JP2018203667A - クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離されるペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤 - Google Patents

クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離されるペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤 Download PDF

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Abstract

【課題】新たな抗腫瘍剤を提供する。【解決手段】クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物を熱水抽出処理し、その熱水抽出液から分子量10000以下の低分子物質を除去した後、精製処理して得られる、糖組成がガラクトースを主構成成分とし、更にグルコース、マンノース、キシロース、ラムノース、アラニノース及びフラクトースを他の構成成分とする高分子量のヘプチドヘテロ多糖体を、抗腫瘍剤の活性成分とした。【選択図】なし

Description

本発明は、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物の熱水抽出液から精製分離される特定の糖組成を有する高分子量のペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤に関する。
クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離された、糖組成がマンノースを主構成成分とし、更にグルコースを他の構成成分とする多糖体や、糖成分がラムノースを主構成成分とし、更にグルコース、ガラクトース、マンノース及びキシロースを他の構成成分とする多糖体に、免疫調節作用や免疫賦活作用のあることが報告されている(例えば非特許文献1及び2参照)。またクロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物の熱水抽出液から精製分離した高分子量のペプチドヘテロ多糖体に、補体第3成分の活性化作用のあることが報告されている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2015−44753号公報 特開2017−52912号公報
Eur.Food Res.Technol.,2006,Vol.224,No2,225〜228頁 J.Agric.Food Chem.,2010,Vol.58,927〜936頁
本発明が解決しようとする課題は、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物の熱水抽出液から精製分離した高分子量のペプチドヘテロ多糖体の新たな用途を提供する処にある。
本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物を熱水抽出処理し、その熱水抽出液から低分子物質を除去した後、精製処理して得られる、特定の糖組成を有する高分子量のペプチドヘテロ多糖体に優れた抗腫瘍活性があることを見出した。
すなわち本発明は、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物を熱水抽出処理し、その熱水抽出液から分子量10000以下の低分子物質を除去した後、精製処理して得られる、糖組成がガラクトースを主構成成分とし、更にグルコース、マンノース、キシロース、ラムノース、アラニノース及びフラクトースを他の構成成分とする高分子量のヘプチドヘテロ多糖体を含有することを特徴とするクロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離されるペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤に係る。
一般にクロレラとしては、クロレラ・ピレノイドサ、クロレラ・エリプソイデア、クロレラ・ブルガリス、クロレラ・レギラリス等が挙げられるが、本発明では、なかでもクロレラ・ピレノイドサを用いる。
本発明において、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物は、例えば、クロレラ・ピレノイドサの粉体の10〜25質量%水懸濁液を、10℃以下に冷却して湿式粉砕機に供し、細胞壁破砕物のスラリーの温度が40℃以下となるよう微粉砕した後、直ちに10℃以下に冷却することにより得られる。必要に応じて、更に真空乾燥し、粉砕することもできる。用いる湿式粉砕機としては、外周に冷媒の流通可能なジャケットを備えるボールミルや振動ミル等が挙げられる。
本発明において、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物の熱水抽出処理には、70℃以上の熱水を用いるのが好ましく、95〜100℃の熱水を用いるのが好ましい。通常、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物の5〜20質量%熱水懸濁液を撹拌下に1〜5時間抽出処理する。
