JP2018502291A - 磁場センサ及び磁場測定装置 - Google Patents
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Abstract
本発明の磁場センサは、磁性物質を少なくとも一部含む第1電極、非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極、第1電極と第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極、第1電極と第2電極に一端が連結され、共通電極に他の一端が連結されて測定しようとする周波数帯域の電源を供給する電源供給器、第1電極と電源供給器の間の抵抗値と第2電極と電源供給器の間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する可変抵抗、及び正の端子を介して第1電極に連結され、負の端子を介して第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで第1電極によって形成された第1キャパシタンスと第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器を含む。
Description
本発明は磁場センサ測定システムに関するものであって、直流と広い周波数領域の交流磁場を測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置に関するものである。
磁場は、直流磁場と交流磁場に区分される。大部分の磁場センサは直流から数百ヘルツ(Hz)までの交流磁場を測定することができる。しかし、交流磁場を測定する磁場センサの場合、直流磁場を測定することが難しい。また、交流磁場を測定する場合、数十キロヘルツ(kHz)から数メガヘルツ(MHz)までの交流磁場を測定するためには周波数帯域に応じて異なる種類の磁場センサを利用すべきである。
このように、磁場の測定、つまり直流と交流磁場を測定するためには様々な他の装備とセンサを使用すべきであり、広い周波数帯域の範囲内で磁場を測定するためには更に多い装備とセンサを必要とする問題点があった。
本発明の目的は、広い周波数帯域の範囲内で直流と交流磁場を全て測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、温度のような環境的な影響を減少して磁場を測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置を提供することにある。
本発明による磁場センサは、磁性物質を少なくとも一部含む第1電極、非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極、前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極、前記第1電極と第2電極に一端が連結され、前記共通電極に他の一端が連結されて測定しようとする周波数帯域の電源を供給する電源供給器、前記第1電極と前記電源供給器の間の抵抗値と前記第2電極と前記電源供給器の間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する可変抵抗、及び正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場の印加によって前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極にしよって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器を含む。
この実施例において、前記第1電極と共通電極が一つの電気容量センサを形成し、前記第2電極と前記共通電極が他の一つの電気容量センサを形成する。
この実施例において、前記可変抵抗は前記第1電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第1可変抵抗素子、及び前記第2電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第2可変抵抗素子のうち少なくとも一つを含む。
この実施例において、前記第1可変抵抗素子と前記第2可変抵抗素子は抵抗制御信号に応答して前記差の値をゼロ(0)または最小値に調節する抵抗変化値を出力する。
この実施例において、前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極をゼロガウスチェンバーの内部に含ませて前記磁場を測定するための平衡状態を測定し、前記平衡状態による磁場の変化を基準に印加される磁場によって前記差の値を出力し、前記平衡状態は前記第1電極、前記第2電極及び前記共通電極から形成された前記差の値をゼロまたは最小値になるように設定した状態である。
この実施例において、前記磁場は前記第1電極と前記第2電極の表面を基準に垂直な方向に印加される。
本発明による磁場測定装置は、磁場の変化によるキャパシタンスを測定する少なくとも一つの磁場センサ、及び前記キャパシタンスを受信し、前記キャパシタンスに基づいて前記磁場を測定する信号処理器を含み、前記少なくとも一つの磁場センサそれぞれは磁性物質を少なくとも一部含む第1電極、非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極、前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極、前記第1電極と第2電極に一端が連結され、前記共通電極に他の一端が連結されて測定しようとする周波数帯域の電源を供給する電源供給器と、前記第1電極と前記電源供給器の間の抵抗値と前記第2電極と前記電源供給器の間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する可変抵抗、及び正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器を含む。
この実施例において、前記信号処理器は前記差の値を受信し、受信された差の値の利得を補償する利得補償器、前記差の値に対応する磁場の大きさが貯蔵された磁場測定テーブルを貯蔵するメモリ、前記利得が補償された差の値に対応する磁場の強度を前記磁場測定テーブルに基づいて獲得し、前記獲得された磁場の強度を出力する制御器、及び前記出力される磁場の大きさをディスプレーするディスプレー部を含む。
この実施例において、前記制御器は前記可変抵抗の抵抗値を前記差の値をゼロまたは最小になるように制御する抵抗制御信号を出力すると、前記抵抗制御信号と、前記抵抗制御信号に応じて制御される抵抗値のうち一つに基づいて前記磁場を測定する。
この実施例において、前記第1電極と前記共通電極が一つの電気容量センサを形成し、前記第2電極と前記共通電極が他の一つの電気容量センサを形成する。
この実施例において、前記可変抵抗は前記第1電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第1可変抵抗素子、及び前記第2電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第2可変抵抗素子のうち少なくとも一つを含む。
この実施例において、前記第1可変抵抗素子と前記第2可変抵抗素子は抵抗制御信号に応答して前記磁場を測定するために前記差の値をゼロ(0)または最小値に調節する抵抗変化値を出力する。
この実施例において、前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極をゼロガウスチェンバーの内部に含ませて前記磁場を測定するための平衡状態を測定し、前記平衡状態による前記磁場の変化を基準に印加される磁場によって前記差の値を出力するが、前記平衡状態は前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極から形成された前記差の値をゼロまたは最小値になるように設定された状態である。
この実施例において、前記磁場は前記第1電極と前記第2電極の表面を基準に垂直な方向に印加される。
本発明による磁場センサは、磁性物質を少なくとも一部含む第1電極、非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極、前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極、前記第1電極と前記共通電極に連結されて測定しようとする周波数帯域の第1電源を供給する第1電源供給器、前記第2電極と前記共通電極に連結されて測定しようとする周波数帯域の第2電源を供給する第2電源供給器、及び正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器を含む。
