図7の方法700は、局122においてBLE支援型アクセスポイントの帯域外発見を可能にすることができる。たとえば、局122は、ビーコンのための複数のWi-Fiチャネルをランダムにスキャンする代わりに、ビーコン情報544の低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調することによってアクセスポイント102を「発見」することができる。さらに、方法700は、アクセスポイント602においてBLE支援型アクセスポイントの帯域外発見を可能にすることができる。たとえば、アクセスポイント602は、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル652またはWi-Fiチャネル662)上での動作を維持しながら、(低エネルギープロトコル広告チャネル142上で送信されるビーコン情報544を介して)近隣のアクセスポイントに関する情報を受信することができる。したがって、アクセスポイント602は、低エネルギープロトコル広告チャネル142上でブロードキャストされたビーコン情報544を受信することによって、Wi-Fiチャネルをスキャンすることなしに、アクセスポイント102および/または他の近隣のアクセスポイントを「発見」することができる。
図8を参照すると、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための別の方法800が示されている。例示的な実装形態では、方法800は、図6のアクセスポイント602を使用して実行され得る。
方法800は、802において、アクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。低エネルギープロトコル広告チャネルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられ得る。たとえば、図6を参照すると、アクセスポイント602は、アクセスポイント102からブロードキャストされたビーコン情報544について低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることができる。
方法800はまた、804において、ビーコン情報の受信に応答して、アクセスポイントに関連付けられる局にメッセージを送信するステップを含むことができる。このメッセージは、(たとえば、より高いデータレートで通信するために)異なるアクセスポイントに関連付けするように局に指示することができる。たとえば、図6を参照すると、局622がアクセスポイント602に関連付けられ、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネルがWi-Fiチャネル652である場合、アクセスポイント602はデータフレーム654を局622に送信することができる。データフレーム654は、異なるアクセスポイントに関連付けするように局に指示するメッセージを含むことができる。局622がアクセスポイント602に関連付けられ、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネルがWi-Fiチャネル662である場合、アクセスポイント602はデータフレーム664を局622に送信することができる。データフレーム664は、異なるアクセスポイントに関連付けするように局に指示するメッセージを含むことができる。
方法800はまた、806において、(たとえば、第1のチャネル上の輻輳を低減するために)ビーコン情報に基づいて、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルを第1のチャネルから異なるチャネルに変更するステップを含むことができる。たとえば、図6を参照して、第1の周波数帯域(たとえば2.4GHzの周波数帯域)内のWi-Fiチャネル652がアクセスポイント602のプライマリ動作チャネルであると仮定する。アクセスポイント602が、ビーコン情報544に基づいて、近隣のアクセスポイントもWi-Fiチャネル652上で動作していると決定した場合、アクセスポイント602は、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネルを異なるチャネルに変更し得る。
図8の方法800は、アクセスポイント602においてBLE支援型アクセスポイントの帯域外発見を可能にすることができる。たとえば、アクセスポイント602は、アクセスポイント602のプライマリ動作チャネル(たとえば、Wi-Fiチャネル652またはWi-Fiチャネル662)上での動作を維持しながら、(低エネルギープロトコル広告チャネル142上で送信されるビーコン情報544を介して)近隣のアクセスポイントに関する情報を受信することができる。したがって、アクセスポイント602は、低エネルギープロトコル広告チャネル142上でブロードキャストされたビーコン情報544を受信することによって、Wi-Fiチャネルをスキャンすることなしに、アクセスポイント102および/または他の近隣のアクセスポイントを「発見」することができる。
図9を参照すると、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための別の方法900が示されている。例示的な実装形態では、方法900は、図5の局122を使用して実行され得る。
