JP2018503534A - 容易化された初期化を有するステレオリソグラフィ機械 - Google Patents

容易化された初期化を有するステレオリソグラフィ機械 Download PDF

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Abstract

ステレオリソグラフィ機械(1)であって、底部(2a)を備えたタンク(2);底部(2a)に向くモデル化プレート(3);底部(2a)に直交する移動方向(Z)に従ってモデル化プレート(3)を移動させるのに適する可動ユニット(4);モデル化プレート(3)と可動ユニット(4)との間の結合ユニット(5)であって、可動ユニット(4)と一体の第1の結合部材(6)、及び、第2の結合部材(7)であって、モデル化プレート(3)と一体であり、かつ、移動方向(Z)に従って第1の結合部材(6)に対して可動である、第2の結合部材(7)を備える、結合ユニット(5);結合部材(6,7)の相互移動をロックするため、移動方向(Z)に直交する締付け方向(X)に従って結合部材(6,7)を互いに接触して締付けるよう操作されるのに適する締付け手段(8)を備える、ステレオリソグラフィ機械(1)。【選択図】図1

Description

本発明は、非常に簡単な初期化を有するステレオリソグラフィ機械に関し、そのステレオリソグラフィ機械は、したがって、たとえ非熟練オペレータによってでも使用されるのに適する。
知られているように、ステレオリソグラフィ機械は、通常、感光樹脂を含むのに適するタンクを備え、タンクの底部には、前記底部に向き、形成される3次元物体を支持するモデル化プレートが存在する。
モデル化プレートは、タンクの底部に直交する移動方向に従ってモデル化プレートを移動させるのに適する可動ユニットに連結される。
前記機械が、3次元物体を作るために使用される可能性がある前に、可動ユニットが、モデル化プレートをタンクの底部から任意の所定の距離に自動的にかつ正確に配置できるように機械を初期化することが必要である。
前記初期化は、プラスチック材料で一般に作られるタンクの寸法が、前もってわかっておらず、サイズと形状の両方の点で公差を受けるために必要である。したがって、初期化プロシージャは、機械が初めて使用されるとき、また、タンクが置換されるたびに実施されなければならない。
初期化は、モデル化プレートの不正確な位置決めによってもたらされるタンクの底部の損傷及びモデル化プレートに対する物体の第1の層の不完全な付着から生じる処理廃棄物を共に回避する。
初期化プロシージャによれば、まず最初に、モデル化プレートは、モデル化プレートがタンクの底部の配向に応じて方向付けられることを可能にするように、モデル化プレートを可動ユニットから解除した状態に維持しながら、タンクの底部と接触状態で設置される。
このため、モデル化プレートは、前記移動方向に従って、可動ユニットに対する或る程度の相対的移動をモデル化プレートに許可し、したがって同様に、モデル化プレートが或る傾斜をとることを可能にする摺動手段によって可動ユニットに連結される。
モデル化プレートをタンクの底部と接触状態で設置した後、オペレータは、モデル化プレートに向かって可動ユニットから突出する適切な調整可能スペーサ要素に作用し、スペーサ要素をモデル化プレート自体と接触状態にもたらすまでスペーサ要素を延出させる。
連続的に、オペレータは、ネジを使用して、モデル化プレートにけん引作用を行使し、したがって、モデル化プレートを前記スペーサ要素に接してロックする。
こうして得られる位置は、可動ユニットの制御システムによって記憶される。
たった今述べた初期化プロシージャは、かなり複雑であり、したがって、非熟練オペレータによるアプリケーションに適さないという欠点を呈する。
前記プロシージャは、種々のスペーサ要素が異なる力によってモデル化プレートに締付けられる場合、スペーサ要素がモデル化プレート自体の不正確な位置決めをもたらすことによって構成される更なる欠点を呈する。
プロシージャに従って、先に述べた欠点を回避するため、紙シートが、モデル化プレートとタンクの底部との間に挿入される。モデル化プレートをタンクの底部と接触状態で設置し、スペーサ要素を締付けた後、オペレータは、紙シートがモデル化プレートの下から依然として取外される可能性があり、それが、局所的圧力のないことを保証することを確認する。
しかし、前記操作は、初期化プロシージャを更に一層複雑にするという欠点を呈する。
更に、紙シートの挿入によって、初期化プロシージャの終りに、モデル化プレートは、タンクの底部上に完全に載るのではなく、シートの厚さに対応する距離だけタンクの底部から離間する。
前記厚さは、使用されるシートに応じてかなり変動するため、初期化プロセスに変数が導入され、したがって、得られる可能性がある精度をまたもや制限するということによって示される更なる欠点が追加される。
更に、前記シートの挿入は、初期化プロシージャが、樹脂で一杯のタンクに関して実施できないということによって示される制限をもたらす。
前記欠点を少なくとも部分的に克服するため、ステレオリソグラフィ機械の知られている更なる実施形態が開発されており、その実施形態において、モデル化プレートの移動方向にタンク自体の或る程度の可動域を可能にする弾性要素によってタンクが支持される。
前記可動域は、初期化プロシージャを実施する必要性を回避する。その理由は、弾性要素の降伏がタンクのサイズの偏差を補償することを可能にするからである。
しかし、前記偏差は前もってわかっていないため、3次元物体の第1の層の構築中に、モデル化プレートは、タンクの底部に対して不正確な位置にあり、層自体の誤った実行をもたらすことになる。
その結果、上述した実施形態において、得られる3次元物体の幾何学的形状に厳密に関連する層に加えて幾つかの「使い捨ての(disposable)」初期層を作ることが必要であり、前記初期層は、その後、処理サイクルの終りに除去されることになる。
前記初期層を正しく除去するため、層自身と物体との間に、破断するのが容易である幾つかの要素を挿入することが必要であることになり、前記破断するのが容易な要素は更なる層を占める。
明らかに、前記更なる層は、全体的な処理時間及び物体を生成するために必要な樹脂の量を増加させるという欠点を呈する。
本発明は、上述した、知られているタイプのステレオリソグラフィ機械に典型的である前記欠点及び制限の全てを克服することを意図する。
特に、上述したプロシージャと比較してより簡単なプロシージャを使用して初期化される可能性があるステレオリソグラフィ機械を提供することが本発明の目的である。
機械が、プロシージャをより複雑にすることなく、より正確な方法で初期化されることを可能にすることが、同様に本発明の目的である。
前記目的は、主請求項によるステレオリソグラフィ機械によって達成される。更なる詳細及び特徴は、それぞれの従属請求項において指定される。
有利には、機械を初期化するのがより容易であることは、非熟練オペレータによって同様に使用されることを好適にする。
更に有利には、本発明の機械を初期化するのがより容易であることは、知られているタイプの機械と比較して初期化プロシージャをより迅速に実施することを可能にする。
