JP2018179380A - 温度調整設備 - Google Patents
温度調整設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018179380A JP2018179380A JP2017078083A JP2017078083A JP2018179380A JP 2018179380 A JP2018179380 A JP 2018179380A JP 2017078083 A JP2017078083 A JP 2017078083A JP 2017078083 A JP2017078083 A JP 2017078083A JP 2018179380 A JP2018179380 A JP 2018179380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- control device
- cooling
- thermometer
- indoor unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
Description
ここで、冷却装置は、蒸発器に霜が生じると、蒸発器による熱交換効率が低下する。そのため、蒸発器に着霜する環境下では、除霜運転が可能な冷却装置の採用が有効であり、蒸発器に霜が生じたとみなされたタイミングで除霜運転を開始する(引用文献1、2参照)。
また、近年、貯蔵室から離れた拠点から冷却装置を制御したいというニーズが高まっている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、熱交換効率が低下した状態での冷却運転の継続を遠隔から安定的に回避可能な温度調整設備を提供することを目的とする。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る温度調整設備10は、それぞれ室内ユニット24及び室外ユニット25を備えた冷却装置11〜13を有し、室内ユニット24から吹き出される冷却された空気によって冷却対象室Rの温度を調整する設備であって、冷却した空気が室内ユニット24から吹き付けられる温度計14〜19と、温度計14〜19の計測温度を検出し、冷却装置11〜13の運転を制御する制御装置21と、制御装置21に通信回線22を介して接続された遠隔操作端末23とを備えている。以下、詳細に説明する。
冷却装置11(冷却装置12、13についても同じ)は、図1に示すように、それぞれ図示しない蒸発器及びファンを有する複数の室内ユニット24と、複数の室内ユニット24に接続され、図示しない圧縮機、凝縮器及び膨張弁を有する1つの室外ユニット25とを備えている。本実施の形態では、冷却装置11、12、13がそれぞれ2つの室内ユニット24を備えているが、3つ以上の室内ユニットを備える冷却装置や1つの室内ユニットを備える冷却装置を採用してもよい。
従って、室内ユニット24は、対応する電磁弁が開状態の場合、取り込んだ空気を蒸発器で冷却して吹き出す冷却運転が可能であり、対応する電磁弁が閉状態の場合、取り込んだ空気を蒸発器で冷却できない。
冷却対象室Rには、冷却対象室Rの室内温度を計測する複数の室内温度計26、27、28、冷却対象室Rの湿度を計測する複数の湿度計29、30、31及び冷却対象室Rの酸素濃度を計測する複数の酸素計32、33、及び、水を噴霧する複数の噴霧機34、35、36が設けられている。
制御装置21は、図2に示すように、冷却装置11、12、13、温度計14〜19、室内温度計26、27、28、湿度計29、30、31、酸素計32、33、噴霧機34、35、36、回転灯37、照明38、屋根裏温度計40、換気扇41及び電力計測計42に信号接続され、温度計14〜19、室内温度計26、27、28、湿度計29、30、31、酸素計32、33、屋根裏温度計40及び電力計測計42の各計測値を間欠的(例えば、0.1〜0.5秒ごと)に取得する。
制御装置21は、取得した室内温度計26、27、28及び湿度計29、30、31の各計測値の推移を記憶することができ、遠隔操作端末23は、制御装置21から室内温度計26、27、28及び湿度計29、30、31の各計測値の推移の情報を取得可能である。
冷却対象室Rの目標温度としてT℃が設定されると、制御装置21は、計測温度がT−α(℃)以下となった温度計14〜19を検知した際、その温度計14〜19に空気を吹き付けている室内ユニット24に対応する電磁弁を閉状態にして、その室内ユニット24の冷却運転を一時的に停止する。
制御装置21は、冷却運転を停止中の室内ユニット24から空気を吹き付けられている温度計14〜19の計測温度がT+α(℃)以上となったのを検出すると、その室内ユニット24に対応する電磁弁を開状態にして該当の室内ユニット24に冷却運転を再開させる。
制御装置21は、酸素計32、33の各計測値の少なくとも一つが必要酸素濃度以下であるのを検出すると、回転灯37を点灯させて、作業者に冷却対象室R内の酸素濃度が低くなっていることを知らせる。
施設Sの屋根裏空間Qの温度が高い場合、冷却対象室Rの温度調整が非効率となるため、制御装置21は、屋根裏温度計40の計測温度が予め定められた温度(例えば、40℃)以上であるの検出した際、換気扇41を作動させ、換気によって屋根裏空間Qの温度を低下させる。
除霜運転には、開始するタイミングが予め定められている定期的な除霜運転と、遠隔操作端末23から制御装置21に信号(以下、「第1信号」とも言う)が送信されたタイミングで行われる不定期な除霜運転が存在する。
