JP2018511038A - 適応型位置インジケータ - Google Patents
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Abstract
位置インジケータを決定するための方法、システム、コンピュータ可読媒体、および装置が提示される。いくつかの実施形態では、モバイルデバイスの位置を示す位置データが取得される。位置インジケータは、マップの少なくとも1つの領域に基づいて決定される。モバイルデバイスの位置は、少なくとも1つの領域内にある。位置インジケータは、マップのマップ特徴依存領域を示す。位置インジケータが提供される。【選択図】図4
Description
[0001]本開示の態様は、マップ上にモバイルデバイスの位置を表示することに関する。
[0002]いくつかのロケーションでは、モバイルデバイスの位置は、決定可能でないことがありうるか、または位置は、低い正確性で決定可能でありうる。例えば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク測位環境の一部中でのアクセスポイントカバレッジの欠如は、サーバがモバイルデバイスの位置を高度の正確性で決定するには不十分なデータを有する状況につながりうる。同様に、モバイルデバイスが全地球測位システム(GPS)衛星から不十分なデータを受信しているとき、モバイルデバイスは、その位置を決定できないことがありうる。
[0003]デバイスの位置が一時的に決定不可能であり、デバイスがその位置を決定するための能力を後に回復すると、モバイルデバイスの位置を示すために使用される、表示された点インジケータは、以前に示されていた位置から現在の位置に飛びうる。点インジケータの位置は、モバイルデバイスの位置が低い正確性で決定されかねないときには時間とともに急速に変わりうる。あるロケーションから別のロケーションに飛ぶか、または時間とともに急速に変わる位置を有する点インジケータは、ユーザにとって紛らわしいか、または気が散る恐れがありうる。
[0004]モバイルデバイスのロケーションの精確な座標インジケーションおよび/または点インジケータは、ユーザによって所望されるよりも高い程度の正確性でユーザのモバイルデバイスの位置を示しうる。ユーザの位置の精確なインジケーションが他のユーザ、サービスプロバイダ、等に対して利用可能にされると、ユーザのプライバシーおよび/または安全性は損なわれうる。
[0005]位置インジケータを決定する、ある特定の態様が説明される。
[0006]一例では、位置インジケータを決定するための方法が開示される。方法は、モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することを含む。位置インジケータは、マップの少なくとも1つの領域に基づいて決定される。モバイルデバイスの位置は、少なくとも1つの領域内にある。位置インジケータは、マップのマップ特徴依存領域(map-feature-dependent region)を示す。位置インジケータが提供される。
[0007]別の例では、システムが開示される。システムは、プロセッサを含む。プロセッサは、モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得するように構成される。プロセッサは、マップの少なくとも1つの領域に基づいて、位置インジケータを決定する。モバイルデバイスの位置は、少なくとも1つの領域内にある。位置インジケータは、マップのマップ特徴依存領域を示す。プロセッサは、位置インジケータを提供する。
[0008]さらなる例では、1つまたは複数のプログラムを備える非一時的コンピュータ可読記憶媒体が開示される。1つまたは複数のプログラムは、モバイルデバイスの位置を決定する方法を遂行するために、プロセッサによって実行されるように構成される。1つまたは複数のプログラムは、モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得するための命令を含む。1つまたは複数のプログラムは加えて、マップの少なくとも1つの領域に基づいて、位置インジケータを決定するための命令を含む。モバイルデバイスの位置は、少なくとも1つの領域内にある。位置インジケータは、マップのマップ特徴依存領域を示す。1つまたは複数のプログラムはさらに、位置インジケータを提供するための命令を含む。
[0009]追加の例では、モバイルデバイスが開示される。モバイルデバイスは、モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得するための手段を含む。モバイルデバイスは加えて、マップの少なくとも1つの領域に基づいて、位置インジケータを決定するための手段を含む。モバイルデバイスの位置は、少なくとも1つの領域内にある。位置インジケータは、マップのマップ特徴依存領域を示す。モバイルデバイスはさらに、位置インジケータを提供するための手段を含む。
[0010]本開示の態様は、例として例示される。添付の図では、同様の参照番号は同様の要素を示す。
[0023]ここでいくつかの例示的な実施形態が、添付の図面に関して説明されることになる。本開示の1つまたは複数の態様がインプリメントされうる特定の実施形態が以下に説明されるが、本開示の範囲または添付された特許請求の範囲の精神から逸脱することなしに、他の実施形態が使用され、様々な修正が行われうる。
[0024]デバイスは、マップ上に示された点インジケータのような位置インジケータを使用して、モバイルデバイスの位置を表示しうる。
[0025]いくつかの実施形態では、利用可能な測位データは、所望される程度の正確性で位置を算出するには不十分でありうる。例えば、利用可能な測位データを使用して位置を決定することが可能ではないことがありうる。別の例では、位置が決定されることができる正確性の程度が不十分でありえ、例えば、測位の正確性を決定するためのメトリックが、ユーザによって設定されたしきい値のようなしきい値を下回る。
[0026]測位の正確性の決定に基づいて位置インジケータを決定すること(例えば、位置インジケータが表示される方法を変更すること)は、様々な点で有益でありうる。マップのマップ特徴依存領域を示す位置インジケータを表示することは、美学的に満足のいく(aesthetically pleasing)位置のインジケーションを提供し、ユーザのプライバシーおよび/または安全性を守りながらユーザのデバイスの位置を大まかに示し、(より詳細なロケーションの追跡というよりはむしろ)領域ベース、等でのモバイルデバイスのロケーションの追跡を可能にしうる。
[0027]他の実施形態では、ユーザは、それによりモバイルデバイスの位置が第三者に対して利用可能にされる正確性を限定することを望みうる。
[0028]ここで使用される場合、「モバイルデバイス」は、任意のモバイル電子コンピューティングデバイスを指しうる。モバイルデバイスは、アクセスポイント(AP)、全地球測位システム(GPS)衛星、測位サーバ、および/または他の測位システムコンポーネントによって送信される測位データを受信することが可能でありうる。モバイルデバイスの例は、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ポータブルゲーミングシステム、ウェアラブルデバイス、ロボティクス、自動車中にインストールされたデバイス、測位のための専用電子デバイス、および/または任意の他のそのような電子デバイスを含みうる。モバイルデバイスおよびコンピューティングデバイスの追加の例は、以下の図10−11に関連して開示されうる。
[0029]ここで使用される場合、「位置インジケータ」は、任意の画像、アイコン、ポインタ、シンボル、テキスト、領域、および/または位置を示すための他のインジケーション手段を指しうる。位置インジケータは、点、面積、および/または体積でありうる。位置インジケータは、モバイルデバイスの位置を示すために、マップおよび/またはモデル上に表示されうる。
[0030]ここで使用される場合、「位置データ」は、モバイルデバイスの位置に関連する、モバイルデバイスによって受信される任意のデータを指しうる。位置データは、例えば、ユーザデバイスによって使用するために利用可能なアクセスポイント(AP)についての識別情報と、APからの受信信号強度インジケーション(RSSI)と、個々のAPについてのRSSIのマップと、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)と、到着時間(TOA)データと、測位の正確性のためのメトリックの値を示すデータを含む正確性データと、衛星ビークル(SV)から受信されるGPSナビゲーションメッセージおよび/または他の測位データと、ランドマークベースの測位システムについての測位データと、緯度および経度および/またはロケーションを示すための他の座標についての値のような、モバイルデバイスのロケーションを示す情報とを含みうる。
[0031]ここに説明される場合、「ユーザ」という用語は、モバイルデバイスの位置を決定することが可能なネットワークベースのシステムとインタラクトする任意の人物を指す。そのような人物は、ネットワークベースの測位システムと電子的にインタラクトする、彼らに関連付けられたモバイルデバイスを有しうる。そのような人物は、マップ中の領域についての情報を示しえ、その情報は、ネットワークベースの測位システムに提供されうる。
[0032]ここで使用される場合、「アクセスポイント」またはAPは、ユーザのモバイルデバイスによってアクセスされうるネットワークの一部として接続されるデバイスを指す。そのようなネットワークは、IEEE802.11プロトコル、Bluetooth、および/または任意の他のワイヤレス通信方法のような特定のワイヤレスネットワーキングプロトコルを使用して、より広いネットワークへのワイヤレスアクセスを提供しうる。
[0033]ここに説明される実施形態は、図1に関して説明される地上ネットワークシステム、および/または図2に関して説明される衛星ネットワークシステムのような任意の測位ネットワークを使用してインプリメントされうる。
[0034]図1は、いくつかの実施形態にしたがって、モバイルデバイスの位置を決定するためにインプリメントされうる地上ネットワークおよび衛星測位システムを例示している。地上ネットワークおよび衛星測位システム100は、モバイルデバイス102と、サーバ104と、複数のアクセスポイント(AP)、例えば、AP106、AP108、およびAP110と、複数の基地局、例えば、基地局112、基地局114、および基地局116と、複数の衛星ビークル(SV)、例えば、SV118、SV120、およびSV122とを含みうる。
[0035]サーバ104は、位置データに関してモバイルデバイス102と通信するおよび/またはロケーションデータを処理することが可能な1つまたは複数のコンピューティングデバイスを備えうる。サーバ104は、データベースからのデータにアクセスしうる(図示せず)。データベースは、サーバ104の1つまたは複数のコンピューティングデバイス上に記憶されうる、および/または、サーバ104からリモートであり、サーバ104に通信可能に結合された1つまたは複数のデバイス上に記憶されうる。サーバ104は、それに関して位置データが提供されているエリア中のサイト上に位置しえ、および/またはそのようなエリアからリモートに位置しうる。
