JP2018509824A - 過大なサイズの呼設定メッセージの処理 - Google Patents

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ヴィカス・グラティ
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クアルコム,インコーポレイテッド
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Abstract

過大なサイズの呼設定メッセージを処理するための方法、システム、およびデバイスを開示する。ユーザ機器(UE)が、1つまたは複数のUE能力情報に関連する接続設定メッセージ(たとえば、RRC接続設定完了メッセージ)のサイズを識別してもよい。接続設定メッセージの識別されたサイズに基づいて、UEは、少なくとも1つのアップリンクチャネルを通じてネットワークエンティティ(たとえば、基地局)に接続設定メッセージを送信するのに要する推定時間を決定し、推定時間がしきい値を上回るか、それとも下回るかを決定してもよい。UEが、接続設定メッセージを送信するための推定時間はしきい値よりも大きいと決定する場合、UEは、接続設定メッセージの少なくとも一部分を削除し、変更された接続設定メッセージを送信してもよい。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、それらの全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年2月18日に出願された「APPARATUS AND METHOD FOR HANDLING OVER-SIZED CALL SETUP MESSAGES」と題する米国仮出願第62/117,843号、および2015年8月20日に出願された「HANDLING OVER-SIZED CALL SETUP MESSAGES」と題する仮出願第14/831,649号の優先権を主張する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムである場合がある。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、(たとえば、LTEシステム)を含む。
例として、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートするいくつかの基地局を含むことがあり、複数の通信デバイスは、場合によっては、ユーザ機器(UE)、モバイルデバイスまたは局(STA)として知られることがある。基地局は、ダウンリンクチャネル(たとえば、基地局からUEへの送信用)およびアップリンクチャネル(たとえば、UEから基地局への送信用)で通信デバイスと通信する場合がある。
従来、UEは、無線リソース制御(RRC)接続確立中に、UE能力を報告する場合がある。RRC接続設定完了メッセージで送られるUE能力のフルセット(これは、データ無線ベアラおよび測定制御構成の適切な設定のために使用されてもよい)に加えて、UEは、(たとえば、シグナリング無線ベアラを適切に設定するための無線ネットワークコントローラ(RNC)への初期情報として)RRC接続要求メッセージで能力の小セットを報告する場合もある。しかしながら、RRC接続設定完了メッセージで送られるUE能力情報のサイズは、現代のUEによってサポートされる1つまたは複数の能力に基づき、現在の3GPP規格では変動する場合がある。たとえば、複数の周波数帯域(たとえば、免許要および免許不要スペクトル)にわたる通信のために複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成されたマルチモードUEは、UE能力のフルセットを報告するために、大きいシグナリングオーバーヘッドを引き起こす場合がある。したがって、いくつかの従来の例では、大きいシグナリングオーバーヘッドは、RRC接続確立に関連する呼設定遅延に影響を及ぼす場合がある。
過大なサイズの呼設定メッセージを処理するためのシステム、方法、および装置を開示する。いくつかの態様では、たとえば、UEが、1つまたは複数のUE能力情報に関連する接続設定メッセージ(たとえば、RRC接続設定完了メッセージ)のサイズを識別してもよい。接続設定メッセージの識別されたサイズに基づいて、UEは、少なくとも1つのアップリンクチャネルを通じてネットワークエンティティ(たとえば、基地局)に接続設定メッセージを送信するのに要する推定時間を決定し、推定時間がしきい値よりも大きいか、それとも小さいかを決定してもよい。UEが、接続設定メッセージを送信するための推定時間はしきい値よりも大きいと決定する場合、UEは、接続設定メッセージの少なくとも一部分を削除し、変更された接続設定メッセージを送信してもよい。いくつかの例では、変更された接続設定メッセージは、接続設定メッセージから1つまたは複数のUE能力情報が削除された、部分的な接続設定メッセージであってもよい。追加または代替として、本開示のいくつかの態様では、UEは、ネットワークエンティティとのRRC接続を確立すると、完全なUE能力をネットワークにアドバタイズするためにUE能力調査(UE capability enquiry)を開始してもよい。
第1の態様に従って、ワイヤレス通信のための方法について説明する。この方法は、UEにおいて接続設定メッセージのサイズを識別するステップと、UEにおいて接続設定メッセージのサイズに少なくとも部分的に基づいて接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算するステップとを含んでもよい。この方法はさらに、推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定するステップと、推定時間がしきい値よりも大きいとの決定に基づいて、送信するための接続設定メッセージの一部分をトリミングするステップとを含んでもよい。
第2の態様に従って、ワイヤレス通信のための装置について説明する。この装置は、UEにおいて接続設定メッセージのサイズを識別するための手段と、UEにおいて接続設定メッセージのサイズに少なくとも部分的に基づいて接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算するための手段とを含んでもよい。この装置はさらに、推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定するための手段と、推定時間がしきい値よりも大きいとの決定に基づいて、送信するための接続設定メッセージの一部分をトリミングするための手段とを含んでもよい。
第3の態様に従って、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体を開示する。このコンピュータ可読媒体は、UEにおいて接続設定メッセージのサイズを識別するためのコードと、UEにおいて接続設定メッセージのサイズに少なくとも部分的に基づいて接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算するためのコードとを含んでもよい。このコンピュータ可読媒体はさらに、推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定するためのコードと、推定時間がしきい値よりも大きいとの決定に基づいて、送信するための接続設定メッセージの一部分をトリミングするためのコードとを含んでもよい。
