JP2018205947A - タブレット収納引き出しおよびタブレット固定構造 - Google Patents

タブレット収納引き出しおよびタブレット固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】複数サイズのタブレットを固定できるタブレット収納引き出しおよび固定構造を提供することを課題とする。【解決手段】収納フレーム10と、収納フレーム10に出没可能に内蔵された出没トレイ20と、出没トレイ20に起上り可能に設けられた支持ベース30と、支持ベース30に設けられタブレット2を保持する板状ホルダ50と、を備えており、板状ホルダ50には、タブレット2の周縁部を押さえる複数の保持爪51,51・・が固定位置を移動可能に取り付けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、タブレット型のコンピュータやパソコン周辺機器を固定できるタブレット収納引き出しおよびタブレット固定構造に関する。
従来、薄型のコンピュータ用ディスプレイやテレビ(以下、単に「ディスプレイ」という。)を机や棚の内部に収納できるとともに、必要なときにその場で使用できるパネル型ディスプレイ収納引き出しがあった(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の収納引き出しでは、ディスプレイは、引き出しの中に設けられたアタッチメントにビス止めすることで取り付けられる構成となっていた。
特開2001−217559号公報
近年においては、タブレット型のコンピュータやパソコン周辺機器(以下、単に「タブレット」という。)が主流になりつつある。タブレットには、ビス孔がない場合が多いため、特許文献1の収納引き出しにタブレットを取り付けることができないという問題があった。また、タブレットは、多くの機種が発売されていて、サイズも多種多様である。そのため、複数サイズのタブレットを固定できる収納引き出しや固定構造が要求されている。
そこで、本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、複数サイズのタブレットを固定できるタブレット収納引き出しおよび固定構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第一の本発明は、収納フレームと、前記収納フレームに出没可能に内蔵された出没トレイと、前記出没トレイに起上り可能に設けられた支持ベースと、前記支持ベースに設けられタブレットを保持する板状ホルダと、を備えており、前記板状ホルダには、前記タブレットの周縁部を押さえる複数の保持爪が固定位置を移動可能に取り付けられていることを特徴とするタブレット収納引き出しである。
このような構成のタブレット収納引き出しによれば、複数サイズのタブレットを固定できる。さらに、収納時には、タブレットを出没トレイ内で寝かせた状態で収納フレーム内に挿入でき、使用時には、タブレットを引き出して出没トレイから起き上がらせた状態で操作することができる。
本発明のタブレット収納引き出しでは、前記保持爪が、前記板状ホルダにスライド可能に取り付けられているものが好ましい。このような構成によれば、保持爪の取付位置の自由度が高くなり、多数のサイズのタブレットを固定できる。
また、本発明のタブレット収納引き出しでは、前記板状ホルダが、前記支持ベースに回転可能に取り付けられているものが好ましい。このような構成によれば、タブレットを固定した状態のままで、横画面表示と縦画面表示の両方に対応することができる。
さらに、本発明のタブレット収納引き出しでは、前記板状ホルダの表面には、前記タブレットの背面が当接する受部材が設けられており、前記受部材は弾性部材にて構成されているものが好ましい。このような構成によれば、保持爪で、タブレットを受部材に押し付けるように保持すれば、弾性力を利用してタブレットを保持できるので、保持力を高くすることができる。
前記課題を解決するための第二の本発明は、タブレットを保持する板状ホルダと、前記板状ホルダに設けられた複数の保持爪を備えており、前記保持爪は、前記板状ホルダに固定位置を移動可能に取り付けられていることを特徴とするタブレット固定構造である。このような構成のタブレット固定構造によれば、複数サイズのタブレットを固定することができる。
