JP2018177513A - エレベータ制御システム - Google Patents

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貴之 杉本
Takayuki Sugimoto
貴之 杉本
慧 古川
Kei Furukawa
慧 古川
山根 俊博
Toshihiro Yamane
俊博 山根
山本 裕治
Yuji Yamamoto
裕治 山本
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Abstract

【課題】無駄のない効率的な運用を行い、利用者の待ち時間が低減されて混雑が緩和されるエレベータ制御システムを提供する。【解決手段】エレベータ制御システム10は、複数台のエレベータ12ごとに設けられた内部カメラ14の画像データに基づいて各々の内部混雑度を判断する内部混雑判断部40と、各階のエレベータホール18に設けられたホールカメラ20の画像データに基づいて各階の待ち人数を判断する待ち人数判断部42と、各階のエレベータホール18に設けられて利用者による行先希望階を登録可能なサイネージ22と、エレベータ12ごとの行先決定階を記憶する行先階記憶部44とを有する。システムサーバ24は、待ち人数及び内部混雑度に基づいて必要台数を判断し、該必要台数のエレベータ12を稼働させ、行先決定階と行先希望階との一致度に応じてエレベータ12の向かう階を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数台のエレベータを制御するエレベータ制御システムに関する。
階数の多いビルにおける移動にはエレベータが利用されている。大きなオフィスビルでは複数台のエレベータが設置されているが朝の始業時、昼休み開始時及び夕刻の終業時には混雑し、特に始業時は上り、昼休み開始時には下りが混雑する。
混雑の原因としては、従来のエレベータ制御システムがエレベータ内部やエレベータホールにおける人数状況を把握及び考慮できていないことが挙げられる。これにより、例えば実質的に満員のエレベータが無駄に停止したり、その間に空きのある別のエレベータが素通りしてしまう場合がある。
そこで、エレベータの混雑を緩和させるために、エレベータホールに画像センサを設けて待ち人数を検出することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、エレベータの内部についてもセンサを設けて乗客の存在及び人数を検出することが提案されている(例えば、特許文献2の請求項2参照)。
一方、近年、センサの小型化やスマートフォンなどモバイルデバイスの発展により、多くの物品がインターネットにつながるという概念のIoT(Internet of Things)への注目が高まっている。現在、アメリカとドイツを中心としてIoTによる製造業や、その他の産業の高度化と物品の高性能化を目指す活動が活発になってきている。こうしたIoTの波は様々な業界に及んでおり、自動化、効率化などに役立つことが期待されている。
特開平7−165375号公報 特表2013−500221号公報
上記のように混雑緩和を図るエレベータ制御システムが提案されているが、いまだに多くのビルではエレベータが混雑しており、利用者の待ち時間が長く非効率な運用がなされている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、混雑緩和を図り効率的に運用すうことのできるエレベータ制御システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるエレベータ制御システムは、複数台のエレベータを制御するエレベータ制御システムにおいて、複数台の前記エレベータごとに設けられた第1画像センサのデータに基づいて各々の内部混雑度を判断する内部混雑判断部と、前記エレベータが停止する各階のエレベータホールに設けられた第2画像センサのデータに基づいて各階の前記エレベータの待ち人数を判断する待ち人数判断部と、各階の前記エレベータホールに設けられて利用者による行先希望階を登録可能な操作部と、前記エレベータごとの行先決定階を記憶する行先階記憶部と、前記待ち人数判断部によって得られた前記待ち人数、及び前記内部混雑判断部によって得られた前記エレベータの前記内部混雑度に基づいて必要台数を判断し、該必要台数の前記エレベータを稼働させ、前記行先階記憶部で記憶される前記エレベータごとの前記行先決定階と前記操作部で登録された前記行先希望階との一致度に応じて前記エレベータの向かう階を決定する制御部と、を有することを特徴とする。