第4の態様に従って、ワイヤレス通信のためのまた別の装置を開示する。この装置は、アップリンクチャネルでアップリンクデータ送信を送信し、アップリンクデータ送信に対応する応答を受信するように構成されたトランシーバを含んでもよい。装置はまた、命令を有するコードを記憶するように構成されたメモリと、バスを介してメモリおよびトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、ユーザ機器(UE)において接続設定メッセージのサイズを識別することと、UEにおいてサイズに少なくとも部分的に基づいて接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算することとを行うように構成されてもよい。このプロセッサはさらに、推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定し、推定時間がしきい値よりも大きいとの決定に基づいて、送信するための接続設定メッセージの一部分をトリミングしてもよい。
上記の目的および関連する目的を達成するために、本開示の1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲において指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、本開示の様々な態様の原理が利用される場合がある様々な方法のうちのいくつかを示すにすぎず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことを意図している。
本開示の開示する態様について、開示する態様を限定するためではなく例示するために与えられる添付の図面とともに以下で説明するが、同様の名称は同様の要素を示し、破線は任意選択の構成要素を示し得る。
本開示の様々な態様による、過大なサイズの呼設定メッセージを管理する場合があるUEの態様を含む通信ネットワークの概略図である。 本開示の1つまたは複数の態様を実行するように構成された通信管理構成要素の概略図である。 本開示の様々な態様による、過大なサイズの呼設定メッセージを管理するための方法を説明するフローチャートである。 本開示の様々な態様による、過大なサイズの呼設定メッセージを管理するための方法を説明するフローチャートである。 本開示の様々な態様による、過大なサイズの呼設定メッセージを管理するための方法を説明するフローチャートである。
次に、図面を参照しながら様々な態様について記述する。以下の説明では、説明の目的で、1つまたは複数の態様を完全に理解できるように多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような態様をこれらの具体的な詳細なしに実施できることを理解されたい。一態様では、本明細書で使用する「構成要素」という用語は、システムを構成する部分のうちの1つであってもよく、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアであってもよく、他の構成要素に分割されてもよい。
いくつかの態様では、無線リソース制御(RRC)接続設定において、UEが、無線ネットワークコントローラ(RNC)へのRRC設定完了メッセージの一部としてUE無線アクセス能力情報を送ってもよい。UE能力情報は、UE無線能力、UE非アクセス層(NAS)能力、およびクラスマーク情報を含んでもよい。いくつかの態様では、UE無線能力は、UEモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))/GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)無線アクセスネットワーク(GERAN)能力、UEユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)能力、およびUE発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)能力を含む。追加または代替として、UE NAS能力は、UEネットワーク能力、およびモバイル交換(MS)ネットワーク能力を含んでもよい。3GPP規格では、UEが、RRC接続確立中に無線能力情報を報告する場合がある。いくつかの例では、UEが、RRC接続設定完了メッセージでUE無線能力情報のフルセットを報告することに加えて、シグナリング無線ベアラを適切に設定するために使用される場合があるさらなるUE能力(たとえば、全二重/半二重UE能力)の小セットもまた報告する場合がある。したがって、いくつかの例では、RRC設定完了メッセージで送られるUE能力情報のサイズは、UEがRRC接続確立手順中に報告する場合があるUE能力のタイプおよび量に応じてかなり(たとえば、98バイトと1954バイトとの間で)変動する場合がある。
接続設定メッセージ(たとえば、RRC設定完了メッセージ)内のUE能力情報のサイズは、RRC接続を確立する際の遅延と一致する場合がある。たとえば、UEは、一般に、マルチモード通信のために構成される。したがって、いくつかの態様では、たとえば、その能力の完全セットをアドバタイズするマルチモードUEに関連する接続設定メッセージのサイズは、ネットワーク(たとえば、無線ネットワークコントローラ)に送信するのに約1.5〜3秒を要する可能性がある1954バイトもの大きさである場合がある。反対に、たとえば、その能力の一部分のみをアドバタイズするUEに関する接続設定メッセージのサイズは、わずか140ミリ秒(ms)で送信される可能性がある98バイトの大きさしかない場合がある。
したがって、完全なUE能力情報を送信するための推定時間対、UE能力の一部分のみを送信するための推定時間の間の差は、RRC接続確立手順を正常に完了する際の実質的な遅延に対応する場合がある。本開示によれば、UEにおいて、接続設定メッセージ(たとえば、RRC接続設定完了メッセージ)のサイズを識別し、ネットワークエンティティに接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算するための、システムおよび方法が提供される。本開示では「RRC接続設定メッセージ」および「RRC接続設定完了メッセージ」という用語は、互換的に使用される場合がある。いくつかの態様では、UEが推定時間はしきい値を超える、またはしきい値よりも大きいと決定する場合、UEは、RRC接続手順を完了する際の遅延を短縮するために、接続設定メッセージの一部分(たとえば、1つまたは複数のUE能力情報要素)を削除またはトリミングし、部分的なまたは変更された接続設定メッセージを送信してもよい。代替的に、UEが完全な接続設定メッセージを送信するための推定時間は所定のしきい値未満であると決定する場合、UEは、接続設定メッセージを変更せずに、接続設定メッセージを送信してもよい。
図1Aを参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム10は、少なくとも1つのネットワークエンティティ105(たとえば、基地局またはノードB)の通信カバレージ内に少なくとも1つのユーザ機器(UE)115を含む。UE115は、ネットワークエンティティ105および無線ネットワークコントローラ(RNC)16を介してネットワーク18と通信することができる。一態様では、UE115は、UE115において接続設定メッセージ(たとえば、RRC接続設定完了メッセージ)のサイズを識別し、接続設定メッセージをネットワークエンティティに送信するための推定時間を計算するように動作可能な通信管理構成要素30と組み合わせて動作する場合がある、1つまたは複数のプロセッサ20を含んでもよい。通信管理構成要素30が推定時間はしきい値を超えると決定する場合、通信管理構成要素30は、RRC接続手順を完了する際の遅延を短縮するために、接続設定メッセージの一部分(たとえば、1つまたは複数のUE能力情報要素)を削除し、部分的な接続設定メッセージを送信してもよい。
