JP2018192133A - 遊技機 - Google Patents

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潤 岩田
Jun Iwata
潤 岩田
智康 伊佐治
Tomoyasu Isaji
智康 伊佐治
裕貴 安井
Yuki Yasui
裕貴 安井
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Abstract

【課題】新たな興趣を奏する遊技機を提供する。【解決手段】遊技機であって、当該遊技機内に形成された遊技領域に設けられ、該遊技領域を落下する遊技球に接触することにより遊技球の流下方向を変更させる複数の接触部品を備えている。当該遊技領域に設けられる全ての上記複数の接触部品は、金属により形成される釘以外の部品である。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に関する。
従来、遊技球を用いたパチンコ遊技機は、例えば特許文献1に示されるように、遊技盤により形成される遊技領域に配置され、前方側に突出する多数の遊技釘を備えていた。
特開2014−117510号公報
しかしながら、遊技釘はその数も多く、遊技領域に発射された遊技球は遊技釘の間を移動するのみである状態が長くなっており、遊技者が遊技を単調に感じて遊技の興趣が低下してしまうおそれがあった。
本発明は、新たな興趣を奏する遊技機を提供する。
本発明の1つの態様は、遊技機であって、当該遊技機内に形成された遊技領域に設けられ、該遊技領域を落下する遊技球に接触することにより遊技球の流下方向を変更させる複数の接触部品を備え、当該遊技領域に設けられる全ての上記複数の接触部品は、金属により形成される釘以外の部品である遊技機である。
このような遊技機であれば、遊技球は遊技釘に接触しないため、遊技者は従来とは異なる遊技球の動きを楽しむことができ、新たな興趣を得ることができる。
なお、上述した複数の接触部品は、合成樹脂により形成された部品であってもよい。もちろん、金属により形成される釘以外であれば、金属により形成される板状やブロック状の部品や、樹脂により形成される釘状の部品などを用いることもできる。
また、接触部品のうちの少なくとも一部は、上記遊技領域を形成する遊技盤と一体に成形されていてもよい。このような遊技機であれば、接触部品が遊技盤と一体に成形されるため、接触部品を個別に取り扱う必要がなく、都合がよい。
また、上述した接触部品の1つは、上記遊技球を複数の流路のうちのいずれかに振り分ける振分装置であってもよい。その場合、振分装置は、上記遊技球を、上記遊技領域における左側の範囲に送るための流路と、上記遊技領域における右側の範囲に送るための流路と、を備えていてもよい。
このような遊技機であれば、遊技釘がなくとも、振分装置によって遊技球を遊技領域の左右に振り分けることで、遊技領域の広い範囲において遊技を実行させることができる。
また上述したように振り分け装置を用いる場合において、振分装置は、上記遊技領域の左右中央であり、かつ、該遊技領域における上部側の範囲に配置されてもよい。このような遊技機であれば、遊技球が遊技領域に入ってから早期に遊技球が左右に移動することとなるため、遊技領域の広い範囲を遊技に使用することができる。
パチンコ機の構成を示す正面図である。 振分装置の構造を示す斜視図である。 振分装置の構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。
[1.実施形態]
[1−1.全体構成]
図1は、本発明に係る遊技機の一例としてパチンコ機101の実施の一形態を示した外観図である。
弾球遊技機の一種であるパチンコ機101の前面部には、上から順に盤面窓枠102、皿扉103、下部ユニット104が配されている。皿扉103には演出ボタン103aが配されており、下部ユニット104にはハンドル104aや灰皿104bが取り付けられている。
また、盤面窓枠102には窓107が設けられ、その周辺に電飾108が配されている。また、盤面窓枠102には、窓107を閉塞するためのガラス板107aが窓107の背後に装着される。盤面窓枠102の背後の窓107に臨んだ位置には、中枠に保持された遊技盤109が配されている。遊技盤109は、ガラス板107aとの間に遊技領域110を形成する。この遊技領域110は、遊技球が流下する領域であって、パチンコ機101内に形成される。
遊技盤109には、ガイドレール111、振分装置10、入賞装置112、及び複数の役物(風車131、クルーン136、回転障害物138など)が設けられている。
遊技者がハンドル104aを回すと、発射装置104cにより、ハンドル104aの回転量に対応した速度で遊技球が発射される。
