JP2018509050A - D2D通信システムにおけるProSeのためのパケットフィルタリング方法及びその装置 - Google Patents

D2D通信システムにおけるProSeのためのパケットフィルタリング方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】D2D通信システムにおけるProSeのためのパケットフィルタリングを行う方法及び装置に関する。【解決手段】端末の複数の識別子を設定する段階、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)エンティティが、指示子を含む媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit、MAC PDU)を受信する段階、MACエンティティが、指示子がUEの識別子のうち任意の識別子の16最上位ビット(Most Significant Bit、MSB)と同一であるかを検査する段階、及び指示子が端末の識別子のうち任意の識別子の16MSBと同一である場合、MAC PDUを成功的にデコードした後、MAC PDUを無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)エンティティに伝達する段階を含む。【選択図】 図15

Description

本発明は無線通信システムに関するもので、より詳しくはD2D(Device to Device)通信システムにおいてサイドリンク無線ベアラーに対する暗号化指示(ciphering indication)を示す方法及びその装置に関するものである。
本発明を適用できる無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例として、E―UMTS網の構造を概略的に示した図である。E―UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進化したシステムであって、現在、3GPPで基礎的な標準化作業を進めている。一般に、E―UMTSは、LTE(Long Term Evolution)システムと称することもできる。UMTS及びE―UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容は、それぞれ「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7とRelease 8を参照することができる。
図1を参照すると、E―UMTSは、端末(User Equipment;UE)、基地局(eNode B;eNB)、及びネットワーク(E―UTRAN)の終端に位置し、外部ネットワークと接続される接続ゲートウェイ(Access Gateway;AG)を含む。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.25Mhz、2.5Mhz、5Mhz、10Mhz、15Mhz、20Mhzなどの帯域幅のうち一つに設定され、多くの端末にダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、多数の端末に対するデータ送受信を制御する。ダウンリンク(Downlink;DL)データに対して、基地局は、ダウンリンクスケジューリング情報を送信し、該当端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、アップリンク(Uplink;UL)データに対して、基地局は、アップリンクスケジューリング情報を該当端末に送信し、該当端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。各基地局間には、ユーザトラフィック又は制御トラフィックの送信のためのインターフェースを使用することができる。核心網(Core Network;CN)は、AG及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどで構成することができる。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位で端末の移動性を管理する。
D2D(Device to Device)通信は、基地局などのインフラストラクチャを利用せず、隣接ノード間でトラフィックを直接伝達する分散された通信技術のことをいう。D2D通信環境において、携帯用端末などの各ノードは、物理的にそれに隣接する端末(user equipment)を発見し、通信セッションを設定した後でトラフィックを送信する。この方式によれば、D2D通信は、基地局に集中しているトラフィックを分散してトラフィックの過負荷を解決でき、この点から、D2D通信は、4G以後の次世代モバイル通信技術の基本技術として注目を受けている。そこで、3GPP又はIEEEなどの標準協会は、LTE―A又はWi―Fiに基づいてD2D通信標準の確立を進行しており、クアルコム(Qualcomm)も自身のD2D通信技術を開発してきている。
D2D通信は、モバイル通信システムのスループットを増加させ、新しい通信技術を生成するのに寄与すると期待される。また、D2D通信は、プロキシミティベースのソーシャルネットワークサービス又はネットワークゲームサービスをサポートすることができる。陰影地域(shade zone)に位置する端末のリンク問題は、D2Dリンクをリレーとして使用することによって解決することができる。この方式により、D2D技術は、多様な分野で新しいサービスを提供すると期待される。
赤外線通信、ジグビー(ZigBee)、RFID(radio frequency identification)及びRFIDに基づくNFC(near field communication)などのD2D通信技術は既に使用されている。しかし、これらの技術は、限られた距離(約1m)内の特定オブジェクトの通信しかサポートせず、厳密にこれらの技術をD2D通信技術と見なすことは難しい。
D2D技術が前記のように記述されてきたが、同一のリソースを用いて複数のD2D端末からデータを送信する方法の細部事項は提案されていない。
本発明は前記問題点を解決するために案出されたもので、D2D通信システムにおけるProSeのためのパケットフィルタリングを行う方法及び装置を提供することにその目的がある。本発明で達成しようとする技術的課題は以上で言及した技術的課題に制限されず、他の技術的課題は下記の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に理解可能であろう。
前述した問題点を解決するための本発明の一態様において、無線通信システムにおける端末(UE)の動作方法は、前記端末の複数の識別子を設定する段階、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)エンティティが、指示子を含む媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit、MAC PDU)を受信する段階、前記MACエンティティが、前記指示子が前記UEの識別子のうち任意の識別子の16最上位ビット(Most Significant Bit、MSB)と同一であるかを検査する段階、及び前記指示子が前記端末の識別子のうち任意の識別子の16MSBと同一である場合、前記MAC PDUを成功的にデコードした後、前記MAC PDUを無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)エンティティに伝達する段階を含む。
好ましくは、前記端末の識別子はProSe Layer−2グループID又は目的地Layer−2 IDを含む。
好ましくは、前記指示子はMACヘッダーに含まれる。
好ましくは、前記指示子はMAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドである。
好ましくは、前記MAC PDUはPC5インターフェースを介して直接他の端末から受信される。
好ましくは、前記識別子は前記端末が属するProSeグループを識別する。
好ましくは、前記識別子の大きさは16ビットより大きい。
好ましくは、前記指示子が前記端末の任意の識別子の16MSBと同一でなければ、前記端末のMACエンティティはMAC PDUを廃棄する。