一態様では、ネットワークエンティティ105は、UMTSネットワーク内のノードBなどの基地局であってもよい。UE115は、ネットワークエンティティ14および無線ネットワークコントローラ(RNC)16を介してネットワーク18と通信してもよい。いくつかの態様では、UE115を含む複数のUEが、ネットワークエンティティ14を含む1つまたは複数のネットワークエンティティによる通信カバレージ内にあってもよい。一例では、UE115は、ネットワークエンティティ105との間でワイヤレス通信を送信および/または受信してもよい。
いくつかの態様では、UE115はまた、当業者によって(ならびに本明細書において互換的に)、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントと呼ばれるか、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)ステーション、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤー)、カメラ、ゲーム機、ウェアラブルコンピューティングデバイス(たとえばスマートウォッチ、スマートグラス、健康またはフィットネストラッカーなど)、電化製品、センサ、車両通信システム、医療デバイス、自動販売機、モノのインターネット(Internet-of-Things)のためのデバイス、または他の何らかの同様の機能デバイスであってもよい。加えて、ネットワークエンティティ105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、中継器、ノードB、モバイルノードB、(たとえば、ピアツーピアまたはアドホックモードでUE115と通信する)UE、またはUE115においてワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにUE115と通信することができる実質的に任意のタイプの構成要素であってもよい。
UE115とネットワークエンティティ105との間のワイヤレス通信は、ネットワークエンティティ105またはUE115のいずれかによって送信される信号を含んでもよい。ワイヤレス通信は、ネットワークエンティティ14によって送信されるダウンリンクチャネルを含むことができる。たとえば、ネットワークエンティティ14は、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、ダウンリンク専用物理制御チャネル(DL-DPCCH)、またはフラクショナル専用物理チャネル(F-DPCH)を送信してもよい。
一態様では、1つまたは複数のプロセッサ20は、1つまたは複数のモデムプロセッサを使用するモデムを含むことができる。通信管理構成要素30に関連する様々な機能は、モデムおよび/またはプロセッサ103に含まれてもよく、一態様では、単一のプロセッサによって実行されることが可能であるが、他の態様では、機能のうちの異なるものが、2つ以上の異なるプロセッサの組合せによって実行されてもよい。たとえば、一態様では、1つまたは複数のプロセッサ20は、モデムプロセッサ、またはベースバンドプロセッサ、またはデジタル信号プロセッサ、または送信プロセッサ、またはトランシーバ60に関連するトランシーバプロセッサのうちの任意の1つあるいは任意の組合せを含んでもよい。詳細には、1つまたは複数のプロセッサ20は、通信管理構成要素30に含まれる機能および構成要素を実行してもよい。
いくつかの例では、通信管理構成要素30は、UE115によってサポートされる1つまたは複数の能力を識別するように構成されたUE能力構成要素32を含んでもよい。UE能力構成要素32は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含んでもよく、コードを実行するか、またはメモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された命令を実行するように構成されてもよい。いくつかの態様では、UE能力構成要素32は、UE115によってサポートされる1つまたは複数のUE能力の識別に基づいて、接続設定メッセージを生成してもよい。接続設定メッセージは、UE能力をネットワーク18にアドバタイズするための1つまたは複数のUE能力情報要素を含んでもよい。またさらなる例では、UE能力構成要素32は、追加として接続設定メッセージのサイズ(たとえば、バイト単位)を決定してもよい。
いくつかの態様では、通信管理構成要素30は、追加として、接続設定メッセージを基地局105に送信するのに要する時間量を推定するように構成された送信推定構成要素34を含んでもよい。送信推定構成要素34は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含んでもよく、コードを実行するか、またはメモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された命令を実行するように構成されてもよい。いくつかの例では、送信推定構成要素34は、追加として、接続設定メッセージを送信するために使用されてもよい少なくとも1つのアップリンクトランスポートチャネル(たとえば、通信リンク23/24)の構成を決定してもよい。送信推定構成要素34は、追加として、接続設定メッセージのサイズ、およびアップリンクトランスポートチャネルのチャネル品質(または構成)に基づいて、推定時間を計算してもよい。
いくつかの例では、通信管理構成要素30は、送信推定構成要素34によって計算された推定送信時間がしきい値よりも大きいか、それとも小さいかを決定するためのしきい値決定構成要素36をさらに含んでもよい。いくつかの例では、しきい値は、所定のしきい値、または動的に適応可能なしきい値であってもよい。それに応じて、しきい値決定構成要素36は、少なくとも1つのしきい値を調整するための調整構成要素を含んでもよい。しきい値決定構成要素36は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含んでもよく、コードを実行するか、またはメモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された命令を実行するように構成されてもよい。いくつかの例では、しきい値は、呼設定のタイプに基づいて調整されてもよい。たとえば、しきい値決定構成要素は、非緊急呼設定に対する第1のしきい値と、緊急呼設定に対する第2のしきい値とを選択してもよく、第1のしきい値と第2のしきい値とは、異なっていてもよい。