更に有利には、本発明の機械によって達成される可能性があるより高い初期化精度は、3次元物体用の更なる初期化層を設ける必要性をなくし、したがって、物体を作るために要求される時間及び樹脂の必要量を減少させる。
前記目的及び利点は、以下で述べる他の目的及び利点と共に、添付図面を参照して非制限的な例として提供される本発明の好ましい実施形態の説明において強調されるであろう。
本発明のステレオリソグラフィ機械の軸測図である。 図1のステレオリソグラフィ機械の正面図である。 モデル化プレートが可動ユニットから分離されている状態の、図1のステレオリソグラフィ機械の軸測図である。 2つの異なる操作構成の一方の操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の可動ユニットに連結したモデル化プレートの側断面図である。 2つの異なる操作構成の他方の操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の可動ユニットに連結したモデル化プレートの側断面図である。 更なる操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の側断面図である。 図1のステレオリソグラフィ機械の可動ユニットに連結したモデル化プレートの正面断面図である。 図1のステレオリソグラフィ機械においてモデル化プレートを可動ユニットに接続するのに適する結合ユニットの一部の展開図である。 モデル化プレート及び図1のステレオリソグラフィ機械においてモデル化プレートを可動ユニットに接続するのに適する結合ユニットの一部の展開図である。 異なる操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の正面図である。 更なる操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の側面図である。
図1〜図3において1によって全体として示す、本発明の主題であるステレオリソグラフィ機械は、感光樹脂を含むのに適し、底部2aを備えるタンク2を備える。
機械1は、同様に、前記底部2aに向き、形成される3次元物体を支持するのに適するモデル化プレート3を備える。
底部2aに直交する移動方向Zに従ってモデル化プレート3を移動させるのに適する可動ユニット4であって、底部2a自体と接触状態でモデル化プレート3を配置し、必ずしもそうではないが好ましくは、ステッピングモータ4aを備えることが可能な、可動ユニット4が同様に存在する。
モデル化プレート3は、結合ユニット5を通して可動ユニット4に連結され、結合ユニット5は、可動ユニット4と一体の第1の結合部材6、及び、第2の結合部材7であって、モデル化プレート3と一体であり、かつ、複数の相互構成を画定するように、移動方向Zに従って第1の結合部材6に対して可動である、第2の結合部材7を備える。
第1の結合部材6及び可動ユニット4が互いに一体であることは、機械の操作ステップ中に、第1の結合部材6が可動ユニット4によって移動方向Zに移動されることを示唆する。
こうして、第1の結合部材6は、第1の結合部材6に連結された第2の結合部材7、したがって、同様にモデル化プレート3を前記移動方向Zに従って移動させることが可能である。
好ましくは、また、図1に示すように、移動方向Zに従って生成される支持コラムから突出する一対のプレートに似た本体を備え、プレートに似た本体は、その支持コラム対して取外し可能に連結されて、前記移動方向Zに従って移動する。
結合ユニット5は、上述した初期化プロシージャであって、可動ユニット4に対するモデル化プレート3の位置を調整して、タンク2の底部2aのサイズの考えられる変動を補償する、初期化プロシージャを実施することを可能にする。
好ましくは、結合部材6、7は、移動方向Zにおける可動ユニット4に対するモデル化プレート3の並進と、移動方向Zに垂直な第1の軸の周りのモデル化プレート3の回転の両方を可能にするように構成される。
更に好ましくは、前記結合部材6、7は、移動方向Zに垂直な第2の軸に従ってまた前記第1の軸に従ってモデル化プレート3が可動ユニット4に対して回転することを可能にするように構成される。
有利には、モデル化プレート3の回転は、図10及び図11に示すように、移動方向Zに直交する平面からの底部2aの偏差を補償するため、モデル化プレート3の位置をタンク2の底部2aに対して適合させることを可能にする。
好ましくは、結合部材6、7は、3次元物体を快適に取外すことができるよう、図1と図3との比較から理解されるように、処理サイクルの終りにモデル化プレート3を可動ユニット4から取外すことを同様に可能にするように構成される。
機械1は同様に、2つの結合部材6、7の相互移動をロックし、モデル化プレート3及び可動ユニット4を、それらの相互構成に無関係に互いに一体にするのに適する締付け手段8を備える。
前記締付け手段8は、機械1の初期化を実施することを可能にする。
実際には、締付け手段8が解除構成にあるとき、2つの結合部材6及び7は、互いに対して自由に移動し、前記相互構成のうちの任意の相互構成をとる。
前記状態において、結合部材6、7は、上述したように、可動ユニット4に対するモデル化プレート3の位置を調整することを可能にする。
逆に、締付け手段8は、操作されると、結合部材6、7の間の相互移動をロックして、可動ユニット4に対するモデル化プレート3についての安定位置を決定する。
本発明によれば、締付け手段8は、モデル化プレート3の移動方向Zに直交する締付け方向Xに従って前記2つの結合部材6、7を互いに締付けるように構成される。
この構成によって、締付け手段8によって加えられる力は、タンク2の底部2aに実質的に平行であり、したがって、移動方向Zにおけるモデル化プレート3の位置決めに影響を及ぼさない。
特に、締付け手段8は、モデル化プレート3が底部2aと接触状態にもたらされるとモデル化プレート3が自発的にとる位置にモデル化プレート3をロックするだけである。
したがって、前記締付け手段8は、モデル化プレート3と底部2aとの間の接触圧力の均一性の欠如をもたらさない。
その結果、モデル化プレート3の接触圧力の正確な分布を検証することは必要でない。
機械1の初期化プロシージャを容易にする目的は、こうして達成され、したがって、機械1が、たとえ非熟練オペレータによってでも使用されるのを好適にする。
接触圧力の分布を検証するため、モデル化プレート3と底部2aとの間に紙シートを挿入することが必要でないため、紙シートの厚さが正確にわかっていないことによる位置決め誤差を回避することが可能であり、したがって、著しく正確な初期化プロシージャを得るという更なる目的を達成する。
その結果、3次元物体の処理は、「使い捨ての」更なる層を設ける必要性なしで開始される可能性がある。
したがって、有利には、物体を生成するために必要な時間並びにこの目的のために使用される樹脂の量を減少させることが可能である。
更に有利には、更なる層がないことは、連続的な仕上げ操作によって更なる層を除去する必要性をなくし、したがって、機械1の使用の容易さを更に増す。
圧力の分布を制御するため紙シートを使用することが必要でないことは、タンク2内に樹脂が存在する場合でも、タンク2を空にする必要性が無い状態で、初期化プロシージャが実施されることを可能にする更なる利点をもたらす。
