JP2018505730A - 医療デバイスの制御方法 - Google Patents
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Abstract
携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法は、医療デバイスの動的ディスプレイ上に連携コードを表示する段階と、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定する段階とを含み得る。もし、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているのであれば、前記方法は、前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから前記連携コードを光学的に読取る段階を含み得る。前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置され、且つ、前記連携コードが前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから光学的に読取られたときにのみ、前記方法は、前記医療デバイスが前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答する如く、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階を含み得る。
Description
本開示内容は、医療デバイスに関し、更に詳細には、医療デバイスを制御するシステムおよび方法に関する。
輸液ポンプの如き多くの医療デバイスは、マイクロプロセッサ制御される。幾つかの場合、医療デバイスに対する直接的な物理的アクセスを必要とせずに、前記医療デバイスを、遠隔的に、または、前記医療デバイスから所定距離にて制御することが好適であり得る。斯かる実施例は、本開示内容において、「遠隔制御」下で動作しつつあると記述される。マイクロプロセッサ制御が使用される用途において(医療的であるか他の技術におけるかに関わらず)、エレクトロニクスおよび情報テクノロジの現在状況によれば、幾つかの見地において、遠隔制御システムを実現することは比較的に容易とされ得る。しかし、複数台の医療デバイスの操作におけるエラーの可能性を最小限度に抑えることは、非常に重要である。たとえば、家庭用の遠隔制御ユニットが、テレビではなく誤ってDVDプレーヤを作動停止させることは耐えられ得るが、医療デバイスの誤制御の結果は、深刻であり得る。
故に、可能的なエラーの発生源を減少し、且つ、前記技術を提供するときに障害を引き起こす可能性を最小限度に抑えながら、医療デバイスを遠隔制御する優れたシステムおよび方法を提供することは好適であろう。
本開示内容は、医療デバイスに関し、更に詳細には、医療デバイスを制御するシステムおよび方法に関する。
代表的であるが非限定的な例において、本開示内容は、携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法を提供する。前記方法は、医療デバイスの動的ディスプレイ上に連携コードを表示する段階と、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定する段階と、を含み得る。もし、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているのであれば、前記方法は、前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから前記連携コードを光学的に読取る段階を含み得る。(a)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置され、且つ、(b)前記連携コードが前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから光学的に読取られたときにのみ、前記方法は、前記医療デバイスが前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答する如く、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階を含み得る。もし、(c)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置されないのであれば、前記方法は、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングしない段階を含み得る。前記方法は更に、前記医療デバイスが、前記携帯デバイスから送信された命令に応じて医療機能を実行する段階を更に含み得る。前記医療デバイスが実行し得る医療機能の例としては、患者に対する薬剤の供与、または、患者のバイタルサインの測定が挙げられる。
幾つかの場合、前記位置決めパラメータの所定範囲は、前記携帯デバイスの特定のハードウェア機能に関わり無く定義され得る。幾つかの場合、前記位置決めパラメータの所定範囲は、前記携帯デバイスのカメラの位置を、前記医療デバイス上に表示された前記連携コードの50cm以内、且つ、前記連携コードに中心合わせされ且つ該連携コードに対して直交する軸心の5cm以内に定義し得る。
幾つかの場合、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする前記段階は、ユーザからの確認を受信して前記ペアリング段階を行う段階を含み得る。ユーザから確認を受信する前記段階は、幾つかの場合、前記医療デバイスに対する物理的接触を必要としない。
幾つかの場合、前記方法は、前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから無線通信モードを介して通信する段階を含み得る。更に前記方法は、前記携帯デバイスに対して外部的であるプロセッサを含み得ると共に、前記医療デバイスは前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する前記情報を受信する。前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする前記段階は、前記外部プロセッサが、前記連携コードに関する前記情報の受信に応じて、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスのペアリングを命令する段階を含む。
前記方法は更に、前記携帯デバイスおよび第2の医療デバイスをペアリングする段階を含み、前記第2の医療デバイスが前記携帯デバイスから前記第2の医療デバイスに対して送信された命令に対して応答する。斯かる(第1の)医療デバイスおよび第2医療デバイスの両方による場合、前記方法は、前記携帯デバイスのディスプレイ上に、前記医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスの仮想的表現物であって、前記医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスの間の現実世界の空間的関係を模倣するという仮想的表現物を描写する段階を更に含み得る。
幾つかの場合、前記方法は、前記携帯デバイスにより、前記医療デバイスを特定する識別コードを光学的に読取る段階を更に含み得ると共に、前記医療デバイスの前記動的ディスプレイ上に前記連携コードを表示する前記段階は、前記識別コードを光学的に読取る段階に応じて実施され得る。
幾つかの場合、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置されないのであれば、前記方法において、前記連携コードは、前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから前記携帯デバイスにより光学的に読取りはされない。
別の代表的であるが非限定的な例において、本開示内容は、携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする別の方法を提供する。前記方法は、携帯デバイスにより、医療デバイスを特定する識別コードを光学的に読取る段階と、前記医療デバイスに対し、前記医療デバイスの動的ディスプレイ上に連携コードを表示することを命令する段階と、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定する段階とを含み得る。もし、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているのであれば、前記方法は、前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから前記連携コードを光学的に読取る段階を含み得る。(a)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置され、且つ、(b)前記連携コードが前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから光学的に読取られたときにのみ、前記方法は、前記医療デバイスが前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答する如く、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階を含み得る。もし、(c)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置されないのであれば、前記方法は、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングしない段階を含み得る。前記方法の幾つかの場合、前記医療デバイスに対し、前記医療デバイスの動的ディスプレイ上に連携コードを表示することを命令する前記段階は、前記識別コードを読取る前記段階に応じて実施され得る。幾つかの場合、前記医療デバイスに対して連携コードを表示することを命令する前記段階は、前記携帯デバイスのプロセッサが前記医療デバイスに対して前記連携コードを表示することを命令する段階を含み得る。
幾つかの場合、前記識別コードは、前記医療デバイス上に表示され得る。幾つかの場合、前記連携コードは、前記医療デバイスの現在状態に対して特有である情報を含み得る。
幾つかの場合、前記方法は、前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから無線通信モードを介して通信する段階を更に含み得る。更に、前記医療デバイスに対して連携コードを表示することを命令する前記段階は、前記携帯デバイスに対して外部的であるプロセッサが、前記携帯デバイスにより読取られた前記識別コードに関する情報を受信する段階、および、それに応じて、前記プロセッサが前記医療デバイスに対して前記連携コードを表示することを命令する段階を含み得る。
幾つかの場合、前記方法は、前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから無線通信モードを介して通信する段階を更に含み得る。更に、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする前記段階は、前記携帯デバイスに対して外部的であるプロセッサが、前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関連する前記情報を受信する段階、および、それに応じて、前記プロセッサが前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階を含み得る。
更に別の代表的であるが非限定的な例において、本開示内容は、医療デバイスと携帯デバイスとを含み得る医療デバイス・システムを提供する。前記医療デバイスは、治療的もしくは患者モニタリング的な機能の少なくとも一方を提供すべく構成され得ると共に、機械可読コードを表示し得るディスプレイと、通信インタフェースと、前記ディスプレイおよび前記通信インタフェースに対して作用的に結合されたコントローラとを含み得る。前記携帯デバイスは、前記医療デバイスに対する仮想的制御器をユーザに対して呈示すべく構成可能なユーザ・インタフェースと、光学的画像化デバイスと、無線通信インタフェースと、前記ユーザ・インタフェース、前記光学的画像化デバイスおよび前記無線通信インタフェースに対して作用的に結合されたコントローラと、を含み得る。前記方法において、前記医療デバイスの前記コントローラは、医療デバイスの前記ディスプレイ上に機械可読な連携コードを表示すべく、且つ、前記携帯デバイスのコントローラもしくは外部プロセッサの命令下で、もしくは、前記医療デバイスが、前記携帯デバイスとのペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されたことを決定した後に、前記携帯デバイスとペアリングすべくプログラムかつ構成され得る。ペアリングされたとき、前記医療デバイスは、前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答し得る。前記方法において、前記携帯デバイスの前記コントローラは、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定し、もし前記コントローラが、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置されていると決定したなら、前記医療デバイスの動的ディスプレイから前記連携コードを前記携帯デバイスの前記光学的画像化デバイスにより読取り、且つ、前記無線通信インタフェースを介し、前記光学的画像化デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を通信する、ようにプログラムかつ構成され得る。