本発明の他の態様において、無線通信システムにおける端末(UE)の動作方法は、前記端末の複数の目的地Layer−2 IDを設定する段階、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)エンティティが、DSTフィールドを含む媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit、MAC PDU)を受信する段階、前記MACエンティティが、MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが前記端末の目的地Layer−2 IDのうち任意のIDの16MSBと同一であるかを検査する段階、及び前記MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが前記端末の目的地Layer−2 IDのうち任意のIDの16MSBと同一である場合、前記MAC PDUを成功的にデコードした後、無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)エンティティに前記MAC PDUを伝達する段階を含む。
本発明のさらに他の態様において、無線通信システムにおける端末(UE)の動作方法は、前記端末の複数の目的地Layer−2 IDを設定する段階、媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)エンティティが、DSTフィールドを含む媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(Medium Access Control Protocol Data Unit、MAC PDU)を受信する段階、前記MAC PDUをデコードする段階、前記MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが前記端末の目的地Layer−2 IDのうち任意のIDの16MSBと同一であるかによって前記MAC PDUを成功的にデコードした後、前記無線リンク制御(RLC)エンティティに前記MAC PDUを伝達するかを決定する段階、及び前記端末が前記MAC PDUを伝達することに決定すれば、前記MAC PDUを伝達する段階を含む。
本発明について前述した一般的な説明と後述する詳細な説明は例示的なもので、請求項に記載の発明についての追加的な説明のためのものである。
本発明によると、一定の条件下でD2D通信システムにおけるProSeのためのパケットフィルタリングを効率的に行うことができる。具体的に、受信されたTBからデータ、つまりMAC PDUが成功的にデコードされれば、端末はデータが端末に対するターゲットであるかを先に確認し、前記一定の条件が満たされれば、端末はMAC PDUを伝達する。
本発明で得られる効果は以上で言及した効果制限されず、言及しなかった他の効果は下記の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解可能であろう。
本明細書に添付する図面は本発明に対する理解を提供するためのもので、本発明の多様な実施形態を示し、明細書の記載と一緒に本発明の原理を説明するためのものである。
無線通信システムの一例としてE−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)のネットワーク構造を示す図である。 E−UMTSのネットワーク構造を示すブロック図である。 典型的なE−UTRAN及び典型的なEPCのアーキテクチャを示すブロック図である。 3GPP(3rd generation partnership project)無線アクセスネットワーク標準に基づいてUE及びE−UTRANの間の無線インターフェースプロトコルの制御平面及び使用者平面を示す図である。 E−UMTSシステムで使われる例示的な物理チャネル構造を示す図である。 本発明の実施例による通信装置のブロック図である。 正常な通信のためのデフォルトデータ経路の例である。 近接通信のためのデータ経路シナリオの例である。 近接通信のためのデータ経路シナリオの例である。 非ローミング参照アーキテクチャを説明する概念図である。 サイドリンクの第2階層構造を示す概念図である。 ProSe直接通信のための使用者平面プロトコルスタックを説明する概念図である。 ProSe直接通信のための制御平面プロトコルスタックである。 ProSe直接ディスカバリー(ProSe Direct Discovery)のためのPC5インターフェースを示す概念図である。 偶数Nに対するProSe BSR MAC制御要素の例である。 奇数Nに対するProSe BSR MAC制御要素の例である。 MAC PDU構造を説明するための概念図である。 MAC PDU構造を説明するための概念図である。 MAC PDU構造を説明するための概念図である。 MAC PDU構造を説明するための概念図である。 MAC PDU構造を説明するための概念図である。 本発明の実施例によるD2D通信システムにおけるProSeのためのパケットフィルタリングを行うための図である。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、ヨーロッパシステム、GSM(Global system for mobile communication)、及びGPRS(General Packet Radio Service)に基盤したWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)で動作する3世代(3rd Generation、3G)非対称移動通信システムである。UMTSのLTE(Long―Term Evolution)は、UMTSを規格化する3GPPによって議論中にある。
3GPP LTEは、高速パケット通信を可能にする技術である。ユーザ及び提供者の費用を減少させ、サービス品質を改善し、カバレッジ(coverage)及びシステム容量を拡張及び改善することを目的とするLTE課題のための多くの方法が提案された。3G LTEは、上位―レベル要求であって、ビット(bit)当たりの費用減少、増加したサービス可用性、周波数帯域の柔軟性、単純な構造、開放型インターフェース、及び端末の適切な電力消耗を要求する。
以下で、添付の図面を参照して説明した本発明の各実施例により、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解され得るだろう。以下で説明する各実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された各例である。
本明細書は、LTEシステム及びLTE―Aシステムを用いて本発明の各実施例を説明するが、これは例示に過ぎない。したがって、本発明の各実施例は、前記定義に該当するいずれの通信システムにも適用することができる。また、本明細書は、FDD方式を基準にして本発明の実施例に対して説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、H―FDD方式又はTDD方式にも容易に変形して適用することができる。
図2Aは、E―UTRAN(Evolved―Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図である。E―UMTSは、LTEシステムと称することもできる。通信網は、IMS及びパケットデータを通じたVoIP(Voice over IP)などの多様なサービスを提供するために広く配置される。
図2Aに示したように、E―UMTS網は、E―UTRAN(evolved UMTS terrestrial radio access network)、EPC(Evolved Packet Core)、及び一つ以上の端末を含む。E―UTRANは、一つ以上のeNB(evolved NodeB)20を含むことができ、複数の端末10が一つのセルに位置することができる。一つ以上のE―UTRAN MME(Mobility Management Entity)/SAE(System Architecture Evolution)ゲートウェイ30は、ネットワークの終端に位置し、外部ネットワークに接続することもできる。
本明細書において、「ダウンリンク(downlink)」は、eNB20から端末10への通信を称し、「アップリンク(uplink)」は、端末10からeNB20への通信を称する。端末10は、ユーザによって運搬される通信装備を称し、また、移動局(Mobile Station、MS)、ユーザ端末(User Terminal、UT)、加入者ステーション(Subscriber Station、SS)又は無線デバイスと称することもできる。
図2Bは、一般的なE―UTRANと一般的なEPCの構造を示すブロック図である。
図2Bに示したように、eNB20は、ユーザ平面及び制御平面のエンドポイント(end point)を端末10に提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、セッション及び移動性管理機能のエンドポイントを端末10に提供する。eNB20及びMME/SAEゲートウェイ30は、S1インターフェースを介して接続することができる。