方法900は、902において、局において、アクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のためのワイヤレスネットワークの低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従ってアクセスポイントの動作に関連付けられてもよく、低エネルギープロトコル広告チャネルは、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられてもよい。第1のプロトコルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられ得る。たとえば、図5を参照すると、局122は、アクセスポイント102からブロードキャストされたビーコン情報544のために、低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることができる。例示のために、トランシーバ128は、アクセスポイント102からビーコン情報544を受信するために低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることができる。この例では、トランシーバ128は、ビーコン情報544を受信するように動作可能な低エネルギープロトコルトランシーバであり得る。たとえば、局122は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介してBLEブロードキャスト(たとえば、ビーコン情報544のブロードキャスト)を監視することができる。局は、低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調し、規則的にスケジューリングされた間隔でビーコン情報544を「探す」ことができる。したがって、ビーコンのための複数のWi-Fiチャネルをランダムにスキャンする代わりに、ビーコン情報544の低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調することによって、アクセスポイント接続性情報を発見するための時間の量が改善(たとえば、低減)され得る。
方法900は、904において、ビーコン情報に基づいて特定の識別可能なアクセスポイントに関する識別情報を取得するステップを含み得る。たとえば、図5を参照すると、局122は、ビーコン情報544に基づいて、アクセスポイント102または別の近隣のアクセスポイントに関する識別情報を取得することができる。非限定的な例として、識別情報は、アクセスポイント102または別の近隣のアクセスポイントのプライマリ動作チャネルを含むことができる。
方法900は、906において、ビーコン情報に基づいて特定の識別可能なアクセスポイントとの通信リンクを確立するステップを含むことができる。たとえば、図5を参照すると、Wi-Fiモジュール132は、アクセスポイント102とのWi-Fi通信リンクを確立することができる。Wi-Fi通信リンクを確立するステップは、アクセスポイント102のプライマリ動作チャネルを決定するステップと、(たとえば、アソシエーション手順の一部として)プライマリ動作チャネルを介して認証フレームをアクセスポイント102に送信するステップとを含むことができる。通信リンクを確立するステップは、アクセスポイント102から確認応答フレームを受信するステップをさらに含むことができる。
方法900はまた、特定の識別可能なアクセスポイントに関する追加情報のために、特定の識別可能なアクセスポイントにプローブ要求を送信するステップを含むことができる。プローブ要求は、低エネルギープロトコル広告チャネル142を介するビーコン情報544の受信に応答して送信され得る。方法900はまた、特定の識別可能なアクセスポイントからプローブ応答を受信するステップを含むことができる。プローブ応答は、特定の識別可能なアクセスポイントに関する追加情報を含むことができる。一例では、プローブ要求はBLEデータチャネルを介して送信され得、プローブ応答はBLEデータチャネルを介して受信され得る。別の例では、プローブ要求はIEEE802.11チャネルを介して送信され得、プローブ応答はIEEE802.11チャネルを介して受信され得る。
図9の方法900は、局122においてBLE支援型アクセスポイントの帯域外発見を可能にすることができる。たとえば、局122は、ビーコンのための複数のWi-Fiチャネルをランダムにスキャンする代わりに、ビーコン情報544の低エネルギープロトコル広告チャネル142に同調することによってアクセスポイント102を「発見」することができる。例示のために、局122がアクセスポイント102に「関連付けられていない」場合、ビーコン情報544のための低エネルギープロトコル広告チャネル142をスキャンすることにより、能動型スキャン(複数のWi-Fiチャネル上のアクセスポイントをプロービングすること)なしで、および受動型スキャン(たとえば、複数のWi-Fiチャネル上のビーコンを「リッスンすること」)なしで、BLE支援型アクセスポイント(たとえば、アクセスポイント102)の高速発見を可能にすることができる。いくつかの実装形態では、能動型スキャン技法および/または受動型スキャン技法を使用して「好ましい」アクセスポイントを見つけるために数秒かかることがある。たとえば、ビーコン/プローブ応答のために、2.4GHzの周波数帯域内の各Wi-Fiチャネルをスキャンするために、および5GHzの周波数帯域内の各Wi-Fiチャネルをスキャンするために、数秒かかることがある。
図10を参照すると、局122の特定の例示的な実装形態のブロック図が示されている。局122は、メモリ124に結合されたデジタル信号プロセッサなどのプロセッサ126を含む。
