JP2018501745A - トラブルシューティングの方法、装置、およびシステム - Google Patents

Abstract

音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性があるトラブルシューティングの方法、装置、およびシステムが提供される。方法は、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、ユーザ機器によりアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスでありホーム加入者サーバHSSにより送信される識別情報を第2のSCC ASにより受信し、第2のSCC ASが、呼セッション制御機能CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスにより決定され、第2のSCC ASによりATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信し、第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスにより送信されるハンドオーバ要求を第2のSCC ASにより受信する。

Description

本出願は、2014年12月22日に中国専利局に出願した、「TROUBLESHOOTING METHOD, APPARATUS, AND SYSTEM」と題された中国特許出願第201410808867.X号の優先権を主張するものであり、この特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。

本発明は、通信の分野に関し、より詳細には、トラブルシューティングの方法、装置、およびシステムに関する。

現在、音声通信ネットワークは、回線交換ドメイン(CS、Circuit Switching Domain)ネットワークからボイス・オーバー・ロング・ターム・エボリューション(VoLTE、Voice over Long Term Evolution)ネットワークへと進化している。サービス品質を改善するために、音声サービスの継続性を保証するためにCSネットワークとVoLTEネットワークとの両方をサポートするユーザ機器にハンドオーバサービスが提供され得る。

サービス集中化および継続性アプリケーションサーバ(SCC AS、Service Centralization and Continuity Application Server)は、CSネットワークとVoLTEネットワークとの間のハンドオーバ処理を実行するように構成される主要な機能エンティティである。ユーザ機器の登録中に、ネットワーク側は、ユーザ機器にSCC ASを割り当てる。しかし、ユーザ機器がVoLTEネットワークによってカバーされる地域からVoLTEネットワークによってカバーされない地域に移動し、VoLTEネットワークからCSネットワークにハンドオーバされる必要があるとき、SCC ASが障害に陥る場合、ユーザ機器のためのCSネットワークとVoLTEネットワークとの間のハンドオーバ処理が実施され得ず、ユーザ機器の音声サービスの継続性が保証され得ず、それによって、ユーザエクスペリエンスに著しい影響を与える。

本発明の実施形態は、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性があるトラブルシューティングの方法、装置、およびシステムを提供する。

第1の態様によれば、トラブルシューティングの方法が提供される。方法は、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能(access transfer control function) ATCFデバイスのものでありホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信するステップであって、第2のSCC ASが、呼セッション制御機能CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、ステップと、第2のSCC ASによってATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するステップと、第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を第2のSCC ASによって受信するステップとを含む。

第1の態様に関連して、第1の態様の第1の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前に、方法が、第2のSCC ASによってユーザデータ要求UDRメッセージをHSSに送信することであって、UDRメッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含む、送信することをさらに含み、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信するステップが、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信することであって、ATCFデバイスの識別情報が、HSSが加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される、受信することを含む。

第1の態様および上述の実装方法に関連して、第1の態様の第2の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前に、方法が、第2のSCC ASによってUDRメッセージをHSSに送信することであって、UDRメッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含む、送信することをさらに含み、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信するステップが、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信することであって、ATCFデバイスの識別情報が、HSSが第1のSCC ASの識別情報、および第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される、受信することを含む。

第1の態様および上述の実装方法に関連して、第1の態様の第3の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前に、方法が、第1のSCC ASを第2のSCC ASによって置き換えるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される通知メッセージを第2のSCC ASによって受信するステップをさらに含み、第2のSCC ASによってUDRメッセージをHSSに送信する前記ステップが、第2のSCC ASによって通知メッセージに従ってUDRメッセージをHSSに送信することを含む。

第1の態様および上述の実装方法に関連して、第1の態様の第4の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信するステップが、HSSによって送信されたユーザデータ応答UDAメッセージを第2のSCC ASによって受信することであって、UDAメッセージが、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む、受信することを含む。

第1の態様および上述の実装方法に関連して、第1の態様の第5の実装方法においては、ATCFデバイスの識別情報が、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報(public service identity)PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子(path uniform resource identifier)Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報が、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子(access transfer update-session transfer identifier)ATU-STIを含む。

第2の態様によれば、トラブルシューティングの方法が提供される。方法は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報をホーム加入者サーバHSSによって受信し、記憶するステップと、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、呼セッション制御機能CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信するステップと、HSSによって要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせるステップと、第2のSCC ASがATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するようにHSSによって第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するステップであって、第2のSCC ASが、CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、ステップとを含む。

第2の態様に関連して、第2の態様の第1の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶するステップが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報をHSSによって受信することと、加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信するステップが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することであって、要求メッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含む、受信することを含み、HSSによって要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせるステップが、加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定することを含む。

第2の態様および上述の実装方法に関連して、第2の態様の第2の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶するステップが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報をHSSによって受信することと、第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信するステップが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することであって、要求メッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含む、受信することを含み、HSSによって要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせるステップが、第1のSCC ASの識別情報、および第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定することを含む。

第2の態様および上述の実装方法に関連して、第2の態様の第3の実装方法においては、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信するステップが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することを含む。

第2の態様および上述の実装方法に関連して、第2の態様の第4の実装方法においては、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信するステップが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することであって、要求メッセージが、第2のSCC ASの識別情報を含む、受信することを含み、HSSによって第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するステップが、第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報をHSSによって送信することを含む。

第2の態様および上述の実装方法に関連して、第2の態様の第5の実装方法においては、HSSによって第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するステップが、HSSによって第2のSCC ASにユーザデータ応答UDAメッセージを送信することであって、UDAメッセージが、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む、送信することを含む。

第2の態様および上述の実装方法に関連して、第2の態様の第6の実装方法においては、ATCFデバイスの識別情報が、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報が、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

第3の態様によれば、トラブルシューティングの方法が提供される。方法は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報をホーム加入者サーバHSSによって受信し、記憶するステップと、呼セッション制御機能CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後に第2のSCC ASを決定し、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信するステップと、HSSによって要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するステップと、CSCFデバイスによってATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するステップと、第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求をCSCFデバイスによって受信するステップであって、ハンドオーバ要求が、第2のSCC ASの識別情報を運ぶ、ステップと、CSCFデバイスによって第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにハンドオーバ要求を転送するステップとを含む。

第3の態様に関連して、第3の態様の第1の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶するステップが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報をHSSによって受信することと、加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信するステップが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信することであって、要求メッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含む、送信することを含み、HSSによって要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するステップが、加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定し、ATCFデバイスの識別情報をCSCFデバイスに送信することを含む。

第3の態様および上述の実装方法に関連して、第3の態様の第2の実装方法においては、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶するステップが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報をHSSによって受信することと、第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信するステップが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信することであって、要求メッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含む、送信することを含み、HSSによって要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するステップが、アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定し、ATCFデバイスの識別情報をCSCFデバイスに送信することを含む。

第3の態様および上述の実装方法に関連して、第3の態様の第3の実装方法においては、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信するステップが、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスによってHSSに送信することを含む。

第3の態様および上述の実装方法に関連して、第3の態様の第4の実装方法においては、HSSによって要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するステップが、要求メッセージに従ってHSSによって、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信することを含む。

第3の態様および上述の実装方法に関連して、第3の態様の第5の実装方法においては、CSCFデバイスが、問い合わせ呼セッション制御機能I-CSCFデバイスである。

第3の態様および上述の実装方法に関連して、第3の態様の第6の実装方法においては、ATCFデバイスの識別情報が、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報が、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

第4の態様によれば、トラブルシューティングの装置が提供される。装置は、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものでありホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報を受信するように構成された受信ユニットであって、装置が、呼セッション制御機能CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、受信ユニットと、ATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに装置の識別情報を送信するように構成された送信ユニットとを含み、受信ユニットが、装置の識別情報に従ってATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を受信するようにさらに構成される。

第4の態様に関連して、第4の態様の第1の実装方法においては、送信ユニットが、HSSにユーザデータ要求UDRメッセージを送信するようにさらに構成され、UDRメッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含み、受信ユニットが、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信するように特に構成され、ATCFデバイスの識別情報が、HSSが加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される。

第4の態様および上述の実装方法に関連して、第4の態様の第2の実装方法においては、送信ユニットが、HSSにUDRメッセージを送信するようにさらに構成され、UDRメッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含み、受信ユニットが、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信するように特に構成され、ATCFデバイスの識別情報が、HSSがアクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される。

第4の態様および上述の実装方法に関連して、第4の態様の第3の実装方法においては、受信ユニットが、第1のSCC ASを装置によって置き換えるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される通知メッセージを受信するようにさらに構成され、送信ユニットが、通知メッセージに従ってHSSにUDRメッセージを送信するように特に構成される。

第4の態様および上述の実装方法に関連して、第4の態様の第4の実装方法においては、受信ユニットが、HSSによって送信されたユーザデータ応答UDAメッセージを受信するように特に構成され、UDAメッセージが、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む。

第4の態様および上述の実装方法に関連して、第4の態様の第5の実装方法においては、ATCFデバイスの識別情報が、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、装置の識別情報が、装置のアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

第5の態様によれば、トラブルシューティングの装置が提供される。装置は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報を受信するように構成された受信ユニットと、ATCFデバイスの識別情報を記憶するように構成されたストレージユニットとを含み、受信ユニットが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、呼セッション制御機能CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するようにさらに構成され、装置は、要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように構成された問い合わせユニットと、第2のSCC ASがATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するように第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するように構成された送信ユニットであって、第2のSCC ASが、CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、送信ユニットとをさらに含む。

第5の態様に関連して、第5の態様の第1の実装方法においては、受信ユニットが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報を受信するように特に構成され、ストレージユニットが、加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶するように特に構成され、受信ユニットが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成され、要求メッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含み、問い合わせユニットが、加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定するように特に構成される。