更に、モデル化プレート3が、底部2aと接触状態で設置され、可動ユニット4に固定されると、こうして得られる位置は、処理サイクル用の基準位置として可動ユニット4の制御システムによって直接使用される可能性がある。
したがって、使用の容易さ及び処理時間の点で更に有利になるよう、機械の任意の更なるセットアップを実施する必要性なしで処理サイクルを開始することが可能である。
好ましくは、結合ユニット5は、底部2aに向かう結合ユニット5の移動中に、第1の結合部材6に対する第2の結合部材7についての停止位置を画定するように構成される。
更に、結合ユニット5は、第2の結合部材7を前記停止位置に強制的にもたらすように構成される強制手段9を備える。
有利には、前記強制手段9は、モデル化プレート3が、初期化プロシージャ中にタンク2の底部2aと接触状態で維持されることを保証する。
前記強制手段9は、考えられる任意の摩擦に打勝ちながら、モデル化プレート3を押下げる傾向があるモデル化プレート3の死荷重を含んでもよい。
いずれの場合も、強制手段9は、好ましくは、底部2aに関するモデル化プレート3の正確な接触を保証することが可能である。
締付け手段8に関して、好ましくは、また図7において観測されるように、締付け手段8は、互いに対向し、結合部材6、7に向く対応する接触表面16を備える2つの顎部10、11を備える。
締付け手段8は同様に、前記顎部10,11の相互距離を修正するのに適する調整手段12を備え、前記調整手段12は、好ましくは、図9に見られるネジ21を備え、ネジ21は、2つの顎部10、11にそれぞれ連結される2つの端部を有し、好ましくは、ノブ32の手段によって操作されるのに適する。
有利には、前記顎部10、11は、2つの結合部材6、7を特に簡単な方法で締付けることを可能にする。
必ずしもそうではないが好ましくは、前記顎部10、11は、結合部材6、7に対して対応する対向側面上に配置され、その接触表面16は、接近する相互移動を通して外側から結合部材6、7を締付けるように互いに相互に向く。
図面に示さない変形実施形態によれば、2つの顎部10、11は、顎部10、11を互いから離れて移動させることによって内側から2つの結合部材6、7を締付けるように、それぞれの接触表面16が互いに相互に対向した状態で配置される可能性がある。
上述した場合の両方において、第2の結合部材7は、好ましくは、それぞれの回転軸Y1,Y2に従ってモデル化プレート3に回転式に連結する2つの結合要素13、14を備え、顎部10、11は、前記結合要素13、14にそれぞれ向くように配置される。
特に、前記回転軸Y1、Y2は、移動方向Zに垂直であり、互いに平行でかつ互いから離間し、それにより、図10に示すように、前記軸Y1、Y2の周りの結合要素13、14の回転が、先に述べた第1の軸の周りで可動ユニット4に対してモデル化プレート3を傾斜させることを可能にする。
同時に、図11に示すように、前記結合要素13、14は同様に、先に述べた第2の軸の周りのモデル化プレート3の回転を可能にする。
好ましくは、モデル化プレート3に対する結合要素13、14の前記回転接続は、先に述べた対応する回転軸Y1、Y2の周りで柔軟性があるそれぞれの対応する接続部分15を通して結合要素13、14をモデル化プレート3に連結させることによって得られる。
本発明の変形実施において、前記接続部分15がヒンジ要素によって置換される可能性があることが同様に明らかである。
好ましくは、また、図7に示すように、対応する結合要素13、14に向く各顎部10、11の接触表面16は凸形状を有する。
前記凸形状は、顎部10、11が、同様に結合要素13、14に対する傾斜位置において、その締付け作用を行使することを可能にし、したがって、初期化プロシージャを更に容易にする。
前記可能性は同様に、各顎部10、11を、例えば、同じ締付けネジ21を使用して、締付け方向Xに垂直な方向に、対応する結合要素13、14に対して拘束することを可能にし、同じ締付けネジ21は、図9に示すように、結合要素13、14の両方に属する穴を通過するように配置される。
たった今述べた構成は、モデル化プレート3が、可動ユニット4から取外される間にまた取外された後に安全に保持されることを可能にする保持グリップとして顎部10、11を使用することを可能にする。
好ましくは、前記ネジ21の周りの顎部10、11の回転を防止するのに適し、好ましくは、図9に示すように、凹所34であって、各顎部の接触表面に属し、締付け方向Xに従って対応する基準本体33に摺動可能に連結する、凹所34を備える手段が存在する。
好ましくは、また、図7に示すように、結合ユニット5は、結合要素13、14の間に挿入されるスペーサ要素17を備え、締付け方向Xに従うスペーサ要素17の幅は、締付け方向(X)に従う第1の結合部材6の幅を超えない、好ましくはそれより小さく、それにより、第1の結合部材6に対する結合要素13、14の実際の締付けを可能にする。
スペーサ要素17は、締付け方向Xに垂直な方向に各結合要素13、14に対して拘束され、同時に、結合要素13、14自身に対して回転できる。
前記拘束は、モデル化プレート3をタンク2の底部2aに向かって押しやるため、スラスト手段19と協働してスペーサ要素17を使用することを可能にする。
好ましくは、たった今述べた拘束は、図9において同様に見られる複数のピン25を通して得られ、ピン25のそれぞれのピンは、結合要素13、14に固定される第1の端及びスペーサ要素17内に設けられる対応する凹所に取外し可能に挿入される第1の対向端を有する。
好ましくは、前記第2の端は、結合要素13、14に対するスペーサ要素17の回転及び締付け方向Xに従うその並進の両方を可能にするように、球形状を有する。
可動ユニット4の第1の結合部材6は、結合要素13、14の間に位置決めされるのに適し、また、移動方向(Z)に入射する方向に従って前記スペーサ要素17を摺動可能に収容し、スペーサ要素(17)が移動方向Zに従って移動することを可能にするように構成される凹所18を備える。
凹所18は、移動方向Zに対して対向する側で、上側プレート26によってまた下側プレート27によってそれぞれ境界付けされる。
特に、下側プレート27の表面28は、第1の結合部材6に対する第2の結合部材7の前記停止位置に対応する、移動方向Zにおけるスペーサ要素17のストロークの終りを画定する。
好ましくは、また、図7に示すように、第2の結合部材7を停止位置に強制的にもたらすスラスト手段19は、スペーサ要素17を上述した停止位置に押しやるように、凹所18内に配置され、スペーサ要素17に向く。
更に好ましくは、また、図8に示すように、前記スラスト手段19は、複数の、好ましくは3つの又は3つより多いスラスト要素30を備え、スラスト要素30は、移動方向Zに従って第1の結合部材6に摺動可能に連結され、対応するバネの作用によって凹所18の内部にスラスト要素30が突出する位置に維持される。
好ましくは、前記スラスト要素30は、球表面を有し、球表面は、有利には、スペーサ要素17が傾斜するときでも、スペーサ要素17との良好な接触を保証し、また更に、モデル化プレート3と可動ユニット4との結合中に凹所18の内部へのスペーサ要素17の導入を容易にする。
好ましくは、移動方向Zにおけるスラスト要素30の摺動は、スラスト要素30が第1の結合部材6から外れることを防止し、また好ましくは弾性リング31を備える停止手段によって制限される。