幾つかの場合、前記携帯デバイスの前記コントローラは更に、(1)前記連携コードが前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから読取られたならば、前記連携コードに関する情報を考慮する段階を含め、前記医療デバイスに対してペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かを決定し、且つ、(2)前記医療デバイスに対してペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されていると決定されたならば、前記無線通信インタフェースを介して、前記医療デバイスの前記コントローラに対して命令を通信して、前記携帯デバイスとペアリングさせる、ようにプログラムかつ構成され得る。
幾つかの場合、前記システムは、前記医療デバイスおよび前記携帯デバイスとは別体的であり且つそれらに対して通信的に結合された外部コンピュータ処理システムを更に含み得る。前記外部コンピュータ処理システムは、前記光学的画像化デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから受信し、前記医療デバイスと前記携帯デバイスとの間でペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かを決定し、且つ、もし、前記医療デバイスと前記携帯デバイスとの間でペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されていると決定されたなら、前記医療デバイスの前記コントローラおよび前記携帯デバイスの前記コントローラに対し、ペアリングするとの命令を通信するようにプログラムされ、かつ構成され得る。
前記の概要は、開示内容の各々のおよび全ての実施例、または、全ての実施方式を記述することは意図されない。以下に続く記述は、種々の代表的実施例を更に詳細に例証する。
以下の説明は、各図を参照して読破されるべきである。必ずしも縮尺通りではない各図は、実施例を描くと共に、本開示内容の有効範囲を制限することは意図されない。本開示内容は、添付図面に関する種々の実施例に関して以下の説明を考慮すれば更に十分に理解され得る。
以下の説明は、異なる図における同様の要素が同様の様式で付番されるという各図面を参照して読破されるべきである。必ずしも縮尺通りではない各図は、選択された実施例を描くと共に、本開示内容の有効範囲を制限することは意図されない。構造、寸法および材料の各実施例は、種々の要素に対して図示され得るが、当業者であれば、提供される実施例の多くは、利用され得る適切な代替物を有することを理解し得よう。
本開示内容においては、次の様に要約される如く、以下の条件付き表現は、習用の形式論理に一致すると理解されるべきである:
「もしBであるならAである」とは、Aに対してBが十分な(但し、必ずしも必要なではない)条件であることを意味する。「もしBであるならAである」とは、代替的に、「もしBなら、(そのときは)Aである」と表現され得る。
「BであるときにのみAである」とは、Aに対してBが必要な(但し、必ずしも十分ではない)条件であることを意味する。「BであるときにのみAである」とは、代替的に、「Bであるときにのみ、(そのときは)Aである」と表現され得る。
「Bであるときに、且つ、そのときにのみ、Aである」とは、Aに対してBが必要かつ十分な条件であることを意味する。「Bであるときに、且つ、そのときにのみ、Aである」とは、代替的に、「Bであるときに、且つ、そのときにのみ、(そのときは)Aである」と表現され得る。
「もしBであるならAである」とは、Aに対してBが十分な(但し、必ずしも必要なではない)条件であることを意味する。「もしBであるならAである」とは、代替的に、「もしBなら、(そのときは)Aである」と表現され得る。
「BであるときにのみAである」とは、Aに対してBが必要な(但し、必ずしも十分ではない)条件であることを意味する。「BであるときにのみAである」とは、代替的に、「Bであるときにのみ、(そのときは)Aである」と表現され得る。
「Bであるときに、且つ、そのときにのみ、Aである」とは、Aに対してBが必要かつ十分な条件であることを意味する。「Bであるときに、且つ、そのときにのみ、Aである」とは、代替的に、「Bであるときに、且つ、そのときにのみ、(そのときは)Aである」と表現され得る。
多くの医療デバイスは、デバイス・ハウジング上、その内部、もしくは、それと一体的なボタン、ノブ、スィッチなどの如き、前記デバイスと物理的に一体的なユーザ・インタフェース要素、および/または、同様に載置されたライト、ゲージ、計器、セグメント化および/またはピクセル化されたディスプレイなどの如き情報表示器を有している。医療デバイスと物理的に一体的であるユーザ・インタフェース要素は、本来的に、必然的に、明白に、且つ、明らかに、そのデバイスに関連付けられ得る。斯かる関連性に依れば、物理的に一体的なユーザ・インタフェース要素と相互作用しつつあるユーザが、自身が相互作用しつつあるデバイスに関して混乱せず、または、不確実とはされないことは、合理的な期待である。
幾つかの状況においては、前記医療デバイスの主要な、重要な、または、基本的な単一もしくは複数の構成要素から空間的に離間した、または、物理的に所定距離における箇所にて、医療デバイスに対するユーザ・インタフェースと相互作用することが好適であり得る。このことは、複数台の医療デバイスに対する集中制御システムに対する意図もしくは要望、または、感染制御に対し、または、デバイスの単一もしくは複数の主要部分に制約されない豊富なユーザ・インタフェースを提供すること、または、他の任意で適切な理由の如き、任意数の理由により所望され得る。マイクロプロセッサ制御が使用されるという医療デバイス用途において、最近のテクノロジによれば、幾つかの見地において、遠隔制御システムを実現することは比較的に容易とされ得る。スマートフォン、タブレット、または、パッド・コンピュータの如き携帯式のコンピュータ処理デバイスは、病院、他の医療介護施設、および、家庭の夫々の環境などの、多くの最近の場面において遍在し得る。多くの斯かるデバイスは、堅牢な通信機能、タッチスクリーンの如き高価なユーザ・インタフェース・ハードウェア、および、遠隔制御アプリケーション・ソフトウェアを十分に実行し得るオペレーティング・システムにより、遠隔制御機能性を提供すべく、良好に装備され得る。これらの技術的進歩に鑑みると、携帯デバイスを使用して医療デバイスを遠隔制御する機能を提供することは好適であると考えられ得る。
(多くの医療デバイスは可搬式と見做され得ると共に、多くのものはコンピュータ化された機能を含むが、本開示内容において、「携帯デバイス」という語句は、スマートフォン、タブレット・コンピュータなどの如き携帯式コンピュータ処理デバイスに関して使用されることを銘記されたい。これらの形式のデバイスに関する「携帯デバイス」という語句の使用は、「携帯可能」と明示的には記述されない任意の医療的または他のデバイスの携帯性を否定するものでない)
但し、ユーザ・インタフェース要素が医療デバイスと物理的に一体的であるときに必然的に存在するユーザ・インタフェースと医療デバイスとの間における一定種類の直接的な物理的リンクなしで、遠隔制御ユーザ・インタフェースを採用すると、不適切な、または、意図されない医療デバイスを遠隔制御する障害が導入されることがある。
(多くの医療デバイスは可搬式と見做され得ると共に、多くのものはコンピュータ化された機能を含むが、本開示内容において、「携帯デバイス」という語句は、スマートフォン、タブレット・コンピュータなどの如き携帯式コンピュータ処理デバイスに関して使用されることを銘記されたい。これらの形式のデバイスに関する「携帯デバイス」という語句の使用は、「携帯可能」と明示的には記述されない任意の医療的または他のデバイスの携帯性を否定するものでない)
但し、ユーザ・インタフェース要素が医療デバイスと物理的に一体的であるときに必然的に存在するユーザ・インタフェースと医療デバイスとの間における一定種類の直接的な物理的リンクなしで、遠隔制御ユーザ・インタフェースを採用すると、不適切な、または、意図されない医療デバイスを遠隔制御する障害が導入されることがある。
故に、本開示内容は、携帯デバイスが、遠隔制御が意図された以外の医療デバイスを遠隔制御すべく誤設定される可能性を減少するシステムおよび方法に関している。幾つかの見地において、本開示内容は、ユーザにより意図された如く医療デバイスに対して携帯デバイスを確実にペアリングすることを支援し得るシステムおよび方法であって、携帯デバイスが、ユーザにより意図された以外の単一もしくは複数のデバイスに対して不用意にもしくは偶発的にペアリングされるリスクを減少し得るというシステムおよび方法を提供する。「ペアリング(pairing)」とは、複数のコンピュータ処理デバイス同士の間におけるネットワーク化および/または作用的なリンク結合の確立に関するプロセスを指し得る。
(「ペアリング」という語句はブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)無線技術規格および他の規格に関連して一般的に使用され得るが、本開示内容において、それは、何らかの特定の技術規格、または、任意の規格の特定のペアリング・プロトコルに限定されない。)
前記システムおよび方法が、比較的に標準的であり、商用であり、および/または、市販のデバイスであり得る携帯デバイスであって、スマートフォン、タブレットもしくはパッド・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント、および、適切なハードウェア構成要素と、遠隔制御アプリケーション・ソフトウェアを実行し得る適切なオペレーティング・システムとを含む他の任意で適切なデバイスの如き、大衆市場の消費者デバイスであり得るという携帯デバイスにより実現され得ることは明らかである。
(「ペアリング」という語句はブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)無線技術規格および他の規格に関連して一般的に使用され得るが、本開示内容において、それは、何らかの特定の技術規格、または、任意の規格の特定のペアリング・プロトコルに限定されない。)
前記システムおよび方法が、比較的に標準的であり、商用であり、および/または、市販のデバイスであり得る携帯デバイスであって、スマートフォン、タブレットもしくはパッド・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント、および、適切なハードウェア構成要素と、遠隔制御アプリケーション・ソフトウェアを実行し得る適切なオペレーティング・システムとを含む他の任意で適切なデバイスの如き、大衆市場の消費者デバイスであり得るという携帯デバイスにより実現され得ることは明らかである。
図1は、複数台の医療デバイス1〜8と、コンピュータ処理もしくは情報システム50と、携帯デバイス100とを含む医療システムの概略図である。8台の量の医療デバイス1〜8が図示されるが、描かれる台数は随意的である。本開示内容のシステムおよび方法は、単一台のみのデバイスを含め、任意の適切な台数の医療デバイスを含み得ると共に、それらにより実施され得る。医療デバイス1〜8を概略的に表すボックスの異なる形状は、異種の複数台のデバイスの集合を示唆し得るが、本開示内容のシステムおよび方法は、同様のおよび異なる複数台のデバイスの任意の適切な組み合わせを含み得ると共に、それらにより実施され得る。幾つかの例において、医療デバイス1〜8の幾つかもしくは全てが、輸液ポンプである。