第5の態様および上述の実装方法に関連して、第5の態様の第2の実装方法においては、受信ユニットが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報を受信するように特に構成され、ストレージユニットが、第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶するように特に構成され、受信ユニットが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成され、要求メッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含み、問い合わせユニットが、アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定するように特に構成される。

第5の態様および上述の実装方法に関連して、第5の態様の第3の実装方法においては、受信ユニットが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成される。

第5の態様および上述の実装方法に関連して、第5の態様の第4の実装方法においては、受信ユニットが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成され、要求メッセージが、第2のSCC ASの識別情報を含み、送信ユニットが、第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するように特に構成される。

第5の態様および上述の実装方法に関連して、第5の態様の第5の実装方法においては、送信ユニットが、第2のSCC ASにユーザデータ応答UDAメッセージを送信するように特に構成され、UDAメッセージが、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む。

第5の態様および上述の実装方法に関連して、第5の態様の第6の実装方法においては、ATCFデバイスの識別情報が、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報が、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

第6の態様によれば、トラブルシューティングのシステムが提供される。システムは、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものである識別情報をホーム加入者サーバHSSに送信するように構成された第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASと、第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後、第2のSCC ASを決定し、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSに送信するように構成され、要求メッセージに従ってHSSによって送信されたATCFデバイスの識別情報を受信するように構成され、ATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するように構成され、第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスによって送信され、第2のSCC ASの識別情報を運ぶハンドオーバ要求を受信するように構成され、第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにハンドオーバ要求を転送するように構成された呼セッション制御機能CSCFデバイスと、ATCFデバイスの識別情報を受信し、記憶し、要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するように構成されたHSSと、CSCFデバイスによって転送されたハンドオーバ要求を受信するように構成された第2のSCC ASとを含む。

第6の態様および上述の実装方法に関連して、第6の態様の第1の実装方法においては、HSSが、特に、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報を受信し、加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶し、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信され、ユーザ機器の加入者識別情報を含む要求メッセージを受信し、加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定し、ATCFデバイスの識別情報をCSCFデバイスに送信するように構成される。

第6の態様および上述の実装方法に関連して、第6の態様の第2の実装方法においては、HSSが、特に、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報を受信し、第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶し、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信され、第1のSCC ASの識別情報を含む要求メッセージを受信し、アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定し、ATCFデバイスの識別情報をCSCFデバイスに送信するように構成される。

第6の態様および上述の実装方法に関連して、第6の態様の第3の実装方法においては、CSCFデバイスが、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを、第2のSCC ASを使用することによってHSSに送信するように特に構成される。

第6の態様および上述の実装方法に関連して、第6の態様の第4の実装方法においては、HSSが、要求メッセージに従って、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するように特に構成される。

第6の態様および上述の実装方法に関連して、第6の態様の第5の実装方法においては、CSCFデバイスが、問い合わせ呼セッション制御機能I-CSCFデバイスである。

第6の態様および上述の実装方法に関連して、第6の態様の第6の実装方法においては、ATCFデバイスの識別情報が、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報が、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

本発明の実施形態のトラブルシューティングの方法、装置、およびシステムによれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

本発明によるトラブルシューティングの方法に適用可能な通信システムの概略的なアーキテクチャの図である。 本発明の実施形態によるトラブルシューティングの方法の概略的な流れ図である。 本発明によるトラブルシューティングの方法の概略的なインタラクションの図である。 本発明の別の実施形態によるトラブルシューティングの方法の概略的な流れ図である。 本発明のさらに別の実施形態によるトラブルシューティングの方法の概略的な流れ図である。 本発明の実施形態によるトラブルシューティングの装置の概略的な構造図である。 本発明の別の実施形態によるトラブルシューティングの装置の概略的な構造図である。 本発明の実施形態によるトラブルシューティングのシステムの概略的な構造図である。 本発明の実施形態によるトラブルシューティングのデバイスの概略的な構造図である。 本発明の別の実施形態によるトラブルシューティングのデバイスの概略的な構造図である。

以下で、本発明の実施形態における技術的な解決策を本発明の実施形態において添付の図面を参照して明瞭に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、すべてではない。創造的な努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られるすべてのその他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入る。

本発明の技術的な解決策は、回線交換ドメインネットワークおよびパケット交換ドメインネットワークを使用することによって通信を実施することができる様々な通信システム、例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS、Internet Protocol Multimedia Subsystem)に適用される可能性がある。図1は、本発明によるトラブルシューティングの方法に適用可能な通信システムの概略的な構造図を示す。図1に示されるように、通信システムは、3つの部分、すなわち、アクセスネットワーク、IPマルチメディアサブシステム(IMS、IP Multimedia subsystem)、および外部ネットワークを含む可能性がある。

ユーザにサービスを提供する様々なネットワークが、インターネット(Internet)または公衆交換電話網(PSTN、Public Switched Telephone Network)などの外部ネットワークとして挙げられ得る。

アクセスネットワークは、回線交換(CS、Circuit Switched)ドメインネットワークをまたはパケット交換(PS、Packet Switched)ドメインネットワークを含む可能性がある。

特に、アクセスネットワークは、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標)、Global System for Mobile communication)ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)ネットワーク、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標)、Wideband Code Division Multiple Access)ネットワーク、汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)ネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)ネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN、Wireless Local Area Network)などである可能性がある。

テクノロジーの発達によって、VoLTEなどのテクノロジーにおいて、音声送信が、PSドメイン内で実施され得る。VoLTEは、2G/3Gネットワークが必要とされず、すべてのサービスが4Gネットワーク上で運ばれるIPデータ送信テクノロジーである。すなわち、4Gネットワークにおいては、高レートのデータサービスだけでなく高品質の音声およびビデオ通話が提供され、音声およびビデオ通話はVoLTEテクノロジーを使用することによって実装される必要がある。

IMS (またはコアネットワークと呼ばれる可能性がある)は、アクセスネットワークから外部ネットワークにデータを送信するか、または外部ネットワークからアクセスネットワークにデータを送信するために使用される。より詳細には、IMSは、IPに基づくネットワーク上でマルチメディアサービスを提供する普遍的なネットワークアーキテクチャである。

ユーザ機器(UE、User Equipment)は、アクセスネットワークを使用することによってIMSにアクセスする。UEは、モバイル端末(Mobile Terminal)または固定端末を含む。モバイル端末は、モバイル電話(もしくは「セルラー」電話と呼ばれる)またはモバイル端末を有するコンピュータである可能性があり、例えば、無線アクセスネットワークと言語および/またはデータをやりとりするポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ組み込み、または車載モバイル装置である可能性がある。

理解および説明を容易にするために、以下で、IMSに適用可能な処理プロセスを例として使用することによって本発明の実施形態のトラブルシューティングの方法および装置を説明する。

図2は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングの方法100の概略的な流れ図を示し、方法は、第2のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバの観点で説明される。図2に示されるように、方法100は、以下のステップを含む。

S110. 第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、第2のSCC ASが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものでありホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報を受信し、第2のSCC ASは、呼セッション制御機能CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される。

S120. 第2のSCC ASが、ATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信する。

S130. 第2のSCC ASが、第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を受信する。

まず、上述の方法100に含まれるIMSのネットワーク要素が説明される。

A. ホーム加入者サーバ(HSS、Home Subscriber Server)
HSSは、加入者加入情報、サービス加入情報などを記憶し、IMSアーキテクチャの最上位レイヤに置かれる、ホームネットワーク内の集中化された包括的データベースである。HSSは、位置情報、セキュリティ情報(認証および認可情報を含む)、加入者サービス属性情報(ユーザの加入されたサービスについての情報を含む)、ユーザに割り当てられたサービングCSCF (S-CSCF)についての情報、および加入者識別情報(公的および私的識別情報を含む)についての情報、番号、および住所などの、メディアセッションが処理されるときに必要とされる加入者に関連する加入データを含む。

B. サービス集中化および継続性アプリケーションサーバ(SCC AS、Service Centralization and Continuity Application Server)
SCC ASは、ユーザ機器のセッション開始プロトコルアプリケーションサーバ(SIP AS、Session Initiation Protocol application server)として使用され、(アクセスネットワークを使用することによって)ユーザ機器がIMSにアクセスすることを可能にし、IMSセッションの確立および制御を実施し得る。SCC ASは、ホームネットワーク内のIMSアプリケーションサーバであり、発呼経路(calling path)内の最初のASであり、着呼経路(called path)内の最後のASである。着呼の際にアクセスされるとき、SCC ASは、アクセスネットワークのステータス、ユーザ機器の能力(例えば、VoLTEがサポートされるかどうか)、IMSの登録ステータス、CSステータス、およびキャリア(carrier)のポリシーなどの要因に応じて、通信を実行するためにユーザ機器によって使用されるべきCSドメインまたはPSドメインを選択し得る。

加えて、ドメインハンドオーバ(domain handover)がユーザ機器のために実行される必要があるとき、例えば、ユーザ機器がVoLTEおよびCSドメインの音声送信をサポートする場合、例えば、ユーザ機器が2G/3Gネットワークから4Gネットワークに移動するとき、またはユーザ機器が4Gネットワークから2G/3Gネットワークに移動するとき、SCC ASは、音声サービスの継続性を保証するために、ハンドオーバ処理、例えば、進化型単一無線音声通話継続性(eSRVCC、enhanced single radio voice call continuity)ハンドオーバ処理を実行し、ユーザ機器にハンドオーバサービスを提供する。

C. 呼セッション制御機能(CSCF、Call Session Control Function)デバイス
CSCFデバイスは、IMS内の機能エンティティであり、IMS全体の中心である。CSCFデバイスは、主に、マルチメディア呼セッションプロセス(multimedia call session process)における処理のシグナリングの制御の責任を負う。CSCFデバイスは、IMSのユーザ認証およびIMSベアラプレーン上のサービス品質(QoS、Quality of Service)を管理し、別のネットワーク要素と協力してSIPセッション制御、サービスネゴシエーション、リソース割り当てなどを実行する。