好ましくは、機械1は同様に、第2の結合部材7が第1の結合部材6に対して停止位置に配置されると、締付け手段8の起動を防止するように構成される停止手段20を備える。
有利には、前記停止手段20の存在は、モデル化プレート3がタンク2の底部2aから持ち出られている間に、モデル化プレート3が可動ユニット4に締付けられるのを防止する。
こうして、初期化プロシージャ中における結合部材6と7との間の相対的移動が保証され、したがって、モデル化プレート3の下方移動中におけるタンク2の底部2aに対するいずれの損傷をも回避する。
好ましくは、また、図4に示すように、停止手段20は、ねじ21の長手方向軸に直交する方向にネジ21から突出する成形体22及び可動ユニット(4)に属する停止体(23)を備える。
成形体22及び停止体23は、図4に示すように、モデル化プレート3が可動ユニット4に対して前記停止位置に配置されると、ネジ21の回転中に互いに干渉するように、また、図6に示すように、モデル化プレート3が可動ユニット4に対して先に述べた離間位置に配置されると、互いから解除されるように構成される。
そのため、モデル化プレート3がタンク2の底部2a上に載ると、タンク2の底部2aに向かう可動ユニット4の十分な変位が、停止体23を解除するように成形体22に対する停止体23の変位をもたらすことが理解される可能性がある。
その結果、前記位置において、締付け手段8は、モデル化プレート3を可動ユニット4に固定するように操作される可能性がある。
好ましくは、結合要素13、14に対する顎部10、11の締付けに対応する回転方向へのネジ21の回転中ではないが、ネジ21が、図5に示すように、結合要素13、14から顎部10、11を緩めることに対応する方向に回転するときに、成形体22が停止体23をその拘束位置から移動させるように、停止体23が可動ユニット4に弾性的に連結される。
有利には、停止体23の前記構成は、可動ユニット4に対するモデル化プレート4の位置と無関係に顎部10、11を緩めることが、モデル化プレート3の取外しを常に可能にする。
上述した要件は、好ましくは、ハーモニックスティールで好ましくはできた柔軟フォイル24を通して可動ユニット4の下側プレート27に停止体23を接続することによって満たされる。
実際には、上述したステレオリソグラフィ機械1の初期化プロシージャは、可動ユニット4に連結して、また、解除された締付け手段8に連結してモデル化プレート3を配置することであって、それにより、前記2つのコンポーネントに互いに対する相対的移動を可能にする、配置することによって実施される。
連続的に、オペレータは、図6に示すように、タンク2の底部2aと接触状態でモデル化プレート3を配置するように可動ユニット4を起動させる。
この状態で、モデル化プレート3は、安定位置にあり、可動ユニット4の任意の更なる起動は、第2の結合部材7がモデル化プレート3と一体であるとすると、第2の結合部材7に対する第1の結合部材6の変位だけをもたらす。
可動ユニット4の起動は、移動方向Zに従う第1の結合部材6に対する第2の結合部材7の位置が、許可される位置の中の中間位置になるまで継続され、いずれの場合も、停止手段20が解除されるようなものである。
連続的に、オペレータは、モデル化プレート3を可動ユニット4に固定するように締付け手段8を起動する。
そのため、機械1の制御システムが可動ユニット4の位置を処理サイクル用の基準位置として記憶できるため、処理サイクルを即座に開始することが可能である
そのため、上述したステレオリソグラフィ機械が本発明の全ての目的を達成することが先の説明から理解される可能性がある。
特に、本発明の機械の締付け手段がタンクの底部に平行な方向に作用することは、モデル化プレートを調整するのに適し、知られているタイプの機械の初期化について要求される操作の複雑なシリーズをなくし、したがって、プロシージャをずっと簡単にする。
更に、本発明の締付け手段がタンクの底部に平行な方向に作用することは、モデル化プレートとタンクの底部との間の不均一な接触圧力の発生(モデル化プレート自体の不正確な位置決めをもたらすことになる)と、プレートとタンクの底部との間に挿入されるスペーサ要素によって位置決め精度をチェックする必要性(位置決めにおいて更なる変数を導入することになる)の両方を回避する。
本発明は、非常に簡単な初期化を有するステレオリソグラフィ機械に関し、そのステレオリソグラフィ機械は、したがって、たとえ非熟練オペレータによってでも使用されるのに適する。
知られているように、ステレオリソグラフィ機械は、通常、感光樹脂を含むのに適するタンクを備え、タンクの底部には、前記底部に向き、形成される3次元物体を支持するモデル化プレートが存在する。
モデル化プレートは、タンクの底部に直交する移動方向に従ってモデル化プレートを移動させるのに適する可動ユニットに連結される。
前記機械が、3次元物体を作るために使用される可能性がある前に、可動ユニットが、モデル化プレートをタンクの底部から任意の所定の距離に自動的にかつ正確に配置できるように機械を初期化することが必要である。
前記初期化は、プラスチック材料で一般に作られるタンクの寸法が、前もってわかっておらず、サイズと形状の両方の点で公差を受けるために必要である。したがって、初期化プロシージャは、機械が初めて使用されるとき、また、タンクが置換されるたびに実施されなければならない。
初期化は、モデル化プレートの不正確な位置決めによってもたらされるタンクの底部の損傷及びモデル化プレートに対する物体の第1の層の不完全な付着から生じる処理廃棄物を共に回避する。
初期化プロシージャによれば、まず最初に、モデル化プレートは、モデル化プレートがタンクの底部の配向に応じて方向付けられることを可能にするように、モデル化プレートを可動ユニットから解除した状態に維持しながら、タンクの底部と接触状態で設置される。
このため、モデル化プレートは、前記移動方向に従って、可動ユニットに対する或る程度の相対的移動をモデル化プレートに許可し、したがって同様に、モデル化プレートが或る傾斜をとることを可能にする摺動手段によって可動ユニットに連結される。
モデル化プレートをタンクの底部と接触状態で設置した後、オペレータは、モデル化プレートに向かって可動ユニットから突出する適切な調整可能スペーサ要素に作用し、スペーサ要素をモデル化プレート自体と接触状態にもたらすまでスペーサ要素を延出させる。
連続的に、オペレータは、ネジを使用して、モデル化プレートにけん引作用を行使し、したがって、モデル化プレートを前記スペーサ要素に接してロックする。
こうして得られる位置は、可動ユニットの制御システムによって記憶される。
たった今述べた初期化プロシージャは、かなり複雑であり、したがって、非熟練オペレータによるアプリケーションに適さないという欠点を呈する。
前記プロシージャは、種々のスペーサ要素が異なる力によってモデル化プレートに締付けられる場合、スペーサ要素がモデル化プレート自体の不正確な位置決めをもたらすことによって構成される更なる欠点を呈する。
プロシージャに従って、先に述べた欠点を回避するため、紙シートが、モデル化プレートとタンクの底部との間に挿入される。モデル化プレートをタンクの底部と接触状態で設置し、スペーサ要素を締付けた後、オペレータは、紙シートがモデル化プレートの下から依然として取外される可能性があり、それが、局所的圧力のないことを保証することを確認する。