このように、待ち人数及びエレベータの内部混雑度に基づいて判断される必要台数のエレベータを稼働させることにより無駄のない効率的な運用が行われ、行先希望階と行先決定階の一致度に応じてエレベータの向かう階を決定することにより、利用者の待ち時間が低減されて混雑が緩和される。
前記第1画像センサ及び/又は前記第2画像センサの前記データは、無線アクセスポイントを経由して前記内部混雑判断部及び/又は前記待ち人数判断部に供給されてもよい。無線アクセスポイントを用いることにより、情報通信が簡便化されるとともに様々な応用が可能となる。
前記待ち人数判断部は、前記第2画像センサの前記データから人間を判別し、さらに移動速度が歩行閾値速度以下の前記人間を前記待ち人数と判断してもよい。これにより、歩行中の人間を除外して待ち人数を正確に把握することができる。
いずれかの出発階で前記操作部から行先希望階が登録されたときに、前記出発階まで前記エレベータが到達してさらに前記行先希望階まで到達するまでのエレベータ利用時間と、前記出発階から階段を利用して前記行先希望階まで歩く階段利用時間とを求め、前記エレベータ利用時間よりも前記階段利用時間が小さいときには、前記出発階の利用者に階段利用を促す階段利用判断部を有してもよい。これにより、階段利用者にとっては目的階までの時間が短縮され、他のエレベータ利用者にとっては混雑が緩和されて好適である。
前記内部混雑判断部によって判断された前記エレベータの前記内部混雑度が満員であるときには前記操作部が操作されている階であっても通過させ、他の前記エレベータを当該階に向かわせてもよい。これにより、実質的に満員のエレベータが無駄に停止したり、その間に空きのある別のエレベータが素通りしてしまうことが防止できる。
本発明にかかるエレベータ制御システムでは、待ち人数及びエレベータの内部混雑度に基づいて判断される必要台数のエレベータを稼働させることにより無駄のない効率的な運用が行われ、行先決定階と行先希望階との一致度に応じてエレベータの向かう階を決定することにより、利用者の待ち時間が低減されて混雑が緩和される。
図1は、本実施の形態にかかるエレベータ制御システムを示す模式図である。 図2は、エレベータ制御システムのブロック線図である。 図3は、サイネージを示す図である。 図4は、システムサーバのブロック線図である。 図5は、エレベータ制御システムの動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかるエレベータ制御システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。以下に説明する構成要素で複数台設けられるものには符号にアルファベットを付けて区別するとともに、代表的にはアルファベットを省略して記す。
図1及び図2に示すように、本実施の形態にかかるエレベータ制御システム10は、ビルにおける複数台(以下4台とする。)のエレベータ12a,12b,12c,12dを制御するシステムであり、4台のエレベータ12ごとに設けられた内部カメラ(第1画像センサ)14a,14b,14c,14d及び行先指定部16a,16b,16c,16dを有する。行先指定部16は従来の一般のエレベータにおけるものと同じでもよく、従来システムに慣れている利用者のための便宜が図られている。
エレベータ制御システム10は、さらに、エレベータ12が停止する複数階(以下5階とする)のエレベータホール18a,18b,18c,18d,18eに設けられたホールカメラ(第2画像センサ)20a,20b,20c,20d,20eと、各エレベータホール18に設けられたサイネージ(操作部)22a,22b,22c,22d,22eと、全体の制御を行うシステムサーバ(制御部)24とを有する。内部カメラ14及びホールカメラ20は対象エリアにおける人数や混雑度を検出するためのものであり、画像上で複数人が重なることがないように高い位置に設けるとよく、例えば天井に設けるとよい。また、複数台を設けることにより死角をなくすようにしてもよい。内部カメラ14及びホールカメラ20は監視カメラを兼用してもよい。
各エレベータホール18には、Wi−Fi(登録商標)の規格に基づく無線のアクセスポイント26a,26b,26c,26d,26eが設けられている。アクセスポイント26は内部カメラ14、行先指定部16、ホールカメラ20、サイネージ22と通信可能であり、これらの機器とシステムサーバ24とをインターネット28又はビル内のLANを介して接続している。これらの機器の一部又は全部は必ずしもアクセスポイント26を経由せずとも、有線LANや専用通信線でシステムサーバ24と接続されていてもよい。アクセスポイント26はエレベータ制御システム10の専用である必要はなく、例えばエレベータホール18にいる利用者のモバイル機器から自由に使用可能なものである。各階には階段29で歩いて行くことも可能である。