またさらなる例では、通信管理構成要素30は、メッセージトリミング構成要素38を含んでもよい。メッセージトリミング構成要素38は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含んでもよく、コードを実行するか、またはメモリ(たとえば、コンピュータ可読記憶媒体)に記憶された命令を実行するように構成されてもよい。メッセージトリミング構成要素38は、推定時間がしきい値よりも大きいとの決定に基づいて、送信するための接続設定メッセージをトリミングするように構成されてもよい。いくつかの態様では、メッセージトリミング構成要素38は、推定時間がしきい値よりも大きいと決定することに基づいて接続設定メッセージの一部分をトリミングしてもよい。いくつかの例では、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることは、識別されたUE能力情報の少なくとも1つを接続設定メッセージから削除することを含んでもよい。トリミングすることはまた、基地局105への送信のための接続設定メッセージからUE能力情報の1つまたは複数の部分を選択することを含んでもよい。この点について、接続設定メッセージ内のUE能力情報の非選択部分は、基地局105に送信されない。追加または代替として、いくつかの例では、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることは、UE発展型ユニバーサル地上波無線アクセス(E-UTRA)能力情報要素をRRC接続設定完了メッセージから削除することを含んでもよい。したがって、一態様では、たとえば、UE能力の少なくとも一部分は、変更された接続設定メッセージで報告されなくてもよい。
さらに、一態様では、UE115は、無線送信、たとえば、ネットワークエンティティ14によって送信されたワイヤレス通信20を受信および送信するために、RFフロントエンド61およびトランシーバ60を含んでもよい。たとえば、トランシーバ60は、ネットワークエンティティ14によって送信されたパケットを受信してもよい。UE12は、メッセージ全体を受信すると、メッセージを復号し、パケットが正しく受信されたかどうかを決定するためにサイクリック冗長検査(CRC)を実行してもよい。たとえば、トランシーバ60は、通信管理構成要素30によって生成されたメッセージを送信するために、およびメッセージを受信し、それらを通信管理構成要素30に転送するために、モデム108と通信してもよい。
RFフロントエンド61は、1つまたは複数のアンテナ64に接続されてもよく、アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルでRF信号を送信および受信するために、1つまたは複数のスイッチ65、1つまたは複数の増幅器(たとえば、電力増幅器(PA)64および/または低雑音増幅器66)、ならびに1つまたは複数のフィルタ67を含むことができる。一態様では、RFフロントエンド61の構成要素は、トランシーバ60と接続することができる。トランシーバ60は、1つまたは複数のモデム108、およびプロセッサ20に接続してもよい。
トランシーバ60は、RFフロントエンド61を介してアンテナ64を通してワイヤレス信号を、(たとえば、送信機無線62により)送信し、(たとえば、受信機無線63により)受信するように構成されてもよい。一態様では、UE115が、たとえばネットワークエンティティ105と通信することができるように、トランシーバは、指定された周波数で動作するように同調されてもよい。一態様では、たとえばモデム108は、UE115のUE構成およびモデムによって使用される通信プロトコルに基づいて、指定された周波数および電力レベルで動作するようにトランシーバ106を構成することができる。
UE115はさらに、本明細書で使用されるデータ、ならびに/あるいはプロセッサ20によって実行されている、アプリケーションまたは通信管理構成要素30および/またはその下位構成要素の1つもしくは複数のローカルバージョンを記憶するためなどのメモリ44を含んでもよい。メモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなどの、コンピュータまたはプロセッサ20によって使用可能な任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含むことができる。一態様では、たとえば、メモリ44は、UE115がチャネルメッセージング構成要素30および/またはその下位構成要素の1つもしくは複数を実行するためにプロセッサ20を動作させているとき、通信管理構成要素30および/またはその下位構成要素の1つもしくは複数を定義する1つまたは複数のコンピュータ実行可能コード、ならびに/あるいはそれに関連するデータを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。追加または代替として、UE115は、RFフロントエンド104、トランシーバ106、メモリ130、およびプロセッサ103を結合するためのバス11を含み、UE12の構成要素および/または下位構成要素の各々の間でシグナリング情報を交換してもよい。
図1Bは、本開示の様々な態様による、基地局105への送信のためのRRC接続設定メッセージを処理する通信管理構成要素30の一例を示す。一例では、システム104は、メッセージタイプ155および1つまたは複数のUE能力情報要素160を含むメッセージフォーマットを有する第1のRRC接続設定メッセージ118を含んでもよい。情報要素は、UEのそれぞれの能力を識別する情報の1つまたは複数のビットであってもよい。第1のRRC接続設定メッセージ118は、UE115が基地局105からRRC接続設定メッセージ(図2参照)を受信することに応答して、UE115によって生成されてもよい。いくつかの態様では、RRC接続設定メッセージは、接続設定メッセージの一タイプであってもよい。しかしながら、本開示の特徴は、RRC接続設定メッセージのみに限定されないことを諒解されたい。具体的には、本開示の態様は、遅延敏感(delay-sensitive)メッセージに対して送信遅延を短縮するために他のメッセージタイプに適用されてもよい。
いくつかの例では、UE能力構成要素32は、UE115によってサポートされる1つまたは複数のUE能力に基づいて、第1のRRC接続設定メッセージ118のサイズ(たとえば、第1のメッセージサイズ)を決定してもよい。メッセージサイズ情報は、1つまたは複数のUE能力情報要素160を含んだ接続設定メッセージ(たとえば、第1のRRC接続設定メッセージ118)を基地局105に送信するのに要する時間量を推定するために送信推定構成要素34に転送されてもよい。接続設定メッセージを送信するのに要する時間量を推定すると、送信推定構成要素34は、推定時間がしきい値より大きいか、それとも小さいかを決定するために、しきい値決定構成要素36を参照してもよい。しきい値は、非緊急呼に関連し、非緊急呼しきい値124と呼ばれる第1のしきい値と、緊急呼に関連し、緊急呼しきい値126と呼ばれる第2のしきい値とを含んでもよい。したがって、送信推定構成要素34が、第1のRRC接続設定メッセージ118を送信するための推定時間はしきい値未満であると決定する場合、UE115は、RRC接続設定メッセージ118のいずれかの部分をトリミングまたは削除することなく、第1のRRC接続設定メッセージ118を送信してもよい。しかしながら、送信推定構成要素34が、第1のRRC接続設定メッセージ118を送信するための推定時間はしきい値よりも大きい、またはしきい値を超えると決定する場合、メッセージトリミング構成要素38は、送信を完了するための推定時間量がしきい値以下であるように、第1のRRC接続設定メッセージ118の少なくとも一部分をトリミングまたは削除してもよい。いくつかの例では、第1のRRC接続設定メッセージ118の一部分をトリミングすることは、第2の部分的RRC接続設定メッセージ122を作成するために第1のRRC接続設定メッセージ118から少なくとも1つのUE能力情報(たとえば、E-UTRA能力情報160-c)を削除することを含んでもよい。いくつかの態様では、第2の部分的RRC接続設定メッセージ122のサイズは、第1のRRC接続設定メッセージ118のサイズよりも小さくてもよい。したがって、第2の部分的RRC接続設定メッセージ122を基地局105に送信するための時間は、第1のRRC接続設定メッセージ118を送信するための推定時間よりも少なくてもよい。