しかし、前記操作は、初期化プロシージャを更に一層複雑にするという欠点を呈する。
更に、紙シートの挿入によって、初期化プロシージャの終りに、モデル化プレートは、タンクの底部上に完全に載るのではなく、シートの厚さに対応する距離だけタンクの底部から離間する。
前記厚さは、使用されるシートに応じてかなり変動するため、初期化プロセスに変数が導入され、したがって、得られる可能性がある精度をまたもや制限するということによって示される更なる欠点が追加される。
更に、前記シートの挿入は、初期化プロシージャが、樹脂で一杯のタンクに関して実施できないということによって示される制限をもたらす。
前記欠点を少なくとも部分的に克服するため、ステレオリソグラフィ機械の知られている更なる実施形態が開発されており、その実施形態において、モデル化プレートの移動方向にタンク自体の或る程度の可動域を可能にする弾性要素によってタンクが支持される。
前記可動域は、初期化プロシージャを実施する必要性を回避する。その理由は、弾性要素の降伏がタンクのサイズの偏差を補償することを可能にするからである。
しかし、前記偏差は前もってわかっていないため、3次元物体の第1の層の構築中に、モデル化プレートは、タンクの底部に対して不正確な位置にあり、層自体の誤った実行をもたらすことになる。
その結果、上述した実施形態において、得られる3次元物体の幾何学的形状に厳密に関連する層に加えて幾つかの「使い捨ての(disposable)」初期層を作ることが必要であり、前記初期層は、その後、処理サイクルの終りに除去されることになる。
前記初期層を正しく除去するため、層自身と物体との間に、破断するのが容易である幾つかの要素を挿入することが必要であることになり、前記破断するのが容易な要素は更なる層を占める。
明らかに、前記更なる層は、全体的な処理時間及び物体を生成するために必要な樹脂の量を増加させるという欠点を呈する。
特許文献1は、ステレオリソグラフィ機械であって、底部を備える、感光性樹脂を含む のに適するタンク、底部に向くモデル化プレート、モデル化プレートを移動させるのに適 する可動ユニット、モデル化プレートを可動ユニットに連結させるのに適し、底部に直交 する方向に従って2つの部材の間の相対的移動を可能にする結合ユニットを備えるステレ オリソグラフィ機械を開示しており、最後に、ステレオリソグラフィ機械は、結合部材の 間の移動をロックするように操作されるのに適する締付け手段を備える。
特許文献2は、ベースプレートであって、ベースプレートの移動方向に直交する締付け 方向を有するスナップアタッチメントを使用して可動ユニットにロックされる、ベースプ レートを開示する。
特開平05−8305号公報 欧州特許第1946909号明細書
本発明は、上述した、知られているタイプのステレオリソグラフィ機械に典型的である前記欠点及び制限の全てを克服することを意図する。
特に、上述したプロシージャと比較してより簡単なプロシージャを使用して初期化される可能性があるステレオリソグラフィ機械を提供することが本発明の目的である。
機械が、プロシージャをより複雑にすることなく、より正確な方法で初期化されることを可能にすることが、同様に本発明の目的である。
前記目的は、主請求項によるステレオリソグラフィ機械によって達成される。更なる詳細及び特徴は、それぞれの従属請求項において指定される。
有利には、機械を初期化するのがより容易であることは、非熟練オペレータによって同様に使用されることを好適にする。
更に有利には、本発明の機械を初期化するのがより容易であることは、知られているタイプの機械と比較して初期化プロシージャをより迅速に実施することを可能にする。
更に有利には、本発明の機械によって達成される可能性があるより高い初期化精度は、3次元物体用の更なる初期化層を設ける必要性をなくし、したがって、物体を作るために要求される時間及び樹脂の必要量を減少させる。
前記目的及び利点は、以下で述べる他の目的及び利点と共に、添付図面を参照して非制限的な例として提供される本発明の好ましい実施形態の説明において強調されるであろう。
本発明のステレオリソグラフィ機械の軸測図である。 図1のステレオリソグラフィ機械の正面図である。 モデル化プレートが可動ユニットから分離されている状態の、図1のステレオリソグラフィ機械の軸測図である。 2つの異なる操作構成の一方の操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の可動ユニットに連結したモデル化プレートの側断面図である。 2つの異なる操作構成の他方の操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の可動ユニットに連結したモデル化プレートの側断面図である。 更なる操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の側断面図である。 図1のステレオリソグラフィ機械の可動ユニットに連結したモデル化プレートの正面断面図である。 図1のステレオリソグラフィ機械においてモデル化プレートを可動ユニットに接続するのに適する結合ユニットの一部の展開図である。 モデル化プレート及び図1のステレオリソグラフィ機械においてモデル化プレートを可動ユニットに接続するのに適する結合ユニットの一部の展開図である。 異なる操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の正面図である。 更なる操作構成における、図1のステレオリソグラフィ機械の側面図である。
図1〜図3において1によって全体として示す、本発明の主題であるステレオリソグラフィ機械は、感光樹脂を含むのに適し、底部2aを備えるタンク2を備える。
機械1は、同様に、前記底部2aに向き、形成される3次元物体を支持するのに適するモデル化プレート3を備える。
底部2aに直交する移動方向Zに従ってモデル化プレート3を移動させるのに適する可動ユニット4であって、底部2a自体と接触状態でモデル化プレート3を配置し、必ずしもそうではないが好ましくは、ステッピングモータ4aを備えることが可能な、可動ユニット4が同様に存在する。
モデル化プレート3は、結合ユニット5を通して可動ユニット4に連結され、結合ユニット5は、可動ユニット4と一体の第1の結合部材6、及び、第2の結合部材7であって、モデル化プレート3と一体であり、かつ、複数の相互構成を画定するように、移動方向Zに従って第1の結合部材6に対して可動である、第2の結合部材7を備える。
第1の結合部材6及び可動ユニット4が互いに一体であることは、機械の操作ステップ中に、第1の結合部材6が可動ユニット4によって移動方向Zに移動されることを示唆する。
こうして、第1の結合部材6は、第1の結合部材6に連結された第2の結合部材7、したがって、同様にモデル化プレート3を前記移動方向Zに従って移動させることが可能である。
好ましくは、また、図1に示すように、移動方向Zに従って生成される支持コラムから突出する一対のプレートに似た本体を備え、プレートに似た本体は、その支持コラム対して取外し可能に連結されて、前記移動方向Zに従って移動する。
