JP2018195268A - 情報処理装置とその制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置とその制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置と連携する情報処理装置において、連携に使用するユーザ情報を、画像形成装置における認証に応じて切り替えることができる技術を提供する。【解決手段】ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定し、そのユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する。そして、そのユーザ情報を用いて画像形成装置へログインする際、画像形成装置がドメイン管理されていないと指定されている場合、ドメイン名を除くユーザ情報に基づいて画像形成装置にログインする。【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
近年、プリンタなどの画像処理装置と連携することが可能なモバイル端末が市場に出てきており、このようなモバイル端末を使用して、プリンタへ印刷データを送信して印刷させることができる。
このように、従来から一般的に利用されてきた、パーソナルコンピュータ(以下、PC)にインストールされたプリンタドライバからプリンタに印刷データを送信して印刷させるのに加えて、モバイル端末から印刷させる機会が増えてきている。今後も、このようなモバイル端末からプリンタに印刷ジョブを投入するケースが増えていくと考えられる。また、モバイル端末とプリンタとの連携機能として、モバイル端末に保持されたユーザ情報を近距離無線機能を利用してプリンタに送信し、モバイル端末のユーザが、そのプリンタにログイン処理する機能(以下、パネルログイン)がある。
例えば特許文献1には、モバイル端末が、近距離無線通信を利用して画像処理装置からログイン用の画面情報を取得し、その画面を使用して画像処理装置にログインできることが記載されている。このときモバイル端末は、画面情報に基づいて画面を表示し、その画面を介して入力されたユーザ情報を画像処理装置に送信し、その画像処理装置に、そのユーザ情報に基づくユーザをログインさせることができる。
特開2016−126732号公報
ところで、外部端末から投入された印刷データを、すぐに印刷せずに、記憶部に一旦留め置くことができる留め置き印刷機能を有する画像処理装置がある。この留め置き印刷機能では、外部端末から印刷データを受信すると画像処理装置内部のスプール領域に一旦保持する。そして印刷データを投入したユーザは、画像処理装置にログインした後に、画像処理装置の操作部を操作することにより、画像処理装置に留め置かれている印刷データを選択して印刷することができる。このような留め置き印刷機能では、印刷データに含まれるユーザ情報に基づいて、印刷データの識別を行う。例えば、印刷データには、その印刷データを投入したユーザ名やドメイン名などが含まれており、画像処理装置は、留め置き印刷を行う場合に、ユーザ名やドメイン名などに基づいて印刷データを管理する。
ここで、モバイル端末からユーザが実行できる連携機能として、パネルログイン機能と、印刷機能の両方を提供することが考えられる。この場合、モバイル端末から留め置き印刷を行う場合と、モバイル端末を利用してパネルログインを行う場合の両方でユーザ情報が使用されることになる。
このように、ユーザ情報を使用する機会が多いケースにおいては、ユーザ情報をユーザに毎回入力させるのではなく、事前にモバイル端末上で、連携機能で使用するユーザ情報を設定しておく方がユーザにとって利便性が高い。しかしながら、留め置き印刷機能における印刷データの持ち主を特定するためのユーザ情報と、パネルログイン機能で画像処理装置にログインするユーザを一意に識別するためのユーザ情報とは、同じ設定項目であっても使われ方が異なる場合がある。
具体的には、留め置き印刷では、ユーザが所有するPCとモバイル端末など、複数の端末から印刷を行う場合に、同じユーザのジョブとして留め置かれる印刷データを管理できるほうが都合がよい。この場合、ユーザは、PCで普段使用しているユーザ情報(ユーザ名やドメイン名)を連携機能で使用するユーザ情報として設定することで、PCから投入された場合と同様の感覚で留め置き印刷を利用することができる。一方、パネルログイン機能においても、同様のユーザ情報に基づいて画像処理装置と連携を行おうとすると、ログインに失敗する場合がある。例えば、画像処理装置が、ログイン時のユーザ認証の仕組みとして、画像処理装置本体でユーザを管理するローカルデバイス認証を採用している場合を考える。この場合、モバイル端末からユーザ情報を受信した画像処理装置は、そのドメイン名に基づいて外部の認証サーバを使用してユーザの認証を行おうと試行する。この場合、認証サーバに接続できず、画像処理装置へのパネルログインに失敗してしまうおそれがある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題の少なくとも1つを解決することにある。
本発明の目的は、画像処理装置と連携する情報処理装置において、連携に使用するユーザ情報を、画像形成装置における認証に応じて切り替えることができる技術を提供することを目的の1つとする。
また、本発明の別の目的は、処理に用いるユーザ情報の設定を簡易化できる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
情報処理装置であって、
ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定する設定手段と、
前記ユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する送信手段と、
前記ユーザ情報を用いて前記画像形成装置へログインするログイン手段と、
前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを指定する指定手段と、を有し、
前記指定手段が前記画像形成装置がドメイン管理されていないと指定している場合、前記ログイン手段は、前記ドメイン名を除くユーザ情報に基づいて、前記画像形成装置にログインすることを特徴とする。
本発明の1つの側面としては、画像処理装置と連携する情報処理装置において、連携に使用するユーザ情報を、画像形成装置における認証に応じて切り替えることができるため、ユーザにとっての利便性を高めることができる。
また、本発明の別の側面としては、処理に用いるユーザ情報の設定を簡易化できる仕組みを提供することができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。尚、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係るシステムの構成例を示す図。 実施形態1に係る携帯端末のハードウェア構成を説明するブロック図。 実施形態に係る携帯端末のソフトウェア構成を説明する機能ブロック図。 実施形態1に係る画像形成装置のハードウェア構成を説明するブロック図。 実施形態1に係る画像形成装置のソフトウェア構成を説明する機能ブロック図。 実施形態1に係る携帯端末の連携アプリケーションが操作パネルに表示するUI画面の一例を示す図。 実施形態1における、連携アプリケーションのプリント機能のUI画面の一例を示す図。 実施形態1における、連携アプリケーションによる「プリント中」画面例を示す図。 実施形態1に係る携帯端末で表示されるパネルログイン機能のUI画面の一例を示す図。 実施形態1に係る携帯端末の連携アプリケーションによるユーザ情報の引き継ぎ処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係る携帯端末上の連携アプリケーションによる留め置き印刷ジョブの投入処理を説明するフローチャート。 実施形態1に係る携帯端末上の連携アプリケーションによるパネルログイン処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る画像形成装置が管理する留め置き印刷ジョブの管理テーブルの一例を示す図。 実施形態2に係る画像形成装置による留め置き印刷ジョブの受信処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る携帯端末上で動作する連携アプリケーションによるパネルログイン処理を説明するフローチャート。 実施形態3に係る携帯端末上で動作する連携アプリケーションによるパネルログイン処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