前記のように熱水抽出処理したものを、例えば遠心分離し、その上澄液を透析濾過や限外濾過等に供して、分子量10000以下の低分子物質を除去する。尚、本発明において分子量は、ゲル濾過法により測定されるプルラン換算の数平均分子量である。
前記のように分子量10000以下の低分子物質を除去したものを精製処理に供する。精製処理は、エタノール沈殿処理、イオン交換クロマト処理及びゲル濾過処理から選ばれる少なくとも一つで行なうのが好ましく、二つ以上を組合わせて行なうのがより好ましい。例えば、前記のように分子量10000以下の低分子物質を除去したものに、3容量倍程度の無水エタノールを加え、沈殿物を遠心分離し、遠心分離した沈殿物を無水エタノールで洗浄し、乾燥した後、かくしてエタノール沈殿処理したものを、イオン交換クロマト処理及びゲル濾過処理に供する。イオン交換クロマト処理は、例えば和光純薬工業社製の商品名DEAE−Cellulose(Cl)等を用いて行なうことができ、またゲル濾過処理は、例えば和光純薬工業社製の商品名Sephadex G−50等を用いて行なうことができる。
以上説明したように、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物を熱水抽出処理し、その熱水抽出液から分子量10000以下の低分子物質を除去した後、精製処理すると、特定の糖組成を有する高分子量のペプチドヘテロ多糖体が得られる。本発明では、かかるペプチドヘテロ多糖体を抗腫瘍活性成分として用いる。
前記のペプチドヘテロ多糖体は、糖組成がガラクトースを主構成成分とし、更にグルコース、マンノース、キシロース、ラムノース、アラビノース及びフラクトース等を構成成分とする、分子量が100万〜500万程度の高分子量のものであり、糖組成がガラクトースを主構成成分とするという特徴を有し、また分子量が極めて高いという特徴を有する。
詳しくは実施例の欄で後述するように、前記のペプチドヘテロ多糖体は、優れた抗腫瘍活性を示し、5−フルオロラウシルと併用すると、更により優れた抗腫瘍活性を示す。
本発明で用いる、クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物の熱水抽出液から精製分離される特定の糖組成を有する高分子量のペプチドヘテロ多糖体は、優れた抗腫瘍活性を示す。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳しく説明するが、本発明がかかる実施例に限定されるというものではない。
試験区分1(ペプチドヘテロ多糖体の分離)
クロレラ・ピレノイドサの20質量%水懸濁液を、外周に冷媒の流通可能なジャケットを有し且つ粉砕筒内に粉砕媒体としてグラスビーズを装填したボールミルに供して、品温を40℃以下に保持しつつ2時間、湿式粉砕した後、湿式粉砕したスラリーを取り出し、真空乾燥して粉砕し、細胞壁を破砕したクロレラ・ピレノイドサの乾燥粉砕物400gを得た。
前記のクロレラ・ピレノイドサの乾燥粉砕物に95〜100℃の熱水を加えて、15質量%熱水懸濁液とし、煮沸還流下に2時間、撹拌して熱水抽出処理した。室温に冷却後、沈殿物上の上澄液を分画分子量10000のフィルターを用いて限外濾過し、濾液を廃棄して、1回目の抽出残渣を得た。別に、前記の沈殿物についても同様の熱水抽出処理を行ない、同様に限外濾過して、2回目の抽出残渣を得た。
前記の1回目の抽出残渣と2回目の抽出残渣の混合物を3℃で12時間静置した後、室温下に10000rpmで20分間遠心分離処理し、上澄液と沈殿物に分けた。上澄液を回収し、3℃で分画分子量10000のフィルターを用いて限外濾過して、非濾過画分を得た。
前記の非濾過画分に、3容量倍の無水エタノールを加えて撹拌し、室温下に10000rpmで遠心分離処理して、上澄液と沈殿物に分けた。この沈殿物を回収し、無水エタノールで3回洗浄した後、更に無水エーテルで1回洗浄した。その後、40℃で真空乾燥してFA(粗多糖)を得た。
前記のFAを水に溶解させ、イオン交換クロマトグラフィー{和光純薬工業社製の商品名DEAE−Cellulose(Cl)の使用による勾配溶離(gradient elution with 0→1.0MNaCl)}に供して、画分FA−1、FA−2、FA−3に分画した。画分FA−1を、ゲル濾過法{和光純薬工業社製の商品名Sephadex G−50の使用による勾配溶離(gradient elution with 0→2.0MNaCl)}により精製して、FA−1a(ペプチドヘテロ多糖体)を得た。クロレラ・ピレノイドサの乾燥粉末物400gからのFA(粗多糖)及びFA−1a(ペプチドヘテロ多糖体)の収量は、真空凍結乾燥粉末でそれぞれ15.63g及び253.27mgであった。
前記のFA−1aを分析した結果、次のような理化学的性質(a)〜(e)を有するペプチドヘテロ多糖体であった。
(a)平均分子量:100万
(b)比旋光度:[a]−11.6(測定温度25℃)
(c)窒素含量5.39%、蛋白質含量29.5%、多糖含量70.3%(各質量%)
(d)糖組成(モル%):ガラクトース(32)/グルコース(25)/マンノース(13)/キシロース(8)/ラムノース(7)/アラビノース(5)/フラクトース(3)
(e)アミノ酸組成(モル%):グルタミン酸(15.1)/アスパラギン酸(13.8)/アラニン(9.9)/ロイシン(8.9)/トレオニン(6.5)/リシン(6.2)/バリン(5.9)/グリシン(5.8)/プロリン(5.5)/セリン(5.4)/アルギニン(4.8)/フェニルアラニン(3.6)/イソロイシン(3.1)/チロシン(2.1)/ヒスチジン(1.7)/メチオニン(1.6)