結合ユニット5は、上述した初期化プロシージャであって、可動ユニット4に対するモデル化プレート3の位置を調整して、タンク2の底部2aのサイズの考えられる変動を補償する、初期化プロシージャを実施することを可能にする。
好ましくは、結合部材6、7は、移動方向Zにおける可動ユニット4に対するモデル化プレート3の並進と、移動方向Zに垂直な第1の軸の周りのモデル化プレート3の回転の両方を可能にするように構成される。
更に好ましくは、前記結合部材6、7は、移動方向Zに垂直な第2の軸に従ってまた前記第1の軸に従ってモデル化プレート3が可動ユニット4に対して回転することを可能にするように構成される。
有利には、モデル化プレート3の回転は、図10及び図11に示すように、移動方向Zに直交する平面からの底部2aの偏差を補償するため、モデル化プレート3の位置をタンク2の底部2aに対して適合させることを可能にする。
好ましくは、結合部材6、7は、3次元物体を快適に取外すことができるよう、図1と図3との比較から理解されるように、処理サイクルの終りにモデル化プレート3を可動ユニット4から取外すことを同様に可能にするように構成される。
機械1は同様に、2つの結合部材6、7の相互移動をロックし、モデル化プレート3及び可動ユニット4を、それらの相互構成に無関係に互いに一体にするのに適する締付け手段8を備える。
前記締付け手段8は、機械1の初期化を実施することを可能にする。
実際には、締付け手段8が解除構成にあるとき、2つの結合部材6及び7は、互いに対して自由に移動し、前記相互構成のうちの任意の相互構成をとる。
前記状態において、結合部材6、7は、上述したように、可動ユニット4に対するモデル化プレート3の位置を調整することを可能にする。
逆に、締付け手段8は、操作されると、結合部材6、7の間の相互移動をロックして、可動ユニット4に対するモデル化プレート3についての安定位置を決定する。
本発明によれば、締付け手段8は、モデル化プレート3の移動方向Zに直交する締付け方向Xに従って前記2つの結合部材6、7を互いに締付けるように構成される。
この構成によって、締付け手段8によって加えられる力は、タンク2の底部2aに実質的に平行であり、したがって、移動方向Zにおけるモデル化プレート3の位置決めに影響を及ぼさない。
特に、締付け手段8は、モデル化プレート3が底部2aと接触状態にもたらされるとモデル化プレート3が自発的にとる位置にモデル化プレート3をロックするだけである。
したがって、前記締付け手段8は、モデル化プレート3と底部2aとの間の接触圧力の均一性の欠如をもたらさない。
その結果、モデル化プレート3の接触圧力の正確な分布を検証することは必要でない。
機械1の初期化プロシージャを容易にする目的は、こうして達成され、したがって、機械1が、たとえ非熟練オペレータによってでも使用されるのを好適にする。
接触圧力の分布を検証するため、モデル化プレート3と底部2aとの間に紙シートを挿入することが必要でないため、紙シートの厚さが正確にわかっていないことによる位置決め誤差を回避することが可能であり、したがって、著しく正確な初期化プロシージャを得るという更なる目的を達成する。
その結果、3次元物体の処理は、「使い捨ての」更なる層を設ける必要性なしで開始される可能性がある。
したがって、有利には、物体を生成するために必要な時間並びにこの目的のために使用される樹脂の量を減少させることが可能である。
更に有利には、更なる層がないことは、連続的な仕上げ操作によって更なる層を除去する必要性をなくし、したがって、機械1の使用の容易さを更に増す。
圧力の分布を制御するため紙シートを使用することが必要でないことは、タンク2内に樹脂が存在する場合でも、タンク2を空にする必要性が無い状態で、初期化プロシージャが実施されることを可能にする更なる利点をもたらす。
更に、モデル化プレート3が、底部2aと接触状態で設置され、可動ユニット4に固定されると、こうして得られる位置は、処理サイクル用の基準位置として可動ユニット4の制御システムによって直接使用される可能性がある。
したがって、使用の容易さ及び処理時間の点で更に有利になるよう、機械の任意の更なるセットアップを実施する必要性なしで処理サイクルを開始することが可能である。
好ましくは、結合ユニット5は、底部2aに向かう結合ユニット5の移動中に、第1の結合部材6に対する第2の結合部材7についての停止位置を画定するように構成される。
更に、結合ユニット5は、第2の結合部材7を前記停止位置に強制的にもたらすように構成される強制手段9を備える。
有利には、前記強制手段9は、モデル化プレート3が、初期化プロシージャ中にタンク2の底部2aと接触状態で維持されることを保証する。
前記強制手段9は、考えられる任意の摩擦に打勝ちながら、モデル化プレート3を押下げる傾向があるモデル化プレート3の死荷重を含んでもよい。
いずれの場合も、強制手段9は、好ましくは、底部2aに関するモデル化プレート3の正確な接触を保証することが可能である。
締付け手段8に関して、好ましくは、また図7において観測されるように、締付け手段8は、互いに対向し、結合部材6、7に向く対応する接触表面16を備える2つの顎部10、11を備える。
締付け手段8は同様に、前記顎部10,11の相互距離を修正するのに適する調整手段12を備え、前記調整手段12は、好ましくは、図9に見られるネジ21を備え、ネジ21は、2つの顎部10、11にそれぞれ連結される2つの端部を有し、好ましくは、ノブ32の手段によって操作されるのに適する。
有利には、前記顎部10、11は、2つの結合部材6、7を特に簡単な方法で締付けることを可能にする。
必ずしもそうではないが好ましくは、前記顎部10、11は、結合部材6、7に対して対応する対向側面上に配置され、その接触表面16は、接近する相互移動を通して外側から結合部材6、7を締付けるように互いに相互に向く。
図面に示さない変形実施形態によれば、2つの顎部10、11は、顎部10、11を互いから離れて移動させることによって内側から2つの結合部材6、7を締付けるように、それぞれの接触表面16が互いに相互に対向した状態で配置される可能性がある。
上述した場合の両方において、第2の結合部材7は、好ましくは、それぞれの回転軸Y1,Y2に従ってモデル化プレート3に回転式に連結する2つの結合要素13、14を備え、顎部10、11は、前記結合要素13、14にそれぞれ向くように配置される。
特に、前記回転軸Y1、Y2は、移動方向Zに垂直であり、互いに平行でかつ互いから離間し、それにより、図10に示すように、前記軸Y1、Y2の周りの結合要素13、14の回転が、先に述べた第1の軸の周りで可動ユニット4に対してモデル化プレート3を傾斜させることを可能にする。
同時に、図11に示すように、前記結合要素13、14は同様に、先に述べた第2の軸の周りのモデル化プレート3の回転を可能にする。
好ましくは、モデル化プレート3に対する結合要素13、14の前記回転接続は、先に述べた対応する回転軸Y1、Y2の周りで柔軟性があるそれぞれの対応する接続部分15を通して結合要素13、14をモデル化プレート3に連結させることによって得られる。
本発明の変形実施において、前記接続部分15がヒンジ要素によって置換される可能性があることが同様に明らかである。