発射された遊技球はガイドレール111に沿って上昇し、遊技領域110における上方の領域に移動する。遊技球は、遊技領域110の上方側に設けられた複数のブロック121に接触し、振分装置10の開口11に流入する。但し、発射速度が小さく、最も左側に位置するブロック121aに接触した遊技球、及び、ガイドレール111を離れてすぐに落下した遊技球に限り、アウト口122に落下し、遊技領域110(遊技盤109)から排出される。ブロック121及びブロック121aは、遊技盤109と一体に成形されている。
振分装置10の開口11から振分装置10の内部に入った遊技球は、左排出口35L,右排出口35Rのいずれか一方から振分装置10の外部に排出される。左排出口35Lから排出された遊技球は、左レール36Lに乗って左に進み、遊技領域110における左側の範囲に送られる。また、右排出口35Rから排出された遊技球は、右レール36Rに乗って右に進み、遊技領域110における右側の範囲に送られる。すなわち、左排出口35Lは、遊技球を上述した左側の範囲に送るための流路であり、右排出口35Rは、遊技球を上述した右側の範囲に送るための流路である。また、左レール36Lが、遊技球を上述した左側の範囲に送る流路であり、右レール36Rが、遊技球を上述した右側の範囲に送る流路である。
振分装置10から排出された遊技球は、左右対称に設けられている役物を経由して流下する。以下では、左側の役物等を中心に説明するが、右側も同様の構成である。
左排出口35Lから振分装置10の外部に排出された遊技球は、左レール36Lにより遊技領域110の左側の範囲に進み、風車131に向かう。風車131は、回転軸131aを中心に回転する。また風車131には9個の溝131bが設けられており、遊技球はそのいずれかに収まり、風車131の回転に伴って移動する。
9個の溝131bのうちの8個の溝131bに入った遊技球は、風車131よりも外側(左側)において上下に伸びる排出流路132に排出される。排出流路132に排出された遊技球は、一部を除き、遊技領域110を流下して遊技領域110の下端に設けられるアウト口133に入り、遊技領域110(遊技盤109)から排出される。
一方、9個の溝131bのうちの上述した8個を除く1つの溝131bは、遊技球を、風車131の直下に配置されるシーソー134に落下させる。シーソー134は常時左右に揺動しており、遊技球を、遊技領域110の中央側のレール135、及び、排出流路132のいずれかに、一定の割合で振り分ける。レール135に振り分けられた遊技球は、遊技領域110の中央に移動し、クルーン136に落ちる。
クルーン136には図示しない複数の貫通穴が形成されており、その中の所定の穴に遊技球が落下したときに限り、その下方に設けられている、前後方向に延びるレール137の奥側に落ちる。
排出流路132に沿う位置には、第1羽根部材141が設けられている。第1羽根部材141は、通常は排出流路132における遊技球の流下を妨げない位置にあるが、短い期間のみ、遊技球の流下を妨げる位置に移動する。このときに遊技球が第1羽根部材141に接触すると、排出流路132から抜けて遊技領域110の中央側に進み、レール142を通ってクルーン136に入る。
また、排出流路132に沿う位置であって、第1羽根部材141よりも下流側の位置に第2羽根部材143が設けられている。この第2羽根部材143も通常は遊技球の流下を妨げないように位置しているが、短い期間のみ、遊技球の流下を妨げる位置に移動する。このときに遊技球が第2羽根部材143に接触すると、排出流路132から抜けて遊技領域110の中央側に進み、レール144を通って、レール137の奥側に落ちる。
レール137は前方が低くなるように傾斜しているため、レール137の奥側に落ちた遊技球は、レール137上を後方から前方に向かって移動する。レール137の両サイドには回転障害物138が設けられている。これらは回転しており、接触した遊技球をレール137から落下させる。回転障害物138に接触しなかった遊技球のみが、入賞装置112に入る。一方、落下した遊技球は、アウト口133に入る。
入賞装置112に入賞した場合、即ち入賞装置112に遊技球が入った場合には、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技が開始されると、振分装置10の内部に設けられる大入賞装置が開放される。なお本実施形態では入賞装置112に入賞した場合には大当たりが確定するように構成されているが、入賞装置112に入賞した場合には抽選が行われ、当たりであれば大当たり遊技が開始されるように構成されていてもよい。
以上説明した本実施形態においては、ブロック121,121a、振分装置10、風車131、シーソー134、回転障害物138、及びその他の流路やレールなど、遊技領域110を落下する遊技球に接触することにより遊技球の流下方向を変更させる、全ての部品が、主たる部分が金属により形成される釘以外の部品である。これらの部品は、より具体的には、合成樹脂製である。これらの部品が、本発明における接触部品に該当する。