本発明に係るタブレット収納引き出しおよびタブレット固定構造によれば、複数サイズのタブレットを固定することができる、という作用効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係るタブレット収納引き出しのタブレットの使用状態を示した斜視図である。 (a)はタブレットの収納状態を示した平面図、(b)は出没トレイを引き出した状態を示した平面図、(c)はタブレットの使用状態を示した平面図である。 (a)はタブレットの収納状態を示した側面図、(b)は出没トレイを引き出した状態を示した側面図、(c)はタブレットの使用状態を示した側面図である。 (a)はタブレットの収納状態を示した正面図、(b)はタブレットの使用状態を示した正面図である。 支持ベースが起き上がった状態を正面側から示した斜視図である。 支持ベースが起き上がった状態を背面側から示した斜視図である。 板状ホルダを正面側から示した斜視図である。 板状ホルダを背面側から示した分解斜視図である。 保持爪を示した斜視図である。 保持爪を示した断面図である。 板状ホルダと支持ベースの取付構造を説明するための分解斜視図である。 タブレットの使用状態を背面側から示した斜視図である。 タブレット収納引き出しのタブレットを縦方向に保持した使用状態を示した斜視図である。 (a)はタブレット収納引き出しのタブレットを縦方向に保持した使用状態を示した平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、説明において、同一要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略するものとする。
図1乃至図4に示すように、本発明の実施形態に係るタブレット収納引き出し(以下、単に「引き出し」という)1は、机や棚等の支持体(図示せず)に対して取り付け可能な収納フレーム10と、この収納フレーム10に出没可能に内蔵された出没トレイ20と、出没トレイ20に起上り可能に設けられた支持ベース30と、支持ベース30に設けられた板状ホルダ50と、を備えている。
収納フレーム10は前面と背面が開口した金属製箱体であり、その前面両側にはフランジ11a,11aが張り出している。各フランジ11aには上下にビス孔11b,11bが設けられており、これを利用して収納フレーム10を支持体に取り付けることができるようになっている。
また、収納フレーム10の底面には通気孔11cが穿設されており(図2参照)、出没トレイ20に収容されたタブレット2から発生した熱を逃がすことができるようになっている。なお、図1中、「12」は、収納フレームの天板を示す。図2では、天板の図示を省略している。
収納フレーム10の内部には、コードガイドアーム13が設けられている(図2参照)。コードガイドアーム13には、タブレット2の充電コードや接続コード(図示せず)等の配線が設置される。コードガイドアーム13は、折り畳み可能に構成されており、出没トレイ20の収納時には、折り畳まれ(図2の(a)参照)、出没トレイ20の引き出し時には、広がる(図2の(b)参照)。コードガイドアーム13は、横向きの溝型形状を呈しており、溝内に配線が敷設されている。コードガイドアーム13を設けたことによって、出没トレイ20の出し引きの際に、配線がコードガイドアーム13に追従して動くため、収納の作業性が高い。
出没トレイ20は、タブレット2を収容する大きさ・形状の金属製トレイである。この出没トレイ20は、収納フレーム10の両内側面に固定されたスライドレール21,21によって、収納フレーム10の前面開口から摺動しつつ出没するように収納フレーム10に内蔵されている(図2及び図3参照)。
また、出没トレイ20の前面パネル22は、出没トレイ20と別体になっており、支持ベース30の前端に設けられている。支持ベース30は、板状ホルダ50を支持する部材である。支持ベース30の両側部は、それぞれ回動アーム31に固定されていて、出没トレイ20に対して起上り可能に構成されている。回動アーム31の基端部は、スライドレール21の前端部に固定されており、出没トレイ20の前端部を中心にして、後部が起き上がる。回動アーム31の基端部にはラッチ機構が設けられており、回動アーム31を所定角度ピッチで停止可能になっている。支持ベース30が起き上がると、前面パネル22も共に回動し、前面パネル22は出没トレイ20の前面で倒れた状態となる。
図5および図6に示すように、支持ベース30を使用状態(起き上がった状態)としたときの上方の幅方向中間部には、溝部32が形成されている。溝部32には、板状ホルダ50の背面に取り付けられる支持板33が挿入される。溝部32は、支持ベース30が起き上がった状態で、手前側が開口している。溝部32の手前開口端は、幅方向内側に張り出していて、係止部34が形成されている。係止部34は、支持板33が手前に落下しないように係止している。起き上がった状態の溝部32の上端は開放されており、支持板33が上下に移動可能になっている。溝部32の底面には、支持板33の移動方向に延在する長孔35が形成されている。長孔35には、支持板33の裏面に取り付けられた突部36(図6参照)が挿通されている。突部36は、長孔35の長さの範囲内で移動し、突部36が長孔35の端部に当接することで、支持板33の移動が規制される。つまり、長孔35と突部36とで、支持板33の移動のガイドとストッパの役目を果たす。