図3に示すように、サイネージ22は、タッチパネル式の操作部であり行先希望階を登録する行先ボタン30と、利用者へのメッセージを表示するメッセージ部32と、優先ボタン34とを有する。
行先ボタン30は、利用者の行先希望階に対応した表示をタッチ(又はタップ)することにより行先希望階が登録されるボタンであり、タッチされたボタンは明るい表示又はその他の強調された表示となる。図3に示す例では2階のエレベータホール18bに設けられたサイネージ22bであって2階を指定するボタンはなく、そして3階が選択されて明るい表示に変化している。
メッセージ部32はエレベータ12の混雑状況等に応じて利用者に伝えるメッセージが表示される。メッセージ部32の機能は音声アナウンスによっても代用することができる。メッセージ部32及びサイネージ22の空き領域は、ビルの情報や広告の画像及び動画を表示することもできる。
優先ボタン34は、高齢者や下腿が不自由な利用者の登録をするボタンであり、この登録によりエレベータ12の速度を遅くしたり、エレベータ12とエレベータホール18の双方床面の段差を特に小さく制御したり、ドアの開く時間を長くしたり、待ち時間が短くなるように優先させることができる。サイネージ22は1つのエレベータホール18に複数台設けて連動するようにしてもよい。車いす利用者の便宜のために複数のサイネージ22のうちの1台を低い位置に設けて、そのサイネージ22が操作されたときは優先ボタン34の操作の有無に関係なく上記の各優先処理を行ってもよい。サイネージ22には、従来システムに慣れている利用者の便宜のために従来システムと同様に上階又は下階への移動を登録する2つの三角形ボタンを併設してもよい。
次に、システムサーバ24の機能について説明する。システムサーバ24は基本的にはエレベータ12と同じ施設内に設けられているが、安全が保障される範囲で一部又は全部が施設外に設けられていてもよい。以下に説明するシステムサーバ24の各構成要素は基本的にコンピュータ資源とソフトウェアの協働的作用により実現される。なお、図4ではアクセスポイント26及びインターネット28は省略している。
図4に示すように、システムサーバ24は、内部混雑判断部40と、待ち人数判断部42と、行先階記憶部44と、階段利用判断部46と、必要台数判断部48と、エレベータ運行制御部50とを有し、各機能部は連動的に作用する。
内部混雑判断部40は、内部カメラ14の画像データに基づく画像処理により各エレベータ12の内部人数及び内部混雑度を判断する。内部混雑度はエレベータ12が実質的に満員であるか否かを判断する指標であり、人数がエレベータ12の定員に達しているときには無条件に満員と判断する。さらに、エレベータ12内の空き空間容量を求めて、該エレベータ12が実質的に満員となっているか否かを判断する。すなわち、エレベータ12には図示しない重量センサが設けられていて、過重量であるときには満員と判断することができるが、実際の運用上では重量センサによって満員と判断されていない場合であってもほとんど人の入る余地がないこともある。このようなときには、いずれかの階でエレベータ12のドアが開いても、エレベータホール18で待っていた利用者は乗り入れを諦めてもう1台待つということがある。
これに対して本実施の形態では内部カメラ14に基づく内部混雑判断部40では、定員に達していなくても、例えば以下の状況であれば実質的な満員と判断することができる。つまり、空き空間容量が少ないとき、トータルの空き空間容量に余裕があってもエレベータ12内の最大である空間容量が狭いとき、又はトータルの空き空間容量に余裕があっても特にドア付近に余裕がないときである。このように判断される内部混雑度によって実質的に満員であるときには、その情報をエレベータ運行制御部50や階段利用判断部46に供給して必要な対応をすることができる。
待ち人数判断部42は、ホールカメラ20の画像データに基づいて各階の人間を判別してエレベータ12の待ち人数や混雑度を判断する。特に画像データから判別された人間のうち、移動速度が歩行閾値速度以下の人間の数を待ち人数と判断する。これにより、歩行中の人間を除外して待ち人数を正確に把握することができる。例えば、図1においてエレベータホール18aにおける利用者H1が歩行閾値速度を超える速度で移動していると判断されれば除外し、それ以外の利用者を待ち人数と判断する。また、単純な人数だけでなく、エレベータ12を待つ人の体積を検出することにより、全ての人が乗り込んだ場合におけるエレベータ12内で想定される混雑度を判断するようにしてもよい。
