JP2018189352A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】気液二相の流体を熱交換する熱交換器において、複数の熱交換流路に流入する気液二相の流体の偏流を抑制して冷媒流路全体として熱交換効率を高く維持する。【解決手段】一実施形態に係る熱交換器は、第1流体が流れる複数の第1流路を形成する複数の第1プレートと、第2流体が流れる複数の第2流路を形成する複数の第2プレートと、を含む積層された複数のプレートで構成されるプレート構成体を備え、前記第1流路の少なくとも一部で前記第1流体は気液二相状態にあり、前記第1流体の供給部と前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路とに連通する第1入口ヘッダ空間と、前記第1流体の排出部と前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路とに連通する第1出口ヘッダ空間と、が前記複数の第1プレートに形成され、前記第1出口ヘッダ空間は、前記複数の第2プレートを含む前記複数のプレートの積層方向に沿って貫通した空間を形成している。【選択図】図2

Description

本開示は、気液二相の流体を熱交換する熱交換器に関する。
一次冷媒としてNHを用い、二次冷媒としてCOを用いるNH/CO冷凍機は、気液二相のNHを気化させ、これによりCO蒸気を液化させる熱交換器(CO液化器)を備える。従来、この種の液化器には、シェルアンドプレート式熱交換器、プレート式熱交換器やシェルアンドチューブ式熱交換器等が使用されている。
特許文献1には、一次冷媒としてNHを用い、二次冷媒としてCOを用い、これらの流路をいわゆるマイクロチャンネルと称する多数の微細流路で構成することで、両媒体間の熱交換性能を向上させた熱交換器が開示されている。
特開2015−114080号公報
マイクロチャンネル式熱交換器は、多数の微細流路を設けることで、伝熱面積を確保し熱交換性能を向上できると共に、高圧の流体に対応でき、装置のコンパクト化及び冷媒保有量の低減を可能とする。
しかし、気液二相の流体が複数の流路に分流される熱交換器においては、液相の比率が小さい流路は吸熱性能が低下する。そこで、複数の流路間で気液二相流の流量及び気液比を均等に分配する偏流抑制対策が重要になる。
なお、気液密度比が大きいNHが気液二相流となる場合は特に偏流が起きやすい。
一実施形態は、上記課題に鑑み、熱交換流体として気液二相の流体を含む熱交換器において、複数の熱交換流路に流入する気液二相の流体の偏流を抑制して流路全体として熱交換効率を高く維持することを目的とする。
(1)一実施形態に係る熱交換器は、
第1流体と第2流体とを熱交換させて該第1流体を気化させる熱交換器であって、
前記第1流体が流れる複数の第1流路を形成する複数の第1プレートと、前記第2流体が流れる複数の第2流路を形成する複数の第2プレートと、を含む積層された複数のプレートで構成されるプレート構成体を備え、
前記第1流路の少なくとも一部で前記第1流体は気液二相状態にあり、
前記第1流体の供給部と前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路とに連通する第1入口ヘッダ空間と、前記第1流体の排出部と前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路とに連通する第1出口ヘッダ空間と、が前記複数の第1プレートに形成され、
前記第1出口ヘッダ空間は、前記複数の第2プレートを含む前記複数のプレートの積層方向に沿って貫通した空間を形成している。
第1入口ヘッダ空間と第1出口ヘッダ空間との間の第1流体の圧力損失は、第1入口ヘッダ空間、第1流路及び第1出口ヘッダ空間における夫々の第1流体の圧力損失の合計である。
上記(1)の構成によれば、第1出口ヘッダ空間が、複数のプレートの積層方向に沿って貫通した空間を形成しているため、蒸気が流れる第1出口ヘッダ空間の流速を小さくして圧力損失を低減できる。これによって、第1流路における第1流体の圧力損失の占める割合が相対的に増加する。