試験区分2(抗腫瘍活性の試験その1)
5週齢のマウス{日本エスエルシー社製のC57BL/6CrSLC(SPF)}を購入し、これらのうちで、7日間予備飼育した後、一般的症状観察及び尿検査で異常が認められなかったマウスを試験に供した。またルイス肺癌細胞は、愛知ガンセンターより供与され、三重大学医学部にて本発明者の一人である伊藤均が継代しているものを用いた。以上のマウス及び血行性に容易に肺転移を起こすルイス肺癌細胞等を用いて、次のように、試験区分1で分離したFA−1a(ペプチドヘテロ多糖体)の抗腫瘍活性の試験を行なった。
1群10匹のマウスとし、試験1では、対照群と、合計3群(第1群、第2群及び第3群)の投与群で試験した。マウスは、温度23±2℃、相対湿度55±5%のバリアシステムのプラスチックケージで、固形飼料(日本クレア社製の商品名クレアCE−7)と水道水とを自由に摂取させて、14日間飼育した(飼育は試験2でも、また試験3でも同じ)。
試験1では、試験開始日に、対照群及び合計3群の投与群(第1群、第2群及び第3群)の各マウスの足蹠部皮下に、ルイス肺癌細胞を10個となるよう移植した。第1群のマウスは、試験開始後10日目に、FA−1aを5mg/kgとなるよう腹腔内に投与し、前記のように14日間飼育した。また第2群のマウスは同様にFA−1aを10mg/kgとなるよう投与し、更に第3群のマウスは同様にFA−1aを20mg/kgとなるよう投与して、14日間飼育した。そして対照群のマウスはFA−1aに代えて生理食塩水を同様に投与し、14日間飼育した。
14日間飼育した対照群及び合計3群の投与群の各マウスについて、肺転移結節数をWexlerの方法(J Natl Cancer Inst 1966年、36巻、641〜645頁)により測定し、結果を平均値±標準誤差で、表1にまとめて示した。対照群と投与群との間でスチューデントのt検定を行ない、危険率5%で有意と判断して、表1中に*印で示した。
1群10匹のマウスとし、試験2では、対照群と、合計2群の投与群で試験した。試験2では、試験開始日(0日目)に、対照群及び合計2群の投与群(第4群及び第5群)の各マウスの足蹠部皮下に、ルイス肺癌細胞を10個となるよう移植した。第4群のマウスは、試験開始後10日目、12日目及び14日目に、FA−1aを10mg/kgとなるよう腹腔内に投与し、前記のように14日間飼育した。また第5群のマウスは同様にFA−1aを20mg/kgとなるよう投与して、14日間飼育した。そして対照群のマウスはFA−1aに代えて生理食塩水を同様に投与し、14日間飼育した。
14日間飼育した対照群及び合計2群の投与群の各マウスについて、試験1と同様に、肺転移結節数を測定し、結果を平均値±標準誤差で、表1にまとめて示した。また対照群と投与群との間でスチューデントのt検定を行ない、危険率5%で有意と判断して、表1中に*印で示した。
1群10匹のマウスとし、試験3では、対照群と、第6群の投与群で試験した。試験3では、試験開始日(0日目)に、対照群及び第6群の投与群の各マウスの足蹠部皮下に、ルイス肺癌細胞を10個となるよう移植した。第6群のマウスは、試験開始後3日目、5日目、7日目、9日目、10日目、12日目及び14日目に、FA−1aを10mg/kgとなるよう腹腔内に投与し、前記のように14日間飼育した。そして対照群のマウスはFA−1aに代えて生理食塩水を同様に投与し、14日間飼育した。
14日間飼育した対照群及び第6群の投与群の各マウスについて、試験1と同様に、肺転移結節数を測定し、結果を平均値±標準誤差で、表1にまとめて示した。対照群と投与群との間でスチューデントのt検定を行ない、危険率5%で有意と判断して、表1中に*印で示した。
Figure 2018203667
試験区分3(抗腫瘍活性の試験その2)
試験区分2と同様のマウス及びルイス肺癌細胞等を用いて、次のように、試験区分1で分離したFA−1a(ペプチドヘテロ多糖体)及び5−フルオロラウシルについての抗腫瘍活性の試験を行なった。
1群10匹のマウスとし、試験4では、対照群と、合計3群の投与群(第7群、第8群及び第9群)で試験した。試験4では、試験開始日に、対照群及び合計3群の投与群(第7群、第8群及び第9群)の各マウスの足蹠部皮下に、ルイス肺癌細胞を10個となるよう移植した。第7群のマウスは、試験開始後10日目、12日目及び14日目に、FA−1aを10mg/kgとなるよう腹腔内に投与し、前記のように14日間飼育した。また第8群のマウスは同様に5−フルオロラウシルを30mg/kgとなるよう投与し、更に第9群のマウスは同様にFA−1aを10mg/kg及び5−フルオロラウシルを30mg/kgとなるよう投与して、14日間飼育した。そして対照群のマウスはFA−1aや5−フルオロラウシルに代えて生理食塩水を同様に投与し、14日間飼育した。
14日間飼育した対照群及び合計3群の投与群の各マウスについて、試験1と同様に、肺転移結節数を測定すると共に、肺転移率を求め、結果を平均値±標準誤差で、表2にまとめて示した。対照群と投与群との間でスチューデントのt検定を行ない、危険率5%で有意と判断した場合を表2中に*印で示すと共に、危険率1%で有意と判断した場合を表2中に**印で示した。