内部混雑判断部40及び待ち人数判断部42では内部カメラ14及びホールカメラ20の画像データを用いることにより、例えばエレベータ12がエレベータホール18でドアを開いているときで、利用者が乗降中であると判断されるときにはドア開状態の保留、延長をすることができる。
行先階記憶部44は、各種の情報から決定されたエレベータ12ごとの行先決定階を記憶する。これに対してサイネージ22(図3参照)で選択された行先希望階はエレベータホール18ごとに指定されるものである。いずれかのエレベータ12が当該階に到着して利用者が乗り込んだ段階で自動的に、あるいは行先指定部16が操作された段階においてサイネージ22で選択された行先決定階は解除されて、その階は行先決定階として行先階記憶部44に登録されることになる。
階段利用判断部46は、いずれかの出発階でサイネージ22から行先希望階が登録されたときに、その出発階までエレベータ12が到達してさらに行先希望階まで到達するまでのエレベータ利用時間と、出発階から階段を利用して行先希望階まで歩く階段利用時間とを求める。そして、エレベータ利用時間よりも階段利用時間が小さいときには、利用者に階段利用を促す。
必要台数判断部48は、待ち人数判断部42によって得られた待ち人数、及び内部混雑判断部40によって得られたエレベータ12内の人数や内部混雑度に基づいて、稼働が必要な台数を判断する。
例えば、1台のエレベータ12の定員が10人であり、2階のエレベータホール18bで上階へ向かう待ち人数が15人であり、1階に停止中のエレベータ12aにすでに2人が乗っていて2階へ向けて動き始めていたと仮定する。この場合、エレベータ12aの余裕は10−2=8人であり、待ち人数15人のうち15−8=7人が乗りきれない。したがって、この7人を収容可能なもう1台のエレベータ12b、12c又は12dを2階に向かわせるように稼働する。さらに、このうちエレベータ12bが2階から1階へ向かう途中であったとして、その時点の乗客はすべて1階で降車することが分かっており、かつ1階のエレベータホール18aで3階以上の階へ向かう待ち人数が3人以下であれば、該エレベータ12bには2階で10−3=7人以上の余裕ができるのでそのまま稼働させる。余裕が7人未満であればさらに別のエレベータ12c又は12dを稼働させる。
ある階における待ち人数がその階で登録された行先希望階の数よりも多いときには、行先希望階ごとの待ち人数を適切に推定し、又は余裕をみて判断する。例えば、1階のエレベータホール18aの待ち人数が3人であり、登録された行先希望階が2階と3階の2種類であったならば、余裕をみて両階とも行先の希望者が2人であると判断すればよい。また、必要台数判断部48では単純な人数比較だけではなく、エレベータ12内の実質的な込み具合(内部混雑度)に基づいて稼働に必要な台数を判断してもよい。もちろん、必要台数の判断はこれに限られない。
エレベータ運行制御部50はエレベータ制御システム10を統括的に制御する部分である。エレベータ運行制御部50は、必要台数判断部48で判断された必要台数のエレベータ12を稼働させる。また、行先階記憶部44で記憶されるエレベータ12ごとの行先決定階と22で登録された行先希望階との一致度に応じてエレベータ12の向かう階を決定し運行させる。
例えば、3階のエレベータホール18cの待ち人数が2人で行先希望階が4階及び5階であり、3台のエレベータ12a,12b,12cが1階〜2階にあると仮定する。また、その時点における1階のエレベータ12aの行先決定階が3階及び4階であり、2階のエレベータ12bの行先決定階が5階であり、エレベータ12cの行先決定階が2階であったとする。この場合、エレベータ12a及び12bについての一致度は「1」であり、エレベータ12cについては「0」となる。したがって、一致度が「1」のエレベータ12a又は12bを3階に向かわせればよい。この場合、エレベータ12a及び12bのどちらを選択した場合でも、その行先決定階は3階、4階及び5階となるので、さらなる選択付加条件として、推定される混雑度の低い方を優先させてもよいし、トータルの稼働時間が短くなる方を選択してもよいし、元々3階に停止する予定であったエレベータ12aを優先させてもよいし、3階に近い方のエレベータ12bを優先させてもよいし、これらの条件を複合的に判断してもよい。この一致度は厳密に一致する行先階の数によって規定してもよいし、隣接する階などについては適当な重み付けによって数値を付加してもよい。もちろん、一致度の判断はこれに限られない。
次に、このように構成されるエレベータ制御システム10の作用について説明する。以下で説明する各ステップは特に断りがなければ番号順に実行される。
図5におけるステップS1において、待ち人数判断部42により各階のエレベータホール18における待ち人数を取得しておく。