[0036]アクセスポイント106−110は、ワイヤードおよび/またはワイヤレス接続によって、サーバ104および任意の他の利用可能なインフラストラクチャコンピューティングデバイスに通信可能に結合されうる。アクセスポイント106−110は、ネットワーク接続および/または他のワイヤレス接続(例えば、Wi−Fi、Bluetooth、等)を使用して、モバイルデバイス102と通信しうる。
[0037]いくつかの実施形態では、地上ネットワークシステムは、複数の基地局、例えば、基地局112、114、および116を含む。地上ネットワークは、基地局112−116を介して、モバイルデバイス102を含むいくつかのモバイルデバイスに音声および/またはデータ通信を提供しうる。いくつかの実施形態では、基地局112−116を介してモバイルデバイスによって受信されるデータ通信は、位置データを含みうる。モバイルデバイス102と基地局112−116との間での通信は、CDMA、LTE(登録商標)、WiMAX、等のようなセルラネットワークを介して生じうる。
[0038]地上ネットワークシステムは、1つまたは複数の基地局112−116および/またはAP106−110から送信された信号を使用して、モバイルデバイス102についての位置を決定するために使用されうる。モバイルデバイス102についての位置を決定するために地上ネットワークシステムが使用されうる環境は、屋内環境と、歩行可能な距離の環境と、ショッピングモール、空港、スポーツアリーナ、教育キャンパス、商業キャンパス、コンベンションセンター、等のような、同様の規模を有する他の環境とを含みうる。
[0039]モバイルデバイス102は、基地局112−116および/またはAP106−110からの位置データを受信および/または観測しえ、それらは、知られているロケーションにありうる。基地局112−116および/またはAP106−110からの、モバイルデバイス102によって受信および/または観測される位置データは、例えば、RSSI、RTT、およびTOAを含みうる。
[0040]モバイルデバイス102は、モバイルデバイス102と複数の基地局112−116および/またはAP106−110との間の距離を推定するために、位置データを使用しうる。モバイルデバイス102は、モバイルデバイス102の位置を推定する三辺測量または他の位置分析技法を遂行するために、推定された距離および知られているロケーションを使用しうる。
[0041]いくつかの実施形態では、モバイルデバイス102は、受信されたおよび/または観測された位置データをサーバ104に提供しうる。サーバ104は、モバイルデバイス102と複数の基地局112−116および/またはAP106−110との間の距離を推定するために、位置データを使用しうる。サーバ104は、モバイルデバイス102の位置を推定する三辺測量または他の位置分析技法を遂行するために、推定された距離および知られているロケーションを使用しうる。サーバ104は、モバイルデバイス102の位置を示す位置データをモバイルデバイス102に提供しうる。例えば、サーバ104は、モバイルデバイス102のロケーション座標をモバイルデバイス102に送信しうる。
[0042]別の例では、モバイルデバイス102またはサーバ104は、複数のAP106−110および/または基地局112−116についてのRSSI、RTT、および/またはTOAのような位置データを、ある環境中の様々な位置(例えば、点のグリッド)において、複数のAP106−110および/または基地局112−116についての予期された信号強度を提供するヒートマップと比較しうる。モバイルデバイス102またはサーバ104は、パターンマッチングおよび/または別の分析技法を使用して、モバイルデバイス102のロケーションを決定しうる。例えば、パターンマッチングは、ヒートマップから決定される複数のAP106−110および/または基地局112−116についてのRSSIがモバイルデバイス102によって観測されるRSSIと最も密接にマッチするロケーション座標を見出すことを含みうる。
[0043]AP106−110および/または基地局112−116に対応するヒートマップ情報は、異なる技法を使用して収集されうる。例えば、ある特定のロケーションにおいて信号強度を測定し、測定されたデータをロケーションサーバに送るために、専用デバイスが使用されうる。サーバ104は、モバイルデバイス102に対応するヒートマップ情報を記憶し、その情報をモバイルデバイス102に提供しうる。
[0044]いくつかの実施形態では、ヒートマップ情報を生成するために、クラウドソーシングスキームが使用されうる。例えば、複数のモバイルデバイス102が、クラウドソーシングに参加しうる。参加しているモバイルデバイス102は、AP106−110および/または基地局112−116からの位置データを受信および/または観測しうる。参加しているモバイルデバイス102は、位置データをサーバ104に送信しうる。サーバ104は、ヒートマップ、AP106−110の位置、AP106−110に対する様々なロケーションにおけるAP106−110についてのRSSI情報、等を含む位置データを決定するために、受信された位置データを使用しうる。サーバ104によって決定された位置データは、モバイルデバイス102の位置を決定するために使用されうる。
[0045]モバイルデバイスの位置を決定するためにインプリメントされうる衛星ネットワークシステムは、モバイルデバイス102と複数の衛星ビークル(SV)、例えば、SV118、SV120、およびSV122を含みうる。衛星測位システムは、GPS、GNSS、Beidou、GLONASS、および/またはGalileo、等のような1つまたは複数の衛星測位システムを備えうる。モバイルデバイス102は、SV118−122のうちの1つまたは複数から信号を受信しうる。
[0046]一例では、モバイルデバイス102は、SV118−122からの1つまたは複数の信号のような、SV118−122のうちの1つまたは複数からの位置データを受信および/または観測しうる。モバイルデバイス102は、SV118−122からの位置データを使用して、モバイルデバイス102の位置を決定しうる。
[0047]モバイルデバイス102の位置を決定するための、モバイルデバイス102またはサーバ104によって使用されうる測位技法の別の例は、ランドマークベースの測位である。
[0048]利用可能な測位データは所望される程度の正確性で位置を算出するには不十分であるとモバイルデバイスが決定すると、モバイルデバイスは、位置インジケータが表示される方法を変更することによって、これを示しうる。正確性を査定するための様々なアプローチが以下に論述される。
[0049]いくつかの実施形態では、モバイルデバイス102の位置がサーバ104によって決定されると、サーバ104からモバイルデバイス102によって受信される位置データは、決定された位置に関連付けられた正確性データを含みうる。モバイルデバイス102がそれ自体の位置を決定すると、モバイルデバイス102は、決定された位置に関連付けられた正確性データを決定しうる。
[0050]モバイルデバイス102および/またはサーバ104は、それによりモバイルデバイス102の位置が決定された正確性を決定するために、正確性データを評価しうる。決定された正確性に基づいて、モバイルデバイス102および/またはサーバ104は、以下に論述される点インジケータおよび/または領域インジケータのような、表示する位置インジケータのタイプを決定しうる。
[0051]いくつかの実施形態では、特定の環境の複数のロケーションについての正確性データ、例えば、ヒートマップは、モバイルデバイス102および/またはサーバ104によって記憶されうる。モバイルデバイス102についての位置が決定されると、決定された位置におけるヒートマップデータは、1つまたは複数のしきい値と比較されうる。例えば、正確性データは、AP106−110からモバイルデバイス102によって受信されたRSSIデータを含みうる。正確性の基準は、モバイルデバイス102が最小数のAP(例えば、3つのAP)からしきい値を超えるRSSIデータを受信したときに満たされうる。しきい値RSSI値は、例えば、−80db〜−40db、例えば、−70db〜−50dbの範囲中のしきい値、例えば、−60dbでありうる。
[0052]正確性データは、水平精度低下率(HDOP:horizontal dilution of precision)値を含みうる。正確性の基準は、HDOP値がしきい値未満であるときに満たされうる。モバイルデバイス102は、モバイルデバイス102についての決定された位置に関連付けられたHDOP値を含む位置データを受信しうる。例えば、ある環境のロケーションに関連付けられたHDOP値を記憶するサーバは、モバイルデバイス102についての決定された位置に関連付けられたHDOP値を決定し、HDOP値をモバイルデバイス102に提供しうる。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス102は、ある環境のロケーションに関連付けられた複数のHDOP値を受信する。モバイルデバイス102は、モバイルデバイス102についての決定された位置に関連付けられたHDOP値を決定しうる。モバイルデバイスは、HDOP値をしきい値HDOP値と比較しうる。しきい値HDOP値は、1−4のような、1−8の範囲中の値、例えば2でありうる。
[0053]正確性データは、ある時間スパン(すなわち、ある時間期間)にわたるモバイルデバイス102について決定された位置における最大変化を含みうる。正確性の基準は、位置データから決定される、(例えば、経路306のような経路に沿った)モバイルデバイス102の総移動がある時間期間にわたるしきい値距離未満であるときに満たされうる。その時間期間は、5−30秒の範囲中の期間のような、例えば、1−60秒の範囲中の期間、例えば、20秒でありうる。しきい値距離は、10−30フィートの範囲中の距離のような、5−50フィートの範囲中の距離、例えば、20フィートでありうる。
[0054]モバイルデバイス102は、ある時間期間にわたるモバイルデバイス102について決定された位置データを、その時間期間の間のモバイルデバイス102の1つまたは複数のセンサの出力と比較しうる。センサは、例えば、モバイルデバイス102の加速度計を含みうる。例えば、ある時間期間にわたるモバイルデバイス102について決定された位置における変化が、モバイルデバイス102の加速度計によって決定される、同じ時間期間にわたるモバイルデバイスによって移動される距離を超える場合、測位の正確性は、正確に決定可能でないことがありうる。正確性の基準は、位置データから決定される、ある時間期間にわたるモバイルデバイス102の総移動間の相違が、モバイルデバイスのセンサによって決定される、同じ時間期間にわたるモバイルデバイス102の総移動から、距離のしきい値差未満しか変わらないときに満たされうる。位置データから決定され、モバイルデバイスのセンサによって決定される距離のしきい値差(すなわち、デルタ)は、3−10フィートの範囲中の距離のような、1−20フィートの範囲中の距離、例えば、5フィートでありうる。
[0055]いくつかの実施形態では、1つまたは複数の正確性の基準は、所望されるレベルの正確性を示すユーザ定義の設定またはデフォルト設定に基づく。例えば、ユーザは、モバイルデバイスの位置を第三者と共有することを望みうる。ユーザは、第三者がユーザの位置を目視することができる正確性を限定することを望みうる。ユーザは、領域インジケータおよび/または点インジケータ、好ましい領域タイプ、距離、または第三者がモバイルデバイスの位置を目視することができる正確性の他のインジケーションを表示するための選好のような設定を定義しうる。所望されるレベルの位置表示の正確性を示す正確性の基準は、例えば、モバイルデバイス102および/またはサーバ104によって記憶されうる。