支持板33は、断面凸型を呈しており、幅広部分33aと幅狭部分33bとを有している。幅広部分33aが溝部32の奥側に挿入され、幅狭部分33bが両側の係止部34,34間に位置する。幅狭部分33bの厚さは、係止部34の厚さと同等であって、幅狭部分33bの表面と支持ベース30の表面が面一になる。幅狭部分33bの表面には、ネジ孔37が形成されている。ネジ孔37は、板状ホルダ50を固定するためのネジが螺合される部位であって、複数形成されている。
図5に示すように、起き上がった状態の支持ベース30の下端部には、板状ホルダ50が載置される載置台38が設けられている。載置台38は、幅方向に延在している。載置台38の載置面には、弾性部材39が敷設されている。
支持ベース30には、開口部41が形成されており、引き出し1の軽量化および放熱効果の向上を図っている。
図7に示すように、板状ホルダ50は、タブレット2を保持する部材である。板状ホルダ50には、タブレット2の周縁部を四方向から押さえる複数の保持爪51,51・・が固定位置を移動可能に取り付けられている。
板状ホルダ50は、平面視で略長方形の基板部52と、基板部52の周縁部から外側に延出する複数の張出部53,53・・とを備えている。張出部53は、保持爪51がスライド可能に取り付けられる部位である。基板部52の周縁部の短辺部52aには、張出部53が三つずつ繋がっている。張出部53は、短辺部52aの両端部とその中間部からそれぞれ延出している。三つの張出部53,53,53は、それぞれが短辺部52aの延長方向に対して直交する方向に張り出しており、互いに平行になっている。基板部52の周縁部の一方の長辺部52bには、一つの張出部53が繋がり、他方の長辺部52bには、二つの張出部53,53が繋がっている。一つの張出部53は、長辺部52bの延長方向に対して直交する方向に張り出しており、一方の長辺部52bの中間部から延出している。二つの張出部53,53は、それぞれが長辺部52bの延長方向に対して直交する方向に張り出しており、他方の長辺部52bの両端部から互いに平行に延出している。張出部53には、延出方向に沿った長孔54が形成されている。長孔54は、保持爪51の移動のガイドとなる。
図8にも示すように、板状ホルダ50は、表面側の第一プレート55と、裏面側の第二プレート56と、円形プレート61とを備えている。第一プレート55と第二プレート56は、ともに同等の外周形状を備えており、それぞれ基板部52と張出部53,53・・とを備えている。第一プレート55は、第二プレート56よりも厚く形成されている。第一プレート55の基板部52の中央部には、円形プレート61が挿入される第一貫通孔57が形成されている。第一貫通孔57の周縁部の第一プレート55の裏面側には、段状に形成された拡径部58が形成されている。第二プレート56の基板部52の中央部には、円形プレート61が挿入される第二貫通孔59が形成されている。第一貫通孔57と第二貫通孔59は、互いに同軸になるように形成されている。
第一プレート55の張出部53の裏面には、溝部60が形成されている。溝部60は、長孔54よりも幅広で、長孔54に沿って形成されている。
図8に示すように、円形プレート61は、第一プレート55と第二プレート56との間に回転可能に挟持される部位である。円形プレート61は、厚さ方向中間部に鍔部62が形成された円板形状となっている。鍔部62の外径寸法は、拡径部58の周壁の内径寸法と同じである。鍔部62の厚さ寸法は、拡径部58の高さ寸法と同じである。円形プレート61の厚さ方向一端側の円板部61aと他端側の円板部61bは、外径寸法が同じである。一端側の円板部61a(図7参照)の厚さ寸法は、第一貫通孔57の厚さ寸法から拡径部58の高さ寸法をひいた寸法と同じである。他端側の円板部61bの厚さ寸法は、第二貫通孔59の厚さ寸法と同じである。
円形プレート61を装着するに際しては、一端側の円板部61aが第一プレート55の表面側になるように、第一貫通孔57に挿入する。このとき、鍔部62は、拡径部58に嵌まる。その後、他端側の円板部61bが第二貫通孔59に挿通するように、第二プレート56を第一プレート55の裏面に取り付ける。これによって、第一プレート55と第二プレート56とで円形プレート61が挟持される。一端側の円板部61aの表面は、第一プレート55の表面と面一になり、他端側の円板部61bの表面は、第二プレート56の裏面と面一になる。
円形プレート61には、ネジ孔63が形成されている。ネジ孔63は、支持板33のネジ孔37に対応する位置に複数形成されている。円形プレート61は、支持板33に固定されており、第一プレート55と第二プレート56が、円形プレート61に対して回転する。