また、第1出口ヘッダ空間の圧力損失が低減することで、複数の第1流路の出口部における圧力損失の差も低減する。
こうして、複数の第1流路間における圧力損失の差を低減できるため、第1流路間の第1流体の偏流によって生じる一部の第1流路における第1流体と第2流体との熱交換性能の低下を抑制できる。これによって、第1流路全体として熱交換効率を高く維持できる。
(2)一実施形態では、前記(1)の構成において、
前記第1入口ヘッダ空間は前記複数の第2プレートによって前記複数のプレートの積層方向に沿って分割されている。
上記(2)の構成によれば、第1入口ヘッダ空間は複数の第2プレートによってプレート積層方向に沿って分割されることで、各第1プレートに連通する第1入口ヘッダ空間の容積を減少できる。これによって、各第1プレートに形成された第1流路に流入する第1流体の流量をバランスさせることができるので、偏流抑制効果を向上できる。
(3)一実施形態では、前記(1)又は(2)の構成において、
前記複数の第1プレートと前記複数の第2プレートとは、前記複数のプレートの積層方向に沿って交互に配置される。
上記(3)の構成によれば、複数の第1プレートと複数の第2プレートとは、プレート積層方向に沿って交互に配置されることで、各第1プレートに形成された第1流路に連通する第1入口ヘッダ空間の容積を均等に分割できるため、各第1プレートに形成された第1流路に流入する第1流体の偏流抑制効果を向上できる。また、第1流体が流れる第1プレートと第2流体が流れる第2プレートとが積層構造で隣り合って交互に配置されるため、第1流体及び第2流体間で確実な熱交換を行うことができる。
(4)一実施形態では、前記(1)〜(3)の何れかの構成において、
前記第1入口ヘッダ空間は、前記複数の第1プレートの各々において前記複数の第1流路と前記供給部との距離が離れるにつれて流路断面積が漸減するように構成される(以下この構成を「先細り構造」とも言う。)。
上記(4)の構成によれば、第1入口ヘッダ空間上記先細り構造を有するため、各第1プレートに形成された複数の第1流路に上記供給部に近い順から順々に第1流体が分流することで第1入口ヘッダ空間の流量が減少しても、入口ヘッダから各第1流路に流入する第1流体の流速を同等にすることができる。
これによって、第1入口ヘッダ空間及び各第1流路で後述する環状流の形成が可能になり、第1入口ヘッダ空間で環状流を形成維持させることにより、第1流路間の偏流を抑制でき、従って、複数の第1流路において第1流体と第2流体との熱交換性能を向上できる。
また、複数のプレートが積層されて流路が形成される構造において、先細り構造を採用することで、プレート枚数が大きく増減しても容易に対応でき、かつ複雑なヘッダ構造とならない。また、第1流路間の偏流を抑制できる確実な第1流体の供給が行える。
(5)一実施形態では、前記(1)〜(4)の何れかの構成において、
前記第1流体の前記供給部及び前記第1流体の前記排出部が前記プレート構成体に前記積層方向に沿って形成される。
上記(5)の構成によれば、第1流体の供給部及び排出部をプレート構成体に形成することで、第1流体の供給部及び排出部を別な構成体としてプレート構成体の外側に設ける必要がなくなる。さらに、第1流体の供給部と第1入口ヘッダ空間とを接続する配管、及び第1流体の排出部と第2出口ヘッダ空間とを接続する配管が不要になるので、熱交換器をコンパクト化かつ低コスト化できる。
(6)一実施形態では、前記(1)〜(5)の何れかの構成において、
前記複数の第1プレートの各々において、前記複数の第1流路は並列に配置され、
前記複数の第2プレートの各々において、前記複数の第2流路は並列に配置されている。
上記(6)の構成によれば、複数の第1流路が並列に配置されているため、第1入口ヘッダ空間を上記(4)の先細り構造とすることで、第1流路間の偏流抑制効果を向上できる。
また、複数の第1流路及び複数の第2流路が共に並列に配置されることで、第1流路及び第2流路を流路全長に亘って近接配置できる。これによって、第1流体と第2流体との熱交換効率を向上できる。
(7)一実施形態では、前記(1)〜(6)の何れかの構成において、