本実施の形態では、冷却装置11、12、13の6つの室内ユニット24のうち1つに(定期的な)除霜運転を行わせ、他の5つに冷却運転を行わせる。これによって、一部の室内ユニット24が除霜運転中でも冷却対象室Rを冷却するようにしている。そして、各室内ユニット24の定期的な除霜運転の開始タイミングをずらすことによって、6つの室内ユニット24全てが異なるタイミングで定期的な除霜運転を行うようにしている。
室内ユニット24は、予め定められた時間(10〜60分間)の定期的な除霜運転を行った後、冷却運転を再開する。
冷却能力低下の要因が蒸発器の着霜であった場合、不定期な除霜運転によって冷却能力が向上するため、冷却運転を再開した室内ユニット24から吹き出される空気は、冷却対象室Rの目標温度に所定温度加えた値以下となる。
そこで、本実施の形態では、遠隔操作端末23において、冷却装置11、12、13を指定する所定の入力操作がなされることで、遠隔操作端末23が、制御装置21に信号(第2信号)を送信して、指定された冷却装置11、12、13の運転を停止(圧縮機の停止を含む)することができるようにしている。
よって、冷却対象室Rの温度調整のために室内ユニット24の冷却運転の停止及び開始を制御するのに利用される温度計14〜19は、冷却能力の低下が生じている室内ユニット24を検知するのにも利用されていることとなる。
この制御によって、施設S全体で消費されている電力値が、最大需要電力(デマンド値)を超えないようにすることが可能となる。
例えば、遠隔操作端末は、冷却装置が消費している電力値を取得できなくてもよい。
また、冷却対象室の目標温度に応じて、定期的な除霜運転を行う際にヒータを作動させるか否かを決定してもよい。
そして、1つの冷却対象室に設ける冷却装置は、1つ、2つ、あるいは、4以上であってもよい。
更に、屋根裏温度計は必ずしも必要ではない。
Claims (6)
- 室内ユニット及び室外ユニットを備えた冷却装置を有し、前記室内ユニットから吹き出される冷却された空気によって冷却対象室の温度を調整する温度調整設備において、
冷却した空気が前記室内ユニットから吹き付けられる温度計と、
前記温度計の計測温度を検出し、前記冷却装置の運転を制御する制御装置と、
前記制御装置に通信回線を介して接続され、前記温度計の計測温度を取得する遠隔操作端末とを備え、
前記遠隔操作端末は、前記制御装置に第1信号を送信して、前記室内ユニットに不定期な除霜運転を行わせ、前記制御装置に第2信号を送信して、前記冷却装置の運転を停止させることを特徴とする温度調整設備。 - 請求項1記載の温度調整設備において、前記遠隔操作端末は、前記制御装置に第3信号を送信して、前記室内ユニットの定期的な除霜運転の開始タイミングを設定することを特徴とする温度調整設備。
- 請求項1又は2記載の温度調整設備において、前記遠隔操作端末は、前記制御装置を介して前記冷却装置が消費している電力値を取得することを特徴とする温度調整設備。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度調整設備において、前記冷却装置は複数あって、前記制御装置は、前記冷却対象室が設けられた施設全体で消費されている電力値が所定値まで上昇したのを検知して、前記冷却装置を選択的に停止させることを特徴とする温度調整設備。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の温度調整設備において、前記制御装置に接続され、前記冷却対象室が設けられた施設の屋根裏空間に配置された屋根裏温度計と、前記屋根裏空間の空気を前記施設外に排出する換気扇とを更に備え、前記制御装置は、前記屋根裏温度計の計測温度が予め定められた温度以上であるのを検出して、前記換気扇を作動させることを特徴とする温度調整設備。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の温度調整設備において、前記制御装置に接続され、前記冷却対象室の室温を計測する室内温度計を更に備え、前記制御装置は、前記室内温度計の計測温度の推移を記憶し、前記遠隔操作端末は、前記制御装置から前記室内温度計の計測温度の推移の情報を取得することを特徴とする温度調整設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017078083A JP6696930B2 (ja) | 2017-04-11 | 2017-04-11 | 温度調整設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017078083A JP6696930B2 (ja) | 2017-04-11 | 2017-04-11 | 温度調整設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018179380A true JP2018179380A (ja) | 2018-11-15 |
JP6696930B2 JP6696930B2 (ja) | 2020-05-20 |
Family
ID=64275554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017078083A Active JP6696930B2 (ja) | 2017-04-11 | 2017-04-11 | 温度調整設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6696930B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812975A (ja) * | 1981-04-09 | 1983-01-25 | パラゴン、エレクトリック、リミテッド | 除霜器が組合わされている1台または複数の冷凍機用の除霜制御装置 |