図7に示すように、基板部52の周縁部には、タブレット2の背面が当接する受部材70が設けられている。受部材70は、環状を呈しており、ゴム等の弾性部材にて構成されている。受部材70は、両面テープにて、基板部52の表面に貼り付けられている。受部材70は所定厚さを備えている。受部材70を設けたことで、タブレット2が基板部52の表面から浮いた状態で支持されることになるので、タブレット2の充電ポートやUSBポートに、コードを接続し易くなる。
図7に示すように、保持爪51は、タブレット2の周縁部を押さえてタブレット2を板状ホルダ50に固定する部位である。保持爪51は、タブレット2を上下左右の四方向から内側に押さえる。保持爪51は、張出部53の長孔54に沿ってスライドし、所定位置で固定される。
図9および図10に示すように、保持爪51は、張出部53を表面側から囲うベース部65と、タブレット2を押さえる押圧部66とを備えている。ベース部65は、断面門型形状を呈しており、張出部53の表面と両側面を囲うように構成されている。押圧部66は、ベース部65の表面側から突出しており、ベース部65と一体的に形成されている。タブレット2側となる押圧部66の押圧面67は、板状ホルダ50から離れるに連れて、基板部52(図7参照)側に近付くように傾斜している。つまり、保持爪51がタブレット2を四方向から押さえることで、タブレット2が板状ホルダ50側に押圧されることとなる。押圧面67には、所定厚さの緩衝板67aが敷設されている。緩衝板67aは、ゴムや樹脂にて構成されており、タブレット2を押圧する際の緩衝材の役目を果たす。緩衝板67aは、押圧面67の前面に敷設されているので、色々な厚さのタブレット2を適宜押さえることができる。
押圧部66には、表面側に開口する凹部68が形成されており、凹部68の底面には、ベース部65を貫通するボルト孔69(図10参照)が形成されている。図10に示すように、凹部68には六角穴付のボルトBが挿入され、ボルトBの軸部が板状ホルダ50の長孔54に挿通されている。溝部60には、ナットNが挿入しており、ボルトBがナットNに螺合されている。ナットNは、二面幅が溝部60の幅寸法より小さく、対角距離が溝部60の幅寸法より大きい。つまり、ナットNは、溝部60の長手方向に移動可能で、且つ溝部60内で回転不能になっている。保持爪51を移動させるに際しては、ボルトBとナットNを緩めておき、保持爪51を長孔54に沿って移動可能な状態にしておき、押圧面67の緩衝板67aをタブレット2の周縁部に当接させる。この状態で、ボルトBを回転させて、ナットNを締め付けることで、ボルトBおよびナットNが第一プレート55を挟み、保持爪51が張出部53に固定される。ボルトBを回転させる六角棒スパナ23は、出没トレイ20の底面に取り付けられている(図2の(b)参照)。
以上の構成の保持爪51で、タブレット2を四方向から保持すると、押圧面67の傾斜によって、タブレット2が板状ホルダ50側に押圧される。すると受部材70が厚さ方向に圧縮されてその復元力によってタブレット2が押し返される。したがって、タブレット2の保持力が大きくなり、強固に固定される。さらに、受部材70を設けたことで、タブレット2のすべり止めの効果も得ることができる。
次に、図2乃至図4を参照しつつ、引き出し1の動作を説明する。図2の(a)、図3の(a)および図4の(a)は、出没トレイ20が収納フレーム10に内蔵された状態を示している。この状態において、収納フレーム10内にコードガイドアーム13が折り畳まれており、配線がねじれることなく収容されている。収納フレーム10内では、タブレット2は、横置き状態、すなわち、収納フレームの幅方向にタブレット2の長手方向が沿う向きに配置されている。
図2の(b)および図3の(b)に示すように、出没トレイ20を手前に引き出し、板状ホルダ50やタブレット2を露出させる。このとき、充電コード等の配線は、コードガイドアーム13によって、ガイドされているので、ねじれることなく引き延ばされる。
次に、支持ベース30、板状ホルダ50およびタブレット2を引き起こし、タブレット2の表示面を手前に向けて使いやすい角度に調節する。この状態でタブレット2を使用してもよいし、出没トレイ20を収納フレーム10内に押し戻して使用してもよい。このとき、板状ホルダ50は、載置台38上に載置されているので、タブレット2および板状ホルダ50の荷重を確実に支持できる。
本実施形態に係る引き出し1では、タブレット2を横置き状態(図1参照)だけでなく、図13および図14に示すように、縦置き状態にして使用することもできる。横置き状態から縦置き状態に変更するに際しては、まず、板状ホルダ50とタブレット2を支持ベース30から持ち上げる。板状ホルダ50とタブレット2は、回転時に載置台38と干渉しない高さまで引き上げる。板状ホルダ50とタブレット2を持ち上げると、支持板33も持ち上げられる。このとき、支持板33の背面の突部36は、長孔35に沿って移動する。突部36は、長孔35の上端に当接するので、支持板33の動きが規制される。これによって、支持板33が溝部32から抜け出すのを防止できる。