前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路の出口部に設けられた絞りを備える。
上記(7)の構成によれば、複数の第1流路の出口部に絞りを設けることで、各第1流路の圧力損失を増大でき、これによって、各第1流路の圧力損失の絶対値に対する各第1流路間の圧力損失差を相対的に減少でき、これによって、複数の第1流路間の偏流抑制効果を向上できる。
(8)一実施形態では、前記(1)〜(7)の何れかの構成において、
前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路の入口部に設けられた絞りを備える。
上記(8)の構成によれば、複数の第1流路の入口部に絞りを設けることで、第1流体が第1流路内で気化して急激に膨張することによって生じる逆流を防止できる。
(9)一実施形態では、前記(1)〜(8)の何れかの構成において、
前記第1入口ヘッダ空間及び前記複数の第1プレートに形成された前記複数の第1流路は、前記第1入口ヘッダ空間及び前記複数の第1流路を流れる前記第1流体が環状流を形成するように構成されている。
「環状流」とは、流路の壁面に液相が環状に配置し、流路の中心側に気相が配置する流れを言い、気相と液相とが混じり合った状態を形成している。
上記(9)の構成によれば、第1入口ヘッダ空間及び各第1流路において第1流体が環状流を形成するように構成されているため、第1入口ヘッダ空間に接続された複数の第1流路には、気液が混合された状態で流れ、これによって、第1入口ヘッダ空間及び複数の第1流路で気液混合率を均等に保持できるため、全体として第1流体と第2流体との熱交換性能を向上できる。
(10)一実施形態では、前記(1)〜(9)の何れかの構成において、
前記複数の第1プレートに形成された前記複数の第1流路及び前記複数の第2プレートに形成された前記複数の第2流路の最大幅が2mm以下である。
上記(10)の構成によれば、複数の第1流路及び第2流路を直径が2mm以下の微細流路とすることで、第1プレートに多数の第1流路を形成できると共に、第2プレートに多数の第2流路を形成できる。これによって、これら流路の伝熱面積を飛躍的に増加できるため、第1流体と第2流体との熱交換量を飛躍的に増加できる。
(11)一実施形態では、前記(1)〜(10)の何れかの構成において、
前記第2流体の供給部と、該供給部及び前記複数の第2流路に連通する第2入口ヘッダ空間と、前記第2流体の排出部と、該排出部及び前記複数の第2流路に連通する第2出口ヘッダ空間と、が前記プレート構成体に形成され、
前記第2入口ヘッダ空間及び前記第2出口ヘッダ空間は、前記複数の第1流路と交差する方向に沿って前記複数の第1流路の両側に配置され、
前記複数の第2流路は、
前記複数の第1流路と交差する方向に沿って配置される入口側領域及び出口側領域と、
前記複数の第1流路と同一方向に沿って配置される中間領域と、
を含む。
上記(11)の構成によれば、第2流路の第2入口ヘッダ空間及び第2出口ヘッダ空間が第1流路と交差する方向に沿って配置されるため、第2入口ヘッダ空間及び第2出口ヘッダ空間を第1流路の第1入口ヘッダ空間及び第1出口ヘッダ空間と干渉させずに配置でき、これによって、第2入口ヘッダ空間及び第2出口ヘッダ空間の配置の自由度を広げることができる。
また、第2流路の中間領域が第1流路と同一方向に沿って配置されるため、中間領域における第1流体と第2流体との熱交換性能を向上できる。
(12)一実施形態では、前記(1)〜(11)の何れかの構成において、
前記第1流体及び前記第2流体は冷凍サイクルを構成する冷凍機で用いられる冷媒であり、前記第1流体は一次冷媒であり、前記第2流体は前記一次冷媒と熱交換し前記一次冷媒を加熱する二次冷媒である。
上記(12)の構成によれば、一次冷媒が流れる複数の第1流路間で偏流を抑制でき、複数の第1流路の熱交換性能を均一化でき、これによって、第1流路全体として第1流体と第2流体との熱交換性能を高く維持できる。
一実施形態によれば、気液二相の第1流体を第2流体と熱交換する熱交換器において、複数の熱交換流路に流入する第1流体の偏流を抑制し、熱交換器全体として熱交換性能を高く維持できる。