本発明の磁場センサは、磁場の印加による磁性物質と非磁性物質を含む電極らそれぞれから形成された容量(つまり、キャパシタンス)を利用して磁場を測定することで、広い周波数帯域の範囲内で他の装備または他のセンサを追加することなく直流と交流磁場を全て測定することができる。また、非磁性電極と磁性電極共に温度、湿度のような同じ外部環境的影響を受けることで、外部環境による変化は2つの電極が同じであるため、非磁性物質を介して形成されたキャパシタンスを基準に磁場を測定することで外部環境的影響による補正を行わなくても磁場を測定することができる。
本発明を実施するための最善の形態を示す図面は図1である。
以下、本発明による好ましい実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。下記説明では本発明による動作を理解するのに必要な部分のみが説明され、その他の部分の説明は本発明の要旨を不明確にさせないようにするために省略されることを留意すべきである。
本発明は磁場を測定するために磁性物質を含む電極と非磁性物質を含む電極を利用して形成された2つの電気容量(例えば、キャパシタンス)間の差の値を利用して磁場を測定する磁場センサと、このような磁場センサを含む磁場測定装置を提供する。
図1は、本発明による磁場測定装置を例示的に示す図である。
図1を参照すると、磁場測定装置100は磁場センサ110と信号処理器150を含む。
磁場センサ110は磁場の印加によって発生する電気容量(つまり、キャパシタンス)を出力する。磁場センサ110は電極111、112、113、電源供給器114、可変抵抗115、及び差動増幅器116を含む。
電極111、112、113は磁場の印加によるキャパシタンスを形成するために共通電極111を基準に第1電極112と第2電極113が両側に位置する。この際、第1電極112は少なくとも一部に磁性物質を含む。このために、第1電極112が全て磁性物質で形成されてもよい。また、第1電極112が非磁性物質で構成されると、第1電極112の一側面または両側面にコーティングなどの形態で磁性物質が結合されてもよい。
これとは異なって、第2電極113は少なくとも一部に非磁性物質を含む。このために、第2電極113が非磁性物質で形成されるか、非磁性物質が第2電極113の一側面または両側面にコーティングなどの形態で非磁性物質が結合される。
ここで、第1電極112が磁性物質を含み、第2電極113が非磁性物質を含むことを例示的に説明したが、これとは逆に第1電極112が少なくとも一部に非磁性物質を含み、第2電極113が少なくとも一部に磁性物質を含むように構成されてもよい。
一方、磁場が印加されると、共通電極111と第1電極112との間にキャパシタンスが形成され、共通電極111と第2電極113との間にキャパシタンスが形成される。この際、磁場は平板状の電極111、112、113に垂直な方向から印加されてもよく、第1方向11と第2方向12のうち少なくとも一つの方向から前記磁場センサ110の外部から磁場が印加されてもよい。
電源供給器114の一端は第1電極112に第1可変抵抗素子1151を介して連結され、第2電極113に第2可変抵抗素子1152を介して連結される。電源供給器114の他の一端は共通電極111に連結されて電源を供給する。電源供給器114は測定しようとする周波数帯域の電源を供給するが、このために、電源供給器114は周波数発生器を含むか周波数発生器の機能を有してもよい。
可変抵抗115は第1電極112と電源供給器114との間の抵抗値と第2電極113と電源供給器114との間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する。このために、可変抵抗115は第1可変抵抗素子1151と第2可変抵抗素子1152のうち少なくとも一つを含む。
第1可変抵抗素子1151は一端が第1電極122と差動増幅器117の接点に連結され、他の一端は電源供給器114の端子(例えば、正(+)の端子)に連結される。
第2可変抵抗素子1152は一端が第2電極123と差動増幅器117の接点に連結され、他の一端は電源供給器114の端子(例えば、正(+)の端子)に連結される。
図1では、可変抵抗素子1151、1152が第1電極112と電源供給器114との間(第1電極112側)と第2電極113と電源供給器114との間(第2電極113側)のそれぞれに位置することを例示的に説明したが、第1電極112側と第2電極113側のうち一つにのみ可変抵抗が位置してもよい。
この際、可変抵抗素子1151、1152を、制御器153などを、介して出力される抵抗制御信号RCTL11、RCTL12を利用して制御してもよく、磁場を測定する前(一例として、初期状態)に差動増幅器117を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定してもよい。差動増幅器116は第1電極112に連結された正(+)の端子と第2電極113に連結された負(−)の端子を含む。これを介して、差動増幅器116は共通電極111と第1電極112によって形成されたキャパシタンスと、差動増幅器111と第2電極112によって形成されたキャパシタンス間の差の値を出力する。言い換えると、第1電極112によって形成されたキャパシタンス(自己容量)と第2電極113を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)間の差を差動増幅して出力する。
一方、磁場が印加された状態で差動増幅器116を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定する場合、可変抵抗115の抵抗値を制御する抵抗制御信号RCTL11、RCTL12または可変抵抗115(または、可変抵抗素子1151、1152)が有する抵抗値の検出(必要に応じては抵抗値を検出する検出器を含んでもよい)に基づいて磁場を測定してもよい。
信号処理器150は磁場センサ110を介して受信された信号処理を介して磁場を測定する。信号処理器150は利得補償器151、メモリ152、制御器153及びディスプレー機器152を含む。
利得補償器151は差動増幅器116を介して出力された信号を、増幅を介して利得(gain)を補償する。利得補償器151は利得が補償された信号を制御器153に出力する。
メモリ152は信号処理器150の動作のための動作プログラムまたは信号処理器150の動作中に発生するデータを制御器153の制御によって貯蔵するか、貯蔵されたデータを制御器153に提供する。また、メモリ152は磁場センサ110を介して出力された信号、つまりキャパシタンスに対応する磁場値が貯蔵された磁場測定テーブルを貯蔵する。
制御器153は利得が補償された信号、つまりキャパシタンスに対応する磁場の大きさを獲得する。このために、制御器153はメモリ152に貯蔵されたデータ、つまり磁場測定テーブルを利用してもよく、メモリ152を含む形態で具現してもよい。制御器153は受信された信号に基づいて測定された磁場の大きさをディスプレー機器154に出力する。また、制御器153は磁場が印加される前に差動増幅器116を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小になるように可変抵抗1151、1152を制御する制御信号RCTL11、RCTL12を出力する。
一方、制御器153が可変抵抗素子1151、1152の抵抗値を利用して磁場を測定する場合、制御器153は磁場が印加された後、差動増幅器116を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小になるように可変抵抗素子1151、1152を制御する制御信号RCTL11、RCTL12を出力してもよい。次に、制御器は差動増幅器の出力がゼロ(0)または最小になる時点に抵抗制御信号RCTL11、RCTL12または可変抵抗115(または、可変抵抗素子1151、1152)が有する抵抗値の検出に基づいて磁場を測定してもよい。
ディスプレー機器154は受信された磁場の大きさを、画面を介して出力する。
このように、本発明で提案された磁場センサ110は磁性物質と非磁性物質をそれぞれ含む電極112,113と、電極112,113の間に位置する共通電極111で形成された2つの電気容量センサを形成する。これを介して、磁場センサ110はキャパシタンスを形成する2つの電気容量センサが結合された構造を利用するため、磁場センサ110は直流磁場だけでなく、一例としてメガヘルツ帯域の高い周波数範囲までの交流磁場を全て測定することができる。