板状ホルダ50とタブレット2を回転可能な高さまで持ち上げた後、これらを90度回転させる。そして、板状ホルダ50とタブレット2を下して、載置台38上に載置する。これによって、タブレット2を縦画面表示で使用することができる。
また、前記引き出し1では、各保持爪51が板状ホルダ50の張出部53において、タブレット2に近接離間する方向にスライド可能に設けられているので、保持爪51の取付位置の自由度が高くなり、多数のサイズのタブレット2を固定することができる。さらに、張出部53が複数列設けられているので、多様な形状のタブレットに対応することができる。つまり、図7では、左右に張り出す張出部53のうち、いずれも高さ方向中央の張出部53に保持爪51が設けられているが、上または下の張出部53に保持爪51を設けてもよい。タブレット2の充電ポートやUSBポート等の各ポートは、機種によって位置がさまざまである。前記のように保持爪51の取付位置を適宜選択すれば、多数のサイズに対応してタブレットを保持しつつ、各ポートを保持爪51で塞がないようにすることができる。また、保持爪51の個数を多くすれば、重量の大きいタブレットも保持することができる。
本実施形態に係る引き出し1によれば、収納時には、タブレット2を出没トレイ20内で寝かせた状態で収納フレーム10内に挿入できるので、収納スペースの小型化を図ることができる。一方、使用時には、タブレット2を引き出して出没トレイ20から起き上がらせた状態で操作することができるので、タブレット2の操作の作業性が良好である。
また、板状ホルダ50が、支持ベース30に回転可能に取り付けられているので、タブレット2を板状ホルダ50に固定した状態のままで、横画面表示と縦画面表示の両方に対応することができる。
以上本発明の第一実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。例えば、前記実施形態では、保持爪51は、溝部60に設置したナットNにボルトBを螺合させて、張出部53に固定されているが、これに限定されるものではない。張出部を囲むように保持爪を形成し、保持爪に螺合したボルトの軸部の先端で張出部の表面を押圧することで、保持爪を張出部に固定するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、板状ホルダ50は、載置台38上に載置されているので、一旦持ち上げて回転させるようになっているが、これに限定されるものではない。板状ホルダを回転可能な位置に固定しておき、その位置のままで板状ホルダを回転させるようにしてもよい。また、張出部53の本数や間隔、形状は、前記した形態に限定されるものではなく、適宜設定すればよい。
1 タブレット収納引き出し
2 タブレット
10 収納フレーム
20 出没トレイ
30 支持ベース
50 板状ホルダ
51 保持爪
70 受部材

Claims (5)

  1. 収納フレームと、前記収納フレームに出没可能に内蔵された出没トレイと、前記出没トレイに起上り可能に設けられた支持ベースと、前記支持ベースに設けられタブレットを保持する板状ホルダと、を備えており、
    前記板状ホルダには、前記タブレットの周縁部を押さえる複数の保持爪が固定位置を移動可能に取り付けられている
    ことを特徴とするタブレット収納引き出し。
  2. 前記保持爪は、前記板状ホルダにスライド可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のタブレット収納引き出し。
  3. 前記板状ホルダは、前記支持ベースに回転可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタブレット収納引き出し。
  4. 前記板状ホルダの表面には、前記タブレットの背面が当接する受部材が設けられており、
    前記受部材は弾性部材にて構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のタブレット収納引き出し。
  5. 支持ベースと、前記支持ベースに設けられタブレットを保持する板状ホルダと、前記板状ホルダに設けられた複数の保持爪を備えており、
    前記保持爪は、前記板状ホルダに固定位置を移動可能に取り付けられている
    ことを特徴とするタブレット固定構造。
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