ステップS2において、ステップS1と同時並行的に、サイネージ22の状態を監視して行先ボタン30が押されたらその行先階情報を取得する。
ステップS3において、必要台数判断部48の作用下により、エレベータホール18の待ち人数、行先階情報及びその他の情報に基づいてエレベータ12の必要台数を判断し、その必要台数を稼働させる。
ステップS4において、内部混雑判断部40の作用下に各エレベータ12内の空き空間情報を取得する。
ステップS5において、行先階記憶部44で記憶されるエレベータ12ごとの行先決定階とサイネージ22で登録された行先希望階との一致度に応じてエレベータ12の向かう階を判断する。そして、サイネージ22が操作された階に向かうべきエレベータ12が満員(又は実質的な満員)であるか、あるいは空きがあるかを判断する。
そして、空きがあるときにはそのエレベータ12をそのまま運行させ、その階へ停車させる(ステップS6)。途中階で下車すべき利用者がいる場合は当該階にも途中停車する。到着したエレベータ12は、サイネージ22又はその他の表示手段により、その時点で決定している行先決定階を表示させるとよい。一方、そのエレベータ12が満員であると判断されるときには当該階は通過させ、別のエレベータ12を配車することとする(ステップS7)。これにより、実質的に満員のエレベータ12が無駄に停止したり、その間に空きのある別のエレベータ12が素通りしてしまうことが防止できる。ステップS6及びS7の後、ステップS1及びS2へ戻り制御を続行する。
以下、エレベータ制御システム10の作用についてさらに詳細に説明する。
内部カメラ14及びホールカメラ20は基本的に画像データをリアルタイムでシステムサーバ24に供給している。内部カメラ14及び/又はホールカメラ20の画像データは、無線のアクセスポイント26を経由して内部混雑判断部40及び/又は待ち人数判断部42に供給される。アクセスポイント26及びインターネット28を用いることにより情報通信が簡便化されるとともにIoTの一形態として様々な応用が可能となり、例えばシステムサーバ24だけでなく遠隔の集中管理センターに画像データを送信して管理及び監視することができる。
エレベータ運行制御部50は、いくつかのタイミングで運行計画を策定又は変更をすることができる。例えば、いずれかの階でサイネージ22が操作されたタイミング、エレベータ12がいずれかの階に停止して利用者の乗降が終了して内部人数が確定したタイミング、及びエレベータ12の内部で行先指定部16が操作されたタイミングである。
ある出発階でサイネージ22が操作されて行先希望階が登録されると、エレベータ運行制御部50はその時点の各エレベータ12の内部混雑度と各階のエレベータホール18における待ち人数や混雑度を確認する。そして、エレベータ運行制御部50では、行先階記憶部44で記憶されるエレベータ12ごとの行先決定階とサイネージ22で登録された行先希望階との一致度に応じてエレベータ12の向かうべき階を判断し、さらにその階に向かうべきエレベータ12が実質満員であるか、あるいは空きがあるかを判断する。実質満員であるときには2番目、3番目と一致度の高い順にエレベータ12を選んで空きのあるものを選び出し、当該階へ向かわせ、そのエレベータ12の行先決定階として行先階記憶部44に記憶する。
例えば、図1における2階のエレベータホール18bにいる利用者H2がサイネージ22bの行先ボタン30で1階を選択したとき、3階付近にいたエレベータ12cが下階へ移動中であったとしても、該エレベータ12cが実質満員であれば、他のエレベータ12a、12b又は12dを配車する。また、利用者H2が上階を選択したとき、1階にいたエレベータ12aがその時点で空きがあったとしても、1階のエレベータホール18aから乗り込む人数が多くて実質満員になることが確実であり、それらの利用者が3階以上を選択しているときには、他のエレベータ12b、12c又は12dを配車する。
一方、階段利用判断部46では、エレベータ利用時間と階段利用時間とを求め、エレベータ利用時間よりも階段利用時間が小さいときには、サイネージ22のメッセージ部32に出発階の利用者に階段利用を促す。例えば「混雑のため3階へは階段の利用をお勧めします。」という表示やアナウンスをする。階段利用判断部46では、階段29に関連する情報を記憶しており、エレベータホール18やアクセスポイント26の位置情報に基づいた階段29までの移動距離や標準歩行速度のデータを活用するなどして、出発階から行先希望階までの階段利用時間を求めることができる。
階段利用を促す場合には、行先希望階をキャンセルしてもらうために一度指定した行先ボタン30をダブルタップしてもらうような表示をメッセージ部32に併記してもよい。また、ホールカメラ20の画像データにより、該当するエレベータホール18から特定の人が階段29の方向に移動し、又は人が減って待ち人数=0を検出することにより行先希望階を自動的にキャンセルしてもよい。優先ボタン34が操作されたときには、当該階に対する階段利用判断部46の機能を一時的に停止させてもよい。