また、2つの電気容量センサのうち磁性物質を含む第1電極112によって形成されたキャパシタンスと非磁性物質を含む第2電極112によって形成されたキャパシタンスを同時に利用して磁場の大きさを測定する。このように、磁場の測定にキャパシタンスを利用することで、広い周波数帯域の範囲内で他の装備または他のセンサを追加することなく直流と交流磁場を全て測定することができる。
また、磁性電極(一例として、第1電極112)と非磁性電極(一例として、第2電極113)は温度、湿度のような同じ外部環境的影響を受けるため、外部環境による変化は2つの電極共に同じく適用される。よって、2つの電極を介して形成されたキャパシタンスを利用して磁場の大きさを測定することで、外部環境的影響による補正を行わずに磁場を測定することができる。これを介して、測定された磁場の大きさに対して外部環境的要因による補正を必要としなくなる。
図2は、本発明による磁場の印加による電極の間隔の変化を例示的に示す図である。
図2を参照すると、左側には磁場が印加される際の電極111、112、113が示され、右側には第1方向11に磁場が印加される際の電極111、112、113が示される。
第1方向11に磁場が印加されると、磁性物質を含む第1電極112は磁場の大きさに比例して共通電極111との間隔が左側のd1からd1’に変化する。この際、電極111、112間の間隔の変化に応じて電気容量、つまりキャパシタンスの大きさも変化する。これとは異なって、非磁性物質を含む第2電極113は共通電極111との間隔がd2かd2に変化せず、電気容量、つまりキャパシタンスの値も変化しない。非磁性物質は磁場による影響を受けない物質であるため、磁場によって第2電極113によるキャパシタンス値が変化しない。よって、2つのキャパシタンス間の差を同時に測定すると、磁場によって変化した電気容量の大きさを測定することができる。
大部分の磁場を測定するセンサは温度、湿度のような周辺環境の変化に敏感に反応するため、このような変化による補正を行うことで正確な磁場の大きさを測定することができる。しかし、本発明で提案した磁場センサ110は2つの電気容量センサ(第1電極112と共通電極111によって形成された第1電気容量センサと第2電極113と共通電極111によって形成された第2電気容量センサ)が一つのセンサを形成することによって相対的な電気容量を測定(第2電気容量センサは第1電気容量センサと同じ環境的影響を受ける)することで、環境的要因(一例として、温度、湿度など)による変化量による補正手順を必要としない。つまり、2つの電気容量センサ間の間隔変化(環境的要因は2つの電気容量センサ全てに同じく反映される)の差を利用することで、環境的要因による影響に対する別途の補正手順を必要としない。
図3は、本発明の他の実施例による磁場センサを例示的に示す図である。
図3を参照すると、磁場センサ120は電極121、122、123、電源供給器124、可変抵抗125、及び差動増幅器126を含む。この際、磁場センサ120は図1に示した磁場センサ110の代わりに信号処理器150に連結される。ここで、磁場センサ120の全般的な構造に関する説明は、チェンバー20の利用を除けば図1の磁場センサ110と類似しているため、図1の磁場センサ110の説明を参照する。
磁場センサ120の電極121、122、123はチェンバー、一例として、ゼロ(0)ガウスチェンバー(Zero−Gauss chamber)20内に位置するようにする。ここで、ゼロガウスチェンバー20の使用は説明の便宜上のものであって、ゼロガウスチェンバー20以外の他の形態のチェンバーが、外部環境的要因による影響なしに電極121、122、123の平衡状態(null balance)を測定するために使用されてもよい。
これを介して、ゼロガウスチェンバー20の内部で電極121、122、123の平衡状態を測定することができる。このために、図1の信号処理器150の制御などを介して測定しようとする周波数の電源を印加し、電極121、122、113をゼロガウスチェンバー20内に位置した状態で電極121、122、123を平衡状態(つまり、ゼロガウスチェンバー20内の電極121、122、123の出力をゼロに設定(または最小に設定))になるようにする。次に、ゼロガウスチェンバー20が存在しない状態で、電極121、122、123を介して印加される磁場の大きさを測定する。
また、磁場センサ120はゼロガウスチェンバー20を使用する際、可変抵抗125を含む。この際、可変抵抗125に含まれた可変抵抗素子1251、1252は図1のように少なくとも一つを含む。このため、可変抵抗125は第1可変抵抗素子1251のみを含むか、第2可変抵抗1252のみを含むか、または第1可変抵抗素子1251及び第2可変抵抗素子1252を全て含んでもよい。
次に、必要に応じて制御器153から抵抗制御信号または可変抵抗素子のゼロガウスチェンバー20が存在しない状態、つまりゼロガウスチェンバー20の外部から可変抵抗素子1251、1252を使用して出力がゼロまたは最小になるように設定する。
このような、磁場センサ120を利用した磁場測定装置は磁場の印加による可変抵抗素子1251、1252の抵抗値を調節することで出力をゼロまたは最小になるように設定する抵抗制御信号RCTL21、RCTL22(制御器153などから出力)、または可変抵抗素子1251、1252の抵抗値から磁場の大きさを測定してもよい。
図3は、本発明の他の実施例による磁場センサを例示的に示す図である。
図3を参照すると、磁場センサ120は電極121、122、123、電源供給器124、可変抵抗125、及び差動増幅器126を含む。この際、磁場センサ120は図1に示した磁場センサ110の代わりに信号処理器150に連結される。ここで、磁場センサ120の全般的な構造に関する説明は、チェンバー20の利用を除けば図1の磁場センサ110と類似しているため、図1の磁場センサ110の説明を参照する。
磁場センサ120の電極121、122、123はチェンバー、一例として、ゼロ(0)ガウスチェンバー(Zero−Gauss chamber)20内に位置するようにする。ここで、ゼロガウスチェンバー20の使用は説明の便宜上のものであって、ゼロガウスチェンバー20以外の他の形態のチェンバーが、外部環境的要因による影響なしに電極121、122、123の平衡状態(null balance)を測定するために使用されてもよい。
これを介して、ゼロガウスチェンバー20の内部で電極121、122、123の平衡状態を測定することができる。このために、図1の信号処理器150の制御などを介して測定しようとする周波数の電源を印加し、電極121、122、113をゼロガウスチェンバー20内に位置した状態で電極121、122、123を平衡状態(つまり、ゼロガウスチェンバー20内の電極121、122、123の出力をゼロに設定(または最小に設定))になるようにする。次に、ゼロガウスチェンバー20が存在しない状態で、電極121、122、123を介して印加される磁場の大きさを測定する。
また、磁場センサ120はゼロガウスチェンバー20を使用する際、可変抵抗125を含む。この際、可変抵抗125に含まれた可変抵抗素子1251、1252は図1のように少なくとも一つを含む。このため、可変抵抗125は第1可変抵抗素子1251のみを含むか、第2可変抵抗1252のみを含むか、または第1可変抵抗素子1251及び第2可変抵抗素子1252を全て含んでもよい。
次に、必要に応じて制御器153から抵抗制御信号または可変抵抗素子のゼロガウスチェンバー20が存在しない状態、つまりゼロガウスチェンバー20の外部から可変抵抗素子1251、1252を使用して出力がゼロまたは最小になるように設定する。
このような、磁場センサ120を利用した磁場測定装置は磁場の印加による可変抵抗素子1251、1252の抵抗値を調節することで出力をゼロまたは最小になるように設定する抵抗制御信号RCTL21、RCTL22(制御器153などから出力)、または可変抵抗素子1251、1252の抵抗値から磁場の大きさを測定してもよい。図4は、本発明のまた他の実施例による磁場センサを例示的に示す図である。
図4を参照すると、磁場センサ130は電極131、132、133、電源供給器134、135及び差動増幅器136を含む。ここでも、磁場センサ130は図1の信号処理器150に連結されてもよい。
電極131、132、133の全般的な説明は図1で説明された電極111、112、113と類似しているため、図1の説明を参照する。
第1電極132は差動増幅器135の正(+)の端子に連結され、第2電極133は差動増幅器136の負(−)の端子に連結される。また、共通電極131は接地端に連結、つまり接地される。
電源供給器134、135は電極131、132、133に電源を供給し、測定しようとする周波数帯域の電源を供給する。このために、電源供給器134、135は周波数発生器を含むか周波数発生器の機能を有する。