eNB20は、一般に端末10と通信する固定局であって、基地局(BS)又はアクセスポイント(access point)と称することもある。一つのeNB20はセルごとに配置することができる。ユーザトラフィック又は制御トラフィックを送信するためのインターフェースをeNB20間で使用することができる。
MMEは、eNB20に対するNASシグナリング、NASシグナリング保安、AS保安制御、3GPP接続ネットワーク間の移動性のためのインター(inter)CNノードシグナリング、(ページング再送信の制御及び実行を含む)遊休モード(idle mode)端末接近性(Reachability)、(遊休モード及び活性モード(active mode)の端末のための)トラッキング領域リスト管理、PDN GW及びサービングGW選択、MME変化が伴うハンドオーバーのためのMME選択、2G又は3G 3GPP接続ネットワークへのハンドオーバーのためのSGSN選択、ローミング、認証、専用ベアラー設定を含むベアラー管理、(ETWS及びCMASを含む)PWSメッセージ送信のためのサポートを含む多様な機能を行う。SAEゲートウェイホストは、パー―ユーザ(Per―user)ベースのパケットフィルタリング(例えば、深層パケット検査を使用)、適法なインターセプション(Lawful Interception)、端末 IPアドレス割り当て、ダウンリンクでの送信(Transport)レベルパケットマーキング、UL及びDLサービスレベル課金、ゲーティング及びレート強化、APN―AMBRに基づいたDLレート強化を含む多様な機能を提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、明確性のために、本明細書で単純に「ゲートウェイ」と称する。しかし、MME/SAEゲートウェイ30は、MME及びSAEゲートウェイの両者を全て含む。
複数のノードは、eNB20とゲートウェイ30との間でS1インターフェースを介して接続することができる。各eNB20は、X2インターフェースを介して相互接続することができ、各隣接eNBは、X2インターフェースを有するメッシュネットワーク構造(meshed network structure)を有することができる。
図2Bに示したように、eNB20は、ゲートウェイ30に対する選択、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)活性化の間、ゲートウェイに向かうルーティング、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、ブロードキャストチャネル(BCCH)情報のスケジューリング及び送信、アップリンク及びダウンリンクの全てにおける各端末10のための動的リソース割当て、eNB測定の構成及び準備、無線ベアラー制御、無線承認制御(Radio Admission Control、RAC)、及びLTE_ACTIVE状態での接続移動性制御などの各機能を行うことができる。EPCにおいて、ゲートウェイ30は、ページング発信、LTE_IDLE状態管理、ユーザ平面暗号化、システム構造エボリューション(System Architecture Evolution、SAE)ベアラー制御、及び非―接続層(Non―Access Stratum、NAS)シグナリングの暗号化及び無欠性保護などの各機能を行うことができる。
EPCは、移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、サービング―ゲートウェイ(serving―gateway、S―GW)、及びパケットデータネットワーク―ゲートウェイ(Packet Data Network―Gateway、PDN―GW)を含む。MMEは、主に各端末の移動性を管理する目的で用いられる接続及び可用性に対する情報を有する。S―GWは、E―UTRANを終端点として有するゲートウェイで、PDN―GWは、パケットデータネットワーク(PDN)を終端点として有するゲートウェイである。
図3は、3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE―UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの制御平面及びユーザ平面の構造を示す図である。制御平面は、端末(User Equipment;UE)とネットワークがコールを管理するために用いる各制御メッセージが送信される通路を意味する。ユーザ平面は、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通路を意味する。
第1層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位にある媒体接続制御(Medium Access Control)層とは送信チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。前記送信チャネルを介して媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側と受信側の物理層間には、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、時間と周波数を無線リソースとして活用する。具体的に、物理チャネルは、ダウンリンクでOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、アップリンクでSC―FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2層のRLC層は、信頼性のあるデータ送信をサポートする。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックで具現することもできる。第2層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPバージョン4(IP version 4、IPv4)パケットやIPバージョン6(IPv6)パケットのようなIP(internet protocol)パケットを効率的に送信するために不必要な制御情報を減少させるヘッダー圧縮(Header Compression)機能を行う。
第3層の最下部に位置した無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御平面のみで定義される。RRC層は、各無線ベアラ(Radio Bearer;RB)の設定(Configuration)、再設定(Re―configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャネル、送信チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第2層によって提供されるサービスを意味する。このために、端末とネットワークのRRC層は、互いにRRCメッセージを交換する。
eNBの一つのセルは、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzなどの各帯域のうち一つで動作するように設定することができ、帯域でダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供するように設定することができる。異なる各セルは、異なる各帯域を提供するように設定することもできる。
E―UTRANから端末への送信のためのダウンリンク送信チャネル(Downlink transport Channel)は、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、各ページングメッセージを送信するPCH(Paging Channel)、及びユーザトラフィック又は各制御メッセージを送信するためのダウンリンク共有チャネル(Shared Channel、SCH)を含む。ダウンリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信することもでき、又は別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信することもできる。