機能に応じて、CSCFは、プロキシCSCF(P-CSCF、Proxy CSCF)、問い合わせCSCF(I-CSCF、Interrogating CSCF)、サービングCSCF(S-CSCF、Serving CSCF)などに分類される。

P-CSCFは、訪問先IMSネットワーク(アクセスネットワークの例)の統一されたエントリポイントである。ユーザ機器から生じ、ユーザ機器において終端されるすべてのセッションメッセージは、P-CSCFを通過する必要がある。SIP Proxyとして、P-CSCFは、アクセスネットワークおよびインターネットプロトコルセキュリティ(IPSec、Internet Protocol Security)に関連するユーザ認証の管理、ネットワーク防護およびセキュリティ保護、無線ネットワークリソースを節約するためのSIPシグナリングの圧縮および解凍、ユーザのローミング制御、ならびにネットワークアドレス変換(NAT、Network Address Translation)、およびポリシー決定機能(PDF、Policy Decision Function)を使用することによるベアラプレーン上のQoSに責任を負う。例えば、P-CSCFは、ユーザ機器によって与えられるドメイン名に従ってI-CSCFを決定し、ユーザ機器からI-CSCFにSIP登録要求を転送し得る。別の例として、P-CSCFは、SIPメッセージを、ユーザ機器から、ユーザ機器が登録プロセスを開始するときに決定されたS-CSCFに転送し得る。

I-CSCFは、ホームIMSネットワーク(アクセスネットワークの別の例)のエントリポイントである。登録プロセスにおいて、I-CSCFは、HSSに問い合わせることによってユーザのためのS-CSCFを選択する。通話プロセスにおいて、IMSネットワークへの呼は、まず、I-CSCFにルーティングされ、I-CSCFは、ユーザが登録されるS-CSCFのアドレスをHSSから取得し、S-CSCFにメッセージをルーティングする。例えば、I-CSCFは、ユーザ機器のためのSIP登録を実行するためのS-CSCFを指定し得る。別の例として、I-CSCFは、HSSからS-CSCFのアドレスを取得し、別のネットワークからS-CSCFに送信されたSIP要求を転送するかまたはSIP要求をルーティングし得る。

S-CSCFは、IMSネットワークセッション制御において重要な役割を果たす。S-CSCFは、訪問先ネットワークからの、P-CSCFによって転送される登録要求を受け付け、HSSと協力してユーザ認証を実行し、ユーザによって加入されたサービスのデータをHSSからダウンロードする。S-CSCFは、ユーザの発呼側および着呼側のルート管理を実行し、ユーザによって加入された初期フィルタ基準(IFC、Initial Filter Criteria)に応じてSIP ASをトリガし、多様なIMSサービス機能を実施する。例えば、登録要求を受信した後、S-CSCFは、HSSを使用することによって登録要求を確認し得る。別の例として、S-CSCFは、登録されたセッション端末を制御する可能性があり、プロキシサーバ(Proxy Server)として使用される可能性がある。さらに別の例として、要求を受信した後、S-CSCFは、内部処理を実行するかもしくは要求を転送する可能性があり、またはSIPトランザクションを中断するかもしくは開始するためのユーザエージェント(UA、User Agent)として使用される可能性がある。さらに別の例として、S-CSCFは、さらに、サービスプラットフォームとインタラクションしてマルチメディアサービスを提供し得る。

上述のP-CSCF、S-CSCF、およびI-CSCFは、異なるエンティティ内で独立して構成される可能性があり、または同じエンティティに統合される可能性があることに留意されたい。理解および説明を簡単にするために、P-CSCF、S-CSCF、およびI-CSCFは、以降、集合的にCSCFデバイスと呼ばれる。

D. アクセス転送制御機能(ATCF、Access Transfer Control Function)デバイス
ATCFデバイスは、訪問先ネットワーク内に構成され、ユーザによって訪問先ネットワーク内で開始された音声セッションのアンカーになるようにアクセスゲートウェイ(AGW、Access Gateway)を制御するように構成される。特に、ATCFは、ユーザの音声セッションのシグナリング部分のアンカーになり、セッションのメディア部分のアンカーになるようにAGWを制御し得る。

ユーザ機器が2G/3Gネットワークと4Gネットワーク(例えば、LTEネットワーク)との間でハンドオーバされることを可能にするために使用される、上述のeSRVCCハンドオーバ処理などのハンドオーバ処理が実行されるとき、訪問先ネットワークの移動通信交換局(MSC、Mobile Switching Center)サーバは、ユーザによってアクセスされる音声サービスの中断を避け、ユーザエクスペリエンスを向上させるために、もはや、ユーザのホームIMSネットワークとのセッションアクセスエンドを再確立せず、またはリモートエンドでメディアを再確立しないが、訪問先ネットワークのアンカーになるATCFとの(メディアを含む)セッションを再確立する。

ATCFデバイスとP-CSCFデバイスとの両方が訪問先ネットワークに属し、同じエンティティ内に構成される可能性があり、または異なるエンティティ内に構成される可能性があることに留意されたい。さらに、ATCFデバイスおよびP-CSCFデバイスは、ユーザ機器についての関連する情報、例えば、加入者識別情報をやりとりするために互いに通信することができる。

以下で、本発明の実施形態の方法100における上述のネットワーク要素の動作および機能を特定のインタラクション手順に関連して詳細に説明する。

図3は、本発明によるトラブルシューティングの方法の概略的なインタラクションの図である。

図3に示されるように、S201において、UE#1(すなわち、ユーザ機器の例)のための登録手順が実行される。

限定ではなく例として、登録手順において、UE#1によって送信された登録要求メッセージを受信した後、P-CSCFデバイス(またはATCFデバイス)は、登録要求メッセージと、UE#1によってアクセスされるATCFデバイス(区別を容易にするために、以降、ATCFデバイス#1と記される)を示すために使用される識別情報(すなわち、ATCFデバイス識別情報の例)とをS-CSCFデバイスに送信する。

S-CSCFデバイスは、UE#1(すなわち、第1のACC AS、理解および区別を容易にするために以降SCC AS#1と記される)にSCC ASを割り当て、登録要求メッセージとATCFデバイス#1の識別情報とをSCC AS#1に送信する。

したがって、SCC AS#1は、ATCFデバイスの識別情報を取得することができる。

さらに、以下の情報のいずれかが、ATCFデバイスの識別情報として挙げられ得る。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含む。

特に、ATCFデバイスは、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報(PSI、Public Service Identity)および経路統一資源識別子(Path URI、Path Uniform Resource Identifier)を使用することによって一意に特定され得る。したがって、ATCFデバイスの上述の識別情報は、PSIおよびPath URIを含む可能性がある。

ATCFデバイスの上に挙げられた識別情報は例示的な説明であるに過ぎず、本発明はその識別情報に限定されないことを理解されたい。例えば、UE#1によって送信された登録要求を受信するとき、P-CSCFデバイスは、単一無線音声通話継続性のためのセッション転送番号(STN-SR、Session Transfer Number for SRVCC)をUE#1に割り当てる。STN-SRは、UE#1によってアクセスされるATCFデバイス(すなわち、ATCFデバイス#1)を特定するために使用され得るとき、ATCFデバイスの上述の識別情報としてさらに使用され得る。

加えて、ATCFデバイス#1の上述の識別情報は、P-CSCFによってS-CSCFデバイスに転送される上述の登録要求メッセージ内で運ばれる可能性があり、S-CSCFデバイスは、SCC AS#1にATCFデバイス#1の識別情報を運ぶ登録要求メッセージを転送する可能性があり、したがって、SCC AS#1は、登録要求メッセージからATCFデバイス#1の識別情報を取得し得る。

S202において、SCC AS#1が、HSSにATCFデバイス#1の識別情報を送信し得る。

例えば、SCC AS#1は、ATCFデバイス#1の識別情報を透過的データとして使用する可能性があり、透過的データプロファイル更新要求(PUR、Profile Update Request)メッセージを使用することによってHSSにATCFデバイス#1の識別情報をプッシュする。したがって、ATCFデバイスの識別情報は、既存のシグナリングを使用することによって送信され得る。

HSSがATCFデバイスの識別情報を取得する上に挙げられたプロセスは例示的な説明であるに過ぎず、本発明はそのプロセスに限定されないことを理解されたい。例えば、SCC AS#1は、その他のシグナリングを使用することによってHSSにATCFデバイスの識別情報を送信する可能性もあり、またはSCC AS#1は、CSCFデバイスを使用することによってHSSにATCFデバイスの識別情報を送信する可能性がある。

SCC AS#1に対応するATCFデバイス#1の識別情報は、HSSに記憶される可能性がある。

本発明のこの実施形態において、S-CSCFデバイスは、SCC AS#1の実行ステータスを検出し得る。SCC AS#1が障害に陥ることを検出するとき、S-CSCFデバイスは、UE#1のためのハンドオーバ処理、例えば、上述のeSRVCCハンドオーバ処理を実行するために、新しいSCC AS (すなわち、第2のSCC AS、理解および区別を容易にするために以降SCC AS#2と記される)を選択してSCC AS#1をSCC AS#2によって置き換え得る。

S203において、HSSは、以下の手法のうちのいずれか1つを使用してATCFデバイス#1の識別情報をSCC AS#2に送信し得る。

手法1
任意で、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASが受信する前に、方法は、
第2のSCC ASによってユーザデータ要求UDRメッセージをHSSに送信することであって、UDRメッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含む、送信することをさらに含み、
第2のSCC ASが、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信することは、
ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信することであって、ATCFデバイスの識別情報が、HSSが加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される、受信することを含む。

特に、この場合、HSSは、SCC AS#1に対応するATCFデバイス(すなわち、ATCFデバイス#1)の識別情報とUE#1の加入者識別情報との間のマッピング関係を記憶し得る。