第1電源供給器134の一端が第1電極132に連結され、他の一端は共通電極131に連結される。
第2電源供給器135の一端が第2電極133に連結され、他の一端は共通電極131に連結される。これを介して、第1電源供給器134と第2電源供給器135間の接点が共通電極131に連結される。
電源供給器134、135は一つの電源ソースから分岐されて供給される電源であってもよいが、独立的に供給される電源であってもよい。
差動増幅器136は第1電極132に連結された正(+)の端子と第2電極133に連結された負(−)の端子を含む。これを介して、差動増幅器136は共通電極131と第1電極132によって形成されたキャパシタンスと、共通電極131と第2電極132によって形成されたキャパシタンス間の差の値を出力する。言い換えると、第1電極132を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)と第2電極133を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)間の差を差動増幅して出力する。
図4では詳細に説明していないが、磁場センサ130は可変抵抗(または可変抵抗素子)と必要に応じて追加的な抵抗(または、抵抗素子)を含む。この際、可変抵抗素子の制御などを介して磁場を測定する前の初期状態設定(差動増幅器136の出力をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)に設定)するなどのような動作を行ってもよい。
図5は、本発明の更に他の実施例による磁場センサを例示的に示す図である。
図5を参照すると、磁場センサ140は電極141、142、143、電源供給器144、可変抵抗145及び差動増幅器146を含む。ここでも、磁場センサ140は図1の信号処理器150に連結されてもよい。
電極141、142、143の全般的な説明は図1で説明された電極111、112、113と類似しているため、図1の説明を参照する。
電源供給器144の一端は第1電極142と第2電極143に連結され、他の一端は共通電極141に連結されて電源を供給する。
電源供給器144は測定しようとする周波数帯域の電源を供給するが、このために、電源供給器144は周波数発生器を含むか周波数発生器の機能を有する。
可変抵抗145は第1電極142と差動増幅器146の間の抵抗値と第2電極143と差動増幅器146間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する。このために、可変抵抗145は第1可変抵抗素子1451と第2可変抵抗素子1452のうち少なくとも一つを含む。
第1可変抵抗素子1451は一端が第1電極142に連結され、他の一端は差動増幅器146の正(+)の端子に連結される。
第2可変抵抗素子1452は一端が第2電極143に連結され、他の一端は差動増幅器146の正(+)の端子と第1可変抵抗素子1451との間の接点に連結される。
図4では、可変抵抗素子1451、1452が第1電極142と差動増幅器146との間(第1電極142側)と第2電極143と差動増幅器146との間(第2電極143側)のそれぞれに位置することを例示的に説明したが、第1電極142側と第2電極143側のうち一つのみに可変抵抗が位置してもよい。
この際、可変抵抗1451、1452を図1の制御器153などを介して出力される抵抗制御信号RCTL31、RCTL32を利用して制御してもよく、磁場を測定する前に差動増幅器146を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定してもよい。
差動増幅器146は第1電極142、及び第2電極143に連結された正(+)の端子と共通電極141に連結された負(−)の端子を含む。これを介して、差動増幅器146は共通電極141と第1電極142によって形成されたキャパシタンスと、共通電極141と第2電極142によって形成されたキャパシタンス間の差の値を出力する。言い換えると、第1電極142を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)と第2電極143を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)間の差を差動増幅して出力する。
一方、磁場が印加された状態で差動増幅器146を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定する場合、可変抵抗145の抵抗値を制御する抵抗制御信号RCTL31、RCTL32または可変素子145(または、可変抵抗素子1451、1452)が有する抵抗値の検出(必要に応じては、抵抗値を検出する検出器を含んでもよい)に基づいて磁場を測定してもよい。
図1、図3、図5及び図6では可変抵抗(または、可変抵抗素子)の使用を記載しているが、可変抵抗の代わりに可変コンデンサ(または、可変コンデンサ素子)が使用されてもよい。
図6は、本発明の他の実施例による磁場測定装置を例示的に示す図である。
図6を参照すると、磁場測定装置200は第1磁場センサ210、第n磁場センサ21n、及び信号処理器250を含む。磁場測定装置200は一つの信号処理器250にアレイ状で複数個の磁場センサ210、…、21nが配列される。
この際、磁場センサ210、…、21nは図1に示した磁場センサ110と類似した構造を例示的に示しているが、図3乃至図5に示した構造を有してもよい。
また、信号処理器250は磁場センサ210、…、21nを介して受信された信号処理を介して磁場を測定する。信号処理器250は利得補償器251、メモリ252、制御器253及びディスプレー機器254を含む。
ここで、信号処理器の全般的な動作は図1で示した信号処理器150と類似しているため、信号処理器150の動作を参照する。
但し、ここで利得補償器152は磁場センサ210、…、21nの信号を受信する。よって、制御器253は磁場センサ210、…、21nそれぞれに対する磁場の大きさを獲得し、獲得された磁場の大きさをディスプレー機器254に出力する。
これを介して、磁場測定装置200を活用すると、磁場センサ210、…、21nを多様な地点に位置させて特定な領域または地域内の磁場の変化を測定してもよい。
一方、本発明で提案された磁場測定装置は平衡状態に至った磁場の変換に基づいて差動増幅器を介して出力されるキャパシタンス(つまり、2つのキャパシタンスの差の値)と抵抗値(または、抵抗制御信号)のうち少なくとも一つから磁場を測定してもよい。
本発明で提案された磁場測定装置は、共通電極を基準に磁性物質と非磁性物質を含む電極で構成された一つのセンサで直流磁場と交流磁場を全て測定することができる。そして、磁場測定装置は交流磁場を測定する場合、メガヘルツ帯域までの広い周波数範囲を測定することができる。これを介して、提案された磁場測定装置は直流磁場だけでなく交流磁場の測定にも活用される。また、提案された磁場測定装置は温度、湿度のような環境的影響に対する補正を必要としない構造を有することで、環境的影響を最小化して磁場を測定することができる。
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない限度内で様々な変形が可能であることはもちろんである。よって、本発明の範囲は上述した実施例に限って決められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この発明の特許請求の範囲と均等なものによって決められるべきである。
本発明は磁場測定システムに関するものであって、直流と広い周波数領域の交流磁場を測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置を提供することができる。
本発明は磁場センサ測定システムに関するものであって、直流と広い周波数領域の交流磁場を測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置に関するものである。
磁場は、直流磁場と交流磁場に区分される。大部分の磁場センサは直流から数百ヘルツ(Hz)までの交流磁場を測定することができる。しかし、交流磁場を測定する磁場センサの場合、直流磁場を測定することが難しい。また、交流磁場を測定する場合、数十キロヘルツ(kHz)から数メガヘルツ(MHz)までの交流磁場を測定するためには周波数帯域に応じて異なる種類の磁場センサを利用すべきである。
このように、磁場の測定、つまり直流と交流磁場を測定するためには様々な他の装備とセンサを使用すべきであり、広い周波数帯域の範囲内で磁場を測定するためには更に多い装備とセンサを必要とする問題点があった。