一実施形態に係る熱交換器の斜視図である。 一実施形態に係る熱交換器の正面図である。 一実施形態に係る熱交換器の側面図である。 図2中のA―A線に沿う断面図である。 図2中のB―B線に沿う断面図である。 一実施形態に係る第1プレートの表面を示す正面図である。 一実施形態に係る第1プレートの裏面を示す正面図である。 図6中のC一C線に沿う断面図である。 図6中のD一D線に沿う断面図である。 一実施形態に係る第2プレートの表面を示す正面図である。 一実施形態に係る第2プレートの裏面を示す正面図である。 図10中のE―E線に沿う断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載され又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1〜図12は、一実施形態に係る熱交換器10を示す。図1〜図3は熱交換器10の全体図であり、図4は図2中のA―A線に沿う断面図であり、図5は図2中のB−B線に沿う断面図である。
熱交換器10は、図4及び図5に示すように、複数の第1プレート12と複数の第2プレート14とを含む積層された複数のプレートによってプレート構成体16を構成している。複数の第1プレート12には夫々複数の第1流路18が形成され、複数の第2プレート14には夫々複数の第2流路20が形成されている。
図6〜図9は、第1プレート12を示す。図6及び図7は第1プレート12の表面及び裏面を示し、図8は図6中のC―C線に沿う断面図であり、図9は図6中のD―D線に沿う断面図である。図8及び図9は第1プレート12に形成された第1流路18を示す。
図10〜図12は第2プレート14を示す。図10及び図11は第2プレート14の表面及び裏面を示し、図12は図10中のE―E線に沿う断面図であり、第2プレート14に形成された第2流路20を示す。
第1入口ヘッダ空間22及び第1出口ヘッダ空間24がプレート構成体16に形成されている。第1入口ヘッダ空間22は、第1流体供給部26と各第1プレート12に形成された複数の第1流路18とに連通する。第1出口ヘッダ空間24は、第1流体排出部28と各第1プレート12に形成された複数の第1流路18に連通する。
第1出口ヘッダ空間24は、プレート積層方向に沿って貫通した空間を形成している。
上記構成において、第1流体f(図1参照)は第1流路18の少なくとも一部で気液二相状態にある。第1流体は第1流体供給部26から第1入口ヘッダ空間22を介して複数の第1流路18に流入する。複数の第1流路18を流れる第1流体は複数の第2流路20を流れる第2流体f(図1参照)と熱交換し、第2流体によって加熱されて蒸発し、第1出口ヘッダ空間24を介して第1流体排出部28に流出する。
図6において、第1流体供給部26における第1流体の圧力をPinとし、第1入口ヘッダ空間22における第1流体の圧力をPとし、任意の第1流路18における第1流体の圧力をPとし、第1出口ヘッダ空間24における第1流体の圧力をPとし、第1出口ヘッダ空間24における第1流体の圧力をPoutとする。すべての第1流路18において第1流体供給部26と第1流体排出部28との間の第1流体の圧力損失ΔPは、第1入口ヘッダ空間22の圧力損失ΔPと、第1流路18の圧力損失ΔPと、第1出口ヘッダ空間24の圧力損失ΔPとの合計であるから、次の式(1)及び(2)が成り立つ。
ΔP=Pin−Pout
=ΔP+ΔP+ΔP
=(Pin−P)+(P−P)+(P−Pout) (1)
>P>P (2)
気液二相の第1流体が流れる第1流路18の出口部は、第1流路18で第1流体が蒸気となることで第1流体の圧力損失が増大しやすい。従って、第1出口ヘッダ空間24における第1流体の圧力損失ΔPが大きいと、複数の第1流路18間の圧力損失差も増大する。
上記構成によれば、第1出口ヘッダ空間24が、プレート積層方向に沿って貫通した空間を形成しているため、第1出口ヘッダ空間24の圧力損失ΔPを低減できる。これによって、第1流路18における第1流体の圧力損失ΔPの占める割合が相対的に増加する。
また、第1出口ヘッダ空間24の圧力損失ΔPが低減することで、複数の第1流路18の出口部における圧力損失の差も低減する。