端末からネットワークにデータを送信するアップリンク送信チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、その他にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)とがある。送信チャネルの上位にあり、送信チャネルにマップされる論理チャネルとしては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、及びMTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図4は、E―UMTSシステムで使用する物理チャネル構造の一例を示した図である。物理チャネルは、時間軸上にある多数のサブフレームと、周波数軸上にある多数のサブキャリア(Sub―carrier)とで構成される。ここで、一つのサブフレーム(Sub―frame)は、時間軸上に複数のシンボル(Symbol)で構成される。一つのサブフレームは、複数のリソースブロック(Resource Block)で構成され、一つのリソースブロックは、複数のシンボル及び複数のサブキャリアで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、すなわち、L1/L2制御チャネルのために該当サブフレームの特定シンボル(例えば、1番目のシンボル)の特定サブキャリアを用いることができる。図4には、L1/L2制御情報送信領域(PDCCH)とデータ領域(PDSCH)を示した。一実施例において、10msの無線フレーム(radio frame)が使用され、一つの無線フレームは10個のサブフレーム(subframe)で構成される。また、一つのサブフレームは二つの連続するスロットで構成される。一つのスロットの長さは0.5msである。また、一つのサブフレームは多数のOFDMシンボルで構成され、多数のOFDMシンボルのうち一部のシンボル(例えば、1番目のシンボル)は、L1/L2制御情報を送信するために使用することができる。データ送信のための時間単位である送信時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)は1msである。
基地局と端末は、一般に特定制御信号又は特定サービスデータを除いては、送信チャネルであるDL―SCHを用いる物理チャネルであるPDSCHを介してデータを送信/受信する。PDSCHのデータがいずれの端末(一つ又は複数の端末)に送信されるもので、前記各端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコード(decoding)しなければならないのかに対する情報などは、PDCCHに含まれて送信される。
例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRCマスク(masking)されており、「B」という無線リソース(例えば、周波数位置)及び「C」という送信形式情報(例えば、送信ブロックサイズ、変調方式、コーディング情報など)を用いて送信されるデータに関する情報が特定サブフレームを介して送信されると仮定する。この場合、セル内の端末は、自身が有しているRNTI情報を用いてPDCCHをモニターし、「A」RNTIを有している一つ以上の端末があると、前記各端末はPDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報を介して「B」と「C」によって指示されるPDSCHを受信する。
図5は、本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
図5に示された装置は、上述したメカニズムを行うように適応されたユーザ装置(User Equipment、UE)及び/又はeNBであってもよいが、同じ作業を行う任意の装置であってもよい。
図5に示したように、装置は、DSP(Digital Signal Processor)/マイクロプロセッサ110及びRF(Radio Frequency)モジュール(送受信機;135)を含むこともできる。DSP/マイクロプロセッサ110は、送受信機135に電気的に接続されて送受信機135を制御する。装置は、設計者の選択によって、電力管理モジュール105、バッテリー155、ディスプレイ115、キーパッド120、SIMカード125、メモリデバイス130、スピーカー145及び入力デバイス150をさらに含むこともできる。
特に、図5は、ネットワークから要求メッセージを受信するように構成された受信機135及びネットワークに送/受信タイミング情報を送信するように構成された送信機135を含む端末を示してもよい。このような受信機と送信機は送受信機135を構成できる。端末は、送受信機(受信機及び送信機、135)に接続されたプロセッサ110をさらに含むこともできる。
また、図5は、端末に要求メッセージを送信するように構成された送信機135及び端末から送受信タイミング情報を受信するように構成された受信機135を含むネットワーク装置を示してもよい。送信機及び受信機は送受信機135を構成することもできる。ネットワークは、送信機及び受信機に接続されたプロセッサ110をさらに含む。このプロセッサ110は、送受信タイミング情報に基づいて遅延(latency)を計算することもできる。
最近、3GPPでプロキシミティ基盤のサービス(Proximity―based Service;ProSe)が論議されている。ProSeは、(認証などの適切な手続後)eNBのみを介して(SGW(Serving Gate―way(SGW)/PDN(Packet Data Network)―GW(PGW)を介することなく)又はSGW/PGWを介して異なる端末を(直接)互いに接続させることができる。よって、ProSeを用いて装置対装置直接通信を提供することができ、全ての装置がユビクォトス接続で接続されると期待される。近接した距離内の装置間の直接通信はネットワークの負荷を減少させることができる。最近、プロキシミティ基盤のソーシャルネットワークサービスは大衆の注目を受けており、新しい種類のプロキシミティ基盤のアプリケーションが出現され、新しいビジネスの市場及び収益を創造することができる。第一のステップにおいて、公衆安全及び緊要な通信(critical communication)が市場で要求される。また、グループ通信は、公衆安全システムの重要なコンポーネントの一つである。プロキシミティ基盤のディスカバリー、直接経路通信及びグループ通信の管理などの機能が要求される。
使用ケースとシナリオは、例えば、i)商業的/社会的使用、ii)ネットワークオフローディング(offloading)、iii)公衆安全、iv)到達可能性(reachability)及び移動度の形態(mobility aspects)を含むユーザ経験の一貫性を確保するための現在のインフラストラクチャサービスの統合、v)(地域規定及びオペレータポリシーの対象であり、特定公衆安全指定周波数帯域及び端末に制限された)EUTRANカバレッジの不在時の公衆安全である。
図6は、2個の端末間の通信のためのデフォルトデータ経路の例を示す。図6を参照すると、非常に近接した2個の端末(例えば、UE1、UE2)が互いに通信するときにも、それらのデータ経路(ユーザ平面)はオペレータネットワークを介する。よって、通信のための一般的なデータ経路は、eNB及びゲートウェイ(GW)(例えば、SGW/PGW)を含む。
図7乃至図8は、プロキシミティ通信のためのデータ経路シナリオの例を示す。無線装置(例えば、UE1、UE2)が互いに隣接すると、直接モードデータ経路(図7)又は地域的にルートされたデータ経路(図8)を用いることができる。直接モードデータ経路において、eNB及びSGW/PGWなしで(認証などの適切な手続後に)無線装置が互いに直接接続される。地域的にルートされたデータ経路では、無線装置がeNBのみを介して互いに接続される。
図9は、ノン―ローミングリファレンスアーキテクチャを示す概念図である。
PC1乃至PC5はインターフェースを示す。PC1は、端末内のProSeアプリケーションとProSeアプリケーションサーバとの間の基準点である。これは、アプリケーションレベルシグナリング要求事項を定義するのに使用される。PC2は、ProSeアプリケーションサーバとProSe機能との間の基準点である。これは、ProSeアプリケーションサーバと、ProSe機能(function)を介して3GPP EPSによって提供されるProSe機能性(functionality)との間の相互作用を定義するのに使用される。一例は、ProSe機能内のProSeデータベースに対するアプリケーションデータアップデートのためのものであり得る。他の例は、3GPP機能性とアプリケーションデータ、例えば、名前変換(name translation)との間の相互作用(interworking)でProSeアプリケーションサーバによって使用されるデータであり得る。PC3は、端末とProSe機能との間の基準点である。これは、端末とProSe機能との間の相互作用を定義するのに使用される。一例は、ProSeディスカバリー及び通信のための構成に使用することができる。PC4は、EPCとProSe機能との間の基準点である。これは、EPCとProSe機能との間の相互作用を定義するのに使用される。可能な使用ケースは、各端末間の1対1通信経路を設定するケース、又は、セッション管理又は移動度管理のためにProSeサービス(認証)を実時間で有効化するケースであり得る。