本発明の目的は、広い周波数帯域の範囲内で直流と交流磁場を全て測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、温度のような環境的な影響を減少して磁場を測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置を提供することにある。
本発明による磁場センサは、磁性物質を少なくとも一部含む第1電極、非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極、前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極、前記第1電極と第2電極に一端が連結され、前記共通電極に他の一端が連結されて測定しようとする周波数帯域の電源を供給する電源供給器、前記第1電極と前記電源供給器の間の抵抗値と前記第2電極と前記電源供給器の間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する可変抵抗、及び正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場の印加によって前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極にしよって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器を含む。
この実施例において、前記第1電極と共通電極が一つの電気容量センサを形成し、前記第2電極と前記共通電極が他の一つの電気容量センサを形成する。
この実施例において、前記可変抵抗は前記第1電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第1可変抵抗素子、及び前記第2電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第2可変抵抗素子のうち少なくとも一つを含む。
この実施例において、前記第1可変抵抗素子と前記第2可変抵抗素子は抵抗制御信号に応答して前記差の値をゼロ(0)または最小値に調節する抵抗変化値を出力する。
この実施例において、前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極をゼロガウスチャンバーの内部に含ませて前記磁場を測定するための平衡状態を測定し、前記平衡状態による磁場の変化を基準に印加される磁場によって前記差の値を出力し、前記平衡状態は前記第1電極、前記第2電極及び前記共通電極から形成された前記差の値をゼロまたは最小値になるように設定した状態である。
この実施例において、前記磁場は前記第1電極と前記第2電極の表面を基準に垂直な方向に印加される。
本発明による磁場測定装置は、磁場の変化によるキャパシタンスを測定する少なくとも一つの磁場センサ、及び前記キャパシタンスを受信し、前記キャパシタンスに基づいて前記磁場を測定する信号処理器を含み、前記少なくとも一つの磁場センサそれぞれは磁性物質を少なくとも一部含む第1電極、非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極、前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極、前記第1電極と第2電極に一端が連結され、前記共通電極に他の一端が連結されて測定しようとする周波数帯域の電源を供給する電源供給器と、前記第1電極と前記電源供給器の間の抵抗値と前記第2電極と前記電源供給器の間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する可変抵抗、及び正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器を含む。
この実施例において、前記信号処理器は前記差の値を受信し、受信された差の値の利得を補償する利得補償器、前記差の値に対応する磁場の大きさが貯蔵された磁場測定テーブルを貯蔵するメモリ、前記利得が補償された差の値に対応する磁場の強度を前記磁場測定テーブルに基づいて獲得し、前記獲得された磁場の強度を出力する制御器、及び前記出力される磁場の大きさをディスプレーするディスプレー部を含む。
この実施例において、前記制御器は前記可変抵抗の抵抗値を前記差の値をゼロまたは最小になるように制御する抵抗制御信号を出力すると、前記抵抗制御信号と、前記抵抗制御信号に応じて制御される抵抗値のうち一つに基づいて前記磁場を測定する。
この実施例において、前記第1電極と前記共通電極が一つの電気容量センサを形成し、前記第2電極と前記共通電極が他の一つの電気容量センサを形成する。
この実施例において、前記可変抵抗は前記第1電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第1可変抵抗素子、及び前記第2電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第2可変抵抗素子のうち少なくとも一つを含む。
この実施例において、前記第1可変抵抗素子と前記第2可変抵抗素子は抵抗制御信号に応答して前記磁場を測定するために前記差の値をゼロ(0)または最小値に調節する抵抗変化値を出力する。
この実施例において、前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極をゼロガウスチャンバーの内部に含ませて前記磁場を測定するための平衡状態を測定し、前記平衡状態による前記磁場の変化を基準に印加される磁場によって前記差の値を出力するが、前記平衡状態は前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極から形成された前記差の値をゼロまたは最小値になるように設定された状態である。
この実施例において、前記磁場は前記第1電極と前記第2電極の表面を基準に垂直な方向に印加される。
本発明による磁場センサは、磁性物質を少なくとも一部含む第1電極、非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極、前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極、前記第1電極と前記共通電極に連結されて測定しようとする周波数帯域の第1電源を供給する第1電源供給器、前記第2電極と前記共通電極に連結されて測定しようとする周波数帯域の第2電源を供給する第2電源供給器、及び正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器を含む。
本発明の磁場センサは、磁場の印加による磁性物質と非磁性物質を含む電極らそれぞれから形成された容量(つまり、キャパシタンス)を利用して磁場を測定することで、広い周波数帯域の範囲内で他の装備または他のセンサを追加することなく直流と交流磁場を全て測定することができる。また、非磁性電極と磁性電極が共に温度、湿度のような同じ外部環境的影響を受けることで、外部環境による変化は2つの電極が同じであるため、非磁性物質を介して形成されたキャパシタンスを基準に磁場を測定することで外部環境的影響による補正を行わなくても磁場を測定することができる。
本発明を実施するための最善の形態を示す図面は図1である。
以下、本発明による好ましい実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。下記説明では本発明による動作を理解するのに必要な部分のみが説明され、その他の部分の説明は本発明の要旨を不明確にさせないようにするために省略されることを留意すべきである。
本発明は磁場を測定するために磁性物質を含む電極と非磁性物質を含む電極を利用して形成された2つの電気容量(例えば、キャパシタンス)間の差の値を利用して磁場を測定する磁場センサと、このような磁場センサを含む磁場測定装置を提供する。
図1は、本発明による磁場測定装置を例示的に示す図である。
図1を参照すると、磁場測定装置100は磁場センサ110と信号処理器150を含む。
磁場センサ110は磁場の印加によって発生する電気容量(つまり、キャパシタンス)を出力する。磁場センサ110は電極111、112、113、電源供給器114、可変抵抗115、及び差動増幅器116を含む。
電極111、112、113は磁場の印加によるキャパシタンスを形成するために共通電極111を基準に第1電極112と第2電極113が両側に位置する。この際、第1電極112は少なくとも一部に磁性物質を含む。このために、第1電極112が全て磁性物質で形成されてもよい。また、第1電極112が非磁性物質で構成されると、第1電極112の一側面または両側面にコーティングなどの形態で磁性物質が結合されてもよい。