本実施形態に係る携帯端末(情報処理装置)は、そのアプリケーションに、その携帯端末と連携して所望の機能を達成する画像形成装置の使用環境を設定する項目を設け、その設定項目によって、その機能ごとに使用するユーザ情報を切り替える。このアプリケーションは、留め置き印刷とパネルログインをともに実行可能であり、ユーザ名と、外部認証サーバにユーザ認証を行ってもらう場合に必要となるドメイン名をユーザ情報として設定できる。併せて、パネルログイン機能を使用して、ユーザがログインしたい画像形成装置に関し、その画像形成装置がドメイン管理されているかどうかを設定できる項目を設ける。
また、このアプリケーションは、留め置き印刷の実行時、ユーザ情報のユーザ名、ドメイン名を使用して、留め置き印刷ジョブを生成する。一方、パネルログイン機能の実行時は、画像形成装置がドメイン管理されているかどうかの設定項目によって、送信するユーザ情報を切り替える。具体的には、画像形成装置がドメイン管理されている場合は、パネルログイン時のユーザ情報にドメイン名を使用し、ドメイン管理されていない場合は、パネルログイン時のユーザ情報にドメイン名を使用しない。
これにより、同一のユーザ情報に基づいて、留め置き印刷機能時のみドメイン名を使用し、ドメイン管理されているPCと同一のジョブリストでジョブ管理可能な留め置き印刷ジョブを生成する。一方、画像形成装置がドメイン管理されていない環境では、ログイン時にユーザ情報のドメイン名を使用しないように制御してパネルログイン機能を実行する。これにより、ドメイン管理されているPCと、ドメイン管理されていない画像形成装置とが存在する環境でも、同一のユーザ情報を用いて、留め置き印刷機能とパネルログイン機能を共に実行できる。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係るシステムの構成例を示す図である。
実施形態1に係るシステムは、画像形成装置101、携帯端末102、PC103を有する。画像形成装置101、携帯端末102、PC103はそれぞれネットワーク104を介して接続されている。
画像形成装置101は、例えばスキャン、FAX、プリント、コピーなどの様々な機能を有する複合機で、留め置き印刷機能を備えている。留め置き印刷機能を使用する場合、画像形成装置101は、PC103や携帯端末102などの外部端末から印刷データを受信すると、画像形成装置内部のスプール領域に一旦保持する。印刷データを投入したユーザは、画像形成装置にログインした後に、画像形成装置の操作部を操作することにより、画像形成装置に留め置かれている印刷データを選択して印刷させることができる。
実施形態1に係る留め置き印刷機能では、印刷データに付与されるユーザ情報からユーザ識別子を生成して、受信した印刷データを印刷するための印刷ジョブを管理する。ユーザ識別子は、ユーザ情報に含まれるユーザ名と、ドメイン名を結合して生成する。ドメイン名がユーザ情報にない場合は、ユーザ名のみのユーザ識別子が生成される。
また画像形成装置101は、携帯端末102と連携する機能として、パネルログイン機能を有している。パネルログイン機能は、携帯端末102と連携してユーザが画像形成装置101にログインできる機能を提供する。携帯端末102からログイン要求を受信した画像形成装置101は、携帯端末102からのログイン要求に従って、そのユーザのログインを許可するか否かを判断する。ログインを許可する場合、画像形成装置101は、画像形成装置101が備えるコピーやスキャンなどの各機能が利用できる画面を表示部409(図4)に表示し、表示部409を介して各機能を利用できる状態に遷移する。
従って、ユーザは、携帯端末102を画像形成装置101に近づけるだけで、画像形成装置101の表示部409を介して画像形成装置101が備える各操作を利用できる状態に遷移させることができる。以降、画像形成装置101にユーザをログインさせ、表示部409を介して画像形成装置101が備える各機能を利用できる状態に遷移させることをパネルログインと呼ぶ。
実施形態におけるパネルログインは、ログインの認証サーバとして、Active Directory、OpenLDAPなどのLDAPサーバを使用し、ドメイン認証を適用する場合がある。LDAPサーバを使用する場合、ユーザはドメイン管理され、ユーザ情報に従ったログイン制限が適用される。そのため、画像形成装置101がドメイン管理されている場合、パネルログイン時は、ユーザ情報のドメイン名を使用した、LDAP認証が適用される。画像形成装置101がログインの認証にLDAPサーバを使用せず、ドメイン管理しない場合は、画像形成装置101の本体内部に記憶されたユーザアカウント情報に基いたローカルデバイス認証により、ユーザのログインの可否を判断する。そのため、画像形成装置101がドメイン管理されていない場合、パネルログイン時は、ユーザ情報のドメイン名を使用しない。また画像形成装置101がドメイン管理されていないにも拘らず、ユーザ情報にドメイン名が含まれていた場合、不正値として画像形成装置101は、そのユーザのログインを許可しない。また画像形成装置101は、携帯端末102から送信されるパネルログイン時のユーザ情報を基に、ユーザ識別子を内部的に生成する。この識別子と、留め置き印刷ジョブとして管理しているユーザ識別子とを比較し、一致するものを該当ジョブとしてジョブリスト表示する。
携帯端末102は、ユーザが保有している携帯電話、PDA、或いは、近年急速に普及しつつある、多機能携帯電話(以下、スマートフォン)やタブレットなどの携帯端末である。尚、実施形態に係る携帯端末102は、スマートフォンやタブレット等の装置を想定しているが、近距離無線通信を実行可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。携帯端末102には、画像形成装置101と連携するための連携アプリケーション300がインストールされている(図3)。
連携アプリケーション300は、携帯端末102で閲覧、編集した文書データを印刷データに変換し、画像形成装置101に送信する機能を提供する。また、連携アプリケーション300は、留め置き印刷やパネルログインで使用可能な、ユーザ名、ドメイン名をユーザ情報として管理する。印刷データを生成する場合は、管理しているユーザ情報を、印刷データに付加する。また連携アプリケーション300は、画像形成装置101に対してパネルログインする機能を提供する。パネルログイン機能では、携帯端末102のBluetooth(登録商標)通信部209(図2)と画像形成装置101のBluetooth通信制御部520(図5)とで、ユーザ情報などのデータを送受信してログイン処理を行う。例えば、連携アプリケーション300は、Bluetooth Low Energy(以下、BLE)のGATT(Generic Attributes)通信により、ユーザ情報などのデータを画像形成装置101へ送信する。画像形成装置101でユーザの認証に成功すると、画像形成装置101は、画像形成装置101にユーザをログインさせ、ユーザが画像形成装置101が備える各操作を利用できる状態に遷移する。
PC103はパーソナルコンピュータである。PC103には、印刷データを生成し、画像形成装置101に印刷データを送信するためのプリンタドライバがインストールされている。PC103も携帯端末102と同様に、閲覧、編集した文書データを印刷データに変換して画像形成装置101に送信できる。またプリンタドライバは、印刷データに付与するユーザ情報を設定、管理できる。印刷データを生成する場合は、ユーザ情報を印刷データに付加する。尚、PC103のユーザ管理で使用しているユーザ情報(PC103にログインしているユーザに対応するユーザ情報)を印刷データに付加することもできる。
ネットワーク104はWANやLANで構成される無線、或いは有線のネットワークである。PC103は、ネットワーク104を介して、画像形成装置101に印刷データを送信する。