[0056]図2は、いくつかの実施形態にしたがって、マップ上に表示された位置インジケータを例示している。位置インジケータは、マップ200上に表示される点インジケータ202でありうる。位置インジケータは、モバイルデバイス102のディスプレイまたは別のディスプレイ上に表示されうる。点インジケータ202は、示されているようなドット、または別の形状、画像、あるいはモバイルデバイス102のロケーションを示すための他のインジケータでありうる。いくつかの実施形態では、点インジケータ202は、モバイルデバイス102の位置の決定された正確性に対応するサイズ(例えば、円の半径)を有する不確実性インジケータ204の中心に示されうる。不確実性インジケータ204は、示されているような円、または他の形状、画像、あるいはモバイルデバイス102の決定された位置の不確実性の程度を示すための他のインジケータでありうる。不確実性インジケータ204は、モバイルデバイス102の可能性のあるロケーションの範囲を示しうる。
[0057]図2の例示的な例では、マップ200は、平面図である。ロードマップ、トレイルマップ、近隣地区マップ、マルチレベル構造の3次元モデル、またはロケーション情報を提供するための任意の他のマップのような代替のマップが使用されうる。マップ200は、サーバ104からモバイルデバイス102によって受信されうる。
[0058]マップ200は、領域206および領域208のような複数の領域を含みうる。領域(例えば、206、208)は、マップ特徴依存領域でありうる。マップ特徴依存領域は、道路、壁、仕切り、敷地境界線、境目、地勢、等のようなマップの特徴によって定義されるエリアでありうる。マップ特徴依存領域は、長方形グリッドのセルのようなマップの任意のサブセクションであるマップのサブセクションを除外しうる。例えば、屋内マップについてのマップ特徴依存領域は、部屋のような、壁によって囲まれたまたは部分的に囲まれた領域でありうる。屋外マップについてのマップ特徴依存領域の例は、複数の車道によって囲まれた近隣地区エリアでありうる。領域の追加の例は、高層ビルディングの1つまたは複数のフロア、1つまたは複数のビルディング、1つまたは複数の座席セクション、1つまたは複数の空港ゲート、1つまたは複数の都市ブロック、1つまたは複数の湖、1つまたは複数の駐車エリア、1つまたは複数の街路セクション、1つまたは複数の都市、1つまたは複数のルート、マップ200の1つまたは複数のサブセクション、またはそれらの任意の組み合わせを含みうる。
[0059]領域206は、領域206内のモバイルデバイス102の決定された位置を示すために点インジケータ202が表示される部屋である。図2の例示的な例では、210に示されている壁を含む4つの壁によって囲まれた領域206が示されている。境界は、壁、仕切り、および/または街路のような構造的な境界、敷地境界線、境目および/または領域間の他の区画のような非構造的な境界、ユーザ入力境界インジケーション、等、またはそれら任意の組み合わせでありうる。
[0060]領域は、2つ以上のサブ領域を含みうる。例えば、ある領域がビルディングのフロアである場合(例えば、マップ200は、ビルディングのフロアでありうる)、フロアは、サブ領域(例えば、サブ領域206、208)を含みうる。ここでは領域が論述されるが、サブ領域が使用されうることが認知されるであろう。
[0061]いくつかの実施形態では、ユーザは、マップ特徴依存領域を定義しうる。例えば、ユーザは、領域206のようなマップ特徴依存領域を定義しうる。ユーザは、領域情報を定義するために、モバイルデバイス102のようなコンピュータシステムのユーザインターフェースモジュールを使用しうる。ユーザは、マップ200上の1つまたは複数の領域206に対する境界および/または部分的境界を描写するか、選択するか、またはそうでない場合は示すことによって、領域情報を定義しうる。別の例では、ユーザは、幾何学的な物体に対応する領域を示すために、マップ200上に幾何学的な物体をオーバレイすることによって、領域情報を定義しうる。さらなる例では、ユーザは、領域206のような領域に関連付けられたエリアを塗りつぶすか、またはそうでない場合は示すことによって領域情報を定義しうる。ユーザは加えて、部屋の番号、部屋の名称、フロアの番号、フロアの名称、ビルディングの名称、および/または示された領域に関連付けられた他のメタデータのような識別情報を提供しうる。
[0062]いくつかの実施形態では、マップ分析モジュールが、マップ200のマップ特徴依存領域を自動的に決定するために使用されうる。例えば、マップ分析モジュールは、マップ200中で可視的に、数値的に、または他の形で利用可能な情報を分析しうる。マップ分析モジュールは、例えば、境界、異なって色付けされたエリア、またはマップ中に含まれうる領域の他のインジケーションをロケートするために、画像分析を使用しうる。マップ分析モジュールはまた、マップ中の領域、境界、等を決定するために、画像検出、画像追跡、画像認識技法、および/または抽出技法を用いうる。マップ分析モジュールは、ビルディング情報、ユーザ軌跡データ、等のようなメタデータ情報を考慮に入れうる。いくつかの実施形態では、マップ分析モジュールは、しきい値距離、例えば、壁間の最小距離を使用して境界を決定しうる。例えば、30フィートを超える距離のようなしきい値距離に関してマップ中または領域中に境界が存在しない場合、マップまたは領域内に、例えば、既存の境界の中間または既存の境界からの固定された距離に、境界が確立されうる。マップ分析モジュールは、領域情報をサーバ104に送信しうる、および/または領域情報をサーバ104に記憶しうる。
[0063]図3は、いくつかの実施形態にしたがって、ある時間期間にわたるモバイルデバイスについて決定される一連の位置を例示している。点インジケータ202は、マップ200中の8つの位置に示され、第1の位置302から306に示されている経路に沿って第8の位置304に移動する。
[0064]モバイルデバイス102について決定される位置が正確に決定可能でないときには、モバイルデバイス102の実際の位置が変化していないときであっても、決定される位置は、時間とともに大きく変わりうる。例えば、領域208のようなマップ200のエリア中の比較的少数のAP106−110に、および/またはモバイルデバイス102とAP106−110との間の見通し線をブロックしている構造的な障壁に起因して、低正確性位置決定が生じうる。そのような状況では、モバイルデバイス102によって表示されたマップ200を目視しているユーザは、短い時間期間にわたって(例えば、位置302に示されている)領域208のある部分から(例えば、位置304に示されている)領域208の別の部分に(例えば、経路306に沿って)ホップする点インジケータ202を見うる。これは、ユーザにとって気が散るか、または紛らわしいことがありうる。そのようなケースでは、点インジケータに加えて、またはその代わりに、例えば、図4−6に関して説明される領域インジケータを表示することが望ましいことがありうる。
[0065]図4は、いくつかの実施形態にしたがって、マップ上に表示された領域インジケータを例示している。領域インジケータ402は、モバイルデバイス102のディスプレイ上のマップ200上に表示されうる位置インジケータである。領域インジケータ402は、モバイルデバイス102の決定された位置が領域208内にあることを示す。いくつかの実施形態では、位置データが正確に決定可能でないとき、領域インジケータ402が表示されうる。位置データは、位置データが利用不可能であるときおよび/または位置データが正確性の条件を満たさないときには、正確に決定可能でないことがありうる。
[0066]領域インジケータ402は、ディスプレイ、例えば、モバイルデバイス102のディスプレイ上のマップ200上に表示されうる。いくつかの実施形態では、領域インジケータ402のサイズは、点インジケータ202のサイズより大きいことがありうる。領域インジケータ402は、領域の形状と一致した、またはそれに類似している形状のような、領域に視覚的に関連付けられた形状を有しうる。例えば、領域インジケータ402は、領域208の形状と類似している形状を有する。領域インジケータ402の形状は、上記で示されたように、ユーザ定義されうるか、または自動的に決定されうる。領域インジケータ402は、テキストまたは他の印、例えば、領域を識別するテキストを含みうる。領域インジケータ402は、マップ200から領域インジケータ402を視覚的に区別する特徴を含みうる。例えば、領域インジケータ402は、例えば、領域インジケータ402のエリア、テキスト、境界、および/または他の1つまたは複数の要素の色付け、パターン付け、ボールド表示、点滅(coloring, patterning, bolding, flashing)、等でハイライトされうる。一実施形態では、領域インジケータは、示される領域より小さいことがありうるか、示される領域より大きいことがありうる。
[0067]位置データが正確に決定可能であるとき、および/またはモバイルデバイスのロケーションが精確に目視可能となることをユーザが所望するとき、点インジケータ202が表示されうる。領域インジケータ402は、位置データが正確に決定可能でないとき、および/またはデバイスの精確な位置を示すことなしにモバイルデバイスのロケーションを大まかに表示することをユーザが所望するときに使用されうる。いくつかの実施形態では、領域インジケータ402は、点インジケータ202が表示されないときにのみ表示されうる。他の実施形態では、領域インジケータ402および点インジケータ202は、同時に表示される。
[0068]ユーザは、領域インジケータ402および/または点インジケータ202がマップ200上に表示されることになるかを示すために、トグル制御を使用しうる。例えば、ユーザは、マップ200と領域インジケータ402および点インジケータ202のうちの1つまたは複数とを表示するユーザインターフェースのトグルボタンを使用して、トグル機能を選択しうる。いくつかの実施形態では、ユーザは、点インジケータ202にトグルするために、領域インジケータ402をタップしうるか、またはユーザは、領域インジケータ402にトグルするために、点インジケータ202をタップしうる。
[0069]図5は、いくつかの実施形態にしたがって、マップ上に表示された地理的サブ区画領域インジケータを例示している。いくつかの実施形態では、領域インジケータ402は、502に示されるような地理的サブ区画領域インジケータでありうる。地理的サブ区画は、近隣地区(例えば、502に示されているミッション)、都市ブロック、テーマパークサブ区画、ショッピングモールまたは他のショッピングエリアのサブ区画、郵便番号エリア、都市、群、州、等でありうる。領域インジケータ502は、モバイルデバイス102のディスプレイ上のマップ500上に表示されうる位置インジケータである。マップ500は、近隣地区マップ、ロードマップ、都市マップ、郵便番号マップ、および/または任意の他のマップでありうる。いくつかの実施形態では、マップ500は、基地局112−116および/またはSV118−122を使用して遂行される測位のような屋内および/または屋外測位とともに使用されるマップでありうる。図5の例示的な例では、領域インジケータ502は、ハイライトされたエリアとボールド表示されたテキスト(「ミッション」)とを含む。