PC5は、(各端末間直接及びLTE―Uuを介した各端末間)1対1通信及びリレーのためにディスカバリー及び通信のための制御及びユーザ平面に使用される各端末間の基準点である。最後に、PC6は、異なるPLMNに加入された各ユーザ間のProSeディスカバリーなどの機能に使用できる基準点である。
EPC(Evolved Packet Core)は、MME、S―GW、P―GW、PCRF、HSSなどのエンティティを含む。ここで、EPCは、E―UTRANコアネットワークアーキテクチャを示す。EPC内のインターフェースは、図9に明示的に示していないが、影響を受けることができる。
アプリケーション機能性を形成するProSe能力のユーザであるアプリケーションサーバは、例えば、公衆安全の場合は特定エージェンシー(PSAP)であってもよく、商業的場合はソーシャルメディアであってもよい。これらアプリケーションは3GPPアーキテクチャ外で定義されるが、3GPPエンティティに向かう基準点があり得る。アプリケーションサーバは、端末内のアプリケーションに向かって通信することができる。
端末内のアプリケーションはアプリケーション機能を形成するためのProSeケイパビリティ(capability)を用いる。その例は公衆安全グループのメンバー間の通信又は隣接した友達を捜すことを要求するソーシャルメディアアプリケーションであってもよい。3GPPによって定義された(EPSの一部としての)ネットワーク内のProSe機能はProSeアプリサーバー、EPC及び端末に対して基準点を有する。
機能は、制限されないが、例えば次を含むことができる。
−第3者アプリケーションに対して基準点を介した相互作用(interworking)
−ディスカバリー及び直接通信のための端末の許可(Authorization)及び設定(configuration)
−EPCレベルProSe Appディスカバリーの機能をイネーブル
−ProSe関連の新加入者データ及びデータストレージのハンドリング;そしてProSeアイデンティティのハンドリング
−保安関連機能
−ポリジー関連機能に対するEPCへの制御を提供
−チャージング(EPCを介して又はその外部、例えばオフラインチャージング)のための機能を提供
特に、次のアイデンティティはProSe直接通信に使われる:
−ソースLayer−2 IDはPC5インターフェースでD2DCパケットの送信者を識別する。ソースLayer−2 IDは受信機RLCエンティティの識別に使われる。
−目的地Layer−2 IDはPC5インターフェースでD2Dパケットターゲットを識別する。目的地Layer−2 IDはMAC階層でパケットのフィルタリングに使われる。目的地Layer−2 IDはブロードキャスト、グループキャスト又はユニキャスト識別子であってもよい。
−SA L1 IDはPC5インターフェースでスケジューリング割り当て(SA)の識別子である。SA L1 IDは物理階層におけるパケットのフィルタリングに使われる。SA L1 IDはブロードキャスト、グループキャスト又はユニキャスト識別子であってもよい。
グループ形成及び端末内のソースLayer−2 ID及び目的地Layer−2 IDの設定にはアクセス階層シグナリング(Access Stratum signaling)が要求されない。この情報は上位層によって提供される。
グループキャスト及びユニキャストの場合、MAC階層はターゲット(グループ、端末)を識別する上位層ProSe ID(すなわち、ProSe Layer−2グループID及びProse UE ID)を2個のビットストリングに変換するはずであり、この2個のビットストリングの一つは物理階層に伝達されてSA L1 IDとして使われる反面、他の一つは目的地Layer−2 IDとして使われる。ブロードキャストのために、L2はグループキャスト及びユニキャストと同一のフォーマットで前もって定義されたSA L1 IDを用いるブロードキャスト送信であることをL1に指示する。
図10はサイドリンク(Sidelink)のためのLayer−2構造を示す概念図である。
サイドリンクはProSe直接通信及びProSe直接ディスカバリーのための端末対端末インターフェースで、PC5インターフェースに対応する。サイドリンクはProSe直接ディスカバリー及び端末の間のProSe直接通信を含む。サイドリンクは上りリンク送信と類似した上りリンクリソース及び物理チャネル構造を用いる。しかし、後述する任意の変化が物理チャネルで起こる。E−UTRAは2個のMACエンティティ、つまり端末内の一つのエンティティ及びE−UTRAN内の一つのエンティティを定義する。これらMACエンティティはさらに次の伝送チャネル、i)サイドリンク放送チャネル(SL−BCH)、ii)サイドリンクディスカバリチャネル(SL−DCH)及びiii)サイドリンク共有チャネル(SL−SCH)をハンドリングする。
−基本送信方式:サイドリンク送信はUL送信方式と同一の基本送信方式を用いる。しかし、サイドリンクは全てのサイドリンク物理チャネルに対する単一クラスター送信に制限される。また、サイドリンクはそれぞれのサイドリンクサブフレームの終りで1個のシンボルギャップを用いる。
−物理階層プロセッシング:伝送チャネルのサイドリンク物理階層プロセッシングは次の段階でUL送信とは違う:
i)スクランブリング:PSDCH及びPSCCHに対し、スクランブリングは端末特定ではない。
ii)変調:64QAMはサイドリンクに対して支援されない。
−物理サイドリンク制御チャネル:PSCCHはサイドリンク制御リソースにマッピングされる。PSCCHはPSSCHのために端末によって使われるリソース及び他の送信パラメータを示す。
−サイドリンク参照信号:PSDCH、PSCCH及びPSSCH復調のために、上りリンク復調参照信号と類似した参照信号はノーマルCPではスロットの4番目シンボルで送信され、拡張CPではスロットの3番目シンボルで送信される。サイドリンク復調参照信号シーケンスの長さは割り当てられたリソースのサイズ(サブキャリアの数)と同一である。PSDCH及びPSCCHに対し、参照信号は固定ベースシーケンス、循環シフト及び直交カバーコードに基づいて生成される。
−物理チャネル過程:カバレッジ内(in−coverage)の動作のために、サイドリンク送信のパワースペクトル密度はeNBによって影響されることができる。
図11AはProSe直接通信のための使用者平面プロトコルスタックを説明する概念図、図11BはProSe直接通信のための制御平面プロトコルスタックである。
図11Aは使用者平面に対するプロトコルスタックを示した図であり、PDCP、RLC及びMACサブレイヤー(他のUEで終了)が使用者平面に対して羅列された機能(例えば、ヘッダー圧縮、HARQ再伝送)を行う。PC5インターフェースは、図11Aに示したように、PDCP、RLC、MAC及びPHYで構成される。
ProSe直接通信の使用者平面の詳細事項:i)ProSe直接通信のためのHARQフィードバックがなく、ii)RLC UMがProSe直接通信のために使われ、iii)受信端末が送信ピア端末ごとに少なくとも一つのRLC UMエンティティを維持しなければならなく、iv)ProSe直接通信のために使われる受信ProSe−RLC UMエンティティは第1RLC UMD PDUの受信前に構成される必要がなく、v)ROHC単方向モードはProSe直接通信のためのPDCPのヘッダー圧縮に使われる。
UEは多数の論理チャネルを設定することができる。MACサブヘッダー内に含まれたLCIDは一つのソースLayer−2 ID及びProSe Layer−2グループID組合せの範囲内の論理チャネルを独自に識別する。論理チャネル優先順位に対する媒介変数は設定されない。
図11Bは制御平面に対するプロトコルスタックを示す。
UEはProSe直接通信前に受信UEに対する論理的接続を設定及び維持しない。
同期化を行うため、UE(等)は同期信号及びSBCCHを送信し、同期化ソースとなることができる。PC5インターフェースにおけるSBCCHに対する接続階層(Access Stratum)プロトコルスタックは、図11Bに示したように、RRC、RLC、MAC及びPHYで構成される。
図12はProSe直接ディスカバリー(Direct Discovery)のためのPC5インターフェースを示す概念図である。
ProSe直接ディスカバリーは直接ディスカバリーを支援するUEがPC5を介してE−UTRA直接無線信号を使って近くの他のUEを見つけるのに使われる過程と定義される。ProSe直接ディスカバリーはUEがE−UTRANによってサービスされる場合にだけ支援される。
UEはeNB構成によってRRC_IDLE及びRRC_CONNECTEDの状態で共にディスカバリーメッセージの告知及びモニタリングに参加することができる。UEはハーフデュプレックスの制限を受ける自分のディスカバリーメッセージを知らせてモニターする。