図2は、実施形態1に係る携帯端末102のハードウェア構成を説明するブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)201は、ROM202或いはHDD204が記憶している制御プログラムをRAM203に展開し、そのプログラムを実行することにより、携帯端末102の動作を制御する。ROM202は、制御プログラムや装置の設定情報などを記憶している。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD(Hard Disk Drive)204は、写真や電子文書等の様々なデータを記憶する。また後述するOS(Operating System)350(図3)や連携アプリケーション300もHDD204に記憶されている。
尚、携帯端末102では、1つのCPU201が後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のプロセッサ、RAM、ROM、ストレージ、及び各I/Fを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、印刷データの生成処理などの一部の処理は、ネットワークを介してアクセス可能なクラウドサービスなどと協働して実行することもできる。
操作パネル205は、ユーザのタッチ操作を検出可能なタッチパネル機能を備え、OS350や連携アプリケーション300が提供する各種画面を表示する。ユーザは、操作パネル205にタッチ操作を入力することで、携帯端末102に所望の操作指示を入力することができる。スピーカ206とマイク207は、ユーザが他の携帯端末や固定電話と電話をする際に使用される。カメラ208は、ユーザの撮像指示に応じて撮像する。カメラ208によって撮像された写真の画像データは、HDD204の所定の領域に記憶される。カメラ208によって撮像された写真の画像データは、連携アプリケーション300から参照し、印刷に使用することができる。またユーザは、連携アプリケーション300から、画像を選択して印刷指示を行うことで、カメラ208で取得した写真の画像データを印刷することができる。Bluetooth(登録商標)通信部209は、Bluetooth規格で無線通信を行い、BluetoothI/Fを持つ他の機器と相互に通信する。実施形態1では、画像形成装置101とBluetooth規格により相互に通信を行う。無線通信部210は、IEEE802.11シリーズに準拠する無線通信を実行する。
図3は、実施形態に係る携帯端末102のソフトウェア構成を説明する機能ブロック図である。図3に示す各機能モジュールは、CPU201がROM202やHDD204に記憶されている制御プログラムをRAM203に展開して実行することにより実現されるソフトウェアの機能を示す。
OS350は、携帯端末102全体の動作を制御するためのソフトウェアである。携帯端末102には、後述する連携アプリケーション300を含め、様々なアプリケーションをインストールすることができる。OS350は、これらのアプリケーションとの間で情報をやり取りし、アプリケーションから受けた指示に従って操作パネル205に表示する画面の変更を行う。またOS350は、各種ハードウェアを制御するためのデバイスドライバ群を備えており、OS上で動作するアプリケーションに対して各種ハードウェアを利用するためのAPIを提供する。デバイスドライバ群として、実施形態1ではBluetooth制御部352、無線LAN制御部353が存在する。Bluetooth制御部352は、Bluetooth通信部209を制御するためのデバイスドライバであり、無線LAN制御部353は、無線通信部210を制御するためのデバイスドライバである。
連携アプリケーション300は、携帯端末102にインストールされたアプリケーションである。連携アプリケーション300から画像形成装置101に対して印刷やスキャンなどの操作を行うことができる。携帯端末102には、この連携アプリケーション300の他に様々なアプリケーションがインストールされているが、その説明は省略する。
以下、連携アプリケーション300のソフトウェア構成について更に詳しく説明する。画面制御部301は、OS350を介して操作パネル205に表示する画面を制御する。画面制御部301によって、連携アプリケーション画面が操作パネル205に表示される。また画面制御部301は、操作パネル205を介してユーザが入力した操作指示を判別する。通信部302は、OS350を介してBluetooth通信部209による近接無線通信や、無線通信部210による無線通信を制御してコマンドの送受信などを行う。
印刷データ生成部303は、印刷データを生成する。印刷データ生成部303によって生成された印刷データは、無線通信部210によって画像形成装置101に送信される。この印刷データを受信した画像形成装置101は、その印刷データをHDD411(図4)に留め置き印刷用の印刷データとして記憶する。そして、ユーザより、留め置かれたデータの印刷指示を受け付けると、画像形成装置101は、当該データの印刷を開始する。アプリ記憶部304は、様々な情報を一時的に記憶する。スキャンジョブ制御部305は、無線通信部210を介して画像形成装置101にスキャン指示を行い、画像形成装置101から受信したスキャンデータを表示する。またスキャンデータを保存する場合は、アプリ記憶部304に記憶される。記憶されたスキャンデータは、ドキュメント管理部306によって管理される。
図4は、実施形態1に係る画像形成装置101のハードウェア構成を説明するブロック図である。
CPU402は、ROM403、或いはハードディスクなどの大規模記憶装置411に記憶されたプログラムをRAM404に展開し、その展開したプログラム実行することにより画像形成装置101の動作を制御する。CPU402は、システムバス401に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM404は、CPU402の主メモリ、ワークエリア等として機能する。操作部インターフェース(I/F)406は、画像形成装置101に備えられた各種ボタン、及び操作部407等からの指示入力を制御する。表示制御部408は、例えば液晶ディスプレイなどの表示部409への表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)410は、大規模記憶装置(HDD)411へのデータの読み書きを制御する。ネットワークインタフェースカード(NIC)405は、ネットワーク104を介して、他のネットワーク機器やファイルサーバ等と双方向にデータをやりとりする。無線通信モジュール(WLAN)415は、アクセスポイントと接続することや、またはアクセスポイントモードで動作することで、画像形成装置101はアクセスポイントとして動作し、携帯端末102と直接無線通信接続することができる。プリンタ部412は、例えば電子写真方式でシートに画像を印刷する。ここで印刷方式は、電子写真方式に限らず、インクジェットなどでも良い。スキャナ部413は、原稿の画像を読み込むための画像読み取り部である。多くの場合、スキャナ部413には、オプションとしてADF(自動原稿給紙装置)(不図示)が装着されており、複数枚の原稿を自動的に読み込むことができる。尚、大規模記憶装置411は、場合によっては画像の一時記憶場所としても使われることがある。BluetoothI/F414は、Bluetooth規格で無線通信を行うインタフェースで、BluetoothI/Fを持つ他の機器と相互に通信する。実施形態1では、携帯端末102とBluetooth規格により相互に通信を行う。
図5は、実施形態1に係る画像形成装置101のソフトウェア構成を説明する機能ブロック図である。このソフトウェアはROM403に格納され、CPU402によって実行される。