[0070]いくつかの実施形態では、ユーザは、例えば、情報収集サービスまたは他のユーザによって所有されたデバイスのような第三者に位置情報を送信することによって、点インジケータ202および/または領域インジケータ402によって示される位置情報を共有しうる。ユーザは、例えば、増大されるプライバシーおよび安全性のために、領域インジケータ402を共有することを選択しうる。表示されることになる領域インジケータのサイズおよび/またはタイプは、設定、例えば、ユーザ入力設定に基づいて決定されうる。
[0071]図6は、いくつかの実施形態にしたがって、APカバレッジに基づいて決定される領域インジケータを例示している。多くの状況では、例えば、APへの見通し線が構造的な障壁によって遮られている環境または比較的少ないAPを有する環境のエリア中での測位は、正確に決定可能でないことがありうる。いくつかの実施形態では、測位の正確性が低い、例えば、しきい値正確性値を下回ると予期されるエリアを決定するために、ヒートマップが使用されうる。低正確性領域602は、カバレッジ評価モジュールによって決定される領域でありうる。
[0072]1つまたは複数の低正確性領域602は、マップ200に関連付けられたヒートマップまたは他の位置データに基づいて、マップ200について決定されうる。例えば、低正確性領域602は、しきい値を上回る(または、いくつかの実施形態では、下回る)RSSI値が2つより多くのAPに対して利用可能でないヒートマップの1つまたは複数のグリッド点に基づいて決定されうる。しきい値RSSI値は、−80db〜−40dbの範囲中の値でありうる。例えば、しきい値RSSI値は、−70db〜−50dbの範囲中の値、例えば、−60dbでありうる。
[0073]例示的な例では、ヒートマップは、グリッド点が3つのAP(例えば、AP106−110)から信号を受信することを示しうる。AP106、108、110から受信される信号は、−65db、−55db、および−60dbである。RSSIは、−60dbのしきい値RSSI値と比較される。グリッド点は、AP106からしきい値を超える信号を受信する。グリッド点は、AP108またはAP110からはしきい値を超える信号を受信しない。グリッド点が2つより多くのAPからしきい値を上回るRSSIを受信しないことから、グリッド点は、低正確性領域(例えば、低正確性領域602)の一部であると決定される。
[0074]いくつかの実施形態では、決定された位置が低正確性領域内にあるとき、モバイルデバイス102の位置を表示するために、領域インジケータが使用される。低正確性領域602の形状は、視覚的に魅力的な形状を作成するために、滑らかにされ、丸くされ、および/またはそうでない場合は変えられうる。領域インジケータを形作ることを助けるために、(例えば、デッドレコニング(dead reckoning)、等を介した)モバイルデバイス上のセンサおよび/または他の測位システムおよび/または技法が使用されうる。低正確性領域インジケータは、低正確性領域602に対応する形状を有する領域インジケータ402でありうる。測位が正確に決定されることができないとき、モバイルデバイス102の位置は、低正確性領域インジケータを使用して表示されうる。
[0075]図7は、いくつかの実施形態にしたがって、位置インジケータを表示するための縮小された尺度のマップを例示している。図7中に示されているマップ700は、より大きなエリアを示すために縮小された尺度を有する(すなわち、「ズームアウトされた」)、図2中に示されているマップ200である。いくつかの実施形態では、位置データが正確に決定可能でないとき、モバイルデバイス102は、マップ200の代わりにマップ700を表示しうる。このように、点インジケータ702(例えば、点インジケータ202を参照して説明された点インジケータ)の不規則な移動は、点インジケータ702が表示される縮小された尺度のマップ700に対してより少ない距離を「ホップする」ことから、より目立たなくさせられうる。
[0076]いくつかの実施形態では、縮小された尺度のマップ700が表示されるとき、縮小された尺度のマップ700上に示される点インジケータ702のサイズは、マップ200上に示される点インジケータ202のサイズより大きい。このように、低減された測位の正確性に起因した経時的な位置インジケータの移動は、ユーザにとってより目立たなくさせられうる。
[0077]図8は、いくつかの実施形態にしたがって、位置インジケータを決定するためのプロセスの例を例示するフロー図である。
[0078]動作802において、サーバ104および/またはモバイルデバイス102のような受信機が、位置データを取得する。例えば、位置データは、モバイルデバイス102のアンテナ1218を介してまたはコンピューティングデバイス1000の通信サブシステム1012を介して取得されうる。位置データは、例えば、モバイルデバイス102の位置、例えば、サーバ104によって決定された位置を示すデータ、および/またはその位置を決定するためにモバイルデバイス102によって使用可能なデータを含みうる。
[0079]動作804において、受信機が、マップの少なくとも1つの領域に基づいて、位置インジケータを決定する。様々な実施形態では、モバイルデバイス102、サーバ104および/またはサーバ104からデータを受信しているコンピュータが、位置インジケータを決定しうる。モバイルデバイスの位置は、少なくとも1つの領域内にありうる。位置インジケータは、マップのマップ特徴依存領域を示す。受信機は、上述されたように、マップの1つまたは複数の特徴および/または他の基準に基づいて、マップのマップ特徴依存領域を決定しうる。
[0080]いくつかの実施形態では、位置インジケータは、プライバシー設定、位置データの正確性レベル、ある時間期間にわたる位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つに基づいて決定される。正確性レベルは、この文書の他の箇所に論述された正確性の基準および/または設定を含みうる。
[0081]動作806において、位置インジケータが提供される。例えば、サーバ104が、位置インジケータをモバイルデバイス102に提供し、および/またはモバイルデバイス102が、位置インジケータをサーバ104に提供しうる。
[0082]図9は、いくつかの実施形態にしたがって、マップのマップ特徴依存領域を使用して位置インジケータを決定するためのプロセスの例を例示するフロー図である。ユーザは、(例えば、ユーザのプライバシーを保護するための)所望されるレベルの正確性を示す設定に基づいて、および/またはモバイルデバイス102について決定可能な位置データの正確性に依存して、モバイルデバイス102が点インジケータ302を表示することと領域インジケータ402を表示することとの間で切り替えることを所望しうる。
[0083]動作902において、サーバ104またはモバイルデバイス102のようなデバイスが、位置データがモバイルデバイス102によって受信されたかどうかを決定しうる。例えば、位置データは、モバイルデバイス102のアンテナ1218を介してまたはコンピューティングデバイス1000の通信サブシステム1012を介して受信されうる。位置データが受信されていないという決定に応答して、フローは、動作902に戻りうる。位置データがモバイルデバイス102によって受信されたという決定に応答して、フローは、動作904に進みうる。
[0084]動作904において、モバイルデバイス102のプロセッサ1104が、受信された位置データの正確性が1つまたは複数の正確性の基準を満たすかどうかを決定しうる。モバイルデバイス102は、受信された位置データの正確性が1つまたは複数の正確性の基準を満たすかどうかを決定するために、上述されたように、位置データを正確性の基準と比較するというアプローチを使用しうる。1つまたは複数の正確性の基準が満たされる場合、モバイルデバイス102は、位置データが十分な正確性を有していると決定しうる。
[0085]位置データが十分な正確性を欠いている場合、動作906に示されているように、モバイルデバイス102は、モバイルデバイス102についての決定された位置がある領域に関連付けられた領域インジケータ402を表示しうる。例えば、領域インジケータは、モバイルデバイス102のディスプレイ1222によって表示されうる。いくつかの実施形態では、動作906に示されたように、領域インジケータ402が示されるとき、領域インジケータ402が示されるマップは、(例えば、図7中に示されたように)より大きなエリアを示すために、縮小された尺度で示される(すなわち、「ズームアウトされる」)。
[0086]位置データが十分な正確性を有している場合、動作908に示されているように、モバイルデバイス102は、モバイルデバイス102についての決定された位置において点インジケータ302を表示しうる。例えば、点インジケータは、モバイルデバイス102のディスプレイ1222によって表示されうる。
[0087]様々な実施形態では、モバイルデバイス102は、ディスプレイサイズ、ディスプレイ上のアプリケーションインターフェースサイズ、決定された位置、位置の不確実性、またはそれらの任意の組み合わせに基づいて、点インジケータおよび/または領域インジケータを表示するかを決定することができる。例えば、これらの技法のうちのいくつかは、(例えば、表示されたアプリケーションインターフェースのかなりの部分を塞ぐ領域インジケータを表示することを避けるために)美学的に満足のいくインジケータを決定するために使用されうるか、または組み合されうる。
[0088]図9を参照して説明された動作のうちの1つまたは複数は、サーバ104または別のデバイスによって遂行されうることが理解されるであろう。
[0089]図10は、いくつかの実施形態にしたがって、モバイルデバイス102上の設定を使用して位置インジケータを決定するためのプロセスの例を例示するフロー図である。サーバ104は、領域レベルの位置データがより精確な位置データ、等より有用でありうるアプリケーションに関して、ユーザのプライバシーを保護するための設定を使用しうる。例えば、巡回セールスマンは、どの街路に彼らは既に行ったことがあるのかのみを見たいことがありうる、または彼らの上司は、どの街路に巡回セールスマンが彼らの仕事の一部として行ったことがあるのかを見たいことがありうる。領域レベルの位置データが望まれうるアプリケーションの他の例は、巡回セールスマン、修理工、街路清掃人、ごみ収集、トラック運送、等といった特定の職務における従業員を追跡することを含む。
[0090]動作1002において、サーバ104が、モバイルデバイス102の設定にアクセスする。設定は、例えば、位置正確性設定でありうる。設定は、デフォルト値、第三者からモバイルデバイスによって受信された設定、および/または(例えば、モバイルデバイスにおいて受信されたユーザ入力を介した)ユーザによるモバイルデバイスによって受信された設定でありうる。設定は、それにより位置インジケータおよび/または位置データが利用可能にされる正確性レベルを示す1つまたは複数の値を含みうる。例えば、位置正確性設定は、点インジケータ202がユーザのモバイルデバイス上に表示されることになり、領域インジケータ402がユーザの連絡相手のものであるデバイス上に表示されることになることを示しうる。いくつかの実施形態では、位置正確性設定は、位置インジケータの最小および/または最大サイズを含みうる。例えば、モバイルデバイス102は、決定、送信および/または表示されることになるマップ特徴依存領域インジケータ402の最小サイズを示す入力をユーザから受信しうる。