[1−2.振分装置の構成]
振分装置は、遊技領域に配置され、遊技球を複数の流路のうちのいずれかに振り分ける装置である。流路とは必ずしも壁面等で囲まれたものでなくてもよく、振分装置に振り分けられた結果、遊技球の移動先が異なるものとなればよい。
振分装置は、当該振分装置に進入した遊技球を、所定の割合で、或いは、所定の条件を満たしたか否かに基づいて、複数の流路のいずれかに振り分ける。
所定の割合による振り分けとは、遊技球が複数の流路それぞれに進む確率が予め定められている振り分けを意味する。具体的な構成は特に限定されないが、例えば、遊技者にとって有利な流路と不利な流路が存在する場合に、有利な流路へ遊技球が進む割合が1/5、1/10というように予め定まっている構成や、一定の時間ごとに遊技球が進む流路が変化する構成などが挙げられる。
また、所定の条件による振り分けとは、例えば、一定の条件を満たした場合にのみ、一方の流路に遊技球が流れ、その他の場合には他の流路に遊技球が流れるように振り分けることが挙げられる。一定の条件とは、例えば、遊技球が所定の位置を通過したことが例示される。
パチンコ機は、放出手段(ハンドル104a及び発射装置104c)によって遊技領域に放出された遊技球が、最初に振分装置に進入するように構成されている。ここでいう、「最初に振分装置に進入」とは、(i)遊技球が原則、振分装置に入ること、(ii)振分装置よりも上流に、遊技球が回収されたり、遊技盤から排出されたりする機構が存在しないこと、の2つの条件を満たす場合とすることができる。
まず(i)について説明する。少なくとも、パチンコ機が通常の動作モードにあり、遊技者が通常の操作により遊技球を発射した場合に、大部分の遊技球が振分装置に入るように構成されていればよい。
通常の操作とは、例えば、入賞装置への遊技球の入賞を狙うことを目的とするパチンコ機において、遊技球が入賞装置に入賞するために必要な操作を遊技者が行うこととすることができる。通常の動作モードとは、例えば、遊技者にとって有利な状態ではない遊技実行状態となるモードである。
一方で、通常の動作モードとは異なる動作モードにおいて必要な操作を遊技者が行っているときには、遊技球が振分装置に進入しない構成であってもよい。例えば、大当たり遊技中はいわゆる右打ちを行うが、その場合には通常の入賞装置への入賞が困難であるように構成されたパチンコ機において、右打ち操作をした場合には、遊技球が振分装置に進入しなくとも、上記(i)の条件を満たさないことにはならない。
以上のように、普通に遊技を行うときに、大部分の遊技球が振分装置に入るならば、上記(i)の条件が満たされることとなる。具体的な条件については、「普通に遊技を行うときに、大部分の遊技球が振分装置に入る」という条件を満たす範囲で変更可能である。
次に、(ii)を満たす具体例としては、振分装置より上流に遊技球が回収される入賞装置が存在しないことが例示される。一方で、例えばスルーチャッカのように、遊技球の通過による特典があるとしても、通過後そのまま遊技球が遊技領域を流下する装置であれば、(ii)の条件を満たすか否かの判断において無視することとしてもよい。
なお、(i)(ii)の条件は、必ずしも両方を満たす必要はなく、いずれか一方のみを満たすものであってもよい。例えば、入賞装置などが振分装置よりも上流に設けられていてもよいし、遊技球の大部分が振分装置に入る構成でなくともよい。
パチンコ機には、少なくとも上述したような振分装置が設けられていれば、それ以外にも1つ以上の振分装置が設けられていてもよい。
次に、本実施形態で示す振分装置10について説明する。
振分装置10は、遊技球が進入する開口11が形成されている。上述したように、遊技球がアウト口122へ流れるためにはガイドレール111の上端は越えるもののブロック121aは超えない速度で発射する必要がある。また、遊技球の発射速度が大きい場合は、開口11よりも右側にある壁面124に接触して開口11に案内される。よって、遊技者が入賞装置112を狙って遊技球を振分装置10へ進入させようとする限り(即ち、大当たりを狙う通常の遊技を行う限り)、遊技者が発射した遊技球の大部分は開口11から振分装置10の内部に進入する。
図2を用いて振分装置10の具体的な構成を説明する。振分装置10は、遊技領域110の左右中央に配置されている。また、振分装置10は、遊技領域110における上部側の範囲に配置されている。ここでいう上部側とは、遊技領域110の上下方向の中心よりも上側という意味である。振分装置10が、少なくとも前方から見て大部分が上部側に位置していればよい。