プロセッサ126は、メモリ124に記憶されたソフトウェア(たとえば、1つまたは複数の命令1068からなるプログラム)を実行するように構成され得る。追加的または代替的に、プロセッサ126は、ワイヤレスインターフェース1040(たとえば、IEEE802.11ワイヤレスインターフェース)のメモリに記憶された1つまたは複数の命令を実装するように、および/またはワイヤレスインターフェース1041(たとえば、BLEワイヤレスインターフェース)のメモリに記憶された1つまたは複数の命令を実装するように構成され得る。プロセッサ126は、図4の方法400に従って動作するように構成され得る。たとえば、プロセッサ126の低エネルギープロトコルモジュール130は、局122がスリープモードにある間に、ビーコン情報144を処理することができ、ビーコン情報144に基づいて局122を起動することができる。例示のために、図2のTIMフィールド206が、アクセスポイント102において記憶された局122のバッファリングされたダウンリンクデータがあることを示す場合、プロセッサ126(たとえば、低エネルギープロトコルモジュール130)は、Wi-Fiモジュール132がWi-Fiチャネル152を介してバッファリングされたダウンリンクデータを取り出すことを可能にするために、局122を起動することができる。別の例として、図2のシーケンス番号フィールド208が、ビーコン154内部の要素に「重大な」更新が生じたことを示す場合、プロセッサ126(たとえば、低エネルギープロトコルモジュール130)は、Wi-Fiチャネル132がWi-Fiチャネル152上のビーコン154を受信して、更新に関連付けられる情報を処理することを可能にするために、局122を起動することができる。
プロセッサ126はまた、図9の方法900に従って動作するように構成され得る。たとえば、プロセッサ126の低エネルギープロトコルモジュール130は、ビーコン情報144内の情報(たとえば、識別情報)に基づいて、ビーコン情報144を処理し、図1のアクセスポイント102との通信リンクを確立することができる。
ワイヤレスインターフェース1040は、プロセッサ126およびアンテナ1042に結合され得る。たとえば、ワイヤレスインターフェース1040は、アンテナ1042を介して受信されたワイヤレスデータがプロセッサ126に提供され得るように、トランシーバ128を介してアンテナ1042に結合され得る。ワイヤレスインターフェース1041は、プロセッサ126およびアンテナ1043に結合され得る。たとえば、ワイヤレスインターフェース1041は、アンテナ1043を介して受信されたワイヤレスデータ(たとえば、図1のビーコン情報144)がプロセッサ126に提供され得るように、トランシーバ129を介してアンテナ1043に結合され得る。
コーダ/デコーダ(コーデック)1034もまた、プロセッサ126に結合され得る。スピーカ1036およびマイクロフォン1038は、コーデック1034に結合され得る。ディスプレイコントローラ1026が、プロセッサ126およびディスプレイデバイス1028に結合され得る。特定の実装形態では、プロセッサ126、ディスプレイコントローラ1026、メモリ124、コーデック1034、ワイヤレスインターフェース1040、およびワイヤレスインターフェース1041は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス1022に含まれる。特定の実装形態では、入力デバイス1030および電源1044がシステムオンチップデバイス1022に結合される。その上、特定の実装形態では、図10に示されるように、ディスプレイデバイス1028、入力デバイス1030、スピーカ1036、マイクロフォン1038、アンテナ1042、および電源1044が、システムオンチップデバイス1022の外部にある。しかしながら、ディスプレイデバイス1028、入力デバイス1030、スピーカ1036、マイクロフォン1038、アンテナ1042、アンテナ1043、および電源1044の各々は、1つまたは複数のインターフェースあるいはコントローラなどの、システムオンチップデバイス1022の1つまたは複数の構成要素に結合され得る。
記載された実装形態と関連して、第1の装置は、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するための手段を含む。アクセスポイントは、第1のプロトコルに従ってワイヤレスネットワークの局にダウンリンクデータを通信するように構成され得る。たとえば、ビーコン情報を生成するための手段は、図1のプロセッサ106、図1の低エネルギープロトコルデータ生成モジュール110、命令を実行するようにプログラムされたプロセッサ、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、命令、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
第1の装置はまた、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、局がスリープモードにある間に、ビーコン情報を局に送信するための手段を含む。たとえば、ビーコン情報を送信するための手段は、図1のトランシーバ108、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
記載された実装形態と関連して、第2の装置は、ワイヤレスネットワークの局において、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントからビーコン情報を受信するための手段を含む。ビーコン情報は、局がスリープモードにある間に、低エネルギープロトコルに従って受信され得る。たとえば、ビーコン情報を受信するための手段は、図1および図10のトランシーバ128、図10のアンテナ1043、図10のワイヤレスインターフェース1041、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。
第2の装置はまた、低エネルギープロトコルとは異なる第1のプロトコルに従って、ビーコン情報に基づいてアクセスポイントと通信するためにアウェイクモードに入るための手段を含むことができる。たとえば、アウェイクモードに入るための手段は、図1および図10の低エネルギープロトコルモジュール130、図1および図10のWi-Fiモジュール132、図1および図10のプロセッサ126、命令を実行するようにプログラムされたプロセッサ、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、命令、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