Bluetooh通信制御部520は、BluetoothI/F414を制御するデバイスドライバであり、携帯端末102とのデータ通信を制御する。Bluetooth通信制御部520を介して受信したデータは、Bluetoohサービス制御部510に渡されて処理される。ユーザアカウント記憶部540は、ユーザ情報(ユーザ名、ドメイン名)を記憶しているデータ領域である。ログイン制御部530は、ユーザが画像形成装置101を利用するとき、そのユーザを認証するログイン機能を提供するモジュールである。ユーザアカウント記憶部540は、各ユーザのユーザ情報(ユーザ名、ドメイン名)を管理・保存するデータベースであり、これはRAM403やHDD411に記録される。ユーザアカウント記憶部540は、記憶されているユーザアカウントを利用して、画像形成装置101に対するログインサービスを外部に提供する。ログイン制御部530は、Bluetoothサービス制御部510からの指示に従って、ログイン処理を実行する。ネットワーク制御部500は、NIC405を制御するためのモジュールである。その他に図示していないが、プリンタ部412を制御するプリンタモジュール、スキャナ部413を制御するスキャナモジュールも存在する。
図6は、実施形態1に係る携帯端末102の連携アプリケーション300が操作パネル205に表示するUI画面の一例を示す図である。
携帯端末102上で連携アプリケーション300を起動すると、図6(A)のメイン画面が表示される。ユーザは、このメイン画面から各種機能の個別画面へ移動し、各種機能、設定編集をするが、その詳細は省略し、実施形態に関するもののみ説明する。
図6(A)は、連携アプリケーション300が表示するメイン画面を示す。メニュー領域601をタッチすると、図6(B)の「設定メニュー」画面が表示される。また図6(A)でユーザが「ドキュメント」ボタン602にタッチすると、携帯端末102に保持されている各種ドキュメントへアクセスするための画面(図7(A))へ遷移する。また図6(A)でユーザが「その他の機能」ボタン603にタッチすると、図9(A)の「その他の機能」画面へ遷移する。
図6(B)は、「設定メニュー」画面例を示す。ユーザは、この画面でメニューの項目を選択することでアプリケーションの設定や、アプリケーションのヘルプ画面などを開くことができる。この画面で表示される項目のうち、ユーザが「アプリの設定」ボタン604にタッチすると、図6(C)の「アプリの設定」画面へ遷移する。
図6(C)は、「アプリの設定」画面例を示す。この画面では、連携アプリケーション300の各機能で使用される詳細設定を設定できる。ここでユーザが、設定項目の1項目である「ユーザ情報」ボタン605にタッチすると、携帯端末102は、図6(D)の「ユーザ情報」画面へ表示を遷移する。
図6(D)は、「ユーザ情報」画面例を示す。この画面では、連携アプリケーション300の各種機能で使用するユーザ情報を設定できる。実施形態1では、留め置き印刷機能とパネルログイン機能で使用されるユーザ情報をこの画面で設定する。ユーザ名フィールド606にはユーザ名を、パスワードフィールド607にはパスワードを、ドメイン名フィールド608にはドメイン名を設定できる。尚、パスワードの設定は省略できる。これは、画像形成装置101がパスワードを用いたユーザ管理を行っていない場合(ユーザ名のみでのユーザ管理を行っている)があるためである。また画像形成装置101がユーザ認証にLDAPサーバを使用してドメイン認証を適用する場合、パネルログイン機能のためにドメイン名の設定が必要となる。このとき設定するドメイン名は、LDAPサーバにおいて、ユーザ管理に使用されるドメイン名を設定する。画像形成装置101がユーザ認証に本体内部に記憶されたユーザアカウント情報に基いた、ローカルデバイス認証を使用する場合は、ドメイン名の入力は不要である。
「印刷時に同じユーザ情報を使用」ボタン609は、留め置き印刷ジョブ投入時に、この「ユーザ情報」画面で設定した情報を使用するか否かを切り替える設定項目である。「印刷時に同じユーザ情報を使用」ボタン609がオンに設定された場合、図6(D)で入力されたユーザ情報と、後述する留め置き印刷で使用するユーザ情報とを連動させることができる。尚、留め置き印刷ジョブに設定するユーザ情報は、後述の図7(D)の「出力方法」画面のユーザ名フィールド706、ドメイン名フィールド707でも個別に設定することが可能である。
ところで留め置き印刷では、ユーザが所有するPCや携帯端末など、複数の端末から印刷を行う場合に、同じユーザのジョブとして留め置かれる印刷データを管理できるほうが都合がよい場合がある。この場合、ユーザは、PCで普段使用しているユーザ情報(ユーザ名やドメイン名)を留め置き印刷機能で使用するユーザ情報として設定することで、PCから投入された場合と同様の感覚で留め置き印刷を利用することができる。
その一方で、ユーザ情報を入力させる手間を省くため、ユーザ情報を「ユーザ情報」画面の設定で一元管理したいケースが考えられる。
ユーザは、「印刷時に同じユーザ情報を使用」ボタン609をオンに設定することで、図6(D)で入力されたパネルログイン用のユーザ情報を、留め置き印刷で使用するユーザ情報と連動させることができる。「印刷時に同じユーザ情報を使用」ボタン609がオンに設定された場合、携帯端末102は、図6(D)で入力されたユーザ情報に基づいて、図7(D)の「出力方法」画面で設定する留め置き印刷用のユーザ情報を上書きする。その場合、ドメイン名フィールド608には、ドメイン管理されている留め置き印刷ジョブの投入が可能なPCと同じドメイン名を設定することで、PCと同一のジョブリストで留め置き印刷ジョブが管理できる。
しかしながら、単純に、パネルログイン用のユーザ情報と、留め置き印刷用のユーザ情報を連動させると都合が悪いケースがある。これは、留め置き印刷機能における印刷データの持ち主を特定するためのユーザ情報と、パネルログイン機能で画像形成装置にログインするユーザを一意に識別ためのユーザ情報は、前述のように同じ設定項目であっても使われ方が異なるからである。
例えば、画像形成装置が、ログイン時のユーザ認証の仕組みとして、画像形成装置でユーザ管理を行うローカルデバイス認証を採用している場合を考える。この場合、携帯端末からユーザ情報を受信した画像形成装置は、ドメイン名に基づいて外部の認証サーバを使用してユーザの認証を行おうと試行する。しかしながら外部の認証サーバを使用するための設定が行われていないため、認証サーバを使用するユーザ認証を行うことができない。従って、画像形成装置へのパネルログインに失敗してしまう恐れがある。
実施形態1では、上記の問題点を鑑みて、画像形成装置101と連携する携帯端末102において、連携に使用するユーザ情報を適切に切り替えるための機能を提供する。具体的には、図6(D)の画面に、「MFPがドメイン管理されている」か否かを選択するボタン610を設け、このボタン610の指示に従って、ユーザ情報を一元管理しつつ、連携時に使用するユーザ情報を適切に切り替える。
「MFPがドメイン管理されている」ボタン610は、パネルログイン機能を使用してログインする対象の画像形成装置101がドメイン管理されているかどうかを指示する。ログインしようとしている画像形成装置101が、外部の認証サーバでユーザ認証を行う設定の場合、ユーザは、このボタン610をオンにする。一方、画像形成装置101が、画像形成装置101自身でユーザ管理を行うローカルデバイス認証を行う場合は、ユーザは、このボタン610をオフにする。
連携アプリケーション300は、「MFPがドメイン管理されている」ボタン610がオンの場合、ドメイン名フィールド608に設定されているドメイン名を使用して、パネルログイン機能を実行する。これにより画像形成装置101は、ユーザによって入力されたドメイン名とユーザIDとに基づいて、外部の認証サーバを活用したユーザ認証を行うことができる。
一方、「MFPがドメイン管理されている」ボタン610がオフの場合、連携アプリケーション300は、ドメイン名フィールド608に設定されているドメイン名を使用せずにパネルログイン機能を実行する。この処理により、ユーザ情報を一元管理しつつ、画像形成装置101がローカルデバイス認証を使用する場合においては、連動させると都合が悪いドメイン情報を使用せずに、パネルログインを行うよう制御できる。
以下、連携アプリケーション300の画面例とフローチャートとを参照して、プリント機能と、パネルログイン機能、及び、当該機能で用いるユーザ情報を適切に切り替えるための制御について詳細に説明する。
図7は、実施形態1における、連携アプリケーション300のプリント機能のUI画面の一例を示す図である。連携アプリケーション300から留め置き印刷ジョブを投入したい場合、この画面を使用する。