SCC AS#2を決定した後、CSCFデバイス(特に、I-CSCFデバイス)は、システムシグナリング(例えば、ユーザデータ要求UDRメッセージ)を使用することによってSCC AS#2にUE#1の識別情報を送信し得る。限定ではなく例として、UE#1の移動局国際統合サービスデジタル網番号(mobile station international integrated services digital network number) MSISDN、UE#1の国際移動体加入者識別情報(international mobile subscriber identity)IMSI、UE#1の国際移動局機器識別情報(international mobile station equipment identity)IMEI、またはUE#1のIPアドレスなどのUE#1の識別情報が、挙げられ得る。

UE#1の識別情報に従って、SCC AS#2は、UE#1のユーザデータがローカルに記憶されていないと判定する可能性があり、したがって、HSSにユーザデータを取得する要求をする手順を開始する可能性がある。加えて、SCC AS#2は、UE#1の識別情報をHSSに送信する可能性があり、その結果、HSSは、UE#1によってアクセスされるATCFデバイス、すなわち、ATCFデバイス#1をUE#1の識別情報に従って検索する。

さらに、上述の加入者識別情報は、ユーザデータ要求(UDR、User Data Request)メッセージを使用することによって運ばれ、したがって、加入者識別情報は、既存のシグナリングを使用することによって送信され得る。

加入者識別情報がUDRメッセージを使用することによって運ばれる上に挙げられた手法は例示的な説明であるに過ぎず、本発明はその手法に限定されないことを理解されたい。HSSとSCC ASとの間のシグナリング送信が実施され得る別のメッセージは、本発明の保護範囲内に入る。

UE#1の識別情報を運ぶメッセージを受信した後、HSSは、UE#1の識別情報に従って加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間の予め記録されたマッピング関係を検索する可能性があり、その結果、UE#1によってアクセスされるATCFデバイス、すなわち、ATCFデバイス#1が、発見され得る。

さらに、上述のようにATCFデバイス#1を決定した後、HSSは、ATCFデバイス#1の識別情報およびUE#1のユーザデータをSCC AS#2に送信し得る。

加えて、ATCFデバイス#1の識別情報は、ユーザデータ応答(UDA、User Data Answer)メッセージを使用することによって運ばれ、したがって、ATCFデバイスの識別情報は、既存のシグナリングを使用することによって送信され得る。

ATCFデバイス#1の識別情報がUDAメッセージを使用することによって運ばれる上に挙げられた手法は例示的な説明であるに過ぎず、本発明はその手法に限定されないことを理解されたい。HSSとSCC ASとの間のシグナリング送信が実施され得る別のメッセージは、本発明の保護範囲内に入る。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングの方法によれば、HSSは、ユーザデータおよびATCFデバイスの識別情報をSCC AS#2に同時に送信することができ、その結果、インタラクション手順が削減される可能性があり、システムリソースのオーバーヘッドが削減される可能性がある。

本発明のこの実施形態において、上述のユーザデータは、例えば、従来技術のeSRVCCハンドオーバ処理を実行するために使用される情報である可能性があることに留意されたい。繰り返しを避けるために、詳細な説明は、本明細書においては省略される。

手法2
任意で、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASが受信する前に、方法は、
第2のSCC ASによってUDRメッセージをHSSに送信することであって、UDRメッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含む、送信することをさらに含み、
第2のSCC ASが、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信することは、
ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信することであって、ATCFデバイスの識別情報が、HSSがアクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される、受信することを含む。

特に、この場合、HSSは、SCC AS#1に対応するATCFデバイス(すなわち、ATCFデバイス#1)の識別情報とSCC AS#1の識別情報との間のマッピング関係を記憶し得る。

SCC AS#2を決定した後、CSCFデバイス(特に、I-CSCFデバイス)は、システムシグナリング(例えば、ユーザデータ要求UDRメッセージ)を使用することによってSCC AS#2にSCC AS#1の識別情報を送信し得る。限定ではなく例として、SCC AS#1のアクセス転送更新-セッション転送識別子(access transfer update-session transfer identifier) ATU-STIなどのSCC AS#1の識別情報が、挙げられ得る。

SCC AS#2は、HSSにSCC AS#1に対応する(上述のUE#1を含む)ユーザ機器のユーザデータを取得することを要求する手順を開始し得る。加えて、SCC AS#2は、SCC AS#1の識別情報をHSSに送信する可能性があり、その結果、HSSは、SCC AS#1に対応するATCFデバイス、すなわち、ATCFデバイス#1をSCC AS#1の識別情報に従って検索する。

さらに、SCC AS#1の上述の識別情報は、ユーザデータ要求(UDR、User Data Request)メッセージを使用することによって運ばれ、したがって、SCC AS#1の識別情報は、既存のシグナリングを使用することによって送信され得る。

SCC ASの識別情報がUDRメッセージを使用することによって運ばれる上に挙げられた手法は例示的な説明であるに過ぎず、本発明はその手法に限定されないことを理解されたい。HSSとSCC ASとの間のシグナリング送信が実施され得る別のメッセージは、本発明の保護範囲内に入る。

SCC AS#1の識別情報を運ぶメッセージを受信した後、HSSは、SCC AS#1の識別情報に従ってSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間の予め記録されたマッピング関係を検索する可能性があり、その結果、SCC AS#1に対応する(UE#1によってアクセスされるATCFデバイスを含む)ATCFデバイス、すなわち、ATCFデバイス#1が、発見され得る。

さらに、上述のようにATCFデバイス#1を決定した後、HSSは、ATCFデバイス#1の識別情報をSCC AS#2に送信し得る。

加えて、ATCFデバイス#1の識別情報は、ユーザデータ応答(UDA、User Data Answer)メッセージを使用することによって運ばれ、したがって、ATCFデバイスの識別情報は、既存のシグナリングを使用することによって送信され得る。

ATCFデバイス#1の識別情報がUDAメッセージを使用することによって運ばれる上に挙げられた手法は例示的な説明であるに過ぎず、本発明はその手法に限定されないことを理解されたい。HSSとSCC ASとの間のシグナリング送信が実施され得る別のメッセージは、本発明の保護範囲内に入る。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングの方法によれば、HSSは、ユーザデータおよびATCFデバイスの識別情報をSCC AS#2に同時に送信することができ、その結果、インタラクション手順が削減される可能性があり、システムリソースのオーバーヘッドが削減される可能性がある。

手法3
SCC AS#2を決定した後、CSCFデバイス(特に、I-CSCFデバイス)は、システムシグナリングを使用することによってHSSに通知する可能性があり、すなわち、SCC AS#2は、SCC AS#1を置き換える。

その後、通知を受信した後、HSSは、SCC AS#1によってサービスを提供される(UE#1を含む)ユーザ機器を検索し、すべてのユーザ機器のユーザデータおよびアクセスされるATCFデバイス、すなわち、ATCFデバイス#1を取得し、すべてのユーザ機器とすべてのATCFデバイスとの間の対応およびすべてのユーザ機器のユーザデータをシステムシグナリングを使用することによってCSCFデバイスにSCC AS#2の識別情報に従って先回りして送信し得る。CSCFデバイスは、ATCFデバイス#1の識別情報をSCC AS#2に送信し得る。

手法3において、HSSがSCC AS#1に対応するATCFデバイスを検索する方法は、手法1または手法2の上述の方法と同様である可能性があり、すなわち、ATCFデバイスは、SCC AS#1の識別情報を使用することによって検索され得るか、またはUE#1の加入者識別情報を使用することによって検索され得ることに留意されたい。繰り返しを避けるために、詳細な説明は、本明細書においては省略される。

したがって、SCC AS#2は、ATCFデバイス#1の識別情報を取得することができる。

S204においては、ATCFデバイス#1の識別情報に従って、SCC AS#2が、例えば、CSCFデバイス(特に、I-CSCFデバイス)を使用することによってSCC AS#2の識別情報をATCFデバイス#1に送信し得る。情報がSCC ASからATCFデバイスにルーティングされる方法およびプロセスは、従来技術の方法およびプロセスと同様である可能性がある。繰り返しを避けるために、詳細な説明は、本明細書においては省略される。

任意で、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

特に、SCC ASは、アクセス転送更新-セッション転送識別子(ATU-STI、Access transfer update-session transfer identifier)を使用することによって一意に特定され得る。したがって、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのATU-STIを含み得る。

第2のSCC ASの識別情報の上に挙げられた例は例示的な説明であるに過ぎず、本発明はその例に限定されないことを理解されたい。SCC ASを一意に示すために使用され得るその他の情報は、本発明の保護範囲内に入る。

S205においては、ネットワークハンドオーバ処理(例えば、2G/3GネットワークからLTEネットワークへのハンドオーバ、またはLTEネットワークから2G/3Gネットワークへのハンドオーバ)がUE#1のために実行される必要があると判定するとき、ATCFデバイス#1は、例えば、CSCFデバイス(特に、I-CSCFデバイス)を使用することによって、SCC AS#2の識別情報に従ってSCC AS#2へのeSRVCCハンドオーバ処理手順などのハンドオーバ処理手順を開始し得る。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングの方法によれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

図4は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングの方法300の概略的な流れ図を示し、方法は、ホーム加入者サーバの観点で説明される。図4に示されるように、方法300は、以下のステップを含む。

S310. ホーム加入者サーバHSSが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報を受信し、記憶する。

S320. HSSが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、呼セッション制御機能CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信する。

S330. HSSが、要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせる。

S340. HSSが、第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信し、その結果、第2のSCC ASがATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信し、第2のSCC ASは、CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される。

任意で、HSSが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報を受信し、記憶することが、
ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報をHSSによって受信することと、
加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
HSSが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信することが、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することであって、要求メッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含む、受信することを含み、
HSSが、要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせることが、
加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定することを含む。

任意で、HSSが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報を受信し、記憶することが、
ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報をHSSによって受信することと、
第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
HSSが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信することが、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することであって、要求メッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含む、受信することを含み、
HSSが、要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせることが、
アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定することを含む。

任意で、HSSが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信することが、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することを含む。