記載された実装形態と関連して、第3の装置は、第1のプロトコルを使用してワイヤレスネットワークを介してデータを通信するように構成されたアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するための手段を含む。ビーコン情報は、第1のプロトコルに従って、アクセスポイントの動作に関連付けられ得る。たとえば、ビーコン情報を生成するための手段は、図1のプロセッサ106、図1の低エネルギープロトコルデータ生成モジュール110、命令を実行するようにプログラムされたプロセッサ、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、命令、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
第3の装置はまた、低エネルギープロトコルに従って、ビーコン情報を少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストするための手段を含む。低エネルギープロトコルは、第1のプロトコルとは異なる場合がある。たとえば、ビーコン情報をブロードキャストするための手段は、図1のトランシーバ108、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
記載された実装形態と関連して、第4の装置は、アクセスポイントにおいてビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするための手段を含む。ビーコン情報は、第2のアクセスポイントからブロードキャストされてもよく、低エネルギープロトコル広告チャネルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられ得る。たとえば、スキャンするための手段は、図6のアクセスポイント602のトランシーバ、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
第4の装置はまた、ビーコン情報に基づいて、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルを異なるチャネルに変更するための手段を含み得る。たとえば、プライマリ動作チャネルを変更するための手段は、図6のアクセスポイント602のプロセッサ、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
記載された実装形態と関連して、第5の装置は、局において、ビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするための手段を含む。ビーコン情報は、アクセスポイントからブロードキャストされ得、またビーコン情報は、第1のプロトコルに従ってアクセスポイントの動作に関連付けられ得る。低エネルギープロトコル広告チャネルは、第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられてもよく、第1のプロトコルは、アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられてもよい。たとえば、スキャンするための手段は、トランシーバ128、ワイヤレスインターフェース1040、アンテナ1042、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、命令、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
第5の装置はまた、ビーコン情報に基づいて特定の識別可能なアクセスポイントに関する識別情報を取得するための手段を含み得る。たとえば、識別情報を取得するための手段は、低エネルギープロトコルモジュール130、Wi-Fiモジュール132、プロセッサ126、命令を実行するようにプログラムされたプロセッサ、1つまたは複数の他のデバイス、回路、モジュール、命令、あるいはそれらの任意の組合せを含むことができる。
当業者であれば、本明細書に開示された実装形態に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、プロセッサによって実行されるコンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得ることをさらに理解するであろう。様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップは、それらの機能性の観点から一般的に上記で説明されている。そのような機能性がハードウェアまたはプロセッサ実行可能命令として実装されるかどうかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、特定のアプリケーションごとに様々な方法で説明した機能性を実装することができるが、そのような実装形態の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実装形態に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはその2つの組合せにおいて直接的に実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読出し専用メモリ(ROM)、プログラム可能読出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラム可能読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読出し専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、または当技術分野で知られている他の任意の形態の非過渡的(たとえば、非一時的)記憶媒体に存在することができる。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ること、および記憶媒体に情報を書き込むことができるように、例示的な記憶媒体がプロセッサに結合される。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに一体化されていてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)内に存在し得る。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末内に存在し得る。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末に個別の構成要素として存在することができる。