開口11から進入した遊技球は、奥側(後方側)が下がった傾斜面12を転がり奥に進む。傾斜面12には複数の突起13が形成されており、遊技球はこれに衝突しながら進む。奥部には複数の貫通穴14が形成されており、遊技球はそのいずれかの貫通穴14から落下する。
貫通穴14の下方には、左右に延びる回転軸22を中心として回転可能に構成された左右に広がる回転板21が設けられている。貫通穴14から落下した遊技球は、この回転板21に当接する。通常の動作モードのとき、言い換えると大当たり遊技の実行時以外は、回転板21は前方が下になるように傾斜した状態となっている。そのため貫通穴14から落下して回転板21に当接した遊技球は前方に移動し、流路24に入る。流路24は、前端部分が遊技球1つのみ進入可能な狭路25として形成されているため、遊技球は1つずつ狭路25に進入する。
狭路25の下流には、回転体31が設けられている。回転体31は、上方から流下した遊技球を左右に交互に振り分ける装置である。その機構や動作自体は公知の構成を採用することができるため、詳細な説明を割愛する。
この回転体31により左右に振り分けられた遊技球は、左右方向に並ぶ左側板32、中央板33、右側板34のうち、左側板32及び中央板33により形成される左排出口35Lと、中央板33及び右側板34により形成される右排出口35Rと、のいずれかから排出される。
なお、大当たり遊技時には、図3に示されるように、回転板21がステップモータ23により回転し、後方が下になるように傾斜した状態となる。回転板21の奥側には図示しない大入賞装置が設けられている。つまり図3に示されるように回転板21が移動することにより、大入賞装置が開放される。大入賞装置に入賞すると、遊技者は多くの賞球を得ることができる。
このように、振分装置10は、2段階の振り分けが可能に構成されている。回転板21による振分は、遊技領域110の前面側ではない、後方の領域で実行される。
[1−3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)パチンコ機101では、遊技球は遊技釘以外の接触部品に接触しつつ流下するため、遊技球の流下経路の大部分において遊技釘に接触しながら流下する従来のパチンコ機と比較して、異なる遊技球の動きを遊技者は楽しむことができる。
(1b)パチンコ機101では、ブロック121、ブロック121aなどが遊技盤109と一体に成形されているため、組み付け作業等の作業性が向上する。また金属の釘とは異なり遊技球が接触することによる変形が生じにくいため、メンテナンスの回数を低減することができる。
(1c)振分装置10は、遊技球を、遊技領域110の左側の範囲と右側の範囲とに送るように構成されているため、遊技領域110を広く使って遊技球による落下を行わせることができる。また振分装置10は遊技領域110の左右中央であり、かつ、遊技領域110の上部側の範囲に配置されているため、より高い位置から広く遊技領域110を使用することができる。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2a)上記実施形態では、本発明の接触部品に相当する部品としてブロック121、振分装置10、風車131等を例示したが、接触部品は、遊技球と接触してその流下経路を変化させるものであれば、本実施形態において例示したもの以外の物も広く含みうる。
接触部品は、材質および形状が、金属により構成された釘以外であればよい。例えば金属以外の材料で構成された釘や、金属材料で構成されたブロックや板状など、釘以外の形状からなる構成は、本発明の接触部品に含まれうる。
なお、遊技機は、遊技球に接触しうる釘状形状の部品については、材質にかかわらず全く含まないように構成されていてもよい。金属以外の釘であれば遊技球の動作は金属釘とは異なるものとなるが、釘状形状の部品を全て除外することで、金属釘が用いられている場合と似た遊技球の動作が生じにくくなり、さらに、金属釘が多数用いられる遊技機と比較して、遊技盤の外観上の差異を明確にすることができる。また、遊技機は、遊技球と接触する部分として、遊技領域において金属により構成される部品を全く含まないように構成されていてもよい。
なお、接触部品として機能しない部品であれば、金属により構成される釘が遊技領域110に存在していてもよい。接触部品として機能しない部品とは、遊技球が接触しない部品や、遊技球に接触する可能性があるが、接触しても流下先や結果等に何ら影響を与えない部品などがあげられる。
(2b)上記実施形態では、振分装置の一例として振分装置10を例示したが、これに限定されるものではなく、さまざまな構成の振分装置を用いることができる。例えば、振分装置は、回転板21による振り分け機構を持たず、回転体31による振り分けのみを実行する振分装置であってもよいし、回転板21による振り分けのみを実行する振分装置であってもよい。また、振分装置は、複数の貫通穴の形成されたクルーン136のように、落下する貫通穴によって行き先が変化する構成であってもよい。少なくとも、全体として、複数の流路のいずれかに遊技球を送るように構成されていればよい。