医療デバイス1〜8は、任意の適切な単一もしくは複数の組み合わせおよび様式にて、任意の適切な単一もしくは複数の通信インフラストラクチャ12を介し、相互に対し、コンピュータ処理もしくは他の情報システム50に対し、および/または、携帯デバイス100に対して通信的に接続され得る。図1の単一もしくは複数の通信インフラストラクチャ12を表す破線は、概略的であるにすぎず、必ずしも本開示内容の単一もしくは複数の通信インフラストラクチャを、何らかの特定の通信インフラストラクチャ形態、テクノロジ、レイヤ、プロトコル、または、通信が如何にして実現され得るかに関する他の任意の見地に制限すると解釈されるべきでない。更に、(単一もしくは複数の通信インフラストラクチャ12を表す破線を介して)図示された接続は、必ずしも、全てのデバイスおよびシステム間で同様であると解釈されるべきでなく、且つ、必ずしも双方向的と想定されるべきでない。たとえば、医療デバイス1〜8は各々、情報システム50に対し、有線接続(イーサネット(登録商標)、または、他の任意で適切なプロトコルの如き)、無線接続(WiFi、または、他の任意で適切なプロトコルの如き)、または、両方を介して通信接続され得るが、携帯デバイス100は、情報システム50に対し、および/または、医療デバイス1〜8の内の任意のデバイスに対し、無線接続のみを介して接続され得る。単一もしくは複数の通信インフラストラクチャ12においては、ルータまたはリピータの如き任意の適切な通信デバイスが採用され得る。医療デバイス1〜8、携帯デバイス100、および/または、情報システム50は、幾つかの場合、ルータの如き通信インフラストラクチャ・デバイスを介して通信し得るが、幾つかの実施例においては、ピアツーピアモードにおいて相互に直接的に通信し得る。幾つかの実施例において、医療デバイス1〜8の内の一台以上、携帯デバイス100、および、情報システム50は、ルータの如きインフラストラクチャ機能を提供し得る。幾つかの配置構成において、通信インフラストラクチャ12は、ピアツーピアおよびネットワーク式通信の任意の適切な組み合わせを含み得る。幾つかの実施例において、携帯デバイス100は、医療デバイス1〜8の内の一台と(たとえば、ブルートゥース(登録商標)の如き近距離無線周波プロトコルを介して)直接的に通信し得ると共に、前記医療デバイスは、前記携帯デバイスからの情報を情報システム50に対して中継し得る。幾つかの実施例において、携帯デバイス100は、(たとえば、一時的なWiFi接続を介して)情報システム50と直接的に通信し得ると共に、前記情報システムは、前記携帯デバイスからの情報を医療デバイス1〜8の内の一台以上に対して中継し得る。幾つかの実施例においては、本開示内容のシステムまたは方法において採用され得る携帯デバイス100、医療デバイス1〜8、および/または、情報システム50の間における種々の通信リンクの内の任意のものに対し、セキュア・ソケット・レイヤ(SSL)および/またはトランスポートレイヤ・セキュリティ(TLS)の如き安全な通信プロトコルが採用され得る。これらは、幾つかの例にすぎない。要約すると、本開示内容のシステムおよび方法は、前記システムおよび方法の機能を実現するに適した任意の通信インフラストラクチャ12を含み、それにより且つそれと共に実現され得ることから、前記システムおよび方法は、特定的に記述されるのでなければ、何らかの特定の通信アーキテクチャに限定されると見做されるべきでない。
図1において情報システム50は、医療デバイス1〜8の外部であると描かれるが、斯かる単一もしくは複数のコンピュータ処理もしくは情報システムが、病院のITインフラストラクチャにおいて外部的もしくは遠隔的に、または、各医療デバイスに対して物理的に隣接して、もしくは、その近傍に、または、各デバイス(各デバイスの内の一台のデバイスであって、それに対して情報システム50が「外部的」と記述されつつあるという一台のデバイス以外の)の内の一台以上の内部とさえされる如く、任意の箇所に存在し得ることは、認識かつ理解されるべきである。更に、(幾つかの実施例においてはそうであり得るが)情報システム50は必ずしも、単一の物理的デバイスに限られると見做されるべきでなく、寧ろ、ひとつ以上のプロセスが、ネットワーク化された複数のサーバのシステムにより実行される如き情報処理機能を提供すべく、ひとつもしくは幾つかの構成要素から成る任意の適切なシステムまたは配置構成が使用され得ることは認識かつ理解されるべきである。
医療デバイス1〜8は、機器ラックもしくはポールの如き支持構造10に対し、取付けられ、結合され、および/または、別様に接続され得るが、このことは必須ではない。支持構造10は、各医療デバイスを、相互に関して固定された物理的関係にて物理的に保持し得ると共に、幾つかの場合、電力および/または通信ケーブル配線の如き他の機能を提供し得る。後者の場合、支持構造10はそれにより、通信インフラストラクチャ12の一部を提供し得る。幾つかの実施例において、支持構造10は、前記ハードウェア上に取付けられたいずれかのもしくは全てのデバイスに対するポートを備える(ルータの如き)ネットワーキング・ハードウェアを含み得る。支持構造10に対して取付けられ、且つ、前記支持構造に対して関連付けられたネットワーキング・ハードウェアに対して(物理的、有線的、または、無線的であるかに関わらず)接続された医療デバイスは、前記ネットワーキング・ハードウェアに対する接続を経由して、自動的に相互に対して関連付けられ得る。
幾つかの実施例において、前記医療デバイスの内の一台以上は、患者が動き回るときに(可能的には、患者により携行さえされて)患者と共に移動すべく構成された可搬式医療デバイスであり得ると共に、「移動式」医療デバイスと称され得る。本開示内容の幾つかの例示的システムは、単一台のみの医療デバイスを含む。
図2は、図1の携帯デバイス100、図1の医療デバイス1〜8の内の任意のデバイスの如き任意の適切な医療デバイスであり得る医療デバイス200、および、外部の情報システム50の概略図である。携帯デバイス100は、任意の適切なデバイスであり得る。
(参照番号100は、本出願の各図を通して携帯デバイスに関して使用されるが、何らかの特定の図に関して記述された携帯デバイス100の特徴は、必ずしも、その図の構成のみに制限されると見做されるべきでない。本出願における携帯デバイス100の全ての図示内容は、概略的であるにすぎず、限定的と見做されるべきでない。各図間における携帯デバイス100の外観の相違は、必ずしも、各携帯デバイス間の実質的な特徴の相違を表さない。)
携帯デバイス100は、スマートフォン、タブレットもしくはパッド・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタントなどの如き、一般的に、および/または、商的に入手可能な多目的デバイスであり得る。他の実施例において、それは、医療デバイスに対する遠隔制御デバイスであるとの目的に対して特に構築されたデバイスであり得る。携帯デバイス100は、ボタンおよび/またはダイアルなどの如きハードウェア制御器102と、ディスプレイ104とを含み得るユーザ・インタフェースを含み得る。前記ユーザ・インタフェースは、ユーザに対し、携帯デバイス100とペアリングされた医療デバイスに対する仮想的制御器を呈すべく設定可能であり得る。ディスプレイ104は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)、電子ペーパ・ディスプレイ(EPD)などの如き、任意の適切なディスプレイ技術を採用し得る。ディスプレイ104は、容量的、抵抗的などの如き任意の適切な感知技術により構造化されたタッチスクリーン・ディスプレイであり得る。ディスプレイ104がタッチスクリーン・ディスプレイとして構成されたとき、それは、携帯デバイス100がペアリングされた医療デバイスに対する仮想的制御パネルを提供するに適し得る。斯かる仮想的制御パネルは、医療デバイスの実際の物理的ハードウェアの外観および感覚を模倣し得るが、斯かる模倣に限定されるものでない。仮想的制御パネルは、医療デバイスのハードウェアと比較して、代替的な、または、増進されたユーザ・インタフェース機能を提供し得る。
(参照番号100は、本出願の各図を通して携帯デバイスに関して使用されるが、何らかの特定の図に関して記述された携帯デバイス100の特徴は、必ずしも、その図の構成のみに制限されると見做されるべきでない。本出願における携帯デバイス100の全ての図示内容は、概略的であるにすぎず、限定的と見做されるべきでない。各図間における携帯デバイス100の外観の相違は、必ずしも、各携帯デバイス間の実質的な特徴の相違を表さない。)
携帯デバイス100は、スマートフォン、タブレットもしくはパッド・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタントなどの如き、一般的に、および/または、商的に入手可能な多目的デバイスであり得る。他の実施例において、それは、医療デバイスに対する遠隔制御デバイスであるとの目的に対して特に構築されたデバイスであり得る。携帯デバイス100は、ボタンおよび/またはダイアルなどの如きハードウェア制御器102と、ディスプレイ104とを含み得るユーザ・インタフェースを含み得る。前記ユーザ・インタフェースは、ユーザに対し、携帯デバイス100とペアリングされた医療デバイスに対する仮想的制御器を呈すべく設定可能であり得る。ディスプレイ104は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)、電子ペーパ・ディスプレイ(EPD)などの如き、任意の適切なディスプレイ技術を採用し得る。ディスプレイ104は、容量的、抵抗的などの如き任意の適切な感知技術により構造化されたタッチスクリーン・ディスプレイであり得る。ディスプレイ104がタッチスクリーン・ディスプレイとして構成されたとき、それは、携帯デバイス100がペアリングされた医療デバイスに対する仮想的制御パネルを提供するに適し得る。斯かる仮想的制御パネルは、医療デバイスの実際の物理的ハードウェアの外観および感覚を模倣し得るが、斯かる模倣に限定されるものでない。仮想的制御パネルは、医療デバイスのハードウェアと比較して、代替的な、または、増進されたユーザ・インタフェース機能を提供し得る。
携帯デバイス100は、光学的画像化デバイス106(限定的なものとしてでは無く、デジタル・カメラ・モジュールの如き)、無線通信インタフェース108、メモリ110、および、コントローラ112を含み得る。コントローラ112は、ユーザ・インタフェース(たとえば、ハードウェア制御器102および/またはディスプレイ104などの)の任意のものまたは全て、光学的画像化デバイス106、無線通信インタフェース108、および、メモリ110に対して作用的に結合され得る。幾つかの実施例において、携帯デバイス100の各構成要素は一体化され得、たとえば、メモリ110およびコントローラ112は、一体化され得ると共に、同一の物理的構成要素内に、もしくは、前記要素上に配備され得る。幾つかの場合、各携帯デバイスは複数のコントローラもしくはプロセッサを含み得ると共に(たとえば、光学的画像化デバイス106および無線通信インタフェース108のいずれかまたは両方は、特定用途専用プロセッサを含み得)、本開示内容において、携帯デバイスの全てのコントローラ/プロセッサは、集合的にコントローラ112と称され得る。
携帯デバイス100は、医療デバイス200に対する遠隔制御機能を提供し得るアプリケーション・ソフトウェアを実行すべく構成かつプログラムされ得る。本開示内容を通して使用される如く、「遠隔制御」という語句は、特に明記しない限り、前記距離の大きさに関わらず、相互から所定距離にて動作する任意のデバイス組み合わせを包含することが意図される。斯かる遠隔制御アプリケーション・ソフトウェアは、医療デバイス200に関する任意の適切な程度の制御性を提供し得る。幾つかの実施例において、遠隔制御アプリケーションにより提供される制御性は、医療デバイス200の組込式ユーザ・インタフェースを介して前記デバイスと直接的に相互作用しているユーザが利用可能な制御性に対し、減少された一群の制御性であり得る。他の幾つかの実施例において、遠隔制御アプリケーションにより提供される制御性の程度は、本質的に、医療デバイス200と直接的に相互作用しているユーザに対して利用可能なものと同一であり得る。更なる他の実施例において、前記遠隔制御アプリケーションは、医療デバイス200を直接的に関与操作しているユーザに対して利用可能であるよりも大きい程度の前記デバイスの制御性を提供し得る。
携帯デバイス100に対する遠隔制御アプリケーション・ソフトウェアは、幾つかの実施例において、メモリ110内に記憶されると共に、コントローラ112により実行され得る。他の幾つかの実施例において、サーバの如き情報システム50は、たとえばウェブ・ブラウザを介して携帯デバイス100のユーザ・インタフェース上に呈示され得る遠隔制御ソフトウェア、または、前記携帯デバイスのコントローラ112により実行される他のクライアント・ソフトウェアを実行し得る。
医療デバイス200は、ボタンもしくはノブなどの如きハードウェア制御器202と、上述のLCD、OLED、EPDなどの如き任意の適切な動的ディスプレイ技術に基づき、もしくは、それに依存し得るディスプレイ204とを含み得る組込式ユーザ・インタフェースを含み得る。医療デバイス200は、通信インターフェース208と、メモリ210と、複数のコントローラ/プロセッサを含み得るコントローラ212とを含み得る。コントローラ212は、ユーザ・インタフェース(たとえば、ハードウェア制御器202および/またはディスプレイ204)、通信インターフェース208、および、メモリ210の内の任意のもの、もしくは、全て、または、任意の下位群に対して作用的に結合され得る。幾つかの実施例において、医療デバイス200の各構成要素は、一体化され得る。
医療デバイス200は、任意の適切な機能特有ハードウェア214を含むことで、医療デバイスとしての自身の意図機能を提供する。幾つかの例において、医療デバイス200は輸液ポンプであり得ると共に、機能特有ハードウェア214は、ポンプ機構、バルブ、モータ、駆動列、ギヤ、継手、センサ、特定用途集積回路(ASIC)、ファームウェア、および、他の任意の補機および適切な構成要素の内の任意のもの、または、全てを含み得る。他の実施例において、医療デバイス200は、血圧モニタの如き患者監視装置であり得ると共に、機能特有ハードウェア214は、圧力カフ、ホース、空気ポンプ、センサ、ASICS、ファームウェア、および、他の任意で適切な構成要素を含み得る。