好ましくは、また、図7に示すように、対応する結合要素13、14に向く各顎部10、11の接触表面16は凸形状を有する。
前記凸形状は、顎部10、11が、同様に結合要素13、14に対する傾斜位置において、その締付け作用を行使することを可能にし、したがって、初期化プロシージャを更に容易にする。
前記可能性は同様に、各顎部10、11を、例えば、同じ締付けネジ21を使用して、締付け方向Xに垂直な方向に、対応する結合要素13、14に対して拘束することを可能にし、同じ締付けネジ21は、図9に示すように、結合要素13、14の両方に属する穴を通過するように配置される。
たった今述べた構成は、モデル化プレート3が、可動ユニット4から取外される間にまた取外された後に安全に保持されることを可能にする保持グリップとして顎部10、11を使用することを可能にする。
好ましくは、前記ネジ21の周りの顎部10、11の回転を防止するのに適し、好ましくは、図9に示すように、凹所34であって、各顎部の接触表面に属し、締付け方向Xに従って対応する基準本体33に摺動可能に連結する、凹所34を備える手段が存在する。
好ましくは、また、図7に示すように、結合ユニット5は、結合要素13、14の間に挿入されるスペーサ要素17を備え、締付け方向Xに従うスペーサ要素17の幅は、締付け方向(X)に従う第1の結合部材6の幅を超えない、好ましくはそれより小さく、それにより、第1の結合部材6に対する結合要素13、14の実際の締付けを可能にする。
スペーサ要素17は、締付け方向Xに垂直な方向に各結合要素13、14に対して拘束され、同時に、結合要素13、14自身に対して回転できる。
前記拘束は、モデル化プレート3をタンク2の底部2aに向かって押しやるため、スラスト手段19と協働してスペーサ要素17を使用することを可能にする。
好ましくは、たった今述べた拘束は、図9において同様に見られる複数のピン25を通して得られ、ピン25のそれぞれのピンは、結合要素13、14に固定される第1の端及びスペーサ要素17内に設けられる対応する凹所に取外し可能に挿入される第1の対向端を有する。
好ましくは、前記第2の端は、結合要素13、14に対するスペーサ要素17の回転及び締付け方向Xに従うその並進の両方を可能にするように、球形状を有する。
可動ユニット4の第1の結合部材6は、結合要素13、14の間に位置決めされるのに適し、また、移動方向(Z)に入射する方向に従って前記スペーサ要素17を摺動可能に収容し、スペーサ要素(17)が移動方向Zに従って移動することを可能にするように構成される凹所18を備える。
凹所18は、移動方向Zに対して対向する側で、上側プレート26によってまた下側プレート27によってそれぞれ境界付けされる。
特に、下側プレート27の表面28は、第1の結合部材6に対する第2の結合部材7の前記停止位置に対応する、移動方向Zにおけるスペーサ要素17のストロークの終りを画定する。
好ましくは、また、図7に示すように、第2の結合部材7を停止位置に強制的にもたらすスラスト手段19は、スペーサ要素17を上述した停止位置に押しやるように、凹所18内に配置され、スペーサ要素17に向く。
更に好ましくは、また、図8に示すように、前記スラスト手段19は、複数の、好ましくは3つの又は3つより多いスラスト要素30を備え、スラスト要素30は、移動方向Zに従って第1の結合部材6に摺動可能に連結され、対応するバネの作用によって凹所18の内部にスラスト要素30が突出する位置に維持される。
好ましくは、前記スラスト要素30は、球表面を有し、球表面は、有利には、スペーサ要素17が傾斜するときでも、スペーサ要素17との良好な接触を保証し、また更に、モデル化プレート3と可動ユニット4との結合中に凹所18の内部へのスペーサ要素17の導入を容易にする。
好ましくは、移動方向Zにおけるスラスト要素30の摺動は、スラスト要素30が第1の結合部材6から外れることを防止し、また好ましくは弾性リング31を備える停止手段によって制限される。
好ましくは、機械1は同様に、第2の結合部材7が第1の結合部材6に対して停止位置に配置されると、締付け手段8の起動を防止するように構成される停止手段20を備える。
有利には、前記停止手段20の存在は、モデル化プレート3がタンク2の底部2aから持ち出られている間に、モデル化プレート3が可動ユニット4に締付けられるのを防止する。
こうして、初期化プロシージャ中における結合部材6と7との間の相対的移動が保証され、したがって、モデル化プレート3の下方移動中におけるタンク2の底部2aに対するいずれの損傷をも回避する。
好ましくは、また、図4に示すように、停止手段20は、ねじ21の長手方向軸に直交する方向にネジ21から突出する成形体22及び可動ユニット(4)に属する停止体(23)を備える。
成形体22及び停止体23は、図4に示すように、モデル化プレート3が可動ユニット4に対して前記停止位置に配置されると、ネジ21の回転中に互いに干渉するように、また、図6に示すように、モデル化プレート3が可動ユニット4に対して先に述べた離間位置に配置されると、互いから解除されるように構成される。
そのため、モデル化プレート3がタンク2の底部2a上に載ると、タンク2の底部2aに向かう可動ユニット4の十分な変位が、停止体23を解除するように成形体22に対する停止体23の変位をもたらすことが理解される可能性がある。
その結果、前記位置において、締付け手段8は、モデル化プレート3を可動ユニット4に固定するように操作される可能性がある。
好ましくは、結合要素13、14に対する顎部10、11の締付けに対応する回転方向へのネジ21の回転中ではないが、ネジ21が、図5に示すように、結合要素13、14から顎部10、11を緩めることに対応する方向に回転するときに、成形体22が停止体23をその拘束位置から移動させるように、停止体23が可動ユニット4に弾性的に連結される。
有利には、停止体23の前記構成は、可動ユニット4に対するモデル化プレート4の位置と無関係に顎部10、11を緩めることが、モデル化プレート3の取外しを常に可能にする。
上述した要件は、好ましくは、ハーモニックスティールで好ましくはできた柔軟フォイル24を通して可動ユニット4の下側プレート27に停止体23を接続することによって満たされる。
実際には、上述したステレオリソグラフィ機械1の初期化プロシージャは、可動ユニット4に連結して、また、解除された締付け手段8に連結してモデル化プレート3を配置することであって、それにより、前記2つのコンポーネントに互いに対する相対的移動を可能にする、配置することによって実施される。
連続的に、オペレータは、図6に示すように、タンク2の底部2aと接触状態でモデル化プレート3を配置するように可動ユニット4を起動させる。
この状態で、モデル化プレート3は、安定位置にあり、可動ユニット4の任意の更なる起動は、第2の結合部材7がモデル化プレート3と一体であるとすると、第2の結合部材7に対する第1の結合部材6の変位だけをもたらす。
可動ユニット4の起動は、移動方向Zに従う第1の結合部材6に対する第2の結合部材7の位置が、許可される位置の中の中間位置になるまで継続され、いずれの場合も、停止手段20が解除されるようなものである。
連続的に、オペレータは、モデル化プレート3を可動ユニット4に固定するように締付け手段8を起動する。