また振分装置10の配置される位置は、実施形態に示した位置に限られない。例えば振分装置10は遊技領域110の左右いずれかに寄って配置されていてもよいし、遊技領域110の下方に配置されていてもよい。
また振分装置10は、左レール36L、右レール36Rに遊技球を乗せることにより遊技領域110の左右に遊技球を移動させる構成を例示した。しかしながら、遊技球が最終的に遊技領域110における左側の範囲と右側の範囲とに移動可能であれば、その具体的な構成は上述した実施形態の構成に限定されず、さまざまな態様とすることができる。
なお遊技領域110における左側の範囲及び右側の範囲とは、遊技領域110の左右中央を基準として左右に分けたときの左側の領域及び右側の領域と言い換えることができる。遊技領域110の左右中央は、窓107が左右対称であればその左右中央としてもよい。また、遊技球が発射されて遊技領域における最上部に位置した後、即ち遊技球の落下が始まった後において、遊技球が移動しうる範囲の左端と右端の中央を、上述した左右中央としてもよい。もちろん、遊技領域の左右中央を明確に定める必要はない。遊技領域の右側と左側の範囲として通常判断されうる範囲に振り分けが実行されればよい。
(2c)ブロック121、ブロック121aは遊技盤109と一体成形される構成を例示したが、一体成形でなくともよい。例えば、ネジ留めや、遊技盤109に設けられた穴に差し込んで、又は螺入にて固定する構成とすることが考えられる。
(2d)上記実施形態では、回転板21の回転位置によって、大入賞装置への入賞が実現される構成を例示したが、大入賞装置に代えて、遊技球を排出するアウト口が設けられていてもよい。このように構成されていれば、振分装置に進入した遊技球の一部が遊技領域に戻らずに排出される。そのため、遊技領域に戻る遊技球の数を制限でき、戻った遊技球への遊技者の注目を集中させることができる。また、大入賞装置に代えて、通常の入賞装置が設けられていてもよい。
(2e)振分装置10及びその他の役物等の構成や配置など、上記実施形態の構成に限定されず、さまざまな態様に変更して実施することができる。
10…振分装置、11…開口、12…傾斜面、13…突起、14…貫通穴、21…回転板、22…回転軸、23…ステップモータ、24…流路、25…狭路、31…回転体、32…左側板、33…中央板、34…右側板、35L…左排出口、35R…右排出口、36L…左レール、36R…右レール、101…パチンコ機、102…盤面窓枠、103…皿扉、103a…演出ボタン、104…下部ユニット、104a…ハンドル、104b…灰皿、107…窓、107a…ガラス板、108…電飾、109…遊技盤、110…遊技領域、111…ガイドレール、112…入賞装置、121…ブロック、121a…ブロック、122…アウト口、124…壁面、131…風車、131a…回転軸、131b…溝、132…排出流路、133…アウト口、134…シーソー、135…レール、136…クルーン、137…レール、138…回転障害物、141…第1羽根部材、142…レール、143…第2羽根部材、144…レール。

Claims (5)

  1. 遊技機であって、
    当該遊技機内に形成された遊技領域に設けられ、該遊技領域を落下する遊技球に接触することにより前記遊技球の流下方向を変更させる複数の接触部品を備え、
    当該遊技領域に設けられる全ての前記複数の接触部品は、金属により形成される釘以外の部品である、遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記複数の接触部品は、合成樹脂により形成された部品である、遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機であって、
    前記接触部品のうちの少なくとも一部は、前記遊技領域を形成する遊技盤と一体に成形されている、遊技機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遊技機であって、
    前記接触部品の1つは、前記遊技球を複数の流路のうちのいずれかに振り分ける振分装置であり、
    前記振分装置は、前記遊技球を、前記遊技領域における左側の範囲に送るための流路と、前記遊技領域における右側の範囲に送るための流路と、を備える、遊技機。
  5. 請求項4に記載の遊技機であって、
    前記振分装置は、前記遊技領域の左右中央であり、かつ、該遊技領域における上部側の範囲に配置される、遊技機。
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