開示された実装形態の前述の説明は、当業者が開示された実装形態を作成または使用することを可能にするために提供される。これらの実装形態に対する様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書において定義される原理は、本開示の範囲から逸脱することなしに他の実装形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示す実装形態に限定するものではなく、以下の特許請求の範囲によって定義される原理および新規の特徴と一致する可能な最も広い範囲を与えられるべきである。
100 システム
102 アクセスポイント
104 メモリ
106 プロセッサ
108 トランシーバ
109 トランシーバ
110 低エネルギープロトコルデータ生成モジュール
112 Wi-Fiデータ生成モジュール
122 局
124 メモリ
126 プロセッサ
128 トランシーバ
129 トランシーバ
130 低エネルギープロトコルモジュール
132 Wi-Fiモジュール
142 低エネルギープロトコル広告チャネル
144 ビーコン情報
146 「ハートビート」信号
152 Wi-Fiチャネル
154 ビーコン
190 ワイヤレスネットワーク
200 広告パケット
202 サービスセット識別(SSID)フィールド
204 タイミング同期機能(TSF)フィールド
206 トラフィック表示マップ(TIM)フィールド
208 シーケンス番号フィールド
300 方法
400 方法
500 システム
544 ビーコン情報
554 データフレーム
556 データフレーム
600 システム
602 アクセスポイント
622 局
652 Wi-Fiチャネル
654 データフレーム
662 Wi-Fiチャネル
664 データフレーム
700 方法
800 方法
900 方法
1022 システムオンチップデバイス
1026 ディスプレイコントローラ
1028 ディスプレイデバイス
1030 入力デバイス
1034 コーダ/デコーダ(コーデック)
1036 スピーカ
1038 マイクロフォン
1040 ワイヤレスインターフェース
1041 ワイヤレスインターフェース
1042 アンテナ
1043 アンテナ
1044 電源
1068 命令

Claims (36)

  1. ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための方法であって、
    前記ワイヤレスネットワークのアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップであって、前記アクセスポイントが、第1のプロトコルに従って、ダウンリンクデータを前記ワイヤレスネットワークの局に通信するように構成される、ステップと、
    前記第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに従って、前記ビーコン情報を前記アクセスポイントから前記局に送信するステップと
    を備える、方法。
  2. 前記第1のプロトコルが電気電子技術者協会(IEEE)802.11プロトコルを備え、前記低エネルギープロトコルがBluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)プロトコルを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ビーコン情報が低エネルギープロトコル広告チャネルを介して前記局に送信され、前記低エネルギープロトコル広告チャネルが2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域に含まれ、前記低エネルギープロトコル広告チャネルが、前記2.4GHzの周波数帯域内の前記第1のプロトコルのチャネルに関して非重複である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ビーコン情報が、前記局用に指定されたバッファリングされたダウンリンクデータが前記アクセスポイントにおいて利用可能であるかどうかを示すトラフィック表示マップを備え、
    前記アクセスポイントにおいて、前記局がスリープモードからアウェイクモードに移行したことを示すメッセージを受信するステップと、