任意で、HSSが、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信することが、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージをHSSによって受信することであって、要求メッセージが、第2のSCC ASの識別情報を含む、受信することを含み、
HSSが、第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信することが、
第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報をHSSによって送信することを含む。

任意で、HSSが、第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信することが、
HSSによって第2のSCC ASにユーザデータ応答UDAメッセージを送信することであって、UDAメッセージが、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む、送信することを含む。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

方法300において、HSSの動作および機能は、上述の方法100のHSSの動作および機能と同様である。繰り返しを避けるために、詳細な説明は、本明細書においては省略される。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングの方法によれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

図5は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングの方法400の概略的な流れ図を示し、方法は、ホーム加入者サーバおよび呼セッション制御機能デバイスを含むトラブルシューティングのシステムの観点で説明される。図5に示されるように、方法400は、以下のステップを含む。

S410. ホーム加入者サーバHSSが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報を受信し、記憶する。

S420. 第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後、呼セッション制御機能CSCFデバイスが、第2のSCC ASを決定し、CSCFデバイスが、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSに送信する。

S430. HSSが、要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信する。

S440. CSCFデバイスが、ATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信する。

S450. CSCFデバイスが、第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を受信し、ハンドオーバ要求は、第2のSCC ASの識別情報を運ぶ。

S460. CSCFデバイスが、第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにハンドオーバ要求を転送する。

任意で、HSSが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報を受信し、記憶することが、
ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報をHSSによって受信することと、
加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
CSCFデバイスが、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSに送信することが、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信することであって、要求メッセージが、ユーザ機器の加入者識別情報を含む、送信することを含み、
HSSが、要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信することが、
加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定し、ATCFデバイスの識別情報をCSCFデバイスに送信することを含む。

任意で、HSSが、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報を受信し、記憶することが、
ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報をHSSによって受信することと、
第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
CSCFデバイスが、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSに送信することが、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSにCSCFデバイスによって送信することであって、要求メッセージが、第1のSCC ASの識別情報を含む、送信することを含み、
HSSが、要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信することが、
アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報をHSSによって決定し、ATCFデバイスの識別情報をCSCFデバイスに送信することを含む。

任意で、CSCFデバイスが、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSに送信することが、
ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスによってHSSに送信することを含む。

任意で、HSSが、要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信することが、
要求メッセージに従ってHSSによって、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信することを含む。

任意で、CSCFデバイスは、問い合わせ呼セッション制御機能I-CSCFデバイスである。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

方法400において、HSSの動作および機能は、上述の方法100のHSSの動作および機能と同様であり、CSCFデバイスの動作および機能は、上述の方法100のCSCFデバイスの動作および機能と同様である。繰り返しを避けるために、詳細な説明は、本明細書においては省略される。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングの方法によれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

本発明の実施形態によるトラブルシューティングの方法が、上で図1から図5を参照して詳細に説明されている。本発明の実施形態によるトラブルシューティングの装置が、下で図6から図7を参照して詳細に説明される。

図6は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングの装置500の概略的なブロック図を示す。図6に示されるように、装置500は、
第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものでありホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報を受信するように構成された受信ユニット510であって、装置が、呼セッション制御機能CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、受信ユニット510と、
ATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに装置の識別情報を送信するように構成された送信ユニット520とを含み、
受信ユニット510は、装置の識別情報に従ってATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を受信するようにさらに構成される。

任意で、送信ユニット520は、HSSにユーザデータ要求UDRメッセージを送信するようにさらに構成され、UDRメッセージは、ユーザ機器の加入者識別情報を含み、
受信ユニット510は、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信するように特に構成され、ATCFデバイスの識別情報は、HSSが加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される。

任意で、送信ユニット520は、HSSにUDRメッセージを送信するようにさらに構成され、UDRメッセージは、第1のSCC ASの識別情報を含み、
受信ユニット510は、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信するように特に構成され、ATCFデバイスの識別情報は、HSSがアクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される。

任意で、受信ユニット510は、第1のSCC ASを装置によって置き換えるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される通知メッセージを受信するようにさらに構成され、
送信ユニット520は、通知メッセージに従ってHSSにUDRメッセージを送信するように特に構成される。

任意で、受信ユニット510は、HSSによって送信されたユーザデータ応答UDAメッセージを受信するように特に構成され、UDAメッセージは、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、装置の識別情報は、装置のアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

本発明のこの実施形態によるトラブルシューティングの装置500は、本発明の実施形態による方法の第2のSCC AS (例えば、SCC AS#2)に対応する可能性がある。さらに、トラブルシューティングの装置500のユニットおよびモジュールならびに上述のその他の動作および/または機能は、図2の方法100の対応する手順を実施するようにそれぞれ意図される。簡潔にするために、詳細は本明細書において説明されない。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングの装置によれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

図7は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングの装置600の概略的なブロック図を示す。図7に示されるように、装置600は、
ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報を受信するように構成された受信ユニット610と、
ATCFデバイスの識別情報を記憶するように構成されたストレージユニット620とを含み、
受信ユニット610は、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、呼セッション制御機能CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するようにさらに構成され、装置600は、
要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように構成された問い合わせユニット630と、
第2のSCC ASがATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するように第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するように構成された送信ユニット640であって、第2のSCC ASが、CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、送信ユニット640とをさらに含む。

任意で、受信ユニット610は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報を受信するように特に構成され、
ストレージユニット620は、加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶するように特に構成され、
受信ユニット610は、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成され、要求メッセージは、ユーザ機器の加入者識別情報を含み、
問い合わせユニット630は、加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定するように特に構成される。

任意で、受信ユニット610は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報を受信するように特に構成され、
ストレージユニット620は、第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶するように特に構成され、
受信ユニット610は、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成され、要求メッセージは、第1のSCC ASの識別情報を含み、
問い合わせユニット630は、アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定するように特に構成される。

任意で、受信ユニット610は、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成される。

任意で、受信ユニット610は、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するように特に構成され、要求メッセージは、第2のSCC ASの識別情報を含み、
送信ユニット640は、第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するように特に構成される。

任意で、送信ユニット640は、第2のSCC ASにユーザデータ応答UDAメッセージを送信するように特に構成され、UDAメッセージは、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

本発明のこの実施形態によるトラブルシューティングの装置600は、本発明の実施形態による方法のHSSに対応する可能性がある。さらに、トラブルシューティングの装置600のユニットおよびモジュールならびに上述のその他の動作および/または機能は、図4の方法300の対応する手順を実施するようにそれぞれ意図される。簡潔にするために、詳細は本明細書において説明されない。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングの装置によれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

本発明の実施形態によるトラブルシューティングの方法が、上で図1から図5を参照して詳細に説明されている。本発明の実施形態によるトラブルシューティングのシステムが、下で図8を参照して詳細に説明される。

図8は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングのシステム700の概略的なブロック図を示す。図8に示されるように、システム700は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものである識別情報をホーム加入者サーバHSSに送信するように構成された第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASと、
第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後、第2のSCC ASを決定し、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージをHSSに送信するように構成され、要求メッセージに従ってHSSによって送信されたATCFデバイスの識別情報を受信するように構成され、ATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するように構成され、第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスによって送信され、第2のSCC ASの識別情報を運ぶハンドオーバ要求を受信するように構成され、第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにハンドオーバ要求を転送するように構成された呼セッション制御機能CSCFデバイスと
ATCFデバイスの識別情報を受信し、記憶し、要求メッセージに従ってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するように構成されたHSSと、
CSCFデバイスによって転送されたハンドオーバ要求を受信するように構成された第2のSCC ASとを含む。

任意で、HSSは、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報を受信し、加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶し、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信され、ユーザ機器の加入者識別情報を含む要求メッセージを受信し、加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定し、CSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するように特に構成される。

任意で、HSSは、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報を受信し、第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶し、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信され、第1のSCC ASの識別情報を含む要求メッセージを受信し、アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定し、CSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するように特に構成される。

任意で、CSCFデバイスは、ATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを、第2のSCC ASを使用することによってHSSに送信するように特に構成される。

任意で、HSSは、要求メッセージに従って、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスにATCFデバイスの識別情報を送信するように特に構成される。

任意で、CSCFデバイスは、問い合わせ呼セッション制御機能I-CSCFデバイスである。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

システム700の第1のSCC ASは、本発明の実施形態による方法のSCC AS#1に対応する可能性があり、第2のSCC ASは、本発明の実施形態による方法のSCC AS#2に対応する可能性があり、HSSは、本発明の実施形態による方法のHSSに対応する可能性があり、CSCFデバイスは、本発明の実施形態による方法のCSCFデバイスに対応する可能性がある。さらに、システム700内のデバイスならびに上述のその他の動作および/または機能は、図5の方法400の対応する手順を実施するようにそれぞれ意図される。簡潔にするために、詳細は本明細書において説明されない。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングのシステムによれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

本発明の実施形態によるトラブルシューティングの方法が、上で図1から図5を参照して詳細に説明されている。本発明の実施形態によるトラブルシューティングのデバイスが、下で図9から図10を参照して詳細に説明される。

図9は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングのデバイス800の概略的なブロック図を示す。図9に示されるように、デバイス800は、
バス810と、
バスに接続されたプロセッサ820と、
バスに接続されたメモリ830と、
バスに接続されたトランシーバ840とを含む。

プロセッサ820は、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものでありホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報を受信するように第2のSCC ASを制御することであって、第2のSCC ASが、呼セッション制御機能CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、制御することを行うように構成され、
ATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するようにトランシーバ840を制御するように構成され、
第2のSCC ASの識別情報に従ってATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を受信するようにトランシーバ840を制御するように構成されるように、メモリ830に記憶されたプログラムをバスを使用することによって呼び出す。

任意で、プロセッサ820は、HSSにユーザデータ要求UDRメッセージを送信するようにトランシーバ840を制御するようにさらに構成され、UDRメッセージは、ユーザ機器の加入者識別情報を含み、
プロセッサ820は、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信するようにトランシーバ840を制御するように特に構成され、ATCFデバイスの識別情報は、HSSが加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される。