本開示内容のシステムおよび方法において、医療デバイス200のディスプレイ204上にはひとつ以上のコード220が表示され得ると共に、前記コードは、携帯デバイス100の光学的画像化デバイス106により画像化され得る。光学的画像化デバイス106により「画像化される」とは、表示されたコードから、十分な情報を収集(たとえば、測定および記録)することを意味し得、前記コード内に符号化された情報は、たとえば、携帯デバイスのコントローラ112により復号化され得る。この点に関し、医療デバイス200のディスプレイ204、および、携帯デバイス100の光学的画像化デバイス106は、前記医療デバイスから前記携帯デバイスへと光学的に情報を伝搬する機能と互換的であるべく、指定され、選ばれ、選り抜かれ、検査され、検証され、および/または、有効化され得る。ディスプレイ204は、2Dバーコードの如き特定形式のコードを表示し得ると共に、光学的画像化デバイス106は、前記コードを画像化し得る。たとえば、ディスプレイ204は、採用されている所定形式のコードを表示し得るために、十分に大寸であり且つ十分に高い空間的解像度を有し得ると共に、光学的画像化デバイス106は、十分な空間的詳細を解像して、前記画像から前記コードが復号化され得るという画像を記録し得る光学的構成要素およびセンサを有し得る。幾つかの実施例においては、情報を符号化すべくカラーが使用され得、その場合にディスプレイ204は、カラー・ディスプレイであり得ると共に、光学的画像化デバイス106はカラー・カメラであり得、前記ディスプレイおよびカメラは、夫々、前記コードにおいて採用されたカラーを表示かつ解像し得る。幾つかの実施例においては、コントラスト、反射率、偏光性、および/または、他の任意の適切な特性の如き、ディスプレイ−画像化デバイスの対の他の光学的属性が活用され得る。
図3は、携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法300の代表的実施例のフローチャートである。前記携帯デバイスは、たとえば、図1および図2の携帯デバイス100と同一または同様であり得、且つ、前記医療デバイスは、たとえば、図1の医療デバイス1〜8の任意のものと同一または同様であり得る図2の医療デバイス200と同一または同様であり得る。方法300は、本開示内容において企図された可能的で互換的な変更例の任意のものにおいて、図1のシステムと同一もしくは同様の医療システムにより実施され得る。方法300は、必ずしも、図3のフローチャートに示された全ての要素を必要とはしない。方法300はまた、図3に示されない他の要素も含み得る。
方法300は、310において、医療デバイス200の動的ディスプレイ204上に例示的コード220により表され得る連携コード(association code)を表示する段階を含み得る。前記連携コードは、ディスプレイ204上に表示されて光学的画像化デバイス106により読取られ且つ携帯デバイス100のコントローラ112により復号化され得る任意の適切な機械可読コード形態、または、複数のコード形態の組み合わせにて表示され得る。使用され得る可能的なコード形態としては、限定的なものとしてでは無く、英数字テキスト、変化する太さの一連のラインの如き1次元(1D)バーコード、クイックレスポンス(QR)コードの如き2次元(2D)バーコード、および、正方形、三角形、六角形、および/または、他の形状の行列を含み得る他のコード、および、現在において存在し、もしくは、将来において導入され得る他のコード形態が挙げられる。
(幾つかの用語において、本開示内容において「2D」バーコードと称されるものは、「3D」バーコードと称され得ると共に、本開示内容において「1D」バーコードと称されるものは「2D」バーコードと称され得ることを銘記されたい。)
可能的なコード形態は、情報を符号化するカラー、ならびに、密度パターンを含み得ると共に、経時的に外観が変化し得る(たとえば、一連のフレーム、動作、点滅パターン、アニメーション、または、動画などとして)。幾つかの実施例においては、自然な人間語の文字または記号のみに頼らないコード形態が採用され得る。幾つかの例において、自然な人間語の一切の文字または記号を含まないコード形態が採用され得る。コード形態は、情報密度、インターネット上でのなりすまし(spoofing)もしくは他の不正アクセス(compromising)の困難さ、堅牢性、機械可読性の容易さ、または、他の任意で適切な特性の如き、種々の属性に基づいて選択かつ使用され得る。
(幾つかの用語において、本開示内容において「2D」バーコードと称されるものは、「3D」バーコードと称され得ると共に、本開示内容において「1D」バーコードと称されるものは「2D」バーコードと称され得ることを銘記されたい。)
可能的なコード形態は、情報を符号化するカラー、ならびに、密度パターンを含み得ると共に、経時的に外観が変化し得る(たとえば、一連のフレーム、動作、点滅パターン、アニメーション、または、動画などとして)。幾つかの実施例においては、自然な人間語の文字または記号のみに頼らないコード形態が採用され得る。幾つかの例において、自然な人間語の一切の文字または記号を含まないコード形態が採用され得る。コード形態は、情報密度、インターネット上でのなりすまし(spoofing)もしくは他の不正アクセス(compromising)の困難さ、堅牢性、機械可読性の容易さ、または、他の任意で適切な特性の如き、種々の属性に基づいて選択かつ使用され得る。
前記連携コードは、任意の適切な連携情報を含み得る。本明細書中で用いられる如く、連携情報とは、前記情報が特に「連携」目的に使用されるか否かに関わらず、前記連携コードに含まれた一切の情報を指し得る。連携情報は、医療デバイスの識別情報を含み得、これは、機器固有識別子(UDI)、製造者固有の識別コードおよび/または通し番号、通信ネットワークの識別コードもしくはアドレス(たとえば、媒体アクセス制御(MAC)アドレス)、病院もしくは他の機構の特有の識別子、または、他の任意で適切な識別情報の内の任意のものであり得る。連携情報は、(たとえば、ブルートゥース(登録商標)、病院インフラストラクチャWiFiを介し、特定のサーバを介して、ピアツーピアWiFiネットワークを介するなどの)将来的な通信に対するひとつ以上の期待されるもしくは好適な通信チャネルもしくはモードに関する情報を含み得る。
連携情報は、医療デバイスの型式を特定する情報、および/または、永続的であるか過渡的であるかに関わらず、医療デバイスの構成もしくは状況に関する(たとえばパラメータなどの)任意の適切な情報を含み得る。連携情報は、日付、時刻、および、場所情報などを含み得る。連携情報は、医療デバイスが実施すべく構成もしくは意図された特定の医療機能に関する情報を含み得る。たとえば、輸液ポンプの場合、斯かる情報は、薬剤の如き特定の輸液、適用量の所定分量または割合、注入器パラメータ、供与に利用可能な薬剤の量、すでに供与された薬剤の量などに関する情報を含み得る。連携情報は、体重、身長、年齢などの如き患者特有情報を含み得ると共に、患者の識別情報も含み得る。
医療デバイス200のコントローラ212は、前記連携情報を算出、コンパイルおよび/または別様に提供すべく構成かつプログラムされ得ると共に、前記連携情報を連携コードへと符号化すべく構成かつプログラムされ得る。幾つかの実施例においては、(情報システム50の如き)別の構成体が、全体的または部分的に、連携情報および/または連携コードを、動的ディスプレイ204上での表示のために医療デバイス200に対して提供し得る。
一般に、連携コードは、時間依存的、過渡的、または、変動的(perishable)な連携情報であって、ペアリングが完了する前に方法300の他の部分により検証され得るという連携情報を含み得る。連携コードの変動的な性質は、重要なセキュリティ機能を提供し、それを、インターネット上のなりすましまたは別様の不正アクセスに対して更に困難とし得る。比較として、永続的もしくは頻繁には変化しないコードは、不適切な複製に対して無防備であり得、たとえば、医療デバイス200の動的ディスプレイ204上に実際に表示される正規コードに代えて、光学的画像化デバイスに対しては複製されたコードの静止画像もしくは他のコピーが呈示される。
方法300は、320にて、携帯デバイス100が医療デバイス200に対し、位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定する段階を含み得る。この決定の見地は、本明細書の他の箇所にて更に詳細に論じられる。携帯デバイス100が医療デバイス200に対し、位置決めパラメータの所定範囲内に位置されることの決定は、本明細書において、肯定的結果と称され得る。代替的に、携帯デバイス100が医療デバイス200に対し、位置決めパラメータの所定範囲内に無いことの確認は、本明細書において、否定的結果と称され得る。
330にて、前記方法は、医療デバイス200の動的ディスプレイ204から、携帯デバイス100の光学的画像化デバイス106により、連携コードを光学的に読取る段階を含み得る。コードを光学的に読取る段階は、前記コード中に符号化された情報が復号化され得る如く(たとえば、コントラスト、焦点、歪曲などに関して)十分な画像品質にて、前記コードを画像化する段階を含み得る。コードを光学的に読取る段階はまた、光学的画像化デバイス106により捕捉された画像から前記情報を復号化する段階も含み得る。
携帯デバイス100が医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されていることの決定段階320は、同様に連携コードを表示しつつある別の医療デバイスに対してではなく、医療デバイス200に対して、前記携帯デバイスが配向もしくは指向される(または、前記携帯デバイスの光学的画像化デバイス106が指向される)ことを確実にせんとする安全手段として実施され得ることから、330にて光学的に読取られた連携コードは、信頼性を以て、ユーザが携帯デバイスのペアリングを望み且つ意図する医療デバイスに属すると見做され得る。前記位置決めパラメータの所定範囲は、携帯デバイス100(本明細書において更に詳述される如く)が、前記携帯デバイスが入念に指向された医療デバイス以外からのコードを(330にて)光学的に読取り且つ/又は処理する可能性を減少すべく定義され得る。幾つかの実施例において、携帯デバイス100が医療デバイス200に対し、位置決めパラメータの所定範囲内に位置されるためには、光学的画像化デバイス106と連携コードとの間における障害物のない照準線が必要であり得る。但し、幾つかの実施例においては、携帯デバイス100が医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されるために、障害物のない照準線の存在は、それ自体では十分でないこともあり得、これらの実施例においては、障害物のない照準線を実現することに加え、付加的で更に厳格な位置決め条件が満足される必要があり得る。
方法300の種々の実施例において、320における決定段階および330における光学的読取り段階は、必ずしも図3には示されない種々の様式にて相関され得る。たとえば、幾つかの実施例において、決定段階320は光学的読取り段階330の前に実施され得ると共に、他の実施例において、光学的読取り段階330は、決定段階320の前に実施され得る。後者の一例として、光学的読取り段階330は、光学的画像化デバイス106を備えた携帯デバイス100により実施され得ると共に、光学的読取り段階の一部として捕捉もしくは記録された連携コードの画像は、(本明細書において更に論じられる如く)決定段階320の一部として解析され得る。
(もし、斯かる実施例において決定段階320が否定的結果を有するなら、そのときに、先行する光学的読取り段階330からの情報は廃棄され得る。)
前者の例として、決定段階320が先ず実施されて肯定的結果を生成するなら、前記方法は330における光学的読取り段階へと進展し得るが、結果が否定的であるなら、光学的読取り段階330は、別の決定段階330が肯定的結果をもたらすまで遅延され得るか、幾つかの場合には、実施されない。幾つかの実施例において、330における連携コードの光学的読取り段階は、320にて、携帯デバイス100が医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されることが決定されたときにのみ実施される。幾つかの実施例において、320における肯定的決定は、330において連携コードを光学的に読取るための十分条件であるが、必ずしも所定条件ではない。幾つかの実施例において、否定的および/または肯定的結果の決定は、ディスプレイ104上の適切なメッセージを介する如くして、デバイス100のユーザに対して伝えられ得る。
(もし、斯かる実施例において決定段階320が否定的結果を有するなら、そのときに、先行する光学的読取り段階330からの情報は廃棄され得る。)
前者の例として、決定段階320が先ず実施されて肯定的結果を生成するなら、前記方法は330における光学的読取り段階へと進展し得るが、結果が否定的であるなら、光学的読取り段階330は、別の決定段階330が肯定的結果をもたらすまで遅延され得るか、幾つかの場合には、実施されない。幾つかの実施例において、330における連携コードの光学的読取り段階は、320にて、携帯デバイス100が医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されることが決定されたときにのみ実施される。幾つかの実施例において、320における肯定的決定は、330において連携コードを光学的に読取るための十分条件であるが、必ずしも所定条件ではない。幾つかの実施例において、否定的および/または肯定的結果の決定は、ディスプレイ104上の適切なメッセージを介する如くして、デバイス100のユーザに対して伝えられ得る。