[0091]設定は、時間有効性持続時間(time validity duration)を含みうる。時間有効性持続時間は、例えば、位置インジケータが動作1010において送信される時間から、その間に位置インジケータが有効である時間の量を示しうる。時間有効性持続時間が満了すると、位置インジケータは、もはや使用されないことがありえ(例えば、モバイルデバイス102は、位置インジケータを表示することを中止する)、および/またはサーバ104は、新しい位置インジケータをモバイルデバイス102、等に送信するために、動作1002−1010のうちの1つまたは複数を繰り返しうる。いくつかの実施形態では、時間有効性持続時間は、(例えば、モバイルデバイス102の加速度計1216によって決定されるように)モバイルデバイス102が動いているときにのみ使用されうる。
[0092]代替の実施形態では、サーバ104は、位置正確性設定のような設定を記憶しうる。例えば、サーバ104は、例えば、モバイルデバイス102に関連して、サーバ104によって記憶された設定にアクセスしうる。
[0093]動作1004において、サーバ104が、モバイルデバイス102の位置を決定する。例えば、サーバ104は、モバイルデバイス102から位置データを受信しうる。一実施形態では、サーバ104は、モバイルデバイス102の位置を決定するために、ヒートマップデータおよび受信された位置データを使用しうる。
[0094]動作1006において、サーバ104が、マップにアクセスする。例えば、サーバ104は、動作1004において決定された位置を使用して、アクセスするマップを決定しうる。
[0095]動作1008において、サーバ104が、位置インジケータを決定する。サーバ104は、動作1002においてアクセスされた設定、動作1004において決定された位置、および/または動作1006において決定されたマップを使用して、位置インジケータを決定しうる。いくつかの実施形態では、位置インジケータは、マップのマップ特徴依存領域を示す領域インジケータ402でありうる。
[0096]動作1010において、サーバ104が、マップ特徴依存位置インジケータのような位置インジケータをモバイルデバイス102に送信する。モバイルデバイス102は、サーバ104から受信された位置インジケータを表示しうる。いくつかの実施形態では、設定情報のような情報は、位置インジケータとともに送信されうる。
[0097]図10を参照して説明された動作のうちの1つまたは複数は、モバイルデバイス102または別のデバイスによって遂行されうることが理解されるであろう。
[0098]図11は、1つまたは複数の実施形態がインプリメントされうるコンピューティングシステムの例を例示している。図11中に例示されているコンピュータシステムは、以前に説明された、コンピュータ化されたデバイスの一部として組み込まれうる。例えば、コンピュータシステム1100は、モバイルデバイス102および/またはサーバ104のコンポーネントのうちのいくつかを表すことができる。コンピュータシステム1100は加えて、AP106−110のうちのいずれかを表しうる。コンピュータシステム1100はさらに、ここに説明される様々なモジュールを記憶および/または実行しうる。
[0099]図11は、ここに説明されるように、様々な他の実施形態によって提供される方法を遂行でき、および/またはホストコンピュータシステム、リモートキオスク/端末、販売時点情報管理デバイス、モバイルデバイス、および/またはコンピュータシステムとして機能できるコンピュータシステム1100の一実施形態の概略的な例示を提供する。図1100は、様々なコンポーネントの一般化された例示を提供するように意図されており、それらのうちのいずれかまたは全てが、適宜利用されうる。図1100は、したがって、個々のシステム要素がどのように比較的別々のまたは比較的より統合された方法でインプリメントされうるかを広く例示する。
[0100]バス1102を介して電気的に結合されることができる(または、適宜、他の方法で通信中でありうる)ハードウェア要素を備えるコンピュータシステム1100が示されている。ハードウェア要素は、(デジタル信号処理チップ、グラフィックス加速プロセッサ、および/または同様のもののような)1つまたは複数の汎用プロセッサおよび/または1つまたは複数の特殊用途プロセッサを含むがそれらに限定されない1つまたは複数のプロセッサ1104と、マウス、キーボードおよび/または同様のものを含むことができるがそれらに限定されない1つまたは複数の入力デバイス1106と、ディスプレイデバイス、プリンタおよび/または同様のものを含むことができるがそれらに限定されない1つまたは複数の出力デバイス1108とを含みうる。一実施形態では、1つまたは複数のプロセッサ1104は、位置データを少なくとも1つの正確性の基準と比較するために使用されうる。一実施形態では、1つまたは複数のプロセッサ1104は、位置データを少なくとも1つの正確性の基準およびマップと比較することに基づいて位置インジケータを決定するために使用されうる。
[0101]コンピュータシステム1100はさらに、1つまたは複数の非一時的記憶デバイス1110を含みえ(および/またはそれらと通信中でありえ)、それらは、ローカルおよび/またはネットワークアクセス可能記憶装置を備えることができるがそれらに限定されず、および/またはプログラム可能、フラッシュ更新可能であることができるランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/または読取専用メモリ(「ROM」)のようなソリッドステート記憶デバイス、光記憶デバイス、ドライブアレイ、ディスクドライブ、および/または同様のものを含むことができるがそれらに限定されない。そのような記憶デバイスは、様々なファイルシステム、データベース構造、および/または同様のものを含むがそれらに限定されない、任意の適切なデータ記憶装置をインプリメントするように構成されうる。
[0102]コンピュータシステム1100はまた、通信サブシステム1112を含みえ、それは、モデム、ネットワークカード(ワイヤレスおよび/またはワイヤード)、赤外線通信デバイス、(Bluetooth(登録商標)デバイス、802.11デバイス、Wi−Fiデバイス、WiMaxデバイス、セルラ通信設備、等のような)ワイヤレス通信デバイスおよび/またはチップセット、および/または同様の通信インターフェースを含むことができるがそれらに限定されない。コンピューティングシステムは、通信サブシステム1112の一部として、またはシステムの任意の一部分に結合された別個のコンポーネントとして、ワイヤレス通信のための1つまたは複数のアンテナを含みうる。通信サブシステム1112は、データが(一例を挙げると、以下に説明されるネットワークのような)ネットワーク、他のコンピュータシステム、および/またはここに説明された任意の他のデバイスと交換されることを許可しうる。多くの実施形態では、コンピュータシステム1100は、上述されたような、RAMおよび/またはROMデバイスを含むことができる非一時的ワーキングメモリ1114をさらに備えるであろう。一実施形態では、通信サブシステム1112は、コンピューティングシステムの位置を決定するおよび/または位置データを受信するために使用されうる。
[0103]コンピュータシステム1100はまた、オペレーティングシステム1116、デバイスドライバ、実行可能ライブラリ、および/または1つまたは複数のアプリケーションプログラム1118のような他のコードを含むワーキングメモリ1114内に現在位置するように示されているソフトウェア要素を備えることができ、それらは、ここに説明されるように、様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを備えうる、および/または他の実施形態よって提供される方法をインプリメントするようにおよび/またはシステムを構成するように設計されうる。単に例として、上述された方法(1つ以上)に関して説明された1つまたは複数のプロシージャおよび/またはモジュールは、コンピュータ(および/またはコンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能なコードおよび/または命令としてインプリメントされえ、一態様では、その後、そのようなコードおよび/または命令は、説明された方法にしたがって1つまたは複数の動作を遂行するように汎用コンピュータ(または他のデバイス)を構成するおよび/または適合させるために使用されることができる。
[0104]これらの命令および/またはコードのセットは、上述された記憶デバイス(1つ以上)1110のようなコンピュータ可読記憶媒体上に記憶されうる。いくつかのケースでは、記憶媒体は、コンピュータシステム1100のようなコンピュータシステム内に組み込まれうる。他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータシステム(例えば、コンパクトディスクのようなリムーバブル媒体)とは別個でありえ、および/または、記憶媒体が、記憶された命令/コードで汎用コンピュータをプログラム、構成および/または適合させるために使用されることができるように、インストールパッケージ中で提供されうる。これらの命令は、コンピュータシステム1100によって実行可能である実行可能コードの形態を取り、および/または、ソースおよび/またはインストール可能コードの形態を取りえ、それらは、(例えば、多様な一般に利用可能なコンパイラ、インストールプログラム、圧縮/解凍ユーティリティ、等のうちのいずれかを使用して)コンピュータシステム1100上でコンパイルおよび/またはインストールすると、その後、実行可能コードの形態を取る。
[0105]特定の要件にしたがって実質的な変形がなされうる。例えば、カスタマイズされたハードウェアもまた使用され、および/または特定の要素が、ハードウェア、(アプレット、等のようなポータブルソフトウェアを含む)ソフトウェア、あるいは両方中でインプリメントされうる。その上、ある特定の機能性を提供するハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントは、(専門化されたコンポーネントを有する)専用システムを備えることができるか、またはより包括的なシステムの一部でありうる。例えば、ここに説明された特徴のうちのいくつかまたは全てを提供するように構成されたシステムは、専門化された(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、ソフトウェア方法、等)または包括的(例えば、プロセッサ(1つ以上)1104、アプリケーション1118、等)であるハードウェアおよび/またはソフトウェアを備えることができる。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスのような他のコンピューティングデバイスへの接続が用いられうる。