図7(A)は、携帯端末102で保持しているドキュメントを一覧表示している画面例を示す。チェックボックス701で、留め置き印刷したいドキュメントを選択し、チェックボックス702を選択すると、図7(B)の画面へ遷移する。
図7(B)は、図7(A)で選択されたドキュメントを画像形成装置101で印刷させる際のプレビューを表示する「プリントプレビュー」画面例を示す。この画面では、画像形成装置101で印刷する際の印刷設定も編集が可能であり、ボタン703をタッチすることで、図7(C)に示す「プリント設定」画面へ遷移することができる。「プリント」ボタン704をタッチすると、図8の「プリント中」画面へ遷移し、画像形成装置101へ留め置き印刷ジョブを投入することができる。
図7(C)は、留め置き印刷ジョブの「プリント設定」画面例を示す。この画面では、各種印刷設定の編集が可能であるが、その詳細な説明は省略する。「出力方法」ボタン705を選択すると、図7(D)の「出力方法」画面へ遷移する。
図7(D)は、「出力方法」画面例を示し、ここでは、留め置き印刷ジョブに付与するユーザ情報を設定できる。ユーザ情報には、ユーザ名とドメイン名とを指定できる。ユーザは、ユーザ名フィールド706にユーザ名を設定し、ドメイン名フィールド707にドメイン名を設定できる。ドメイン名フィールド707には、図6(D)のドメイン名フィールド608と同様に、ドメイン管理されている留め置き印刷ジョブの投入が可能なPCと同じドメイン名を指示することで、PCと同一のジョブリストで留め置き印刷ジョブが管理できる。PCと同一のジョブリストで管理したくない別のドメイン名を使用して別のジョブリストで管理したいなどの場合は、同一のドメイン名を設定する必要はない。尚、前述の通り、図6(D)の「印刷時に同じユーザ情報を使用」ボタン609がオンに設定されている場合、ユーザ名フィールド606とドメイン名フィールド608の設定が留め置き印刷ジョブで使用される。その場合、ユーザ名フィールド706とメイン名フィールド707は、ユーザ名フィールド606とドメイン名フィールド608の設定で上書きされる。
図8は、実施形態1における、連携アプリケーション300のプリント機能のUI画面の一例を示す図で、留め置き印刷ジョブを投入実行する「プリント中」画面例を示す図である。この画面は留め置き印刷ジョブの投入が完了するまで表示され、完了後は再度、図7(A)の画面へ戻る。
図9は、実施形態1に係る携帯端末102で表示されるパネルログイン機能のUI画面の一例を示す図であり、この画面は、パネルログイン機能を実行する際に表示される。
図9(A)は「その他の機能」画面例を示す。ユーザが、図6(A)の「その他の機能」ボタン603にタッチすると表示される。この画面では、その他の機能として実行できる機能を選択して実行可能であるが、その詳細な説明は省略する。ここで「複合機パネルログイン」ボタン901が選択されると、図9(B)の「複合機パネルログイン」画面へ遷移する。
図9(B)は、「複合機パネルログイン」画面例を示す。この画面では、連携アプリケーション300に登録されている画像形成装置が近くに存在するか、Bluetoothを使用して検知する。そして、近くに存在する画像形成装置を検知すると、その画像形成装置へユーザ情報を送信し、ログイン認証を実行する。その際、実施形態1では、図6(D)の「MFPがドメイン管理されている」ボタン610がオンの場合は、ユーザ名とドメイン名を送信し、オフである場合はドメイン名を送信しない。即ち、ボタン610がオフに設定されている場合は、ユーザ名のみを送信する。なお、図6(D)の画面で、「ユーザ情報」としてパスワードが設定されている場合は、「ユーザ名」と共に、「パスワード」も送信されるものとする。
図9(C)は、「複合機パネルログイン成功」画面例を示し、図9(B)で送信したユーザ情報で画像形成装置101へのログインが成功した場合に表示される。
図9(D)は、「複合機パネルログイン失敗」画面例を示し、図9(B)で送信したユーザ情報で画像形成装置101へのログインが失敗した場合に表示される。
図10は、実施形態1に係る携帯端末102の連携アプリケーション300によるユーザ情報の引き継ぎ処理を説明するフローチャートである。この処理は図6(D)の「印刷時に同じユーザ情報を使用」ボタン609をオンに設定し、その設定を保存した際に開始される。尚、この処理は、CPU201が、ROM202やHDD204に記憶されている制御プログラムをRAM203に展開して実行することにより達成される。
処理が開始されると、S1001でCPU201は、図6(D)の画面で設定されたユーザ情報のうち、ユーザ名フィールド606のユーザ名と、ドメイン名フィールド608のドメイン名を参照する。次にS1002に進みCPU201は、ユーザ名とドメイン名が設定されているか否かを判定する。ここで設定されていると判定した場合はS1003へ処理を進める。特に何も設定されていない場合はS1004へ処理を進める。S1003でCPU201は、S1001で参照したユーザ名とドメイン名を、図7(D)の「出力方法」の画面のユーザ名フィールド706、ドメイン名フィールド707へ適用し、それらを上書きして、この処理を終了する。
一方、S1004でCPU201は、デフォルトで保持しているユーザ名とドメイン名を、図7(D)の「出力方法」画面のユーザ名フィールド706、ドメイン名フィールド707へ適用し、上書きして、この処理を終了する。
実施形態1では、デフォルトのユーザ名には、携帯端末名(「UserAのスマートフォン」、「Nexsus7」など)が適用され、デフォルトのドメイン名には何も適用されず空欄として扱われる。尚、この場合、携帯端末102から投入される留め置き印刷ジョブにはドメイン名の情報が含まれないため、PC103と同一のジョブリストでジョブを管理することはできない。
以上の処理により、携帯端末102上の連携アプリケーション300による、ユーザ情報の引き継ぎ処理が実行される。
図11は、実施形態1に係る携帯端末102上の連携アプリケーション300による留め置き印刷ジョブの投入処理を説明するフローチャートである。この処理は、ユーザが、図7(A)でドキュメントを選択し、チェックボックス702を選択することにより開始される。尚、この処理は、CPU201が、ROM202やHDD204に記憶されている制御プログラムをRAM203に展開して実行することにより達成される。
まずS1101でCPU201は、図7(B)に示す「プリントプレビュー」画面を表示する。次にS1102に進みCPU201は、図7(B)の「プリント」ボタン704が押下されたか否かを判定する。ここで「プリント」ボタン704が押下されたと判定するとS1103へ処理を進め、そうでないときはS1102へ戻って、処理を繰り返す。S1103でCPU201は、図7(D)の「出力方法」画面のユーザ名フィールド706とドメイン名フィールド707の設定値を参照する。そしてS1104に進みCPU201は、S1103で参照したユーザ名とドメイン名を、印刷データのユーザ情報として印刷データに付与する。そしてS1105に進みCPU201は、画像形成装置101へ印刷データを送信する。そしてS1106に進みCPU201は、元の図7(A)のドキュメントの一覧表示画面を表示して、この処理を終了する。なお、本実施形態では、802.11に準拠する無線通信を使用して連携先の画像形成装置に印刷データを送信するものとする。
以上の処理により、携帯端末102上の連携アプリケーション300により、留め置き印刷ジョブを画像形成装置101に投入することができる。
図12は、実施形態1に係る携帯端末102上の連携アプリケーション300によるパネルログイン処理を説明するフローチャートである。この処理は、図9(B)の「複合機パネルログイン」画面で、近くに存在する画像形成装置101をBluetoothにより携帯端末102が検知することにより開始される。尚、この処理は、CPU201が、ROM202やHDD204に記憶されている制御プログラムをRAM203に展開して実行することにより達成される。