これとは異なって、第2電極113は少なくとも一部に非磁性物質を含む。このために、第2電極113が非磁性物質で形成されるか、非磁性物質が第2電極113の一側面または両側面にコーティングなどの形態で非磁性物質が結合される。
ここで、第1電極112が磁性物質を含み、第2電極113が非磁性物質を含むことを例示的に説明したが、これとは逆に第1電極112が少なくとも一部に非磁性物質を含み、第2電極113が少なくとも一部に磁性物質を含むように構成されてもよい。
一方、磁場が印加されると、共通電極111と第1電極112との間にキャパシタンスが形成され、共通電極111と第2電極113との間にキャパシタンスが形成される。この際、磁場は平板状の電極111、112、113に垂直な方向から印加されてもよく、第1方向11と第2方向12のうち少なくとも一つの方向から前記磁場センサ110の外部から磁場が印加されてもよい。
電源供給器114の一端は第1電極112に第1可変抵抗素子1151を介して連結され、第2電極113に第2可変抵抗素子1152を介して連結される。電源供給器114の他の一端は共通電極111に連結されて電源を供給する。電源供給器114は測定しようとする周波数帯域の電源を供給するが、このために、電源供給器114は周波数発生器を含むか周波数発生器の機能を有してもよい。
可変抵抗115は第1電極112と電源供給器114との間の抵抗値と第2電極113と電源供給器114との間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する。このために、可変抵抗115は第1可変抵抗素子1151と第2可変抵抗素子1152のうち少なくとも一つを含む。
第1可変抵抗素子1151は一端が第1電極112と差動増幅器116の接点に連結され、他の一端は電源供給器114の端子(例えば、正(+)の端子)に連結される。
第2可変抵抗素子1152は一端が第2電極113と差動増幅器116の接点に連結され、他の一端は電源供給器114の端子(例えば、正(+)の端子)に連結される。
図1では、可変抵抗素子1151、1152が第1電極112と電源供給器114との間(第1電極112側)と第2電極113と電源供給器114との間(第2電極113側)のそれぞれに位置することを例示的に説明したが、第1電極112側と第2電極113側のうち一つにのみ可変抵抗が位置してもよい。
この際、可変抵抗素子1151、1152を、制御器153などを介して出力される抵抗制御信号RCTL11、RCTL12を利用して制御してもよく、磁場を測定する前(一例として、初期状態)に差動増幅器117を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定してもよい。差動増幅器116は第1電極112に連結された正(+)の端子と第2電極113に連結された負(−)の端子を含む。これを介して、差動増幅器116は共通電極111と第1電極112によって形成されたキャパシタンスと、差動増幅器111と第2電極113によって形成されたキャパシタンス間の差の値を出力する。言い換えると、第1電極112によって形成されたキャパシタンス(自己容量)と第2電極113を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)間の差を差動増幅して出力する。
一方、磁場が印加された状態で差動増幅器116を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定する場合、可変抵抗115の抵抗値を制御する抵抗制御信号RCTL11、RCTL12または可変抵抗115(または、可変抵抗素子1151、1152)が有する抵抗値の検出(必要に応じては抵抗値を検出する検出器を含んでもよい)に基づいて磁場を測定してもよい。
信号処理器150は磁場センサ110を介して受信された信号処理を介して磁場を測定する。信号処理器150は利得補償器151、メモリ152、制御器153及びディスプレー機器154を含む。
利得補償器151は差動増幅器116を介して出力された信号を、増幅して利得(gain)を補償する。利得補償器151は利得が補償された信号を制御器153に出力する。
メモリ152は信号処理器150の動作のための動作プログラムまたは信号処理器150の動作中に発生するデータを制御器153の制御によって貯蔵するか、貯蔵されたデータを制御器153に提供する。また、メモリ152は磁場センサ110を介して出力された信号、つまりキャパシタンスに対応する磁場値が貯蔵された磁場測定テーブルを貯蔵する。
制御器153は利得が補償された信号、つまりキャパシタンスに対応する磁場の大きさを獲得する。このために、制御器153はメモリ152に貯蔵されたデータ、つまり磁場測定テーブルを利用してもよく、メモリ152を含む形態で具現してもよい。制御器153は受信された信号に基づいて測定された磁場の大きさをディスプレー機器154に出力する。また、制御器153は磁場が印加される前に差動増幅器116を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小になるように可変抵抗素子1151、1152を制御する抵抗制御信号RCTL11、RCTL12を出力する。
一方、制御器153が可変抵抗素子1151、1152の抵抗値を利用して磁場を測定する場合、制御器153は磁場が印加された後、差動増幅器116を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小になるように可変抵抗素子1151、1152を制御する抵抗制御信号RCTL11、RCTL12を出力してもよい。次に、制御器は差動増幅器の出力がゼロ(0)または最小になる時点に抵抗制御信号RCTL11、RCTL12または可変抵抗115(または、可変抵抗素子1151、1152)が有する抵抗値の検出に基づいて磁場を測定してもよい。
ディスプレー機器154は受信された磁場の大きさを、画面を介して出力する。
このように、本発明で提案された磁場センサ110は磁性物質と非磁性物質をそれぞれ含む電極112,113と、電極112,113の間に位置する共通電極111で形成された2つの電気容量センサを形成する。これを介して、磁場センサ110はキャパシタンスを形成する2つの電気容量センサが結合された構造を利用するため、磁場センサ110は直流磁場だけでなく、一例としてメガヘルツ帯域の高い周波数範囲までの交流磁場を全て測定することができる。
また、2つの電気容量センサのうち磁性物質を含む第1電極112によって形成されたキャパシタンスと非磁性物質を含む第2電極113によって形成されたキャパシタンスを同時に利用して磁場の大きさを測定する。このように、磁場の測定にキャパシタンスを利用することで、広い周波数帯域の範囲内で他の装備または他のセンサを追加することなく直流と交流磁場を全て測定することができる。
また、磁性電極(一例として、第1電極112)と非磁性電極(一例として、第2電極113)は温度、湿度のような同じ外部環境的影響を受けるため、外部環境による変化は2つの電極共に同じく適用される。よって、2つの電極を介して形成されたキャパシタンスを利用して磁場の大きさを測定することで、外部環境的影響による補正を行わずに磁場を測定することができる。これを介して、測定された磁場の大きさに対して外部環境的要因による補正を必要としなくなる。
図2は、本発明による磁場の印加による電極の間隔の変化を例示的に示す図である。
図2を参照すると、左側には磁場が印加される際の電極111、112、113が示され、右側には第1方向11に磁場が印加される際の電極111、112、113が示される。
第1方向11に磁場が印加されると、磁性物質を含む第1電極112は磁場の大きさに比例して共通電極111との間隔が左側のd1からd1’に変化する。この際、電極111、112間の間隔の変化に応じて電気容量、つまりキャパシタンスの大きさも変化する。これとは異なって、非磁性物質を含む第2電極113は共通電極111との間隔がd2から変化せず、電気容量、つまりキャパシタンスの値も変化しない。非磁性物質は磁場による影響を受けない物質であるため、磁場によって第2電極113によるキャパシタンス値が変化しない。よって、2つのキャパシタンス間の差を同時に測定すると、磁場によって変化した電気容量の大きさを測定することができる。