任意で、プロセッサ820は、HSSにUDRメッセージを送信するようにトランシーバ840を制御するようにさらに構成され、UDRメッセージは、第1のSCC ASの識別情報を含み、
プロセッサ820は、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を受信するようにトランシーバ840を制御するように特に構成され、ATCFデバイスの識別情報は、HSSがアクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスを決定した後にHSSによって送信される。

任意で、プロセッサ820は、第1のSCC ASを第2のSCC ASによって置き換えるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される通知メッセージを受信するトランシーバ840を制御するようにさらに構成され、
プロセッサ820は、通知メッセージに従ってHSSにUDRメッセージを送信するようにトランシーバ840を制御するように特に構成される。

任意で、プロセッサ820は、HSSによって送信されたユーザデータ応答UDAメッセージを受信するようにトランシーバ840を制御するように特に構成され、UDAメッセージは、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

プロセッサは、CPUと呼ばれる可能性もある。メモリは、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令およびデータを与え得る。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含む可能性がある。特定の応用において、デバイス800は、アプリケーションサーバなどのネットワークデバイスに組み込まれる可能性がありまたはアプリケーションサーバなどのネットワークデバイスである可能性があり、デバイス800が遠隔の場所とのデータの送信および受信を実行することを可能にするために、送信回路および受信回路を収容するキャリアをさらに含む可能性がある。送信回路および受信回路は、アンテナに結合される可能性がある。デバイス800のすべての構成要素は、バスを使用することによって一緒に結合され、バスは、データバスに加えて電力バス、制御バス、およびステータス信号バスを含み得る。しかし、明瞭にするために、様々なバスが、図においてはバス810によって表される。異なる特定の製品においては、デコーダが、全体として処理ユニットと統合される可能性がある。

プロセッサは、本発明の方法の実施形態において開示されるステップおよび論理ブロック図を実施または実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサである可能性があり、またはプロセッサは、任意の通常のプロセッサ、デコーダなどである可能性がある。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接完了されるか、または復号プロセッサのハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組合せによって完了される可能性がある。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟したストレージ媒体に置かれる可能性がある。

本発明の実施形態において、プロセッサ820は、中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)である可能性があり、あるいはプロセッサ820は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアアッセンブリ(discrete hardware assembly)などである可能性がある。汎用プロセッサがマイクロプロセッサである可能性があり、またはプロセッサが任意の通常のプロセッサである可能性などがある。

メモリ830は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み、プロセッサ820に命令およびデータを与え得る。メモリ830の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含む可能性がある。例えば、メモリ830は、デバイスの種類についての情報をさらに記憶する可能性がある。

データバスに加えて、バスシステム810は、電力バス、制御バス、ステータス信号バスなどをさらに含む可能性がある。しかし、説明を明瞭にするために、様々なバスが、図においてはバスシステム810によって表される。

実施のプロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ820のハードウェアの集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令によって実装される可能性がある。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接完了されるか、またはプロセッサのハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組合せによって完了される可能性がある。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟したストレージ媒体に置かれる可能性がある。ストレージ媒体は、メモリ830内に置かれる。プロセッサ820は、メモリ830内の情報を読み、プロセッサ820のハードウェアと組み合わせて上述の方法のステップを実施する。繰り返しを避けるために、詳細は本明細書において説明されない。

本発明のこの実施形態によるトラブルシューティングのデバイス800は、本発明の実施形態による方法の第2のSCC AS(例えば、SCC AS#2)に対応する可能性がある。さらに、トラブルシューティングのデバイス800のユニットおよびモジュールならびに上述のその他の動作および/または機能は、図2の方法100の対応する手順を実施するようにそれぞれ意図される。簡潔にするために、詳細は本明細書において説明されない。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングのデバイスによれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

図10は、本発明の実施形態によるトラブルシューティングのデバイス900の概略的なブロック図を示す。図10に示されるように、デバイス900は、
バス910と、
バスに接続されたプロセッサ920と、
バスに接続されたメモリ930と、
バスに接続されたトランシーバ940とを含む。

プロセッサ920は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報を受信し、記憶するようにトランシーバ940を制御するように構成され、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、呼セッション制御機能CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するようにトランシーバ940を制御するように構成され、
要求メッセージに従ってATCFデバイスの識別情報を問い合わせるように構成され、
第2のSCC ASがATCFデバイスの識別情報に従ってATCFデバイスに第2のSCC ASの識別情報を送信するように第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信することであって、第2のSCC ASが、CSCFデバイスが第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後にCSCFデバイスによって決定される、送信することを行うようにトランシーバ940を制御するように構成されるようにメモリ930に記憶されたプログラムをバスを使用することによって呼び出す。

任意で、プロセッサ920は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、およびユーザ機器の加入者識別情報を受信するようにトランシーバ940を制御するように特に構成され、
加入者識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶するように構成され、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信され、ユーザ機器の加入者識別情報を含む要求メッセージを受信するようにトランシーバ940を制御するように構成され、
加入者識別情報、および加入者識別情報とATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従ってATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定するように構成される。

任意で、プロセッサ920は、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報、および第1のSCC ASの識別情報を受信するようにトランシーバ940を制御するように特に構成され、
第1のSCC ASの識別情報とATCFデバイスの識別情報との間のマッピング関係を記憶するように構成され、
ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信され、第1のSCC ASの識別情報を含む要求メッセージを受信するようにトランシーバ940を制御するように構成され、
アクセス転送制御機能ATCFデバイスの識別情報であって、ホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報ATCFデバイスおよびATCFデバイスの識別情報を決定するように構成される。

任意で、プロセッサ920は、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、第2のSCC ASを使用することによってCSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するようにトランシーバ940を制御するように特に構成される。

任意で、プロセッサ920は、ATCFの識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信され、第2のSCC ASの識別情報を含む要求メッセージを受信するようにトランシーバ940を制御するように特に構成され、
第2のSCC ASの識別情報に従って第2のSCC ASにATCFデバイスの識別情報を送信するようにトランシーバ940を制御するように構成される。

任意で、プロセッサ920は、第2のSCC ASにユーザデータ応答UDAメッセージを送信するようにトランシーバ940を制御するように特に構成され、UDAメッセージは、ATCFデバイスの識別情報およびユーザ機器のユーザデータを含む。

任意で、ATCFデバイスの識別情報は、ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよびATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、第2のSCC ASの識別情報は、第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む。

プロセッサは、CPUと呼ばれる可能性もある。メモリは、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令およびデータを与え得る。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をさらに含む可能性がある。特定の応用において、デバイス900は、HSSなどのネットワークデバイスに組み込まれる可能性がありまたはHSSなどのネットワークデバイスである可能性があり、デバイス900が遠隔の場所とのデータの送信および受信を実行することを可能にするために、送信回路および受信回路を収容するキャリアをさらに含む可能性がある。送信回路および受信回路は、アンテナに結合される可能性がある。デバイス900のすべての構成要素は、バスを使用することによって一緒に結合され、バスは、データバスに加えて電力バス、制御バス、およびステータス信号バスを含み得る。しかし、明瞭にするために、様々なバスが、図においてはバス910によって表される。異なる特定の製品においては、デコーダが、全体として処理ユニットと統合される可能性がある。

プロセッサは、本発明の方法の実施形態において開示されるステップおよび論理ブロック図を実施または実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサである可能性があり、またはプロセッサは、任意の通常のプロセッサ、デコーダなどである可能性がある。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接完了されるか、または復号プロセッサのハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組合せによって完了される可能性がある。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟したストレージ媒体に置かれる可能性がある。

本発明の実施形態において、プロセッサ920は、中央演算処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)である可能性があり、あるいはプロセッサ920は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアアッセンブリなどである可能性がある。汎用プロセッサがマイクロプロセッサである可能性があり、またはプロセッサが任意の通常のプロセッサである可能性などがある。

メモリ930は、読み出し専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含み、プロセッサ920に命令およびデータを与え得る。メモリ930の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含む可能性がある。例えば、メモリ930は、デバイスの種類についての情報をさらに記憶する可能性がある。

データバスに加えて、バスシステム910は、電力バス、制御バス、ステータス信号バスなどをさらに含む可能性がある。しかし、説明を明瞭にするために、様々なバスが、図においてはバスシステム910によって表される。

実施のプロセスにおいて、上述の方法のステップは、プロセッサ920のハードウェアの集積論理回路を使用することによって、またはソフトウェアの形態の命令によって実装される可能性がある。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接完了されるか、またはプロセッサのハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組合せによって完了される可能性がある。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの当技術分野の成熟したストレージ媒体に置かれる可能性がある。ストレージ媒体は、メモリ930内に置かれる。プロセッサ920は、メモリ930内の情報を読み、プロセッサ920のハードウェアと組み合わせて上述の方法のステップを実施する。繰り返しを避けるために、詳細は本明細書において説明されない。

本発明のこの実施形態によるトラブルシューティングのデバイス900は、本発明の実施形態による方法のHSSに対応する可能性がある。さらに、トラブルシューティングのデバイス900のユニットおよびモジュールならびに上述のその他の動作および/または機能は、図4の方法300の対応する手順を実施するようにそれぞれ意図される。簡潔にするために、詳細は本明細書において説明されない。

本発明のこの実施形態のトラブルシューティングのデバイスによれば、ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスについての関連する情報が、HSSに記憶され、ユーザ機器にサービスを提供する第1のSCC ASが障害に陥るとき、第2のSCC ASが、HSSからATCFデバイスについての関連する情報を取得することができ、したがって、ユーザ機器のためにハンドオーバ処理が実行されるときに第2のSCC ASにハンドオーバ要求を送信するようにATCFデバイスに命令し得る。したがって、たとえ第1のSCC ASが障害に陥るとしても、ハンドオーバサービスがユーザ機器に引き続き提供される可能性があり、したがって、音声サービスの継続性が保証される可能性があり、ユーザエクスペリエンスが改善される可能性がある。