まずS1201でCPU201は、図6(D)の画面で設定されたユーザ名フィールド606、パスワードフィールド607、ドメイン名フィールド608を参照する。次にS1202に進みCPU201は、図6(D)の画面で「MFPがドメイン管理されている」ボタン610がオンに設定されていたか否か判定する。ここでボン610がオンに設定されていたときはS1203へ処理を進め、そうでないときはS1204へ処理を進める。S1203でCPU201は、S1201で参照したユーザ名、ドメイン名を含むログイン要求を画像形成装置101へ送信してS1205に進む。なお、この際に、パスワードフィールド607にパスワードが記憶されていれば、ユーザ名、ドメイン名、パスワード、及びドメイン名を含むログイン要求を画像形成装置101へ送信する。一方、S1204でCPU201は、S1201で参照したユーザ名を含むログイン要求を画像形成装置101へ送信してS1205に進む。従って、この場合は、ドメイン名は送信しない。なお、この際に、パスワードフィールド607にパスワードが記憶されていれば、ユーザ名及びパスワードを含むログイン要求を画像形成装置101へ送信する。
S1205でCPU201は、画像形成装置101によるログイン認証結果の受信を待ち、ログイン認証結果が受信されるとS1206へ処理を進める。ログイン要求を受信した画像形成装置は、携帯端末102から受信したログイン要求に基づいて、ユーザのログインを許可するかどうかを決定する。画像形成装置がドメイン認証を適用しており、尚且つ、ドメイン名を含むログイン要求を受け付けた場合、画像形成装置は、外部の認証サーバに、ドメイン名とユーザ情報を送信して当該ユーザの認証可否を問い合わせる。次に、問い合わせの結果に基づきログイン可否を決定する。一方、ドメイン名を含まないログイン要求を受け付けた場合は、装置内部のユーザアカウント記憶部540に基づきユーザの認証可否を決定し、当該決定に基づきログインの可否を決定する。なお、通信端末からのログインを許可する場合、画像形成装置は、操作部407上に図示省略のメイン画面を表示する。ユーザは、操作部407上に表示されるメイン画面を介して画像形成装置が有する各機能(コピー機能、スキャンデータの送信機能、留め置き印刷機能など)を利用できるようになる。また、画像形成装置は、ログイン要求に対する応答として、ログイン認証結果を送信する。S1206でCPU201は、S1205において受信したログイン認証結果が成功したかどうか判定する。ここでログイン認証に成功したときはS1207へ処理を進めCPU201は、図9(C)に示す「複合機パネルログイン成功」画面を表示して、この処理を終了する。一方、ログイン認証に失敗した場合はS1206からS1208へ処理を進めCPU201は、図9(D)に示す「複合機パネルログイン失敗」画面を表示して、この処理を終了する。
以上の処理により、携帯端末102上の連携アプリケーション300による、パネルログイン処理が実行される。
以上説明したように実施形態1によれば、留め置き印刷とパネルログインをともに実行可能な携帯端末で動作するアプリケーションにおいて、ユーザ名、ドメイン名をユーザ情報として画像形成装置に保持させることができる。更に、パネルログイン機能を使用して画像形成装置にログインしたい場合、その画像形成装置がドメイン管理されているかどうかを指定できる項目を設け、その指定に応じて、パネルログイン時に使用するユーザ情報を切り替えることができる。
これにより、画像形成装置との各種連携機能において使用されるユーザ情報を一元管理しつつ、連携機能によってドメイン名を使用するかを適宜切り替えることができる。
さらに、ユーザ認証に、ローカルデバイス認証を採用する画像形成装置へのパネルログインを可能にしつつ、PCと携帯端末等からそれぞれ、その画像形成装置に投入される留め置き印刷ジョブを同じジョブリストに留め置くことを可能とする。
[実施形態2]
上述の実施形態1では、携帯端末と機能連携する画像形成装置の使用環境を設定する項目を設け、この設定項目によって、機能別で使用するユーザ情報を、携帯端末のアプリケーションで切り替えた。その具体例として、画像形成装置がドメイン管理されているかどうかで、パネルログイン機能で使用するユーザ情報にドメイン名を含めるかどうかを切り替えていた。そして画像形成装置がドメイン管理されていない場合は、パネルログイン時のユーザ情報にドメイン名を含めずに実行できるため、画像形成装置へのパネルログインを可能にしていた。
しかし、これはあくまでも、画像形成装置へログイン可能にしただけである。ログイン後に留め置き印刷機能を実行したい場合であっても、実施形態1では、ログイン時にドメイン名を通知できないため、例えば、画像形成装置側では、ドメイン名に紐付けられたジョブリストを取得することができない。
一方、画像形成装置へ別の手段でドメイン名を通知してログインする場合、例えば、ドメイン名を含む認証カードを画像形成装置へかざしたり、或いはログイン画面から直接ドメイン名を含むユーザ情報を入力したりしてログインできる。この場合は、ドメイン名に紐付けられたジョブリストの取得が可能になる。ところで1つのユースケースとして、普段印刷を行うPCなどの装置は、共有フォルダへのアクセス管理の目的などでドメイン管理されていて、画像形成装置はドメイン管理されていない環境というものが考えられる。また、ドメイン管理されていない画像形成装置では、新たに画像形成装置を利用するユーザの登録及び管理の手間を軽減する仕組みとして、ユーザを自動的に登録する機能を備えている。この一機能として、クライアントPCから印刷データが投入された時に、印刷データに含まれるユーザ情報を用いて、ユーザアカウントを自動登録する方法がある。この場合、印刷データを受信した画像形成装置は、ユーザを一意に識別するためのユーザ識別子を内部的に生成する。例えば、ユーザ識別子は「ユーザ名@ドメイン名」などのフォーマットである。ユーザ名は、例えば、印刷データを送信したPCにログインしているユーザの名称であり、ドメイン名は、当該PCが参加しているドメインの名称である。画像形成装置は、ユーザアカウント記憶部540に当該ユーザ識別子で特定されるユーザが登録されていない場合に、画像形成装置は、当該ユーザ識別子に基づいて、画像形成装置を利用できるユーザを新規に登録する。従って、このような形態でユーザ管理を行う場合には、ユーザアカウント記憶部410に記憶されるユーザ名が「ユーザ名@ドメイン名」などのフォーマットとなる。このような形態でユーザ管理を行う場合においても、同一のユーザ情報を用いて留め置き印刷機能とパネルログイン機能を使用したい場合が考えられる。
そこで実施形態2では、上述のユーザ登録方法を採用する画像形成装置に対して携帯端末からパネルログイン機能を実行し、かつ、ドメイン名に紐付けられたジョブリストの取得を可能にする例を説明する。そのために携帯端末は、パネルログイン時に、画像形成装置がドメイン管理されている場合に、自動的にユーザ名の中にドメイン名の情報を含めた、上述のユーザ登録方法の規則に沿った新たなユーザ名を生成する。そしてパネルログイン時、そのドメイン名の情報を含んだユーザ名でログイン認証し、その後のジョブリストの取得時に、画像形成装置は、そのユーザ名に含まれるドメイン名の情報を使用してジョブリストを取得する。
例えば、画像形成装置は、印刷データをストレージに留め置く場合に、受信した印刷データに含まれるユーザ情報に基づいて、ユーザ識別子を内部的に生成する。例えば、ユーザ識別子は「ユーザ名@ドメイン名」などのフォーマットである。このユーザ識別子は印刷データを送信したユーザを一意に識別するために使用される。また携帯端末は、ドメイン管理されていない画像形成装置へログインする際、実施形態1と同様にドメイン名を送信せず、ログイン処理を実行する。但し、このとき携帯端末は、ユーザ名にドメイン名を含む、「ユーザ名@ドメイン名」という新たなユーザ名を内部的に生成して画像形成装置へ送信する。そして画像形成装置は、受信した「ユーザ名@ドメイン名」といった、ユーザ名から、内部で保持しているユーザ識別子と一致するものが無いか判定し、ジョブリストの取得を実行する。
こうすることで、上述のユーザ登録方法を採用する画像形成装置へのパネルログインを可能にするとともに、パネルログイン後の留め置き印刷のジョブリストの取得を可能とする。尚、実施形態2に係る画像形成装置101、携帯端末102のハードウェア構成等は前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
図13は、実施形態2に係る画像形成装置101が管理する留め置き印刷ジョブの管理テーブルの一例を示す図である。
この管理テーブルでは、ユーザ識別子により、ユーザの印刷ジョブを特定できるようになっている。画像形成装置101が、留め置き印刷データを受信すると、付与されているユーザ情報に基づき、ユーザ識別子が生成される。例えば、生成されたユーザ識別子、ユーザ名、ドメイン名、及び、印刷データの保存先を示すポインタが、管理テーブル内で管理される。図13では、ユーザ名が「UserA」のユーザの留め置き印刷ジョブの管理テーブルの一例を示している。ここでは、ドメイン名が「DomainA」に設定されている携帯端末から投入されたジョブリストを示している。印刷ジョブは、AAAAA.prn、BBBBB.prn、FFFFF.prn、GGGGG.prnの4つ印刷ジョブであり、全て、「UserA@DomainA」というユーザ識別子でまとめて管理されている。
図14は、実施形態2に係る画像形成装置101による留め置き印刷ジョブの受信処理を説明するフローチャートである。このフローチャートは、携帯端末102から留め置き印刷ジョブが受信される事により開始される。尚、この処理は、CPU402が、HDD411に記憶されている制御プログラムをRAM404に展開して実行することにより達成される。
まずS1401でCPU402は、携帯端末102から送信される留め置き印刷ジョブの印刷データを受信する。受信した印刷データは所定の領域に記憶される。次にS1402に進みCPU402は、受信した印刷データに付与されているユーザ情報を参照する。そしてS1403に進みCPU402は、S1402で参照したユーザ情報に基づいてジョブ識別子を生成する。実施形態2では、ユーザ情報に含まれるユーザ名とドメイン名から「ユーザ名@ドメイン名」というユーザ識別子を生成する。そしてS1404に進みCPU402は、図13を参照して説明した留め置き印刷ジョブの管理テーブルを更新する。また、CPU402は、ユーザアカウント記憶部540に当該ユーザ識別子で特定されるユーザが登録されていない場合は、当該ユーザ識別子をユーザ名として、画像形成装置を利用するユーザのアカウントを新規に登録する。
以上の処理により、実施形態2に係る画像形成装置101による留め置き印刷ジョブ受信処理が実施される。
図15は、実施形態2に係る携帯端末102上で動作する連携アプリケーション300によるパネルログイン処理を説明するフローチャートである。
前述したように、実施形態2に係る画像形成装置101は、パネルログイン時、携帯端末102から送信されるログインのためのユーザ情報を基にユーザ識別子を内部的に生成する。そしてその生成したユーザ識別子が、管理テーブルで管理しているユーザ識別子と一致した場合に、そのユーザのログインを許可する。パネルログイン時、「MFPがドメイン管理されている」ボタン610がオンに設定されている場合、携帯端末102からはユーザ名とドメイン名が送信される。画像形成装置101は、パネルログイン時のユーザ名とドメイン名とを結合してユーザ識別子を生成し、それに一致するユーザ識別子が管理テーブルにある場合に、そのユーザのログインを許可する。一方、「MFPがドメイン管理されている」ボタン610がオフに設定されている場合、携帯端末102からはユーザ名を含むログイン要求を送信するが、実施形態2では、そのユーザ名を「ユーザ名@ドメイン名」として、ドメイン名を含めて送信する。これにより画像形成装置101は、そのユーザ名に一致するユーザ識別子と一致するアカウントが、ユーザアカウント記憶部540に記憶されているか否かを判定し、そのユーザ名に一致するユーザアカウントがあれば、そのユーザのログインを許可する。
尚、実施形態2に係るパネルログイン処理は、前述の実施形態1の図12で説明したパネルログイン処理と、「MFPがドメイン管理されている」ボタン610がオフであった場合の処理(S1504とS1505)のみが異なっている。よって、図15のS1501〜S1503は、実施形態1の図12のS1201〜S1203と同じで、S1506〜S1509は、図12のS1205〜S1208と同じであるため、それらの説明を省略する。
S1504でCPU201は、ユーザ名フィールド606のユーザ名と、ドメイン名フィールド608のドメイン名とを結合して、「ユーザ名@ドメイン名」という、新しいユーザ名を生成する。そしてS1505に進みCPU201は、S1504で生成したユーザ名を含み、ドメイン名を含まないログイン要求を画像形成装置101へ送信してS1506に進む。なお、図6(D)の画面で、「ユーザ情報」としてパスワードが設定されている場合は、「ユーザ名」と共に、「パスワード」を含むログイン要求が送信されるものとする。また、実施形態2では、ログイン要求を受信した画像形成装置101の処理を以下のように異ならせる。例えば、ログイン要求を受信した画像形成装置101は、携帯端末102から受信したログイン要求に基づいて、ユーザのログインを許可するかどうかを決定する。ドメイン名を含むログイン要求に対する処理は、実施形態1と同様であるため省略する。実施形態2の画像形成装置101は、ドメイン名を含まないログイン要求を受け付けた場合は、装置内部のユーザアカウント記憶部540に基づきユーザの認証可否を決定し、当該決定に基づきログインの可否を決定する。ここで、画像形成装置101のCPU402は、ログイン要求に含まれるユーザ名、即ち「ユーザ名@ドメイン名」に一致するアカウントがあるかどうかを判断する。CPU402は、一致するアカウントがあれば、当該アカウントに基づきログインの可否を決定する。更に、一致するアカウントがなければ、「@」以前の文字列を抽出し、当該抽出した文字列に基づき、一致するアカウントがあるかどうかを判断する。一致するアカウントがあれば、当該アカウントに基づきログインの可否を決定する。
こうして実施形態2に係る携帯端末102上で動作する連携アプリケーション300による、パネルログイン処理が実行される。
実施形態2によれば、ドメイン名の情報を含んだユーザ名で、ドメイン管理されていない画像形成装置へのパネルログインを可能にできる。従って、印刷データに含まれるユーザ情報に基づき、「ユーザID@ドメイン名」の命名規則でユーザアカウントを自動登録する画像形成装置に対しても、適切にパネルログインできるようになる。更に、パネルログイン後の留め置き印刷ジョブのジョブリストを、ユーザ名に含まれるドメイン名の情報を使用して取得することができる。
[実施形態3]
上述の実施形態1及び2では、携帯端末と機能連携する画像形成装置の使用環境を設定する項目を設け、この設定項目によって、機能別で使用するユーザ情報を、携帯端末上のアプリケーションで切り替えていた。より具体的には、携帯端末で、画像形成装置がドメイン管理されているかをユーザがアプリケーションの設定として明示的に設定し、その設定に応じて、パネルログイン時にドメイン名を送信するか切り替えていた。しかし画像形成装置がドメイン管理されていかどうかは、MIBなどの画像形成装置の能力応答機能を使用することで、アプリケーションが自動的に取得することも可能である。
そこで実施形態3では、携帯端末の連携アプリケーションが画像形成装置へパネルログインする際、同時に、その画像形成装置がドメイン管理されているかどうかを自動的に取得する。そして、その取得結果に応じて、画像形成装置へ送信するユーザ情報を切り替える。また画像形成装置101がドメイン管理されている場合、連携アプリケーション300で設定されているドメイン名が、ログイン対象とする画像形成装置101のドメイン名として正しくない場合、内部的に正しいドメイン名に置き換える。或いは、ドメイン名の再設定を促すポップアップを連携アプリケーション300のUI画面に表示するようにしてもよい。
図16は、実施形態3に係る携帯端末102上で動作する連携アプリケーション300によるパネルログイン処理を説明するフローチャートである。尚、このパネルログイン処理は、S1601は、実施形態1のS1201と同じで、S1606〜S1611は、実施形態1のS1203〜S1208と同じであるため、その説明を省略する。
S1602でCPU201は、画像形成装置101からドメイン情報を取得する。次にS1603に進みCPU201は、S1602で取得したドメイン情報に基づいて、画像形成装置101がドメイン管理されているかどうか判定する。ここでドメイン管理されていると判定した場合はS1604に進み、ドメイン管理されていないと判定した場合はS1607へ処理を進める。S1607以降の処理は前述の図12と同じである。