こうして、複数の第1流路18の出口部における圧力損失の差を低減できるため、第1流路間の第1流体の偏流によって生じる一部の第1流路における第1流体と第2流体との熱交換性能の低下を抑制できる。従って、複数の第1流路間の熱交換性能を均一化できるため、第1流路全体として熱交換性能を高く維持できる。
一実施形態では、図6と図10に示すように、第1入口ヘッダ空間22は複数の第2プレート14によってプレート積層方向に沿って分割されている。
上記構成によれば、第1入口ヘッダ空間22は複数の第2プレート14によってプレート積層方向に沿って分割されることで、各第1プレート12に連通する第1入口ヘッダ空間22の容積を減少できる。流量及び流速が低下すると、気相と液相とが分離する傾向にあるが、上記構成によれば、第1入口ヘッダ空間22を複数の第2プレート14で分割することで、各第1流路18に流入する第1流体の流量をバランスできると共に、第1入口ヘッダ空間22の容積の減少により流量及び流速の低下を抑制できるため、偏流抑制効果を向上できる。
一実施形態では、図4及び図5に示すように、複数の第1プレート12と複数の第2プレート14とは、プレート積層方向に沿って交互に配置される。
上記構成によれば、複数の第1プレート12と複数の第2プレート14とがプレート積層方向に沿って交互に配置されることで、各第1プレート12に形成された第1流路18に連通する第1入口ヘッダ空間22の容積を均等に分割できるため、各第1プレート12に形成された第1流路18に流入する第1流体の偏流抑制効果を向上できる。また、第1流体が流れる第1プレート12と第2流体が流れる第2プレート14とが積層構造で隣り合って交互に配置されるため、第1流体及び第2流体間で確実な熱交換を行うことができる。
一実施形態では、図6及び図7に示すように、第1入口ヘッダ空間22は、各第1プレート12において複数の第1流路18と第1流体供給部26との距離が離れるにつれて流路断面積が漸減する先細り構造を有する。
上記構成によれば、気液二相の第1流体が流れる第1入口ヘッダ空間22が先細り構造を有するため、第1流体供給部26の付近において環状流を形成できる。また、先細り構造を有するために、各第1プレート12に形成された複数の第1流路18に第1流体供給部26に近い順から順々に第1流体が分流して第1入口ヘッダ空間22の流量が減少しても、第1入口ヘッダ空間22から各第1流路18流入する第1流体の流速を同等にすることができる。
これにより、第1入口ヘッダ空間22で環状流を維持させて第1流路間の偏流を抑制できるため、複数の第1流路18において第1流体fと第2流体fとの熱交換効率を向上できる。
また、複数のプレートが積層されて流路が形成される構造において、先細り構造を採用することで、プレート枚数が大きく増減しても容易に対応できかつ複雑なヘッダ構造とならない。また、第1流路18間の偏流を抑制できる確実な第1流体の供給が行える。
一実施形態では、図6及び図7に示すように、第1流体供給部26及び第1流体排出部28がプレート構成体16にプレート積層方向に沿って形成される。
上記構成によれば、第1流体供給部26及び第1流体排出部28をプレート構成体16に形成することで、第1流体供給部26及び第1流体排出部28をプレート構成体16の外側に夫々別の構成体として設置する必要がなくなる。さらに、第1流体供給部26と第1入口ヘッダ空間22とを接続する配管、及び第1流体排出部28と第1出口ヘッダ空間24とを接続する配管が不要になる。これによって、熱交換器10をコンパクト化かつ低コスト化できる。
一実施形態では、図6及び図10に示すように、各第1プレート12において、複数の第1流路18は互いに並列に配置される。また、各第2プレート14において、複数の第2流路20は並列に配置される。
上記構成によれば、複数の第1流路18が並列に配置されているため、第1入口ヘッダ空間22を先細り構造とすることで、第1流路間の偏流抑制効果を向上できる。
また、複数の第1流路18及び複数の第2流路20が共に並列に配置されることで、第1流路18及び第2流路20を流路全長に亘って近接配置できる。これによって、第1流体と第2流体との熱交換効率を向上できる。
一実施形態では、複数の第1流路18及び複数の第2流路20は、夫々同一間隔で平行に配置される。