[0106]いくつかの実施形態は、本開示にしたがって方法を遂行するために、(コンピュータシステム1100のような)コンピュータシステムを用いうる。例えば、説明された方法のプロシージャのうちのいくつかまたは全ては、プロセッサ1104が、ワーキングメモリ1114中に含まれる(オペレーティングシステム1116および/またはアプリケーションプログラム1118のような他のコードへと組み込まれうる)1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行することに応答して、コンピュータシステム1100によって遂行されうる。そのような命令は、記憶デバイス(1つ以上)1110のうちの1つまたは複数のような別のコンピュータ可読媒体からワーキングメモリ1114へと読み込まれうる。単に例として、ワーキングメモリ1114中に含まれる命令のシーケンスの実行は、プロセッサ(1つ以上)1104に、ここに説明された方法の1つまたは複数のプロシージャを遂行させうる。
[0107]ここで使用される場合、「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械を特定の様式で動作させるデータを提供することに関与する任意の媒体を指す。コンピュータシステム1100を使用してインプリメントされる実施形態では、様々なコンピュータ可読媒体は、実行のためにプロセッサ(1つ以上)1104に命令/コードを提供することに携わり、および/または(例えば、信号として)そのような命令/コードを記憶および/または搬送するために使用されうる。多くの実施形態では、コンピュータ可読媒体は、物理的および/または有形の記憶媒体である。そのような媒体は、不揮発性媒体、および揮発性媒体を含むがそれらに限定されない、多くの形態を取りうる。不揮発性媒体は、例えば、記憶デバイス(1つ以上)1110のような、光および/または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、ワーキングメモリ1114のような動的メモリを含むがそれに限定されない。
[0108]いくつかの実施形態では、コンピュータ可読媒体は、送信媒体を含みうる。送信媒体は、バス1102を備えるワイヤを含む光ファイバおよび銅線、同軸ケーブル、ならびに通信サブシステム1112の様々なコンポーネント(および/または、それによって通信サブシステム1112が他のデバイスとの通信を提供する媒体)を含むがそれらに限定されない。故に、送信媒体はまた、(電波および赤外線データ通信中に生成されるもののような、電波、音波および/または光波を含むがそれらに限定されない)波の形態を取ることができる。
[0109]物理的および/または有形のコンピュータ可読媒体の一般的な形態は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、および/または任意の他の磁気媒体、CD−ROM、任意の他の光媒体、パンチカード、紙テープ、孔のパターンを有する任意の他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリチップおよび/またはカートリッジ、以下に説明されるような搬送波、および/または、コンピュータが命令および/またはコードを読み取ることができる任意の他の媒体を含む。
[0110]様々な形態のコンピュータ可読媒体が1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行のためにプロセッサ(1つ以上)1104に搬送することに携わりうる。単なる例として、命令は初めに、リモートコンピュータの磁気ディスクおよび/または光ディスク上で搬送されうる。リモートコンピュータは、命令をその動的メモリへとロードし、送信媒体を通して、コンピュータシステム1100によって受信および/または実行されることになる命令を信号として送りうる。電磁信号、音響信号、光信号および/または同様のものの形態でありうるこれらの信号は全て、様々な実施形態にしたがって、その上で命令が符号化されることができる搬送波の例である。
[0111]通信サブシステム1112(および/またはそのコンポーネント)は概して、信号を受信することになり、バス1102はその後、信号(および/または信号によって搬送されるデータ、命令、等)を、プロセッサ(1つ以上)1104が命令を検索および実行するワーキングメモリ1114に搬送しうる。ワーキングメモリ1114によって受信された命令はオプションとして、プロセッサ(1つ以上)1104による実行の前または後のいずれかに、非一時的記憶デバイス1110上に記憶されうる。
[0112]図12は、いくつかの実施形態にしたがって、モバイルデバイスの例を例示している。モバイルデバイス102は、プロセッサ1202およびメモリ1204を含む。モバイルデバイス102は、いくつかのコンポーネントにおいて動作を遂行するための命令を実行するように構成されたプロセッサ1202を使用しえ、それは例えば、ポータブル電子デバイス内でのインプリメンテーションに適した汎用プロセッサまたはマイクロプロセッサであることができる。プロセッサ1202は、モバイルデバイス102内の複数のコンポーネントと通信可能に結合される。例えば、プロセッサ1202は、バス1206にわたって他の例示されたコンポーネントと通信しうる。バス1206は、モバイルデバイス102内のデータを転送するように適合された任意のサブシステムであることができる。バス1206は、複数のコンピュータバスであり、データを転送するための追加の回路を含むことができる。一実施形態では、1つまたは複数のプロセッサ1202は、位置データを少なくとも1つの正確性の基準と比較するために使用されうる。一実施形態では、1つまたは複数のプロセッサ1202は、位置データを少なくとも1つの正確性の基準およびマップと比較することに基づいて位置インジケータを決定するために使用されうる。
[0113]メモリ1204は、プロセッサ1202に結合されうる。いくつかの実施形態では、メモリ1204は、短期および長期記憶装置の両方を提供し、実際にはいくつかのユニットへと分割されうる。メモリ1204は、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)および/または動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)のような揮発性、および/または読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、等のような不揮発性でありうる。さらに、メモリ1204は、セキュアデジタル(SD)カードのようなリムーバブル記憶デバイスを含むことができる。このことから、メモリ1204は、モバイルデバイス102についての他のデータ、プログラムモジュール、データ構造、およびコンピュータ可読命令の記憶装置を提供する。いくつかの実施形態では、メモリ1204は、異なるハードウェアモジュールへと分散されうる。
[0114]いくつかの実施形態では、メモリ1204は、複数のアプリケーションモジュール1226〜1228を記憶し、それらは、任意の数のアプリケーションでありうる。アプリケーションモジュールは、プロセッサ1202によって実行されることになる特定の命令を含む。代替の実施形態では、他のハードウェアモジュール1210が加えて、ある特定のアプリケーションまたはアプリケーション1226−1228の一部を実行しうる。ある特定の実施形態では、メモリ1204は加えて、セキュアメモリを含みえ、それは、情報をセキュアにするために、コピーまたは他の認可されていないアクセスを防ぐための追加のセキュリティ制御を含みうる。
[0115]いくつかの実施形態では、メモリ1204は、オペレーティングシステム1212を含む。オペレーティングシステム1212は、アプリケーションモジュール1226−1228によって提供された命令の実行を開始すること、および/または他のハードウェアモジュール1210ならびにワイヤレストランシーバ1214を使用しうる通信モジュールを有するインターフェースを管理することを行うように動作可能でありうる。オペレーティングシステム1212は、スレッディング、リソース管理、データ記憶制御、および他の同様の機能性を含む、モバイルデバイス102のコンポーネントにわたる他の動作を遂行するように適合されうる。
[0116]いくつかの実施形態では、モバイルデバイス102は、複数の他のハードウェアモジュール1210を含む。他のハードウェアモジュール1210の各々は、モバイルデバイス102内の物理的モジュールである。しかしながら、ハードウェアモジュール1210の各々がある構造として永久的に構成される一方で、ハードウェアモジュール1210のうちのそれぞれの1つは、特定の機能を遂行するように一時的に構成されうるか、または一時的にアクティブ化されうる。一般的な例は、シャッターレリーズおよび画像キャプチャのためのカメラモジュール(すなわち、ハードウェアモジュール)をプログラムしうるアプリケーションモジュールである。ハードウェアモジュール1210のうちのそれぞれの1つは、例えば、加速度計1216、Wi−Fiトランシーバ、衛星ナビゲーションシステム受信機(例えば、GPSモジュール)、圧力モジュール、温度モジュール、オーディオ出力および/または入力モジュール(例えば、マイクロフォン)、カメラモジュール、近接センサ、代替回線サービス(ALS)モジュール、静電容量タッチセンサ、近距離無線通信(NFC)モジュール、Bluetoothトランシーバ、セルラトランシーバ、磁気計、ジャイロスコープ、慣性センサ(例えば、加速度計とジャイロスコープとを組み合わせたモジュール)、環境光センサ、相対湿度センサ、および/または、感覚(sensory)出力を提供および/または感覚入力を受信するように動作可能な任意の他の同様のモジュールであることができる。いくつかの実施形態では、ハードウェアモジュール1210のうちの1つまたは複数の機能は、ソフトウェア中でインプリメントされうる。一実施形態では、ハードウェアモジュール1210は、コンピューティングシステムの位置を決定するおよび/または位置データを受信するために使用されうる。
[0117]モバイルデバイス102は、アンテナ1218およびワイヤレストランシーバ1214をワイヤレス通信のために必要な任意の他のハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアと統合しうるワイヤレス通信モジュールのようなコンポーネントを含みうる。そのようなワイヤレス通信モジュールは、AP106−110、基地局112−116、SV118−122、等のような、ネットワーク、アクセスポイント、基地局、SV、等を介して、そのようなデータソースである様々なデバイスから信号を受信するように構成されうる。一実施形態では、ワイヤレス通信モジュールは、コンピューティングシステムの位置を決定するおよび/または位置データを受信するために使用されうる。
[0118]他のハードウェアモジュール1210およびアプリケーションモジュール1226−1228に加えて、モバイルデバイス102は、ディスプレイ1222およびユーザ入力モジュール1224を有しうる。ディスプレイ1222は、モバイルデバイス102からの情報をユーザにグラフィカルに提示する。この情報は、1つまたは複数のアプリケーションモジュール1226−1228、1つまたは複数のハードウェアモジュール1210、それらの組み合わせ、および/またはユーザのためにグラフィカルなコンテンツを解像するための任意の他の適した手段から導出されうる(例えば、オペレーティングシステム1212によって)。ディスプレイ1222は、液晶ディスプレイ(LCD)技術、発光ポリマーディスプレイ(LPD)技術、および/または何らかの他のディスプレイ技術であることができる。いくつかの実施形態では、ディスプレイ1222は、静電容量および/または抵抗タッチスクリーンであり、ユーザとの力触覚的および/または触覚的接触(haptic and/or tactile contact)に対してセンシティブでありうる。そのような実施形態では、ディスプレイ1222は、マルチタッチセンシティブディスプレイを備えることができる。