320における決定段階、および、選択的に330における光学的読取り段階が中断され得る別の様式は、以下の如く例示される。幾つかの実施例において、330において連携コードを光学的に読取る段階は、連携コードの画像を捕捉する段階、および、次に、画像が捕捉された後に連携コードを復号化する段階を含む2つ以上の部分を有すると考えられ得る。決定段階320は、連携コードの捕捉された画像の解析により実施され得るが、光学的読取り段階330の復号化部分は、前記決定が否定的結果を有するならば、次続的に実施はされない。
携帯デバイス100が医療デバイス200の位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かの決定段階320は、任意の適切なプロセッサにより実施され得る。幾つかの場合、決定段階320は、たとえば、携帯デバイス100のコントローラ112により実行されつつある遠隔制御アプリケーション・ソフトウェアの構成要素として、前記コントローラにより実施され得る。幾つかの実施例において、決定段階320は、医療デバイス200のコントローラ212により実施され得る。幾つかの実施例において、決定段階320は、図1のコンピュータ処理または他の情報システム50の如き、携帯デバイス100および医療デバイス200の両方に対して外部的であるプロセッサにより実施され得る。方法300の幾つかの実施例は、携帯デバイス100から、前記携帯デバイスにより読取られた連携コードに関する情報を無線通信モードを介して通信する段階を含み得る。もし、決定段階320が、携帯デバイス100の外部のプロセッサにより実施されるなら、前記携帯デバイスにより読取られた連携コードに関して通信される情報は、光学的画像化デバイス106により捕捉された連携コードの画像の如き、前記決定段階に関連する情報を含み得る。
前記位置決めパラメータの所定範囲は、任意の適切な様式で定義、記述、または、特定され得る。図4および図5は、使用され得る可能的な位置決めパラメータ、または、位置決めパラメータに関する量の幾つかの例を概略的に示している。図4は、医療デバイス1〜8および医療デバイス200の内の任意のものと同一もしくは同様であり得る医療デバイス400と、携帯デバイス100との間の相対位置関係の概略図である。医療デバイス400は、動的ディスプレイ404上にコード420を表示しつつあるとして示される。コード420から、ディスプレイ404に対して概略的に直交して離間延在すると共に、長さDを有する線分/軸心430が定義され得る。線分/軸心430の回りには、半径Rまで外方に延在する円筒状の空間体積432が定義され得る。位置決めパラメータが定義され得ると共に、次に、位置決めパラメータの範囲が事前決定され得、該範囲内において、携帯デバイス100、または、光学的画像化デバイス106の如き前記携帯デバイスの一部が、円筒状体積432内に位置決めされる。これはまさに、携帯デバイスと医療デバイスとの間における相対位置関係を記述するひとつの様式である。円筒状体積432を定義するパラメータの変更例は、携帯デバイス100が医療デバイス400に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されたとき、コード420と光学的画像化デバイス106との間の線分436の距離dが、たとえば、10cm、20cm、30cm、40cm、50cm、60cm、または、他の任意で適切な値の如き所定値未満であることを特定することであり得る。斯かる距離パラメータdは、所定の範囲もしくは値内である光学的画像化デバイスと線分/軸心430との間の径方向距離r、または、所定の範囲もしくは値内である線分436と430との間における角度θと組み合わせて適用され得る。たとえば、rは、3cm、5cm、7cm、10cm、または、他の任意で適切な値の如き所定の距離値以内であることが必要とされ得、且つ/又は、θは、20°、15°、10°、5°、または、他の任意で適切な値以内であることが必要とされ得る。別の可能的な位置決めパラメータは、光学的画像化デバイス106の光軸434と線分436との間の角度ψであって、本質的に、前記光学的画像化デバイスがディスプレイ404のコードに向けて如何に忠実に指向されているかを定量化しているという角度ψであり得る。更に別の可能的な位置決めパラメータは、線分436の回りにおけるコード420とポンプ400とに対する携帯デバイス100の回転を定量化するという、すなわち、前記携帯デバイスおよび医療デバイスが両方ともに、相互に対して「横向き」とされ、もしくは、「倒立」されるのとは対照的に、如何に忠実に「直立」しているかを定量化するという(不図示の)角度であり得る。これらは、まさに幾つかの例であり、前記位置決めパラメータの所定範囲は、任意の適切な様式で定義、記述、または、特定され得る。図4に示されたパラメータ又は変数の幾つかは、たとえば、携帯デバイスが配置されるために必要又は好適と見做され得る実質的に円筒状又は円錐状の体積の空間を特定すべく使用され得るが、任意に形状化された一切の体積の空間が、適切な範囲の位置決めパラメータを以て定義され得ることが予期される。位置決めパラメータ、および、位置決めパラメータの任意の適切な所定範囲を定義する任意の適切な様式は、携帯デバイス100が、該携帯デバイスが入念に指向された医療デバイス以外からのコードを(330にて)光学的に読取り且つ/又は処理する可能性を減少すべく定義して使用され得る。
携帯デバイス100が医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲以内に位置決めされるか否かの決定は、任意の適切な様式で、且つ、任意の適切なハードウェアを以て実施され得る。前記決定は、携帯デバイス100の光学的画像化デバイス106により実施され得るが、他の実施形態が可能であることが予期される。光学的画像化デバイス106により測定又は獲得された一切の適切な情報は、前記決定において使用され得る。たとえば、光学的画像化デバイス106が調節可能な焦点機構を有するなら、該焦点機構により実施されるレンジ決定または見積もりの如き、前記焦点機構からの情報が使用され得る。これに加え、または、代替的に、光学的画像化デバイス106により捕捉されたひとつ以上の画像に関し、画像解析が実施され得る。既知の形状およびサイズ(たとえば、表示されたコード、全体としての医療デバイス200、および/または、該医療デバイスの他の一定の基準マーカなど)を有する目標物と、光学的画像化デバイス106の特性の知見とがあれば、画像の解析により、前記光学的画像化デバイスと目標物との間の距離が求められ得ると共に、更には、射影歪みの如き画像特性の考察により、両者間の相対的な角度的関係が求められ得る。
一般に、相対位置関係の決定は、関与する特定ハードウェアの機能に関する情報に依存し得る。たとえば、カメラである光学的画像化デバイスに対しては、(たとえば、焦点距離、焦点機構の較正、収差などの)レンズ特性、および、センサ特性(アレイ・サイズ、分解能など)が使用され得る。本開示内容のシステムおよび方法が、種々の適切なハードウェアにより実施可能であることが意図されるなら、前記位置決めパラメータの所定範囲は、何らかの特定の携帯デバイスの何らかの特定のハードウェア機能とは関わり無く、定義され得る。従って、異なるハードウェアを有する異なる携帯デバイスが、異なるデバイスに対して同一的に記述された位置決めパラメータを以て、且つ、医療デバイスに対する前記携帯デバイスの位置を測定すべく使用される特定ハードウェアの機能に鑑みて位置決めパラメータを解釈し得る決定をプロセッサが実施することで、前記携帯デバイスが医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定し得ることが予期される。
方法300は、ペアリングされた通信へと移行するための所定条件が満足されるなら、340にて、携帯デバイス100と医療デバイス200とをペアリングする段階を含み得る。ペアリングされた通信への移行を開始すべく、任意の適切な条件が使用され得る。ペアリングされたとき、携帯デバイス100および医療デバイス200は、該医療デバイスが、前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答する如く、通信的にリンクされ得る。携帯デバイス100から医療デバイス200に対して送信された命令は、該医療デバイスに対してのみ特定的にアドレス指定され得る。ペアリングされた通信に対しては、任意の適切な通信インフラストラクチャ12が使用され得る。携帯デバイス100と医療デバイス200との間におけるペアリングされたリンクは、両デバイス間における安全な且つ/又は暗号化された通信リンクを含み得る。各デバイス間においてペアリングされた通信リンクは、デバイス間通信に対して好適であり得る他の任意で適切な特性を含み得る。
幾つかの実施例においては、320にて、携帯デバイス100は医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されていると決定されたときにのみ、340にて、ペアリングされた通信への移行が為される。但し、この判断基準は、必ずしも全ての場合に必要とされるのではない。幾つかの他の実施例において、320における決定により、携帯デバイス100が医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されていることが確認されないとしても、340にては、ペアリングされた通信への移行が為され得る。幾つかの用途においては、320における決定の実施は必要とされないこともある。このことは、携帯デバイスに対して一台より多い医療デバイスがペアリングされる見込みがないという用途に対して適切であり得る。ひとつの斯かる用途は、患者が、ペアリングされた携帯デバイスにより制御され得る(限定的なものとしてでは無く、輸液ポンプの如き)単一の医療デバイスからの治療を受けるという在宅介護状況であり得る。
幾つかの実施例においては、330にて、前記連携コードが、医療デバイス200の動的ディスプレイ204から携帯デバイス100により光学的に読取られたときにのみ、340にて、ペアリングされた通信への移行が為される。幾つかの実施例においては、(a)(320にて)携帯デバイス100は医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲以内に位置されていると決定され、且つ、(b)前記連携コードが前記医療デバイスの動的ディスプレイ204から前記携帯デバイスにより光学的に読取られた、という両方が為されたときにのみ、340にて、ペアリングされた通信への移行が為される。
幾つかの実施例において、もし、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されないのであれば、方法300は、携帯デバイスと医療デバイスとをペアリングさせない段階、または、携帯デバイスおよび医療デバイスがペアリングされることを防止又は阻止する段階を含む。
方法300は、320における決定からの肯定的結果、および/または、330における連携コードの光学的読取り以外に、340にてペアリングされた通信に移行する前提条件を含み得る。前記前提条件としては、任意の適切な様式で定義され且つ任意の適切な様式で確認された、ペアリングされた通信および/または制御へ移行するための適切性が挙げられる。ペアリングされた通信への移行の適切性は、医療デバイス200および携帯デバイス100のいずれかまたは両方の属性であり得る。一例として、輸液ポンプである医療デバイス200は、他の輸液用途ではなく、幾つかの輸液用途においてのみ、携帯デバイス100からの遠隔制御のために前記携帯デバイスに対して適切にペアリングされ得る。別の例において、携帯デバイス100は、該携帯デバイスが、医療デバイス200に対してペアリングされた遠隔制御器として機能する前記携帯デバイスを可能的に阻害し得る他のプロセスを実行しつつあるか否かに関する適切性の判断基準に委ねられ得る。適切性の前提条件が満足されるか否かは、任意の適切なプロセッサにより決定され得る。幾つかの実施例において、ユーザまたは他の取扱者は、医療デバイス200、携帯デバイス100、または、単一又は複数台の医療デバイスおよび単一又は複数台の携帯デバイスの任意の組み合わせのペアリングに対する適切性を手動的に指定し得る。
340にてペアリングされた通信に移行するための前提条件は、330にて光学的に読取られた連携コードの連携情報に関する任意の適切な前提条件を含み得る。前提条件は、連携情報の日付、時刻、および/または、場所が、携帯デバイス100または情報システム50の同一パラメータと一致するか否かを含み得る。前提条件は、医療デバイスが実施すべき特定の医療機能に関する連携情報、および/または、患者特有の情報が、携帯デバイス100のメモリ110内、および/または、たとえば、病院の情報システムであり得る情報システム50内に既に存在する単一又は複数の同一種類の情報と一致するか否かを含み得る。幾つかの実施例において、光学的画像化デバイス106は、患者の識別リストバンド、薬剤容器などの如き物体からの情報を読取るべく使用され得、斯かる情報の検証は、可能的には、携帯デバイス100と医療デバイス200との間におけるペアリングされた通信への移行のための、および/または、前記医療デバイスの動作に関する他の確認のための、前提条件として使用される。