一実施形態では、第1流路18と第2流路20とはプレート積層方向で重なる位置に配置される。これによって、第1流路18と第2流路20とを最も接近位置に配置できるので、第1流体と第2流体との熱交換性能を最大に向上できる。
一実施形態では、図6に示すように、各第1プレート12に形成された複数の第1流路18の出口部に絞り30が設けられる。
上記構成によれば、絞り30を設けることで、各第1流路の圧力損失を適度に増大できる。これによって、各第1流路の圧力損失の絶対値に対する各第1流路間の圧力損失差を相対的に減少でき、従って、複数の第1流路間の偏流抑制効果を向上できる。
一実施形態では、図6に示すように、複数の第1プレート12の夫々に形成された複数の第1流路18の入口部に絞り32が設けられる。
上記構成によれば、複数の第1流路の入口部に絞り32を設けることで、第1流体が第1流路内で気化して急激に膨張することによって生じる逆流を防止できる。特に、第1流路18の出口部に絞り30を設けると第1流路18の圧力が増加するので、逆流が生じやすいが、入口部に絞り32を設けることでこの逆流を防止できる。
一実施形態では、第1入口ヘッダ空間22及び複数の第1プレート12に形成された複数の第1流路18は、これらの流れの場で第1流体が環状流を形成するように構成されている。第1入口ヘッダ空間22及び第1流路18の構成、これらを流れる第1流体の性質(例えば、密度、粘性係数等)及び運転条件(例えば、流量、流速等)は、例えば、気液二相流の流動様式を表したベーカ(Baker)線図などによって決められる。
上記構成によれば、第1入口ヘッダ空間22及び第1流路18において第1流体が環状流を形成するため、これらの流場で気液が混じり合った状態となり、気液の分離が起こらない。従って、第1入口ヘッダ空間22及び第1流路18で気液混合率を均等に保持できるため、全体として第1流体と第2流体との熱交換性能を向上できる。
一実施形態では、図5、6、図8、9及び図12に示すように、複数の第1プレート12に夫々形成された複数の第1流路18、及び複数の第2プレート14に夫々形成された複数の第2流路20の直径が2mm以下(好ましくは、0.1〜1.0mm)である。
上記構成によれば、第1流路18及び第2流路20を直径が2mm以下の微細流路とすることで、第1プレート12に多数の第1流路18を形成できると共に、第2プレート14に多数の第2流路20を形成できる。これによって、これら流路の伝熱面積を飛躍的に増加できるため、第1流体と第2流体との熱交換効率を飛躍的に増加できる。
なお、好ましくは、熱交換性能を増加させるために、第1流路18及び第2流路20の直径を1mm以下とする。また、好ましくは、第1流路18及び第2流路20の加工の容易さの観点から、第1流路18及び第2流路20の直径を0.1mm以上とする。
なお、図示した実施形態では、第1流路18及び第2流路20の横断面は半円形であるが、矩形、楕円形等他の形状にしてもよい。
一実施形態では、図2及び図10、11に示すように、第2流体供給部34と、第2流体供給部34及び複数の第2流路20に連通する第2入口ヘッダ空間38と、第2流体排出部36と、第2流体排出部36及び複数の第2流路20に連通する第2出口ヘッダ空間40と、がプレート構成体16に形成される。
また、第2入口ヘッダ空間38及び第2出口ヘッダ空間40は、複数の第1流路18と交差する方向に沿って複数の第1流路18の両側に配置される。さらに、複数の第2流路20は、複数の第1流路18と交差する方向に沿って配置される入口側領域20a及び出口側領域20cと、複数の第1流路18と同一方向に沿って配置される中間領域20bと、を含む。
上記構成によれば、第2流路20の第2入口ヘッダ空間38及び第2出口ヘッダ空間40が第1流路18と交差する方向に沿って配置されるため、第2入口ヘッダ空間38及び第2出口ヘッダ空間40を第1流路18の第1入口ヘッダ空間22及び第1出口ヘッダ空間24と干渉させずに配置できる。従って、第2入口ヘッダ空間38及び第2出口ヘッダ空間40の配置の自由度を広げることができる。
また、第2流路20の中間領域20bが第1流路18と同一方向に沿って配置されるため、中間領域20bにおける第1流体と第2流体との熱交換性能を向上できる。