上述のプロセスの連番は本発明の様々な実施形態における実行順を意味しないことを理解されたい。プロセスの実行順は、プロセスの機能および内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実施プロセスに対するいかなる限定とも考えられるべきでない。

当業者は、本明細書において開示された実施形態に示された例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムのステップが、電子的なハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子的なハードウェアとの組合せによって実施され得ることを知っているであろう。機能がハードウェアによって実行されるのかまたはソフトウェアによって実行されるのかは、特定の用途、および技術的な解決策の設計の制約条件に応じて決まる。当業者は、説明された機能をそれぞれの特定の用途のために実装するために異なる方法を用いる可能性があるが、実装は、本発明の範囲外であると考えられるべきでない。

丁度よい簡潔な説明を目的として、上述のシステム、装置、およびユニットの特定の作業工程に関しては、上述の方法の実施形態の対応するプロセスが参照可能であり、詳細は本明細書において再度説明されないことが当業者によってはっきりと理解されるであろう。

本出願の中で提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法はその他の手法で実装され得ることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は例示的であるに過ぎない。例えば、ユニットの分割は、単に論理的な機能の分割であり、実際の実装においてはその他の分割である可能性がある。例えば、複数のユニットもしくは構成要素が、組み合わされるか、もしくは別のシステムに統合される可能性があり、または一部の特徴が、無視されるか、もしくは実行されない可能性がある。加えて、示されたかまたは検討された相互の結合または直接的な結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実装される可能性がある。装置またはユニットの間の間接的な結合または通信接続は、電子的、機械的、またはその他の形態で実装される可能性がある。

別々の部分として説明されたユニットは、物理的に分かれている可能性があり、または物理的に分かれていない可能性があり、ユニットとして示された部分は、物理的なユニットである可能性があり、または物理的なユニットではない可能性があり、すなわち、1つの位置に置かれる可能性があり、または複数のネットワークユニットに分散される可能性がある。ユニットの一部またはすべては、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要性に応じて選択され得る。

加えて、本発明の実施形態の機能ユニットが、1つの処理ユニットに統合される可能性があり、またはユニットの各々が、物理的に独立して存在する可能性があり、または2つ以上のユニットが、1つのユニットに統合される。

機能は、ソフトウェアの機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売されるかまたは使用されるとき、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本発明の技術的な解決策は基本的にソフトウェア製品の形態で実装される可能性があり、または従来技術に寄与する部分もしくは技術的な解決策の一部がソフトウェア製品の形態で実装される可能性がある。ソフトウェア製品は、ストレージ媒体に記憶され、本発明の実施形態において説明された方法のステップのすべてまたは一部を実行するように(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスである可能性がある)コンピュータデバイスに命じるためのいくつかの命令を含む。上述のストレージ媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。

上述の説明は、本発明の特定の実装方法であるに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するように意図されていない。本発明で開示された技術的範囲内で当業者によって容易に想到されるすべての変更または置き換えは、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、請求項の保護範囲に従うものとする。

100 トラブルシューティングの方法
300 トラブルシューティングの方法
400 トラブルシューティングの方法
500 トラブルシューティングの装置
510 受信ユニット
520 送信ユニット
600 トラブルシューティングの装置
610 受信ユニット
620 ストレージユニット
630 問い合わせユニット
640 送信ユニット
700 トラブルシューティングのシステム
800 トラブルシューティングのデバイス
810 バス
820 プロセッサ
830 メモリ
840 トランシーバ
900 トラブルシューティングのデバイス
910 バス
920 プロセッサ
930 メモリ
940 トランシーバ

Claims (40)