340にてペアリングされた通信へと移行するための前提条件は、携帯デバイス100および医療デバイス200、および、可能的には情報システム50の間に適切に安全で信頼できる通信リンクが確立されるか否かの如き、通信インフラストラクチャ12の特性の考察を含み得る。
方法300の340にて携帯デバイス100を医療デバイス200に対してペアリングする段階は、任意の適切なプロセッサにより命令され得る。ペアリングを命令し、または、それを別様に開始するプロセッサは、ペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かを決定し、且つ、もしそうであれば、前記プロセッサは、携帯デバイス100、医療デバイス200、および/または、情報システム50の内の任意のもの又は全てに対して、前記携帯デバイスと前記医療デバイスとの間におけるペアリングされた通信リンクに帰着し得るという命令を発行すべく構成され得る。
幾つかの実施例において、携帯デバイス100のコントローラ112は、前記連携コードが医療デバイス200の動的ディスプレイ204から読取られるなら、前記連携コードに関する情報を考慮する段階を含め、前記医療デバイスとのペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されたか否かを決定すべくプログラムかつ構成される。もし、医療デバイス200に対するペアリングされた通信へと移行するための所定条件が満足されたと決定されたなら、前記携帯デバイスのコントローラ112は、無線通信インタフェース108を介して、命令を前記医療デバイスのコントローラ212に通信して携帯デバイス100とペアリングすべくプログラムかつ構成され得る。医療デバイス200のコントローラ212は、携帯デバイス100のコントローラ112の(通信された)命令下にて、前記携帯デバイス100とペアリングすべくプログラムかつ構成され得る。選択的に、携帯デバイス100のコントローラ112は、情報システム50とも通信し、たとえば、医療デバイス200に対する前記携帯デバイスのペアリングを情報システム50に対して通知し、または、該情報システム50に対し、ペアリングにおいて媒介体又は他の参加体として作用することを命令し得る。これらの実施例の内の幾つかにおいて、携帯デバイス100のコントローラ112からの命令または他の通信は、光学的画像化デバイス106により読取られた連携コードに関する情報を含み得る。
幾つかの実施例において、医療デバイス200のコントローラ212は、前記医療デバイスの前記コントローラが、携帯デバイス100とのペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されていることを決定した後に、前記携帯デバイスとペアリングすべくプログラムかつ構成され得る。医療デバイス200のコントローラ212による斯かる決定は、光学的画像化デバイス106により読取られた後、前記携帯デバイスの無線通信インタフェース108を介して前記携帯デバイスのコントローラ112により通信された連携コードに関する情報の考察を含み得る。前記携帯デバイスを医療デバイス200に対してペアリングするか否かに関する前記医療デバイスのコントローラ212による決定はたとえば、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かなどの、本明細書中で論じられるペアリングに関する任意の適切な考察を含み得るが、このことは必要ではなく、前記相対位置の決定は、幾つかの場合、前記携帯デバイスのコントローラにより実施され得る。ペアリングするか否かに関する医療デバイス200のコントローラ212による決定は、携帯デバイス100のコントローラ112により為される決定に対し、代替的に為され得る。幾つかの実施例において、携帯デバイスを医療デバイス200に対してペアリングするか否かに関する前記医療デバイスのコントローラ212による決定は、携帯デバイス100のコントローラ112により為される決定に加えて、為され得る。幾つかの実施例においては、携帯デバイス100および医療デバイス200のコントローラ112および212の両方が、相互に対するペアリングされた通信に移行するための所定条件が、斯かるペアリングに移行する前に満足されていることを決定することが必要とされる。
幾つかの実施例においては、携帯デバイス100と医療デバイス200とに対して外部的である情報システム50が、ペアリングを命令し得る。情報システム50は、任意の適切な場所に存在する任意の適切なシステムであり得る。情報システム50としては、たとえば、電子医療記録(「EMR」)システム、電子医療投与記録(「EMAR」)システム、病院情報システム(「HIS」)、ペアリング・サーバ、又は、ペアリング関連コンピュータ処理タスクを実施すべく特に配備されたサーバ上で動作しているペアリング・プロセス、汎用パーソナルコンピュータ、または、別の適切なコンピュータ処理システムが挙げられる。外部的な情報システム50を伴う斯かる実施例において、携帯デバイス100は、その光学的画像化デバイス106により医療デバイス200の動的ディスプレイ204から連携コードを読取ると共に、自身の無線通信インタフェース108を介し、前記光学的画像化デバイスにより読取られた連携コードに関する情報を通信し得る。前記連携コードに関する前記情報は、任意の適切な形態を取る任意の適切な情報であり得る。幾つかの実施例において、前記関連情報は、復号化された形態にて、前記連携コード内に符号化された連携情報の全てまたは一部を含み得る。幾つかの実施例において、前記関連情報は、連携情報から導かれまたは変換された情報を含み得る。幾つかの実施例において、前記関連情報は、光学的画像化デバイス106により捕捉された連携コードの画像を含み得る。
外部的な情報システム50は、光学的画像化デバイス106により読取られた連携コードに関する情報を携帯デバイス100から受信すべく、且つ、医療デバイス200と前記携帯デバイスとの間においてペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かを決定すべく、プログラムかつ構成され得る。もし、医療デバイス200と携帯デバイス100との間のペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されていると決定されたなら、情報システム50は、前記医療デバイスのコントローラ212および前記携帯デバイスのコントローラ112に対し、ペアリングするとの命令を通信すべくプログラムされ、かつ構成され得る。情報システム50による、医療デバイス200と携帯デバイス100との間のペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かの決定は、たとえば、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定する段階など、本明細書で論じられる一切の適切な考察を含み得るが、このことは必要でなく、相対位置の決定は、幾つかの場合、前記携帯デバイスのコントローラにより実施され得る。ペアリングするか否かに関する外部的な情報システム50による決定は、斯かる決定が為されることに対して代替的に、または、それに加え、携帯デバイス100のコントローラ112、および/または、医療デバイス200のコントローラ212のいずれか又は両方により為され得る。
幾つかの実施例において、ペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かの決定は、複数のプロセッサ間における共有タスクであり得る。一例として、ひとつの状況展開において、(1)医療デバイスのプロセッサは、前記医療デバイスが、ペアリングが適切である状態に在るか否かを決定するための適切な判断基準を適用し得、(2)携帯デバイスのプロセッサは、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定し得、且つ、(3)外部的な情報システムのプロセッサは、該プロセッサが、前記携帯デバイスと医療デバイスとの間におけるペアリングされた通信を開始する命令を可能的に発行する前に、(1)および(2)の決定の帰結、ならびに、他の所定条件が満足されるか否かに関する前記システム自体の決定を考慮し得る。
幾つかの実施例において、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階は、該ペアリングを行うためにユーザから確認を受信する段階を含むが、このことは、全ての実施例において必要なのではない。任意の適切なユーザ確認プロトコルが使用され得る。幾つかのユーザ確認プロトコルは、医療デバイス200および携帯デバイス100のいずれかまたは両方に表示される情報を含み得る。幾つかの例において、医療デバイス200および携帯デバイス100の両方に表示された情報は、2つのデバイスがペアリングされた様式で作用/通信しつつあることをユーザが認識する可能性を高めるべく連携調整され得る。ユーザ確認プロトコルは、医療デバイス200および携帯デバイス100のいずれか又は両方のユーザ・インタフェースに対するユーザからの必要な応答を含み得る。斯かる単一又は複数の応答は、タッチ、音響的応答、動作、または、他の任意の検出可能な行為を含み得る。幾つかの例において、ユーザから確認を受ける段階は、汚染を回避するために好適であり得る如く、前記医療デバイスに対する物理的接触を必要としない。
ペアリングされたとき、携帯デバイス100は、医療デバイス200に対する遠隔制御ユニットとして作用し得ると共に、前記医療デバイスに対して命令を送信し得る。方法300の350にて、医療デバイス200は、携帯デバイス100から送信された命令に応じて医療機能を実行し得る。
方法300の340におけるペアリングの後、携帯デバイス100および医療デバイス200は、任意の適切な継続時間に亙り、ペアリングされたままであり得る。方法300の360にて、携帯デバイス100および医療デバイス200は、ペアリング解除され得る。本開示内容において使用される如く、「ペアリング解除」という語句は、ペアリングされた通信リンクが、中断され、保留され、終了され、または、別様に停止される作用を指している。ペアリング解除は、任意の適切な判断基準によりトリガされ得る。幾つかの可能的なペアリング解除の判断基準は、輸液ポンプによる薬剤供与の如き医療処置の完了を含み得る。ペアリング解除は、ユーザにより手動的に命令され得る。幾つかの例において、医療システムは、携帯デバイス100、および、医療デバイス1〜8および/または200の内の一台以上の箇所の如き、ひとつ以上の箇所を決定すべく構成されてそれを行い得るひとつ以上の位置決定システムを含み得る。位置決定システムは、全地球測位システム(GPS)、および/または、他の衛星ナビゲーション・システム、無線識別(RFID)、WiFi支援式ロケーション、慣性推測航法などの如き、任意の適切なテクノロジを使用し得る。幾つかの実施例において、携帯デバイス100および/または医療デバイス200の箇所が、ひとつ以上の所定条件を満足するなら、各デバイスはペアリング解除され得る。ペアリング解除は、携帯デバイス100のコントローラ112、医療デバイス200のコントローラ212、および/または、情報システム50の如き、任意の適切なプロセッサにより命令され得る。
ペアリング解除に続き、先にペアリングされた携帯デバイス100および医療デバイス200は、引き続き、再ペアリングされて、ペアリングされた通信を再確立し得る。幾つかの実施例において、先にペアリングされたデバイス同士を再ペアリングする段階は、再ペアリングに対する条件が満足された後に開始又は命令され得る。幾つかの場合、再ペアリングに対する斯かる条件は、ペアリングされた最近の又は関連する履歴を有さないデバイス同士に対して満足されるべきペアリングのための前提条件とは異なり得ると共に、厳格さが低い条件であり得る。幾つかの実施例において、各デバイスは、先にペアリングされなかった各デバイスのペアリングに対するよりも厳格さが低い前提条件を満足する次続的ペアリングを要するという様式でペアリング解除され得る。
本開示内容においては、携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする他の方法が企図される。図5は、携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法の別の代表的実施例500のフローチャートである。方法500は、図3の方法300の対応要素と同様又は同一である複数の要素を含み得る。方法500の要素510、520、530、540、550および560は、方法300の各要素が方法500の特定の記述と矛盾しない限りにおいて、方法300の要素310、320、330、340、350および360と実質的に同一又は同様であり得る。
502において、方法500は、携帯デバイス100の光学的画像化デバイス106により、医療デバイス200を特定する識別コードを光学的に読取る段階を含み得る。前記識別コードは、前記連携コードに対するのと同様に、任意の適切な機械可読コード形態、または、複数のコード形態の組み合わせにて表示され得ると共に、連携コードに関して提供された可能的なコード形態の考察は、識別コードに対するコード形態に対して概略的に適用される。