一実施形態では、第1流体及び第2流体は冷凍サイクルを構成する冷凍機で用いられる冷媒である。例えば、第1流体は第2流体と熱交換して第2流体を冷却する一次冷媒であり、第2流体は第1流体と熱交換して第1流体を加熱する二次冷媒である。
これによって、一次冷媒が流れる複数の第1流路間で偏流を抑制でき、複数の第1流路の熱交換性能を均一化でき、第1流路全体として第1流体と第2流体との熱交換性能を高く維持できる。
一実施形態では、第1流体はNHであり、第2流体はCOであり、熱交換器10は、例えば一次冷媒をNHとし、二次冷媒をCOとするNH/CO冷凍機に設けられ、一次冷媒と二次冷媒とを熱交換させて一次冷媒を気化させるCO液化器である。
このCO液化器において、NHが流れる複数の第1流路間で偏流を抑制でき、複数の第1流路18の熱交換性能を均一化できると共に、第1流路18の圧力損失を抑制できるため、一次冷媒と二次冷媒との熱交換性能を高く維持できる。
気液密度比が大きいNHの気液二相流は特に偏流が起きやすいが、上記実施形態によれば、複数の第1流路における一次冷媒としてのNHの偏流を効果的に抑制できる。
一実施形態では、図1に示すように、プレート構成体16の両側面には端板42及び44が設けられる。一方の端板42には、第1流体供給部26に連通する孔46、第1流体排出部28に連通する孔48、第2流体供給部34に連通する孔50、及び第2流体排出部36に連通する孔52が形成されている。そして、孔46を囲むように第1流体入口管54が設けられ、孔48を囲むように第1流体出口管56が設けられ、孔50を囲むように第2流体入口管58が設けられ、孔52を囲むように第2流体出口管60が設けられる。
第1流体入口管54は第1流体供給管(不図示)に連結され、第1流体出口管56は第1流体排出管(不図示)に連結され、第2流体入口管58は第2流体供給管(不図示)に連結され、第2流体出口管60は第2流体排出管(不図示)に連結される。
他方の端板44は孔、開口等がない板状体である。
一実施形態では、図1及び図3に示すように、第1プレート12、第2プレート14、及び端板42、44は平坦な板状体で構成される。
一実施形態では、第1プレート12、第2プレート14、及び端板42、44は、互いに拡散接合法で接合される。
一実施形態では、図1及び図3に示すように、第1プレート12、第2プレート14、及び端板42、44は四角形の外形を有する。
一実施形態では、図1に示すように、第1流体入口管54及び第2流体出口管60が下方に配置され、第1流体出口管56及び第2流体入口管58が上方に配置されるように縦方向に沿って配置される。
一実施形態では、第1プレート12及び第2プレート14は、熱伝導係数が大きくかつ高強度の材料で構成される。これによって、熱交換性能が良くかつ第1プレート12及び第2プレート14の薄肉化が可能になる。
一実施形態によれば、気液二相の第1流体を第2流体と熱交換する熱交換器において、複数の熱交換流路に流入する第1流体の偏流を抑制して熱交換性能を高く維持できる。
10 熱交換器
12 第1プレート
14 第2プレート
16 プレート構成体
18 第1流路
20 第2流路
20a 入口側領域
20b 中間領域
20c 出口側領域
22 第1入口ヘッダ空間
24 第1出口ヘッダ空間
26 第1流体供給部
28 第1流体排出部
30、32 絞り
34 第2流体供給部
36 第2流体排出部
38 第2入口ヘッダ空間
40 第2出口ヘッダ空間
42、44 端板
46、48、50、52 孔
54 第1流体入口管
56 第1流体出口管
58 第2流体入口管
60 第2流体出口管
第1流体
第2流体

Claims (12)

  1. 第1流体と第2流体とを熱交換させて該第1流体を気化させる熱交換器であって、
    前記第1流体が流れる複数の第1流路を形成する複数の第1プレートと、前記第2流体が流れる複数の第2流路を形成する複数の第2プレートと、を含む積層された複数のプレートで構成されるプレート構成体を備え、
    前記第1流路の少なくとも一部で前記第1流体は気液二相状態にあり、