[0119]上述された方法、システム、およびデバイスは、例である。様々な実施形態が、適宜、様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、代用、あるいは追加しうる。例えば、代替の構成では、説明された方法は、説明されたものとは異なる順序で遂行され、および/または様々な段階が、追加、省略、および/または組み合わされうる。また、ある特定の実施形態に関して説明された特徴は、様々な他の実施形態中で組み合わされうる。実施形態の異なる態様および要素は、同様の方法で組み合わされうる。また、技術は発展し、このことから、要素の多くは、本開示の範囲をそれらの特定の例に限定しない例である。
[0120]特定の詳細は、実施形態の完全な理解を提供するために、説明中で与えられる。しかしながら、実施形態は、これらの特定の詳細なしに実施されうる。例えば、良く知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法は、実施形態を曖昧にすることを避けるために、不必要な詳細なしに示されてきた。この説明は、実例的な実施形態を提供しており、本発明の範囲、適用可能性、または構成を限定するようには意図されない。むしろ、実施形態の先行する説明は、本発明の実施形態をインプリメントすることを可能にする説明を当業者に提供するであろう。本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、要素の機能および配列中で様々な変更がなされうる。
[0121]また、いくつかの実施形態は、フロー図として図示されたプロセスとして説明された。各々は、シーケンシャルなプロセスとして動作を説明しうるが、動作の多くは、並列にまたは同時に遂行されることができる。加えて、動作の順序は、再配列されうる。プロセスは、図中には含まれていない追加のステップを有しうる。さらに、方法の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれらの任意の組み合わせによってインプリメントされうる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコード中でインプリメントされたとき、関連するタスクを遂行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体のようなコンピュータ可読媒体中に記憶されうる。プロセッサは、関連するタスクを遂行しうる。
[0122]いくつかの実施形態が説明されたが、様々な修正、代替の構築、および同等なものが、本開示の精神から逸脱することなしに使用されうる。例えば、上記要素は、単により大きなシステムのコンポーネントに過ぎず、ここでは、他のルールが、本発明のアプリケーションに優先しうるか、またはそうでない場合はそれらを修正しうる。また、上記要素が考慮される前、その間、その後に、いくつかのステップが着手されうる。それ故に、上記説明は、本開示の範囲を限定しない。
[0122]いくつかの実施形態が説明されたが、様々な修正、代替の構築、および同等なものが、本開示の精神から逸脱することなしに使用されうる。例えば、上記要素は、単により大きなシステムのコンポーネントに過ぎず、ここでは、他のルールが、本発明のアプリケーションに優先しうるか、またはそうでない場合はそれらを修正しうる。また、上記要素が考慮される前、その間、その後に、いくつかのステップが着手されうる。それ故に、上記説明は、本開示の範囲を限定しない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
位置インジケータを決定するための方法であって、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を備える、方法。
[C2]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C1に記載の方法。
[C3]
ディスプレイが、前記位置インジケータおよび前記マップを表示することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記正確性レベルは、水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、C2に記載の方法。
[C5]
前記位置データは、少なくとも1つのアクセスポイント(AP)から前記モバイルデバイスによって受信された受信信号強度インジケーション(RSSI)データを含み、前記正確性レベルは、しきい値を超える関連するRSSIを有する最小数のアクセスポイント(AP)を使用して決定される、C2に記載の方法。
[C6]
前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、C2に記載の方法。
[C7]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、C1に記載の方法。
[C8]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、C1に記載の方法。
[C9]
前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、C1に記載の方法。
[C10]
位置インジケータを決定するためのシステムであって、前記システムは、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、命令を記憶するために構成可能であるメモリと
を備え、前記プロセッサは、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を行うように構成される、システム。
[C11]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C10に記載のシステム。
[C12]
ディスプレイをさらに備え、前記位置インジケータおよび前記マップは、前記ディスプレイによって表示される、C10に記載のシステム。
[C13]
前記正確性レベルは、水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、C11に記載のシステム。
[C14]
前記位置データは、少なくとも1つのアクセスポイント(AP)から前記モバイルデバイスによって受信された受信信号強度インジケーション(RSSI)データを含み、前記正確性レベルは、しきい値を超える関連するRSSIを有する最小数のアクセスポイント(AP)を使用して決定される、C11に記載のシステム。
[C15]
前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、C11に記載のシステム。
[C16]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、C10に記載のシステム。
[C17]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、C10に記載のシステム。
[C18]
前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、C10に記載のシステム。
[C19]
位置インジケータを決定するためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能コードは、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C20]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C21]
ディスプレイが、前記位置インジケータおよび前記マップを表示することをさらに備える、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C22]
前記正確性レベルは、最小水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、C20に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C23]
前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、C20に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C24]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C25]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C26]
前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C27]
位置インジケータを決定するためのモバイルデバイスであって、
前記モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得するための手段と、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定するための手段と、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記マップの前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供するための手段と
を備える、モバイルデバイス。
[C28]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C27に記載のモバイルデバイス。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
位置インジケータを決定するための方法であって、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を備える、方法。
[C2]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C1に記載の方法。
[C3]
ディスプレイが、前記位置インジケータおよび前記マップを表示することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記正確性レベルは、水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、C2に記載の方法。
[C5]
前記位置データは、少なくとも1つのアクセスポイント(AP)から前記モバイルデバイスによって受信された受信信号強度インジケーション(RSSI)データを含み、前記正確性レベルは、しきい値を超える関連するRSSIを有する最小数のアクセスポイント(AP)を使用して決定される、C2に記載の方法。
[C6]
前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、C2に記載の方法。
[C7]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、C1に記載の方法。