前記識別コードは、任意の適切な識別情報を含み得る。本明細書中で用いられる如く、識別情報は、前記情報が「識別」目的で特に使用されるか否かに関わらず、識別コードに含まれる任意の情報を指し得る。前記識別情報は、機器固有識別子(UDI)、製造者固有の識別コードおよび/または通し番号、通信ネットワークの識別コード又はアドレス、病院又は他の機構の特有の識別子、または、他の任意で適切な識別情報の如き、特定の個別的な医療デバイスを一意的に参照する任意の適切な情報を含み得る。前記識別コードの識別情報は、該識別情報を入手した携帯デバイス100が、前記識別コードにより参照された特定の個別的な医療デバイスと通信することを許容するに十分な情報を含み得る。幾つかの例において、この情報は、携帯デバイス100が通信インフラストラクチャ12を介して前記医療デバイスと通信接続を確立することを許容するという、前記特定の個別的な医療デバイスの一意的なネットワーク・アドレスを含み得る。幾つかの他の例において、前記識別コードの識別情報は、情報であって、携帯デバイス100により情報システム50の如き外部システムに対して呈示されたときに、前記携帯デバイスと、前記識別コードにより参照された特定の医療デバイスとの間の通信接続を有効化することを許容するという情報を含み得る。ひとつの斯かる例において、前記識別コードの識別情報は、特定の個別的な医療デバイスに対するネットワーク・アドレスではなく、前記医療デバイスを特定する情報を含む。この例において、情報システム50は、前記医療デバイスに対するネットワーク・アドレスを保有すると共に、前記システムは、携帯デバイス100が前記識別コードを介して前記識別情報を読取った後で前記携帯デバイスにより通信された識別情報を受信した後で、前記携帯デバイスと医療デバイス200との間の通信を促進する。
方法500の502にて光学的に読取られた識別コードは、任意の適切な箇所に表示され得る。幾つかの例において、前記識別コードは、医療デバイス200上に表示される。幾つかの場合、前記識別コードは、医療デバイス200の動的ディスプレイ204上に表示される。前記識別コードは、幾つかの場合、連携コードよりも少ない符号化情報を含み得ることから、それは、動的ディスプレイ204の表示領域に関し、連携コードよりも小さい部分を占有し得る。幾つかの実施例において、前記識別コードは、連携コードが表示される時間の割合と比較して、医療デバイス200が給電される時間の相当に大きな割合に亙り、動的ディスプレイ204上に表示され得る。幾つかの実施例において、前記識別コードは、前記医療デバイスが、それがペアリングされ得る状態、または、それがペアリングを開始し得る状態に在るときは常に、動的ディスプレイ204上に表示され得る。幾つかの実施例において、前記識別コードは、一例として、医療デバイス200の表面上に印刷されるなど、それの囲繞体、ハウジング又はケース上に実質的に永続的に表示され得る。幾つかの実施例において、前記識別コードは、接着ステッカーによる如く、医療デバイスに対して非永続的に固定され得る。幾つかの場合、前記識別コードは、印刷シート上、または、作業ステーションのディスプレイ画面上の如く、医療デバイスから空間的に離間して配備され得る。
幾つかの実施例において、502にて識別コードを光学的に読取る段階は、携帯デバイス100が医療デバイス200に対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定する段階と併せて実施され得る。斯かる決定は、特に502における識別コードの光学的読取り段階に関し、且つ、連携コード(530における)の読取りと併せて実施される決定(520における)から独立的に実施され得る。別体的な決定に対しては、同一のまたは異なる位置決めパラメータの所定範囲が使用され得る。方法300の320および330と同様に、502にて識別コードを光学的に読取る段階、または、斯かる読取り段階からの情報を使用する段階は、付随する位置決定が肯定的結果を有するのか否定的結果を有するのかに依存し得る。
幾つかの実施例において、携帯デバイス100が医療デバイス200に対して所定パラメータ内に位置されているか否かに関する単一回の決定(たとえば520における)は、502における識別コードの光学的読取り、および、530における連携バーコードの光学的読取りと併せて実施され得る。斯かる単一回の決定は、携帯デバイス100と医療デバイス200との相対位置が前記2回の読取段階の間に大きく変化する可能性が低いほど、前記2回の読取段階の間の時的間隔が短いならば、適切であり、または、容認可能であり得る。
506にて、方法500は、医療デバイス200に対し、該医療デバイス200の動的ディスプレイ204上に連携コードを表示することを命令する段階を含み得る。幾つかの実施例において、506にて命令する段階は、502にて識別コードを読取る段階に応じて実施されると共に、斯かる命令は、携帯デバイス100のプロセッサ112を含め、任意の適切なデバイスにより発行され得る。幾つかの例において、携帯デバイス100は、該携帯デバイスにより読取られた識別コードに関する情報を通信し得る(たとえば無線通信モードを介して)と共に、前記携帯デバイスに対して外部的であるプロセッサ(たとえば、情報システム50などの)は、前記識別コードに関する情報を受信すると共に、それに応じて、前記連携コードを表示することを医療デバイス200に対して命令し得る。幾つかの実施例において、医療デバイス200は506にて、502における識別コードの読取り以外の事象に応じて、動的ディスプレイ204上に連携コードを表示することを命令され得る。たとえば、ユーザは、任意の適切な様式で、医療デバイス200または携帯デバイス100のいずれかのユーザ・インタフェースと相互作用することによりペアリングを開始し得ると共に、このことは、動的ディスプレイ204上に連携コードを表示するという前記医療デバイスに対する命令に帰着し得る。別の例において、携帯デバイス100は医療デバイス200の指定された近さ以内であるとの位置決定システムからの情報は、連携コードを表示するとの医療デバイス200に対する命令に繋がり得る。
506にて、連携コードを表示するとの命令が発行された後、方法500は、510へと進展し、医療デバイス200の動的ディスプレイ204上に連携コードを表示し得る。他の箇所にて述べられた如く、方法500の要素510、520、530、540、550および560は、方法300の要素310、320、330、340、350および360と実質的に同一又は同様であり得る。
本開示内容の方法に依れば、一台の携帯デバイスに対し、複数台の医療デバイスがペアリングされ得る。方法300および500に関する変更例は、第2の又は更なる単一若しくは複数台の医療デバイスが、前記携帯デバイスから前記単一又は複数台のデバイスに対して送信された命令に応答する如く、前記第2の又は更なる単一若しくは複数台の医療デバイスを携帯デバイス100とペアリングすべく各方法の要素の内の任意の要素を反復する段階を含み得る。
幾つかの実施例において、一群の医療デバイスの構成要素は、ペアリング・プロセスの開始の前に、相互に対して連携され得る。斯かる連携は、任意の適切な様式で定義又は確立され得ると共に、斯かる連携に関する情報は、情報システム50の如き任意の適切な集積器に記憶または保持され得る。ペアリング方法の幾つかの実施例において、ペアリング・プロセスの開始に先立ち連携された複数台の医療デバイスは、連携コードが、各医療デバイスの内の単一台から携帯デバイスにより光学的に読取られた後、前記携帯デバイスに対してペアリングされ得る。幾つかの実施例において、一台の携帯デバイスに対する複数台の医療デバイスのペアリングは、付随する複数台の医療デバイスの部分集合又は全てから連携コードが読取られた後で、進展する。
図1に関して他の箇所にて記述された如く、幾つかの例において、デバイス1〜8の如き複数台の医療デバイスは、構造10の如き機器ラックまたは他の支持構造に対して取付けられて、前記構造のネットワーキング・ハードウェアに対して接続されたとき、自動的に連携され得る。これらの状況展開の幾つかにおいて、方法500に関する変更例は、単一の携帯デバイス100を、医療デバイス1〜8の幾つかまたは全てに対してペアリングすべく実施され得る。支持構造10は、該支持構造を特定する情報であって、拡張により、前記支持構造と連携された医療デバイス1〜8の内の任意のものを特定する情報を含む識別コード11を含み得る(各デバイスは、たとえば、前記構造のネットワーキング・ハードウェアに対して接続されることにより、前記構造に対して連携されている)。携帯デバイス100により識別コード11を光学的に読取ると、(たとえば、携帯デバイス100のコントローラ112、医療デバイス200のコントローラ212、情報システム50などの)任意の適切なプロセッサがトリガされ、適切であり得る如く、連携されたデバイス1〜8の任意のものまたは全てを携帯デバイスに対してペアリングするプロセスが進展され得る。方法500に関する斯かる変更例は、ペアリングされるべき医療デバイス1〜8の内のひとつ以上のデバイス上に連携コードを表示する段階を含み得、ペアリングは、単一又は複数の連携コードが読取られ、且つ、ペアリングに移行するための他の任意の所定条件が方法された後で、達成される。幾つかの変更例においては、携帯デバイス100に対して複数台のデバイスをペアリングするために、医療デバイス1〜8の内の一台から単一の連携コードが読取られることが必要である。幾つかの変更例において、連携コードは、携帯デバイス100に対してペアリングされるべき医療デバイス1〜8の各々から読取られる。
幾つかの実施例においては、一台より多い台数の携帯デバイスが、同一の単一又は複数台の医療デバイスに対してペアリング又はリンクされ得る。斯かる配置構成において、情報は、複数台の携帯デバイスの任意のものが、リンクされた医療デバイスに関する本質的に同一の情報を表示する如く、同期され得る。
複数台の医療デバイスが一台の携帯デバイス100に対してペアリングされるという幾つかの実施例において、本開示内容の方法は、ペアリングされた各医療デバイスの仮想的表現物であって、各医療デバイス間の現実世界の空間的関係を模倣するという仮想的表現物を前記携帯デバイスのディスプレイ104上に描写する段階を含み得る。図6は、ディスプレイ104上に、図1の医療デバイス1〜8のシミュレートされた仮想的表現物602、ならびに、シミュレートされた仮想的制御パネル604を備える携帯デバイス100の概略図である。仮想的表現物602の仮想的医療デバイスの内の一台は斜線付きで示された、仮想的制御パネル604が対応するデバイスを表している。これは、可能的なユーザ・インタフェース機能の一例にすぎない。各医療デバイス間の現実世界の空間的関係に関する情報であって、各デバイスの仮想的表現物を伝えるという情報は、任意の適切な様式で獲得され得る。幾つかの例において、医療デバイスの位置決めに関する空間的情報は、ユーザ・インタフェースを介して手動的に入力され得る。医療デバイス1〜8が、構造10のネットワーキング・ハードウェアに対して接続されることにより前記構造に対して関連付けられるという構成において、各医療デバイスの現実世界の空間的関係に関する情報は、前記ネットワーキング・ハードウェアに対する接続から推定又は別様に確立され得る(たとえば、特定のハード結線されたネットワーク・ポートは、構造10に対する各医療デバイスの特定の物理的箇所に対して関連付けられ得る)。幾つかの例において、光学的画像化デバイス106および/または他のセンサにより収集された画像および/または他の情報は、各医療デバイスの相対位置を決定すべく解釈され得る。
幾つかの実施例において、携帯デバイス100は、識別および/または連携コードを読取る前に、および/または、その間に、且つ/又は、一組以上のペアリングが確立された後に、光学的画像化デバイス106により捕捉されつつあるリアルタイム画像をカメラのビューファインダの様式でディスプレイ104上に表示し得る。斯かる表示内容は、ユーザ自身の目で単一又は複数の実際の医療デバイスの何を視認し得るかに関し、光学的画像化デバイスが画像化(「視認」)しつつあるものを比較/検証する上で、ユーザを支援し得る。携帯デバイス100のディスプレイ104上における斯かる電子的なビューファインダ表示は、人工的に増進されることで(たとえば、輪郭描写、強調、または、他の視覚的な手掛かりなどにより)、対象となる医療デバイス(たとえば、そのコードが目標選定され/読取られつつあるデバイスなどの)を認識する上でユーザを支援し得る。幾つかの例において、ユーザは、たとえば、タッチスクリーン・ディスプレイ上のデバイスの画像にタッチすることにより、斯かるリアルタイムの電子的なビューファインダ表示からの更なる相互作用のために、医療デバイスを選択し得る。更なる相互作用のための医療デバイスの選択は、たとえば、選択された医療デバイスが、選択されて起動されつつある該医療デバイスに対する連携コードまたは仮想的制御パネルを表示することを命令されることにより追随され得る。
本開示内容は、本明細書中に記述された特定例に限定されるものでないと理解されるべきであり、寧ろ、開示内容の全ての見地およびその均等物を包含すると理解されるべきである。当業者であれば、開示内容が適用可能であり得る種々の改変例、プロセス、および、構成要素、並びに、多数の構造は、本願明細書の吟味時に容易に明らかであろう。