JPH1089744A (ja) * | 1996-09-11 | 1998-04-10 | Rapoole:Kk | 空調機の台数制御方法及びその装置 |
JP2004127047A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Daikin Ind Ltd | 環境調整機器の監視装置、監視プログラムおよび監視方法 |
JP2005241078A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Corona Corp | 冷房装置 |
JP2007225158A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 除霜運転制御装置および除霜運転制御方法 |
-
2017
- 2017-04-11 JP JP2017078083A patent/JP6696930B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5812975A (ja) * | 1981-04-09 | 1983-01-25 | パラゴン、エレクトリック、リミテッド | 除霜器が組合わされている1台または複数の冷凍機用の除霜制御装置 |
JPH1089744A (ja) * | 1996-09-11 | 1998-04-10 | Rapoole:Kk | 空調機の台数制御方法及びその装置 |
JP2004127047A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Daikin Ind Ltd | 環境調整機器の監視装置、監視プログラムおよび監視方法 |
JP2005241078A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Corona Corp | 冷房装置 |
JP2007225158A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 除霜運転制御装置および除霜運転制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6696930B2 (ja) | 2020-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2018211274B2 (en) | Refrigeration cycle apparatus and refrigeration cycle system | |
EP3832231B1 (en) | Refrigeration cycle apparatus | |
CN109154444B (zh) | 空调机 | |
US8583289B2 (en) | Climate control system for data centers | |
US10571176B2 (en) | Air conditioner and method for controlling the same | |
KR20150089287A (ko) | 살수제상장치를 이용한 저온냉장고 시스템 | |
JP5884125B2 (ja) | 異常検知装置及びそれを備えた環境試験装置 | |
JP6532605B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2006284063A (ja) | 恒温恒湿装置 | |
KR20100059522A (ko) | 공기조화기의 제어방법 | |
JPH06347107A (ja) | 恒温恒湿装置の冷凍機制御方法及び冷凍機制御装置 | |
KR101871724B1 (ko) | 공기조화장치의 제어방법 | |
JP2018179380A (ja) | 温度調整設備 | |
KR20100107286A (ko) | 에어컨의 증발기 동결 방지방법 | |
JP2004293886A (ja) | 空調装置の運転制御方法及び運転制御装置 | |
JP2013096589A (ja) | 店舗集中管理装置及び空気調和機のショーケースへの影響度計測方法 | |
JP2020143885A (ja) | 空気調和装置及びその制御方法 | |
JP2016044833A (ja) | 熱媒体循環システム | |
KR102518365B1 (ko) | 에너지 절약형 항온 항습 챔버 | |
KR100881119B1 (ko) | 통신장비용 냉방장치 및 그 제어방법 | |
KR20080105628A (ko) | 통신장비용 냉방장치 및 그 제어방법 | |
JP2012067983A (ja) | 熱交換ユニット及び冷凍サイクル装置 | |
JPH1183269A (ja) | 除霜機能を有する恒温恒湿器の冷却器 | |
JP2012195410A (ja) | 冷却装置の運転方法 | |
KR20100088188A (ko) | 차량용 공조장치의 냉방 시스템 제어방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180904 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6696930 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |