JP2018193833A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観品質を損なうことなく防火性の向上を図る。【解決手段】枠体10に対して扉体20を開閉可能に配設した建具であって、枠体10を構成する枠材13には、扉体20の表面20bに当接するメインタイト材70と、扉体20の見込み面20aに当接するサブタイト材80とが設けられ、サブタイト材80は、枠体10に取り付けられるベース部81と、扉体20に当接される接触ヒレ部82とを有し、ベース部81に熱膨張性部材83が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、防火性を考慮した建具に関するものである。
昨今の建具においては、火災発生時においても室内外に通じるような火炎の貫通口ができないようにするため、種々の対策が施されている。例えば、枠体と扉体との間においては、扉体の表面に当接するタイト材として不燃性のものを適用するとともに、枠体を構成する枠材においてタイト材に対向する部位に熱膨張性部材を配設するようにしたものが提供されている。こうした建具によれば、火災発生時に温度が上昇して熱膨張性部材が膨張すれば、タイト材との間の隙間が塞がれるため、火炎の貫通口が生じる事態を防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−127169号公報
ところで、上述した建具にあっては、扉体を開いた際に熱膨張性部材が外部から視認可能となる。多用されている熱膨張性部材としては黒鉛を含んだ黒色のものがほとんどであり、建具の外観品質を考慮した場合、必ずしも好ましいとはいえない。また、接着剤によって貼り付けられた熱膨張性部材は、経年によって剥離するおそれもある。
本発明は、上記実情に鑑みて、外観品質を損なうことなく防火性の向上を図ることのできる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、枠体に対して扉体を開閉可能に配設した建具であって、前記枠体を構成する枠材には、前記扉体の表面に当接する第1のタイト材と、前記扉体の見込み面に当接する第2のタイト材とが設けられ、前記第2のタイト材には熱膨張性部材が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、第2のタイト材に熱膨張性部材が設けられているため、通常の使用時において外観品質が損なわれるおそれはない。一方、火災発生時においては熱膨張性部材が膨張することによって扉体と枠体との間の隙間が塞がれることになる。
また本発明は、上述した建具において、前記第2のタイト材は、前記枠体に取り付けられるベース部と、前記扉体に当接される接触ヒレ部とを有し、前記ベース部に前記熱膨張性部材が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、扉体に当接する接触ヒレ部を軟質の樹脂によって成形することができるため、扉体の開閉性や枠体と扉体との間の気密性の点でも有利となる。
また本発明は、上述した建具において、前記熱膨張性部材は、前記ベース部において前記扉体の見込み面に対向する部位に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、熱膨張性部材が扉体の見込み面に対向する部位に設けられているため、より確実に扉体と枠体との隙間を塞ぐことが可能となる。
また本発明は、上述した建具において、前記枠体を構成する枠材の見込み面には、付属部品を取り付けるための装着用開口が設けられており、前記熱膨張性部材は、前記ベース部において前記装着用開口に近接する縁部に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、膨張する熱膨張性部材によって枠体の装着用開口が塞がれることになり、装着用開口が火炎の貫通口となる事態を防止することができる。
また本発明は、上述した建具において、前記枠体を構成する枠材は、前記第2のタイト材が設けられる金属製の枠要素と、前記第1のタイト材が設けられる金属製の枠要素と、これら2つの枠要素を互いに連結する断熱性の連結材とを有して構成されたものであり、前記熱膨張性部材は、前記ベース部において前記連結材に近接する縁部に設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、枠体を構成する枠材として断熱性を考慮したものを適用した場合にも、膨張する熱膨張性部材によって連結材を覆うことができるため、火災発生時に金属製の枠要素が分断することがなく、扉体が脱落するような事態を招来するおそれもない。
本発明によれば、第2のタイト材に熱膨張性部材が設けられているため、通常の使用時において外観品質が損なわれるおそれはない。一方、火災発生時においては熱膨張性部材が膨張することによって扉体と枠体との間の隙間が塞がれる。従って、外観品質を損なうことなく防火性の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施の形態である建具を室外側から見た図である。 図1に示した建具の縦断面図である。 図1に示した建具の横断面図である。 図1に示した建具の戸先側を示す拡大横断面図である。 図1に示した建具に適用する第2のタイト材を示す斜視図である。 図1に示した建具の戸先側において第2のタイト材に設けた熱膨張性部材が膨張した状態を模式的に示す拡大横断面図である。 図1に示した建具の吊り元側において第2のタイト材に設けた熱膨張性部材が膨張した状態を模式的に示す拡大横断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の実施の形態である建具を示したものである。ここで例示する建具は、家屋の玄関に用いられるもので、枠体10と、室外側に向けて開閉可能となるようにヒンジ1を介して枠体10に支持させた扉体20とを備えている。
枠体10は、上枠11、下枠12及び左右の縦枠13,14を四周枠組みすることによって構成したものである。枠体10を構成するそれぞれの枠材11,12,13,14は、アルミニウム合金等の金属によって成形した2つの枠要素11a,11b、12a,12b、13a,13b、14a,14bを見込み方向に沿って並設し、かつ互いの間を連結材11c,12c,13c,14cによって連結したものである。連結材11c,12c,13c,14cは、断熱性を有した樹脂によって成形してある。
ここで、見込み方向とは、図中の矢印Aで示すように、建具の奥行きに沿った方向である。見込み方向に沿った平面については、見込み面と称する場合がある。また、見付け方向とは、上枠11や下枠12のように左右に沿った部材の場合、見込み方向に直交した上下に沿う方向であり、縦枠13,14のように上下に沿った部材の場合、見込み方向に直交した左右に沿う方向である。見付け方向に沿った平面については、見付け面と称する場合がある。
扉体20は、四周枠組みした骨材21の両側見付け面にそれぞれ表面材22を配設することによって扉本体23を構成したものである。骨材21は、硬質PVC(poly vinyl chloride)等の硬質樹脂によって成形した樹脂骨部24と、スチール等の金属によって成形した金属骨部25とを備えて構成したものである。図からも明らかなように、樹脂骨部24は、扉本体23の見込み方向に沿った寸法にほぼ等しい寸法を有しており、骨材21において両側の見付け面及び外周側の見込み面を構成している。これに対して金属骨部25は、扉本体23の見込み方向に沿った寸法の1/2をわずかに超える寸法を有したもので、樹脂骨部24の内周側に配設してある。樹脂骨部24及び金属骨部25の長手に沿った寸法は、互いにほぼ同一である。
上述の構成を有する骨材21は、樹脂骨部24に対して金属骨部25が室外側となる状態で四周枠組みすることにより扉本体23の外殻を構成している。図には明示していないが、骨材21を枠状に構成するには、金属骨部25の相互間を適宜連結すれば良い。金属骨部25の相互間を連結するには、例えばリベットを適用することができる。樹脂骨部24の相互間は、必ずしも連結する必要はないが、熱溶着することによって相互に連結しても良い。なお、図中の符号26は、樹脂骨部24において室内側となる部分に配設した断熱材である。
表面材22は、鋼材等の金属によって成形した薄板状部材によって成形したもので、基板部22a及び屈曲部22bを有している。基板部22aは、扉本体23の外形寸法とほぼ同じ大きさの矩形状を成す部分である。屈曲部22bは、基板部22aの四周からそれぞれ同じ方向に向けてほぼ直角に屈曲した部分である。屈曲部22bの延在寸法は、上述した樹脂骨部24の見込み方向に沿った寸法の1/2より小さく設定してある。
この表面材22は、四周枠組みした骨材21の見付け面をそれぞれ覆うとともに、個々の屈曲部22bが骨材21の見込み面を覆うように配置した状態で、屈曲部22bと骨材21との間を接合することにより扉本体23を構成している。表面材22の屈曲部22bと骨材21との間を接合する方法としては、例えばリベット27を適用すれば良い。樹脂骨部24と金属骨部25とが重ね合わされた部分については、リベット27により樹脂骨部24を介して表面材22の屈曲部22bが金属骨部25に接合されることになる。なお、図中の符号28は、表面材22の相互間に配設した断熱材である。
上記のようにして構成した扉本体23には、図4、図6、図7に示すように、戸先及び吊り元に配設された骨材21の見込み面にそれぞれエッジ材30が設けてあり、戸先となる部分に錠ケース40が設けてある。一方、上述の枠体10には、扉体20の錠ケース40に対応する縦枠(以下、区別する場合に戸先枠13という)に錠受け部材(付属部品)50が設けてあり、さらに扉本体23の吊り元に通電金具60が設けてある。
エッジ材30は、骨材21の見込み面及び表面材22の屈曲部22bを覆うことにより、扉体20の見込み面20aを構成するものである。本実施の形態では、アルミニウム合金等の金属によって成形した金属エッジ部30aと、硬質PVC等の硬質樹脂によって成形した樹脂エッジ部30bとを備えてエッジ材30が構成してある。金属エッジ部30aは、骨材21の見込み面において室外側の過半部を覆うものであり、樹脂エッジ部30bは、骨材21の見込み面において室内側を覆うものである。
錠ケース40は、扉本体23の施錠を行うためのもので、薄型の直方体状を成すケース本体41と、ケース本体41の一側面に設けられたフランジ42とを備えている。ケース本体41は、骨材21及びエッジ材30に設けた挿通開口21d,30cを介して扉本体23の内部に収容される部分である。フランジ42は、ケース本体41の一側面よりも大きな外形寸法を有した矩形の板状を成すもので、ネジ(図示せず)を介して骨材21に取り付けてある。このフランジ42からは、ラッチボルト43及びデッドボルト44が戸先枠13に向けて突出している。
錠受け部材50は、扉体20が閉じられた場合に錠ケース40のフランジ42から突出しているラッチボルト43を受け入れ、さらに錠ケース40が施錠操作された場合にフランジ42から突出するデッドボルト44を受け入れるためのもので、ストライク51及びトロヨケ52を備えている。この錠受け部材50は、戸先枠13に設けた装着用開口13dを介してトロヨケ52が戸先枠13の内部に取り付けてあり、さらに、装着用開口13d及びトロヨケ52を覆い隠すように戸先枠13の見込み面13gにストライク51が取り付けてある。
通電金具60は、外部から与えられた電源を錠ケース40に供給するためのもので、ケース本体61と、ケース本体61の一側面に設けられたフランジ62とを備えている。ケース本体61は、骨材21及びエッジ材30に設けた挿通開口21d,30cを介して扉本体23の内部に収容される部分である。フランジ62は、ケース本体61の一側面よりも大きな外形寸法を有した矩形の板状を成すもので、ネジ(図示せず)を介して骨材21に取り付けてある。
さらに、この建具には、左右の縦枠13,14にそれぞれメインタイト材(第1のタイト材)70及びサブタイト材(第2のタイト材)80が設けてある。メインタイト材70は、扉体20が閉じられた場合に扉体20の室内に臨む表面20bにおいて両側縁部の上下に沿った全長にわたる部位に当接するもので、縦枠13,14の当接ヒレ部13e,14eに装着してある。当接ヒレ部13e,14eは、室内側の枠要素13b,14bにおいて内周側となる見込み面13g,14gの全長となる部位から内周側に突出したヒレ状部分である。メインタイト材70は、ベース部71及び接触ヒレ部72を有したもので、それぞれがEPDM等のように弾性に富んだ軟質樹脂によって一体に成形してある。このメインタイト材70は、ベース部71を介して当接ヒレ部13e,14eの先端部に保持してあり、接触ヒレ部72を介して扉体20の室内に臨む表面20bに当接することが可能である。
サブタイト材80は、扉体20が閉じられた場合に扉体20に設けられたエッジ材30の上下に沿った全長にわたる部位に当接するもので、縦枠13,14に設けた一対の係合突起13f,14fに装着してある。一対の係合突起13f,14fは、室外側の枠要素13a,14aにおいて連結材13c,14cに近接した内周側の見込み面13g,14gから互いに対向するように内周側に突出したものである。サブタイト材80は、比較的硬質の樹脂によって成形したベース部81と、EPDM等のように比較的軟質の樹脂によって成形した接触ヒレ部82とを有したもので、二色成形によって一体に成形してある。このサブタイト材80は、ベース部81を介して一対の係合突起13f,14fの相互間に保持してあり、接触ヒレ部82を介して扉体20の樹脂エッジ部30bに当接することが可能である。
図5に示すように、サブタイト材80には、ベース部81の内部に熱膨張性部材83が配設してある。熱膨張性部材83は、熱により膨張する不燃性または難燃性の部材である。熱膨張性部材83としては、例えば熱膨張性の黒鉛を含有した発泡材を適用することができる。本実施の形態では、ベース部81において扉体20の見込み面20aに対向する部位、ベース部81の室外に臨む縁部及びベース部81の室内に臨む縁部の3カ所に、それぞれ熱膨張性部材83が長手の全長に内蔵してある。ベース部81の室外に臨む縁部及び室内に臨む縁部に設けた熱膨張性部材83は、係合突起13f,14fが挿入される凹部84よりも外方となる部位に配設してある。図からも明らかなように、それぞれの熱膨張性部材83は、周囲がベース部81を構成する樹脂によって覆われており、端面を除いて外部から視認することはできない。
このサブタイト材80は、縦枠13,14に保持させた場合、ベース部81の外周側に縦枠13,14の見込み面を構成する部分が配置され、かつベース部81の凹部84にそれぞれ係合突起13f,14fが配置された状態となる。なお、図中の符号90は、帯状に成形された熱膨張性部材である。
上記のように構成した建具では、扉体20の表面20bに当接するメインタイト材70として軟質樹脂によって一体成形されたものを適用し、かつ扉体20のエッジ材30に当接するサブタイト材80として接触ヒレ部82が軟質の樹脂によって成形されたものを適用している。従って、この建具によれば、通常の使用時において扉体20の開閉性や、枠体10と扉体20との間の気密性が何ら損なわれることはない。
一方、例えば火災発生時において建具の室外側から温度が上昇すると、図6及び図7に示すように、サブタイト材80のベース部81に設けた熱膨張性部材83がそれぞれ膨張し、膨張した熱膨張性部材83′によって扉体20との隙間が塞がれることになる。
すなわち、ベース部81において扉体20の見込み面20aに対向する部位に配設した熱膨張性部材83は、外周側に縦枠13,14が配置されているため、温度が上昇すると主に扉体20の見込み面20aに向けて膨張する。このため、膨張した熱膨張性部材83′によって枠体10の縦枠13,14と扉体20との間の見込み方向に沿った隙間がそれぞれ全長にわたって塞がれることになり、室外と室内との間に火炎の貫通口が生じる事態を防止することができる。
また、ベース部81の室外に臨む縁部に配設した熱膨張性部材83は、室内側となる部位に係合突起13f,14fが配置されているため、温度が上昇すると主に室外側に向けて膨張することになる。このため、膨張した熱膨張性部材83′により、戸先枠13に設けた装着用開口13dや扉体20に設けた挿通開口21d,30cが塞がれることになり、戸先枠13の内部や扉体20の内部に火炎が進入する事態を防止することができる。
さらに、ベース部81の室内に臨む縁部に配設した熱膨張性部材83は、室外側となる部位に係合突起13f,14fが配置されているため、温度が上昇すると主に室内側に向けて膨張することになる。このため、膨張した熱膨張性部材83′により、枠要素13a,13b、14a,14bの間を連結する連結材13c,14cを覆い隠すことができ、枠要素13a,13b、14a,14bが分断して扉体20が脱落するような事態を招来するおそれがなくなる。
これらの結果、上述の建具によれば、扉体20の開閉性や、枠体10と扉体20との間の気密性といった通常の使用状態に要求される性能に何ら支障を来すことなく、防火性の向上を図ることが可能となる。しかも、熱膨張性部材83をサブタイト材80に設けるようにしているため、建具を製造する場合の作業が容易となるばかりか、熱膨張性部材83が外部に露出しないため、外観品質の点でも有利となる。さらに、経年によって熱膨張性部材83が剥がれるといった事態が発生することもなく、上述の防火性を長期にわたって保証することができる。
なお、上述した実施の形態では、ヒンジ1を介して扉体20が枠体10に開閉可能に支持された建具を例示しているが、本発明はこれに限定されない。また、枠体10を構成する枠材11,12,13,14として2つの枠要素11a,11b、12a,12b、13a,13b、14a,14bの間を連結材11c,12c,13c,14cによって連結したものを例示しているが、必ずしも連結材11c,12c,13c,14cを有したものに限らない。枠材11,12,13,14として連結材11c,12c,13c,14cを有していないものを適用する場合であれば、第2のタイト材80のベース部81において、連結材11c,12c,13c,14cに近接する縁部の熱膨張性部材83を省略しても良いのはもちろんである。
また、上述した実施の形態では、第2タイト材80のベース部81にのみ熱膨張性部材83を設け、かつ接触ヒレ部82としては軟質樹脂によって成形するようにしているため、通常の使用時において扉体の開閉性や、枠体と扉体との間の気密性の点で有利となる。しかしながら本発明は必ずしもこれに限定されず、接触ヒレ部に熱膨張性部材を設けるようにしても構わない。
10 枠体、13,14 枠材、13a,13b、14a,14b 枠要素、13c,14c 連結材、13d 装着用開口、13g,14g 見込み面、20 扉体、20a 見込み面、20b 表面、50 錠受け部材、70 メインタイト材、80 サブタイト材、81 ベース部、82 接触ヒレ部、83 熱膨張性部材

Claims (5)

  1. 枠体に対して扉体を開閉可能に配設した建具であって、
    前記枠体を構成する枠材には、前記扉体の表面に当接する第1のタイト材と、前記扉体の見込み面に当接する第2のタイト材とが設けられ、
    前記第2のタイト材には、熱膨張性部材が設けられていることを特徴とする建具。
  2. 前記第2のタイト材は、前記枠体に取り付けられるベース部と、前記扉体に当接される接触ヒレ部とを有し、前記ベース部に前記熱膨張性部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記熱膨張性部材は、前記ベース部において前記扉体の見込み面に対向する部位に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建具。
  4. 前記枠体を構成する枠材の見込み面には、付属部品を取り付けるための装着用開口が設けられており、
    前記熱膨張性部材は、前記ベース部において前記装着用開口に近接する縁部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建具。
  5. 前記枠体を構成する枠材は、前記第2のタイト材が設けられる金属製の枠要素と、前記第1のタイト材が設けられる金属製の枠要素と、これら2つの枠要素を互いに連結する断熱性の連結材とを有して構成されたものであり、
    前記熱膨張性部材は、前記ベース部において前記連結材に近接する縁部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建具。
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