    前記メッセージの受信に応答して、前記バッファリングされたダウンリンクデータを前記アクセスポイントから前記局に送信するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ビーコン情報が、基本サービスセット(BSS)への変更が生じたかどうかを示すシーケンス番号を備え、前記BSSが前記アクセスポイントと前記局とを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記局がアウェイクモードにあるときに、前記第1のプロトコルに従って、前記アクセスポイントにおいて、電気電子技術者協会(IEEE)802.11チャネルを介して前記局にビーコンをブロードキャストするステップであって、前記局が、前記BSSへの変更が生じたことを示す前記シーケンス番号に応答して前記アウェイクモードに入る、ステップをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記BSSへの変更が生じたことを示す前記シーケンス番号に応答して、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)データチャネルを介して前記アクセスポイントから前記局に電気電子技術者協会(IEEE)ビーコンを送信するステップをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記ビーコン情報が、前記局が前記アクセスポイントと同期することを可能にするタイミング同期情報を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ビーコン情報が、前記第1のプロトコルに従って前記アクセスポイントによってビーコンが広告される間隔と実質的に同期した間隔で前記低エネルギープロトコルに従って送信される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記アクセスポイントにおいて、前記低エネルギープロトコルに従って前記局から信号を受信するステップと、
    前記信号の受信に応答して、前記局との電気電子技術者協会(IEEE)802.11アソシエーションを維持するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. ワイヤレスネットワークにおける電力を管理するための方法であって、
    前記ワイヤレスネットワークの局において、前記ワイヤレスネットワークのアクセスポイントからビーコン情報を受信するステップであって、前記ビーコン情報が、低エネルギープロトコルに従って受信される、ステップと、
    前記低エネルギープロトコルとは異なる第1のプロトコルに従って、前記ビーコン情報に基づいて前記アクセスポイントと通信するために前記局をトリガするステップと
    を備える、方法。
  12. 前記第1のプロトコルが電気電子技術者協会(IEEE)802.11プロトコルを備え、前記低エネルギープロトコルがBluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)プロトコルを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ビーコン情報が低エネルギープロトコル広告チャネルを介して受信され、前記低エネルギープロトコル広告チャネルが2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域に含まれ、前記低エネルギープロトコル広告チャネルが、前記2.4GHzの周波数帯域内の前記第1のプロトコルのチャネルに関して非重複である、請求項11に記載の方法。
  14. 前記ビーコン情報が、前記局用に指定されたバッファリングされたダウンリンクデータが前記アクセスポイントにおいて利用可能であるかどうかを示すトラフィック表示マップを備え、
    前記局において、前記バッファリングされたダウンリンクデータが利用可能であることを示す前記トラフィック表示マップに応答して前記アウェイクモードに入るステップと、
    前記局において、前記第1のプロトコルに従って、前記アウェイクモードで電気電子技術者協会(IEEE)802.11チャネルを介して前記バッファリングされたダウンリンクデータを受信するステップと
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  15. 前記ビーコン情報が、基本サービスセット(BSS)への変更が生じたかどうかを示すシーケンス番号を備え、前記BSSが前記局と前記アクセスポイントとを含み、
    前記局において、前記BSSへの変更が生じたことを示す前記シーケンス番号に応答して前記アウェイクモードに入るステップと、
    前記局において、前記第1のプロトコルに従って、前記アウェイクモードで電気電子技術者協会(IEEE)802.11チャネルを介してビーコンを受信するステップ、または前記低エネルギープロトコルに従って、前記アウェイクモードでBluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)データチャネルを介してIEEEビーコンを受信するステップと
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  16. 前記低エネルギープロトコルに従って、前記局から前記アクセスポイントに信号を送信するステップであって、前記アクセスポイントが、前記信号の受信に応答して、前記局との電気電子技術者協会(IEEE)802.11アソシエーションを維持する、ステップをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  17. ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための方法であって、
    第1のプロトコルを使用して前記ワイヤレスネットワークを介してデータを通信するように構成されたアクセスポイントにおいてビーコン情報を生成するステップであって、前記ビーコン情報が、前記第1のプロトコルに従って前記アクセスポイントの動作に関連付けられる、ステップと、
    低エネルギープロトコルに従って、前記ビーコン情報を前記アクセスポイントから少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストするステップであって、前記低エネルギープロトコルが前記第1のプロトコルとは異なる、ステップと
    を備える、方法。