図2は、本開示の様々な態様による、過大なサイズの呼設定メッセージを処理するための、UE115と基地局105との間の方法200を説明するフローチャートを示す。いくつかの例では、UE115は、図1に関して説明したUE115の一例であってもよい。追加または代替として、基地局105は、図1に関して説明した基地局105の一例であってもよい。図2は、基地局105に関して説明するが、UE115はUE115によってサポートされる1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を通じて任意のネットワークエンティティと通信する場合があることを諒解されたい。
本開示の態様によれば、UE115は、UE115と基地局105との間でRRC接続を確立するための通信管理構成要素30(図1A参照)を含んでもよい。いくつかの例では、通信管理構成要素30は、202において、規定されたランダムアクセス手順を利用してRRC接続設定を開始してもよい。いくつかの例では、(すでにアイドルモードである場合がある)UE115は、204において、基地局105にRRC接続要求メッセージを送信してもよい。いくつかの例では、RRC接続要求メッセージは、少なくとも1つまたは複数のUE能力を基地局105にアドバタイズする一連のUE無線能力ビットを含んでもよい。
RRC接続要求メッセージに応答して、基地局105は、206において、UE115-aに対してRRC接続設定メッセージで応答してもよい。いくつかの例では、RRC接続設定メッセージは、信号ベアラを確立するために使用され、信号ベアラを確立するための構成情報を含んでもよい。他の態様では、RRC接続設定メッセージは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のための構成情報、ならびにアップリンク電力制御、チャネル品質インジケータ(CQI)報告、および/またはアンテナ構成に関する情報を含んでもよい。
RRC接続設定206を受信すると、通信管理構成要素30は、ブロック208において、UE能力識別手順を開始してもよい。いくつかの例では、UE能力識別手順は、UE115によってサポートされる1つまたは複数の能力を識別することと、接続設定メッセージ(たとえば、RRC接続設定完了メッセージ)を生成することとを含んでもよい。本開示の態様によれば、通信管理構成要素30は、追加として、少なくとも1つのアップリンクチャネルを通じて基地局105に接続設定メッセージを送信するための時間を推定してもよい。通信管理構成要素30が、送信の推定時間はしきい値を超えると決定する場合、接続設定メッセージは、送信のために変更されてもよい。代替的に、通信管理構成要素30が、送信の推定時間はしきい値を下回ると決定する場合、接続設定メッセージは、いかなる変更もされずに基地局105に送信されてもよい。1つまたは複数の例では、しきい値は、非緊急呼に関連する第1のしきい値(たとえば、非緊急呼しきい値124)と、緊急呼に関連する第2のしきい値(たとえば、緊急呼しきい値126)とを含んでもよい。
したがって、UE115は、210において、変更されたRRC接続設定完了メッセージを基地局105に送信してもよい。変更されたRRC接続設定完了メッセージ210は、START_PS、UE無線能力、およびRAT間のUE能力のうちの1つまたは複数を含んでもよい。いくつかの態様では、UE能力は、UE無線能力、UE NAS能力、およびクラスマーク情報を含んでもよい。クラスマーク情報は、回線交換(CS)ドメインのために使用されてもよい。追加または代替として、UE無線能力は、UE GSM(登録商標)/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)能力、UE UTRAN能力、およびUE E-UTRAN能力を含んでもよい。またさらなる例では、UE NAS能力は、UEネットワーク能力およびMSネットワーク能力を含む。
したがって、本開示によれば、変更されたRRC接続設定完了メッセージ210を送信することは、送信するための推定時間がしきい値(たとえば、緊急呼しきい値および/または非緊急呼しきい値)を上回ると決定することに基づいて、RRC接続設定完了メッセージ210の一部分をトリミングすることを含んでもよい。いくつかの例では、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることは、上記の識別されたUE能力情報の少なくとも1つを接続設定メッセージから削除することを含んでもよい。トリミングすることはまた、基地局105への送信のための接続設定メッセージの1つまたは複数の部分を選択することを含んでもよい。この点について、接続設定メッセージの残りの部分は、基地局105に送信されない。追加または代替として、いくつかの例では、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることは、UE E-UTRA能力情報要素をRRC接続設定完了メッセージ210から削除することを含んでもよい。したがって、一態様では、たとえば、UE能力の少なくとも一部分は、変更されたRRC接続設定完了メッセージ210では報告されない。
変更されたRRC接続設定完了メッセージ210の送信に基づいて、UE115および基地局105は、212において、データパケットのその後の送信および受信のためにRRC通信を確立してもよい。いくつかの例では、UE115と基地局105との間のRRC通信の確立212に続いて、ネットワーク(たとえば、RNC)またはUE115は、UE能力調査を開始してもよい。いくつかの態様では、UE115-aは、214において、RRC通信の確立に続いて基地局105に完全なUE能力情報メッセージを送信してもよい。したがって、RRC接続設定完了メッセージが、UE能力情報の少なくとも一部分をトリミングまたは場合によっては削除することによって、最初に変更された場合、UE115は、完全なUE能力情報をアドバタイズしてもよい。追加または代替として、基地局105は、RRC接続設定メッセージを受信することに基づいて、UE能力確認メッセージ216をもとのUE115に送信してもよい。
図3Aは、本開示の様々な態様による、過大なサイズの呼設定メッセージを処理するための方法302を説明する詳細なフローチャートを示す。いくつかの例では、方法302は、図2に関して説明したUE能力識別手順208の一例であってもよい。
いくつかの例では、UE115は、RRC接続設定手順の間に、UE115によってサポートされる1つまたは複数のUE能力を識別してもよい。識別されたUE能力に基づいて、UE115は、1つまたは複数のUE能力情報要素を含む接続設定メッセージ(たとえば、RRC接続設定完了メッセージ)を生成してもよい。ブロック305において、UE115は、識別されたUE能力に基づいてUEによって生成された接続設定メッセージのサイズを識別してもよい。ブロック305の態様は、図1Aに関して説明する、UE能力構成要素32によって実行されてもよい。
ブロック310において、UE115は、接続設定メッセージの識別されたサイズに少なくとも部分的に基づいて少なくとも1つのアップリンクチャネルを通じて接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算してもよい。いくつかの例では、ブロック310の態様は、図1Aに関して説明した送信推定構成要素34によって実行されてもよい。