大部分の磁場を測定するセンサは温度、湿度のような周辺環境の変化に敏感に反応するため、このような変化による補正を行うことで正確な磁場の大きさを測定することができる。しかし、本発明で提案した磁場センサ110は2つの電気容量センサ(第1電極112と共通電極111によって形成された第1電気容量センサと第2電極113と共通電極111によって形成された第2電気容量センサ)が一つのセンサを形成することによって相対的な電気容量を測定(第2電気容量センサは第1電気容量センサと同じ環境的影響を受ける)することで、環境的要因(一例として、温度、湿度など)による変化量による補正手順を必要としない。つまり、2つの電気容量センサ間の間隔変化(環境的要因は2つの電気容量センサ全てに同じく反映される)の差を利用することで、環境的要因による影響に対する別途の補正手順を必要としない。
図3は、本発明の他の実施例による磁場センサを例示的に示す図である。
図3を参照すると、磁場センサ120は電極121、122、123、電源供給器124、可変抵抗125、及び差動増幅器126を含む。この際、磁場センサ120は図1に示した磁場センサ110の代わりに信号処理器150に連結される。ここで、磁場センサ120の全般的な構造に関する説明は、チャンバー20の利用を除けば図1の磁場センサ110と類似しているため、図1の磁場センサ110の説明を参照する。
磁場センサ120の電極121、122、123はチャンバー、一例として、ゼロ(0)ガウスチャンバー(Zero−Gauss chamber)20内に位置するようにする。ここで、ゼロガウスチャンバー20の使用は説明の便宜上のものであって、ゼロガウスチャンバー20以外の他の形態のチャンバーが、外部環境的要因による影響なしに電極121、122、123の平衡状態(null balance)を測定するために使用されてもよい。
これを介して、ゼロガウスチャンバー20の内部で電極121、122、123の平衡状態を測定することができる。このために、図1の信号処理器150の制御などを介して測定しようとする周波数の電源を印加し、電極121、122、113をゼロガウスチャンバー20内に位置した状態で電極121、122、123を平衡状態(つまり、ゼロガウスチャンバー20内の電極121、122、123の出力をゼロに設定(または最小に設定))になるようにする。次に、ゼロガウスチャンバー20が存在しない状態で、電極121、122、123を介して印加される磁場の大きさを測定する。
また、磁場センサ120はゼロガウスチャンバー20を使用する際、可変抵抗125を含む。この際、可変抵抗125に含まれた可変抵抗素子1251、1252は図1のように少なくとも一つを含む。このため、可変抵抗125は第1可変抵抗素子1251のみを含むか、第2可変抵抗1252のみを含むか、または第1可変抵抗素子1251及び第2可変抵抗素子1252を全て含んでもよい。
次に、必要に応じて制御器153から抵抗制御信号または可変抵抗素子のゼロガウスチャンバー20が存在しない状態、つまりゼロガウスチャンバー20の外部から可変抵抗素子1251、1252を使用して出力がゼロまたは最小になるように設定する。
このような、磁場センサ120を利用した磁場測定装置は磁場の印加による可変抵抗素子1251、1252の抵抗値を調節することで出力をゼロまたは最小になるように設定する抵抗制御信号RCTL21、RCTL22(制御器153などから出力)、または可変抵抗素子1251、1252の抵抗値から磁場の大きさを測定してもよい。
図4を参照すると、磁場センサ130は電極131、132、133、電源供給器134、135及び差動増幅器136を含む。ここでも、磁場センサ130は図1の信号処理器150に連結されてもよい。
電極131、132、133の全般的な説明は図1で説明された電極111、112、113と類似しているため、図1の説明を参照する。
第1電極132は差動増幅器136の正(+)の端子に連結され、第2電極133は差動増幅器136の負(−)の端子に連結される。また、共通電極131は接地端に連結、つまり接地される。
電源供給器134、135は電極131、132、133に電源を供給し、測定しようとする周波数帯域の電源を供給する。このために、電源供給器134、135は周波数発生器を含むか周波数発生器の機能を有する。
第1電源供給器134の一端が第1電極132に連結され、他の一端は共通電極131に連結される。
第2電源供給器135の一端が第2電極133に連結され、他の一端は共通電極131に連結される。これを介して、第1電源供給器134と第2電源供給器135間の接点が共通電極131に連結される。
電源供給器134、135は一つの電源ソースから分岐されて供給される電源であってもよいが、独立的に供給される電源であってもよい。
差動増幅器136は第1電極132に連結された正(+)の端子と第2電極133に連結された負(−)の端子を含む。これを介して、差動増幅器136は共通電極131と第1電極132によって形成されたキャパシタンスと、共通電極131と第2電極132によって形成されたキャパシタンス間の差の値を出力する。言い換えると、第1電極132を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)と第2電極133を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)間の差を差動増幅して出力する。
図4では詳細に説明していないが、磁場センサ130は可変抵抗(または可変抵抗素子)と必要に応じて追加的な抵抗(または、抵抗素子)を含む。この際、可変抵抗素子の制御などを介して磁場を測定する前の初期状態設定(差動増幅器136の出力をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)に設定)するなどのような動作を行ってもよい。
図5は、本発明の更に他の実施例による磁場センサを例示的に示す図である。
図5を参照すると、磁場センサ140は電極141、142、143、電源供給器144、可変抵抗145及び差動増幅器146を含む。ここでも、磁場センサ140は図1の信号処理器150に連結されてもよい。
電極141、142、143の全般的な説明は図1で説明された電極111、112、113と類似しているため、図1の説明を参照する。
電源供給器144の一端は第1電極142と連結され、他の一端は第2電極143に連結されて電源を供給する。共通電極141は、差動増幅器146と接続されている。
電源供給器144は測定しようとする周波数帯域の電源を供給するが、このために、電源供給器144は周波数発生器を含むか周波数発生器の機能を有する。
可変抵抗145は第1電極142と差動増幅器146の間の抵抗値と第2電極143と差動増幅器146間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する。このために、可変抵抗145は第1可変抵抗素子1451と第2可変抵抗素子1452のうち少なくとも一つを含む。
第1可変抵抗素子1451は一端が第1電極142に連結され、他の一端は差動増幅器146の正(+)の端子に連結される。
第2可変抵抗素子1452は一端が第2電極143に連結され、他の一端は差動増幅器146の正(+)の端子と第1可変抵抗素子1451との間の接点に連結される。
図4では、可変抵抗素子1451、1452が第1電極142と差動増幅器146との間(第1電極142側)と第2電極143と差動増幅器146との間(第2電極143側)のそれぞれに位置することを例示的に説明したが、第1電極142側と第2電極143側のうち一つのみに可変抵抗が位置してもよい。
この際、可変抵抗素子1451、1452を図1の制御器153などを介して出力される抵抗制御信号RCTL31、RCTL32を利用して制御してもよく、磁場を測定する前に差動増幅器146を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定してもよい。
差動増幅器146は第1電極142、及び第2電極143に連結された正(+)の端子と共通電極141に連結された負(−)の端子を含む。これを介して、差動増幅器146は共通電極141と第1電極142によって形成されたキャパシタンスと、共通電極141と第2電極142によって形成されたキャパシタンス間の差の値を出力する。言い換えると、第1電極142を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)と第2電極143を介して形成されたキャパシタンス(自己容量)間の差を差動増幅して出力する。
一方、磁場が印加された状態で差動増幅器146を介して出力される差の値をゼロ(0)または最小(つまり、0に近接するように)になるように設定する場合、可変抵抗145の抵抗値を制御する抵抗制御信号RCTL31、RCTL32または可変素子145(または、可変抵抗素子1451、1452)が有する抵抗値の検出(必要に応じては、抵抗値を検出する検出器を含んでもよい)に基づいて磁場を測定してもよい。
図1、図3、図5及び図6では可変抵抗(または、可変抵抗素子)の使用を記載しているが、可変抵抗の代わりに可変コンデンサ(または、可変コンデンサ素子)が使用されてもよい。