エレベータ運行制御部50は、時計機能に基づき、朝の始業時間帯には上り便を多くするために空きのエレベータ12をエントランス階(通常は1階)に待機させ、昼休み開始時には下り便を多くするためにエントランス階以外の階、より好適には高層階に待機させるようにしてもよい。
上記のように本実施の形態に係るエレベータ制御システム10では、待ち人数及びエレベータ12の内部混雑度に基づいて判断される必要台数のエレベータ12を稼働させることにより無駄のない効率的な運用が行われ、行先希望階と行先決定階の一致度に応じてエレベータ12の向かう階を決定することにより、利用者の待ち時間が低減されて混雑が緩和される。効率的な運用が行われることにより消費電力の低減を図ることができる。
エレベータ制御システム10は大きなオフィスビルに適用すると好適であるが、その他のビル、例えば商業ビルに適用することもできる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 エレベータ制御システム、 12,12a〜12d エレベータ、 14,14a〜14d 内部カメラ(第1画像センサ)、 16,16a〜16d 行先指定部、 18,18a〜18e エレベータホール、 20,20a〜20e ホールカメラ(第2画像センサ)、 22,22a〜22e サイネージ、 24 システムサーバ、 26,26a〜26e アクセスポイント、 28 インターネット、 29 階段、 30 行先ボタン、 32 メッセージ部、 34 優先ボタン、 40 内部混雑判断部、 42 待ち人数判断部、 44 行先階記憶部、 46 階段利用判断部、 48 必要台数判断部、 50 エレベータ運行制御部。

Claims (5)

  1. 複数台のエレベータを制御するエレベータ制御システムにおいて、
    複数台の前記エレベータごとに設けられた第1画像センサのデータに基づいて各々の内部混雑度を判断する内部混雑判断部と、
    前記エレベータが停止する各階のエレベータホールに設けられた第2画像センサのデータに基づいて各階の前記エレベータの待ち人数を判断する待ち人数判断部と、
    各階の前記エレベータホールに設けられて利用者による行先希望階を登録可能な操作部と、
    前記エレベータごとの行先決定階を記憶する行先階記憶部と、
    前記待ち人数判断部によって得られた前記待ち人数、及び前記内部混雑判断部によって得られた前記エレベータの前記内部混雑度に基づいて必要台数を判断し、該必要台数の前記エレベータを稼働させ、前記行先階記憶部で記憶される前記エレベータごとの前記行先決定階と前記操作部で登録された前記行先希望階との一致度に応じて前記エレベータの向かう階を決定する制御部と、
    を有することを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    前記第1画像センサ及び/又は前記第2画像センサの前記データは、無線アクセスポイントを経由して前記内部混雑判断部及び/又は前記待ち人数判断部に供給されることを特徴とするエレベータ制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    前記待ち人数判断部は、前記第2画像センサの前記データから人間を判別し、さらに移動速度が歩行閾値速度以下の前記人間の数を前記待ち人数と判断することを特徴とするエレベータ制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    いずれかの出発階で前記操作部から行先希望階が登録されたときに、前記出発階まで前記エレベータが到達してさらに前記行先希望階まで到達するまでのエレベータ利用時間と、前記出発階から階段を利用して前記行先希望階まで歩く階段利用時間とを求め、前記エレベータ利用時間よりも前記階段利用時間が小さいときには、前記出発階の利用者に階段利用を促す階段利用判断部を有することを特徴とするエレベータ制御システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    前記内部混雑判断部によって判断された前記エレベータの前記内部混雑度が満員であるときには前記操作部が操作されている階であっても通過させ、他の前記エレベータを当該階に向かわせることを特徴とするエレベータ制御システム。
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