Claims (23)
- 携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法であって、
医療デバイスの動的ディスプレイ上に連携コードを表示する段階と、
前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に携帯デバイスが位置されているか否かを決定する段階と、
仮に、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置する場合、前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから前記連携コードを前記携帯デバイスによって光学的に読取る段階と、
(a)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置され、且つ、(b)前記連携コードが前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから光学的に読取られたときにのみ、前記医療デバイスが前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答する如く、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階と、
を備えることを特徴とする携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法。 - 仮に、(c)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置しない場合、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングしない段階を更に備える、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記位置決めパラメータの所定範囲は、前記携帯デバイスの特定のハードウェア機能に関わり無く定義される、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記位置決めパラメータの所定範囲は、前記携帯デバイスのカメラの位置を、前記医療デバイス上に表示された前記連携コードの50cm以内、且つ、前記連携コードに中心合わせされ且つ該連携コードに対して直交する軸心の5cm以内に定義する、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする前記段階は、ユーザからの確認を受信して前記ペアリング段階を行う段階を含む、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- ユーザから確認を受信する前記段階は、前記医療デバイスに対する物理的接触を必要としない、ことを特徴とする請求項5記載の方法。
- 前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから無線通信モードを介して通信する段階を更に備えて成る、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記方法は、前記携帯デバイスに対して外部的であるプロセッサを更に備えて成ると共に、前記医療デバイスは前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する前記情報を受信し、且つ、
前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする前記段階は、前記プロセッサが、前記連携コードに関する前記情報の受信に応じて、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスのペアリングを命令する段階を含む、ことを特徴とする請求項7記載の方法。 - 前記携帯デバイスおよび第2の医療デバイスをペアリングする段階を更に備え、前記第2の医療デバイスが前記携帯デバイスから前記第2の医療デバイスに対して送信された命令に対して応答する、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記携帯デバイスのディスプレイ上に、前記医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスの仮想的表現物であって、前記医療デバイスおよび前記第2の医療デバイスの間の現実世界の空間的関係を模倣するという仮想的表現物を描写する段階を更に備える、ことを特徴とする請求項9記載の方法。
- 前記方法は、前記医療デバイスを特定する識別コードを前記携帯デバイスにより光学的に読取る段階を更に備え、且つ、
前記医療デバイスの前記動的ディスプレイ上に前記連携コードを表示する前記段階は、前記識別コードを光学的に読取る段階に応じて実施される、ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記医療デバイスが、前記携帯デバイスから送信された命令に応じて医療機能を実行する段階を更に備える、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置しない場合、前記連携コードは、前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから前記携帯デバイスにより光学的に読取りはされない、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法であって、
医療デバイスを特定する識別コードを携帯デバイスによって光学的に読取る段階と、
前記医療デバイスに対し、該医療デバイスの動的ディスプレイ上に連携コードを表示することを命令する段階と、
前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定する段階と、
仮に、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置する場合、前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから前記連携コードを光学的に読取る段階と、
仮に、(a)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置し、且つ、(b)前記連携コードが前記携帯デバイスにより前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから光学的に読取られた場合にのみ、前記医療デバイスが前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答する如く、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階と、
仮に、(c)前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置しない場合、前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングしない段階と、
を備えることを特徴とする携帯デバイスを医療デバイスに対してペアリングする方法。 - 前記医療デバイスに対し、該医療デバイスの動的ディスプレイ上に連携コードを表示することを命令する前記段階は、前記識別コードを読取る前記段階に応じて実施される、ことを特徴とする請求項14記載の方法。
- 前記識別コードは前記医療デバイス上に表示される、ことを特徴とする請求項14記載の方法。
- 前記連携コードは前記医療デバイスの現在状態に対して特有である情報を含む、ことを特徴とする請求項14記載の方法。
- 前記医療デバイスに対して連携コードを表示することを命令する前記段階は、前記携帯デバイスのプロセッサが前記医療デバイスに対して前記連携コードを表示することを命令する段階を含む、ことを特徴とする請求項14記載の方法。
- 前記方法は、前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから無線通信モードを介して通信する段階を更に備えて成り、且つ、
前記医療デバイスに対して連携コードを表示することを命令する前記段階は、前記携帯デバイスに対して外部的であるプロセッサが、前記携帯デバイスにより読取られた前記識別コードに関する情報を受信する段階、および、それに応じて、前記プロセッサが前記医療デバイスに対して前記連携コードを表示することを命令する段階を含む、ことを特徴とする請求項14記載の方法。 - 前記方法は、前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから無線通信モードを介して通信する段階を更に備えて成り、且つ、
前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする前記段階は、前記携帯デバイスに対して外部的であるプロセッサが、前記携帯デバイスにより読取られた前記連携コードに関連する前記情報を受信する段階、および、それに応じて、前記プロセッサが前記携帯デバイスおよび前記医療デバイスをペアリングする段階を含む、ことを特徴とする請求項14記載の方法。 - 医療デバイス・システムであって、
治療的又は患者モニタリング的な機能の少なくとも一方を提供すべく構成された医療デバイスであって、機械可読コードを表示し得るディスプレイと、通信インタフェースと、前記ディスプレイおよび前記通信インタフェースに対して作用的に結合されたコントローラと、を含むという医療デバイスと、
携帯デバイスであって、前記医療デバイスに対する仮想的制御器をユーザに対して呈示すべく構成可能なユーザ・インタフェースと、光学的画像化デバイスと、無線通信インタフェースと、前記ユーザ・インタフェース、前記光学的画像化デバイスおよび前記無線通信インタフェースに対して作用的に結合されたコントローラと、を含むという携帯デバイスと、
を備える医療デバイス・システムにおいて、
前記医療デバイスの前記コントローラは、前記医療デバイスの前記ディスプレイ上に機械的に可読な連携コードを表示すべくプログラムされ、かつ構成され、且つ、前記携帯デバイスのコントローラ又は外部プロセッサの命令下で、もしくは、前記医療デバイスの前記コントローラが、前記携帯デバイスとのペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されたことを決定した後に、前記携帯デバイスとペアリングすべくプログラムされ、かつ構成され、ペアリングされたとき、前記医療デバイスは、前記携帯デバイスから前記医療デバイスに対して送信された命令に応答し、
前記携帯デバイスの前記コントローラは、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して位置決めパラメータの所定範囲内に位置されているか否かを決定するためにプログラムされ、かつ構成され、
仮に、前記コントローラが、前記携帯デバイスが前記医療デバイスに対して前記位置決めパラメータの所定範囲内に位置すると決定する場合、前記医療デバイスの動的ディスプレイから前記連携コードを前記携帯デバイスの前記光学的画像化デバイスにより読取り、且つ、前記無線通信インタフェースを介し、前記光学的画像化デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を通信するようにプログラムされ、かつ構成される、
ことを特徴とする医療デバイス・システム。 - 前記携帯デバイスの前記コントローラは更に、
前記連携コードが前記医療デバイスの前記動的ディスプレイから読取られたならば、前記連携コードに関する情報を考慮する段階を含め、前記医療デバイスに対してペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かを決定し、且つ、
前記医療デバイスに対してペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されていると決定されたならば、前記無線通信インタフェースを介して、前記医療デバイスの前記コントローラに対して命令を通信して、前記携帯デバイスとペアリングさせる、
ようにプログラムされ、かつ構成される、ことを特徴とする請求項21記載のシステム。 - 前記システムは、前記医療デバイスおよび前記携帯デバイスとは別体的であり、且つそれらに対して通信的に結合された外部コンピュータ処理システムを更に備え、
前記外部コンピュータ処理システムは、
前記光学的画像化デバイスにより読取られた前記連携コードに関する情報を前記携帯デバイスから受信し、
前記医療デバイスと前記携帯デバイスとの間でペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足されているか否かを決定し、且つ、
仮に、前記医療デバイスと前記携帯デバイスとの間でペアリングされた通信に移行するための所定条件が満足すると決定した場合、前記医療デバイスの前記コントローラおよび前記携帯デバイスの前記コントローラに対し、ペアリングするとの命令を通信する、ようにプログラムされ、かつ構成される、ことを特徴とする請求項21記載のシステム。
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