ディスカバリーメッセージの告知及びモニタリングに参加するUEは現在のUTC時間を維持する。告知に参加するUEはディスカバリーメッセージの伝送時にUTC時間を考慮し、ProSeプロトコルによって生成されたディスカバリーメッセージを送信する。モニタリングUEにおいて、ProSeプロトコルは、ProSe機能に対するメッセージの受信時、UTC時間と一緒に検証されるメッセージを提供する。
ProSe直接ディスカバリーのための無線プロトコルスタック(AS)はMAC及びPHYのみで構成される。
AS階層は次のような機能を行う。i)上位階層(ProSeプロトコル)とのインターフェース:MAC階層は上位階層(ProSe Protocol)からディスカバリーメッセージを受信する。IP階層はディスカバリーメッセージの伝送に使われない。ii)スケジューリング:MAC階層は上位階層から受信されたディスカバリーメッセージを知らせるために使われる無線リソースを決定する。iii)ディスカバリーPDU生成:MAC階層はディスカバリーメッセージを運ぶMAC PDUを構成し、決定された無線リソースでの送信のために前記MAC PDUを物理階層に送信する。MACヘッダーは付け加わらない。
UE自律的リソース選択の場合、eNBはディスカバリーメッセージの告知に使用されたリソースプール構成をUE(等)に提供する。この構成はブロードキャスト又は専用シグナリングでシグナリングされてもよい。UEは指示されたリソースプールから無線リソース(等)を自律的に選択し、ディスカバリーメッセージを知らせ、UEはそれぞれのディスカバリー期間の間にランダムに選択されたディスカバリーリソース上でディスカバリーメッセージを知らせることができる。
一方、スケジューリングされたリソース割当ての場合、RRC_CONNECTED状態のUEはRRCを介してeNBからディスカバリーメッセージを知らせるためのリソース(等)を要求することができる。eNBはRRCを介してリソース(等)を割り当て、リソースはモニタリングのためにUEに設定されたリソースプール内で割り当てられる。
RRC_IDLE状態のUEの場合、eNBは次のオプションのうち一つを選択することができる。i)eNBはSIB 19でUE自律的リソース選択に基づくディスカバリーメッセージ告知のためにリソースプールを提供することができる。ProSe直接ディスカバリーのために権限が付与されたUEはディスカバリーメッセージを知らせるのにこのリソースを使う。ii)eNBはSIB 19でProSe直接ディスカバリーを支援するがディスカバリーメッセージ告知のためのリソースを提供しないことを示すことができる。UEはディスカバリーメッセージ告知のためのリソースを要求するためにはRRC_CONNECTED状態に進入しなければならない。
RRC_CONNECTED状態のUEの場合、ProSe直接ディスカバリー告知を行うように権限が付与されたUEはeNBに自分がProSe直接ディスカバリー告知を行おうとすることを指示する。eNBはMMEから受信したUEコンテキストを用いて、UEがProSe直接ディスカバリー告知に対する権限があるかを検証する。eNBは専用シグナリングによってディスカバリーメッセージ告知のためにUE自律的リソース選択のためのリソースプールをUEに構成することができる。eNBは専用RRCシグナリングによってディスカバリーメッセージ告知のために時間及び周波数インデックスの形態で専用リソースと一緒にリソースプールを構成することができる。eNBによって割り当てられた専用リソースはeNBがRRCシグナリングによってリソース(等)を再構成するかUEがRRC_IDLEに進入するまで有効である。
RRC_IDLE及びRRC_CONNECTED状態の権限が付与された受信UEはUE自律的リソース選択に使われるリソースプール及びスケジューリングされたリソース割当てのためのリソースプールをモニターする。eNBはSIB 19でディスカバリーメッセージモニタリングのために使われるリソースプール構成を提供する。SIB 19は周波数内の隣接セルでの告知のために使われる詳細なProSe直接ディスカバリー構成も含むことができる。
同期式及び非同期式配置が支援される。ディスカバリーリソースはセル全体にわたって重なるか重ならないことができる。
NWによって権限が付与された場合、UEはサービングセル上でのみディスカバリーメッセージを知らせることができる。UEは同じPLMN又は相異なるPLMNでサービングセルと同一の周波数だけではなく違う周波数のディスカバリーリソースをモニターすることができる。
Sidelinkプロセスのために伝送が行われる各サブフレームに対して一つのTB及び関連HARQ情報がサイドリンクHARQエンティティから受信される。
リダンダンシーバージョンのシーケンスは0、2、3、1である。変数CURRENT_IRVはリダンダンシーバージョンシーケンスに対するインデックスである。この変数はモジュロ4にアップデートされる。
それぞれの受信されたTB及び関連HARQ情報に対し、サイドリンクプロセスはCURRENT_IRVを0に設定し、受信されたデータをソフトバッファーに保存し、新しい送信の場合、CURRENT_IRVによって受信されたデータを選択的にデコードしようと試みる。
そうではなければ、再伝送の場合、サイドリンクプロセスはCURRENT_IRVを1ずつ増加させ、受信されたデータをこのTBの現在ソフトバッファーにあるデータと結合し、このTBに対するデータが未だ成功的にデコードされていない場合、CURRENT_IRVによって結合されたデータを選択的にデコードしようと試みる。
UEがデコードしようと試みたデータがこのTBに対して成功的にデコードされた場合、サイドリンクプロセスは、このTBに対するデータを初めて成功的にデコードする場合、分解及び逆多重化エンティティにデコードされたMAC PDUを伝達しなければならない。
図13Aは偶数Nに対するProSe BSR MAC制御要素の例であり、図13Bは奇数Nに対するProSe BSR MAC制御要素の例である。
ProSeバッファー状態報告書(Buffer Status Report、BSR)MAC制御要素はProSe BSRとProSe Truncated BSRで構成される。ProSe BSRは報告された対象グループ当たり一つのグループインデックスフィールド、一つのLCG IDフィールド及び一つの対応バッファー大きさフィールドを含む。
ProSe BSRは表1に特定したようにLCIDを有するMAC PDUサブヘッダーによって識別される。この大きさは可変的である。
含まれた各グループに対し、フィールドは次のように定義される(図13A及び図13B)。
−グループインデックス:グループインデックスフィールドはProSe対象グループを識別する。このフィールドの長さは4ビットである。値はProseDestinationInfoListに報告されたターゲットIDのインデックスに設定される。
−LCG ID:論理チャネルグループIDフィールドはバッファー状態が報告される論理チャネル(等)のグループを識別する。フィールドの長さは2ビットであり、“11”に設定される。
−バッファー大きさ:バッファー大きさフィールドはTTIに対する全てのMAC PDUを作成した後、ProSe対象の全ての論理チャネルにわたって用いることができる総データ量を示す。データ量はバイト数で表示される。RLC階層とPDCP階層で伝送に使用可能な全てのデータを含むことになり、RLC及びMACヘッダーの大きさはバッファー大きさ計算で考慮されない。このフィールドの長さは6ビットである。
−R:予約ビットであり、“0”に設定される。
図14A〜図14EはMAC PDU構造を説明するための概念図である。
MAC PDUは、図14Aで説明したように、MACヘッダー、0個以上のMACサービスデータユニット(MAC Service Data Units、MAC SDU)、0個以上のMAC制御要素及び選択的なパッディングで構成される。
MACヘッダー及びMAC SDUは共に可変大きさである。
MAC PDUヘッダーは、一つのSL−SCHサブヘッダー、及び一つ以上のMAC PDUサブヘッダーで構成される。SL−SCHサブヘッダーを除いた各サブヘッダーはMAC SDU、MAC制御要素又はパッディングに対応する。
SL−SCHサブヘッダーは7個のヘッダーフィールドV/R/R/R/R/SRC/DSTで構成される。
MAC PDUサブヘッダーは、MAC PDUの最後のサブヘッダーと固定大きさのMAC制御要素を除き、6個のヘッダーフィールドR/R/E/LCID/F/Lで構成される。MAC PDUの最後のサブヘッダーと固定大きさのMAC制御要素に対するサブヘッダーはR/R/E/LCIDの4種のヘッダーフィールドのみで構成される。パッディングに対応するMAC PDUサブヘッダーは4個のヘッダーフィールドR/R/E/LCIDで構成される。
MAC PDUサブヘッダーは対応するMAC制御要素、MAC SDU及びパッディングと同一の順序を有する。
MAC制御要素はいつもMAC SDUの前に配置される。