そのため、機械1の制御システムが可動ユニット4の位置を処理サイクル用の基準位置として記憶できるため、処理サイクルを即座に開始することが可能である
そのため、上述したステレオリソグラフィ機械が本発明の全ての目的を達成することが先の説明から理解される可能性がある。
特に、本発明の機械の締付け手段がタンクの底部に平行な方向に作用することは、モデル化プレートを調整するのに適し、知られているタイプの機械の初期化について要求される操作の複雑なシリーズをなくし、したがって、プロシージャをずっと簡単にする。
更に、本発明の締付け手段がタンクの底部に平行な方向に作用することは、モデル化プレートとタンクの底部との間の不均一な接触圧力の発生(モデル化プレート自体の不正確な位置決めをもたらすことになる)と、プレートとタンクの底部との間に挿入されるスペーサ要素によって位置決め精度をチェックする必要性(位置決めにおいて更なる変数を導入することになる)の両方を回避する。

Claims (13)

  1. ステレオリソグラフィ機械(1)において、
    −底部(2a)を備えた、感光性樹脂を含むのに適するタンク(2)と、
    −前記底部(2a)に向くモデル化プレート(3)と、
    −前記底部(2a)に直交する移動方向(Z)に従って前記モデル化プレート(3)を移動させるのに適する可動ユニット(4)と、
    −前記モデル化プレート(3)を前記可動ユニット(4)に連結するのに適する結合ユニット(5)とを備え、前記結合ユニット(5)は、前記可動ユニット(4)と一体の第1の結合部材(6)、及び、第2の結合部材(7)であって、前記モデル化プレート(3)と一体であり、かつ、複数の相互構成を画定するように、少なくとも前記移動方向(Z)に従って前記第1の結合部材(6)に対して可動である、第2の結合部材(7)を備え、
    −前記モデル化プレート(3)及び前記可動ユニット(4)を互いに一体にするように、前記相互構成のうちの任意の相互構成で前記結合部材(6,7)の間の移動をロックするよう操作されるのに適する締付け手段(8)を備える、機械であって、
    前記締付け手段(8)は、前記移動方向(Z)に直交する締付け方向(X)に従って前記結合部材(6,7)を互いに接触して締付けるよう操作されるのに適することを特徴とする、機械。
  2. 前記第1の結合部材(6)及び前記第2の結合部材(7)は、前記移動方向(Z)における前記可動ユニット(4)に対する前記モデル化プレート(3)の並進と、前記移動方向(Z)に垂直な第1の軸に従う前記可動ユニット(4)に対する前記モデル化プレート(3)の回転の両方を可能にするように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の機械。
  3. 前記第1の結合部材(6)及び前記第2の結合部材(7)は、前記モデル化プレート(3)が前記可動ユニット(4)から取外されることを可能にするように構成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の機械。
  4. 前記結合ユニット(5)は、前記底部(2a)に向かう前記第2の結合部材(7)の移動中に、前記第1の結合部材(6)に対する前記第2の結合部材(7)についての停止位置を画定し、前記第2の結合部材(7)を前記停止位置に強制的にもたらすように構成される強制手段(9)を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機械。
  5. 前記締付け手段(8)は、前記結合部材(6,7)に向くそれぞれの接触表面を備える2つの顎部(10,11)及び前記2つの顎部(10,11)の間の相互距離を修正するのに適する調整手段(12)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の機械。
  6. 前記第2の結合部材(7)は、それぞれの回転軸(Y1,Y2)に従って前記モデル化プレート(3)に回転式に連結する2つの結合要素(13,14)を備え、前記回転軸(Y1,Y2)は前記移動方向(Z)に垂直であり、互いに平行でかつ互いから離間し、前記2つの顎部(10,11)のそれぞれ1つの顎部は、前記2つの結合要素(13,14)の対応する結合要素に向くことを特徴とする、請求項5に記載の機械。
  7. 前記結合要素(13,14)は、前記それぞれの回転軸(Y1,Y2)の周りに柔軟性があるそれぞれの接続部分(15)を通して前記モデル化プレート(3)に連結することを特徴とする、請求項6に記載の機械。
  8. 前記2つの顎部(10,11)のそれぞれの顎部は、前記締付け方向(X)に垂直な方向に、対応する結合要素(13,14)に対して拘束され、前記対応する接触表面(16)は、前記結合要素(13,14)に向き、凸形状を有することを特徴とする、請求項6又は7に記載の機械。
  9. 前記結合ユニット(5)は、前記結合要素(13,14)の間に挿入されるスペーサ要素(17)を備え、前記スペーサ要素(17)は、前記締付け方向(X)に垂直な方向に前記結合要素(13,14)のそれぞれの結合要素に対して拘束され、前記締付け方向(X)による前記スペーサ要素(17)の幅は、前記締付け方向(X)による前記第1の結合部材(6)の幅より小さく、前記第1の結合部材(6)は、前記結合要素(13,14)の間に位置決めされるのに適し、前記移動方向(Z)に入射する方向に従って前記スペーサ要素(17)を収容し、前記スペーサ要素(17)が前記移動方向(Z)に従って移動することを可能にするように構成される凹所(18)を備えることを特徴とする、請求項8に記載の機械。
  10. 前記強制手段(9)は、前記モデル化プレート(3)を前記停止位置に強制的にもたらすため、前記凹所(18)内に配置され、前記スペーサ要素(17)と協働するスラスト手段(19)を備えることを特徴とする、請求項9に記載の機械。
  11. 前記第2の結合部材(7)が前記第1の結合部材(6)に対して前記停止位置に配置されると、前記締付け手段(8)の起動を防止するように構成される停止手段(20)を備えることを特徴とする、請求項4〜10のいずれか1項に記載の機械。
  12. 前記調整手段(12)は、ネジ(21)を備え、前記ネジ(21)の2つの端部は、前記2つの顎部(10,11)にそれぞれ連結され、前記停止手段(20)は、前記ネジ(21)の長手方向軸に直交する方向に前記ネジ(21)から突出する成形体(22)を備え、停止体(23)は前記可動ユニット(4)に属し、前記成形体(22)及び前記停止体(23)は、前記モデル化プレート(3)が前記可動ユニット(4)に対して前記停止位置に配置されると、前記ネジ(21)の回転中に互いに干渉し、前記モデル化プレート(3)が前記可動ユニット(4)に対して前記離間位置に配置されると、互いから解除されるように構成されることを特徴とする、請求項11に記載の機械。
  13. 前記停止体(23)は、前記顎部(10,11)を前記結合要素(13,14)から緩めることに対応する方向に前記ネジ(21)が回転すると、前記成形体(22)が前記可動ユニット(4)を移動するように、前記可動ユニット(4)に弾性的に連結されることを特徴とする、請求項12に記載の機械。
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