1. トラブルシューティングの方法であって、
   第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものでありホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信するステップであって、前記第2のSCC ASが、呼セッション制御機能CSCFデバイスが前記第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後に前記CSCFデバイスによって決定される、ステップと、
   前記第2のSCC ASによって前記ATCFデバイスの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスに前記第2のSCC ASの識別情報を送信するステップと、
   前記第2のSCC ASの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を前記第2のSCC ASによって受信するステップとを含む、方法。
2. ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前に、
   前記第2のSCC ASによってユーザデータ要求UDRメッセージを前記HSSに送信するステップであって、前記UDRメッセージが、前記ユーザ機器の加入者識別情報を含む、ステップをさらに含み、
   ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前記ステップが、
   前記ユーザ機器によってアクセスされる前記ATCFデバイスのものであり、前記HSSによって送信される前記識別情報を前記第2のSCC ASによって受信することであって、前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記HSSが前記加入者識別情報、および前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスを決定した後に前記HSSによって送信される、受信することを含む請求項1に記載の方法。
3. ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前に、
   前記第2のSCC ASによってUDRメッセージを前記HSSに送信するステップであって、前記UDRメッセージが、前記第1のSCC ASの識別情報を含む、ステップをさらに含み、
   ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前記ステップが、
   前記ユーザ機器によってアクセスされる前記ATCFデバイスのものであり、前記HSSによって送信される前記識別情報を前記第2のSCC ASによって受信することであって、前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記HSSが前記第1のSCC ASの前記識別情報、および前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスを決定した後に前記HSSによって送信される、受信することを含む請求項1に記載の方法。
4. ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前に、
   前記第1のSCC ASを前記第2のSCC ASによって置き換えるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される通知メッセージを前記第2のSCC ASによって受信するステップをさらに含み、
   前記第2のSCC ASによってUDRメッセージを前記HSSに送信する前記ステップが、
   前記第2のSCC ASによって前記通知メッセージに従って前記UDRメッセージを前記HSSに送信することを含む請求項2または3に記載の方法。
5. ユーザ機器によってアクセスされるATCFデバイスのものであり、HSSによって送信される識別情報を第2のSCC ASによって受信する前記ステップが、
   前記HSSによって送信されたユーザデータ応答UDAメッセージを前記第2のSCC ASによって受信することであって、前記UDAメッセージが、前記ATCFデバイスの前記識別情報および前記ユーザ機器のユーザデータを含む、受信することを含む請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよび前記ATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、前記第2のSCC ASの前記識別情報が、前記第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
7. トラブルシューティングの方法であって、
   ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報をホーム加入者サーバHSSによって受信し、記憶するステップと、
   前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、呼セッション制御機能CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを前記HSSによって受信するステップと、
   前記HSSによって前記要求メッセージに従って前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるステップと、
   第2のSCC ASが前記ATCFデバイスの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスに前記第2のSCC ASの識別情報を送信するように前記HSSによって前記第2のSCC ASに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信するステップであって、前記第2のSCC ASが、前記CSCFデバイスが前記第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後に前記CSCFデバイスによって決定される、ステップとを含む、方法。
8. ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶する前記ステップが、
   前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記ユーザ機器の加入者識別情報を前記HSSによって受信することと、
   前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
   前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを前記HSSによって受信する前記ステップが、
   前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを前記HSSによって受信することであって、前記要求メッセージが、前記ユーザ機器の前記加入者識別情報を含む、受信することを含み、
   前記HSSによって前記要求メッセージに従って前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせる前記ステップが、
   前記加入者識別情報、および前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記HSSによって決定することを含む請求項7に記載の方法。
9. ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶する前記ステップが、
   前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記第1のSCC ASの識別情報を前記HSSによって受信することと、
   前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
   前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを前記HSSによって受信する前記ステップが、
   前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを前記HSSによって受信することであって、前記要求メッセージが、前記第1のSCC ASの前記識別情報を含む、受信することを含み、
   前記HSSによって前記要求メッセージに従って前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせる前記ステップが、
   前記第1のSCC ASの前記識別情報、および前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記HSSによって決定することを含む請求項7に記載の方法。
10. 前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを前記HSSによって受信する前記ステップが、
    前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記第2のSCC ASを使用することによって前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを前記HSSによって受信することを含む請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを前記HSSによって受信する前記ステップが、
    前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを前記HSSによって受信することであって、前記要求メッセージが、前記第2のSCC ASの前記識別情報を含む、受信することを含み、
    前記HSSによって第2のSCC ASに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信する前記ステップが、
    前記第2のSCC ASの前記識別情報に従って前記第2のSCC ASに前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記HSSによって送信することを含む請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
12. 前記HSSによって第2のSCC ASに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信する前記ステップが、
    前記HSSによって前記第2のSCC ASにユーザデータ応答UDAメッセージを送信することであって、前記UDAメッセージが、前記ATCFデバイスの前記識別情報および前記ユーザ機器のユーザデータを含む、送信することを含む請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
13. 前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよび前記ATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、前記第2のSCC ASの前記識別情報が、前記第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む請求項7から12のいずれか一項に記載の方法。
14. トラブルシューティングの方法であって、
    ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報をホーム加入者サーバHSSによって受信し、記憶するステップと、
    呼セッション制御機能CSCFデバイスが前記第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後に第2のSCC ASを決定し、前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを前記HSSに前記CSCFデバイスによって送信するステップと、
    前記HSSによって前記要求メッセージに従って前記CSCFデバイスに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信するステップと、
    前記CSCFデバイスによって前記ATCFデバイスの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスに前記第2のSCC ASの識別情報を送信するステップと、
    前記第2のSCC ASの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を前記CSCFデバイスによって受信するステップであって、前記ハンドオーバ要求が、前記第2のSCC ASの前記識別情報を運ぶ、ステップと、
    前記CSCFデバイスによって前記第2のSCC ASの前記識別情報に従って前記第2のSCC ASに前記ハンドオーバ要求を転送するステップとを含む、方法。
15. ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶する前記ステップが、
    前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記ユーザ機器の加入者識別情報を前記HSSによって受信することと、
    前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
    前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを前記HSSに前記CSCFデバイスによって送信する前記ステップが、
    前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される前記要求メッセージを前記HSSに前記CSCFデバイスによって送信することであって、前記要求メッセージが、前記ユーザ機器の前記加入者識別情報を含む、送信することを含み、
    前記HSSによって前記要求メッセージに従って前記CSCFデバイスに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信する前記ステップが、
    前記加入者識別情報、および前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記HSSによって決定し、前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記CSCFデバイスに送信することを含む請求項14に記載の方法。
16. ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のSCC ASによって送信される識別情報をHSSによって受信し、記憶する前記ステップが、
    前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記第1のSCC ASの識別情報を前記HSSによって受信することと、
    前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶することとを含み、
    前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを前記HSSに前記CSCFデバイスによって送信する前記ステップが、
    前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される前記要求メッセージを前記HSSに前記CSCFデバイスによって送信することであって、前記要求メッセージが、前記第1のSCC ASの前記識別情報を含む、送信することを含み、
    前記HSSによって前記要求メッセージに従って前記CSCFデバイスに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信する前記ステップが、
    前記第1のSCC ASの前記識別情報、および前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記HSSによって決定し、前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記CSCFデバイスに送信することを含む請求項14に記載の方法。
17. 前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを前記HSSに前記CSCFデバイスによって送信する前記ステップが、
    前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される前記要求メッセージを、前記第2のSCC ASを使用することによって前記CSCFデバイスによって前記HSSに送信することを含む請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
18. 前記HSSによって前記要求メッセージに従って前記CSCFデバイスに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信する前記ステップが、
    前記要求メッセージに従って前記HSSによって、前記第2のSCC ASを使用することによって前記CSCFデバイスに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信することを含む請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
19. 前記CSCFデバイスが、問い合わせ呼セッション制御機能I-CSCFデバイスである請求項14から18のいずれか一項に記載の方法。
20. 前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよび前記ATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、前記第2のSCC ASの前記識別情報が、前記第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む請求項14から19のいずれか一項に記載の方法。
21. トラブルシューティングの装置であって、
    第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASが障害に陥った後、ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものでありホーム加入者サーバHSSによって送信される識別情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記装置が、呼セッション制御機能CSCFデバイスが前記第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後に前記CSCFデバイスによって決定される、受信ユニットと、
    前記ATCFデバイスの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスに前記装置の識別情報を送信するように構成された送信ユニットとを含み、
    前記受信ユニットが、前記装置の前記識別情報に従って前記ATCFデバイスによって送信されるハンドオーバ要求を受信するようにさらに構成される、装置。
22. 前記送信ユニットが、前記HSSにユーザデータ要求UDRメッセージを送信するようにさらに構成され、前記UDRメッセージが、前記ユーザ機器の加入者識別情報を含み、
    前記受信ユニットが、前記ユーザ機器によってアクセスされる前記ATCFデバイスのものであり、前記HSSによって送信される前記識別情報を受信するように特に構成され、前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記HSSが前記加入者識別情報、および前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスを決定した後に前記HSSによって送信される請求項21に記載の装置。
23. 前記送信ユニットが、前記HSSにUDRメッセージを送信するようにさらに構成され、前記UDRメッセージが、前記第1のSCC ASの識別情報を含み、
    前記受信ユニットが、前記ユーザ機器によってアクセスされる前記ATCFデバイスのものであり、前記HSSによって送信される前記識別情報を受信するように特に構成され、前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記HSSが前記第1のSCC ASの前記識別情報、および前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスを決定した後に前記HSSによって送信される請求項21に記載の装置。
24. 前記受信ユニットが、前記第1のSCC ASを前記装置によって置き換えるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される通知メッセージを受信するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットが、前記通知メッセージに従って前記HSSに前記UDRメッセージを送信するように特に構成される請求項22または23に記載の装置。
25. 前記受信ユニットが、前記HSSによって送信されたユーザデータ応答UDAメッセージを受信するように特に構成され、前記UDAメッセージが、前記ATCFデバイスの前記識別情報および前記ユーザ機器のユーザデータを含む請求項21から24のいずれか一項に記載の装置。
26. 前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよび前記ATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、前記装置の前記識別情報が、前記装置のアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む請求項21から25のいずれか一項に記載の装置。
27. トラブルシューティングの装置であって、
    ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASによって送信される識別情報を受信するように構成された受信ユニットと、
    前記ATCFデバイスの前記識別情報を記憶するように構成されたストレージユニットとを含み、
    前記受信ユニットが、前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、呼セッション制御機能CSCFデバイスによって送信される要求メッセージを受信するようにさらに構成され、前記装置が、
    前記要求メッセージに従って前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように構成された問い合わせユニットと、
    第2のSCC ASが前記ATCFデバイスの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスに前記第2のSCC ASの識別情報を送信するように前記第2のSCC ASに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信するように構成された送信ユニットであって、前記第2のSCC ASが、前記CSCFデバイスが前記第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後に前記CSCFデバイスによって決定される、送信ユニットとをさらに含む、装置。
28. 前記受信ユニットが、前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記ユーザ機器の加入者識別情報を受信するように特に構成され、
    前記ストレージユニットが、前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶するように特に構成され、
    前記受信ユニットが、前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを受信するように特に構成され、前記要求メッセージが、前記ユーザ機器の前記加入者識別情報を含み、
    前記問い合わせユニットが、前記加入者識別情報、および前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を決定するように特に構成される請求項27に記載の装置。
29. 前記受信ユニットが、前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記第1のSCC ASの識別情報を受信するように特に構成され、
    前記ストレージユニットが、前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶するように特に構成され、
    前記受信ユニットが、前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを受信するように特に構成され、前記要求メッセージが、前記第1のSCC ASの前記識別情報を含み、
    前記問い合わせユニットが、前記第1のSCC ASの前記識別情報、および前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を決定するように特に構成される請求項27に記載の装置。
30. 前記受信ユニットが、前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記第2のSCC ASを使用することによって前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを受信するように特に構成される請求項27から29のいずれか一項に記載の装置。
31. 前記受信ユニットが、前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信される前記要求メッセージを受信するように特に構成され、前記要求メッセージが、前記第2のSCC ASの前記識別情報を含み、
    前記送信ユニットが、前記第2のSCC ASの前記識別情報に従って前記第2のSCC ASに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信するように特に構成される請求項27から29のいずれか一項に記載の装置。
32. 前記送信ユニットが、前記第2のSCC ASにユーザデータ応答UDAメッセージを送信するように特に構成され、前記UDAメッセージが、前記ATCFデバイスの前記識別情報および前記ユーザ機器のユーザデータを含む請求項27から31のいずれか一項に記載の装置。
33. 前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよび前記ATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、前記第2のSCC ASの前記識別情報が、前記第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む請求項27から32のいずれか一項に記載の装置。
34. トラブルシューティングのシステムであって、
    ユーザ機器によってアクセスされるアクセス転送制御機能ATCFデバイスのものである識別情報をホーム加入者サーバHSSに送信するように構成された第1のサービス集中化および継続性アプリケーションサーバSCC ASと、
    前記第1のSCC ASが障害に陥ることを検出した後、第2のSCC ASを決定し、前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される要求メッセージを前記HSSに送信するように構成され、前記要求メッセージに従って前記HSSによって送信された前記ATCFデバイスの前記識別情報を受信するように構成され、前記ATCFデバイスの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスに前記第2のSCC ASの識別情報を送信するように構成され、前記第2のSCC ASの前記識別情報に従って前記ATCFデバイスによって送信され、前記第2のSCC ASの前記識別情報を運ぶハンドオーバ要求を受信するように構成され、前記第2のSCC ASの前記識別情報に従って前記第2のSCC ASに前記ハンドオーバ要求を転送するように構成された呼セッション制御機能CSCFデバイスと、
    前記ATCFデバイスの前記識別情報を受信し、記憶し、前記要求メッセージに従って前記CSCFデバイスに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信するように構成された前記HSSと、
    前記CSCFデバイスによって転送された前記ハンドオーバ要求を受信するように構成された前記第2のSCC ASとを含む、システム。
35. 前記HSSが、特に、前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記ユーザ機器の加入者識別情報を受信し、前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶し、前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信され、前記ユーザ機器の前記加入者識別情報を含む前記要求メッセージを受信し、前記加入者識別情報、および前記加入者識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を決定し、前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記CSCFデバイスに送信するように構成される請求項34に記載のシステム。
36. 前記HSSが、特に、前記ユーザ機器によってアクセスされる前記アクセス転送制御機能ATCFデバイスのものであり、前記第1のSCC ASによって送信される前記識別情報、および前記第1のSCC ASの識別情報を受信し、前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスの前記識別情報との間のマッピング関係を記憶し、前記ATCFの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用され、前記CSCFデバイスによって送信され、前記第1のSCC ASの前記識別情報を含む前記要求メッセージを受信し、前記第1のSCC ASの前記識別情報、および前記第1のSCC ASの前記識別情報と前記ATCFデバイスとの間のマッピング関係についての情報に従って前記ATCFデバイスおよび前記ATCFデバイスの前記識別情報を決定し、前記ATCFデバイスの前記識別情報を前記CSCFデバイスに送信するように構成される請求項34に記載の装置。
37. 前記CSCFデバイスが、前記ATCFデバイスの前記識別情報を問い合わせるように命令するために使用される前記要求メッセージを、前記第2のSCC ASを使用することによって前記HSSに送信するように特に構成される請求項34から36のいずれか一項に記載の装置。
38. 前記HSSが、前記要求メッセージに従って、前記第2のSCC ASを使用することによって前記CSCFデバイスに前記ATCFデバイスの前記識別情報を送信するように特に構成される請求項34から37のいずれか一項に記載の装置。
39. 前記CSCFデバイスが、問い合わせ呼セッション制御機能I-CSCFデバイスである請求項34から38のいずれか一項に記載の装置。
40. 前記ATCFデバイスの前記識別情報が、前記ATCFデバイスのパブリックサービス識別情報PSIおよび前記ATCFデバイスの経路統一資源識別子Path URIを含み、前記第2のSCC ASの前記識別情報が、前記第2のSCC ASのアクセス転送更新-セッション転送識別子ATU-STIを含む請求項34から39のいずれか一項に記載の装置。

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