S1604でCPU201は、S1602で取得したドメイン情報に基づいて、連携アプリケーション300に設定されているドメイン情報が正しく設定されているか否か判定する。ここで正しく設定されていると判定した場合はS1606へ進み、前述の図12と同様の処理を実行する。一方、連携アプリケーション300に設定されているドメイン情報が正しくないと判定するとS1605に進みCPU201は、連携アプリケーション300で設定されているドメイン名を、S1602で取得したドメイン名へ更新してS1606に進む。
以上説明したように実施形態3によれば、携帯端末のアプリケーションが、画像形成装置がドメイン管理されているかを自動的に判定し、その判定に応じて、画像形成装置に送信するユーザ情報を変更する。これにより、ドメイン管理されているPCと、ドメイン管理されていない画像形成装置とが存在する環境においても、同一のユーザ情報を用いて、留め置き印刷機能とパネルログイン機能を、ともに実現できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
101…画像形成装置、102…携帯端末、201…CPU(携帯端末)、402…CPU(画像形成装置)、300…連携アプリケーション

Claims (14)

  1. 情報処理装置であって、
    ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定する設定手段と、
    前記ユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する送信手段と、
    前記ユーザ情報を用いて前記画像形成装置へログインするログイン手段と、
    前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを指定する指定手段と、を有し、
    前記指定手段が前記画像形成装置がドメイン管理されていないと指定している場合、前記ログイン手段は、前記ドメイン名を除くユーザ情報に基づいて、前記画像形成装置にログインすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 情報処理装置であって、
    ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定する設定手段と、
    前記ユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する送信手段と、
    前記ユーザ情報を用いて前記画像形成装置へログインするログイン手段と、
    前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを指定する指定手段と、を有し、
    前記指定手段が前記画像形成装置がドメイン管理されていないと指定している場合、前記ログイン手段は、前記ユーザ名とドメイン名とを結合したユーザ名を用いて、前記画像形成装置にログインすることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記指定手段は、前記情報処理装置の操作部に表示した画面を介して前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを指定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置であって、
    ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定する設定手段と、
    前記ユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する送信手段と、
    前記ユーザ情報を用いて前記画像形成装置へログインするログイン手段と、
    前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを判定する判定手段と、を有し、
    前記判定手段が前記画像形成装置がドメイン管理されていないと判定すると、前記ログイン手段は、前記ドメイン名を除くユーザ情報に基づいて、前記画像形成装置にログインすることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記判定手段は、前記画像形成装置から当該画像形成装置がドメイン管理されているか否かを示す情報を取得して前記判定を行い、
    前記情報に含まれるドメイン名が前記設定手段により設定した前記ドメイン名と異なる場合、前記ログイン手段は前記情報に含まれるドメイン名を用いて前記画像形成装置にログインすることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報に含まれるドメイン名が前記設定手段により設定した前記ドメイン名と異なる場合、前記設定手段により設定した前記ドメイン名の再設定を促す画面を表示する表示手段を、更に有することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記ドメイン名は、前記画像形成装置が外部の認証サーバを使用してユーザの認証を行う際に必要となるドメイン名であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記印刷ジョブは、前記画像形成装置に留め置かれる留め置き印刷ジョブであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、携帯端末であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記ログイン手段は、前記携帯端末と前記画像形成装置との間の近距離無線通信により実現されることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定する設定工程と、
    前記ユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する送信工程と、
    前記ユーザ情報を用いて前記画像形成装置へログインするログイン工程と、
    前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを指定する指定工程と、を有し、
    前記指定工程が前記画像形成装置がドメイン管理されていないと指定している場合、前記ログイン工程は、前記ドメイン名を除くユーザ情報に基づいて、前記画像形成装置にログインすることを特徴とする制御方法。
  12. 情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定する設定工程と、
    前記ユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する送信工程と、
    前記ユーザ情報を用いて前記画像形成装置へログインするログイン工程と、
    前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを指定する指定工程と、を有し、
    前記指定工程が前記画像形成装置がドメイン管理されていないと指定している場合、前記ログイン工程は、前記ユーザ名とドメイン名とを結合したユーザ名を用いて、前記画像形成装置にログインすることを特徴とする制御方法。
  13. 情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザ名とドメイン名とを少なくとも含むユーザ情報を設定する設定工程と、
    前記ユーザ情報を付与した印刷ジョブを画像形成装置へ送信する送信工程と、
    前記ユーザ情報を用いて前記画像形成装置へログインするログイン工程と、
    前記画像形成装置がドメイン管理されているか否かを判定する判定工程と、を有し、
    前記判定工程が前記画像形成装置がドメイン管理されていないと判定すると、前記ログイン工程は、前記ドメイン名を除くユーザ情報に基づいて、前記画像形成装置にログインすることを特徴とする制御方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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