単一バイト又は2バイトパッディングが必要な場合を除き、パッディングはMAC PDUの終りで発生する。パッディングは任意の値を有することができ、UEはこれを無視する。パッディングがMAC PDUの終りで行われるとき、0以上のパッディングバイトが許される。
1バイト又は2バイトパッディングが要求される場合、パッディングに対応する一つ又は二つのMAC PDUサブヘッダーがSL−SCHサブヘッダーの後に、かつ任意の他のMAC PDUサブヘッダーの前に配置される。
TB当たり最大一つのMAC PDUが伝送されることができる。
図14Bは7ビットLフィールドを有するR/R/E/LCID/F/Lサブヘッダー、図14Cは15ビットLフィールドを有するR/R/E/LCID/F/Lサブヘッダー、図13DはR/R/E/LCID MACサブヘッダーである。
MACヘッダーは可変大きさであり、次のフィールドで構成される。
1)LCID:論理チャネルIDフィールドは、DL−SCH、UL−SCH及びMCHのそれぞれに対する表2、表3及び表4で説明したように、該当MAC SDUの論理チャネルインスタンス又は該当MAC制御要素又はパッディングの類型を識別する。MAC PDUに含まれた各MAC SDU、MAC制御要素又はパッディングに対して一つのLCIDフィールドが存在する。その外にも1バイト又は2バイトパッディングが要求されるが、MAC PDUの終りでパッディングによって取得することができない場合、MAC PDUに一つ又は二つの追加LCIDフィールドが含まれる。LCIDフィールド大きさは5ビットである。
2)L:長さフィールドは該当MAC SDU又は可変大きさMAC制御要素の長さをバイト単位で示す。最後のサブヘッダーと固定大きさMAC制御要素に対応するサブヘッダーを除き、MAC PDUサブヘッダー当たり一つのLフィールドがある。Lフィールドの大きさはFフィールドによって指示される。
3)F:フォーマットフィールドは表5に表示された長さフィールドの大きさを指示する。最後のサブヘッダーと固定大きさのMAC制御要素に相当するサブヘッダーを除き、MAC PDUサブヘッダー当たり一つのFフィールドが存在する。Fフィールドの大きさは1ビットである。MAC SDU又は可変大きさMAC制御要素の大きさが128バイトより小さな場合、Fフィールドの値は0に設定され、そうではなければ1に設定される。
4)E:拡張フィールドはMACヘッダーにもっと多いフィールドが存在するかを示すフラグである。Eフィールドは“1”に設定されて、少なくともR/R/E/LCIDフィールドの他のセットを示す。Eフィールドは“0”に設定されて、MAC SDU、MAC制御要素又はパッディングが次のバイトで始まることを示す。
5)R:予約ビットであり、“0”に設定。
既存システムにおいて、論理チャネルID(Logical Channel ID、LCID)は該当MAC SDUの論理チャネルインスタンス又は該当MAC制御要素又はパッディングの類型を識別するのに使われる。MAC PDUに含まれた各MAC SDU、MAC制御要素又はパッディングに対して一つのLCIDフィールドが存在。論理チャネルIDは無線ベアラー(Radio Bearer)が設定されれば、各論理チャネルに割り当てられる。現在、データ無線ベアラー(3〜10)には八つの値が利用可能である。
図14EはSL−SCH MACサブヘッダーである。図14EのMACサブヘッダーは7個のヘッダーフィールドV/R/R/R/R/SRC/DSTで構成される。MACヘッダーは可変大きさであり、次のようなフィールドで構成される。i)「V」はMAC PDUフォーマットバージョン番号フィールドであり、どのバージョンのSL−SCHサブヘッダーが使われるかを示す。この規格のバージョンでは一つのフォーマットバージョンのみが定義されるので、このフィールドは“0001”に設定される。Vフィールド大きさは4ビットであり、ii)「SRC」はソースの識別子を伝達するソースID(又はソースLayer−2 IDフィールド)である。ProSe UE IDに設定される。SRCフィールド大きさは24ビットであり、iii)「DST」はターゲットID(又は目的地Layer−2 ID)の16個の最上位ビットを伝達するDSTフィールドである。目的地Layer−2 IDはProSe Layer−2グループIDに設定され、iv)「R」は予約ビットであり、「0」に設定される。
ソースID(SRC)はサイドリンクProSe直接通信でデータ発信者を識別する。ソースIDは24ビットの長さであり、受信機内のRLC UMエンティティ及びPDCPエンティティの識別のためにProSe Layer−2グループID及びLCIDと一緒に使われる。
ターゲットID(DST)はサイドリンクProSe直接通信でデータ対象を識別する。ターゲットIDは24ビットの長さであり、MAC階層で二つのビットストリングに分割される。i)一つのビットストリングはターゲットIDのLSB部分(8ビット)であり、サイドリンク制御階層−1 IDとして物理階層に伝達される。これはサイドリンク制御で意図したデータの対象を識別し、物理階層でパケットをフィルタリングするのに使われる。ii)二番目ビット列はターゲットIDのMSB部分(16ビット)であり、MACヘッダー内で伝達される。これはMAC階層でパケットをフィルタリングするのに使われる。
アクセス階層シグナリングはグループ形成にかつUEのソースID、ターゲットID及びサイドリンク制御L1 IDを構成するのに要求されない。このような識別子は上位階層で提供するか上位階層で提供する識別子から派生される。グループキャスト及びブロードキャストの場合、上位階層で提供するProSe UE IDはソースIDとして直接使われ、上位階層で提供するProSe Layer−2グループIDはMAC階層でターゲットIDとして直接使われる。
ソースIDは上位階層によって指示されるかあるいはソースUEそのものによって生成されることができる。D2D通信を行う前に各UEが自らD2D−IDを生成する場合、生成された各D2D−IDが同一であってもよい。この場合、D2D通信が持続しないこともあるという問題点がある。D2D−ID衝突事例を処理するために定義された幾つかの方法がある。
従来技術において、サイドリンクプロセスで成功的にデコードされたデータは、データがUEを対象にするかにかかわらずRLCに伝達される。対象が指定されなかったデータはRLCで誤ったデータと見なされ、プロトコルエラーが発生し得る。よって、RLCに対する対象が指定されなかったデータの伝達は避けなければならない。
図15は本発明の実施例によるD2D通信システムにおけるProSeのためのパケットフィルタリングを行うための図である。
データ、つまりMAC PDUが受信されたTBから成功的にデコードされるとき、UEは先にデータがUEを対象とするかを検査する。前記検査は、受信されたデータのDSTフィールドがUEのProSe Layer−2グループIDの一つの16個の最上位ビットと同一であるかを比較することによって行われる。これらが同一である場合、UEはデータがUEを対象とすると見なし、もっと処理してRLCに伝達する。そうではなければ、すなわちこれらが同一でなければ、UEはデータが他のUEを対象とすると見なし、データを廃棄する。
具体的に、端末は複数の識別子を設定する(S1501)。
好ましくは、識別子はUEが属するProSeグループを識別し、識別子の大きさは16ビットより大きい。UEの識別子はProSe Layer−2グループID又は目的地Layer−2 IDを含む。
UEのMACエンティティが指示子を含むMAC PDUを受信すれば(S1503)、UEはMAC PDUをデコードする(S1505)。
好ましくは、前記指示子はMACヘッダーに含まれ、前記指示子はMAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドである。
好ましくは、MAC PDUはPC5インターフェースを介して直接他のUEから受信される。
端末のMACエンティティはMAC PDUサブヘッダーの指示子が端末の任意の識別子の16MSBと同一であるかによってMAC PDUを成功的にデコードした後、RLCエンティティに伝達するかを決定する(S1507)。
UEのMACエンティティは、UEがMAC PDUの伝達を決定すれば、MAC PDUをRLCエンティティに伝達する(S1509)。UEがMAC PDUを伝達しないことに決定すれば、UEのMACエンティティはMAC PDUを廃棄する(S1511)。
例えば、UEはUEの複数の目的地Layer−2 IDを構成する。UEのMACエンティティがDSTフィールドを含むMAC PDUを受信すれば、UEのMACエンティティはMAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドがUEの目的地Layer−2 IDのうち任意の16MSBと同一であるかを確認する。MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドがUEの目的地Layer−2 IDのうち任意の16MSBと同一である場合、UEのMACエンティティはMAC PDUを成功的にデコードした後、RLCエンティティに伝達する。MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドがUEの任意の識別子の16MSBと同一でなければ、UEのMACエンティティはMAC PDUを廃棄する。