図6は、本発明の他の実施例による磁場測定装置を例示的に示す図である。
図6を参照すると、磁場測定装置200は第1磁場センサ210、第n磁場センサ21n、及び信号処理器250を含む。磁場測定装置200は一つの信号処理器250にアレイ状で複数個の磁場センサ210、…、21nが配列される。
この際、磁場センサ210、…、21nは図1に示した磁場センサ110と類似した構造を例示的に示しているが、図3乃至図5に示した構造を有してもよい。
また、信号処理器250は磁場センサ210、…、21nを介して受信された信号処理を介して磁場を測定する。信号処理器250は利得補償器251、メモリ252、制御器253及びディスプレー機器254を含む。
ここで、信号処理器の全般的な動作は図1で示した信号処理器150と類似しているため、信号処理器150の動作を参照する。
但し、ここで利得補償器251は磁場センサ210、…、21nの信号を受信する。よって、制御器253は磁場センサ210、…、21nそれぞれに対する磁場の大きさを獲得し、獲得された磁場の大きさをディスプレー機器254に出力する。
これを介して、磁場測定装置200を活用すると、磁場センサ210、…、21nを多様な地点に位置させて特定な領域または地域内の磁場の変化を測定してもよい。
一方、本発明で提案された磁場測定装置は平衡状態に至った磁場の変換に基づいて差動増幅器を介して出力されるキャパシタンス(つまり、2つのキャパシタンスの差の値)と抵抗値(または、抵抗制御信号)のうち少なくとも一つから磁場を測定してもよい。
本発明で提案された磁場測定装置は、共通電極を基準に磁性物質と非磁性物質を含む電極で構成された一つのセンサで直流磁場と交流磁場を全て測定することができる。そして、磁場測定装置は交流磁場を測定する場合、メガヘルツ帯域までの広い周波数範囲を測定することができる。これを介して、提案された磁場測定装置は直流磁場だけでなく交流磁場の測定にも活用される。また、提案された磁場測定装置は温度、湿度のような環境的影響に対する補正を必要としない構造を有することで、環境的影響を最小化して磁場を測定することができる。
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない限度内で様々な変形が可能であることはもちろんである。よって、本発明の範囲は上述した実施例に限って決められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この発明の特許請求の範囲と均等なものによって決められるべきである。
本発明は磁場測定システムに関するものであって、直流と広い周波数領域の交流磁場を測定することができる磁場センサ及び磁場測定装置を提供することができる。
Claims (15)
- 磁性物質を少なくとも一部含む第1電極と、
非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極と、
前記第1電極と第2電極に一端が連結され、前記共通電極に他の一端が連結されて測定しようとする周波数帯域の電源を供給する電源供給器と、
前記第1電極と前記電源供給器の間の抵抗値と前記第2電極と前記電源供給器の間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する可変抵抗と、
正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器と、を含む磁場センサ。 - 前記第1電極と共通電極が一つの電気容量センサを形成し、前記第2電極と前記共通電極が他の一つの電気容量センサ形成する請求項1に記載の磁場センサ。
- 前記可変抵抗は、
前記第1電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第1可変抵抗素子と、
前記第2電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第2可変抵抗素子と、のうち少なくとも一つを含む請求項1に記載の磁場センサ。 - 前記第1可変抵抗素子と前記第2可変抵抗素子は抵抗制御信号に応答して前記差の値をゼロ(0)または最小値に調節する抵抗変化値を出力する請求項3に記載の磁場センサ。
- 前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極をゼロガウスチェンバーの内部に含ませて磁場を測定するための平衡状態を測定し、前記平衡状態による磁場の変化を基準に印加される磁場によって前記差の値を出力し、
前記平衡状態は前記第1電極、前記第2電極及び前記共通電極から形成された前記差の値をゼロまたは最小値になるように設定した状態である請求項1に記載の磁場センサ。 - 前記磁場は前記第1電極と前記第2電極の表面を基準に垂直な方向に印加される請求項1に記載の磁場センサ。
- 磁場の変化によるキャパシタンスを測定する少なくとも一つの磁場センサと、
前記キャパシタンスを受信し、前記キャパシタンスに基づいて前記磁場を測定する信号処理器と、を含み、
前記少なくとも一つの磁場センサそれぞれは、
磁性物質を少なくとも一部含む第1電極と、
非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極と、
前記第1電極と第2電極に一端が連結され、前記共通電極に他の一端が連結されて測定しようとする周波数帯域の電源を供給する電源供給器と、
前記第1電極と前記電源供給器の間の抵抗値と前記第2電極と前記電源供給器の間の抵抗値のうち少なくとも一つの抵抗値を制御する可変抵抗と、
正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器と、を含む磁場測定装置。 - 前記信号処理器は、
前記差の値を受信し、受信された差の値の利得を補償する利得補償器と、
前記差の値に対応する磁場の大きさが貯蔵された磁場測定テーブルを貯蔵するメモリと、
前記利得が補償された差の値に対応する磁場の強度を前記磁場測定テーブルに基づいて獲得し、前記獲得された磁場の強度を出力する制御器と、
前記出力される磁場の大きさをディスプレーするディスプレー部と、を含む請求項7に記載の磁場測定装置。 - 前記制御器は、
前記可変抵抗の抵抗値を前記差の値をゼロまたは最小になるように制御する抵抗制御信号を出力すると、前記抵抗制御信号と、前記抵抗制御信号に応じて制御される抵抗値のうち一つに基づいて前記磁場を測定する請求項8に記載の磁場測定装置。 - 前記第1電極と前記共通電極が一つの電気容量センサを形成し、前記第2電極と前記共通電極が他の一つの電気容量センサを形成する請求項7に記載の磁場測定装置。
- 前記可変抵抗は、
前記第1電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第1可変抵抗素子と、
前記第2電極と前記電源供給器との間に位置して抵抗値を制御する第2可変抵抗素子と、のうち少なくとも一つを含む請求項7に記載の磁場測定装置。 - 前記第1可変抵抗素子と前記第2可変抵抗素子は抵抗制御信号に応答して前記磁場の測定のために前記差の値をゼロ(0)または最小値に調節する抵抗変化値を出力する請求項11に記載の磁場測定装置。
- 前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極をゼロガウスチェンバーの内部に含ませて前記磁場を測定するための平衡状態を測定し、前記平衡状態による前記磁場の変化を基準に印加される磁場によって前記差の値を出力し、
前記平衡状態は前記第1電極、前記第2電極、及び前記共通電極から形成された前記差の値をゼロまたは最小値になるように設定された状態である請求項7に記載の磁場測定装置。 - 前記磁場は前記第1電極と前記第2電極の表面を基準に垂直な方向に印加される請求項7に記載の磁場測定装置。
- 磁性物質を少なくとも一部含む第1電極と、
非磁性物質を少なくとも一部含む第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に位置し、接地端に連結された共通電極と、
前記第1電極と前記共通電極に連結されて測定しようとする周波数帯域の第1電源を供給する第1電源供給器と、
前記第2電極と前記共通電極に連結されて測定しようとする周波数帯域の第2電源を供給する第2電源供給器と、
正の端子を介して前記第1電極に連結され、負の端子を介して前記第2電極に連結されて外部から磁場を印加されることで前記第1電極によって形成された第1キャパシタンスと前記第2電極によって形成された第2キャパシタンス間の差の値を出力する差動増幅器と、を含む磁場センサ。
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