  18. 前記第1のプロトコルが電気電子技術者協会(IEEE)802.11プロトコルを備え、前記低エネルギープロトコルがBluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)プロトコルを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つの他のデバイスが、前記ワイヤレスネットワークの局または前記ワイヤレスネットワークの外部の局を備える、請求項17に記載の方法。
  20. 前記少なくとも1つの他のデバイスが、前記ワイヤレスネットワークの一部であるか、または異なるワイヤレスネットワークに関連付けられる第2のアクセスポイントを備える、請求項17に記載の方法。
  21. 前記ビーコン情報が低エネルギープロトコル広告チャネルを介して前記少なくとも1つの他のデバイスにブロードキャストされ、前記低エネルギープロトコル広告チャネルが2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域に含まれ、前記低エネルギープロトコル広告チャネルが、前記2.4GHzの周波数帯域内の前記第1のプロトコルのチャネルに関して非重複チャネルである、請求項17に記載の方法。
  22. 前記ビーコン情報が、基本サービスセット(BSS)動作に関連付けられる情報、電気電子技術者協会(IEEE)802.11k無線リソース管理に関連付けられる情報、またはそれらの組合せを含み、前記BSS動作に関連付けられる前記情報が、前記アクセスポイントのプライマリ動作チャネル、前記動作チャネルのチャネル幅、前記アクセスポイントの多入力多出力(MIMO)能力、またはそれらの組合せを示す、請求項1に記載の方法。
  23. 前記IEEE802.11k無線リソース管理に関連付けられる前記情報が、前記アクセスポイントに関連付けられるBSS負荷、前記アクセスポイントに関連付けられるBSSアクセス遅延、またはそれらの組合せを示す、請求項22に記載の方法。
  24. 前記BSS負荷が、プライマリ動作チャネルに関連付けられるデータ輻輳のレベルを示し、前記BSSアクセス遅延が、前記アクセスポイントから前記少なくとも1つの他のデバイスへのデータパケットの送信に関連付けられる時間の量に対応する、請求項23に記載の方法。
  25. ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイント発見を可能にするための方法であって、
    アクセスポイントにおいて、第2のアクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップを備え、
    前記低エネルギープロトコル広告チャネルが、前記アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる、方法。
  26. 前記第1のプロトコルが電気電子技術者協会(IEEE)802.11プロトコルを備え、前記低エネルギープロトコルがBluetooth(登録商標)低エネルギー(BLE)プロトコルを備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記低エネルギープロトコル広告チャネルが、2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯域に含まれ、前記低エネルギープロトコル広告チャネルが、前記2.4GHzの周波数帯域内の前記第1のプロトコルのチャネルに関して非重複チャネルである、請求項25に記載の方法。
  28. 第1のチャネル上の輻輳を低減するために、前記ビーコン情報に基づいて、前記アクセスポイントの前記第1のプロトコルの前記プライマリ動作チャネルを前記第1のチャネルから異なるチャネルに変更するステップをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  29. 第1の周波数帯域上の輻輳を低減するために、前記ビーコン情報に基づいて、前記アクセスポイントの前記第1のプロトコルのプライマリ動作帯域を前記第1の周波数帯域から第2の周波数帯域に変更するステップをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  30. 前記ビーコン情報の受信に応答して、前記アクセスポイントに関連付けられる局にメッセージを送信するステップをさらに備え、前記メッセージが、より高いデータレートで通信するために異なるアクセスポイントに関連付けするように前記局に指示する、請求項25に記載の方法。
  31. 局において、アクセスポイントからブロードキャストされたビーコン情報のための低エネルギープロトコル広告チャネルをスキャンするステップであって、前記ビーコン情報が、前記アクセスポイントのプライマリ動作チャネルに関連付けられる第1のプロトコルに従って、前記アクセスポイントの動作に関連付けられる、ステップを備え、
    前記低エネルギープロトコル広告チャネルが、前記第1のプロトコルとは異なる低エネルギープロトコルに関連付けられる、方法。
  32. 前記ビーコン情報に基づいて、特定のアクセスポイントに関する識別情報を取得するステップをさらに備える、請求項31に記載の方法。
  33. 前記特定のアクセスポイントが前記アクセスポイントを備える、請求項32に記載の方法。
  34. 前記特定のアクセスポイントが前記アクセスポイントとは異なる、請求項32に記載の方法。
  35. 前記ビーコン情報に基づいて、前記特定のアクセスポイントとの通信リンクを開始するステップをさらに備える、請求項32に記載の方法。
  36. 前記特定の識別可能なアクセスポイントとの前記通信リンクを開始するステップが、
    前記第1のプロトコルに従って、前記特定のアクセスポイントの動作チャネルを介して前記特定のアクセスポイントにアソシエーションフレームを送信するステップと、
    前記特定のアクセスポイントから確認応答フレームを受信するステップと
    を備える、請求項35に記載の方法。
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