ブロック315において、UE115は、推定時間がしきい値よりも大きいか、それとも小さいかを決定してもよい。しきい値は、所定のしきい値、または動的に適応可能なしきい値であってもよい。いくつかの例では、しきい値は、UE115が設定しようとしている場合がある呼のタイプ(たとえば、緊急呼または非緊急呼)に基づいて決定されてもよい。たとえば、しきい値は、非緊急呼に関連する第1のしきい値と、緊急呼に関連する第2のしきい値とを含んでもよい。したがって、いくつかの例では、UE115は、呼設定のタイプに基づいて、推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定してもよい。ブロック315の態様は、図1Aに関して説明する、しきい値決定構成要素36によって実行されてもよい。
UE115が、接続設定メッセージを送信するための推定時間はしきい値(たとえば、第1のしきい値または第2のしきい値)未満であると決定する場合、UE115は、ブロック320において、接続設定メッセージを変更せずに、接続設定メッセージを送信してもよい。しかしながら、ブロック315において、UE115が、推定時間はしきい値よりも大きいと決定する場合、UE115は、接続設定メッセージを削除または変更するために、接続設定メッセージをメッセージトリミング構成要素に転送してもよい。いくつかの例では、接続設定メッセージを削除または変更することは、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることを含んでもよい。ブロック315の態様は、図1Aに関して説明する、しきい値決定構成要素37と接続した送信推定構成要素38によって実行されてもよい。
UE115が、ブロック315において、接続設定メッセージをトリミングすることを決定する場合、UE115は、推定時間がしきい値よりも大きいと決定することに基づいて接続設定メッセージの一部分をトリミングしてもよい。いくつかの例では、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることは、識別されたUE能力情報の少なくとも1つを接続設定メッセージから削除することを含んでもよい。追加または代替として、いくつかの例では、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることは、UE E-UTRA能力情報要素をRRC接続設定完了メッセージから削除することを含んでもよい。したがって、一態様では、たとえば、UE能力の少なくとも一部分は、変更された接続設定メッセージでは報告されなくてもよい。ブロック330の態様は、図1Aに関して説明するメッセージトリミング構成要素38によって実行されてもよい。
図3Bは、本開示の様々な態様による、過大なサイズの呼設定メッセージを処理するための方法304を説明する詳細なフローチャートを示す。いくつかの例では、方法304は、図3Aに関して説明した方法302の続きであってもよい。
いくつかの態様では、UE115は、ブロック335において、UE能力の部分的アドバタイズメントに基づいてRRC接続を確立してもよい(図3A参照)。UE能力の部分的アドバタイズメントは、識別されたUE能力情報の少なくとも1つが接続設定メッセージから削除されている場合がある、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることに基づいてもよい。追加または代替として、いくつかの例では、接続設定メッセージの一部分をトリミングすることは、UE E-UTRA能力情報要素をRRC接続設定完了メッセージから削除することを含んでもよい。したがって、一態様では、たとえば、UE能力の少なくとも一部分は、変更された接続設定メッセージで報告されなくてもよい。したがって、RRC接続は、部分的UE能力情報に基づいて、UE115とネットワークとの間で確立されてもよい。
ブロック340において、UE115は、迅速なRRC接続設定に対応するためにRRC接続メッセージの一部分が最初に削除された(たとえば、トリミングされた)かどうかを決定してもよい。ブロック340において、UE115が、基地局に送信された最初のRRC接続メッセージの少なくとも一部分が削除されなかったと決定する場合、UE115は、基地局とのその確立したネットワーク接続を維持してもよい。しかしながら、ブロック340において、UE115が、RRC接続メッセージの少なくとも一部分が最初に削除されたと決定する場合、UE115は、ブロック345に進んでもよい。
ブロック345において、UE115は、ある時間期間に続いて、そのフル能力をネットワークにアドバタイズするためにUE能力調査を開始してもよい。1つまたは複数の例では、UE能力調査を開始することは、UE能力情報メッセージ214をネットワークに送信することを含んでもよい(図2参照)。ブロック345の態様は、図1Aに関して説明するUE能力構成要素32によって実行されてもよい。
ブロック350において、UE115は、更新された接続設定メッセージで、ネットワークに完全なUE能力情報を送信してもよい。いくつかの例では、完全なUE能力情報を送信することは、変更された接続設定メッセージで以前に報告されなかったUE能力の部分を送信することを含んでもよい。追加または代替として、更新された接続設定メッセージは、ネットワークに以前報告されなかったUE能力情報要素と併せて、変更された接続設定メッセージでネットワークに以前報告されたUE能力情報要素を含んでもよい。結果として、UE115は、UE115によってサポートされる能力を完全に知ることに基づいて、そのRRC接続を変更してもよい。ブロック350の態様は、1つまたは複数のトランシーバによって実行されてもよい。
添付の図面に関して上記に記載した発明を実施するための形態は、例示的な実施形態について説明するものであり、実装され得る、または特許請求の範囲内にあるすべての実施形態を表すものではない。本明細書で使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示として役立つ」ことを意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利な」を意味するものではない。発明を実施するための形態は、説明した技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践される場合がある。いくつかの事例では、説明した実施形態の概念を曖昧にするのを回避するために、よく知られている構造およびデバイスはブロック図の形態で示されている。
様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して、情報および信号が表される場合がある。たとえば、上記の説明全体にわたって参照される場合があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表される場合がある。
本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行される場合がある。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、(たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装されてもよい。
本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装される場合がある。プロセッサによって実行されるソフトウェアに実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信される場合がある。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上述された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装することができる。機能を実装する特徴は、機能の部分が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含め、様々な場所に物理的に位置する場合もある。また、特許請求の範囲内を含めて、本明細書で使用する場合、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目のリスト)で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的リストを示す。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、コンピュータプログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセス可能である任意の入手可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送もしくは記憶するために使用可能であり、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセス可能である任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続も、厳密にはコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本開示のこれまでの説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な修正は、当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
本明細書で説明した技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および他のシステムのような様々なワイヤレス通信システムに使用される場合がある。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装する場合がある。CDMA2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS-856(TIA-856)は、一般に、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装する場合がある。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどのような無線技術を実装する場合がある。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、E-UTRAを使用するユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、およびモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明した技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他
のシステムおよび無線技術に使用されてもよい。しかしながら、上記の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
10 ワイヤレス通信システム
11 バス
12 ユーザ機器(UE)
14 ネットワークエンティティ
16 無線ネットワークコントローラ(RNC)
18 ネットワーク
20 プロセッサ
23 通信リンク
24 通信リンク
30 通信管理構成要素
32 UE能力構成要素
34 送信推定構成要素
36 しきい値決定構成要素
38 メッセージトリミング構成要素
44 メモリ
60 トランシーバ
61 RFフロントエンド
62 送信機無線
63 受信機無線
64 アンテナ
64 電力増幅器(PA)
65 スイッチ
66 低雑音増幅器
67 フィルタ
103 モデムおよび/またはプロセッサ
104 RFフロントエンド
105 ネットワークエンティティ
106 トランシーバ
108 モデム
115 UE
118 RRC接続設定メッセージ
122 第2の部分的RRC接続要求メッセージ
130 メモリ
160 UE能力情報要素

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)において、接続設定メッセージのサイズを識別するステップと、
    前記UEにおいて、前記サイズに少なくとも部分的に基づいて、前記接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算するステップと、
    前記推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定するステップと、
    前記推定時間が前記しきい値よりも大きいとの前記決定に基づいて、送信するための前記接続設定メッセージの一部分をトリミングするステップと
    を含む、方法。
  2. 前記接続設定メッセージの前記一部分をトリミングするステップが、
    前記接続設定メッセージから少なくとも1つのUE能力情報を削除するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記接続設定メッセージの前記一部分をトリミングするステップが、
    前記接続設定メッセージから少なくとも1つのUE発展型ユニバーサル地上波無線アクセス(E-UTRA)能力情報要素を削除するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記トリミングされた接続設定メッセージの残りの部分を含む部分的な接続設定メッセージを、前記UEからネットワークデバイスに送信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. ネットワークとの接続を確立するステップと、
    前記接続設定メッセージがトリミングされるとき、完全なUE能力を前記ネットワークにアドバタイズするために、UE能力調査を開始するステップと
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記部分的な接続設定メッセージが、UE能力情報の限定されたセットを含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記接続設定メッセージを送信するための前記推定時間を計算するステップが、
    アップリンクトランスポートチャネルの特性を決定するステップと、
    前記特性に基づいて前記アップリンクトランスポートチャネルで前記接続設定メッセージを送信するための前記推定時間を計算するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記しきい値が、非緊急呼に関連する第1のしきい値と、緊急呼に関連する第2のしきい値とを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記接続設定メッセージが、無線リソース制御(RRC)接続設定メッセージである、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)において、接続設定メッセージのサイズを識別するための手段と、