Figure 2018203667
表1の結果からも明らかなように、本発明によると、優れた抗腫瘍活性を示し、またかかる抗腫瘍活性は、表2の結果からも明らかなように、5−フルオロラウシルと併用すると、一段と顕著になる。FA−1aは、直接的肺癌細胞増殖阻害作用を示さない。しかし、FA−1aの投与により得られた粘着性腹腔浸出細胞は、それ自体がルイス肺癌細胞の増殖阻害作用を有する。その結果としてルイス肺癌細胞の肺転移抑制効果を示し、かかる結果は養子免疫療法に応用できることを示唆している。

Claims (4)

  1. クロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物を熱水抽出処理し、その熱水抽出液から分子量10000以下の低分子物質を除去した後、精製処理して得られる、糖組成がガラクトースを主構成成分とし、更にグルコース、マンノース、キシロース、ラムノース、アラニノース及びフラクトースを他の構成成分とする高分子量のペプチドヘテロ多糖体を含有することを特徴とするクロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離されるペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤。
  2. 精製処理が、エタノール沈殿処理、イオン交換クロマト処理及びゲル濾過処理から選ばれる少なくとも一つである請求項1記載のクロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離されるペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤。
  3. ペプチドヘテロ多糖体が、分子量100万〜500万のものである請求項1又は2記載のクロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離されるペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤。
  4. 更に5−フルオロラウシルを含有する請求項1〜3のいずれか一つの項記載のクロレラ・ピレノイドサの細胞壁破砕物から分離されるペプチドヘテロ多糖体を活性成分とする抗腫瘍剤。
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