    前記第1流体の供給部と前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路とに連通する第1入口ヘッダ空間と、前記第1流体の排出部と前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路とに連通する第1出口ヘッダ空間と、が前記複数の第1プレートに形成され、
    前記第1出口ヘッダ空間は、前記複数の第2プレートを含む前記複数のプレートの積層方向に沿って貫通した空間を形成していることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記第1入口ヘッダ空間は前記複数の第2プレートによって分割されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記複数の第1プレートと前記複数の第2プレートとは、前記積層方向に沿って交互に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1入口ヘッダ空間は、前記複数の第1プレートの各々において前記複数の第1流路と前記供給部との距離が離れるにつれて流路断面積が漸減するように構成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の熱交換器。
  5. 前記第1流体の前記供給部及び前記第1流体の前記排出部が前記プレート構成体に前記積層方向に沿って形成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の熱交換器。
  6. 前記複数の第1プレートの各々において、前記複数の第1流路は並列に配置され、
    前記複数の第2プレートの各々において、前記複数の第2流路は並列に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路の出口部に設けられた絞りを備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の熱交換器。
  8. 前記複数の第1プレートの各々に形成された前記複数の第1流路の入口部に設けられた絞りを備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の熱交換器。
  9. 前記第1入口ヘッダ空間及び前記複数の第1プレートに形成された前記複数の第1流路は、前記第1入口ヘッダ空間及び前記複数の第1流路を流れる前記第1流体が環状流を形成するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の熱交換器。
  10. 前記複数の第1プレートに形成された前記複数の第1流路及び前記複数の第2プレートに形成された前記複数の第2流路の最大幅が2mm以下であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の熱交換器。
  11. 前記第2流体の供給部と、該供給部及び前記複数の第2流路に連通する第2入口ヘッダ空間と、前記第2流体の排出部と、該排出部及び前記複数の第2流路に連通する第2出口ヘッダ空間と、が前記プレート構成体に形成され、
    前記第2入口ヘッダ空間及び前記第2出口ヘッダ空間は、前記複数の第1流路と交差する方向に沿って前記複数の第1流路の両側に配置され、
    前記複数の第2流路は、
    前記複数の第1流路と交差する方向に沿って配置される入口側領域及び出口側領域と、
    前記複数の第1流路と同一方向に沿って配置される中間領域と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の熱交換器。
  12. 前記第1流体及び前記第2流体は冷凍サイクルを構成する冷凍機で用いられる冷媒であり、前記第1流体は一次冷媒であり、前記第2流体は前記一次冷媒と熱交換し前記一次冷媒を加熱する二次冷媒であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の熱交換器。
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