JP2018512036A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 誘導送電器であって、
   誘導電力伝送（ＩＰＴ）フィールドを生成するよう構成された少なくとも１つの送電コイルと、
   前記送電コイルと一体化した又は結合された共振回路の、エネルギー減衰の変化又は共振周波数の変化に基づいて、物体の存在を検出するよう構成された物体検出（ＯＤ）システムと、
   を備え、
   前記ＯＤシステムは、前記ＩＰＴフィールドと異なる周波数でＯＤフィールドを生成するよう構成されている、誘導送電器。
2. 前記共振回路はハイＱ値を有する、請求項１に記載の誘導送電器。
3. 前記Ｑ値は少なくとも１０である、請求項２に記載の誘導送電器。
4. 前記共振回路は、前記送電コイルと結合されており、かつ、２つのフィールドが同時に機能しうるようにＯＤフィールドを前記ＩＰＴフィールドに重ねるよう構成されている、請求項１に記載の誘導送電器。
5. 前記共振回路は、前記ＩＰＴフィールドと連続してＯＤフィールドを生成するよう構成されている、請求項１に記載の誘導送電器。
6. 前記物体検出（ＯＤ）システムはエネルギー減衰の変化に基づいて、物体の存在を検出するよう構成されており、前記エネルギー減衰の前記変化は、物体が存在しない場合のエネルギー減衰との比較によって判定される、請求項１に記載の誘導送電器。
7. 前記物体検出（ＯＤ）システムはエネルギー減衰の変化に基づいて、物体の存在を検出するよう構成されており、エネルギー減衰の増加は、前記ＯＤフィールド内の金属体を示す、請求項１に記載の誘導送電器。
8. 前記ＯＤシステムは、更に、
   前記共振回路内に初期のレベルのエネルギーを提供し、
   前記初期のエネルギーのインジケーションを判定し、
   所定の期間の後に、前記共振回路内の減衰したエネルギーのインジケーションを判定し、
   前記初期のエネルギーと前記減衰したエネルギーの測定値とを比較して、減衰のレベルを提供し、
   前記減衰のレベルと所定の減衰の系列とを比較して、ＯＤフィールド内のいずれかの物体の特性を判定する
   よう構成されている、請求項１に記載の誘導送電器。
9. 前記物体検出（ＯＤ）システムは、前記送電コイルと一体化した又は結合された共振回路の、エネルギー減衰の変化又は共振周波数の変化に基づいて、物体の存在を検出するよう構成されており、前記ＯＤシステムは、更に、前記共振回路に通電し、かつ、ゼロクロス間の期間を測定することによって、前記共振周波数を判定するよう構成されている、請求項１に記載の誘導送電器。
10. 前記ＯＤシステムは、更に、前記判定された共振周波数と、物体が存在しない場合の共振周波数とを比較することによって、前記ＯＤフィールド内の物体の存在を判定するよう構成されている、請求項９に記載の誘導送電器。
11. 前記ＩＰＴフィールドの周波数は、１１０から２０５ｋＨｚの間にあり、そして前記ＯＤフィールドの周波数は、５−５０ｋＨｚの間であるか又は５００ｋＨｚを上回る、請求項２に記載の誘導送電器。
12. 前記ＯＤフィールドの周波数は、前記ＩＰＴフィールドの周波数から少なくとも５倍は異なる、請求項１に記載の誘導送電器。
13. 前記共振回路内に提供されるエネルギーの前記初期のレベルは、物体が範囲内にあると判定されることが期待される最大距離に対応する、請求項８に記載の誘導送電器。
14. 前記共振回路は該共振回路を前記前記ＯＤフィールドの周波数に同調させるコンデンサを含む、請求項１に記載の誘導送電器。
15. 前記コンデンサは前記送電コイルまたは前送電コイルに結合されたコイルに切替可能に接続可能になっている、請求項１４に記載の誘導送電器。