[C8]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、C1に記載の方法。
[C9]
前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、C1に記載の方法。
[C10]
位置インジケータを決定するためのシステムであって、前記システムは、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、命令を記憶するために構成可能であるメモリと
を備え、前記プロセッサは、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を行うように構成される、システム。
[C11]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C10に記載のシステム。
[C12]
ディスプレイをさらに備え、前記位置インジケータおよび前記マップは、前記ディスプレイによって表示される、C10に記載のシステム。
[C13]
前記正確性レベルは、水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、C11に記載のシステム。
[C14]
前記位置データは、少なくとも1つのアクセスポイント(AP)から前記モバイルデバイスによって受信された受信信号強度インジケーション(RSSI)データを含み、前記正確性レベルは、しきい値を超える関連するRSSIを有する最小数のアクセスポイント(AP)を使用して決定される、C11に記載のシステム。
[C15]
前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、C11に記載のシステム。
[C16]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、C10に記載のシステム。
[C17]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、C10に記載のシステム。
[C18]
前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、C10に記載のシステム。
[C19]
位置インジケータを決定するためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能コードは、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C20]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C21]
ディスプレイが、前記位置インジケータおよび前記マップを表示することをさらに備える、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C22]
前記正確性レベルは、最小水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、C20に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C23]
前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、C20に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C24]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C25]
前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C26]
前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C27]
位置インジケータを決定するためのモバイルデバイスであって、
前記モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得するための手段と、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定するための手段と、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記マップの前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供するための手段と
を備える、モバイルデバイス。
[C28]
前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、C27に記載のモバイルデバイス。
Claims (28)
- 位置インジケータを決定するための方法であって、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を備える、方法。 - 前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、請求項1に記載の方法。
- ディスプレイが、前記位置インジケータおよび前記マップを表示することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
- 前記正確性レベルは、水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、請求項2に記載の方法。
- 前記位置データは、少なくとも1つのアクセスポイント(AP)から前記モバイルデバイスによって受信された受信信号強度インジケーション(RSSI)データを含み、前記正確性レベルは、しきい値を超える関連するRSSIを有する最小数のアクセスポイント(AP)を使用して決定される、請求項2に記載の方法。
- 前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、請求項1に記載の方法。
- 前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、請求項1に記載の方法。
- 前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、請求項1に記載の方法。
- 位置インジケータを決定するためのシステムであって、前記システムは、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合され、命令を記憶するために構成可能であるメモリと
を備え、前記プロセッサは、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を行うように構成される、システム。 - 前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、請求項10に記載のシステム。
- ディスプレイをさらに備え、前記位置インジケータおよび前記マップは、前記ディスプレイによって表示される、請求項10に記載のシステム。
- 前記正確性レベルは、水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、請求項11に記載のシステム。
- 前記位置データは、少なくとも1つのアクセスポイント(AP)から前記モバイルデバイスによって受信された受信信号強度インジケーション(RSSI)データを含み、前記正確性レベルは、しきい値を超える関連するRSSIを有する最小数のアクセスポイント(AP)を使用して決定される、請求項11に記載のシステム。
- 前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、請求項11に記載のシステム。
- 前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、請求項10に記載のシステム。
- 前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、請求項10に記載のシステム。
- 前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、請求項10に記載のシステム。
- 位置インジケータを決定するためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能コードは、
モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得することと、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定することと、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供することと
を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。 - 前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- ディスプレイが、前記位置インジケータおよび前記マップを表示することをさらに備える、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- 前記正確性レベルは、最小水平精度低下率(HDOP)値を使用して決定される、請求項20に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- 前記正確性レベルは、ある時間期間の間の前記位置データと前記ある時間期間の間の前記モバイルデバイスの加速度計の出力との間の最小相違を含む、請求項20に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- 前記マップの前記マップ特徴依存領域は、平面図の部屋である、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- 前記マップの前記マップ特徴依存領域は、地理的サブ区画である、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- 前記位置インジケータは、前記マップ特徴依存領域の形状を示す前記形状を有する、請求項19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- 位置インジケータを決定するためのモバイルデバイスであって、
前記モバイルデバイスの位置を示す位置データを取得するための手段と、
マップの少なくとも1つの領域に基づいて、前記位置インジケータを決定するための手段と、ここにおいて、前記モバイルデバイスの前記位置は、前記マップの前記少なくとも1つの領域内にあり、前記位置インジケータは、前記マップのマップ特徴依存領域を示す、
前記位置インジケータを提供するための手段と
を備える、モバイルデバイス。 - 前記位置インジケータを前記決定することは、プライバシー設定、前記位置データの正確性レベル、ある時間スパンにわたる前記位置の変化、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つにさらに基づく、請求項27に記載のモバイルデバイス。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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