    前記UEにおいて、前記サイズに少なくとも部分的に基づいて、前記接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算するための手段と、
    前記推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定するための手段と、
    前記推定時間が前記しきい値よりも大きいとの前記決定に基づいて、送信するための前記接続設定メッセージの一部分をトリミングするための手段と
    を含む、装置。
  11. 前記接続設定メッセージの前記一部分をトリミングするための前記手段が、
    前記接続設定メッセージから少なくとも1つのUE能力情報を削除するための手段
    を含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記接続設定メッセージの前記一部分をトリミングするための前記手段が、
    前記接続設定メッセージから少なくとも1つのUE発展型ユニバーサル地上波無線アクセス(E-UTRA)能力情報要素を削除するための手段
    を含む、請求項10に記載の装置。
  13. 前記トリミングされた接続設定メッセージの残りの部分を含む部分的な接続設定メッセージを、前記UEからネットワークデバイスに送信するための手段
    をさらに含む、請求項10に記載の装置。
  14. ネットワークとの接続を確立するための手段と、
    前記接続設定メッセージがトリミングされるとき、完全なUE能力を前記ネットワークにアドバタイズするために、UE能力調査を開始するための手段と
    をさらに含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記部分的な接続設定メッセージが、UE能力情報の限定されたセットを含む、請求項13に記載の装置。
  16. 前記接続設定メッセージを送信するための前記推定時間を計算するための前記手段が、
    アップリンクトランスポートチャネルの特性を決定するための手段と、
    前記特性に基づいて前記アップリンクトランスポートチャネルで前記接続設定メッセージを送信するための前記推定時間を計算するための手段と
    を含む、請求項11に記載の装置。
  17. 前記しきい値が、非緊急呼に関連する第1のしきい値と、緊急呼に関連する第2のしきい値とを含む、請求項11に記載の装置。
  18. 前記接続設定メッセージが、無線リソース制御(RRC)接続設定メッセージである、請求項11に記載の装置。
  19. ワイヤレス通信のための装置であって、
    アップリンクチャネルでアップリンクデータ送信を送信し、前記アップリンクデータ送信に対応する応答を受信するように構成されたトランシーバと、
    命令を有するコードを記憶するように構成されたメモリと、
    前記メモリおよび前記トランシーバに通信可能にバスを介して結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    ユーザ機器(UE)において、接続設定メッセージのサイズを識別し、
    前記UEにおいて、前記サイズに少なくとも部分的に基づいて、前記接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算し、
    前記推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定し、
    前記推定時間が前記しきい値よりも大きいとの前記決定に基づいて、送信するための前記接続設定メッセージの一部分をトリミングする
    ためのコードを実行するように構成される、装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記接続設定メッセージから少なくとも1つのUE発展型ユニバーサル地上波無線アクセス(E-UTRA)能力情報要素を削除する
    ようにさらに構成される、請求項19に記載の装置。
  21. 前記トランシーバが、
    前記トリミングされた接続設定メッセージの残りの部分を含む部分的な接続設定メッセージを、前記UEからネットワークデバイスに送信する
    ようにさらに構成される、請求項20に記載の装置。
  22. 前記部分的な接続設定メッセージが、UE能力情報の限定されたセットを含む、請求項21に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記トランシーバによって、ネットワークとの接続を確立することと、
    前記接続設定メッセージがトリミングされるとき、完全なUE能力を前記ネットワークにアドバタイズするために、UE能力調査を開始することと
    を行うようにさらに構成される、請求項19に記載の装置。
  24. ワイヤレス通信のためのコードを記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードが、
    ユーザ機器(UE)において、接続設定メッセージのサイズを識別するためにコード化することと、
    前記UEにおいて、前記サイズに少なくとも部分的に基づいて、前記接続設定メッセージを送信するための推定時間を計算するためにコード化することと、
    前記推定時間がしきい値よりも大きいかどうかを決定するためにコード化することと、
    前記推定時間が前記しきい値よりも大きいとの前記決定に基づいて、送信するための前記接続設定メッセージの一部分をトリミングするためにコード化することと
    を行うように実行可能な命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
  25. 前記接続設定メッセージの前記一部分をトリミングするための前記コードが、
    前記接続設定メッセージから少なくとも1つのUE能力情報を削除するためのコード
    を含む、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  26. 前記トリミングされた接続設定メッセージの残りの部分を含む部分的な接続設定メッセージを、前記UEからネットワークデバイスに送信するためのコード
    をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  27. 前記部分的な接続設定メッセージが、UE能力情報の限定されたセットを含む、請求項26に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記接続設定メッセージの前記一部分をトリミングするための前記コードが、
    前記接続設定メッセージから少なくとも1つのUE発展型ユニバーサル地上波無線アクセス(E-UTRA)能力情報要素を削除するためのコード
    を含む、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  29. ネットワークとの接続を確立するための手段と、
    前記接続設定メッセージがトリミングされるとき、完全なUE能力を前記ネットワークにアドバタイズするために、UE能力調査を開始するための手段と
    をさらに含む、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  30. 前記しきい値が、非緊急呼に関連する第1のしきい値と、緊急呼に関連する第2のしきい値とを含む、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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