また、他の例として、UEはUEの複数の目的地Layer−2 IDを構成する。DSTフィールドを含むMAC PDUを受信すれば、UEのMACエンティティは、デコードされたMAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが8LSBと該当SCI内のグループ目的地IDが同一であるUEの目的地Layer−2 ID(等)のうち任意のIDの16MSBと同一であるかを確認する。デコードされたMAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが8LSBと該当SCI内のグループ目的地IDが同一であるUEの目的地Layer−2 ID(等)のうち任意のIDの16MSBと同一である場合、UEのMACエンティティは前記デコードされたMAC PDUを前記分解及び逆多重化エンティティに伝達する。デコードされたMAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが8LSBと該当SCI内のグループ目的地IDが同一であるUEの目的地Layer−2 ID(等)のうち任意のIDの16MSBと同一でなければ、前記UEのMACエンティティは前記MAC PDUを廃棄する。
以上で説明した実施例は本発明の構成要素及び特徴が所定の形態に結合されたものである。それぞれの構成要素又は特徴は他の明示的言及がない限り選択的なものとして考慮されなければならない。それぞれの構成要素又は特徴は他の構成要素又は特徴と結合されない形態に実施可能である。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の実施例で説明する動作の順序は変更可能である。ある実施例の一部の構成又は特徴は他の実施例に含まれることができ、あるいは他の実施例の対応する構成又は特徴に入れ替えられることができる。特許請求範囲で明示的な引用関係がない請求項を結合して実施例を構成するかあるいは出願後の補正によって新たな請求項として含ませることができるのは明らかである。
本発明の実施例において、基地局(BS)によって行われるものとして説明された特定の動作は上位ノードのBSによって遂行されることもできる。すなわち、BSを含む複数のネットワークノードで、MSとの通信のために行われる多様な動作が基地局によって遂行されるか基地局以外の他のネットワークノードによって遂行されることができるのは明らかである。「eNB」という用語は「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「基地局(BS)」、アクセスポイントなどに取り替えられることもできる。
前述した実施例は、例えばハードウェア、ファームウエア、ソフトウェア又はそれらの組合せなどの多様な手段によって具現されることもできる。
ハードウェア設定において、本発明の実施例による方法は、一つ以上のASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサなどによって具現可能である。
ファームウエア又はソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例による方法は、以上で説明した機能又は動作を行うモジュール、手順又は関数などの形態に具現されることができる。ソフトウェアコードはメモリユニットに記憶され、プロセッサによって駆動されることができる。前記メモリユニットは前記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に知られた多様な手段によって前記プロセッサとデータを取り交わすことができる。
本発明は本発明の特徴を逸脱しない範疇内で他の特定の形態に具体化されることができるのは当業者に明らかである。したがって、前記詳細な説明は全ての面で制限的に解釈されてはいけなく、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は添付の請求範囲の合理的解釈によって決定されなければならなく、本発明の等価的範囲内の全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
上述した方法は3GPP LTEシステムに適用される例示を中心に説明したが、本発明は3GPP LTEシステムだけではなく多様な無線通信システムに適用可能である。

Claims (11)

  1. 無線通信システムにおける端末(UE)の動作方法であって、
    前記端末の複数の識別子を設定する段階と、
    媒体アクセス制御(MAC)エンティティが、指示子を含む媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU)を受信する段階と、
    前記MACエンティティが、前記指示子が前記UEの識別子のうち任意の識別子の16最上位ビット(MSB)と同一であるかを検査する段階と、
    前記指示子が前記端末の識別子のうち任意の識別子の16MSBと同一である場合、前記MACエンティティが、前記MAC PDUを成功裏にデコードした後、前記MAC PDUを無線リンク制御(RLC)エンティティに伝達する段階と、を含む、端末の動作方法。
  2. 前記端末の識別子はProSe Layer−2グループID又は目的地layer−2 IDを含む、請求項1に記載の端末の動作方法。
  3. 前記指示子はMACヘッダーに含まれる、請求項1に記載の端末の動作方法。
  4. 前記指示子はMAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドである、請求項1に記載の端末の動作方法。
  5. 前記MAC PDUはPC5インターフェースを介して直接他の端末から受信される、請求項1に記載の端末の動作方法。
  6. 前記識別子は前記端末が属するProSeグループを識別する、請求項1に記載の端末の動作方法。
  7. 前記識別子の大きさは16ビットより大きい、請求項1に記載の端末の動作方法。
  8. 前記指示子が前記端末の識別子のうち任意の識別子の16MSBと同一でない場合、前記端末のMACエンティティは前記MAC PDUを廃棄する、請求項1に記載の端末の動作方法。
  9. 無線通信システムにおける端末(UE)の動作方法であって、
    前記端末の複数の目的地Layer−2 IDを設定する段階と、
    媒体アクセス制御(MAC)エンティティが、DSTフィールドを含む媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU)を受信する段階と、
    前記MACエンティティが、MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが前記端末の目的地Layer−2 IDのうち任意のIDの16MSBと同一であるかを検査する段階と、
    前記MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが前記端末の目的地Layer−2 IDのうち任意のIDの16MSBと同一である場合、前記MAC PDUを成功裏にデコードした後、無線リンク制御(RLC)エンティティに前記MAC PDUを伝達する段階と、を含む、端末の動作方法。
  10. 無線通信システムにおける端末(UE)の動作方法であって、
    前記端末の複数の目的地Layer−2 IDを設定する段階と、
    媒体アクセス制御(MAC)エンティティが、DSTフィールドを含む媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU)を受信する段階と、
    前記MAC PDUをデコードする段階と、
    前記MAC PDUサブヘッダーのDSTフィールドが前記端末の目的地Layer−2 IDのうち任意のIDの16MSBと同一であるかによって前記MAC PDUを成功裏にデコードした後、前記無線リンク制御(RLC)エンティティに前記MAC PDUを伝達するかを決定する段階と、
    前記端末が前記MAC PDUを伝達することに決定すれば、前記MAC PDUを伝達する段階と、を含む、端末の動作方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法を行うように形成される、通信装置。
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